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2009年03月01日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#3とディケイド#6

  シンケンジャー #3「腕退治腕比」。一番年若いシンケングリーンこと千明。シンケンジャーとして戦う決意をしたとは言うが、他より腕が一段落ちると言われているわりには朝の鍛錬にも遅刻したりと自覚の足りない態度に、丈留はきつく叱るが、それは逆効果で修行をサボって、昔の友達に会いに行ってしまう。そこに現れたアヤカシのロクロネリを、千明は丈留を見返すチャンスと一人で戦おうとするが、手も足も出ずピンチのところを他のシンケンジャーたちが現れる。レッドも苦戦するが、なんとか相手の目をくらませて一時撤退する。
 丈留は「友人家族が巻き込まれるから過去を断たなければならないと言ったのだ」と千明がと会ったばかりにその友人が怪我を負ったことを責め、明日までにロクロクネを倒せなければシンケンジャーから除名すると宣言する。
 千明はロクロクネの攻撃を封じる作戦を考え、その為の特訓をしだすが……

 さっそく一番レッドに反発していたグリーンが不満を爆発。まあ、遊びたい盛りだからわからないではないけど。しかし真剣味が足りないのは確か。覚悟が足りなかったせいで、友達を怪我させたとレッドから指摘されるのだが……今回のは関係なくね? 過去を断ったところで、向こうが勝手に身内を捜し出して人質にされたら、人質を犠牲にしなければ意味ないし。平成の戦隊ものはそういう手は使わないからいいのか?
 で、グリーンが考えた策は、地下を掘り進んで予測できないところから飛び出して攻撃してくるロクロクネの腕を、逃げまくって絡ませてしまうこと。途中、レッドの水差しはあったものの作戦は成功。ロクロクネを倒し、悦に入るのだが……
 「二の目」で巨大化したロクロクネだが、シンケンオーではグリーンの作戦は使えない。だが、レッドは「問題ない」とグリーンに言い切る。相手の殺気を関知し、攻撃を防いだレッドに、自分の奇策と違い正当な技量で相手を倒したレッドに感服。目標として内心敵愾心は燃やしながらも、その技量と侍としての心構えを認める。
 一番問題ありそうだったグリーンが早々に片付いたなぁ。最初から仲間になってた組織じゃないし、リーダーが「主君」というこれまでにない関係なので、最初の数話で関係性を固めちゃうつもりなのかな? 次はブルーとピンクがメインの話っぽいけど、ブルーはブルーで問題ありそうだしなぁ。影薄くなりそうだし。
 ブルーって言うと、侍、侍、と言う割に、自分の家系は歌舞伎役者という「河原者」のすることだったのは、どう思ってるんだろう? 微妙な気がするなぁ。


  ディケイド #6「バトル裁判・龍騎ワールド」。龍騎の世界にやってきて早速この世界のライダーのことを調べようと、仮面ライダーの記事を載せていた雑誌「ATASHIジャーナル」の編集長に話を聞こうとしていた夏美。だが、夏美の目の前で編集長が倒れ、絶命してしまう。何故か首元に刺し傷があったこと、たまたま夏美が出されたケーキを食べようとフォークを手にしていたことから第一容疑者として身柄を拘束される。
 そんなことと知らない士とユウスケは、夏美にならおうと街に情報収集に出かけるが、ニュースで夏美が殺人容疑で逮捕されたことを知る。そして、夏美は検事、弁護人、事件の関係者が仮面ライダーとなって戦い合い、最後に勝ち残ったライダーが判決を下す「仮面ライダー裁判」にかけられるというのだ。
 この世界では弁護士になっていた士は「俺は夏みかんの弁護士で、仮面ライダーだ」とディケイドになってライダー裁判に参戦する気満々。しかしその前に「ATASHIジャーナル」のカメラマン、辰巳シンジが現れる。シンジも関係者としてライダーに選ばれたのだが、夏美が殺人を犯す人間とは思えないのに加え、気になることがあってライダー裁判に参加するのをためらっているという。
 その気になることと言うのは、かつてシンジの相棒だったものの、何も言わずにATASHIジャーナルを辞め大手雑誌社に鞍替えしたレンが、殺人の当日何故か編集部にいたこと。鞍替え以来姿を見せなかったのに何故、というのと、レンもまた仮面ライダーに選ばれていたことで、「もしかして彼が本当の犯人かもしれない」と思っていたのだ。
 士とユウスケは関係者に話を聞くが、士は副編集長の鎌田の話を聞いて何か引っかかった様子。しかし、レンへのわだかまりが高まるシンジはついに龍騎として裁判に参加、レンの変身するナイトと戦いを始める。そしてディケイドもまた、鎌田の変身したアビスに苦しめられる。

 ディケイド、龍騎にならなくてもミラーワールドにも行けるのかよ。なんでもアリだな。
 今回の龍騎の世界では検事・弁護士や事件関係者がライダーになって最後の一人になるまで戦う「仮面ライダー裁判」が行われてるのだけど……いろいろ問題がありすぎてどこから突っ込めばいいのかw 面白いからいいんだけど。
 シザースとインペラーはやっぱ噛ませ犬で、やっぱ火力がありすぎるゾルダはそれなりに強敵になってしまってる。まあ、サブメインのライダーだったし。
 で、今回初登場なのは仮面ライダー・アビス。サメ型モンスターのアビスラッシャーとシュモクザメ型モンスターのアビスハンマーと契約したライダー。昔の裁判記事らしい写真にはファムが写ってたし、ディケイドを「聞いたことがない」と言ってるし、変身するライダーは幾つかのものから決まっているらしい。しかも倒したライダーのカードも奪えるらしいのだけど、これはオリジナルの龍騎と違うなぁ。
 レンを徹底的に疑い倒そうとするシンジに、「お前に戦いは似合わない」とやめさせようとするレン。そして色々雰囲気が怪しすぎる鎌田。次回士が殺人トリックを見破るらしいけど……
 それと、おもちゃ雑誌を見ると龍騎、ブレイドの次は555っぽい。龍騎の超絶変身はドラグレッダーに、ブレイドの超絶変身はブレイラウザーに似た「ブレイドブレード」、555のは「ファイズブラスター」らしい。555のは555で出てきた変身アイテムとまったく形の違う大型武器。それ以上にどういう世界になってて、タクミがどんなキャラになってるかが気になるけど。
 あと、二号ライダー(クウガじゃなく)の情報も露出。二号は青いディケイドっぽい「ディエンド」で、ディケイドが「仮面ライド」によって他のライダーに変身するのに対し、ディエンドは他のライダーを「生み出す」らしい。おもちゃの付属カードには王蛇とカイザがあったけど、他人に意のままに操られる浅倉や草加だったらちょっとがっかり。


2009年03月02日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 本当なのかな?

 夕べ寝る前に何気にニュースチェックしたら 【民主党解剖】第1部「政権のかたち」「小沢首相」は大丈夫か産経 )だなんて記事を見て、その中にある部分にびっくり。
 2月上旬、都内で開かれた民主党議員と支持者による会合。党代表、小沢一郎が発した言葉に会場は一瞬凍りついた。 「拉致問題は北朝鮮に何を言っても解決しない。カネをいっぱい持っていき、『何人かください』って言うしかないだろ」 「まさかこんなことを言うなんて」とか、「なんて不謹慎なことを!」でもなく、「こりゃいくら他のマスコミがスルーしても世間で騒がれるわ」と思ったら、今朝の産経の一面。産経、やる気だなぁ。
 案の定2chのニュース速報+ではまつり状態。実際は、この発言が本当になされたのか、またこの発言はどのような文脈の中でなされたのか、がわからないと何とも言えないのだけど、国会で自民党の細川幹事長がこのことについて触れたらしいし、民主からもなんらかのリアクションはあるでしょうね。
 個人的には金銭的手段も手段のひとつとして考えておくのは間違いではないと思いますが、この部分だけ見る限り、手段としての有効性等、数々の疑問、問題があるように見えます。それも含めて、民主の反応を待ちたいところ。いえいえ、ワクテカなんてしてませんよ?

 ディケイドの超絶変身について、どうも玩具パンフレットからかなり情報が既に流れてるらしく、アギト、電王、響鬼、カブトのものについて明らかになっている。アギトはマシントルネーダーのスライダーモードに、カブトはカブトゼクターになるらしい。響鬼はちょっと変ってて、ディスクアニマルのアカネタカと音撃鼓の三段変形らしい。ディスクモードが音撃鼓になるのかな?
 で、一番目が点になったのが電王。電王が超絶変身するのは……モモタロス? ってオイ! 人型から人型への変身って意味あるの!? てか、電王だけ乗り物でも武器でもないというのが……デンカメンソードも玩具には付属してるらしいですが、そうなるとどういう使い方なのかがますますわからなくなる。もしかして、発想が逆? 電王がモモタロスに変身するんじゃなく、モモタロスが電王に変身するとか?
 それと、最終フォームの「コンプリートフォーム」ってのも流れてた。9人の仮面ライダーのカードが身体のあちこちに貼り付けられたデザインなのだけど……ブレイドのキングフォームは紋章化してたけど、こっちはそのまんまだから、どうなんだろう? 間違いなくインパクトはありますが。「コンプリート」ってくらいだから、全部のライダーカードを集めた以降の登場だろうけど。
 また、ブレイド世界は成果主義のライダーバトルという、なんだかいかにも現代的なアレな設定が。ブレイドは大々的に「職業仮面ライダー」を打ち出してたし、面白いは面白いんだけど。


2009年03月03日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] たしかにワクテカはしてましたが

 北朝鮮発言も吹っ飛ぶこの急展開はなんなんでしょう?
  民主・小沢代表の秘書逮捕 規正法違反の疑い 東京地検朝日 )。そして現在、小沢氏の足取りが掴めなくなってるようです(21:10時点)。西松建設の贈賄疑惑については知ってはいましたし、「自民民主問わず大物が名を連ねてるのになんで騒がれないんだろう?」とは思ってましてが、このタイミングでのこの展開にはさすがに唖然。
 まあ、私的な感情論はさておき、どのような経緯にしろ、これだけの騒ぎになったのですから小沢氏は国会と国民に対してきちんと説明をしなければならないでしょうね。これまで、自民のあれこれについて自分がそう求めてきたように。
 ああ、感情論は書かない、と言いましたが、一つだけ。
 「麻生が退陣、解散総選挙することこそ最大の景気対策」「民意を問うのが筋」と言ってきた方々は今も同じ意見なのでしょうか? 違うとすればどうして考えを変えられたのか、是非ともうかがいたいものです。
 しかし、ホントに急展開過ぎる。

[アニメ] みなえり

  みなえり #9「そうか」。なんだか学校で険悪な雰囲気のチアキと冬馬。どうも昨日冬馬がチアキの家に行ってからのことらしい。雰囲気に耐えられなくなった内田とマコトがカナに理由を聞きに行くのだが……
 クリスマスにチアキへのプレゼントで悩むハルカ。しかも特大の靴下まで用意していて、ますます悩む。たまたま遊びに来た藤岡に、去年同様チアキへのプレゼントに何がいいかを聞くのだが……

 チアキと冬馬のみかんをめぐってのいさかい……と思いきや、二人の怒りの矛先はカナ。カナのみかんに手を出したところ、二人してカナからすごい剣幕で拒否され、ケチだの絶好だのと二人でカナの悪口を言い合ってたのを誤解されたというオチ。しかも、二人が喧嘩したと思って理由を聞きに行った内田とマコトまで同じ状態に……ダメだこいつらw
 チアキのクリスマスプレゼントに悩む南家だけど、カナの適当な思いつきが結構いい方向に。何が来てもいいけど、来るのは楽しみなのは同じなのか。でもいくらなんでもあの大きさは欲張りすぎ……一方、もうひとつの南家は……冬馬の大人の対応とアキラの空気の読めなさっぷりの落差が。ホントに同じ血を引いてるのか、こいつら?
 で、やっぱり空回りの保坂。いやいや、まだまだ保坂は輝けるはず!


2009年03月04日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 知らんかった

 昨日「収賄疑惑」と書いたけど、昨日の時点では「不正献金疑惑」だったんですな。つか、不正献金と収賄はわりと明確に違うものなんですな。つまり、企業の側から自発的に提供するか、政治家・公務員から要求するか(この場合、要求のみでも収賄になるようです)。
 え〜っと、つまりは昨日の時点では企業側から小沢氏の政治団体に献金をしたと主張されて他ので不正献金。でも、今日は西松建設の元社長が「小沢氏政治団体からの要求」と言ってるとのことなので、収賄の可能性が高くなってきたのですな。受けとりゃ同じじゃん、とも思えるけど、不正献金の規制は「献金を適正なものにする」ということらしいので、ちょっと意図が違うようですね。
 国会会期の異例な捜査ですが、検察側もそれなりの手札は持ってるようなので、その上での大物釣りなら、まあありうるかもなぁとは思います。気になるのは、大物とはいえ政権党でない野党の小沢氏が便宜をはかるためにいかなる手段を用いうるか、ということでしょうか。地検は司法のプロだし、小沢氏も手をこまねいてるだけってことはしないだろうし、丁々発止の行方は、いずれにしても様子見。


  ネットの無料モデルに“マスメディア”の未来はない週刊ダイヤモンド )。話の流れを見ると、ネットが既存マスコミに与える影響の考察としては、まあ、おかしなものではないのですよね。ただ、アレなのが前文。
“情報のゴミ溜め”インターネット(以下「ネット」と略します)は、マスメディアとジャーナリズムを どんどん衰退させています。しかし、かんぽの宿に関するネット世論から明らかなように、 ネットがメディアの中心になったらとんでもない社会になります。かつ、マスメディアは成長産業である クリエイティブ産業の中核です。マスメディアは経済・社会に不可欠な存在なのです。 従って、マスメディアをいかに再生させるかが重要となります。そう言うとすぐに“通信と放送の融合” を持ち出す輩が多いのですが、それ程いい加減な議論はありません。マスメディアにとってネットはまだ儲からないからです。
しかし、再生の過程でネットを避けて通ることは出来ません。
そこで、今回は、マスメディアがネットとどう向き合い、どう取り込んで行くべきかを考えたいと思います。
 かなり言葉がきつい、というか、汚いとも取れる書き方なのが気になるところ。つか、既存マスメディア擁護に感情が先走ってる、とも取られかねない文章なんですが。最初の表現のどぎつさがすぎればそれほどおかしくもなくなってくるのですが、どういう意図なのかなぁ、とは思ってしまう。危機感としてはわからなくもないのだけど。


2009年03月05日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] (たぶん)最後の昭和劇場

 小沢氏の不正献金疑惑について、「西松建設が小沢氏に献金していたらしい」という程度の概要しか知らなかったので、色々出てきた情報をあちこち見てみたんですが……なんて言えばいいんでしょう? なんだか無茶苦茶懐かしい気分?
 大手ゼネコンとの癒着、地方の大物政治家、秘書、元秘書を通じての支配力の発揮、秘書の自殺の懸念……どこの昭和の不正疑惑ですか?
 いや、大物政治家の不正疑惑は今でも、そしてこれらかもたくさんあるでしょう。建設会社との癒着もそうでしょう。要素要素はこれからもいくらでもあるでしょう。でも、これだけベタベタな昭和ぶりのお膳立てで、これだけ大きな不正疑惑というのは長らくなかったし、おそらくこれが最後になるのだと思います。
 そう考えると、いろいろ腑に落ちたりもするのです。小沢氏が国策捜査との批判。これはもちろん国民へのアピールもあったのでしょうが、師匠である田中角栄、そして次に使えた金丸信の身に降りかかったことが今自分にも降りかかりつつある事への慟哭だったと考えると、妙に納得できたりします。
 また検察側も、西松建設元社長の供述などの材料が揃ったこと、一部容疑に時効が迫ってること、あるいはそれ以外の事情もあるのかもしれませんが、それに加えて、かつて新人だった頃、あるいは検察に入ってすらいなかった頃に見た、大捕物を彷彿をさせるシチュエーションに、何か感じるところがあったとしても、それはそれで不思議ではないと思うのです。
 この捜査の行方、起訴に至るのか至らないのか、起訴されたとしてその結果がどうなるのか、その結果の如何によらず、このようなタイプの大型不正疑惑はおそらくこれが最後になるのだと思います。フィクションのドラマを見るがごとき気分でいるのは不謹慎ですが、それでもどこか、この事件を見る視点にノスタルジックな気分が常につきまとってしまいます。

[アニメ] とらドラ#22とそらかけちょっと

  とらドラ! #22「君のいる景色」。修学旅行で滑落してしまった大河を助けた折、夢うつつのまま竜児を北村と勘違いした大河から「どうしたって竜児のことが好き」と衝撃の告白を受けた竜児。大河は迎えに来た母親の処でずっと療養しており学校には不在。竜児は悶々とした気分のまま過ごしていたが、その気分をさらに落ち込ませるように、進学希望調査が行われる。泰子の負担を考えると、この上負担をかける大学進学を選択することが出来ない。だが、ゆりから進学ローンや奨学金のことを持ち出されても、竜児はまだ大学進学を選択肢にすることにためらいをおぼえる。だがみのりや友人たちは迷いを見せず、また将来のことを見据え始めて、竜児は焦りを感じる。
 そんな竜児に泰子は進学しろと言うのだが、泰子にこれ以上の負担がかけられるとは思わず、素直にその言葉に甘えられない。
 そんな時、竜児の前に大河が帰ってくる。竜児の心配とは裏腹に、学校をサボって父親と違って仲のいい母親と一緒に遊んで満喫してきたという大河。そしてあくまでみのりと大河の仲を応援しようという彼女に、冬山の告白を聞いてしまった竜児はいたたまれず、以前のように会話することができない。
 そんな中、泰子が雇われママの他に、昼のアルバイトまで始めるのだが……

 現在発売されている最新刊である9巻分に突入。新刊10巻が今月10日に発売らしいですが。
 頑ななまでに竜児のバイトを許さず、学業に励むように言う泰子。言葉と態度はソフト、というかくにゃくにゃなのだけど、二人きりで寄り添って生きてきた竜児には、その言葉は強制に等しい。しかし、 独身 ゆりちゃん先生に奨学金等の示唆をされても進学という選択肢をちゃんと視野に入れることが出来ない。それは、ちゃんと反抗期をしたことがない竜児の、泰子のことを思っているのだけど泰子の気持ちが押しつけがましく感じてもいる、鬱屈した気持ちの発露なのだけど……今回は仕込みの回ですね。
 仕込みというと、何気にメインサブ、サブのキャラたちもいろいろ仕込み。みのりはなんであんなにバイトばっかりしてるのか、クリスマス以来態度が冷たくなった、というより諦観っぽくなった亜美の事情とか、まあ、多分あれこれ。
 いつも通りコメディもあちこちに差し挟まれてるのだけど、大河の悲壮とも言える想いと、進路や恋に思い悩み苦悩するのが見え隠れするため、どうしても重くなりがちな。
 次回はもっとアレな事になりますなぅ。
 それにしても次回予告の 独身 ゆりちゃん先生が壊れすぎてて……

 そらかけは……どう言ったらいいんでしょう? 微妙な小ネタがいろいろあるんですが。クサンチッペの擬人化と思われる馬場つつじが、 コレ のパロやってたり。時期を外したというより、もうおぼえてない人もいるんじゃないでしょうか? 福山潤のセクハラ台詞は相変わらずでよろしゅうございましたが。いや、ニーナのシスター姿がいいなんてマニアックなことは思ってませんからね?


2009年03月07日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] まりほり#9とドルアーガ(2)#9と黒執事ちょっと

  まりほり #9「穢された聖母(後編)」。いよいよ聖母祭当日になった天の妃学園。当日の準備を実行委員として粛々と進める鞠也たちだが、絢璃は苛立ちをつのらせていく。どうして絢璃がここまで鞠也を嫌うのか、それは過去、幼い頃に絢璃と鞠也の間であったとある事件がきっかけになっていた。
 「妄想の果てに」。かなこのクラスでは、最近学校で起こった怪奇現象の噂で持ちきり。一晩で血に染まったプール、グラウンドに残された血の足跡などなど。だが、それを聞くかなこの顔色は冴えない。実はその噂の発端は全部かなこの行動。そのことをあっさり鞠也に看破されてしまうが、かなこは「誰も全部を知らない7不思議」の話を聞かされる……

 あれ? 聖母祭をクライマックスに持ってくるかと思ったら、違うのか。もしや、前倒しで一周忌の話をやるのかな? 公式サイトの予告だと、どうも前倒しで鼎先生登場、そして最後はオリジナルっぽいけど……
 かなこの鼻血の演出がグローバルというか惑星単位にまで達してしまってるんですが? あと、やっぱり「ピンクだったね」は……このエピソードではかなこ、なけなしの真人間としての常識が激減してしまったような……
 まあ、見られてても全員女子だった、ってことで。あ、一人だけ男がいたか……
 後半はオリジナル。ちょっとかなこの鼻血とゴッドのブラックさに頼った話になってしまったような。これなら「通勤電車の人」の話を持ってきても良かったんじゃないかなぁ。あ、あの話はちょっとかなこがまともな人っぽいから前半とのギャップが出てしまうのか。


  ドルアーガの塔 the Sword of URUK #9「夢の終わりに」。ついにアミナの手下としての本性を現し、ジルたちを裏切ったヘナロ。二騎士を操り一行を行動不能に陥れると、カーヤと、重症を負ったクーパを連れて最上階へと向かう。かけつけたジルは意識を取り戻したファティナたちから話を聞きショックを受けるが、一刻も早くヘナロたちを追って最上階に行かねばならないにも関わらず、その手段がない。そこへやってきたのはマイト・ザ・フールを連れたウラーゴン、そしてほとんど手勢が倒れてしまったグレミカたちだった。
 一方、外界では暴君となりはじめたギルガメスを倒すためエタナたちが蜂起するが、自分の暴走を止めるための最後の希望であったカーヤがもう一人の自分に捕らわれたことを知り、ついに王は本来の心をほとんど失ってしまう。

 「カーヤ様は怒っておられるのが一番似合っておいでです。笑顔はとても腹黒く見えますので」って、クーパ、そんなに真実を率直に言っては……
 最初、単に頑丈そうでつけいりやすそうだという理由でジルをギルガメス嗜虐の道具に使おうとしていたカーヤ。だが、旅をしているうちにジルや仲間たちに情が移り、裏切るような真似をしてまで彼らを置いてけぼりにして助けようとしていた。だがその意に反して自分を追いかけてきたことをクーパに聞かされ、悲嘆にくれる彼女に放ったクーパの一言。苦労人だけど相変わらずむやみやたらな前向きさがカーヤをちょっとだけ救うのだけど、状況的にはかなり厳しい。
 マイトの力を使って一気に最上階へ向かうジルたちだけど、ギルガメスの回りには兵とヘナロが操る二騎士が。ギルガメス自身も弱いって事はないだろうし。ただ、本来ジルたちを抹殺して止めるのが命令だったのに、足止めだけしたことから、ヘナロは非情になりきれないのと、自分に命令を下したアミナが負の感情に駆られたギルガメスにより殺されたことを聞いたから、裏切る可能性はありそう。
 グレミカ、ウラーゴンたちと一時的に手を結んだジルたちと対照的に、元々取り憑いていたサキュバス、そしてグレミカたちのところから逃げ出したカイを手中に収め、ただ一人で最上階に向かうニーバ。神に対する怒りがモチベーションのニーバが、ただ単にギルガメスを殺すだけが目的とは思えないのだけど……
 そして、グレミカが示唆した「塔の外に出る方法」。ギルガメスを倒し、塔のコントロールを奪えば外に戻れないことはなさそうなのだけど、「ただ……」と言いかけたところからみると、なんらかの代償が必要なよう。コントロールする一人は塔内に残らなきゃいけないとかなんだろうか?
 ウラーゴンとメルトの大人らしくないいがみ合いはさておき(もっともメルトがクーパのことであれだけ取り乱したのは初めてなのだけど)、今回の入浴シーン担当はエトナでした。結構なボリュームです。<何が?


 黒執事。インターミッションな話で、ボンクラーズな使用人の方々も過去があって影では活躍してました。な話。いや、いい話なんだろうけど、どうしてもツッコミポインツが気になってしまいます。銃器的な意味で。この時代で自動拳銃はネーヨとか(ないこたないんだけど、あんなんはない)、ボルトアクションライフルをなんで遊底引かずに連射できてるのとか。あと、メイリンは眼鏡があった方がいいかない方がいいか迷うところ。(そういう問題か?)
 あと、使用人以前にプルートゥの不自然さを気にしてください、襲撃者の方々。


2009年03月08日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケンジャー#4とディケイド#7

  シンケンジャー #4「夜話情涙川」。なんだか最近流ノ介の様子がおかしい。いつも以上にメンバーの相談に乗ったりしようとしていて、皆からいぶかしがられたり鬱陶しがられたり。そんな時、アヤカシ出現の気配がして出撃すると、アヤカシ・ナミアヤシ一人の少年につきまとっていた。シンケンジャーが少年を保護するとあっさり撤退するが、その際に「友達同士の話さ」と意味不明の言葉を残していく。
 その少年も姿をいつの間にか姿を消してしまい、ナミアヤシと何を話していたのか聞こうとするのだが、見つけ出したその少年・良太は明日所属する野球チームの試合だというのに浮かない顔。話を聞ける雰囲気ではなく、流ノ介と茉子がしばらく監視することになる。様子を窺っていた二人だが、突然素振りを始める良太を見て茉子がいぶかしむのに、流ノ介は「私にはわかる。不安なのだ」と口にする。その一言から、茉子は流ノ介が最近皆の相談事を聞き出そうとしていたのは自身の不安の裏返しだったと察してしまい、恥ずかしさと気まずさから流ノ介は情けない自分に喝を入れてくれと迫るのだが、茉子は逆にそんな流ノ介にキュンとなってしまう。

 ゴーオンシルバーに続いてダメ男好きですか。それに姉御肌だけど将来の夢はお嫁さん、ってのは、最近のデフォですか? レスキューフォースのレイといい。関係ないけど、レスキューフォースはへっぽこだけどいいよね。
 それはともかく、流ノ介のダメ男さにときめいてしまった茉子はいそいそと殺人料理を作ったり(ベタだ)、手編みのマフラーを差し入れしたり……そのマフラー、一晩で編み上げたりはしてないですよね? あと、シンケンマルをそんなことに使ってレッドは何も言わんのか?
 結局外道衆の企みというのは大勢の人間をむやみに恐怖させるより、一人の人間を深い悲しみに突き落とす方が三途の川の水位は上がる、ということで、最近祖父をなくしたばかりの良太に「大事なものを捨てたら、おじいさんは戻ってくる」と嘘を付き、野球を捨てさせた上で祖父がよみがえるなんて嘘だと突きつけ絶望させることだった。
 それぞれの将来の夢を捨ててシンケンジャーになった流ノ介と茉子は激怒。駆けつけた他のメンバーを差し置いてナミアヤシを倒すのだけど、倒した後、これまでのバカップルっぷりを茉子に向けようとする流ノ介を、茉子は……ああ、やっぱそういうオチですか。いや、いいんですが、茉子姐さん、それじゃ多分一生「かわいいお嫁さん」は無理だと思いますよ? 独身と一緒にマンション買います?


  ディケイド #8「超トリックの真犯人」。夏美の審議を巡ってミラーワールドで戦いを繰り広げる龍騎、ディケイドたち。一旦全員ミラーワールドからはじき飛ばされるが、シンジはレンをなじることをやめない。そして、レンが桃井編集長を殺した真犯人だと疑わないシンジは、一旦ライダー裁判の中止を申し出、再度レンを殺人容疑で裁判しようと言い出す。副編集長の鎌田も異存はないと言い、やる気なさげに士も同意するが、それに反対をしたのは意外にもユウスケ。シンジたちの話をするレンの目は、「自分は破壊しかできない」とうそぶく士と同様、悲しそうな目だった、そんな目をするレンが犯人だとは思えない、と言うのだ。
 そんな時、レンはミラーワールドで孤独な戦いを続けていた。オーディンと戦い、なんとかこれを倒したレンはオーディンの持っていたカードを奪うが、そのレンを鎌田の変身したアビスが襲う。駆けつけた士たちに止められた鎌田は「真犯人に自白させようとしていただけだ」と弁解するが、レンの目的は元々裁判そのものではなくオーディンの持っていたタイムベントカード。レンがATASHIジャーナルを辞めたのはそもそも桃井の薦めであり、あの殺人があった日、桃井から呼び出しを受けていたというのだ。しかし話を聞く前に桃井は殺されてしまい、レンは取材で時間をさかのぼるカードを持つライダーがいることを聞いていたのでそれを捜していたのだ。
 話を聞いたシンジは傷ついたレンの代わりにタイムベントで事件当日の現場へ。桃井と夏美のいる応接室に飛び込んだシンジ、そして後を追ってきた士が見たものは……

 士も言ってたけど「そんなトリックありかよ! そもそも人間業じゃないだろ」はまったく同意。そんなんじゃアリバイもへったくれもないわな……そもそも最初の現場で窓ガラス割れてなかっただろw
 シンジが自分たちのことを捨てたと思っていたレンは、実はシンジの写真に嫉妬し、スランプに陥りかけていたことから桃井によその会社で自分を見つめ直すことを薦められていたと知り、また、ライダー裁判への参加目的がタイムベントで過去に戻ることだったと知って、レンに対するシンジのわだかまりは解ける。「どっちが勝つか負けるかじゃない。二人で一つ、俺たちはチームなんだ」。外で経験を積んできたレンと、シンジの気持ちは再び一つになる。また、本当は優しいのに悪ぶった態度を取る士の優しさを信じるユウスケと、「俺は疑い深い。だから俺の相棒の信じたものは無条件で信じる」と、ユウスケへの信頼を初めて口にする士。龍騎ワールドのキーワードは「相棒」だったのか。まあ、オリジナルの慎司と蓮も、異なる価値観を常に対立させながら最後には敵対を越えた立場になったしなぁ。
 それにしても鎌田の正体……ライダー世界が融合しようとしてるそうだからその前兆なのだろうけど、それはなかろうて。w そういえば、本編ではハートのカテゴリーKは出てきてなかったのだっけ? 次のブレイド世界で出てくるのだとしたら、新造になるのか。
 で、次のディケイド世界は……「ブレイド食堂いらっしゃいませ」って、「東京上空いらっしゃいませ」? 格差社会ってより、ひょっとしたらトランプゲームの「大富豪」? 革命はありですか?


2009年03月09日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] なんだかよくわからん

 昨日の日曜討論やらサンデープロジェクトやらを眺めつつ小沢氏の不正献金疑惑について情報を頭の中で整理しようとしたのだけど、どうにもまとまらない。両番組での鳩山氏、田中氏の主張の共通項を見ると、
  • 迂回献金は日常茶飯事で、実質上これまでそれで摘発されることもなかった。
  • 迂回献金は自民議員もやっていることだ。
  • なのに小沢氏だけ狙い撃ち。これは国策調査だ(あるいはその疑いが濃厚だ)。
  • 民主はその迂回献金を規制する方向。
 とこの辺までは勢いがいいのだけど、その後の小沢氏弁護となるとかなりぐだぐだに。日曜討論の影山氏はかなり厳しいツッコミをし、違法か否かは別にして小沢氏側がその党の方針とは反して迂回献金をしていたことには、「小沢氏は知らなかったのでは」、小沢氏の迂回献金が問題ないのなら自民側も問題はないということになりますね、というツッコミには四つ目の民主の方向性を繰り返すのみ。肝心のところでは「問題はないと思う」「小沢氏は潔白だと信じる」ということになってしまっていた。田中氏も途中までは勢いと歯切れがいいのだけど、小沢氏の責任はあるかないかと問われるとそれまでの歯切れの良さは鈍って観念論というか信念論的な論調になってしまっていた。結局両者とも「今回の献金は問題ない」としつつ、刑事的、政治的な責任に関してはイマイチ不鮮明なままだった。これって、「小沢氏支持で行こう」という方針は決まっているものの、「どういう理論武装で小沢氏を擁護していくか」というところがまとまっていないんじゃないかと思える。実際、違法性は疑わしいにしても党が「政治腐敗の元」としている迂回献金を行っていたのは少なくとも否定はされなかった。
 一方で検察も、迂回献金がこれまで起訴の対象とされなかったのであり、また自民民主問わず日常的に行われているならば、もしそれだけで小沢氏側を起訴したら混乱を招くことは想像に難くない。とすれば、贈収賄にまで持って行くのかもとも思えるが、この辺の出方が良くわからない。
 いずれにせよ、もうちょっと話が進まないとわからないのか?


2009年03月10日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなえり#10と屍姫玄#10ちょっとだけ

  みなみけ おかえり #10「態度には」。南家になじんで態度がでかい冬馬が気にくわないチアキ。服が濡れて着るものがない冬馬に、チアキのいたずらが……
 チアキの悪気のないうんちくでイヤな思いをした内田。新たに訪れた藤岡にもうんちくでイヤな思いをさせるのではないかとハラハラするのだが……

 ぶっちゃけ、チアキっていろいろギリギリだよなぁ。ギリギリを踏み外すと「おかわり」みたいな「いつも怒っているイヤな子」になってしまうわけで。今回はそのギリギリぶりが主。普通赤いアメをなめてるときにエンジ虫の話をすれば、そりゃ嫌がられますわ。まあ、私は平気でしますが。コチニール色素は天然素材ですが変異原性はあるようです。と、嫌がられるうんちくを。
 あとは冬馬。今期は冬馬がらみが多いなぁ。なし崩し的に、というか、チアキからライバル牽制とかの意味で男の子役を藤岡の前でし続けることになってるのだけど……いや、それはチアキの言いがかりかと。あと、むやみに役に忠実だから女優なのか。
 最後は、ナツキがハルカにお願いに行く話。冬馬の「チアキには嫌われるな、カナは関わると面倒だからスルーしろ」ってのは正しいのだけど、ナツキにかかってはどう考えてもおかしなことに……ナツキマイスターのヒトミを呼べ!


  屍姫玄 #10「生者の価値」。いや、わりと毎回だけど、今回特に良く動くなぁ、と。話は現在オリジナル展開なんですかね? あと、原作の展開ちゃんと追ってないんでわからないですが。オリジナルだとすると、かなり上手いこと持っててるかなぁ、と。ソウルイーターはオリジナル展開に入ったところでテンションが下がったのは否めないし。いや、デスシティロボとかは面白かったですが。


2009年03月11日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 怒濤の二月が過ぎ

 すっかりふぬけモードになって早十日。いかんいかん。気合いを入れ直さないと。

  「小沢辞めろ」コールはマスコミの怠慢 (ご本人のブログ 山口一臣の「ダメだめ編集長日記」 )。
小沢氏の肩を持つわけではないが、日本人はもっと冷静になったほうがいい。一般ピープルならまだしも、いやしくも立法府の構成員である国会議員までが、「起訴されたら……」とは、この人たちは刑事罰の仕組みや刑事訴訟法の精神を理解していないのだろうか。
 マスコミ関係者とは言え、いろいろな論調の方がいるので他のマスコミで麻生下ろししてたからと、ダブルスタンダードを責めるわけにはいくまい、と、正直「週刊朝日編集長」という肩書きを見た時点であまり期待もしてないことを思って検索してみたら…… 新たな「KY」宰相の誕生山口一臣の「ダメだめ編集長日記」 )……
漢字が読めない日本の首相って?
いよいよこの国も、かつて経験したことのない世界に突入しつつあるようです。
 大分態度が違いますね。ご本人がまず冷静になった方がいい気がします。


2009年03月12日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] とらドラ#23

  とらドラ #23「進むべき道」。大河が戻り、日常がもどってきたかに思えた竜児たちのクラス。だが、竜児は大河の雪山での告白、そして自身の進路をめぐっての泰子との意見の相違に思い悩んでいた。おまけに職員室で教師ともめていた亜美から、亜美が学校を転校するかもしれないこと、それは大河を救えなかったことを気に病んでのことだと知ってしまう。そんな時、大河から泰子が倒れたという連絡を受け、家に飛んで帰る。生命に関わる事ではなかったとはいえ、泰子が倒れたことのショックと、泰子が一人で抱え込んで無理をしたことでの自責の念で精神的に追い詰められてしまう。泰子のケーキ屋のバイトを断りに行く竜児だが、その場の勢いで大河と一緒に泰子の代わりにバイトをすると言ってしまう。そこでクラスメイトの面々も色々自分の知らない面、悩みを抱いてることを知る。
 そして、バレンタイン。大河がみのり、亜美、北村、そして竜児に日頃の感謝と共に手作りチョコを渡すのだが、大河が北村に「雪山で私を引き上げてくれてありがとう」というのを聞いたみのりが表情を変える。

 急転直下の回。雪山以来欠席していた大河が戻り、クラスは元の姿に戻ったかのように見える。が、亜美が、みのりが、そして大河と竜児がそれぞれ現状に閉塞してしまう。
 竜児の閉塞は、進学。泰子は進学させたがっているが、自分はこれ以上泰子のお荷物になりたくないし、お荷物にしかさせてもらえない泰子への不満も高まっていく。それを見透かしたかのように先生は「それが本当にしたいことなの?」「高須君って、親に反抗したことないでしょ?」と指摘され、再考を促される。だが、竜児の懸念が現実化したかのように泰子は無理がたたって倒れることに。
 亜美は、学園から来年度のパンフレットモデルの依頼をされていたが、それを強固に断り続ける。というのも、大橋学園を去ることを考え始めていたからだった。大橋学園に来て初めて年相応の友人たちを持て、また、元々幼なじみだった北村はともかく、大河、竜児、そしてみのりと気持ちを偽らずに済む親友たちを持つことができたのだけど、大河が苦しんでるのにただ一人気づき、それを救おうとして結局事態を引っかき回すだけだったと自分を責めていた。そんな亜美に竜児は「お前がいて良かったと思ってる」「お前、みんなに好かれてるじゃん」と声をかけるのだが、亜美は「みんなじゃなくて良かったんだけどな」と竜児に聞こえないようにつぶやく。亜美はいろいろ見えるし本質的に姉御肌なんで、ホント損な役回りだよなぁ。原作でも最後完全に報われたかというわけじゃないし。せめて、竜児への気持ちをなんらかの形ではっきりけりをつけては欲しかった。
 大河は将来の希望がない、と言い、「普通の家庭で普通のいい子に育って、普通に出会った人と普通の恋がしたかった」と「無い物ねだり」な願いを竜児に明かすが、竜児は「普通ってなんだよ」と言ってやるのが精一杯。大河の欺瞞をどうしてやることもできない。
 その大河の欺瞞を、竜児が気がつかないふりをしていたことがみのりにばれてしまい、雪山で大河を助けたのが竜児であること、その時大河のつぶやきを聞いてしまったためにそれを隠していたことを見抜き、大河に正直になれ、と問い詰める。
 みのりも竜児への想いをあきらめ、それは大河のためと、実際そうでもあったのだけどどこか言い訳していたのを、「自分の幸せのために自分で決めたこと」と、吹っ切ったのだけど、その内容は次回になるのか。
 大河を追いかけた竜児とみのりがどんな顛末になるか、それから後の展開は9巻ラストと10巻の展開になるのだけど、前情報を見ると原作と類似の展開だけどちょっと違った感じになるっぽい。アニメは尺の不足だけが惜しいので、どう料理するかに期待。
 しかし春田の年上の彼女って、どういうなれそめなんだ? 番外短編読んでないんでまったく想像が付かない。


2009年03月14日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] まりほり#10とドルアーガ(2)#10

  まりほり #10「微乳の過ち」。(かなこ的に天国だった)聖母祭も終わり、一息吐く暇もなく中間考査と成績発表。鞠也の最低の気まぐれのおかげでほとんどが赤点だったかなこは、追試を受けることになる。しかし茉莉花がまたもやとんでもない気まぐれを……
 「伯林の恋文」。いっつも顔に感情が出ない桐菜々美がめずらしくかなこたちに相談事をする。通学中の電車で、男の人から告白されたというのだ。しかし一目惚れだと言われてもピンと来ず、どう断ろうと悩んでいるのだという。アドバイスに従ってなんとか断ろうとする桐だが、相手は斜め上の返事ばかりしてきて、ついに行き詰まってしまう。

 かなこは(学力的にも)アホの子だったことが判明。つか、茉莉花が普通に生徒ってのは……学力的には全教科満点の鞠也と伯仲。下級生であることを知ってかなこはちょっと調子に乗ってみたりするのだけど、かつてないバカにされた返しを……それもものともしないかなこはある意味大物ですが。
 で、追試までに必死に勉強するかなこに(気まぐれで)手伝おうとした行為が、いつの間にか最低のいじりに……スク水とブルマって……ゴッドのお仕置きをどうやって逃れたのかが気になります。しかし、「せっかくの日曜を」って、外出不許可なのに日曜をどうやって過ごしてるんだ?
 後半はめずらしくかなこ置いてきぼりの展開。仮名「伯林さん」なる男性から告白された桐。社会人の彼に、最初は年齢差を理由に普通に断りを入れようとしたけども、なんだか斜め上の反応ばかり戻ってきてなんだかなし崩し的につきあうことになってしまいそうな流れに。でもそこでツンデレ親切な穂佳が登場、「ゆめゆめうっかりなさらぬことね!」とアドバイスをして去っていく。いい話だ……なのか?
 結局茉莉花提案の一刀両断の断りにより伯林の壁崩壊の危機を免れた桐。でもまあ、循環オチは基本だよね? あと、ちらっと鼎神父が出てたけど、伯林の正体が鼎ってことではないよなぁ。


  ドルアーガの塔〜the Sword of URUK〜 #10「ラストリゾート」。ついに幻の塔の最上階までたどり着いたジルたち。外界ではエトナ率いる反乱軍が暴走したギルガメスの圧政を止めるべく蜂起していたが追い詰められ、猶予がない。ギルガメスの影の居城に足を踏み入れたジルたちだが、共闘していたグレミカたちはジルたちをおとりにして裏切る。また、ウラーゴンとマインも、「アミナの使命を帯びていた」と明かしジルたちの前に立ちふさがったヘナロに、逡巡を見せながらも下る。
 結局三人だけになってしまったジルたちは、苦戦しながらも立ちはだかったティアーズを倒す。しかし、そのために最後の力を振り絞り満身創痍になってしまったファティナを見て、ウトゥは「一体何のために味方の犠牲を払ってまで塔を登ろうとする? 返答によってはただじゃおかねえ」とジルに迫る。

 今回の入浴シーンはギルガメス(影)でした。うれしくねえ。w
 一旦は共闘していた連中も最終目的を前に次々と離反。まあ、最初から便宜的な同盟だったからねえ。グレミカはアクラの仇であるニーバ、そしてその弟ジルに憎悪すら抱いてたから、後ろから撃たれなかっただけでもマシなのか?
 そして、傷つき倒れる寸前のファティナを見てジルに仲間に犠牲を強いる理由を問い詰めるウトゥ。しかしその答えは「大事な人のためだとか正義とかの理由がなきゃダメなのかな? そこに塔があるから登る。だって僕たちは塔頂者なんだから」と返されてしまう。最初は塔頂者とも言えない、ただニーバの背中を追いかけるだけの甘ちゃんだったから、これは成長なのだろうな。まあ、塔頂バカとも言えますが。
 一方、自分しか信じず、サキュバスやカイもアイテム扱いしかしないニーバ。ついにギルガメスと一対一で対峙するのだが、どうもまだ明かされてない塔の秘密があるよう。ニーバの目的も「神に対する復讐」だとすると、単にギルガメスを倒せば目的が果たされるわけではないような。
 そしてウラーゴンとヘナロ。アミナとギルガメスの名を出されてヘナロの軍門にあっさり下るウラーゴン。でも、死者の館でいろいろと変わったウラーゴンには迷いが見られる。マインの存在がどう決断に影響するのか……一方、ジルにいろいろ痛いところを突かれたヘナロ。表情は変えてないものの、逆にそれが迷ってる証拠とも思える。四騎士もウラーゴンの管理下に置かれてしまったマインだけになったし、もしギルガメスを裏切るとしたらどのタイミングだろう?
 あと、塔の外。シエラによって追い詰められるエトナたち。籠城戦で即全滅はまぬがれるものの、籠城戦というのは元々援軍を期待しての策。援軍の当てなんか当然無いはずなんだけど……でもそこに現れるのは、毎度おいしいところをさらっていく男、ケルブ。単にギルガメスの秘密を探るために外遊してたわけじゃなくって、それに加えて地方の部隊・騎士団に助力を求めてたのか。
 あっという間に形勢逆転だけど、ギャル塔頂者の一人、瀕死の重症で「あたしもラブシーン、見たい……」って……つくづく深刻になりすぎないなぁ。w


2009年03月15日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケンジャー#5とディケイド#8

  シンケンジャー #5「兜折神」。ひさびさの休日でどこに行くかで盛り上がるシンケンジャーたち。だが、親睦のために遊園地に行こうという流ノ介の誘いを、皆だけで行ってくれ、と丈留は断る。丈留はこれからますます厳しくなる戦いを見越してさらなる力を付けるべく、新たな秘伝ディスクを起動するための特訓を繰り返していた。
 そして、その予感が的中したかのように遊園地に行った流ノ介たちの前に新たなアヤカシ・ヤナスダレが現れる。いかなる攻撃をものともしないヤナスダレに苦戦し、丈留も駆けつけるものの手も足も出ない。かろうじてヤナスダレが時間切れで撤退したために助かるが、これまでより更に強力な相手にどうすればいいのか落ち込むシンケンジャーたち。丈留はそんな彼らを励まそうと新たな秘伝ディスクのことを話すが、「だったら何故すぐに使わなかったのか」と言われたその顔は暗い。新しい秘伝ディスクを起動するにはこれまでの二倍のモヂカラが必要で、丈留にはまだそれだけのモヂカラは備わっていなかったのだ。

 メンバー一通りキャラ紹介が終わり、最後に丈留の番。ここ最近はアホ系のレッドが多かった中で久々にリーダー然とした丈留だけども、「主君」という立場もあってか、これまでメンバーを突き放したような態度も多かった。でもその丈留もメンバーの命を預かっている以上その責任と義務を果たすため影で頑張ってますよ、的な話か。
 新しい秘伝ディスクのことを話して皆を安心させる丈留だが、実はディスクの起動にはまだ一度も成功していない。しかしそのことを伏せて影で黙々と苦しい特訓を行うのは、まだ戦いに不慣れた他のメンバーを不安にさせず、安心して力を振るわせるため。丈留は丈留で他人に覚悟を迫る分、自分でもその覚悟を受け止める「覚悟」を決めていた。
 でもぶっつけ本番は結構ヤバイよね。
 まあ、ぶっつけ本番だろうがなんだろうがとりあえず起動した秘伝ディスクは「烈火大斬刀大筒モード」と、「兜折神」を顕現。なんかいろいろくっつきそうな気もするけど、合体武器の布石? 兜折神は、日本のものなのになんでヘラクレスオオカブトなんだと聞きたいけどそれはそれ。それより頭に重心がある重武装化ってどうなんだろう……いや、まあおもちゃの安定性が悪そうだ以外は別にいいんですが。
 一応追加武装の折神は今のところカジキ折神までは公開されてるよう。かぶり物型はゲキレンジャーと同パターンだけど、中盤以降の存在感はどうなるんだろう?


  ディケイド #8「ブレイド食堂いらっしゃいませ」。アンデッドと戦うブレイドの世界にやってきた士たち。だがカッコを付ける士は態度に似合わず、コック姿になっていた。この世界での役割がわからず最初は戸惑う士だが、自分はアンデッドと戦う会社「BOARD」の社員食堂のコックだと知る。BOARD内部は評価によって社員がランク付けされた格差社会で、頂点の「エース」とその他の社員は同じ食堂で食事をすることすら許されない。最初はむっとする士だが、アンデッドとの戦いの中で仲間のムツキを気遣い苦戦するブレイドことカズマを助け、それが評価されて昇格したことから態度を一転。すっかりBOARDのシステムになじんでしまう。
 一方社の利益を損ねたとして降格させられてしまったカズマはかつての仲間からもさげすまれてすっかり腐ってしまうが、「ここから逃げたら負け犬だぞ」というユウスケの言葉によって気持ちを切り替え、もう一度エースに返り咲こうと頑張る。が、その頑張りはすべて空回りで、ついには最低ランクの「2」にまで降格、ブレイバックルまで取り上げられそうになってしまう。
 そんな時に龍騎の世界から逃げてきたパラドキサアンデッドが出現。これまでの失態をチャラにしようと社の承認なしで戦おうとするカズマを、同僚であるサクヤ=ギャレンとムツキ=レンゲルがバックルを取り上げようと襲いかかる。ディケイドを交えての乱戦になるが、そこに「伝説のライダー」カリスが出現、ブレイド、ギャレンたちをたちまち叩き伏せ、そのバックルを奪っていく。

 ダディナーザン! の台詞はさすがにありませんでした。まあ、この世界のサクヤは立花じゃなく菱形だしな。
 カードシステムライダーつながりと言うことで龍騎に続いてブレイド登場。結構グダグダなシリーズだったという印象は免れないのだけど……それを後半から立て直したのが會川昇なので、半分は自分が手がけた作品をどう料理するのか。
 オリジナルではBOARDは半公的組織で一真たちはそこのメンバーでサラリーも貰ってたのだけど、組織はのっけに壊滅してその生き残りが細々と活動してたのに近かった。けど、こっちのBOARDは完全に利益追求型の私企業で、ユウスケや夏美に世界の危機を訴えられても一文の得にもならないと突っぱねてしまう。しかし、その銭ゲバな社長に手を組むことを申し出たのがパラドキサアンデッドこと鎌田。BOARD社長も何を考えてるのかイマイチわからない。
 そして、ブレイドたちとは完全に立場を異にするカリス。正体すら不明で、元々がデザインも違うライダーなので、そういう位置づけになるのか。
 次回予告では轟鬼が出てたけど、これまで乱入してきたのはライバルライダーだから、ちょっとパターンが変わるのかな? そして士を知る謎の男も登場。そろそろ二号ライダー登場か。

[その他][アニメ] 黒だの白だの

 おっきいお友達が空気を読まず公式掲示板を一時停止にしてしまったフレッシュプリキュアですが、なんかイース四人目のプリキュア化のあからさまな布石っぽいのが。でもラッキークローバーって言われると555を連想してしまうのは単なるアレか。
 でも、自分たちで掲示板を作ってそこで盛り上がるならまだしも、あからさまに子ども向けの公式掲示板でオタ会話をするのはさすがに空気嫁ですわ。

  民主党の菅代表代行は(中略)「どれだけ遅れれば、ほんとうに今の経済状況に追いつくのか。こんな内閣は全世界を見てもありえない」と批判。働くモノニュース )。ポカーン。いや、経済政策に問題があるならそれを審議して議論すればいいのに、「審議拒否」という牛歩戦術に出たのは民主なんですが。まあ、芸人である菅代表代行の言うことですから、真に受けるのもバカバカしいですが。
 受けたのは
458 : すずめちゃん(catv?):2009/03/14(土) 23:52:24.08 ID:yTh32gNh
この中にも参院選で民主党に投票した奴いっぱいいるだろ
どんな気分か率直な感想言ってみろよw

461 : すずめちゃん(愛知県):2009/03/14(土) 23:55:03.26 ID:SKxDcQJg
>>458
正直こんなことになるとは(´・ω・`)
のやり取りか。サブプライム問題が出た時点での選挙なんだから、そのくらいの予想はしておくべきかとは思うのだけど。まあ、「それでも敢えてやった」とか、「当時はその方がいいかと思ったけど、間違ってた」ならまだいいのだけど、因果関係を理解できない人が多いと、ちょっと色々アレ。


2009年03月16日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなえり#11

  みなみけおかえり #11「いいイメージ」。藤岡がカナにベタぼれなのを端で見てるばかりのリコ。でもいざ行動に移ろうにも二の足を踏んでしまう。だがカナのところに来たヒロコが面白がり、ユウ相手に告白の練習をさせ、良いイメージを植え付けようとするのだが……

 行動せざる空回り娘、リコがメインっぽいかな。藤岡がカナに近づくたびにやきもきして、仮装藤岡のユウがカナと仲良くしてるのを見ても嫉妬してしまうほど重症。でもヒロコが自分を「傍観者」と何度も強調する脇で、ケイコに「傍観者」のテロップが何度も出るのが……まあ、傍観者だからなぁ。
 あと、普通に努力してテストの成績がいいのにヤマカンでカナに負けてしまったり……理不尽だけど、普通に努力して満点のケイコに当たるのはやめよう。
 こんな面子が勉強会で南家に集まるのだけど、もてなしの心を微妙に勘違いしたカナが趣向をこらし、大空振り……まあ、中学生だから意識するよね……なのか?(カナは意識しなさ過ぎだけど)
 最後は小学生グループ。カナの気まぐれでチアキとマコちゃんがバレンタインチョコを作るのだけど……これは貰っても嬉しくないw マコちゃん、天国から地獄へ。

[その他] 「お前が言うな」というのも疲れる……

  社説:日テレ社長辞任 裏付け取材怠った責任は重い毎日 )・ 日テレ社長辞任―詳しい説明の責任がある朝日 )。いや、朝日はまだ最近は確認不足による飛ばし記事は少ないのでいいんですが(ネットで散々たたかれまくったせいだろうか)、毎日はいろんな意味でなぁ……いや、この社説書いた記者さんは真面目な方なんだと思います。けど、会社としてもうちょっとちゃんとけじめを取っておかないと、いつまでもあげつらわれますよ?


2009年03月18日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 裁判関連

  「かちかち山」ウサギに懲役9年 香川の小学校で模擬裁判産経 )。「ゆとりwwwwwwww」とか思う前に、思わず和んだ。でも「おじいさんは喜ばない」というのはどうなんだろう? ウサギはタヌキを殺す前におじいさんに復讐を宣言していて、おじいさんは少なくともそれを止めてない、ということは殺人教唆、ひょっとするとおじいさんによる委託殺人だった可能性があると思うが。(真面目に考えてどうする)

  名古屋闇サイト拉致・殺害事件 無期懲役判決の川岸健治被告に反省の態度見られずY!hl )。
川岸被告は「自首したことが認められたことについてはよかったと思う。3人一緒に死刑だと思っていたから驚いた。誰のおかげで事件が解決したのかという思いだったから、満足している。磯谷さんの前に、何人も物色しているんだから、彼女になったのは、運が悪かったからなんだって。今でも悪いことは、ばれなきゃいいという気持ちは変わらない。でも、生かしてもらえてよかった。ありがたい」とコメントした。
 まあ、ある意味正直なんだろうけどもこれはないだろう。こういうのを見ていると こういうコラム毎日 )が空虚に映りますな。そもそも誰のせいで事件が起こって犠牲者が死んだのかと。遺族が「被害者が死んでどうして犯人が……」という気持ちにもなるのでしょうね。まあ、死刑関係は難しい話ではあるんですが。

 それはともかく、「屍姫」で星村マキナ役の秋山奈々って、グラビアアイドルって認識しかなかったけど、響鬼の晶役やってたと、こないだようやく気づいた。そう思うと、今まで気にならなかった棒が急に気になる……(おい

[その他] やっぱ気にしてたのかな

  亜美ちゃんの唇の行方は? プレパレード男汁MAXって!? 『とらドラP!』第5報ッ!!電撃ニュース )。いや、このニュース自体はわりとどうでもいいのだけど(プレパレード男汁MAX版は気になるけど)、下の方のリンクであった 制作陣インタビュー にあった一文が目に付いた。
金山さん:途中で、竹宮先生からも要望があってそれを盛り込んだりもしましたし。

――竹宮先生からは、どのような要望があったんですか?

小林さん:「亜美ちゃんを幸せにしてほしい」と。強い要望でしたね。
 原作では損な役回りになった上、思いっきり振られるシーンすら入れる余裕がなかったものなぁ。尺の関係上と構成上仕方ないのだけど、ゲームならそこら辺の「IF」を入れられるものなぁ。ちょっとPSPが欲しくなった。

  韓国→キューバ→韓国→キューバワラ速 )。チラ見する程度だったんですが、「なんで何度も韓国、キューバと当たるの?」と疑問は当然浮かぶわけで。実際はもっと酷い状況だったんだなぁ。ホント、なんだこりゃ。まあ、選手はそんな意図とは関係なく頑張っていただきたいです。しかしこれはひどい。


2009年03月19日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] とらドラ!#24

  とらドラ #24「告白」。ついに雪山で大河を助け、そしてそのつぶやきを聞いてしまったのが竜児だとみのりに明かされてしまった。大河はいたたまれず竜児たちの前から逃げ出し、みのりと竜児はその大河を追う。結局大河は捕まえられなかったが、その途中でみのりも実は竜児のことが好きだったこと、最初は大河のためにあきらめようと言い訳していたが、逃げるのをやめ、自分の夢のためにあきらめることを決めたことを明かす。
 結局、バイト先のケーキ屋で大河をつかまえる竜児。改めて大河の気持ちを受け入れ、自分の気持ちを伝えようとするが、そこに竜児が禁止されているバイトをしていることを知った泰子、そして大河が「仲がいい」と言っていたはずの大河の母親が血相を変えてやってきた。大河を過去から切り離し自分のところに力尽くで戻そうとする大河母、バイトをしていたことを責める泰子に、竜児はついに切れて「俺にお前の出来なかった理想を押しつけるな! 俺なんか生まれなければ良かったんだ!」と言ってしまう。いままで反抗などしてこなかった竜児の、抑圧された鬱屈の吐露に呆然とする泰子の前から、大河に手を引かれて一緒に逃げ出す竜児。理想を押しつけ子どもたちを傷つける大人たちと、その大人を拒否して大人たちを傷つけてしまった子どもたち。そして二人はどん詰まりの現実に行き詰まり、竜児が18歳になり結婚できる年齢まで、駆け落ちして親たちから逃げ出すことを決める。
 二人を見つけた北村たちは話を聞き、納得出来ないながらも二人の決意を支持することを表明。一旦家に帰り、準備を済ませてからそこから見つからないように落ち合って亜美の別荘へ逃げる算段をつけた竜児と大河だが、家に帰った竜児が見たものは、誰もいない家、そして実家を頼れと言う泰子の書き置きだった。

 ついに最終展開。大人たちの押しつけに耐えきれず、親たちを切り捨て二人で逃げ出そうとする竜児たち。二人を見つけた北村、みのり、亜美も、二人の言ってることが正しいと思ったわけではないが、しかし他にどうすればいいのかもわからない。ただ、二人の真剣な想いをサポートしようと決意する。
 今回、悲惨なのはみのり、一度は振った竜児に逆告白、そして夢を語り、その夢と大河と竜児自身のためにに竜児をあきらめることを、同じように竜児に進む未来を見定めることを後押しする。
 それは体育大学進学のためにバイトで貯めた貯金を二人の駆け落ち資金に提供(貸し出し、という名目ではあるけど)までする。そしてもっと悲惨なのは亜美。みのりのように自分の気持ちを発散することもせず、竜児に「大河が好きって、言って」とその言葉を言わせ、それで決別にせざるを得なかった。竜児のことを好きなように、大河のことも好きであり、また二人が想い合ってるのをみとめてるから、自分の気持ちは全部飲み込むしか出来ない。みのりがそんな亜美に泣き顔を見せたのは、亜美が大人の態度を取るからとあまえてるだけだからじゃなく、亜美の気持ちをうすうす感づいてたからだろうし、そうである二人がそれを確認し合うことでしか救いが、特に亜美は得られないと思ったからだろうな。
 しかし友人たちのサポートを受け最初は亜美の別荘に駆け落ちしようとしていた竜児と大河だけど、本当にこれでいいのかと考え始める。親の気持ちの押しつけで傷つけられたのは確かだけど、同時に親を切り捨てることで、かつて泰子がしたように今また自分も泰子を、そして大河の母を傷つけている。そう思った竜児は行き先を変え、泰子の実家、つまり、自分の祖父母の元へ……
 ここまではほぼ原作の通りの流れ。でも、原作では竜児の決断でほぼ話が進んでいたのに対し、大河も竜児の決断に応える形で行動するらしい。あと一話か。名残惜しくもあり、きちんと着地してくれるのを期待してもおり。
 それと、やっぱOPの階段を飛び降り駆けていくみのりは、やっぱ大河を追いかけるシーンだったのか。


2009年03月20日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] まりほり#10とドルアーガ(2)#11

  #10「神への供物」。天の妃高等部で現国を教えている鼎神父。現国唯一赤点だったかなこが追試中常に挙動不審だったことを気にする。かなこが挙動不審だったのは男性恐怖症のせいだと知らず、それを半ば口実にしてかねてから思慕を寄せていた鞠也にその理由を尋ねる。が、鞠也の口から出たのは「鼎神父にそっくりなお兄さんをチャイコフスキー症候群で亡くしていて……」という出任せもいいところの嘘。しかし人の良い(というかむしろ頭が悪い)鼎神父はそれを信じてしまい、かなこに積極的にスキンシップをはかろうとする。

 鼎神父が前倒しで登場。いや、まあ強烈なキャラだからおいしいんだけど。敬虔なクリスチャンで生徒想いで美形なんだけど、致命的に何かがヘン。特にかなことの噛みあわなさは(かなこにとって)致命的なほど。鞠也とは別の意味で天敵状態。
 その鼎神父が鞠也の嘘を信じ込んだまま勘違いでかなこの部屋にまで訪問してきたりと、いや、それはかなりアレだろう、しかも半分以上は鞠也と茉莉花目当ての下心だろうとかもアレ。見目はいいけど神年齢中学生男子だからなあ。仕方ないか。
 そいでもって三度の恋。まあ、多分絢理の方が実際精神年齢は上だろうしな。鼎という異分子が入ることで熟年夫婦のごとくなれ合いがマンネリ化してきたレギュラーキャラのやり取りに新鮮みが……出るのか? かなこに加えて鼎がいじられキャラに増えただけという気もするけど。
 ところでかなこは胸の大きさとかタッパとかスタイルとかいう以前に、普通にしててもにじみ出る変態オヤジオーラがアレではないかと。


  ドルアーガの塔〜the Sword ofURUK〜 #11「神をうつもの」。幻の塔最上階でギルガメスの影と対峙するニーバ。サキュバスとカイのサポートで互角の戦いを繰り広げるが、ヘナロがコントロール下に置いたマイトの参戦でバランスが崩れ、ギルガメスの凶刃の下に倒れる。
 その瞬間に丁度到着したジルたち。ある意味目標であり、また兄でもあるニーバを目の前で殺され、ジルはギルガメスの影への敵意をはっきりとさせ、仲間たちと立ち向かっていく。
 だが、ギルガメスは強力で次々と仲間たちは傷つき、倒れていく。ギルガメスの狂気ぶりをみせつけられたヘナロも、裏切ってマイトを立ち向かわせるがハイパーナイトの力をやどしたマイトも刃が立たず、破壊される。
 そんな絶望的な状況下でもジルはあきらめず、囚われの身から解放したカーヤと共に再びギルガメスに挑む。

 仲間たちとどうにかドルアーガ(の影)を倒したジルと違い、ギルは一人でモンスターやドルアーガを倒したんだものなぁ。装備のせいもあるだろうけど、そりゃ強いよな。
 しかしそんなギルも百年の孤独に耐えかね、すべてからの解放をうそぶいて狂気に身をゆだねてしまう。それを見かねたカイは、女神イシターの意に反していると知りながらも神に弓引こうとするニーバの手助けをするのだが、そのニーバもギルの手にかけられる。
 カーヤと共に再び立ち向かうが、それでも力及ばず、ジルたちも元々満身創痍であることもあるのだけど、孤独に戦ってきたジルに手も足も出ない。「孤独を知らん者に俺は倒せん」というギルの言葉通りにとどめを刺されそうになる。が、そのギルを背後からウラーゴンが剣で刺し貫く。孤独な狂王に致命的な一撃をあたえたのが、生まれてから本人も気づかぬ孤独に置かれ、その孤独をいやしてくれたマイトをギルにより失ったウラーゴンだというのは皮肉。ヘナロは四騎士を完全に道具としてしか認識しておらず、そのコントロールにより戦わされるマイトを見て、「その子は、そんな!」と、マイトが戦う姿に悲痛な叫びを上げていたのは、一種異様なこの状況下で妙に地に足がついた反応だった気がする。
 ウラーゴンの一撃も致命的だったけど、最後にとどめを刺したのはジルの剣。ようやく「死」を迎えたギルガメスは、ようやく重荷だったすべてから解放され、カイと共に消滅する。
 これであとは元の世界に戻るだけ、めでたしめでたし、のはずが、ジルたちにブルークリスタルロッドを渡そうとしたヘナロを矢が貫く。虫の息だったニーバがサキュバスの唆しにより最後の力をふりしぼり、ブルークリスタルロッドを奪おうとしていた。ギルガメスの狂気を止め、すべてが終わったはずなのに今またヘナロまで殺し目的を達しようとするニーバの妄執をジルも罵倒する。けど、ニーバにとっては格下だと思いつつもコンプレックスの対象だった弟にすべてをかっさらわれ、しかも哀れまれて死ぬのは何よりも耐え難い異だった模様。
 そして塔は「神に一矢報いる兵器」としての真の姿を現す。そして、その塔をコントロールするニーバの姿にドルアーガの姿が重なる。
 そりゃそうだよなぁ。この番組は「ドルアーガの塔」であって「ギルガメスの塔」じゃないのだものな。神へのルサンチマンに凝り固まったニーバと、そのために大事な人間が次々失われていったジル。なるべくしてなった最終対決なのだろうけど、どういう結末を見せるのか。


2009年03月22日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケンジャー#6とディケイド#9

  シンケンジャー #6「悪口王」。丈留を目指し精進する千明だが、実際には年下のことはにも勝てない。だがそれを素直に認めることができず、武術以外は何をやってもダメと、ことはにきつい言葉を投げてしまう。さすがに言い過ぎたと思った千明は謝るが、そのときにアヤカシ・ズボシメシが現れる。ズボシメシは相手の気にしていることを言い当て、それで与えた精神的ダメージを物理的ダメージにしてしまう力を持つ。シンケンジャーたちもそれぞれダメージを受けてしまうが、何故かことはだけがダメージを受けない。「うちは、言われ慣れてるけん……」そう自嘲することはだが、千明はそんな自虐的な態度につい腹を立ててしまう。

 ことは、一番年下だったのか。
 本来イエローになるはずだった姉が病弱だったため、代わりにイエローになったことは。武術の腕は立つが、それ以外は全然ダメで、しかも自分が代理のイエローと言うことにコンプレックスを持っている。けど、そんなことはに何故か敵の精神攻撃が効かない。他のメンバーは単に感心するだけだが、千明だけは平気な顔をしてみせることはに腹を立てる。それは、自分のふがいなさをことはにぶつけていただけの自分自身と、本当はつらいはずなのにそれを無意識のうちに隠してしまうことは自身のための怒りだった。
 自分の技が効かずイエローに執拗に言葉攻撃を繰り返すズボシメシに、ことはの代わりに千明が怒りをぶつける。
 言葉攻撃は千明の「落ちこぼれ」、流ノ介の「ファザコン」はともかく、茉子の「一升独身」はひどすぎw 大丈夫、マンションを買えば!(それは別作品の独身)
 丈留は「嘘つき」と言われてダメージを受けてたけど、どういうことなんだろう? 単にやせ我慢してることではないのか?
 あと、薄皮太夫がなんと言われたのか気になるw 厚化粧? 年増?(おい


  ディケイド #9「ブレイドブレード」。カリスによってブレイバックルとレンゲルバックルを奪われてしまった。これによりサクヤは降格、カズマは首になってしまう。この仕打ちに耐えきれず会社を飛び出ようとするカズマだが、士のイヤミとユウスケの励ましにより、バイトとして居続けることに決める。
 士は社員食堂のチーフとしてさらなる立て直しを計画、全メニューを統一し、夏美とユウスケを使った集客をするなど、これまでのあり方を抜本的に変えてしまう。黒字に転換してウハウハ顔の士に「ボーナスが目的かよ!」と突っ込むユウスケだが、カズマは勝手に誤解し、士は正しい職場、同僚のあり方を示しているのだと感動してしまう。しかしそんなとき、バックルを取り戻しに行ったサクヤとムツキが依願退職したという知らせが……そんなわけはないと、社長に話を聞きに行ったカズマとユウスケが見たのは、カテゴリー0・ジョーカーを生み出すために四つのバックルの力とサクヤとムツキを実験台にする社長・四条ハジメとパラドキサアンデッドの鎌田だった。

 う〜ん、なんか今回かなりgdgdなような。士はカメラの修理代のために社員食堂を建て直してボーナスを狙うが、その行為を自分を諭すためと勝手に誤解したカズマが発憤する。けど、士の言動が一々投げやりだし、ユウスケも今回は狂言回しっぽかったし。
 消化不良気味なのは、「チーフ」を「チーズ」と言い間違えて滑舌の悪さを演出したのと同様、オリジナルへのオマージュか? いや、そんなオマージュされてもなぁ……
 本編は焦点がぼやけていたのだけど、シリーズ展開でのポイントとしては士のことを知るらしい人物が登場したこと。「お宝」を狙い世界を渡り歩いているらしいのだが、士の敵なのか味方なのかは不明。轟鬼を召還して戦いを止めたのはどうもこの人物らしいのだが……
 次回は555キター! なのだけど、今度の世界は「誰が555なのか」わからないらしい。しかも学園もの? 生徒会の面子っぽいのが四人……ラッキークローバーなのか? 「タクミ」が出てくるかどうかも含め、不安だなぁ。特に2号ライダー・ディエンドの登場のための消化回にならないかと……555好きなのに。

[その他] テレビの、これから

 っつー生討論番組がゆうべあったらしいのだけど、見てなかったorz
 いや正確には番組はつけてたんですよね、途中から。
 チャットしてた友人が「なんかNHKの討論番組にY田J一(SF・仮想戦記作家、なのだけど作品の質と数々の痛々しい言動で逆に良くない意味で一部で有名になってしまっている。)がでてるらしいよ〜」と言ったので、「へ〜、それじゃ現物を見てみますか」とつけたんですが。どうも2chのY田氏ウォッチ板を見てると発言の制限時間無視して痛い自分語りを始めようとしたので司会者に遮られてその後当てられなくなったらしいのだけど、後日ネットを見てみると、その番組が話題になってる。
 無論Y田氏のことではなく、主に番組に出演したテレビ制作側と、一般視聴者の意識の乖離についてのこと。一部尖った質問で会場が静かになったり、というのが特に話題になったりしてるけど、制作者側がネットの台頭や若者のテレビ離れなどに、具体的なビジョンが上げられないのにテレビの優位性を繰り返し主張する姿が違和感を抱かれたらしい。ディレクターなど現場に近い立場は、本当に視聴者の方を向いているのか、という理想と現実のギャップをにじませた人もいるみたいだけど、お偉いさんの立場の人は視聴者の意識との乖離がかなり顕著だったらしい。
 上記のような感じだったので番組は付けてたけどほとんど内容については見ておらず、後で2chなどネットで見て「録画しとけば良かった」と悔いてるのだけど、再放送はしなさそうだよなぁ。生がウリのシリーズらしいし。
 検索したら、視聴者側パネリストとして出演した方のブログがありました。→ Nire.Com
 この方も制作者側パネリストの意識について疑問を抱いてるようですが、それとは別にどのようにパネリストに選ばれたか、番組の段取りはどう進んだかも書いてあり、周辺情報として興味深いです。


2009年03月23日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] フェデックス80便着陸失敗と株屋発言

 ここ数日かなり強風だったけど、まさかこんな事故が起こるとは。鉄道の運行にも乱れが出てはいるけど、インパクトとしてはやっぱこちらの方が大きい。電車の方も混雑のせいで体調の不調を訴える人が続出してるらしいけど……どんだけの混雑なんだか。

  麻生首相、「株屋は信用されていない」=証券業界は困惑時事 )。この発言ですが きちんと会議の内容が配信されております ね。一連の流れは46:30くらいから。元々は制度的に東証が外国人投資家が入りにくいんじゃないかという麻生氏の指摘があって、制度的には改良する必要はあるものの、外国人投資家は現在でも多数参加している、という返事。そこから外国人投資家がメインプレイヤーになるのではなく国内の個人投資家を増やさなければいけないのではないか、という別の意見が出て、49:20から報道で取り上げられた麻生氏の発言。個人投資家を増やすには世間での不信感は否定できない部分があり、それが障壁になるのではないかという意見に聞こえますが。それに対し短期売買ではなく長期保有で利益が出るような形にしなければならないのではないか、という流れになってます。
 なんつーか、マスコミもきわめてどーでもいいところを切り取ってる(しかも相変わらず文脈無視)。会議でもその発言はまったく気にされることもなく進んでいます。それを一部切り取って煽って、それで「困惑」とさらに報道するって、典型的マッチポンプのような。元発言が簡単に参照できる時代になってるってのを、報道側も視聴者側もちゃんと考え、利用しなきゃいけないと思いますが。

[その他][アニメ] 敢えて言えば無国籍?

  【動画】「アニメキャラは白人、それとも日本人?」に対する海外の反応 。動画はわりと過剰反応気味かあるいはネタ的なものではあるんですが、でも輪郭の件では割と合うパターンを探してるのではあるだろうけど、それにしてもかなりぴったり合うのにはびっくりした。「髪の色が違うと、キャラの見分けがつかない」は……それは言っちゃあダメだよ、おとっつぁん。西又先生をそれ以上いじめないで!
 「日本人は白人になりたがってる」ってのは、今ではそうでもないけど、昔は白人コンプレックスは今よりかなりひどいものがあったから、その記憶が何らかの形で残ってるとこういう誤解も生まれるのかもしれません。この辺は反応を見ると人によって大分違う……というか、オタクだと海外でもあまりそんな誤解をしてる人もあまりいないような印象です。
 「アニメキャラは白人的」と思ってる人は、欧米でのステレオタイプなアジア人と見なされる「目が細くつり上がっていてほお骨が出っ張ってる」と異なるからアジア人的に感じない、って人もいるっぽいけど、まあ、その辺の偏見は持ってる人もいれば違う人もいるし、ですね。これは日本でも白人にそう感じる人もいるかもしれないし、どこの国でも同じなんでしょう。
 私としては、かなりの作品で日本人と外国人の人種的差異をビジュアル的に描き分けられてないので、「日本人の理想を反映した無国籍顔」だとは思ってるのですが……どうなんだろう?


2009年03月24日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなえり#12

  みなみけおかえり #12「あったかい所」。今回は、話の内容より、前半と後半の作画のギャップが……後半、かなり崩れてたのに対し、前半作画は第二期の細田氏だったらしく、動きすぎるくらい動いてる……つーか、みなみけにおいては動きすぎるってのは必ずしも良くないのだなぁ。「間」を読ませる動きではないので、そっちに情報処理が無意味に取られちゃうんですな。第二期はいろいろまずかったと思うのだけど、こうやって見てみると動かしすぎたのもいけなかったのかなぁ、と思えるのは、ちょっと不思議な気が。


2009年03月25日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 続夏目友人帳#12

  続夏目友人帳 #12「廃屋の少年」。級友たちに連れられて噂のお化け屋敷探検につきあわされることになった夏目。実は夏目に妖怪が見えると感づいている笹田の企画だったのだが、無理矢理引っ張り込まれる彼を見た多軌が笹田たちを夏目から引き離して逃げるチャンスをくれる。だが、夏目は先生の忠告も聞かずに屋敷の中を調べ出す。そして、箱の中に閉じ込められていた少年を見つける。少年は夏目が閉じ込めた張本人と勘違いし逃げ出してしまうが、夏目は残されたその子の名札を拾う。
 翌日、学校帰りに名札を返そうとその少年・石尾カイを捜すが、ストーカーと間違われてカイと友達に攻撃されて撤退。誤解されてしまった夏目はニャンコ先生に名札を返して貰うように頼むが、そのさらに翌日の帰り道、田沼に少年のことを相談しているうちに神社跡へ迷い込んでしまう。そこには、カイを狙ってるとおぼしき妖怪がいて……

 ニュースになって大分経ちますが、夏目友人帳、4/6から夕方に再放送だそうで。深夜アニメは安い枠で放映してDVDを売るというビジネスモデルなのだけど、でも夕方、ゴールデンタイムに放送してもまったく問題ないと思えるものも多数あり、これは珍しいケースだけどこのようなパターンが増えてくれることへの期待も含めて、よろこばしいことです。
 それはさておき、前回の最後でちらっと出てきた少年・石尾カイをめぐるエピソード。何故か廃屋の箱の中に閉じ込められていたカイ。誤解でストーカーと思われた夏目だけども、誤解はすぐに解ける。しかし、カイにつきまとうものが人間なのかそうでないものなのか、カイが見える人間なのかどうかわからない夏目は、一歩踏み込んでそのことを聞くことが出来ない。そうこうするうち、夏目が見た妖怪がカイを狙う。
 その妖怪は多軌が呼んだニャンコ先生が撃退して事なきを得るのだけど、妖怪は追い払ったはずなのに別の人影がカイを窺っていた。それに気づいた夏目はその人影を追うのだけど、見つけたのは妖祓い師の名取。安堵すると共にいぶかしがる夏目に、名取はカイにこれ以上近づかないようにという忠告と、思ってもみなかった事実を突きつける。
 妖怪と人間の間で迷い続ける夏目だけど、これだけ端的な形で決断を迫られるのは初めてか。
 しかし散々突っ込まれてるけど、多軌、やっぱり趣味悪いw


2009年03月26日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] とらドラ#25

  とらドラ! #25「とらドラ!」。泰子が血相を変えて高須(祖父母)の家に飛び込んで来た。大河から「竜児が事故で生死の境をさまよっている」と連絡を受けたからだが、竜児はぴんぴんしていた。大河の連絡はもちろん嘘で、竜児が泰子をもう一度祖父母に合わせるために仕組んだ策略だった。わずかなすったもんだはあったものの、十数年の溝をあっという間に埋めてしまう泰子たちを見て、竜児は過去を捨てるのではなく、全部ひっくるめて、一緒に大人になっていく決意を大河に語る。
 その夜、気持ちを確かめ合う二人。だが、二人で夜空を見上げつつ、大河はとある決意をしていた。
 翌日、荷物を取りに行くと一度家に帰った大河だが、竜児の家に戻って来ることはなかった。のみならず、2-Cに大河が転校することが告げられる。驚くクラスメイトたち。そして大河を手放したことで竜児を責めるみのりだが……

 とらドラ、アニメ編最終回。竜児の行動、そしてそれを見た大河の決意が描かれる。
 泰子を祖父母に対面させるため嘘をついて実家に呼び寄せた竜児。失うことを恐れ、自分から逃げ出し、今また竜児を失うことを恐れて再び逃げ出した泰子だったが、強制的に対面させられ……というより、それでも竜児の母親であったために、捨てたはずの過去ともう一度対面することに。でも、それは泰子が恐れていたほど過酷なものではなかった。
 それを見て家族の絆の強さを確信した竜児は、親たちを切り捨てるのではなく、ちゃんと正面から向かい合って大河とのことを認めて貰い、祝福して貰うことを決意する。
 しかしそれを聞いた大河は、竜児に全部まかせるのではなく、自分も変わり、回りに認めて貰うことを決意、そのために取った行動は、竜児との別れだった。
 全体的な流れは原作と同じなんだけど、でも細部は大分違う。原作で同じことをやっても上手くはいかなかっただろうけど、それでも比較するならアニメの最終話の方に軍配を上げると思う。
 大河の決断、そしてクラスメイトたちのその後を描いてる。それは綺麗事かもしれないけど、でも、やっぱり描かれると安心する。
 特に原作の最後はクラスメイトA化してた亜美も、ちゃんと自分の気持ちにピリオドを付けるシーンが加わってる。
 そして、「永遠に続く今」ではなく、「今からさらに一歩」なのが、アニメの方は強調されてるし。
 尺の関係で原作をかなりはしょった部分はあったけど、このアニメ化は実にGJなシリーズでした。すばらしかったと言わせていただきます。

[その他][アニメ] ヤマカン……

  アニメ監督 山本寛「真・アニメ新世紀宣言」 2万字インタビュー今日もやられやく )。いや、これはちょっとなぁ……本人抑えてはいるつもりなんでしょうが、「とらドラより俺が監督したかんなぎの方が上」的な感じがするのが。いや、かんなぎ、面白かったですが、トータルの出来で言えば1クールと2クールの違いがあったことを考慮しても、とらドラの方が上だと思います。これは個人的な好みばかりではないかと。
 そうでなくとも、客観的なものを示さずに理論性もなく、他作品を自作品と比較して貶める行為は、反感を買うのはいたしかたないでしょう。
 有無を言わせぬ実力があればそれでもいいんですが、演出家としての実力はともかく、監督としてそこまでかと言うと……「監督の域に達せず」ではないですが、そこまで大言すると自分の首を絞めかねないかと。


2009年03月27日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] まりほり#12とドルアーガ(2)#12

  まりほり #12「美少女だらけの水着大会。ポロリもあるよ」。いつにもましてハイテンションなかなこ。実は来るべきプール開きを楽しみにして、毎日生レバーを食べて造血をはかるなど、準備に余念がない。そしてついに当日、満を持してプールに向かったかなこの目の前には、想像以上のすばらしい光景が開かれていたのだが……

 まりほり最終回。あ〜、なんだろね。これはこれで正しいような、大いに間違ってるような。w
 最初のプール開きの水着大会、そして鼻血出し過ぎて失神したかなこを我先にと争って登場キャラたちがマウス・トゥ・マウスで人工呼吸をしようとするのは……当然夢。生レバーを食べ過ぎて食あたりしたかなこは結局プール開きに間に合わず、その後も体調を崩したり寮長先生の秘密を見てトラップされたりで二学期最後の日を迎える。どうにか体調も持ち直して参加するのだけど、前日鞠也に命令された茉莉花が人格矯正睡眠学習を仕込んだおかげで、あれだけ楽しみにしていた水着がちっとも楽しくない。しかも、スク水の代わりにふんどし好きをすり込まれたばかりに……鼎神父を先に出したのはこのせいもあるのか。静珠も半ば無理矢理だけど登場したし、一応キャラ総登場の最終回。
 まあ、素直に綺麗に終わらせるならやっぱ聖母祭で終わらせた方がいいと思うけど、なんかさらさらそのつもりはなさそうだったし、これはこれでいいのか。原作のストックが溜まったら第二期も期待していいのかなぁ。でも、完全オリジナル要素は少なめにお願いします。(^^;


  ドルアーガの塔 〜the Sword of URUK〜 #12「つないだ手は…」。ヘナロを殺してブルークリスタルロッドを奪ったニーバ。彼は最初の目的通り、BCRを使って塔の本当の姿を起動させる。それはドルアーガが神々と戦うために作った対神兵器だった。地上の人々を無視して神との戦いを繰り広げるニーバ。それに巻き込まれる地上の人々を見かねたジルたちは、ニーバを倒し塔を止めるために再び塔の頂上を目指す。

 最終回記念にニコ動で11話まで一挙放送してたんですが、なんとなくニコ動に行ったらトラップされてしまいました。orz
 遠藤氏が「アミナでもいけるぜ!」とか、かなり 節操のなさ 守備範囲の広さを発揮してました。やりすぎてコメントで「水色うぜー!(遠藤氏のコメントは上部バナーに水色で表示されてた)」と言われたりしてましたが……
 で、本編は人間無視の神と邪神の(遺産の)砲撃を、横から殴りつけて止めに行く話。それぞれがそれぞれの想いにそれぞれの形で決着をつけていく。
 ニーバの妄執は、結局ジルへのコンプレックスの裏返しというのは想像通りなのだけど、それも上手くまとめてる。戦いが終わった後に自分の行動が結局兄弟への鬱屈した感情が元だとニーバは認めるが、普通「小さい話になったなぁ」となりかねないところだけど、それを「もっと早くに認めてくれれば……」と言ったジルに、自分にも面子がある、と笑ってニーバは答える。
 他には、ファティナがオトコマエすぐるw 結局カーヤといい雰囲気なジルを見て、身を退くのだけどただでは退かない。ニーバの所に二人を行かす際、カーヤの頬に一発びんたw 「これでチャラにしてあげる」は男前すぎて惚れるwww
 他には、どうもファティナに気があるらしいそぶりをあちこちで見せてたウトゥが、「生きて帰ったら結婚しないか?」と突然の告白。それって死亡フラグwww でも一笑に付されて「だよな」。あきらめ良すぎるなぁ。
 EDは生き残ったキャラたちのその後。ギルガメスの血筋であるイシュハラ=カーヤは王位を継ぎ、メルトはその側近? ケルプとエタナは無事ゴールイン。ギャル塔頂者たちはそれをうらやましがるけど、それぞれなんか意中の相手がいたりする模様。シエラはどうも出世コースから外れたのか、飲んだくれてるし。
 ギルガメスとカイはデミゴッド化して仲むつまじくやってる模様。カイの「ひぎぃ!」攻撃は意図的なものだったのか。
 王道を行きながら思い通りにならなかったり、でも全体としては大変満足な、良いシリーズでした。とらドラに続いてこう良い終わり方をしてくれると、寂しい以上に嬉しいなぁ。これでGDHはいつ倒さn……げふげふ。いや、なんでもないです。


2009年03月29日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケンジャー#7とディケイド#10

  シンケンジャー #7「舵木一本釣」。失われた秘伝ディスクのうち、カジキ折神が発見されたという報告が志葉家に入る。しかし同時に外道衆出現の知らせも。丈留は流ノ介にカジキ折神回収の任務を任せ、自分たちは現れたアヤカシ・ヤミオロロを倒しに向かう。だが、なんだかヤミオロロはつかみ所がない上に全身が毒の怪物。それの吐く毒を浴びせられ、シンケンジャーは全員半死半生になってしまう。ヤミオロロの毒を吸った者は数日しか命が持たない。丈留たちの危機を聞いた流ノ介は何を置いても戻って駆けつけようとするが、逆に丈留に止められる。もし、ヤミオロロの毒はカジキ折神の力でしか打ち消せず、流ノ介が回収に成功して戻ってくるのを信じ、それまでヤミオロロの被害を精一杯食い止めるというのだ。
 それを聞いた流ノ介はカジキ折神を釣り上げようと苦心惨憺するのだが、あまりに根を詰めたために倒れた彼を、一人の釣り人が介抱する。だが、その釣り人は「忠義だなんだと、それは押しつけられた価値観ではないか。お前が本当に命をかける価値はあるのか?」と問われ、心を揺らがせる。

 舵木というと、ゆっくり素振りをする巨大な木刀ですか? 伊達にて返すべしですか?<舵木違い
 忠義忠義といつもうっとうしい流ノ介。なんだか昨今のブルーはライバル的立場じゃなく、レッドを全力でサポートする立場なのが多いけど、流ノ介の場合はその気持ちが先走りすぎて仲間内ですら鬱陶しがられるものなぁ。
 そんな、自分というものを持たないで「忠義第一」だったかのような流ノ介だけども、自分の身のことより人々を守るという使命のことを考え、また流ノ介を信頼している丈留に、この人物なら自分の忠義を捧げられると迷いに打ち勝つ。
 で、新しく加わったカジキ折神はやっぱりかぶり物系。ミサイルも装備してるけど、頭に刀付けての攻撃が決め技か。まあ、連獅子っぽいアクションは流ノ介ならではではあるのだけど、やっぱなんかアレな感じが……
 そしてシンケンジャーやモヂカラのことを知るらしい釣り人、朔太郎は志葉家先代が斃れた折に忠義や一切のすべてにむなしさを感じて暇を辞した黒子。黒子にもドラマあり……てか、妙に中の人が濃いんだなぁ、黒子って。


  ディケイド #10「ファイズ学園の怪盗」。ファイズの世界にやってきた士たち。この世界でのなすべきことも気にはなっていたが、それ以上に気になっているのは前の世界で出会った食い逃げ男、海東大樹。士の過去を知っているらしいのだが、目的も、敵も味方かもわからない。が、そんな士たちをよそに勝手に光写真館に入り込んで朝食を作ったりと、怪しいことこの上ない。
 言うだけ言って出て行った大樹を追って外に出た士は、学生服姿になってしまう。どうやらこの世界での士の役割はスマートブレイン学園の生徒らしい。この世界では一度死んだ人間がよみがえった怪物・オルフェノクが人間を襲っているのだが、学園ではそのオルフェノクを密かに倒している存在・仮面ライダーファイズの噂がまことしやかに囁かれていた。
 手がかりを求めて学園に入り込んだ士は、「ラッキークローバー」と呼ばれるエリート学生四人組が女生徒に絡んでいるところに出くわす。絡まれていた女生徒・由里の持っていたポラロイドカメラが壊されようとするのを、自称カメラマンだけに見過ごせず、何より高慢なラッキークローバーの態度が気に食わず、ケンカを売ってしまう。やっぱりラッキークローバーのことが嫌いだった由里は素直に喜び感謝するのだが、彼女の友達である尾上タクミは気が気ではなさそう。そんなタクミの気の弱さをしかり飛ばしつつ、由里はラッキークローバーが怪しいと彼女の勘を語る。
 一方、士に因縁を付けられたラッキークローバーの玄野から勝負を挑まれる。実はラッキークローバーの正体はオルフェノクで、同胞を倒しているファイズの正体を探しており、士がそうではないかと勘違いしたのだ。ディケイドに変身してドラゴンオルフェノクになった玄野を倒す士。だが、やはりラッキークローバーの一人百瀬がドラゴンオルフェノクをよみがえらせてしまう。
 士がファイズではないと知り、さらにファイズの正体を探すラッキークローバーに、大樹が近づいてくる。大樹は昨晩オルフェノクと戦うファイズと出くわした折、彼がポラロイドの写真を落としたのを拾ったのだ。
 その写真を見て、由里がファイズだかと思ったラッキークローバーは彼女を襲う。ディケイドも彼に恨みを持った玄野に邪魔をされ足止めされる中、由里のピンチに、タクミがファイズベルトを取り出し、ファイズに変身する。
 玄野を振り切り士も駆けつけ、由里やラッキークローバーたちと共にファイズの意外な正体に驚くが、その前に大樹が現れる。だが、大樹は突然ラッキークローバーを裏切りベルトを奪おうとする。大樹はベルトのためにラッキークローバーを利用しただけだったのだ。大樹は全員があっけにとられている中、ディエンドに変身。さらに仮面ライダーレイと仮面ライダー歌舞鬼を召還し、圧倒的な力を見せつける。
 その混戦の中、逃げ遅れた由里が百瀬の変身したタイガーオルフェノクに襲われそうになる。だが、その前にファイズベルトを失ったタクミが立ちふさがった。タクミはタイガーオルフェノクの攻撃を受けると、そのままその姿を変え、ウルフオルフェノクになっていく。
 タクミの正体はオルフェノクだった……そのことを知った由里は絶叫する。そして、ディケイドとディエンドもベルトを巡っての戦いを繰り広げていた。

 ディエンド登場編。ベルト争奪戦だったファイズだけども、それにライダー世界を渡り歩く怪盗である大樹が参戦してる感じか。
 この世界のタクミは、小心者で気が優しく、親友の由里に振り回されてるような少年。ぶっきらぼうで素直じゃなかった乾巧とは正反対。しかも猫舌どころか熱いものが好きだし。w
 そんなタクミだけど、由里のポラロイド写真で撮った写真集を出したいという夢を、本人はあきらめているのに励まし、応援する。「俺には夢がない。でもな、夢を守ることはできる」と言ってファイズとして戦うことを決意した巧と同じ想いを持っているのだなぁ。
 しかし、オリジナルのファイズと同じく、その正体はオルフェノク。自らは呪われた怪物であり夢を持てない、持ってはいけないと思うがため、正体を隠してでも大事な人間とその夢を守ろうとするのだけど、その秘密の代償は大きく、守ろうとしていた由里から絶叫と共に拒絶されてしまう。
 大樹のキャラが濃いので影が薄くなりがちだけど、きちんとファイズのツボは押さえてるなぁ。
 で、一応シリーズのキーパーソンである大樹。その態度はやけにフレンドリーなのだけど、士はもったい付けている態度と言いどうにも気にくわない。大樹の正体は次元を渡り歩き欲しいものを奪う怪盗で、欲しいもののためには怪人が人間を襲おうが世界が滅びようが興味がない。
 実力も他の仮面ライダーを「召還」する特殊能力を持っており、世界を渡り歩きディケイドを抹殺しようとする鳴滝でさえ、ディエンドである彼と対立することを避けようとする。
 ファイズはシリーズ中もっとも好きな作品だけに、どういう結末を見せるのか興味があるけども……オリジナルにあってこの世界に足りないものは、啓太郎、かなぁ。


2009年03月30日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回を見たもの

 今まで最終回の感想を上げていないもので、最終回まで見た番組
  • テイルズ・オブ・ジ・アビス――ご都合主義だけど、なにげに大映ドラマを彷彿とさせるバタ臭さは嫌いじゃなかったです。
  • 黒執事――最初から最後までよくわかりませんでした。特にあのラストは、視聴者含めて誰得?
  • キャシャーンSin――最初から最後まで(ry キャシャーンをふくらませてどうしたらこういう話になるのだろう? 小林靖子、どうしちゃったんだろう?
  • おねがいマイメロディ キララ――ダメ王子はいいところ見せたと思ったら、最後までダメ王子だったw 夢を取り戻した人間界にこれからマイメロと出会ううたやカケル、柊が出たのはちょっとしたサービス。
  • ガンダム00――1stガンダムっぽいガンダムと戦って勝った勝った、ってのはやりたかったんだろうけど、オマージュと呼ぶにもちょっと問題のある設定・構成のこの番組でやると、単なる子供の「ボクのかんがえたさいきょうのガンダム」遊びにしか見えない。あと、結局得をしたのはマネキン・コーラサワーの二人だけか。
 東海地区はもうちょっと最終回が残ってるけど、新番組もそこそこ多そう……orz


2009年03月31日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 金龍氏訃報とか

  名脇役 金田龍之介さんが死去NHK )。
時代劇の悪役からコメディーまで幅広い役柄をこなす名脇役として活躍した俳優の金田龍之介さんが、慢性腎不全のため31日未明、埼玉県内の病院で亡くなりました。80歳でした。

金田さんは昭和3年、東京で生まれ、5歳のときから大阪の劇場で子役として活動しました。戦後上京して劇団新派に入り、舞台俳優として活躍しながら昭和43年、勝新太郎さんなどの主演で人気を博した「悪名シリーズ」で映画界にデビューしました。その後、NHKの大河ドラマなど多くのテレビドラマに出演し、時代劇の悪役や温和な父親の役など幅広い役柄をこなす名脇役として活躍しました。コミカルな演技も得意で、NHKのバラエティー番組、「コメディーお江戸でござる」にも多く出演して、毎回番組を盛り上げました。金田さんは去年まで舞台に立っていましたが、持病の糖尿病が悪化して入院し、31日未明、入院先の病院で亡くなったということです。
 一瞬金月龍之介に空目したり「まだご存命だったの!?」と大変失礼なことを思ってしまったり。「必殺仕掛人」での山形屋徳兵衛みたいな典型的悪役とかも多いんだけど、「必殺からくり人」の大前田栄五郎のように一概に悪役とは言えない大物の役なんかも存在感たっぷりに演じておられた。こういう役者さんがどんどん消えて行くのかと思うと、寂しい限りです。合掌。


  朝日新聞、意味不明の連続書き込みで2ちゃんねるの運営を妨害technobahn )。とりあえず大元の書き込み禁止になった荒らしは電車板のようだけど、麻生叩きやその他よく見る煽りコメントも減ったという話が2chのスレにあったり。真偽のほどは定かではないけども、ホンマかいな? まあ、組織的なものではなく一部のアホ社員のしたこととは思うけど、問題が起これば普通以上に騒がれるのは目に見えてるのだから、社内の意識の徹底がなされてないのではないかと。

[アニメ][特撮] 最終回を見たもの2

  昨日の 続き。
  • 絶対可憐チルドレン――原作の小学生編の終わりを忠実になぞってる。けど、全般的に上手いシリーズだったなぁ、と言う印象。最初からパンドラを出したりしたアレンジはどう転ぶかと思ったけども、エスパーとノーマルの未来(≒チルドレン)を挟んで皆月と兵部の対立構造がはっきりしたので、終始話の論点がぼやけなかったし。チルドレンの未来やパンドラとの決着や中学生編への伏線があったりできっちりと終わりという形ではないけど、これは中学生編がたまったら第二期をむしろ積極的にやって欲しいところ。
  • トミカヒーロー レスキューフォース――これもわりと良い終わり。古代に生み出されたナノマシン集合体コンピューターだったマーエンの正体は先週倒し、最終回はレスキューフォースのその後。4クール目に入っていろいろ示唆されてたとおり、R-2〜4はそれぞれの目標のために転属していく。最後にネオテラー三幹部にも救いがあって、後味の良い終わりでした。
  • ケータイ捜査官7――最終回数話の展開は泣きましたわ。マジで。セカンドのラムダチップをコピーした人工知能携帯ジーンを使って無理矢理人類の黄昏をもたらそうとするマギラ。その計画によってアンダーアンカーの存在が白日の下に晒され、存続の危機に立たされていく。そしてジーンをさらに成長させるために7に心を通わせたケイタを殺させて更なる負荷を与え、それにより成長した7のラムダチップをジーンの糧にしようとする。だが、その計画を阻もうとしたゼロワンが斃れ、7の代わりにゼロワンのラムダチップを使い、人類を踏み台にフォンブレイバーを進化させようというマギラの計画が実行される。その中で、サードが、ウィルスに冒され凍結されていたフォースが、次々にバディのために立ち上がり、破壊されていく。そして、最後に7が取った選択と行動は……これは泣いたし、きれいに終わった。今期の最終回は、こう言ってはなんだけど、当たりが多いですわ。
 後日残りの最終回の感想を上げます。