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2012年03月19日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#4とフォーゼ#27

  ゴーバスターズ #4「特命と決意」。亜空間にヴァグラスごと自らを転移させた両親たちを救い出したいと願うゴーバスターズたち。しかし、司令官からはっきりと「転送された研究員の生存の可能性はない」と言い切り、ヴァグラスのシャットダウンが目的だと断言する。ヨーコは過酷な事実を突き付けられショックを受けるが、物心ついたころに両親の生存が絶望的ということを理解したリュウジがそれを慰める。
 しかし、エネトロンタンク付近にエンターが出現したと聞き駆けつけた中、ヒロムが無茶とも思える行動を取り、リュウジが「ヤケになってるのか?」と詰問する。

 うーむ、これだけ合体ロボが出てこない戦隊も珍しい。まあ、既にゴーバスターエースが出てるのでロボ戦には不自由しないから、ってのはあるし、現在個別の活動で等身大怪人と巨大メカを平行に進めてるってこともあるんだけど、ウサギヘリメインですらないとは、とことん定番破り。
 そして今回はそれぞれの戦う理由。司令はヒロムたちの両親が生きてる可能性はないと断言し、ヴァグラスのボスであるメサイアをシャットダウンすることが目的だと言う。年長のリュウジはそれをわきまえており、ヴァグラスによる悲劇を止めることをモチベーションにしていた。が、ヒロムはまったく違った。無茶な行動に出るヒロムがヤケになってるのかと問い詰ると、ヒロムは「両親も自分たちと同じようにワクチンを打って生きてるかもしれない」と、両親たちの生きている希望を失ってはいなかった。
 ヒロムを諌めるつもりで逆に教えられたリュウジ。なんか主人公ageが激しいですな。突っ走る系+ムードメーカーって感じのレッドか?
 そして司令は司令で、ヴァグラスを倒すためならバスターズを囮にすることも厭わない、と断言する。でもこれって、逆にバスターズを信頼してるから本人たちに言ってるんだよなぁ。
 次回は次回でまだヨーコメインじゃないらしい。どんだけ焦らすんだか。


  仮面ライダーフォーゼ #27「変・身・却・下」。春休みに突入し、すっかり部室でだらだらするライダー部の面々。そんな中、弦太郎が部員を家に招待して鍋パーティーをやろうと言い出す。特に流星に「本音をさらけ出せ」というが、流星は弦太郎の口にする「友情」が軽々しいと感じ辟易。しかしライダー部の内偵の一環のため、参加を表明する。
 が、その前に流星は鬼島に呼び出され、手を組まないかと持ちかけられる。鬼島は過去の遺恨よりも、他人をたばかっている流星の本性を嗅ぎつけ、興味を持ったのだ。
 誘いを断りつつ、隠れてメテオに変身して鬼島のキャンサーゾディアーツと戦うが、キャンサーが逃げたと思い変身を解いた瞬間を、鬼島に見られてしまう。
 流星がメテオとバレたら変身できなくなってしまう。そのことを交換条件にキャンサーと手を組むことを再度強要される流星だったが……

 今回、弦太郎のおじいちゃん登場。って、悪役商会の八名信夫なんだけど。まさしく元祖BAD BOY?
 いかにも弦太郎の祖父らしい人物なのだけど、弦太郎の両親は故人で、祖父に育てられ各地を転々としていたことが明かされる。弦太郎の両親がアストロスイッチ関係者だったって、ベタな展開にはまさかならないよね?
 で、ユウキ特製の「宇宙鍋」は、そもそも何が原材料かもわからない定番の紫汁鍋なのだけど、意外と美味しいらしい……作り方がそもそもさっぱりわからん。
 そしてメインの流星は、キャンサーに手も足も出ないことに苛立ち、タチバナにメテオのパワーアップを要請してるのだけど、タチバナは流星自身に問題があると考えているよう? なんかパワーアップアイテムをチラさせてもったいつけてます?
 でもタチバナはかなりスパルタらしく、キャンサーに正体がバレた流星に、「正体がバレたら変身できない」という約束通り、流星はメテオに変身できなくなってしまう。って、どうやってパワーアップするの!? 予告ではパワーアップ態の「ストームフォーム」が出てきてるけど……


2011年03月19日() 旧暦 [n年日記]

[映画] 「トゥルー・グリット」

  トゥルー・グリット 。コーエン兄弟による本格西部劇。ジョン・ウェイン主演の「勇気ある追跡」のリメイクと宣伝されてますが、どっちかというと同名原作小説の再映画化、という方が正しいようです。
 主人公のマティ・ロスは14歳の少女で、雇い人に殺された父の遺体引き取りにフォート・スミスにやって来るが、父の遺体と一緒に帰ろうとせず、仇のトム・チェイニーを追うため、隻眼の老保安官ルーベン・コグバーンを雇う。それと、テキサスでチェイニーが起こした議員殺人の捜査のためやってきたテキサスレンジャーのラビーフも加わり、少女と男二人による追跡劇が行なわれる。
 基本、抑えめの雰囲気で、ど派手な銃撃戦とかがあるではなく、でもそれが逆にコーエン兄弟の作風に合っている。何より、主人公のマティがひたすらタフ。若干14歳ながら泣く以外出来ない母親に変わって遺体引き取りや父の最後に交わした契約の破棄など、一切を取り仕切り、更に同時に父の仇を捕らえるためにその人材捜しと交渉まで並行して行なう。
 「grit」というのは「根性」とか「肝っ玉」という意味らしく、劇中ではマティが渋るコグバーンを挑発するのに言った「本当の勇者(トゥルー・グリット)だって聞いてたのに!」というセリフで使われていたが、マティのど根性こそが「トゥルー・グリット」なんじゃないかと思う。そして最初マティを小娘と侮りながらも、そのど根性を認め「いっちょまえ」として認めていく二人の男の行動も、「トゥルー・グリット」。たったの14歳の少女が、ただひたすら悲嘆に暮れいていてもおかしくない状況で、肉親の死の後始末を淡々と行なうだけではなく、その死の理不尽さを明白にすべく、「復讐」という後始末まで決意し決行する姿は、今の状況だからこそ、より強く胸を打つ。
 マジでお薦め。
 あと、「クァントレル」や「コール・ヤンガー」「フランク・ジェイムズ」など、西部劇ではおなじみの名前も聞かれるのがちょっと嬉しい。


2009年03月19日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] とらドラ!#24

  とらドラ #24「告白」。ついに雪山で大河を助け、そしてそのつぶやきを聞いてしまったのが竜児だとみのりに明かされてしまった。大河はいたたまれず竜児たちの前から逃げ出し、みのりと竜児はその大河を追う。結局大河は捕まえられなかったが、その途中でみのりも実は竜児のことが好きだったこと、最初は大河のためにあきらめようと言い訳していたが、逃げるのをやめ、自分の夢のためにあきらめることを決めたことを明かす。
 結局、バイト先のケーキ屋で大河をつかまえる竜児。改めて大河の気持ちを受け入れ、自分の気持ちを伝えようとするが、そこに竜児が禁止されているバイトをしていることを知った泰子、そして大河が「仲がいい」と言っていたはずの大河の母親が血相を変えてやってきた。大河を過去から切り離し自分のところに力尽くで戻そうとする大河母、バイトをしていたことを責める泰子に、竜児はついに切れて「俺にお前の出来なかった理想を押しつけるな! 俺なんか生まれなければ良かったんだ!」と言ってしまう。いままで反抗などしてこなかった竜児の、抑圧された鬱屈の吐露に呆然とする泰子の前から、大河に手を引かれて一緒に逃げ出す竜児。理想を押しつけ子どもたちを傷つける大人たちと、その大人を拒否して大人たちを傷つけてしまった子どもたち。そして二人はどん詰まりの現実に行き詰まり、竜児が18歳になり結婚できる年齢まで、駆け落ちして親たちから逃げ出すことを決める。
 二人を見つけた北村たちは話を聞き、納得出来ないながらも二人の決意を支持することを表明。一旦家に帰り、準備を済ませてからそこから見つからないように落ち合って亜美の別荘へ逃げる算段をつけた竜児と大河だが、家に帰った竜児が見たものは、誰もいない家、そして実家を頼れと言う泰子の書き置きだった。

 ついに最終展開。大人たちの押しつけに耐えきれず、親たちを切り捨て二人で逃げ出そうとする竜児たち。二人を見つけた北村、みのり、亜美も、二人の言ってることが正しいと思ったわけではないが、しかし他にどうすればいいのかもわからない。ただ、二人の真剣な想いをサポートしようと決意する。
 今回、悲惨なのはみのり、一度は振った竜児に逆告白、そして夢を語り、その夢と大河と竜児自身のためにに竜児をあきらめることを、同じように竜児に進む未来を見定めることを後押しする。
 それは体育大学進学のためにバイトで貯めた貯金を二人の駆け落ち資金に提供(貸し出し、という名目ではあるけど)までする。そしてもっと悲惨なのは亜美。みのりのように自分の気持ちを発散することもせず、竜児に「大河が好きって、言って」とその言葉を言わせ、それで決別にせざるを得なかった。竜児のことを好きなように、大河のことも好きであり、また二人が想い合ってるのをみとめてるから、自分の気持ちは全部飲み込むしか出来ない。みのりがそんな亜美に泣き顔を見せたのは、亜美が大人の態度を取るからとあまえてるだけだからじゃなく、亜美の気持ちをうすうす感づいてたからだろうし、そうである二人がそれを確認し合うことでしか救いが、特に亜美は得られないと思ったからだろうな。
 しかし友人たちのサポートを受け最初は亜美の別荘に駆け落ちしようとしていた竜児と大河だけど、本当にこれでいいのかと考え始める。親の気持ちの押しつけで傷つけられたのは確かだけど、同時に親を切り捨てることで、かつて泰子がしたように今また自分も泰子を、そして大河の母を傷つけている。そう思った竜児は行き先を変え、泰子の実家、つまり、自分の祖父母の元へ……
 ここまではほぼ原作の通りの流れ。でも、原作では竜児の決断でほぼ話が進んでいたのに対し、大河も竜児の決断に応える形で行動するらしい。あと一話か。名残惜しくもあり、きちんと着地してくれるのを期待してもおり。
 それと、やっぱOPの階段を飛び降り駆けていくみのりは、やっぱ大河を追いかけるシーンだったのか。


2008年03月19日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] アーサー・C・クラーク逝去

  SF作家のアーサー・C・クラーク氏が死去朝日 )。SF3大巨頭の最後の一人がついに……実のところ、ストーリーテラーとしての作風はそう好きではなかった。けど、その描く世界はまぎれもなくSFそのものの魅力に満ちあふれていた。これでまぎれもなくひとつの時代が終わったのだと感じずにはいられない。合掌。

[アニメ] もっけ#23

  もっけ #23「ロクサン」。夏休み前のこと、静流は病気で長いこと休んでいる同級生・永澤怜子の家に信乃と一緒にプリントを届けに来た。祖父が永澤の家と付き合いがあるためよく知っていたが、静流にはこの家に来るのに抵抗がある理由があった。それはこの家に憑いている竈神。黒色尉の能面を着けた老人の姿に見えるが、静流が見える血筋だと気づき、怜子が家から出ないように牽制をして来る。
 終業式になっても体調が戻らない怜子を心配した家の人がお爺ちゃんに依頼する。お爺ちゃんの見立てではただの病ではなく「ロクサン」。家に憑いているものが原因だろうと言い、対処をする。怜子の具合は良くなるが、ロクサンの原因が例の竈神ではないかと思い、そのことをお爺ちゃんに話す静流。しかしお爺ちゃんはいつものように「お節介の虫を騒がせすぎるな」と言うのみ。
 やがて夏休みに入り、静流は怜子に誘われて県内の進学校の見学に行く。そこで「自分は家を出て、もっと世間を見てみたい」と夢を語る怜子が倒れたのを見て、思いあまった静流は竈神に「怜子を解放してくれ」と頼むのだが……

 この話って、結局あまり何も解決してないし、誰も何か明瞭な救いが得られてるわけでもないのだよね……静流は怜子を縛る竈神を恐れつつ、彼女がそのために自由な行動ができないのを見過ごせず、竈神に直談判する。だが、竈神に「それはこの町を離れることを迷う自分を怜子と重ね合わせている」と自分のためだと逆に糾弾されてしまう。三尸を暴れさせられ、苦しめられたこともさることながら、怜子のためではなく結局自分の悩みの発露だったと指摘されて「自分はどうするのか」と相まってショックを受ける。そんな静流に「お前が何を選ぶかはお前の好きにするといい。お前が何を選択しても、俺がこの町を守る」と後押しをする。
 そして次号最終回。原作では既に死んでいるお婆ちゃんが生きている設定になっていたので、なんでだろうと思ったのだけど……この展開のためなのか! 爺婆話はダメなんだ。ノーガードで涙腺直撃だから。

 それはさておき、昨日ニコニコ公式配信の話に知人から「それ、なんて ペンギン娘はぁと の宣伝?」と言われて、ペンギン娘はぁとがニコニコ配信だと初めて知った。(アニメ化自体は知ってたのはアレ)


2007年03月19日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 「はやぶさ」、またもや受難

  はやぶさ、消滅の運命? 地球の大気圏に再突入の公算大朝日 )。カプセルの放出のためには、突入せざるをえないという状態らしい。使命は果たすとはいえ、残念。
 ところで関係ないですが、月周回衛星、どうせならセレーネとかじゃなくって、かぐやとかじゃダメだったんでしょうかね。


  浅野氏、特派員協会で講演 慰安婦問題にも言及産経 )。「 日本が外国人を少なくとも一部は強制的に引っ張ってきて、従軍慰安婦という形で使ったのは歴史的事実」極めて曖昧な言い方だが、おおむねで言うなら、事実ではない。どうしてこの手の人たちは資料に当たらず、「言った」「言わない」だけで強弁しようとするのだろう? 石原現知事もいろいろアレだけど、この人もアレ。
 やっぱ桜金蔵に投票するしかないか?(おいおい)


  女高生スカート日本一短い 新潟の「どうしたら」議論J-CAST )。別にそのままでいいんじゃないでしょうか?

[アニメ] 牙#50とマイメロシャッフル#51

  #50「永遠の絆」。 キー・スピリットをすべて集めて救世主になろうとするノアが、最後のキー・スピリット、アミル・ガウルを奪うためにゼッドに挑んでくる。ゼッドは関わった人間に破滅しかもたらさないキー・スピリットをノアに集めさせまいと抵抗するが、四対一の戦いに力及ばず倒れ、アミル・ガウルを奪われる。そして、ついにタスカーが復活してしまう。
 ノアはタスカーの意思に操られ、世界を滅ぼし始める。それを止めようとするゼッドだけど、その端緒を開いたのはダイアナ。ああ、ノアって眼鏡っ娘よりも年増の方が好みだったのか。
 そしてゼッドの呼びかけに、ノアは自分が力を求めたのは、ゼッドに恩を返し、ゼッドと対等になるためだったということを思い出す。そして、ゼッドはノアの代わりにタスカーを引き受けるが、タスカーはゼッドを取り込んでしまう。
 う〜ん、ゼッドはノアと違って強い子だけど、人々の運命を狂わせ続けたキー・スピリットの真の姿、タスカーに抗えるのかねえ。


  マイメロシャッフル #51「メロディがとどいたらイイナ!」。ダーちゃんに身体を乗っ取られた潤を救おうと、マイメロたちは必死に潤に呼びかけるのだが……
 恵一がこのところ特に潤につらく当たっていたのは、潤のことを心配する歌につれなくされたかららしい。そして、圭一は自分が歌のことを妹として見ているわけではないことに気づく。ああ、そうだったんだ。考えが先に勝ちすぎるんで、本人も気づいてなかったんですな。
 で、自分の気持ちに素直になることにした圭一が演奏した思い出の曲によって、潤が意識を取り戻し、二人でセッションをし、ダーちゃんを打ち払う。が、追い払ったと思ったのもつかの間、クロミが新クロミノートにマイメロへの怨みを書き綴るとダーちゃんが再び降臨、クロミに取り付く。
 マリーランドの住人に次々ダーちゃんが乗り移ったとき、怨みのパワーが一番強そうなのにクロミには乗り移らなかったのが気になったのだけど、最後まで温存しておいたのか。
 今度はクロミを救う展開になるのか。
 第三期シリーズも決定してるらしいけど(次期シリーズはサンリオバラエティ番組内の短編アニメらしい)、圭一のこともあるし、今度はどう引っ掻き回されるのか。


2006年03月19日() 旧暦 [n年日記]

[その他] とても風が強い日

 春一番、ってやつですかね。しかしその割にはちょっと肌寒かった。風が強いって言っても静岡遠州地方の冬って毎日こんな感じだから、特にどうとは思わないしなぁ……

[アニメ] エウレカセブン#47とゾイドG#49とマイメロ#51

  エウレカセブン #47「アクペリエンス・4」。ゾーンの中で姉を見たレントン。そこからレントンはスカブ・コーラルとこの惑星の真実を知らされる。
 設定のパーツパーツはいいんだけど、つなぎ方がとてもぎこちないってのは免れ得ないなぁ。レントンたちの惑星は実は地球そのもので、一万年前スカブ・コーラルが飛来し、すべてを吸収・同化する本能ゆえに地球はスカブ・コーラルに覆われてしまっていた。宇宙へと逃げた人類はやがて戻って来、そこを新天地として新たに文明を築いていた、ってことか。「ここが地球だってことは知ってるでしょう?」って、はっきりはわからんかったよ。アニメ向けの設定ではない、と言ってしまえばそれまでだけど、それ以前に見せ方がまずかった気が。
 ともかく、この惑星はスカブに乗っ取られた地球で、スカブは一度人類を滅ぼしかけたが、今度は対話を望んでいる。しかしそのバックグラウンドとして知的生命体が過密になると時空が裂ける「クダンの限界」が起こるため、スカブはその大部分を自ら眠りに陥らせている。その上あまりに異なる知性である人類に対して、理解するためのツールとしてサクヤやエウレカのような人型コーラリアンしかない。しかし、デューイたち人類の一部はスカブ自体が人類への脅威と見て、その中枢クラスタを破壊しようとしており、そうすれば休眠していたスカブ・コーラルが一斉に目覚め、クダンの限界が起こる。スカブの中枢クラスタはそうなる前に人類を同化することで防ごうとしていた、ってことか。レントンたちがその両方を防ぐために残り三話が使われるのだろうな。
 そして最後の最後にスカブの中のデータの人としてアドロック・サーストンも現れたってことは、恐らく「アクペリエンス」も「セブンスウェル」も、人類を取り込む現象だったってことか。

  ゾイドG #49「決戦」。ラ・カンを失ったディガルド討伐軍だが、悲しみに暮れる暇もなく、「ジーン討伐軍」と名を改め、ルージを中心にジーン包囲網を敷いていく。対するジーンは「神の雷」を装備したバイオティラノを中心に、討伐軍の拠点であるトラフへ侵攻していた。ルージたちは最後の決戦のため、ジーンを迎え撃つ。
 ラ・カンの意思を引き継ぎ、ルージが討伐軍の総司令に。ルージを支持する者も多い中、まだ若いルージに不安を抱く者も少なくない。ルージはそんな中でラ・カンを失った悲しみを押し隠し、全軍の士気を鼓舞する。
 そしてついに最終決戦。戦法としてはこれ以上なく単純な力のぶつかり合いなのだけど、「あとはジーンを倒すだけ」というのはわかりやすい。前回消息が不明になっていたザイリンもゼ・ルフトまで逃げ延び、無事治療を受けていた。って、会話の様子からすると、ひょっとして他に治療を受けているのは……その解放されたゼ・ルフトではかつてルージと同じ収容所にいたムサと孫のルネの姿も……
 ラスボスのジーンは街ひとつを滅ぼすことにもいささかの躊躇もない極悪ぶり。わっかりやすいなぁ。そのジーンの軍勢からラプターグイが出てこないことから、おそらくジーンの側にはもはや普通の人間はほとんどいないだろう、と匂わせているのが薄ら寒い。
 エヴォルトにまだ未知の力があることを予感させたまま次回最終回。最終回映像では、バイオプテラの姿も?

  マイメロ #51「タクトがふれたらイイナ!」。ダークパワーの精は目を覚ました柊を乗っ取り、ついに世界中の人々の夢を飲み込み始める。マイメロたちは百個集まったピンク音符の曲と美紀の歌で対抗しようとするが、パワーが強まったメロディタクトが重すぎてマイメロの力ではふれないことが判明する。
 なにこの異様なテンション(笑)。マイメロたちが歌の準備をする一方でクロミとバクは柊を助け出そうとするのだけど、バクVSダークパワー柊がなすびの神様とか出てきて本筋そっちのけでえらいテンションに……
 マイメロ側も美紀の作った電波ソングをみんなで歌おうとするのだけど、肝心のタクトがふれない。そのタクトをふるための方法というのは……って、特訓!? ラスト5分で怒涛の特訓。って、時間早めてるし! 外の時間まで早めちゃってるし! もうなにがなんだか。特訓を終えたマイメロのタクトの一振りは風をも起こす? いや、もうなにがなんだか……


2005年03月19日() 旧暦 [n年日記]

[必殺] あんたこの奥の手をどう思う

 必殺仕業人第十九話。 DVD下巻
 大店の美濃屋の女将・おときは、あちこちから金を借りまくっている。又右衛門も彼女に三両を貸していたが、一向に返してもらえる気配がない。ある事情から彼女は金を必要としていたが、美濃屋の主人はしまり屋で彼女の自由になるお金はほとんどない。そのための借金だったがそれももう限界に来ていた。
 一方江戸で評判の占い師・霊蝶は、マネージャーの嘉兵ヱと弥七に休みを貰う代わりやいとを据えてもらうことに。
 呼ばれた又右衛門は同じ上方出身ということもあって彼女に大いに気に入られ、翌日芝居見物に行く事を半ば無理矢理約束させられるが、嘉兵ヱが許さず、結局約束はすっぽかされてしまう。その夜、霊蝶が詫びにと酒と肴を持って現れる。陽気な霊蝶との酒に、又右衛門もまんざらでもなかった。
 だが翌日、おときがなにか吹っ切れたような表情で三両を返しに来る。なにか仔細ありと感じ話を聞くと、番頭との浮気の件で瓦版屋に強請られていたが、そのことは霊蝶しか知らないはずだという。「もうなんの心配もいらない」と言っておときは去るが、又右衛門の嫌な予感は的中、おときは番頭と一緒に川に身を投げてしまう。
 それを知った又右衛門は霊蝶のところへ行き彼女を問い詰めるが霊蝶には見覚えがない。すべては彼女の知らぬところで嘉兵ヱと弥七が由造と組んでしでかしたことだった。悪事を知った霊蝶は嘉兵ヱらに手を切ると宣言し去ろうとするが、その胸を弥七の匕首が刺し貫く。

 又右衛門が主役の話。話としては平凡だが、又右衛門と女たちの絡みが生きている。とくに霊蝶との関係は色事師又右衛門には珍しく大人のほのかな恋愛ムード。彼女のおかげでいつもの重苦しい雰囲気も全般的にやわらいでいる。だが、おときを追い詰めたのが霊蝶と誤解し彼女を罵倒してしまう。
 知らずに悪事に加担していた霊蝶だが、彼女自身は裏表のない好人物だっただけに怒り倍増。死の間際に霊蝶に渡された二両とおときから返された三両をあわせて仕事料にする。悪党自体はステレオタイプなので、仕置シーンはまあ普通。嘉兵ヱの仕置シーンでは霊蝶の後釜を仕込んでいる最中を襲うが、どう見てもエロ踊りを仕込んでるようにしか見えない……
 今回剣之介夫婦は冒頭で食い逃げ、さらに河岸を変えて大道芸をしているが、やっぱりあまり受けない。が、おひねりの中に何故か一朱銀が入っていて、逃げるようにその場を去るのは貧乏が身に染みているなぁ。

[必殺] あんたこの志をどう思う

 必殺仕業人第二十話。 DVD下巻
 奥州から剣で身を立てようと江戸へ出てきた小坂夫婦。希望へと目を輝かせる二人だが、偶然知り合った剣之介は「さっさと郷里に帰れ」と冷たい。しかし剣之介の懸念どおり、小坂が頼ろうとしていた同門の先輩は借金を踏み倒して逃げてしまった後で、道場はもぬけの殻。小坂はたちまち途方に暮れる。
 迷惑をしているのは借金を踏み倒された金貸しの吾兵衛も同じ。しかも懇意の同心神山から、近々奢侈禁止令が出る事を知らされる。妾に小間物屋を経営させていたが、奢侈禁止令が出れば店をたたむほかなく、莫大な損害になる。吾兵衛は在庫の始末に「内職詐欺」を思いつき、侍への意趣返しとばかりに小坂を騙し、その元締めに仕立て上げた。
 すぐに詐欺は露見し、ようやく騙されていたことを知った小坂は吾兵衛の家へ殴りこむが、吾兵衛と通じていた神山により捕縛、詐欺の首謀者として斬首される。
 夫が戻らないことを心配し剣之介に相談する小坂の妻・美緒。しかし、主水から小坂が死罪になった事を知らされる。さらに、それが悪党にたばかられた冤罪だと知り、主水たちの前で喉を突き、恨みを晴らす事を頼んで死んでいく。

 「内職詐欺」がテーマだけど、小坂が世間知らずなので大分「自業自得」の感はあるかも。剣之介も世の中がそんなに甘くないことを知っていてわざと冷たくあしらうのだけど、それが通じず、結局悪党に騙されて死んでしまう。
 美緒の清廉さと、死罪になる直前にも動じず、面紙も断った小坂のまっすぐさだけが救いというか……
 今井健二が第二話に続いて悪徳同心神山として登場してるけど(もちろん第二話とは別人)、上に書いたように自業自得の感が強いのであまりふてぶてしい悪という気がしない。むしろ主水相手に釣りの話をするところなど、かわいらしくすらある。
 一番の悪は本来金貸しの吾兵衛で、私欲の為に町人から金を巻き上げ、逆恨みの意趣返しに小坂夫婦をはめる。ここらへんの悪辣さをもっと出せてればもうちょっと盛り上がったかも。
 仕事は剣之介が持ち込んだ形で、剣之介は決まりどおり二両取るのだけど、主水が一両「こないだの貸しを返してもらう」と言って奪ってく。第十八話のあれ、あげたわけじゃなかったのね。剣之介は剣之介で「覚えてやがったのか」と踏み倒す気満々だし。さすが仕業人。
 でも吾兵衛をしとめた後、剣之介たちが彼が数えていた金に目もくれず立ち去るのは、ちょっと清廉すぎない? と思ったりもするのだけど。もっと金に汚くてもいいと思うのだけどなぁ。

[必殺] あんたこの計り事どう思う

 必殺仕業人第二十一話。 DVD下巻
 藤代屋の長男伸吉は女郎のおりくに入れあげ、店の金に手を出す不肖の息子。さすがに藤代屋はたまりかね、彼を勘当してしまう。実はおりくを使って彼から金を巻き上げていた岡引の弥七は、さらに金を巻き上げるために伸吉に彼の弟の孝助誘拐を持ちかける。
 伸吉を利用し孝助をまんまと誘拐した後、伸吉はアリバイ工作のためわざと微罪を犯し牢屋に。計画は完全かと思ったが、なんと誘拐犯が隠れた場所が捨三の洗い小屋。主水が一計を案じなんとか追い出すが、誘拐された子供の事が気がかりながらも面倒に巻き込まれてはと知らぬ顔を決め込む仕業人たち。
 一方、伸吉は牢から出た後、改心したふりをして藤代屋に頭を下げ、自分が孝吉の身代金を運ぶと申し出る。殊勝な伸吉の演技にまんまと騙された藤代屋は金を託すが、もとより伸吉と弥七はグル。ところが身代金の山分けをしようとしたところで、伸吉は弥七に刺される。弥七は最初から利用するだけしてから裏切るつもりだったのだ。
 結局なんだかんだと言って子供の事が気にかかっていた仕業人たちは誘拐犯の探索の途中、半死半生の伸吉を見つける。伸吉は虫の息の下で弟を助けてくれとやいとやに頼むのだった。

 ちょっと伸吉を誘拐に巻き込む理由が薄い。誘拐時にやりやすいってことは多少はあるだろうけど、これで安全性が高くなるわけじゃないし。するのだったら伸吉に全部の罪をなすりつけて始末する、って方が確実だと思うのだけど……
 でも、多分伸吉が改心して弟の身の安全を頼むというところが最も意図したところだろうし、そこは結構良かった。それだけにきちんとその部分のドラマ作りをしてくれれば……と思うのだけど。
 殺陣のシーンではやいとやが二人同時殺しをするのが見せ場。

[マンガ] SBR再開

 ウルトラジャンプ誌上でスティール・ボール・ランが再開。今回はプロローグ編ということで、ジャイロ・ツェペリがSBRに参加するきっかけを描く。
 過去のジョジョシリーズとの関連が云々されている今作だけど、ジャイロのいた国がイタリアの「ネアポリス王国」(ネアポリスは第五部の当初の舞台)というあたりや、ゾンビ馬が第六部の徐倫の能力をちょっと髣髴とさせるような。次号から本格連載。


2004年03月19日(金) 旧暦 [n年日記]

[マンガ] 荒木飛呂彦新刊二冊

  ゴージャス・アイリン変人偏屈列伝 が発売されたので帰りがけに買ってくる……ってああた、値段もそうなんですが、装丁がアレなんで重量が大変なことに……書店の店員も店員で、それだけの重さだから手提げの袋に入れてくれればいいのに普通の紙袋。ううむ、気が利かない。
 「ゴージャス・アイリン」の方は表題作に「魔少年ビーティー」の第一話、「バージニアによろしく!」「武装ポーカー」などの初期作が収録。この本には単行本初収録の「アウトローマン」が収録されている。原稿が紛失してるらしく、雑誌からのコピー原稿のようで、画質はかなり悪い。が、原稿紛失なのに無理に収録したのは「スティール・ボール・ラン」との絡みなのだろうなぁ。作画技術や演出技術は比べ物にならないが、荒木飛呂彦の根本的な部分の作家性は、このころから揺るいでいないのがわかる。ってえか、SBRがそのままじゃん! って感じの作品。
 他にはゴージャス・アイリンの15年ぶりのピンナップ(同じイラストが今月のウルトラジャンプにポスターとして付録)がついているけど、やっぱ絵柄が似ても似つかない……
 で、変人偏屈列伝。週刊連載を抱えながらの作画までは不可能、ということで、二編を除いては作画はアシスタントだった鬼窪浩久氏が担当。これがデビュー作だったそうで……って、一話目ってそんなに昔だったっけ? と思ったら、一話のニコラ・テスラの初出はなんと15年前。そんな前だったっけ? ううむ。内容は、決して道義的に正しい、正義の味方ではないが、他人からの評価を気にせず奇怪な行動を一生とり続けた人たちの、一風変わった偉人伝。最後のウィンチェスター・ミステリーハウスはかなりジョジョ風味入ってるけども。しかし、箱入りのハードカバーで出るとはなぁ……
 ついでにウルトラジャンプと 境界戦線/やまむらはじめ も購入。ウルトラジャンプは先月「不死者あぎと」も微妙な終わり方をしてしまったし、ほとんど「蒼のサンクトゥス」のためだけに買ってるようなものになってしまった。来月はちょっと購入を考えよう。
 「境界戦線」は雑誌掲載分に加筆を加えての収録。うげ、プロローグとエピローグ以外の加筆分が全然わからね。物語の舞台は近未来の日本。東京が地殻変動のため外との遮断され、内部では内乱が絶えず、独自の政府がつぶれては出来る政情の関東。そこでくりひろげられる、五本の「男と女の話」のオムニバス。あ、最後のは男と女の話じゃないか。五本ともジャンル的にばらけながらテーマ的にはどことなく一貫している、という良作。ただ、エピローグのニュースで出てきた「男女」って一話目のあの二人なのかねえ……その可能性が高いと思うが、そうだとしたら本当に容赦がない。(3/27に不適切な部分を削除させていただきました。大変ご迷惑をおかけします)


2003年03月19日(水) 旧暦 [n年日記]

「戦争、お好きですか〜?」

 無茶苦茶不謹慎なタイトルだなぁ。多分、20日の朝10時15分には、宣戦布告されてるんでしょうね。攻撃が同時かは不明ですが、現地時間の夜中には本格的な軍事行動が行われるでしょう。どうせやるならさっさと終わらせてくれ、と思うけども、多分ムリでしょう。フセインは長期化させてアメリカが国際世論上諦めるのを待つしか生き残る術はなく、アメリカが大規模な軍事行動で予定通り短期で終わらせた例は第二次世界大戦からこっち、まったくと言っていいほど覚えがありません。しかし、今回の戦争ほど規模のわりにきっかけが不鮮明というのも珍しいです。第一、ウェストファリア条約からこのかた、「相手にわざと先に手を出させておいて殴り返す」はアメリカのお家芸だったはずなんだけどなぁ。それだけブッシュJr.が阿呆だってことでしょう。日本の政治家、軍部、外交も十分に阿呆だったんですが、太平洋戦争も十分その気ありありで挑発しまくってましたからね。まあ、ノーガード戦法はいつまでも通じるものではないということか。 CNNの創業者が「誰も行かんのならワシが行く!」といきまいてるらしい ( CNN )ですが、こういうときこそ出番ですよ、サキサカさん? CNNは「あなたには取材する能力はない」と言ったらしいですが、つまり「もー、おじいちゃんってば、お年を考えてくださいな」ってことなんでしょうな。大丈夫、ターナー老。ジャーナリズムはとうに死んでますから。
  /.JP にも載っていたけど、 平沢進氏が反戦活動として曲をインターネットで公開 。まず、私は教条主義的反戦主義者ではありません。戦争や殺戮がいけないなんてのは多分誰でも思ってるし、私も思ってます。しかし、トルコの言ではありませんが「良い」か「悪い」かのどちらかから物事を選べるということはとても少なく、大抵は「悪い」か「より悪いか」のどちらかを選ばなければならない、そんなことが世の中はとてもたくさんあります。その上で、今回のアメリカの行動は「より悪い」だと私は思います。平沢氏の主張は一見教条主義的な反戦アピールにも見えますが、その主張のしかたは至極控えめで、また、こういう有名人は「個人」としてとらえられることは稀で、ほとんどがなんらかの「シンボル」としてとらえ、行動の一貫性、つまり原理主義的行動、教条主義的行動を求めてしまいます。実像なんてのはわかりません。そして、その上で先のサイトにある平沢氏の主張は十二分に納得できるものです。ですので、私は平沢氏の活動を支持します。
 昨日書いた 文部省前の在日に抗議に行って来ました スレは、何故か 950から KTX の話題が始まってます。どうも業界関係者の方らしく、日本の技術を盗んでだっこしようという韓国側との丁々発止のやりとりが想像できて楽しいです。別によそから技術を盗むこと自体は反対しませんが(日本もやったし、「まなぶ」とは「真似ぶ」と良く言うし)、だからって独自技術の開発を怠っていいってことじゃないんですけどね。日本の鉄道関係って実は結構なテクノロジーと運用ノウハウの上に成り立っていたんだなぁ、と実感。
  STREGA!の二巻 が出ていたと ウルトラジャンプ 最新号で知り、慌てて買いに走る。ふーむ、危ないところだった。きちんと買い支えないと配本が危ういかもしれんからなぁ。
 しかし、ウルトラジャンプはますます微妙な雑誌に……つっても、いろいろ最近微妙な雑誌が多いんですが。
 他には神林長平 ルナティカン と、 サンデーGX を購入。ワイルダネスは来月からまた二ヶ月お休みか。しかし、恵那は鈍感でもなく、打ちひしがれるでもなく、実に恵那らしいままだったので安心。彼女には変わってほしくない。ケンケンもある意味ケンケンらしいですが……少しは成長しろ(^^;。ブラックラグーンの双子、見覚えあるなぁ、と思ったら、 アウトフォクシーズ ……
 あ、そうそう、先日書いた「 少年エース増刊特濃 」に押井守原作の「キラーズ」が掲載。以前神埼将臣作画でアッパーズに掲載された奴と、基本的に同じです。


2002年03月19日(火) 旧暦 [n年日記]

ふってわく

 金はふってわかないのに、どうしてトラブルはふってわくのだろう? PCの調子が無茶悪くなった。原因は何かと思ったら、CD-RWドライブが漏電していた。よくわからんが、漏電で電圧が下がり、作動帯域ギリギリの電圧しか供給されなかったのだろう。CD-RWドライブをはずして解決。勝った。でもなんか負けた気分。
 もうそろそろ桜の季節で、アパートの裏庭の桜もそろそろほころびかけてる。こっちは鬱気味だけどな。環境の変化のある時にはいつもそうなんで、今更どうこう言うことでもないけど。チャップリンの「ライムライト」で、「人生に必要なのは勇気と想像力、それとほんの少しのお金だ」というセリフがある。本当にその通りなのだ。どうにかするしかない。
  マイクロソフトは相変わらず愉快 。マイナスにしかならないだろうに、どうしてこう、心象を悪くすることばかりするのだろう。
 今日は土星食らしい。いや、よく知らないけど。ありゃ、ダメだ。全然話題が出ない。


2001年03月19日(月) 旧暦 [n年日記]

アタマ、使ってる?

 このコピーを見ると「お前が使ってるか?」と思わずガイ・リッチーに聞き返したくなる 「 スナッチ 」(いや、別に監督が考えたコピーではないのだけど)。ようやく見に行きました。
 マニアの映画評では「前作(ロック、ストック&トゥースモーキングバレルズ)と同じ」 というのが定評になっていたので、どんなかと思いましたが、本当でした。(^^;
 でも楽しめないってわけではないですよ。言うなれば「用心棒」の後に「椿三十郎」 が撮られたようなもの…って、ワシ、「用心棒」は好きだけど「椿三十郎」は好きでないのだよな。
 基本的に前作のショットガンがダイヤに、麻薬の売上金が賭けボクシングになった感じで、 基本のストーリーラインは同じ。しかも出演者が一部同じなので「おお、ベーコンにトム、なにやってるん!?」という感じなのだ。トニー(前作ではビッグ・クリスを演じてた)の登場シーンは前作を見てると大笑い出来るのだが、 劇場で笑ってたのワシだけでした。いいもん。寂しくなんかないやい。
 なんか世間ではブラピ(ブラッド・ピット)が出てるのが話題になってますが、 どうもおいしいとこ取りの感が強く、多分「スター」ブラッド・ピットの扱いとしては正しいのだろうけど、 映画全体としてはちとバランスを崩してる感はある。完成度自体は前作の方が上かもしれない。
 まあ、基本的に肩の力を抜いて馬鹿っぷりを楽しむ映画なので細かい事はいいか。ちなみに色気は全然なし。1.5点。