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2013年03月08日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ジョジョ#21

  ジョジョの奇妙な冒険 #21「100VS2の駆け引き」。シーザーの死の哀しみを乗り越え、一気にダメージを受けたワムウを叩こうとするリサリサ。リサリサの実力を疑いもするジョジョだったが、迎え撃つ吸血鬼ワイアードベッグを達人の動きで軽くいなすのを見て、その認識を改める。しかし、館の中にはカーズによって100人もの吸血鬼化された犯罪者たちが待ち受けていた。完全に待ち伏せされたジョジョたちは一転、ピンチに陥るが、リサリサの起点でエイジャの赤石を賭けた二対二の決闘をすることに……

 前回からするとジョセフのとぼけた雰囲気もあってゆるい感じもするけど、二人ともシーザーを失った怒りはしっかり戦いへと向けている。いや、メッシーナのことも二人とも忘れたわけじゃないのよ、二人とも。ところでメッシーナの切断された腕ってどうなったんだっけ? 波紋で治療してくっつけたんだっけ? 切断されたままだっけ?
 リサリサの実力や駆け引きの上手さにさすがのジョセフも舌を巻くが、リサリサに言われホテルに赤石を取りに行った際、彼女の荷物の中に若かりし頃のエリナやスピードワゴン、あーんスト様が写っている写真を見つける。なぜリサリサがこんなものを、と謎に思ったジョセフは、カーズたちの元に人質として残ったリサリサに写真を見せ、疑問をぶつける。
 そして、明かされたのは驚愕の真実。リサリサは50年前、ジョナサンとディオが相打ちになった船で、ジョナサンがエリナに助けるように示した、たった一人の乗客の赤ちゃん。身重なエリナに代わってストレイツォが育て、その下で波紋も身につけたのだった。
 50年前からの意外な因縁に言葉を失うジョセフだけども、原作を知ってる人はさらに驚愕の事実があるのは知ってるわな。
 その話を中断するように決闘の時間が。初戦は、ジョセフとシーザーの仇でもあるワムウ。コロッセウムの遺跡での戦車戦というかなり変則的な戦い。その戦いに臨み、ジョセフはシーザーの形見のピアス・リングとバンダナを身につけ、シーザーとともに戦いに赴くことに……ここ、大事な伏線なんで。
 それと、最後に華麗に戦車に飛び乗ったけど、戦車戦の冒頭は、確か……


2012年03月08日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ][その他] 訃報が続くなぁ

  沙ゆりさんが癌で他界したとのこと 。まだ五十代なのに、愕然。メインキャラを演じられることは多くはなかったが、重要なサブキャラや映画吹き替えで欠かせないベテランだったのに。
 段々ベテランの訃報が増えていくのは致し方ないと言え、「まだそんな年じゃないのに」という方が去られるのはやっぱがっくりしてしまう。

[その他] そりゃそうだ

  橋下市長バッサリ「無駄な労力」学校文書手書き読売 )。いやまあ、そりゃそうですわな。忙しい、忙しいと言いつつ効率化の努力をせず、手書きに拘泥する意味はまるでないかと。「手書きでやりたい」というのは主義主張があるでしょうが、概ね自己満足ですしね。事務の電子化により作業員一人あたりの作業効率が増してるのが昨今の社会で、教職だけが「聖域」を主張することもできないかと。OA化がなされてない、という現場もあるみたいだけど、そこは従来の方法を併用しつつ、OA化を徐々に進めてくしかないのでは?
 可能な効率化をしないというのは、「履歴書は手書きで」ってのと同じ精神論だと思うのだけど。

  麻生元首相「震災復興で日本人の底力を見せつけるべき」産経 )。政治家だから発言を全部真に受けるわけにはいかないけど、でも震災直後に現地に乗り込み視察し、叱咤激励した麻生氏だからこそ説得力のある言葉だよなぁ。やたらと消費税とかなんとかしか言わない今の内閣に見習って欲しいとは言わないけど、さっさと辞職して解散して欲しい。ホント害にしかなってないものなぁ。>民主政権

  暗闇で署員「痛っ!」 侵入者は…大分合同新聞 )。ネコをオチにすればいいと思ってるだろう、大分合同新聞w

[その他] なんだこりゃ?

 今全国で受け入れが云々されてる「低レベル放射性廃棄物」ですが、なんかテレビではほとんど聞かない話が。
  東日本大震災:被災地がれき処理 知事「二重基準」批判 「住民納得しない」と不信感 /石川毎日 )。重要な部分はここ。
 環境省は震災がれきの焼却灰などを、一般廃棄物として自治体が処分場に埋め立てる際の基準を、放射性セシウム1キロ当たり8000ベクレル以下とした。しかし、原発を解体する際に発生する廃棄物についての従来の基準は同100ベクレル以下。このため、基準の曖昧さを不安視する声が全国で上がっている。
 あれ? 基準値が跳ね上がってませんか? しかも、この低レベル放射性廃棄物、本来は「焼却処分とかせずにステンレス容器に封印して保管」が指定されてたんですよね。
 そりゃ事故前後で事情が変わったところはあるだろうけど、でもなんの根拠もなく、基準も処理内容もでたらめな変え方をしてるとしか見えないんですが。
 これは普通に原発近傍に積み上げておいた方がいいと思うんだけどなぁ。そうしちゃいけないって合理的理由は特に見当たらない。


2010年03月08日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 季節の変わり目に

 先週末妙に体調が悪かったのだけど、よく考えたら季節の変わり目はいつもそうだっけ。
 特にここ数日暖かかったりまた冷えてきたりと結構寒暖の差がはげしかったからなぁ。でも不整脈が起きたのが自分でもわかったのはちょっとヤバイかも。

  一緒に考える思いほしい…自民に対し防衛相読売 )。は? 何言ってるのこの人たち? 頭どうかしてるんじゃないの?(割と本気で)
 自民政権がまとめてた案を一方的に破棄、それを交渉材料に米国から有利な条件を引き出すならともかく結果としては党内で右往左往して米の態度の硬化を招き、二進も三進も行かなくなったら野党である自民に泣きつくって。
 それに国士が聞いて呆れる。昨年の予算審議の時に対案もなしに審議拒否を続け悪戯に景気対策を遅らせたのは民主党。今回の件と比べものにならないくらいこれは酷かった。
 予想してたとは言え、本気でどうしようもないな、こいつら。

 と、さっき政府公報のCO2 25%削減のCMをやってたのだけど、よくもまあ既に指摘されまくってるデマ映像を恥ずかしげもなく流しまくるなぁと。いや、政府が嘘を吐くのは今に始まった事じゃないけど、IPCCでの不祥事が続く中、完全に空気が読めてないと言うか。(空気が読めてないのも今に始まった事じゃないというのは言いっこなし。額がでかすぎるし)

[アニメ] キルミンずぅ#22

  キルミンずぅ #22「アライグマがやってきた!?」。このところナンパの成績が良くないと、ミサにお仕置きを受ける牙組の新井。あまりに(彼にとっては)過酷なお仕置きに耐えかね、屋敷を逃げ出すが動物の姿のまま行き倒れ、そこをなんとリコたちに発見されて御子神家に運び込まれる。
 ミサたちと因縁がありそうな御子神家だったが、大事にされてすっかりその気になり、居着く気満々になってしまう新井。そんな彼の前にパルスが現れ、「ここはお前のいるべきところじゃない」と、屋敷に帰るように忠告していく。
 聞く耳を持とうとしない新井だが、新井がどこかのペットのアライグマだと思い込んでるリコたちは、以前アライグマの目撃情報があったという特別自然公園の近辺に新井の飼い主がいるのではないかと、新井を連れて公園へ。しかしそこには、たくさんのアライグマたちが暮らしていた。

 牙組では最年少(なのかな?)の新井。アライグマの習性に従って汚れたものを見ると洗わずにはいられない彼だが、ミサの拷問で洗い物を前に檻に閉じ込められるという目に……いや、それって拷問か?
 扱いの酷さについに見切りを付け、家を飛び出し転がった先が御子神家。御子神家は彼がアニマリアン牙組だとはついぞ気付かず、親身になって世話をする。それにすっかり気をよくした新井だが、リコたちが本気で自分や人間たちの勝手な都合で野生化したアライグマのことを心配してるのを見て、これ以上迷惑はかけられないと御子神家を出て行くことに……でも「また遊びに来ます」って書き置きしてるから、またやって来る気満々?
 屋敷に戻った新井を、牙組の仲間たちは温かく迎えるが……いや、それって体よくおさんどんに利用されてるだけでは?


2009年03月08日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケンジャー#4とディケイド#7

  シンケンジャー #4「夜話情涙川」。なんだか最近流ノ介の様子がおかしい。いつも以上にメンバーの相談に乗ったりしようとしていて、皆からいぶかしがられたり鬱陶しがられたり。そんな時、アヤカシ出現の気配がして出撃すると、アヤカシ・ナミアヤシ一人の少年につきまとっていた。シンケンジャーが少年を保護するとあっさり撤退するが、その際に「友達同士の話さ」と意味不明の言葉を残していく。
 その少年も姿をいつの間にか姿を消してしまい、ナミアヤシと何を話していたのか聞こうとするのだが、見つけ出したその少年・良太は明日所属する野球チームの試合だというのに浮かない顔。話を聞ける雰囲気ではなく、流ノ介と茉子がしばらく監視することになる。様子を窺っていた二人だが、突然素振りを始める良太を見て茉子がいぶかしむのに、流ノ介は「私にはわかる。不安なのだ」と口にする。その一言から、茉子は流ノ介が最近皆の相談事を聞き出そうとしていたのは自身の不安の裏返しだったと察してしまい、恥ずかしさと気まずさから流ノ介は情けない自分に喝を入れてくれと迫るのだが、茉子は逆にそんな流ノ介にキュンとなってしまう。

 ゴーオンシルバーに続いてダメ男好きですか。それに姉御肌だけど将来の夢はお嫁さん、ってのは、最近のデフォですか? レスキューフォースのレイといい。関係ないけど、レスキューフォースはへっぽこだけどいいよね。
 それはともかく、流ノ介のダメ男さにときめいてしまった茉子はいそいそと殺人料理を作ったり(ベタだ)、手編みのマフラーを差し入れしたり……そのマフラー、一晩で編み上げたりはしてないですよね? あと、シンケンマルをそんなことに使ってレッドは何も言わんのか?
 結局外道衆の企みというのは大勢の人間をむやみに恐怖させるより、一人の人間を深い悲しみに突き落とす方が三途の川の水位は上がる、ということで、最近祖父をなくしたばかりの良太に「大事なものを捨てたら、おじいさんは戻ってくる」と嘘を付き、野球を捨てさせた上で祖父がよみがえるなんて嘘だと突きつけ絶望させることだった。
 それぞれの将来の夢を捨ててシンケンジャーになった流ノ介と茉子は激怒。駆けつけた他のメンバーを差し置いてナミアヤシを倒すのだけど、倒した後、これまでのバカップルっぷりを茉子に向けようとする流ノ介を、茉子は……ああ、やっぱそういうオチですか。いや、いいんですが、茉子姐さん、それじゃ多分一生「かわいいお嫁さん」は無理だと思いますよ? 独身と一緒にマンション買います?


  ディケイド #8「超トリックの真犯人」。夏美の審議を巡ってミラーワールドで戦いを繰り広げる龍騎、ディケイドたち。一旦全員ミラーワールドからはじき飛ばされるが、シンジはレンをなじることをやめない。そして、レンが桃井編集長を殺した真犯人だと疑わないシンジは、一旦ライダー裁判の中止を申し出、再度レンを殺人容疑で裁判しようと言い出す。副編集長の鎌田も異存はないと言い、やる気なさげに士も同意するが、それに反対をしたのは意外にもユウスケ。シンジたちの話をするレンの目は、「自分は破壊しかできない」とうそぶく士と同様、悲しそうな目だった、そんな目をするレンが犯人だとは思えない、と言うのだ。
 そんな時、レンはミラーワールドで孤独な戦いを続けていた。オーディンと戦い、なんとかこれを倒したレンはオーディンの持っていたカードを奪うが、そのレンを鎌田の変身したアビスが襲う。駆けつけた士たちに止められた鎌田は「真犯人に自白させようとしていただけだ」と弁解するが、レンの目的は元々裁判そのものではなくオーディンの持っていたタイムベントカード。レンがATASHIジャーナルを辞めたのはそもそも桃井の薦めであり、あの殺人があった日、桃井から呼び出しを受けていたというのだ。しかし話を聞く前に桃井は殺されてしまい、レンは取材で時間をさかのぼるカードを持つライダーがいることを聞いていたのでそれを捜していたのだ。
 話を聞いたシンジは傷ついたレンの代わりにタイムベントで事件当日の現場へ。桃井と夏美のいる応接室に飛び込んだシンジ、そして後を追ってきた士が見たものは……

 士も言ってたけど「そんなトリックありかよ! そもそも人間業じゃないだろ」はまったく同意。そんなんじゃアリバイもへったくれもないわな……そもそも最初の現場で窓ガラス割れてなかっただろw
 シンジが自分たちのことを捨てたと思っていたレンは、実はシンジの写真に嫉妬し、スランプに陥りかけていたことから桃井によその会社で自分を見つめ直すことを薦められていたと知り、また、ライダー裁判への参加目的がタイムベントで過去に戻ることだったと知って、レンに対するシンジのわだかまりは解ける。「どっちが勝つか負けるかじゃない。二人で一つ、俺たちはチームなんだ」。外で経験を積んできたレンと、シンジの気持ちは再び一つになる。また、本当は優しいのに悪ぶった態度を取る士の優しさを信じるユウスケと、「俺は疑い深い。だから俺の相棒の信じたものは無条件で信じる」と、ユウスケへの信頼を初めて口にする士。龍騎ワールドのキーワードは「相棒」だったのか。まあ、オリジナルの慎司と蓮も、異なる価値観を常に対立させながら最後には敵対を越えた立場になったしなぁ。
 それにしても鎌田の正体……ライダー世界が融合しようとしてるそうだからその前兆なのだろうけど、それはなかろうて。w そういえば、本編ではハートのカテゴリーKは出てきてなかったのだっけ? 次のブレイド世界で出てくるのだとしたら、新造になるのか。
 で、次のディケイド世界は……「ブレイド食堂いらっしゃいませ」って、「東京上空いらっしゃいませ」? 格差社会ってより、ひょっとしたらトランプゲームの「大富豪」? 革命はありですか?


2008年03月08日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 広川太一郎氏死去

  広川太一郎氏死去中日 )。突然の訃報でびっくり。最後に聞いた役は「ゲキレンジャー」に出た豚の怪人・タブだった(多分Mr.Booと引っかけてたのだと思う)。妙にアドリブのマシンガントークに勢いが欠け、「さすがにお年かなぁ」と思ってたのだけど、実はその頃から既に体調に影響が出ていたんだろうか?  ただただ惜しい方を亡くしました。合掌。


2007年03月08日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] セイントオクトーバー#9とロケットガール#3

  セイントオクトーバー #9「ロリ潜入!その時、TVに映った超大物が!」。スタルクの話でリバース社が黒幕ではないかと疑った小十乃たちは、リバース社に潜入捜査しようとするが、マヌケな方法ばかりで失敗。そんなときアルティシアが司会を務める占い番組にリバース社のクルツ社長が出演すると聞き、無理やり番組に潜入させてもらう。

 いや、潜入ってもうちょっとこそこそやるものじゃないんですか? バレバレ以前に、隠れる気がないというか。三咲が根本的に潜入に向いてない性格をしてるけど、他の二人も根本的にどうしようもない……って、今までそれでよく探偵業なんてやってたなぁ……
 それはそうと、この時点で敵味方お互いに正体がばれたわけだけど、展開早いというか……身元が敵にわかってたけど何故かそれを利用した攻撃をしてこなかったプリキュアみたいな展開になるのか?
 今回もソフィアはいじられ役だけど、野心むき出しのせいか、イマイチかわいいと思えない……アッシュは何故か小十乃が気にかかってるようだし、まだなにか秘密があるのか。
 そういや、今回は変身しなかったな。


  ロケットガール #3「ランチパッド−lunch padー」。連日の訓練に加え体重管理のための厳しいカロリー制限に耐えかねたゆかり、ついに逆ギレして「体重が増えれば宇宙に行かなくて済む! バックアップクルーのマツリが行けばいいんだし!」とこっそり間食をし出すのだが……

 なんにでもマヨネーズとケチャップって……基本的な流れは原作通りなので特に言うことはないのですが、そういやアポロの月面着陸の話って、この時点で出てたんだよな。おそらく最終エピソードになる「月つき」の伏線になるのか?
 って、冒頭とラストで燃焼実験で大爆破、ってこれも原作通りなのだけど、いや、普通に考えたら(考えなくても)、めちゃくちゃやってるな……三原素子、よく考えたら(考えなくても)無茶苦茶な性格だなぁ。
 ところでよく考えたら(考えなくても)今回からエンディングが付きました。


 番組は違うけど、キリアン、生きてる?


2006年03月08日(水) 旧暦 [n年日記]

[映画] みんなのいえ

 新居を建てようとしている脚本家の飯島夫妻はモダンな家にしたい妻の後押しで知り合いのインテリアデザイナーに家の設計を依頼し、実際に家を建てるのは大工の義父に頼むことにした。
 ところが「近代建築の粋を集めた家を建てたい」というデザイナーと、「昔のようにしっかりした家を建てたい」という大工の義父はことごとく意見が対立。デザイナーはふてくされるし、大工の義父は勝手に設計を変更してしまうし、さらに風水や占いに凝る母親まで口を挟んできてその間で飯島は右往左往する。

 見よう見ようと思っていて、レンタルショップで長らく貸し出し中だったのが、「有頂天ホテル」にあわせて三谷幸喜コーナーが出来て収納場所が変わったため、逆に見つかりにくくなってて無事借りられました(笑)。
 三谷氏が実際に家を建てたときに経験したトラブルを、大幅に脚色して映画化。「家を建てる」ということは一大イベントであり、物理的・法的限界の他に親類縁者のしがらみや実際に建てる側の思惑が絡んできてなかなか思うようには行かない。特に、単にハードウェア的に家を建てるということではなく、縁起担ぎや風習などのソフトウェア的なものも絡んでくるのでなおめんどくさい。この映画では「家を実際に建てる作業者」が単なる業者でなくしがらみの一部のため、ただでも気の弱い飯島氏はあっちこっちの顔を立てようとしておろおろする。おかげで二人暮らしなのに家の中にトイレが三つできたり、玄関ドアの内開き外開きで揉めるというナンセンスなトラブルが続出。自分たちの住む家のはずなのに自分の家でなく、まるで「みんなの家」。
 飯島氏の義父である昔かたぎな大工の棟梁も、自分の建てたいように家を建てようと現場に立ち会うデザイナーの言うことをことごとく無視して勝手に作業を進めてしまい、二人の間は険悪。ところが、デザイナーが風呂場のタイルに指定したのが、昔よく使われていた「竹割」というタイルだったことに気づき、棟梁は自分の方こそ意固地になって簡単な方向に流れていたことに気づく。また、事故で腕を怪我したデザイナーに変わってアンティーク家具を修理するその腕に、デザイナーもまた棟梁に敬意を払いだす。その際、二人の間で右往左往していた飯島氏が喜ぶよりも嫉妬し、今度はなんとか職人同士の世界を造る二人の間に自分も入り込もうとするのが可笑しい。「凡人」の自分としては彼の気持ちがむしろ近いかもしれない。
 暴風雨の中、建てかけの家を心配して集まった三人が、南大門の屋根裏に置かれていた墨壷の話から思いついて、自分たちがこの家に関わった証にとこっそり天井裏に自分たちの大事なものを置いていくシーンで、「みんなのいえ」は二つ目の意味、「建てる者と住む者の家」にシフトする。そして完成祝いの当日、棟梁とデザイナーは祝いの席からこっそり抜け出し、家を見下ろす小高い丘の上で二人で家を眺めながら二人で「あの家はいい家だ」と語り合う。
 個人的に懐かしさを感じたのが地鎮祭や上棟式などで飲んで騒ぐ職人たちの姿。私の実家はもともと製材業を営んでて、その関係で大工や内装屋などの出入りもあったので、彼らのかもす独特の空気が懐かしかった。
 この映画、面白いは面白いのだけど、一ヶ所納得の行かないシーンがひとつある。棟梁がデザイナーのことを認め始めた直後、バーで納得の行かないカクテルを何度も作り直すバーテンダーを見たデザイナーが、色合いを妥協させられた壁にペンキをぶちまけて台無しにしてしまう。あのシーンだけはデザイナーが何を感じ考えていたのか、どういうことを期待してそんなことをやってしまったのか、その後へのつながりを見てもここだけがさっぱりわけがわからなかった。

[アニメ] ノエイン#21

  ノエイン #21「マボロシ」。ユウは救出できたものの、ハルカたちはシャングリラから帰る術を持たない。とりあえずノエインに見つからないように街中に移動するが、そこも無人の廃墟のようだった。
 現実世界ではハルカたちの位置を見失ったトビたちが焦る。どうにかシャングリラにいることはつきとめるが、元の世界に戻す術はない。そんな時内田にハルカの父の黛から連絡が入る。佐々木教授から内田のことを聞き、現状を確認しようと連絡を取ったのだが、予想以上に状況が悪化していることに黛はおののく。せめてハルカと明日香だけでも危険な函館から逃がそうと黛は明日香にハルカと一緒に東京に行くことを薦めるが、明日香は頑として首を縦に振らない。
 シャングリラではハルカがカラスに、ノエインについて重要なことを話そうとした瞬間、ノエイン本人が現れる。ハルカはユウとカラスを元の時空に戻すことを条件にノエインについて行く。しかし約束を反故にしようとするノエインにハルカの龍のトルクが反応。なんとハルカの家が、中にいたアイ、イサミ、ミホ、そしてアトリごとシャングリラに転移してきてしまった……

 ユウはノエインからの告白を、あまりシリアスには捉えていない模様。実感がないのかもしれないけど……けど、さすがにラクリマ時空のハルカが死んでいたことにはショックだったよう。ラクリマのハルカはシャングリラからの侵食を防ぐ量子コンピューターの部品となるため、自ら進んでその身を捧げていた。それは「みんなのため」ではなく、きっと「カラスのため」だと言うハルカ。しかし、ハルカはノエインもまたユウであることに気づいた模様。また、街に入る前にまた現れ、ハルカに忠告を残していった老人は本当に何者なんだろう?
 ハルカのいる座標を見出そうと必死なトビをアトリはからかうようなことを言う。それをミホに怒られ、黙ってしまったアトリはつぶやくように「こいつらを守りたいんだ……」と以前の彼からは想像もつかないことを言う。そのアトリは、子供たちと一緒にシャングリラへ……
 次回予告はノエインの「時空には不幸しかない」という言葉を証明するかのように、葬儀に参列するイサミ、何か病気の告知を受けるアイ、そして暗闇でたたずむミホの姿が。

[アニメ] パピヨンローゼ New Season#1

 え〜、あまりにひどいんでパス一。


2005年03月08日(火) 旧暦 [n年日記]

[必殺] 東海道五十三次殺し旅 藤川

 現在テレビ東京系昼に放映中の「新必殺からくり人」第八話。
 蘭兵衛は一行と別行動で藤川の宿に向かう途中、盲目の馬方の少女、おせんと出会う。おせんの馬・ふじは見た目が立派なだけではなく彼女の目代わりになるほど利口な馬。おせんの美しい馬方歌を響かせながら、荷物を背に東海道をゆっくりと上っていく。だが、丁度宿に着いたところで、役人が引く馬が暴れているところに出くわす。その前に飛び出て馬を一瞬でなだめるおせん。
 蘭兵衛と合流したお艶一行が藤川の錦絵を火にかざすと、馬と犬が赤く浮かび上がる。広重は犬を連れた馬方が切り殺されたところにでくわしたのだという。ここでの仕事は、なにか馬が関係していることを察っして調べると、毎年御献上馬をめぐって役人の醜いいざこざがあるという。去年も馬方の青年が無礼討ちにあい、その馬が献上されたという。広重が出くわしたのはその場面だったのだ。
 一方、献上するはずの馬が暴れて足をくじいてしまった役人村瀬と庄屋の徳兵衛はふじに目をつけ、おせんの祖父の嘉兵衛にふじを献上馬としてゆずることを迫るが、孫のおせんのことを想い、嘉兵衛は決して首を縦に振らない。業を煮やした村瀬は、帰り道に嘉兵衛を物取りの仕業に見せかけて殺してしまう。
 徳兵衛と村瀬は祖父の死のショックからまだ覚めやらぬおせんの元から、偽の証文を盾にふじを奪ってしまう。祖父と愛馬をいっぺんになくし、悲嘆にくれるおせんをお艶の泣き節がなぐさめる。
 一座は庄屋と役人を仕置し、おせんのためにふじを取り戻そうとする。

 前回の塩八の死が、いなかったかのように進んでるのはなんなんだと思わないでもないが、今回は馬が主役。おせんの口笛一つでかけつけるふじもそうだし、暴れ馬もそう。暴れ馬の前に飛び出すおせんも相当のものだけど。馬に寄った画が多いせいか、馬の存在感が強く感じられる画作り。
 そのおせん役は西崎みどり。必殺ファン以外はピンと来ないかもしれないけど、四作目「暗闇仕留人」の主題歌「旅愁」以来、しばしば必殺の主題歌を担当し、ゲスト出演もしてきた。 「新からくり人」の主題歌「惜雪」も西崎みどり (3/14訂正。「惜雪」は西崎みどりではなく「みずきあい」でした)。今回は馬方歌でたっぷりとその美声を披露している。
 話としては、今回は悪党としては小粒だが、筋自体は勧善懲悪のパターン。痛快時代劇としては安定して見られると思う。あまり必殺的じゃないと言えばそうだけど。

[その他] 人権擁護法案とかなんとか

 あちこちで騒がれだしてる人権擁護法案なんですが、今までの経緯とか内容に呆れるやら呆れるやら。で、賛成か反対かで言えば無論反対なのだけど、一部で起こっているような「言論弾圧の危機が!」みたいなヒートアップのしかたは果たして正しいか、というのはイマイチよくわからない。よくわからないってのは文字通り良くわからないのであって、そうならない保証がある、ということではない。いろいろ問題のある法律なのはわかるしだから反対なのだが、あまりに範囲が漠然と広すぎ、またその基準などもいい加減にすぎるので、法として果たして実行できるのだろうか、というのがある。それでも適用をちらつかせるだけでも十分威圧を与えるのだけど。また、議論にイマイチまとまりを持って見えないのも、果たして一体誰がどういう目的で推し進めているのか、という実態がよくわからないからかもしれない。それにしては各政党、共産党以外は足並みが揃いすぎるくらいに揃ってるんで、その部分は異様に不気味ではある。

  MTSAT、静止軌道に 愛称は「ひまわり6号」産経 )。ここまでくればもはや大事はあるまい、と思っていたけども、やっぱり成功するとうれしい。公式発表は こちら 。それにしても、運輸多目的衛星だからどうなるかと思ったけど、「ひまわり」の名を継承ですか。相乗りだから、二つ名つけてもいいんじゃないかと思ったり。「安全」の花言葉だと、 センニンソウ になるのか。でも有毒植物。ダメか。
 それはそれとして気になったのは、昼には発表されていたのに、 朝日新聞の記事 は18:40にようやく出てることだったり。

  フジテレビがニッポン放送株を1/3以上買占めに成功した朝日 )そうで、これでライブドアが過半数の株の買占めに成功したとしても、重要事項の決定については拒否権を発動できるそうな。株と札束を弾丸にした戦場ってのは良くわからないのだけど、買占めに問題がなければ、最悪膠着状態、ということだろうか。
 同じフジ系ということで牽強付会に話題にするが、 産経新聞が「ドラゴン桜」を取り上げてる のはちとびびった。

  新語探検「萌え四コマ」 。orz……っつーか 亀井肇氏 は「トリコロ」とか「あずまんが大王」を読んだのかが気になる。なんか妙に心そそられる構図だ。

 先日の補足。先日の三択問題の件ですが、 フェアリアルさん の3/4の記事でようやく前提条件の違いが合点が行ってたんですが(三つのうちどれか一つ、×の選択肢を教えてもらう、というのは「三択→二択」化。選択肢のうち任意の二つのうちの×を一つ教えてもらう、というのは「任意の二つを選ぶ時点で当り2/3のくじを引いているようなもの」という感じか。実は前提がかなり異なっている)、最近新からくり人の感想に圧迫されてて、そのこと触れる余裕がなかった……


2004年03月08日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] おなかいっぱい

 昨日、古巣の研究室の追いコンに呼び出される。私みたいなOBが参加者の1/3。大阪からO先輩とかも来たりして、いろんな話ができて楽しいことは楽しかったのだけど、地下鉄の時間ギリギリになったから中座したら「なんで帰るの?」とか言われるのはなぁ……実を言うと先週の日曜みたいに38度近い熱、ということはないが、それでも恒常的に37度くらいの熱は出ている。普段はそれほどどうということはないが、少し無理をすると体調がどんどん崩れるので、翌日丸一日潰して寝込んでいいという状況でなければ無理はできない。こっちにも都合ってものがあるのだよな。

[アニメ] ふたつのスピカ

 で、その飲み会の時にM君が「日記にときどき出てくる『 ふたつのスピカ 』ってなに?」とか抜かす。リンクが貼ってるだろ! リンク! もしくは検索すれ!
 つか、「なんなの?」だけではどの程度の説明を聞きたいのかさっぱりわからん。どんな作品なのかの概要だけでいいのか、粗筋を聞きたいのか、もうちょっと深く突っ込んだところを聞きたいのか。
 原作は コミックフラッパー 連載のコミック。舞台は技術レベル的には今と大差ない近未来の日本。つまり、ロケット一基打ち上げるのに大変なお金がかかるし、宇宙コロニーとかが浮かんでいるわけでもない。そんな中で、主役の鴨川アスミは宇宙飛行士の養成コースに入学し、アスミにだけ見える、ロケットの事故で死んだ宇宙飛行士の幽霊「ライオンさん *1 」に導かれながら宇宙飛行士を目指す。SFというよりむしろ学園もの・青春もので、宇宙飛行士コースの中でも実際には何人も宇宙にいけるわけではないという厳しい現実が、宇宙を夢見て挫折した人々や日常の訓練を通してのしかかってくる。そんなわけで非常に地味な話 *2
 で、「ふたつのスピカ」というタイトルだけど、タイトルの意味はまだよくわかりません。主人公のアスミが好きな星がスピカということと、スピカが連星であることが関わってると思うのだけど、他にも含みがありそう。
*1: ライオンのかぶりものをしてるのでアスミがそう呼んでいる
*2: 二話まるまるかけて主人公が密室でドミノを並べたりだとか


2003年03月08日() 旧暦 [n年日記]

落し物

 今日、普通は落とさん、というか落としたら気付くだろうというものを落としてしまった。いや、なにかって言うと、ワインのビンなんですけどね。どこで落としたのか、全然わからん。う〜む。
 ワインを買ってきたのは近所のディスカウント酒屋で、サントリーのジャック・ダニエルを置いているのはちとなんだが、品揃えは結構良い。おまけにかなり安め。なので、かなりの頻度で利用している。ただ、住宅街の酒屋のために、夜の八時には閉店してしまうことと、経費を削るためか袋のビニールがかなり薄手で、こういう拍子に破れてしまうということのみがちと不満。まあ、あの価格で売ってるのだから、経費削減はやむをえないかもしれないが……今度からエコバッグ持ってこ。
 ちと一日中家にこもって作業。バイトのようなものだけど、結構しんどいなぁ。ここを読んでればわかると思うけども、私はあまり人にわかりやすくものを説明するというのは得手な方ではない。一対一でインタラクティブに説明するのならまだしも、わかりやすさよりも「正確に」書こうとするところがある。理学系の悪いところである。う〜ん。
 で、キーボードとディスプレイに向かってかちゃかちゃやっていたら、つけっぱなしにしていたテレビから、反戦デモのニュースが流れる。イラクの件は、私は「賛成」とも言えないけども「反対」とも言えない、という非常に曖昧な意見で、あまり人様のことをどうこう言えるものでもないのだけども、「軍隊で平和は守れない」というプラカードがあった、というのを聞いた。
 このプラカード自体はイラク情勢のことを指しているだけなんだろうけども、実際には「軍隊ナシには平和は維持できない」というのが現実でもある。無論、軍事行動は多かれ少なかれ悲劇をまねくので、ない方がいいには決まっている。しかし、軍隊も医者、警察、消防士などと同じく「必要とされないのが一番望ましいが、実際にはなければならない職業」なんである。なんてことを考えるのは、軍隊アレルギーに対するアレルギーなんかなぁ。
 で、こう言ってはなんだけど、なんだかなぁ、なのが「人間の盾」の方々。イラク政府に軍事施設に配置されそうになったので、帰ってきた方々がかなりいるらしい。軍事拠点のピンポイント攻撃が可能になった現代戦で、人道的施設に人間の盾が行ってもおそらくあまり抑止力になりえないだろうので「、国連軍(ほとんど米軍だろうけど)に対する威嚇としては、結局軍事施設に行くのが一番効果がある(それでもどれ程のものかは疑問だけど)のだから、そういう流れはしごくもっともで、なんでそんなことも予想できなかったのだろう。
 ってなことを友達に言ったら、「人間の盾ってのは身体をはった抗議活動で場所が問題なのではなく云々」という返事が帰って来た。それが真実かどうかわからないけど、だとしたらのこのこ帰って来た人たちはフセインと仲良く反戦運動やろうと思ってイラクくんだりまで行ったってことですか? 反戦運動の対極に位置する軍事政権の独裁者に、ああた、一体なナニを期待してるですか? いや、それが本当の話かどうかは知らないけど、反戦活動してるわりに戦争の仕組みをあまり知ろうとしてなさそうではある。う〜む。
 つか、前に紹介したネタ( ここ の419番 )そのままのことやるとは、さすがに私も思ってませんですた。
 で、どうも期待されてるらしい北の話題。昨日見て、もうソースが流れてしまったが、韓国外交筋が「北朝鮮の核は日本に向いてるから問題ない」とアメリカの外交筋に語ったとか。怒るより何よりまず、なんで連中こんなにお気楽なんだと頭抱えちまいます。国境での小競り合いやらなにやらでそれなりの韓国軍兵士がなくなってますし、そもそも4、50年ほど前には同民族同士で血で血を洗う戦いをやってるんですよ? 韓国の方はあれから何代も代替わりして(なんか、代替わりのたびに前任者が犯罪者になってた気もするが)軍事政権からまがりなりにも文民統治になりはしたけども、あちらはまだ一世代しか代わってなくって、しかも多分前よりもなお悪い指導者になってるんですよ? 平和ボケと言うよりも、むしろなにか悪いもの食ったとしか思えん。
  「兵器を奪って攻撃するとは罠のようだ」ベルギー外相 。つか、むしろ罠だし。家康だって大阪城の堀を埋めたし、劉邦だって講和して撤退する項羽を追撃してやっつけちまいましたよ? あまりに見え見えの行為だから非難されても仕方ないけども。まあ、ベルギー外相もわかってて言っているのだとは思いますが。
 うー、今日はもうネタがないなぁ。一応、 世界史系ジョークスレ5 にリンクをはっておこう。あ、この手のスレの常として、 過去スレ の方がネタが面白いです。
  少女マンガ家占い 。占いってより、入力されたデータを集計して、クラスタリングしてるらしい。ヲイラもやってみましたが、結構嗜好を反映してました。しかし、士郎正宗が何故少女マンガ家に含まれてるのだろう……


2002年03月08日(金) 旧暦 [n年日記]

学位審査、通りました

 学位記は25日に発行になるのだけど。これで一つ、片がついた。ふう。感慨がまったくないわけではないけど、ほとんど事務的な話で、学位論文の最終稿にOKが出て提出した時点で事実上の内定だし、先行きの大変さのほうに目が行くから、結局めでたさ気分も中くらい。
 でも、まあ、一応、むこう一年限定で食い扶持の目処も立ち、すぐに餓え死ぬこともなくなったし。
 AND A LIFE GOES ON.
 ってわけで日常話(っつーかオタク話)。
 一部で休刊が噂されている「 エースNEXT 」、それを裏付けるかのように幾つかの連載がバタバタと終了。 岩原裕二 氏の「地球美紗樹」も来月で終了。ホンマにヤバイんかなぁ。
 こっちはあざとい商売をしながらも(ある意味商売上手)それなりに好調なコミックドラゴンでは、来月から伊藤勢氏が新連載「羅候(実際には目へんに候)伝」を連載。タイトルから想像できるかもしれないが、キャプテン休刊で第一部のみで終わっていた「斬魔剣伝」のつづき……ではない。作品的な勢いとしても、作者の今と過去との違いからも、今から第二部は書けない、とのこと。しかし、根強いファンの需要はあるし、使っていないネタも多いので、同じコンセプトで新作を作る、ということらしい。「カザン」とかみたいに完全に仕切りなおしてやっても良かったのでは、とも思うが、それもまあ致し方ないというところか。
 「七人のナナ」は、作業しながら見ようと思ったら、演出がきめこまやかでとてもではないが「ながら」では見れないので、作業を中断して集中。今川監督というと豪快な演出がともすれば取り上げられがちだが、今回の話はわかりやすいながら画面から目が離せない演出で非常に良かった。すばらしいと言っても良い。他の幾つかの作品にも是非見習ってほしいものである。カンペの落ちは少々強引だったけどな。
 友人から、今までチェック外だった アクエリアンエイジ の1〜3話が送られてくる。とりあえず、1話を見てみる。ふむ、好みの話ではないが、確かに上手い。 高千穂遙 氏の日記によると、2話ではがくんと質が落ちるらしいが、まだ未見。
 先日の ギリアム・チョーップ (違う)からたどって、 こういうサイト へ。なんじゃこりゃー、いわゆるヘタウマ? とか思いつつ見ていたのだが…なんか妙に面白く思えてくる。悪趣味の趣味がいい。 台車で死神カーブに挑むニャルワッティ 萌えですか?


2001年03月08日(木) 旧暦 [n年日記]

一日目

 物理系と生物系の根本的なものの考え方の断絶を知る。ううむ。
 どうもあちら側からはこちらは異星人のように見えるらしい。異星の客。
 まあワシの話し方とかには癖があるのは確かだが、物理学科ではこれで不自由はしなかったしなぁ。
 生物系の、根本的な所にある定性的なものの考え方はどうもやはりなじめんようだ。
 アギトのギルス初登場の回は裏取り引きでどうにかなりそう。
 後輩からウルトラセブンの永久欠番の回を見せてもらう。げ、これにでてくるクソガキの名前が「シンイチ」だった。
 前の研究室で見てたら、友人が「この音って、UFOの音?」と聞いてくる。その通り。「みよみよみよん」というこの音はUFOの音で「しゅびびびび」というこの音は怪光線の音なのだ。誰が決めたかなんて知らないが、そういうことになっている。
 しかし「セブン」は当時にしても社会派な内容だったとはいえ、アイスラッガーで敵の首をちょんぱしたり身体を真っ二つにしたり、今考えるとPTAからよく苦情が来なかったものだと思う。
 それ考えると、ギルスヒールクロウで敵まっぷたつ猫まっぷたつとかやらないかなぁ。無理か。