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2012年03月27日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その1

  輪廻のラグランジェ #12「またいつか、鴨川で」。舞台はいきなりまどかとランの告白シーン。と思ったら映画の撮影で、ランはもうすぐ地球を離れてしまうらしい。そして、何故かムギナミは既にいないらしい……
 これって輪廻とやらのせい? と思ったら、そういうわけではなく、普通にあの戦いの数週間後だったらしい。輪廻を発動させたまどかは、ウォクス・アウラの中で自分とそっくりな女の子と出会い、自分の選択を迫られる。って、これってユリカノだよなぁ。ユリカノは輪廻を発動させた際、アウラの中に閉じ込められていた誰かに変わって、自分が居続けることになったらしい。そして、その誰かってのは、どうもアステリアあらしい。しかも、脳ムンドゥス財団会長名代なだけではなく、どうもそもそもかつてウォクスで地球を破滅においやった魔女その人らしい。
 ユリカノがどうなったか少しはわかったけど、結局輪廻とやらがなんなのかはわからずじまい。使う者によって世界を破滅させる力にもなりうるらしいのはわかったのだけど……いや、近接した敵機を異常変形させるだけでも十分すごいと思うけど。
 そして、キッスは駆けつけたディセルマインにより壊滅。ヴィラジュリオは傷つき、ムギナミはそんなヴィラジュリオをかばって逃亡。地球はレ・ガリテと友好関係により平和になったかのように見えるのだけど……ディセルマインやモイドがどう見ても善玉には見えないよなぁ。特にモイド。第二部はそこらへんがひっくり返るところが中心になるんだろうか?
 第一部はちょっと中途半端な感じで終わった感じなので、第二部で完全燃焼させて欲しいところ。
 ところで渡部艦長、ブリッジであみものしてるんですが……いいんか?


  ラストエグザイル 銀翼のファム #23「Grand master」。エグザイルも凌駕するグランエグザイルを駆り世界を敵に回したルスキニア。ファムはルスキニアからサーラを助けるために、グランエグザイルの中へと飛び込む。
 グランエグザイルの登場が伏線もなにもなく唐突だったけど、あれだけ強力で巨大なものが、実は「人々を連れて宇宙に旅立つため」というのが面白かった。それだけに、ルスキニアの意図がイマイチ不明だったのが……まあ、前作も基本、オサレアニメでしたが。
 ファムがものすごい運命を背負ってるわけじゃなく、地味に祖父との邂逅と別れをしていたことに後に気づくのも良かったのだけど、良かった部分が十分生かされなかった感じはやはりどうしても。
 ラストに、ディーオが死んだルシオラと一緒にグランレースに出場するシーンは良かったけど、あのラストはどうよ?w あと、インメルマンなんで車椅子なん?


  探偵オペラミルキィホームズ第二幕 #12「アンリエットの帰還」。ブー太郎が犯罪者のトイズにより変身したラード魔神を倒し英雄になったのもつかの間、結局そもそもの発端が彼女らということでやっぱりダメダメ扱いのミルキィホームズたち。つか、そもそもトイズを私欲のためにしか使ってない……トイズなくす前も実はこんな調子だったんじゃ……?
 そして、アンリエットやみんながかえってくる場所であるホームズ探偵学院を再建するため、大探偵博のミスコンに出演するホームズたち。しかし素敵なイカレキャラだったはずのアンリエット。なんか段々シャロたちに悪影響受けてきてないか?
 モリアーティ教授のものと思われるトイズを持って姿を消した森・アーティの出番はなし。最終回もとりあえずの終わりのような感じだし。普通に第三部待ちかなぁ。


2011年03月27日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴウカイジャー#6とオーズ#27

  ゴウカイジャー #6「一番大事なもの」。宝石店でショッピングをしていたルカ。しかし目を付けていた指輪を横から現れたお金持ちのお嬢様・小牧に店ごと買われて腹を立てて文句を言う。それを見た小牧の父・高蔵に気に入られ、小牧をいさめるために彼女のお世話係になってくれと頼まれる。

 守銭奴なゴーカイイエロー・ルカがメインの回。海賊らしくお宝には目がないルカだが、金を湯水のように使う小牧にはお冠。しかし、小牧の本当の目的は、父が得たお金を全部使ってしまう事。かつて貧乏だった時に手に入れた「金のなる木」を手に入れて以来、人が変わったように金に固執する父に、昔のように戻って欲しかったのだ。それに気付いたルカは、金のなる木を奪おうとしたザンギャックが屋敷に火を点けた中、小牧と高蔵に懇願され、「大事なもの」を取りに火の中に飛び込むが、ルカが持って来たのは、小汚い人形……それは、まだ二人が貧乏な時に高蔵が買って来てくれた誕生日プレゼントだった。
 まあ、そんなこんなでいい話で終わり、金のなる木を失い無一文になった高蔵に報酬としてもらった小切手をそのまま渡すのだが、手には、冒頭の宝石店で買い損なった指輪が……ルカの過去には貧しさ故に子どもたちを守れなかった悔いがあるようなのだけど、それはそれといてちゃっかりしてるな。
 あと、ゲストの父娘の名前が「春日井高蔵」と「春日井小牧」……あの〜、愛知の地名の「春日井市」「高蔵寺」「小牧市」ですか? 脚本の荒巻稔久氏は愛知出身だったと思ったから、そのせいかな。


  仮面ライダーオーズ #27「1000と映画と戦闘員」。鴻上に呼び出された映司とアンクは、「もうすぐ仮面ライダー1000回記念だから記念映画を作るように!」と、無茶振りをされる。そもそも自分たちは1000回も戦ってないのに、と意味がわからず首をひねる映司だったが、アンクが自分のメダルを持ってる者の手がかりをエサにつられ、結局映画作りに参加することに。
 伊達が監督する下、いつもの面々による仮面ライダー1000回記念映画の撮影が開始されるが、それを悔しそうに眺めていた清掃員、千堂 院。彼のロッカーの中には、あのショッカーの戦闘員の衣装が……彼はライダーに負け続けたショッカーの戦闘員の生き残り。その彼のライダーに勝ちたいという欲望に目を付けたカザリが、彼をヤミーの親に選ぶ。
 一方、映画撮影はドタバタしながらも進んで行くが、ショッカー幹部に抜擢された後藤がまったく演技が出来ず、ダメ出しの連続の末配役交換になり、落ち込んでしまう。
 一方でテンションが上がり続ける伊達と知世子。しかし、千堂のヤミーの卵からイカジャガーヤミーが生まれるのだが、赤いオウムヤミーも現れて……

 仮面ライダー通算1000回記念ということで、映画も上映するけどそれに先だってテレビでも特別編。なんだか一部妙にテンションの高い人々がいますが、まあ、あまり気にしない方向で。鴻上はあれでいつも通りだし。
 テンションも違うけど、まあ今回は特別編ということで番外編みたいな感じなんだろうか。まずゲストで出たのが千堂院役の杉村蝉之介。ライダーに敵意を燃やす元戦闘員役で、映画の撮影に紛れ込むのだけど、崩れた大道具から映司をかばったりと、どこか憎めない。しかも彼の欲望が生み出したイカジャガーヤミーは、するめいかがあぶられるのを見て怖がったり、ライダーと間違え襲いかかった二人組の女ライダーに逆に叩きのめされたりと、なんだか情けない。千堂の欲望って、ホントにライダーに勝つ事なのかな?
 そしてイカジャガーヤミーを叩きのめすのは、やはりゲストの千秋と森下千里。森下千里は仮面ライダー龍騎のお騒がせ女、浅野めぐみ役でも出てたので、ライダーとはそれなりに縁が。つか、名前に「千」が付くゲストでまとめようって、それってどうよ? 次回は「ハリセンボン」の二人が出るらしいし。
 そして映司は、メダルの手がかりにしようと赤オウムヤミーを生け捕りにしようとするアンクに振り回され、逆に窮地に陥ったり、伊達の足を引っ張ってしまったり。しばらくは鳥系のヤミーがからむとこの調子なのかなぁ。
 次回はいよいよ通算1000回だそうだけど、どう話を落とすつもりなんだろう?


2009年03月27日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] まりほり#12とドルアーガ(2)#12

  まりほり #12「美少女だらけの水着大会。ポロリもあるよ」。いつにもましてハイテンションなかなこ。実は来るべきプール開きを楽しみにして、毎日生レバーを食べて造血をはかるなど、準備に余念がない。そしてついに当日、満を持してプールに向かったかなこの目の前には、想像以上のすばらしい光景が開かれていたのだが……

 まりほり最終回。あ〜、なんだろね。これはこれで正しいような、大いに間違ってるような。w
 最初のプール開きの水着大会、そして鼻血出し過ぎて失神したかなこを我先にと争って登場キャラたちがマウス・トゥ・マウスで人工呼吸をしようとするのは……当然夢。生レバーを食べ過ぎて食あたりしたかなこは結局プール開きに間に合わず、その後も体調を崩したり寮長先生の秘密を見てトラップされたりで二学期最後の日を迎える。どうにか体調も持ち直して参加するのだけど、前日鞠也に命令された茉莉花が人格矯正睡眠学習を仕込んだおかげで、あれだけ楽しみにしていた水着がちっとも楽しくない。しかも、スク水の代わりにふんどし好きをすり込まれたばかりに……鼎神父を先に出したのはこのせいもあるのか。静珠も半ば無理矢理だけど登場したし、一応キャラ総登場の最終回。
 まあ、素直に綺麗に終わらせるならやっぱ聖母祭で終わらせた方がいいと思うけど、なんかさらさらそのつもりはなさそうだったし、これはこれでいいのか。原作のストックが溜まったら第二期も期待していいのかなぁ。でも、完全オリジナル要素は少なめにお願いします。(^^;


  ドルアーガの塔 〜the Sword of URUK〜 #12「つないだ手は…」。ヘナロを殺してブルークリスタルロッドを奪ったニーバ。彼は最初の目的通り、BCRを使って塔の本当の姿を起動させる。それはドルアーガが神々と戦うために作った対神兵器だった。地上の人々を無視して神との戦いを繰り広げるニーバ。それに巻き込まれる地上の人々を見かねたジルたちは、ニーバを倒し塔を止めるために再び塔の頂上を目指す。

 最終回記念にニコ動で11話まで一挙放送してたんですが、なんとなくニコ動に行ったらトラップされてしまいました。orz
 遠藤氏が「アミナでもいけるぜ!」とか、かなり 節操のなさ 守備範囲の広さを発揮してました。やりすぎてコメントで「水色うぜー!(遠藤氏のコメントは上部バナーに水色で表示されてた)」と言われたりしてましたが……
 で、本編は人間無視の神と邪神の(遺産の)砲撃を、横から殴りつけて止めに行く話。それぞれがそれぞれの想いにそれぞれの形で決着をつけていく。
 ニーバの妄執は、結局ジルへのコンプレックスの裏返しというのは想像通りなのだけど、それも上手くまとめてる。戦いが終わった後に自分の行動が結局兄弟への鬱屈した感情が元だとニーバは認めるが、普通「小さい話になったなぁ」となりかねないところだけど、それを「もっと早くに認めてくれれば……」と言ったジルに、自分にも面子がある、と笑ってニーバは答える。
 他には、ファティナがオトコマエすぐるw 結局カーヤといい雰囲気なジルを見て、身を退くのだけどただでは退かない。ニーバの所に二人を行かす際、カーヤの頬に一発びんたw 「これでチャラにしてあげる」は男前すぎて惚れるwww
 他には、どうもファティナに気があるらしいそぶりをあちこちで見せてたウトゥが、「生きて帰ったら結婚しないか?」と突然の告白。それって死亡フラグwww でも一笑に付されて「だよな」。あきらめ良すぎるなぁ。
 EDは生き残ったキャラたちのその後。ギルガメスの血筋であるイシュハラ=カーヤは王位を継ぎ、メルトはその側近? ケルプとエタナは無事ゴールイン。ギャル塔頂者たちはそれをうらやましがるけど、それぞれなんか意中の相手がいたりする模様。シエラはどうも出世コースから外れたのか、飲んだくれてるし。
 ギルガメスとカイはデミゴッド化して仲むつまじくやってる模様。カイの「ひぎぃ!」攻撃は意図的なものだったのか。
 王道を行きながら思い通りにならなかったり、でも全体としては大変満足な、良いシリーズでした。とらドラに続いてこう良い終わり方をしてくれると、寂しい以上に嬉しいなぁ。これでGDHはいつ倒さn……げふげふ。いや、なんでもないです。


2008年03月27日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] のらみみ#12

  のらみみ #12「のらみみ入門」。まだハローキッズ59号店に入社する前のこと、半田は「ニコニコ紹介所」という零細紹介所に就職し、昼から飲んだくれている社長とやる気のないもう一人の社員の中でやる気ばかりを空回りさせていた。
 そんなとき、半田は十年近く居候をしていない居候キャラのエントリーシートを見つけてしまう。しかもそのエントリーシート自体三年前のもの。「もうとっくに居候してるわよ」と言われつつ、妙に気になった半田はシートに書かれている住居の廃ビルを訪れる。そこにいたキャラ・のらみみは、アピールの弱い「かみなり小僧」としての自分のキャラを変えようとして、居候もできず、もう何年もそこで過ごしていた。居候できない境遇を斜に構えて話すのらみみだが、別れ際、「本当は居候したい」と半田に心情を吐露する。
 その訴えに胸を打たれた半田は彼を事務所に連れ帰り、キャラをアレンジしようとする。しかし、そこに所長の横槍が入り、のらみみは怪獣キャラにされてしまう。思い込みと独断ばかりの所長の決定を、疑問に思いつつ言い返せない半田だったが、所長のやり口は更にエスカレート。人気ヒーローキャラに間違って絡まれている子供をのらみみが助ける、という狂言芝居でその子供の家に居候をさせよう、という手段に流石に文句を言うのだが、当ののらみみが「どうあっても居候したい」と切実に訴えるので、つい「嘘で始めた関係で、いったいどんな幸せが……」という疑問を引っ込めてしまう。しかし、そんな半田の態度がのらみみを不幸な目に遇わせてしまう。

 エピソード0、っつーかのらみみと半田の出会いの話。
 子供のころにちゃんとお別れすることもなく消えたドッタリ君を捜すため、また無類のキャラマニアでもあるためにキャラ業界に飛び込んだ半田。しかし、就職した紹介所は零細でやる気のない場末の会社。まともな指導もあるわけもなく、やる気ばかりを空回りさせ、現実と理想とのギャップを感じ始めていた。
 また、特に子供に訴えかける特技も特徴もなく、唯一一本角が「居候キャラ」としての自慢だった「かみなり小僧」時代ののらみみ。しかし妙に要領の悪いこともあってなのか、十年近くも居候が出来ない状態だった。
 そんなのらみみにたまたま興味を持った半田は彼の元を訪れ、話を聞くが、強がるその言動と裏腹に妙に気になるものを感じる。その半田の直感の通り、のらみみは居候できない自分がイヤで、斜に構えて現実から逃げだそうとしているだけだった。それが、半田が訪れてきたことで過去の自分を全部捨ててでもやり直したい、と泣きながらに訴える。
 が、経験もまともな指導もない半田のこと、建設的なプロデュースが出来るでもない。思いつきで宇宙人キャラへの転換を勧めるが、所長が横槍で怪獣キャラにしてしまう。おそらくは所長は、過去にそこそこ成功したものの、センスや手法が時代遅れになり、でも過去の成功に引きずられたままそれらを捨てることができない人間なのだろう。半田も、所長に反抗するだけのものを持たないので、流されるままになってしまう。
 所長が狂言でのらみみに居候をさせようと言い出した時にも、何を置いても居候したいというのらみみの切実さについ折れてしまう。
 だが、その結果はのらみみ唯一の自慢である角を失うということに。騙し合いの営業ばかりをし、子供の気持ちも、そしてのらみみの気持ちも無視した押しつけのやり方に、半田はのらみみを抱き上げて叫びながらその場を逃げ出す。
 居候売り込み失敗の上にいたたまれない場面から連れ出してくれたことを感謝するのらみみに、半田は自分の未熟と優柔不断からのらみみを傷つけ、アイデンティティであった角まで失わせてしまったことを自責する。そんな半田をなぐさめ、また自分を励ますかのようにのらみみは「なんにもなくなっちゃいましたけど、これで裸一貫、一からのやり直しです」「だっておいらにはなにも怖いものはないんですから……」と強がるが、堪えきれず半田の胸で泣き叫ぶ。半田もそんなのらみみをただ抱きしめるしかできない。
 そんな半田がのらみみと共にハローキッズ59号店に面接をし、キャラと一緒に就職活動という点がトマゴメ所長の興味を引いて再就職を果たすのだけど、わりとちゃらんぽらんに見えるのらみみと半田の関係が実は過去に辛い経験を共にしたためだというのが、実際にそのエピソードで提示されるときつい。原作を読むと、再就職を果たしたばかりの半田が「のらみみのお陰で最後のチャンスがもらえた、彼の居候先を見つけてあげるのが夢だ」と語ったりもしてる。トマゴメが所長をしてる59号店が例外的に恵まれた環境だというのは、やっぱり原作を見るとわかるので、半田はこの件でやはり大きなチャンスを得たのだろうな。
 今回、現実的なイヤなことが多く、辛い話だったけど、のらみみがひねくれた態度の上に居候浪人しているくせに自分のチャンスを棒に振ってまで他人(キャラ)を思いやったりするのは、こういう辛い経験をしてきたからなんだろうなぁと思うと、やっぱり涙腺がゆるむ。
 これで終わりは惜しい、と思ったら、第二期も決定らしい。つか、原作買っちゃいましたよ。アニメを見て原作を買うだなんて、やったの久々だなぁ。(逆流現象)
 ところで第二期にはコバチさん出るよね?


2007年03月27日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 日曜からこっち

 ちと寝不足。で、日曜、朝コンビニに寄っていたら、なんだかぐらっと揺れた気が。「地震か?!」と思い周りの人間の反応を見てみるが、誰も変わった様子はない。「寝不足で立ちくらみでも起こしたかなぁ」と、思った。それが9:30過ぎ……立ちくらみじゃないじゃん。orz
 帰ってニュースを見るとかなり大きな規模の地震でびっくり。ある人が「火事が出てない」とニュースを見て言ってたけど、時間帯や過疎地域に被害が大きかったため、逆に地域の連帯が強く、初期消火が迅速だったなどの要因があるのだとか。しかしライフラインや住居などの被害はそう簡単には修復しないわけで、暖かくなってきたと言っても大変なところ。


  従軍慰安婦「おわび」見直す声、河野氏「知的に不誠実」朝日 )。「 「だから従軍慰安婦自体がなかったと言わんばかりの議論をするのは知的に誠実ではない」と語っていた」そうですが、それは間違いですね。「なかった」と断言するのは知的に誠実でないかもしれませんが、「証拠がないのであったと断言することは出来ない」と言うのは知的に誠実です。もっと言えば「なかったと言わんばかりの議論をするのは知的に誠実ではない」と実在の断言に疑問を投げかけることを否定することが、そもそも知的に不誠実、というか知的でない行為です。ただの言論の封じ込めやん。言動の自由を抑圧するような真似はいけないですね。
 そもそも「従軍慰安婦」の定義ってなに? それをはっきりさせないで「なかったと言うな!」なんて方が滅茶苦茶。そういえば、「詭弁論理学」に詭弁の手法として「定義を曖昧にしたまま押し切る」ってのがありましたっけね。


  植木等さん死去朝日 )。そりゃ、ハナ肇も亡くなったし、年齢を考えれば不思議ではないので、そう遠くない将来には、とは思ってましたが……お悔やみ申し上げます。

[特撮] 電王#9とゲキレン#6

  電王 #9「俺の強さにお前が泣いた」。イマジンが引き起こす空手部員を襲う通り魔事件が主軸となるが、もちろん今度は三体目の良太郎憑きイマジンの登場でもある。って、今回は最初から良太郎についてるわけではないみたいだけど。妙な関西弁を使い、妙にとぼけたところのあるイマジンだが、そのイマジンが憑いた男・本条は空手大会の決勝で急病で準優勝に甘んじている。良太郎たちはそのイマジンが通り魔事件の犯人だと思って探す。けど、イマジンはもう一体いた。それも、決勝で本条と対戦し、結局不戦勝で優勝した菊池に憑いていた。菊池の望みは「大会に出場した相手を消してくれ」ということではなさそうだけど……
 本条に憑いたイマジンは喜んで電王と戦うのだけど、その戦いの最中、別のイマジンに襲われた本条を、身を挺してかばう。願いをかなえて過去へ飛ぶためなら憑依した相手のことなど知ったことではない、という普通のイマジンとはちょっと違うよう。
 今回はどうしてそこまでハナがイマジンを憎むのかとか、伏線の回だったけど、予告を見るとハナがいつの時代の人間なのか、どうしてイマジンを憎むのかとか、「特異点」の謎の一部もわかりそう。今回良太郎が素で空手部員を投げ飛ばしたのもそのせいかな?


  ゲキレンジャー #6 「ジュワーン!って何?」。元新進の画家だったレツ。技巧派の五毒拳・モリヤとの戦いで、その考え方と激獣拳に入門したきっかけが明らかになる。って、「勝てばよかろうなのだァ!」とは言わないけど、そこまで相手の土俵にこだわらんでも……でも、壁面での戦いは、壁面のセットを横にして撮ってるんだろうけど、スーツアクターさんの演技や大道具美術さんの力もあって、垂直か水平か迷ってしまった。流石ですなぅ。
 しかし、モリヤの足の裏の「臨気でできた細かい毛」って、なんでそれでくっつくのか子供たちはわかるのかな?(不思議な毛だからくっつく、って理解でも別にいいんだけど) 参考: 「ヤモリの足裏」の秘密をナノテクで実現hotwired )。

[アニメ] まなびストレート#12

  まなびストレート! #12「桜色の未来たち」。卒業式の一日。それぞれが新しい道へと進む。むつきはソフトボールの実業団へ、桃葉は映像の専門学校、芽衣は大学へと。まなびは、なんとフリーター、そしてみかんは、アメリカに留学。
 みかんは、生徒会活動は楽しかったけど、みんなに引っ張ってもらうばかりで自分からは何もしなかったから、今度は自分ひとりで、「わくわくきらきら」を見つけたい、という。
 とは言ったものの、いざ出立の日、空港で怖気づいてしまうみかん。そんなみかんを、見送りに来たみんなが後押しする。順当、というか、基本的にこれはみかんの視点から語られる話だった、ということでしょうね。
 最後に、一年半後日本に帰ってきたみかんを、仲間たちが出迎える。最初の 時から二年たってるのに全然成長してねえ! とか思ったけども、みかんと芽衣の服がOPのと同じことに気づいて「?」。そしたら案の定、OPの映像へとつながってました。
 第一話の冒頭と同じ冒頭シーンや、桃葉がプロモーションビデオの時にみんなでとってた「勝利のポーズ」の写真で受賞してたり、みかんがみんなにおいていかれる不安として見た踏み切りの夢のシーンが、再会シーンになってたりと、これまでの細かいところが盛り込まれてて、しかもユーフォーテーブル作品としては一二を争うほどきれいにまとまってました。いや、個人的に第四話(「プロモでゴー!の巻」)の冒頭でもう客観的評価不能になってしまったんですけどね……あれはちょっと、個人的には見てるとボロボロ泣けて来て動揺しまくりですわ。ノスタルジックとか以前に、あれで他人事じゃなくなってしまってダメ。


2006年03月27日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 啓蟄のころ

 啓蟄ってのは太陰太陽暦による二十四節気のうちのひとつで、太陽の黄経が345度の時期なのだそうな。太陰太陽暦というのは月の周期にあわせ一年を計算する太陰暦のずれを、太陽暦によって修正する暦の計算法。太陰暦の場合一年が太陽暦より11日ほど短くなるので閏月を何年かにいっぺん挿入して調整するのだが、その調整上、月と季節のずれを調整するために設けられたのが二十四節気。
 詳しい説明は wikipediaの太陽太陰暦の項目 で。
 もう春分(啓蟄の次の中気)で啓蟄は過ぎてるのになんでこんな話をしてるかというと、春になるといろいろ出てくるなぁ、という話。

[その他] 内容不鮮明な単語

 ここのところ中谷孝氏という方がリベラル方面で活躍されてるそうで。元陸軍特務機関員と名乗っており、公演やテレビ出演で「南京虐殺はあった」と断言されてるそうなんですが……まず年齢で「?」となる。氏は御年85歳。南京市が陥落したのは1937年12月。つまり、当時16歳のはず。16歳の特務機関員? と不思議に思うが、ネットで見れるプロフィールによると、当時は東京府立商業学校在学中。翌38年に卒業し、高速機関工業(株)(現在日本自動車工業に吸収されたオオタ自動車)に入社、39年に特務機関要員となり支那派遣軍総司令部報道部に勤務、とある。つまり、南京事件時には学生でしかなく、当時の状況は二次的にしか知りようがない。どうもこの手の特務機関への民間人の出向はそれなりに行われていたようで、特務機関という名称にまどわされがちだが、占領地の行政支援がその活動内容だったらしい。広い目で見れば「工作員」となるかもしれないが、俗なイメージのそれとは大分違うだろう。
 報道などによると語っている「南京虐殺」の内容も組織的意図的な民間人の大虐殺ではなく、最近よく語られる便衣兵の掃蕩時の行為(当然伝聞のはず)のようだ。(その内容の是非は別に置いておく)
 敗戦直後、中華民国司令部に勤めていたことについては別に売国とかなんとかはまったく思わない(当時の状況というのは綺麗に二元論などで語れるようなものではないだろう)し、この方が語る内容にまるで意味がないとも思わないが、どうにもイデオロギーが先に出すぎているようだ。第一「南京大虐殺」の内容自体、時代や人によって揺らぎが大きすぎる。この言葉を曖昧な定義のまま使ってる方は、何が起こったかよりも「南京大虐殺」という言葉を広めることが目的のようにも思える。そして氏はそれに利用されているだけにも見えてしまうのが残念だ。

  “萌え”防衛白書 売り上げ倍増スポニチ )。私の過去に書いた感想は こちら 。今更取り上げられてもなあ、って気もするけど、
 特に女の子はセリフだけでも“超タカ派”。中国に対して「日本の領海を潜水艦で横切ったり、弾道ミサイル造ってたり、仲良くできっこないっつーの!」。クマが「防衛力って軍事力に変わりない」と言えば「じゃあさ、たとえば日本が丸腰になったら、テロは絶対に起きないの?国際社会で孤立したらどうなる?」と力説する。「沖縄にアメリカの基地があるのはよくない」と主張するクマを殴り飛ばしながら「沖縄は地理上すごく重要な場所なんだよ。だから米国の存在が必要なの!」と持論を展開する場面まである。
 う〜ん、現行政策支持寄りに作ってあるのは事実だけど、それほど偏った内容じゃないんだけどな。一応、両論併記の進行という形。進行役のPCは、でこ(女の子)の主張もすべて正しいとは断定していない。それに「萌えマンガ」というより学研の学習マンガの系譜だと、何度言ったら(以下略)
 「萌え」って単語が出来てから、あまりに単純化されすぎたなぁ。なんでもかんでも可愛い系の女の子が出てれば「萌え」で処理してしまえばいい、てのは。
 それはそうと、
一方で、読者からは「漫画につられて買ったけど、字が多すぎて読む気にならない」(さいたま市・19歳学生)などの感想も。
 さすがにそれは当人に問題がありすぎでは……
 追加: 外務省製作のマンガパンフレット
     文科省製作のマンガ科学技術白書
 なんだ。平成17年度まんが防衛白書、全然問題ないんじゃん。


2004年03月27日() 旧暦 [n年日記]

[ドラマ] 雨がふったら傘をさす

 大須にぶらりと寄ったら、前々から買おうかどうしようか悩んでいた 必殺からくり人DVD−BOX が3割引きで出ていた。割引券を使えば1万円以下にできる、ということで購入。決算期バンザイ。このシリーズは依頼人から金を取らないわ、いきなり現代からはじまったりするわ、必殺中でも異色中の異色作。
 仕事人以前の必殺で、DVDが出ていない、もしくは予定が発表されていないのって、助け人、仕業人、新仕置人、商売人、うらごろし、なのかな?

[アニメ] ふたつのスピカ

 最終回。中途半端な感じはするが、原作連載中の作品であることと、二十話という中途半端な尺を考えれば致し方ないか。それでも原作のテイストを損なわずにまとめたと思う。ただ、ふっちーこと府中野君が宇宙飛行士を目指した理由ってのが、現在販売中の連載誌に出ているのだけど、こちらとは微妙に違う。 からかう秋に「幽霊って見たことあるか?」「誰も見たことのないものを見るって、どんな気分なんだろう?」と漏らす。アスミの保護者を気取っているわけではなく、彼もアスミの見ている光景に追いつこう としているのだ。この台詞がもう少し早く出ていれば。
 来週からは小説原作の 今日からマ王 だそうだけど……プラネテスの後番の「ウォーターシップダウンのうさぎたち」の方が楽しみ。
 あと、NHK教育で雨宮慶太監督の 魔法少女隊アルス が4/9から放送。雨宮氏だからなぁ……どうなることか。

[その他] 今日のNHK歌壇

 ビデオに録画してあった NHK歌壇 を見る。対象者のメインが高齢のためもあり、日中戦争、太平洋戦争時の世情が織り込まれた句が多くあった。あったけど、今日の視聴者投稿の九首目はその中でも一番ショックだった。著作権の関係もあるから歌を載せるわけにはいかないけど、それについて解説することもとてもできない。少なくとも、自分如きではできない。


2003年03月27日(木) 旧暦 [n年日記]

やっぱり長期化か?

 昨日夜中にBS1のニュースを点けっぱなしにしていたら、アメリカの戦争賛成派の集会の映像が流れたのだけど、「正義」だの「民主主義」だの、いつもどおりの中身のない奇麗事の単語の羅列だったのはさておいて、演説の内容が戦争の長期化をほのめかすものになっていたのが目立った。都市戦になれば市街戦にしろ篭城戦にしろ、長期化しやすいのはやはり避け得ないんだろうか……市街戦はできれば避けたいところだろうなので、篭城の形になる公算が高いが、物資の補給、特に食料の補給が絶たれた状態での篭城は市街戦とは別の形での地獄絵図になる。いずれにしても、戦争の「人道」とは程遠い部分が表に出やすくなると思う。市民を市外に脱出させられるならいいが、イラク側も「盾」である市民をそうそう外には出さないだろうし、むずかしいことには違いない。なら。今すぐ中止すべきなのか。戦争はいけないことだし、おこしてはいけない。しかし、だからと言って戦争がなければ即皆が手を取り合って仲良しになるわけでもなく、「戦争反対」が意味のない言葉であることすらある。言葉なんぞ、所詮は言葉だと思い知らされる。
  北朝鮮スパイの戦略 。日本ではあまり報道されることのない北朝鮮におけるスパイ事件の代表的ないくつかを潜入方法から紹介している。驚くべきは、アラブ系に近い顔立ちをしたスパイがアラブ系フィリピン人として韓国内に潜入、韓国内のアラブ世界研究の権威にすらなっていたという事件もあった。大抵、緻密を通り越して病的にすらなってしまった行為は失敗し、醜態を晒すことになるのだが、ごくごく稀にそれがうまく行ってしまうことがある。そうなった場合には、喜劇じみた悲劇が展開されることになる。多かれ少なかれ、どんな国にも暗部があるのは事実ではある。が、北朝鮮は国家の規模に比して、その闇が深すぎる。「太陽政策」なんて言っているけど、そんなのは現体制下では体のいい政治工作の方便でしかないと思う。もっとも、これは日本もあまり人事ではない。何故なら、韓国のスパイ事件はかなりの数が一旦日本を経由して潜入したものだからだったりする。対岸の火事ではなく、こっちにも飛び火してるのだ。
  偵察衛星の打ち上げって来月以降かと思っていたら、実は明日だったのね京都新聞 )。ロケット打上げにはいつもワクワクしている私だけども、今回ばかりはちと複雑な心持ではある。必要性と国内政治上のあれこれ、そしてそれが必要とされる近隣諸国の情勢。当たり前の話だけども、宇宙開発もビッグプロジェクトである以上、政治の世界とは無縁ではいられないことを思い知らされる。
 しかし、気付くとこの春の新番組、 ワンダバスタイル宇宙のステルヴィア と、何気に宇宙ものが多い気が。だけど、なんつか、なんだかなぁ。
  戦後補償を求め、個人で提訴していた二人の韓国人、敗訴確定へYahoo! )。よく、韓国の方が「戦後補償の件は日韓基本条約で済んでいる」と言う言に対し返す言葉で多いのが「個人の請求権は消えていない」というものなのですが、「請求権がある」ということは、「日本政府に支払い義務がある」ということでは実はありません。遺失物を拾って届け出たときに、拾った遺失物の1割程度の謝礼を要求する権利がある、とよく言いますが、実はそれも「謝礼を要求する権利がある」だけで、「謝礼をする義務がある」わけではなかったりします。まあ、言葉というものには気をつけねばならないでしょう。つか、実は韓国内では日韓基本条約が、意図的にかどうかはともかく、あまり知られてないらしいという信じがたい状況みたいなんですけどね。
  静岡でTSUTAYAに件推薦の映画コーナー設置中日新聞 )。あー、なんつか、「県推奨」なんて看板が掲げられてても見るのか? 少なくとも私はむしろ食指が伸びないがなぁ。
  うででん は、まあ、無難な終わり方。途中で盛り上がった期待ほどではなかったかも。もっとも「ダメ」と言うほどではないし、軽く見流せる出来ではあったけど、ある水準以上では作っていたとは思う。けど、やはり惜しかった気がするなぁ。
  WOLF'S RAIN は相変わらずマターリマターリ進行中。狩人の犬に過ぎないと思われていた「ブルー」が、実は(やっぱり)狼の血を引いていると判明。こういうトリックスターが、どう物語を引っ掻き回すかが楽しみである。つかワシってトリックスター的存在が好きなのかなぁ。


2001年03月27日(火) 旧暦 [n年日記]

「プラトーン」見逃した…

 最近こんなんばっかやな。
 昨日はサウンド・オブ・ミュージックがBSで、TBS系で「ピース・メーカー」をやってて、悩んだ末「ピース・メーカー」の方を選ぶ。いや、既に見てるんだけど。
 色々ツッコミ所は例によって満載だが、ツッコミ所が多いからつまらないかというとそんなことはない世の中。映画としてはまあ中くらいの映画なのだけど、この映画の好きなところは最初「はじめて人が死ぬところを見た」と言ってショックを受けていた女性科学者が、最後には核爆弾を爆発させないためとは言え、通行人の真っ只中のテロリストを「撃って!」とまで絶叫するまで追い詰められたり、街を吹き飛ばそうとしてる元ピアニストのテロリストが、通行人の親子連れや恋人達を見てやはり良心のうずきを感じたり、ということを過剰な演出なしにさらっと描いてしまうところだと思う。ミミ・レダー監督の手腕の凄さだなぁ。単純に正義と悪ではないってのを描くのは、結構難しい事なのだ。
 明日はBSで「ライト・スタッフ」が放映。私は原作を先に読んだので、原作のカリカチュア的な部分を強調した映画として寧ろ結構コメディっぽく見たのですが(でもチャック・イェーガーは燃えた)、ミールの廃棄があったことだし、宇宙開発の初期に想いを馳せるのも良いかも。
 日曜に作ったイカの塩辛がそろそろ食べ頃。う〜む。美味。
 学会後まで日保ちするかしらん? それとも京都に持って行ってしまうか…
 追加。あちこちで話題になってる 先行者プロジェクト ですが、ウチの研究室では見れません。だって周りに中国人留学生が多いのだもの…どんな反応が返ってくるか、興味は実はあるのだけど。流石に状況によって言える冗談と言えない冗談があると思い知る今日この頃。トホホ。