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2014年03月22日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] 烈車戦隊トッキュウジャー#5と仮面ライダー鎧武#22

  烈車戦隊トッキュウジャー #5「消えた線路の向こう側」。ライトが楽しみにしてる朝食の時間。ところが突然烈車が急停車で車内で大慌て。急停車は次の目的駅がシャドーラインに乗っ取られてしまい、途中で線路が寸断されてしまっていたためだった。駅を解放するにも線路がなくてはそもそも行くことすら出来ない。そんなトッキュウジャーに、車掌はカーキャリアーライナーを使うことを提案する。  トッキュウジャーたちはイマジネーションで作った車を打ち出すカーキャリアーによって無事向こう岸にたどり着くが、イマジネーションが強すぎるライトだけは飛びすぎて皆とはぐれてしまう。

 今回はサポート烈車のカーキャリアーが登場。列車モチーフのこの番組じゃ車関連では出番はあまりないかなと思ったら、空になったら架橋車にもなるすぐれもの……って、なんでさっさとその機能使わなかったの?
 ライトとはぐれたトカッチたちが出くわしたのは、町の人々から食べものを奪うバケツシャドー。なんでもかんでも人の食べものを欲しがるシャドーに、まだ朝食も食べてなかったトカッチたちは力を出しきることができない。
 同じ頃、飛びすぎて河原で頭をぶつけて気絶していたライトは、キャンプに来ていた若者たちに助けられる。が、キャンプに来てバケツシャドーからは免れたものの、食料が乏しいことには違いがない彼らは、ライトを追い出そうか相談する。そこに腹ペコのまま意識が混濁したライトが彼らの最後の食料であるカップラーメンを食べてしまい……まあ、これはライトが悪いんだけど、その辺はきちんと後でフォロー。ヤマメとか筍の若い穂とか、季節の話題ですなぁ。
 ライトのサバイバル能力のおかげで空腹でギスギスしてた若者たちも、「みんなで食べるから食事はおいしい」という当たり前のことに気づき、自分勝手なバケツシャドーにもやり返してロボ戦もカーキャリアーで撃破。今回のオプション合体は腕まるごとじゃなくて肘から先だけ交換するのね。
 腹ペコ駅だった駅も無事元の満腹駅(なんて名前だ)に戻り、めでたしめでたし……とも思いきや、車掌が把握してるサポート烈車はこれで打ち止め。かつてのシャドーラインの侵攻で、他のサポート烈車は散り散りになりどこに行ったかわからなくなってしまっていた。が、ライトが森でそれらしいものを見た、と……さらに、それをシャドーラインのシュヴァルツ将軍の仕掛けた盗聴器で聞かれてしまう。しばらくはサポート烈車の争奪戦になるのかな?


  仮面ライダー鎧武 #22「7分の1の真実」。ヘルヘイムの真実を知ってしまった紘汰だが、ユグドラシルの嘘ばかりの行動に、彼らが人々のために動いてないと感じていたところに、シドから万が一の場合情報漏洩を防ぐための兵器・スカラーシステムの存在を知り、ユグドラシルとの対決の意思を強くする。それを聞いて光実は表情を固くするが……
 そんな中、舞が新たなクラックを発見。しかも、今までのような人目のつかないところではなく、街中の陸橋の上。ユグドラシルもすぐに動き工事を装い人払いをするが、そこからインベスがやってくればヘルヘイムの秘密を隠し通すことは出来ない。そうなれば、ユグドラシルはスカラーシステムを使い、沢芽市を葬り去ってしまう……それを防ぐためにはインベスがこちらの世界に出てこないようにするしかない。そのために紘汰はヘルヘイム側のクラックに向かい、インベスの侵入を防ごうとする。
 ヘルヘイム側のクラックに辿り着いた紘汰たちは、そこに陣取る凄馬、仮面ライダーマリカ、黒影部隊を発見、物陰に隠れ様子を伺っていると、彼らはクラックに押し寄せるインベスを撃退する。彼らも最後の事態になる前に実験場である沢目市をギリギリまで守ろうとしてるのだ。それを知った紘汰はつかの間であれば彼らと共闘を持ち込めると考える。しかし光実は何故か紘汰と別行動をすることを提案。向こう側は紘汰がいれば大丈夫だろうから、こちら側で自分のできる事をする、と言うのだが……
 ヘルヘイムに残った紘汰は凄馬に共闘を提案。凄馬も合理的な考えからそれに同意。一時的に共同戦線を張ることになる。
 光実は元の世界に戻るが、舞たちの元に行き、新しいライブステージがあると嘘を言い、ある場所へ連れて行く。それはユグドラシルが用意した、ユグドラシル関係者のための、スカラーシステム発動時用の地下シェルターだった……~

 沢目市に訪れた危機は、インベスによる大規模侵略ではなく、一般人にヘルヘイムの秘密を知られることによりユグドラシルのスカラーシステムが発動すること。ユグドラシルも大事な実験場である沢芽市をむざむざ放棄し、また大きな事件を起こすことは本意ではなく、出来る限りことを荒立てないように動き、そこで紘汰と利害が一致する。
 が、その中で凄馬から紘汰に語られたユグドラシルの最終計画「アーク(方舟)プロジェクト」は、ヘルヘイムとインベスの侵攻を防ぐことを諦め、ロックシードから人体へエネルギーを供給できる戦極ドライバーを人類に配布、ヘルヘイムの森の中で人類が人類として生き延びる計画だった。しかし、ヘルヘイムが地球を覆い尽くすと推測される10年後までに用意できる戦極ドライバーは10億台。つまり、現地求人口の七人に一人しか生き延びることが出来ない。しかも、ユグドラシルとしてはインベスと成りうる「選ばれなかった人々」を放置するつもりはない。10年をかけ戦争、飢餓、紛争などで人類を削減していく、それがユグドラシルの最終計画「アークプロジェクト」の真意だった。
 それを知った紘汰はクラックが問題ないレベルまで閉じ、インベスの襲撃が一段落ついたところで共同戦線を解除、マリカの変身を解いた耀子からピーチエナジーロックシードを奪い、ユグドラシルの保持するクラックからユグドラシルに再突入する。スカラーシステムさえ破壊してしまえば、とりあえず沢目市の危機は去る……ユグドラシル社内で暴れまくる鎧武に、貴虎が斬月・真に変身して退治。他人の犠牲の上に生き延びようとするユグドラシルを糾弾する紘汰だったが、貴虎は突然変身を解き、紘汰にある真実を突き付ける。それは、光実があくまで隠そうとしていた、紘汰が舞を守るために最初に鎧武に変身して倒したインベスこそが、ヘルヘイムの実を口にしてしまった裕也の成れの果てだということ……
 親友を自分自身が葬ってしまっていたという事実に、紘汰は愕然としてしまう。
 まあ、逆ギレ気味ながらも貴虎の行為って大人目線からだと「現実を見ろ!」と、厳しいながらも導こうとしてるっぽいんだけど、それを含め、都合の悪い真実を隠そうと画策する光実がむしろやばい感じ。今回舞たちをシェルターに導いたのも、何もなかったからすぐには問題にはならなかったものの、確実に舞たちに疑惑のタネを撒いただろうし。仲間たちを守りたい、と言いつつ、仲間たちを根本的なところで信用してない身勝手さはあるのだよね。
 そして、今回は伏線張りのチラ登場くらいだった戎斗。ネタバレによると、彼が探してる赤いインベスのようなものは、「オーバーロード」と呼ばれるインベスの上位存在らしい。「オーバーロード(上帝)」って言うと、クラークの「地球幼年期の終わり」に出てくる、人類を次なる進化へと誘う悪魔の様な姿をした異星人が思い出されるのだけど、インベスの侵攻は単なる自然現象ではなくなんらかの意図を持った存在たちによりなされてる、ってことなのかなぁ。声優もいるらしいから、基本害獣のインベスと異なり、知性を持った存在ではありそう。


2011年03月22日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] スタドラ#23

  STAR DRIVER 輝きのタクト #23「エンペラー」。旅立ちの日を控え、ついに封印解放に本気を見せ始めた綺羅星十字団。スガタも変化の予兆を感じてかタクトにいつも以上に厳しい稽古をつけるが、どこか様子がおかしい。かすかな違和感を覚えるタクトだが、急にスガタはワコにデートを申し出る。
 婚約者同士だしお互い大事に思ってる二人なので不自然な事はないと思いつつも、落ち着かないタクト。ワコもまた、スガタとデートをしながらも違和感をぬぐえないでいた。
 スガタは一体何を考えているのか。デートの後タクトとワコはその事を話そうとするが、切り出せないでいるところ、突然ゼロ時間が発生。バニシングエージの三人が余裕をかなぐり捨ててタウバーンを倒しワコの封印を破ろうとしていた。

 最終回展開に向けて、話は佳境へ。多分佳境だよね?
 仲良し三人組の関係に、どこか一歩退いていたスガタが波紋を生み出す。タクトを挑発するような事を言ったり、ワコの心を乱すような事をしたり、その原因はニチ・ケイトがひが日死の巫女であることを知ったから? 綺羅星十字団のイヴローニュであることを知ったから? それともまた別の理由?
 旅立ちの日を前にしてタクトたちだけでなく綺羅星十字団のメンバーもまた心を揺らせる。綺羅星十字団の使命よりもベニオのために最後まで付き合う覚悟を決めるフィラメントの二人。バニシングエージの三人もこれまでの高見の見物な態度を捨て、本気で封印を解きに来る。
 そしてヘッドであるレイジもタクトの前に姿を現すが、出てしょっぱなにぶん殴られてるw よく見るとこいつら頭(髪)の形似てるのな。
 そして三対一の苦境をスガタの助力で切り抜けるタクト。だが、そのスガタは、綺羅星十字団第一団「エンペラー」のリーダーとして参加……これはヘッドも知らなかったようで、スガタ、一体何を考えてるの? また、総会にイヴローニュが姿を見せてなかった理由は?
 何より、ホントにあと二話で決着がつくの??? 放送スケジュールが狂った分もあるので、なんだか心配だなぁ。


2010年03月22日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイ#6とW#27

  ゴセイジャー #6「ブレイクアウト・ゴセイジャー」。逆上がりが出来ず学校でバカにされた望。練習しても出来るようにならずくさっていたところをアラタに励まされる。望はふてくされて「逆上がりが出来たって何の役にも立たない」と言うが、アラタは「地球には無駄なことなんてないと教わった」と無邪気に言って逆上がりを使用とするが結局出来ず、望に呆れられてしまう。
 そんな時、ウォースターの新たな星人ヒドuが現れる。超スピードで文字通り目にも見えない攻撃を繰り出してくるヒドウに苦戦するが、アラタが空気の動きを読んで相手の動きを止めることに成功する。しかしウォースターの幹部デレプタが現れ、アラタの負傷していた腕を攻撃、その隙にヒドウは逃げ出してしまう。
 強敵デレプタにどうやったら勝てるのか。ハイドたちはアラタのやったことを元に対策して自分たちがヒドウを受け持つから、アラタはデレプタを止めろという。アラタは苦手意識を克服しようと、出来なかった逆上がりを一生懸命練習し出す。

 いや、そりゃなんじゃ、と突っ込み入れずにはいられませんわな。まあ、子供向けの定番と言えば定番なんですが、望を励ますのは王道としても、対デレプタ特訓で逆上がりの練習はありませんわな……そりゃ突っ込まれるわ。
 今回の星人はトンボ(ドラゴンフライ)モチーフで、名前の元ネタは「ヒドゥン」。B級SF映画の傑作なんだけどなぁ。2は半分は1のダイジェストというトンデモ映画だったけど。


  仮面ライダーW #27「Dが見ていた/透明マジカルレディ」。タダ券をもらって探偵事務所の三人は竜で手品ショーにやってきた。竜が当たり前のようにいることに翔太郎は不満たらたらだが、竜自身はすっかり事務所の面々となじみ、割と楽しそう。が、その手品ショーに出てきた女マジシャンが、顔は美人なのだがひどいドジ。これじゃメインのショーも期待できない、と思ったが、脱出ショーで見事に姿を消す。だが、舞台では妙にざわついてどうも様子がおかしい。何かトラブルがあったのだが、手品は成功したはずなのに、と翔太郎たちは首をひねる。
 事務所に帰ってきた翔太郎たちがフィリップが作った第二の新ガジェット「デンデンセンサー」を試してると、デンデンセンサーが誰もいないのに事務所の玄関に向かって反応。おかしいと翔太郎が何かにぶつかったかと思うと、手品ショーの例の女マジシャン、リリィ白銀だった。彼女自身が言うには「自分はドーパント」らしい。彼女は往年の名マジシャンである祖父に厳しく手品を仕込まれたのだが、上手く行かず悩んでいたところ、身なりのいい紳士にガイアメモリをもらい透明になる能力を得たのだが、最近姿を思ったように消したり現したりすることが出来ず、更にメモリ自体も体内に入ったまま出てこなくなってしまったらしい。
 人間態のままメモリの能力が使えることに不審を抱くフィリップだが、翔太郎は彼女の「メモリをくれた人をなんとかして探して欲しい」という依頼を受ける。調査の結果その男が開業医の井坂であることがわかるのだが、彼を同行しようとする照井竜の名を聞くと、竜の父が最後に竜の名を呼んでたと言い、Wのメモリを見せる。
 目の前に突然家族の仇が現れ竜は冷静さを失い、ウェザードーパントに変身した井坂に突っ込んでいくがウェザードーパントは強力でアクセルの必殺技もWの必殺技も効かない。さらに、何故かリリィがウェザードーパントを庇う。彼女は井坂を捜し出してメモリを取り出して欲しかったのではなく、また使えるようにして欲しかったのだ……
 リリィを連れて、嵐を起こして消えてしまうウェザードーパント。井坂の病院に行こうとする竜に翔太郎は共闘を申し出るがもはや怒りにとらわれた竜は聞く耳持たず、翔太郎を邪魔者扱いすらする。
 竜に置いてけぼりになったものの、亜樹子が井坂が前にゆきほが運び込まれた病院の医者だと思い出し、駆けつけると、まさに竜と井坂が一触即発。しかも井坂がリリィに改造メモリを渡した理由は、リリィを犠牲にして自分が能力を取り込めるメモリを生み出すためだと聞いて翔太郎も怒りを覚える。しかし竜は相変わらず暴走し、Wを邪魔者と攻撃する始末。
 連携どころか足の引っ張り合いになってしまいウェザーに歯が立たず、地面を舐めさせられた竜が仇を討てず流す悔しさの涙を見て、翔太郎はフィリップが止めるにもかかわらずメモリ二本を使ったダブルエクストリームを強行するが、暴走した力で翔太郎は苦しみの声を上げる。

 すっかり竜も仲間になったかと思いきや、仇を目の前に出会った頃の復讐鬼に戻ってしまう。しかしあらゆる天候現象を操るウェザーは超強力。電撃、冷気、熱波、嵐、でアクセルもWも翻弄されるが、さらにアクセルがすっかり我を失ってしまい、余計に歯が立たない。Wはダブルエクストリームを繰り出そうとするが、それはかなりの禁じ手らしく、フィリップに止められる。この辺、新フォームへの布石なのかな?
 さらに井坂が若菜のドライバを勝手にいじったことを琉兵衛が知り、明らかにやりすぎな井坂への制裁を決意したよう。こりゃ井坂と翔太郎たち、ミュージアムの三つ巴になるのか? 井坂がいくら強力でも、さすがに園崎家を敵に回して大丈夫とは思えないけど。若菜への影響もどうなるのか。
 で、井坂を庇い、メモリを直してもらうリリィ。だけどそれは祖父の引退興行を成功させたい一心であり、それを井坂に利用された形。そして井坂の目的は過剰適合であるリリィの中で改造メモリの能力を熟成させ、その死と引き替えに自分がメモリの能力を吸収すること。井坂は複数の能力を得ることに執着しウェザーのメモリを得たのだが、それだけでは満足できなくなっていた。
 そしてアクセルの暴走はWに危険なダブルエクストリームを行わせることに……多分成功せず翔太郎はダメージを負うのだろうけど、それで竜の暴走が止まるとは思えないし。う〜ん。


2009年03月22日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケンジャー#6とディケイド#9

  シンケンジャー #6「悪口王」。丈留を目指し精進する千明だが、実際には年下のことはにも勝てない。だがそれを素直に認めることができず、武術以外は何をやってもダメと、ことはにきつい言葉を投げてしまう。さすがに言い過ぎたと思った千明は謝るが、そのときにアヤカシ・ズボシメシが現れる。ズボシメシは相手の気にしていることを言い当て、それで与えた精神的ダメージを物理的ダメージにしてしまう力を持つ。シンケンジャーたちもそれぞれダメージを受けてしまうが、何故かことはだけがダメージを受けない。「うちは、言われ慣れてるけん……」そう自嘲することはだが、千明はそんな自虐的な態度につい腹を立ててしまう。

 ことは、一番年下だったのか。
 本来イエローになるはずだった姉が病弱だったため、代わりにイエローになったことは。武術の腕は立つが、それ以外は全然ダメで、しかも自分が代理のイエローと言うことにコンプレックスを持っている。けど、そんなことはに何故か敵の精神攻撃が効かない。他のメンバーは単に感心するだけだが、千明だけは平気な顔をしてみせることはに腹を立てる。それは、自分のふがいなさをことはにぶつけていただけの自分自身と、本当はつらいはずなのにそれを無意識のうちに隠してしまうことは自身のための怒りだった。
 自分の技が効かずイエローに執拗に言葉攻撃を繰り返すズボシメシに、ことはの代わりに千明が怒りをぶつける。
 言葉攻撃は千明の「落ちこぼれ」、流ノ介の「ファザコン」はともかく、茉子の「一升独身」はひどすぎw 大丈夫、マンションを買えば!(それは別作品の独身)
 丈留は「嘘つき」と言われてダメージを受けてたけど、どういうことなんだろう? 単にやせ我慢してることではないのか?
 あと、薄皮太夫がなんと言われたのか気になるw 厚化粧? 年増?(おい


  ディケイド #9「ブレイドブレード」。カリスによってブレイバックルとレンゲルバックルを奪われてしまった。これによりサクヤは降格、カズマは首になってしまう。この仕打ちに耐えきれず会社を飛び出ようとするカズマだが、士のイヤミとユウスケの励ましにより、バイトとして居続けることに決める。
 士は社員食堂のチーフとしてさらなる立て直しを計画、全メニューを統一し、夏美とユウスケを使った集客をするなど、これまでのあり方を抜本的に変えてしまう。黒字に転換してウハウハ顔の士に「ボーナスが目的かよ!」と突っ込むユウスケだが、カズマは勝手に誤解し、士は正しい職場、同僚のあり方を示しているのだと感動してしまう。しかしそんなとき、バックルを取り戻しに行ったサクヤとムツキが依願退職したという知らせが……そんなわけはないと、社長に話を聞きに行ったカズマとユウスケが見たのは、カテゴリー0・ジョーカーを生み出すために四つのバックルの力とサクヤとムツキを実験台にする社長・四条ハジメとパラドキサアンデッドの鎌田だった。

 う〜ん、なんか今回かなりgdgdなような。士はカメラの修理代のために社員食堂を建て直してボーナスを狙うが、その行為を自分を諭すためと勝手に誤解したカズマが発憤する。けど、士の言動が一々投げやりだし、ユウスケも今回は狂言回しっぽかったし。
 消化不良気味なのは、「チーフ」を「チーズ」と言い間違えて滑舌の悪さを演出したのと同様、オリジナルへのオマージュか? いや、そんなオマージュされてもなぁ……
 本編は焦点がぼやけていたのだけど、シリーズ展開でのポイントとしては士のことを知るらしい人物が登場したこと。「お宝」を狙い世界を渡り歩いているらしいのだが、士の敵なのか味方なのかは不明。轟鬼を召還して戦いを止めたのはどうもこの人物らしいのだが……
 次回は555キター! なのだけど、今度の世界は「誰が555なのか」わからないらしい。しかも学園もの? 生徒会の面子っぽいのが四人……ラッキークローバーなのか? 「タクミ」が出てくるかどうかも含め、不安だなぁ。特に2号ライダー・ディエンドの登場のための消化回にならないかと……555好きなのに。

[その他] テレビの、これから

 っつー生討論番組がゆうべあったらしいのだけど、見てなかったorz
 いや正確には番組はつけてたんですよね、途中から。
 チャットしてた友人が「なんかNHKの討論番組にY田J一(SF・仮想戦記作家、なのだけど作品の質と数々の痛々しい言動で逆に良くない意味で一部で有名になってしまっている。)がでてるらしいよ〜」と言ったので、「へ〜、それじゃ現物を見てみますか」とつけたんですが。どうも2chのY田氏ウォッチ板を見てると発言の制限時間無視して痛い自分語りを始めようとしたので司会者に遮られてその後当てられなくなったらしいのだけど、後日ネットを見てみると、その番組が話題になってる。
 無論Y田氏のことではなく、主に番組に出演したテレビ制作側と、一般視聴者の意識の乖離についてのこと。一部尖った質問で会場が静かになったり、というのが特に話題になったりしてるけど、制作者側がネットの台頭や若者のテレビ離れなどに、具体的なビジョンが上げられないのにテレビの優位性を繰り返し主張する姿が違和感を抱かれたらしい。ディレクターなど現場に近い立場は、本当に視聴者の方を向いているのか、という理想と現実のギャップをにじませた人もいるみたいだけど、お偉いさんの立場の人は視聴者の意識との乖離がかなり顕著だったらしい。
 上記のような感じだったので番組は付けてたけどほとんど内容については見ておらず、後で2chなどネットで見て「録画しとけば良かった」と悔いてるのだけど、再放送はしなさそうだよなぁ。生がウリのシリーズらしいし。
 検索したら、視聴者側パネリストとして出演した方のブログがありました。→ Nire.Com
 この方も制作者側パネリストの意識について疑問を抱いてるようですが、それとは別にどのようにパネリストに選ばれたか、番組の段取りはどう進んだかも書いてあり、周辺情報として興味深いです。


2007年03月22日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 「正義の味方」雑談

 少し前まで結構あった平成ライダーへの批判で「勧善懲悪でない」「正義の味方のはずのライダー同士が戦ってる」というのがあった。いや、今でも言われてるし、あまり聞かれなくなったのはむしろそういう意見の人の諦観だという気がするけど。
 要は、昔のようにわかりやすい悪の集団や組織があって、それと戦う、という構図ではない、というところが大元だと思うのだけど、じゃ、これはライダーだけかというと、実は結構違ったりする。スーパー戦隊も、毎回ではないがまとまった「悪の組織」というものがないものが出てきている。「デカレンジャー」や「ボウケンジャー」なんかがそう。それに比べても平成ライダーは仮面ライダーの正義性が薄い、とは言えるけど、それはひとまず置いて、勧善懲悪でわかりやすい絶対的な悪役がどうして置かれないか、というのは、これは説得力が薄くなったためだろう。
 たとえば、このことはあいつがすべて悪い、という主張はわかりやすく非常に人を惹きつけるものだが、近年は様々な意見が露出しやすく、立場や価値観が多様であるという事実に触れやすい。社会が多様化した、というか、「社会が多様である」化したというか。「悪の組織」が説得力を失った以上、それの代替はせいぜいが「犯罪者集団」だったりする。「悪いこと」が目的ではなく、手段になる。それでも確固とした正義の味方像としてチャレンジした面もあるのが「響鬼」ではあった。要は「害獣駆除」という立場。災害救助とかそういう立場としてのヒーロー像を求めたのだろう。
 それはともかく、「完膚無きまでの悪」が説得力を失ったことが悪いことかというと、そうは言い切れないと思う。単純に「悪い」と言い切れることが絶対的な魅力を失ったことと、多様性の前提化が進んだという側面もあると思う。
 善ー悪の二元論で話が済まない、絶対悪の説得力が失われたことは、多分いろんな方面に波及してると思うけど、話題が逸れすぎるのでこのへんでやめておく。特にオチはない。

[アニメ] ヤマトナデシコ#24と武装練金#25とその他

 メール配信のテレビ番組表を見たら、 デジモンセイバーズ の出演者のところにただ一言だけ「新垣結衣」と……え? 一人載るなら主役の保志宗一郎じゃないの? つか、新垣結衣って誰だっけ? ああ、ヨシノの声だ。でもなんで? と思ったら、新垣結衣っていつの間にか結構売れっ子のグラビアアイドルだったんですな……いやまあなんてーか。


  ヤマトナデシコ七変化 #24「台風の目、迷走す」。スナコの一言に傷つき、下宿から去ることを決めた恭平。大食いの賞金で資金を稼いで放浪してる恭平がテレビに映り、心配してた皆は安心しつつも呆れる。だが、恭平が帰らないのは自分の一言のせいだと感づいたスナコだけは良心の呵責に悩まされていた。やがて、追跡取材で恭平に帰るつもりがないことがばれてしまい、皆はスナコに詰め寄る。皆に責められたスナコは、どうすれば恭平が帰ってくるのか必至に考えるのだが……

 スナコはいつもの調子のつもりで言ったに過ぎないのだが、母親に拒絶された恭平には大きく傷つく一言になってしまい、スナコも悩む。さらに武長の容赦ない追い打ちが……いや、そういうことなんだけど、そこまで容赦ないか。
 みんなは以前バイトしたフランス料理店から再度バイトの誘いを受け、そこがテレビ取材を受けると聞いて、それに飛びつく。もちろん、テレビを通して恭平に戻ってくるよう呼びかける作戦。さりげないつもりは、本人たちだけってのが……
 しまいには「自分がまぶしくなればまぶしい生き物も怖くなくなる!」と無茶な勘違いをしたスナコが、電飾しまくりで山盛りエビフライを手に乱入……いつも通りもうめちゃくちゃ。それでも、恭平に戻って欲しいという願いが通じ、恭平は下宿に戻ってくることに。
 ところが、そのテレビ中継を、スナコがレディになってるとすっかり信じていたおばさんが見てしまい、スナコがレディになっていないことで恭平たちに怒り心頭。うわー、ラスボスは最強のおばさんですか……どうしろと。


  武装錬金 #25「代わりなどいない」。カズキがヴィクターを道連れに月に行ってしまった後。世界に平和は戻ったが、カズキのいなくなった穴は埋めようがない。斗貴子はカズキの果たせなかった約束をかなえるため、パピヨンとの決着を付けにいく。

 いや、これってどう考えてもやっぱりパピヨンがヒロインだよな。だって斗貴子はカズキがいなくてもそのうち立ち直るだろうけど、パピヨンはいなくなったら回復不可能だろうし、第一、最後までカズキを信じてたのってパピヨンだしな
 いや、それだけ。


 しかし、wowowでロケットガール見てたらシグルイのCMが……本当にやるんだ……キャッチコピーが「目覚めよ日本人、私たちはここから来た」って、来てへん来てへんw

[その他] うっかり釣られかけたので

  アレ はガセネタです。てか、 去年のガセネタ です。注意してください。


2006年03月22日(水) 旧暦 [n年日記]

[読書] 義民が駆ける/藤沢周平

江戸幕府から突然命じられた三方国替え。越後長岡への転封を強いられた藩主を守ろうと、荘内藩の百姓たちは越訴のためもくもくと江戸をめざす。「雖為百姓不仕二君」を旗印に深山にわけ入り間道を伝って歩き続ける領民たちの相貌と彼らを衝き動かした情動を精緻に描く傑作歴史長編を講談社文庫にも収録。(カバーあらすじ紹介より。)
 「天保義民」と呼ばれた事件を描いた作品。「天保義民」とは、天保十一年、三方領地替えにより石高が半分の長岡への移動を命じられた荘内藩主酒井忠器への沙汰取り止めを嘆願し、荘内藩領民たちが生命を省みずこぞって江戸へと直訴に殺到した事件を指す。藩内でも集会を開き「雖為百姓不仕二君」(百姓と雖も二君に仕えず)を旗じるしに行われた百姓たちの事件を描いた歴史小説。
 ……なのだが、あらましを読む限りは美談であり、またそのように伝えられている事件が実は百姓たちの必死の生き残りをかけた幕府と藩を相手にした三つ巴の戦いだったことを描いているのがこの作品だ。
 百姓とは土に根付いて生きているものであり、藩主の任地替えなど会社で上司が変わる程度に考えるかもしれないが、実はそうではない。まず第一に、藩は百姓から生産物を年貢として徴収し、無論藩の運営上出来るだけ吸い上げたいという力が働くが、あまりに過酷な取立ては百姓の困窮・首吊り・逃散(要は百姓の大規模な夜逃げ)を招き、また一揆などを起こす危険もあり、好ましくはない。だから藩の側でも百姓が立ち行かなくなるようなことはせず、そこに土着の性質を反映した藩運営上のノウハウがある。しかし三方国替えによりそのノウハウのない藩主らがやってくる。その上、国替えの費用(当然藩側の自腹である)を補うため、国替え前、国替え後でそれぞれ過酷な徴収がおこなわれることは必至である *1 。百姓としては直訴を行うというのは公儀に国替えの沙汰取り止めをアピールするためというだけではなく、自らの頑強な姿勢を示すことにより国替え後の新藩主に対する無言の圧力を作るためでもある。「雖為百姓不仕二君」をはじめとする旗じるしも、世間の同情を買うとともに大義名分を掲げることで圧力をかけられづらくするという農民のしたたかな知恵なのだ。
 だが、そういったしたたかな戦略だけともいえず、戦国以降200年間培ってきた藩主への愛着や一種の気脈が通じているという感覚により、実際に「義」により衝き動かされる者も出てくる。
 そういった混沌としたかたまりのような百姓側の動きに対し、藩は藩で沙汰取りやめやあるいは国替え後の加増を働きかけようと策謀し、あるいはそのために百姓たちの動きを利用、または牽制しようとする。公儀は公儀で実際にはくだらない閨閥人事なのだが、面子のためや諸侯に対する弱みをみせまいとするため、一旦決まった決定を履行しようとする。
 しかしそういった政治側の思惑を超え、最後、もはや百姓たちも計算を超えたところで生存本能や義民としての自分に衝き動かされるように、総勢二百名という前代未聞の上訴の江戸行きを行うところはひたすら圧巻。その様子がひしひしとした彼らの状況が伝わりながらも百姓ならではのあっけらかんとした雰囲気が伝わってきて、それがかえって彼らのたくましさをダイレクトに訴えかける。
 そしてもはや百姓たちも荘内藩もほとんどあきらめかけていたまさかの逆転勝利。どのように、というのは読んでもらうしかないが、まさしく「降って湧いた奇跡」としか言いようがない。しかしその奇跡を起こしたのは農民たちなのだ。「七人の侍」の勘兵衛ではないが、「勝ったのは農民たちだ」である。
 この作品は時期が天保年間なだけあって、幕末史を聞きかじった人間にはなじみの人物が多く登場する。老中水野忠邦をはじめとし、徳川家斉、鳥居耀蔵、町奉行矢部定兼に、名前だけだが遠山(左衛門尉)景元も登場する。外国船出没が頻繁となり日本全体が騒然としだした世相を背景に、それぞれ内部にもさまざまな思惑をはらんだ政争が行われる。
 タイトルの「義民」という言葉にまどわされると思ってもみない方向に読者は転がされてしまうだろう。しかし、百姓たちの一心な行動とその結末は胸を打つ。
*1: 酒井側も莫大な国替え費用をまかなうため、国替え前に吸い上げられるだけ吸い上げようとするのは当然。わざわざ後任のことなど考えるなどするはずもない。

[読者] 小指の先の天使/神林長平

 人間同士が接触すると炎上してしまう謎の奇病の流行により、ある者は火星へと逃げ、ある者は身体を捨ててバーチャルなコンピューターの中へ逃げ、そしてある者は踏みとどまった未来の地球を舞台とする連作短編集。
 この作品のテーマは、となると、おそらく神林流に「リアルとバーチャル」を描くことだったのだろう。リアルとは、自分の望まない、予想をしていないことの起こる世界、他者のいる世界。バーチャルとは自分の望むことしか起こらない、あるいは自分の望むことのみを選択することが許された世界、自分しかいない世界。ということか。無論、そういったことを野暮ったく説明はしていない。また、教訓めいたことも一切描いていない。リアルにはリアルの人生があり、バーチャルにはバーチャルの人生がある。しかし、リアルを選んだ者にバーチャルの人生は究極的には理解できない。そういうことをこの本の結末は言っているように思えた。
 また、ネット依存症を含む現代のネットワークの流行も反映しているように思えたが、分析めいたことを一々書き連ねるのも野暮というものだろう。

[アニメ] よみ空#11とタクロア#11

  よみがえる空 #11「ビバーク」。滑落による負傷者を出した登山部の大学生パーティ。吹雪に巻き込まれ地元警察へ救助を要請し、一宏たち小松航空救難団にも出場がかかる。
 登山計画があまかったのかどうかはよくわからないが、予想通り救助すら困難な境遇に陥る大学生たち。負傷者と付き添いを残し、二名が携帯の電波の届くところに移動し救助を求めるが、皮肉にも彼ら自身が二重遭難し、帰らぬ人となって発見される。負傷者を含む残る二名の救助者も、発見はしたが強風で救助ができない。警察の救難ヘリが近くを通りかかっても気付かず通り過ぎてしまう無情といい、妙なところでリアルだが、そのリアルさにどういう意味を持たせるつもりなのかが……まあ、おとなしくあと一話見てみますか。

  タクティカルロア #11「花」。リディルの潜水艦との戦いにより、艦に大きなダメージを負っただけでなく五名の死者を含む多数の死傷者を出してしまったパスカル・メイジと七波。七波は艦長の責務としてもっともつらい、遺族への弔問に行くが、自らの出した結果に打ちひしがれる。漂介はそんな七波を見て……
 う〜ん、ちゃんとこういうところまでやるんですな。「ナデシコ」とかでは死者のリストを出しただけですが(あれは地球の外にいたから弔問はできなかったってこともあるけど)。死者たちも危険を承知で艦に乗っていたはずだろう、と言うのは簡単。遺族にしたって死者にしたってそんな簡単に割り切れるものではないだろうし、その上うら若い女性ばかりともなれば、遺族としては一層そうだろう。漂介はそんな七波を支えたいと、ついに思いのたけを口にする。
 一方整備班班長のみなもも親友のさくらをうしない、明るく振舞っていたが彼女のことを思い出し泣き崩れ、パスカルメイジへの業務を拒否しようとしてしまう。そんな彼女を救ったのは誰ともなく集った同僚たちの持ち寄った花束。
 他人の死を、自分の死の危険をどう受け止めるか、というのはおそらくこの作品の描き方では現実としては不十分なのだが、それでも果敢にそれを描こうとしたことは評価したい。
 漂介と七波の恋模様は、まあ、狂言回し的というか作品的にそういうものとして捉えるしかなさそう。二人のやりとりを見てしまった翼をからめて、どう決着がつけられるのか(あるいはつけられないのか)。


2005年03月22日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] いかん

 おとといの仕業人感想更新で張り切りすぎて、ネタが切れた。いえ、実際はそのほかにもいろいろやってたんですけどね。一気に上げないで、小出しにしとけば良かったなぁ。
 まあ、最近はいろいろきゅう。やるしかないですよね、うん。

[特撮][アニメ] いつものごとくいつもの

  マジレンジャー は、いや、構成としては特にどうこうってのはないんですよ。ランドセルをロケットに変えるところは笑えたけど。ただ、いろいろどうも主人公が理力の暗黒面に惹かれそうな展開の伏線の気も。

  響鬼 。まあ、こんな温いキャラばっかだとアキラの人気が出るだろうなぁ、というのが正直な感想。「あずまんが大王」でボケばっかの中で唯一突っ込みのよみが映えるようなもの?(わかりにくっ!) 伊吹鬼の活躍は……いや、CGやら演出やら頑張ってますよ? 頑張ってますけどね? 障害物もないところから撃って、避けて、撃って、避けて……ってそんなんで銃撃戦の神が納得するけえ! しかも極め技はただ「吹く」だけ。なんか全然設定を生かしきれてないよなぁ。

  ふたりはプリキュアMaxHeart 。まあ、話自体は怠けなぎさをほのかが叱る話で、教育的指導ってなものなんですが、実は何気に原画が頑張ってる回。演出、絵コンテの段階からかもしれないけど、これは原画の技量がないとちょっとできない。

  ファンタジックチルドレン 。いや、今週のではなく先週の。実はトーマの前世は……だったという話。いや、そういう展開も考えなかったではないですよ? なかったけども、実際になってみるとやはり衝撃的。子供にこんな業を背負わせて、製作者は本当に残酷だ。


2003年03月22日() 旧暦 [n年日記]

CALLING YOU

 イラクへの軍事活動と同時にバグダッドへの誘導ミサイルによる爆撃が行われてる昨今、バグダッドと言われて思い浮かべるのは実は「 バグダッド・カフェ 」くらいだったりする(ドイツ映画で、アメリカが舞台だから全然イラクとは関係ないのだけど)。そのくらい、心理的には遠い国なのだけども、しかし、昼日中に警察が注意を呼びかけながらパトロールしたり、通勤に使う地下鉄の出入り口に反戦の手書きポスターが貼られてたりすると、遠いとは言っても、ある意味地続きだということを意識せざるを得ない。
 この戦争が良いことなのか悪いことなのか、そりゃ終わってみないとわからないのだけど、おそらくは早くに終わることが殆どの人にとって良いことであるとは思う。今はただ、そうなることを祈る。起こった以上、それより外にはできることはない。
 しかし、 こんなときこそタマちゃん 。日本って平和だねえ。主に頭の中が。
  奇妙な理論1 を読み終え、 北朝鮮のスパイ戦略 を読み始める。北朝鮮に関しては、アメリカもとりあえずイラクが片付くまで一切無視、と公言してるけども、この間だからこそ読んでおこうとも思う。イラクが短期決戦で済むとは限らないのだけど。
 日本国内では(何故か)ほとんど報じられない北朝鮮のスパイ活動について、トピック的に拾うだけでもかなり興味深い。フセインについてもそうだけど、あまり、我々の常識で「こうはしないはず」とか考えない方がいい人種、特に「独裁者」という人種がいることは知っておいたほうがいいとは、思う。レッテル貼りをしすぎることも、疑心暗鬼になりすぎることもないのだけど。
  奇妙な理論1 は、特に教科書的に対トンデモ理論の対策を立てているわけではないが、書かれた時代(1952年)を考えれば、数十年経てもある種の人間の飛びつく理論なんて、そんな大差ないのだなぁ、と思い知る。まあ、一読して損はないのは間違いない。
 あ〜、ひとつ、言わねばならないことがあったっけ。先日「とても短期で終わるとは思えない」と書いたけども、それはあまりに悲観的すぎる見解でした。真に受けてしまった方、すいません。でも、どうなるかは本当にまったくわからんのだよなぁ。
  秋田県、ブラックバスの再放流禁止を決定 。まあ、難しい部分はあるとは思いますが、原状復帰が第一義、という判断なんでしょうな。
  讃岐うどん、上海にまで進出かよ!? 大阪在住の先輩と、四国出身の後輩に讃岐うどんの美学について、こないだとうとうと説得されたわけですが……しかし、上海進出はどうかなぁ。
 NHKで松本重太郎なる人物のドラマを宣伝していたので、ちょっと調べたら こんなサイト が。「西の渋沢栄一」と呼ばれた人物で、日露戦争時の紡績産業への締め付けに、あおりで潰れそうになった融資元銀行の倒産を救うために私財を投げ打った人物とか。ちょっと興味が出てきた。


2002年03月22日(金) 旧暦 [n年日記]

メシを食ったら熱が出た。

 よって一回休み。(って昨日休んでるやん)
 普段あまり体温の変化がないくせに、ちょっと変なものを食ったくらいですぐ熱が出る。因業な身体だ。
 一昨日、「月の輝く夜に」をやっていて、本当に最後だけ見る。うわ、ニコラス・ケイジの顔が今と形違う! 若〜。
 大須に、ちょっと急用ができて赴く。いつも通りかかる揚げ物スタンドが、妙に気になって、ミニコロッケ等6個セット(300円)を買って食う。ウマー。
 しかし、それだけではなんなので、帰ってからジャガイモのみそ汁を作る。どうも、これがいけなかったらしい。食い終わった直後に気分が悪くなりだす。体温計る。37.3度。そんなに高熱ではないが、なんとなく頭がぼーっとするくらいはする。
 あ、なんか関節まで痛くなってきた。しなきゃいけないこと、まだあるのになぁ……
  未来のPCは、バイオチップコンピューターになる のか? なんか、ハッタリにしても面白い。PS6かPS7が出る頃まで、ずっとこのまま、SONYの独走態勢ってのはちとなんだけど。しかし、MSのIsensee氏、「当社は,“Microsoft製品はバージョン3まではまともに動かない”という烙印を押されている。だがXboxでは選択の余地はなかった。バージョン1がうまく動かなかったら,ソニーと任天堂に食い物にされてしまう」って威張るなよ、そんなこと。
 3/21発売のはずの「モンティ・パイソン・アンド・ホーリーグレイル」を買おうとする。「ない」と言われる。「発売中止になってるみたいですよ?」何故に〜!? 調べなおしてもらうと、中止なのは通常版で、スペシャルディスク入りのほうは順調に発売された模様。つまり、入荷してなかっただけのことなのだ。「A・I」大量入荷するぐらいならモンティパイソン入れなさいってば。取り寄せせざるを得ない。「時間がかかりますよ?」と脅される。まあ、三ヵ月後に届くとかでなければ別にかまわないけど、しかし、それにしてもなぁ。う〜ん。


2001年03月22日(木) 旧暦 [n年日記]

「ミッドナイト・ラン」って「真夜中の逃走」?

 一昨日はちょっと後輩が名古屋に寄ったんで一緒に晩飯食いました。ういー。
 今日の明け方、実験の空き時間にメシを食いに栄まで自転車で出たのですよ。
 市外の人にはよくわからないかもしれないけど、栄ってのは名古屋最大の繁華街。繁華街と言っても名古屋の夜は一般的に早いので、深夜だと大通り沿いの店ってのはあまりやってないわけです。でもちょっと裏手に入るとやってるやってる。何故か早朝五時に開いてる洋服屋もあったり。「?」と思ったら、どうもお水の方用の服を揃えてるところらしいですな。
 つまり、裏手には結構そういう深夜から朝にかけて帰るお水関係の方を当て込んだ深夜営業の店ってのが結構あるんす。大学周辺では殆どが深夜になるとしまってしまうのに、ほんの1km程度離れたその辺りは、ラーメン屋や焼肉屋、ファーストフードも深夜営業してたり24時間開いてたりしてます。でそもそもワシもそれだからメシを食いに行ったわけですが(ま、ファーストフードだけどね)。
 東南アジア系おりーの、お水系おりーの、そしてまたそういう人達を当て込んだタクシーやお店ありーの。夜は夜でこういう活気があるのが結構面白いっす。