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2014年01月30日(木) 旧暦 [n年日記]

[特撮] 獣電戦隊キョウリュウジャー#46と仮面ライダー鎧武#15

  獣電戦隊キョウリュウジャー #46「だいけっとう!アイとなみだのいちげき」。まさかのダンテツの裏切りに、残った戦意すら喪失してしまうキョウリュウジャーたち。大地の闇から倒したデーボモンスターが次々蘇る中、しかしダイゴはかすかな地球のメロディを聞き、地球の意思が人間を絶滅させるような邪悪なものに思えないと、ダンテツと対峙することでその真意を知ろうと言い出した。仲間たちは止めるが、ダイゴの意思は強く仲間に見送られてダンテツとの対決に赴くのだが……

 突然裏切ったダンテツだけども、ダイゴは父親と地球の意思を信じ、こぶしで語り合おうとする。って、ホントにこぶしで意思疎通するなよ! でもスクールウォーズ流の親子コミュニケーションが何故か成立、実はダンテツの裏切りはトリンと共謀しトリンの魂を正義のまま大地の闇に送るためだったと理解する。って、え!? ホントにあれで理解できたの!?
 そしてデーボス軍から逃げ出したキャンデリラとラッキューロの元に、彼女らが狙われていると知らせるために追いすがるアイガロン。しかし新たな哀しみの戦騎アイスロンドが追いつき、彼らを始末しようとする。途中、真実を知るためダイゴの元に向かおうとするキョウリュウジャーたちに出くわし、アイガロンは二人を守ってくれと懇願。アイガロンに親友を殺されたイアンはふざけたことを、と突き放すが、アイガロンは自分の事はどうでもいいがまだ人間を殺したことがない二人は守ってくれと頼み込む。  イアンが迷う間にカオスから見捨てられたどころか殺されようとしてることを知り戦うどころではない二人をアイガロンが守るが、その際、アイスロンドから恐るべき事実が明かされる。アイガロンは以前感情を爆発させた時に既に死んでいたのだが、あまりの鎧の硬さに魂が鎧の外に出られず、それをカオスに死者兵士として利用されていたのだ。ショックを受けるアイガロン。しかしそれでもキャンデリラを身を挺して守るアイガロンの姿に、イアンがついに動く。キャンデリラたちを守るためにアイスロンドの攻撃を受け致命傷を負ったアイガロンに、イアンは憎しみを乗り越えアイガロンの魂を鎧から解放。彼の意思を受け継いでアイスロンドをアイガロンの斧で撃破する。アイガロンは「人を大事に思うことがこれほど切ないともっと早く知っていれば、面白半分に人間を殺したりしなかったのに」と公開しながら、キャンデリラの無事を祈って消え去る。これは沁みるわ〜。
 一方、親子決戦の最中当然デーボス軍はワルモノらしく、破滅の時計を止めるというダンテツとの約束を破り、ダイゴとダンテツが弱ったところで両方にとどめを刺そうとする。しかし大地の闇から蘇ったはずのマッドトリンが突然崩れ落ち、デーボスたちは戸惑う。正義の魂のまま大地の闇に落ちたトリンがデーボモンスターたちを地獄で倒し続け、大地の闇を破壊しようとしていたのだ。
 お約束通りの大逆転、ということで、地上のキョウリュウジャーたちがこれから逆襲、というところで次回へ。全戦士総登場で最終決戦か?


  仮面ライダー鎧武 #15「ベルトを開発した男」。ユグドラシルの黒影舞台に取り押さえられ、ユグドラシル社屋に連れて行かれる紘汰。そこで同じく拘束された戎斗と共に、とある男の前に連れて行かれる。戦極凌馬と名乗るその男は、自分こそが戦極ドライバーの開発者と名乗り、ヘルヘイムの森とインべス、ロックシード、そしてアーマードライダーの真実を伝える。

 捉えられた紘汰たちが知ったすべての真実。それはインベスがヘルヘイムの実を口にした人間や生物であり、それに対抗するため実を安全な加工したロックシードを使い、その力を使うためのシステムが戦極ドライバーだった。しかし淒馬は、量産化とパワーアップバージョンの開発を果たしたにも関わらず、新たなプロジェクトを独自に目論んでおり、そのために二人に協力しろと迫る。
 協力すれば身柄の安全は保証されその上さらなる力が与えられると条件を出されるが紘汰は「力が欲しいんじゃない。俺が欲しいのはみんなを守るための力だ」と、イグドラシルに人々を守る意思が無いことを指摘、凄馬の誘いを断る。
 考え直すまでゆっくりしていけと牢獄に放り込まれる二人だったが、紘汰の前にDJサガラが現れる。彼もイグドラシルの仲間だったと悟り食いかかる紘汰だったが、サガラはそんな紘汰をいなし、何故プロフェッサー凄馬の誘いを断ったのかを尋ねる。他のイグドラシル幹部と違う態度に戸惑う紘汰だったが経緯を話すと、「お前は自分が輝く手段を得たんだな」と言い、カードキーと、新たなロックシードを置いて立ち去る。
 サガラの真意がわからないながらもそれにより助けに来た光実、やはり拘束された戎斗ともどもイグドラシルを脱出。シドが追撃しようとするが、凄馬の意を受けた彼の秘書、耀子の変身した仮面ライダーマリカに止められる。
 一方、イグドラシルに潜入した光実は別経由で真実を知り、更に監視カメラで龍玄に変身するところを貴虎に見られてしまう。流石にブラコン兄ちゃんもこれでは正体に気づくわな。
 そうなると光実を始末できるわけもなく、仲間に引き入れようとするのだろうけど、どうなる?


2012年01月30日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 橋下氏を全肯定するわけじゃないけど、これはあまりに稚拙

  テレビの前で議論しても残る橋下市政への違和感ダイヤモンド・オンライン )。香山リカ氏のコラム連載ですが、まあ、批判のための批判ですわな。「 しかし、テレビカメラの前で限られた時間、討論をしても、多くの場合、ディベート技術や極端に言えば声の大きさだけを競い合うような形になりがちです。」と書いて「結局橋本氏の声が大きかったから優勢に見えただけだ」と言いたげですが、そもそも八対一であり、いくら声が大きいと言ってもたったい一人の声に負ける八人ってなによ、ということになります。実際は物理的な声の大きさではなく別のことを言いたいのだとは思いますが、論者であるならどんなことであっても論で返すべきであり、相手の声が大きかっただとか印象操作に持ち込むのは論戦の結果のいかんによらず、恥だと思います。
 あと、テレビの討論番組で問題なのはディベート技術とか時間制限だとかではなく、「相手の発言を平気で途中で遮る(司会者を含め)」「考えをまとめずに自分の主導権を手放すまいとダラダラ話す」といった「議論においてすべきでないこと」を平気でしている、ってことだと思いますが。 フィンランドの小学5年生にも劣っています ね。
 タイトルについても「違和感」とありますが、結局本文を見てもその違和感とやらの正体は不明のままで、結局のところ「自分は納得できないから嫌だ」と言ってるのに過ぎません。一方で自分は対論を求められても答えられないのを「自分は一介の精神科医なので」と逃げてしまってます。
 香山リカ氏がそうだとは言いませんが、自称リベラル系の方は自分の意見やその根本原理を示さず、言質を取られないように自分の意見は明言せず、相手の発言に対して「それはどうかと思う」「それはおかしいんじゃないか」とだけ繰り返すパターンが非常に多いです。「負けなければ勝ち」という意識がそうさせるのかもしれませんが、良き敗者になる覚悟のない者が勝者になれるはずもありません。
 おそらく、そもそも橋下氏と香山氏の立っている場が違いすぎて、話が成り立たなかったのだと思います。橋下氏は、今破綻確実の大阪市政に対し、早急に手を打たねばならないという危機感の中で行動しており、まずは問題点をピックアップし、限られた時間の中でそれに対処しなければならない、という意識で行動してるのだと思います。一方、香山氏は「自分が納得したい」ということで発言を繰り返しているのだと思います。そもそも実務の人間と思想的正しさを求める人間とで噛みあう議論はなかなか期待できないものですが、香山氏はそもそも自分の思想を実務レベルで実現する方法、について思考することを、完全に放棄してしまっています。
 マイケル・サンデル教授の言を引用してますが、そもそもサンデル教授の理論で実務が改善した、という話はまったく聞いたことがありません。また、テレビでサンデル氏の出てるのを見ましたが、「設問が漠然としすぎていてそれだけでは最適解を求められない」というものでした。実際、自民党の石破氏が「こういう前提であればこう判断する」という、状況をもっと限定しての答えには、サンデル教授はまったく突っ込みも返事もしませんでした。「まず大きな問いから」と考えるのは自由ですし、個人レベルの哲学では間違ってないと思いますが、今まさに死に瀕してる大阪市政を前にそんな議論から始めようというのは、以下のブッダの説話と同じで、時間の無駄であり、破綻の幇助に過ぎません。実務レベルでのなんらかの回答をする努力もしないのであれば、それはただのエゴであり問題意識が間違ってる、としか言えません。
ある外道の修行者は「この世は永遠か、この世に果てはあるのか、命と体は同一か、人は死後にも存続するか」と質問したのに、仏陀が答えないので不満でした。そこで仏陀は、つまらぬ議論に関わっているうちに命が終わってしまうぞと、彼をたしなめます。

そして「たとえば体に毒矢がささったとき、その矢を射ったのが誰なのか、その矢が何でできているのか、わかるまで矢を抜かずにいたら、やがて毒が回って死んでしまうだろう。すみやかに矢を抜きなさい」と説いたそうです。

 最後に、1/23の 前回のコラム でテレビ討論がどうこう、と言い出している。朝生の収録は1/22で、おそらくそれより前の入稿ではあるのだろうけど、だったら何故テレビでの議論(?)を承諾したか、というのも疑問です。
 もし本気で議論したいのであれば、そんなオファーは断り、あるいはしても、書簡なりメールなりで、きちんと質問をし、それで議論すれば良かっただけだと思います。その努力もせず、何を言っても所詮言い訳に過ぎません。


2011年01月30日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ][その他] いや、誰かって言われても

 「 お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ  兄の性態観察日記 ナレーターの声 」って検索ワードで検索が来たんですが、いや、そんなの検索しなくても、聞けば喜多村英梨ってわかるじゃん……なんでわからないんだろう?

[特撮] ゴセイジャー#49とオーズ#20

  ゴセイジャー #49「未来への戦い」。三本のくさびが完成してしまい、ブラジラの地球救星計画をもはや止める術がないように思われた。が、ゴセイナイトはブラジラに借りを返すため単身乗り込み、傷つく。
 最後の完成のための儀式「ネバーエンド」は、一番星の力が弱まる皆既日食の時に行なわれるという。それまでにブラジラを倒せば……マスターヘッド、ハイパーデータス、グランディオンが三本のくさびの進行を食い止めている間に、ブラジラを倒そうとするゴセイジャーたち。だが、ゴセイジャーたちの天裝術は通じず、もはや万事休すというところでハイドが最後の手段を提案する。だが、その手段とは、命と引き替えに自分たちのゴセイパワーをアラタに託すというものだった……

 最後の決戦に突入。ブラジラとの最終決戦に入るけど、ただでもかつて護星界最強の護星天使と呼ばれてたブラジラ。さらにかつての仲間から奪ったゴセイパワーも加わってゴセイジャーたちでは太刀打ちできない。そんな中、ハイドが自分たちのパワーをアラタに与えることでブラジラに対抗できるパワーを生み出そうというもの。しかし、そうなるとハイドたちの命はない。かつて否定したのと同じ事をするのか、とブラジラに挑発されるが、アラタは仲間の犠牲で得られる勝利を拒否。勝ち目はないかに思えたが、アラタには別の秘策があると、ブラジラに突っ込んでいく。
 どう考えても勝ち目なんかないはずなんだけど……最終回は近年恒例の顔出し戦闘なんでしょうかね。
 今回は新怪人は出てこなかったけど、「ネバーエンド」の儀式ってのは「ネバーエンディングストーリー」だろうなぁ。


  仮面ライダーオーズ #20「囮と資格と炎のコンボ」。かつて泉信吾に助けられた恩を返したいというヤスが近づいて来たのは、カザリによる罠だった。持っていたメダルを奪われてしまい、カザリが九枚のメダルを集めて完全復活かと思ったが、ヤスによりアンクから奪われたメダルホルダーにはセルメダルばかり……カザリが罠を張っていることを先読みしたアンクが、あらかじめ対策していたのだ。
 しかし右腕だけのアンクからメダルを奪うことは容易いと迫るカザリ。そんなカザリに、彼のメダルを映司に隠させたと言い、映司を運河に投げ込む。
 動揺したカザリからクジャクメダルを奪い、なおかつ映司をエサにカザリから逃れることに成功するアンクだが、そのやり口をやっぱりカザリのメダルはアンクが持っていたことを知った比奈になじられる。それを意に介さないアンクに怒った比奈はアンクからクジャクメダルを奪い、映司を助けに行くように要求。アンクはそんな比奈を鎖でつるし上げ、クジャクメダルを取り戻そうとする。
 一方、運河に投げ込まれた映司は、川岸に流れ着いたところを見つけたヤスによりクスクシエに運び込まれ、治療を受ける。
 映司に卑屈に侘びを入れるヤスに、「あんな怪物に脅されたんじゃ仕方ない」とフォローする映司だったが、ヤスは「脅されたからとかってより、クセなんですよね」と、誰も信じることが出来ず裏切ってしまう性癖があることを明かす。さらに、「あんただって、あのアンクって人にひどい目に遭わされたんでしょう?」と。映司は、「確かにアンクは自分勝手で、これまでも何度も酷い目に遭わされて……」と言うのだが……
 一方、たまたまクスクシエを訪れた伊達。バイトで働く後藤にも驚くが、エジプトにいる映司の写真を見ながら、何か心当たりがあるよう……
 後藤は知世子に「同じ職場の人なら、いろいろ話しやすいでしょ」と勧められて伊達に悩みを相談する羽目に。バースになりたかったが真木に頭を下げることが出来ず、中途半端な欲望とプライドの板挟みになってると明かす。が、伊達は無理やり後藤にバースバスターを打たせ、バースになるためにはそもそもがこれまでの後藤ではダメだと告げる。
 そんな時、実験的にメズールの力が持たせたライオンクラゲヤミーが暴走、山金を取り込んだまま暴れ出す。
 それを察知し、「一人じゃ無理だよ」とヤスに言われつつ「アンクも必ず来る」と言う満身創痍の映司、比奈にクジャクメダルを預けたままのアンク、そして「俺が一億稼いでバースを辞めるまでにそれを使えるようにしとけ」と後藤にバースバスターを預けた伊達が、それぞれヤミーの元へと向かう。

 話的には中間パワーアップ態「タジャドルコンボ」登場の回なのだけど、タジャドルコンボに使うのがアンクのコアメダルなだけに、映司とアンクの関係に重要な回に。
 自分が助かるために平気で映司を犠牲にするアンク。そんなアンクを比奈はなじるのだけど、映司は「アンクは元々そう言うヤツ」という態度。映司自身も、アンクに渡すのは不安と、鴻上会長からプレゼントされたコンドルメダルを預けたままにしてたのを隠していたってのもあるんだけど。
 お互いがお互いを信用していない、はずなんだけど、映司はアンクが、アンクは映司が、絶対にヤミーの元に現れると断言する。お互い、「ヤミーを倒すって一点でだけ、あいつは信用できる」と言うのだけど、ヤミー退治のためにお互い利用してるというより、ヤミー退治を通してお互いを理解してきたような感じが……
 そしてそんな微妙な関係の変化を示すかのように、アンクは「存在そのもの」と言うコアメダルを三つ映司に渡し、タジャドルコンボへ。足を負傷した映司にとって助かったことに、タジャドルコンボは飛行能力も持つコンボ。腕に出るタジャスピナーは今回は主に炎弾を吐き出す楯としての使い方しかされてなかったけど、秘められた機能については予告ではまた来週っぽい。
 ライオンクラゲヤミーを倒すオーズだが、アンクが三つのメダルを奪い返すことに慌てる映司。もしアンクが自分の身体を取り戻せば、取り憑いてる泉信吾は危篤状態のまま放り出されてしまう……が、何故かアンクは他のグリードのように怪人態にも人間態にもならず、右腕だけで泉信吾に取り憑いたまま。これってなんかの伏線?
 で、それに対応するように、後藤と伊達の関係も進展を見せる。自分の希望とプライドが捨てきれない現実に行き詰まった後藤は、成り行きで伊達に相談することになってしまうのだけど、そんな後藤の悩みを笑い飛ばすかのように、そもそもバース装着者たる条件を後藤が満たしてないことを示す。その上でバースバスターを渡し、「自分がバースを辞めるときまでに使えるようになっていてくれよ」と……うわ、伊達さんおっとこまえやね。
 これまで装着者が変わるライダーってのはいたけど、奪ったり、前装着者がリタイヤして棚ぼた式に、ってのが多かったのだけど、今回はなんか伊達さんが指導者的な立場で引き継がれる、って形になるのか? 映司のことに見覚えがありそうな伏線とか、関係するのか?
 それ以外にも「戦う9時5時OL里中さん」とか、本当は蔑まれるべき卑怯者なんだけどどこか憎めないヤスとか、結構サブキャラも良い味出してました。
 次回は、おそらくバッタヤミーなのだけど、「正義」が欲望なヤミーらしい。人助けをするヤミーと言うことで、なんか正義の味方っぽいのだけど、それがどう暴走していくのか。そもそもが仮面ライダーが他の怪人と(脳改造される前に逃げ出した以外には)差異はなく、「復讐と正義のために戦う」という存在だったので、ファーストリスペクトっぽい要素もありそうで楽しみ。

[アニメ] ハートキャッチプリキュア!#49とスタドラ#17

  ハートキャッチプリキュア #49(最終回)「みんなの心をひとつに!私は最強のプリキュア!!」。結局デューンがなにを憎んでたのか、わからないままでの最終決戦。これまでのシリーズでは「漠然とした憎悪の集合体」だったり、憎悪に凝り固まった敵ボスの心はとかしたものの側近が暴走したり、というパターンがあったりしたんですが。デューンは結局主体があまりわからないラスボスだったんですが、その分、幹部三人が魅力だったのでカバーって感じでしょうか。
 最後のイケメンラスボスがそのまま巨大化ってのもびっくりですが。さらにプリキュアも合体して巨大化。
 最後に幹部たちが元の人間に戻ったって展開なのは、ここ最近のプリキュアだよなぁ。初代プリキュアは心を通わせた敵幹部もまったく復活しなかったし。つぼみがいきなり宇宙を目指すのも、理由はないわけではないけどかなり唐突。
 とは言え、ディーンが巨大化して皆が尻込みしてる中でえりかが率先して「ちょっくら地球を救いに行ってくるよ!」ってセリフは結構良かったし、全体的にはかなり大団円。いつきもえりかに引きずられてアホの子っぽくなってるのはアレですがw
 力業っぽいところもあったけど、それも含めて大変楽しませていただきました。


  STAR DRIVER 輝きのタクト #17「バニシングエージ」。二人目の巫女であるミズノの封印が破られてしまい、綺羅星十字団のサイバディも第三フェーズに入ってしまった。そんな中、第二団バニシングエージのリーダー「ヘッド」が議会の最中クーデターとも取れる行為を敢行、第三フェーズでサイバディと直接アプリボワゼできるようになった「印持ち」以外がアプリボワゼできないよう、電気柩を破壊した上「おとな銀行」が抱えていた「印持ち」のスタードライバーまで管理下に置いてしまう。
 そんな綺羅星十字団の異変を知らないタクトたちは、スガタやワコたちと海辺のバカンスを楽しんでいたのだが、なにやらゴージャスな二人組の乱入により不穏な雰囲気になってしまう。

 バニシングエージの連中がなにやら鼻持ちならなかったのは、自分が印持ちだという優越感のゆえだったのか。さらに、おとな銀行に所属してたタカシも印持ちで頭取ことカナコ・ワタナベの元を離反、さらに未登場だったおとな銀行所属の印持ちのスタードライバー二人も、バニシングエージに。でも自信満々な他の連中と違い、タカシは「やりすぎるのは……」と言ってるのはなんなんだろう? タカシの離反は野心といった動機ではない?
 これで基本ヘッド率いるバニシングエージとタクト、スガタたちの対立に収束されたか、と思いきや、ヘッドは三番目の「ヒガニシの巫女」の正体を知っているという。だが、筋立てを乱されないためにも綺羅星十字団のメンバーにもそれは秘密という。しかし番組中の展開を見てる限り、その巫女ってのは……戦闘中の歌は巫女が歌うものってのがこれまでの展開だったし。いや、でもこいつが巫女なの? そりゃ、ただのキャラじゃないだろうとは思ってたけど……
 そして第三フェーズに入り自分と同じくサイバディに入り込んだ敵との戦いに悩むタクト。しかし二つ目の封印が解かれたことによりパワーアップしたのは綺羅星十字団だけではなかった……って、おいおい、「超銀河タウミサイル」ってなにがミサイルだよ! と思ったら、封印解除でよりタウバーンとの一体化を進めたタクトが自らをミサイルとして特攻する技。無茶苦茶すぎるな。
 どうも綺羅星十字団はもともとの思惑を越えてヘッドの指導で、経済的援助、技術的援助も踏み台にして何かの目的に向かっていくらしいのだけど、それが何かがよくわからない……この世界のあり方自体が無意味になる何かっぽいのではるのだけど。


2010年01月30日() 旧暦 [n年日記]

[その他] そんなことは知らんがな 部門

  「いじめられ悔しい」輿石氏、小沢氏ら捜査で産経 )。いや、捜査自体はおそらく水面下での勢力争いとかなんとか、そういったもの絡みなんだろうけど、この発言はねえ……
 実務方面の人材が現状に対応できるようになったのか、大きな混乱は去ったとは言え、現政権の問題点が今は小康状態にすぎず、国会が進めば問題点はまた再燃するのに、こういう情緒的な物言いばかりってのがなぁ……


2009年01月30日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] まりほり#4とドルアーガ#4

  まりほり #4「悦楽の代償」。石馬隆顕様親衛隊の嫌がらせは解決したものの、それを知らない隆顕はかなこのボディガードを買って出る。授業中だろうと寮内だろうと構わず張り付く隆顕に、かなこはちょっとお得感を味わいつつも困惑する。が、和解した親衛隊の子たちのことを告げ口するような真似も出来ず、隆顕に迷惑だとはっきり言えもしないまま、隆顕に群がるファンの子たちにぼろぼろにされる。だが、かなこの部屋に泊まりでガードに来た隆顕から、何故彼女がここまでかなこの事を気にかけるのか、その理由を寝物語に聞かされる。

  まりほりwebラジオ は相変わらず小林ゆうが暴走しています……じゃなくって。
 最初ただのヅカっぽい端役の先輩と思っていた石馬隆顕が、どんどん面白いことにw
 正義感が強いのは間違いないのだけど、その表現の仕方がとてつもなく直球でしかもとどまるところを知らない。先生やゴッド(寮長先生)に怒られれば一応退散するものの、かなこを守る使命感を放棄することはない。けど、かなこの部屋に泊まった隆顕から聞かされた、彼女がここまでする理由。それは、彼女の幼い頃の苦い思い出と、何も知らずに守られていた無力で無知だった自分への怒りからだった。隆顕はかなこを守るのと同様、かなこを虐めることで虐めた子たちも歪んで傷つくのを止めようとしていたと気づき、隆顕の誰にでも向けられる優しさとその裏の決意を知り、ちょっと浮かれていたかなこは自省する。まあ、問題は解決してて本当に火に油状態なんですけどね? 穂佳さんツンデレ爆発。
 やることが裏目に出る隆顕に間接的かつ無自覚に酷い目に遭わされつつも、護衛を断ることができないかなこ。だけど、それをまたも斜め上のやり方で救ったのは、桐奈々美だった。自分とかなこが同性愛嗜好のカップルだと嘘を吐き(かなこがレズなのは嘘じゃないけどw)、自分に関する悪い風評が広がる危険も顧みず、熊たん先生に言われた「かなこさんをよろしくね」の一言を愚直に守ろうとする。
 ってわけで次は隆顕フラグから奈々美フラグへの移行。つか、よく考えると自分への風評被害も気にしてないけど、かなこへの風評被害も全然気にしてないよな……


  ドルアーガ #4「幻影の中へ」。ついに最上階「天空の宮」にたどり着いたジルたち。だが、そこは前と同じく幻の塔への入り口はおろかモンスター一匹もいない廃墟になっていた。失望しかけるジルたちだが、カイが唱えた呪文に呼応するようにドルアーガが出現する。ドルアーガを初めて目にするヘナロや、ジルたちを追いかけてきたウラーゴたちはおびえおののくが、そのドルアーガは明らかに以前より弱っていた。「これなら今の自分たちだけでも勝てる」と戦いを挑むジルたち。だが、その戦いの最中に突如幻影の中に誘い込まれるジル。彼は大人の姿になったカイから、塔とギルガメス王の秘密、そして彼を裏切ったカーヤの本当の目的を知らされる。

 めんどくさいんでタイトル表記これで。
 幻の塔の門番であるドルアーガ(の虚像)を倒し、話的にはこれからが本番、ってところか。
 こんなところで変などんでん返しはないと思ったけど、まあ順当にカイは伝説の巫女でギルガメス王妃のカイ。だけど、今は本来の肉体を失ってかりそめの肉体で活動しているという。口ぶりからすると、単純に死んだ、というわけではなさそうだけど、「老婆の姿になったことがない」と言うから、少なくともその出来事はほぼ失踪直後に起こったらしい。
 そしてカイから語られた幻の塔の秘密、それは、ドルアーガによってギルガメスにかけられた「不死の呪い」に関わることだった。死ぬことも出来ず二つの大国を無理矢理まとめた人工国家と言ってもいいウルクを束ねるための象徴として、また実際に善政も敷いてきたが、その間に起こった裏切り、不幸の連続にその魂はむしばまれていた。隠遁どころか死による退位もありえないギルガメスは、ついに限界を超え、良識が蒙昧となった暴君となりはじめていた。ケルブもそのことを独自に調べて、ショックを受ける。けど、ジルやケルブが受けたショックはそれだけではない。カーヤがギルガメスとカイの血を引く者だという事実が明かされる。カーヤの目的は幻の塔の頂上にいる「もう一人のギルガメス」を殺し、暴君となりかけたギルガメスを解放し、またウルクを救うことだった。しかし一度幻の塔に足を踏み入れれば二度と戻ることは出来ない。だからジルを裏切り、自分とニーバだけで幻の塔へと入っていったのだった。
 けど、ニーバ、そしてジルたちを出し抜き幻の塔へと入っていたグレミカたちの目的は、どうもカーヤと違うし、また塔から戻らないつもりでもなさそう。単純に考えて、塔の中のギルガメスを排除し、自分が不死の王として君臨すること?
 ヘナロとカイはグレミカに人質に取られ、ファティナ、ウトゥたちだけになってしまったジル。塔の真実を知って、ファティナたちは戻るようにうながすが、ファティナははっきりきっぱりと一緒に行くことを宣言する。無論まったく無策ではなく、ニーバたちの様子から何か戻る手段はあると睨んでのことだけど、いずれにしても恋した乙女は強いねえ。それだけじゃなくだまされた怨みもあるんだけど。ジルとの痴話喧嘩は笑える。
 ウラーゴたちも何も考えずにジルを追いかけ、乗り気でないメルトもそれに強制的に同行させられることに。だけど、その前にメルトが「私の従者は残していきたい」と、クーパのことをそれとなく気遣う。天空の宮に入ったときの物憂げな感慨の表情といい、アーメイとの「もっとクーパに優しくしてやれ」という約束を忘れてなかったんだなぁ。
 そして何気にヘナロの尻がエロい。


2008年01月30日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 狼と香辛料#4ともっけ#16とARIA ORIGINATION#4

  狼と香辛料 #4「狼と無力な相棒」。ゼーレンの背後に黒幕が居て、実際には改悪する銀貨を商人たちに買わせて一儲けを企んでいるらしいと気付いたロレンス。しかし自分一人では大きな儲けにつなげることが出来ないロレンスは、ミローネ商会に話を持ちかける。ゼーレンのバックを探りメディオ商会、さらには貴族の影があることを探り出し、ロレンスの話の信憑性を確認したミローネ商会は承諾、ロレンスにも情報量として多額の謝礼を約束する。
 商談のまとまった帰り道、「これで店が構えられる」と大喜びのロレンスだが、ホロは浮かない顔。ロレンスが店を構えて旅をやめてしまえば、また一人に戻ってしまうのが耐えられないのだ。珍しく心情を素直に吐露するホロにロレンスは故郷にたどり着くまでは一緒に旅をすることを約束する。
 しかし、その夜二人の泊まる宿をメディオ商会の手の者が襲う。逃げ出す二人だが、ロレンスはミローネ商会へと逃げ切れたものの、ホロは捕まってしまう。ホロを捕らえたメディオ商会の目的とは……

 一巻を四話くらいでやるのかと思ったら、これは5〜6話ペースか? ラノベ原作にしては、異例のペースだなぁ。全12話なのに、このペースで大丈夫なのかな? OPを見る限りノーラが出てるから2巻まではやるのだろうけど。2巻までで1クールなのかな?
 で、話のからくりは銀の含有量が増えると言って現在値で銀貨を多くの商人に集めさせて、実際には銀の含有量が減り銀貨の価値が下がった後で放出させようというハラ。どうしてそれが儲けになるのかの話は原作を読んでれば知ってるのだけど、以後の展開のために伏せておく。
 そしてそれを逆用して儲けてやろうとミローネ商会は銀貨を買い占め出すのだけど、裏があることを知ったロレンスたちを、メディオ商会の手の者が襲撃する。ロレンスはからがら逃げ延びるが、おとりを買って出たホロは相手の手に。
 ミローネ商会にホロを助け出すよう掛け合うロレンスだが、既に投資をしてしまった商会はロレンスの「ホロを助けてくれ」という訴えに耳を貸そうとしない。これは単純に非情なのではなく、損得勘定から。しかし、今更ロレンツたちの身柄を抑えても既に遅いことを指摘され、ロレンスはようやくメディオ商会の真の目的がロレンスではなくホロだったことに気付く。
 これはホロが人外の存在だということを盾にミローネ商会を脅そうちうことなのだけど、それには多分視聴者が忘れているあのキャラが関わって……まあ、それは次回以降。


  もっけ #16「ソラバヤシ」。友人たちには聞こえない音楽が聞こえだした静流。その音源の音楽準備室で、古関という生徒に出合う。静流ほどははっきり聞こえないらしいが、その音楽がなんとなくは聞こえているらしい。しかも、古関は授業をすっぽかす問題児らしいのだ。
 音楽に引き寄せられ再び音楽準備室を訪れ、やっぱり音楽が聞こえる古関とうち解ける静流。音楽と、自分と同じものを共有する古関との関係にのめり込む静流。
 しかし、お爺ちゃんに「たまにはいいが、のめり込みすぎるな」と言われたのが気になり、古関との距離を取り始める。それを古関に誤解され、「あの音楽を独り占めしたくなったんだろう」と言われてしまう。そうこうしてるうち、古関は登校しくなってしまい……

 密度濃いなぁ。好きなことではとても楽しげに話し、それにのめり込む、ってのは、非情に身に覚えのあることで。お爺ちゃんも「たまには気晴らしにもなるし」といいつつ「のめりこむな」ということを言う。さらに、そのことを危惧した態度を古関さんから「音楽を独り占めしようとしてるんだろう」と勘ぐられてしまい、「見える」静流はその感情がヘビの姿に見えてしまう。
 それで悩むある日に、「音楽」のセッションが聞こえて楽しむ静流。でも、深みに誘われてもその一線を越えることは躊躇する。それこそがお爺ちゃんの忠告した、大事な一線だということ。
 古関さんもなんだかんだで再び登校して静流とは適度にいい関係を築き、静流も他の人から見えない、聞こえない存在との関係を模索しだす。
 この次は瑞生の話ですかね?


  ARIA THE ORIGINATION #4「その 明日を目指すものたちは…」。話的にはアカリが「自分はアリシアさんの役に立ってるんだろうか?」と悩みつつ、自分の実力は結構あるだとか、他のウンディーネも悩みつつ頑張ってる現場に立ってそれを実感するという話。
 それはそれでいいんだけど、自分、白石涼子の男前の女の子声に弱いと自覚しましたわ。作画的にはあゆみよりアトラに大分力が裂かれてたし、正直あの作画は惹かれましたが。
 アトラもツリ目だったしな!


2007年01月30日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] まなびストレート#4

  まなびストレート! #4「プロモでゴー!」。今回はクールで一匹狼ぶろうとするわりに、面倒見が良くお人好しの地を出してしまう芽生の話。基本的にはそんな性格のはずなのに、なんで皆と距離を置こうとするかのトラウマが、冒頭に差し挟まれる。皆に学級委員に推薦されはりきってクラスをまとめようとするのだけど、クラスのみんなは芽生に仕事をおしつけるばかりで、しまいには芽生を「仕切り屋」「うざい」と……
 ああ、あるある。子供って平気でこういうことするよね。ははは、ありがちありがち……って、無茶苦茶やられましたがな、私。orz
 しまいにこっちも擦れてくるので、「みんな協力すると約束してくれるなら」と交換条件を出すわけですが(擦れると言ってもこの程度)、当然そんな約束ほとんど誰もまもりゃしねえ(笑)。それでも、数人は恩を着せるでもなく手伝ってくれるんですよね。そういう時に誰が信用できるかがわかるわけで。
 なんで、今回の話、「ありがちな話」なんだけど、個人的にはちっとも「ありがち」でないわけで。どう見ても萌えアニメなのに、妙に人の子供の時の思い出を刺激するんですが、この番組?
 それもあって学園祭のプロモーションビデオ作りで頼りにされてるのを押しつけられたと勘違いした芽生の心理描写だとか、芽生なしでもプロモビデオを作ろうとするまなびたちを芽生が初めて仲間と認めたシーンだとか、みっともこっぱずかしいくらいにベタベタなんだけど、なんか妙に気持ちに符合してしまうんだよなぁ。
 ただ、勝利のポーズだけはやっぱりみっともこっぱずかしいな。


2006年01月30日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] それはギャグで言っているのか?

  「たばこは有毒な大気汚染物質」…米カリフォルニア州読売 )。え〜っと。これは魔女裁判ですか? 宗教裁判? そりゃ、煙を吸って肺に入れるんですから喫煙者や濃い副流煙を吸ってる人は健康に悪いと思います。まあ、それを意思に反して無理やりやらされてるってなら問題なんですけどね。これは流石になぁ……

  「低タールたばこ」ならいいの?日経BP )。まー、いや、まったくおっしゃってることは正しいので、この記事自体がどう、ってことではないのですが……「たばこ会社の思うつぼ」とあるけど、その背景にある全面的な禁煙が是とされる風潮ってのは誰の思うつぼなのか、って話で。陰謀論をデッチあげる気はないので先に言うと、「誰が言ってる」ってのの中心はなくって、そういうイメージが流布して、そのイメージを利用するためにさらにそれを肯定し、という状態なのだと思います。思ってるだけなので違うかもしれないけど。いや、個々には肺がんの患者やその家族遺族など、深刻な動機から活動されてる方も多いと思います。ただ、政治の大きな流れとしては、イメージによる支配が主流ではないかと。

 一方で 中国産キャベツに基準値超す農薬、大阪府が回収命令読売 )。健康に気を使うというならトータルに考えねばならないはずなのに、比較的こういうのは見過ごされてるんですね……なんだかすごくちぐはぐな感じ。本当に気にしてるのは健康ではなく、イメージだけなんじゃないか、と思ったり。

[特撮] カブトと911

 特に考えがまとまってるわけではないので、とりとめもないまま。
  仮面ライダーカブト のOP映像を見返していて、本編はどうかわからないけど、これって911のテロが大きく影響してるのだな、と思った。隕石の落下シーン然り、主人公とマスクドフォームのカブトが背中合わせに、平和な光景と瓦礫の山が入れ替わるシーンも然り。隕石の落下シーンで如実なのは、土煙だ。あの事故以前、大都市に何かが落下して都市が崩落した時、どういう光景が繰り広げられるか、ちゃんと意識していた人というのはおそらくほとんどないはずだ。せいぜいが砲撃だが、それと結びつけられることはほとんどなかった。その光景がリアリティを持ったのは、やはりあの映像のせいなのだ。
 そしてその後の被災の映像。それは911のみだけではなく、震災など、そういったものも反映されていると思う。
 それらが本編にまで影響を与えているか。それは断言は出来ない。ただ、OP映像に「今」はちゃんと切り取られている。
補足:当時の報道の感想は ここ に。我ながら見返して当時のショックを思い起こした。


2005年01月30日() 旧暦 [n年日記]

[その他] おうちでカレーが食べたい

 先日のカレー食べたい病の後遺症で、家でカレーを作る。野菜は大ぶりに切って肉は切り落としの安い奴。それをじっくり煮込んで一晩置く。私がカレーを作るといっつも底が焦げ付いて焦げ臭くなってしまうのだけど、今回もそうなってしまった。でも、それを除けばうまかったです。なべいっぱいに作ったので、しばらくはカレーか。

[アニメ][特撮] 踊る大仮面ライダー

  仮面ライダー響鬼 。いや、先週まで放映していたブレイドと比較するといろいろ突飛というか、突飛過ぎるんですが、まあ、それはいいんです。平成仮面ライダーは第一作の「クウガ」は高寺プロデューサー、「アギト」「龍騎」「555」は白倉プロデューサー、「剣」は日笠プロデューサーだった。プロデューサーが全部を決めるわけではないけど、「アギト」以降は、「剣」まで含めて、白倉ライダーと呼んでも良いと思う。「剣」の製作には白倉氏は関わってないのだけど、「剣」が白倉ライダーの強い影響を受けて製作されたことは明らかだ。カードなどのガジェット、主人公チームの構成、エンディングの有無など。が、今回の「響鬼」はそれとはまったく違う。やはりこれは「高寺ライダー」だろうと思う。バイクに乗るかどうかわからないので、「ライダー」ってのはどうかとも思うけども。第一回を見た限り、まだちょっと判断はできないのだけど、ただ、主人公のタイプは「清く正しいヒーロー像」で、今回「おやっさん」を出すとかサポートキャラに「立花」という名字のがいたり、やはり旧ライダーに強いリスペクトを抱いていることがわかる。う〜ん、ちょっと苦手なんだけどな、そういうの。ライダーとしては違和感全開だったデザインは、慣れるとやはり悪くない。まあ、見てみないとわからないけど、はっきり言えるのはひとつ。突然歌いだすのはどうかと……
  デカレンジャー はついに最終回まであと一回。最終回付近は予算の問題でいろいろ苦しくなってくるのが特撮番組のネックなのだけど(すでにスポンサーは次の作品に関心を移すので、終わってしまう番組に大量の予算を投下しても広告としての意味がない)、なんとデカベースがエージェント・アブレラに乗っ取られるという展開。最大の味方が最大の敵と化してしまう。これまで出たキャラとかもちょっと出て来て、なかなか良い感じ。あと一回、このテンションを保ってくれるだろうか?
  ふたりはプリキュア 最終回。う〜ん、まあ、こんな感じですか。闇の三戦士は消えたままなのか、ってのがちょっとかわいそうな気も。ある意味、巻き込まれただけなんだけどなぁ、彼ら。メップル・ミップルともお別れだけど、来週にはすぐ次のシリーズってのがわかってるからなぁ。新キャラが出るが、これはどういうキャラなのかまったく不明。プリキュアって実は主人公はあくまでなぎさ一人なんで、話の基本構造はあんま変わらないんじゃないかと思える。
 友人から都合してもらって JINKI:エクステンド を見る。う〜ん、ちとこれは……ロボットの重量感とかは結構いいセンと思うのだけど、ツッコミどころ満載、というかほとんどツッコミしか思い浮かばないのは、どうかと。ご都合主義が過ぎるというか、とりあえず戦場で自己嫌悪を吐露されたりそれを責めたりをされても、困るだろう……とりあえず動かんと死ぬんだから。主人公が才能だけで無条件に認められてしまう、ってのも、ちょっと。ちなみにもっとも笑ったのはスポンサー紹介のイラスト。作画とかは非常に良好なんだけどなぁ。


2004年01月30日(金) 旧暦 [n年日記]

演説の名人

 そういや、昔読んだジョークで、演説の名人に演説のコツを聞いた話があったっけ。演説の名人曰く「まず、ズボンのチャックが開いていないかチェックすることだ」。
 今日、通りすがった女子高生(ひょっとして中学生?)の一団がこっちを見てクスクス笑っていたのでなにかと思ったのだけど、後で「社会の窓」が開いていたことに気付く。まあ、全開ではなかったのだけど、逆にあれだけ笑われるとなんでそんなに笑っていたのかが気になるよなぁ。
 世間では私は嫌韓と認識されているらしいので(当たらずとも遠からずとは思うけど)、どうして ソウルでの日本人学校への乱入傷害事件朝日 )を話題にしないのかとか思われるかもしれませんが、ひとつにはあまりに生々しく、冗談でも軽々しく扱える話題ではないということと、もうひとつには、変に反韓感情を煽らないように、ということであったりする。確かに手斧を持って幼児を襲った犯人は許すまじだけど、そんな異常者一人を韓国のかたの代表とするのは明らかにおかしい。実際、二人目の被害者になろうとしていた女児を引き寄せて守ったのは、韓国人教師だったという話もある。社会背景とか持ち出してこじつけるのは簡単だけども、それがどのくらい意味があるのか、実体と結びついているのかは甚だ心もとなく、それよりは被害を受けた男児の一刻も早い快癒を祈るほかない。再発の防止もとみに願うけども、既に(脅迫等が度重なったらしく)送り迎えの父兄に名札を着用してもらうなどの対抗策はしてあったらしく、この手の犯罪防止の難しさを感じさせる。
  角川ホールディングス、アスキーを買収日経 )。角川ホールディングスってなに? 角川系列なのはわかるけど、と検索して引っかかったのが これ 。つまり、グループ系列のトップ? アスキーと角川書店との統合は当面ないってことなのかな? いや、系列には違いないんだけど。
 全米で今夏公開予定の VAN HELSING のTrailerを見る。ドラキュラに狼男にフランケンって、怪物くん? と思うのだけど、よく考えたらこの三人(?)はゴシックホラー映画の三大ヒーローであって、別にフニャコフニャオ先生の専売特許ではない。とは言え、安易なような、そうでないような。せめて「教義のためならば教祖も殺す」くらいは言って欲しいですが(絶対無理だって)。
  MEZZO は、う〜ん、なんというか、第三話からガクンと作画レベルが落ちたために、シナリオの微妙さがわざわいして、なんというか、う〜ん。まあ、四話では三話より持ち直したのだけど、それでもシナリオで魅せるレベルでないのは間違いなく。まあ、これは脚本だけでなくスタッフトータルの責任なんだけども。
  光と水のダフネ は、二話の時点で友人に「今時ドアと壁に挟まれるだとか、鉄パイプで殴られてブルブルバタンってのがスゴイデスネ!」と言ったら、「それは評価の対象なのか?」と返されてしまいました。いや、でも、なんてえか。 他に評価のしどころに困るというか。


2003年01月30日(木) 旧暦 [n年日記]

「極東神泉會」その後

 今日になってあちこち回ってみたら、例の「極東神泉會」なる差出人のメール、 谷田貝さん とこをはじめ、あちこちSF系にも届いていたようだ。おそらくメールアドレスを除いて文面は一字一句同じ。請求金額も同じ。ちなみにうちに届いたメールのドメインは 文房具の会社 のものらしい。どういう基準で選択してるのかしらん?>ドメイン
 で、ついでに昨日そのメールを転送した 愛知県警ハイテク犯罪対策室 から 「以後もなにかありましたらよろしくおねがいします」みたいな、三行メールの返事が来る。まあ、形式的なもので実際に捜査するとは思わないが、それでも文面のそっけなさに、逆にテンプレートじゃないんだろうなぁ、と思う。こういう瑣末なメールがたくさん届くんだろうなぁ、と思うと申し訳なくも思うが、それが仕事なんだから、まあいいか、と考える。<おいおい
 今日、仕事場でK名誉教授のことについて質問。はっきりとはわからないけど、例の仮説はわりとありえそう。秘書のKさんが辞められた(ってか、お金がなくなったんで研究室の方が雇えなくなったんだけど)のって何年前だっけ?
 こないだご挨拶したときのK名誉教授の印象は、知性と気品があり、それでいて人を威圧するようなところのない好々爺という印象でしたが、どうもその印象は間違ってない感じ。ゆっくりお話をうかがう機会があればいいのだけど。
  総連上層部が工作員に指示 。現時点で公表されているのは韓国に対するスパイ行為の支持だけだけども、日本国内における工作でも総連のかかわりは相当のものと見るのが当然だろう。そのへんの捜査が進めば、破防法の適用ももはややむなし、だろう。ついでなんで五箇条の誓文(徴税における総連関連収益団体の大幅な優位性の根拠となっているもの)が破棄されて遠慮なく「正規の」税金を徴収するようになれば、日本政府の財政にも幾分貢献できるでしょ。
  学校・大学に「読書の時間」を制定?  もうね、アフォかと。バカかと。読書なんざある程度以上は強制されてするもんじゃないでしょ。それよか理系教科の教育をもっと補強すべきでは?
  うででん (もー、正式名称書くの面倒なんで)。いつものとおりです。変な兄妹が怪しい世界を展開しております。
  MRR #4.妙にハイクォリティ。シナリオがまとめ上手な 吉岡たかを 氏なのもなのだけども、作画レベルも割と高い。この微妙な力の入れようは……
  WOLF'S RAIN #2。花の娘「チェザ」を求め、研究所に入り込む「キバ」と「ヒゲ」。一方、「ツメ」は仲間を見捨てたと誤解され、仲間たちから見放される。そしてもう一匹の狼、意気地なしの「トオボエ」は、餌を恵んでくれた少女に人間の姿で近づくのだが……
 「花の娘」はこの世界の支配階級「貴族」により連れ去られ、狼たちは再び花を見失う。それを追う展開になるのだろう。それはそれとして、クエントが飲んでるのが……に、「人間の屑」……大笑い。ちなみにトオボエにかかわる少女レアラの声は「自爆ちゃん」こと、 仙台エリ


2002年01月30日(水) 旧暦 [n年日記]

カードに賭けろ!

 ってわけで田中真紀子外務大臣と野上事務次官両方更迭。これだけ見ると喧嘩両成敗だけど、野上事務次官のような官僚はこれからもいくらでも出てくるだろうけど、田中外務大臣のような外務大臣はいくらでもは出てこないだろうから、実際は外務省の官僚の一人勝ちである。もっとも誰と誰が喧嘩して、誰が勝とうが知った事ではないのだけど、官僚というカードにも、大臣というカードにも、我々はあまり個人個人の意思には関係なくほぼ自動的にコインを上乗せ(ベット)させられてるのである。予算審議が止まるとかは確かにナンセンスな話なのだけど、だけど我々のカードが勝ったのか負けたのか、はっきりさせて欲しい。ちなみに鈴木宗男などというブタカードには自動的にであっても何も賭けたくない。鈴木宗男を当選させている地元選挙民は、自分たちの利益のために国民全体に損害を被らせているであろうことを自覚すべきである。損害賠償申し立てたろか。
 で、予告した「真夜中のデッドリミット」の感想。アメリカのメリーランド州にある、唯一の単独で発射可能な核ミサイル基地が、なぞのテロリスト集団によってのっとられる。政府への脅迫も要求も一切なし。これが意味することは、テロリスト集団は本気で核ミサイルを発射させるつもりであるということ。この事態を打開する唯一の人物として、デルタ・フォースの生みの親、プラー大佐が招聘された。
 これだけ書くと、「ああ、ありがちなハリウッド映画のアレね」と思いがちだが、実際にはプラー大佐は主人公ではない。基地内に進入し、ミサイル発射を食い止めるために、あるいは相手の正体と意図をさぐるために、多くの人間がかかわってくる。ミサイル基地の設計者である、妻との不仲が原因の心身症に陥った科学者、すでにやっかいもの扱いのソ連の堕落したロートルスパイ、ベトナムで大佐に裏切られたと思っている部下、身をもちくずし受刑している、「穴ねずみ」とよばれていたベトナム時代の塹壕戦のプロ、この任務にあたらなくてはならなくなったごく普通の誠実なFBI捜査官、たまたまアメリカに亡命していた、塹壕でのゲリラ戦の経験のあるベトナム人女性……彼らの過去も絡み、作戦の展開は次々思いもかけない方向にすすむ。スティーヴン・ハンターのどんでんがえしのパターンはほぼ全てつまっているうえに、個性的な登場人物たちの状況がめまぐるしく入れ替わる。ハリウッド映画のようなヒーロー主義でなく、多くの犠牲者の血のうえに実行されていく作戦、そしてそれを一見実務的に立案し、こなしていくプラー大佐、彼らがどうなるか、最後の最後まで目をはなさせてくれない。スワガーシリーズも悪くないが、今まで読んだハンター作品では、正直、一番面白かった。
  2chイカス名前のSF系スレッド 発見。気持ちはわかる。でもワシ的にはやはり、ブラウンっていったら「さあ、きちがいに〜」かなぁ。タイトルからして強烈。
 あと、 龍騎 で、更に登場予定のライダーの噂が。シザーズって名前だって。ってハサミか…
 OURsを買って読む。む、今月は巻頭カラーのピルグリム・イェーガーから最後のJまでノリに乗ってるなぁ。毎月、とはいわぬまでも、月何割かはこの乗りであると嬉しい。


2001年01月30日(火) 旧暦 [n年日記]

きつねうどん

 きつねうどんは“Fried TOFU Noodle”だそうです。あつあげとあぶらあげはどうやって区別するんだ?
 ってなワケで昨日は帰りに「DEAD OR ALIVE2 逃亡者」を見てくる。「DEAD OR ALIVE」ったってテクモのあざとい3D格ゲーではない。三池崇史監督のトンデモ映画第二弾。前回はロケットランチャーと元気玉でサードインパクトおこして地球を破滅させたところで終ってしまったけど、今回は「この物語はその5年前…」ではなく、まったく関係ない話。
 離島の孤児院出身の殺し屋ミズキ(哀川翔)は、ヤクザの組長を狙撃しようとした瞬間、スコープごしに組の幹部が組長と他の幹部を射殺し逃亡するのを目撃する。しかしミズキにはその幹部に見覚えがあった。情報屋からその幹部の名前がミズキということを聞き、確信を深める。そして生まれ故郷の孤児院のある離島へ。そこでみつけた組長殺しの幹部は、ミズキの幼馴染で孤児院出身のシュー(竹内力)だった。再会を懐かしむと共に、お互いの数奇な境遇を語り合う二人。二人は同じ孤児院出身の昔馴染みを訪れたりし、童心に返ったように帰郷を楽しむ。しかしそれも長くは続かなかった。所詮は世の中のはみ出し者、ここに長くいるべきではないと知っている二人は来た時と同じようにふらりと島を立ち去る。見送る彼らの仲間たちは、シューの組長殺しを知っていたが何も言わなかった。ミズキの「ロクデナシを一人殺して300万。それで10万人のワクチンが買える」という言葉に乗って、シューは彼と組んで大阪で仕事を再開する。しかし、それは自らの余命が少ないことを知っていたシューがミズキの友情に報いる為の行為だった。
 相変わらず諦観と悪趣味なギャグと悲哀とそれ以外の何かが詰まった作風。前作の無茶苦茶で無理矢理で一部の人間のみ盛り上がったラストから一転、今回は余韻を残すラスト。相変わらず無茶苦茶なんだけど。自己欺瞞のように、稼いだ金を全て寄付に注込むミズキが裏者の哀しさを感じさせる。ただ、この監督の癖なんだけど、ちと冗長なところがないでもなし。もっとテンポ良くなったら最強だと思うのだけど。1.5点。