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2009年11月02日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#36

  シンケンジャー #36「加哩侍」。源太のゴールド寿司を訪れたシンケンジャーたち。源太の寿司を口々に「普通」と評するが、ことはが注文したのは「カレー」。寿司屋でカレーなんて……と呆れる面々だが、源太は意地になってカレーを作ってしまう。ところが、意外にもこのカレーが絶品! 匂いをかぎつけてきた人々が噂を広め、あっという間にゴールド寿司のカレーは大人気に。源太は複雑な心持ちながらも、評判になったことが嬉しくないわけでもない。ついには源太のカレーを全国展開しようという話が持ち上がる。源太は寿司じゃなくても店が持てれば……と、圧倒的な盛況に妥協しそうになるが、そんな源太に「それでほんまにええの?」と言い出したのは、きっかけのはずのことはだった……

 今回外道衆完全に賑やかし。基本的にいなくても話が成り立つわ。まあ、玩具宣伝番組としてはそうもいかないんだけど。
 天然ことはの「寿司屋でカレーを頼む」という暴挙に意地になって作ったカレーが何故か美味しいと大評判に。寿司でそんな評価を受けたことがない源太は、複雑な心持ちながらも屋台が繁盛するのが嬉しい。やがて、店を持って全国展開を、という話が持ち上がり、店を持つのが夢だった源太は悩みながらも、「客に望まれてるんだったらいいじゃないか」と……
 でも、そんな源太に「それでええの?」と問いかけたのはことは。つか、「お前が言うな」かと……ただ謂わんとすることはわかって、客に受けるからとカレーを作ってる源太はちっとも嬉しそうではなく、それが本当に源太のやりたいことなのかと問う。
 最初は話を受ける気になってた源太だが、店が完全にカレー屋になると聞いて、「俺は寿司屋だ!」と……
 しかし、茉子が源太を自分と変わらないレベルと見なしてるのが、いくらなんでも源太が可愛そうだ……


2009年11月03日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] エリン#42とキルミン#5

  獣の奏者エリン #42「セィミヤの涙」。人々の前で大空を飛ぶ王獣の背にまたがっているのを見られとリランを利用しようとする動きが速くも現れる。それを避けるためにエリンは命を賭けてハルミヤに直訴、リョザ建国にまつわる忌まわしい真実を告げる。ハルミヤは「聖王」とされていた王族が実は大殺戮の引き金を引いてしまった咎人の末裔だと知り、激しく動揺するが、エリンの意図と聖王の役割を知り、エリンに王獣を政治の道具にしないこと、そうしようとすることも決して許さないことを約束する。
 安心するエリンだが、カザルムに帰った彼女にもたらされたのは、ハルミヤ急逝の報だった。闘蛇の襲撃で頭を打ったハルミヤは、脳内出血を起こし、都を目の前に容体が急激に悪化、そのまま息を引き取ってしまったのだった。
 王獣を守る防波堤となるはずの、そして王獣を美しい獣と言ってくれたハルミヤの逝去に激しく動揺するエリン。だが、都でも早くも時期真王セィミヤを巡って政争が始まっていた。

 ただの人のいいほわほわしたおばあちゃんかと思われてたハルミヤ。しかしリョザとそこに済む民を守る王としての責任感と、汚い政争の中で生きてきた胆力は本物。護衛を断るエリンの処罰も場合によってはためらうことをしない。まあ、王様としては国のシンボルである王獣を操る人間が王家に反旗を翻す危険は見過ごせないだろうしねえ。しかし、エリンの話した事を真実と理解し、エリンの意思に同意する。しかし王国内の膿と戦う決意をした矢先の逝去。
 そして何も知らされてないセィミヤが王位に立つ。真王の真実はもちろん、ハルミヤ襲撃が大公の闘蛇軍によってなされたと信じて疑わない。が、元々武力を持たない真王と、それを守ってきた大公。暗殺のような真似をしなくても武力での都の制圧は簡単なことだし、大公軍のシンボルである闘蛇を用いて暗殺もへったくれもあるわけがない。
 冷静に考えれば第三者の陰謀を疑って当然だが、襲撃の事実自体とかねてからの真王と大公の不仲のために、大公軍の仕業がほとんど既成事実のように扱われてしまっている。
 大公の第一子シュナンは病に伏せりがちな父に代わり、王国を我が者にせんとする何者かの陰謀から王国を、そしてセィミヤを守るために直談判に向かう。
 真王暗殺未遂が大公軍によるものではないこと、そして大公軍の不満は王国と真王を食い物にし、自分たちを顧みないで政争にあけくれる輩への反発からであると言うことを訴える。そして、内線を防ぐには自分とセィミヤの結婚しかないと……
 しかしそこで出たセィミヤの言葉は、「脅迫ですか?」ではなく、「争いを避けるために私と結婚するのですか?」……内心ではずっとシュナンを慕っているものの、真王大公良家の深まりゆく溝と、大公軍が祖母を襲撃したという話の反発で、ことさらシュナンにきつく当たるのだろうなぁ。シュナンが権謀術数に長けていれば、甘くかき口説くという手を使ったのかも知れないけど、基本的に真っ正直だから……朴念仁のシュナンもやっとセィミヤの内心に気付き「そんなことはない」と自分も彼女を慕っていたことを訴えるが、不器用すぎだなぁ。
 しかし、ダミヤが異様に怪しいのだけど、他はともかくハルミヤを殺すまで思い詰めるんだろうか? そして恐らく嫌が応でも政争と内乱に巻き込まれるエリンは、どうなるんだか。


  キルミンずぅ #5「追跡!まろちゃんを探せ!?」。ようやく探偵らしい活動が始まったなぁ。地味だけど。
 今回はリコ・リムのクラスメイト、ユカリの飼い猫まろの探索。特殊能力を持ったと言っても基本、地味な能力ばっかだけど、それぞれの特性を生かしてなんとか任務完了。ケンはくしゃみすると変身が溶けるみたいだけど、女の子キャラもそうだったら放送コード的にアレな……つか、アグネスがやってくる?
 ほのぼの動物探偵をやってるリコたちとは別に、アニマリアンたちが神浜市に食い込もうとあの手この手を……とりあえず市長周辺の籠絡から始めた模様。アニマリアン牙組、先回を見ると知恵足らずかと思ったけど、きっちり秘書たちを落としにかかってるなぁ。「君の水質調査がしたい」って……
 カノンは変身したリコたちを見て「中途半端なアニマリアン」と評してたけど、カノンの母ミサは彼女たちが何者かを見抜いたよう。多分御子神家と関わりがあるとは思ったけど、神浜にやってきた理由の一部もそれなのかねえ。
 そういえばここしばらく出てないパルスは、どういう立場なんだ? 牙組ではないらしいけど……


2009年11月05日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] DTB流ジェミ#4

  DTB流星の双子 #4「方舟は湖水に揺蕩う…」。ウラジオストックっから北海道札幌にやってきたヘイと蘇芳。ヘイはクライアントからの依頼だと言い、蘇芳にエージェントとしての訓練を施す。早く東京に行って紫苑を探したい蘇芳はそれをうとましく思いながらも、ヘイに逆らうことができない。
 蘇芳はヘイに与えられた課題としてストリートダンサーの一団に喧嘩をふっかけるのだが、その中の一人の少年が蘇芳を見初めてしまう……

 契約者になってしまった蘇芳は、感情が失われたかのようにこれまでの多彩な表情を失う。が、本当に機械のようになってしまったかというとそうではなく、狙撃の訓練で標的にされたタンチョウヅルをわざと狙いをはずしたっぽかったり、紫苑と再開するという思いは消えてなかったり。前作でも契約者は人間性を失ってると言うことではないと言われて、人間味のないかのような契約者がぎりぎりのところでそれを見せたりもしたけど、今度は主人公自らがそれを示すのか。
 そもそも蘇芳を鍛えるという行為が本当にクライアントの意向なのかも不明なのだけど、そのために一時的に寄った札幌で出会った人々。オカマバー「方舟」のママに、ストリートダンサーの少年、ノリオ。ヘイに言われたとおりに人の腕をへし折ることもためらわない彼女だが、ツルやノリオを撃つことをためらったり、初めて女になった自分の身体の変化に戸惑ったりもする。って、お赤飯の方ですが。
 方舟のママは予告では久良沢凱かと思ったけど、そうじゃなかったようで。
 そして進行しつつある事態のもう一人の語り部、三号機関に身を置くが、「一ノ瀬弥生」という偽名を使わされるという怪しい組織。ヘイの情報を得るために飛び込んだはずなのに詳細は知らせれずに、彼女は自ら情報を求める中で、「マダム・オレイユ」の存在が明らかになる。ところがそのマダム・オレイユから未咲に接触を……
 ヘイが一瞬昔の演技を見せたのは嬉しいけど、普段のヘイを見ると見るからに演技というのがちょっと泣けてくる。


2009年11月06日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] にゃんこい#4

  にゃんこい! #4「美しい人」。学校に着いて早々、下駄箱に手紙が入っていたのを見て「すわ、ラブレターか!」とどぎまぎする潤平。ところが中身はラブレターどころか果たし状。江ノ島まで決闘しに来いという無茶振りに、触らぬ神に祟りなしとばかりに無視を決め込む。
 ところがその三日後、ジャージ姿に木刀を持って教室に殴り込んできたのは、陸上部の部長、一ノ瀬凪。三日も江ノ島で待たされたことを怒りつつ、水野楓を賭けて勝負しろと一方的に突きつける。が、その直後高熱であっさりとバタンキュー。はた迷惑な人物だが、楓の先輩でもあり熱を出した原因は自分らしいと言うこともあって楓、そして(いろいろ)心配してついてきた加奈子と共に凪を家まで送る。
 しかしついたところは生の極道「一ノ瀬組」の邸宅。凪を送ってくれたお礼にと無理矢理引き留められるが、潤平は凪が倒れた発端が自分であるとばれないかと気が気ではない。そんなとき、一ノ瀬組の飼い猫ジョセフィーヌから凪に恋をさせてくれと依頼が……一ノ瀬先輩は既に楓に恋してるのでは? と腑に落ちないながらも呪いの解消を取るか、自分の恋を取るか悩む潤平に、目を覚ました凪からの呼び出しがかかる。

 なんだこの小林ゆうのために作られたみたいなキャラはw
 演じるだけだったら器用な声優ならばできるだろうけど、あの意味不明なテンションとグタグダさは、小林ゆう以上の適任者が見あたらない……熱演過ぎて、というか落差が激しすぎて、ときどき何言ってるか聞き取れねえw
 嘆美な外見とやたらと熱い(暑苦しい)性格、そして後輩想いなのだけど、同時に空気を読まない上、思い込みだけで突っ走る、要は「アホ」なんですが、もうこれはアホ以上のアホとしか言いようが……
 加奈子と仲良く(?)してる潤平を見ながら寂しそうな顔をしていた楓を見て、彼女を悲しませた潤平に勝負を挑んできたのが発端。けど、なんで江ノ島やねん、とか、三日も待ってないですっぽかされたの気付よ、とか、潤平じゃないけどツッコミどころだらけすぎてどこから突っ込んでいいんだか。
 しかし執拗に潤平と勝負しようとする凪には、大弱点が……雷に弱いという、もう素でキャラが立ってるのにこれ以上キャラ立てなくてもいいよ状態。しかも効果の雷にも一瞬しゃがんでるという(無駄な)芸の細かさ。そして雷に怯えた凪に抱きつかれて潤平が知った驚愕の事実……って、実は女でした、ってOPとかでバレバレなんですが。
 元々男の子っぽい外見だったのが、初恋の相手に男と間違えられて振られてしまい、それからは女を捨てて「そういうキャラを極めればいいんですぅ」と開き直ってこんな有様に。ジョセフィーヌの依頼も、傷心のショックで無理をしてる凪を見ていたたまれず、もう一度恋をすれば少しは女の子らしさを出すことに抵抗がなくなるのではないかと思ってのことだった。
 って、昔のイメージカット、なんて清澄高校? 小林ゆうなんだから鶴賀では?
 雷嫌いが潤平にばれてしまい、「バカにすればええねん。そしてばらしたらええねん」と拗ねる凪。だがやっぱり猫という大弱点を持つ潤平は、「苦手なものがあるだなんて、バカにしないし、言いふらしもしない」と言い、あまつさえ落ち着くまで側にいると……これで一気に胸キュン状態になってしまった凪だけど、ラブコメのお約束で潤平はまったく気付かず。上級生なのにクラスに押しかけ一緒に授業を受けたりというやっぱり思い込みの激しすぎるアプローチに、加奈子と楓はちょっと気が気ではない。
 こういうのもツンデレっていうのかなあ……どっちかと言えばヘンデレかと。
 あと、加奈子の巨乳化が著しいような。湯船に浮いてるし、次回予告では思いっきり揺れまくってるし。

[その他] やっぱり困った人だ

  日本経済はこれからさらに厳しさを増す可能性=鳩山首相ロイター )。なんでこの人はいつも他人事みたいな口調なんだろうなぁ。素の性格に加えて言い方がまずすぎるんで、なお混乱に拍車をかけてると思うのだけど。国会は国会でどこを切ってもお笑いになってるし。本当に下手にお笑い番組見てるより面白いから「これは本気でマズイだろ」と思いつつ見てしまうのだよな。

  人気サンデー漫画家「美少女を描けない作家はマンガで食っていけなくなる」ガジェット通信 )。若木民喜氏のブログからの記事だけど、若木氏も苦労人だからなぁ。つか、デビューから連載までの空白期間はどうだったのかよくわかりませんが。ただ、若手がなかなか育たない、というのは確かにそうかも。人気作の連載のサイクルがやたらと長くなってるからなぁ。雑誌自体がどんどん「守り」に入って、多分今度の不況はそれに拍車をかける方向だろうし。愚痴ってるだけではいけないんだけど、何かアイデアがあるかというと……う〜ん。若木氏が言う通り、「コレじゃダメだ」と思い切らないといけないのだろうなぁ。


2009年11月07日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 名前はどうでもいいんだが

  政府、「雇用創造チーム」設置 介護や農林など推進産経 )。民主党って「××チーム」とかみたいな名前付けるの好きだよなぁ。普通にPTでいいじゃん、と思うのだけど、まあそれはどうでもいい話で、「介護や農林で雇用創世」って、「え?」と思わざるを得ない。
 いやどちらも人手が必要な分野なのはそうなのだけど、なんで人手が集まらないかと言うと、肉体的にも精神的にもハードな技能職の上、給料がとてつもなく安いから。介護は管理職になればまだマシになるらしいけど、みんながみんな管理職になれるわけがない。そうすると末端の人間はなかなかあつまらない、入ってもすぐやめていく、技能が高くならない、という悪循環。じゃ、給料を上げればいいじゃん、と簡単には行かず、補助を出すとなると、じゃあその補助分のお金はどこから出るの、ということになる。つまり、「介護、林業をメインに雇用創成」ってのは、素人目から見ても明らかな穴だらけの政策ってことになる。
 で、経済全体の底上げをして増えた税収で補助を出す、ということならまだわからないでもない。けど、昨日みたいな鳩山氏の他人事のような言葉や、 自殺者増えるおそれ…内閣府緊急チーム初会合読売 )だなんて「え? そんなのわかりきってるのにまだ対応に動いてなかったの?」という行動には呆れるばかりで、とてもそこまで考えてるとは思えない。
 一体何考えてるんだ、ホント。


2009年11月08日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#37とダブル#9

  シンケンジャー #37「接着大作戦」。朝から黒子たちの荷物運びを手伝い、息ぴったりなところを見せている流ノ介と千明。そんな時アヤカシが現れ、シンケンジャーたちは現場に駆けつける。そこにいたアヤカシ、モチベトリは大して強くもなく楽勝か、と思われたが、流ノ介と千明がとどめを刺そうとしたところに、モチベトリの吐きだしたトリモチが……両手同士くっついてしまった二人はモチベトリを取り逃がしてしまい、しかもくっついたまま離れられなくなってしまった。モチベトリを倒さなければ離れることが出来ないと聞いた二人は打倒アヤカシに意欲を燃やすが、お互い勝手な動きをしてまったく息が合わない。見かねた丈留から、今回は休んでいるように言われてしまうのだが……

 こういう時のお約束として、トイレはどうしてるのかとか気になってよろしいでしょうか?
 これで男女の組み合わせだと色っぽい話になるのだけど、男同士なのでただの我を張った醜いいがみあいに。お互い足をひっぱるのを相手のせいにしてまったくまともに動くことができない。見かねた丈留は二人に休むことを言いつけるが、生真面目な流ノ介はそれを屈辱と感じ、千明も表面上はふてくされながらも戦力外通告に内心面白くない。丈留の言いつけにも関わらず勝手に出撃するが、流ノ介は千明の自分にはない発想を認め、千明は自分より腕も度量も大きい流ノ介を認め、土壇場の本番で息ぴったりのコンビネーションを見せる。これはスーツアクターさん、すごいわ。
 次回は彦馬の話らしいけど、なんだか訳ありの事情があるっぽい。


  仮面ライダーW #9「Sな戦慄/メイド探偵は見た!」。しばらく依頼がなく暇な鳴海探偵事務所。翔太郎が経費で勝手に買ったハードボイルド小説の件で亜樹子と喧々囂々していると、複数の女性が「父を捜してください!」と事務所に飛び込んでくる。しかも全員まったく赤の他人。
 どうやら彼女らの父は全員パティシエで、連続してパティシエが失踪するという事件が起きたらしいのだが、警察が本腰を入れて捜査をしようとしない。というのも彼らが消えたのは園崎家に行った帰りで、風都の有力者である園崎家が頑として捜査をこばむため、警察は日和って何も出来ないでいたのだ。
 翔太郎はさっそく調査を開始するが、同時に亜樹子も勝手に依頼者と一緒に捜査を開始する。そして亜樹子はパティシエールとして招かれた依頼主の一人、麻衣と共に園崎家にやってくると彼女の紹介でなんとメイドとして潜入する。そのことをフィリップから聞いた翔太郎は勝手に危険なことをする亜樹子に怒るが、亜樹子は「私だって名探偵の娘よ!」と聞く耳持たない。翔太郎は彼女に危険なことから手を引かせるため、全ての始まりの夜「ビギンズ・ナイト」の事を話すべきかを迷う。
 そんな翔太郎の気も知らず園崎家のことを嗅ぎ回る亜樹子だが、メイドの常識を知らない彼女の行動は館内を引っかき回す。そんな彼女を、何故か当主の琉兵衛は気に入ったようなのだが……
 しかし、そんな時館内で麻衣がドーパントに襲われる。悲鳴を聞きつけダブルに変身した翔太郎が駆けつけ、間一髪彼女を助けるが、相手のスウィーツドーパントは特殊クリームを吐きかけて手足を固めてしまったりと搦め手な相手。そこに騒ぎを聞きつけた霧彦がナスカドーパントに変身してやってくる。それのみならず、琉兵衛も自らテラードーパントに変身する。

 なんで「ビギンズ・ナイト」なんて名前がついてるのかアレですが、12月公開の映画とのタイアップなんでしょうな。
 これまで亜樹子に彼女の父・鳴海荘吉の身に降りかかったことを話せずにいた翔太郎。危険な行動を取る彼女を心配する姿に、フィリップからも「そんなに心配するなら、あの夜のことを話したらどうだい?」と言われる。しかし、自分のために荘吉が命を落としたことを、どうしても翔太郎は彼女に告げられない。
 そうしてる間に亜樹子は危険と分かってる園崎家に飛び込んでしまう。園崎家に何かあると睨みつつも手をこまねくしかない翔太郎だが、亜樹子が危険な真似をするのも気になる。そうこうしてる間に、依頼人がドーパントに襲われることに……そのことをフィリップからの情報でいち早く知り、彼女がいる屋敷内に入り込もうとした翔太郎だが、霧彦に不審者として見とがめられる。って、霧彦さん、自分のサクセスストーリーを語り出したよ! 今の立場、つらいんかなぁ。
 最初亜樹子は屋敷の料理長を疑っていたが、これが見事な空振り。そして屋敷内で危険な連中が動き出してるのにも関わらず、その危険に少しずつ近づいていく。
 次回は自身のみならず依頼人まで危険にさらす亜樹子を流石に見かねた翔太郎が彼女を叱り、ついにビギンズ・ナイトのことを語ろうとする、らしいけど……まあ、劇場まで見に来てね、なんだろうなぁ、多分。


2009年11月09日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] エリンちょっとだけ

 獣の奏者エリン、野生の獣に主人公の母親が生きながら喰われるというショッキングな展開ほどではなかったけど、ヒロインの左手指が、親指人差し指以外失われるという、これまたかなり鬱な展開に。
 都からエリンとリランを招聘するためにやってきた獣の医術師たちが持つ音無笛を見てリランが怯え興奮し、我を忘れて暴れ回ってしまった結果、なのだからいたたまれない。しかも、人命を守るためにやむを得ないとは言えこれまで決して使おうとしなかった音無笛を使ってしまう。
 人と獣が共に生きるというのはどういうことか、三本の左手指とリランとの信頼関係を失って苦い経験をしたしまったエリン。それでも、リランを、王獣を投げ出すことをしたくないと、これまであれだけ忌避していた音無笛を使ってでも最後まで王獣と向かい合おうとする。母親がどんな気持ちで闘蛇に音無笛を使っていたか、ようやくその気持ちを理解しながら……
 で、展開は案の定王獣を戦争に使おうとする勢力に巻き込まれるが、これまでシュナンに従っていたキリクの心中に、初めて疑念と動揺が生まれる。キリクの行動が伏兵になるのかなぁ。

[その他] これはこれで納得

  ペプシあずきがなぜ商業的に成立するのか?ムズ痒いブログ )。2chのコピペなのだけど、「あずきとかしそ味とか、どう考えてもネタ先行の売り逃げ商品だよなぁ」と思ってたので説得力がある。原価がとにかくとてつもなく安いので、宣伝費なしで話題になって一定期間でそれなりの数がはければそれで目的は達成、というのは、なるほど、と思う。
 いえ、でも私ソレ系のネタコーラは飲んだことないですが。つか、飲まないで良かった。

  今、一番おもしろいテレビ番組は? 1位「ヘキサゴン」、2位「ためしてガッテン」、3位「報道ステーション」テラニュース )。いや、実は私、ヘキサゴンって一度も見たことないので、面白いか否かで突っ込みようがないんですが、「そんなものなのかなぁ」と。やっぱ今日本に必要なのは「怪しい伝説、地上派放送」なのではないかと。
 ところでBPOは報道ステーションにメス入れないのん?

  少年のワイセツ画像DLで有罪にアメーバニュース )。「 画像は日本のアニメ絵で、虚構の子供達に苦痛を与えることも大きな罪であるとされた。」。すいません。言ってる意味がわかりません。つか、 「はぴねす!」の準 ですか……あと、虚構の子供にも苦痛を与えちゃいけないんなら、発禁、押収、焼却だなんてしてはいけませんよね?


2009年11月10日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] キルミン#6と刀鍛冶#6

  キルミンずぅ #6「恋のキューピッド作戦!?」。こないだ、「最近出てない」と言ってた竜堂パルス登場。そいでもって牙組がおマヌケ。天然というか、動物の本能に支配されがちで調子っぱずれな連中らしい。で、なんで人間の女性をたくさん狙ってるの? と思ったら 、彼らアニマリアンに噛まれた人間はアニマリアン因子が発動してアニマリアンになってしまうという事実が明らかに。仲間を増やすのが目的の一つみたいだけど、でも、なんで女性だけなんだ?
 再登場したパルスはナギサといい感じで、リコとリムが二人をくっつけようとお祭りでいろいろ気を回すのだけど、祭に夢中になって目的を見失ってる……牙組たちからはなんか見下されてる感じのパルスだけど、人間かというとそういうわけでもなく、狼のアニマリアンっぽい伏線が。けど、格下というわけでもないのになんで牙組から見下されてるんだろう?
 そんなわけで地味に神浜市の侵略が進んでいるのだけど、牙組がマヌケなおかげで本当に遅々。マヌケな侵略者で良かった。

  聖剣の刀鍛冶 #6「皇女-Princess-」。腹ぺこ皇女と貧乳三銃士が登場、なのだけど、なんつーか、この番組、見ていて歯の裏がムズガユイ感じがするというか……一応貴族とはいえ平の隊士が一応大国の皇女と名乗る相手にあの口の利き方はあるんだろうかとか、人の姿になる魔剣が一般的ならアリアが人の姿で町に入っても意味ないじゃん、とか、元々剣の種類の名前である「クレイモア」を特定の剣の銘にするのはどうよ、とか……先のエピソードも「多数の犠牲が簡単に予想できる割には効果が薄すぎるし詰めもあまい大愚策」としか思えないし……なんだかなぁ。

[その他] ここ最近太りすぎを指摘されたので

 ちょっと前から簡単な筋トレを始めてみた。運動量を増やすと言うより、筋量を増やして基礎代謝を上げるため。つってもスローストレスな腹筋、腕立てくらいなのだけど、これだと胸から腕にかけての筋肉が案外とあまり鍛えられないので、器具とかジムとかを使わずにできるものと、ということで アイソメトリックス も組み合わせるようにしてみた。腹筋や腕立ては流石に職場でいきなりはじめるわけにはいかないけど、これだと人目がないときに簡単にできるし。
 まあ、暇なときにぼけっとしてるよりはと始めたけど、アイソメトリックスは結構効いたらしく、特に胸筋まわりに影響が出てきたっぽい。まあ、まだそんなにたってないので、筋肉が付きだしたというより、酷使して筋肉がこわばってふくれてるだけなんだろうけど。ただ、皮膚の方がそれについていってないらしく、腕の付け根にすり傷みたいな内出血が。まあ、一日で消えましたが。それだけじゃなく、あちこち内皮が裂けてるらしく、ちょっと痛い……これで基礎代謝が上がればいいのだけど。


2009年11月11日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] なんか携帯の新モデルが続々発表のようで。

 つっても普通の携帯はよくわからんのでスマートフォンばっかに目が行くわけですが、OS、キャリアー問わず「どうiPhoneを追撃するか」みたいな感じになってますね。
  AppleやGoogleが言いたがらない、スマートフォンの10の欠点ITmedia )だなんて記事でいろいろと欠点を上げられてますが、なんか微妙にiPhoneを基準にしすぎのような……「スマートフォンは欠陥だらけだけど、iPhoneは比較的マシ!」って記事になってて、コンセプトが違うものをそういう比較はないだろう、とも思う。まあ、今のスマートフォンがiPhoneを意識し真似してる部分が結構あるのはそうだとは思う。でもiPhoneはスマートフォンの代表と言うより「iPhoneというジャンル」だと思うのだけど。
 で、日本でのスマートフォンの先駆けWILLCOMの方からも新スマートフォン「 Hybrid W-ZERO3 」が発表されたんですが、スペック的には惹かれるんですが(WILLCOM COREでなくCORE 3GなのはCORE通信網の普及状態などを考えて仕方ないにしても)、W-ZERO3シリーズ最大の特徴だったフルキーボードがない、というのが……まあ、これもひとつの方向性ではあるんだろうけど、携帯のキーにはまったくなじめてないこちらとしては、ちょっと……CORE対応の機種を待つのが妥当か。
 ただ、SIMロックフリーだとか海外使用を想定したものらしく、そっち方面を重視する向きには良い選択肢なのかも知れない。
 まあ、これではずみをつけてフルキーボードの次機種の開発をヨロシク。


  米ITC、シャープの液晶特許侵害でサムスン電子製品の限定的排除決定ロイター )。この件は前から注目されてたけど、やっぱりこうなったようで。もし真面目に過去の特許使用料およびこれからの使用料を請求するとサムスンにとっては壊滅的打撃になるはずで、だからと言って見過ごしてもらえるとも思えない。どっかで落としどころをつけないといけないと思うのだけど、クロスライセンスじゃこれはおっつかないよなぁ。どうするんだ、サムスン?


  参政権法案、小沢氏に一任=政府・民主時事 )。マニフェストから敢えて削ったものを景気対策等より先に通そうとするのを見て「ハア? 何考えてるの」と思ったら党内からもやっぱり反発が強く一旦留保になった、と思ったらこれですか。
 相互主義ですらなく、流石に北朝鮮籍には付与しないとは言え事実上のバラマキ状態。しかも、北朝鮮籍から韓国籍への移籍は比較的簡単なのでザル状態……民主党内、連立政党の保守勢力に期待するしかないってのが情けないなぁ。つか、ホントに民主に投票した人はこの滅茶苦茶さ加減だけでも反省するに十分だと思うが。
 ガソリン税の暫定税率から環境税への「付け替え」の件(おそらく他の化石燃料も含めれば実質増税の結果になる)と言い、なんで簡単に予測できることを予測しようとしないんだか。
 正直、小沢が何を考え、何を望み、何をしたいのかがさっぱりわからん。何か行動目標はあるはずなんだけど、それがわからんのが不気味。


2009年11月12日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] DTB流ジェミ#5とささめき#6

  DTB流星の双子 #5「硝煙は流れ、命は流れ…」。マダム・オレイユと名乗る人物と出会った未咲は、求めるものは「イザナミ」と呼ばれるものと「三鷹文書」にあると告げられる。何のことかわからぬままマダムを見失うが、三号機関から函館に輸送中の物資の受け取りの任務が言い渡される。BK-201と無関係と思い乗り気でないながらも任務をこなそうとしていた未咲だが、札幌でBK-201の目撃情報があったこと、彼が狙っているのがその物資だと思われることを知らされる。
 一方、BK-201=ヘイは蘇芳に仕事をさせるようにクライアントから要求されていた。射撃の腕は問題ないが、契約者として不安定さが目立つ彼女に不安を持つヘイだったが、そんな彼らを三号機関の契約者が襲う。ヘイは能力が使えないまま蘇芳たちを逃がし、二手に分かれてどうにか逃げ延びる。しかし落ち合ってすぐにヘイはお互いの無事を喜ぶこともなく、蘇芳に初めて生き物を殺させる。蘇芳は何の問題もないはずなのに、涙を流す自分に戸惑う……
 そして函館にたどり着いた未咲は、輸送中の物資こそが「イザナミ」であることを知らされる。

 函館に潜伏したのは蘇芳のトレーニングのためだけかと思われたけど、実際はちゃんと任務があったようで。それも「イザナミ」なる物資を奪取、あるいは破壊するため……「イザナミ」という符丁が気になるのだけど、それだとイザナギと対をなすはず。しかも、未咲がイザナミを確認したシーン、どうもイザナミは人間のような気がする。ってことは、まさか……
 そして前回蘇芳が契約者であることを知ってしまった少年、ノリオ。ところが意外にも懲りずに蘇芳に再度のアプローチ……でもトイレの花瓶の花束はやめようw
 ノリオの母、そして「方舟」のママの元妻は契約者。ノリオが生まれてから契約者になり、しばらくして失踪してしまっていた。それもあってか、契約者とわかっても二人は蘇芳に対する態度を変えようとはしない。しかし、その失踪したノリオの母ミチルはヘイたちを襲った三号機関の契約者……ヘイたちとの衝突は必至か。それ以前にヨシオたちがMEでミチルの記憶を消されてないのが不思議だけど、ミチルは失踪後に三号機関にスカウトされたということだろうか。
 あと、ヘイを追う美咲とヘイも邂逅するのか、気になるところ。


  ささめきこと #6「二人の夜」。汐の様子がなんだかおかしい。気にする純夏だったが、実は以前理不尽な行動を取られた図書委員の先輩、千都香から謝罪され仲直りをしたいと申し入れられたのだ。「汐を傷つけておいて」と腹を立てる純夏だが、ひどいことをされたと言っても汐の好きだった人からの仲直りの申し出、明らかに動揺する彼女に何も言えず、どうして自分じゃダメなのかと再度煩悶する。そんな純夏に朋絵とみやこは「ドジっ子になるのだ!」とまた的外れなアドバイスを……屋上でバナナの皮で転ぶ練習などとわけのわからない展開に。
 しかし、放課後先輩と待ち合わせのはずの汐が純夏に一緒に帰ろうと持ちかける。のみならず、純夏の家に泊まると言い出す……

 今回はちょっとがっかり作画。しかしお話は朋絵たちが絡んできてからどんどん明後日の方に向かってくなぁ。
 第一話で手ひどい恋の終わりを見せてしまった先輩・千都香から仲直りを申し込まれる汐。千都香に非があることとは言え、まさか汐が自分に恋をしてるだなんて思わず、当人も悪いことをしたと思っての申し出だろうけど、汐はもちろん、事情を知ってる純夏もおだやかではいられない。でも、そこでなんでドジっ子修行???
 バナナの皮を前に苦悩する先天性ツッコミ体質の純夏。結果、朱宮に先を越される……逸材、って、あーた。
 しかしそんなドタバタから距離を置く汐の方の悩みは深刻で、先輩と顔を合わせたくなく、逃げ込むように純夏の家へ……純夏兄たちと道場破りのいい加減さに絶望した!w
 結局、悩む汐を励ます純夏だが、励ましすぎて墓穴を掘ることに。しかも「純夏ちゃん、大好き!」と言われ、眠れず夜通し正拳突きを……ホントに心は男子だな、純夏。いやまあ、正拳突きや掌底のフォームがおかしいってのはさておいて。
 しかし、今回ED最後のイラストがバナナの皮ってのはどうよ?


2009年11月13日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] にゃんこい#5

  にゃんこい! #5「四角関係の刻(タイムズ・スクウェア)」。凪先輩から常盤台ランドの入場券を貰った潤平。凪の意図は楓もさそって潤平にどちらを選ぶのかはっきりさせようとしてのことだったが、加奈子も一緒についてきてしまってなんだか騒々しいことに。
 凪の告白を断った潤平は、凪に「今日中に楓とつきあわなければ私と即・結・納!」とめちゃくちゃなことを言われ、しかも強引な彼女のバックアップに逆に困惑する。のみならず、凪の意図に気付いた加奈子がそれを妨害しようと混乱に拍車をかける。

 Dカップちゃんじゃなくって、名前で呼んでやれよ、ナギー先輩。
 しかしそんな凪も潤平の朴念仁ぶりに瞬殺。しかしその後「ならば貴様の恋を私がブァックアップしてやろう!!」と良い先輩ぶりを発揮。いや、善意なのは間違いないが、本当に良い先輩なのか?
 そいでもって凪から潤平を遠ざけるためにもと一ノ瀬組の面々も影から(余計な)支援。最強のお人もラブコメ空間には形無しですな。
 そいでもって凪のちょっと自虐混じりの作戦は功を奏し、凪から潤平が彼女を憎からず思ってると吹き込まれた楓は、潤平のことを意識してしまう。
 しかし逆にそのせいでなんだかぎくしゃくした感じに。そいでもってお化け屋敷でお約束の展開。
 加奈子も凪の作戦を邪魔したりしながらも自分から潤平にアプローチかけたりはしないで、結局モラトリアムから抜け出すことを怖がっている同士。結局事態がこんがらがったまま遊園地デートは終わったかに思えたが、翌日、潤平の前に猫地蔵の呪いのことを言い当てるツインテール美少女が……まあ、これもまたOP、EDでいくばくかネタバレされてるんですが、呪いのことを楓に聞かれてしまったっぽい? 楓も猫化で猫耳化?


2009年11月14日() 旧暦 [n年日記]

[その他] ここから始まる大粛正、ってのは冗談にしても

  仙谷由人行政刷新担当相は、来年度予算の圧縮を目指す「事業仕分け」について「これまで一切見えなかった予算編成プロセスのかなりの部分が見えることで、政治の文化大革命が始まった」と意義を強調。毎日 )。
 いや、「 文化大革命 」ってw
  文化大革命 はそもそも政治の事件なので「政治の文化大革命」というのが意味不明ではあるのですが、文革は中国における一大弾圧、粛正事件として認識されることが多く、中国でもマスコミなどで公然と語られることは控えられている。実際数千万人の処刑者を出した他、様々な文化破壊を起こし、その後の経済発展を大きく遅らせました。普通に考えれば「ド」の付く失言なんですけどね。 ニュース動画 を見てみると、この後に「そのくらい大きなことだ……」と続いてますが、ま、別に続いたからと言って文脈的には変わりませんわな。
 まあ、これだけだと失言を揶揄するジョークで済むんですが、仕分け内容についてもテレビの報道はよくわかりませんが新聞報道を見てるとその無茶ぶりが目に余る。
  スパコン予算削減朝日 )なんかは比較的取り上げられてますが、予算削減自体はともかく、その理由が「国民生活にどう役に立つのかわかりにくい。国民目線で云々」って、その言い方だとありとあらゆる予算が削れますな。
 そのくせ、一方で 漢方の保険適用を外す薬事日報 )などということも同じ事業仕分けでやっている。漢方って中国のものと勘違いされてますが、漢方は実は日本発祥。中国の本草学等薬学もベースに含まれてますが、これを漢方として確立、発展させたのは実は日本で、中国はそれを逆輸入してます。また、効き目は強いが副作用も強い化学生成された医薬品と違い、効き方が穏やかで強い副作用が出にくいため、軽い症状などで処方されることが多いのはご存知の通り。これってもろに国民生活に響く話なんですが、これで「国民目線」と言ってるのが「どの口で?」としか思えません。
 意地になって看板に上げた政策は(批判があっても)通そうとするが、その費用捻出と実績を演出するために無茶な予算削減をやらかす、という予想通りの行動を取ってます。予想通りすぎて呆れるくらい。
 医薬関連ではジェネリックを用いて云々、という話も出てますが、確かにジェネリックは安く上げられますが、主成分は同じであるもののまったく同じ効能が出るかは保障されておらず、また新薬開発の観点から言うと「折角新薬開発しても長い認可期間を乗り越えて発売したらあっという間に特許の保護期間が終わってしまう」ということになり、そこでジェネリックに一斉に切り替えるということをすると新薬開発自体が抑制されてしまいます。
 すべきは新薬認可制度の見直しと平衡してジェネリックの使用に関する規制の緩和、情報提供の充実、そしていくばくかの奨励であり、「ジェネリックに切り替えて医療費削減だぜ!」という乱暴な話ではないと思うのですが。
 仙谷氏は言葉のあやで「文化大革命」と言ってしまったのだとは思いますが、やってることは実際にそれに通じる乱暴な話だと思います。
 さて、民主はここから人気取りになにをしますかね? 与党である以上自民叩きだなんていつまでも野党気取りは通じませんし、ばらまきも子ども手当であっぷあっぷなのに、これ以上何ができるか、ですね。このまま支持率急降下、なのかな? それでも多数与党なので解散はあり得ないんですが、首のすげ替えをしたところで小沢院政なのは変わらないので同じ事。「なんでこんなことになったんだ?!」ってみんなが叫ぶ事態になるのかどうか。はてさて。

[その他] 風向きが変わってきましたかねえ

  何のための補正予算か朝日 )。
麻生前政権は、世界的な経済金融危機に伴う国内景気の急激な冷え込みに対して、真水で14兆円強の景気対策を09年度第1次補正予算で実施し、実際に景気下支えの成果を出した。
 そういうことは選挙前に言ってやれよ。政権交代と連呼してまったく評価をしてこなかったのはどこの誰かと。
 そのような性格を帯びた現行補正予算を組み替えて、新たな景気対策を打ち出すのであれば、政府は、景気の現状認識や見通し、予見されるリスクとその大きさ、現行対策と比べた新対策の効果や有効性を、国民に明確に示すべきだ。マニフェストにこだわるあまり、対策をいじくり回すだけなら、政策そのものが景気にとってリスクになりかねない。
 そういうことは選挙前に……とは言わんまでも補正予算凍結時に言えよ。
 とは言え、鳩山政権のあまりのいきあたりばったりさと経済政策の見通しのなさに、新聞は流石に批判論調を強めだしたようですね。テレビが追随するかどうかですが、まあ、現状のままならば積極的批判はしないまでも称揚はなりを潜めるでしょうね。
 さて、ここから一二ヶ月で一気に楽しいことになりますよ、多分。


2009年11月15日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#38とダブル#10

  シンケンジャー #38「対決鉄砲隊」。珍しく内緒の頼み事があると皆を外に連れ出した丈留。その内容は、明日、外道衆が出ても彦馬にそれを悟らせないように協力してくれというものだった。というのも明日は彦馬の妻の命日。のみならず、戦いに巻き込ませないため離れて暮らす娘夫婦と孫と年にたった一度会える日だった。しかし、外道衆との戦いの激しさが増した昨今、もし何かあったら彦馬は自分の事をさておいて墓参りと家族に会うのをやめてしまうだろう。それをおもんばかっての丈留の提案に皆は賛同、隙間センサーの鈴を外したり、彦馬に見つかりそうになりながらなんとか彦馬を送り出すのだが、外道衆は名無しの鉄砲隊を率いたアヤカシ・イクサズレを送り出す。圧倒的多数の火力にシンケンジャーは追い込まれていく。

 戦闘は火力! というか、ひねりもてらいもない戦術に、最初にそれやれよ、とシタリに突っ込まずにいられない。
 役者としても父を尊敬する流ノ介、おおらかな父の愛に育まれた千明、病弱な姉のために自分が代わりに戦うことは、先代ピンクである母と父へのわだかまりを乗り越えた茉子、そして店を畳んで夜逃げした父親の夢を叶えるために店を持とうとする源太たちを見て、丈留は彦馬にも家族を大切にして欲しいと考える。丈留にとっては彦馬は長らく唯一の家族も同然だったから、余計彦馬に家族との時間を大事にして欲しいと考えたのかも。とは言え、使命と忠義第一の彦馬だけに言っても聞くわけはなく、せめて年に一度の家族とのひとときは守りたいと思っての相談だった。
 けど、隙間センサーをニセモノにしたりのドタバタ、まあ、そりゃ彦馬も気付くわな……しかも彦馬が出かけたのは墓参りのためではなく、榊原ヒロから牛折神ディスクを使った猛牛バズーカを受け取るため。彦馬はもう最初から自分の事情より使命の方をとっくに優先していた。けど、なにやらこそこそしている丈留たちへの仕返しの意味も込めて、それを黙っていたのだった。
 しかし、彦馬、本当に内務の一切を司ってるんだなぁ。彦馬がいないだけで変身シーンの黒子たちの統制もとれなくなるんだから。
 そいでもって猛牛バズーカを携えサイドカー付バイクで駆けつけた彦馬。徒手空拳で名無したちを叩き伏せる……格さんの殺陣まんまですがな! もしかしてなくなった奥さんってのは仕事の巻き添えをくらってで、娘さんってのはそのショックで記憶を失って時代劇にいつも出てくるあの橋で「もう二度とこの橋を戻ってくるんじゃねえぞ」とか言われたりした? した?
 結局墓参りには行けなかった彦馬だけど、丈留の計らいで家族と少しだけ邂逅することができる。敢えて駆け寄らなかったのは、いじっぱりと正念場であることのけじめか。


  仮面ライダーW #10「Sな戦慄/名探偵の娘」。琉兵衛の変身したテラードーパントの圧倒的な威圧感にWもドーパントたちも四散する。その場はなんとかなったが、依頼主を危険な目に遭わせたことで亜樹子を叱る翔太郎。凹む亜樹子は、ほとんど思い出のない父とのつながりを、探偵をすることで持ちたかったのだと吐露する。それを聞いた翔太郎は、かつて自分も同じ失敗をしたこと、それを叱ったおやっさんの言葉が心に響いたからこそ、亜樹子に叱ったのだと言い、「ビギンズ・ナイト」のことを話そうとするが、あっさり立ち直った亜樹子はとっくに姿を消してしまっていた。肩すかしを食らう翔太郎
 その亜樹子は懲りずに琉兵衛に直談判、翌日のティータイムに使用人も全員集めてくれと頼む。その場で連続パティシエ失踪事件の犯人を暴くつもりなのだ。それを影から聞いてた翔太郎は頭を抱える。
 フィリップはドーパントのメモリがスウィーツであることを知り、地球の本棚で検索、口にしていた言葉から検索対象を一気に絞り込む。そして翔太郎は園崎邸に隣接する博物館で、これまで戦ってきたドーパントと同じモチーフの展示物があるのを見つける。そして、そこに館長である琉兵衛が現れる……

 大ボス(?)テラードーパントがついにその実力の片鱗をあらわに。一方霧彦さんはどんどん立場の弱い婿養子に……しかも、翔太郎がダブルだと気付いてしまう。まだ、ただの若菜のストーカーと思っていそうだけど……このヘタレ化の激しさといい、「私は風都を愛してる」という言葉と言い、なにより 三条脚本 であることと言い、霧彦さん、寝返りフラグですか?
 亜樹子も亜樹子なりの想いを持って探偵稼業に首を突っ込んでると知り全てを明かそうとするが、肩すかしを食らってタイミングを逃してしまう。しかも亜樹子、全然懲りてねえw
 亜樹子は琉兵衛の前で犯人を暴こうとするが、推理以前の問題がいろいろと……「見た目だけじゃん!」って、まったくその通り。せめてフィリップに確認しろよ。
 で、そのフィリップが突き止めた真犯人はメイドの佐々木。元々スウィーツ専門のライターだったのが高じてドーパント化、パティシエの集まる園崎家にメイドとして入り込んでいた。T-レックスと言い、ドーパントの声が全然性別の判断にならんな、この番組。
 しかし亜樹子の作った最低の出来のスウィーツに激昂して正体を現した佐々木に依頼主の麻衣ごと攫われる。Wも駆けつけるが、麻衣を巣くうために半ば逆ギレ気味に身体を張る亜樹子の姿に、翔太郎はおやっさんの面影を見る。
 「むしろ成長しなきゃいけないのは俺か」。翔太郎はいつか全部亜樹子に話さなければならないとそうつぶやくけど、映画予告だと亜樹子はおやっさんが仮面ライダーだと知るみたいだけど……
 それにしても今回、ハードボイルダースタートブースターモードとか、ヒートジョーカーの必殺技とか、なんかいろいろギミック出してきましたな。ショットバットとルナメモリの組み合わせの攻撃も何気に用いてたし。玩具展開も今のところ上手いな。


2009年11月17日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] キルミン#7と刀鍛冶#7

  キルミンずぅ #7「神浜峠でゾウを見た!?」。最近神浜で日本にいるはずのない野生動物が目撃されていた。「ゾウを見た」「チーターを見た」というクラスメイトの主張のどちらが正しいのか白黒つけようとケンはゾウとチーターを探そうとし、リコを誘う。が、リムにも声をかけようとすると途端に反対。実はささいなことからリコとリムは喧嘩をしていた。ついでに喧嘩の決着をつけようと、リコとケン、リムとタマオでどちらが先に動物を見つけられるかの競争になるが……

 牙組、ストレス溜まってるなぁ。神浜市で目撃された動物の正体は牙組たち。女性を口説き落とすという慣れない仕事にストレスが溜まり、発散のために動物の姿で駆け回っていたのを一般人に目撃されてしまっていた。
 そうとは知らないリコたちが動物を探そうとするのだが、そこに新設された動物課に配属(という名の閑職送り)になった神浜警察署の刑事二人が動物の噂の真実を探ろうと関わり、更に噂を聞いて牙組の仕業と知ったカノンまで絡んでくる。
 まあ、探偵らしいと言えば探偵らしい活動がぼちぼち始まったかなぁ。つか、こうするとミサさん、カッコイイのに。最近すっかりヒステリーキャラが板に付いたなぁ。まあ、牙組がやる気なさ過ぎなんだけど。


  聖剣の刀鍛冶 #7「家族 -Family-」。うーん、いろいろ盛り上げようとしてるんだけど、基本的な穴がありすぎで……シャーロットは皇帝の庶子ということだけども、母親の思い出を聞く限りそう恵まれた経済環境ではなさそう。じゃ、あの三人の従者はなんで従ってるの? これまでも魔剣を集めてきたのだから相当の金がかかってるはずだけど、購入資金や路銀とかはどうして調達したの? そもそも帝国に無断で活動してたって……やっぱり歯の裏がむずむず。


2009年11月18日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] そりゃそうだ

  今年度税収「7、8兆円以上落ち込み」=38兆円以下の可能性も−仙谷行政刷新相時事 )。ごめん。この人たちが何をやりたいかさっぱりわからないや。
 税収? そりゃ下がるでしょ。折角効果が上がっていたことがGDP発表で明らかになった前政権の景気対策をストップして、かと言って代わりの景気対策は行わず、決算期直前に円高容認発言で企業収支の足を思いっきり引っ張り、これのどこに税収の下げ止まりの要因があると?
 麻生政権で言ってたことは「まずは日本の体力を回復させ、それから手術を行う」、選挙前に鳩山政権の言ってたことは「今すぐ手術しなきゃダメだ!」。で、結局出血も止めずバイタル低下に対する処置も取らず、「ここが病巣か!? こっちが病巣か!?」とやってるだけなのだもの。
 まあ、自国のことでなければ笑えますわな。掛け値なしに。


2009年11月19日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ささめき#7とDTB流ジェミ#6

  ささめきこと #7「少年少女」。ある日純夏の下駄箱に入っていた「果たしじょー」。それは朱宮の妹が、彼女に恋する兄を想って(面白がって)デートを焚きつけるためのものだった。ダメな兄を心配する妹の姿に共感して一回だけデートすることを承諾するが、当日現れた朱宮は女装姿。しかも二人をくっつけようとする彼女の策謀が二人をいろいろ引っかき回すことに。

 ずっと朱宮兄妹のターン!
 っつーか、「純夏に気に入られたくて女装を」云々という正樹の言い分がどんどん怪しくなっていく。モデル仲間からも小動物扱いで男として見られてない、って、モデル仲間に男とばれてる? いや、まあ、隠し通す方が難しいだろうけど、面白がって黙ってるのかなぁ。
 そいでもって朱宮妹もいい加減テンション高い。ある意味ブラコンと言えなくもないだろうけど……なんか違う気がする。
 妹が雇った「キモイ三連星」はお約束だけど、「俺を踏み台にしてぇ!」はちょっと新しかった。いや、当たり前につかわれても困るネタだけど。
 そいでもってEDは何気に朱宮妹のデート必勝アイテムが……媚薬、効果あったんだ。へー。


  DTB流星の双子 #6「香りは甘く、心は苦く・・・」。バー「ノアの方舟」では、赤ん坊の時以来姿をくらませた母ミチルが突然姿を現したことに、ノリオが目を白黒させながらも彼女が対価として焼いた菓子をほおばっていた。偏見もくったくもなく初めて生で見る母を慕うノリオに、父である方舟のママは一抹の不安を感じる。
 一方「イザナミ」を狙い三号機関を襲撃するヘイたち。しかしヘイの襲ったトレーラーは囮で、鎮目による足止めを食らってしまう。
 港で潜水艦に積み荷する瞬間を狙撃しようとする蘇芳だが、イザナミの正体がインであると知ったヘイが駆けつけ、妨害される。
 任務は失敗し、逃走中水無の追撃を食い止めるためヘイと別れた蘇芳は、三号機関の契約者、ミチルの襲撃を受ける。しかし水を操るミチルの前にあえなく意識を奪われそうになったその瞬間、逆にその水を観測霊が乗っ取り、ミチルの命を奪う。かろうじて蘇芳は助かったものの、ミチルが観測霊の操る水に襲われたところを見たノリオは、ミチルを殺したのは蘇芳だと勘違いしてしまう……

 この番組で悲劇が起こらないわけがない、という予想通り、ノリオの母ミチルと蘇芳は衝突することに。でもそれを「嫁姑戦争」って、おい、ノリオ……
 しかし契約者への偏見も持たないし冗談めかして語ってたノリオも、初めて合ったばかりの実の母親の死に、心穏やかではいられない。実際には蘇芳の仕業ではないのだが、誤解して「契約者は人の命を奪っても平気なのかよ!」と非難の言葉をあびせる。それは奇しくもかつて蘇芳自身がヘイに浴びせた言葉だった。何の感慨もなくただの空き缶を撃ち抜くようにイザナミを狙撃しようとしていた蘇芳は、かつて自分がヘイに浴びせた言葉の意味、そして自分がしようとしていたことに気付いてしまう。
 ヘイもまた、「インを殺す」と言っておいて突然破壊を依頼された物資がそのインだと聞かされて動揺し、蘇芳から彼女を守ってしまう。依頼主であるマダム・オレイユはそのことでヘイに嫌味を言い、彼との契約打ち切りを宣言する。けど、本当にマダムの期待通りではなかったの? 何もかも見透かしたかのような彼女の言動を見てると、この結末すら期待していたとおりに思えるのだけど……しかも、やはりマダムに雇われてるマオも、ヘイと一緒に行動を続けている。今回の件はヘイを焚きつけるためか。未咲との接触もそのためなんだろうなぁ。マダムって一体何者? 各国情報機関と通じていながらそのどれにも与していないようだし、「組織」関連?
 しかしそんな陰謀と関係なく、蘇芳は契約者としての合理的思考に疑問を持つ。と同時に、ヘイに初めて名前を呼ばれたことに笑みを……って、ヘイのたらしスキル、ここでも発動ですか。
 「イザナミ」を運ぶ潜水艦から出てきたインの姿をした観測霊。電柱の下の雪の溶けた水たまりに現れ、そっとヘイに寄り添うけども、能力を失い観測霊が見えないヘイはそれに気付かない。しかしそれが見えてた蘇芳は、観測霊が消えた電柱を嫉妬するかのように蹴飛ばす。ヘイ、いくらなんでもたらしすぎだろう。


2009年11月20日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] にゃんこい#6

  にゃんこい! #6「シュガー&ビター&ミルク&スパイシー」。謎のツインテール美少女に猫地蔵の呪いのことを切り出された潤平。その場は思わず逃げ出してしまうが、このままでは呪いが悪化する上、その娘にも災いが降り懸かる。制服から同じ学校の下級生とあたりをつけ、一年生の教室前に探しに行くが、何故か昨日の女の子に逆に捕まり、ラブレターを渡される。が、読み終わった先から当の本人から「これは間違いだから! あんたなんか大っ嫌い!」と速攻で振られる。
 わけがわからないまま潤平は猫地蔵の呪いのことで放課後彼女と話す約束をするが……

 OPに出てくる最後のメインキャラが登場。態度が目まぐるしく変わるけど、当然双子だから。
 姉の方の琴音が潤平に惚れてしまい、妹の朱莉は潤平を彼女から遠ざけようと、猫地蔵の呪いの事を知っておどしをかけて来る。霊感があると言ってもなんか猫地蔵の呪いのことバレ過ぎじゃない? と思ったら、双子は住職の娘(ただしキャバクラ遊びに愛想を尽かされ母共々別居中)。猫地蔵のこともくわしいわけだ。
 姉べったりな上、彼女の書いた妄想日記を本気にしてしまい潤平を標的にしていた妹だが、階段から落ちそうなところを助けて貰うというベタな展開で仲直り。まあ、デレまでは行かないようですが。
 しかしやたらと攻撃的な妹より電波でストーカーな姉の方がやたら強烈ですな。
 後半は彼女らの飼ってる黒猫ノワールの依頼。住職の猫タマのことを愚痴る彼女だが、どうもニャムサスにべったりなタマに嫉妬してるらしい。自分以外のこととなると察しのいい潤平は二匹をデートさせ仲直りさせようと……まあ、結局タマはタマでした、というか、潤平はもう少し学習した方がいいと思う。うん。


2009年11月22日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#39とダブル#11

  シンケンジャー #39「救急緊急大至急」。ある島から、突然住民が皆おかしくなったとの連絡が志葉家に入る。シンケンジャーが早速調査に行くと、何故か住民たちに襲われることに……実はそれはアクマロの仕業で、彼の術により舞い散らされた黒い灰を浴びた者は周囲の人間すべてを敵と思い込んでしまうのだった。アクマロを止めようとするシンケンジャーだったが、千明と源太は敵の術に陥ってしまい、流ノ介とことはは用心棒として雇われた薄皮太夫との戦いで川に落とされ消息不明に。丈留と茉子が術をかけた祭壇を守る十臓に挑むが、戦いの最中丈留は「お前は弱くなった。何故自分を惜しむようになった」と言われ、様子がおかしくなってしまう。

 「さあ、今から殺し合いを始めましょう」
というわけでバトルロワイヤルな世界になってしまった島。いや、そこまで凄惨じゃないけど。事件自体はアクマロが起こしたことで複雑ではない。しかしその中で十臓が投げかけた言葉が、丈留に大きな迷いを起こしてしまう。
 仲間と一緒にいるのが当たり前になり、仲間と一緒に戦うのが当たり前になって弱くなった。そう思った丈留に茉子は「一緒にいるのが当たり前になったのは悪い事じゃない」と呼びかけるが、その言葉は丈留に届かない。一人で戦っていた時と変わってしまった自分に気付き、それが自分の弱さになったのではないかと迷う。まあ、丈留のことだからそれで使命がおろそかになってないかとか、仲間を危険にさらすんじゃないかとか考えてるんだろうけど。
 島の事件は解決したものの、今回の件はまだ尾を引く上に、太夫の三味線をしばらく聞いてないドウコクがついに出陣するらしい。そういえばドウコク、これまで一回もまともに戦ってないな。(十臓とはちょっとやりあったけど)

  仮面ライダーW #11「復讐のV/感染車」。亜樹子が風邪をひいてしまいくしゃみをしまくっている鳴海探偵事務所に突然の依頼が舞い込む。なんだか慌てて要領を得ない依頼主の指定の場所に行くと、助けてくれという依頼主が……わけのわからないままの翔太郎の目の前に突如汚れた高級外車が現れ、依頼主に突進。跳ねられる、と思いきや、車はそのまま依頼主を通り抜けてしまい、依頼主は外傷もないのに死亡……
 殺人事件の重要参考人として引っ張られた翔太郎だが、被害者である依頼人は事故死ではなくウィルスに感染しての病死だということで釈放される。どうにも腑に落ちない翔太郎は、依頼人もいないのに調査を開始、亜樹子の非難を浴びながらも、被害者がストリートギャングのメンバーだったことを突き止める。しかし、ギャングのリーダー黒須は頑なに証言を拒む。どうやら依頼主を轢いた例の外車が何かあるらしいのだが……
 仕方なく黒須の手下を付けた翔太郎だが、再び例の外車が現れる。悪人でも人が死ぬのを見過ごせないと、Wに変身して助けようとするが、何故かナスカドーパントがWの邪魔をする。結局助けることができず、運転席にいた青年の写真を撮るのが精一杯だったが、その写真から彼が姉を交通事故重態に陥ってること、その犯人が黒須であったらしいことを突き止める。

 今回のドーパントはバイラスドーパント。なのだけど、なんだかちょっと様子がおかしい。霧彦は不始末をおかし始末しようとしたメモリー売人から、バイラスドーパントの特異性を聞いたらしく、その確保に動く。さらに、黒須を狙ったバイラスドーパントと車をウィルスの弱点である「熱」で倒すWだが、車に乗っていた青年・山下からはメモリーが排出されない。のみならず、山下とは別にドーパントの姿が……
 バイラスドーパントの特異性って何なんだ? 正体は普通に考えれば交通事故被害者の婚約者なんだろうけど、なんかミスリードの気もするし……
 けど、アイテムやフォームチェンジの特性をやっぱり結構上手く使ってるなぁ。メタルの硬度、ヒートメタルの熱攻撃といい、メタルとヒートは使い勝手がいいらしい。あと、バットショットも。ルナも使い勝手がいいけど、トリガーが案外と使い勝手が悪いのか。まあ、初登場時に「強力すぎる」と使わない伏線張ってたしなぁ。


2009年11月23日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 久々に夢を見た

 この連休に久々に睡眠をたっぷり取ったのですが、昨日はなんだか久々に夢を見た。というか、夢を見たのを憶えてた。ここんところまったく夢を見たかどうか、憶えてなかったからなぁ……まあ、夢見がいい夢ではなかったけど、悪夢というほどではないので、なんだか微妙。


2009年11月24日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] いろいろ斜め上過ぎる。

  蓮舫議員「例えば有名なテーマパークは、家族4人で行ったら数万円を超えても、お客さんが、リピーターがあとを絶たない。」いや、国の広報施設なんですけどFNNニュース )。いや、有料化に反対ってわけじゃないんですが、この人すでに思いつきでしゃべってるようにしか見えん……防衛担当者がこの発言に笑ったのに「笑って終わる話ではない」とも発言したらしいですが、そりゃ、苦笑するしかないでしょう……
 と、今日はこれだけでお腹いっぱいかと思ったら、親分さんの方がもっとひどかった。
  事業仕分けで相次ぐ批判の声 鳩山首相「国というものがなんだかよくわからない」FNNニュース )。いや、この人は致命的にプレゼン能力が欠如してるのでこの言葉をそのまま取ってあげつらうことはしませんが、たとえハッタリでも「国家観」を示して説明できないで「国というものがわからない」は国家の長として反省すべきでしょう。
  温室ガス25%削減影響、「民主応援する人」で再試算朝日 )。おいおいおいおい。この人、一時でも本当に学者だったのか? 「都合のいい結果が出るまで計算し直す」って、しかも、「自分たちのいいようにやってくれる人を選ぶ」って……
  鳩山、ママから9億円のお小遣い!?姉から“隠し献金”もzakzak )。これは笑い話にはなりませんわな。虚偽献金だけでは鳩山氏本人の立件は難しいだろうと思ったけど、これはさすがに「知りませんでした」では済まんでしょう……少なくとも「大したことではない」では済まないですわな。違法献金というだけではなく、文字通り親兄弟まで高額脱税なんだから。


2009年11月26日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ささめき#8とDTB流ジェミ#7

  ささめきこと #8「Ripple」。放課後、朋絵とみやこの関係について取りざたする同級生たち。が、そんな彼女らを一喝したのは蒼井あずさ。朋絵たちの関係をふしだらだと糾弾する彼女だが、腹を立てた朋絵が仕返しにいきなり彼女の唇を奪ってしまう。ショックで飛び出したあずさを追う純夏だが、なぐさめられ気を取り直したあずさは突然女の子同士の恋愛を描いた少女小説のすばらしさについて語りだす。彼女は新人少女小説家、織野真紗香に特に入れ込み、「お姉さま」と呼ぶが、実は織野真沙香の正体は風間汐の兄、範人。そのことを知ってる純夏は明かすに明かせず、適当に話を合わせる。それが裏目となり、あずさはまだマイナーな真沙香のことを知ってる純夏を同好の士と勘違いし一方的に盛り上がる。
 その時、階段で足をもつれさせた純夏があずさを押し倒したような格好になってしまい、よりによってその現場を汐に見られてしまう。

 OPのキャラがこれでようやく全登場か。つか、朋絵が二年休学してたのが、わりとどうでもいいタイミングで明かされる……まあ、普通に友達同士で放課後駄弁るのでもいいのに「部活」という形にこだわったり、汐の家に遊びに行くのに妙にテンション高かったりするのは多分それが理由なんだけどね。しかし病弱キャラには見えんぞ……みやこはみやこでクラスメイトの前で普通に腹黒キャラ全開だし。
 で、今回本格登場(これまでもモブキャラ的には出てる)蒼井あずさだけど、彼女は女の子好きではなく、単に女の子同士の恋愛を描いた少女小説のファン。ただ、入れ込むあまり周囲とのコミュニケーションにやや難あり……純夏を同じ作家のファンと勘違いしてはしゃぐのだけど、純夏はこういう変わった人間に好かれるたちなのかね。朋絵といい、朱宮といい。
 で、そのあずさと一緒にもつれて倒れたところを汐に見られる純夏。何故か突然逃げ出した彼女を追うが、追いついた汐は状況を正しく把握しながらも何故か涙ぐんでいた。自分は恋愛対象に見られていないはずなのにと、混乱しなんだか汐と気まずくなってしまう。
 けど、そんな二人を見かねて話し合うように(文字通り)水を向けたのは朋絵。基本的にバカだけど、こういうところはやっぱお姉さんなんだよな。
 汐は純夏が無理矢理女の子を押し倒してる男の子みたいに見えて涙ぐんでしまったと自分で納得するが、でも純夏はなんか納得いってないよう。まあ、実際はどうなんだろうねえ。
 で、今回メインのはずなのにどうでもいいようなタイミングであずさ登場。何故か純夏の家にたむろってる女子部の面子に面食らいながらも織野真沙香のことを熱く語る。その妹冷や汗止まらず。で、無理に自作同人誌まで押しつけるのだけど、朋絵から女子部に勧誘を受けて逃げ出すように帰宅。けど、その鞄の中には同人誌や真沙香の小説だけでなく、お菓子も……実は友達と一緒にお菓子食べたり駄弁ったりしたかったのか。ええ子や。コミュニケーション的に難があるけど。


  DTB流星の双子 #7「風花に人形は唄う…」。マダム・オレイユと切れてしまい、三号機関はじめ各国諜報機関に追われる身となったヘイたち。インを追って札幌から東京に向かうため、その手はずを何でも屋に頼むヘイ。ドールのジュライを交通事故死した子どもに見立て、その父と姉に偽装し札幌を脱出する一行。無事関門トンネルも突破し、新幹線に乗るために仙台に向かおうとした矢先、情報屋が裏切り、ジュライを連れ去ってしまう。情報屋は最初から地下社会で商品価値の高い子どものドールを攫うのが目的だった。
 ジュライを見捨てて東京に向かおうとするヘイだが、既にジュライを仲間として認識していた蘇芳は彼を救出するために単独行動、ジュライの観測霊を追って彼が監禁された倉庫にたどり着く。しかし、彼女もまた彼女を狙うロシア諜報機関の契約者エージェントにつけられ、狙われていた。

 契約者として合理的に行動することができず、かなり人間味を取り戻した蘇芳。ジュライが攫われ、見捨てるというヘイの決定に承諾できず一人で救出行動を。その前に、人間としての心を完全に失ったとされるドールに対し、本当に心がないのかと疑問を抱く。そしてその思い込みのまま、ジュライもきっと助けを求めてると、行動を……しかし実際、ジュライは蘇芳を導くように観測霊を飛ばす。命令があれば何も考えずにそれに従い、何があっても何も感じないのがドールのはずなのに……
 ジュライを見つけた蘇芳はヘイとの約束を守り(銃声を人に聞きつけられたくなかったからってのもあるけど)能力を使わず何でも屋からジュライを救出。しかし、闇ルートでジュライを裁こうとした情報屋のせいで、その連絡網から足がついてロシアの契約者が……面した相手の脳内麻薬物質を操り、最終的に呼吸循環機能を停止させてしまうという能力だけど、元々契約者に鳴る前から快楽殺人者。絵や写真の中の人物に切り刻むかのような線を描き加えるのが対価なのかな? それとも、快楽殺人者としての名残なのか。
 その能力にはまり連れ去られようとする彼女を助け出したのはヘイ。今や能力が使えずピンチに陥るが、またもやジュライが助けるかのような行動を取り、相手を仕留める。
 ジュライの行動、そしてインを守ろうとしたヘイの行動を見て(あと、多分電灯の下で抱きしめるように寄り添ったインの観測霊のことも)、蘇芳は契約者やドールになっても心は消えず、それはどこかに残ってるのだと確信する。
 そして恐らく蘇芳がそうであって欲しいと望む相手、ターニャと来週接触。っつーか、ロシアの連中と同行してるんですが……状況が分からん。パブリチェンコ博士が生きていたらしいことと関係があるのか?

[その他] そういや

 ゴア元米副大統領が地球温暖化CO2犯人説を撤回したって噂があって、ソースと言うことになってる英文記事を読んだけどなんかよくわからんかった。そういうニュアンスなのか?
 ただ、IPCCから流出した、CO2地球温暖化主犯説に疑問を差し挟む論文発表に圧力をかけたメールというニュースはマジっぽい。前からまことしやかには言われていたけど、もしそれが本当なら裏付けられることになるけど。
 ま、いずれにせよ「不都合な真実」を見て「地球はCO2で温暖化の危機なのね!」と思う人は、当人がいろいろ危機だとは思う。どうせならアル・ゴアじゃなく、キルゴアだったら良かったのに! ガソリンの匂いだ! 勝利の匂いだ!


2009年11月27日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 漢方に関する署名活動の紹介

 数日前、事業仕分けで漢方の保険適用がなくなる、という話題を書きましたが、マスコミがその影響の大きさはおろか、その事実すらまともに報道しないため、事実が周知されぬまま仕分け結果が確定しようとしています。
 製薬会社、医療現場などが抗議活動を行ってますが、このままでは結果は覆すのはむずかしい、ということで数日前に急遽決定し、今日までにネットで100万人の署名を集める運動を行っているそうです。
  こちらのブログ で紹介されてますので、あと数時間ではありますが、主旨に賛同してくださる方はどうかご協力ください。

[アニメ] にゃんこい#7

  にゃんこい! #7「暗くなるまで待って」。修学旅行で京都までやってきた潤平たち。しかし、潤平の荷物の中には猫のマサが……いつもの依頼で、京都に里帰りさせるために手荷物に隠れさせていたのだ。早々にマサを見送って安心する潤平だが、マサが潤平のことを京都中に言いふらしたせいで依頼の猫が殺到、気の休まる間がない。しかも風呂ののぞき騒動を起こしてしまい、楓とかなり気まずい感じに。しかし潤平と行動したい加奈子が言い出したおかげで、いつものグループで京都巡りをすることになる。なんとか楓との思い出を作ろうとする潤平だったが、迷子の子猫と出くわしてしまい、つい見過ごせず楓たちと離れてその子の家を探すのを手伝ってしまう……

 う〜ん、初のオリジナル回。そいでもってなんかこれまでで一番面白くなかったかも。
 なんでバスの運転手がナベシンなんだろうと思ったら、ナベシン監督回だったのか。ナベシンの作風とは合わなかったのか……なんだかナベシンもはじききれなかった感じ。
 修学旅行という大きなイベントにも関わらずイベントが続くだけでメリハリがなかったのが残念。次回もオリジナル回だけど、大丈夫かいな?
 って、オリジナル回が結構入るなぁ。1クール構成するだけの原作ストックはありそうなんだけど……まさか2クールなの?

 あ、あとついでに クイーンズブレード〜玉座を継ぐ者〜 、イロモノ企画なのにわりと普通に楽しめるなぁ、と思ったら、シリーズ構成がイロモノ企画を無難にまとめる手腕では定評のある(かどうかは知らない)吉岡たかをだった。道理で。


2009年11月28日() 旧暦 [n年日記]

[映画] 東のエデン劇場版Iとイングロリアス・バスターズ

  東のエデン劇場版I は、フジテレビ系ノイタミナ枠で放送され話題になった「東のエデン」の完結編劇場版。まあ、今回はまだ前半なんだけど。
 「日本を救え」という漠然とした使命を半ば強制され、そのための資金100億円とその資金を消費して物理的に可能な願いであればコンシェルジュ「ジュイス」を通して何でも願えてくれる携帯を与えられた十二人のセレソンたち。「誰が早く救世主になるか」というゲームを、それを企画した者も、どうすれば「上がり」になるのかもわからず各々の正義を信じて活動するセレソンたち。
 その一人、滝沢と、彼に関わった咲たち「東のエデン」グループが主眼だった。
 テレビ版の最終回は格差構造が固定した現状の日本に絶望したセレソンの一人が、日本国内に60発のミサイルを打ち込ませ既存構造を崩そうと(少なくとも当人はそう考えていた)していたのを、滝沢が秘めたる可能性を持った「二万人ニート」たちの先頭に立ち、日本を救い、日本の王様になることをジュイスに願って咲たちの前から姿を消して終わった。
 でも「日本の王様になるってどういうこと?」など、様々な疑問を残したままだったのをそのまま引き継いでの劇場版。
 事件直後、滝沢からの「俺は、君と旅した場所にいる」というメッセージを元に、彼と出会ったワシントンにも出向いて彼を捜す咲。しかし再三の訪問にも関わらず、彼を見つけることはなかった。
 そんな時、セレソン携帯に流れる願い事のログからセレソンNo.3白鳥・D・黒羽と正体不明のNo.6がNYに向かったことを知る。NY、と聞いてひとつの心当たりに思い当たった咲は、彼らより先に滝沢を見つけ、生け贄同然の日本の王様になることから救おうとする。しかし、滝沢は再び自らの記憶を消してしまっていた……
 今回はテレビでは未登場のNo.6が出たり、その他いろいろ、言いたいこと語りたいことがあるんですが、ほとんどの要素でネタバレになってしまうのでネタバレ反転で。
 まず、No.5、火浦生きてた! 100億円を使い果たしてルールに則りサポーターにより始末されたはずだけども、セレソンやそれに関わる期間の記憶を消されただけで、その他は何の問題もなく生存していたことが板津の調査でわかる。その他、日本にミサイルを撃ち込ませた当の本人であるNo.10 結城がセレソンから脱落してたり、やる気のなかったNo.2辻がその気になって行動してたり。
 しかし今回いろんなセレソンとジュイスとのやり取りが描かれますが、なんつーか、セレソンによってジュイス(その正体は巨大人工知能)の性格が全然違う……咲に発見された滝沢(ただし自身の願いのせいで記憶を失ってる)が久々にセレソン携帯から連絡を取ると滅茶苦茶はしゃいでるし、映画オタクでアホなことばっか考え実行してるNo.6とのやりとりはほとんど漫才。No.2辻は「つじーん」「オブノリ」と呼び合う軽い仲。中の人も大変だ。
 で、半年前滝沢から「王様にして」という願いを受理したジュイスは、滝沢を再度記憶喪失にしてNYに。現首相の隠し子ということにしてしまい、現首相が過労死で斃れたタイミングを見計らってその存在をリーク、後継者としようとしていた。
 が、彼を思い「願いを取り消して!」と言う咲に対し、「まあ、ここまで来たら同じかなぁ、って」と、取り消しの留保を言い出す滝沢。記憶失っても性格変わらないよ。
 でも、映画のことは妙に憶えていることが糸口になり、徐々に滝沢は幼い頃の記憶を思い出し始める。
 だがその滝沢を中心に再びセレソンゲームが大きく動き出し、アホなことをやってるNo.6はともかくNo,2辻は滝沢の存在を上手く商売につなげながら日本を「被害者国家」にすべく、滝沢をその犠牲者にしようと画策する。No.1物部もセレソン携帯はほとんど使わず政府とのコネを築き上げ、終盤になって本格的に動く。それは、主催者でもありセレソンの一人でもあるMr.アウトサイドの財力と権力を自分が乗っ取り日本を立て直すというもので、そのために邪魔になりそうなNo.2、No.9(滝沢)、No,12(Mr.アウトサイド)のジュイス本体をピンポイントで破壊する、というものだった。
 しかし、急逝した現総理の奥さんから依頼を受け、No.11白鳥が彼を結果的に死に追いやり晩節を偽のスキャンダルで穢した滝沢をNYに迎えに来ていた。物部の意図に気付いた彼女は、滝沢にすべてを託し、ミサイルをNo.9ジュイスではなく、No.11ジュイス、自分のジュイスに命中させる。
 そして再び舞台は日本に移るところで後編へ。無茶苦茶いいところで終わるなぁ。
 ちなみにあまりここでは書いてないですが、起業した「東のエデン」メンバーも咲のサポートという形でではあるけど、滝沢救出に頑張ってます。後編はもっと活躍するらしい。
 あと、最初に出てきたセレソンNo.4近藤の最後がミスリードになって、みんな根本からルールを勘違いしてたかも。


  イングロリアス・バスターズ は、タランティーノの新作。でもなんつーか、焦点が合いにくいというか、いや、実はお得意の群像ドタバタアクションなんだけど、それがわかりにくいというか。タイトルでミスリードされるよ。
 公開上映から四日間は「つまらなかった金を返す!」キャンペーンをやってたらしいけど、どのくらい返金があったのだろう? つまらない、というほどではなく、タランティーノのいつもの子供じみた悪戯っぽい作風を楽しめれば問題ないけど、二時間半はちと長く感じますわ……


2009年11月29日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#40とダブル#12

  シンケンジャー #40「御大将出陣」。薄皮太夫の三味線をしばらく聞いていなかったドウコク。ついに痺れを切らし、シタリに太夫の三味線を取りに行かせる。三味線はドウコクによって皮を破られ、太夫が修理のためにアクマロに預けている。それを受け取りに行くシタリだったが、アクマロはなんと三味線を受け渡すことを拒否。離反を明言してシタリに襲いかかる。

 今回は外道衆側の動きが主か。太夫の三味の音色に並々ならぬ執着を示すドウコク。自ら彼女を追放しておきながら、太夫の三味をシタリに受け取りに行かせる。
 しかし、用心棒してもらうことを引き替えに太夫から修理のために受け取っていた三味を、アクマロは引き渡し拒否。十臓と三味が必要なためにウソをついていたことを明かす。一癖あるとは思ってたけど、やっぱり裏切り目的だったアクマロ。でも三味で何をするつもりなんだか。
 アクマロの裏切りを知ったドウコクは激昂してついに自ら出陣。力が強大すぎるため、現世に出ればあっという間に三途の川の水が切れてひからびてしまうドウコクだったが、身体がひからびながらアクマロから三味を奪い取り、ついでにアクマロたちの戦闘を察知して駆けつけたシンケンジャーたちも容易く撃破する。
 先回、十臓から「弱くなった」と言われた丈留は彦馬から「志葉家当主ならすべてを飲み込まねばならない」と仲間と一緒に戦うことに疑問を持ち始めたのをたしなめられるが、今回のひどい惨敗で、暴走とかもあるのかも。
 とりあえずクリスマス商戦に向けてはアクマロの行動が鍵になるのか。


  仮面ライダーW #12「復讐のV/怨念獣」。ドーパントの正体は康平ではなかった。それでは、一体誰が、と疑問を抱いた翔太郎は、幸の事故で怨みを持ちそうな残る唯一の相手、湯島がドーパントではないかと考え、彼の家に向かう。だが、たどり着くと何故かバイラスドーパントが湯島を襲っていた。
 ダブルに変身して撃退するが、これでドーパントの正体が皆目分からなくなってしまった。それに、何故湯島が襲われたのか? 他に誰が幸の事故の復讐をしようとしてるのか。亜樹子の「本人が一番復讐したいんじゃない?」という言葉で、「幸本人がバイラスドーパントの正体ではないか」と推測したフィリップは幸の入院する病院へ向かう。翔太郎もまた、情報屋から湯島の居場所を聞くのだが、その際に湯島が女を騙すことで有名なこと、結婚詐欺じみたことまで行っていることを聞く。
 昏睡し続ける幸の意識を「地球の本棚」に呼び出したフィリップは彼女が湯島の裏切りを知り、復讐のためにガイアメモリーを購入したこと、車に撥ねられる直前にメモリを使用したため、意識だけがドーパント化し本体と離れ独自に行動する特異な状態にあることがわかった。
 翔太郎やフィリップの説得を拒否した幸にこれ以上復讐をさせないため、翔太郎はダブルに変身して彼女を止めようとする。

 バイラスドーパントの正体は事故の被害者である幸自身だった。ドーパントとして特殊な状態にある彼女のことを意気揚々と妻に知らせる霧彦さんだけど、実はその現象はとっくに研究済み。しかも分離したドーパントは本来の能力より格段に劣るものになってしまい、使い物にならないと判断されたと言われてしまう。霧彦さん、ホント立場ないなぁ。
 そいでもって湯島に裏切られた幸がバイラスドーパントになって事故を起こした連中と湯島に復讐していたことが判明。かつて、おやっさんを亡くして復讐をしたい気持ちはわかるけども、だからこそ復讐に我を忘れて欲しくない翔太郎は彼女に復讐をやめさせようとする。フィリップもまた、翔太郎の気持ちを代弁して説得するが失敗。結局メモリブレイクでメモリを破壊するしかなくなる。
 今回はドーパントが特殊な状態にあったり、地球の本棚に意識不明の人間の意識を呼び出したり、設定的に結構イレギュラーな話だったなぁ。あと、今回も基本3フォーム以外でのメモリブレイク。サイクロンジョーカー、ヒートメタル、ルナトリガーの3フォームが基本、ってのは、やはり玩具展開的なものと、あと、多すぎるフォームをわかりやすくするためだったのか。


2009年11月30日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 頭が良いのか悪いのか

  shareで落とした割れエロゲのsetup.exe踏んで個人情報が流出されるニュース速VIPブログ )。あ〜、あれか。基本的に個人情報流出ウィルス(?)+架空請求詐欺ですか。まあ、この手のは警察に届け出を出しづらい、後ろめたい人間を狙うものでよく考えたなぁ、と思ったのですが……会社立ち上げて会社でやってるじゃん。バカ?
 「著作権侵害の訴訟をしてほしくなければ示談金を払え」というメールを送付してるらしいのだけど、当然著作権者でなければ著作権侵害の訴訟は起こせない。この時点で詐欺と恐喝に当たる。さらに個人情報を不正に収集、公開してるから、その辺も引っかかるだろうなぁ。
 自分がやってることが犯罪ということを理解してなかったんだな、この人。まあ、普通に逮捕かな?