不定期日誌


google検索

日記内検索  ウェブ全体から検索

hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.9

先月 2024年04月 来月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
HNS logo

2013年01月05日() 旧暦 [n年日記]

[映画] 幾つか見てきたんですが

 特にメモしておきたいのは「 ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ 」。2010年にこの世を去った「100万回生きたねこ」の作者、佐野洋子氏に関するドキュメント。特に氏の最も有名で今も読まれている絵本「100万回生きたねこ」にある孤独と、そこに描かれている愛に深く共感する読者、そしてそこに込められている作者の想いを、それぞれのインタビューで描こうとしてる。
 しかし、このドキュメンタリー映画の特異なところは、肝心の佐野洋子氏の存命中の顔が一度も映らないこと。それもそのはず、「顔は写さない」という条件で、作者の取材許可が降りたから。顔の映らないまま、淡々と語られる作者の声は、人生に対するある種の諦観、そして同作にことさらな特別の思い入れはない、という事を語る。でも、特別に込めたものはなくとも、作者の普遍的な思想はそこに確実に反映されていて、それは、作者の過去、生まれ育った北京の家、幼い頃亡くなった兄、エッセイで語られる死と生のこと、そして、生きることの意味についてのことで、浮き彫りにされようとする。
 言葉にすると合ってるような、何か違うような気がするんだけど、でもそこに込められた生きることの孤独が、多くの人の共感を得ているのは間違い無いと思う。その孤独故に、多くの人がこの本に寄り添うというのは、何か皮肉めいたものも感じないではないが。

 他には正月対策に借りてた「江分利満氏の優雅な生活」「ホット・ファズ」「戦略大作戦」。いや、最後のは明らかにがルパンの影響でまた見たくなりましたすいませんですごめんなさいはい。
 「江分利満氏」は、岡本喜八作品なんだけど予定してた監督が急逝したため急遽ピンチヒッターで撮ったもの。小市民がひょんなことからエッセイで直木賞を取ってしまうまでの姿を面白おかしく撮った喜劇……のはずなんだけど、最後の20分間、戦時中から戦後を経験した男の延々と続く管巻きになってる。戦争への強い忌避感は、原作者の山口瞳氏の強い主張でもあるのだけど、これは岡本喜八が入れた、最初の脚本にはなかった下りらしい。おかげで当時の喜劇映画にはない一種独特の雰囲気を持った映画にはなったけど、これじゃあ売れないだろうし、そりゃ上層部に怒られるわな……
 後の二作も、機会があればいずれ。


2011年01月05日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 菅政権、何したいんだ?

 元旦の朝刊に菅政権が仙谷官房長官の更迭を検討、てなニュースが出たわけだけども、仙谷議員が院政を敷くってんじゃなければ、まず不可能だろうになんなんだろうなぁ、と思ったわけでございますよ。
 仙谷官房長官の内政および外政の手腕についてはまったく評価はしておりませんが、菅内閣がどうにかまとまってるのは仙谷官房長官がまとめてるから、という認識なのでございます。いくら菅総理が仙谷官房長官を鬱陶しく思っていてもどうにかできるわけがないだろうにと思ったら、今度は小沢氏勢力排除だそうで。
 そりゃ、ヒールとしての立場が確立した小沢氏を攻撃すれば支持率は持ち直すでしょうね。ごくごく一時的に。
 正直現時点、菅政権のていたらくを見てどの程度回復するかはかなり疑問で、30%弱まで持ち直せばいいところだと思ってますが、マスコミがどれだけピンボケな報道をするかにもよるでしょうね。
 でも、どれだけ持ち直しても効果はひと月あるかどうかでしょう。だって、持ち直した後の政策がまともにあるとは思えないですから。
 政局中心の運営から脱却するなんて言ってますが、国会で政策に突っ込まれてしどろもどろな現状を見るとまあ、無理でしょうな。今からでは手遅れだけど、若手を含めての勉強会とかちゃんとすれば、まだ後につながるんですが、それも期待できないし。
 正直菅政権はもうカウントダウン状態で、後に岡田氏が続こうが前原氏が続こうが党自体に政策能力が欠如してることが国民に浸透してきてるので、次に誰が来ても所詮は民主党政権の延命にしかならないでしょう。今更地力のない民主党政権が持ち直すなんて幻想はありえませんが、せめて次につながるような形に、人材の育成とかしてくれればいいんですが、むしろ自民の方がきちんと人材育成してるくらいなので、どうにもなりませんわな。首脳部自体に経験がないのでどうにもならないというのもあるのかもしれませんが……


2010年01月05日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ささめき#13となつのあらし!〜春夏冬中!〜#13とそらのおとしもの#13とアスラクライン2#13とミラクル☆トレイン#12

 全部最終回。数が多いので簡単に。
 ささめきこと:夏休みで田舎に帰った純夏が、汐に連絡しようとしつつもトラブルに巻き込まれてできない。汐の方は汐で純夏からの連絡がないことにじれて……ストレートに大空回りの純夏と、無自覚に純夏からの連絡を求め、不安をつのらせる汐。両想いのはずなのに奇妙な一方通行になってて、でも友情と恋愛の狭間でお互いを想ってる今の関係の方が、現時点ではいいのだろうなぁ。原作の方でも汐がモラトリアム発動させてるし。ゆったり見るには良いアニメだったので、第二期があったら見るだろうなぁ。
 なつのあらし!〜春夏冬中!〜:第一期に続いて最終回は爆弾フルーツをめぐってのドタバタ。何気に前の騒動をふまえてるのな。夏の間しか存在できないあらしたちとの、しかし永遠に続きそうな日常は、意図的に「永遠に続く夏休み」にしてるのだろうとは思う。でもまあ、ほんのちょっとハジメとあらしの仲も進展したようではあるし。
 そらのおとしもの#13:シナプスからの使者に本来の目的であるイカロス奪還を急かされるニンフ。マスターからの命令には逆らえないが、智樹たちとの日常は確実にニンフに変化をもたらしていた。最終回らしい大仕掛けとイカロス、ニンフたちとの絆の話で、大変良い締めでした。最終回だけ見てると、なんだか智樹がかっこいいように見える。いや、変態なんですけどね?
 アスラクライン2#13:悲しい出来事が起こりすぎた今の世界を守るか、それとも今の世界を捨てて新しい「完璧な世界」を創造するか、という定番の展開。いろいろ設定がごちゃごちゃしてたきらいはあるけど、なんだかんだでまとまりはついたし、起こった出来事は変わらないけどそれでもその上ではハッピーエンドだし。傑作とは言いませんが、まあ、当初期待してたのより楽しめたのではないかと。
 ミラクル☆トレイン#12:ガイドのあかりは、本当は迷いを抱えて乗ってきたはずの客だった。しかし、記憶のないあかりの悩みを解決することができず、ガイドということにして運行し続けていたのだが、本来「一度に一人の客」しか乗れないはずのミラクルトレインのルール違反は、暴走という形で徐々に歪みをあらわにしてきていた。あかりが本当は大人だったり、実は悩みを抱えていたわけではなく過去に取ったある行動によりミラクルトレインに生じた歪みに巻き込まれたりと、なんだかなシリアス展開。最初腐女子向けかと思ったけど微妙な外し具合とかむしろシチュエーションコント的で、意外にも結構楽しめましたわ。六本木は相変わらず微妙に影が薄かったけど。


2009年01月05日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 韓国(またも)終了のお知らせ

 昨日新年会で「韓国がえらいことになってるな」という話を聞いて「?」となったのだけど、 ホントに洒落にならない事態になってる らしい。現状の経済危機だけでもアレなのに、世界中の物流を敵に回したらそれこそ死亡フラグだろう。いや、なんだかんだでしぶとくまたも生き延びそうだけど、経済的なことはまだしもこういう話だと日本に泣き付かれてもどうにもならんからなぁ。しかし無駄なプライドばかりが高い国とはいえ、ホント、なんでこんなバカなことをしでかしたのか。

[特撮] ゴーオン#45とキバ#46

  ゴーオンジャー #45「初夢キカク!?」。ウィングス兄妹のさそいで温泉宿での新年会を開くゴーオンジャーたち。たまの贅沢にはしゃぐ皆だが、走輔の楽しみにしていた伊勢エビが消えていて騒動に。仲間を疑う走輔だが、犯人は妙な雰囲気の子どもだった。大翔の言うにはそれはこの宿に住み着いた座敷童だと言うのだが……

 まあ、小休止のキャラソン大会。でもどっちかというと、ヨゴシュタインを復活させようとするケガレシアたちの方が面白い。w 儀式のためにヨゴシュタインのかっこいいところを思い出そうとするのだが、ついゴーオンジャーの活躍ばかりを思い出して失敗ばかり。仲間甲斐のない連中だ。w
 実は女の子だった座敷童のご機嫌は男性陣が男性ユニットを組んでとりなすのだけど、おばさん呼ばわりされた挙句に逆ギレし、駆けつけたエンジンオーG12にあっさりのされるケガレシア……扱いひどいなぁ。
 次回はボンパーがへそを曲げて家出し、同じく家出してきたウガッツたちと意気投合するらしい。今やる話か?


  キバ #46「終止符・さらば音也」。キングの本性であるバットファンガイアに苦戦する音也。渡は自分がキバに変身しこれ以上音也をダークキバに変身させまいとするが、音也は「親子でする最初で最後の仕事だ」と無理を圧して変身。キングをついに倒すが、その直前に大牙が次のキングとしての力に目覚める。そしてすべての力を使い果たした音也も、ゆり、次狼たち、そして真夜の前へと現れ、最後の別れを告げる。
 壮絶な父の最後を目にして現代に戻った渡は、深央の墓前で大牙再会。自分たちの確執こそが深央を殺したのだと、大牙と決着をつけようとする。が、そこに大牙に謀反し自らが新たなキングを選ぼうとするビショップが、大量のファンガイアを連れて現れる。

 音也がついに退場。いや、「人間がダークキバに変身したら死ぬ」と言ってた割にはかなりしぶとく生き残ってましたが。キングは死にその力は大牙に受け継がれ、そして次狼たちと真夜に息子のことを託して真夜の膝の上で息絶える。彫像から元に戻ったはずの次狼たちがなんでまた彫像になってキャッスルドランにいるのか、次狼と音也との約束など、一応これで過去編はすべてけりがついたことになるのか。
 ただその一方で、現代編はビショップの謀反で一層混迷を深める。大牙を切り捨て、自分の意に沿うキングを復活させようとするビショップ。そのために街でライフエナジーをむさぼる行為をするビショップを、名護は阻もうとするのだが、その戦いの最中に負った怪我が元で視力に変調をきたす。嶋の跡を継いで青空の会会長になろうとしたり、成長はしてるんだけど、その態度はあまり変わってないという。でも、そのゴーイング・マイ・ウェイな名護もそんな危機を迎え、どうなるんだか。そりゃ成長した名護さんはおもしろみ半減以下だけど、退場はして欲しくないなぁ。いつまでもどこかしょーもない名護さんのままでいて。


2007年01月05日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] まちがっちゃいないんだけど……

  エチゼンクラゲは宝の山?=高価な試薬化期待−有用成分の精製法開発・福井県立大Y!hl )。この記事自体は「へ〜」というくらい(抽出可能でも工業レベルに乗せられるかは別の課題なので)なんですが、気になったのは次の一節。
  同研究室は、エチゼンクラゲからの抽出物を独自に調整した「カラム」という筒に通過させるなどしてレクチンを取り出し、精製することに成功した。
 これは「独自に調整したカラム」という解釈でよろしいんでんしょうか? いや、カラムクロマトグラフィー自体は別に独自でも特別でもなんでもない手法なんで。カラムというよりビーズから独自に作ったのかな? わかりにくい単語なのはわかるけど、もうちょっと丁寧に解説して欲しい……


  エグゼンプション:安倍首相が法案提出で慎重姿勢示す毎日 )。大分腰が砕けてきましたな。しかし、「クリエイティブな仕事だから残業代は削る」という理屈もよくわからない。仕事の成果主義で、ということならば、成果主義をきちんとさせねば従来の時間従量制で残業代を出さないというだけの法律になる。何考えてるんかなぁというか、どこらへんから金が出てるのかなぁ、という感じ。スローガンとやってることがちっともリンクしないから、支持率もどんどん下がっていくのだと思うけど。


  電車内の迷惑行為、一位「座り方」、二位「携帯電話」、三位「ヘッドホンの音漏れ」iza )。携帯の使用はさほど目立たないんですが、座り方は日常的に見ますな。座席は予約席じゃないんだから公共の使用に供されてるものだと思うんだけどなぁ。ヘッドホンの音漏れは、あまりないけどあると迷惑。自分一人の世界に入り込んでるのは勝手ですが、周りには不快音にしかならないのだもの。「私」と「公」の区別がつかなくなった人が増えたのかなぁ、と思います。
 それにしてもトムとジェリーの広告、見たいなぁ。


  軽自動車販売、初の200万台超え 前年比5.2%増産経 )。自動車販売全体が低調が続く中、ということらしい。町乗りであれば軽は日本の道路事情に合ってるとは思うけど、やっぱ支出の中で自動車に割り当てる費用も削れられている、ということだとは思う。なんとなく景気のあまり良くない話に見えてしまう。

[アニメ] あさっての方向。#12

  あさっての方向。 #12「ここにいること」。実は#11まだ見れてないんですが、そこはそれ。アバンタイトルの映像とナレーションは特別仕様で、からだと椒子の年齢が入れ替わってるバージョン。原作では「ひと夏の」どころか冬に突入してるみたいですが、アニメは完結。「ひと夏のファンタジー」として、結構綺麗にまとまった。ストーリーをまとめるために投入した琴美がやや語り足らなかった部分があって浮いてるところも若干あったけど、概ね良く機能していたと思う。
 からだは、実の妹でない自分のためにいろいろなものを犠牲にしている兄への罪悪感から小さな世界に収まり込んでいたものの、「兄にこれ以上世話をかけたくない」との願いが願い石によって叶い大人になると、今度は兄との関係も危うくなる。それが小康を取り戻したところで、やはり願い石の力で子供になり心を許した椒子が、兄の元恋人で自分のために二人は別れたと知って逃げ出す。で、その閉じこもってばかりのからだの世界の扉を開けたのは、まったくの他人のテツだった。
 からだも椒子もヒロも、気を遣って、距離を取ってばかりでなく、相手の距離に飛び込んで、時にはぶつかりながら距離を縮めていく、ということを覚えてエンドという終わり方がわりかし綺麗。そうすると、この番組のヒーローはただ一人がむしゃらに相手に向かって行こうとし続けたテツか。
 琴美の持ってた願い石がちょっと無理矢理問題解決風味だったり、琴美と父の関係がもうちょっと描写が欲しかったとかはあるけど、細かい表情とか手の仕草とか、「大人でもなく、子供でもない」からだと椒子の心情の機微を丁寧に細かく表現してて、正直その部分はかなり感心してしまった。
 エンディングも最終回は特別仕様で、これまではからだがただ一人家路について、多分誰もいないだろうあのボロアパートに帰るものだったのが、椒子と三人で椒子のアパートに暮らしていることを示すものになっている。
 1クールではどうしても小品になってしまうのだろうが、小品ながらなかなかの佳作だと思う。


2006年01月05日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 褒められない

  カラシニコフが“至宝”に ロシアの博物館に収蔵livedoor )。おお、すごい! AKの優れてるところが国家レベルで評価されたか、と思い、賞賛しようとキーボードを叩こうとしたが……できなかった。工業製品的には卓抜してることは、そっち方面で造詣の深くない私ですら多少はわかる。でも、手放しを褒めようとしてできなかった。
 道具の罪ではない。カラシニコフ氏の罪でもない。しかし、カラシニコフ小銃にまつわるもろもろは、それとは切り離せなくなってしまっている。褒めてもどこかで必ずそれを取り上げねばならないと感じてしまっている自分がいる。褒めないのが正しい、とは思わない。でも、現時点の自分ではどこかでくささずに書くのはできそうもない。

 新年だからか、偶然にかはわからないが、「太平洋戦争の総括」みたいなことを求める記述を連続して見た。いや、つたない私の知識で総括しようなんてのがそもそも間違いなんですが、個人的には「総括なんてできっこない」が総括なんじゃないかと思いますです。問題点は多すぎるくらいあった。だが「問題点のみによってできた塊」が支那事変から対米戦争終了にかけての戦争かと、言われるとそれもちがうだろーと思う(別に良かった探ししようってことじゃなく)。問題点はいくらでも見出せるが、問題点を見出さねばならないという目で見ると、果たしてそう言えるのか微妙なところまで問題点として言及してしまいがちだ。「聖戦」も同様のこと。
 戦争だから悲惨な事例が多いのは当然だが、「悲惨なものだ」で総括するのもおかしい。その枠組みに当てはめようとすると細部のリアリティを塗りつぶしてしまうからだ。「日本軍はひどいことをした」「開戦は避け得なかった」等々、これらもある部分を見ると事実であるが総括足り得ない。総括にすると間違いになる。あえて言えば「近代日本が起こした戦争」としか言いようがない。なにも言ってないも同然だ。全てに矛盾がない上で明快な文脈を語ろうとしても自分にはそれだけの知性がないと思い知るだけだ。
 私ごとき足元に及ばない知性ならば、あるいはなにごとかを言えるのかもしれないが……

 星雲賞非公式ノミネートサイトの推薦BBSに最近業者書き込みが多く、ちまちま削除はしているのだが面倒でかなわない。特定文字列が含まれる投稿ははじくようにしてもいいのだが、労働コストに対するパフォーマンスとしては削除とどっちがいいかは微妙なところ。掲示板からリストページに反映するのもここのところは滞りがちになってるので、いっそのことWikiを使ったシステムに変更してしまおうかと思っている。これならば不足したデータ(初出年月日)を他の人に補完してもらうこともできるし(手抜き期待かよ)、書き込み即反映となる。まあ、ボチボチシステムを探したいところ。

  米紙が「MANGA」連載 日本の少女漫画イメージ共同 )。で、件の「Peach Fuzz」は こちら らしい。う〜ん、色々「日本の少女マンガ」と言ってしまうと(絵柄の)文法が違うのだけど……「日本の少女向けアニメ」の方が近いと思えるが。まあ、日本のマンガの影響が強いものであることは間違いなく、米国の一般層にもそういったものが受け入れられる下地が十分出来た……ってことでいいのか?

  陸海空“熱い頭脳戦”・・・自衛隊HPアクセス読売 )。ううむ。イベントでは札幌の雪祭りとか富士総合火力演習とか、実際の活動では災害救助とかで陸自が最も民間に身近な自衛隊って印象があるのだけどなぁ。あ、空自は各地の航空祭があるか。災害救助ももちろんしてるし……観艦式は流石に機会が少ないが。装備の注目の引き具合ということもあるのかもしれない。プロモーション映像とか見ると、陸自のめっさかっこいいの結構あるんだけどね。iTuneをインストールしてるなら やまあらし-Protect and Serve がお薦め。
 余談だが、全般的に各駐屯地のサイトとか、デザインもだけどサイト構成自体がいまいち洗練されてない印象が強いが、きっと自衛官による管理なのだろうなぁ。さすがに各基地の分まで外注するような広報予算はそんなつかないだろうし。

[マンガ] 年明けのマンガ誌

 少年サンデーで「道士郎でござる」が最終回。すごくクライマックスって感じはないけど、エリタンの問題も解決し、いい感じの終わり方でした。

 チャンピオンは、「サイカチ」でのクイーンとのバトルが終わり。引き分けだけども、なんとも後味の悪い結末で……で、怒りを支配するにはと、次はカブトムシ? きちんと虫の生態を反映してるので、なにかちゃんと意味があるのだと思うけど。
 「ナルトヤ」はゾディアック社が天星厨房に乗っ取りを受け、屋台レースもその手中に? そして最強の刺客、獅子座の天星厨房が立ちはだかる。って、鍋一つで雑煮とは豪快な。
 「ガキ警察」は、痴漢冤罪が絡んでの展開。相変わらずアグレッシブ。チャンピオンの立ち位置じゃないとなかなかできないな。現実問題は、むずかしい話なんだけどねえ。
 「アクメツ」は国対アクメツの正念場が佳境に。電波ジャックで投降までの間に自衛隊によるスクールジャックを世間に流そうとするものの、そのための電波塔を破壊される。本当に大ピンチだな。

 月刊チャンピオン。「野球しようぜ!」。鷹津と日横の試合が開始。マネージャー千種の纏め上げた日横に、そのID野球のさらに上を行く活躍でまず度肝を抜いてみせる鷹津。心理戦も交えてなかなか上手い展開。でも、日横もこのままじゃ済みそうにないなぁ。
 「イゾラバ」。以蔵が担任の先生にあこがれてると知ってショックを受ける常盤。以蔵も毎晩のように迫ってくる常盤に引っ掻き回され、ついに出てけと怒鳴ってしまう。それを真に受けて家出した常盤を追う以蔵。でもその先で担任の教師が以蔵のことを悪く言ってる(と常盤は思った)のを聞いて、逆上して真蛇の本性を現してしまう。一途ないい子なんだけどねえ。「真蛇」ってのは「般若」から更に怒りや嫉妬が進んだ状態の面で、「道成寺」の専用面なんだそうな。


2005年01月05日(水) 旧暦 [n年日記]

[必殺] あんたこの無法をどう思う

 必殺仕業人第十六話。 DVD上巻 。これで上巻は片付いた。さあ、残り十二話だ。
 捨三は夜鷹が殺されるところを見ていたという薄汚れた鳥追いの女おとくから二十両という大金と引き換えに夜鷹の仇を討ってくれと頼まれる。本当に二十両なんて大金を? といぶかしむ捨三たちに、小判を見せるおとく。しかし夜鷹の仇が赤鞘組と聞き、一同の顔が青くなった。赤鞘組は旗本子弟のごろつき集団で、腕っ節と権威を嵩に着てやりたい放題をしている、奉行所でも手がつけられない世間の鼻つまみ者。相手が悪すぎる。だがおとくは、断りを入れられても淡々とした様子で、殺された女郎とはまるっきり面識がなく、ただ可哀相に思ったから頼んでみただけ、二三日すれば忘れてしまう、と言って去ってしまう。終始死んだような女の表情に、主水たちは不思議そうに見送る。
 一方赤鞘組の非道はとどまることを知らず、やいとや又右衛門の得意先である船宿の女将も、赤鞘組の陣場に無理矢理手篭めにされた挙句に情婦にさせられていた。女将は船宿の船頭幸吉に惚れているのだが、それを見越した陣場は幸吉のすぐそばで女将を抱き、自分と別れ幸吉と所帯を持ちたければ店を売って手切れ金を用意しろ、と迫る。女将は幸吉と一緒になれるなら、と思いの丈を幸吉にぶつけるが、幸吉は「自分は死んだも同然の人間」と女将の気持ちに応えようとしない。幸吉は実は心中者の片割れで、自分だけが生き残ったことを悔い、この十年死んだように生きてきたのだ。
 仕業人たちが仔細ありげな幸吉の身元を探るうちに、実は幸吉の心中の相方は例の鳥追い女おとくであったことが判明。おとくも自分ひとりが生き残ったと思い、この十年を投げやりに生きてきたのだ。たまたま剣之介たちのところに転がり込んでいたおとくにそのことを確認し仕業人たちは謝礼金目当てに二人を引き合わせようと画策するが、船宿の女将がそれを聞いてしまう。
 女将は惚れた男のために身を引こうと店の身代をすべて幸吉たちに譲り、自分はけりをつけるため刺し違えるつもりで陣場の屋敷に乗り込む。それを知った幸吉は陣場の屋敷に乗り込み、女将を助けるが、自身は陣場たちに膾切りにされてしまう。
 そうとは知らず幸吉の到着を主水たちと待つおとくだったが、痺れを切らせ始めたときにやってきたのは、息も絶え絶えになりながらおとくの名を呼ぶ幸吉だった。

 仕業人、というより中期の仕置人的な話かも。死んだように無目的にずっと生きてきた二人がやっと添い遂げられる、というところで悪人により再び引き裂かれる。仕業人たちは(お歌以外は)みな謝礼目当てだが、おとくの胸の中で息絶えた幸吉と、その後を追ったおとくの亡骸を前に、一度は断った仕置を遂行する。
 単純明快に赤鞘組は外道の悪党で、彼らに踏みにじられる人々は貧しく、一途で、弱々しい。しかし、何事にも興味がないと言いながら見知らぬ夜鷹のために恨みを晴らしてくれと言ったおとくや、恩義と後悔の板ばさみになって酔って暴れる幸吉や、惚れた男のために身を捨てようとした女将だとか、仕業人としてはめずらしい繊細な人情の機微が織り込まれている回でもある。
 おとくが死んだ後、お歌が仕事に向かう剣之介の後をついていきながら、「あんたが死んだら、あたしも生きていないから」と幸吉・おとくの姿に自分たちを重ねるのは、やはり情愛の世界の仕業人。あと、赤鞘組に境内を荒らされて「商売にならん。水でも飲んで寝るしかないだろう」という剣之介も。(^^;
 他に準レギュラーの千歳先生は主水から新作の好色本を渡されてホクホク顔。ゲストで中村家の遠縁の娘お咲として西崎みどりが出演。主水に仲人を頼むが、主水が約束に遅れた上に、せんとりつの醜い仲たがいを見せられて怒って帰ってしまう。仕事が終わって家に帰った主水は半ばとばっちり。家を追い出されて役所に泊まるが、「日々是平安、これが一番です」と言う同僚の老同心島忠助に「こっちは日々是不安の連続だ」とぼやく。この飄々とした老同心、島忠助役の美川陽一郎氏はこの後体調を崩して降板、そして永眠。この話が最後の登場となった。
 しかし、第十五話「あんたこの連れ合いをどう思う」の菅貫太郎もそうだったが、この頃の時代劇は大部屋役者も鬼気迫る、肉厚の演技をしてるなぁ……こんなの見せられたんじゃ、今のドラマが薄く見えてしまう。 *1
*1: この話って仕置人でも置き換えられるよなぁと考えたが、一箇所、仕置人ではどう引っくり返っても置き換え不能なシーンがあった。おとくが赤鞘組につかまり、女かどうかを確かめられるのを剣之介たちが見守るシーン。これは、仕置人なら助けに入ろうとするだろう。表立たず、目立ってはいけない、仕業人だからこそのシーン。

[その他] 大谷昭宏センセイとかいう方

 奈良幼女誘拐殺人事件の容疑者が逮捕され(犠牲者の冥福をお祈りします)世間の注目を集めているわけですが、この事件に関連してまた別のところで注目を集めてる方が一人。それが「ジャーナリスト」の 大谷昭宏氏 なわけで。
 注目を集めてるといってもその対象は主にオタク方面で、しかも良い意味ではまったくなかったりする。大谷センセイはワイドショーにおいて 珍妙 独自のプロファイリングを展開し、 フィギュア萌え族 なる不思議ワードを用い、何故か牽強付会に秋葉原などでフィギュアを買い求める層(ま、大多数はオタクだわな)の批判に誘導するというアクロバットを見せた。無論、フィギュア萌え族なる意味不明の単語がオタク界隈の失笑を買ったのは言うまでもない。 *2
 容疑者が逮捕され、その言動や履歴から「オタクだとかフィギュアだとかとはあからさまに別のところに問題があるように見える」ことから、オタク界隈が大谷氏の「フィギュア萌え族」発言をせせら笑ったわけだけども、大谷氏は更に斜め上を行く。それが 日刊スポーツ・大阪エリア版「大谷昭宏フラッシュアップ」平成17年1月4日掲載記事「この欄でも私は事件について再々、怨恨などではなく、異常な少女性愛者による犯行ではないかと書いて、近ごろ特に目につくいわゆるフィギュアマニアや萌え族と言われる一部の人たちの嗜好に対して疑問を呈してきた。」とあるが、フィギュア愛好者とか萌え族(って何?)に疑問を呈するのは言論の自由だが、まったく根拠を提示せずに批判を展開されてもなぁ、としか思えない(というか、この文章ですら 「異常な少女性愛者による犯行ではないか」という前半と 「近ごろ特に目につくいわゆるフィギュアマニアや萌え族と言われる一部の人たちの嗜好に対して疑問を呈してきた」という後半に一体何の関連性があるのか、何度読んでもわからない。「取材した」とあるが、取材による情報はまったく提示されず、あるのは大谷センセイの偏見のみ)。またその他の部分も「本当に取材をしたのか」と思えるほど事実と異なることが多く、 こちら でその間違いを一々指摘されている。
 字数制限のあるコラムのことなので、このコラムの中で詳細な検討を展開しろ、と言っているわけではない。また、厳密に考察されたものでなければ書くな、ということでもない。
 たとえば、過日ちょっと取り上げた ミリタリー萌え という森永卓郎氏の連載記事だが、この連載記事の考察・分析は根本的に間違っている部分があるが、紹介してる事物については事実だし(付随する考察はずいぶん、というかかなり怪しい)、まず先に「硬派なはずのミリタリーと軟弱な萌えの同居」という違和感が実感としてあり、この記事を書いたのだろうことは読み取れる。
 他には、 内田樹氏のブログ(04/12/07)「この「恐るべき破壊力をもったモビルスーツ状のメカ」は日米安保条約によって駐留する在日米軍であり、それを「文民統制」している「無垢な少年」こそ日本のセルフイメージに他ならない。」というのは、恐らく日本には力と自我の二重性というのが(少なからず敗戦・戦後の影響を受け)存在し、その影響があることはあるだろうが、だったらフランスでのグレンダイザーの大ヒットやその他の国でのロボットもの日本アニメのヒットにもそういうセルフイメージがあるからなのかという素朴な疑問には答え得ない(個人的見解では同じ根から発生したものでそれゆえ似てはいるが別物だと思う)。
 しかしどちらにも共通して言えるのは、「間違っていても別に誰も困らない」という点。ひょっとしたらそれを真に受けた人がとうとうと薀蓄を垂れ流し「うへえ」となるかもしれないが、せいぜいその程度。
 大谷センセイの場合、困ったことに「間違った言説」控えめに見ても「間違った論の展開」で扇動的な言動を繰り返している。タイトルからして 「趣味と犯罪の境界 社会が決めるべき」とあからさまに圧力をかけている。問題はその圧力の方向性が妥当かなのだが、大谷センセイは自分の先入観を語るだけでその根拠を示さない。大谷センセイの頭の中では「小児性愛癖」=「ロリコンオタク」=「フィギュア萌え族(ってだから何?)」=「ピグマリオニズム」=「ネクロフィリズム」=「犯罪者予備軍」という、非常に大雑把で幸せな世界が築かれてはいるらしい。また、それに対する反論は「言論弾圧」の一言で切って捨てる。言論の自由というのは、反論されずに発言ができるという意味ではなかったはずだが。
 この行動パターンを見ていて、最近非常に見覚えがあることに気付いた。先日の すばらしき世界 の管理人氏と、行動だけ見るとそっくりだ。あくまで自説を強弁し、論理的な論の組み立てが出来ず、反論には言論弾圧との言葉で答える。そうなると、大谷センセイも撤退戦はきわめて下手だろう。オタクの社会的地位を考えると大谷センセイが孤立することはあるまいが、その程度の連中ときわめて程度の低い争いをしていることを世間に喧伝することになり、いずれにしろセンセイにはいい結果にはなるまい。
 撤退のタイミングと方法は誤るべきではない。 *3
 非常に余談だが、大谷氏が原作をつとめた「こちら大阪社会部」の作画担当大島やすいち氏(バツ&テリーとか言った方がわかるかも)は、 女子高生 の大島永遠氏と実の父娘。
*2: ピグマリオニズムのつもりだろうか? ピグマリオニズムとネクロフィリズム(死体愛好癖)とは異なるし、フィギュアを求めるオタクは既にあるキャラクターの投影、あるいは単にコレクターアイテムとしてこれらを求めているのであって、大多数はピグマリオニズムですらないだろう。別にそれが健全だと擁護してるわけではないが、変態のダメ人間だからと言って殺人者予備軍呼ばわりが不当なのは自明。
*3: どうでもいいが、この手の「オタクのことがまったくわからないのに無理矢理オタクのことを語ろうとする人」は、いい加減「萌え」はただの言葉、ジャーゴン、タームにしか過ぎないことを悟るべきだろう。コミュニケーションツールとしての言葉なので大事なのは定義ではなく、どのようなタイミングで使うか、使われるかというパターンに過ぎない。これは、「萌えってわからない」と言っているオタクにも言えるのだけど。


2004年01月05日(月) 旧暦 [n年日記]

スティール・ボール・ラン、キター!

 ネットで一部情報が流出していたとおり、1/19発売号のジャンプの新連載「スティール・ボール・ラン」の予告が今週号のジャンプに掲載。フジテレビ721で放送されていた「週刊少年『』」での荒木氏のインタビューでは「ジョジョ第七部」としてタイトルが上げられていたのだけど、それをまとめた本では 「第七部」から「次回作」に書き換わっているらしい 。いや、ジョジョ第七部でも完全新作でもいいんだけど、自分でも予想以上に嬉しがっているワシ。こと、「GUN BRAZE WEST」なんてヌルイ西部劇を見せられた後だから(いえ、「武装練金」はある意味楽しみにさせていただいております)、一九世紀末が舞台と聞いてなおのこと期待してしまう。著名人なんて出てこなくてもイイ! 最低な男たちの最低のレースを見せてくれれば! 今の腑抜けたジャンプに喝を入れてくれ! いや、「DEATH NOTE」だけは別ですよ?
 その「武装練金」だけど、L.X.E.側の新たな刺客が、「桜花」「秋水」って、ああた……なんかいかにも微妙なやられ役っぽい名前だなぁ。あと、ふと思ったんだが、 わりとみんなが知ってるもの を符牒にしたんでは、符牒の意味がないんではなかろうか。って、そういうツッコミをするマンガではなかったか。
 「スティール・ボール・ラン」の情報を集めようと検索してたら、 こんなの を見つける。わははは。荒木テイストと萌えとの微妙なコラボレーション。世間的に見ると全然萌えじゃないと思いますが。
 先日大須に行った際、 6種類対応のメモリカード・リードライター が2004円(お年玉価格)で出ていたので購入。W2Kだと最初にドライバをインストールして再立ち上げをしなければいけないのがちょっと面倒だけど、それ以外は快適に使用できる。サイズもコンパクトだから持ち運びも楽。世の中便利になったものだ。いやはや。
  健康の秘訣は傷口に蛆虫X51.ORG )。蛆虫を傷口にわざと発生させるのは、腐敗部分とかを食べさせるためによくやってたとは聞くけども、現代でやっているところがあったとは。話によると、なんでも傷口がむずがゆくなるそうですな。
 NHK−BS2で、最近見つかったという小津安二郎の幻の映画「和製喧嘩友達」という奴をやっていた。なんとはなしに見ていて、終わった後に出演者の紹介が流されていたのだけど……渡辺篤ぃ〜〜〜!? 昭和四年の映画ですぜ? 渡辺篤って、そんな年代だったんだ。ちょっとびっくり。
 その後にやってた同監督「落第はしたけども」は、「和製『ザ・カンニング』」といった趣き。昭和五年でこれなんだから。まったく。って、こっちは田中絹代だったよ……
 今年のクレしん映画が クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ! 夕陽のカスカベボーイズ に決定。昨年に続いて水島努監督・脚本だそうだけども、「ヤキニク・ロード」を見るに、若干心配ではある。若干ね。パロディだけが見所だった、ということにならなければ、いいのだけど。
 本日の体調は、まったく快調とは言わぬまでもまあまあ。かくのごとくいきたいものよの〜。


2003年01月05日() 旧暦 [n年日記]

がんばれボクらのジェット・リー!

 チャンネルをひねったら「リーサル・ウェポン4」をやっていた。ベレッタをばらすジェット・リーの手並みがいまだにようわからん。あれはマジでできるのか?
 姉からもらったミントティーを淹れるのに、急須だといまいち香りがちゃんと出ない。万事急須。ティーサーバーを買って来ようとデパートに行く。高いやつを探すときりがないので ドトールの にする。ドトールのは「ボナポット」というらしい。一般には「 メリオール 」と呼ぶらしいのだけど、元々はエスプレッソなどを淹れるための器具らしい。……淹れないだろうなぁ。エスプレッソなんて。
 13話「激レアフォーチューンクッキー」は個人的には「ダメ」の類だったけども、25話「ポンコツラーメン替え玉あり」は結構面白かった ギャラクシーエンジェル の野尻抱介脚本。前にひどく言ったきりで、その後の評価はなしというのはひどいので一応フォロー。でも、それでもなにか小骨のようにひっかかる部分は感じたのだけど、今週の二話を見てわかったよーなわかんないよーな。ただ、野尻脚本は客観視したところからシナリオを作ってしまってるというか、妙にキャラに遠慮したところを感じてしまうというか。
 しかし、今週は個人的には後半のネタの方が不条理ネタで良かったな……
  仮面ライダー龍騎 は残り三話。ファムとリュウガが出ない以外は、筋自体は概ね映画版にのっとっているようにも思えるけども、微妙に重要な部分が違う気がする。この違いがいったい何を意味しているのだろうか? タイムベント?
 次のライダーは 仮面ライダーゴー・ゴ・ゴー じゃなかった、 仮面ライダーファイズ だそうで。わざと怪人の存在感を薄くしてライダーのみにクローズアップしていたアギト・龍騎のラインから今度はライダーのみでなく怪人(ある特定の条件を満たす人間が死んでからよみがえるものだそうな)にも焦点を当てた、「ヒーローものらしい」ものへの回帰を目指すのだそうだけど、同時にお約束で成り立たせるようなことはしないのだそうで、これまたちょいと変ったコンセプトになりそうである。
 しかし、主人公が風来坊ってのは、確かに懐かしいってかなんてのか。(九州から移動していくロードムービー的な展開だそうで、アギトの初期企画が記憶喪失の青年と超能力者の少女が旅をするというものだったことを考えると、その流れとも考えられる)
 昨日、何故か東京の友人から「今月いっぱいで閉店」と聞いてその事実を始めて知った 月天 。大須に行ったついでに店の前を通ってみましたが、それらしい張り紙はなし。中に入れば確認できるのだろうけど、一人で入る店でもないしなぁ。ただ、一月いっぱいで店じまい、その後リニューアルというのは本当らしい。リニューアルしてもまた変なコンセプトの店なんだろうなぁ。
  クェンティン・タランティーノの新作 だそうな。もー、あまりのばかっぷりに目の前がくらくらするくらい嬉しいですよ。ちっとは仕事を選べ、ユマ・サーマン。しかしそんな勇姿を見れるのも、 日本では来年のことらしい 。ゴルァ! ふざけんな、 ギャガ・ヒューマックス
 寒いと思ったら雪が降る。なんとなく、それなりにつもりそうではある。明日は自転車は無理か。


2002年01月05日() 旧暦 [n年日記]

失言

 昨日の日記で書き忘れてましたが、一昨日の「薩摩奔る」は「島津奔る」の間違いでした.ご指摘ありがとうございます。こっそり直してただけではダメダメよね。しかも作者名まで間違えている。じゃ、佐藤雅美って辺りはどこから出てきた? うーん、謎だ。
 あと、私信で「勝るとも劣らない」と間違えて書いてしまったのだけど、「勝るとも劣らない」では良く考えたら「勝る事はあっても劣る事はない」なので「以上」と云う意味にならないか? 「同等」の意味のつもりだったけど……それなら「負けず劣らず」の方が良かったのか。うぎゃー、失礼&ハズカシイ!
 どうも風邪ぎみっぽい。一応今日は大事を取ってお休みする事に。ま、日曜でもなんとかなる用事だしな。
 実家から届いたニンジンも煮付ける。コレが色も濃いしいい匂いなのだ。煮崩れもしないし。ナマ物も一緒なので早めに食べてしまおう。
 2chのシャア専用板にも ザブングルスレッド が。アンタも好きねえ。TV版と映画版の違いに トロン・ミランが出ていた と云うのは爆笑。これが動撮だ!
 あすのデジモンは実はサクヤモンの究極進化シーンが無茶苦茶楽しみです。ムダに力が入りまくってると云う噂なんで。


2001年01月05日(金) 旧暦 [n年日記]

こないなものやってます。

  こないなもの ね。
 無意味な続編大作の独占を許すな!(おー!)
 ドラクエがなんだー!(おー!)
 FF9なんてポイだポイ!(おー!)
 コナミの横暴を阻止しろー!(おー…お?)
 なんか最後のは若干違う気がするけど、でもみんなが同じものばっかに入れたらつまらんでしょ。