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2011年03月29日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 実はゆうべ

 政府があからさまな責任なすりつけ会見を行なったのにブチ切れて、政府罵倒(批難じゃないわな、あれは)の日記を書きました。書いてから頭に血が上った状態で政府不審を煽りかねない文章を書くのはまずい、と、さすがに消しましたが、その間十分ほど、ひょっとしたら見られた方もいるかもしれません。まあ、現在は抑えてはおりますが、政府の対応に対する本音のところはあんなものです。
 正直、 日米両政府、原発対応で四つの検討・作業チームを新設読売 )のニュースを見なければやっぱり消した文章上げるつもりでしたわ。2週間以上、二十日近くもたってようやくかよ、とネチネチと言いたいところですが、まあ出来ないよりはマシなのでそれは控えておきます。
 が、政府がどんなに責任回避、ごまかしのコメントを後から流そうとネット上に全部嘘の証拠は残ってる御時世ですので、発言は慎重にし、迅速かつ適切な対応をしていただきたいところです。
 いや、これまでしたことも、これからすることも、絶対忘れないけどな。

[アニメ] 極上! めちゃモテ委員長セカンドコレクション#50とヴァンガード#11

  極上! めちゃモテ委員長セカンドコレクション #50「モテ子は永遠に不滅ですわ!」。第一期が始まった当初は、テーマといい意味不明な2Dと3Dのちゃんぽんといい、「こりゃ駄目だわ」と即斬りかと思ったのですが、基本ど根性の恋愛相談モノで、アドバイスとかもわりと真面目にコーディネイトの心理とか実用性とか、ダイエットや美容ならどうやって継続するかとか地味なところをついていて、意外と楽しめました。
 二期になって予算の関係か4回に1回実写コーナー中心のまとめとか、ネタもかなり尽き気味だったけど、結構よくやったなぁ、という印象。結局未海と東條の関係は進展したようなしてないような、だったけど、まあほとんど最初から両想い確定みたいなモノだったし、二期はほとんど旦那ポジションだったし。
 何はともあれ、二年間ご苦労様でした。


  カードファイト!!ヴァンガード #11「忍者ファイター、退場」。謎のコスプレ男、ニンジャマスターとの対戦で苦境に追い込まれるアイチ。彼のレベル3の特性に手札を削られていき、打てる手が失われていく。
 予選トーナメントの二戦目。予想外の攻撃に、もっとも確率の上で効率的な作戦を選んで、逆転のチャンスを掴むアイチ。一発逆転の奇跡の引き、とかじゃなく、ちゃんと確率や作戦手順を考えた上で、ってのが丁寧に描かれてて、面白い。
 アイチと同じく初心者のミサキも、カードの特性をこれでもかと利用しえげつないほど堅実な戦術・戦略で予選勝ち抜き。しかし猫語がわかる、と冗談を言って通じなくて照れたり、決勝進出で紹介されてて照れたり、萌え化とデレ期が早すぎますよ? もうちょっともったいつけて、こう、蛇の生殺しみたいのが、できれば……
 次回は一度敗北したカムイとの再戦。アイチも大会の最中にも成長してるし、当時の対戦との違いが楽しみ


2009年03月29日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケンジャー#7とディケイド#10

  シンケンジャー #7「舵木一本釣」。失われた秘伝ディスクのうち、カジキ折神が発見されたという報告が志葉家に入る。しかし同時に外道衆出現の知らせも。丈留は流ノ介にカジキ折神回収の任務を任せ、自分たちは現れたアヤカシ・ヤミオロロを倒しに向かう。だが、なんだかヤミオロロはつかみ所がない上に全身が毒の怪物。それの吐く毒を浴びせられ、シンケンジャーは全員半死半生になってしまう。ヤミオロロの毒を吸った者は数日しか命が持たない。丈留たちの危機を聞いた流ノ介は何を置いても戻って駆けつけようとするが、逆に丈留に止められる。もし、ヤミオロロの毒はカジキ折神の力でしか打ち消せず、流ノ介が回収に成功して戻ってくるのを信じ、それまでヤミオロロの被害を精一杯食い止めるというのだ。
 それを聞いた流ノ介はカジキ折神を釣り上げようと苦心惨憺するのだが、あまりに根を詰めたために倒れた彼を、一人の釣り人が介抱する。だが、その釣り人は「忠義だなんだと、それは押しつけられた価値観ではないか。お前が本当に命をかける価値はあるのか?」と問われ、心を揺らがせる。

 舵木というと、ゆっくり素振りをする巨大な木刀ですか? 伊達にて返すべしですか?<舵木違い
 忠義忠義といつもうっとうしい流ノ介。なんだか昨今のブルーはライバル的立場じゃなく、レッドを全力でサポートする立場なのが多いけど、流ノ介の場合はその気持ちが先走りすぎて仲間内ですら鬱陶しがられるものなぁ。
 そんな、自分というものを持たないで「忠義第一」だったかのような流ノ介だけども、自分の身のことより人々を守るという使命のことを考え、また流ノ介を信頼している丈留に、この人物なら自分の忠義を捧げられると迷いに打ち勝つ。
 で、新しく加わったカジキ折神はやっぱりかぶり物系。ミサイルも装備してるけど、頭に刀付けての攻撃が決め技か。まあ、連獅子っぽいアクションは流ノ介ならではではあるのだけど、やっぱなんかアレな感じが……
 そしてシンケンジャーやモヂカラのことを知るらしい釣り人、朔太郎は志葉家先代が斃れた折に忠義や一切のすべてにむなしさを感じて暇を辞した黒子。黒子にもドラマあり……てか、妙に中の人が濃いんだなぁ、黒子って。


  ディケイド #10「ファイズ学園の怪盗」。ファイズの世界にやってきた士たち。この世界でのなすべきことも気にはなっていたが、それ以上に気になっているのは前の世界で出会った食い逃げ男、海東大樹。士の過去を知っているらしいのだが、目的も、敵も味方かもわからない。が、そんな士たちをよそに勝手に光写真館に入り込んで朝食を作ったりと、怪しいことこの上ない。
 言うだけ言って出て行った大樹を追って外に出た士は、学生服姿になってしまう。どうやらこの世界での士の役割はスマートブレイン学園の生徒らしい。この世界では一度死んだ人間がよみがえった怪物・オルフェノクが人間を襲っているのだが、学園ではそのオルフェノクを密かに倒している存在・仮面ライダーファイズの噂がまことしやかに囁かれていた。
 手がかりを求めて学園に入り込んだ士は、「ラッキークローバー」と呼ばれるエリート学生四人組が女生徒に絡んでいるところに出くわす。絡まれていた女生徒・由里の持っていたポラロイドカメラが壊されようとするのを、自称カメラマンだけに見過ごせず、何より高慢なラッキークローバーの態度が気に食わず、ケンカを売ってしまう。やっぱりラッキークローバーのことが嫌いだった由里は素直に喜び感謝するのだが、彼女の友達である尾上タクミは気が気ではなさそう。そんなタクミの気の弱さをしかり飛ばしつつ、由里はラッキークローバーが怪しいと彼女の勘を語る。
 一方、士に因縁を付けられたラッキークローバーの玄野から勝負を挑まれる。実はラッキークローバーの正体はオルフェノクで、同胞を倒しているファイズの正体を探しており、士がそうではないかと勘違いしたのだ。ディケイドに変身してドラゴンオルフェノクになった玄野を倒す士。だが、やはりラッキークローバーの一人百瀬がドラゴンオルフェノクをよみがえらせてしまう。
 士がファイズではないと知り、さらにファイズの正体を探すラッキークローバーに、大樹が近づいてくる。大樹は昨晩オルフェノクと戦うファイズと出くわした折、彼がポラロイドの写真を落としたのを拾ったのだ。
 その写真を見て、由里がファイズだかと思ったラッキークローバーは彼女を襲う。ディケイドも彼に恨みを持った玄野に邪魔をされ足止めされる中、由里のピンチに、タクミがファイズベルトを取り出し、ファイズに変身する。
 玄野を振り切り士も駆けつけ、由里やラッキークローバーたちと共にファイズの意外な正体に驚くが、その前に大樹が現れる。だが、大樹は突然ラッキークローバーを裏切りベルトを奪おうとする。大樹はベルトのためにラッキークローバーを利用しただけだったのだ。大樹は全員があっけにとられている中、ディエンドに変身。さらに仮面ライダーレイと仮面ライダー歌舞鬼を召還し、圧倒的な力を見せつける。
 その混戦の中、逃げ遅れた由里が百瀬の変身したタイガーオルフェノクに襲われそうになる。だが、その前にファイズベルトを失ったタクミが立ちふさがった。タクミはタイガーオルフェノクの攻撃を受けると、そのままその姿を変え、ウルフオルフェノクになっていく。
 タクミの正体はオルフェノクだった……そのことを知った由里は絶叫する。そして、ディケイドとディエンドもベルトを巡っての戦いを繰り広げていた。

 ディエンド登場編。ベルト争奪戦だったファイズだけども、それにライダー世界を渡り歩く怪盗である大樹が参戦してる感じか。
 この世界のタクミは、小心者で気が優しく、親友の由里に振り回されてるような少年。ぶっきらぼうで素直じゃなかった乾巧とは正反対。しかも猫舌どころか熱いものが好きだし。w
 そんなタクミだけど、由里のポラロイド写真で撮った写真集を出したいという夢を、本人はあきらめているのに励まし、応援する。「俺には夢がない。でもな、夢を守ることはできる」と言ってファイズとして戦うことを決意した巧と同じ想いを持っているのだなぁ。
 しかし、オリジナルのファイズと同じく、その正体はオルフェノク。自らは呪われた怪物であり夢を持てない、持ってはいけないと思うがため、正体を隠してでも大事な人間とその夢を守ろうとするのだけど、その秘密の代償は大きく、守ろうとしていた由里から絶叫と共に拒絶されてしまう。
 大樹のキャラが濃いので影が薄くなりがちだけど、きちんとファイズのツボは押さえてるなぁ。
 で、一応シリーズのキーパーソンである大樹。その態度はやけにフレンドリーなのだけど、士はもったい付けている態度と言いどうにも気にくわない。大樹の正体は次元を渡り歩き欲しいものを奪う怪盗で、欲しいもののためには怪人が人間を襲おうが世界が滅びようが興味がない。
 実力も他の仮面ライダーを「召還」する特殊能力を持っており、世界を渡り歩きディケイドを抹殺しようとする鳴滝でさえ、ディエンドである彼と対立することを避けようとする。
 ファイズはシリーズ中もっとも好きな作品だけに、どういう結末を見せるのか興味があるけども……オリジナルにあってこの世界に足りないものは、啓太郎、かなぁ。


2008年03月29日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 今期最終回1

  レンタルマギカ #25「アストラル」。いつきの目が妖精眼になったのは子供のころ龍を見たからだとフィンから聞き、穂波は龍を生贄にいつきの目を元に戻す儀式を行おうとする。いつきたちは多大な犠牲を払うその儀式をやめさせようとするのだが……
 まあ、こんな感じかなぁ、という終わり。いや、話ばかり大きくなったけど、見ていて感情がついていかない……穂波が小さい頃の負い目からいつきの目を治したいという動機が全ての発端なのだから、その辺をもっと掘り下げて細やかに描写すべきかと。「魔術」を主題に掲げながらも、そういう登場人物の心のひだが描かれず、その辺が個人的に残念。

  AYAKASHI〜アヤカシ〜 #12「共生」。スタンドバトルアニメのダメな方。低予算B級パニック映画のような展開。演出や作画が良ければごまかせた……というレベルの話でもないと思う。陳腐な展開を安易に入れて盛り上げようとしてはいけない、というのはわかるけど、どうして陳腐なのか、とかは一考に値することかもしれない。なんかいろいろとちぐはぐなのを無理矢理盛り上げようとして失敗した印象はあるのだけど。

  墓場鬼太郎 #11「アホな男」。特に連続したストーリーもなく、鬼太郎によってもたらされる不条理な現象に巻き込まれる人々、ということで、まあ原作通りと言えば原作通り。作画も毎回上々で、出来としては良かったと思う。のだけど、贅沢を言えばやはりもっと淡々として欲しかったなぁという気持ちはある。無論、テレビアニメなことを考えればそんなことはやりにくいだろうけど。まあ、ただでもノイタミナの枠は演出が多めなものが多いからなぁ。
 原作のひねくれた感じと諦観はそれなりに出てたので、それはそれで良しと思おう。

  キミキス -pure rouge- #25「……and meet again」。主人公を分裂させて人気ヒロイン四人にメインを絞ってのアニメ化の最終回。三角関係となるとどうしても一方が振られなくてはならないのだけど、どうも原作ファンからはそこら辺に不満があるらしい。特に、最初から二見瑛里子一直線だった一輝はともかく、ふらふらした挙げ句一方的な星野悠美の犠牲の元結局水原摩央に走った光一の評判が……確かにその辺はもうちょっと光一が悠美を傷つけてでも本当の気持ちを伝えるきっかけ、という何かワンエピソードが欲しかったなぁ、とは感じる。
 とは言えモラトリアムな学生生活の中の恋愛もの、ということでは、嫌いではありませんでした。狂言回しで作中では顔がいいわりにワリを食ってた柊が最後に栗生といい雰囲気なのは、ちょっとほっとしたかな。原作ヒロインだから、それも原作ファンからすれば微妙なのかもしれないけど。

  デルトラクエスト #65「デルトラよ、永遠に」。原作分は昨年末で終わってて、1クール分延長してのオリジナル展開。影の大王を追い払ってからのデルトラやキャラの様子を描く後日談、みたいな流れだったのだけど、正直、出来としてはどうかと。恐らくは後番組契約上の延長とは思うけど、う〜ん。やはり作品としては昨年末で完結させた方がすっきりしたとは思う。

  流星のロックマントライブ #21「ムー大陸の決闘」。う〜む、なんか大分放送期間が短かったような。結局ロックマンはOPにも出てたグリーンシノビとファイアダイナソーは一足飛びにして、トライブキングに変身とかなり駆け足。話自体は、それほど無理なく完結してるんですが。どんな事情なのかなぁ。これも最初から短期の予定だったんだろうか?
 最後に(前作最終回でロックマンの正体がスバルだと知ったのにそうだと認めようとしない)委員長が変身後のロックマンを「ロックマン様」ではなく「スバル君」と呼んだり、やはり前作最終展開でジェミニによって次々に生贄にされたFM星人の愉快な面々が最後のシーンでちょっと出てきたりとかは良かったんだけど。

  ガンダム00 #25「刹那」。すいません。結局何がやりたいんだか最後までわかりませんでした。登場人物を派手に殺しまくってるんだけど、皆殺し冨野と違って悲壮感も悲惨感も湧いてこないのはなんでだろう? 登場人物の行動が(作り手の思いつき的に)行き当たりばったりで統一感がないし、何を視聴者に見せたいのかもわからなかったし。今的にはこういうのが感情移入されるんだろうか? 正直わけわかりません。
 まあ、最初から第二期が予定されての第一期終了なので、第二期でその辺の意味不明さも解消されるのかもしれませんが……すいません、思ってもないことを書いてしましました。(^^;


2007年03月29日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 関テレ除名で毎日が

  社説:関西テレビ除名 番組制作の構造の見直しを毎日 )。いや、言ってることは正論なんだけど、毎日に言われてもなぁ、という気も。
 あと、「構造的な問題」というのも正しいのだろうけど、じゃ、なんでそんな構造になったか、という辺りまでつっこんでないのが、ツッコミ不足。少なくとも他人事のような顔する問題じゃないと思うんだけどなぁ。


  「朝ズバッ!」が不二家報道で捏造疑惑…TBSは否定サンスポ )。ま、自分の報道したことには責任持てぇよ、というのはさておき、「 みの氏は不二家報道の翌日の番組冒頭で、不二家について「もうはっきり言って、廃業してもらいたい」と言い放っているが、TBSは「『廃業を覚悟して不退転で臨んでください』という励ましの発言だったのでは」としている」。いや、それは無理がありすぎだろう。
 とりあえずTBSさん、廃業してください(励ましの言葉)


2006年03月29日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ノエイン#24

  ノエイン #24「ハジマリ」。ノエインにハルカが飲み込まれ、ついに次元の収束が始まる。ラクリマでは十王委員会が崩壊、次元の侵攻を押し留める者はいなくなり、現実世界でもマジックサークルが暴走、次元の量子化が始まる。そしてハルカはノエインの中でノエインになったユウの過去を見ていた。
 群がる遊撃艇をアトリが一手に引き受け、カラスはノエインの元へ。しかしハルカもユウも取り込んだノエインに、カラスもまた取り込まれる。だが、ハルカはノエインとカラスたちの違いをはっきりと悟っていた。「あなたは、忘れちゃったのね」。たとえ不幸な結末を辿ろうと、ユウと出会い、一緒にいられたのだからどの時空のハルカも幸せだったこと……ハルカの死によってハルカの気持ちを忘れたノエインに、その事実を突きつける。そしてもうひとつのあり得た未来を見せる。ハルカたちを失いながらもしっかりと前に進むユウがハルカの墓参りをしている光景。ユウも「お前は前は俺だったかもしれないが、今は俺じゃない!」とはっきりとノエインを拒絶する。
 現実世界では量子化が逆に幸いし「撃たれなかった未来」と同時存在した郡山が篠原を拘束し、トビが必死にマジックサークルの働きを止めていた。アトリはシャングリラから現実に出ようとしている遊撃艇の大群を、ミホとの約束のためたった一人で押し留める。コサギもまた、量子コンピューターに頼り人同士のかかわりで相互の存在確定を放棄しかけてるラクリマを救うため、ラクリマに戻りその量子コンピューターを破壊する。

 ノエインは絶望のあまりハルカとの幸せだった日々も忘れたユウだった、ということか。カラスも世界に絶望しかけていたが、平行時空のハルカと出会うことでそれを思い出し、そしてユウはノエインではなくカラスを選択することで無限の未来の可能性を取り戻す。
 トビがハルカたちの世界に抱いた思い入れもまさしくそのためのもので、人と人の関わりを取り戻させることでクリマも救おうとする。アトリも、ミホと出会うことでそのことを再び取り戻した。
 量子の観測者原理と、人と人との関わりによって自己認識することをからめ、ひと夏の事件に幕を下ろす。
 時々出てきたあの老人は龍のトルクそのものであったよう。おそらく無理矢理時空を収束させようとするのに対し自己防衛として顕現し、ノエインの暴走の原因であるハルカのうち、そのハルカを依り代として選んだのだろう。そしてもう一人の未来のユウであるカラスを呼び寄せ、ユウに選択させた、その選択こそがテーマ、ということになるのだろう。ユウだけではなく、トビもアトリも、もちろんカラスも皆同じ選択肢を選んだのだと思うし。
 最終回でわかったことも多かったが、不明なことも多い。ラクリマのミホ、視力を失ってたのだけど、自殺を止める者がおらず、助かりはしたがその後遺症、ってことだろうか? あと、コサギはトビやアトリと違って移民ではないようだけど、誰だったんだろう?

[アニメ] 灼眼のシャナ#24

 一応、実は全話見ていて最終回を迎えたので。う〜ん、そんなに悪くはないんだけどね。全話通して絵が大崩れすることはなかったし、最後に盛り上げてきたし、キャラは立ってたし。ただ、結論を見ると大筋は祐二とシャナの恋愛話なのだろうが、全体はそういう構成ではないのだよな……最後の方でバタバタと片付けたという印象。これは原作の構成がそうだから、ってこともあるのだろう。まあ、原作を切り詰めてる部分もあったらしいから、あまり大幅に手は入れられなかったのかもしれない。
 全体としては手堅くまとめた手腕には感心するが、可もなく、不可もなくだった。それとやっぱり文字媒体での漢字に頼った名称は、映像・音声媒体化の際には向かないよね……

[その他] なんで雪が……

 三月も終わりだというのに雪が……雪はいいが、寒いのはめげる。ただでもいろいろ投げ出したい気分なのになぁ。まあ、テンパらずに行きますか。

  朝日クーデター、反社長派がリーク?長男逮捕zakzak )。事件自体はただの大麻所持なのだけど、こっち方面に波及したか。ちょっと面白そう。

  姉歯元建築士の妻が飛び降り自殺 自宅近くのマンションから産経 )。なんというか……いたましいとしか言いようがない。

  自動改札機が稼働/JR秋田駅、新幹線以外では県内初秋田魁新報 )。秋田って、秋田って……


2005年03月29日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 体調崩した……

 なんとか土日のビデオは消化したが、 LAWMAN S/伊藤明弘 は近所の書店に入っておらずしょんぼり。よってふて寝。


2003年03月29日() 旧暦 [n年日記]

五分咲きってところか

 今年もアパートの裏の桜の木に花が咲いて、ベランダに出ればすぐに花見が出来る状態に。ただ、花の咲き方自体はまだ五分咲きというところで、来週が多分花見シーズンになるんだろうなぁ。散るサクラ、残るサクラも散るサクラ。
 昨日の朝鮮民族学校卒業生への大学受験資格認可についての 資料 。まあ、各国での制度はこんな感じ。
  イラクの米英軍は、補給線にトラブルが生じている模様朝日 )。また、 バグダッドの市場にて誤爆?朝日 )というニュースもある。後者はイラクによる情報戦の可能性もあり、なんとも言えないのだけども、戦争なんてのは思い通りにいくわけがなく、その続々起こる予想外にどう対処するか、ということが重要だと思う。ひとつひとつは大局にとっては些細なことかもしれないが、長期化すればするほど、こういったことの積み重ねが無視できなくなってくる。しかし、もう賽は投げられたのだから、米英軍もどうにかするほかないだろう。
 今年のアカデミー賞アニメ部門は「千と千尋の神隠し」で長編ドキュメンタリー部門は「 ボウリング・フォー・コロンバイン 」だったそうだけど、「ボウリング〜」の監督が受賞のコメントで反戦演説をぶちまけてブーイングが起こったとか(授賞式は見てなかったのだけど。実に惜しい)。 こちら に受賞コメントがあって、これもなかなかイカス。もっとも受賞後の司会のコメントも「たった今、監督が会場裏から黒い車のトランクに詰められて連れ去られました……」というものだったとか。気が利いてるねえ。
 「千と千尋〜」は配給のディズニーが何故かアカデミー前までに数十館規模の興行しか行わず、自社製作の「リロ&ステッチ」などにアカデミーを受賞させるためではないかとか言われていたけど、そういった不利な要因を跳ね除けての受賞。めでたいのだけど、でも、「そこまでのものか?」と思う部分もないではないわけで。ただ、日本映画が「外国語映画部門」以外の賞を受賞したのは初めてのような気がする。その意味ではやはり偉業ではある。
  李歐 。ハードカバーで出た「わが手に拳銃を」を、単行本化に際してすべて中身を書き直した、実質新作とも言える。物語は大阪にある町工場をめぐる、一人の日本人の青年と、中国人の殺し屋の青年の関係を軸に展開される。町工場・拳銃・中国大陸、そして「必ず迎えに来る」と一彰に言い残し去る不思議な青年・李歐。主人公の一彰は一見何事にも熱がないように見える平々凡々とした人物で、殺し屋でゲリラの指導者でビジネスマンと正体のとらえどころがなく、それでいて周囲に強烈な魅力を発散する少女漫画の主人公のような李歐とは対照的に思えるのだけど、しかしこの二人は出会いから強烈に惹かれ合い、15年後、再会を果たすまで、全ての出来事はたった一つの約束を果たすためであるかのように巡っていく。その間にあまりに多くのことがありすぎ、多くの人間が通りすぎていく。しかし、だからこそ二度目の李歐との邂逅は、寂寥としつつも、清清しく、純粋で感動的である。この小説は出会いと再会に挟まれた、一彰と李歐という二人が駆け抜けた15年の時間の大河ドラマであると思う。
 サンデー超を見ると、どこかで見慣れた絵が……読みきりで描いている「東毅」氏って、「えんとっくん」氏じゃないんかな? なかなか面白かったです。
 「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」がテレビで放映。カットされた部分はあったけど、シーン丸ごと削られるようなことはなく、エンディングも削らずに流してくれた。何度見てもやはり良い。はやくDVD出してくれないかなぁ。