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2012年01月28日() 旧暦 [n年日記]

[その他] ちょっと何を言ってるのかわからない人々

  谷垣氏、無理して「ごね屋」やってる…仙谷氏読売 )。
(前略)彼の良い所をわざと押しつぶし、無理して『ごね屋さん』みたいなことを言っている」と皮肉った。
(中略)仙谷氏は「野党をやらせたら、私よりできるやつはいない。私がやるんだったら、似合う」とも語った。
 まあ、この程度のことを言ってみるしかできないんでしょうな、現状。
 何故大手マスコミが説得力のない民主党の消費税増税案を支持するのかはわかりませんが、それにも書かわらず世論が一向に望む方向にならないことへのいらだちが言わせてるんでしょうが、それで「ゴネ屋」とは支離滅裂ですな。
 政略の要素もあるだろうけど、それを加味しても政策の具体性と消費税増税の目的が不鮮明な民主党の提案を批判するのは理屈が適っている。それを「ゴネ」と思い込もうとするのであれば、「ゴネ」が上手くない、と見えるでしょうね。また、むちゃくちゃを言って「ゴネ」て与党を引っ掻き回すことが野党の役割だと勘違いしてるなら、仙谷氏は間違いなく「適任者」でしょうね。
 でも、自民のやってるのは、ゴネではなく、今のところ筋を通しての反撃の範疇に過ぎないし、野党に期待されてる役目はゴネて与党の足をひっぱることではなく、与党が暴走した時にそれを止めること。つまり、現自民党の行動が期待された野党の行動であり、仙谷氏が「野党の姿」としてるのは単なる総会屋であり、健全な政治観を欠片も持たないことを自ら吐露しているに過ぎない。
 仙谷氏は民主党では珍しくそれなりに調整能力を持ってる人物ではあるが、結局大元の所では学生運動の頃とちっとも変わってないのだなぁ、としか言いようがない。
 学生運動に関わってたからどうこうとは言わないが、民主党はその上の世代というのが欠如してる。つまり、「学生運動の価値観のままの人間が牛耳ってる組織」。それがこの仙谷氏の発言に現れてるということ。

  なぜ人はネットであることないこと書くのか日経ウーマンオンライン )。ああ、香山リカもすでに五十代だったんだ、ってのがまずびっくりしたというか、それだけの時間が過ぎたんだ、と感慨深いと言うのか。
 筆者のことはさておき、内容は最近のステマ騒動に対し、あらゆる記述に対し過剰反応を示すことへの批判。が、批判が漠然としており、結局批判の根本となる価値基準、現状分析が根本的に欠如している。はっきり言えば、やっつけ仕事もいいところのコラムである。
 まず、反応レベルで考えるなら少なくとも「本当に迷っている層」と「面白がってステマと言ってる層」を考えなければいけない。またその中間層として漠然とした否定材料としてステマという言葉を使っている層、というのもある。人々がステマ騒動でどういう気持を抱いているのか、それを考察しなければいけないのだが、「なんでもかんでもステマと言う」というおおざっぱすぎるくくりしかしていない。
 また、実際に「ステマ」というか「工作員」というか、金銭、あるいはその他の理由により、誘導され書かれた文章を、そうでない文章と見分けれられるか、あるいは見分けたいと思うのは是か否か、というレベルの考察が必要なはずだが、それもない。単に「疑う人々」で一絡げにしている。
 はっきり言えば、「ネットでなんでも猜疑心を抱く人たちが増えている!」と考察もなく言っているだけの駄記事である。
 まあ、そんな記事は三流週刊誌はもちろん、大手マスコミにも全然めずらしくないので、それ自体は嘆くことでもなんでもない。
 ただ、筆者が香山リカ氏というところに、多少思う所がないではない。
 香山リカ氏といえば、最近橋下氏に批判的な発言を繰り返している。また、そのことで反論されても(少なくとも個人的に見たところでは)筋の通った再反論が出来ず、かと言って自身の意見を再考する態度も見せない。敢えて言えば、典型的な「稚拙な炎上パターン」に見える。
 ただ、個人的には香山氏の印象で一番古く一番印象に残ってるのは、SFマガジンでのコラム。まあ、おちゃらけコラムだったんだけど、当時、精神科医ネタでやっていたのが物珍しく、それなりに面白く読んでいた記憶がある。その後、新聞などへの露出が増え、社会的事件や政治に対するコメントで「これってちょっと違うんじゃない?」ってコメントが出てきて、なんか「イタイ人」への道をたどっていった、という感が強い。世間的な認知度は高まり、「文化人」というステータスにはなったんだけど。
 逆に言えば今「文化人」と呼ばれてる人の少なからぬ数が大手マスコミでコメントを求められ、それっぽいことを書いて適当にマスコミに持ち上げられ、ホントに自分が文化人と勘違いしてしまったんでしょうね。
 いやもう、なんと言いますか……この年令からやり直すことは難しいでしょうね。自らの選んだ道とはいえ、あわれなものです。


2010年01月28日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] デュラララ#3とソラヲト#4とバカテス#4と超電磁砲#16

 今期は水曜が過密地帯だなぁ……この他に「はなまる幼稚園」もあり。

  デュラララ!! #3「跳梁跋扈」。新しい学校での生活も始まり、これまでの自分を変えようと、帝人は学級委員に立候補しようとしつつも踏ん切りが付かない。しかし先に園崎杏里が女子の委員に立候補し、彼女に惹かれるように帝人も立候補をする。
 帝人は彼女と何か会話しようとするが、なかなか上手く行かず正臣に慰められて何故かナンパに行くことに。社会人でも構わず声をかけて引かれる正臣に呆れつつも、確かに自分は変わらないといけないと思っていたところで、前の学校の同級生に絡まれている杏里を見かける。
 勇気を出して彼女を助けに行こうとしていたところで、謎の青年が登場、帝人を巻き込んで事態をあらぬ方向に進めてしまう。彼こそが、正臣の行っていた「絶対に敵に回してはいけない三人のうちの一人」折原臨也だった。

 これまでモブっぽい出方しかしてなかった杏里が本格的に話に絡み出す。たって、スタイル抜群の割に顔立ちが地味で男子から「めんどくさそう」と言われるどこか陰気な性格の彼女。彼女は「張間」という女の子を捜し、不似合いな繁華街をうろついてギャル風の元同級生に絡まれる。
 どうも昔イジメにあっていたらしく、その友人の張間のおかげで助けられたような感じ。
 でも、その彼女がなんで学級委員だなんて目立つ役職に立候補したのか、帝人と同じく自分を変えようとしてなのか不明。
 その彼女を助けようとしていた帝人を巻き込み大事にするのが臨也。最初は杏里を虐めてたギャルの彼氏で、池袋で最悪のチームと言われる「ダラーズ」のメンバーだという男を軽くあしらったのはいいのだけど、彼を嫌う、名前と似合わぬ超暴力男・平和島静男に見つかりもめ事を起こしかけ、臨也があしらった男が仲間を連れて復讐に来たり、静男がそいつらを片付けて臨也にぶん殴りかかるのをビルの屋上から突如飛び降りてきたロシア寿司屋の黒人サイモンが止めたり……すっかりカオスの状況を、帝人は杏里を連れて逃げ出す(正臣を置いて)が、何か良い雰囲気かも、と思ったら、杏里はお礼だけ言って去ってしまう……
 帝人はダラーズの悪い噂に、なんか居心地の悪い感じだけど、臨也が「人に会いに来た」と言って帝人を見たのと何か関係があるのか? チャットの「田中太郎」が帝人?


  ソラヲト #4「梅雨ノ空・玻璃ノ虹」。ノエルと街に物資の買い出しに出るカナタ。無口なノエルとの気まずい雰囲気に戸惑いつつも、彼女の博識に驚かされる。そんな時、教会の養護施設で育てられている子に、ノエルが口汚く罵られる。その子は戦災孤児で、両親を奪った戦争と軍隊を憎んでいたからだったが、歩行戦車「タケミカヅチ」を修復しているノエルは、そのことが本当に正しいのだろうかとカナタに吐露する。

 銃が人を殺すわけではない、とは言え、そう簡単に「兵器に罪はない」と言い切ることも出来ないのがアレコレ。まあ、不要なわけでもないんですが。社会を構成するものだからなぁ、好き嫌いに関わらず。
 で、ノエルが街に出た理由は、生活物資の補給だけではなく、その兵器であるタケミカヅチの光学系のためのレンズを作成してもらうため。なかなかオリジナルと同じものが出来ず、ガラス工房の親方と根を詰める。
 カナタは無骨な外見と似合わず繊細かつ職人気質な親方に興味を持つのだけど、一向に上達しないラッパの腕に「音を作ろうとするんじゃなく、出てこようとする音を出してやれ」と言われ、一気に開眼。いや、それは開眼しすぎだろう、と思うけど。あと、親方、「職人」の安売りしすぎw
 とは言え、カナタのラッパからノエルはカナタの超音感を使い、音で組成を推測することを思いつく。どんだけ超人やねん、カナタ。
 ツッコミどころはあるけど、なんだかんだでこの番組結構楽しんでるかも。


  バカテス #4「愛とスパイスとお弁当」。担任が補習担当の鉄人に代わり、休日でも補習授業が行われるようになったF組。ゲームで仕送りを使い果たし、64分の1になったカップ麺を弁当に持ってくる明久に、密かに彼に想いを寄せる美波が「余分に作りすぎた」と弁当を渡そうとするが、ことごとく邪魔が入り失敗してしまう。

 普段照れ隠し(だけじゃないけど)で関節技を明久に極めまくってる美波。そのせいで折角作ってきたお弁当を警戒されて受け取ってもらえない。で、やっぱり明久に(何故か)想いを寄せる瑞希が作ってきたお弁当を明久が口にすることになるのだけど……これがベタなBC兵器でして。ええ。
 明久が危うくあっちに行きかけた描写が、ジョジョ第四部なのはどうなんだw
 他にも美波を過激に愛する美春や段々禁断の愛に目覚めつつある利光、美波の妹の葉月に邪魔されて、結局美波の弁当はお釈迦になりかけるのだけど……
 ところで葉月が明久と顔見知りらしいけど姉の美波が知らないってのは、ちょっと引っかかった。あと、「指」「眼」はないだろうw


  超電磁砲 #16「学園都市」。能力者狩りを繰り返す、レベル0の集団「ビッグスパイダー」。その話を聞いた美琴は彼らの根城とする地区に「ビッグスパイダー狩り」に行くのだけど、何故か彼らが持っていた対能力者兵器であわや返り討ちに遭うところを、不良風の青年に救われる。ところが彼こそがビッグスパイダーのボスであるはずの黒沼であると聞き、さらに黒子のジャッジメントの先輩、固法美偉が彼と知り合いであると、事態は彼女らの想定していない方向に……

 黒子が追い詰められて腹に巻いたダイナマイトで脅す偽黒沼=蛇谷に「いつの時代の人ですの!?」と突っ込んでたけど、この話自体「いつの時代の!?」な展開ではありますわな。いや、わざとやってるんで楽しんだんですが。
 シリーズ構成では今回のエピソードはビッグスパイダーに対能力者兵器を横流しし能力者狩りをさせていた存在を匂わせることなんでしょうが、それと同時に、「努力しても能力が開花せず挫折した人間」に美琴が理解を示せないことを美琴自身に提示。上手いこと禁書目録同様「主人公による説教展開」に陥りかけてたのを方向修正してますな。美琴自身は努力で能力を開花させたのは設定的には間違いないだろうけど、それは描写されないだろうし、そうである以上「持たない者の気持ち」がそう簡単にわかるようにはならんだろしなぁ。


2008年01月28日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] オーバン#18

  オーバン #18「怪物ムイール」。モリーが自分の娘エバだと気付いたドンは、次のレースが硫黄の崖に塩酸の河という危険なコースであると知り、次のレースはリタイアすると言い出す。モリーの身をおもんばかってのことだが、「大いなる報償」を得て母親を甦らそうとモリーは意地になって参加する。序盤は有利にレースを展開するモリーだが、クロスの挑発により逆上したムイールに襲撃され、モリーはムイールの機体に連れ去れてしまう。

 モリーの正体がドンにばれ、ドンは突然現われた娘に戸惑ってしまう。親としての感情を思い出し、モリーに無謀なレースを辞めさせようとするのだが、モリーは半分以上意地になって聞く耳持たない。
 実際、ドンの反対を押し切って出たレースは序盤は有利に進めていたのだが……って、塩酸の河に入ると三秒で機体が溶けるって、どんな材質よ? 軽量化のために化学耐性は低いのかなぁ。
 そいでもってクロスが無意味にいじめたムイールに何故か逆ギレで追いかけられて、詮無いに連れ込まれてしまう。クロスはドSだからいいにしても、ムイールは一体何がしたかったんだろう……怪物にしか見えない種族が実は愛情や思いやりを持ってるってのは、スピリットに続いてなのだけど。ただ、話としては失った大事な人のために大いなる報償を得ようとしてるのは自分一人ではないと知ってしまったモリーが、他人を押しのけてまで勝手を通していいのか、失ったものをそうやって取りもどすのが正しいことかを迷うきっかけになってるのだろうね。
 そいでもって、いよいよ地球のピンチでレースに勝つしかないと大統領に発破を掛けられるドンだが、娘のモリーをそのために犠牲にするほど非情に徹することが出来ず、苦悩する。
 この次はオーバン星の秘密が少し明らかになるらしい。そんなコースを設定するなんて、オーバーロードは一体どういう意図でこのレースをやってるの?

[特撮] ゲキレンジャー#47

  ゲキレンジャー #47「ピカピカ!俺の道」。攫われたメレを助け出し、全ての黒幕だったロンをゲキ・リンの共闘で撃破し、大団円……のはずなんだけど、サンヨが倒されてなかったようで理央とメレの今後どうなるかも含めて次回で決着か? そういえば幻獣拳に入門した者は「輪廻の業」を負うとかって言ってたけど、それはどうなってるんだろう。
 しかし、メレ様、ツンデレのデレが壊れた領域に達してるぞ……大丈夫か?

[その他] まあ、別に日本人に限った話ではないとは思うけど

  だまされやすい日本人産経 )。いや、よくわからんけどありがたみがありそうな言葉に騙されるのは世の常なんだけど、これほどマイナスイオンとか水クラスターとかがのさばってるのを見ると流石に情けなくはなっては来ます。っつーかなんでもかんでもマイナスイオン付けるなよ。その分安くしろ。
 これは国民全体の理系的教養が不足してるってことでもあるだろうけど、まず第一にはマスコミだよなぁ……こういった出鱈目に便乗することに躊躇がないのだもの。マスコミの自浄作用だなんて、これ見てるだけで期待できないのがわかります。トホホ。

  フセイン元大統領、「ビンラーディンは狂信者」と供述Y!hl )。フセインの供述は面白い(興味深い&笑える)ものが多いなぁ……ここら辺の実際のところが明らかになると、大変面白いのではないかと思える。


2007年01月28日() 旧暦 [n年日記]

理屈の話

  夜回り先生「出席停止」嘆く中国新聞 )。言わんとすることはわかるし、主張の正当性もあることは理解できる。ただ、それは先生の側にきちんとした指導力、あるいは指導の権限があるのならば、という話。やはり指導力と権限をどうするか、からシステムを組み直さなければならないと思うが。
 出席停止をしても、どうして自分が罰を受けるのか、きっかりわからせれば問題はないと思う。いじめる側にも事情があるのはわかるが、それで理不尽にいじめられる側が放置されるのは理屈に合わない。
 「俺がハマーだ!」で「加害者の人権って、それじゃ被害者の人権はどうなるんです!」ってハマーの台詞が、珍しく真面目で記憶に残ってるんだよなぁ。ダーティ・ハリーのパロ台詞なんだけど。


  映画「南京」 サンダンスで初公開 際立つ「日本の残虐性」産経 )。「 犠牲者数についても、激しい論争があるのは承知している。そこで、私たちは東京裁判での数字を引用することにした。もっと少ないという意見はあるだろう。では、少なければ問題ないのか?というのが私の意見だ。数の多寡は問題ではない」。なんだ、中国の主張と同じじゃないか。くだらない。ことは「どういう経緯で何が行われたか」なんだが。大きくくくっても正規戦による犠牲者なのか、捕虜の不当処刑なのか、まったく関係ない無辜の市民への虐殺行為なのか。それぞれまったく異なる。そしてそれがどのような経緯でそうなったのかでも反省の内容は全然変わる。それを無視して中国の主張をそのまま垂れ流し、「数の問題ではない」なんてのは教訓にもならん、ただのプロパガンダ映画。


  英首相 日独を準常任理事国にNHKニュース )。ただし拒否権は無し。いみね〜。w まあ、現在の常任理事国が最大の既得権益をそうそう他国に割譲するわけはないんですが。


  韓→日が日→韓を上回る 06年の渡航者数( 中日 )。ん〜、嫌韓うんぬんより、やはり北朝鮮がらみの問題が大きいんでしょうな。予算、移動時間を考えればとりあえずかなり手軽な海外観光なのは間違いないのだし。でも、それだと台湾、中国もライバルなわけで。まあ、無責任に頑張れ、と言っておく。


  「日韓の橋渡しに」と両陛下=新大久保事故題材の映画観賞時事ドットコム )。いやぁ。他にコメントのしようもないのはわかりますが、以下を見る限り、無理だと思いますよ?>日韓の橋渡し
  前田有一の超映画批評の「あなたを忘れない」評 および Yahoo!映画あなたを忘れない−作品ユーザーレビュー
 日本は無理に日韓友好とか考えなくていいと思いますよ? つか、ほっとけば? まっとうなことを主張すれば韓国側が反発する、韓国側の意見にすりよればおかしな主張になる、そもそも韓国側ほど切実な問題じゃないんだし。必要なら韓国側から申し出てくるでしょ。
 あ、ところで「 ところが迎える日本人と>きたら、一部友人を除いてひどい描写だ。たとえば交通事故を起こしたタクシードライバーが、ひいた相手が韓国人だからといってぞんざいな態度になったり、ましてや血を流す韓国人を置いてその場から立ち去ろうとしたりなど、いくらなんでも非現実的すぎる。」ところが韓国だとあまり非現実的でもないらしいんですよね。もちろん場所によってはですが、繁華街で日本語で話してるだけで殴りかかられることもあるとか。去年反日運動の報道がクローズアップされた中国でもそんなことはまずないらしいのですが。

[特撮] ボウケン#47と電王#1

  ボウケンジャー #47「絶望の函」。リュウオーン完結編? 邪竜になった自分の身体が限界に近づいていることを知ったリュウオーンはガジャの口車に乗せられ、サージェスの集めたプレシャスの力を利用して完全に人間でなくなろうとする。そのため倒されたと見せかけ、サージェスのプレシャス保管庫に忍び込むことにまんまと成功する。一方、それを陽動としてガジャもゴードム文明の遺産である「パンドラの函」をまんまと手に入れる。

 元冒険者ながら人間を憎み自ら人間であることを捨てたリュウオーン。ボウケンレッドはこれまで何度も手合わせた経験からその計画を見破り、一人、リュウオーンの前に立ちはだかる。いずれお前も自分のようになる、と言うリュウオーンに、自分の闇と戦うため姿を消したブラックのことを想い、自分も心の闇に打ち勝ってみせる、とリュウオーンを撃破する。最後の力を使い果たし、リュウオーンは人間に戻ってしまうが、「人間を捨てる」という夢、その夢を持つという行為こそが人間である証だ、と言われ、否定しようと爆発直前のプレシャス保管庫に駆け込み、それを追いかけたレッドもろとも爆発に巻き込まれる。
 次回はついにガジャ様の大反撃? プレシャスの力を吸い取るゴードム文明の遺産を使い、ガジャ様らしからぬ活躍っぽい。なんせ、サブタイトルが「恐怖の大神官」なのだもの……ふさわしくない……


  仮面ライダー電王 #1「俺、参上!」。歩くたびにトラブルに巻き込まれる心優しいが気弱な少年、良太郎。彼はある日黒いパスケースを手に入れ、荒野の中を電車が走る、不思議な空間に迷い込んでしまう。びっくりして逃げ出す良太郎だが、その良太郎に砂の固まりのような影が追いかけてくる。のみならず、何故か町中を電車が良太郎が追いかけて来、その中から姿を見せた女性がパスを返してくれと言ってくる。あまりの事態に動転した良太郎はそのまま逃げてしまう。
 同じ空間に迷い込んだ不良少年、テツオは大事なキーホルダーがなくなっているのに気づき、良太郎が拾ったと思いこんでしまう。そのテツオに、良太郎を追いかけるのと似た砂のような影が「望みを叶えてやろう」と持ちかけてくる。
 テツオの仲間は良太郎を見つけ、キーホルダーを取り戻そうとして恫喝する。しかし、キーホルダーを拾った覚えのない良太郎は怯えとまどうばかり。不良たちに襲われ、あわや、というところで、良太郎を追いかけてきた影が良太郎に乗り移る。その途端、良太郎の口調が乱暴なものに変わり、同一人物とは思えない凶暴さで不良たちを叩きのめす。
 追いかけて来た例の電車の女性は、不良たちにとどめを刺そうとしたところで間一髪、自分の意志でそれを止めた良太郎を見、良太郎が「特異点」だと言う。何のことかさっぱりわからない良太郎だが、そこにテツオが姿を現し、キーホルダーを返せとうめいた瞬間、身体からコウモリのような姿の怪人を出現させ、倒れてしまう。その怪人は良太郎を殺そうとする。良太郎を追いかけてきた影はそれをはばもうとするが、砂のような姿のままなので蹴散らされるばかり。女性に「変身しなさい!」と促されるままにパスケースを使って、良太郎は仮面ライダーに変身してしまう。

 今回のライダーは時間を渡る電車「デンライナー」に乗り、時間を超えて歴史を改変しようとする未来人「イマジン」と戦う。だけど史上最弱の仮面ライダー、と 主演が言ってる だけあって、主人公はものすごくなさけない。w 歩けば何故かあり得ないトラブルに巻き込まれ、そのたびにメソメソ泣き出す。財布にはカツアゲ後、捨てられても戻って来るように住所と名前が書いてあるという筋金入り。ところがライダーに変身できるパスを拾い、その上イマジンである「モモタロス」に取り憑かれてしまう。このモモタロス、どこかマヌケだが基本的に凶暴な性格。そのモモタロスに取り憑かれ不良を叩きのめしたり、仮面ライダー電王に変身後もソードフォームになり、俺様ぶりをいかんなく発揮する。
 イマジンは基本的に人間に取り憑き、その願いを叶える代わりに歴史を改変する怪人なのだが、モモタロスはライダーをやる方が面白いと裏切ってしまう変わり者。今は良太郎に憑依するイマジンはモモタロス一体のようだが、公式ページを見る限り、他に三体のイマジンに憑依されるらしい。(インテリタイプ、任侠タイプ、エキセントリックタイプ?)
 電車に乗ることばかりが強調されてたけど、OPと次回予告を見る限り、ちゃんとバイクにも乗る模様。そりゃライダーだからそうだよなぁ。あと、アギトで真魚役をやった秋山莉奈がデンライナーの乗務員ナオミを演じてる。


2005年01月28日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] マスコミが流さない香田証生君人質事件の経緯

  馳浩の永田町通信一月号 。谷川秀善外務副大臣の森派総会での発言。
 唖然。あまりに生々しい。そして救出ができなかった関係者の無念と、香田君のご両親の心中の傷が推し量りがたいことが伝わってくる。
 香田君関連はご両親の心中察するに余りあり、ある時点で取り扱うのを差し控えたのだけど、これは人目に触れるべきことだと思い、勝手ながらリンクをさせていただく。


2004年01月28日(水) 旧暦 [n年日記]

それでも疲れる

 週一のお勤め、本日にてひとまずお役御免。これが結構毎週体力を使っていて、今日も体調は悪くないし、それほど疲れないようにやったつもりなのに、終わってからどっと疲れが出てしばらく動けなくなってしまった。ごっそり、体の中から体力を持ってかれる感じ。嫌いじゃないし、肉体労働じゃないんだけど。
 ちょっとその後は仕事になりそうもないから、ってことでもないけども、ジョン・ウープロデュース、チョウ・ユンファ主演 バレット・モンク を見に行く。世界を支配する力を持った経典を守る、不死身の僧侶(チョウ・ユンファ)。その役目は60年毎に後継者に受け継がれていく。1964年に先代から役目を受け継いだ「僧」は、60年目を迎えるその年、一人のスリの青年と出会い、彼こそが後継者だと直感する。一方、60年前から経典を狙うナチスの残党が彼らに迫ってもいた。
 まあ、タイトルとあらすじを聞くだけでも「なんだそりゃ!」なのだけども、元々コミック原作らしく、荒唐無稽は納得。一から十まで予想を裏切るところはないのだけど、単品のB級アクション映画として見ると、結構良くまとまっていたと思う。最近は続編の欲目を最初から見せてうんざりすることもあるのだけども、そういうところがなくこの映画だけで話が決着がついているのも良い。個人的に難点は、ヒロインが(性格はともかく)顔があまりかわいいとは思えないところか。まあ、突っ込みどころ満載はこの手の映画のお約束なんでそれは突っ込まないけど。新聞インタビュー記事に「アクションはもうあまりやりたくないけど、僧侶の役はやったことがないのでオファーを受けた」と(少なくとも表向きは)言っており、なんか間違ってる気もするが、僧衣はまとってないけど僧侶っぽい雰囲気はわりあいと出ていたように思える。ちなみに原題は「Bulletproof Monk(防弾僧侶)」で、二挺拳銃のシーンもワンシーンのみなので、チョウ・ユンファの二挺拳銃が楽しみ、という人はそのつもりで。
 もうひとつ、「僧」(名前はない)によって後継者として見出されるカー役のショーン・ウィリアム・スコットは映画理論を専攻していた兄に「狼/男たちの挽歌 最終章」を見せられ、その後一晩で挽歌シリーズと「新挽歌」を見て以来のチョウ・ユンファファンなのだそうな。うむ。いいヤツだ。
 土曜日に「単純作業のときにいろいろ考えていたことが、後になって思い出せない」なんて話をしていた。これはぱっと見、「一度は頭の中に出てきたことなのになんで?」なのだろうけど、記憶のシステムを考えると至極当然の話で。要は、思考のための記憶領域(作業記憶)の中でしか使ってなかったので、他の作業が割り込むとそのまま揮発してしまう。そのために記憶を揮発しない領域に移してやらなきゃいけないのだけど、これが人間の意識どおりに簡単に出来ない。このへんはいろいろ言われてるのだけど、経験的に一番簡単なのは既に記憶していること、体感していることに結びつけること。確実とは言えないけど「××をしてたときに考えていた」とか、自分の見聞き・行動の流れと結びつけると後で思い出せる可能性がわりと高い。以前 野尻ボード で「人間の脳は理論的でない。自然に再設計を要求したい」という発言があって、まあ、人間の脳の情報処理の限界とか、シリコンハードウェアと比べての不便さとかは同意はする部分はあるのだけど、けど、やはりそれって人間の脳に対する敬意がやっぱ欠けてるんじゃないかなぁ、とは思う。もっとも、私も含めて多くの人間の脳の使い方を見てると、敬意を払う気が萎えるのは納得できるのだけど。
 SBRは、私は元々荒木ファンだから楽しみにしてるってのはあるのだけど、2chのSBRスレの消費速度とか見てると「あれ? 荒木ファンってこんなにいた?」と、ファンの目から見ても思ってしまうところはあったりする。これって、単に荒木ファンだからってだけじゃなく(無論、荒木ファンじゃないってことでもないのだけど)、荒木飛呂彦が古いタイプのジャンプ作家の最後の一人の生き残りだからじゃないかなぁ、とか思ったりする。「古いタイプ」ってのは、昔、荒木氏が画集の対談で「ジャンプの漫画ってのは、照れてちゃいけない、と車田正美に言われた」というようなことを言っていて、「ああ、なるほど」と思った、まあ、そういうタイプの作家という意味。もちろん、今の作家ががんばってないだとか、照れくさくってすかした漫画を描いてる、って意味じゃない。けど、普通はどう見てもギャグ(ナンセンス?)な演出・コマ・展開なのにギャグじゃないと突っ切って、押し通してしまうタイプの作家というのは、今のジャンプじゃ荒木飛呂彦だけなんじゃないか、と思う(「デスノート」とかは似たパワーを感じるけど、やっぱ違うと思うし)。雑誌がずっと同じカラーを保持しなきゃいけないなんて決まりはないから、別にそれが悪いってことではなく、ただ、昔のジャンプを見てた人はそういうカラーを知らず求めてるんじゃないか、という気がする、ただそれだけの話なんだけど。
  首相の国連は守ってくれない朝日 )発言について、賛否両論わかれてるけど、個人的にはなんでそんな当たり前のことをいまさら発言せねばならんのか、またここまで騒がれねばならんのか、と思う部分が大きい。まあ、騒ぐのもわかんないわけじゃないんだけどね。ただ、騒いでるのに同意はしない。


2003年01月28日(火) 旧暦 [n年日記]

盲点

 「ステルス艦カニンガム」の第三シリーズを買おうと杁中の三省堂に寄ると、改装作業中で二階の小説の棚があらかた撤去されている。当然海外小説の棚も大幅縮小。ある時に買わないといけないのね。おろろん。
 マウスの調子が悪いので、新しくマウスを買って来る。どうせなので無線マウスにしてみる。 LOAS のMUS−CST15MBK。流石に電池内蔵の分若干重いけども、使い勝手はなかなかである。
 昨日、WTMの公式サイトが更新がないって書いたけども、実は 更新していたらしい 。古いページをそのまま残してるんで、検索するとそっちの方がなぜか上位に来てしまう。ううむ、ジャンプなり移転の案内なりしてほしいものである。
 で、WTM第三弾が近所のコンビニに並んでいたのでとりあえず通勤前に二つ、帰宅時に二つ買う。あっという間に補充されていたので、バックヤードには相当積まれていると推測される。出たのはファイヤフライ冬季迷彩×2、パンターG型×1、シュトルヒ×1。うう、ロジーナ(T−34/76 41年型)が出ない。しばらくコンビニ通いが続きそうである。
 コンビニというと中京地区は真空地帯だった王者(「おうじゃ」と打つと、まず「王蛇」と出た……) セブンイレブン なのだけども、昨年秋から徐々に中京地区での店舗展開をはじめている。近所では、最近塩釜口の地下鉄駅前に一件できた。奢らず、昂ぶらずのチャンピオンの登場に、中京地区のコンビニ事情も熾烈になっていくのだろうなぁ。
 友人から「日記でSQLじゃなくってSQ になってるよ」と突っ込まれた(すまんこってす)SQLサーバーのセキュリティホールを突いたワーム「Slammer」だけども、 MSの対応も悪かったんでない? という話もあるそうで。しかし、実行形式でないとは言え、そのくらいはやって罰は当たらないと思うのだけど……
  銃器所持による市民の安全への影響について、まったく異なる結果を導いた二つの論文 。まあ、昔から言われている銃器所持賛成派反対派の言い分を論文にしただけって気もしますが。これはどちらも正しいのだと思う。GUN誌における「自衛する市民たち」の連載などを見ると、銃器による自衛は確かに意味があるとは思う。が、一方で容易に銃器が流通するという状況は、犯罪に巻き込まれた際の危険性を高め、犯罪の誘発も行う(前述の連載でも、犯人側もほとんど銃器で武装している)。無論、最初から持たねば済むのであればそんなものは持たない方がいいのだ。しかし、すぐさま「止めろ」と言えない現実もある。卑怯な逃げ口上だけど、「難しい問題」であるのだ。
 銃器流れで 威嚇射撃の弾はどこへ行く?  という記事。まあ、物理法則にしたがってそのうちどっかに落ちるんだろうなぁ、というのはわかるのだけど、落ちてきた弾は誰かが拾うんじゃないか、もしくは落ちた先に人がいたら大変なことになるんじゃないか、という疑問を、重火器などの武装を持つ各組織に問い合わせてみたというもの。威嚇射撃先にも気を使って撃つ、というのは大変なことである。しかし、実際威嚇射撃で市民が怪我をしたということはまず聞かないから、そういった注意の賜物なのだろう。
 もう一つ銃器にちょっとだけ関連して。 「深夜プラス1」のギャビン・ライアル死去 。私がたまに行くバー 深夜+1NAGOYA の店名の元になった作品の作者でもある。近作はぱっとしなかったが、それでも「深夜+1」「もっとも危険なゲーム」など、傑作を世に送り出した作家であることには違いない。ご逝去が惜しまれます。
 音楽、映画関係会社などの著作権関係の締め付け、あるいは著作権保護期間の延長などの暴走気味の行為が目立ってきた昨今だけども、 それに対する消費者の反応は冷ややか 。当然の反応である。誰のための作品であるのか、それを忘れて暴走すれば、手痛いしっぺ返しを食らうのは彼らの方だろう。
  DSLモデムのセキュリティ、消費者の意識薄く 。実はヲイラも数ヶ月前までパスワードきちんと設定してませんでした……簡単にできるセキュリティ対策なので、気をつけましょう。
  ぷちぷり*ユーシー は、どうやらアルク(=王子)が調べているのは自分の父親についてらしい。父親って国王じゃないんか? 先週は「伝説の勇者」を探していたってことは、父親ってのは……え〜っと。
 どうでもいいが、ライバルは相変わらすヨゴレで、ヒロインは相変わらずデコが広い。


2001年01月28日() 旧暦 [n年日記]

骨折り損

 なんか半日かけてPCの修理。とてもむなしい。原因はある程度の推測はついたけど、本当にそれが原因かは不明。経験則的にHDDではないし、メモリーもチェック。あとは限られてるのだよなァ…きゅう。
 え〜っと、そういえばAVALONの感想書いてなかった。でも今日は眠いのでまた後日。