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2012年01月29日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#48とフォーゼ#18

  ゴーカイジャー #48「宿命の対決」。一枚上手だったバスコの罠により、サリーごと爆破されるマーヴェラス。九死に一生を得たものの、ダメージは深く、動ける状態ではない。バスコに乗っ取られたガレオンの中で、バスコの手をかいくぐってナビィからの連絡が入る。まずはナビィ救出のため、ジョーたちはガレオンの中に潜入する。そして、バスコがナビィにこだわる理由は、ナビィこそが宇宙最大の宝への鍵だからだった。

 終盤の定番、メンバーの顔見せアクション。でも、2月中旬まで番組は続くのだよな。商戦絡みの事情なんでしょうか?
 それはともかく、今回はマーベラスとバスコの因縁の対決に決着、というだけではなく、宇宙最大のお宝がらみでの情報がいろいろ伏線回収も兼ねてバスコから語られる。まず、ナビィがお宝の鍵であること。つっても本人が自覚してないんで甚だあやしいですが……そして、アカレッドが宇宙最大のお宝を地球のために探していたこと。もともと戦隊三十作記念ビデオのキャラとして出てるアカレッドなので、おそらく力を失った戦隊たちのために、力を取り戻そうと探してた、ということで設定との整合性をつけた感じか。でも中身がわからないのに「おっさん」呼ばわりって……いや、中の人、というか声の人的にはおっさんですが。
 何故バスコがそういった事情を知ってたのかは不明だけど、圧倒的な力を持ち、さらに策謀を張り巡らし裏切りを続け、ザンギャック帝国ですら利用して来たのだけど、マーベラスは海賊の意地で対決。結局、張り巡らした罠も、自らが裏切ったサリーの行動と、それを悼んだマーベラスの行為により、僅差で生死をわかたれる。
 次回はいよいよ宇宙最大のお宝のお目見えか? なんとなく「友情」とか「正義を愛する心」とか、そんなオチのような気が。


  仮面ライダーフォーゼ #18「超・絶・磁・力」。NSマグフォンを使いこなすどころか、どこかに失ってしまい、賢吾の怒りはますます強まってしまう。美羽の指示によりライダー部は二班に別れ、賢吾の説得とマグフォン探索を平行して行うことになる。「まずは失くしたマグフォンを見つけないと賢吾に謝る資格すらねえ!」と弦太郎は探索班に加わるが、探索が思うように進まない上賢吾との仲違いが尾を引きまくり。
 ユウキを始めとする仲直り班は陸上部に仮入部している賢吾の説得にあたるが、その時にドラゴンゾディアーツが出現。仮面ライダー部の誰かがメテオと狙いをつけたドラゴンゾディアーツに襲われる部員たちだが、流星がひそかに変身してメテオになって撃退。しかし賢吾は最後まで弦太郎に救援を求めることに反対し続ける。
 そのことを知り、一層落ち込む弦太郎だったが、それをみかねた美羽が探索班から解雇、とにかく賢吾にぶち当たれと発破をかける。
 一方、弦太郎の行為に起こり続けている賢吾の「あんな奴友達じゃない!」という言葉に、スイッチの発動に失敗し意識不明になった親友の事を重ねてしまった流星が、仮面ライダー部の無難な新入部員という役割を忘れ、「その言葉は君を不幸にする!」と本気で賢吾に想いをぶつける。

 中間最強形態マグネットステイツ登場だったり、周りに自分を偽ってる流星が熱いところを見せたりと、今回もいろいろ盛りだくさんの内容。
 二班に別れたライダー部だけど、探索班は格好だけは気合はいってるけど、弦太郎以外はみんな寒さでまともに動かないw でも、弦太郎を送り出した後気合出しまくり。一番なさけないのJKってのが、まあ役どころがそうだから仕方ないんだけど……
 仲直り班も、空回りするばかりだけど、意地を張って弦太郎との友情を否定する賢吾の言葉に逆上。弦太郎が自分にスイッチの調整を頼んだのは、弦太郎が賢吾の身体のことを気遣ってのことと明かす。まあ、それは予想通り。意外なのは、流星が熱くなった上、弦太郎の悪かったのはそのことで賢吾の気持ちを傷つけるとは考えなかったことだけだと、正論で賢吾に迫る。正論なので賢吾も弁舌が冴えず口ごもるのだけど、その賢吾に更に「君たちは磁石だ」と、引き合い、反発しあう二人を磁石に例える。マグネットステイツとのコラボ企画か?
 なんか全力でイイヤツスキルを発動したメテオが再び現れたドラゴンを受け持っている間、弦太郎は賢吾の気持ちを踏みにじってしまったことを平謝り。賢吾も自分の間違いに素直な弦太郎に対し、意地をはっていただけということを認め、不完全な調整のマグネットスイッチで弦太郎に傷ついてほしくなかったことを吐露、感情に反応して磁力が強まるマグネットスイッチを調整し、ついにマグネットステイツ登場。
 マグネットステイツはバランスパワーアップ形態の多かった過去の中間最強形態と違い、電磁力砲を備えた重装型。って、電磁砲? ビリビリ?
 両肩のキャノン砲を合体させてU型磁石の形にして、ファンネル的に使うことが可能っぽい。まあそこまでの機動性はないみたいですが。
 弦太郎と賢吾も仲直りして、めでたしめでたし、と思ったら、弦太郎が賢吾のプライドを尊重してスイッチ調整は一任すると言ったと思えば、賢吾も協調性を重視して流星にもやってもらいたい、とまた意見の対立。ある意味似たもの同士と言うか。流星がスパイの割に無駄に神経使いまくり。
 しかし、ドラゴンゾディアーツの招待、やっぱりひねりはなかったですな。ライダー部の中のドラマが多くなる分、ゲストはそんなに重点を置けないよう。
 次回は校長が身体極まって来てる一方でヴァルゴゾディアーツが本格参戦? いかにも、というやる気のなさげな女教師が出てくるのだけど、本当にヴァルゴの正体かどうかは……その女教師を演じるのは長澤奈央。ハリケンブルーでもあり、ライダーではWのリリー白銀でもありますなぁ。ハリンケンジャーの頃は可愛いという感じだったけど、今ではすっかり美人女優。レギュラーになるのかしらん?
 あと、美羽がチーム分けに使ってた部員イラストマグネット、あれ誰が書いたんだ? 友子が本命だけど、美羽が描いてたらちょっと意外性が。


2011年01月29日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 床屋政談

 なんかエジプトの大規模デモの影響か、サウジに対する人権弾圧批難が一部でもおこってるらしく、「あれ? いま騒がれてるのってエジプトでは?」って感じでちらほらとそっちの話題も目の端に入って来たり。
 そんな中で「映画評論家の町山智浩氏がツイートで炎上してる」というのを小耳にはさみ、 まとめ を見てみると、「サウジの人権弾圧を批判する町山氏と、サウジは悪いところではないと主張する相手方のやりとりで、相手方の町山氏の発言引用がシステム的に不適切だったために、町山氏が『レイプ事件は被害者に回避義務もある』と発言してると誤解され(その発言をしたのは相手側だった)、町山氏が相手の発言の批難を受けてしまった」ということらしい。
 この騒ぎ自体は基本的にそれだけのことだし、町山氏の政治的スタンスには同調しかねる部分もないではないが、この件は相手側が議論に対して不誠実な態度を取ってるのが明らかに問題。
 で、同調しかねるってのは、全部を西欧的「人権」価値観で見るのが正しいか、ということであるのだけど、これは個々人の主義主張によるところが大きく、「間違ってる」ということでもない。
 さらに、町山氏の相手側が「宗教戒律なので」とたびたび言ってるのだけど、他のイスラム諸国がそこまでしてるか、というとそんなことはない。要は、宗教戒律って解釈のしかたによってどうとでも運用できるんだよね。
 原理主義的に「この言葉の解釈しうる最大限の幅で解釈する」ということもできれば、「こう書いてあるけど、ガチガチにやるとみんな困るんで、回避法を作る余地を残すよ」ということもできる。
 いや、コーラン自体が当時の中東情勢を元にして作られた戒律で、その当時にはその戒律を作る合理的理由があった。けど、世情の変化で合わない部分も出てくるから、弾力的に運用する、ということが多く行なわれてきたわけで。だから、サウジの戒律は「サウジの地方戒律」にすぎない。「宗教的なものだから」と干渉を否定するのは、ちょっと違うのだよね。とはいえ、それに干渉すべきかというのは、またちょっと違う話になる。ただ、こういうことは純粋な宗教的理由ではなく、歴史、政治などの理由が複合的に混ざり合ってる、ということ。
 あと、宗教の戒律ってのは、その当時の政治的情勢、経験則が反映されてるので、時代が移り変わればそれを単純に固守していては問題が生じる。もっと言えば戒律による規制の拡大解釈をしている原理主義などはもってのほか。
 むろん、宗教の全廃などを主張してるわけじゃないけど、宗教ももっと弾力的な運用をする方向に行かねば悪い方向にしか働かない、ということ。

[アニメ] 夢喰いメリー#2と放浪息子#2

  夢喰いメリー #2「夢もキボーも」。ジョン・ドゥにより身体を乗っ取られそうになったのを、メリーに助けてもらった夢路。その直後空腹で倒れたメリーを居候先の橘家に運び込む。初めて現世の人間とまともに接したメリーはとまどいつつも、その暖かさを味わっていく。

 まあ、基本「ヒロインかわいい」以外には特になにもない番組なんですが。深い内容があるというより、いかに軽く味あわせるか、が重要な番組なので、その意味では負担にならずに見られるかと。制作者の意図を裏読みしながら見るような番組もいいけど、そういうのばっかだと疲れるからなぁ。


  放浪息子 #2「きらい きらい 大きらい・Cry baby cry」。小学校時代、修一とよしのの友人だった千葉さおり。しかし、告白した修一がよしのに告白し、付き合ったことから、三人の仲は疎遠に。ずけずけものを言う性格故によしのにも「あんたのことなんか、大嫌い」と発言し、関係修復などおぼつくはずもない。そんなとき、さおりが体験入部しているバレー部の先輩から挨拶のことで因縁を付けられ、公衆の面前でやり返すという事件が起こる。

 このまま中学からの話でずっとやっていくのかな? 「喰霊 零」の時もすごいと思ったけど、監督のあおきえいは原作のエッセンスを、原作の形に囚われず構成できるすごい人だなぁ。
 で、小学校時代のことで関係がもつれたさおりがトラブルに巻き込まれたことを契機に、再び仲直りしていくというか、中学で知り合った更科千鶴らも加えてなんとなくグループが形成されていく。基本、変わり者グループだよなぁ。なんというか、千鶴の女子グループ社会などきにしないフリーダムさとさおりの無自覚トラブルメーカーぶりが面白いですw


2009年01月29日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] とらドラ!#17

  とらドラ #17「クリスマスに水星は逆行する」。狩野すみれへの殴り込みで自宅謹慎を受けてた大河も無事に停学が解けた。久々に学校に向かう大河は街にあふれかえるクリスマスの雰囲気にうきうき。「サンタさんが見てるから私は良い子になるの」と「エンゼル大河」宣言をしたりと似合わない大河の態度と言葉に何かあったのかと、竜児はいぶかしむ。
 その大河も北村が「失恋大明神」を名乗ったりと学園の久々の雰囲気に面食らうが、何よりもみのりの様子がおかしい。いつもながらおかしな行動で周囲の笑いを取ろうとしても空振り。部活の試合で大ポカをやらかしたというが、竜児からわざとらしくよそよそしく逃げようとしたりとそれだけではなさそう。「エンゼル大河」となった大河は、竜児とみのりを生徒会主催のクリスマスパーティでくっつけてやる、と約束するのだが……

 今回からOPとEDが変更。それが象徴するかのように鬱展開に突入。orz
 みのりは前回の亜美の一言で調子を崩し、部活でボロ負け、それだけではなく、竜児に対しての様子もあからさまにおかしい。って、部活でポカやらかしたみそぎが禿げヅラかい……
 あきらかに調子を崩してる上に大河がお膳立てしようとしたクリスマスパーティ準備委員会(竜児も強制的に参加)も、部活を理由に断るのだけど、そのくせバイトを理由に勉強会を断ったのに、そのバイト先に出ていなくてあからさまに竜児が原因。大河は「私がいない間にみのりんとケンカでもした?」と聞いてくるのだが、学園祭の時に仲違いしたもののまた元に戻ったはずなのだから、竜児に心当たりがあるわけもない。むしろ亜美の一言が原因なのだけど、亜美は今回クリスマスパーティに絡むばかりでその辺は噛んでこない。と、言ってもパーティを敬遠してるみのりをダシに「場を盛り上げて引っ張り出すなんてお手の物だから、自分に優しくしといた方がいいよ?」と竜児にからかい半分の言葉を。やっぱ行動がちぐはぐになってきたなぁ。自分の気持ちと自分がやろうとしてる役割、そのギャップが段々音を立てて軋みだした感じ。
 そして今回はおとなしめだったけど、なんだか妙なクリスマステンションの大河。これにはもちろん理由があるのだけど、もちろんあまりハッピーな理由ではなかったり。
 このエピソードの最後はバニラソルトへのフェードインでやって欲しかったのだけどなぁ。残念。
 しかし失恋大明神のゆりちゃん先生の告白……いや、この後のマンション話フラグに必要だから流さないといけないんだけど、悲惨だのう。

[その他] 斜め上特集

 普段この手のものは聞かないのだけど、まりほりwebラジオを聞いてたりします。小林ゆうの斜め上ぶりの噂を耳にして、ちょっと聞いてみてるのだけど……予想以上に斜め上w 原作者の遠藤海成も、パーソナリティ二人に無理難題を押しつける出題者としてたまにスタジオ脇にいるらしいのだけど、その原作者の人の悪い無理難題にですら斜め上のリアクションを行ってしまうと言う、これ、多分マジで天然だよね? 計算でやってたらすごいけど。もう一人のパーソナリティである真田アサミが一生懸命話題を着地させようとするのだけど、放棄することもしばしば。人前で聞いてるとうっかり吹き出すからヤバイヤバイ。

  福島瑞穂談話「死刑は人道と社会正義に反する」 。いや、人道についてはいろいろ議論があるからまだわかりますが、「社会正義に反する」って。ああた、法律家じゃなかったでしたっけ? いや、死刑廃止派なら廃止派でいいんですが、法的な刑罰が「反社会正義だ」ってのは、なんつーか……

  「100年に一度」が増幅される日本と「試練は克服」の米国ダイヤモンド・オンライン )。「 実体経済の厳しさが影響している面がもちろんあるが、マスメディアの影響も大きい。」と書いておいて、「 麻生首相は「100年に一度の経済危機のときに、国会を解散して景気対策を止めるべきではない」と頻繁に話している。「100年に一度の危機」を首相が強調することで、マスメディアを通じて中高年の消費マインド悪化を増幅させた面もあるように思われる。」と、麻生批判に無理矢理つなげる斜め上ぶり。ぽかーん。いや、それ以前にマスコミ報道の不況のあおりっぷりったら、ないでしょうに。それに、麻生氏は不況を強調しただけではなくって「日本が一番傷が浅い」「我々が最初に不況から抜け出す」などの発言もしてるのだけど、それは無視ですが。なんなんでしょうね、このマスコミの「麻生氏を叩けばなんでもいい」的な風潮は……定額給付金についても、各国で類似の政策が行われようとしてることにはほっかむりで一生懸命批判してるし。この「なんでもでかい声でわめけば勝ち」的なのはなんとかならんものか。


2008年01月29日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなおか#4と俗・絶望#4

  みなみけおかわり #4「片付けちゃっていいですか?」。ぐーたらな妹たち(主にカナ)を見かねて町内清掃への参加を申し渡すハルカ。そして何故かいつもの面々まで巻き込まれる。
 う〜ん、オリジナルキャラのフユキがやっぱり浮いてるなぁ。暗いからとかではなくって、なんか他のキャラも違和感があるのだけど。視点の違いかな?
 しかし、フユキ、方言キャラだったとは……最近は方言ショタって流行ってるんですか?  神霊狩 の古森太郎といい。

  俗・絶望先生 #4。今更ながら気付いたんですが、各サブタイトル画面の枠外に原作の話数と掲載年月日(但し昭和換算)が書いてあったんですね。今まで気付かんかった……内容は、相変わらず原作では表現できないサービスシーンぶりとタガの外れた迷走ぶり。「心ない王様」ネタは前シリーズで使っちゃったけど、かまわず使うのね。

 そういや電王のアイテムムックを読んでて気がついたのだけど、キバってプロデューサーが白倉氏じゃなくなってたのね。白倉氏が電王でライダーのPを離れることについて「(平成ライダーシリーズって)端から見てると駿馬のようだけど、その実ものすごい暴れ馬。こんなのを人に押しつけちゃっていいのかなぁ(笑)」的なことを。キバのちょっととっちらかってる感はそのせいか。


2007年01月29日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 吹き出す

 最近、通勤途中に読むんで結構本の消化が進んでるんです……感想は書いてないけど。で、ちょっと真面目にSFも読まなあかんかなぁ、と思って、 シンギュラリティ・スカイアイアン・サンライズ (共に著者はチャールズ・ストロス)読み終わって、今は アークエンジェル・プロトコル/ライダ・モアハウス を読んでたわけです。で、途中、とある一節を読んで、真面目な場面のはずなのに吹き出してしまった。  その一節とは以下のようなもの。
 なにより痛手となったのは、事件の前の晩、ダニエルが私に襲いかかった―― 性的な意味で ――という事実だ。
 え〜、某サイトには謝罪と賠償を要求する ニダ


  「不適切な発言」 首相が厚労相に厳重注意産経 )。まあ、妥当な対処でしょうね。女性に対しては失礼な発言だけど発言しながら不適切なことはわかってその都度訂正してたみたいだし、叱って謝罪して、で十分でしょう。辞任しろ、とか進退問題にまで持ってく方がおかしい。つか、そもそも女性の社会問題と出産数の回復、というのは当たり前に考えて相反する方向で、そのギャップを埋める福祉施策は、どうしてもそのほとんどが他への負担として返ってくる物になりがち。むろん努力すべきなのだけど安易に両立を叫んでるだけではどうにもしようもない。


  「政治忖度して番組改編」NHKなどに賠償命令 東京高裁産経 )。ん〜、なんか妙な判決に見えるが。まあ、裁判記録を見ないとそう判断するに十分な証拠があったのかなかったのかもわからないんですが。


  番組ねつ造:「あるある」あずきで疑惑実験毎日 )。またか、つか、かねてから取材で答えたのと違うコメントを放送されたとか情報は上がってたのだから、ここまで一気に叩かれるとなんで今まで放っておかれてたんだろうと逆に疑問に思えるのだけど。
 そういえば正月に帰省したとき、あるあるではないがテレビでやってた「野菜スープダイエット」を見て、両親が早速真似してた。レシピを見ても、そんな劇的な効果があるとは思えない。レシピ通り作った物をちょっと味見してみても、味の薄い、出汁の出てない野菜スープにしか思えない。これを食前やその他の時に適宜飲むと効果がある、というのだが……テレビで流した実験結果が本当だとすれば、その理由は一つしか考えられない。すなわち、食前に飲んで腹をふくらませ食事量を減らさせたり、高カロリーな清涼飲料水の代わりに飲んだりすることにより、摂取カロリー量が結果的に減る、というもの。でもそれって、水で空腹をごまかしてるのと同じような……ってのは流石に言えませんでした。まあ、いつ飽きるかの話だからいっか。


  「小泉・安倍政権の6年間で、日本は世界で最も格差のある国になった」Y!hl )。は? 頭大丈夫ですか?

[アニメ] おとぎ銃士#30と妖奇士#16とくるくるシャッフル#44ちょっとだけ

  おとぎ銃士 「ヴィーゼ村の思い出」。ヴァルの正体が赤ずきんの幼なじみだったというびっくり展開。しかも赤ずきんの両親を村のみんなもろとも殺したのはジェド。実は弟であるバルを始末するために村を襲ったという。って、別にヴァル悪くないじゃん。ヴァルとしては自分がきっかけになっただけに言いづらかったんだろうけど。しかし、ただのいじられマスコットキャラかと思っていたら意外な重要キャラになった。


  妖奇士 #16「機の民」。鳥居がらみで狙撃って、やっぱどうしても必殺からくり人#12「鳩に豆鉄砲をどうぞ」を連想する。ところで「サンの民」ってのは「サンカ」をモデルにしてるんだろうけど、「機の民」ってのは、さすがになんでもアリ感が……


  マイメロディくるくるシャッフル #44「出てきてくれたらイイナ!」。なんつーか、潤が良い奴過ぎて泣けてくるのと同時に、やっぱ全ての元凶は柊(兄)のような気がしてきた……いや、実際はあれで潤を気遣ってるのかもしれんが。って、歌をお茶に誘ったのに「そんなこと」呼ばわりされた腹いせじゃないよね? せっかくクロミもマイメロへの復讐心より潤に対する思いやりを優先させたというのに。


2006年01月29日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 自然保護補足

 先日の自然保護についての話ですが、人様より指摘がありましたので二点ほど追加、というか補足。
 第一には事例として出した日本の森林(の目につく多く)は人造林であると言う点。ブラックバスなど外来生物と同様で人間の手によりもたらされたということで「自然」の例示としてはどうか、ということ。
 第二には、原生林に対してきちんと人の影響がないよう保護する活動をされている方・団体もいるということ。
 この二点について、誤解を招き、特に二点目についてはそのような活動をされてる方にも失礼なものでもありましたので、補足し、また謝罪いたします。申し訳ありません。

[アニメ][特撮] 新番組 仮面ライダーカブトとか。

  エウレカセブン 。4クール目に入ってOPとED変更。本編の方もグレートウォール突入に先駆け、ボダラクの聖地に突入。ノルブの対の存在だったサクヤに会いに行くためだけど、そのサクヤの現在の姿は……
 アドロックが元々構想していたアゲハ計画は、やはりスカブ・コーラル抹殺ではなく、スカブ・コーラルと共に新しい地平を目指そうというものだったらしい。デューイはその最終段階をよしとせず、抹殺しようとしてるみたいだけど。コーラリアンを信用してないのか毛嫌いしてるのか。それがアネモネに対する冷たさの原因でもあるのか。次回は「アクペリエンス-3」。これが最後のアクペリエンスか? エウレカの姿も次回予告の中で変わってるんですが。

  マジレンジャー 。いきなりマジトピア全滅!? 展開早いですなぁ。番組内で結婚式挙げるのって、珍しいんじゃ……と思ったけど、そうでもないのか? そんな気もする。スフィンクスはやっぱ敵になりきれないまま退場。ゴーゴンの予言どおりになったとは言え、惜しいメガネを亡くしました。

  仮面ライダーカブト 。冒頭にいきなり渋谷への隕石落下シーン。その隕石は渋谷の壊滅だけではなく、ワームと呼ばれる未知の生命体までもたらした。それから七年後、ワームの存在は公には伏せられ、それを人知れず駆逐する組織「ゼクト」が暗躍していた。だがそれも幼生体状態のワームならまだしも、脱皮し成体になったワームの速さにはついていけず、成体ワームに対抗するための装備・マスクドライダーシステムを開発していた。が、システムを使いカブトに変身したのはゼクトの人間ではなく、不敵な一般人・天道総司だった。
 総司は何故ゼクトが最近開発したライダーベルトを昔から持ってたのか。どうしてその存在を知っていたのか。謎振りまくりの第一回。今回はゼクトと幼生ワームとの集団対集団と、ライダーと成体ワームの超高速の戦いの二段構え、ってことになるのか。それにあわせて、OPも疾走感あふれるものに。
 メインライターは白倉プロデューサーがこれまで多く組んでいた井上敏樹氏ではなくシブヤフィフティーンの米村正二氏。弓削智久氏の名前がキャストされてたり(でもどこに出たのかわからなかった)、OPの妖精イラストを唐橋充氏が描いてたりと、シブヤフィフティーン色が強い気もする。おそらく白倉氏にとっては「何色」ってことはなく、これまでの人脈もフルに使うのだろうけど。

  ゾイドG 。無理を圧して出撃しようとするルージは、ラ・カンに止められ、休息を命じられるが、ルージは気持ちが空回りして落ち着かない。ロンはジーンを監視する役目であるはずのフェルミを呼び出し、その真意を問いただす。フェルミのバイオプテラがその密会現場に向かうのを見たソウタはそれを追い、脱走。心配するミィはルージと一緒にソウタを追跡するが……
 ロンがフェルミの名前を知ってたこととか、全部ちゃんと伏線だったんですな。ロンもフェルミも本来の役割以上に対象にのめりこんでるけど、フェルミは快楽主義だから性質が悪い。ソウタのことも興味をなくした玩具のようにロンもろとも葬り去ろうとする。これって、フェルミの明確な裏切りだよな……天空人も表向きはディガルドとの協調関係を維持してるから切られたりはしないんだろうか?
 ルージの方は、相変わらず無理を重ねてピンチ。そこに仲間たちが駆けつけ助けられる。ルージ一人が気張る必要はない、とルージもようやく知ったか? 反乱軍の求心力のなさ、ムラサメの象徴化、ルージの気負いすぎ、そして今回と、ちゃーんとシリーズでシークエンスが繋がってる。
 ソウタは今回で完全にディガルド、ってよりフェルミと決別。「どんなゾイドでも乗りこなせる」という特殊才能の持ち主らしいので、何かには乗るんだろうけど……ひょっとしてアレ?


2004年01月29日(木) 旧暦 [n年日記]

厳重注意!

 まあ、我ながら怒られて当然なんですが。でも、単に怒られるのではなく、心配されると本当に申し訳なく、自分が情けなくなってくる。
 首相「国連は救ってくれない」の記事について、もうちょっと補足。議事録見ないと正確な答弁はわからないのだけど、記事にカッコ付で引用されている部分で見ると「今現在有事の際に国連軍が派遣されると考えるのは現実的でなく、国防上米国との同盟を維持していかねばならない」と読めるのだけど。これを批判する立場というのは1)国連軍の派遣は非現実的ではない2)米国はあてにならない、というあたりか? 紛争解決の場として根本的に機能していない、とは一言も言ってないし、少なくとも、この二点について理論的に批判した記事はないように思えるのだけど……
  フランス下院、胡錦涛主席の演説を議員の半数がボイコットYahoo!hl )。チベットなどにおける人権弾圧(ってより、軍事侵攻・虐殺)の問題が解決していないことに反対して、らしい。まあ、日本を含む先進諸国の手だって決して綺麗なわけじゃないのだけど。関連として 中国、ネット関連の逮捕者急増CNN )。
  「女性からこんなに盗ってはダメ」返した通帳から足がついて逮捕北陸中日 )。男気があるんだかないんだか。
  有人飛行復活? 宇宙開発計画見直し読売 )。政治的背景がわからないのでなんともいえないところがあるのだけど、米国ではカプセル型の見直しも進んでいるらしい今、フジプロジェクトの実現も夢ではないかも? かも? かも?
  小説作法 。う〜、まあ、これだけ禁止事項があると書く物がなくなる気がするけど、それだけ新人賞の応募には類型的、それ以前に作法が全然なってないものが多い、ってことなんだろうなぁ。


2003年01月29日(水) 旧暦 [n年日記]

本日の戦果

 コウノトリ×1、豹G×1、ロジーナ×1、蛍×1鹵獲。しかしなんでファイアフライの冬季迷彩ばかり……
 本日はちょっと重要な会議。すぐに終わるかと思いきや、案外と長引く。で、その後にちょっと吉報。来年度の食い扶持がどうにかなるかも。でも、その直後に小失敗。しくしく。いいとこ見せないかんのに。
 現ボスが今年度で退官なので、その記念行事の云々について相談。記念品がなかなか迷う。古巣の研究室のS木さんに、K島先生(前ボス)のときにはどうだったかを聞いてみる。
「そーだねー。アルバムだったねえ。他には、K島さんのときにはO山内くん(研究室の先輩)がとっくりとお猪口のセットをプレゼントしたよね。K島さん、お酒好きだから」
−K場センセ(現ボス)、お酒あんまり飲めないっす。
「デジカメとかは〜?」
−(使い方がよくわからないものは)こういうの好かんちゃ、とか言いかねないし。
「じゃ、なにか趣味のものをあげるとか」
−あのセンセ、趣味は研究だから。
 どうしろと言うのだ!? まあ、無難なセンでなにか金券になる可能性が高いです。
 昼過ぎに日記のアクセスログを見たら、どこかで見たようなIPがずらずら並んでるのでなにかと思ったら こういうことか 。件の部分は 今月14日 のところ。隣の席のT納さんに質問すればわかる可能性があるのだけど……今度聞いてみよう。
  WindowsNT4.0のサポート期間、一年延長 。今年いっぱいとの決定をくつがえした形。理由はわからないが、NT4ユーザーには朗報だろう。
  MSに対する五つの集団訴訟が棄却 。理由は「末端ユーザーはMSから直接商品を買ったわけではないから」ですと。なめとんのんか?
  音楽ソフト売上、4年連続減少 。え〜、ユーザーを啓蒙云々以前に「単純に売上が落ちているのは魅力的な商品が少ないから」という市場原理の原則は、音楽業界には啓蒙されないんでしょうかね? いや、別に違法コピーは推奨しません。価値があるコンテンツにはお金を払うべきです。でも、音楽業界が「違法コピー云々」というのは別の目的が見え隠れする気がしてしまう。
  ロードス島戦記が「指輪物語」後継の正統ファンタジー?  いや、系譜的にいえばたしかに「指輪→D&D→ロードス島」なんだが(一番最初のロードス島戦記はAD&Dで行われたハズ)、こんなんじゃトールキンも墓の下で浮かばれめえ。「ファンタジーの敵は?」と聞かれたら正解が「想像力の欠如」とわかっていても「水○良とグループS○E」と反射的に答えてしまう人間にとってはちょっと……
 え!?  リトルワールド閉鎖 っすか!? 名古屋に住んでほぼ十年だというのに、まだ一度も行かないうちに……木曽川ライン下りも撤退か……不況とはいえ、残念。
  ゾイド妄想戦記の新作 。すいません。まだ見てません。
 今朝、メールボックスに「極東神泉會」とかいう名前で、 不正請求詐欺のメール が届いていた。特に効果があるとも思わないが、 愛知県警ハイテク犯罪対策室 へ転送。みなさまもこんなものにひっかかりませぬよう。
 千と千尋について、劇場鑑賞時にも感想を書いたけども、テレビ放映したんであらためて。個人的評価は「名作ではあるけど傑作ではない」という感じ。千と千尋はある意味宮崎駿の集大成であり、そこに含まれたものは大変なものである。それをわかった(ってより感じ取ったってレベル)うえで。
 まず、千と千尋のストーリーは典型的な神話・民話伝承の異世界往還譚である。これは友人のYS氏とも意見が一致した。神話民話というのは「受け入れられてきたから残ったもの」であり、ストーリーの合理的整合性は(自然科学的な意味では)追求してもしかたないものである。ある意味「原物語」と言ってもいい。ストーリーに独自性がない、ということではないが、千と千尋の場合にはストーリーによりテーマを浮き彫りにさせるというものでもない(だからストーリーが展開しきらないうちにという指摘はある意味的外れなのだよ>M瀬君)。ここからはYS氏とは意見を異にするのだけども、私は千と千尋の視聴者に積極的に訴えかけた部分はストーリーよりも表現・描写の部分であると考える(両者を明確に切り離すことは出来ないけども、比重として)。その表現・描写なのだけども、(YS氏は「教科書的」と表現していたが)過去の宮崎作品の上手く行った部分、もしくはその発展系である。おまけに、とても「上品」に作ってあり、臭みのある部分は徹底的に排除され(あるいは隠され)ている。神話物語としてゆがみを生じさせる部分が、私の気付いた限りではほとんどない。だが、それは逆に言えばつまらない。ゆがんだ部分というのは視聴者に作品世界への違和感を与え、没入を妨げる要素になりかねないが、逆にそのゆがみが面白さを生み出す・際立たせることも多いからである。宮崎駿はこのゆがみとなるエゴの部分を巧みに避け(または一見それとわからぬようにカモフラージュし)た。名作を作ろうとし、見事その通りになったスゴイ作品だが、私にとってそれより大きい感銘をこの映画から受けることはない。
 ところで、 千と千尋が赤いわけ 。視聴者のこと、考えてるのかなぁ。
 今日は寒いと言っても湿度の高い、湿ったような寒さで芯が冷えると思ったら、帰る前に雪。自転車で帰れないじゃないか。しくしく。


2001年01月29日(月) 旧暦 [n年日記]

“アヴァロン”の新しいトコ、新しくないトコ

 え〜、一週間以上振りに公言通り アヴァロン の感想を書きます。感想は「面白かった。映像的には非常に興奮する。ただし物語的に特に新しい所はない」です。
 「アヴァロン」の主人公アッシュは非合法の仮装現実ゲームフィールド“アヴァロン”の中でソロで名を馳せる戦士。ゲームと自宅を往復する毎日。そんな彼女の前に彼女に挑戦するかのように一人の“祭司”が現れる。それと時を同じくして、かつてのチームメイトのマーフィーが仮想現実世界から精神が戻って来れなくなる症状“ロスト”に陥り廃人になっていることを知る。話によるとプレイヤーたちの間で囁かれているレベルSA(スペシャルエー)のフィールドに挑んだためだという。しかしフィールドはレベルAまでしかないはず。SAは存在するのか? 調べるアッシュの前に現れるキーワード「九姉妹」そして例の祭司……マーフィーたちとのチームを解散する原因になった過去をひきずりつつ、SAの鍵である少女の幽霊に挑むアッシュ。はたしてアヴァロンの謎とは? SAとは?
 以下ネタバレ。この映画は多重構造型である。現実と仮装現実ゲーム世界、と見せかけ、さらにその奥にあるもう一つの仮装現実空間、そして現実がはたして現実であるのか。ただ、これ自身にはさして新味が無い。私は多重構造的な映画世界と言うのは、キアロスタミの「クローズ・アップ」からジグザグ道三部作を至って「桜桃の味」で完全にとどめを刺されたと思っている。キアロスタミは嘘の世界としての映画の物語と、実際の現実であるこっちがわ、という究極の対比を行ってしまっている。言い方を変えれば「身も蓋もない」というやつだが、こういう対比が行われてしまっている以上、映画の中で仮装現実、現実、メタ現実、メタメタ現実…というような玉葱状の構造を無限に作り出したところでその意味は増加することはない。
 しかしこの映画で特筆する部分は、映像表現である。すなわち、映像によって多重構造世界の構築を行っている。新しい表現、古い表現、アニメ的表現技法…アヴァロンに意味があるとすればむしろこちらの方であると思う。この意味で非常にエキサイティングな映画でした。