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2003年01月01日(水) 旧暦 [n年日記]

寝正月

 実家に帰って、大晦日、今日と寝正月。いや、なんでこんな眠いのだろうというくらい眠い。今まで、色々緊張してたり気が張ってたりしたのかなぁ。なんだかんだ言って。
 不安ばかりが多い年明けの気もするけど、頑張るしかないのだろうなぁ。
 年末にかけて、普段あまり合わない人たちとたくさん会う。私などと縁を持っていてくれているのだから、ありがたい話である。プレッシャーでもあるのだけど、恥ずかしくないようにいろいろせねばと、励みにもなる。そういうものなのかな。
 「ローマ人の物語」の単行本既刊分読了。共和制の末期まで。次の帝政に移っていくのは2004年単行本売り分からになる。多分、その前に借りるなり買うなりして見ちゃうのだろうなぁ。
 実家に帰って来た姉に「あんたのとこの最近の日記、ぐちはともかく、アニメの話はアレ」と言われる。うーむ。ウチの姉はオタクに厳しい。「太った」ともちくちくいじめられる。確かにそうなんだが、そこまで言うか? まあ、ミントティーを土産にくれたのでチャラにしよう。(安い性格)
 実家はBSdigitalを見れるので、「グリーン・マイル」をやってるのを見る。まあ、ファンタジーか。良く出来てるけど、癒し系ってことで、それ以上でも以下でもなし。妙に変な形の悪意があるところが、キング的なのだよなぁ。根本的な部分の善悪の観念はやっぱキリスト教的だし。
 その後に「ムトゥ 踊るマハラジャ」を見る。もうなんかわけわからん。
 あ〜、なんかまとまりがないけども、今年もドウゾロシク。


2003年01月02日(木) 旧暦 [n年日記]

こんな初夢を見た

 ぐっすり疲れてゆっくりと正月の実家で昼まで寝ている……という夢でした。夢も希望もあったもんじゃねえ。
 夕べ、「ローマの歴史をアメリカが繰り返している」という趣旨の番組をやっていた。塩野七生の著作を読んでいる最中だったのでグッドタイミング。ただ、たしかに似てるところもあるのだけど、ローマ街道とアメリカ国内のハイウェイ網の長さがほぼ同じだとか、$の記号の由来がローマだとか、「みんなユ○ヤが悪いのよ?」とツッコミたくなることも多々。愛だの寛容だのと、益体もない理想論を繰り返しているのも気に食わない。自由と寛容は素晴らしいことだが、国の運用としてそれを押し通そうとすれば、却って自由と寛容を損なうなどとこいうことは多々ある。そんなことは塩野七生の著作を読まなくたってわかることで、現実・事象から離れた部分でそういう繰り言を言っているのは、見ていてやはりおかしいと感じる。割と最近では、北朝鮮とかの関係で無責任な言動を繰り返していたテレビ局アナウンサー、各位コメンテーター、芸能人とかにも同じ事を感じた。「そんなことは考えもしなかった」と言い訳するならまだかわいいもので、ほとんどはそんなことなどなかったように振る舞っている。自分たちの言動が人々に与えた責任というものを微塵も感じていない。少なくともそのように見える。アメリカの責任を云々するよりも先に、自分たちが衆愚政治のお先棒を担いでいないかと自戒する方が先だろう。もっとも、この手の言は自分にも跳ね返ってくる矢なのだけどね。
 丁度、やはり実家に帰省している姉から、「灰羽 同盟 でいろいろ日記に書いてたけどさー、あれって現実から剥離した、オタク的な人間関係で気持ち悪くない?」と言われる。姉はオタク的なものに対して強い忌避反応を示すところがあるのでちょっと極端なのだけど、私の感じた灰羽連盟での違和感も、まあ大体そんなもの。これは個人の趣味の問題というところもあるのだけど、世界がとても「やさしすぎる」のだ。「世界って、そんなものではないだろう」と思ってしまう。世界ってのはうそつきと欺瞞と欲望と悪意に満ちていてごちゃごちゃで絶望的で、でもだからこそとても魅力的だと思う。私には、あの世界観に溺れられないし、また自分のような人間は溺れてもいけないのだろう。
  /.JP より 出来の悪いマニュアルコンテスト 。技術者に限らないのだけど、専門家ってのは自分がわかっているから、分からない人の身になってものを説明するというのはなかなかできない。かと言って、半端に分かっている人が説明すると、「嘘」を平気で書くことがある。それが実用上やむをえなく、また適切な書き方なら構わないのだけど、そうでないこともしばしばある。マニュアルってのは難しいものなのだけど、だからこそ出来の良い・悪いを白黒はっきりさせて質の向上を願いたい。
 おなじく /.JP から、 スイカ機能を持たせた携帯の開発へ?  先日、友人に「携帯にスイカの機能を持たせるようになるんだろうねえ」と話をしてはいたが、こんなに早く話が進んでいるとは。できれば、全国地区で使えるようにしてほしいものだ。いや、携帯は多分使わないけどね。
 元日に家族でした食卓の会話が「ロシアにおけるチェチェンテロとロシアマフィアの動向について」。なんでこんな話題で盛り上がるんだ、ウチは。


2003年01月03日(金) 旧暦 [n年日記]

帰還

 下宿へ帰還。ヌルヌルちくちくとした実家の生活で一応去年の膿も落とす。さて、今年は今年の膿を溜めますか。
 下宿の体重計が壊れていたので、実家で体重を計ると確かに太りすぎている。「やせろやせろ」と攻撃が煩かったので、習ったマリネ風サラダを作ってみる。作り置き出来るってのがいいやね。チーズとハムを入れると腹のふくれ具合もいいし。しかし、正月三ヶ日で唯一開いている近所のスーパーにはルッコラがない。ナフコは開くのは明日か明後日だろうし、八百屋はもっと後だろう。仕方ないので大根サラダ化。これはこれで美味い。ドレッシングに使う買い置きのオリーブオイルはあまり香りが良くないので、切れたらエクストラバージンの安い奴を探してこよう。
  日本刀の打ち初め式 。一昨年だったか、関の鍛錬場で日本刀の公開鍛錬は見たことがある。と、言っても一振り作り上げるのには日数がかかる大変な作業で、公開してるのはその一部。しかし、日本刀の鍛錬が技術の塊だということはその一端ですら感じ取れる。工業化ではフォローしきれない、伝承しきれない分野というのはあるのだと実感する。
  失敗データーベースを公開へ 。そう言えば 失敗学会 ってのもあったな。前向きなのか後ろ向きなのか、微妙な気が。
 年末に録画だけしていた ぷちぷり*ユーシィ 見たら、絵コンテが大地丙太郎でした……道理で暴走&チャカチャカ動くと思ったら。
 年末にふとした拍子で μ−LabSat の1/10ペーパークラフトを入手したのだけど、オリジナルの諸元を見て、 大きさが60cm程度 なのだということを始めて知った。知らなかった自分が無知なのだけど、思わず「ちいさっ!」と声を上げてしまった。いやぁ、これは確かにびっくりの技術ですわ。
 年末に聞いた、知人の日記ページがどうしても見つからない。「検索すればすぐわかるよ」と言っていたのだが……う〜む。
 NHKで海外ドラマのジャンヌ・ダルクをやっていた。政治臭ぷんぷんの裁判劇の部分が無茶苦茶面白い。やっぱ自分は陰謀属性なんかなぁ。スペインの宗教裁判!
  いや、比喩劇・物語の形式としての灰羽の構造というのはわかるんですが 、どうにも世界全体で「優しさ」「正しさ」を規定されているようなところが、私みたくカオティックなものが好きな人間には喉に刺さったでっかい骨になってしまうのですよ。まあ、単に「好き・嫌い」なんで「良い・悪い」でもなく、個人的な話です。あと、たまには違う視点で見るひねくれものが一人くらいいた方が結果としては健全だろうしね。


2003年01月05日() 旧暦 [n年日記]

がんばれボクらのジェット・リー!

 チャンネルをひねったら「リーサル・ウェポン4」をやっていた。ベレッタをばらすジェット・リーの手並みがいまだにようわからん。あれはマジでできるのか?
 姉からもらったミントティーを淹れるのに、急須だといまいち香りがちゃんと出ない。万事急須。ティーサーバーを買って来ようとデパートに行く。高いやつを探すときりがないので ドトールの にする。ドトールのは「ボナポット」というらしい。一般には「 メリオール 」と呼ぶらしいのだけど、元々はエスプレッソなどを淹れるための器具らしい。……淹れないだろうなぁ。エスプレッソなんて。
 13話「激レアフォーチューンクッキー」は個人的には「ダメ」の類だったけども、25話「ポンコツラーメン替え玉あり」は結構面白かった ギャラクシーエンジェル の野尻抱介脚本。前にひどく言ったきりで、その後の評価はなしというのはひどいので一応フォロー。でも、それでもなにか小骨のようにひっかかる部分は感じたのだけど、今週の二話を見てわかったよーなわかんないよーな。ただ、野尻脚本は客観視したところからシナリオを作ってしまってるというか、妙にキャラに遠慮したところを感じてしまうというか。
 しかし、今週は個人的には後半のネタの方が不条理ネタで良かったな……
  仮面ライダー龍騎 は残り三話。ファムとリュウガが出ない以外は、筋自体は概ね映画版にのっとっているようにも思えるけども、微妙に重要な部分が違う気がする。この違いがいったい何を意味しているのだろうか? タイムベント?
 次のライダーは 仮面ライダーゴー・ゴ・ゴー じゃなかった、 仮面ライダーファイズ だそうで。わざと怪人の存在感を薄くしてライダーのみにクローズアップしていたアギト・龍騎のラインから今度はライダーのみでなく怪人(ある特定の条件を満たす人間が死んでからよみがえるものだそうな)にも焦点を当てた、「ヒーローものらしい」ものへの回帰を目指すのだそうだけど、同時にお約束で成り立たせるようなことはしないのだそうで、これまたちょいと変ったコンセプトになりそうである。
 しかし、主人公が風来坊ってのは、確かに懐かしいってかなんてのか。(九州から移動していくロードムービー的な展開だそうで、アギトの初期企画が記憶喪失の青年と超能力者の少女が旅をするというものだったことを考えると、その流れとも考えられる)
 昨日、何故か東京の友人から「今月いっぱいで閉店」と聞いてその事実を始めて知った 月天 。大須に行ったついでに店の前を通ってみましたが、それらしい張り紙はなし。中に入れば確認できるのだろうけど、一人で入る店でもないしなぁ。ただ、一月いっぱいで店じまい、その後リニューアルというのは本当らしい。リニューアルしてもまた変なコンセプトの店なんだろうなぁ。
  クェンティン・タランティーノの新作 だそうな。もー、あまりのばかっぷりに目の前がくらくらするくらい嬉しいですよ。ちっとは仕事を選べ、ユマ・サーマン。しかしそんな勇姿を見れるのも、 日本では来年のことらしい 。ゴルァ! ふざけんな、 ギャガ・ヒューマックス
 寒いと思ったら雪が降る。なんとなく、それなりにつもりそうではある。明日は自転車は無理か。


2003年01月06日(月) 旧暦 [n年日記]

人の情けが身に沁みる

 地域限定の 小倉パイ と一緒に買ったグラタンコロッケバーガーで口の中を火傷した頃、人の情けが身に沁みていました。ついでに自分の情けなさも身に沁みてましたが。
 今日は自転車では無理だろうなぁ〜と昨日書いたのに、つい自転車で通勤してしまう。結論。無謀でした。たいして積もっていたわけではないけども、家屋やビルの陰になった歩道では踏み固められて氷になった雪が自転車のタイヤのグリップを奪い……ああ、わかっていてなんでやってしまうんだ、ワシは。
 友人のお薦めというか、まあ、薦められていた「 ステルス艦カニンガム 」シリーズを本屋で探す。一巻を手に取る前に、三巻を開く。薦められた理由と言うのがこの巻の冒頭の献辞にあって……あ〜、本当に河森正治と美樹本晴彦と早瀬美沙に献辞がささげられてら。笑いたいやらアメリカにもオタク作家が出現したとショックで頭がくらくらするやら。中身はまだわかんないので、とりあえず ブックオフ で一巻と二巻を購入。面白かったら三巻はちゃんと書店で買いますです。ハイ。
 北朝鮮の核問題は まあお約束 。多分、言を左右にして結局首を縦に振らないのも目に見えてるのだけども。韓国もこの期におよんで太陽政策とか言ってるし。朝日辺りの頭の悪いコメンテーターが「戦前の日本に似ている」とさかんに言ってるわけですが、お前は戦前の日本をその目で見て来たのかと小一時間問い詰めてみたいものですな。いや、私も知らないけども、少なくとも歴史関連の本を見ている限りでは「どこが似てるんじゃい」としか思えないのだけども……戦前の日本が良い状態だったとは言えませんが。
 その一方で 尖閣諸島で日本も中国と角をつき合わせてるわけですが 、中国もずっと拡大主義で行くのは無理だと思うのだけどなぁ。日本の外交も、はたから見ていて外務省チャイナスクールの筆頭でもある田中均はその人脈を頼りにされている一方で、逆にその事勿れ主義(ってよりは多分中国と利益でつながってるんだけどね)のために事態がずるずる悪くなっていることへの不信感というのははっきり表れているように見える。日本国内の政治バランスがどうなるかで、対中国・北朝鮮の方針もかなりゆらぎそうな感じではある。まあ、日本も強気強気で行って欲しいものですな。空元気でも。
  アメリカの議員が日本の核武装化を認める?  いや、日本は核武装の政治的責任を負いきれないんでカンベンしてください。ユリョンだなんてバカ映画もあったけどな。
  自衛隊初の空中給油訓練を五月に 。マニアとしては「おお!」とか思ってしまうけども、これって裏返せばそれだけ緊張が高まっているってことなのだよな。フクザツ。
  秋葉原、PCの街からマニアの街へ 。なにを今更。とりあえず、名古屋市民としては大須までオタクの街にならないことを祈るのみだよ(今の大須の雰囲気って好きなんだよう)。
  IEがたまにとてつもなく早いワケ 。いや、IEほとんど使ってないんで、全然知りませんでしたが。まー、マイクロソフトらしいといやマイクロソフトらしいやり方(統一規格無視の実装)ですが。
 研究室の住所に、前のボスから年賀状が届いていた。げげん、しまった。他にもいただいた年賀状に早いとこ返事を出さないと……


2003年01月07日(火) 旧暦 [n年日記]

自転車盗られたショックで一回休み

 自宅前で、しかも鍵かけといたのになぁ。鬱ダ寝ヨウ。


2003年01月08日(水) 旧暦 [n年日記]

ステルス神あれば、疲労神あり

 今朝早々に、自宅への電話で起こされる。なんか全然知らない人だったので間違い電話かと思ったら、「あの〜、自転車盗まれてません?」
 なぬ?
  どうやら通りすがりの人が、放置されていた自転車を不審に思い、車体にあった連絡先に電話してくれたらしい。運の良いことに、その人も同じメーカーの自転車を愛用しているということで、わざわざ連絡して確認してくれたらしい。眠気もすっとんでお礼を言うと共に、どこにあるかを聞いたら、緑区のなんたらかんたら(聞き覚えのない地名)だという。「???」とこちらがなっていると、「ああ、それじゃ、近くの交番に届けておきますんで」とのこと。再度重ね重ねお礼を言った後、待つこと一時間足らず、交番から連絡が来る。「どこの交番ですか?」と聞くと「緑区の徳重」との返事。ええ、全然知りません。(^^;
 なんでも管理上の問題とかで、今日中に取りに来なければ緑区の本署の方へ持っていかねばならないらしい。「じゃ、今日取りに行きます〜」と返事したのはいいが、場所もようわからんので仕事の後に取りに行くことにする。
 と・こ・ろ・が、バスの路線図を見間違えてしまい、直通の路線が出ていない地下鉄の駅に行ってしまう。乗り換えれば行ける路線はあるのだが、夜分(夜9時)なのにもうほとんど路線がない。ふざけんなゴルァ! と思っていても仕方ないので、あきらめて日を改めて緑区警察署に行くか、とにかくタクシーか何かで行くか、歩いて行くかの三択を迫られる。ええ、答は三番です。歩いていきました。とにかく路線図が正しければ十個ばかりバス停を遡れば見つかる ハズ である。幸いにも足の頑健さには多少の自信がある。こうなりゃ行ってやろうじゃないかい、と半ばやけになってとにかく歩く。
 とにかく歩く。
 とにかく歩く。
 ……迷いますた。いやぁ、名古屋にコンビニの光すらも届かない魔境が未だにあったとは、私も考えが甘かったです。バスはおろかタクシーも通らないので、いいかげん野宿も覚悟した頃に、コンビニがあったので、神の救いとばかりにそこでロードマップを立ち読みして位置確認。なんとか紆余曲折しつつも、平針を出て一時間半の後には交番の最寄のバス停に着きました。
 着いてからも交番の場所が良く分からなかったので、近くにあったブックオフで聞いたのは内緒。そこでフォーサイスの本とJ・H・コップの本を買ったのはもっと秘密。
 ともかく、往復でおよそ二時間半、どうにかこうにか自転車を引き取って参りました。ありがたやありがたや。
 ちなみにかけたと思ってた鍵は、かけ忘れてたみたいです。鬱だ。
 一昨日食った マクドナルド のグラタンコロッケバーガーなのだけど、口の中を火傷したわりには不味い、というのが感想。中身の具のグラタンより、やっぱコロッケを揚げている油が悪いのが致命的である。ううむ。
 油と言うと、先日酒の買い置きを買いに行ったディスカウント酒屋にABASAとかいうメーカーのエクストラバージン・オリーブオイルがリッター680円で売っていたので「こりゃお買い得! と思って買ったら、翌日、近所のスーパーに別のメーカーのエクストラバージンオリーブオイルが590円で売ってました……鬱だ。しかし、封を開けてちょっと甘い香りがするなぁ、程度に思っていたら、昨日ゆでたパスタにまぶすとむせ返るくらいの臭いがしました。うーん、これってどうなんだろう?
 実家に帰った時「口の中でもごもご喋るからわけわからん」とか「早口で一気にしゃべりすぎ」とか散々言われたのですが、よくよく考えると「早口で一気にしゃべる」ってのは、そうしようと思ってそうした記憶がない。でも、最近そうする必要があってそうしたようにも思える。何故かと考えたら、ウチのボスがそうしないと人が口を挟む暇をくれないから、必要上無意識にそうしてしまってたのですた。
 いや、ボス自身が早口な上に、こっちがゆっくりしゃべってると話半分でも、「あ、わかったわかった」と一人合点して話を中断させてしまうことがしばしば。その納得した内容がしばしば致命的な間違いを起こしてるもので、こっちも必要上やむなく一息で一気にまくしたてるというスキルが必要になるわけでして。まあ、そういうところはボスの人間的な可愛げでもあることはあるんですが。
  MOON PHASE さんの アニメ予定表 にもなかったので気付かなかったけど、実は オモロイドのテレビアニメが企画進行中らしい2ch辺り では「ベイブレードの後番」という噂もあったみたいだけど、ベイブレードはいまだに好調らしいんで、多分噂にすぎないでしょう。けど、懐かしいなぁ。オモロイドって言ったらプラモ狂四郎で出てたのが一番覚えてる、ってか、それくらいしか覚えてませんが。昔出してたメーカー(日東)は倒産したのですが、 金型はイギリスにあるらしい とか(何故?)、いろいろ。いや、別にそんだけっちゃ、そんだけなんですけどね。
  米黒人議員が、徴兵制復活を訴え?  兵士に人種的偏りがあることから、犠牲を特定人種に強いることになる、との理屈らしいが、考えすぎと思うけど……
  がんばらない宣言で、岩手広告大当たり 。イメージキャラクターは「がんばるな!家康」で決まりですな。
  イメージと違う、と若者、暴力団脱退相次ぐ 。だから、不況になって真っ先に飢え死にするのはホームレスとヤクザ(したっぱ)なんだってば……入る方もやめる前に、入る時に考えなさいって。
  日本、2020年を目処に有人宇宙飛行を構想ふじプロジェクト でなく、有翼往還機による構想です。効率的なもの(コスト含む)を考えると、ふじプロジェクトの方が実現は近いと思うのだけど……まあ、実現できるなら手段は問いませんが。
 昨日録画しておいた らいむいろ戦奇譚 があまりにひどい出来でなにも言う気が起こらず……実にあかほりさとるらしい脚本と言うかなんと言うか。こんな脚本を通した他のスタッフにも責任はあるけどね。(どれだけひどいかと言うと、パンツさえ出てればまず文句は言わない友人が、パンツが出まくったにも関わらず途中で音を上げたくらいにひどい)


2003年01月10日(金) 旧暦 [n年日記]

春なのに〜

 新春から、周囲がバタバタ。こっちもストレスがたまるのだけど、周りの人たちもまったく無血なわけではないことがわかっているので、周囲の不安や不快感を無用に煽らないようにこちらはこちらでできるだけ平静を装うしかないのである。ハーブティーでも飲んで落ち着こう。(似合わね〜、ってか、ワシがハーブ言うとハーブ・マーリンの方みたいだな。内臓占いしますか?)
 研究室の留学生のWさんが中国に戻るので、送別会。新年会みたいな感じになって、ささくれ立ってた心が少し癒されましたですよ。
 今日、別の中国人留学生のCさんが、PCにWinXPを入れるというのでちょっと見てあげてみる。比較的スムーズに進むのだが、中国語の入力をするにはどうしたらいいのかと聞かれる。んなこと言われてもこっちもわからんので調べると、XPには各国語対応の入力が標準でできるらしい。こいつぁびっくりだ。しかし、中国語の入力はできるだけしたくない、と渋っている様子なので(Cさんは無茶苦茶日本語が堪能である)、何故かと聞いてみると、中国語の入力は文節変換というものが無茶苦茶やりにくいらしい。変換の精度が悪いのだそうな。それが根本的な不可避の事象なのか、それともシステムが改善されれば良くなることなのかまではよくわからないがそういうことらしい。実際に変換をするところを見ると、日本語の入力などと比べて確かに変換の精度が悪かった。う〜ん、そういうものなのか。
  .hack//黄昏の腕輪伝説 の第一話を見る。一応、昨年前期に放映していた .hack//SIGN の続編のようなものなのだが、実際には続編ではなく、まず .hack というゲームがあり、そのマルチメディア企画として、ゲームの前に起こった事件を描いたのが先に放映したアニメの .hack//SIGN であり、ゲームの後の出来事を描いたのが今回の .hack//黄昏の腕輪伝説 になる。「黄昏の腕輪」は、元々はパソコンゲーム誌の コンプティーク でのコミック連載として展開しており、キャラクターもかなりコミック化に際しデフォルメされている(そりゃ、貞元キャラなんかそのまま描くほうが難しいわいな)。
 世界観は連続していると言っても、キャラクターデザインだけでなく、主人公・登場人物もまったく異なるが(「蒼天のバルムンク」なんかは全作通じて名前が出てきてる例外)、「アウラ」なるキャラクターが中心になるという意味では、まあシェアワールドみたいなものではある。
 ここまで説明。
 で、その「黄昏の腕輪伝説」だけども、実は原作は読んでいたけどもまったく期待していなかった。が、案外と第一話を見る限り、演出、動画の面ではわりと良い、という印象。話も、最初からネット上のコミュニケーションというわりと重めのテーマが見えていた前作(SIGN)と違って、軽く、流して見る分には悪くなさそう。一応、様子見。
  ストラトス4 を友人に融通してもらう。東京の友人が「らいむいろ戦奇譚」と並べて言っていたり、事前に「宇宙版ハミングバード」とか散々な前評判だったのでまったく期待してなかったけど、意外にも世界観がしっかり構築されていて、期待が持てそうである。スタッフ・キャストを見ると、 ヴァンドレッド の布陣とも結構重なってるみたいだし、悪くないかもしれない。ただ、一話目からちょっと作画のつらいところがあったのが不安材料。
  レッシグ教授の著作権法に関するQ&A日本語版 。レッシグ教授って言うと「 コモンズ ネット上の所有権強化は技術革新を殺す 」でその道のかたには有名ですが(私は読んでません。ちなみに)、最近の過剰な著作権保護の傾向(実際には著作とは無関係の企業の権益保護)に関する質問への教授の見解です。著作権が元の意図からはずれ、市場における流通の企業権益保護のために拡大しているという現状は以前からあちこちで指摘されているわけですが、まあ、理論武装には一読して役に立つかもしれません。
  ドラえもん実現へ向け、バンダイ、米企業と契約 。多分、多くの人は「大山のぶ代声のタヌキロボットより、四次元ポケットとひみつ道具を実現させろや、ゴルァ!」と思っているでしょう。いや、四次元ポケットだけでいいからお願いします(部屋の様子を見てため息)。


2003年01月11日() 旧暦 [n年日記]

Take it easy〜

  深+ のマスターのとこに、 林氏O川氏 とで新年のご挨拶に。珍しく、あまりアルコールは入らずに(バーに行ってそれはそれで問題だが)いろいろ話ははずんだのだけど、「鈴木は難しく考えすぎ」と言われる。むー。確かにそんな気はしていたのだよな。難しく考えると深く考えるは違ったりするのである。では、どうすればいいかと言えば、ようわからん。いまさら性格は変えられない。それはマスターもわかっているので、性格に合ったアドバイスをしてくれる。それがわかるのでなおありがたかったりする。いや、たかだか知恵の輪の話なんだけど(オイオイ)。でも、それは知恵の輪の話にとどまらないことは、言ってる方も言われてる方もわかってることなんである。どうにかこうにか、上手くやってく方法を折り合いつけてくしかないんだよなあ。と、いうところが難しく考えすぎと言われる所以なんだろう。まあ、しゃあないわな。
 それとは関係ないけど、フレデリック・フォーサイスに関して(なかば公然の秘密らしいが)スゴイ逸話を聞く。思わず目を輝かせて聞いてしまいましたよ。O川氏からも「すごく(聞いてる姿が)楽しそうでしたよ」と……ギャフン。とりあえず ここらへん がらみ。
 その他の話題は金沢のY氏のこととか。
 林氏、O川氏と落ち合う前に、ついつい 仮面ライダーアギトのアートワークス画集 を買ってしまう。だって、表紙が書き下ろしの「アナザーアギト」なんですぜ? 裏表紙の「風のエル」のポートレイトにも胸キュン。もう、ページめるくたびにドキドキですよ(アギト厨の言うことなんでほっといてください)。しかも表紙の複製原画(一万五千円)の応募券まで付属してますよ? オタクボッタクリ商売もいいところですよ? 無茶苦茶迷うじゃあないか!
 画集で久々に値段分を堪能いたしましたですよ(アギト厨限定)。ふしゅう。(しかし、パワーアップしたV3モチーフのアナザーアギトも見たかった)
  ネット家電を巡って、ソニーとMSの対立 に関して、友人とチャットで議論。個人的には「パソコン」というものが家電の中心になるというのは、考えにくい。飛躍的に性能が上がり、ユーザーインターフェイスをどんな人でもほとんど気にしないですむUIができればまた別なのだけど、最底辺というのはマニアや使える人が考える以上に低い。もしなるとしても、組み込みOSに近い形になるだろう。しかし、TVがなるかと言うと、それもよくわからないのである。携帯端末として結局携帯電話がメインになってしまったように、思わぬインターフェースを持ったものが思わぬ形で飛び出てくるかもしれない。その意味では、ネット冷蔵庫だとかのゲテモノも、必ずしも無意味ではないと思う。
 実家に、頼まれていた甘栗を送る。送ったついでにタイ旅行の感想を聞く。「臭くて、食べ物が油っぽかった。もう行きたくない」とのこと。いや、少なくともブラックマーケットの裏路地に引きずり込まれて狂犬メイドやら鏖二丁拳銃女やら、顔面傷ロシア女に臓器ぶっこ抜かれてるような羽目になってなくて安心しました。ああいうところを楽しむには、体力がいるんだろうなぁ。


2003年01月12日() 旧暦 [n年日記]

ダメ人間の酒

  深+ に行くと、なぜか毎回珍しかったり妙だったりする酒を勧められる。いつも一緒に行く面子で、酒に対し好奇心が強いのが私くらいだからかもしれない。
 今回も勧められたのだけど、ティオ・ペペの瓶に入ったそれを、「クズ」とかなんとかという名前で呼んでいる。「なんじゃそりゃー!」と思ったのだけども、グラスに注がれたやつを飲んでみると、案外と悪くない。というより、アルコール度数は低くはないけど(多分、20%くらい)、甘くて口当たりがいい。聞いてみると、ドライシェリーとポートワインを一対一で割ったものだという。問題は、なんでそれを「クズ」なんて呼んでいたかという理由。
 少し古いアメリカの映画なんかで、街角に立った浮浪者みたいなのが、酒びんを紙袋に入れて、ぐびぐびやってるって光景、ありますよね? あのグビグビやってるびんの中身がコレ、というワケ。口当たりが良く、しかもアルコール度数が結構ある。日がな一日、びん一本ちびちびやっていると、程よく酔いが維持されて、なにか問題があっても「まあ、それでいいや」ってな感じでなにも解決する気にもならずだらだらと一日が過ごせてしまう。ってよりそういうために飲んでいる酒なんだそうである。特に名前のある酒ではなく、参考にとマスターに見せてもらった BAR酔虎伝 の中では、「ブラック」という名前で呼ばれていた。マスターは「屑人間の酒」、略して「クズ」と呼んでいた。
 いや、それはいいんですが、私に勧めたのは裏の意味があると考えるのは考えすぎですか?(--; コレ飲んで、だらだらと日がな一日すごしたいなぁ。嗚呼。
  龍騎 見てて最終回を目前に、事態の解決を見ぬままに主人公が死んでしまったのにびっくり。結局、真司は「戦いを止めたい」というのが自分の最大の願いだということを再確認して、ライダーバトルの結末を見ないままに退場。優衣は自分のために誰かが犠牲になることを拒否して、消えることを選択した。木戸真司という人間がいたことで、ただお互いの欲望のぶつかり合いと生き残り戦でしかなかったはずの戦いと、そこに参加した人間がどう変ったか、ということになるのだろう。シリーズ開始前に言われていた「巨大な悪対たったひとつの正義は、今の世の中にはない。それを反映していく」というコンセプトがどう決着をつけるのか。多少なりとも救いのある結末ならいいのだけど。
  ギャラクシーエンジェル は今回からOP・EDが変ったけども、肝心の内容はイマイチ。つか、イマニくらい。やっぱ波があるなぁ。
 新年最初の キングゲイナー 。シリーズ全体では特に重要な話ではないのだけど、良い仕事してる回である。ベタベタなギャグでなく、台詞回しと間の演出で笑いを誘っている。いい仕事しています。すっかりヤーパンの天井になじんでしまったアデットが主役の回。ってか、これだけ見たらアデットがヒロインみたいに思えてしまう……作画がやけにキャラクター原案のイメージに近いな、と思ったら、作画・動画に「中村プロダクション」なる名前が。キャラクター原案の中村嘉宏氏関連? あえて文句をつけるなら、マンガ的なポーズ付けが多かったことくらいだけど、些細なこと。
  Mozilla 使いにしか関係ないけど、 Mozillaの表示をすばやくする方法 。prefs.jsに書き込むよりも、 user.js を作って設定する方がいい。しかし、本当に嘘みたいなくらいに早くなった……今までのもたつきはなんだったんだ。
  深作欣二監督が死去 。また一人、偉大なエンターテイナーが去っていく。


2003年01月13日(月) 旧暦 [n年日記]

なにもない日

 今日はなにもない。本当になんにもない。起きてテレビ見てちょっと書き物して、メシ食って外出して、戻ってテレビ見て酒飲んで、また書き物少しして……で、寝るか。<おいおい
 なーんにもなーいなーんにーもなーいまーったくなーんにーもなーい。
 ロイヤルミルクティ用に、トワイニングのアールグレイを一缶買ってくる。貰ったミントティを使うわけにはいかんしねえ。酒飲んだ後には丁度酔良い。しかし、 これは どんな味がするか、さっぱり想像もつきませんなぁ。ハーブティってより、漢方っぽい気もするけど。つーか、 別に他になにも混ぜんでも、そのままでもアルコール気にならないと思うのだけど。そのレシピなら 。てか、アルコール度数30%までならわたしゃ気にせずに飲めます。96%でも生で飲める。
  韓国で異例の親米デモ 。確かに海外基地に駐留している米兵の素行には問題がある部分もあるのですが、現時点で反米・親朝の行動というのもまたおかしいもの。反朝になることもないのだけども、バランス感覚は必要でしょう。ってか、北朝鮮との武力衝突はもう避け得ないと思うのだけども、韓国民は現実逃避してるんかなぁ。あたしゃノドンミサイルよりも難民爆弾の方が怖いですが。
 昨日日記に書きかけて、やっぱやめてうっかり消し忘れていた(もう消した) 仮面ライダーアギトデザインワークス画集 の感想。アギトの怪人デザインは、クウガ、アギト、龍騎と並べていても、やはり他の二つよりもやや上なんでないかな、と思っている。まあ、欲目かもしれないけど、ストーリー展開と一番シンクロしていたからかもしれない。しかし、やはりスーツアクターさんが来こんで、しかもそれでアクションをする、という前提である以上、制約は大きい。その制約の中で、どれだけいろいろを盛り込むか、ということになる。その点で、上手くいったデザイン、上手くいかなかったデザインとやはりある。上手くいったデザインも、出渕氏のレベルになれば偶然ではなくほとんど計算ずくのものであるし、上手く行かなかった部分も、どういう意図でデザインされたのか、ということがコメントや、デザイン画そのものから読み取れる。たかだか子供番組のデザインなのだけども、番組内で使用する目的、視聴者に与える視覚的効果、そういったものをどうするか、という、機能や形のみでなく、それを使う周囲のものスタイルすべてを規定する「デザイン」の本質が読み取れる。
 端的に秀逸だと思ったのは、「アクションのときに軽く見えてしまうから」という理由から毛髪類を素材として使用することが禁止され、代わりにチェーンを毛髪のように使用した点。ちょっと見、ドレッドヘアのように見え、また、アクションのときにも重量感があって迫力が出る。なるほど、こういうものか、ととても納得し、また感心した。おそらく、出渕氏は本質的にデザイナーなのだろうなぁ。そう考えれば、ラーゼフォンにも納得できるような気がする。アギトファン、出渕・草なぎ琢人氏のファンならば、買ってみると面白い発見があるかもしれない。


2003年01月14日(火) 旧暦 [n年日記]

あしたのごはんのために

 来年度の食いぶちをかせぐための折衝。もし、固定給の身にならなかったとしても、来年度はどうにか食いつなげるだけはなんとかなりそうです。それなりの責任も伴うけどね。
 お父さん、お母さん、美味しいごはんをありがとう。
 で、その来年の食いぶち稼ぎの場で、名古屋大学医学部解剖学講座のK名誉教授とご挨拶。お名前だけはうかがっていたけども、実際にお目にかかるのははじめて。って、よくよく考えると、ひょっとしてK名誉教授って、私の古巣であるK研の秘書だったKさんのお父さんじゃないのかな? いや、記憶違いかもしれませんが。できればM瀬君あたりの返答キボンヌ。元ボスから返答を頂いた日には、あたくし目もあてられませんわ。
 今日、研究室の中国人留学生Cさんと国際情勢の世間話をして、「イラクよりも、やっぱ北朝鮮が心配だよね〜」と合意する。別に一般化するわけではないけども、中国も北朝鮮のことはかなりやっかいだと思っているみたいです。まあ、その北朝鮮に散々過去支援をしてきたのは中国だ、なんてことは口が裂けてもその場では言えませんでしたとも。ええ。
 そんなこんなな情勢の中、 遠山文化相、「北鮮」を連発。謝罪 。内心はともかく、過去、いろいろ問題があった用語を連発するのはいけませんよ? ええ。ワタクシの内心はあえて語りませんが。
  日本人妻、日本政府に救助の嘆願書 。想像を絶する地獄の中生き延びてきているのだろうということくらいは、なんとかわかる。別経由で、「せめて日本で死にたい」だなんて言葉も嘆願書の中にあったと聞く。そんな言葉、希望の残ってる人間の言えるものじゃない。
  野尻ボード より、 μLabSatの写した地球の映像 。わずか一メートル四方に満たない衛星からこのような便りが届いたと言うことには、ちょっと感動してしまう。
  好き・嫌いと美味しい(良いもの)というものの違いなんて、私もはっきりつけられません 。その二つはおそらくは確実に違うものなのだけど、しかしその差はなにかという境界は、実はあまりはっきりしてないのではないかと思う。これは味覚の話だけではない。だからそのための一つの基準として「客観性」というものを持ち出すわけだけども、数式とかで割り切れないものな以上、客観性というのは帰納した多数の人間の感覚の最大公約数にしか過ぎない、と言える。母集団の人間の幅が広ければ広いほど、それは実に取るのが難しくなっていく。特に、今のように味覚が偏向してる(と、私は独断で感じる)世の中ではなお難しい。多数決の結果が必ずしも最大多数の幸福を約束しないという問題もある。とは言え、「世間の味覚が偏向している」というのは私の私見にしかすぎず、私の私見は主観であり、絶対性はなんら保証しない。理論はある程度補強してくれるが、理論は実体に沿うよう得られるものであり、理論のみを積み重ねることは危険でもある。だから、私は自分が書いたり言ったりしてることを、間違ってるとは思わないけども、必ずしも正しいとも思わず、他の人が「それは違うだろ」と言い出して、喧喧諤諤としながらも別の意見に触れることをとても楽しく感じる。ものごとをなに一つとしてはっきり言わない、ということもできる。そうすれば、少なくとも自分の頭の悪さはさらけださずに済む。けど、それって結局、他人からもほとんどなにかを得られない。だから、私は自分の頭の悪さを外にさらけ出すことをあえてしてます。「それってちゃうやろ」というツッコミを待ちつつ。
 あえて言うなら、人格部分で感じるものが「好き・嫌い」、さらにその奥で判断するものが「良い・悪い」かなぁ。その区別がはっきりしきれないので、結局曖昧なんですけどね、私は。
 昨日のアギトデザイン画集について、某所よりツッコミあり。幾つかの指摘点はあるのだけども、とりあえず「出渕氏は(本人も言っているように)デザイナーというより、あれんじゃ−だろう」という指摘について確かに、デザイナーってよりは、もうちょっと別のものかもしれないです。「スタイルのトータルのコーディネイトまでデザインに混める(新しいスタイル・コンセプトを提示する)」までは、確かに行っていないかもしれない。でも、アレンジャーって言ってしまうのも(やってることはそうなるのかもしれないですが)……「イラストレーター」ってのも少し違うな。う〜ん、なんて言うのが一番しっくりくるんだろう。


2003年01月15日(水) 旧暦 [n年日記]

うぃではん、すりょんとんず、まんせー

  首領様のホームページ?  本当なのか冗談なのか、イマイチわかりませんが。もし北と戦争して上陸となったとき、上陸部隊は首領様のお面をつけてくってのはどうでしょう? ってなことをこないだ深+で話しました。金正日迷彩を正式採用に!
  朝鮮総連、北朝鮮のNPT(核拡散防止条約)からの脱退、支持 。きっとはやいところ北朝鮮を崩壊させて、送金しなくてもすむようになってほしいんでしょう。
  マイクロソフト、各国政府向けにWindowsのソースコードを公開 。公開すればオープンソースってことでもないのだと思うのだけどなぁ。
  史上最大のゴネ得 。比率変更により単純株価だけでどのくらいの差が出るかなんで、一般庶民としてはかんがえたくもねっす。
  仮面ライダー555(ファイズ)、製作発表 。今度の仮面ライダーでは原点回帰ということで怪人(オルフェノク)側の方のドラマもクローズアップするらしい。怪人側にもシリーズを通しての存在がいるのはそのせいだろう。今回の仮面ライダーは「スマートブレイン社」という企業の「製品」(パワードスーツみたいなもの)で、「ショッカーに作られた仮面ライダーが、もし逃げ出していなかったら……」みたいな部分があるらしい。仮面ライダーが悪ということではないようですが。製品なので、今回も複数ライダーの登場だけども、流石に龍騎みたいな、ライダー同士のドラマがメインということではないとのこと(登場数も「アギト以上、龍騎未満」だそうで)。 2chでのネタバレ書き込み 。真偽は不明だけど、これまで実際に発表された部分は当たっているので、信憑性は結構ある。予備知識なしで楽しみたい人は見ないように注意。
 ひさびさに GAMESPOT 見て、 コレ がいつのまにか完結してたのに気付く。「未完」になるかとも思ったんだけどなぁ。終わらせ方はともかく、終わらせるのって大事だよね。
  ストラトス4 の#2。青空少女隊とかアイドル防衛隊ハミングバードとかいう意見もあるみたいですが、(なんで女の子かというのを棚上げして)特に女の子である意味づけを作中では求めていない点で、既に違うかと(後者は正直知らないけど、前者とは絶対違うよな)。実体は、かなりスタンダードな青春もの。 成層圏を抜け、宇宙に手が届きそうになる感覚の描写 は正直、結構良かった。しかし無重量状態下にいるキャラの髪が全部短くしてあるとか、妙なこだわりがあるのに、高度3万フィートでのバードストライクは素人の私でもちょっと頭が痛い。この展開だと、終盤は多分、佐古っさんが組み立てている旧型機(ストラトス・ゼロ)で直接地上から宇宙に出る展開になるんだろうなぁ。ちなみに、下地島基地のメテオスィーパー機のコードネーム「サシバ」というのは、渡りをするワシタカ科の鳥らしい。
 今晩深夜から中京地区での Wolf's Rain の放映。楽しみ。


2003年01月16日(木) 旧暦 [n年日記]

「人間の屑」作ってみますた

  深+ で飲んだ「人間の屑」の味が忘れられず(忘れろ(内心の声))、ドライシェリーとポートワインを買ってきて再現に挑戦。ドライシェリーは深+でも使っていたとおぼしき ティオ・ペペ 。それだと相当の辛口なので、ポートワインは甘口のサンデマン・ルビーポートを選んでみた。一番正しいのは「できるだけ安っぽい酒同士を合わせる」ことらしいが、そこまで安いシェリー・ポートがないんだからしかたがない。(十分安いんだが)
 作り方は至って簡単で同量ずつまぜるだけ、なのだから、なにも考えなくてもできる。試しに飲んでみると……こころもち、渋みが強くて甘味が足りない気が。こんなものだっけ? もう少し甘いポートを探した方がいいのかもしれない。しかし、これだけで十分である。これだけで一本あれば一日を後ろ向きにだらだらと過ごせそうな味。流石は人間の屑。おそろしや。
 昨夜は Wolf's Rain の第一話。どこか御伽噺的な未来の世界で、人に化け(人間を化かしてる、と言う方が正しい)、隠れるように生き長らえている狼たちと、彼らを「楽園」へと導く「花の娘」チェザの話。氷河期の世界の中、ドームの中の「街」へとやってきた狼「キバ」。彼は街の中の貴族の研究所に囚われた「花の娘」チェザの臭いを求めてここまで来ていた。しかし、街の中には人の姿を装うことで生きのびている狼たちもいた。そして、「キバ」もまた、狩人である「クエント」に追われる身だった。この世界に伝わる一つの伝説「世界の終わるとき、楽園が現れる。しかし、そこへの道を知るのは狼だけ……」伝説をなぞらえるように「楽園への道しるべ」である「花の娘」に惹かれていくキバたち狼。そして花の娘を手中におさめる「貴族」と、それにふりまわされる人間たち。独特の世界観や描写になじめるか、という敷居はあるが、期待を裏切らなさそうな出来である。
 話の出来とは関係ないところで気になったところは、「狩人」のクエントが持ってるライフル。回転弾倉式のライフルと言うのは確かにあったけども(しかし装薬の燃焼ガスの漏れなどの理由から、その他の方式のものに取って代わられた)、 なんでレバーアクションやねん!!!  回転弾倉式とレバーアクション式の長所、両方殺してないか? いや、雰囲気の道具なんで、こういうこと言うのは野暮なんだけどもね。
 野暮って言うと、昨日の ストラトス4 のバードストライクもそうなのかもしれない。シークエンスが無事に行われていく途中で、まったくの非人為的な事故が起こる(これは地上班が能力的に劣っているわけではないことを示すために、必要)、という演出上の流れでは、間違っていないと思う(けど、他にもう少しやりようがある気がしないでもないけど)。
 ろりはっくだとかちんまりはっくだとか言われてる .hack//黄昏の腕輪伝説 。相変わらず流し見には丁度良い出来。齟齬がなく、つまるところがない。けど、ダメ方面の煩悩もそれなりに多いぞ。頭痛い。
  不況なのにブランド物人気は衰えず 。日経団連の会長が こんなこと 言うわけだ。
  ここ数年落ち込み続きだったモスバーガーの業績、今期好調 。低価格路線が行き詰まって迷走しているマクドナルドと対照的に、ひたすらわが道を行くモスバーガー。メニューから店舗出店の戦略に至るまで、まるでコルトとS&Wのように対照的だなぁ(ってこのたとえってわかるのか?)。
  従軍慰安婦の戦後はまだ終わっていない?  いやー、あのですね、すべてをはなっから疑えとは申しませんが、もう少し「検証」の二文字は頭に叩き込んでおいた方がいいのではないかと。 こういう人 もいますし。(この人の過去の証言の 推移
  LINUX携帯電話の開発 。組み込みWindowsへの対抗馬ってことなんでしょうが、どんな進化を見せるのか。はてさて。
  知的称有権、20年の延長?  オイオイ、と言いたくもなるよなぁ。ごく一部のもの以外、多くのものは権利保有者に「死蔵」される可能性が高くなるわけだ。やるならやるで、必ずしも否定はしないが、「50年を越えて販売か継続されないものは自動的に消滅」とかして欲しいものだ。儲けたいのなら、それで十分でしょ? 著作権とはなんのために出来たものなのか、もう一度原点から考えてみて欲しいものだ。


2003年01月17日(金) 旧暦 [n年日記]

八年

 神戸の大震災から丸八年である。当時、名古屋も相当揺れたのにもかかわらずまったく気付かず寝過ごし、研究室に出てから皆が釘付けになってるテレビのニュースではじめてそれと知った。それから、マスコミの表に出てこない、出せないような当時の話も人づてながら聞いたりした。極限状態の場では、良しにつけ悪しきにつけ(残念ながら悪しきにの方が多そうなのであるが)人間性がさらけだされるということを再確認した。6年ほど前に行った時には、いまだ復興中でその傷跡も生々しかった。今ではぱっと見、ほとんどその傷は癒えているようにも思える。しかし、ときどき聞こえてくるニュースや話に、傷跡が根深いことを思い知る。奇しくも、日曜は所用で神戸に行くことになりそうである。せめて犠牲者の為に一礼、黙祷くらいはしてきたい。
  推考 へのツッコミ、というほどのものではないけども。確かに客観性はひとつの基準選択における選択肢にすぎないし、例えば政治システムにおいて民主主義が必ずしも最良(単純に、最大多数にとっての最良とするとしても)ではない(状況と場合による)のと同様、それがいついかなるときにおける最良解ではありえない。ただし、味覚や娯楽の嗜好を語る場合は、ひとつには「美味しん坊」のように、読む者の嗜好などまったく無視して確信犯的に独善で語る、というのもひとつの方法ではある。が、これは、オピニオンリーダー、ファッションリーダー、あるいはただの道化の立場にある場合にのみ有効な方法でもある。
 もう一つ(ほぼ)絶対的な基準の基礎(の一部)となりうるものがある。意識レベル上での「美味・不美味」「好き・嫌い」とは別に(まったく別ではないが)、人間の快・不快というのは、ある程度生理的な現象であるということである。生理的な現象であるということは、法則とは言わぬまでもかなりの場合あてはまる「パターン」というものがある。無論「それでも好き」「それでも嫌い」ということもあるが、いくつかの場合にはこのパターンを基準として適用することができる。これは大体の場合優れた洞察力を持つ者により法則化、明文化されたりもするが、私の場合にはそのような洞察力は持ち合わせていないので勉強し、また実地にどのような反応を示しているかを見て、見極めていくしかない。その作業は、主観とも客観ともなんとも言えないあいまいな領域ではある。が、個人の嗜好のみの判断基準でもない。そう考えると、私のとらえた「帰納による多数の人間の最大公約」への不審は、「最大公約」と「母集団から得られたパターン」との差異であると考えうる。両者は一見似ているようでも、後者は観察者によるフィルター、情報処理の選択の幅、つまり基準の選択の幅が広い。そこでも結局「基準」の話に戻ってしまうのだけども、実地の分類わけ自体が基準の検証でもある。
 実際には、そこまで徹底して作業してるわけでなく、わりと大部分「なんとなく」ではあるのだけどもね。だけど、自分の行為の意味が見えたみたいで、この意見はかなり参考になりました。
 「善・悪」に関しては、「善悪」と言ってしまうとそれは所属する社会(集団)概念になってしまうけども、「良い悪い」の場合には、場合によってはそれ以外の基準も持ち込めるのではないかと思う。「善悪」はルールであるのに対し、「良い悪い」は美意識の問題であることもある。ルールは明文化されたものが多いが、美意識は明文化しにくい。知ろうとすれば、対話するのが良い。不干渉もひとつの対応だが、対話もまたひとつの対応である、と思う。
 娯楽・味覚・嗜好の話でも「良い」の補集合は「悪い」ではない。「好き・嫌い」でも同様。「良くも悪くもないもの」もあるし、「良くも悪くもあるもの」もある。それは、「善悪」は違うけども、「快」「不快」は生理的に見てもリンクはしているし対のシステムではあるが、同一のシステムではない、ということに由来していると思われる。しかし、同時に「快でも不快でもない部分だから意味がない」でもない。それそのものは快でも不快でもないが、「快」あるいは「不快」を導く「それ以外の部分」というものもある。それは「良い・悪い」を全体の整合性で見る時、「良いを導くため良い」「良いを損なうため悪い」「悪いを導くため悪い」「悪いを損なうため良い」という評価の俎上に上りうる。そしてそこにもまた中間部分・非評価部分は発生する。絶対的基準を仮定した上でも、かくも「評価」とは面倒なものなのだなぁ。
 不平等条約などの場合には「善悪」の基準よりも、それぞれの「損得」(かならずしも物質的な意味ばかりではなく)で考えた方が、より実際的であると思う。
 こういうとりとめのない思考ってのもいいものだ。余裕があるときには。(--;
  八丈島のきょんも復活?  単純なリバイバルではないようだけども、受け入れられるかどうか。さて。
  いや、真面目に反感抱かれても、こっちもなんとも言いようがないんですが…… この番組が軍国主義うんぬんとはまったく思いませんが、(違う意味で)外に見られて恥ずかしい番組ではあります。ハイ。
  「旋風の用心棒」実写映画化 。いつの間に。アニメは地味ながら良作だったとは聞いています。名古屋じゃやってなかったんだよう。
 薦められていた「 ステルス艦カニンガム出撃 」を読了。ケレン味もきかせながらもしっかりとした人間や状況、軍事の描写で、読ませる本でした。続けてシリーズ二作目に入りますが、三作目は新刊できちっと買います。P431からP432にかけてのアーカディの発言が萌える。


2003年01月18日() 旧暦 [n年日記]

大門点け〜〜〜!

  サンデーGXウルトラジャンプ を購入してくる。 広江礼威 氏の「ブラック・ラグーン」で大門点け〜〜〜!(注:漢同士のタバコの火の点け方。西部警察の大門軍団が多用したことから) うーん、広江氏の漫画は、台詞回しの使い方ひとつで面白さがガクンと変わってしまうな。今回のは面白かったです。
 「ワイルダネス」ももう大銃撃戦。象の鼻汁状態です。ミスタ・ハウエルが役に立ってるんだか立ってないんだか。兆弾を肩にあびたみたいだけども……V10のマガジンキャッチにしまりのなくなったケンケンも、これ以上なくヤバイとぼけたおっさんとメキシカンスタンドオフの恵那も等しくピンチ。恵那は自分の度量でなんとか切り抜けるかもしれんけど、ケンケンは難しいだろうなぁ。こんな状況で「とにかく撮れ!」のハリー監督がもう骨の髄まで映像屋。
 でも、今月個人的に一番良かったのは「鉄人」かなぁ。もう、ジュヴナイルの王道である。「八九年までの話」というのは、やっぱり天安門のことなんだろうなぁ……「吼えろペン」もところどころ「富士鷹ジュビロ」の顔が藤田和日郎風になってるのには笑った。器用というか、芸が細かいというか。
 ウルトラジャンプは……うーん、悪くはないんだけど、悪くはないんだけど。来月は「STREGA!」がお休みだそうだけど、そうなると、購入するかどうかは迷ってしまうなぁ。「琉伽といた夏」「不死者あぎと」とかはやっぱり好きなんだけど。

 先日の、日本政府に救助嘆願書を出した邦人女性、 消息がつかめたそうで 。ただ、女性を「保護」してるという中国人が数千万円を要求している。やはり、そういう世界なんである。今回は中国政府も誘拐と見なして対処するようなので、少しは安心できるかもしれない。予断は許せないだろうけど。
  AMD、赤字拡大 。ウチはここ数年、IntelのCPUには敷居をまたがせていませんが、ハードウェア・ソフトウェアの対応状況から、世間的にはどうしてもPentium4に流れがちなのだよなぁ……CPUのような重要な部品が(ほぼ)独占状態というのは、あまり健全でない気がするのだが。
  センター試験の問題と解答 。変な問題出てないかなぁ。わくわく。
  ヒューストンでヌーディスト向けの飛行便が運行 。ハインライン(故人)なら、さぞかし喜んだことでしょう。
  ナマ足禁止の中学校 。連中の気合の入り方は、敬意に値すると思うのだが。ある意味。
  半額ならもっと食べたいモスバーガー(字余り) 。たしかに半額ならもっとうれしいのだけど、ブランド(名前)ではなく、自分で良いと思ったものにそれに値する対価を払う、という風潮がきちんとできてくれると嬉しい。それはそれで、厳しい社会ではあるのだけど。
  ラエリアンから来る少年 。しかも日本。マジなのかなぁ。かなり眉唾な話なのだが。同団体の広告のでっちあげでみんなかつがれてる、というセンが、一番ありそうだけど。DNA鑑定の拒否と言い、どうにもうさんくさいとは感じる。
  ディズニー、日本アニメ・特撮の米内配信事業に本格進出?  流通が広がるということは良いことだが、良い面ばかりでもない。特に、ディズニーなどはやり手もやり手である。日本の業界も食い荒らされないよう、頑張って欲しい。
  北朝鮮の電力不足は嘘?  丁丁発止、やってますなぁ。米国としてはイラクの問題がまずあり、こちらを片付けないうちに北朝鮮とことを構える状況にはなりたくないはず。北もそれを見越して対応はしていると思う。が、逆に言えば、イラクの件がかたがつくまでが北朝鮮にとってのラストチャンスということでもある。切り札が見え透いた核という状況で、今の戦略がどこまで通じるのか。

  道化と言うと 響きが悪いけども、中世ヨーロッパの宮廷などにおいて、道化師はある種特権階級でもあったのです。宮廷内でどのような批判を口にしても許される立場です。でも、それは埒外者、評価基準の外に存在するからこそでもあります。「なんの責任も負えません」と宣言してしまうことは楽。別に卑怯とも限らない。しかし、そうしてしまうことは何かを失うことでもある。タロットの「愚者」は、自らを埒外者と規定付けた「道化師」と異なり、埒外者ではあるけども、埒内の「何者にもなりうる可能性」の存在でもあります。なにかになるということは、形のないものの形が決まるということでもある。多分、私の場合は「何者か」になりたいのだと思う。


2003年01月19日() 旧暦 [n年日記]

神戸行ってきますた

 でもってトンボ返り。神戸の街を楽しむ余裕がなかったのが残念だなぁ。
 移動途中で工事中の高架の支柱を見て、どこかで見覚えがあるなぁ、と思ったら、 キングゲイナー の「ヤーパンの天井」の都市ユニットに似てるんだ。あのT型がぞろぞろ並んでいる光景ってどこかで見覚えあると思ったが。
 そのキングゲイナーの17話は、ガランガランの避難民という異端分子を抱えることになってしまったヤーパンの天井に対し、シベリア鉄道は「内心の声」を筒抜けにさせてしまうオーバースキルでおのおのの不満を表面化させ、ガランガランとヤーパンの対立、内紛での自滅を目論む。攻撃も防御も事前に筒抜けにする能力相手にどう戦うのかという方法が、もう実にキンゲらしくバカバカしい(誉め言葉)。こんな展開、キンゲ以外ではないだろう、ってか、視聴者が受け付けないだろう。うーむ。
  仮面ライダー龍騎 の最終回。龍騎が去り、北岡は死を目前にして玲子とのデートより浅倉との対決を選ぶ。蓮は最後の仮面ライダーとして、オーディンとの戦いの場に向かう。神崎士郎が妹・優衣のためにすべてを仕組んだライダー同士の戦いのクライマックス。神崎の台詞で、映画版の位置付けもすべて明らかになる。 おそらく、神崎はオーディン以外のライダーが勝ち残った場合や、優衣が結果を拒否するたびに、最初からなんども戦いをやりなおしていたのだろう。映画版も、その一つのサイクルの結果なのだろう。 平成ライダーシリーズで、始めて着陸に無事成功した作品だと思う。ただ、やはり解釈の余地はあって、はたして真司がライダーであることにより、本当になにかが変わったのか、そのことに意味があるのか。意味を求める方が間違っているのかもしれないが。
 その直後に ギャラクシーエンジェル を見ると、良い具合に癒されるというかなんというか。前半の投げ続け具合が実に良い具合に脱力できる。
  ストラスト4 、相変わらず良い具合のようである。突っ込みの余地はもあるけど。しかし公式サイトの 岩崎和馬のキャラクター紹介 、「下宿の頃から」って何年前の話なんでしょうか? 十歳年下なんですが。十年前だとしても……ガタガタブルブル。
 あと、4人組のうち三人のデザインが ナジカ電撃作戦 の#4に出てたアイドルグループと同じだと、最近気付いた……
 「人間の屑」はしばらく封印決定。アレはマジで飲んでるとなにも手がつかなくなる。危険すぎ。


2003年01月20日(月) 旧暦 [n年日記]

自転車がパンク

 帰りに自転車がパンク。自宅手前だったので帰るには困らなかったが、しかし明日には修理に出さねばならない。雨になりそうなんだけど……グラインダーと修理セット、買っちまおうかなぁ。
  「SHADE」の「エクス・ツールス」、民事再生手続き 。LIGHT WAVEと並んで3Dソフトの定番なのだけども……この方面は良く知らないけど、なにかへまやったのかなぁ。それとも単に不況?
  パーソナル・ホームサーバーなのだそうな 。オープン価格だけども、10万円程度、という話も聞く。自前でサーバー組むってのも手だけども、10万円という値段は0から投資するのと比較すれば、なかなか魅力的かも。
 そういや、こないだ中国人留学生の人と一緒に中文新聞を見ていたとき(あたしゃ中国語はわかりません)、「手机」と書いてあるのを何かと思えば、「携帯電話」のことであるという。「なんで『机』やねん」と思ったら、簡字体の「机」は「機」の略字だという。なんとなく意味がわかるような。てか、「机」って、和製漢字?
  メグミルク、滑り出し好調 。ウチは近くで低温殺菌牛乳を安く売ってるスーパーがあるんで、それを買ってるけども、今日はもうしまっていたのでコンビニで買ってみますた。悪くはないのだけど、なにが売りなのかはよくわかんないっす。研究室の電子レンジで温めるといつも爆発するのだよな。
  18禁になるわけだ 。「MSとの打ち合わせで(Xbox)くれねーかなー」とか「とたんに欲しくなりましたよ」とかいう知人続出。ワシの知人ってそんなんばっかか?
 噂では まほろまてぃっく の第二期シリーズが終盤がアレな出来だとかなんとか。今期は見てないんで良く知らないけど……
 同じ GAINAXぷちぷり*ユーシィ は、オーソドックスながらも手堅い作り。大人になるための決意を固めてたけども、個人的には「小さいままの方が……ハァハァ」ってダメ人間が非常に多そうなので、そういう連中を絶望の奴ツボに陥れるためにもとっとと大人になって欲しいものである。
  ゲーム脳の実験の追試./JP )まあ、追試としてはそんな悪くないと思う。けど、ゲームの種類、習熟過程段階などに、もっときちんとした条件付けが必要だろう。ゲーム嫌いがこういう実験やっても結局否定データしか出さない気が。
 姉のところの掲示板から(ウチの姉はオタクとマニアが死ぬほど嫌いなので、皆様の身の安全のためにあえて無リンク) 「指輪物語」第二部「二つの塔」の日本語字幕に関しての、字幕改善グループによる感想 。第二部は字幕版を見ても安心のようです。ってか、第一部のDVDも改修してくれ。

 ここをご覧の方で直接・間接の知己がある方は「なんであのこと書いてない?」とか、「このことは書かないの?」とか思うかもしれませんが、私も今更真人間ぶるつもりはございませんが、人間、隠しておきたい裏の顔ってのはやっぱりあるんでございますよ。ってえか、元ボスの退官記念パーティのときに元ボスの奥さんに「あ、日記いつも見てます」とご挨拶されたときの私の固まり具合と来たら(一応、笑ってごまかしましたが)。


2003年01月21日(火) 旧暦 [n年日記]

自転車パンクそのに

 自転車屋にパンクの修理に行く。なにか刺さっていたわけではなく、チューブ一体型のタイヤが傷んで、空気が漏れたらしい。てか、チューブ一体型だったなんて始めて知った。ともかく、タイヤ自体が傷んでるのでは仕方ないので、タイヤ交換をお願いしておく。で、しばらくしてから電話。「在庫のタイヤが傷んでまして〜」で、修理は一日先延ばし。ギャフン。
 なんかいろいろ切羽詰っているはずのときほど、どうでもいいことを考えるもので、「果たして、岸辺露伴とJ、どちらが原稿スピードが速いだろうか?」というのが気になる。あのベタ塗りテクニックの分、岸部露伴の方がスピードが上の気もするが、「一晩で19ページ描けるなんてはじめての体験だ!」という台詞もある。ってことは、あのテクニックをもってしても岸部露伴の方がスピードは遅い、ということになる。ううむ。ちなみに、荒木飛呂彦は本当に週刊原稿を四日で仕上げるそうである。
  マクロスの著作権をめぐる裁判、第二審はタツノコ側に軍配 。う〜ん、そういうものなのか? 映像事業を本格化させる中で、著作権のありかをはっきりさせておこうということなのだろうけど。しっかりさせねばならない反面、それに振り回されなようにはして欲しい。とりあえず、 マクロスゼロ に影響がないことを祈る。
  7年ぶりに書店の出店数増加 (2ch ビジネスNews+板)。大型書店が増えてきたためだそうだけども……う〜ん、出版業界ってそんなに景気良かったっけ?
 日曜に Y!BB の街頭キャンペーンを見て、Y!BBに加入してる友人が「Y!BBにしないのか」と聞いてきた(Y!BB同士ならIP電話がただになるから)。ホームページの移動とかがめんどくさい、と返事をしたのだけど、もっと大きな動機があったっけ、と思い出したのが この話/.JP )。なんとなくキライなんだよう。ソフトバンクが。
 話はまったく変わりますが、 ブッシュの支持率が60%を割った ようで、 イラク情勢もアメリカとヨーロッパ各国の足並みが揃わず 、今後どうなるのかようわからんようになってきましたな。イラク情勢が膠着すれば北朝鮮への出方も変わる。イラクを片付けるまでは保留にするか、それともイラクの前にこちらを叩くか。とりあえず柔和外交路線への転換もありえないではないけども、それにはやはり核の存在が問題になる。 金正日はロシア特使と会談 し、突破口を模索している。本当にどうなるのやら。


2003年01月22日(水) 旧暦 [n年日記]

ボスの退院

 日記に書かなかったし別に書くようなことでもなかったが、ボスが手術し、一週間の入院をしていたのが無事退院。実は 白内障 であった。現在では白内障は手術で水晶体をプラスチックレンズに取り替えることにより、ほとんど治ってしまうらしい。技術の進歩の素晴らしい部分である。で、手術したのは目なので、当然体の方はなんともない。おまけに入院してるのは職場のすぐ前の病院である。まだ入院中だというのに仕事場に来てました。いや、元気がありあまってるのはいいことなんですが……で、今日は本格的に退院。目の周りがまだ若干晴れているけど、実質上ほとんど問題ないらしい。ただ、目に雑菌が入ると炎症を起こしうるので、廊下とかは手術した方の目を閉じて歩いているらしい……お願いだからしばらくきちんと眼帯しててください。(--;
 ってワケで、ボスはいつもどおりきわめて元気なので、大丈夫ですよ?(と、ごく一部の関係者に)
  宇多田ダンナがキャシャーン実写化 。もーなにがなんだか。フレンダーがCGでできるというのは良い点だけど。
  ひげそりメーカーのシックが身売り 。経営悪化とかではないみたいだけど。ウチはシックを使ってるんだけどなぁ。
  脱北者を北朝鮮に送還しないように国連が中国に要請 。これって確かに人道的に正しいことなのだけど、でも、送還する中国の立場もわからないではない。なにより、難民受け入れが公式化すれば、日本にも当然割り当てが来ると考えた方が良い。日本政府は10万人の難民受け入れも対北朝鮮問題に関しては検討しているらしいが、核と並んでやはり数百万の飢えた民が放たれた場合の影響は恐ろしい。
  ヨット、巨大イカに襲われる 。ジュール・ベルヌを記念しての世界一周ボートレースでの出来事らしいので、らしいと言えばらしいのだけど……実は国籍不明の原子力潜水艦ではあるまいな、とか、そういや ビースト って映画があったよな、とか。
  レッドドワーフDVDボックス、1/25発売 なわワケのだけども(既放映分24話15,800円。うむむ。安いかも)、 こちら にある新星堂オリジナル特典の「ホログラムシール」ってのは……まさか、リマーの額にあるあの銀色の「H」なのか? 新星堂で買いたくなってしまうよなぁ。
  米国人種割合、ヒスパニック系が黒人を抜く 。白人に次いで第二位だそうで。政治がらみの戦略への影響が書かれてますが、映画などでも、たとえばバディ(相棒)ものでは主役に白人、準主役に黒人という配置が多いのは人種割合の影響が大きいので、エンターテイメントに与える影響も気にもなる。けど、なんでこんな急激に増えたんだ?
  自転車の飲酒運転で罰金50万円 。自転車の罰金も値上がりしてたんだ。おまけに自動車の飲酒運転より高いぞ? 自動車ならとりあえず関係ない話だけども、自転車となるとそうも行かない。気をつけないとなぁ。
  電撃大王 であずまきよひこ氏の新連載「よつばと!」がはじまってたけども、「よつばと」の「と」ってなんなんだ? なぜか こんなもの も見つけたり。
 それもあって(いや、「それ」ってのはロビまんが大王じゃなくって)、 紅鉄絢 氏の短期連載が終了してから電撃大王を買うモチベーションが下がっていたので買わなかったのだけども、今回は一応様子見で購入。ちなみにひとづてに聞いた話によると、紅鉄絢氏の大王再登場はなかなか難しそうだそうな。あ〜、きちんとアンケートも送ったのになぁ。やっぱ十冊くらい買ってアンケート出さないと効果は薄かったか?<おいおい
 友人からのネタで、 北朝鮮のハングル文字コード 。「金日成」用の「金」「日」と「金正日」用の「金」「日」は違うらしい。間違えたら収容所行き?(その前にワープロやパソコンを使う層なんてのがほとんどいないだろうが)


2003年01月23日(木) 旧暦 [n年日記]

足つった

 寝不足かつ運動不足で左足のふくらはぎがこむら返り。しかも、これまでにないくらいひどく。いつもなら少しずつ足をマッサージしながら足首を曲げたり伸ばしたりしてくと治るのだけど、今回は痛くてそれどころではない。足の筋がちぎれるかとも思ったけども、どうにかこむら返りはおさまった。ただ、その後、筋がとても傷む。直後はまったく歩くことすら出来なかった。お風呂でマッサージしたら少しマシになったけど……明日までに治らなかったら、地下鉄で仕事に行くことになるな。せっかく自転車が戻ってきたのに。うわ〜ん。
  .hack//黄昏の腕輪伝説 、略してうででん。メインキャラのほたると嵐山三十郎の本格初登場の回。前回腕輪を暴走させてしまったシューゴは「それはレベル不足のせい」と、仲間とパーティを組んでレベルアップにいそしむ。が、自分はなにもせずとも仲間が経験値を稼いでくれる上、うっかりミスでせっかく上がったレベルを罠でダウンしてしまい、すっかりやる気をなくす。そんなとき、病気にかかったペットキャラ(プチグソ)を抱えるPCほたると出会う。ほたるは通りすがりのPCから三日間預かっていてくれとそのプチグソを預かったのだという。 特効薬のあるダンジョンは今の二人のレベルでは辛い。しかし、仲間と連絡がつかず、やむをえず二人だけで特効薬を採りにいくのだが…… .hack//SIGN の第九話と同じシチュエーションだけども、こっちはあくまでコメディベース。プチグソをあずけたPCがSIGNの方の女剣士と同じデザインなのは、同一人物なのか、たまたまなのか。SIGNがネットを通じたコミュニケーションがテーマだったのに対し、うででんは「ゲームキャラクターへの思い入れ」がテーマなのが如実に表れている。
 前評価のわりには案外とちゃんと出来てる 出撃!マシンロボレスキュー 。マシンロボはまず変形ロボ玩具ありきの企画で、大昔に同じ玩具シリーズの企画として「マシンロボ クロノスの大逆襲」というテレビシリーズがあったが、それとは世界観も設定もなんの関係もない。それが昔のシリーズのファンには不満らしいが、そもそもは原作といえるものは玩具シリーズだけで、「こんなのは〜〜じゃない!」というのは筋違いだろう。ロボットはCGなのだけども、トゥーンレンダリングは使ってない。けど、逆におもちゃっぽい演出が作品ノリに会っている。
 今回の見所は、作画があの「佐々門伸芳」氏だということ。でも、そんなに作画はひどくありませんでした。う〜ん。
 電子レンジでロイヤルミルクティを作るとき、牛乳にそのまま茶葉を入れてもどうにも具合が良くない。一旦沸騰したお湯を少量入れ、お茶の葉を開かせてから牛乳を入れてレンジにかけないといけないっぽい。うーん。


2003年01月24日(金) 旧暦 [n年日記]

タンクじゃねえ!

  ワールドタンクミュージアム 第三弾のラインナップ発表。 キューベルワーゲン は前もって聞いていたけど、 シュトルヒ ってああた……キューベルはまだ軍用車両だけど、車両ですらない……
 第四弾に至っては、コブラの登場 らしい 。いや、いいんだけどさ。
 しかし、公式ページはいつ、第二弾を載せるんだ?
  脱北日本人妻の誘拐容疑、身代金要求は別の男?  記事では拘束された二人と三人組のように書いてるけど、週刊新潮ではまったく逆で、自らの脱北邦人救済の無策を晒されたくなかった外務省が、邦人妻をかくまった二人を誘拐犯として取り扱うことで隠蔽しようとした、とある。さて、こうなるとなにが本当なんだか。
  週刊少年ジャンプ編集長急死 。映画「ワンピース」発表の席上でのことだという。週刊少年誌の編集は激務だとは聞いているが、死因が分からないのでそれと関係してるかは不明。まずは、故人のご冥福をお祈りします。
  猫、一ヶ月で死んだとペットショップを訴える 。すいません。不謹慎にも「死んだオウムのコント」を思い出してしまいました。
  /.JP より、 SOTECが耐水、対衝撃の安価なノートPC、発売へ 。いや、16万という値段自体もニュースなんだけども、発表会場の様子が…… いきなり落とすな!  「めちゃくちゃだな」って、アンタがめちゃくちゃや。>SOTEC社長 いやいや、実に楽しいので、こういうのはどんどんやってほしいですな。<おいおい
  アニメ版GPMプロモーションビデオ 。あいかわらず中京地区での放映予定はなし。なめんなや。うがー!(戦況建て直しの準備の時間稼ぎに、錬度の低い少年兵たちを犠牲にする戦略をとった世界観なので、確かにそのまま放映はかなりヤバ目なんだが)
  野尻ボード から、 のだなのだ に行き、進化論講座を見てみる。「と」な人相手の折伏に四苦八苦なされてる姿に同情する(私だったら益が少なすぎるので適当に逃げる。もはや観察対象としても面白くないので)。ただ、野尻氏の引用した「ヒトは特別な存在じゃない」という部分に対する野尻氏のコメントって微妙にずれてる気がしないでもない。うーん、うがちすぎか?
 あと、野尻ボードで行われている ストラトス4 へのツッコミは、非難ではないけど、そのほとんどが批評でもない、と思う。作劇上の必要による作画・展開上の嘘が否定されるか肯定されるかを俎上に上げるのではなく、ただ嘘である点を上げているから。なにかといわれれば……うーん、やっぱりただの「ツッコミ」かなぁ。「ツッコミを楽しむ」というスタンスもあるので、これも別に否定はしない。
 うーん、日記上で人様のところに対してごちゃごちゃ言いすぎか……
  ワカサギは淡水魚 というツッコミは差し控えるとしても、流氷に穴を空けるのには何mのドリルが必要になるんだか……
 テレビで「千と千尋の神隠し」をやっていた。良い出来だけど、劇場で一度見たからいいや、という感想ではある。しかし、画面はバッチリ赤かった。レッドベアのしわざに違いない。
 今日は結局地下鉄で通勤。足の痛みは大分良くなったんだけど、それでも若干痛むので。
 明日は、日曜に田舎の両親にPCの使い方をレクチャーしに帰郷せねばならん。まあ、これも親孝行よ。
本日の教訓:リポビタンDとカレーパンは一緒に食ってはいけない。食い合わせ悪すぎ……


2003年01月26日() 旧暦 [n年日記]

いや、だから実家に行ってますた

 実家に行って、親にアプリの使い方を教える。と言っても半分は自分がそのアプリの使い方を調べるのに費やしてしまった。一通りの使い方をどうにか教えるが、PC自体に慣れていないので、使いこなすには何度も使わないといけないだろうなぁ。
 やはり、人に上手くものを教えるのはむずかしい……
 夜中に戻ってから、 仮面ライダー555 一話を見る。九州をバイクで旅する少女、真理は、途中でバイクの三人組につきまとわれて辟易していた。その真理をこっそりとつける少年がいるのには、真理は気付かない。一方、東京で二年前事故に遭い、両親を失い、自身も二年間意識を失っていた青年、木場勇治がいた。二年の意識不明の後、心停止、死亡が確認されたが、なんとその直後によみがえる。しかし、目覚めた世界は、前とはすっかり変わっていた。叔父の謀略により両親と住んでいた家も、父親の会社も失い、恋人はかつての友人のものとなっていた。
 よみがえる死者、謎のベルト、スマートブレイン社、と、基本の立役者が揃っているけども、まだキャラクターの立ち位置がはっきりしないので、少し混乱する。また、戦闘シーンはファイズの発光ギミックを際立たせるためか夜中なので、とても見難い。ホースオルフェノクの下半身変形とかのギミックは結構面白いのだけど。う〜ん、二話目を様子見。 龍騎 でOReジャーナルのエキセントリックなメガネ娘・島田奈々子を演じた栗原瞳がキーパーソンの「スマートレディ」として登場してる。
  ギャラクシーエンジェル は、そんなにぶっとんだ話ではなく、わりとソツなくまとまった話。しかし、前半のヤマトっぽい宇宙戦艦とウルトラマンっぽい巨人と、でっかいイカのきぐるみ、後半の荒木伸吾調の地元の青年たちは……
 移動時間で、読んでいたステルス艦カニンガムシリーズ「ストームドラゴン作戦」を読み終える。2006年、中華人民共和国へ、内乱軍と呼応し台湾から国民党軍が進撃を開始する。内外からの侵略に対し、旧態然とした中国共産党軍はみるみるうちに追い詰められていく。しかし、共産党軍は「核ミサイル原潜」というとんでもない切り札を持っていた。さらに最悪のことに、それに対して台湾軍も核戦力の保持を公表し、中国の問題から、事態は一気に世界を巻き込んだ核戦争の危機になる。それを防ぐ手段はひとつ。上海から出航した原潜を一刻も早く発見し、これを沈めること……
 前作と同様考証と人間観察に裏付けされた軍事・政治・人間描写、それと冒険小説らしい二転三転していく展開に引き込まれる。ただ、「一条晃」艦長に、「柿崎」副長って……シリアスな場面なのに大笑いしてしまった……
 実家に行っていた間に、韓国のネットワークがえらいことになっていたようで。IT大国を標榜しているわりにはお粗末な気もするが、実際問題、原因はなんなんだろう?


2003年01月27日(月) 旧暦 [n年日記]

パリコレで、キミもボクと握手!

 友人から教えてもらったネタ。 ギャルソンの龍騎シャツ 。冗談かと思ったらマジのようです(写真はマジでパリコレの様子)。 ハリケンジャーもあるようです 。きちんと「まるしーとうえい」とあるようです。お値段は三万弱ほどらしいです(シャツのみ)。一体誰が着るんだ。誰が……
  キングゲイナー #18は、ちょっと低調な話かも。作画も悪かったけども、話もそれに加えてちょっと地味。地味だから悪いってこともないけど、テンポが命の番組だけに……ゲイナーはエクソダス反対派だった自分の両親を殺したのがヤーパン自警団隊長のガウリだと知り、ゲインのシルエットエンジン・ガチコが破壊されるという、それなりに重要な回だったんだけどなぁ。ただ、ガウリもガウリの正義があっての行動で、「エクソダスに犠牲はつきもの」というのは、自分の命も含めて、ということであることを実証する。こうなると、恨みは晴れぬまでも、仇、仇、という感情を持つこともまた難しいだろう……次回はゲインの過去を知る男が登場。また、カシマルお得意の精神攻撃オーバーマンの第三弾も登場。
 それとはちと関係ないけど、 バンダイビジュアル のサイトで不具合のあったDVD一巻の交換申し込み案内が掲載。どうしようかなぁ。ふむむん。
  旅行業者が23年連続で選んだのは「加賀屋」 。ええ、あの「加賀屋」です。それ以上は察してください。
  イワシの捕食者である鯨の増加は触れないのかな?  まあ、実際はどの程度影響してるのかわかりませんが。
 昨日書いた韓国のネットワークの不具合は、私が時代に乗り遅れていたせいで知らなかったけどもSlammerというワームのせいだったらしい。SQLサーバーのセキュリティホールを突いて来たとか。韓国のプロバイダはことごとくやられたらしい。事前にそのセキュリティホールのパッチが出ていたのに、当てていなかったとか…… ケンチャナヨ だなぁ。この余波で、 SQLの違法コピーが正規流通版の二倍ある ことも明らかになったそうで。
 友人と先日放映された「千と千尋の神隠し」について議論。自分の中で曖昧だった不満点が明確に。よく出来てることを認めるにはやぶさかでないのだが、よく出来ているから面白いと思うかどうかは別の話である。
 う〜ん、なんかマウスの調子がちと変。安物買いしたせいかなぁ。明日、時間があれば見繕ってくるか。


2003年01月28日(火) 旧暦 [n年日記]

盲点

 「ステルス艦カニンガム」の第三シリーズを買おうと杁中の三省堂に寄ると、改装作業中で二階の小説の棚があらかた撤去されている。当然海外小説の棚も大幅縮小。ある時に買わないといけないのね。おろろん。
 マウスの調子が悪いので、新しくマウスを買って来る。どうせなので無線マウスにしてみる。 LOAS のMUS−CST15MBK。流石に電池内蔵の分若干重いけども、使い勝手はなかなかである。
 昨日、WTMの公式サイトが更新がないって書いたけども、実は 更新していたらしい 。古いページをそのまま残してるんで、検索するとそっちの方がなぜか上位に来てしまう。ううむ、ジャンプなり移転の案内なりしてほしいものである。
 で、WTM第三弾が近所のコンビニに並んでいたのでとりあえず通勤前に二つ、帰宅時に二つ買う。あっという間に補充されていたので、バックヤードには相当積まれていると推測される。出たのはファイヤフライ冬季迷彩×2、パンターG型×1、シュトルヒ×1。うう、ロジーナ(T−34/76 41年型)が出ない。しばらくコンビニ通いが続きそうである。
 コンビニというと中京地区は真空地帯だった王者(「おうじゃ」と打つと、まず「王蛇」と出た……) セブンイレブン なのだけども、昨年秋から徐々に中京地区での店舗展開をはじめている。近所では、最近塩釜口の地下鉄駅前に一件できた。奢らず、昂ぶらずのチャンピオンの登場に、中京地区のコンビニ事情も熾烈になっていくのだろうなぁ。
 友人から「日記でSQLじゃなくってSQ になってるよ」と突っ込まれた(すまんこってす)SQLサーバーのセキュリティホールを突いたワーム「Slammer」だけども、 MSの対応も悪かったんでない? という話もあるそうで。しかし、実行形式でないとは言え、そのくらいはやって罰は当たらないと思うのだけど……
  銃器所持による市民の安全への影響について、まったく異なる結果を導いた二つの論文 。まあ、昔から言われている銃器所持賛成派反対派の言い分を論文にしただけって気もしますが。これはどちらも正しいのだと思う。GUN誌における「自衛する市民たち」の連載などを見ると、銃器による自衛は確かに意味があるとは思う。が、一方で容易に銃器が流通するという状況は、犯罪に巻き込まれた際の危険性を高め、犯罪の誘発も行う(前述の連載でも、犯人側もほとんど銃器で武装している)。無論、最初から持たねば済むのであればそんなものは持たない方がいいのだ。しかし、すぐさま「止めろ」と言えない現実もある。卑怯な逃げ口上だけど、「難しい問題」であるのだ。
 銃器流れで 威嚇射撃の弾はどこへ行く?  という記事。まあ、物理法則にしたがってそのうちどっかに落ちるんだろうなぁ、というのはわかるのだけど、落ちてきた弾は誰かが拾うんじゃないか、もしくは落ちた先に人がいたら大変なことになるんじゃないか、という疑問を、重火器などの武装を持つ各組織に問い合わせてみたというもの。威嚇射撃先にも気を使って撃つ、というのは大変なことである。しかし、実際威嚇射撃で市民が怪我をしたということはまず聞かないから、そういった注意の賜物なのだろう。
 もう一つ銃器にちょっとだけ関連して。 「深夜プラス1」のギャビン・ライアル死去 。私がたまに行くバー 深夜+1NAGOYA の店名の元になった作品の作者でもある。近作はぱっとしなかったが、それでも「深夜+1」「もっとも危険なゲーム」など、傑作を世に送り出した作家であることには違いない。ご逝去が惜しまれます。
 音楽、映画関係会社などの著作権関係の締め付け、あるいは著作権保護期間の延長などの暴走気味の行為が目立ってきた昨今だけども、 それに対する消費者の反応は冷ややか 。当然の反応である。誰のための作品であるのか、それを忘れて暴走すれば、手痛いしっぺ返しを食らうのは彼らの方だろう。
  DSLモデムのセキュリティ、消費者の意識薄く 。実はヲイラも数ヶ月前までパスワードきちんと設定してませんでした……簡単にできるセキュリティ対策なので、気をつけましょう。
  ぷちぷり*ユーシー は、どうやらアルク(=王子)が調べているのは自分の父親についてらしい。父親って国王じゃないんか? 先週は「伝説の勇者」を探していたってことは、父親ってのは……え〜っと。
 どうでもいいが、ライバルは相変わらすヨゴレで、ヒロインは相変わらずデコが広い。


2003年01月29日(水) 旧暦 [n年日記]

本日の戦果

 コウノトリ×1、豹G×1、ロジーナ×1、蛍×1鹵獲。しかしなんでファイアフライの冬季迷彩ばかり……
 本日はちょっと重要な会議。すぐに終わるかと思いきや、案外と長引く。で、その後にちょっと吉報。来年度の食い扶持がどうにかなるかも。でも、その直後に小失敗。しくしく。いいとこ見せないかんのに。
 現ボスが今年度で退官なので、その記念行事の云々について相談。記念品がなかなか迷う。古巣の研究室のS木さんに、K島先生(前ボス)のときにはどうだったかを聞いてみる。
「そーだねー。アルバムだったねえ。他には、K島さんのときにはO山内くん(研究室の先輩)がとっくりとお猪口のセットをプレゼントしたよね。K島さん、お酒好きだから」
−K場センセ(現ボス)、お酒あんまり飲めないっす。
「デジカメとかは〜?」
−(使い方がよくわからないものは)こういうの好かんちゃ、とか言いかねないし。
「じゃ、なにか趣味のものをあげるとか」
−あのセンセ、趣味は研究だから。
 どうしろと言うのだ!? まあ、無難なセンでなにか金券になる可能性が高いです。
 昼過ぎに日記のアクセスログを見たら、どこかで見たようなIPがずらずら並んでるのでなにかと思ったら こういうことか 。件の部分は 今月14日 のところ。隣の席のT納さんに質問すればわかる可能性があるのだけど……今度聞いてみよう。
  WindowsNT4.0のサポート期間、一年延長 。今年いっぱいとの決定をくつがえした形。理由はわからないが、NT4ユーザーには朗報だろう。
  MSに対する五つの集団訴訟が棄却 。理由は「末端ユーザーはMSから直接商品を買ったわけではないから」ですと。なめとんのんか?
  音楽ソフト売上、4年連続減少 。え〜、ユーザーを啓蒙云々以前に「単純に売上が落ちているのは魅力的な商品が少ないから」という市場原理の原則は、音楽業界には啓蒙されないんでしょうかね? いや、別に違法コピーは推奨しません。価値があるコンテンツにはお金を払うべきです。でも、音楽業界が「違法コピー云々」というのは別の目的が見え隠れする気がしてしまう。
  ロードス島戦記が「指輪物語」後継の正統ファンタジー?  いや、系譜的にいえばたしかに「指輪→D&D→ロードス島」なんだが(一番最初のロードス島戦記はAD&Dで行われたハズ)、こんなんじゃトールキンも墓の下で浮かばれめえ。「ファンタジーの敵は?」と聞かれたら正解が「想像力の欠如」とわかっていても「水○良とグループS○E」と反射的に答えてしまう人間にとってはちょっと……
 え!?  リトルワールド閉鎖 っすか!? 名古屋に住んでほぼ十年だというのに、まだ一度も行かないうちに……木曽川ライン下りも撤退か……不況とはいえ、残念。
  ゾイド妄想戦記の新作 。すいません。まだ見てません。
 今朝、メールボックスに「極東神泉會」とかいう名前で、 不正請求詐欺のメール が届いていた。特に効果があるとも思わないが、 愛知県警ハイテク犯罪対策室 へ転送。みなさまもこんなものにひっかかりませぬよう。
 千と千尋について、劇場鑑賞時にも感想を書いたけども、テレビ放映したんであらためて。個人的評価は「名作ではあるけど傑作ではない」という感じ。千と千尋はある意味宮崎駿の集大成であり、そこに含まれたものは大変なものである。それをわかった(ってより感じ取ったってレベル)うえで。
 まず、千と千尋のストーリーは典型的な神話・民話伝承の異世界往還譚である。これは友人のYS氏とも意見が一致した。神話民話というのは「受け入れられてきたから残ったもの」であり、ストーリーの合理的整合性は(自然科学的な意味では)追求してもしかたないものである。ある意味「原物語」と言ってもいい。ストーリーに独自性がない、ということではないが、千と千尋の場合にはストーリーによりテーマを浮き彫りにさせるというものでもない(だからストーリーが展開しきらないうちにという指摘はある意味的外れなのだよ>M瀬君)。ここからはYS氏とは意見を異にするのだけども、私は千と千尋の視聴者に積極的に訴えかけた部分はストーリーよりも表現・描写の部分であると考える(両者を明確に切り離すことは出来ないけども、比重として)。その表現・描写なのだけども、(YS氏は「教科書的」と表現していたが)過去の宮崎作品の上手く行った部分、もしくはその発展系である。おまけに、とても「上品」に作ってあり、臭みのある部分は徹底的に排除され(あるいは隠され)ている。神話物語としてゆがみを生じさせる部分が、私の気付いた限りではほとんどない。だが、それは逆に言えばつまらない。ゆがんだ部分というのは視聴者に作品世界への違和感を与え、没入を妨げる要素になりかねないが、逆にそのゆがみが面白さを生み出す・際立たせることも多いからである。宮崎駿はこのゆがみとなるエゴの部分を巧みに避け(または一見それとわからぬようにカモフラージュし)た。名作を作ろうとし、見事その通りになったスゴイ作品だが、私にとってそれより大きい感銘をこの映画から受けることはない。
 ところで、 千と千尋が赤いわけ 。視聴者のこと、考えてるのかなぁ。
 今日は寒いと言っても湿度の高い、湿ったような寒さで芯が冷えると思ったら、帰る前に雪。自転車で帰れないじゃないか。しくしく。


2003年01月30日(木) 旧暦 [n年日記]

「極東神泉會」その後

 今日になってあちこち回ってみたら、例の「極東神泉會」なる差出人のメール、 谷田貝さん とこをはじめ、あちこちSF系にも届いていたようだ。おそらくメールアドレスを除いて文面は一字一句同じ。請求金額も同じ。ちなみにうちに届いたメールのドメインは 文房具の会社 のものらしい。どういう基準で選択してるのかしらん?>ドメイン
 で、ついでに昨日そのメールを転送した 愛知県警ハイテク犯罪対策室 から 「以後もなにかありましたらよろしくおねがいします」みたいな、三行メールの返事が来る。まあ、形式的なもので実際に捜査するとは思わないが、それでも文面のそっけなさに、逆にテンプレートじゃないんだろうなぁ、と思う。こういう瑣末なメールがたくさん届くんだろうなぁ、と思うと申し訳なくも思うが、それが仕事なんだから、まあいいか、と考える。<おいおい
 今日、仕事場でK名誉教授のことについて質問。はっきりとはわからないけど、例の仮説はわりとありえそう。秘書のKさんが辞められた(ってか、お金がなくなったんで研究室の方が雇えなくなったんだけど)のって何年前だっけ?
 こないだご挨拶したときのK名誉教授の印象は、知性と気品があり、それでいて人を威圧するようなところのない好々爺という印象でしたが、どうもその印象は間違ってない感じ。ゆっくりお話をうかがう機会があればいいのだけど。
  総連上層部が工作員に指示 。現時点で公表されているのは韓国に対するスパイ行為の支持だけだけども、日本国内における工作でも総連のかかわりは相当のものと見るのが当然だろう。そのへんの捜査が進めば、破防法の適用ももはややむなし、だろう。ついでなんで五箇条の誓文(徴税における総連関連収益団体の大幅な優位性の根拠となっているもの)が破棄されて遠慮なく「正規の」税金を徴収するようになれば、日本政府の財政にも幾分貢献できるでしょ。
  学校・大学に「読書の時間」を制定?  もうね、アフォかと。バカかと。読書なんざある程度以上は強制されてするもんじゃないでしょ。それよか理系教科の教育をもっと補強すべきでは?
  うででん (もー、正式名称書くの面倒なんで)。いつものとおりです。変な兄妹が怪しい世界を展開しております。
  MRR #4.妙にハイクォリティ。シナリオがまとめ上手な 吉岡たかを 氏なのもなのだけども、作画レベルも割と高い。この微妙な力の入れようは……
  WOLF'S RAIN #2。花の娘「チェザ」を求め、研究所に入り込む「キバ」と「ヒゲ」。一方、「ツメ」は仲間を見捨てたと誤解され、仲間たちから見放される。そしてもう一匹の狼、意気地なしの「トオボエ」は、餌を恵んでくれた少女に人間の姿で近づくのだが……
 「花の娘」はこの世界の支配階級「貴族」により連れ去られ、狼たちは再び花を見失う。それを追う展開になるのだろう。それはそれとして、クエントが飲んでるのが……に、「人間の屑」……大笑い。ちなみにトオボエにかかわる少女レアラの声は「自爆ちゃん」こと、 仙台エリ


2003年01月31日(金) 旧暦 [n年日記]

書き置き

 すいません。日曜まで北の方に拉致られることになりそうです。うう、週末の計画が……
  北朝鮮「日本は朝鮮人840万人を強制連行」 。もし本当だったら私だって日本軍を問い詰めますよ。「そんなことに使う輸送船があるんだったら、もっと兵站をちゃんとしろ!」と……(輸送船だけで兵站が補強できるわけではないが) ちなみに当時の北朝鮮の人口は2000万台だったのではないかと。
  北朝鮮、核燃料を輸送の動き 。イラクの方がごたついてる間に、ってこともあるのだろうけど。アメリカがみすみす見逃すとも思わないが、イラクの方の各国の協力もまだ取り付けられてないしなぁ。
 今日は「極東神泉會」で検索してくる人が多いなぁ。よほどあちこちにばらまいたらしい。
 うう、OURsの感想とかも書きたかったのに。とりあえずジオブリは高見が成沢のフラグ上げを阻止成功。自分側のフラグ立てのチャンス! でも、「危機の中で芽生えた愛は長続きしない」とサンドラ・ブロックも言っていたぞ。
 ああ、時間が、時間が……