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2013年01月17日(木) 旧暦 [n年日記]

たまこまーけっとと問題児がなんとか

   文章タイトルラノベはウリがある意味わかりやすいのかもしれないけど打つのが面倒なので少しは自重していただきたいところです。
  たまこまーけっと 。「うさぎ山商店街」にあるもち屋の娘・北白川たまこは、もち屋にとって一番の書き入れ時の大晦日が誕生日。毎年あわただしく新年を迎え誕生日を忘れられてしまうたまこを、今年こそは祝おうと商売敵の家ながら幼馴染の大路もち蔵はじめ商店街の人々はこっそり準備を行う。ところが、言葉をしゃべる変なトリが北白川家に迷い込んでしまい……
 今期の京アニ枠。商店街の立て直しものか? と思ったら、特にそういうこともなく商店街を舞台にしたほのぼの日常もの?
 些細な日常の人間関係が一族の王子を探しに来たという変なトリ、デラ・モチマッヅィの出現に引っ掻き回されるのだろうけど、初回はひたすらほのぼのでまずまず? それにしても、塩沢兼人亡き後、この手のゴージャス形お耽美声は山崎たくみの独壇場だなぁ……

  問題児たちが異世界から来るそうですよ? 。心体共に人並み外れた能力を持つがゆえに日常に退屈していた逆廻十六夜。そんな彼の元に、誰が差し出したとも知れない手紙が……うんざりした日常を打破してくれるという予感を覚え手紙を開くと、いつの間にか彼は異世界に。そこには彼同様、人並み外れた能力ゆえに周囲から浮いていた二人の少女がおり、そんな彼らの前に「案内役」を名乗るバニーガール姿の少女「黒ウサギ」が現れる。自分で彼らを呼び出しておきながら予想外の能力の高さにビビり気味な彼女の言うには、この世界では「ギフト」を賞品としたゲームによる勝負がすべてを支配する世界だと聞かされ、十六夜はこれこそ退屈を埋め合わせてくれるものと予感、積極的にゲームに関わろうとする。だが、実は黒ウサギには彼らに隠してる本当の目的があった。
 異世界召喚モノなんだけど、何の力もない少年(少女)が召喚されて不思議な力を身につけたり身につけなかったりしながら異世界を救う、という定番パターンとは違い、呼び出される主人公たちがもうすでにレベルMAX状態なこと。で、黒ウサギの本当の目的は彼らの力を借りて、落ち目な自分たちのコミュニティを立て直してもらうこと。コミュニティが落ち目になった事情とかいろいろあるようだけど、その辺次第かなぁ。あと、主人公がその能力ゆえに超絶上から目線なんだけど、その辺もどんなふうに料理してくのか。


2011年01月17日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 内閣改造後の菅政権支持率21%→26%

  与謝野氏起用「評価しない」50% 朝日新聞世論調査朝日 )。いや、内閣改造でこの上昇率ははっきり言ってもう末期でしょう……で、「支持する理由」に「民主党中心の内閣」ってのがあること自体が既に意味不明なんですが……連立内閣でもないのに「民主党中心の内閣」なのは当り前のことで、それがどう評価理由になるのかまるで意味不明なんですが。
 省略された質問文、あるいは口頭での説明があった場合はその全部を聞いてみたいものです。

[アニメ] これはゾンビですか?#1

  これはゾンビですか? #1「はい、魔裝少女です」。相川歩は普通の高校生……ではなく、実はゾンビ。通りすがりの何者かによって殺され、通りすがりの希代のネクロマンサー少女、ユークリウッド・ヘルサイズによってゾンビとして復活したのだった。とは言え、五体バラバラにされても死なないことと日光が死ぬほど苦手なこと以外は特に変わるところはなく、いつも通りの日常を過ごしていた。何故か一人暮らしの家に、ユークリウッドが一緒に棲み着いたことを除いて……  そんな異常に慣れつつあったある日、ゾンビの習性かつ居心地の良さに墓場に夜の散歩に出ると、チェーンソーを振り回すフリフリ衣装の少女とでっかい熊の着ぐるみが戦っているところに出くわしてしまう。

 いや、まあ、なんというか。主人公が変態系というだけで、まあ一応は見れてしまう自分がなんか嫌だ。
 まあ、どっちかというとコレに関連してか三石琴乃氏が若手声優の演技に「もう少し頑張らないと……」ということを言ったのがむしろ話題になるような気も。話してる相手の物理的な遠近での演技の使い分けができないとか、声を張るべき演技の所で張ってないとか、わりともっともな指摘とも思います。
 まあ、それはともかく、コレなんですが……なんともいいづらい感じで。B級スプラッタのいい加減突っ込みどころなばっかのところを楽しむ、という感じでいいのでしょうか? B級どころかC級、D級の気がしますが。Z級まで突き抜けてないのが微妙なところ。あ、この場合の「B級スプラッタ」ってのは比喩で、ジャンル的にはスプラッタじゃありません。


2009年01月17日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] まりほり#2と宇宙かけ#2と鋼殻のレギオス#1と黒神#1

  まりほり #2「甘美な疼き」。ひょんなことで「実は男」という鞠也の秘密を知ってしまい、その秘密を守らされるためにあまつさえ男が苦手なのに寮で同室にさせられ24時間監視下に置かれることになってしまったかなこ。朝から鞠也の営業用スマイルにあっさりだまされ鼻血を流しつつも人目のないところではいびられる。
 それでも編入初日に美少女だらけのクラスメイトにまたも鼻血を流しつつ気を取り直すが、校舎内でも学年が違うのに、超有名人である鞠也の影から逃れることが出来ない。そんなかなこを、最初に同室だった隆顕が尋ねてくる。突然部屋割りを変えられたため、かなこがどうかしたのかと心配して来たのだが……

 今回からOP付。でもそれで尺が圧したのか今回はEDなし。残念。OPは新房監督色が全面に出つつ、どこかのスタジオ風のロケーションで暴れまくる鞠也がかわいくも(注:男です)、ハニワ顔のかなこ人形が普通にキモイです。いや、鞠也に振り回されたり筆にされたりぶん投げられたりしてるんだけど。あれ? 本編とあまり変わらないや。
 でも、歌詞の内容はかなこの立場なのに、歌ってるのは鞠也役の小林ゆう……小林ゆうのぶりっ子声にはちょっとドキドキしてしまいましたが。
 そして第二話から問答無用で鼻血を垂らしまくって変質者スキルを発揮するかなこだけども、原作通りならこれからますますエスカレートして頭の悪さと変態の度合いが犯罪者の域にまで達しっていくことに。声が真田アサミで良かった。下手な声優がやったら本当に「バカで変態で癇に障るだけのキャラ」になりかねないものなぁ。(ひどいこと言ってる? 気のせい気のせい)
 クラスメイトは一話にも出てきた本格派和風美少女稲守弓弦に、小動物系美少女桃井サチ、そしてクールビューティなメガネっ娘桐奈々美。大体この三人がクラスメイトの友人で、最後に出てきた演劇部は……まあ、最後の会話で何やってるかはわかると思いますが。この人たちも大体まとも(桐はわかりやすくおかしいんだけど)なんだけど、やっぱり変なんだよなぁ。
 来週はツンデレ穂佳が出番か? 原作じゃモブだったり時々出てきてツンデレ親切を振りまく人になってしまってるけど、アニメじゃ出番増えるのかしらん?


  宇宙かけ #2「使者」。こちらも今回からOPあり……だけど、ALI PROって……そのうちシリアス展開も出てくるのだとは思うけど、この雰囲気でALI PROはちょっと合わんだろう……OP映像もシリアスにしていいのかほのぼのコメディにしていいのかなんだか迷ったような中途半端な構成だし。ただ、OP見てちょっと期待するのは無機質なアンドロイド? 機械人? みたいのが出てくるところ。ちょっとその辺の世界観には期待。
 で、本編は……タイトルが「宇宙をかける少女」なのに、いきなり日常生活に話が戻ってます。そいでもって意味ありげなタームをばらまきつつ、なし崩しに戦闘で引きと。う〜ん、舞-HiME・XENOGLOSSIAのスタッフが多数ということなので納得できるようなできないようなだけど、話が複雑ではなさそうだからついてはいけそうだけど、微妙な置いてけぼり感が……キャラがどれだけ魅力的になるか次第かなぁ。一番魅力的なのがレオパルドだって時点で正しいような、間違ってるような。


  鋼殻のレギオス #1「意識を持つ都市」。原作はまるで知りませんが、移動都市で構成される世界で、都市を襲う化け物を超人的な戦闘力を持つ連中の組織が守ってて、主人公は実はすごい戦闘力を持ってるんだけど、その組織の育成部門のある学園の普通科学生として編入した。という解釈でよろしんでしょうか?(なんか身も蓋もなくまとめてしまった気が)
 言ってしまえばわりとありがちな「厨二病設定」なんですが、絵は綺麗だし今のところ話もそんなにイヤミがないので、まあ、見続けられるかも。


  黒神 #1「三位一在」。……そこそろ妙な熟語を羅列する傾向ってやめません? うちのIMEがどんどん変な学習をしてしまいますよ? それはともかく、ドッペルライナー(原作の時から思ってるけど、すげー頭の悪い造語だよな)の設定が暗いとかそういうことは関係なく、なんなんでしょうね、この微妙どころではないおいてけぼり感は……主人公の性格や設定も原作と変わってるけど、これは良いのか悪いのか。ドッペルライナーの設定を強調するためにホラー風味を強めてみたのだとは思いますが。
 なんだろう、韓国のマンガ家、特に萌え系って、設定とか物語作りでものっそ「テケトー」な人、多いよね……文脈も微妙に日本のと違ってるし。ケンチャナヨなのかな? でもやたらと仕事の手が早い人が多いので、その辺はすごいなぁとは思います。内容の密度と反比例してるっぽいのがアレですが……
#黒神も読み切り版の時はまあまあかなと思ってたのに。

[アニメ] ドルアーガの塔 〜the sword of URUK〜#1,2

  ドルアーガの塔 〜the sword of URUK〜 #1「ギルガメスの塔」#2「王都メスキア」。ジルたちがドルアーガを倒し、そしてニーバとカーヤが裏切り幻の塔へと消えてから半年。メスキアはギルガメス王によって王都とされ、かつてのドルアーガの塔も「ギルガメスの塔」と名を変えていた。すっかりモンスターも出なくなり塔頂者のほとんどはメスキアを離れたが、ごく一部はそこに居続け、別の仕事を細々と続けていた。ニーバのパーティにいたファティナもその一人。今やすっかり観光名所と化したメスキアと塔に旅行者を案内するガイドとして、ぱっとしない日々を送っていた。そしてジルはと言えば、カーヤの裏切りから立ち直れず、元親衛隊隊長であるケルブの営む居酒屋の二階に間借りし、ファティナに世話をされつつほとんど引きこもりの生活を送っていた。
 自身もニーバのことを引きずりながらも自分以上にカーヤのことを引きずるジルに業を煮やしたファティナは、気晴らしにと二人で芝居見物へと繰り出す。興業のレスリングを見ながらファティナが「もう塔のことは忘れて、二人で新しいことをしようよ」と、過去との決別を口にしたとき、二人の足下にうごめくものが……
 どう見ても小さな少女であるその子は、自分がずっと昔に出奔したギルガメス王の妃であり、女神イシターの巫女でもある「カイ」だと言い、「私を塔のてっぺんに連れてって」と、かつてのカーヤと同じ言葉を口にする。
 しかし彼女を捜し、何故か黄金騎士団が興業のテントに乗り込んでくる。装備もなく騎士団に取り囲まれ絶体絶命と思われたところを救ったのは、レスリングチャンピオンとして興業の花形になっていたウトゥ。初めて見る彼の素顔が普通にハンサムなのに驚きつつ、ジルたちはカイを連れてケルブの居酒屋に逃げ込む。
 ジルから事情を聞いたケルブは、今の王都で我が物顔に好き勝手している黄金騎士団とアミナたちへの反発、そしてジルが再び何か行動を起こそうとしていることに、彼らをバックアップすることを宣言。だが、それで収まりが付かないのはファティナ。これまで何度も塔の最上階まで行っても何も起きなかったのに、カイを連れて行ったからと同じにならないなんて信じられない、と言うが、実際はせっかくジルと二人で過去を捨ててやり直すことができそうだったのに再び過去が浮上してきたことに腹を立てていたのだ。一緒に塔に登ろうというジルの誘いも断り、すねてシカトを決め込んでしまう。
 が、アミナの命を受けて一般市民の居住区を破壊するという暴挙を犯しながらも、黄金騎士団がカイを探してケルブの居酒屋にまで迫ってくる。

 待望の続編。前シリーズは「the aegis of URUK」のタイトル通り、教条通りの正義感しか持たなかったジルが冒険を通じて「みんなを守る楯になる」決意をし、ドルアーガを倒しつつも、ニーバとカーヤの手ひどい裏切りを受けて終わった。
 そのラストで再度の登頂を誓ったはずのジルはと言えば、完全に引きこもりニートの生活。w ファティナが田舎者丸出しの観光客相手のガイドをしながら彼を立ち直らせようとしているが、かつての覇気はまったくない。実際はあれから何度も塔には登ったのだが、結局幻の塔への手がかりすら掴めず、完全にやる気を失った状態。彼のことが気にかかっていたファティナも、ジルを立ち直らせようとしつつ、心を寄せていたニーバに裏切られその代替として彼を見てるのではないかと感じてるのか、どこかもう一歩を踏み出せないでいた。
 そいでもってギルガメスはと言えば、突然暗君のように振る舞いだし、佞臣の提言を右から左へと施策に移す。そしてその威光を笠に着た軍高官アミナとその配下の黄金騎士団はやりたい放題。あれだけドルアーガ打倒に尽力した塔頂者への報償どころかドルアーガを倒したのはギルガメス王と宣伝しようという提案まで受け入れる王に、腹を立てたケルブは親衛隊を辞め、今では居酒屋のオヤジに……常連にはかつての塔頂者も多数いるなぁ。
 そんな一歩も進まない状況をファティナがなんとかしようとした矢先、事態が動き出す。動かすのは黄金騎士団に追われていた女の子。彼女は自身をイシターの巫女カイと名乗るが、カイが生きていたとしてもギルガメスとの間に二人の王子をもうけていて、自身もいい年齢のはず……無論普通なら信じられるわけはないけど、ジルの「この子どっかで見たことある気が」というのと、黄金騎士団が彼女を捜して無茶をしてるのでなし崩しに彼女を中心に再び塔に挑むことになる。
 そうなると収まらないのがファティナ。ニーバのことを振り切り、ジルと新しい一歩を踏み出そうとしたタイミングにこれでは……だってジルが「カーヤのことが忘れられません」と言ってるようなものだからなぁ。久々に会ったウトゥにも「兄から弟に鞍替えか?」とかからかわれてるし。相変わらず空気が読めないジルに「一緒に来て欲しい」と言われ、火に油状態。
 しかし、黄金騎士団に追われる彼らを見捨てておけない(それと、やっぱりぱっとしないガイドの仕事に見切りを付けた)のか、最後の最後でジルたちに追いつく。今回のパーティはジル、ファティナ、ウトゥと、ただ居酒屋にいただけなのに秘密の話を聞いてしまったばっかりに巻き込まれたボウガン使いのドルイド・ヘナロ。「ボク」と言ってるけど、胸は一応あるみたいだから女だよな……? 次週はメルトとクーパも出るみたいだから、彼らもパーティに加わるのかな?
 他には、黄金騎士団に追われるカイの逃走を影から助けつつ、カイを助けるというより事態の進行を観察しているかのような謎の女グレミカと、その従者のアクラの立ち位置がどう関わってくるのか。
 それと、OPに何気にアーメイがいるのがちょっと泣ける。さすがに復活はないだろうけども。


2007年01月17日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 華といえば華だが……

 日テレ系で夕べ「 死置人 」とかいうドラマをやったそうな。それがもろ必殺パロだそうで……ミクの必殺コミュニティではかなり評判が悪いが、どうなんだろう? パロにされてるうちが華、という気もするけど、地獄少女くらいには独自の世界に昇華しないとやっぱ反感を買うのも無理からぬのではないかと。
 しかし、出てくる連中を見てるとむしろ怨まれて殺される側の気も。


  DJ OZMA「NHKには頭にきてた」 ブログで表明J-CAST )。NHKに文句を言うのは構わんが、視聴者を パフォーマンスについて『低俗』『不謹慎』との批判については、「そう言った人達は本当にかわいそう」と苦言を呈しってのはどうかと。否定的な文言しか出ないってことは、面白くも好きでもないということは自明で、そもそも常識で考えれば低俗だってことはわかるだろうに。「低俗? それがどうした! 面白いだろうが!」くらい言えれば、良かったのにね。そんな代物でもあるまいが。


  「南京事件」70年、米でドキュメンタリー映画初公開読売 )。よくもまあ、ここまでぬけぬけと出鱈目で映画を作れるなぁ…… 映画は犠牲者を「20万人以上」とし、欧米人らの尽力で「25万人が救われた」としているって、「欧米人の調査結果」とかけ離れてるんですが、その辺はどう思ってるんだろう? 資金やらなんやらがどの辺から出てるんだろうかとかと思ってしまうが。てか、あれがこうでこうなのかなぁ、とかちょっと断片的な情報を継ぎ合わせてあれこれ考えてしまって楽しんでたり。組織名にCが入ってる組織とか。


  求人の年齢制限禁止を自民検討 再チャレンジ促進の一環朝日 )。多分、あまり意味がないと思う。求人の募集要項に「年齢制限」が書かれないだけで、実際には年齢ではねられることが増えるだけで。当たり前のことだけど、年齢が条件になる仕事がある。性別が条件になる仕事もある。そういう現状を無視して「求人で条件にするな」と言ったって無理な話。「どうして年齢制限がかかるのか」から考えないといけないのに、考え方が間違ってると思うが。

[アニメ] 少女コゼット#1-2とセイントオクトーバー#2

  レ・ミゼラブル 少女コゼット #1「ファンティーヌとコゼット」#2「ジャン・ヴァルジャンの秘密」。ビクトル・ユーゴーの「レ・ミゼラブル」を、主人公をコゼットに変えてアニメ化した、「世界名作劇場」復活版。 BIGLOBEで一話につき二週間、無料配信中 (その後は一話につき105円。)。原作未読。みなもと太郎版なら、読んだっけ? デザインが今風になってることから開始前は否定的なコメントも見られたけど、いざ見てみるとまったく世界名作劇場ですな。
 パリでお針子をしていたファンティーヌは食い詰め、一人娘のコゼットと共に地方に向かう。だが子供連れの女を雇うところなどどこにもなく、モントルイユ・シュル・メールで市長のマドレーヌが経営する工場ならやとってもらえるかもと、宿屋の主人であるテナルディエ夫婦の口車に乗り、コゼットを夫婦に預けて旅立つ。だが、夫婦は養育費を巻き上げるだけ巻き上げ、コゼットを小間使い同然に扱う。そうとは知らないファンティーヌはメドレーヌの工場で働くことになる。マドレーヌは誰からも慕われる人格者だったが、マドレーヌはかつてジャン・ヴァルジャンという名の悪党だった。
 主人公の少女がいじめられ、不遇な環境の中でまっすぐ育っていくというのは世界名作劇場の基本フォーマットでもあるけど、それ以上に子供向けとしてメインの想定視聴者に近い視線に持ってくるというのがメインなんじゃないかな。ファンティーヌも悲惨な目に遭ってどんどん転落していくらしいし、ジャン・ヴァルジャンにも影のように過去が追ってくる。この後、時代がフランス革命と重なって登場人物もそれに翻弄されるらしい。「レ・ミゼラブル(不幸な人々)」のタイトルに違わず、ほとんどの登場人物は報われないまま死んでいくらしいが、どうアレンジするのかなぁ。
 ところで「あゝ無情」で検索したらマキノ光雄製作の、舞台を日本に翻案した 日本版「あゝ無情」 なんてのがあったのを思い出した。登場人物見てもほとんど誰が誰かわからねえ……


  セイントオクトーバー #2「ロリ吃驚!噂の美女が超襲来!」。「ロリ」と「超」がついてるだけで、いかにも頭悪げなタイトルになるなぁ……これは一種の発明かもしれない。話の方はユアンの身元がわからず両親が見つかるまで教会で預かることになったところを、第二の刺客が襲ってくる。
 前回の刺客だった社員は、あっさり切り捨てられたみたいだけど、切り捨てられたのに面会で情報を漏らすなんて、お人よしというか。今回の敵キャラは落ち目の巨乳女優。連ドラレギュラーを条件に仕事を引き受けるが、ことのが「正義」のカードの持ち主だと知って逆にびっくりしてる。「たった一人のジャスティス」って、他のは何人もいるんかいな。てか、あの格好はどこが「恋人たち」なんだろう?
 見ていていろいろと悪いとは言い切れないがかなりビミョーな感じ。


2006年01月17日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] なーんかライブドア関係がすごいことになってるようで

 関連会社が軒並みストップ安だとか、なかなかすごい状況になってますな。昨日の日記に「これが即堀江社長失脚にならないだろうけど」と書いたけど、ちょっと予想が甘かったのか? まあ、後から立て直して反発するのかもしれないですが……マジで先行きが読めん。
 でも、マスコミがかなり糾弾調なのが驚いた。糾弾調というか、正確には「あ〜あ。だから言わんこっちゃない」てな感じか。「強引な手法でマネーゲームを演出」とか、別にマネーゲームを云々批判はしませんが、昨日今日わかったことでもあるまいに、今更すぎて、それはそれでなんなんだかなぁ、と思ってしまってもしかたないでしょう? 結局、堀江社長はプラス側マイナス側どっち方向に振れようがマスコミ的にはトリックスターってことなんでしょうな。

  「バターン死の行進」記事、ユダヤ人団体が文春に抗議読売 )。なんだかよく意味のわからないニュース。当時の行進と現在のこのレポートをまったく同じに比較するというわけにいかないのも確かだが、なぜユダヤ人団体が??? そりゃ、当時の捕虜の中にはユダヤ人もいただろうけど、なんか妙な感じ。 愛・蔵太の気ままな日記さんの1/16 にあるとおり、バターン関連の書籍を出版してるレスター・テニー氏へのつながりがいろいろアレそうですが、まあ、二番煎じだし確証はなさそうだしで深く突っ込む気もナシ。ただ、過酷な状況には違いなかったけど、日本軍の受け入れキャパを遥かに超えた投降だったとか、日本軍自体物資不足、特に衣料品が大きく不足していたとか、行進そのものは捕虜を苦しめるための虐待、というイメージは、異なっているような気はします。一方でそういうレベルではない話も一部にあって、そこにいろいろ胡散臭い名前もあったりして、批難がまったく正しいとも思わないけど、まったく非人道的行為がなかったというわけでもない、もっと込み入った状況だったようです。まあ、極限状態を現時点の基準だけで云々するのもどうかとも思いますが。

  民主党:対中政策で折衷案 「国の脅威」否定で調整へ毎日 )。まー、民主党も苦しいところですな。まったく同情はしませんが。少しでもまっとうな政治方針を打ち出してくれれば、応援する気にもなるんだけどねえ。

[アニメ] 新番組二話目

  よみがえる空 #2。北陸沿岸を襲った地震に、内田の配属された小松航空救難団にも出動がかかる。内田は非番だったが、隊に出頭。正規パイロットが捻挫していたこともあり、本郷三佐に挑発されて予備パイロットとして現場に出ることになる。UH-60Jで彼らの向かったのは被害の大きかった東うるま島。そこでは、避難場所になった小学校に多くの被災者が助けを待っていた。怪我人の収容を内田も手伝うが、被災者が家に忘れた薬を取りに行ったついでに、家にいた猫を連れて帰る。ところが、それを見た女の子が両親に言われ家に置いて来た飼い犬を連れて来ようと、家に向かってしまった。内田は自責の念から制止の声も聞かず飛び出してしまう。
 日常から一転、被災の現場に。一話でなにも起こらない情景を描いていただけに、そのギャップが浮かび上がる。「航空救難隊にいる意味」をなにも持たない内田だが、この事件を通してそれを掴んでいくのだろう。ただ、ちょっと引っかかるのが救難隊の中心となる本郷三佐の描き方。「新人を鍛え上げる鬼軍曹」という役どころだが(三佐なのに軍曹ってのもなんだけど)、どちらかと言うと今のところ小うるさい生活指導係の先生のように映ってしまう。ハートマン軍曹みたいなキャラの場合、徹底的にしごきあげ、これまでの常識やプライドをこそぎ落とすと共に苦しい課題を与え、それを乗り越えたことによる自信と誇り、引いては組織に対する帰属意識を身につけさせるという意味がある。どうも本郷三佐の言動から、どこまで考えているかが見えてこないものが結構あるのだが……(特に自転車云々のあたり。隊や現場での言動は、そうは感じないが)
 内田を鍛え上げる本郷三佐はじめ周囲の描き方が、この作品がどうなるかの肝かな?

  タクティカルロア #2。「護衛艦狩り」に襲われた漂介の乗る「パスカルメイジ」。正体不明だった敵艦は、軍から奪われた最新鋭の実験艦だった。姿の見えない敵に、暴風雨の中にあえて突っ込むことでかろうじて勝利し拿捕する。しかし奪われたとはいえ軍の艦に損害を与えたことや、パスカルメイジを快く思わない保険部担当官の濱口の報告により乗組員は全員艦内に謹慎、艦長の七海は事情聴取のために軍本部に向かう。七海が本社についた矢先、本部で爆発が起き、銃を持った女が七海たちの車を乗っ取る。彼女は「護衛艦狩り」の仲間で爆発も軍本部に収監されていた護衛艦狩りによる襲撃だった。
 あれか。濱口レマラは政治将校か。いや、監査役だけど。ま、民間組織だから採算は取らんといかんのだけど、交渉可能な相手だとは……戦闘シーンは、絵はそんなに悪くはなかったけど、相手がマヌケで勝ったという印象が……敵との攻防をどう描くかってのは、重要なんだけどなぁ。ゾイドG程度でも結構「おお」と思ったりするものだけど、それは望むべきもないか……? 監督によれば一話目はコメディ方面、二話目はシリアス方面に振っているらしいけど、まあ、シリアスに振ってもここまでか、と示している気も。基本的には女の子を見せるアニメだから、見所は勘違いしてはいけないのだろうなぁ。ってワケで護衛艦狩りの仲間のゴスロリ女ハァハァ。
 翼をからかってた男キャラはこれからもからむのか? しかし、翼にマジギレされてとまどってたが……基本的に生真面目な相手にあれで怒らないと思うってのは……
 今回、もっとも引っかかったのは、最後の七海が泣き崩れるくだり。これまで強がってたってことと、クルーは部下というより家族のようなものということなのだろうけど、ちょっと弱みさらしすぎというか、変という印象は免れない。まあ、女の子を見るアニメというところを間違えなければ、多分それなりに楽しめるんでしょうな……


2005年01月17日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] NHK番組政治介入疑惑:情報整理

 一応、今まで報道されている情報を整理。別に番組批判したいわけでもないし見てないので、主に行動に関してだけ。まあ、ひと段落つけるためといかなる事態になっても逃げられるように逃げ道の確保です。
 安倍・中川昭両氏の行動についてのコメント
  • 当初、朝日新聞が「両氏が幹部を呼び出し件の番組について内容に偏りがあると指摘」と 報道 (2005/1/12)
  • 安倍氏は2005年1/12の時点で「呼び出した」との報道内容を自サイトで 否定 。中川氏も後に番組放送前にあったかのようなコメントは記憶違いで、番組放送後にしかNHK幹部と会ってないとコメント。
  • その後、安倍氏は当時2001年1/28にNHK幹部から予算説明などの席上で番組について自主的に説明され、それに対し「公正公平な番組作りを」と述べたのみで変更の強要などはしなかった、とコメント。
 NHKの行動についてのコメント
  • 朝日新聞の報道に対し政治圧力の介入の否定をコメント。
  • 2001年1/29以前にすでに番組構成の変更作業が始まっていたと主張。
 長井CPのコメント
  • 番組製作時、当初予定の構成からの変更が上司から指示されたとコメント。
  • 政治的圧力がかけられたらしいと聞いたとコメント。
  • 安倍・中川氏から番組内容について指摘を受けたと聞いたとコメント。
 問題点と騒がれうる場所(番組内容の偏向は除く)
  • 安倍・中川両氏およびNHKのコメントの信憑性。
  • 長井CPの情報の信憑性。
  • 放送前に政治家や内閣の一員が番組内容に意見を述べること。
  • 長井CPの情報を記事にした朝日新聞記者(本田雅和記者)はきちんと検証した上で記事にしたのか。
 まあ、こんなところですか。情報に齟齬がなく確実そうなのは放送前に番組制作が上司からの指示を受け、構成内容の変更を行ったというあたりと、安倍氏が放送前に何か言ったということくらい。しかし安倍・NHKのコメントでは時系列的に安倍氏の指摘を受け変更が開始されたわけではなく、また指摘後の影響も不明(両者は影響はなかった旨をコメント)。
 長井CPのコメントは現場からの声ですが、政治圧力の有無や安倍・中川両氏の介入はすべて伝聞情報でその情報の検証はいまだなされず。
 現時点の確実そうな部分で争点になりそうなのは「番組放映前に政治家が感想を述べること」だけど、放送法第3条によれば法的な根拠のない介入は従う必要がないから、従うよう強要した証拠がない限りはこれも特に強い糾弾内容(法的裏付けのある)にはなりそうにないです。道義的に云々、という程度の議論はできると思いますが。(これ以外は現時点では「こうだったに違いない」という見込みでの糾弾とみなせる)
 こうして見ると情報の確度と視野角が低いと、組み合わせで大きなことが見えるということは滅多になく、より小さなことしかわからなくなってしまうのだなぁ。

[その他] それいけスマート!

 ってのがあったなぁ、と思い出すニュース。
  米国で“ホモ爆弾”開発計画…同性愛者増やし士気低下狙うサンスポ )。…………映画版のそれいけスマートでヌード爆弾(nude bomb)ってのがあったなぁ。 しかしどこまで本気かわからないネタだ。しかしプラズマ兵器とかいうのの開発にも本気で予算がついたことがあるし、本当かも……
 先日書いた「苦情の耐えない玩具店」について、別の「 その証言はおかしい 」という意見が。玩具小売店の業界を知らないので指摘が正しいのかはわかりませんが、どっちにしてもわからないことを確定事実のように書いてしまったことで、反省。と、いうわけで修正します。
  日韓条約:韓国、外交文書公開 個人の対日請求権消滅毎日 )。日韓基本条約の条文すら国内では公開されてなかった韓国ですが、それに加えて関連文書も公開されたそうで。秘匿してたのが変だという指摘はともかく、この情報公開の速度はすごい。素直に評価すべきでしょう。内容について現政権に批判が出ないよう、いろいろ裏で動いていたという話はありますが……日本国内では別に条約は秘匿されてなかったので日本人は「個人賠償分も韓国政府に渡し、それにより韓国政府が個人賠償の義務を負う」ということになってたのは知ってたのですが、韓国の人もようやくそれを自由に見ることができるようになったわけです。北朝鮮側の賠償権については、実は曖昧にされたままだったんですな。どうやら韓国内部でもいろいろ荒れそうだなぁ。つか案の定 日韓協定無効とかやってるし朝鮮日報 )。すぐに納得できるできるものではないとは思いますが、韓国内の学会でしか通用しない強制連行なんて神話を持ち出してるし、本当にこいつらどうしようもない……いやいや、そんなことを言ってはいけませんね。うん。


2003年01月17日(金) 旧暦 [n年日記]

八年

 神戸の大震災から丸八年である。当時、名古屋も相当揺れたのにもかかわらずまったく気付かず寝過ごし、研究室に出てから皆が釘付けになってるテレビのニュースではじめてそれと知った。それから、マスコミの表に出てこない、出せないような当時の話も人づてながら聞いたりした。極限状態の場では、良しにつけ悪しきにつけ(残念ながら悪しきにの方が多そうなのであるが)人間性がさらけだされるということを再確認した。6年ほど前に行った時には、いまだ復興中でその傷跡も生々しかった。今ではぱっと見、ほとんどその傷は癒えているようにも思える。しかし、ときどき聞こえてくるニュースや話に、傷跡が根深いことを思い知る。奇しくも、日曜は所用で神戸に行くことになりそうである。せめて犠牲者の為に一礼、黙祷くらいはしてきたい。
  推考 へのツッコミ、というほどのものではないけども。確かに客観性はひとつの基準選択における選択肢にすぎないし、例えば政治システムにおいて民主主義が必ずしも最良(単純に、最大多数にとっての最良とするとしても)ではない(状況と場合による)のと同様、それがいついかなるときにおける最良解ではありえない。ただし、味覚や娯楽の嗜好を語る場合は、ひとつには「美味しん坊」のように、読む者の嗜好などまったく無視して確信犯的に独善で語る、というのもひとつの方法ではある。が、これは、オピニオンリーダー、ファッションリーダー、あるいはただの道化の立場にある場合にのみ有効な方法でもある。
 もう一つ(ほぼ)絶対的な基準の基礎(の一部)となりうるものがある。意識レベル上での「美味・不美味」「好き・嫌い」とは別に(まったく別ではないが)、人間の快・不快というのは、ある程度生理的な現象であるということである。生理的な現象であるということは、法則とは言わぬまでもかなりの場合あてはまる「パターン」というものがある。無論「それでも好き」「それでも嫌い」ということもあるが、いくつかの場合にはこのパターンを基準として適用することができる。これは大体の場合優れた洞察力を持つ者により法則化、明文化されたりもするが、私の場合にはそのような洞察力は持ち合わせていないので勉強し、また実地にどのような反応を示しているかを見て、見極めていくしかない。その作業は、主観とも客観ともなんとも言えないあいまいな領域ではある。が、個人の嗜好のみの判断基準でもない。そう考えると、私のとらえた「帰納による多数の人間の最大公約」への不審は、「最大公約」と「母集団から得られたパターン」との差異であると考えうる。両者は一見似ているようでも、後者は観察者によるフィルター、情報処理の選択の幅、つまり基準の選択の幅が広い。そこでも結局「基準」の話に戻ってしまうのだけども、実地の分類わけ自体が基準の検証でもある。
 実際には、そこまで徹底して作業してるわけでなく、わりと大部分「なんとなく」ではあるのだけどもね。だけど、自分の行為の意味が見えたみたいで、この意見はかなり参考になりました。
 「善・悪」に関しては、「善悪」と言ってしまうとそれは所属する社会(集団)概念になってしまうけども、「良い悪い」の場合には、場合によってはそれ以外の基準も持ち込めるのではないかと思う。「善悪」はルールであるのに対し、「良い悪い」は美意識の問題であることもある。ルールは明文化されたものが多いが、美意識は明文化しにくい。知ろうとすれば、対話するのが良い。不干渉もひとつの対応だが、対話もまたひとつの対応である、と思う。
 娯楽・味覚・嗜好の話でも「良い」の補集合は「悪い」ではない。「好き・嫌い」でも同様。「良くも悪くもないもの」もあるし、「良くも悪くもあるもの」もある。それは、「善悪」は違うけども、「快」「不快」は生理的に見てもリンクはしているし対のシステムではあるが、同一のシステムではない、ということに由来していると思われる。しかし、同時に「快でも不快でもない部分だから意味がない」でもない。それそのものは快でも不快でもないが、「快」あるいは「不快」を導く「それ以外の部分」というものもある。それは「良い・悪い」を全体の整合性で見る時、「良いを導くため良い」「良いを損なうため悪い」「悪いを導くため悪い」「悪いを損なうため良い」という評価の俎上に上りうる。そしてそこにもまた中間部分・非評価部分は発生する。絶対的基準を仮定した上でも、かくも「評価」とは面倒なものなのだなぁ。
 不平等条約などの場合には「善悪」の基準よりも、それぞれの「損得」(かならずしも物質的な意味ばかりではなく)で考えた方が、より実際的であると思う。
 こういうとりとめのない思考ってのもいいものだ。余裕があるときには。(--;
  八丈島のきょんも復活?  単純なリバイバルではないようだけども、受け入れられるかどうか。さて。
  いや、真面目に反感抱かれても、こっちもなんとも言いようがないんですが…… この番組が軍国主義うんぬんとはまったく思いませんが、(違う意味で)外に見られて恥ずかしい番組ではあります。ハイ。
  「旋風の用心棒」実写映画化 。いつの間に。アニメは地味ながら良作だったとは聞いています。名古屋じゃやってなかったんだよう。
 薦められていた「 ステルス艦カニンガム出撃 」を読了。ケレン味もきかせながらもしっかりとした人間や状況、軍事の描写で、読ませる本でした。続けてシリーズ二作目に入りますが、三作目は新刊できちっと買います。P431からP432にかけてのアーカディの発言が萌える。


2002年01月17日(木) 旧暦 [n年日記]

普段はあまり考えないが

 今日もいろいろありました。まる。
 ではなんなので、もうちょっと詳しく。
 詳しい事は言わないが(こればっか)、今日はちょいとばかり現ボスの子供っぽいところに苦笑したり義憤してくれた事に胸を熱くしたりとか色々あったり。
 で、このボス、癖はあるけど、基本的に無茶苦茶いい人なのだ。ただ、例えば「ちょっと雑談しましょう」とか言って話すのはやっぱり研究の話だったり、ちょいと研究以外の話にずれると早々に打ち切ってしまったり、情報処理の指向性が凄いのである。いや、研究者の鑑とは云えるのだけど、少しずれて興味のない話になると、興味が無い事を全く隠そうとしない。私の方はと云うと、役に立たなさそうな事でも取り敢えず仕入れておいて、ひょっとして役に立つかなぁとプールしておく。まあ大抵は役に立たないのだけど、役に立つ事もたまにあるのである。まあ、色んなタイプの人間がいるのは当然だし良い事だと思うのだけど、ひょっとしてワシのこの性格って、元からの性格もあるけど、前の研究室で培われた面が大きいんではなかろうかとふと思ってしまった。
 そうそう簡単に性格が変わるものでもなかろうが、案外と思考様式って影響を受けてるんじゃなかろうかと、ふとどうでもいいような事で思ってしまった。
 どうも HELLSING 最終話は原作ファンには相当アレな内容だったらしい。ってワケでアレでこれして送って貰って先に見てみる。あ〜、なんつーか、ここまで原作を大事にしてないと却って清々しいですな。結局、原作を力でねじ伏せようとしたけど手も無く捻り返されたって感じ? 原作とは違うオリジナル路線が悪いとは思わないけど、原作より明らかにダウンスケールしてるんじゃこの評価も仕方ないわなぁ。脚本の小中さんのほかの仕事はわりと好きだけど、絶対的盲信する程ファンではないし。
 七人のナナは、なんつーか、引き続き普通に面白い。今川監督作品としてそんな普通に面白いなんて事でいいのか! と思わないでもないが、まー面白いからいいや、と日和ってしまったり。喩えるなら喉越しの良いうどん。一気に麺の最後の一本まで抵抗無く飲み込め、味わいにも曇りが無い。そうそう、アニメってのはこうやって動きと音楽で魅せるのが真骨頂なのだよなぁ、と久々にアニメ作品を見た心持ち。脚本家としては既に底が見えた感のある、「おねがいティーチャー」の黒田さんに小一時間の説教と共に見せたいですわ。って見てるんだろうけど。黒田さん、脚本家としてはどんどんダメになってく気がするなぁ。あかほり某のようなプロデュースを目指すのはいいが、脚本家としてダメなところまで見習わんでも。


2001年01月17日(水) 旧暦 [n年日記]

FROM THE EARTH

 NHKでアポロ計画の内幕をドラマ化したFROM THE EARTHやってる〜。
 噂では、ちと訳が良くないという話だけど。先に別の訳でビデオで出てたそうなので、そっちも見てみたいなぁ。
 GPM日本ゲーム大賞企画関連で、 2ch で話題を振られてた。友人には「自作自演じゃない?(つまり、自分で話題振ったんじゃないの、ということ)」とヌレギヌを着せられた。ワシは2チャンで発言したことは一度も無いわい。
 しかしそこでの反応が、板によって反応が違うので面白い。女性向け板のところでは好意的で、家庭用ゲームの板では斜に構えたような意見が散見される。斜に構えた意見で主なのは、GPMはゲーム大賞にふさわしくない、というのではなく、「どうせマスコミが偏見で大作にやる賞だし」とか、「ドラクエ7で決まっちゃってるよ」とかの諦めムードである。つまり、ゲーム大賞がGPMではまずい、というわけではないのだ。
 では何故水をさすのか。いや、別にそれなら積極的に動けってんじゃないっすよ。そこまで労力をかける気はない、というのならそれは正論だし、異論を挟むものではない。しかし水をさす、というのは何故か。心理的には「すっぱい葡萄」と同じだろう。大賞、もしくは活動を低く見る事で諦めた自分の心理を安定させたい、ということだろう。別に非難してるんじゃないんすよ。世の中こういう些細な問題に対し、少しずつ欺瞞を行う事で日常を送っている。全ての問題に対しまっとうに解決しようと向き合ってたら、肉体も精神ももつわけがない。ネガティブでも話題に取り上げられるということは知名度が上がると言う事だから、それでもありがたい。でも、少しだけ労力を裂いてもいいと思うのなら、ちょっとだけリンクを貼るとかしてくれると私も嬉しい。