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2012年03月24日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] プリズム#50

  プリティーリズム・オーロラドリーム #50「新プリズムクイーン誕生!」。かなめはオーロラライジングを失敗、りずむは成功させるものの演技中断で失格となり、プリズムクイーンはみおんとあいらの二人に絞られる。駆けつけた両親の応援を受け、みおんは完璧な演技で満点を叩き出し、プリズムクイーンに確定。続くあいらだったが、みおんの後というプレッシャーを受けても不思議はない状況の中で、会場中からの声援を受ける。

 みおんの演技の後を受けて圧倒的に不利な中、みんなの夢であるあいらを応援する声。あいらがその声で初めて今、自分そのものがみんなの夢になったことを自覚し、完全を超えたオーロラライジングを跳ぶ……という展開はよし。そして、阿世知社長や神崎そなたも巻き込んでのオーロラライジング、までは「ああ、そういや二人の和解はまだだっけ!」と意表を突かれたのだけど……その後のみんなオーロラライジングはどないやねんw っつーか純のオーロラライジングで思わず吹き出したwwww
 熟女二人のステージ衣装だけでも十分すぎたのに、その後の展開がそれを上回るとはwwwwww
 めちゃくちゃな展開だけど、りずむ母娘の関係以外の全部、社長とそなたの確執、社長とマダム・ケイの確執、夢というものがないあいら、の全部をちゃんとまとめたなぁ。
 次回で最終回。後日談なんだろうけど、ここまでインフレーションを上手くまとめただけに逆に次シリーズのハードルが上がり過ぎたような。無理矢理な韓流ネタってのも、ちょっと心配の種。

[その他] なんでビートルズなん?

  野田首相、TPPについて日米をビートルズ主要メンバーに例えて参加の必要性強調FNN )。なんでビートルズなん? 団塊世代のおっさんどもアピール? それにしても意味が不明すぎる。
 どうせなら ガンダムに例えろよ! ガンダムに! 。例えば「TPPが連邦なら、日本はホワイトベースだ」「それって大局には関係ないってことじゃね?」……あれ?


2011年03月24日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] Rio#12

  Rio RainbowGate! #12「スペキュレーション」。いよいよ13枚のゲートカードを巡って、リオのリナの因縁の対決……の前に、何故か温泉回。おいおい。
 そいでもって温泉卓球やったりなんだり。でもリナが本当はカルティエが嘘を付いてる事を気付いてたり、その上で、自分の気持ちに決着をつけるために勝負を挑んでいたり、ハワードオーナーがそのリナの心中が判った上でリオを激励したり。あれ? ハワードオーナーがちょっとカッコイイですよ?
 そして最後の勝負はポーカー。ディーラーを担当するのは、エルヴィスのはずが、例の道化姿の人物が取って代わる。どう考えたって正体は……なんですが。
 でも、のっけの勝負でリオはブタで二連続で負け。復活したんじゃなかったの? と皆が不安に陥ったところで、リオが不敵な笑みを浮かべる。勝算というか、どういう意図かはわからないけど、「自分のための勝負」を楽しむつもりではあるよう。


2009年03月24日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みなえり#12

  みなみけおかえり #12「あったかい所」。今回は、話の内容より、前半と後半の作画のギャップが……後半、かなり崩れてたのに対し、前半作画は第二期の細田氏だったらしく、動きすぎるくらい動いてる……つーか、みなみけにおいては動きすぎるってのは必ずしも良くないのだなぁ。「間」を読ませる動きではないので、そっちに情報処理が無意味に取られちゃうんですな。第二期はいろいろまずかったと思うのだけど、こうやって見てみると動かしすぎたのもいけなかったのかなぁ、と思えるのは、ちょっと不思議な気が。


2008年03月24日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ポルフィ#12

  ポルフィの長い旅 #12「運命の日」。「パタゴス大ステーション」に念願のガソリンスタンドがやってくる日。その朝、ミーナの誕生日に植えた夾竹桃のつぼみがほころびそうになり、ポルフィは「いいことがありそう」と喜ぶ。だが、フクロウのアポロが家の中に入ろうとしなかったり、井戸から水が出なくなったり、ヤギたちが妙に騒いだりとおかしなことばかり起こる。さらにガソリンスタンドのタンクを入れる槽に、大きな亀裂が入る。ガソリンスタンドが出来るのを心待ちにするポルフィは急いで修理をお願いしに行くのだが、その途中でダモンという旅の老人に出合う。

 なんつーか、死亡フラグ満載の回。なんつっても原作のタイトルは「シミトラの孤児」ですから。念願の、というか、家族の未来の希望の象徴であるガソリンスタンドが届くが、同時に井戸が枯れたり動物たちの様子がおかしかったりセメントにひびが入ったり。って、もろ地震フラグじゃん!
 しかも、ひびの入ったセメントの修理を頼みに行く途中出会った老人、ダモン。戦争で家族と死に別れてから友人がいた地を回ってヨーロッパ中の旅しているというダモンは、「当たり前だと思っていたものが、そうじゃないと気付くときもある」と意味深なことを……彼を教会まで案内したお礼にイコン図をもらうポルフィだが、用事を済ませた帰り道、何気なく教会の鐘を鳴らした瞬間……
 っつーわけで、ある意味次回からが本番。ああ、井上和彦と島本須美が……

[アニメ] オーバン#26

  オーバン #26「真実のとき」。心の神殿の中、ジョーダン、アイカ王子と共にアバターの力を得るために進むモリー。だが立ちふさがるカナレットから衝撃の真実を聞かされる。

 カナレットから聞かされた真実。それはモリー=エバのスターレースへの参加、そして優勝もすべてカナレットの手の内だったこと。カナレットはモリーをスターレースへと導き、その結果優勝すること、アバターの力を受け入れず自分の復活の余地が出来ることを見越していた。つまり、リックの事故、そしてそもそものモリーの動機である母マヤの死もカナレットにより仕組まれたことだった。衝撃の真実を知って生じた心の隙を突かれ、操られてパワーピラミッドを作動させてしまうモリー。そして再びパワーを手にしてアバターになろうとするカナレットだったが、それを防いだのは、なんと意外にもジョーダン。
 アバターになるということは、一万年の孤独に身を投じるということでもある。それを知っていて、銀河を守るため、なによりモリーのためにアバターになってしまったジョーダン。確かに私利私欲のために力を求めないという意味では、ジョーダンも立派なアバター候補だったのだけど……仲間と別れてしまうこのジョーダンの結末はちょっと切ない。地球とグロックの衝突の回避のさせ方も、モリーだったらこうするだろうというものだろうなぁ。
 モリーはこの件で父親と和解し、家族をひとつに出来たけど、ジョーダンのことも忘れないでね?


2007年03月24日() 旧暦 [n年日記]

[映画] ペーパー・ムーン

 聖書販売の詐欺を仕事としているモーゼは、知己の女性の葬儀に駆けつけるが、その娘・アディを押しつけられる。アディはミズーリにいる伯母以外身寄りがなく、そこまで送り届けることになってしまう。
 モーゼは面倒事は御免とばかり、アディの母が巻き込まれた交通事故の加害者の身内からまんまと200ドルをせしめ、それで新車をあつらえ、アディは汽車で伯母のところに送り届けようとする。しかしアディは葬儀に参列した近所のおばさんたちが「父親じゃないかしら? あごがそっくり」と言っていたのを真に受け、モーゼが父親ではないかと疑い、ついて行こうとする。モーゼはどうにかしようとするが、カフェで「200ドルを返して!」と大声で騒がれ、仕方なしにミズーリまでアディを送り届けることになる。
 モーゼは道中、生業の聖書販売詐欺をするが、どこか間の抜けたモーゼの仕事に、しっかり者のアディが口を出すことでこれまでより上手く行くようになってしまう。モーゼは半ば渋々ながらアディを「相棒」としながら、ミズーリへと向かう。
 いつか見よう、と思ってて、なかなか見る機会がなかった映画。ライアン・オニールとテイタム・オニールが実の父子で主演したというのでも有名。
 タイトルの「ペーパー・ムーン」というのは、作中でアディが一人で写真を撮った、スピード写真屋のディスプレイの「ハリボテのお月様」のこと。この映画、白黒でなおかつ禁酒法時代のアメリカが舞台なんでモノクロ映画時代の映画のように思ってしまうけども、実は1973年の映画だったのだよね。これにちょっとびっくり。
 映画自体も、ホントに良くできててびっくりしましたわ。まず、映画開始最初の五分で状況完成。十分で二人の関係が確立する。しかも状況やら背景が問題なくわかってしまう。これすごいですわ。最近の映画だとこの辺やたらと冗長ですが。
 モーゼは詐欺師で、常には聖書を売りさばいている。まともな販売なわけはなく、新聞の死亡広告欄を見て、その家に「亡くなったご主人から、奥様にと生前ご注文を受けてまして……」と本当は注文されてもいない聖書を売りつけるというもの。苦労人のアディはそれに反感を覚えることもなく、むしろツメの甘いモーゼをフォローしマネージメントしてしまう。モーゼにとっては面倒な疫病神だけど、同時に有用性も出てきてなんとなく一緒にいることになじんでしまう。
 そもそもアディの母とも男女の関係で、「父親では?」と言われても完全に否定しきれない。とは言え、最後まで父親であることは否定し続けるのだが、そんなことは関係なくなってしまう。映画の主題歌で「紙のお月様も私が信じれば本物」とあるのは、「本当の父子であるかどうかが重要ではなく、お互いの絆を信じられるかどうかだ」ということのようにも思える。
 とは言え、モーゼは特に何か劇的にアディに対し感情を変えることが起こったのではない。アディも、劇的に何か起こってるのではない。ただ、聖書販売の詐欺を一緒にするようになって、モーゼがたぶらかされ同道することになったダンサーにアディが嫉妬し、計略で追い出し、酒の密売人を騙そうとしてとんでもない目にあって……
 アディはモーゼを父親ではないかと思い、モーゼはアディを鬱陶しがりながらも一緒にいることを許容する。ぱっと見、映画の前半のある時点から二人の関係はまったく変わってないように見える。けど、アディはあこがれたピアノのある暖かい家庭より、モーゼは面倒のない一人の生活より、二人でいることを選ぶ。それまで「二人の絆の強さ」を強調するシーンなしに自然にこのラストシーンにつながってることに、ひたすら吃驚する。


2006年03月24日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 練馬大根#11とかしまし#11とムシキング#51

  練馬大根ブラザーズ #11「俺のドームで3人プレイ!?」。ヒデキもマコも散り散りになってしまい落胆するイチローに、ユキカが協力。イチローがドーム建設資金のために銀行強盗したことにし、ユキカがこれ見よがしに追い回す狂言を仕組む。イチローが本当にドームのためにそんなことをしたと思ったヒデキとマコはイチローを助け、大団円かと思われたのもつかの間。大根畑を手に入れようと暗躍していたドナベとユーケルは力ずくで権利書を奪おうとする。そしてそこに痺れを切らせた大ボスが登場。その正体は……
 って、ある意味王道なんだけど、大ボスの正体はちょっと安直だったかなぁ、という気がしないでも。でも当初不安だったユキカの役どころとかもそれなりにはまって、それなりにまとまった感が出てきた。あと、空飛ぶ国会議事堂は、アホらしいんだけどなかなか壮観。
 あ、あと大ボスの声が矢尾一樹で、かなりナツカシス。

  かしまし #11「やす菜の瞳から消えたもの」。う〜ん、修羅場が長続きしないなぁ。残念。はずむが都合がよすぎるぐらいに優柔不断ってのは構わないし、誤解する展開がベタベタだってのももっと構わないのだけど、とまりとやす菜の二人のエゴが終盤に引っ込んで物分りが良くなってしまうのが残念。爆発寸前で急速にしぼんでしまった感が……
 とまりが裏切ったことで男だけでなく女まで顔が認識できなくなってしまったやす菜は祖母の家に引っ越し、はずむたちに負担をかけないように決別しようとしてるようだけど、う〜ん、お定まりの展開になってしまうのかな?

  ムシキング #51「生きてこそ」。う〜ん、妙に終盤の展開、座りが悪いと思ったら、かなり人間関係の中心の方であるはずのパムとセランの立ち位置が不鮮明なんだよな。セランに至っては人型のアイテムみたいな扱いだし……展開的には伏線を収集していき、結構良いのだけど。母を助けるために旅立ったポポが、森とみんなを救うために母から命の力を譲り受けるってのは成長を端的に示してて良かったかも。それだけに、セランが助けました、ってのは、ちょっと蛇足だった気もする。

[マンガ] アクメツ最終回

 週刊チャンピオンで連載していた「アクメツ」が最終回。アクメツが消え去った後、リポーターがインタビューしたホームレス。それは……
 結局首相はアクメツと約束した改革に失敗し、自ら失敗者の人生を送る。日本は何も変わらず、しかし、アクメツの影は確かに永田町に残った、という。その日本が今と変わらないか変わったのか、それは描写されなかったのだけど、あるいはそのアクメツの影がずっと先に日本を変えていくかも、と、アクメツと生のそれぞれを知る二人の後姿で締め。と、綺麗な締め方。結局何も変えられなかったのか、というのにも、予感だけは残している。でも、アクメツによって変わった世界、というのも見てみたかったかも。あと、何度も書くけど、今の日本の問題は「戦後の問題」というわけでは決してないと思う。
 他にチャンピオンでは勇次郎が想像上のカマキリと戦った刃牙を笑い飛ばしたり(ま、笑いますわな……)サイカチがマジで終わりそうだったり、「24のひとみ」のひとみ先生のウソが相変わらずいかしてたり。「無敵看板娘」はまだちょっと美紀の「いい子」を押し出しすぎてるかなって気が。オチは容赦なくって良かったけど。

[その他] アレげなニュース(スコア:-1, オフトピ)

  Firefoxが原因で破局した女性がBugzillaにバグとして登録/.JP )。それってアリなんか? トラブルの内容は こちら のようなんですが……Firefoxのせいなのか? なのか?

  「デートに使える科学ネタ」文科省が無料誌作成毎日 )。「 「デートに使える科学ネタ」を集めた無料情報誌「サイエンスウォーカー」を、文部科学省が作成した。」。すいません、これだけでこちらの負けです(^^;
 でもマジな話、ちょっとしたトリビア感覚だったらともかく、一々そんなこと話してるとうざがられるよなぁ……話し方の問題か?


2005年03月24日(木) 旧暦 [n年日記]

[映画] ウィンド・トーカーズ

 「 ウィンド・トーカーズ 」は、劇場でも見たし、DVDも持ってるんですが、評価する際にはいささか微妙なところがあるんですよね。
 ジョン・ウー映画のテーマは(ほとんどが)「人間賛歌」というかそんな感じで、ウィンド・トーカーズも御多分に漏れてない。罪と挫折と救済、多くのジョン・ウー映画で描かれているもの。それとやはりジョン・ウーと言うと映像的ケレン味も特徴なのだけど、ウィンド・トーカーズではあえて過去の特徴的なアクションシーンを捨てている。これはこれで正解なのだけど、ただ、ウー先生自身は実は銃器とかに詳しいわけじゃないんですよ……そのため、アクション的には見るところのない凡作になってしまう。
 もうひとつ「戦争映画」として見た場合、というのがある。「戦争映画マニア」の場合、ちょっと鑑賞のポイントが違っていて状況や小道具、大道具、美術の再現度合いとかが結構チェック入るんですよ。そういう視点で見るとウィンド・トーカーズって散々な評価になってしまうのですよね……私の場合、既にそういうの織り込み済みですから、諦めてます(「ソルジャー・ドッグス」見て「あ、ウー先生は戦争映画撮れないや」と悟りましたから。技術や知識云々の問題ではなく、多分映画哲学とかの問題になってしまうんですが)。
 ちなみにウー先生に女は撮れない、というのはこれはもう黄金律みたいなものですが、「 ペイ・チェック〜消された記憶 」では奇跡的にちゃんとロマンスになってます。やれば出来る子なんです。相変わらず女を綺麗に撮るのは不得手ですが。

[映画] 「七人もの」

 黒澤明監督の「七人の侍」の成功を受けてパクリ、オマージュ、はたまたあるいは偶然七人になってしまっただけか、主人公たちメインの戦力(?)が「七人」という「七人もの」ともいうべき、ジャンルとも言えないジャンルが出来てしまったわけで。
 で、具体的に七人の侍の影響が顕著なものは、と探すと、案外とはっきりとしたものは数が少ない。漠然と影響を受けてる、とかいうものはそれらしいのがあるのだが。
 とりあえず正式な翻案作品「荒野の七人」以下その続編、「地獄の七人」「宇宙の七人」「バグズライフ」とかくらいか。これ以上に細かい泡沫作品はもっとあるかもしれないが。とりあえず、メインのキャラは七人ってのは当然として、彼らが弱者の依頼を受けて敵と戦う、って絞ると、思ったよりない。「地獄の七人」だって微妙なものである。
 で、「ワイルドバンチ」は意外とこの条件を満たしている。はっきりとしたオマージュではなく、漠然と意識してるくらいのものだろうが。
 「メインキャラが七人」だけ、とまで広げてしまうと、これが格段に範囲が広くなる。「黄金の七人」は当然、 こちらのサイト によると、「地獄の七人」「地獄の黙示録」の脚本家ジョン・ミリアスが脚本を書いた作品は多く七人ものがあるという。ネイビー・シールズが七人ものなんて思い当たらないって! 市井のマニア、恐るべし。しかしこの定義によれば、七人ものは「必ず四人死に、三人生き残らなくてはいけない」も含まれてしまうな……狭い門戸がさらに狭く!


2004年03月24日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 吹けば飛ぶよな将棋の駒に

 昨日、初めて チェスのルール を調べて、それがかなり将棋とは異なることに驚く。
 ってなことをIRCで友人に漏らしたら、世界の将棋の話になってしまう。他に有名なのは中国の「 象棋 」なのだけど、これまた日本の将棋ともチェスともかなり違う。簡単に違いを説明すると、自陣と敵陣の中で駒の動きが違ったりして(敵陣に渡れない駒もある)、故に守戦と攻勢でははっきりとした違いがある、「成り」がない、「王将」にあたる「将」「帥」は王宮から出られない、などなど。見れば、確かに古代中国の軍隊っぽくはある。
 ところが、日本の将棋も現在のような形になる以前は駒数がはるかに多い「 中将棋 」「 大将棋 」「 大大将棋 」などがあったらしく、やはり現在の日本の将棋とはかなり様相が異なる。大大将棋にいたっては駒数はそれぞれ96枚64種という膨大な数。駒の動きを覚えるだけでも大変だ。さらに、大大将棋の駒を多少整理した 摩訶大大将棋 なんてのもあり、もうわけわからん。もちろんそれだけの駒数があると、中にはとんでもない動きをするものもあり、その辺は摩訶大大将棋のことを教えてくれた 友人のところ を参照してもらうとして、面白いのは、そういった化け物じみた動きをする駒は、ほとんどが「成る」と「金将」になり弱体化する。おまけに敵陣に入ると成るのではなく、敵の駒を取った時点で成る。こういった中将棋以上の将棋は、勝負の時間が非常にかかりすぎることからすたれてしまったらしいが、強い駒を扱う爽快感を求める精神と、それによりゲームバランスが滅茶苦茶になってしまうことを避ける工夫とが垣間見えて面白い。
 ところで、チェスの特殊ルール キャスリング を知って、初めて「ダイの大冒険のアレはコレだったんだ」と気付きますた。
 あと、実はチェスのルールを調べた理由ってのが コレ だったりして。

[ニュース] これが普通かと

  魚釣島上陸の中国人七人、沖縄県警が不法入国で逮捕朝日 )。まあ、不法入国なので基本的には取り調べ後強制送還なだけでしょうが、これがまっとうな対処かと。それにしてもわざわざ逮捕に行った沖縄県警の警官はご苦労様です。
  小泉首相「私はどの国の指導者に対しても、戦没者にどのように参拝、敬意を表そうとも、とやかく言わない」中国新聞 )。その次の一言は余計な気がしますが、まあ、正論。「参拝の思想性」とか云々以前に、こういった「日本にとってはどっちにしても利のない外交カード」はさっさと潰して欲しいので、毅然とした態度は望むところです。

 なんでも官報には、身元不明の行旅死亡人の身元引受人を探すための広告が載っているらしいのだけど、その中に こんなの が。「 この遺体は、平成15年8月7日午後3時10分に、青森県八戸市の是川遺跡楢館調査区内の、 15世紀から19世紀の地層から発見されたものである。死亡の日時は戦国時代から明治時代初期と推定される。 」流石に関係者の名乗り出はないと思うんですけど……


2002年03月24日() 旧暦 [n年日記]

ドイツもオタク帝国かもしれない

 なにげに、 デジモンテイマーズ に関しては、アメリカよりドイツのほうが上を行ってるかも。アメリカでも、放映されて結構人気なんだけど、ファンの熱狂度具合が……ファンっつーか、むしろオタク。違法サイトなんでURLは上げられないけど、放映エピソードや映画をアップロードしてるサイトすらある。主題歌も別の曲になったりせず、ちゃんと「The biggest dreamer」をドイツ語化して歌ってる。歌詞まで同じかは、わからないけど。(聞き取れるほどドイツ語はできん) なんでもえらい学者先生が「すべてはエンターテイメントに収束する」と言ったそうだけど、オタクの良し悪しは別として、こういうのが出来るのも、ある程度以上安全で、生きていけて、余裕があるから。ありがたいと思わねば。
 そのテイマーズで、「ワイルドバンチ」というグループが出てくるのだけど、その名前は、 小中氏 のサイトによると、案の定サム・ペキンパーの映画かららしい。小中氏のサイトは一日ごとに書き変わってログも残してないので、引用をさせてもらう。
ジェンリャの父親、タオこと李鎮宇達、人工知性研究グループの呼称「ワイルド・バンチ」は、まさきひろさんによる命名でした。勿論これは、サム・ペキンパーの映画から採られています。
テイマーズを愉しんでおられる大人の方で、もし時間があったら、この映画を御覧戴いておくと、幾つかの暗喩を見つけられる筈です。
http://www.konaka.com/ 02/03/24更新
サンダンス・キッドとブッチ・キャシディでは、ちょいと人数が多すぎるし、まあ、そんなとこだろうなぁ。でも、暗喩になってる部分ってなんだ? 別にシブミが敵の手先になって追ってはこないし、ドルフィンが殺されてタオが「Let's go!」とか言わないし。全滅も、今のところ、してないしなぁ……う〜ん。
 そのテイマーズ、ちょっと終盤の展開的にはひっぱりすぎなのだけど、主人公たちのそれぞれのデジモン、家族の絆を描いてる。子供には退屈かもしれないけど、こういうのはいい。
  龍騎 は前回に引き続いて井上脚本。なんか、北岡(ゾルダ)がナンパな北條みたいだ。「永遠の命」にこだわりを見せるが、単純に欲に突っ走る悪徳弁護士ということでもなさそう。前回の金色のザリガニ、毛の生えたカエルと来て、「公害ネタ?」と思わせて、実は寂しい老人の自作自演。肩透かしといえば肩透かしだが、そのどこか憎めない老人が、あえなくモンスターの餌食に。アギトでは被害者のそういう面をあまり書かなかったので、それと比べて無残である。主人公のモチベーションの「人を守るために」というフレーズと重なってくる。しかし、主人公のメンタリティはまだまだ未熟。他のライダーと関わって、どう変わっていくか、ということですか。
 無意味なネタ。 八人のナナ (png)。対象比較として、 使用前
 GX連載の「鉄人」で、出てくるじじいが妙に見覚えのある飄々としたじじいだと思ったら、名前が「岡本喜市」……う〜む。


2001年03月24日() 旧暦 [n年日記]

血を吸うカメラ

 っつーB級映画がありました。見てないけど。
 街頭とかにある、インスタント証明写真。こないだ近所の書店の前に設置されているところを見たのですけど、横目でちらっと見たらN○Cのビデオプリンタが…しかも保証書の青い封筒が貼りつけられたままの奴。噂で「中身はプリンタとPCだよ」と聞いた事があったのですが、実際に目の当たりにすると結構笑えます。
 姉から連絡があり、ちと悪徳商法関連で調べ物の要。でもねーちゃん。受信料を払いませんってのは、公言するのはちといろいろナニですよ。いや、ワシが払っているのかというとゴニョゴニョゴニョですが。
 ちょいとお世話になってる方の日記で、ある人とある人の絵が似てるように感じたので、本人に聞いたら「似てない」と言下に否定された、てな事が書いてありました。絵とか漫画とかって、結構見る人によって見方が変わってきて、同じ物でも見る人によってまるで見え方が違うことがあるのですよねえ。どの感想が正しい、間違ってるではなく。面白い。
 スーパーでタイムサービスの半額のイカを買ってきて塩辛に挑戦。上手く出来るといいな。わくわく。