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2014年01月23日(木) 旧暦 [n年日記]

[特撮] 獣電戦隊キョウリュウジャー#45と仮面ライダー鎧武#14

  獣電戦隊キョウリュウジャー #45「うそだろオヤジ!シルバーのさいご」。カオスの身体を経て蘇ったデーボスは氷結城に再び宿り、最終進化を遂げようとしていた。わずかな望みをダンテツが探す地球の真のメロディに託し、できる事をしようとするキョウリュウジャーたちだが、デーボスの最終進化は止まらず、ついに「蝶絶神デーボス」として降臨してしまう。
 圧倒的な力でキョウリュウジャーを蹴散らすデーボスは、トリンがスピリットとして蘇らぬよう完全に大地の闇に落としこもうとする。そんなことは不可能だというダイゴに対し、それが可能な人間がいる、とカオスが紹介したのは、地球の真のメロディを探しに出たはずのダンテツだった。

 前回暗示されていた通り、ダンテツまさかの裏切り。「トリンを地獄に封じ、人間が滅びる代わりに地球は滅亡させないこと」が地球の意志だという彼は、トリンを石化し、トリンのガブリボルバーを奪い自身がシルバーに変身する。
 絶望的状況が逆転どころか更に悪化し、かろうじて逃げ切るが頼りとしていたダンテツの裏切りに意気消沈。特にダイゴは信じていた父の裏切りに怒りと困惑がないまぜになるが、父を頼むのではなく、その意図を知るためにも正面からの対決を決意する。
 一方、デーボス軍ではカオスがラッキューロとキャンデリラを完全に見限り、ラッキューロは放っておいてもいいが人間に感情移入し始めたキャンデリラは第二のトリンになる可能性があるとして追討を命じる。なんかラッキューロ、相手にもされないって徹底的にダメな子扱いだなぁ。
 それを聞いてしまったのは、ほぼ主力から外された形のアイガロン。そのことをキャンデリラに知らせようとするが、カオスたちに気づかれてしまい彼も裏切り者として追われることに……それにしても、カオス、「彼らは家族のようなもの」って、冷酷ではあるけど一応そういう感情は持ってたんだなぁ。
 次回はダイゴとダンテツの対決と、アイガロンの結末。アイガロンはイアンの親友を殺した過去を持ってるので、その因果は報いるみたいだけど、自分にも大事な人が出来てその愛に殉じることで、その過去を清算するのかな?


  仮面ライダー鎧武 #14「ヘルヘイムの果実の秘密」。謎の果実を口にしてインベスへと変身してしまった初瀬。斬月・真はあっさり彼を殺そうとするが、鎧武は斬月・真を止め、初瀬を必死に説得しようとする。紘汰は鎧武の変身を解いての説得に初瀬も人間の姿に戻るが、凶暴化したまま紘汰を攻撃して逃げ去ってしまう。
 紘汰は必死に初瀬を探すが、チーム鎧武のメンバーに事情を話せない。単身、初瀬を探し続ける中、フルーツパーラーで初瀬を見かけたメンバーのラットが、初瀬がインベス化してることを知らずに話しかけ、襲われてしまう。
 そのことを知った紘汰は、自分が抱え込んでいたために取り返しの付かないことになってしまったことを自責し、ついにインベスと化した初瀬を倒す決意をする。

 インベス周りの設定が明らかになって、案の定悲惨なことに。工場にヘルヘイムの植物が生えてた辺りの描写で、人間が実を食べてインベス化するのではないかというのが初瀬で実証され、これまで戦ってたのは(低級インベスは違うかもしれないが)元人間だと明らかになる。まあ、仮面ライダーの敵は初期は基本的に改造「人間」だからある意味当然かもしれないけど、こういう形でそれを示されるときっついなぁ。
 紘汰は当然迷うが、その迷いが仲間の犠牲を招いてしまい、一度は初瀬を倒すことを決意する。しかし、最後の最後でトドメを刺せず、正気を失いインベス化した初瀬に呼びかけることに……
 だけどもその裏でユグドラシルに潜り込んだ光実が、兄の仕事用のデータからヘルヘイムの実の秘密、そして紘汰が一番最初に倒したインベスが実を食べた裕也が変化したものだと知ってしまう。
 未だそのことを知らない紘汰は初瀬に呼びかけ続けるが、そこに四人の人影が……四人は新型のドライバー「ゲネシスドライバー」で変身、新世代のライダーになると、そのうちの一人、シグルドがあっさりと初瀬の変身したインベスを倒してしまう。情け容赦ないその行動に紘汰が、責めるが、変身を解き「怪人を倒すのがヒーローだろ?」と悪びれずに言うその正体は、錠前ディーラーのシドだった。いや、玩具誌の人物紹介、バレバレだったんですけどね?
 先に斬月・真と戦ったバロン、そして失意と満身創痍で気を失った紘汰はユグドラシルに連れされれるのだけど、処分されるのではなくそこである取引を申し込まれるらしい。ユグドラシルに強い敵意を抱く戎斗はもちろん、彼らが真実を知りながらそれを人々に知らせず、また自分たちをモルモット呼ばわりしてたことを許せない紘汰も、そう簡単に説得に乗るとは思えないんだけどなぁ。


2011年01月23日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイジャー#48とオーズ#19

  ゴセイジャー #48「闘うゴセイパワー」。自分たちが倒した闇のヘッダーが地球を壊す手助けになってしまった上、望まで巻き込み傷つけてしまったことに意気消沈するゴセイジャーたち。しかし何故、同じ天裝術を使えるはずのブラジラがゴセイジャーたちのゴセイパワーを必要とするのか。もしかしたらブラジラの使う天裝術はアラタたちの使う天裝術と違う質のものではないかと推測する。実際、天地博士の身体を借りているマスターヘッドの話によると、ブラジラは禁じられた天裝術に手を出したという話なのだが……
 そんな中、ゴセイナイトとブラジラが姿を現す。ゴセイジャーたちは現場に向かうが、エリだけは望の治療のために研究所に残る。エリは望を傷つけてしまったこともあり、これ以上自分たちのことを黙ってはおられず、望が傷ついた理由と、自分たちの正体を天地博士に話そうとするのだが……

 ゴセイナイトを取り戻そうとして、しかし仲間の声も聞かずゴセイナイトと闘うアラタが本来見せ場なんだろうけど、どっちかというと、天知博士の寛容さの方が……実は天知博士はマスターヘッドに身体を貸す際に、マスターヘッドからゴセイジャーにまつわるすべての話を知らされていた。それを知った上で、地球を護る助けになるなら、とマスターヘッドを受け入れ、アラタたちのことも改めて受け入れていた。息子である望の負傷のことも、望自身が覚悟して地球とアラタたちのために、と決意と覚悟をしたということで、彼らを責めることはしなかったんだろうなぁ。
 アラタも、ゴセイナイトが三本目の杭になると聞かされ、ゴセイナイトに本気の全力で向かっていくのだけど、実はゴセイナイトを倒すためではなく、ゴセイナイトを満たすブラジラの闇のゴセイパワーを枯渇させ、自分のゴセイパワーで満たすための作戦。
 まあ、ここまではいいんだけど、「ゴセイナイトではなく、実はロー・オ・ザ・リが本当の三本目の杭だったのだ!」って……いや、これまでブラジラが連れてきてた闇のヘッダーが二連続で杭だったんだから、そのくらい普通に考えておくべきでは? 最低でも「どっちも倒したら杭になるかも」とは考えるべきだよなぁ。ハイドの存在の意味、ないだろ。いや、尺の関係があるから展開を巻かなきゃいけないってのはわかるんだけど。
 とりあえずメンバー再集結および、最後の決戦、ということにはなるのかな?
 それと、「ナモノ・ガタリ」って、「ナルニア国物語」の方ですか。確かにそっちの方が統一性があるけど、その略しかたは……


  オーズ #19「赤いメダルと刑事と裏切り」。映司が朝目を覚ますと、何故かクスクシエで後藤が働いている……理由を知世子に聞くが、行きだおれていたところと助け、「一度死んだつもりで頑張る」と言って居座ったとしかわからず、首をひねる。
 そこに里中が現れ、映司を鴻上の元へ。映司が鴻上に会うと、欧州土産だと言って、赤いメダルを手渡す。映司は驚きつつも、やはり鴻上が行方不明のメダルを持っているのか、そうだとするとその目的は、と聞くが、やはり鴻上は何も答えない。
 しかし映司の悩みはそれだけではなく、もしアンクがこのメダルを見つけてしまったら、右腕しか復活できないために泉信吾の瀕死の身体を維持してるのを、信吾の身体を見捨ててしまうのではないかということ……自分が持っていてはアンクに気付かれると、渡されたメダルを鴻上に返してしまう。
 そんな映司が鴻上の元からクスクシエに戻ると、ヤスと名乗る男が泉刑事に会わせてくれと押しかけてくる。このヤスという男、かつて仲間を警察に売ったさいに泉信吾に助けられたことがあり彼に恩を感じてるらしいのだが、アンクが出入りしてるところを見られてしまったようなのだ。
 話がややこしくなる前に追い返そうとするが、空気を読まずヤミー出現の気配を感じたアンクが屋根裏部屋から降りてきてしまう。しかも、アンクが感じたヤミーの親はかつてヤスが警察に売った山金という男。泉刑事とヤスに復讐心を燃やしていたのをカザリに目を付けられ、寄生型ヤミーの親にされたのだ。
 オーズに変身して一旦は退けるが、復讐の対象がアンクが乗っ取っている泉信吾、泉信吾の妹である比奈、そして自分を売ったヤスとばらけていては対処しにくいと、恩返ししたいと言うヤスに自分と比奈の護衛を頼むことで、山金の狙いを一箇所にしぼる。心配する映司だが、アンクの狙い通り再び山金が現れる。だが、成長したヤミーは、ライオンとクラゲが一緒になったような、今まで見たこともない姿で……

 バース登場で鴻上側の戦力が一気にアップしたというところで、グリード側も新たな戦力が。それは、メズールのメダルを取り込んだカザリが生み出した、複合ヤミー。ライオンとクラゲの複合ヤミーで、切りつけるとクラゲの分体が発生してきりがない。かと言って、メズール系のヤミーの弱点である光と熱を使うと、ライオン側のボディで防いでしまう。伊達が途中で参戦するが、カザリもやってきて、「セルメダルベースならコアメダルに敵うわけがない」と、微妙に説得力のあることを。まあ、バースは本体の基本スペックは低めで、多彩な武装で戦うタイプなので、接近戦の速攻に持ち込まれるとどうしても弱いわな。しかし、それにしても弱体化早!
 そして今回の話を引っかき回すもう一つの要素が、ヤス。泉信吾に恩返ししたい、と言いつつ近づいて来たのだが、実はカザリに脅され、アンクの持つメダルを奪うために近づいて来たのだった。そのために、オーズのメダルはアンク自身のメダルの一個を除き、全部カザリに奪われることに……
 逆にカザリは自身のメダルを八つ揃え、その他のメダルも吸収してしまう。完全復活ではないとは言え、これってかなりやばくない?
 あと、今回は真木がカザリと伊達におちょくられっぱなしという。真木自身は、グリードとの繋がりを感づかれつつ鴻上に泳がされてるというのに、気付いてるのか気付いてないのか。まあ、真木が死んだら色々いろいろ困りそうなので退場しないとは思いますが。
 次回は大ピンチなんだけど、映画で先行した中間パワーアップフォームのタジャドルコンボが登場。劇場版では登場→即フィニッシュ、な感じだったので、タジャドルスピナーとか、能力がどうなるのかに注目。


2009年01月23日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ドルアーガ(2)#3

  ドルアーガ(2) #3「夢の国メルトランド」。あっという間に塔最上階・金剛の宮直前まで来たジルたち。そこにいるはずのメルトとクーパをひとまず頼ろうと、極寒の地獄へと踏み出そうとしたのだが……そこは半年前の記憶とはまったく様相の違う、スノーリゾートの一大メッカに。しかもあちこちにメルトが経営するレジャー施設の看板が。メルトはこの地でビジネスを初めてそれが大当たり、この付近一番の大富豪になっていた。極貧貴族だったかつてのメルトとはまったく違う姿だが、相も変わらぬバカさ加減を第一秘書であるクーパに突っ込まれてるのは以前と同じ。ジルたちは歓待されるが、その豪華(?)な夕餉の最中、ウラーゴンと黄金騎士団が乗り込んでくる。メルトが彼らと通じ、ジルたちを売り渡したのだった。そのことを知らされてなかったクーパも抗議するのだが、メルトはどこ吹く風。カイは黄金騎士団によって確保され、ジルたちはメルト邸の地下牢に押し込められることに……

 タイトルの表記がとても困るw 全部書くと長いし。
 で、メルトとクーパ再登場。予告で「寄るな! 貧乏がうつる!」と言っていたのでもしやと思ったら、メルトは商売が当たって金持ちに。でも、その商売というのが(砂)ネズミ講。あの〜、それってもろ破綻確実では? いや、だまされる連中も相当アホだけど。あ、でもネズミ講で破綻した国もあったしなぁ。
 そいでもって、そのネズミ講商売のお墨付きを得るためにあっさりジルたちを裏切るメルト。いや、メルトならやってくれると思ってたw それ以外のことはどうでもいいと思ったのか、やっぱりカイのこと以外はどうでもいいウラーゴンがジルたちの処遇をメルトに丸投げしたのを勘違いして、抗議してたクーパも「ジル様たちを助けるためだったのですね!」と誤解してるし。まあ、ホントにジルの命がヤバイとなったら、さすがにメルトも躊躇する……はずだよね? 多分?(信用がない)
 メルトの裏切りによって地下牢に押し込められるジルたちだけど、そこは労働力としてこき使われているローパーたちの牢。ローパーも逃げだそうと床石の下をスプーンとかで掘り進めるのだけど……ジルの妄想がちょっとマニアック、というか、この世界「大脱走」はないはずだよな、多分? ローパーを見て触手に絡まれ「らめぇ!」と叫ぶファティナも妄想してるけど、そこはGJということで。
 が、そんな地道な努力も、うっかりローパーの子供を踏んづけてしまったウラーゴンのおかげでまったく無意味に……堂々とナウシカネタかい。暴走したローパーが合体した巨大ローパーが地下を突き破り雪崩を起こし、メルトランドを一瞬にして雪の下に。普通なら大惨事になるはずだけど、大人の姿に一瞬戻ったカイが、雪崩に飲み込まれそうになった人々を守る。メルトの損害は甚大みたいだけど、まあ、人死にが出たら損害補償がとんでもないことになるしなぁ。
 で、逆ギレメルトがジルたちにを攻撃してくるのだけど……ま、繰り返しは笑いの基本だよね?
 そいでもって、アバンタイトルナレーションで予告されてた「雪崩オチ」……すまん、ちょっと突っ込みようがない。w
 でも、メルトたちはジルのパーティではなく、黄金騎士団のカイ追跡に徴用されることに。ってことはこれからも出てくるのか。メルトに不幸は似合ってるけど、金持ちでも貧乏でもクーパは気苦労が絶えなさそう。


2008年01月23日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] その言いぐさはどうかと

  「人間の尊厳を傷つけかねない」 フジ「江原」番組をBPO「断罪」J-CAST )。「 「スピリチュアル」に関する部分についてフジ側は、「江原氏の、所謂『霊視』と言われるものを基にしたコメント部分に関しては、目に見えるものではなく、当事者しか認識し得ない部分ですので」断定と肯定を避けるため「伝聞調」にしたりテロップに「?」を入れるなど「配慮した」などと主張していた。」。それは「配慮」じゃなく「逃げ口上」でしょうに。登場した素人さんははっきり「違う」と言ってることを無視して、事実と違う江原氏の方を重点的に取り上げておいてこの言い訳が通じると思ってるのかしらん? 正直、江原とか細木とかもういいよ。
 そんなのより 怪しい伝説 を地上波でながそうぜ。

  弁護士の小倉秀夫氏に聞く ネットでの誹謗中傷問題(中)J-CAST )。この方も懲りないというか……数年前は「IT関連に詳しい弁護士」ということで売り出して支持も受けていたものの、「ネット実名制」など、利用者からは「?」な発言もしばしばしており、また「IT関連に詳しい」という触れ込みにもかかわらずネットに関する基礎的な知識が欠如してたりしたことが露呈。ブログが炎上すると「コメントスクラム」という言葉を発明し、その後もアレな対応を繰り返して炎上が煽られる結果になってしまったのだけど。
 それはさておき、もし実名で「大新聞社の情報が間違ってる」と出した場合、あるいは「名誉毀損」をちらつかされる可能性があります。もし個人側が間違ってなくても、訴訟と言うことになれば個人と企業という経済的体力差から、すぐさま引っ込めてしまう可能性も高いでしょう。
 小倉氏については、以前から「実名制の有無が問題ではなく、発言の責任を問うならトレーサビリティをむしろ重視すべきだ」と思ってるのだけど、この人も相変わらずなのだよなぁ。
 まあ、要は「嘘を嘘と見抜けない人には(以下略)」

  県内喫茶店 “嘆きの朝”「モーニング」パン値上げで打撃岐阜新聞 )・ 日本の温暖化対策、先進国で最低レベル産経 )。関係ない話題のようだけども、そうでもないのですよね。パンの原材料である穀物の価格が上がっているのは燃料エタノール需要による食用作物生産量削減のため。日本のCO2排出量が多いのは、石油利用を石炭利用で補ってるため。つまり、どっちも行き着くところは「石油」なんですよね。これで「石油枯渇に備えて石油使用量を減らしましょう」という話ならまだ素直でいんですが……まあ、私みたいな無知が判断できる部分だけでも、日本は翻弄されてるなぁ、という印象。

[アニメ] もっけ#15

  もっけ #15「ミノムシ」。梅雨になり、町に闊歩する物の怪も増えてくる。静流にとっては湿気に加えて見たものを話したくても話せない鬱陶しい時期。その鬱憤を文芸部の冊子に書いて晴らすのがせめての慰みなのだが、それを「すごい想像力」と誉められると、逆に「実際に見えているものなのに」と後ろめたくなってしまう。ある晩、庭先にいた女の姿の物の怪のことを書き、再び友人の信乃に誉められる。静流はつい誰にも話せない鬱憤と良心の呵責から「本当に見たことだ」と明かそうとする……

 「見えているのだけど見えないふりをする」。静流は人に話しても信じてもらえないものが見えるゆえ、そうすることが当たり前になってしまったのだが、物の怪が活発になる時期になると天候もあって自然と気分が塞ぐ。そのため、たわいのない芙美の「何かが後ろにいる」という言葉にも「ひょっとして見えてるの?」と過敏に反応したり、信乃の賞賛に後ろめたさを覚えたり。そんな中、通りすがった家に何か良くないことが起こる予兆が出ているのを見たのに、見てみないふりをしたことで落ち込んでしまう。まあ、確かに誰かに言っても信じてもらえないからねえ。そのこともあって信乃に自分が霊視体質だとばらそうとしてしまうが、そのことで友人関係が壊れてしまう壊れてしまうのが怖くて、結局できない。しかしその帰り道、「簑火」を見て、その幻想的な光景に思わず心躍らせる。
 「鬱々とした毎日にも楽しみはあるってこった」というお爺ちゃん。ちょっと戸惑いつつも少し気分が明るくなった静流と、その静流に話をせがむ最も身近な理解者である瑞生。瑞生が静流を頼ってるだけじゃなく、静流も瑞生に助けられてるのだなぁ。

 ところで素敵探偵、紅茶ゼリーを食べて神智開眼って、ナオミの特製ブレンドを飲んでクライマックスフォームよりアレな気が……しかし新しい彩の秘書さん、ツッコミのノリがいいな。


2007年01月23日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 別に特定社を批判はしませんが

  ねつ造番組 報道機関を名乗る資格がない毎日 )。マスコミ各社、仲のお宜しいこって。他社批判より自己監視のシステムを構築しようという社はとりあえず見あたらないですな。


  天皇皇后両陛下が映画試写会に初出席日刊スポーツ )。「あなたを忘れない」というタイトルですが、関根史郎さんのことは速攻で忘れたみたいですけどね。>マスコミ


  宇宙に巨大な「破片の雲」国際ステーションに衝突も47news )。「MOONLIGHT MILE」を思い出した。いじょ。


  ビートルズ生演奏で著作権軽視、バー経営者に有罪読売 )。 「著作権を甘く見過ぎていた」――。ピアノの生演奏を売り物にしてきたバーの経営者に、東京地裁は22日、懲役10月、執行猶予3年(求刑・懲役10月)を言い渡した。 う〜ん、甘く見てたのは著作権と言うより、その「保護団体」の方かと。


  「スーツはあまり好きではない」と語っていた新知事は作業着の上着にスラックス姿サンスポ )。なんとなくのっけからダメダメ感を感じるのは、私の気のせいでしょうか? いや、パフォーマンスがいかんとは言いませんが……まあ、実際を見てみてどうか、でしょうかね。まあ、宮崎なら私には関係ないし。<おいおい


  無防備都市条例案を否決朝日京都 )。 請求代表者の杉谷伸夫さんは「市民感覚では当然の内容が圧倒的多数で否決され、がっかりした」とあるんですが、 共産党議員団の一人は「自治体が実行できない内容が含まれている」などとして反対の立場を示した。ともあり、いや、この「実行不可能」ってのは正しいんですよね。だから、反対は当然。自治体の越権行為を規定した条例を制定しても、意味がないですから。また、代表民主主義制の建前では、議員は市民の代表のはず。それが違うというなら、それなりの申し立てをしなければならないでしょう。請求代表者の方は、市民感覚以前に常識感覚がなかったのでしょうね。しかし、「反対だけども退席」という共産党議員は、板挟みだったんだろうなぁ。


2006年01月23日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 堀江社長逮捕

  ライブドアの堀江社長ら4人を逮捕 東京地検特捜部朝日 )。この事件ってのはなんなのか、正直言うとさっぱりわからない。「悪いことしてましたよ」ってのはまあ分かるのだけど、一体何故このタイミングで、とか、誰かの意図があるのかないのかとか、全然わからない、ということ。一部では経済界の旧勢力が云々、って予想も出てるけど、それもどーなんだろーねー、とか思うし。目ぇつけられたにしても、誰に? って感じだし。私の予備知識が欠如してるのもあるけど、あんまりしっくり来る説明ってのはいまだ見ない。
 逮捕劇そのものよりも逮捕の報道にあわせて何が行われるか、って方がまだ見ていてわかりやすい。
 しっかしなんなんだろうねえ、ホント。
  フジの社員は「堀江容疑者のやり方は、汗水流さずに大金を得るようなもの。そんなのおかしいと思っていたから、逮捕は当然。我が社にとってはいいことだと思う」毎日 )。う〜ん、倫理観や感情の問題としてはともかく、そういう考え方もどうかと。違法性とそれとはまたちょっと別の話ですしね。

  上映禁止:中国で「SAYURI」 反日感情悪化を懸念毎日 )。これもまたどうなんだろう。「従軍慰安婦問題を思い起こさせる」って、まったくもって「アホかい」なのだが、中国なりの苦慮かもしれない。でも、「鬼が来た!」って中国産抗日映画を、「日本兵が人間的に描かれすぎてる!」と上映禁止にした前科もあったりして。う〜ん。

  H2A打ち上げ、24日に延期朝日 )。こちらもすっかりもろもろで影が薄くなってますが……


2005年01月23日() 旧暦 [n年日記]

[その他] ここんとこ電波浴をしすぎてましたが

 さすがに中毒気味になってきたので、次逝ってみよう!

[アニメ][特撮] 見事に繋がらねえ!

  仮面ライダー剣(ブレイド) 最終回。ジョーカー=相川始以外の全てのアンデッドが封印され、ジョーカーが勝者として認定されてしまった。人間としての心が芽生えた始の叫びもむなしく、世界を滅ぼすべくダークローチが大量発生、世界を混乱に陥れる。この状況を打開するには始を封印するほかない。しかし、唯一無事である仮面ライダー・ブレイド=剣崎は始を封印する決心がつかない。そして、剣崎が選んだ道とは……
 え〜、ぶっちゃけてネタバレしてしまうと、 剣崎はわざとアンデッドとの融合を進め、自ら二人目のジョーカーと化す。アンデッドが二体存在することにより、バトルファイトは終了していないと判断されダークローチたちは消滅。そして、剣崎はアンデッドとしての本能で戦うことを避けるべく、始たちの前から姿を消す。ある意味、過去のライダーたちの末路の中でも最も壮絶な最期。だけど、イマイチ乗れないのはなんでだろう? 剣崎と始の間に、剣崎が 人間としての自分を捨てるだけのなにかがあったとは思えない、ということが大きいだろうか。バトルファイト自体が終わってないという、曖昧な状態だからなのだろうか。映画版だと、テレビシリーズは剣崎がジョーカーを封印したことによりバトルファイトが終わった、という設定になっており、テレビ版最終回は明らかに結末が異なる。しかし、ただジョーカーが封印されるとむしろ始が主人公になってしまうので、その意図はわからないではない。わからないではないのだけど……
 去年のファイズは構成上の問題は色々あったが、オルフェノクの滅びを回避する存在・オルフェノクの王=アークオルフェノクを、人類の滅びを回避するために、それが自らの滅びと同義と知りつつ挑み、倒した木場と巧の、そしてその前には確定的な滅びを前にした異なる立場の二人の宿命的な葛藤があった。剣の場合には、それらが決定的に欠けたまま終末を迎えてしまった。このラストを見ると、會川昇は決して下手ではないのだけど、エンタテイナーとしては井上敏樹の立場は圧倒的に不動だ、と思える。いや、あの人はあの人でいろいろ問題はあるのだけど。
 いや、正直、最終回でもなんでもない デカレンジャー の方が震えた、ってのは、どうかと。
 次からは 仮面ライダー響鬼 だけど、どうなんかなぁ。う〜ん。
 ところで、最終回を見て思ったことは、烏丸所長は実は王大人?
  プリキュア は、珍しい女の子主人公のフィジカルアクションってことで、いや、それだけが存在意義なのかと言われると困ってしまう。いまのところ、まったくその通りなのだけど。今回は次期シリーズ ふたりはプリキュアMax Heart の番宣が公開。二人で戦うのは変わらないみたいだけど、そのバックアップ?に新キャラが出るようで……地味にいろいろ頑張ってるなぁ。
  舞-HiME #15。シアーズ財団軍の襲撃にHiMEたちが反撃、なんつーか、ヒーローものアニメそのものの展開なんですけど……愕天王は空まで飛んでるし(愕天大王に変形は、さすがにしないか)。意外にあっけなくシアーズ財団は敗退、事件は解決したけど楯は自分の無力さを募らせるばかりの上、志穂がオーファンに襲われた罪悪感にさいなまれるようで……今後の展開がまるで読めんなぁ。次回のなつきのアホコスチュームに期待しておきますか。「お風呂場でドッキリ!」も当然な!

[その他] どっちが本当?

  ベトナムの「海賊船」が中国船襲撃 中国外務省発表産経 )。ところが、ベトナム側では次のように発表している。 中国国境警備隊がベトナム漁民8人を殺す=領海内に迷い込む?goo News )。なんだか発表内容に大分開きがある。どちらが本当だろうか。まあ、東南−東アジアの海は、決して平和でもなんでもない、国同士の思惑がからんだ場所である、ということだけは確かそう。


2004年01月23日(金) 旧暦 [n年日記]

箸が転がる

 居室にいると、外を通る学生が大声で鼻歌を気持ちよさげに歌って通るのが、思わず笑えてしまう。つか、彼は周囲に人がいることを意識してるんだろうか?
  「危険な取材行わない」 新聞協会などが申し合わせYahoo!hl )。「 申し合わせは「混乱の最大の原因は防衛庁が適切な情報提供を行っていないこと」とした上で 」……あのー、「○○ちゃんが悪いんだもん! ボク、悪くないもん!」って子供の言い訳に聞こえるのは、私の気のせいでしょうか? まあ、防衛庁側の情報コントロールが不慣れで手際が悪いのは否めませんが、危険行為を行ってるのはマスコミ自身の責任では? 第一、自分ひとりで死にたくて死ぬんだったら勝手ですが、もし本当に各国軍隊がテロリストと誤認して殺されてしまった場合、それがどんな影響を与えるか、世界の中の日本をまったく意識してないのは、むしろこういったマスコミの気がします。一部報道機関のイラク特派員が男なのにも関わらず「ひげ」を生やしていないとかいう話もあり、なにを報道するつもりでいってるんだか、という気にはなる。日本の「マスコミ常識」が世界に通じると思わない方がいいですよ、というか、命に関わるんでマジやめてください。現地情報は確かに知りたいですが、変なことして住民感情煽ったり自衛隊の危険を増やすくらいなら、報道してくれないでも構いませんので。
  北京で「日本ファンの集い」。コスプレショーなど開催朝日 )。日本への懐柔、(煽りすぎてしまった)人民の反日感情を和らげようという政治意図が見える気もしますが、とりあえずはなんのコスプレをしたのかが気になります。まあ、絶対に コレ でないのは確かなのですが。
 その 光と水のダフネ #2。ん〜、とりあえず、主人公の不幸っぷりを楽しめばいいアニメらしいです。ハイ。
 なんでも昨日は旧正月だったらしく、でも日本では関係ないのでのほほんと過ごすが、職場の中国の人たちは早めに帰ったり、ささやかなご馳走を持ってきたりと、若干正月気分。自国ではお祭なのに、自分の周囲はお祭気分ではないってのは、ちょっと寂しいだろうなぁ。


2003年01月23日(木) 旧暦 [n年日記]

足つった

 寝不足かつ運動不足で左足のふくらはぎがこむら返り。しかも、これまでにないくらいひどく。いつもなら少しずつ足をマッサージしながら足首を曲げたり伸ばしたりしてくと治るのだけど、今回は痛くてそれどころではない。足の筋がちぎれるかとも思ったけども、どうにかこむら返りはおさまった。ただ、その後、筋がとても傷む。直後はまったく歩くことすら出来なかった。お風呂でマッサージしたら少しマシになったけど……明日までに治らなかったら、地下鉄で仕事に行くことになるな。せっかく自転車が戻ってきたのに。うわ〜ん。
  .hack//黄昏の腕輪伝説 、略してうででん。メインキャラのほたると嵐山三十郎の本格初登場の回。前回腕輪を暴走させてしまったシューゴは「それはレベル不足のせい」と、仲間とパーティを組んでレベルアップにいそしむ。が、自分はなにもせずとも仲間が経験値を稼いでくれる上、うっかりミスでせっかく上がったレベルを罠でダウンしてしまい、すっかりやる気をなくす。そんなとき、病気にかかったペットキャラ(プチグソ)を抱えるPCほたると出会う。ほたるは通りすがりのPCから三日間預かっていてくれとそのプチグソを預かったのだという。 特効薬のあるダンジョンは今の二人のレベルでは辛い。しかし、仲間と連絡がつかず、やむをえず二人だけで特効薬を採りにいくのだが…… .hack//SIGN の第九話と同じシチュエーションだけども、こっちはあくまでコメディベース。プチグソをあずけたPCがSIGNの方の女剣士と同じデザインなのは、同一人物なのか、たまたまなのか。SIGNがネットを通じたコミュニケーションがテーマだったのに対し、うででんは「ゲームキャラクターへの思い入れ」がテーマなのが如実に表れている。
 前評価のわりには案外とちゃんと出来てる 出撃!マシンロボレスキュー 。マシンロボはまず変形ロボ玩具ありきの企画で、大昔に同じ玩具シリーズの企画として「マシンロボ クロノスの大逆襲」というテレビシリーズがあったが、それとは世界観も設定もなんの関係もない。それが昔のシリーズのファンには不満らしいが、そもそもは原作といえるものは玩具シリーズだけで、「こんなのは〜〜じゃない!」というのは筋違いだろう。ロボットはCGなのだけども、トゥーンレンダリングは使ってない。けど、逆におもちゃっぽい演出が作品ノリに会っている。
 今回の見所は、作画があの「佐々門伸芳」氏だということ。でも、そんなに作画はひどくありませんでした。う〜ん。
 電子レンジでロイヤルミルクティを作るとき、牛乳にそのまま茶葉を入れてもどうにも具合が良くない。一旦沸騰したお湯を少量入れ、お茶の葉を開かせてから牛乳を入れてレンジにかけないといけないっぽい。うーん。


2002年01月23日(水) 旧暦 [n年日記]

引用の話・続き

 昨日の日記の図画の引用の話を見て、やはり研究にたずさわる友人がメールをしてきた。
「その話って本当? 本当だとすると、自然科学系の論文は違法ばっかってことになるけど……」
 そう、私も一番気になってたのはそれなのだ。著作権法で引用がみとめられる目的というのには、「教育・研究」というものも含まれている。したがって、適切な範囲を適切な引用のし方で用いても、それは許可なく引用として記載できる。もし図画の引用が不可能だとすると、他の論文の図を用いるときに、どんな場合でもいちいち許可を取らねばならなくなる。おそらく「嫌」と答える人はそんなにいないとは思うが、いないともかぎらない。こちらとしても、知り合いならともかく、簡単なセッションとかセミナーとかに用いられるのに自分の図の使用許諾をいちいち知らない人からもとめられてもめんどくさいだけだ。いや、著作権法は親告罪だから、訴えないと明言しとけば同じことなんだけど。
 で、その友人からのメールには、続けて、「その板ってコヴァ(小林よしのり)板のこと? だったらここが参考になるかもよ」と教えてくれてあり、そのURLが ここ 。別にコヴァ板ではないし、コヴァ板は覗いたこともなかったが、参考のために拝見させてもらった。ちなみに、いちおう、友人の名誉のために書き添えておくが、別に熱狂的なアンチ小林よしのり人間ではない。ヒステリックな小林よしのり派であっても、ヒステリックにそれに噛み付くアンチであっても、理論的な判断を下せない、下そうとしない相手が嫌いなだけだ。前述のURLも「鵜呑みにしないほうがいいけどね」と注釈がつけられていた(ざらっと見たが、たしかに鵜呑みにしないほうが良い部分が散見される)。閑話休題。で、そこを見ると、書いてることの正当性うんぬんではない部分が気になった。どうも、ここで引用されてる小林よしのり氏の主張と、先の日記で「図画の引用は不可」と述べた人物の主張とが微妙に主張の変さ具合が合致しているようなのだ。先の友人にもくだんの書き込みを見てもらったが、同様のことを感じたらしい。ネット上で検索していくつかの判例を見てみたが、「図画だから引用はダメ」などという理屈を根拠とするものは見つからなかった。むしろ、「本体と引用の主従が明確であること」「出典が明記してあること」など、比較的主観によらず客観的に判断できる基準を示している。小林よしのり氏の「脱ゴーマニズム宣言裁判」においても、一点のみコマの入れ替えによる改変がみとめられてはいるが、それ以外は慣行にあった引用としてみとめている。現在は東京高裁の判決であり、まだ最高裁の判決ではないらしいのでひっくり返る可能性はないではないのだが、「図画の引用は駄目」などという判断が法曹界で一般的ではないのは確かだろう。
 くだんの主張の人物が小林よしのりの妙な主張をまに受けたファンであるのかはわからない。しかし、いずれにしても、これ以上調べるのはあきらかに時間のムダと判断したので、これ以上は突っ込まない。
 いちおう補足しておくが、べつに私はアンチ小林ではない。昔読んだ「戦争論」の一冊目に関してのみ、まともに主張をうけとるような内容ではなかった、といえるのみであり、もしその傾向が続いているのであれば今後も読む必要はないだろうと思っている程度である。
 けなしてるように思われてるかもしれない「フルメタル・パニック!」だが(いや、べつにけなしてるわけでなく、楽しめてなかったってだけなんだけどね)、第三話はちょっと面白かった。バットを持ち出すところとか、一部テンポも良くなってる。いちゃもんつけるだけだと思われるのも心外なので、いちおう書いておかないとね。ただ、べつに重要でない小ネタのギャグを二週にまたがりやるとか(カニ缶の話)、次回への引きが歯切れが悪いところで切れたりと、やはりどうも基本的に原作ファン向けの気がする。いや、需要があるのならそれはそれでいいのだけど、だったらどこかで示唆してほしい気も。
  AOL(Netscape)がMSを提訴 。すでにあちこちで取り上げられてるネタだけど、これは無視するわけにはいくまい。司法省が試合に勝って勝負に負けたかんじなので、AOLには是非頑張ってほしい。無責任なやじうま根性だけどな。
 あと、IEのセキュリティホールだけ騒いでこっちは触れないというのも公平性が欠けると思われるので書いておくが、例によって スラッシュドット・ジャパン より、 Netscape6.2以前とMozilla0.9.6以前にクッキー関連のセキュリティホールがあった のが伏せられてたらしい。Netscape6.2.1以降とMozilla0.9.7以降では修正がほどこされているので、必要と思う人は対策を。


2001年01月23日(火) 旧暦 [n年日記]

ボレボレ

 ちととある事情でショック。といっても原因は対人的精神的なことでなく極めて実利的かつ即物的なことなので誤解なきよう。まあこれはこれでおもしろいか、と思ってる自分もいたり。
 なんかいろいろ変なニュースがあったりして、 オープンソースまつり とか PS2のゲームをベーシックで組める とか、 セガがついにPS2にゲームを提供するのか? とか……やくたいもないニュースばっかだな。
 時事ネタというとKSD汚職の話だけど、あまり細かい事実関係がわかってなかったり。だからネタにできないっす。
 他には いがらしみきおがマンガをネットで無料配信  とか。良く考えるとこれは何も初めてな試みではなく、以前にネットで連載、単行本刊行というパターンは井上三太の「隣人13号」とか、井上雄彦の「BUZZER BEATER」とか、前例がある。前者はカルト的な知名度はあったものの、一般受けするとはいいがたい作者が諸々の事情で中断してた連載を、後者はメディアミックスな展開もあり爆発的な人気が出た「SLAM DUNK」の連載終了後、作者がリハビリ的に行ったネット連載である。
 つまり、あまり発行部数的に大きく捌けないと思えるが、根強い支持はあるもの、あるいは作者が意図的に大メディアを避けて行ったものである。ちなみにどちらも印刷媒体で単行本はちゃんと出ている。
 と、なると今回のは、テストケース的な試みというよりはむしろ「ネットで無料連載→単行本販売」というこの形態が一つのコミック販売形態として成立するか、その途上のステップ的な意味を持つのだろう。
 マニア向けコミック誌の市場が既に飽和している感のある昨今、マイナーコミック好きとしては、定着してくれるとうれしくはある。しかし上記の作品は「BUZZER BEATER」を除いてサイコサスペンス的な色が強く、もしこの形態が定着したとしてもコミックのジャンル全般に広がるかが結構心配ではある。

アクセスログ解析

 それと(ちと居住まいを正して) ガンパレ投票企画 ですが、アクセスログをみてみると一部予想通りなものの、中々興味深い結果が出ています。今回の企画はひと月未満という時間制限があるうえ、突発的だったため十分な準備期間がとれず、有志の行為にひたすら期待するという作戦しかとれませんでした。
 が、何事につけノウハウの蓄積が大事であり、もし似たようなことを次にやる時などの為にもログをちまちまと眺めて解析するのも意味があるかと思われます。
 一月末までの企画なのでまだ猶予はありますが、折り返しの中間発表という事でログから読み取れる事実を挙げると、
  1. アクセス数はリンク元の通行量に(ほぼ)比例する
  2. 掲示板からのリンクの継続力はやはり日を追うに従い低下する
  3. リンクは知人・友人からのものが多い
  4. web日記の伝播の影響が案外とある
 1は当然予想できることです。2も予想はしてましたが、但し1週間もすれば殆どおとずれなくなる、ということもなく、減衰は思ったよりはゆるやかでした。これはリンク元の掲示板の性質(企画への興味、ログの流れる早さ、過去ログはどのくらいまで残るか)が影響してると思われます。3は、当然だろうと思われるかもしれませんが、逆にいうと全くこちらに対して知名がない方々からのリンクが思いのほか少ない、ということです。反対にこちらを知ってる方からは、思ってもいなかった方にリンクを貼っていただいたりということが結構ありました。つまり、いきなりポンとページが現れても、そのページを企画している人間がどういう人間かわからないと不信感が強く出てしまう、ということだと思います。こちらを知っている人間だと「この人だから意図はだいたいこんなものだろう」ということで同調しやすい、あるいは安心する、という一面があるのだと思います。
 確かに最初まずGPM関連のサイトをやっている方とまずコネクションを作ってから、ということは考えましたが、今回はちと時間の制約上できず、結果としてその考えは正しかったということが証明されたわけです。
 4も意外だったことの一つで、日記もログが流れてしまうものなのですが、「1)日記は更新が頻繁な為、閲覧者が案外といる」「2)日記同志の横の繋がりによる伝播(ある人の日記で話題にされていたことを、別の人が日記に話題に出す、ということ)」ということがあり、長期的にはリピーターが多いため延びは期待できないのですが、情報の伝播と言う側面においては結構面白い意味を持つということがわかりました。
 つまり継続的な伝播力を維持するには2,4の強化、話題性とその持続というのが有効で、スタートダッシュ的な伝播は1,3、つまり交通量の多い場所へのリンクのお願い、それと関連サイトの運営者となんらかの対人関係を築いておく、ということになります。
 あくまで途中経過的な話しであり、これから残り一週間の結果で新しいことがわかるかもしれません。
 こういう興味本位的な書き方はしていますが、善意で、あるいはこのゲームが好きだからリンクしてくださった方々への感謝は当然言葉に尽くせぬ物があります。ありがとうございます。あと1週間宜しくお願いします。