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2012年01月20日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] できるだけ簡単に

  一体改革協議 自民も政治責任を果たせ西日本新聞 )。多少の程度はあれ大手マスコミはこの手の自民批判をやってるのだけど、まず第一に
1)自民が拒否してるのは密室での「協議」であり、公開での国会に法案を提出すれば審議に応じると言っている。
2)さらに、民主党は協議に対し法案も提示していない。その状態で何を話しあうのか、マスコミは一切スルー。
3)もちろん野党時代の民主党が協議どころか審議も拒否(中には自分たちの提案を取り入れたものも)したのはマスコミは触れてない
という、わかりやすい大本営発表です。
 あと、もっと言えば「増税は必要」という雰囲気にしたがってるけど、こういう時にマスコミがよくやる「世論調査」が一切出されてないのだよね。どうして出さないかは、非常にわかりやすいと思います。あとはいわずもがな、だよね?


2010年01月20日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ヴァンパイアバンド#2

  ヴァンパイアバンド #2「ハウリング」。突如その正体を現した吸血鬼たちと東京湾内の吸血鬼租界「ヴァンパイアバンド」。普通の高校生、アキラの回りでも吸血鬼の実在をめぐって喧々囂々の騒ぎに。しかし、アキラはそんな騒ぎもどこ吹く風の様子。「そもそも吸血鬼なんかいるわけない」と言う彼だが、学園に迷い込んできたヴァンパイアの女王ミナ・ツェペシと遭遇してしまう。しかも、ミナは彼に親しそうに話しかけてくるが、アキラにはまるで身に覚えがない。
 彼女が言うことも彼女が吸血鬼と言うこともまるで信じようとしないアキラにミナはなおもつきまとうが、そんなとき、ミナの命を狙い武装集団の襲撃が起こり、アキラは否応なく彼女をかばって巻き込まれる羽目に……

 シャフトらしからぬアクションで、ちょっと硬いかなぁ、という印象もある第二話。OPが「レベッカのフレンズみたいな曲だなぁ」と思ったらそのまんまでした。orz 半裸で踊りまくるミナって図はかなり挑発的というか。(倫理委員会的に)
 アキラは数年前に記憶を失っており、本当にミナと自分が知り合いだったのかもわからない。原作では記憶喪失設定はなく、日本にやってきたミナを迎え入れるところからだったから、結構改変してる。さらに、アキラが人狼だってこともかなり後になるまで明確には描かれなかった(臭わされてはいた)のだけど、この辺は序盤の展開をのんびりやってる暇はないと言うことで巻きが入ってるんだろうなぁ。単純に。いや、ミナに遮光ジェルを塗るのは原作通りなんだけど。
 ヴァンパイアバンド、そしてミナを巡って陰謀や暗殺が繰り広げられる政治サスペンス的な面が原作の醍醐味の一つなので、それがどれくらい生かされるのか。とりあえず日本政府との駆け引きは必須として、生徒会長の××××とか、その後のエピソードは出てくるのだよな。尺的にごく最近のエピソードだったアンジーの登場はないのだろうなぁ。(多分アキラが記憶喪失になったのはあのエピソードのアレという設定だと思うけど)
 アレとかソレとか伏せてる部分が多くてごめんなさい。

[その他] どっちかと言えば今回は静観ですが

 ここ最近の民主党批判の報道ですが、さぞ私がお喜びと思う方も多いでしょうが、さにあらず。
 なんつーか、不正献金疑惑や党費での不動産売買なんて前からずっと言われていたことで、今になって検察がやっきになったりマスコミが鬼の首を取ったように騒ぎだすことに逆に違和感を覚えずにはいられないのですよ。
 自民党も半年前の民主党かと思える政策ではなくスキャンダルでの攻撃(まあ、漢字の読み間違いだのカップラーメンの値段だのよりはマシにしても)ばかりで、これで期待しろと言われてもな状況。
 だからと言って民主支持ではもちろんないですが、国民の意思とか司法の正義とは全く関係ないあれこれが水面下で起こっていそうな雰囲気もありそう。
 とは言え、 輿石氏「国民は民主激励時事 )というコレには思わず飲んでたお茶を吹いてしまうわけで。他には「世論はマスコミに誘導されてる」という発言も民主や一部政治コメンテーターから出てますが、それはそうなんだろうけど、「お前が言うか?」と言われても仕方ないわけで。
 もし同様の動きが先の選挙前にあったら恐らく民主政権、少なくともこの大勝状態はなかったわけで、じゃあ選挙後にわかった事実かというと、そういうことでもない。じゃあマスコミやら検察は一体半年前に取らなかった行動、マスコミについては全く反対の行動をどうして取ってるのか、何を考えてるのか、ということを思うと、今の風潮に乗っかるのも大変ためらわれます。
 とりあえず、民主もマスコミも自民も検察も、みんなまとめてgdgdもいいところだな、とだけ。


2009年01月20日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなみけ おかえり#3

  みなみけ おかえり #3「ケンカでも」。ナツキに隠れ家的名店のプリンを食べられてしまったトウマが、南家に家出してくる。最初冷静に「とりあえずお家の方今日は泊まることだけは知らせないと」とトウマの家に電話するハルカだが、ナツキがスイーツwの価値を軽く見てることに激昂。むしろ南家同士の全面戦争の様相を……呈さないけど。
 そんな感じで両南家と食い物だらけの話。統一性はあるんだけど、インパクト的には……一期がかなり神だったんでこれだとインパクトが足りない向きがあるかもしれませんが、原作はこんな感じなので、個人的には悪くないです。はい。下手に保坂頼りになっても困るし。
 あ、そういえばマコちゃんネタまだないじゃん!


2008年01月20日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] 電王#49

  電王 #49「クライマックスは続くよどこまでも」。カイがついに時間ごとすべてを消し去ろうとする。キンタロスとウラタロスがいなくなって戦いに怖じ気がついたリュウタロスをデンライナーに残し、良太郎とモモタロスはカイを止めるために戦いに向かう。その途中で、良太郎はモモタロスに「望み」を口にする。「最後まで一緒に戦って欲しい」と……しかしその行く手を数多のイマジンたちが阻む。一方、愛理がいる病院を守ろうとデスイマジンと戦うゼロノスだが、圧倒的なデスイマジンの力を前に追い込まれてしまう。そして変身が解けるが、ホルダーに残ったゼロノスカードはすでになかった。ベルトを投げ捨て徒手空拳で戦おうとする侑斗だが……

 電王最終回。電王は最後まで電王でした、という電王らしい最終回。愛理が分岐点だった理由は愛理の胎内にいた(そして桜井と愛理の計略により存在そのものが隠された)次世代の特異点だったことを知って、カイが暴走して時間のすべてを吹き飛ばそうとするのは……だったら最初からもう一度そうしてればいいじゃん、とか思ったりするけど、まあ、、その辺が電王だからなぁ。カイが時間を吹き飛ばそうとするのはライナーフォームになった良太郎がビルの屋上からカイごと飛び降りたことで阻止。飛び降りた良太郎はやっぱり居ても立ってもいられなくなったリュウタロスが受け止めて助かる。しかし、銃使いのライダーは弱体化するのが平成ライダーの常とはいえ、リュウタロス、ホントに弱体化しちゃってるなぁ。分別を覚えたってことだろうけど。
 もう一度この時間を吹き飛ばす前に邪魔な良太郎たちを消してしまおうと、デスイマジン率いるイマジン軍団がカイの命令で襲ってくる。デネブから「桜井の記憶の最後のカード」を受け取った侑斗も参戦するが、多勢に無勢。しかしそこにデンライナーが降り立ち、ナオミが過去から回収してきたウラタロス、キンタロスを降ろす。いや、そんなんでいいんかい。w(好意に解釈すれば敵イマジンを全て倒した、あるいはカイが良太郎たちを襲わせるために引き上げさせてしまって、立ち往生したのを回収したってことだろうけど) 更に、「たまたま居たんでついでに連れて来ちゃいました」と、ジークまで……なんでもアリすぐる。w
 最後は四フォームに次々変身した後でソードフォームの繰り出した「俺の必殺技・ファイナルバージョン」でデスイマジンたちを撃破。次の特異点である桜井と愛理の子供・ハナ(まあ、良く考えればハナは消えた自分の時間を戻すためにデンライナーで時間を遡ってやってきたのだから、それは順当ですわな)が守られ、時間の分岐が確定して野望が潰える。しかし、それは同時にイマジンの未来が途絶されたということでもあり、カイと共にすべてのイマジンが消滅する……と思いきや、何故かちゃっかり生き残ってるタロスたち+ジーク。チャーハン旗倒し対決で奇跡の勝利を遂げたオーナーが言うには、「時間の分岐点に依拠しない、彼ら自身の良太郎との過去が彼らを存在させ続けた」と、まあ、やっぱりね、なのだけど、無闇にしめっぽい終わりになるよりは予定調和な方がいいですわな。最後に「残さず食べてね」というメッセージと一緒にゼロライナーの中に残されていたしいたけたっぷりのキノコご飯を泣きながら頬張っていた侑斗の前にも、デネブが。
 結局侑斗は過去に戻り、「桜井さん」ではない桜井侑斗としての未来を築くことになり、良太郎もデンライナーと一緒にタロスたちとの別れが……だが、「また会おうぜ!」「いつか、未来で」と言い交わす。
 アラやらなんやらもあったけども、「戦いはノリの良い方が勝つんだよ!」とばかりにノリで突っ切りました。玩具展開の関係上付けられたギガントの設定が序盤以外関係なくなってしまったりとかがあったり、ヒロイン役が途中で謎の降板をしてしまったりとか、いろいろありましたが、一年間遺憾なく楽しませていただきました。
 次シリーズは「 仮面ライダーキバ 」。今度のライダーは吸血鬼がモチーフとか。笛でモンスターを召還しフォームチェンジやらするという玩具ギミックらしいけど、それよりも、主人公とその父の話を並行して進めていく、というのが気になる……大丈夫か知らん?


2006年01月20日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 韓流パチンコって……

  練馬大根ブラザーズ #2。前回は美少年好きのゲイの社長が悪役のゲイ能界編だったが(某ニーズを連想するが、それは言わぬが華)、今回は某韓国スターそっくりの店主が経営する韓流パチンコ。店員に韓流スターのそっくりさんを揃え(実は整形)、韓流に入れあげるおばちゃんたちから出玉を吸い取る悪事を働く。って、各所からヤバイヤバイという評判は聞いてましたが、無茶苦茶毒が効いてますな……パチンコ(パチンコ経営者には半島系が多い)、整形(韓国では整形が多い)、あるいは他人の土地を勝手に私物化とか……見る人が見たら、かなりキワドイネタですわ。アニメ業界、韓国スタジオには苦労させられてるだけあった黒い黒い。
 と言っても結構上手いこと処理してて、これらのネタは「韓国だから」という関連付けはどこにもされてない。ライバルでロシアパチンコとかインドパチンコとか中国パチンコ、メキシコパチンコと、経済的に成長株の各国を出してみたり、第一店主も韓国人とも日本人とも言っていない。だから、表層的には単に「韓流を利用してあくどい真似をする奴を懲らしめる」というだけに過ぎない。これより、毎回流れるであろう消費者金融CMネタの方がヤバイかもしれない……某フルのCMソングは流れるたびに「忘れないでお金よりも大切なものがある」ではなく「忘れないでお金よりも大切なものはない」と脳内変換されてますから……実は悪の親玉は消費者金融で最終回で対決とかやったら、まさしく神扱いですな。
 某ヨンジュンそっくりのパチンコ店店主の声が、80年代アニメの美形主人公御用達の井上和彦なのが、ナイスマッチというか。しかし前回の偽オーディションに騙された宇宙人たちはともかく、今回のおばちゃんたちは自業自得(しかもヒデキの畑を荒らしてるし)だよなぁと思ったら、最後におばちゃん対自衛隊の地域紛争に。ワロタ。
 風刺ってほど時事問題特異的じゃなくって、言ってみれば市井の愚痴的なものだけど面白いことは面白い。次は病院が舞台だそうだけど……

  かしまし 。女の子になってしまったはずむは、戸籍も変わり着るものからすべて女の子として生活することに。マスコミの好奇の目には晒されるが、級友や友人たちははずむを快く受け入れる。しかし、女の子になってしまったことを素直に受け入れた様子のはずむに、彼(?)への恋心を自覚したばかりのとまりは苛立ちを隠せない。「見た目が変わっても変わらない」と言うはずむに、とまりの苛立ちはさらにたかまるが……
 あかほり氏の上手い(?)ところってのが、あからさまに作風の違う作家の原作になってみると、はっきりとわかりますな。要は、はずむの周囲の人々(それもごく狭い)だけに焦点を合わせ、それ以外ははっきり言って舞台装置であり、背景でしかない。どうでもいいというわけじゃないが、引き立たせる以上の役割ではない。無茶苦茶な割り切りよう。だからそれ以外のキャラの行動がパターン過ぎるとか、ありきたりだとか、まあどうでもいいことなんでしょうな。でも、「オネニーサマ」ははげしく要らんと思いますが。
 今回はとまりがはずむが自分の知ってるはずむでなくなったことにとまどい、まずは受け入れるまでの話で、お見舞いから逃げてコンビニで時間を潰すなどのシーンは、作画の桂遊生丸氏の感性の方だろう。

[その他] その文脈を今更使うか

 テレビを何気なくつけていたら、NHKのニュースでライブドア関連のニュースを流していたのだけど……「やっていたことは企業経営ではなくマネーゲーム」「手法が強引」などなど、お定まり(事実に反しているということではない)の文句が。まあ、それはいいんですが、「法に触れない限り、儲かればなにをやってもいいという姿勢が問われた」というコメントを集めてきたのには参った。今まで散々それを容認し、スルーしてきたのに今更それを言うか。今までその文脈を大々的に使ったのはテレビ局への買収攻撃時くらいで、概ねスルーしてたくせに……視聴者にそういう価値観を提示してこなかったくせに、都合の良いときだけその価値観に乗っかろうとする。畑を耕してないのに収穫できるわけないだろ。まったく。

  米国産牛肉、再び禁輸に 成田の検疫で危険部位発見朝日 )。NHKの報道とかでは牛肉輸入再開を急いだ小泉総理の責任が問われるみたいなことを匂わせてたけど、むしろ対応の早さを評価すべきでしょう(適切さ、ではない。これらはそういう文脈上で語るべきものではない)。対米外交としてはこれがどう使われるのか、興味津々ではある。アメリカ側のチョンボという形であり、交渉的には無茶苦茶有利なので、これを上手く使わない手はないのだが、国内の世論がそれをわかっているかどうかだな。


2005年01月20日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 実録・日本報道列伝

 NHK対朝日について。まあ、一応両方の言い分を載せてるけど、私がNHK寄り、ってか朝日に批判的な目なのは見ていてわかると思う。別に隠そうともしてない。でも、だからと言って「朝日は捏造をした! 断罪する!」と断言することもしない。だって、本当はどうだったか、見てきたわけじゃないからわからないもの。
 「相手の感情を逆なでし発言を引き出し」たり「発言を編集し」たり「恣意的な解釈、発言の変更をする」のはどこのマスコミにも見られる、ってのは多分そう(程度と頻度問題はあるけど)。番組製作におけるヤラセはNHKだって幾つも不祥事を起こしてる。またマスコミはNHKに限らず、常に数々の圧力に晒されてるだろう。でも、そこから「疑惑が本当である」「嘘である」という確定はできない。本当はどんな受け答えがあったかがわかれば最低限記事の検証はできるが、それが表に出ることは多分ない。
 だから、そういう目ではなく、「NHK、中川・安倍が打つ手」と「朝日が打つ手」に注目していた。はっきり言えば、朝日は杜撰すぎ。元々不利なのには違いがないけど(これは記事が捏造だから、という意味ではない)、それにしてもへぼ将棋すぎる。朝日としては一気に世論を盛り上げてその流れをバックにつけようとしたのだろうけど、安倍氏らのすばやい対応に出足を封じられ、むしろ「拙速」との印象を残す。対応もまずい。記事の前後の矛盾にきちんとした釈明・訂正をせず、それを放置している。それで事実は判断はできないが、世間の心象は悪くなる。
 証言の録音等がなければ朝日にできるのは地道な取材で周辺事実を固めていくしかない(それも記事が本当として、だが)。秘密は大人数ほど保つことは難しいので大人数が関わった編集会議や試写でのやりとりなど、そういったところにまず当たっていくしかないだろう。が、ここまでの騒ぎになった以上、事実がどうあれ難しい作業になっていくと推測される。
 ここまで一方的な勝負になってきたのは、戦略とその思想が根本的に欠如していた、ということは言えると思う。
(追加)つまり、なにが言いたいかというと、「やるならもっと上手くやれ!」ということ。世論と相手をなめすぎてるからいい加減な戦略でも勝てると錯誤するんだ。

[その他][アニメ] TSUNAMIは神の御業

  スマトラ沖津波は神がもたらした――米国人の4分の1が信じ、日本人は信じないITmedia )。 元記事GMI )。え〜、今回のスマトラ地震の津波についての調査なんですが、現地民はともかく、アメリカでの「今回の津波は神の起こしたものだと思う」と答えた人(正確には Yes, Definitely(絶対そう)とYes, Probably(多分そう))が多い(26%)のに対し、日本人は少ない(6%)、という結果の記事なんですが……いや、日本だけじゃなくってフランス、ドイツ、オランダ、デンマークも同じくらい低いんですけど……なんでわざわざ日本だけ? アジアを田舎だと思ってやがるな? 困ったときだけ神頼みの天災大国日本を無礼(なめ)るな!
  朝日新聞の変な外信極東blog さん)。「 私の見落としかもしれないけど、それまで朝日新聞って石油食糧プログラム不正を扱ってきただろうか。」という一文を見て、そういやイラク戦後処理問題でアメリカの一国統治状態(それが正しいかっていうと、まあ、なんだが)に反対だった友人が「米軍は引き上げ国連が統治すべき」と強固に主張してたっけなぁと思い出した。「『船頭多くして』で、余計利権関係や勢力争いが面倒なことになるんだけど……」と言っても「それでも米国の横暴を許すよりマシ!」と主張してたっけ。言いたいことはわからないではないけど、別に国連は公正公平、世界平和のための組織ってわけじゃないんだけど、とか思ったのを覚えてる。決して思想的に頑迷だとか、頭が悪いとかいうことのないはすの友人なんだけどなぁ……日本人のかなりが「世界政府」の幻想を持つようになったのはいつだったのだろう。というより、自分がその幻想から醒めたのはいつだっけ?
 メモ的に 未公認なんですぅ:いったいいつまでこの書籍流通システムは続くのだろう?  書籍流通の業界人の方のblogらしい。面白そうなので、メモしとく。
 家に帰ってチャンネルを捻るとたまたま 宮廷女官チャングムの誓い (原題『長今歌』)をやっていたので、それを見る。女性宮廷調理人の、陰謀渦巻く宮廷の中での物語、ということらしい。まあ、リンク先のページ見ればわかるでしょう。韓国ドラマです。いや、結構面白かった。とか言うと意外に思われるか? 韓国のものを無条件に毛嫌いしてるわけじゃないんすよ。単に別に大人気でないものを大人気と言ったり、悪いことを悪くないと言ったり、嘘を本当のことだと言ったり、本当のことを嘘だと言ったり、そういうのにはうんざりなだけです。あたしゃ面白主義者なんで、面白ければ別にいいんです、別に。時代考証とか滅茶苦茶なのはわかってるけど、どうせほとんどの時代劇だって時代考証なんて滅茶苦茶なんだし。番組後に、さりげなく(でもないが)番組内に出た韓国の風習、文化、事物の説明をするのも、まあ、韓流報道とやらもこのくらい身の丈にあったものにしておけば物笑いの種にならないのにねえ、とオモタよ。
  ファンタジックチルドレン #16。前世の記憶を辿るヘルガは、ついに事件のきっかけとなった惑星ギリシアでの出来事にさかのぼる。そこにいたヘルガの前世ティナの婚約者シスとその親友ソラン。しかしティナはソランに心惹かれ、シスはそんな二人を祝福する。が……
 どうもこのシスとソラン、物語の「現在」の人物に関係ありそう。ってか、キャスト見ると大体予想がつくんですが……って、ひょっとするとブラフかも。
 しかし、結構面白いのにアニメ感想系サイトではほとんど感想を見ないなあ。


2004年01月20日(火) 旧暦 [n年日記]

テケテテン、テケテテン、テケテテン

 何度かファイズ最終回見直して、海堂がラストで歌ってる童謡みたいな歌の歌詞が「お馬さん、鳥さん、蛇さん、テケテテン、お馬が走る」だったのに気付いたときは、ちょっとうるっと来ちまいましたよ。
 いや、ファイズの最終回の感想は、あくまで個人的なものなので、人様に「こう見ろ!」ってなものではけっしてなかったり。当たり前なんだけど。無論、最終回までの展開でいろいろ気になる粗はありまくりで、
  1. オルフェノクの死の運命(および巧のタイムリミット)が唐突過ぎ
  2. なぜ花形たちはオルフェノクの王の存在とその能力を予知できたのか
  3. 照夫がアイテム的な使われ方で、キャラクターとして立ってない
  4. ベルトが作られた理由がわからない(多分、守ってる王に食われないためのプロテクターの意味もあるのだろうけど)
  5. スマートレディって結局なんだったの?
  6. 草加の死が後を引かなさ過ぎ
などなど。ただ、怒涛過ぎてかなり端折られてた感もあるけど私ゃ基本的に「スピード感のある展開が大好き」なのと、人を傷つけないことで自分が傷付くまいとしていた巧と、「人間とオルフェノクの共存」という理想で自分を誤魔化していた木場、馬鹿をやって目の前の現実から逃げつづけてた海堂、その他オルフェノクたちがそれぞれの問題にどう決着をつけるかに興味があったので、そういった「世界の謎」とかは解決しないでもわりと気にならなかったり。あっちの世界にいっちゃった冴子と、最後の最後でへたれてオルフェノクから逃げ出した琢磨を含めて、その意味ではパーフェクトですよ。まあ、あくまでひとつの見方ってことで。
 「SBR」は、荒木飛呂彦も脇役やら展開やらで間を持たせる弱点に気付いてるので、わざと「スティール・ボール・ラン」と、キャラクターにまつわるなにかじゃなくってレースの名前をタイトルにしたんじゃないかと思ったり。群像劇じゃよくやる手だし。ただ、これが現在のジャンプでどういう位置につくのか、あるいは浮いてしまうのかは今後を見ないとなんとも。
  自衛隊員に犠牲者出たら首相辞任を──世論調査で六割Yahoo! hl )。多分、そういう流れが出るとは思うのだけど、別に自衛隊派遣反対でも小泉退陣要求でも好きにすればいいのだけど、それってかなり阿呆な流れってのはわかってるんだろうか? 派遣問題に興味を示すわりに、世間って情勢とか実情とか調べようとしてないのだなぁ。
  火星の地名に「スシ」「サシミ」「ワサビ」Yahoo! hl )。メリケンのセンスはわからん。だったら「ハンバーガー」とか「スパム」とかいう名前をつけてみやがれってんだコンチクショウ!
 ふと気付くと、 /.JP で二度目のモデレータ権限。しかし、それどころではなく、風邪の為に飲んだ薬で半日役立たず状態。いつもはこんなに効かないんだけどなぁ……何故?


2003年01月20日(月) 旧暦 [n年日記]

自転車がパンク

 帰りに自転車がパンク。自宅手前だったので帰るには困らなかったが、しかし明日には修理に出さねばならない。雨になりそうなんだけど……グラインダーと修理セット、買っちまおうかなぁ。
  「SHADE」の「エクス・ツールス」、民事再生手続き 。LIGHT WAVEと並んで3Dソフトの定番なのだけども……この方面は良く知らないけど、なにかへまやったのかなぁ。それとも単に不況?
  パーソナル・ホームサーバーなのだそうな 。オープン価格だけども、10万円程度、という話も聞く。自前でサーバー組むってのも手だけども、10万円という値段は0から投資するのと比較すれば、なかなか魅力的かも。
 そういや、こないだ中国人留学生の人と一緒に中文新聞を見ていたとき(あたしゃ中国語はわかりません)、「手机」と書いてあるのを何かと思えば、「携帯電話」のことであるという。「なんで『机』やねん」と思ったら、簡字体の「机」は「機」の略字だという。なんとなく意味がわかるような。てか、「机」って、和製漢字?
  メグミルク、滑り出し好調 。ウチは近くで低温殺菌牛乳を安く売ってるスーパーがあるんで、それを買ってるけども、今日はもうしまっていたのでコンビニで買ってみますた。悪くはないのだけど、なにが売りなのかはよくわかんないっす。研究室の電子レンジで温めるといつも爆発するのだよな。
  18禁になるわけだ 。「MSとの打ち合わせで(Xbox)くれねーかなー」とか「とたんに欲しくなりましたよ」とかいう知人続出。ワシの知人ってそんなんばっかか?
 噂では まほろまてぃっく の第二期シリーズが終盤がアレな出来だとかなんとか。今期は見てないんで良く知らないけど……
 同じ GAINAXぷちぷり*ユーシィ は、オーソドックスながらも手堅い作り。大人になるための決意を固めてたけども、個人的には「小さいままの方が……ハァハァ」ってダメ人間が非常に多そうなので、そういう連中を絶望の奴ツボに陥れるためにもとっとと大人になって欲しいものである。
  ゲーム脳の実験の追試./JP )まあ、追試としてはそんな悪くないと思う。けど、ゲームの種類、習熟過程段階などに、もっときちんとした条件付けが必要だろう。ゲーム嫌いがこういう実験やっても結局否定データしか出さない気が。
 姉のところの掲示板から(ウチの姉はオタクとマニアが死ぬほど嫌いなので、皆様の身の安全のためにあえて無リンク) 「指輪物語」第二部「二つの塔」の日本語字幕に関しての、字幕改善グループによる感想 。第二部は字幕版を見ても安心のようです。ってか、第一部のDVDも改修してくれ。

 ここをご覧の方で直接・間接の知己がある方は「なんであのこと書いてない?」とか、「このことは書かないの?」とか思うかもしれませんが、私も今更真人間ぶるつもりはございませんが、人間、隠しておきたい裏の顔ってのはやっぱりあるんでございますよ。ってえか、元ボスの退官記念パーティのときに元ボスの奥さんに「あ、日記いつも見てます」とご挨拶されたときの私の固まり具合と来たら(一応、笑ってごまかしましたが)。


2002年01月20日() 旧暦 [n年日記]

いいわけ特集2ほか二本

 きのうに続いていいわけ。
 いいわけってより、今度は反省にちかい。
 友人にも指摘されたけど、「黒田氏が脚本家としては底が見えた」と書いたけど、これはふきすぎ。私のセンスからはずれてるから評価ができないが、支持されているところをみると、市場のニーズに応えてる脚本家なのだろう。そしてその方向で完成されつつある。完成、ってより作風が固まってきたっていったほうがいいのか。単にその方向性がわたしの気にくわないというだけなのだろう。だから、文句をいうなら脚本家氏よりは市場に文句をいったほうがいい。更には、市場なんて主体があるわけではないから文句がいいようがない。これは困ったぞ。文句がいえないではないか。むむむ。
 いずれにしても個人的好悪と対象の有能無能を取り違えた、初歩的な「やってはいけないこと」だったのは間違いない。
 ただ、気のせいだろうか。黒田氏は色気を出しすぎて脚本から妙なオーラがとびでてる気がする。それがテンポ・バランスを崩して、その色気を「どうだ」と見せつけられてるようで不快なのだろう。ひょっとしたら世間ではきれいにまとまった脚本より、そういった脚本のほうがわかりやすくて受けるのかもしれない。でもおなじスタジオオルフェなら、倉田英之氏のほうが、路線はやはり気にくわないところがあるながらも、うまいような気がするのだが。
  高千穂遙も絶賛 (と、いっていいのではないだろうか。単にほかの番組が作品としての てい をなしていないってことかもしれないけど。リンク先の02.01.18参照)の ヴァンドレッド the second stage、というよりヴァンドレッド。昨冬に第一期13話、今冬にその直接の続編の第二期13話を放送というかなり変則的な放送形態。しかし、実質第一期第二期あわせて26話の番組としてみたほうがいいだろう。わりと最初から断続的なエピソードの連続により構成するかたちで、一話一話に大きなはずれもなかったが、コレといってアタリというわけでもなかった第一期。第二期はそんな第一期で確立したキャラ、設定、伏線を十分に生かして骨太なストーリーを見せてくれた。(どこかでスタッフが「女の子をいっぱい出したいかにもなオタク向けアニメのふりをして、やりたいことをやる」といっていたような)
 主人公のみっともはずかしいだけのセリフも、結局全体としての評価を崩すことがなかったのは、行動レベルの描写と演出がきちっとできてたからなんだろうなぁ。伏線をきちっとはってフロシキもひろげながら、ちゃんと伏線の全てを回収してほぼ完全にフロシキをたたみきる。あー、なんか作劇のお手本みたいだ。高千穂さんが上で唯一難点をつけてる3DCGと2Dの解離も、最初はまだしも、後半は輪郭線を強調したり、軌道の残影を、リアリティを犠牲にして見やすいものにしたりと、技術の向上いちじるしく、個人的には及第点をつけられると思うのだけど、そのへんはわたしがあまいのかも。
 結局この番組で成功したのは、スタッフの努力と能力もさることながら、前半と後半のあいだをおくことにより、結果としてじゅうぶんな作業準備期間をとることができたからのような気がする。これは後半までに前半の熱がさめる危険性や、前半は本当に中途半端な駄作としてまともな評価をうけない危険性はある。しかし、アメリカでは30分番組でも一週間おきに放送する形態がわりと一般的なことを考えても、もしこのレベルのクオリティを保とうとするなら、作画作業的にも編成作業的にも一週に30分一話というのは標準的限界を割り込んでるということかもしれない。問題点も内包してはいるが、この放送形態が一般的になれば、前半はパイロット版的な意味合いを兼ねることにより、消費者(最近の傾向として放送した資産を二次的にソフトウェアとして販売することで収益をあげることが多い)も製作側も無駄なリスクをはぶけるかもしれない(前半のできいかんで後半の継続を決定することで)。いずれにしても、この番組は製作者側の戦略勝ちの面がつよいだろう。
  フルメタル・パニック! #1、2を見る。うーん、なんともいいづらい。原作小説は読んだことがない。だからアニメだけの話だが、画竜点睛を欠いてるというか、みどころがはっきりしない。作画的にはレベルが高いのだけど、シナリオ、演出が凡庸。凡庸というより、メリハリがついていない。わらいどころでわらえず、緊迫したシーンで緊迫せず、萌えどころで萌えない。大化けする可能性なきにしもあらずだが、期待はまったくさせてくれない。このご時世「作画レベルはおちるもの」と考えたほうがいいから、そうするとみどころはいったい……ひどいこといってるように読めるかもしれないけど、原作者ファンのひと、ゴメン。 地獄の黙示録 を意識してるのであろう、ワルキューレ騎行っぽいBGMとか、予告のA-TeamっぽいBGMとか、小ネタはあるのだけど。


2001年01月20日() 旧暦 [n年日記]

富士の高嶺に降る雪も…

 雪に代わりはあるじゃなし、解けて流れりゃ皆同じ…
 なんかすごい雪なんですけど。研究室まで歩いて二時間以上かかりました。あちこち車がすべりまくってます。ヒールのあるパンプスはいて滑ると騒いでる阿呆もおりました。 冬の風物詩です。
 名古屋は比較的雪は降らない方なんですけどね。でもまあこういうこともあるでしょう。子供たちはおおはしゃぎです。 雪国の人から見たら雪ではしゃぐなんて、ということもありましょうが、こちらではめずらしいんだから、たまにはしゃぐのは良いかと。

昨日の補足

  昨日の日記 ですが、数箇所から突き上げくらってます。(^^;
 ちょいと言い方悪くって足りない部分もあると思うので、補足を。
 前回はK村君の言い方になぞらえて「理屈」といいましたが、「思索」「考察」でもなんでもいいです。K村君から見て、理屈っぽく見えたという話です。
 もって生まれた感性というのは、裸眼の視力と同じようなものだと思います。良い人もいれば、悪い人もいる。 しかし視力というのは、眼鏡やコンタクトレンズで矯正できます。矯正しても、その人の視力が本当に良くなるわけではありません。 でも、でもそれで今まで見えなかったものに気付くかもしれません。
 無論、度が合ってないようなおかしな眼鏡をかければものは却って見えなくなります。矯正視力にここではなぞらえましたが、実際には度の合った眼鏡を作るよりそれはとてつもなく難しい事でしょう。
 天然で矯正視力なんてものはいらないなんて人は、間違いなく「天才」です。感性というのはセンスです。 センスは理屈でカバーできるものではないし、またできては天性のセンスではないでしょう。 しかし、なら凡才は裸眼のまま、ぼんやりとした視覚の世界であまんじていなさい、ということにはならないと思います。
 まず最初に感性(センス)ありき、それは間違いないと思います。感性の介在しない娯楽が人の心を動かすことは難しい、と私も思います。そして人各々に割り振られたセンスというのはかなりばらつきがある。それをどう補うか、凡才には凡才なりにあがく権利があると思います。
 先日感想を書いた「心では重すぎる」では、主人公佐久間公に依頼をしてきた男、押野は本物の才能に会って自分は所詮まがいもののガラスの才能に過ぎず、本当のダイヤモンドを目の当たりにしてしまったからには砕けるべきだ、と志を諦めます。それに対し、編集者の岡野は「そいつは馬鹿だ。多かれ少なかれ、人の持つ才能なんてのは所詮限りがある。それを一気に使うか、みみっちく使うかはそいつ次第だ」と言い切ります。
 どっちも正しいと思います。しかし敢えて言えば、岡田の台詞に共感します。私が書きたかったのはその「どうつかうか」という部分の話です。無い物を作り出すという話ではないです。

あ、それとウィルス

 ここ半月、ウチに何故かウィルス(ワーム)メールが届いてます。 Hybris と呼ばれるタイプの奴です。webブラウザで閲覧したページに書いてあるメールアドレスに自己複製してメールを送るウィルス。
 別にそんな阿呆なウィルスにこっちもひっかかりはしないけど、送られた添付ファイルを自動実行するような阿呆な設定にしてなおかつウィルスチェッカーも何も入れてないという人は格好の的になりやすいので注意。
 「最近webを閲覧してて、なんか妙に転送とかしたりして重いなぁ」など心当たりがある人は一度チェックしてみてください。