不定期日誌


google検索

日記内検索  ウェブ全体から検索

hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.9

先月 2024年05月 来月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
HNS logo

2013年01月16日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] AMNESIAとちはやふる2とビビッドレッド・オペレーションと琴浦さん

  AMNESIA 。主人公(乙女)がいきなり記憶喪失を自覚するも、バイト中、というところから始まる。例によって美少年・美青年たちが親しげに話しかけ様子が違う主人公を気遣うのだけど、主人公は彼らのことがわからない。しかも精霊を自称する彼女にしか見えない少年が、「記憶が無いのをバレないようにして」と言い……
 いかにもゲームっぽいシチュエーションだな、と思ったら、案の定原作はPS3の乙女ゲー。シチュエーション的には面白げ。ただ、この場合、ひと通りの検査が済んだら入院じゃなく通院になると思うから、オリオン(精霊)の助言って意味あるのか……? まあ、そういう野暮天なツッコミはともかく、いかんせん乙女ゲー原作モノは、やはりちときついのだよな……

  ちはやふる2 。2年に進級し、新一年生に対し競技かるた部をアピール。目論見通り太一目当ての新入生が殺到するが、千早の期待に反し、競技かるたとは縁遠い、軽い気持ちで見学に来た女子ばかり。その中に、やはり太一目当てでかるた部に来た花野菫がいて、容姿に恵まれた千早をやたらと敵視する。
 期待の新入生到来、なのだけど、案の定競技かるたなんてマイナージャンルに来るのは、奏の戦略で太一に釣られてきたミーハー女子ばかり(一名のみ例外)。当然千早が空回りするのだけど、その事態は千早と新入生との間のギャップのみでなく、千早とかるた部部員それぞれとのギャップを明らかにする。
 都大会、千早の女王戦、太一のA級進級の上に新入生育成までこなさいといけない状況で、千早は例によってタフというかめげないというか、本当に全部こなせるのかな、と。千早の頑張りだけじゃなく、周囲の頑張りの部分も大きいので、どう転んでもそれぞれの成長になるだろうけど。周千早もりに気を配ってばかりの太一に、自分のことを大事にするように促したり、成長はしてるし。あとは、菫ともう一人の男子の新入部員がどう動くか、なのか?

  ビビッドレッド・オペレーション 。「示現エンジン」の発明によりエネルギー問題が解決した未来。エンジンの開発者健次郎を祖父に持つあかねは、妹と共に伊豆大島で暮らしていた。すべてが上手く行った平和な世界、と思っていた矢先、謎の敵が出現、大島へと進攻してくる。通常兵器がまったく通じない敵に、祖父・健次郎はあかねが着用できるパレットスーツのみが人類の希望だと言い……
 監督が「ストライクウィッチーズ」の人なので、それの延長線上。軍事ネタではなく、変身魔法少女もの、だよなぁ……祖父がスゴイ科学者とか、お約束のネタてんこ盛りで、いかにも邪道な王道という感じ。
 ここまではっきりと王道なネタを詰め込むからには、後の展開に自信があるってことなんだろうけど、今のところ事前情報ではそれは見えてこない。作画等はかなり力が入ってる。とりあえず様子見かなぁ。
 あと、ビビッドレッドって、赤ブルマのことかよ。

  琴浦さん 。生まれつき人の心が読める能力を持った少女・琴浦春香は、そのせいで家庭は崩壊、友人も遠ざかり、誰にも心を開かないで過ごしてきた。やっぱりなにも期待しないで転校してきた学校で、常日頃からエロなことしか考えない男の子・真鍋義久と出会う。最初は傷つくことを恐れ、真鍋を遠ざけようとしていた春香だったが、裏表なく(エロいことばっかり考え)、春香の力を知っても邪心なく近づいてくる彼に、次第に惹かれていく。
 タイトルからしてほのぼの日常系コメディ、と思いきや、のっけにかなりヘヴィな展開。彼女のことを受け入れ、気をつけていたら避けられた悲劇なのかもしれないけど、誰にでも裏表は隠したいものだものなぁ。
 前半目一杯使って家庭崩壊、周囲から人は離れ、内心では「嘘つき」「化け物」呼ばわり。誰にも心を許さず、人を見下したような態度しか取れなくなっていたところで、いきなり真鍋の妄想が……いや、あの妄想どうよ?
 前半はひたすらきつい展開だったのが、それが一気にすっとびましたわ。
 ただ、このきつい展開は前提として必要なものだったのだろうな。誰も信じられない、誰にも心を開けない中で出会った、心を開ける仲間、そして好きな人、という展開の。
 今期の伏兵ですね。とりあえず この人 を見てほのぼのしてみるといいと思いますw


2012年01月16日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#46とフォーゼ#16

  ゴーカイジャー #46「ヒーロー合格」。ゴーカイジャーたちがカクレンジャーの大いなる力を託されるにふさわしいか見極めると言ってガレオンに居座ったニンジャマン。だがヒーローらしからぬだらけた生活態度にニンジャマンは怒ってゴーカイジャーたちを鍛えるといって連れ出す。ついてきたのはハカセ、アイム、ガイの三人だけなことに呆れながらも、メンバーの中では真面目な三人には好感を持ちかける。ところがそんな時にザンギャックの行動隊長ジュジュが現れ街中で人々を襲撃、マーベラス達も合流して現場に駆けつけるが、ジュジュはあっさり撤退してしまう。
 喜ぶゴーカイジャーたちだったが、街で襲撃された人々や、やはり攻撃を受けたハカセやガイも突然口汚く誰彼構わず罵りだし、しまいには諍いを始めてしまう。外に飛び出した二人を仲裁しようとするアイムだったが、マーベラス達は動かない。そんなマーベラス達を見て、やはり彼らにはヒーローの資格がないと、見限ってアイムたちを追うニンジャマンたちだったが……

 カクレンジャー編後編。諍いを始めるハカセとガイを見て、アイムとマーベラス達三人は完全に別行動。マーベラスたちはハカセたちを心配する素振りもみせず、ガレオンに居残る。でも、それは心配してなかったわけではなく、ザンギャックの作戦だと察して敵の居場所を叩いてハカセたちを助けるため、というのは定番。ハカセとガイの争いを止めようとするアイムも、傷つきながらも二人の間に体を張って割って入り、二人の良心を呼び覚ます。
 ニンジャマンは彼らを見て自分の失敗を恐れるあまり仲間を信じる心を忘れていたことを知り、カクレンジャーの大いなる力を渡す。って、巨大化ニンジャマンなんですが。合体はしない風雷丸ってところかなぁ。こっちの方が独立性が高いみたいですが。
 全部の大いなる力が見つけられたみたいだけど、次回、丸ごと全部奪おうとするバスコが罠を仕掛け、サリーを裏切るっぽい? ザンギャックとの決戦前にバスコとの因縁決着なのかな?


  仮面ライダーフォーゼ #16「弦・流・対・決」。突如現れた新たな仮面ライダーメテオ。しかし彼の目的はゾディアーツを倒すことではなく、牡羊座アリエスのゾディアーツを生み出すことだった。そのためにアリエスに進化する見込みのあるリンクスを逃したメテオとフォーゼはぶつかるが、メテオに圧倒されてしまう。
 腹の虫が収まらないのはもちろんだが、仮面ライダー部の目的と真っ向から対立するメテオのスタンスに、部員たちは対策に頭を悩ませる。
 しかしメテオの正体である朔田流星は気の弱い転校生を装いつつ仮面ライダー部への潜入を試みる。腰の低い流星に、ラビットハッチの秘密も知られたこともあり概ね好意的に迎えようとするライダー部の面々だったが、意外にも弦太郎が反対をする。
 一方、ホロスコープス陣営も、いよいよ後がなくなった園田先生が理事長に最後のチャンスを求めての嘆願をし……

 過去、ゾディアーツスイッチを使おうとして昏睡状態に陥った親友を持つ朔田流星。タチバナなる謎の人物からメテオスイッチとドライバーを渡され、親友を救える唯一の存在であるアリエスゾディアーツを探し求めている……という過去事情がほとんど明らかになってしまった流星。弦太郎から「お前の本当が見えないからダチとは言えねえ!」とまで言われてしまってるし、案外と見透かされてる感じと言うか。
 そもそもがタチバナに利用されている感が強い流星だけど、このタチバナなる人物の立ち位置が重要になってくるのかなぁ。Wのシュラウドに近いけど、彼女よりもっと悪意がある気がするのだけど。
 そんな利用されてる感の強い流星だけど、弦太郎のダチ理論に自分の友情が軽んじられてるように思えたのか苛立ちを覚え、つい本気で弦太郎に殴りかかってしまう。だが、それで流星の「本気」を感じた弦太郎は感動、流星のことを認めることに……これがきっかけで流星のライダー部仮入部を認めることになるのだけど、流星は常に本気を剥き出す弦太郎に戸惑いつつも、当初の目論見通り利用するつもりで仮面ライダー部に潜入できたわけで、いろいろ内乱の種になりそうな。弦太郎、ある意味友子以上に直感が鋭いけど、考察が欠如してるんでやっぱアホですな。
 で、リンクス戦はかなりあっさり目に終了。その代わりリブラと、復活スコーピオンとの戦いが。アリエスに進化するかもしれないリンクスを倒され怒る流星だったけど、「ダチのため」という行動原理がブレることのない弦太郎に多少心が揺れ動いたのか、二対一の戦いに加勢、メテオがリブラを受け持ったおかげでフォーゼはスコーピオンを再度破ることが出来る。でもその結果として、園田先生は「ダークネビュラ」なる空間に消え去ることに……
 メテオも、今回は協力したもののあくまで目的が違うことを強調。でもこれってかなりツンデレフラグのような……流星は相変わらずぶりっ子縁起ではあるけど。
 次回は弦太郎と賢吾が仲違いするらしいけど、リブラや流星が関わってるのか? 新フォーム「マグネットステイツ」登場のためのイベントではあるようなのだけど。


2011年01月16日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイジャー#47とオーズ#18

  ゴセイジャー #47「地球救星計画の罠」。ブラジラの使う天裝術が今の天裝術と違い、いにしえの天裝術であることに気付いたゴセイジャーたち。同じくいにしえのヘッダーであるゴセイナイトには、ブラジラの天裝術の方が相性が良いため逆らうことは出来ないのではないのではないかと、気持ちを暗くする。そんなとき、ブラジラが邪悪なヘッダー、バリ・ボル・ダラとロー・オ・ザー・リーを引き連れ現れる。しかもそれだけではなく、ブラジラの影響下に置かれてしまったゴセイナイトもダークゴセイナイトと名乗り現れ……

 今の地球と仲間であるゴセイナイトをめぐり、ブラジラと対峙するゴセイジャーたち。でも、ゴセイナイトはブラジラに操られてゴセイジャーたちの前に立ちはだかる。
 ブラジラは部下のヘッダーたちを「道具」と言い切り、使い捨てにすることも厭わないのだけどそれだけではなく、二万年前にも一緒に使命を帯びてやってきた仲間の護星天使たちから力を奪っていた。いや、なんつーか、流石にブラジラが「今の地球は汚れきってる云々」って言う資格はないような……
 ゴセイナイトを信じて戦うゴセイジャーたちはバリ・ボル・ダラを倒すが、それこそがブラジラの思うつぼ。ゴセイジャーたちに倒された邪悪なヘッダーは地球を滅ぼすための杭と化した。あとひとつ杭が出来てしまえば、地球はブラジラの思うがままになってしまう。つか、なんか迂遠な手が好きだよね、ブラジラ。
 それと邪悪のヘッダーの名前の元ネタは「ハリー・ポッタ−」と「ロード・オブ・ザ・リング」。大物で来ましたなぁ。ロー・オ・ザー・リーはなんか投げやりな気もしますが。


  オーズ #18「破壊と理由とウナギムチ」。一億円稼ぐためにセルメダルは全部回収する、と自分の目的を語る伊達。それのみならず、カブトヤミーからクワガタヤミーが分裂した理由にも頭を悩ませる。映司は、「もしかして強くなりたいという欲望の裏には本当の欲望があるんじゃないか」と気づき、梨恵に会い、確かめようとする。
 一方、バース装着者である伊達のことを調べようとしていた後藤は、バースに未練たらたらである自分に気付き、プライドと欲望の間で葛藤、放浪した挙句、行き倒れ同然にクスクシエにたどり着く。

 鴻上が見つけてきたらしいバースの装着者、伊達晃。飄々として「セルメダルは全部俺がもらうから」と言いつつも、人当たり自体は妙にいい。そして他人との距離をある程度取ろうとする映司たちと違い、どんな相手にもずかずかと踏み込んでいく。
 そんな伊達が推測した梨恵の本当の欲望とは、剣道部顧問の橋本への恋心。彼に振り向いてもらうために強くなろうとし、しかし彼が結婚することに絶望し、彼の結婚式をめちゃくちゃにしたいと望んでいた。そんな梨恵に「欲望はいいんじゃないかな。でも、自分を泣かせちゃいけない」と語る伊達。伊達の言葉に、梨恵は自分の欲望の暴走を止めようと駆け出す。
 でも映司、アンクですらも伊達の言葉の示唆するところを察したのに、なんというか……そりゃアンクも呆れるわ。
 しかし、お人好しでありながらも「意外と食えない男」である映司。伊達に「恋愛関係に鈍感なの、なんとかなりませんかね?」と泣きつきながら、メダルタンクに密かにタコカンドロイドを紛れ込ませ、ヤミーの出現場所を知る伊達の後をつける。
 結果的に共闘することになったバースとオーズ。ウヴァまで乱入して来、最初はバースを利用してヤミーを倒そうとしていたアンクたち。でも逆に利用されることに。伊達はほとんどセルメダル総取りなんだけど、やっぱりセルメダルが必要なアンクとみにくいセルメダルの奪い合いをすることに……まあ、端から見てる限りには愉快だけど、ずっとこれって困るんじゃない?
 そして今回初使用のウナギメダル。メズール系のメダルの使用は初めてだなぁ。特殊能力は、肩から腕にかけて装着された電気ムチ。次のエピソードで鳥系のメダルが揃うらしいのだけど、劇場版で初お目見えしたタジャドルコンボがついに出てくるのかな? その後で水棲系のシャウタコンボか? オーズベルト解析と劇場版で、恐竜系コンボも示唆されてますが……他にも甲殻類系のメダルもあるという話で、これのコンボもあるのかな?


2010年01月16日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ひだまりスケッチ×☆☆☆#1

  ひだまりスケッチ×☆☆☆(ほしみっつ) #1「2月27日〜3月4日 真っ赤点」。春休み前の期末テストで、赤点を取ってしまったゆの。折角の春休み前の休日に追試を受けることになるのだが、ひだまり荘の面々全員がゆのの追試のためにサポートをする。
 「4月1日・3日 ようこそひだまり荘へ」新学期直前のある日、大家さんがやってきてひだまり荘の空き部屋に新入生が二人やってくると言う。新しい住人を迎え入れようとワクワクするゆのたちだが、一足先に荷物を運びに来た新入生のお父さんに逆に食事に連れて行かれることに……

 前期は第一期と同じ一年の話だったけど、今期はゆのたちが二年に進級しての話。(まあ、その前にゆのが英語の追試を受けたりとすったもんだはあるけど。)そして空き部屋だったひだまり荘の二部屋にも新入生が入ってくる。一人はIT系にも強い活発な乃莉、もう一人は極端に引っ込み思案ななずな。「ちょっと変わり者(?)」ばかりのひだまり荘になじめるのかどうか。
 今回も前期、前々期と同じく楽しめそうです。

[アニメ] NEEDLESS#24(最終回)とエレメントハンター#27

  NEEDLESS #24(最終回)「クルツ・シルト」。原作の第一部ラストから改変し、オリジナル展開へ。全般的にパロディ臭の強い作品でしたが、最後はそれなりに綺麗にまとめたかと。まあトンデモ設定は目をつぶるとして。最後にそれぞれ見せ場はあったし(妖怪キャラカブリは除く)。
 わりと上手くまとめたとは思いますので、あとは原作が好きかどうかの話でしょうかねえ。


  エレメントハンター #27「膜宇宙外からの贈り物」。2クールかと思ったけど、きちんと3クール以上で安心。でもこの展開からすると、4クールまではさすがにないか。
 ネオQEXの登場、彼らとのコンタクトと失敗、そしてハンナとホミが取り込まれたりのエピソードから、ネオQEXが今度はハンナとホミの姿を模して現れる。やはり人類とのコンタクトを望んでるらしいけど、メンタリティから生態からまったく人類とは異なるので、お互い接触を望んでるにも関わらずなかなか上手く行かない。しかも、どうやらコロニーの中枢が企んでること、カー博士の本当の目的とも絡んでいそうなのだけど……
 ハンナがデザインされた人間だというのはすでにわかっていたけども、ホミもその可能性があったり、アリーがカー博士の意向で独自に動いていたりと、ラストに向けていろいろつながっていきそうな感じ。
 しかし、意外と面白い展開になってきたよなぁ。


2008年01月16日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ウエルベールの物語第二幕#1(#14)

  #1(#14)「再会の章」。前期はメ〜テレがネット局だったけど、第二期はメ〜テレでネットしてません。w でも、Gya0でネット放送してますけど。
 ふつーに続きですわな。公式でも「第二期第一話」ではなく「(通算)第十四話」として紹介されてるし。
 前期は戦争の危機回避のための旅だったわけだけども、今期はティナの復讐の旅。「シニガミバチのタトゥーの男」を求めて新たに旅立つティナ。そして、立場の違いからリタを旅に誘うことを一度は諦めるのだが……
 今回は以前のメンバーに加えてガラハド、ジンを加えて、道中はにぎにぎしくなったようで。でも、ティナにベタ惚れのジンに、影のある色男のガラハドも一緒なのだから、そっち方面でもごたごたしそう。まあ、シェリーはミルクとあまり変わりないのはデフォで。
 しかしグリーダム王妃、むっちゃ物わかりのいい人だったなぁ……サンガトラス国王の逆襲がありそうと踏んでたのだけど、それは今回はなし?

[アニメ] もっけ#14と狼と香辛料#2

  もっけ #14「ツエザクラ」。いつも通り、道すがら何かに憑かれないかとびくびくする瑞生。だが、そんな時たまたま落ちていた杖を手にすると、身体に力があふれて瑞生に取憑こうとしていたものが消えてしまった。大喜びでお爺ちゃんに杖を見せる瑞生だが、お爺ちゃんが言うにはそれは杖ですらなく、単に落ちていた棒に布が絡まって杖のようになったものだろうと言う。しかし、瑞生が杖と見たことで力が生まれたのだろうとも言われ、喜んで翌日からその杖を持ち歩く。だが、静流にはその杖から花が咲いているのが見えていた。そんなことも知らずに瑞生はその杖のお陰で物の怪にも憑かれず、学校での勉強も順調と喜ぶのだが……

 静流は瑞生が物の怪を退けたり学校で指された問題がわかったりしたのは、杖の力ではなく元々の瑞生の力ではないか、と疑うのだが、お爺ちゃんはそんな静流に杖桜の話をする。
 瑞生も最初は杖のお陰で調子がいいことを単純に喜んでいたが、だんだん力を増す杖を不気味に思い、手放そうとする。が、何故か手を離すことが出来ない。静流の目には、杖から瑞生の手に根が張られているのがはっきりと見えていた。
 結局お爺ちゃんに頼ることになるのだが、杖を瑞生の手から話す準備をしながら、「杖もいつまでもあるわけじゃない。俺もいつまでも生きてるわけじゃない。その時、お前はどうするつもりだ?」とドキッとするような言葉を投げかける。
 お爺ちゃんが杖を否定しなかったのは、杖桜の盲人に杖が必要だったように、物の怪への対処の仕方がわからない瑞生にも何か支えが必要なこともあるとわかっていたから。でも、杖も自分もいつまでも瑞生と一緒にいてやれるわけではない……お爺ちゃんがしばしば二人に突き放したような態度を取るのは、自分がいなくては、瑞生や静流たち一人きりではどうにもならないようになってはいけないから、ということなのだな。
 静流はそういう寂寥とした祖父の優しさに感づいたようだけど、瑞生はまだそこまでは行っていない。ただ、誰かに、何かに頼らず自分一人で歩けるようにならなければならないとは漠然と感じたよう。


  狼と香辛料 #2「狼と遠い過去」。なし崩し的に少女の姿をした狼ホロと旅をすることになった行商人のロレンス。見た目は少女だが中身は何百年も生きた妖怪狼のホロに、手もなく振り回され続ける。そんな時、一夜の宿を求めた修道院で、若い行商人ゼーレが儲け話を持ち込んでくる。近々とある銀貨の回収が行われるという極秘情報を掴み、それで一儲けしよう、と言うのだ。胡散臭さを感じるロレンスは、「嘘がわかる」と言うホロに相談するのだが……

 まあ、改めての話だけど、やっぱ基本的に作者はマネーゲームの人だなぁ、と。「農民は空気に正確」という言葉は、ロマンティックで説得力を持ちそうだけど、実際に農業やアウトドアをしてる人間だったらこういう言葉は逆に出てこない。何故なら、実際にはそんなことはないから。「歴」がそもそも農業上の必要性から発達したことでもそれは明らかだし、空気ではなく長年に培われた自然観察と経験によるものなのだけど。
 ま、それはともかく、今回はロレンスとホロのやりとりが中心。これがこの作品の柱でもあるのだけど。狼が云々かんぬんというところでも突っ込みたいところはあるけど、まあそれはあまり話の幹とは関係ないので控えておく。雰囲気はそれなりに出てるし、面白いことは違いないので。


2007年01月16日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ちょっと鬱々

 今日、二つほど落ち込むことがあり。って、どっちも落ち込むほどのことじゃないんだけど、こんなんで堪えるってことは気鬱気味なのだな。こういうときは深く悩まないで現状を整理し対策を考えることに専念するのが一番。悩んだって結果が変わるわけでなし。


  カレーでみんな健康に!? 不思議なウコンパワー産経 )。カレーのスパイスにはいろいろ効能があるとは言われてるけど、ウコンについてはマウスでの試験ではポジティブな結果が出てるとか。でも、こういう風に書かれると、「あるある大辞典」並の怪しさではあるよなぁ。カレーの好きなORさんには朗報かもしれない。


  体罰:「子どもの心…」の小学校長を処分 奈良県教委毎日 )。世も末だなぁ……つか、足をすりむいたくらいで一週間学校を休むってどういうこと? 子供に一人前の人格があるなら教育なんて必要なくて、一人前の人格を形成するために教育があるのだろうに。やりすぎはいけないが、体罰の内容を見るとそうは思えないけど。


  「国民の理解が不可欠で、現段階で国民の皆さまの理解が得られているとは思わない」日経 )。なら、どうすれば得られるか、ということなのだけど、安倍首相にそれが出来るかなというのはちと疑問。アドリブが効かせられない人だからなぁ。


  「ばたばた苦しむの見て楽しかった」猫虐待男の残忍さ…zakzak )。生き物が苦しんで死ぬのを見て、楽しいものかねぇ。けど、本名が発表されてないので「 男とみられる男に猫を譲り渡さないよう注意を呼び掛ける文書を市内の動物病院に出していた」って表記になってるけど、やっぱ変だよな……

[アニメ] まなびストレート#2とマスター・オブ・エピック#2とひまわりっ!!#2

  まなびストレート #2「まっすぐでゴー」。姉妹校の生徒会長が表敬訪問にやってくるというので、生徒会室を掃除しようとするまなびたち。だが何年も放っておかれた生徒会室は物でごった返し、むつきとみかんの三人がかりでも無理。メイのアドバイスで不要な物を捨てて整理することにしたが、まなびがその不要なものをバザールで売却することを思いつく。

 第一話で示された、ひたすら元気な主人公が学園を変えていく、というコンセプトに沿った第二話。バザールの売上金(+α)を何に使うかということになって、道具と材料を揃えて生徒会室をリニューアルしようということに。生徒各位に協力を募るも、最初は反応が薄かったのが、「生徒みんなのたまり場にしたい」というまなびの呼びかけに応えて、続々生徒が協力を申し出てくる。そんなに上手くいくわけない、ってのはそうだけど、変にねじくれてないんで安心して見られる。キャラクターの動きもひらひら動いて楽しいし。
 今回初お目見えのOPは、スタッフテロップがキャラクターの落書きという趣向。仲良し五人組という雰囲気は、見ていてほほえましい。
 ところで「生徒会長スタイル」はやってみただけなのか……


  Master of Epic #2。ショートストーリーごと自体には、一応つながりがあるのか。まあ、妙な、というか微妙なノリはあいかわらずだけど。でも、声の出演が微妙に豪華だな……田中真弓に井上和彦、郷里大輔に高島雅羅か……


  ひまわりっ!! #2「毒を食らわば、草までも」。今回、自分を食べた相手を植物化してしまう刺客が現れたけど、味噌汁で解毒って、なんなんだか。男子校側で唯一敵の手から逃れられたナナフシも出てきたけど結局影に徹するみたい。おとぼけながら、ラブ米とかは控え気味ってことか。〜  しかし隼人、一応自分がダメダメだと自覚してたのか……ダメとわかっててダメを貫き通すのは、まあ、ある意味男らしい……か?


2006年01月16日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] ライブドア家宅捜索

  東京地検、証券取引法の風説の流布の疑いがあるとしてライブドアの関係先の一斉捜索へFNN )。が、Livedoor側の発表は ライブドア、証券取引法違反により捜索を受けたとの報道を否定Y!hl )。どっちが本当だ?
 と思ったら 東京地検、証券取引法違反容疑でライブドアを捜索へ日経 )。  「NIKKEI NET」で16日午後4時過ぎ、「東京地検、ライブドア捜索・証券取引法違反容疑」との記事を一時配信しましたが、その時点で家宅捜索の事実はありませんでした。当該記事は既に削除済みです。ということで、第一報の家宅捜索は間違い、証券取引法違反容疑の為に地検が動いた(捜査令状を取った)のは事実、ということか。(18:04の時点で) よく見りゃFNNのも「家宅捜索の方針」だったか。で、現在→ 東京地検、証取法違反容疑でライブドア本社など家宅捜索日経 )。
 まあ、別にこれが即堀江社長失脚ということにもならんのでしょうが……


2005年01月16日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 伝聞による すごい 事実

 今回のNHK問題の周辺で、ここ数日では一番ウケたフレーズ発見。
  数学屋の眼鏡1/15
  >−−長井さんの伝聞による事実
 伝聞による事実! 新しい概念だ! すごい!
 ちなみに 伝聞による事実でgoogleってみると 、普通は「伝聞」として取り扱われることと「事実」として取り扱われることの間には距離を置いて考え取り扱う人が多いです。そりゃ、普通そうだわな。「伝聞」が「事実」であるかは検証を経なければなりません。検証がなければ「伝聞」は「伝聞」です。「伝聞による事実」という愉快フレーズはなかなかないですが、今回は実はそうやって検証を経ずに「事実認定」をしている人が多い気が。あるのは「事実」か「事実でないか」だけで、「事実かどうか、検証を待たねばならない」という項目が抜け落ちてる人が……

 よく考えると放送法3条により放送が法的に正当なもの以外は外部に左右される必要はなく(無論、第3条の2などに記された義務は果たさねばならない)、誰に何を言われても法的な正当性のあるもの以外には束縛されず、また言う方も束縛されないことを前提で言っているはず。だとすれば、安倍氏が明確に圧力をかけたり強制をしたという証拠どころか状況証拠もないのに、なぜ発言が問題だと責める人たちがいるのだろう? 不思議だ。

[映画][メモ] あゝ結婚

 主演:ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ
 NHK-BS2 19日(水)0:00〜01:40
 深+のマスターに薦められたので、メモ。

[アニメ][映画] 最低

 映画「ジャッカル」を見る。フォーサイスが「ジャッカルの日」を原作と名乗るなと文句を言ったらしいが、そりゃ、これは言うだろうなぁ。一致してるのは要人の狙撃をする謎の殺し屋を主人公が追う、ということと、殺し屋の名前がジャッカルということと、ごくわずかな部分部分。たった一人の正体不明の殺し屋が警察の包囲網を潜り込むように淡々と標的に迫り、一人の刑事と裏の読み合いをする手に汗を握る展開は微塵もない。これが面白いと思ってる人は「ジャッカルの日」の映画でも原作小説でもどちらでもいいから目を通すべき。
  ファンタジック・チルドレン は状況が一度説明された後での急展開。異星のお姫様の転生だったヘルガ、それを追う、異星の科学者だったべフォールの子供たち、そして彼らを狙う別勢力。この設定だけ見ると陳腐に見えるけど、その転生の設定、世界観、きちんと組み立てが出来てるので世界にちゃんと入り込める。トーマも実はただの無関係な傍観者じゃないみたいだし。でも、公式サイトは設定の説明しすぎ……
 最初の方だけで見るに耐えなくなってやめてた 双恋 だけど、途中からマシになったと聞いて視聴再開。ふ〜む、最終回、思っていた以上に綺麗に落としてた。恋愛経験なんてない、夢想だけしてたオタク少年がいざ気持ちをむき出しに見せられるとビビって逃げだしてしまうのだけど、それと向き合うことが出来るようになるまでの話、という感じか。結論は出さず続編作成の余地を残してるが、主人公が中学生だからまあこんなところまででいいだろうし、また綺麗に一枚薄皮が剥けたところで終わってるので、これで十分でしょ。
  舞-HiME #14。大筋は「僕の学校は戦場だった」。なんちゅーか、無茶苦茶だが、無茶苦茶な展開ほど面白くなることもある、という典型例。HiME大集合、でぼちんも活躍、楯がうじうじ悩みだす、って、そりゃ役に立たないのはわかるけど、もうちょっと扱いよくしてやってよ。次回は軍隊にカチコミかけるらしい。


2003年01月16日(木) 旧暦 [n年日記]

「人間の屑」作ってみますた

  深+ で飲んだ「人間の屑」の味が忘れられず(忘れろ(内心の声))、ドライシェリーとポートワインを買ってきて再現に挑戦。ドライシェリーは深+でも使っていたとおぼしき ティオ・ペペ 。それだと相当の辛口なので、ポートワインは甘口のサンデマン・ルビーポートを選んでみた。一番正しいのは「できるだけ安っぽい酒同士を合わせる」ことらしいが、そこまで安いシェリー・ポートがないんだからしかたがない。(十分安いんだが)
 作り方は至って簡単で同量ずつまぜるだけ、なのだから、なにも考えなくてもできる。試しに飲んでみると……こころもち、渋みが強くて甘味が足りない気が。こんなものだっけ? もう少し甘いポートを探した方がいいのかもしれない。しかし、これだけで十分である。これだけで一本あれば一日を後ろ向きにだらだらと過ごせそうな味。流石は人間の屑。おそろしや。
 昨夜は Wolf's Rain の第一話。どこか御伽噺的な未来の世界で、人に化け(人間を化かしてる、と言う方が正しい)、隠れるように生き長らえている狼たちと、彼らを「楽園」へと導く「花の娘」チェザの話。氷河期の世界の中、ドームの中の「街」へとやってきた狼「キバ」。彼は街の中の貴族の研究所に囚われた「花の娘」チェザの臭いを求めてここまで来ていた。しかし、街の中には人の姿を装うことで生きのびている狼たちもいた。そして、「キバ」もまた、狩人である「クエント」に追われる身だった。この世界に伝わる一つの伝説「世界の終わるとき、楽園が現れる。しかし、そこへの道を知るのは狼だけ……」伝説をなぞらえるように「楽園への道しるべ」である「花の娘」に惹かれていくキバたち狼。そして花の娘を手中におさめる「貴族」と、それにふりまわされる人間たち。独特の世界観や描写になじめるか、という敷居はあるが、期待を裏切らなさそうな出来である。
 話の出来とは関係ないところで気になったところは、「狩人」のクエントが持ってるライフル。回転弾倉式のライフルと言うのは確かにあったけども(しかし装薬の燃焼ガスの漏れなどの理由から、その他の方式のものに取って代わられた)、 なんでレバーアクションやねん!!!  回転弾倉式とレバーアクション式の長所、両方殺してないか? いや、雰囲気の道具なんで、こういうこと言うのは野暮なんだけどもね。
 野暮って言うと、昨日の ストラトス4 のバードストライクもそうなのかもしれない。シークエンスが無事に行われていく途中で、まったくの非人為的な事故が起こる(これは地上班が能力的に劣っているわけではないことを示すために、必要)、という演出上の流れでは、間違っていないと思う(けど、他にもう少しやりようがある気がしないでもないけど)。
 ろりはっくだとかちんまりはっくだとか言われてる .hack//黄昏の腕輪伝説 。相変わらず流し見には丁度良い出来。齟齬がなく、つまるところがない。けど、ダメ方面の煩悩もそれなりに多いぞ。頭痛い。
  不況なのにブランド物人気は衰えず 。日経団連の会長が こんなこと 言うわけだ。
  ここ数年落ち込み続きだったモスバーガーの業績、今期好調 。低価格路線が行き詰まって迷走しているマクドナルドと対照的に、ひたすらわが道を行くモスバーガー。メニューから店舗出店の戦略に至るまで、まるでコルトとS&Wのように対照的だなぁ(ってこのたとえってわかるのか?)。
  従軍慰安婦の戦後はまだ終わっていない?  いやー、あのですね、すべてをはなっから疑えとは申しませんが、もう少し「検証」の二文字は頭に叩き込んでおいた方がいいのではないかと。 こういう人 もいますし。(この人の過去の証言の 推移
  LINUX携帯電話の開発 。組み込みWindowsへの対抗馬ってことなんでしょうが、どんな進化を見せるのか。はてさて。
  知的称有権、20年の延長?  オイオイ、と言いたくもなるよなぁ。ごく一部のもの以外、多くのものは権利保有者に「死蔵」される可能性が高くなるわけだ。やるならやるで、必ずしも否定はしないが、「50年を越えて販売か継続されないものは自動的に消滅」とかして欲しいものだ。儲けたいのなら、それで十分でしょ? 著作権とはなんのために出来たものなのか、もう一度原点から考えてみて欲しいものだ。


2002年01月16日(水) 旧暦 [n年日記]

デジモン・フロンティア

 だそうな。>デジモン新シリーズ
 シリーズ構成は 小中氏 から変わるのだけど、どうもデジモンアドベンチャー関連の人らしい。うーん、デジアドおよびデジアド02は殆ど見てなかったからなんとも言えないけど、テイマーズの妙に人間関係が疎遠な、ありえそうな描写が好きだったのだけどなぁ。(海外でもデジアドよりテイマーズの方が好評らしい)
 日記のネタにしようと思っていた話題がニュースサイトで取り上げられてるのを見たりするとがっくり来る。「あー、あそこ見てネタにしたんだな」とか思われるのがシャクだから、割とネタにしたい話で無い限りそういうネタは回避する。後から見て取り上げられてる事もあるが、その場合は日付で明らかにこちらのアンテナの方が早かったんだから後の事は知った事じゃない。
 以前から劇場版ルパン三世(俗に云う「ルパン対複製人間」)の挿入歌「ルパン音頭」がここ数年立て続けに出たルパンのCDのどれにも収録されておらず、 なぜあの名曲を収録しないか と密かに怒りまくっていたのだが、実は 意外なところ に収録されていた。流石は芸の鬼、三波御大。普通なればヨゴレ仕事として隠したがるようなアニメや子供向け番組関連のものも堂々と発売しているのは流石。これだけで大物の風格が漂う。
 この「ルパン対複製人間」も実はDVD化されていないっぽい。「カリオストロの城」はされているのに。なんでこっちを先にDVD化しておかんのじゃぁ!(ぶんぶん) 脚本の大和田竺氏は調べてみるとアニメ作品より火サスなどの脚本を手がけている事が多いようである。「シュールだ」「わかりにくい」などの意見がある一方で「最後のルパンらしいルパン」と高い評価も多い作品なので、是非DVDを出して欲しいのだが……
 割と気に入っているテレビ雑誌 TVブロス にアギト最終回スペシャルとして白倉プロデューサー等が載っていた。読んでみると結構面白い。一番ニヤリとさせられたのは、「アギトの、仮面ライダーシリーズの中での位置付けは?」と云う質問に対し、直球で答えず「クウガの再評価に繋がると思いますよ。クウガがオーソドックスな仮面ライダーだった事がわかるでしょう」と答えている事か。それってつまりは遠まわしに「クウガが斬新と騒がれたけど、クウガはオーソドックスな仮面ライダーに過ぎない。アギトは仮面ライダーの『常識』を打ち破った作品」と言ってるのでは(遠まわしでもないか)。インタビューでは同プロデューサーが引き続き手がける「龍騎」について「さらに掟破りの鬼っ子」になると云っているので、ちょっと期待して良い気になってきた。あ、それと13人ライダーのバトルロイヤルってのは本当らしい。どうなるんだ?


2001年01月16日(火) 旧暦 [n年日記]

ばなー

 なんか上の方に変なバナーが増えてますが、まあそゆことです。ってえか、言葉のイキオイでやらざるをえなくなったのだけど。そんな暇があるのかといわれればないのだけど、ないのにやってしまう辺りがさがか。
 月曜はバイトで何時もの如くがたごとと電車に揺られてバイト先まで行ったわけですよ。途中で乗って来た高校生の話題というと、ドラクエ7なわけです。彼らがガンパレを知ってるかどうか知らないし、知らないのならもったいないとも思うのだけど、逆に知っていてやっても面白いと思うかも知らないし、また新し味がなくとも、コミュニケーションツールとしての意味合いが大きくとも、ドラクエやポケモンを楽しんでるのは確かだ。(高校生で今時ポケモンがはやってるのかと疑ったが、やっているらしいのだ。いや、別に悪い事はないが) それを考えると、裾野、絶対的なユーザー量が楽しんでるか、という意味ではそちらが昨年を代表するゲームに相応しい、といわれれば、納得はしないまでも、一面認めねばならない。
 大作の続編ゲームはある意味、当たる事を宿命付けられている。開発費・宣伝費の予算は前作を上回り、規模も上回らねばならない。ユーザーも、手持ちの予算は限られてる。当たりか否か一種の懸けである完全新作よりは、前作を基準に出来る続編を買ったほうがリスクはあきらかに少ない。それだけではない。そのゲームをやってるかやってないかというのは、所属する集団での優劣にも関わる。
 学校というのは特殊な空間である。教師以外の大人は、基本的に存在を許されない。一つの建物の中で朝は九時前から午後は少なくとも二時、三時まで、部活などがあれば八時くらいまで固定したメンバーで過ごす。外界との接触は、集団としてすら必然性はほとんどない。学校が教育施設であるのは間違いないが、別の意味を持つなといってもこれではいう方が無理である。その中で、ゲームの情報、達成状況というのはグループにおけるプライオリティになりうる。厳密にはそういうグループも多い、ということだけど。逆にそういうグループでは情報を知らない、達成してないというのはランクが下がる、場合によっては仲間外れになる可能性すら持つ。それは持っていない、ということも含めてである。子供の集団であろうが、集団というのは容易に移る事が出来ない。そして一日の大変を過ごす空間で、全く所属する集団がないというのも苦痛である。だからときどき大作ゲームの行列のインタビューで「みんなが買うから」と答える子供がいるが、あれば偽らざる姿でもある。面白いかどうかとはまた別に、情報としての価値も子供達には付加される。大人にとっても対人関係でのみ通用する情報の価値というのはあるが、子供にとってはほぼそれが対人関係の全てといってもそれほど間違っていない。
 それがゲームとして面白い、ということとごっちゃに評価されても良いのか、とも思う。ではゲームとして面白いってのは何か、といわれても一言ではいえない。簡単かつ正解なのは、自分が面白いと思えるものに投票する事だ。しかし、面白いというのはどういうことか。あの子達にはまだ早いのかなぁ。
 しかし女子高生が十人くらいの集団で「バトロどうよ?」っていうのはどうよ?