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2012年01月26日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 一体お前は何を言っているんだ?

  岡田副総理:消費増税「世論が変われば野党も…」毎日 )。
野田佳彦首相が消費増税を争点にした衆院解散・総選挙も辞さない考えを示唆していることに関連し、民主党が大敗した05年の郵政選挙を「 ひどい選挙だった。自民党は郵政民営化をすればバラ色というマニフェストで選挙をした 」と振り返って自民党を批判。「 きちんと説明すれば(有権者に)分かってもらえる という信念で政治家を続けている」と述べ、消費増税の必要性を丁寧に説明したうえで衆院選に臨む可能性を否定しなかった。
 まず小泉自民が当時掲げたのは「郵政民営化でバラ色の未来」などということではなかった。「構造改革が必要であること」を全面に掲げ、その象徴的な1つとして「郵政民営化」を看板に掲げた。郵政民営化は赤字採算が常態化していて成立させるためには国費をつぎ込み続けるしかない状態の旧態然とした郵政を民営化することで合理化を促し、国庫への負担を減らそうというものだった。予想通りに行った面、行かなかった面、あえてその当時言っていなかった面、いろいろありはする。けど、当時有権者の多くがその政策を支持して小泉政権が成立し、そして小泉首相はそれを実行した。
 ひるがえって現民主党政権。「ムダを省けば赤字国債は減らせる」「消費税増税は四年間議論しません」「高速道路無料化」「子ども手当」etc.本当に投票した人のどれくらいがそれを支持したかどうか、正直知る由もない(けど、そういう人も案外いた)けど、その施策で本当に良い結果が出るのか。出なくてもそれは郵政民営化同様有権者の負わねばならないリスクでもある。だが、そもそも言っていたことが一切実施されなかったらどうか。それは、はっきり言って「契約不履行」「虚偽表示」である。
 公約、マニフェスト、言い方はどうであれ、選挙時に掲げた個々の政策は、例えてみれば「戦術」になる。「戦術」は「戦略」のために存在しており、掲げられた「戦略」に対してその「戦術」は妥当か、その「戦術」は実行可能か、そういった見方が必要で、本来それらを考えた上で支持するかしないか、決定すべきものではある。自民党政権時代も公約破りはいくらでもあった。
 が、有権者が支持し実施された「公約」(戦術)に対し、自分たちの「公約破り」を重ねるのはまったくお門違い。
 理想的な場合だが、まず公約においては「戦略目的」を明示し、「大戦略」の方針(細かく言っても仕方ないのであくまで方針程度で)、そしてそのための「個々の戦術」(政策)を示す、というのが望ましく思える。そして有権者はそれをそれぞれ判断するのだけど……民主党の場合、そもそもが提示した「戦術」自体が具体性が乏しく、ほぼ実現不可能と思われるものばかりだった。そして漠然とした戦略目的はあったものの不明瞭で、大戦略が存在しない。少なくとも提示した「戦術」を実現した小泉と自分たちを並べようとすること自体が自分あっちの能力を過大評価し過ぎとしか言いようがない。
 これは、小泉政権の政策の是非の問題ではなく、「そもそもまともな戦術・戦略を作る能力しかない」「そしてそのことを恥じようともしない」ということである。つまり、能力・モラル共に最低レベルということに他ならない。
 それを認識してないのか、してても敢えて無視して自民攻撃に使ってるのかもしれないけど、前者ならただのアホだし、後者だと追い詰められすぎ&みっともなさすぎ、がそれに加わる。
 野田総理が消費税増税を過去の自民総裁の言葉を使って必死に責任転嫁しようとしてたのも、やはりレベルがその程度という証左。自民は少なくとも「消費税増税は景気浮揚とセット」という立場、あるいはそう装おうとしていた。けど、今民主党はその装おいすらできてない。余裕なく、ただ「増税」。「対立する党内のために協議を利用しようとするのはやめてくれ」って自民側の意見があったけど、そのとおりだと思う。これは政党間の政局ですらない。「政党内の政局」と「無能が財務官僚に媚びてる」というだけにすぎない。
 つか、そもそも小泉当時「マニフェスト」だなんて言ってなかったよね? これって「マニフェスト」が所詮「公約」の言い換えでしかなかったと民主党自らが認めてるってことなんですが……


2011年01月26日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 民主政権の出すコメントは読んでて一々疲れる

 「自民は審議拒否するなら対案を出せ」ってどんだけ面の皮厚いねん、と思うのだけど、朝日新聞(紙版)も社説やコラムを読んでて白々しいこと。最近は政治論壇誌の論文を読んでるのと変わりないというか、最低限の情報収集源としても価値が失せてきた気が。
 それ言うとどの新聞がマシか/どの部分が酷いかという話になってしまうのだけど、流石に朝日はうんざりですわ。今日の天声人語も「 日本版はどうも、国家が期待する人間像を紛らせたようだ。唱歌自体、西洋文化を学ばせる国策だった▼だんだん歌われなくなったのは、この創作部分ゆえと聞く。門出の場で教師が恩を売り、立身出世を強いるのはまずいと。」と、根拠も出典も判らない文章を無理やり挿入してるし。いや、それどこで聞いた話だよw とりあえず「大学入試で天声人語が用いられなくなったのは次第に質が低下していったからである」というのなら今回の天声人語読んだだけでも信じますが。
 それはさておき、出どころ不明の「交換条件飲むなら菅政権支援する!」という話も信じてしまいたくなるくらいほんとひどいんだよなぁ。いっそ日経でも取ろうかと迷ってしまうけど、日経も背景をちゃんと読み解かないといけないのは変わらないし。
 とりあえず誘導するにしても記事で情緒的な扇動を隠そうともしないのはなんとかしてくれ。

[アニメ] 兄好#3とGOSICK#3とフリージング#3とドラクラ#3

  お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! #3「ライバル出現!兄妹大ピンチ」。妹の奈緒にヨコシマな感情を抱いてることを含め全部ばらすと脅され、修輔はしぶしぶ彩葉とのデートに……脅されてのデートだなんて楽しいワケがない……はずが、やはいかわいい女の子に密着されたりでそううれしくないこともない感じの修輔。
 が、兄の異変を感じ、こっそり後をつけてきた奈緒がその姿を見ていた。それのみならず、奈緒の友人の尋乃と春華が兄をストーキングする奈緒を発見、さらにAGE探検隊まで……

 今回も良い具合に変態でアホですw
 奈緒にいろいろばらすと脅され(いや、ホントは奈緒は全部知ってるんだけど)、しぶしぶデートしてるはずが、密着されたり水着姿を晒されたりで、本性がエロ魔人の修輔は煩悩を抑えるのに憔悴してフラフラ。さらに別れ際にキスをせがまれ、どころか、あやうくお持ち帰りまでされそうになってしまう。そんな彩葉を拒絶しつつも彩葉に振り回されてる修輔の姿に「ヨダレを垂らして喜ぶ」奈緒。なに考えてんだこの変態w
 さらに奈緒は、尋乃と春華が尾行してたのにとっくに気付いてたのに、気付かぬふりをしていていざというとき「彩葉といっしょにいる修輔、そしてそれを物陰から見てる自分」を写メで撮ってくれと強要。自分をつけてる友人に気付いてたのにそれまでおよがせといた意図がわからんw
 「兄の性態観察日記」によれば、兄との関係を成就するためにこのくらいのイベントは必要、問題なし、らしいので本人がこのイベントをシチュエーション含めて楽しんでるようなのだけど……それはそれとして変態だ。
 けど楽しむどころじゃないのはむしろ修輔。奈緒の兄弄りの一環として、彩葉とのデートを感づいてるかのようなツンケンした態度を取られ、さらに彩葉からストーカー丸出しな慰めの電話がかかり、前門の虎後門の狼状態で転がってるところ、うっかり奈緒のスカートの中が見えてしまい思わず凝視。奈緒にボコボコにされてしまう。奈緒も自分から見せるんじゃなきゃ恥ずかしいのか、意外。が、この一件で「奈緒の良い兄でいよう」という修輔の決心は崩壊、元のエロ魔人に……そしてその姿を見守り歓喜する妹。変態兄妹だ。
 次回は早くも水着回らしい。が、このアニメの自主規制基準がさっぱりわからんぞ。下着は出たり出なかったりだしそれどころか水着のアンダーまで……うーん、「一輪につき何チラ」とか基準があるのか?


  GOSICK #3「野兎達は朝陽の下で約束をかわす」。クイーン・ベリー号編完結。いや、これ犯人が誰かはともかく、動機まで含めて当てられたのか? 完全に提供されてる情報が不足してるんですが……これだけ大規模なことが出来た資金については、「占いに従って莫大な資産が与えられた」で説明されたけど、いろいろ説明不足過ぎなところが多すぎて……もしかしたら単にアニメ化で省略されただけかもしれないけど。
 なんか見ていてちっとも釈然としない推理ものという印象。キャラものとしてわりきるべきなんだろうなぁ。(探偵小説は基本的にキャラものだし)


  ドラゴンクライシス! #3。典型的テンプレート。「世界各国の不思議な秘宝を集める組織と個人」というあたりは、面白くできそうなんだけど、なんというか、主人公の超パワーとイキナリ展開にしか寄与してないという。もうちょっと主人公がローズに拘る説得力が、映像的にしろ演出的にしろあったらなぁ。

  フリージング #3。いや、これテンプレート以前にもうかなり見ててつらいんですが……グロとかそういう話以前に、中身がなさ過ぎるし、かと言って作画が良いわけでもない。それなら切るのが妥当なんですが、ここまで駄作すぎると、切ってしまうのも逆に惜しくて(意味不明)。何か切る事態になったらこれを真っ先に切ろう。


2010年01月26日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] やっぱりゲンダイはひと味違う

 ゲンダイの記事を話題にするのはある意味反則だと思っているのですが(ムキになるのもばかばかしいし)、これは流石に見た瞬間「ポカーン」となってしまったので。
  ゲンダイ:ひっかけ質問で国会を混乱させる自民党livedoorニュース )。……お前は一体何を言っているんだ。
 いや、議事録見ても鳩山氏が主旨に答えず「朝三暮四」の意味を勝手に答えた上、さらに買ったに間違えただけなんですが……質問者の茂木氏は「それは朝令暮改」と突っ込みを入れたもののすぐに本来の質問に戻ってるんですが。
 読み間違いだの勘違いだのに固執するのも品がない話ですが、それを「陰謀だ!」と言うのは、それ以前の問題のような。まあ、ゲンダイだからこんなものなんでしょうが。高倍率をくぐり抜け講談社に入ったはずのゲンダイ編集者、どんな気持ちでこんな記事書いてるのだろうなぁ。

  20年にわたってソニーを苦しめる「ソニータイマー」説WIRED VISION )。いや、まあ、今でも冗談で言われてると思いますが。PSの頃などはソニーはデザイン優先で、回転系などが特に弱い、と言われましたが、今はどういう事になってるんだろう?

[アニメ] れでぃ×ばと!と聖痕のクェイサー

  れでぃ×ばと! 。見た目はヤンキーだけど中身は普通(むしろちょっとビビリで家庭的)な日野秋晴は、両親と死に別れ、学費免除、寮完備の白麗陵学院に転入する。白麗陵学院はお嬢様と将来彼女らに使えるメイド・執事が育成される特殊な学校で、秋晴はそこで執事の勉強をすることに。ところが転入早々見た目で誤解され不審者扱い。うっかり者の暴走お嬢様セルニア・伊織・フレイムハートに目を付けられてしまう。しかも彼女の世話を言いつけられた学年主席の彩京朋美は、秋晴の幼なじみで清楚な外見とは裏腹に幼い頃に何度も苦渋を舐めさせられたとんでもない腹黒女だった。

 「かのこん」のスタッフの製作ですかね? あり得ない設定だけど、まあそこんところはそういうものだということで。ラブコメというか、エロコメというか、まあそんな感じ。パンチラどころか盛大にパンツを見せまくりですが、基本はハーレム系のスラップスティックコメディかと。秋晴の性格が、あまりビビリとか家庭的とかが話では出てこないのがちょっとなんですが。
 まあ、何も考えずに見るのが吉なのでしょう。多分。OPは結構好き。


  聖痕のクェイサー 。主人公の天涯孤独の織部まふゆは、幼い頃に聖ミハイロフ学園理事長、山辺雄大に引き取られ、彼の娘、燈と姉妹のように育ってきた。が、雄大が突然失踪、邸宅も借金のカタに取られ、学園の寮で新理事長の娘による嫌がらせから身体の弱い燈を守りながら学園生活を送っていた。
 そんなある日、下校途中で行き倒れてるロシア人の美少年を拾う。少年は意識を取り戻すと、いつの間にかまたいなくなっていたが、その翌日、まふゆは学園内の教会で「イコン」を探す仮面の女に襲われる。

 よくこんなセクハラ乳飲みマンガをアニメ化したなぁ、と思ったけど、案の定規制の嵐で何が起こってるかわからんw つか、乳とかパンツとか、最近そんなんばっかだなぁ……それで客を引くのはいいんだけど、配信で内容がわからんくらいに規制が入っては、本末転倒のような。
 まあ、原作が原作なので、特にアレとかこれとかありません。一応ストーリーの基調はシリアスなんだけど、セクハラマンガだからなぁ。


2009年01月26日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] あれこれ

  神は多分いない…英国で走る「無神論バス」朝日 )。日本だとアレなんですけど、キリスト教国家だとやっぱ反発する層もあるだろうからなぁ。けど面白いですわ。w~
 オバマ氏の大統領就任演説とかも、「なんかの宗教団体?」とか思ってしまうものなぁ。でもそれは日本人の感覚で、多民族多宗教国家とは言え基本的にアメリカはキリスト教国家ですから。でもなんでもかんでも神様持ち出されるのは、やっぱちょっとなぁ……

  定額給付金の寄付呼び掛け 茨城県医師会、民主候補に献金47News )。なんつーか、やってることが幼稚と言うか……自民の医療関連の政策に反発して、でしょうが、まあどこ支持するのも自由なんですが、もうちょっと考えて言動をしていただきたいところ。

  『ヘタリア』のイタリアに対するイタリア人の反応聖地日本 さん)。先日の某半島で騒いでた件の関連で紹介されていたので。概ねステレオタイプ的に結構正しい、という評価。イタリアは笑って見逃す度量があるのに、同じ半島なのにお隣と来たら……


2007年01月26日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 憂鬱

 ここんところ愚痴じみて書いてたこととは別件。
 やりたくない仕事があるとする。手間がかかるし、それで得る利益は、少なくとも金品および人間関係上においてはまったくない、むしろおそらくマイナスであろう可能性の方が高い。でも、客観的に見て「誰かがやらなきゃ」というレベルではなく、明らかに自分が最適任者だと判断できる上、仕事が実行されないとそう遠くない将来、かなり高確率で特定の人が致命的なダメージを追う、と推察できる。
 つまり、手を挙げざるを得ない、ということ。


2006年01月26日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] タバコの煙もくもく

  福野礼一郎の宇宙 甲 に続いて 福野礼一郎の宇宙 乙 を読み始め。いや、マジで面白いっすよ。特に道具にこだわり持ってたり、車、飛行機、てっぽなど、機械が好きだって人にはマジオススメ。二冊あわせて税込みで3150円だけど決して高くない。
 それはそうと、これのなかにレザーマンのマルチツールの話が載ってて、角がするどくゴツゴツしてるので、使いやすくするにはデホーンが必要だ、と書いてあった。デホーンってのはde-horn、角取り。この場合には面取りだが、握ったとき触ったときに角が痛い部分をヤスリで削ってしまうということだ。これをやると使い勝手が格段に上がるというのでやってみた……
 実は話半分くらいに考えていたのだが、これが大間違い。まったくもって、完全に本当だった。ちょっと油をつけたオイルストーンで気になるところを面取りしてやるだけで、格段に握り心地、使い勝手が良くなる。本当の本当に本当なのだ。ゴツゴツした感触も持ち味だと思ってたけど、道具としては手になじむ方がいいに決まっている。「自分の能力が500%アップしたことを実感する」と書いてあったけど、それすらも誇張じゃない。道具との一体感ってのは一種の快楽で、使いたくなってうずうずしてきてしまうのだよなぁ。本末転倒だけど。

 ま、それはさておき。
 ひと月ほど前に知人に、「(部屋中煙でもくもくなどの極端なのはともかく)最近の嫌煙風潮ってのはどうかねえ。健康に悪いって、自分たちが普段どんなもの食べてるかとか知らないんだろうか?」と言ったら、「そういうことはマラソンで自分に勝ってから吸えって言うよ?」と、こちらの意図とは大分ずれた返答をされまして。はい。
 どうずれてるかってのは各々考えてくださいで済ますとして(その知人の職場環境は周囲がヘビースモーカーだらけらしいんでタバコ嫌いもさもありなんなのだけど)、極端な流煙があるってのは勿論論外として、タバコの煙が嫌いだから近くで吸って欲しくない、とかは、まあわかるんですよ。それで分煙を、ってのもわかる。それが嫌な人間のそばで嫌なことをするのはマナー違反ですからね。でも、「健康に悪いからタバコはすべて追放すべし」「有害だからちょっとのタバコの煙もあってはいけない」みたいな風潮は、ねえ。そんなこと言ってたら排気ガスでいっぱいの街中なんか歩けないし、食い物だってもかなりのものが食えなくなりますよ? 出されてくるときには綺麗にパッケージングされたり盛り付けられたりしてるんでそんな気がしないだけでね。
 結局この嫌煙風潮というかもはや喫煙弾圧風潮と呼んでもいいけど、これはなにかと言うと、いろいろ話題をふりまく杉村太蔵議員が「臭い、汚い、格好悪い、金がかかる、などの言葉を『3K』として、若者が喫煙を敬遠するようなイメージ戦略を進めてはどうか」とアホ丸出しな発言したことが端的に表してるでしょうね……分煙までは筋が通ってるにしても、タバコ追放運動にまでなると単なる社会的ヒステリックです。タバコ税増税とかの理屈もワケわからん。単に見えにくいところや立場の弱い人間から取るもの取っておこう、って話でしょう?
 そんなの愛煙家の言い訳だろうって? 私、タバコは一切やらんのですよ。でも、まあ酒は好きですからね。「あんなの身体に悪い」「いいこと何もない」と言われりゃ概ねその通り。だけどほっとけって話ですよ。誰かの「自分たち以外の全員も自分の考えるとおり健康的であるべき」なんてのを押し付けられるのはまっぴらですね……前世紀初期アメリカの禁酒法でもやらかそうって話じゃないんですから。あれ、随分とマフィアとその周辺が儲けたみたいですね……JFKの爺さんもそのクチですが。おっと話がずれた。つまりは、「なんでタバコがいかんの?」と言われると「タバコは身体に悪い!」としか返せないような連中が、複数の方向から物事を眺めようとせず、宣伝されたイメージに振り回されるだけの人間が大手を振ってるってのが癇に障るだけです。人権持って投票権持ってるんだから少しは頭使って考えろ少なくともその努力はしろとか毒づきたくもなりますが、まあ私も褒められた頭の使い方はしてませんから。
 ちなみに、明らかに健康に悪そうな環境になっても一顧だにしないとか、マナー違反だとか、そういうのの擁護では全然ありませんのでその辺はお間違えなきよう。

[アニメ] ノエイン#15とムシキング#43

  ノエイン 。ラクリマからの襲撃もなく、久々になにもない穏やかな日々を過ごすハルカたち。ハルカは東京から月に一度会いに来る父の黛と遊園地でデートをしていたが、黛は量子テレポーテーション通信の実用化を無理押ししようとする篠原に脅されて急遽引き返すことに。そんなこととは知らず、黛との接触に備え絶対臨界の危険性を示すデータを集める内田と郡山は、シャングリラの襲撃の兆候を調べるカラスとトビに出くわす。郡山は銃を突きつけ彼らの正体を問いただすが、そんなものが役に立つはずもない。しかし会話の断片から、内田は彼らが別の量子時空から来た存在だと気づく。トビはそんな内田なら自分たちの話が通じるかもしれないと行動を共にするが、調べていた臨界場に異常が発生する。同じ頃、遊びに来ていたアイとミホを見送ったハルカに、シャングリラの刺客が迫っていた。
 ラクリマとシャングリラ、そして仮面の男「ノエイン」がどういうものか、そしてその目的の概要が明らかにされる。「ノエイン」は可能性分岐世界を一つに収束させようとし、未来の世界をラクリマとシャングリラだけにしてしまった。そして、ハルカによってシャングリラを唯一無二の世界にしてしまうこと。それがノエインの望み。彼によって連れ去られたハルカの見たシャングリラは、一面に広がる草原。美しく、静かだけど誰もいない寂しい世界。ノエインはシャングリラで共にいようと言うが、ハルカはノエインがフクロウ=別世界のイサミを消し去ったことを忘れても許してもいない。その言葉を拒否し、助けに来たカラスが逆に消し去られようとするのを龍のトルクの力でとどめるが、ハルカ自身は別の時空間へ……
 次回は「クリカエシ」。総集編だけど総集編じゃない? 仮面ライダー龍騎の総集編みたいなものか?

  ムシキング 。成長し成体へと変化したセランは再び黙って姿を消したソーマの後を追い、一同はポポ、パム、ビビ、バビ、ブゥ、そしてグルムの六人に。そんな彼らは訪れた先で甲虫と素手で格闘する森の民と出会う。ビビたちが「団長」と呼ぶその老人ビックは、なんとビビたちの師匠で甲虫拳の使い手。彼の住む谷は、アダーの改造に失敗した甲虫たちの最後に行き着く場所。改造され損ねた甲虫は苦しみながら最後を迎えるが、ビックは可能な限りそれを直し、あるいは最後を看取っていた。ビックはデュークを昔の優しい父に戻したいというポポに、「それならば覚悟をして一歩も退かないこと」とアドバイスをする。そんな時、ポポの持つ守護者を証を奪おうと、谷をデュークとヘラクレスオオカブトが襲う。
 なんかセランにやたらと力入れてましたな。今回。不必要に動きがエロかったです(笑)。その分、中盤以降の作画がやや微妙でしたが……ソーマは自分の立場に迷いを深めつつポポたちの後を追い、ポポも父であるデュークと対決、だが一瞬の迷いからビックが犠牲に……しかしビックが最期に作った隙に与えた一撃により割れたデュークの仮面の下から現れた素顔は……? 一瞬だけど、OPとかのポポの父親には見えなかったけど……むしろ、それを見たソーマが動揺してるのだけど。つまり、デュークの正体ってん……
 次回は「父と子」だけど、「子」ってのは誰を指してるのだろう?


2005年01月26日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] カラスの味・海自の間違い?

 以前、深+のマスターに中国ではあまりカラスがいないらしい、とDさんに聞いたことを話したら、マスターいわく「そりゃ、食っちまったんだろ」。アグネス・チャンが日本にやってきて当初、公園の鳩を見て「どうして日本人は獲って食べないのか」と言ったという有名な逸話を引かれたが、しかし、以前カラスの肉は不味くて食えたものではない、と聞いたことがあり、いくら「四本足はテーブル以外、空を飛ぶものは飛行機以外なんでも食う」と言われた中国人でもカラスは食わないんじゃないか、と思った。思ったが、カラスが不味いという証拠もないので、反論はできなかったのだけど、 知識の泉 Haru'sトリビアさんでカラスの味についての話題 が。東北の湯治場で「ろうそく焼き」というカラスの肉を使った名物があるらしく、それを食べた方の本にそのことが記されているらしい。正確には「不味い」というより「臭い」らしいのだが、線香みたいな臭いって……香辛料をたっぷり効かせればなんとかなりそうな気もするが、湯治場のおじちゃんも「不味い。食えたもんじゃねえ」って、そんなもの、食糧難の時代ならともかく、観光客用に売ってええんかい。まあ、なんでも食べる中国の人も、あんまり好んで食べそうにはないなぁ。
PS.カラスの皮膚がどす黒いってのは知ってました。なんか肉も変な臭いがしてた気がする。いや、確か小さいころに死んだカラスをいじったことがある気が……臭いは腐りかけとかそんな臭いじゃなかったような。(食ってません)

  日本領海上に現れた中国の駆逐艦についての海自のニュースリリース 。この「ソブレメンヌイ級」がどういうものか、だけども、 軍板のスレッド で喧々囂々されている。このへんは下手にコメントつけると恥かくだけなのでやめておこう。ただ、某所で「ソブレメンヌイ級は蒸気タービンでディーゼルじゃないぞ。最大速力も33ノットある。大丈夫か、海自」というのを見たので(速力についてはさすがに巡航速度だろうけど……)、調べて見る。この手のデータで日本のサイトを確定的に扱うのは危険なので、英語サイトを。そうすると Chineese Difence Today なんてのがあるんですな。検索して初めて知った。 ソブレメンヌイ級の解説 のPROPULSIONを見ると、「 Main propulsion include two steam turbines, each with two high pressure steam boilers rated at 50,000 hp in total, two fixed pitch propellers, giving a max speed of 32.7 knots.」だそうで。その下の方に「 Generating Capacity: Turbogenerators 2 x 1,250 kW; Diesel generators 4 x 600 kW」ってあるんで、これを間違えた可能性がありますな。他のいくつかのサイトを見ても、まあそんな感じ。広報担当官だとそんなものなのかもしれない(ええんか?)。まあ、海自ニュースリリースで提示されてるJANE'Sを見れば早いんだろうけど(当然持ってません)。それとも、普通このばあい「機関」と書かれれば「推進機関」だと思ったのだけど、「発電機関」なんだろうか?(そんなバカな)

[その他] カレー食べたい

 夕方に突然「カレーが食べたい病」が発生。それもレトルトのとかフランチャイズのではなく、洋食屋とかカレー専門店のちゃんとコクのある日本風カレー。しかし近隣にはそんなカレー屋はなく(ココ壱ならあるんだが)、大須に行けばなんかあるだろうと行く。
 で、大須のちょっと裏小路に入ったところにある キッチンシロー へ。これまでも何度も店の前を通っているのだが、入るのははじめて。名古屋ではテレビとかでもわりと取り上げられてるお店なのだけど、ものすごくこじんまりとしている。中には四人がけのテーブルが四脚のみ。晩御飯時にはずれていたせいもあり、お客は私一人。店員もコックでもあるご主人だけ。ここは本当はハンバーグがいいらしいのだが、カレー食べたい病にかかっているのでカレー。っつーかレディースセットのカレーセット。レディースセットって知らずに頼んでしまった。別に男でも普通に注文できたが。待つことしばし。出てきたカレーは、いやもう私の食べたかった洋食屋のカレーそのもの。ガツガツと意地汚く食ってしまいました。
 この手の店だと、雑誌や新聞に取り上げられた記事が飾ってあったりするものだけど、ここもそう。ひときわ大きく飾られてるのがグルメぴあの洋食屋特集のもの。読者投票によるランキングなのだけど、キッチンシローは5位。ちなみに名古屋地区で、ではなく、全国からの投票で。ところがびっくりするのはそこじゃなくって、トップ10を見ると、キッチンシローを含め大須の洋食屋が三店入っている(他は キッチントーキョー御幸亭 )。1位は東京の店だったが2位も大須ではないが名古屋の洋食レストランで、大須以外だが名古屋の店が結構ある。これは投票の母集団が名古屋に偏ってたのか、それとも実は名古屋は隠れた洋食王国だったのか。事実はどうなんだろう?
 それはともかく、カレーはたいへんおいしゅうございました。思わず会計の時に頭下げて「ありがとうございます、ごちそうさま」って言ってしまい、ご主人もびっくりしたのか「いえ、こちらこそありがとうございます」って返してた。
 私と丁度入れ違いくらいに男性の客が一人、入ってきてた。どうも常連さんのようで、やはりそういうお客が多いらしい。なんかそういうのを見てると、店に飾ってある新聞・雑誌記事もちっともいやらしくなく、ご主人のささやかな誇りのように思えた。
 今度はハンバーグを食いに行ってみよう。


2004年01月26日(月) 旧暦 [n年日記]

あ、土曜日に行ったのは

  串屋 といつもの 深+ のコース。串屋は、串を打った素材がすでに用意されていて、バイキング形式でそれをとってきて自分で揚げるスタイル。それなりに面白くはあるのだけど、ちと煩雑だったかと反省。ただ、ソフトクリームを自分で盛るのは結構受けてました。デザートとかカレーとかうどんとかもなぜかそろっていて(もちろんセルフサービス)、学生向けの店なんでしょうな。深+はいまさら言うまでもなし。いつもどおりいじめられてきました。
 日曜の新番組 仮面ライダー剣(ブレイド) 。プロデューサーやシナリオライターがこれまでと一新しての新シリーズ。デザイン云々以外にこれまでと違うのは、1)仮面ライダーは組織に所属している、2)一話の時点ですでにライダーとして戦っている、といったところか。一話で早々に所属組織が怪人の襲撃で壊滅したり、その黒幕が未熟な主人公ライダーがあこがれる先輩ライダーじゃないかとか、結構面白そうなんですが、一話の時点ではキャラクターの性格をはっきりと示す印象的なエピソードや変身前の際立った外見的特長がなく、それはちょっとキャラクターものとしてはマイナスかなー、と思う。
 NHK大河ドラマの「新選組!」を第三話にして初めて見る。まだ京に上る前で、近藤らと竜馬らが知り合いだというのは、(多分)史実ではないが、幕末ものが忌避される理由のひとつが複雑な関係性だというから、こういうアレンジは十分ありと思う。前例として「HAPPY MAN」ってのがあるわけだし(作品自体の出来はともかくとして)。あと、あちこちで「新 組!」と表記されてますが、番組名としては 「新 組!」ですんで。別に組織名としてはどっちでもいいらしいが、子母澤寛の著書によれば(あれもどこまでが本当かよくわからないのだけど)壬生の屯所にかけられた看板では「新選組」となっていたらしい。「新選組!」の脚本家の三谷幸喜はみなもと太郎の「冗談新選組」に大きな影響を受けたといい、そのみなもと太郎氏は再販した「冗談新選組」の対談を見ると、やはり子母澤寛の著作も下敷きにしたようなので、多分その流れなんじゃないかとは思う。
  最古の太極旗発見朝鮮日報 )。いや、注目すべきは記事内容じゃないんですよ。真ん中の写真の旗を見て、それから 韓国語版の同じ記事の写真 をどうぞ。とりあえず、ノー・コメント。
 SBR#2。冒頭にレース参加者と思われるキャラ、ポコロコ登場。特に超常的特殊能力とかはなさそうだけども……もうひとり、ジャイロに絡むと思われるキャラが出ていて、そいつの名前がなんとまあ「ジョニー・ジョースター」。本日発売の「ジャンプリミックス」の第四部最終巻にもSBRに対する簡単なコメントがあって、やはり「世界各国からいろんな奴らが出て、いろんな組み合わせで戦ったりする」というシチュエーションのためにレースという舞台を組んだらしい。あと、ジョジョとは関係ない話なので深読みしてくれるな、とも。もし過去のキャラをそのまま出すだけだったら「いよいよ過去の資産の使いまわしか」とも思うのだけど、そういうわけではないし、まだ評価しづらいところがある。まあ、基本的には面白ければなんでもいいんですが。あと、衣装とかはいつもの荒木デザインテイストなのに、しぐさとか(鞍を肩にかついでるところだとか、鉄球の留め金を外すコマだとか)できっちり西部劇してるのは、流石荒木飛呂彦と言うべきか。
 ところでまったくの無関係なのだけど、あちこちの はてなアンテナ で、 速水螺旋人 氏のサイトが移転したにもかかわらず、URLが変更されてないのはなんでだろう? そんなに気になるなら自前のアンテナ登録しろという話もありますが、いや、自分でアンテナ作っちゃうと、登録サイトは更新されたら絶対見に行かなきゃいけないような気になるじゃないですか。あちこちのアンテナをつまみぐいするのが、気楽でいいっす。


2003年01月26日() 旧暦 [n年日記]

いや、だから実家に行ってますた

 実家に行って、親にアプリの使い方を教える。と言っても半分は自分がそのアプリの使い方を調べるのに費やしてしまった。一通りの使い方をどうにか教えるが、PC自体に慣れていないので、使いこなすには何度も使わないといけないだろうなぁ。
 やはり、人に上手くものを教えるのはむずかしい……
 夜中に戻ってから、 仮面ライダー555 一話を見る。九州をバイクで旅する少女、真理は、途中でバイクの三人組につきまとわれて辟易していた。その真理をこっそりとつける少年がいるのには、真理は気付かない。一方、東京で二年前事故に遭い、両親を失い、自身も二年間意識を失っていた青年、木場勇治がいた。二年の意識不明の後、心停止、死亡が確認されたが、なんとその直後によみがえる。しかし、目覚めた世界は、前とはすっかり変わっていた。叔父の謀略により両親と住んでいた家も、父親の会社も失い、恋人はかつての友人のものとなっていた。
 よみがえる死者、謎のベルト、スマートブレイン社、と、基本の立役者が揃っているけども、まだキャラクターの立ち位置がはっきりしないので、少し混乱する。また、戦闘シーンはファイズの発光ギミックを際立たせるためか夜中なので、とても見難い。ホースオルフェノクの下半身変形とかのギミックは結構面白いのだけど。う〜ん、二話目を様子見。 龍騎 でOReジャーナルのエキセントリックなメガネ娘・島田奈々子を演じた栗原瞳がキーパーソンの「スマートレディ」として登場してる。
  ギャラクシーエンジェル は、そんなにぶっとんだ話ではなく、わりとソツなくまとまった話。しかし、前半のヤマトっぽい宇宙戦艦とウルトラマンっぽい巨人と、でっかいイカのきぐるみ、後半の荒木伸吾調の地元の青年たちは……
 移動時間で、読んでいたステルス艦カニンガムシリーズ「ストームドラゴン作戦」を読み終える。2006年、中華人民共和国へ、内乱軍と呼応し台湾から国民党軍が進撃を開始する。内外からの侵略に対し、旧態然とした中国共産党軍はみるみるうちに追い詰められていく。しかし、共産党軍は「核ミサイル原潜」というとんでもない切り札を持っていた。さらに最悪のことに、それに対して台湾軍も核戦力の保持を公表し、中国の問題から、事態は一気に世界を巻き込んだ核戦争の危機になる。それを防ぐ手段はひとつ。上海から出航した原潜を一刻も早く発見し、これを沈めること……
 前作と同様考証と人間観察に裏付けされた軍事・政治・人間描写、それと冒険小説らしい二転三転していく展開に引き込まれる。ただ、「一条晃」艦長に、「柿崎」副長って……シリアスな場面なのに大笑いしてしまった……
 実家に行っていた間に、韓国のネットワークがえらいことになっていたようで。IT大国を標榜しているわりにはお粗末な気もするが、実際問題、原因はなんなんだろう?


2001年01月26日(金) 旧暦 [n年日記]

ふにゃららほにゃほにゃ

 王立国教騎士団に法王庁13課…いやいいんですけど。
 なんか映画専門誌HI−HOによるとガイ・リッチーの新作「スナッチ」は前作「ロック、ストック・アンド・トゥー・スモーキング・バレルズ」ほとんどそのままだそうで。 「惚けて前作のこと忘れたか?」とかひどい書かれようしてたけど。HI−HOは斜に構えた映画誌なので、面白いかどうかこういう場合判断しにくいのだよなぁ。 そいでもってブラッド・ピットが懸けボクサーで「ふにゃららほにゃほにゃ」とか奇声をあげるのだそうな。さっぱりわけわからん。
 続編で(って「スナッチ」は「ロック、ストック」の続編というわけではないけど)賭けボクシングというと「スティング2」がどうしても脳裏をよぎるのだよなぁ。 「箸にも棒にもひっかからん」というほどでもないが、箸くらいにはひっかかるかもしれんが棒にはひっかからない映画だったな。 前作の「スティング」が名作だっただけに余計に比較してしまうのだが。
 え〜っと、困った。この日記落ちないぞ。(オチつけてどうする)