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2011年01月15日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回いろいろ4

 多分これで前期は最後。
屍鬼 #22「。屍鬼の存在に気付いた人間たちによる「屍鬼狩り」により、ひたすら逃げ惑うしかなくなった屍鬼たち。しかし屍鬼狩りの中人間たちも段々暴走していき、屍鬼に操られている者まで犠牲にしていく。その様子に屍鬼の存在を明かし屍鬼狩りを提唱した尾崎敏夫も、戸惑いながらももはや止めることが出来ない。そんな外場村に火の手が上がり、外部との連絡を遮断した村は外から消防を呼ぶことも出来ず、村は火に飲み込まれていく。そんな中、屍鬼たちのリーダーである沙子を逃がすため、人狼である辰巳が囮となるが、やはり人狼となりつつも屍鬼たちを滅ぼそうとする結城夏野がその前に立ちはだかる。そして、辰巳から沙子を託された室井静信も、屍鬼狩りの人々の手に傷つきながら必死に逃げる。

 コミック版の方でも屍鬼狩りの佳境に入ってますが、いろんなキャラの顛末はコミック版より流石にはしょられてますな。もうちょっと話数があれば詳しく描かれた気もしますが、ただ、勢いはこのくらい畳みかけた方がありますね。冷静になるとできないので、とにかく夢中なうちにするしかない、というような。特に、物語の導入となった恵の最期は、「生きるため」と称して人間を殺すことを厭わなかった屍鬼と、行動規範的に人間が同質化していくというのを端的に示してたのが。男性陣が一部の明確な暴走者をのぞき、わりと戸惑いながら「仕方ない」と言い聞かせる様が多かったのに対し、女性陣が日常風景的に、「害虫駆除」と同じ感覚になっていくというのも、逆にホラーでした。
 結局このアニメでは「最後に語る者」として田中姉弟が選ばれたみたいだけど、群像劇でもあるので、生き残った者、死んだ者、そのいくらかでも描かれるエピソードがあればなぁ、と思いますが。


  海月姫 #11「ジェリーフィッシュ・オブ・ドリームズ」。再開発計画に伴う天水館の買収に対抗するため、月海の作る「クラゲドレス」をブランド化して売りだして天水館買収の資金を稼ごうと提案する蔵之介は、ファッション雑誌の読者投稿に応募し、最終選考まで残ってしまう。最終選考のファッションショーに、おしゃれ人間ばかりでパニックを起こすあま〜ずの面々。しかし、月海のデザインしたドレスが優勝してしまい、デザイナーの挨拶として蔵之介にリードされて出てきた舞台の上は、昔お母さんと見た水族館の水槽のようにキラキラとしていて……

 え? これ序盤でしょ!? これで終わりなの!? という感じの最終回。まあ、全11話では仕方なくはあるのだけど。
 お稲荷さんもそれまで手玉に取れると思っていた修に、からかって行った狂言自殺にマジな態度を取られてマジぼれしてしまったし、月海も修に想いを寄せる自分を意識しながらも、蔵之介に対しても修とは別にこれまで異性に感じなかった安堵感を覚えたり、百戦錬磨のはずの蔵之介も単に「面白い素材」だったはずの月海に嫉妬したり変身前にときめいたり、これから人間関係がややこしくなって面白くなるところでの最終回です。二期があるかどうかは、DVD/BRの売れ行きと経営判断次第なんだろうなぁ。個人的には第二期があってくれた方がいいですが。


  それでも町は廻っている #12「それ町」。伯父さんから入学祝にもらった高級万年筆を、それとは知らずに魔改造してしまい、それをどう誤魔化すかに気を取られていた歩鳥。不注意もあってトラック事故に巻き込まれてしまう。
 気がついた歩鳥がいたところは、いわゆる「あの世」。自分が死んだという事実に混乱しつつも、天国入りの事務処理をしていく間に、もうとやかく言っても仕方ないことなのだと受け入れようとする。しかし、天国で流行っている下界への干渉遊びでみんなの反応を見ていくうち、次第に後悔が押し寄せて来て……

 微妙ながっかり感を醸し出す独自路線を歩む原作を、よくここまでアニメ化したなぁ、というのが総括的な感想。荒川・アンダー・ザ・ブリッジより評価高いです。つか、その二作を同時並行で監督してたってのが、意味わかんねwww どういうメソッドなんだろう?
 正直、新房監督作品はものによっては意味ありげなナレーションで泣かせようというものも多く、逆に白けることもあるのですが、これは本編でわりと王道の泣かせだったような。まあ、ナレーションとかが出しゃばりだったのはかわらないんですが。
 多分売上的には外してるんですが、でもこれは出しゃばり演出はありつつも、そこを無視すれば良いアニメ化だったと思います。


2010年01月15日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 今度は田の中勇氏ですか……

  訃報:田の中勇さん77歳=声優、目玉おやじの声を担当毎日 )。そりゃお年がお年だから、ってのはありますが、流石に凹みます。去年も結構ショックな方が亡くなりましたが、今年ものっけからこれですか……
 ただ、今はご冥福をお祈りするのみです。

[アニメ] にゃんこい!#12と空中ブランコ#11

  にゃんこい! #12「天国は待ってくれる?」。猫地蔵の首が折れてることがばれてしまうが、檀家の人たちは日頃から素行の悪い昇福寺の和尚の仕業と思ってくれたおかげで、潤平の呪いのことはばれずに済む。しかし、そのせいか呪いの進行が早まった潤平は、少しでも猫地蔵に怒りを和らげてもらおうと、修復の資金集めのために郵便局でのバイトを始める。しかし、楓が潤平の呪いのことに感づき始めたことで呪いは一気に進行、猫耳まで生えてきてしまう。
 唯一事情を知る双子の策略で、呪いは猫地蔵のものではなく前にみんなで行った商店街の招き猫のものだと楓に思わせようとして、(楓の天然ボケもあって)半ば成功しかけるのだが、肝心の所で帽子が脱げてしまい、頭に生えた猫耳を見られてしまう……

 オリジナルの最終回展開。猫百匹の願いを叶えるというノルマが一向に達成できず(結構助けてるはずなんだけどなぁ)、段々猫化が進んでいく潤平。そんなこととはつゆ知らず、楓は前に朱莉と話してた「呪い」のことが再燃、加奈子は加奈子で、潤平の様子がおかしいのを心配する楓を見て、自分は身を引こうと最後にデートじみたことをするのだが、見に行った映画の入場者特典のために潤平が持っていたニャムサスの人形を見て、決意を鈍らせる。
 展開自体はかなり強引なところも多かったけど、なんだかんだで丸く収まり、呪いの進行も一時棚上げ。まあ、まるで何も解決していないとも言うんですが。w
 王道ながらアクの強いながらも愛すべきキャラたちにテンポの良い展開が心地よく、全くノーマークだったけど楽しめました。キャラの中では加奈子とナギー先輩が特に好きかなぁ。
 オリジナル展開も、修学旅行以外はなんだかんだで意味があったし。
 第二期についてはなんか色々本編内で言ってたけど(潤平の父親って何者?)、まだ未定のよう。
 しかしどんなシチュエーションでも持ってってしまうナギー先輩、最強だな……


  空中ブランコ #11「カナリア」。伊良部総合病院救急救命課の医師である津田英雄は今の職場と医者としての使命に燃える名医。患者や部下への気配りも行き届いている医者の鏡だったが、その分、家庭はないがしろになりがちで、仕事中に頻繁にかかってくる妻からの電話にもつっけんどんな態度。たまに家に帰れば、食卓でも携帯を離さない息子の雄太にイライラ。実は雄太は携帯依存症に陥っていてその様子がおかしいのに気付いた妻は津田に相談しようとしていたのだが、津田は「家のことは任せてある」と言うきり。あまりに妻がうるさいので心療科の伊良部を紹介するのだが、その時伊良部は「フツーの人が一番やっかいなんだよね……」と意味ありげなことをつぶやく。
 しかし息子は一向に良くならず、妻からの電話も頻繁になるばかり。津田はそれから逃げるように仕事に没頭するのだが……

 最後のゲスト声優は古谷徹さんですか。w 声を聞かなくてもキャラの顔だけでわかるってのもめずらしい。(他には#8の岩田光央もわかりやすかったけど)
 で、非の打ち所のない医者であるはずの津田が、何の病気かというと……実は病気でもなんでもない、フツーの人。しかし伊良部は、「フツーの人が一番やっかい」と言う。
 息子の雄太(#6に登場)の様子がおかしくなり家庭がめちゃくちゃになっていくのを、しかし妻に全部丸投げで自分は仕事を言い訳に逃げ続ける。実際良い医者なのだけど、なまじ仕事で高い評価を受けるのでそっちが逃げ場になってしまってる状態。
 しかし仕事中でもお構いなしにかかってくるようになった妻からの雄太についての電話にイライラが最高潮。ついに限界に達しかけた時に、伊良部が「津田先生、実はもう気付いてるんでしょ?」と呼びかける。伊良部は炭坑夫が毒ガス検知に使うカナリアを患者たちになぞらえ、「カナリアは英雄なんだよ。回りがちょっとおかしくなった時に真っ先にそれを知らせてくれる。僕らはカナリアのことをもっとちゃんと見なくちゃいけないんだ」と。
 つまり、心身症を訴える人たちは環境がおかしくなった事に敏感に反応してる人たちであること、それは自分を取り巻く環境がおかしくなりかけてる兆候であり、その人たちや、環境にちゃんと目を向けて、ということなのだろうなぁ。
 #6で雄太が携帯で必死に持とうとしていたつながりが彼を本当に満たすものではないことに気付いたけど、たった一人に結局戻ったのかなぁ、と思ったら、この話で救いが……前回の球団オーナーの話(何故か注射を打たれても動物にならず、伊良部が首をひねっていたけど、その理由が……)とか、イロモノ的な演出や作風に関わらず、しっかりとしたドラマ作りで楽しめました。
 同じような作風がどうか、と言われると、そうそうたくさんでは困るけどこの番組は楽しめたし、また同じ様な作風でもまた同じように楽しければ個人的にはまったく問題ないし。


2009年01月15日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] ストレスを(勝手に)感じやすい気質だと言うことは自覚してますが

 体調崩してる間にたまったToDoでストレスが。orz
 頼まれ事なんだからそんなにストレス感じる必要がないのに、なんでなんだろう……出来ることを出来るようにしかやりませんとも。ええ、開き直ろう。
 でも「ホントに自分に出来る範囲を越えてるか?」と考え出すと……ああ、ストレス気質。

[アニメ] とらドラ#15

  とらドラ #15「星は、遠く」。文化祭も終わり、次期生徒会長選挙に向けて準備が始まろうという時期だが、次期生徒会長筆頭候補と目されている北村の様子がおかしい。上の空だったと思ったら、突如言動が不審になったり。しかもホームルームの最中、突然発狂して「生徒会長選挙には出ない! 副会長もやめりゅ〜〜〜!(ゆ〜〜、ゆ〜〜)」と叫び出す。一体何が起こったのかと不審に思う竜児たちだったが、翌日登校してきてさらに驚くことになる。校門の前で生活指導の先生ともめている北村の頭は真っ金々……ゆりちゃん先生に事情を聞かれるが、竜児にも理由がわからない。なんだか腹を立てている生徒会長と「かまって欲しくてすねてるだけ」と突き放した言動を取る亜美は何か原因の心当たりがあるようだが、それを口にしようとはしない。
 わけがわからず家にお見舞いに行くも、不在で空振りのまま帰宅した竜児が自宅で見たのは、異様に緊張しまくった大河と、当たり前のように「家出してきた!」といつも通りにくったくなく笑う金髪北村だった。
 「生徒会長になりたくないから」と突然の乱心の理由を語る北村だったが、いつも通りの行動に見えてどこか無理してる様子がありあり。最初は「北村君が生徒会長と縁を切る!」と喜んでいた大河も、北村が抱え込んでる何かの深刻さを悟り、浮かれていた自分を自己嫌悪する。
 保護者として見過ごせない泰子がとりあえず頭だけでも更正させようとしたため、北村は高須家からも飛び出すが、「本当に北村君は生徒会長になりたくないのかな?」と疑問に思った大河は、北村を生徒会長選に出させるために、秘策を思いつく。その秘策とは……

 北村御乱心、編開始。これまでやや暑苦しいくらいに模範的な健全学生だった北村が突然問題を起こし出す。というか、一生懸命模範的な問題児になろうとしてるのが、またなんだかずれてるんだけど……
 竜児や大河を含めた周囲が唖然とする中、生徒会長の狩野すみれ、そして亜美は何かを察してるようなのだけど、それぞれ違う理由でそれを口にしようとしない。亜美は北村に呆れ、突き放した態度を取りつつも、問題の中心らしい生徒会長に棘のある言葉を投げつける。ああ、なんだか一生懸命周囲の期待通り大人な振る舞いを取ろうとしてる亜美のストレス値がどんどん高まってますよ? まあ、この期に及んで北村まで甘えてきたんではねえ……
 そのことを、冷静に観察しつつ、それゆえにどこか傍観者のように冷静に語るみのり。「櫛枝は優しいな」と言う竜児に「私は、ずるいんだよ」とどこか心苦しそうに語るが、亜美が敢えて大人の役目を引き受けてることを承知しつつ、それに頼り、「救い」とまで言ってしまってることが「卑怯だ」と自責してるんだろうな。
 大河も、生徒会長と北村の距離が常日頃近いことから今回の「生徒会やめる!」宣言に内心ほくそ笑んでいたが、高須家へ家出してきた北村が寝ながら涙を流していたことに、自分が北村の苦悩をまったくわかっていなかったことを思い知って自責しつつ北村と自分との隔たりを認識する。
 それでも、北村が自分の救いになってくれたように自分も北村のために何かしたい、と思った大河は、「北村が生徒会長になりたくないと言ってるのは、実は内心とは逆なんでは」という憶測を元に、北村を生徒会長選に引っ張り出そうとする。そのための秘策は……魔王・大河の選挙立候補? いや、いいんだけど、「モルグ」は未だに噛むのね……
 あと、尺とテンポの関係上突然保護者の強権を振るいだしたかのような泰子のフォローをすると、原作では最初から北村の母親と連携を取って北村を週末預かる、ということをしてたんですが。ちゃんと保護者してるんですな、あれでも。


2008年01月15日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] なんだこりゃ

  大人が選ぶ、泣ける映画ベスト30TV朝日 )。いや、これって、ホントに大人が選んだ映画なの? 深+の映画の日にこのラインナップ挙げたら、多分「愉快な」評がずらずら並びますよ。確かに面白い映画も中にはあるんですが……こういったランキングを元に「売れる映画」が企画されてるのだとすれば、最近映画館に行こうという気力が湧かない理由も納得。

  【独女通信】独男に蔓延する「何もかもが面倒くさい」病とは?livedoor news )。「もてたいのだったら自分を磨け」という理屈はある程度は納得行くが、この記事の中での主張はイマイチうなずけないのは気のせいなのかなぁ。「 とにかく彼らにはもっと新しいことにアンテナを張って、引き出しのある人になってほしいというのは、独女のワガママ・・・なのかもしれない」。これって、詰まるところ「私の乗ってる流行の話を面白くできる人であって欲しい」ってことで、その欲求は悪くはない、というか自然だし、まあ、狙ってる相手ならそういう努力も必要だろうね。でも、そうではなかったり、また、他に広がりのある話をしても憑いて来れない人、ってのも、それなりにいるような。情報誌で情報を集めるのもいいけど、それ以前にもっと広い方面に好奇心を持つだとか、知的な遊びをする余裕を持つとか、そういうのも面白そうではない? マーケティングによる商業主義に特化した情報収集の消費パターンが、破綻してきてるってことでもあるんじゃない?

[アニメ] ヤッターマン#1とARIA THE ORIGINATION#2とみなみけおかわり#2

  ヤッターマン #1「ヤッターマン誕生だコロン」。ああ、ホントにやってるよ……正直、懐かしいとも思ったし、楽しみもしたんですが、狙いがあまりにあからさまで、概ね後ろ向きなのがなんとも……キャストはじめスタッフの方々が頑張ってるし効果が上がってるだけに、なんだかやるせない。それでも三悪のやりとりが懐かしくて仕方ないのが、しょうもないなぁ。
 それはともかく、話としては旧作との繋がりは完全になし。ヤッターワンはガンちゃんのお父さんが作りかけのままだったのを、ガンちゃんが完成させたことになってる。
 まあ、とりあえずしばらく見てみます。
 OPについては、山本正之のコメントを見た後では後出しもいいところなので評を控えます。
PS.書かないと言ったけど、一言だけ。山本氏のコメントを読んで「アニメがなんだ」を思い出しましたよ。何年前の曲だ、あれ? つか、当時と状況ホントに変わってないのね。

  ARIA THE ORIGINATION #2「その 笑顔のお客様は…」。内容はどうでもいいんですが、ゲストキャラの声が杉山加寿子なのが、やっとかめ探偵団が放送休止になった直後だと堪えますなぁ。そこは名古屋弁で話してくれよう。「アクアはやっとかめだもんで、ちいとばかり案内しとくりゃーせんか?」とか。しくしく。

  みなみけおかわり #2「味は受けつがれていくもの」。う〜ん、やはり動くところと動かさないところのバランスが、やっぱまだイマイチ違和感が。一期の「どこがおかしいかはイマイチよくわからないけど、なんかおかしい」ってところが薄れてしまったなぁ。でも、まあそう悪くもない感じ。けど、ほとんどがオリジナルだけども、この話の元になった原作エピソードではケイコが珍しくカナに逆襲して成功するのだけど……それはなくなってしまったか。浮かぶ瀬がないなぁ。いや、弄られて花、か。

 もひとつおまけにロックマントライブ。響ミソラの動きが気合い入りまくりすぎてワロタw


2007年01月15日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 軽く自己嫌悪中

 自分のろくでもなさに。


  ビッグを超える"メガマック"Livedoorニュース )。新春番組でマックの社長がもったいつけて新製品の宣伝(その時点では謎だった)してたから何かと思えば、あまりもったいつけることもないような。消費者が一部遊びで作ってたのを商品にしただけに見えるし。
 それより 痛いニュースエントリこの写真 が一番受けた。イロモノにしか過ぎんよなぁ。
 どうでもいいが、「ビッグを超えるメガマック」というコピーを見て「ツンデレを超えたメガデレ」ってコピーを連想したのは内緒だ。


 やっぱり痛いニュースから 13歳の教え子とセックスした美人教師、2年の刑期延長 。前に逮捕され禁固刑を受けたというニュースを見てはいたけど、写真見たら本当に美人なんでびっくりした。ポルノ小説じゃあるまいに……


  朝日支局長、巨額給与1900万円…赤裸々情報流出zakzak )。いくら稼いでいようがかまわないしそれ自体は呆れる話でもないのだけど(でもホントはうらやましいw)、そんだけ稼いでるのにwinnyで流出とか、その後の対応とかがあまりにお粗末……まあ、このデータは朝日の発言を考える上の参考資料として以後重宝されるでしょう。


  「戦う自衛隊」にするのか沖縄タイムス )。いや、極東戦略の転換によって沖縄の負担が増えることを懸念してるという趣旨はわかるのだけど、社説のタイトル見て「は?」。そりゃ戦う必要がなければ戦わないにこしたことはないけど、「万が一の時に」戦うのが第一義のはずなんですが。地元への負担の懸念を書くならそれだけにしておけばいいものを、また変なことを一緒に言おうとするから……
 あと、 沖縄の明日 自治州は見果てぬ夢か朝日 )。これもようわからん。曲がりなりにも独立国家であった琉球王国が明治以降併合されたってのは事実だが、そんなに独立の機運が高まってるのかな? 基地による負担感があるのはわかるし、それは無理からんと思う部分はあるのだけど、「基地のない平和な島」って、基地がなかったら物騒だから基地がある、って面もあると思うんですが。特に、独立した上で基地を排除すればなおさら。この手の論者のロジックってのは、基地があると平和が脅かされるからではなく、米軍や自衛隊に反対したいから基地が危険だということにしているようにしか見えないのだけど。


 ところで、 こちら を見て、「教育の自由」ってフレーズに違和感を感じるのは私だけなのかな? 教育は「義務」(それも親が子供に教育を受けさせる「義務」)であって、教育する側、教師の完全な自由が権利として認められてるかのようなフレーズは、やっぱロジック的におかしいだろうと思う。教師が「良心」と称する物全般において子供に好き勝手刷り込める「自由」ということになってしまうが。それってやっぱおかしいだろう。少なくともそんな自由を認めるなら「良心」ならびに能力のチェック機構は必要ではないかい? 「誰のための」「何を目的とした」教育か。そこから考えてたどらないと「子供のための教育」と言いつつ、「教師のための教育」をしようとすることになってしまう。

[アニメ] コードギアス#13と地獄少女二籠#13

  コードギアス #13「シャーリーと銃口」。全4クールを2ツールずつにわけて放映するという変則的なシリーズらしく、前半の折り返し地点、でしょうかね。OPEDも変わったのだけど、正直、新OPは微妙かな……アーティストはBLOOD+第四期OPを担当した「ジン」。ちと音が薄っぺらい気がする。
 で、話の方は父親がゼロの作戦の犠牲になったシャーリーにヴィレタが近づいてくる。ルルーシュがゼロ自身あるいはゼロに関係があると見て、その正体を暴くことで手柄にしようとしてるのだけど、それによってシャーリーがブリタニア軍と黒の騎士団の戦闘に巻き込まれることに。って、オレンジって死んでた? 帰投せず行方不明で戦死扱いってことなのか?
 ルルーシュはルルーシュでシャーリーの父親を巻き添えにしたことで自分のやってることが殺人だと再認識。CCの罵倒はありきたりなものだけど、それでも堪えてしまうのだから、相当参ってるのか。でも考える作戦は相変わらずひどい。亡命しようとした日本解放戦線の生き残りをオトリにしてブリタニア軍の主力をもろとも爆破。でもロボ戦は劇弱なので、またもやピンチに……得意な力を持ってる割には結構危機に陥ってるよな、ルルーシュって。
 で、ゼロの姿で気を失ってるルルーシュを見つけたのがシャーリー。落ちてた銃を手に取り、仇を討とうとするのだけど、ゼロの仮面がはずれて……って、シャーリーからは顔見えてるのかな?
 見えてたら始末するかギアスの力で強制命令しかないのだけど、まあ、それもそれでなかなかひどい展開で面白げ。ゼロの正体に一番近いところにいるシャーリーを軸にまた話が二転三転しそうだけど。
 ところで潔癖なまでの熱血正義漢ぶりを今回も発揮してる柩木スザクだけど、前回前々回の描写を見ると、単に熱血漢ってわけでもなく、ろくでもない秘密を抱えてそう。~


  地獄少女二籠 #13「黒の轍」。輪入道がヒッチハイクしたトラックの運転手が今回の依頼者。海沿いの新設された道路建設予定地に居座る老人が地獄に流して欲しい相手。老人が居座っているため道路は途中狭くまがりくねり、そこで依頼者の弟がバイク事故を起こして亡くなっていた。依頼者は老人が立ち退き料のつり上げ目当てで居座ってると思い、弟の仇を討ってもらおうとしたが、地獄少女が現れないことで、自らトラックでつっこんで復讐しようとしていた。でも、実は老人の目的は立ち退き料のつり上げではなく、一族が代々住んできた家で最期まで暮らしたいがため。
 地獄流しで後味悪くなるかなぁ、と思ったら、依頼者が藁人形の糸をほどく前に老人がかねてから患ってた病で急死。依頼はキャンセルになる。そして道に迷ったふりをした骨女が臨終間際の老人に頼まれ取ってきた封筒には、依頼者に対する謝罪の言葉と立ち退き料を含めた土地の権利を一切譲渡する旨が記されていた。おいおい、普通にいい話だよ!
 運転手は言ってみれば逆恨みなんだけど、でも立ち退きをお願いに行ってけんもほろろに追い返されたりとかしてるみたいだから、それもあって誤解が生じたのかも。逆恨みということは自分でもわかってたみたいだし。老人にしてみれば道なんか出来る前から住んでいたのだから、立ち退かない方が悪い、みたいな言われ方はカンに障ったんだろうな。でも、運転手の弟が亡くなった事故現場に備えられていた花は、真新しかったし多分老人がやっていたんではないかと思える。
 すれ違いの勘違いがひどいことになる展開かと思ったけど、たまにはこういう話もいいか。
 今回、主人である姫が落ち延びようとして運んでいたが結局守りきれなかった輪入道の過去が出てきたけど、輪入道は物が妖怪化したのか。骨女は元人間だと思うけど、一目連はどうなんだろう? あと、骨女が今風の格好をすると、どうしても若作りに見える……


2006年01月15日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 今日はあったかい

 なんだか昨日からあったかい。暖房をつけてると暑いくらいにあったかい。ここんところの寒さが嘘のよう。天気予報を見ると、どーも明日明後日まで暖かくなりそうで……急に暖かくなられると調子が狂うなぁ。一昨日に大根を買ってきてせっかくふろふき大根作ったってのに。今日は今日でナベいっぱい煮物を作りましたが。

[アニメ] 無敵家族?

  エウレカセブン 。レントンはエウレカが父アドロックと面識があったと知り、どうして今までそのことを言わなかったのかとつい責めてしまう。エウレカは「父親」をめぐる感情のレントンとのギャップに悩むが、その様子を見たヒルダとギジェットがレントンに無理やり迫られたせいだと勘違い。一方レントンの方もノルブに「(特別な存在として意識するのではなく、普通の女の子としての)エウレカとどうなりたいか」と問いかけられ、マシューとムーンドギーを巻き込んで話は頓珍漢な方向に……
 久々のバカ乗り。ムーンドギーの空気を読まない「レントンとエウレカって……できるの?」発言には爆笑。エウレカの発言を誤解したホランドも暴走。なにこの期に及んでのこのノリ? と思ってたら、ちゃんと話の展開につながってました……なるほど。
 状況自体は悪化の一途。情報戦を制し首都を制圧、三賢人も排除したデューイに対し、もはやなすすべがない。ストナーは捏造された真実を覆す方法を求め、人間のレントンとコーラリアンのエウレカが一緒に写った写真に光明を求める。エウレカがコーラリアンと知られれば多分大変なことになるわけで、それでもまっすぐに立ち向かおうとするのはレントンたちの無知さゆえか、幼さゆえの強さか。
 しかしノルブのダンボールハウスは……(笑)

  マジレンジャー 。次の神罰執行神、ティターンは優しい神だった? その優しさを見抜いた芳香の言葉により神罰を取り止めたティターンだったが、絶対神ン・マ転生の依り代として選ばれてしまう。ティターンが死ねば、その魂を生贄にン・マが蘇る。ン・マ転生を防ぐためにティターンが向かうのは……?
 って、「アフロちゃん」はねーだろ、「アフロちゃん」は(笑)。ティターンが命の尊さに目覚めたり芳香との間に友情が芽生えるのは、流石に駆け足すぎ。ティターンが異色な神ってのは、先週匂わせてたけど。暗黒神のワイバーンは普段の好青年っぽい態度をもはや繕おうともせずウルザードに傷つけられた怒りを露にしてティターンやマジレンジャーたちに迫る。暗黒神はティターンを除いてもあと四柱いるんだけど、きちんと決着つくのかな? 次回予告では赤いウルザードが出てるんですが……

  響鬼 。重病に冒された直美にパネルを見たいとせがまれ、その練習のため一旦鬼の修行の中断をヒビキに申し出る明日夢。それが自分の進むべき道かと問いかけるヒビキに、明日夢は「それはわからないけど、明日死んでも悔いがないよう、精一杯生きたい」と答える。
 ヒビキが師匠を持ってないってのは、以前の発言と齟齬があるような……まあ、製作体制交代時に組みなおしたコンセプトとは一致してると思いますが。ヒビキが師匠としては実は不完全な存在とすることで、弟子・師匠双方の成長を描こうってことだろう。
 桐矢は明日夢の選択が理解できず、パネルの練習をする明日夢に食ってかかる。こんなに気取ってない桐矢ってのは初めてだな。思いもかけない明日夢の答えに逆に師匠としての自分の道を悟ったヒビキは、イブキ、トドロキを置いて一人で清めの儀式の場へ……ハイパー童子・姫も自己の存在への疑問に目覚め、創造主に反逆、崩壊の憂き目を見る。それぞれがそれぞれのピリオドを迎えつつ、次回最終回。

  ゾイドG 。奪還したトラフの街を拠点に、体制を組みなおすディガルド討伐軍。各地の抵抗勢力もトラフ奪還の噂を聞きつけ続々集まりだす。その中には無敵団の姿も……一方、トラフの再占拠の命を受けたザイリンは、バイオボルケーノとバイオラプトル・メガラプトル軍団を率いてトラフの街へ。巧みな戦術により城壁へのボルケーノの侵入を許すが、ルージがその前に立ちはだかる。しかし、ムゲンライガーでもバイオボルケーノには敵わず、徐々に圧されていく。そして危機一髪というとき、突如ボルケーノの中のザイリンの意識が朦朧となり……
 趣味の悪いカラーリングのモルガでバレバレな通り、無敵団再登場、しょぼ! と思ったら、いきなり「無敵兄者!」「無敵妹!」ってなんだよ!(笑) 今まで地味に脇を抑えた役どころだと思ってたティ・ゼの部下、ア・ランがア・カンの兄とは……っつーか、あのノリは家系かい! ルージたちも久々にもかかわらずちゃっかりポーズを取ってるし。ってか、確認の方法がそれかい!(笑) しかし前回は作画が良作画だったのに、無敵団は作画にめぐまれないというジンクスがあるんか?
 そんなアホノリとは裏腹にザイリンはトラフ奪還の作戦を練る。単純な作戦じゃなくちゃんと二重の作戦を取ってるところは、本当に無能なわけじゃなかったんだなぁ、と改めて感心。とは言えゾイド乗りとしての矜持が強すぎるところが、司令官としては失格か……戦闘シーンは偵察・斥候から通信手段、守備の対応など、しっかり描いてる。個対個では弱いシリーズだけど、こういう戦闘シーンはちゃんとやってるなぁ。戦闘中の食事シーンてのは、本当に珍しいんじゃないか? 実際に食事係が敵に狙われながら血まみれの握り飯を届けたりという情景は、兵士の手記などにも描写されてる。
 ザイリンはボルケーノでムゲンをあと一歩というところまで追い詰めるが、ボルケーノ操縦の負荷により意識が遠のく。ところがボルケーノが勝手に動き出し、バイオメガ粒子砲でルージを仕留めようとする。このことが、ザイリンのボルケーノとジーン総司令に対する疑念を引き起こした?
 細かいところではボラー司令官への処遇の情状をトラフ市長みずから嘆願したり、トラフの戦略的重要性を強調したりというあたりか。って、それじゃジェネレーター壊して使い物にならなくしちゃダメじゃん!>フェルミ


2005年01月15日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 仁義なきNHK

  長井氏の会見videonews.com )とか見てると今回の一件、報道の正義とかなんとかという問題ではなくNHK内部の内紛の一部に過ぎないと思うんだけどなぁ。ヤクザ映画見てるつもりで楽しんでます。
 けど、長井氏の伝聞の中に安倍・中川昭氏が入っていてそれを朝日が聞きつけ、それをメインに記事にしてしまったために安倍・中川昭叩きをしたい人たちが大量に反応してしまったようで……
 で、その叩きたい人たちのリアクションの一つがこちら。 NHK特番問題:日本ジャーナリスト会議が抗議声明毎日 )。参考: 日本ジャーナリスト会議 。一方の言い分を問答無用で肯定し、もう一方は問答無用で否定したコメントなんですが……ジャーナリズムってナニ?  1996年近畿公安調査局内部資料
(4) 法曹・救援、文化、教育関係
(中略)
 日本ジャーナリスト会議による言論・出版の自由などを求める活動の実態把握
  日本ジャーナリスト会議賞の受賞一覧 。あと、 連絡先住所憲法九条を守る歌人連絡会 事務局 と同じだとか。危険な団体かはともかく、思想的にはバイアスが最初からかかっていそう。
 他には 天木直人・マスメディアの裏を読む:NHKの長井プロデユーサーは真の勇者だ 。確かに伝聞と推測とそれだけから成り立つ確信で糾弾する姿は、「たびびとのふく」「ひのきのぼう」「なべのふた」だけを装備した勇者Lv1を連想させます。そしてこのブログの中で、それらの伝聞と推測がいつのまにか確定事実に変換されてる……そんなに簡単に馬脚をあらわしちゃってどうするのか。
 なんだかこのまま待ってると他にも面白い人・組織が釣れそう。
 あと、「フィギュア萌え族」の方で、こんな書き込みを発見。 量販玩具店に勤めてるのですが、苦情が絶えません 。「 撤去の要請があるのは所謂美少女系のフィギュア(例・寿屋ギャラクシーエンジェル、ユージンSRDX等)から、果てはミクロマンにまで及んでいます。」いや、ミクロマンはどう考えても行きすぎだろ。煽る人の考えナシさと煽られる人の過剰反応が見られて(純粋に被害を受けてるこの投稿者には申し訳ないですが)面白い。
(1/17追加)その後 その書き込みの真偽を疑う書き込みが 。どちらが正しいのかはわかりませんが、わからないことを確定的に、しかも批判的に書いてしまったことをお詫びし、追加の情報として付記しておきます。

[その他] 2001年1月当時の反応

  2chマスコミ板「NHKが極左団体に加担!女性戦犯法廷特集を放送!」スレ過去ログ(2001年1月26日〜) 番組内容、取り上げた裁判内容は放送(1/29)の事前にかなりダダ漏れだった様子。しかもプロデューサーの池田恵理子氏が政治的に偏向した番組作りをするという風評はかなり立っていたことが読み取れる。番組内容などについては必ずしも正確とは限りませんが、当時流れていた情報、雰囲気についてはかなり参考になります。
 少なくともこれだけ情報ダダ漏れだったんなら、「 番組内容を事前に知った経緯について両議員は「仲間から伝わってきた」などとし、具体的には明らかにしていない 」って朝日の報道の一節は、実は問題にもならないことをさも問題があるかのように書いてるんじゃないのか?

[その他][メモ] ミロにラム

 昨日は深+(「深夜+1」の略だからな。「ふかじゅう」とか読むな)の映画の日だったので行く。今回は人少なめだったかにゃー。あと、映画の話も少なめ。楽しかったけど。
 そこでマスターが差し入れの森永ミルクココアにおもむろにラム酒を入れて飲む。ええ!? と思ったが、一口飲ませてもらうと、これが結構いける。昔、ミロにラムを入れて暖を取るということをよくやっていたそうな。ラムコークなど、ある程度こくのあるものとラムとは合うらしい。今度参考にしよう。(飲んだくれの参考かよ!)
 一通り客が引けた後でマスターとマスター呼称「丁稚」の方(って、私ごときが丁稚呼ばわりするのは恐れ多いのだけど)とで、時代劇、というか江戸時代考証談義。時代劇考証にはそれなりに一家言あるつもりだったが、いやはや、このコンビにはやはり敵わない。でも実はそれなりに便利だった江戸時代の江戸市中の生活の様子が伺え、大変為になりますた。
 しかし他にもあぶない話が出た気がするなぁ……まあ、いつものことだからいいか。
 その深+映画の日にも話題が出た「オーシャンと11人の仲間たち」のリメイク「オーシャンズ11」が続編「オーシャンズ12」公開に合わせてテレビ放映。この映画、劇場で見て 昔感想を書いてる んだけど、その時の印象とほとんど変わらない。危機また危機、の連続で捻りもあって面白いのだけど、オーシャン以外のキャラの掘り下げが薄いのが難点。特にオーシャンの元女房の「実はオーシャンに未練はあるんだけど過去の傷が元で決別を決意し裏切ることのなさそうな別の男と付き合っている」というのが、致命的に描写が弱い。そのため、ただの自分勝手に再びオーシャンに乗り換えるわがまま女に見えてしまうのが……そうすると、そんな女に入れ揚げているオーシャンが軽く見えてしまう。なかなか難しいにゃぁ。


2004年01月15日(木) 旧暦 [n年日記]

いつか見た人

 今週発売のチャンピオンを見たら、新連載の「GO BOUT」がどっかで見た絵柄。前号の予告ページでは「新人っぽくない、慣れた絵だなぁ」とは思ったのだけど、改めてよく見ると、以前成人誌でよく見かけたあのお方では? 試しに旧PNだと思われる名前と、 松本レオ で検索してみると、どうも諸事情でPNを変えたっぽい。絵柄、というか描線も、若干変わった気がするけど。いろいろPNを変えた事情がありそうなので、旧PNはさらさないが、成人向け漫画では中堅どころで、成人向けながら漫画としてなかなか「いい漫画」を描く作家さんだったので、期待したい。ただ一つ心配なのは、性格が根が真面目なのかなんなのか、イマイチ外連味に欠けるところがあるので(これはフィールドによっては欠点とは言えないのだけど)、週刊少年誌という修羅場でどれだけシノギを削れるか、という気もする。でも個人的にはアレ(あえて作品名は伏せる)とかよりは断然応援っすよ。
 成人向け漫画っていうと、 成人漫画に猥褻罪適用毎日 )ってなニュースがあるわけですが、司法はなにを考えてるんだろう? いや、別に猥褻として、この手のものは取り締まるというなら、(個人的にはあまり良くないけど)まあ一貫性はあるんでその意味では納得します。ただ、スケープゴート的に一作品と一作者と一出版社をみせしめにして、なにをしたいの? と。話によれば検察側が動いたのは警察OBであり、拉致議連での活動でも有名な 平沢勝栄 議員の添え状を添えての投書からだったという。比較してしまえば、この漫画より内容がなく、過激な性描写がある漫画はごまんとあるわけで。どうしてこの漫画なのか、いや、そこまで個々の話にせずとも、一体司法は漫画をどうしたいのか、漫画だけでなくこういった出版全般に対する展望はどうなのか、明らかにして欲しいところではある。「春画は別」とかわけのわからない理屈を捏ねていますが、春画の作者も猥褻としてかつて手鎖の刑とか、実刑を受けた作者もいるわけで。なにが違うのか、不鮮明極まりない。同時に、春画もかつては司法からの糾弾を受けつつも継続し、生き残ることで今日認められているということで、出版社に「頑張れ」とエールをおくりたくもある。無責任な応援には違いないですが。
  マリア様が見ている 。変換したら「マリ浅間が見ている」と変換されたのはナイショだ。一応、評判になってるので原作の二巻までは見てはいる。アニメも既に二話まで放映済。展開のテンポからして、原作既刊を全部やるのではなく、初期の数冊になりそう。まあ、はっきり言ってしまえば話はフツーの少女漫画の学園モノ(女学校もの)と言うか。世間でこれだけ騒がれる理由がイマイチわからないけど、騒がれるからには何か時代とマッチしたものがあるんでしょう。ただ、原作もありがちでつまらないということはなく、むしろ新人らしい(って言っていいのか)みずみずしさに溢れていた。原作はそういったところが面白かったのだけど、アニメはそれプラス大地監督による語り口の職人芸と言うか、実にきちんと「アニメ作品」になってるところがプロだと思う。ただ、ろさ・きねんしすだとかろさ・ぎがんてぃああんぷとぅんのぷちすーるだとか、絶対わけわかりませんて。最初の数回くらいはチュートリアルの欲しいところ。まあ、字幕とか出たら雰囲気ぶち壊しってのもわかるんですが。
 ヴァン・モリソンの新譜(じゃあ全然ないのだけど) No Guru, No Method, No Teacher米国amazon に注文していたのが届く。なんで今更これを注文したかはナイショ。理由は、一部の人に今年の前半くらいに明かせればいいなぁ。一緒にcapercaillieの新譜 Choice Language を注文していて、それも届く。あ〜、ちくしょう。ちょっと染みてくる。やっぱいいなぁ。


2003年01月15日(水) 旧暦 [n年日記]

うぃではん、すりょんとんず、まんせー

  首領様のホームページ?  本当なのか冗談なのか、イマイチわかりませんが。もし北と戦争して上陸となったとき、上陸部隊は首領様のお面をつけてくってのはどうでしょう? ってなことをこないだ深+で話しました。金正日迷彩を正式採用に!
  朝鮮総連、北朝鮮のNPT(核拡散防止条約)からの脱退、支持 。きっとはやいところ北朝鮮を崩壊させて、送金しなくてもすむようになってほしいんでしょう。
  マイクロソフト、各国政府向けにWindowsのソースコードを公開 。公開すればオープンソースってことでもないのだと思うのだけどなぁ。
  史上最大のゴネ得 。比率変更により単純株価だけでどのくらいの差が出るかなんで、一般庶民としてはかんがえたくもねっす。
  仮面ライダー555(ファイズ)、製作発表 。今度の仮面ライダーでは原点回帰ということで怪人(オルフェノク)側の方のドラマもクローズアップするらしい。怪人側にもシリーズを通しての存在がいるのはそのせいだろう。今回の仮面ライダーは「スマートブレイン社」という企業の「製品」(パワードスーツみたいなもの)で、「ショッカーに作られた仮面ライダーが、もし逃げ出していなかったら……」みたいな部分があるらしい。仮面ライダーが悪ということではないようですが。製品なので、今回も複数ライダーの登場だけども、流石に龍騎みたいな、ライダー同士のドラマがメインということではないとのこと(登場数も「アギト以上、龍騎未満」だそうで)。 2chでのネタバレ書き込み 。真偽は不明だけど、これまで実際に発表された部分は当たっているので、信憑性は結構ある。予備知識なしで楽しみたい人は見ないように注意。
 ひさびさに GAMESPOT 見て、 コレ がいつのまにか完結してたのに気付く。「未完」になるかとも思ったんだけどなぁ。終わらせ方はともかく、終わらせるのって大事だよね。
  ストラトス4 の#2。青空少女隊とかアイドル防衛隊ハミングバードとかいう意見もあるみたいですが、(なんで女の子かというのを棚上げして)特に女の子である意味づけを作中では求めていない点で、既に違うかと(後者は正直知らないけど、前者とは絶対違うよな)。実体は、かなりスタンダードな青春もの。 成層圏を抜け、宇宙に手が届きそうになる感覚の描写 は正直、結構良かった。しかし無重量状態下にいるキャラの髪が全部短くしてあるとか、妙なこだわりがあるのに、高度3万フィートでのバードストライクは素人の私でもちょっと頭が痛い。この展開だと、終盤は多分、佐古っさんが組み立てている旧型機(ストラトス・ゼロ)で直接地上から宇宙に出る展開になるんだろうなぁ。ちなみに、下地島基地のメテオスィーパー機のコードネーム「サシバ」というのは、渡りをするワシタカ科の鳥らしい。
 今晩深夜から中京地区での Wolf's Rain の放映。楽しみ。


2002年01月15日(火) 旧暦 [n年日記]

だからあまりやりたくなかったのだけど…

 何の話かは秘密。爆風消火で無関係のとこまで吹き飛ばした気分。
 日曜に火星探査の特集をNHK-BSでやっていた。その番組でA・C・クラーク原作の作品と松本零士原作の作品を3D-CGアニメにしていた。クラークの原作(書き下ろし)を脚色したのはいとうせいこう氏。だけど、科学考証に関してはいとう氏は甘々だったみたい。演出かもしれないけど。松本零士は、「ビジュアリストであってSF作家ではない」と云う発言を以前聞いた事があるけど、全くその通りなんだなぁと思った。しかしメーテル顔のキャラに池田昌子の声を当ててたのは大笑い。これだったら主人公は是非野沢雅子にして欲しかった。ちなみに 池田昌子さんは御年とって六十三 。まったくもってあの声を聞いてるだけでは信じられん(げ、広川太一郎の方が堀勝之佑より年上だ)。
 関係はないが、 PowePuffGirls the Movie のサイトが出来てた(要flash)。設定画のモジョ・ジョジョかっこい〜。
 これまた全く関係ないが、ライジング・インパクトの鈴木央氏はデジモンテイマーズ、それもレオモンにおおハマリ中らしい。でもレオモン、アレなんだけどなぁ……