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2009年10月01日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] バスカッシュ#25

  バスカッシュ #25「アバヴ・ザ・リム」。月ではアースダッシュとの激突をふせぐための伝説リーグが続いていたが、アルティニウムは活性化せず、参加チームも月の人々も疲弊しきっていた。「星渡りの船」でムーニーズに降り立ったダンたちは、その様子を見て意欲を燃やし、また、アイスマンとの再戦に全力を尽くすことを誓う。
 そしてアイスマン、ファルコンチームとの対決直前、彼らのチームに突如スラッシュが参戦する。スーパープレイヤーの揃った相手チームを見たアランは、ある決意をし、宣言する……

 いよいよ月とアースダッシュの衝突が迫り、絶望的な状況下、ダンたちが到着。最後の希望を託しての試合に臨むのだが……んんん〜〜? なんか微妙に違和感が。ダンが伝説視されることを許容してるような? なんか、ちょっと違うような。むしろヤンの「人は自らの意思で行動を決定するから人なのだ!」というセリフの方が、納得できるような。
 でも、アイスマンの憎まれ口がちょっと心憎い。
 そして明かされるスラッシュの正体。彼は月とアースダッシュに別れたスカイブルーム王家の血筋。現国王レガリアの実の兄だった。予言にある月とアースダッシュの衝突が現実になろうとしていたことを知った彼は王家の秘術を使い、アルティマイトの力で若返りの秘術を行った。そして、アルティマイトを活性化させる「神々の玉遊び」を模すための人造の巨人=ビッグフットの作製、人体強化技術の提供、そして伝説候補の捜索を密かに行っていた。そのスラッシュが満を持しての舞台、その意図を察したアランはバスカッシャーとしての自らの役者不足を認め、その座をルージュに譲る。それに対するダンの言葉は、これでいいようなひどいような……ダンなりにアランを慰め励ましてたんだろうけど、これまでのダンだったら、「ごちゃごちゃ考えるな! バスカろうぜ!」で終わらせてたような。なんか妙にダンが大人になってしまったような……これも、遺跡から聞こえてきた声の影響?
 そんな中で開催される最後の試合。ヤンたちが月破壊のために用意したレジェンドバレットもあるし、素直に無事終わるとは思えないのだけど……

[アニメ] Pandora Hearts#25とアラド戦記#26

  Pandora Hearts #25「否定の彼方へ」。オズが「アビスの意思」との繋がりを持つがゆえに特別な存在であることが明らかになった。バスカヴィルがオズを狙う理由もそれだったのだが、そのバスカヴィルの首魁でオズをアビスに堕としたのが、オズの父親だと発覚する。ショックを受けるオズだが、アリスに発破をかけられ、自分の気持ちに決着をつけるために父親に会うためにバスカヴィルの本拠地へ行く。

 なんだか無理矢理持ち込まれたみたいな最終回展開。それまでの流れと断絶してるし。実際、オリジナル展開っぽい。第二期も可能なように、という意図も見えるけど、う〜ん、どうなのかな。人気次第なのだとは思いますが。
 いろいろツッコミどころは満載ながらも、キャラの雰囲気やらなんやらはわりと好きだったので、最終回展開の強引さはちょっと残念。


  アラド戦記 #26「さよならパーティ これにて解散!?」。あらすじ解説は略。「鬼化の呪い」をめぐっての騒動は一段落。いや、リヴァイアサンの涙をたくさん集めれば、もっとたくさんの人が救えたのでは……というか、リヴァイアサンが涙を流したのは奇跡なのかたまたま今回が千年に一度だったからなのかとか、なんかもろもろ色々放り堕してません? とか、あることはあるのだけど。
 まあ、そんなこと突っ込んでも仕方ない話だからいっか、と思えるのが低クォリティアニメのいいところ(?)。まあ、元々MMORPGなのでエキセントリックなキャラがワイワイガヤガヤしてるので正しいのだろうなぁ、とは思う。
 原因が良くわからない奇跡が頻発したりロクシーの存在の意味がいまいち不明だったりとかはわりと引っかかってはいますが。


2009年10月05日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#32とダブル#5

  シンケンジャー #32「牛折神」。丈留の元にやってきた一人の少年。彼は代々封印された「牛折神」を守る一族で、丈留に牛折神の封印を解いて欲しいという。しかし牛折神は代々のシンケンジャーたちにも制御が出来ず、封印されたシロモノ。それでも大丈夫という少年を、家に帰そうとするのだが、彼と間違えられた別の子どもがアクマロ配下のアヤカシに襲われる。アクマロたちの狙いが牛折神であることと、「絶対に暴走しない」というその子の確信の理由に興味を持った丈留は、考えを変えてひとまず少年の実家へと向かうのだが……

 新ロボ、牛折神とモウギュウオーの登場編。こないだダイゴヨウが出たばっかなのに、早速クリスマス商戦に向けて余念がないなぁ。
 封印の地の少年・榊原ヒロは牛折神を制御するための秘伝ディスクを作り上げ、それがあれば絶対に暴走しないと断言する。しかし、丈留は危険を冒してまで牛折神の封印を解こうとはせず、ヒロの祖父はもっと頭ごなしにしかりつける。
 旧を守るばかりで新しいことに挑戦しようとしない彼らに不満を抱くヒロは、その不満を見越されて、牛折神の封印を解かないと牛折神を奪い去られると言ったアヤカシの策略にはまり、自らの手で牛折神の封印を解いてしまう。しかし、制御できるはずだった牛折神は暴走、シンケンオーやダイカイオーでも止められず、牛折神の暴走は続く。
 そして手駒の少なさを嘆いていたアクマロ。彼が目を付けたのは、薄皮太夫と腑破十臓?
 十臓再登場と共にアクマロが当面の中ボスになるって展開か?


  仮面ライダーW #5「少女A/パパは仮面ライダー」。今度の依頼は市会議員・みやびの警護。彼女は何者かに狙撃を受けていたが、それはドーパントの仕業らしい。そのため、ドーパントに詳しいという鳴海探偵事務所に依頼してきたのだ。しかし、早速狙われた彼女をダブルに変身して守るが、肝心の狙撃犯の姿は見えない。しかも、みやびの娘・あすかがダブルの姿を見て「パパ!」と抱きついてくる。
 狙撃の理由はみやびが推し進める風都タワー建設の妨害であると睨むが、狙撃犯の正体はフィリップでも推理できない。だが同時に、翔太郎はダブルを「パパ」と呼ぶあすかのことが気にかかっていた。

 ボディサイドの新メモリー、トリガーメモリーの登場。フィリップが「トリガーメモリーは強力すぎる」と、相手の正体がわかるまで使用を控えさせた半身は銃使いだけど、銃使いのライダーは弱体化するのが平成ライダーの常だからなぁ……
 そして依頼の方は、探偵もの定番の少女が絡む依頼。亜樹子は依頼料全学振り込みという破格の条件に釣られて受けたけども、翔太郎の方は母親の政治活動に一緒についていく少女あすかの方が気にかかる。実際みやびは子どもをダシにしているという批判も受けているのだけど、翔太郎はそういう通り一辺倒の批判ではなく、彼女が何故悲しそうなのかを気にしていた。そして突然ライダーの姿でパパと呼ばれ面食らう。さらに亜樹子には「いつの間に子どもなんて!」とお約束の誤解を受けるし。
 実際はあすかの父親は計画を進めていた風都タワー建設反対派のものと思われる狙撃により命を落としていたが、みやびは亡き夫の悲願を叶えるため、利用できるものは娘でも利用しようと、父親は死んでいないと言い聞かせていた。それが何故、父親が仮面ライダーになったと思い込んだのか……それにはあすかの持つ人形が鍵になっているよう。
 そいでもって事件はやっぱり園崎ファミリーのシンジケートが関わっていて、フィリップの推理で敵がアノマロカリスドーパントだと判明するのだけど、倒したはずのアノマロカリスドーパントがもう一体……同一メモリーは一本とは限らないってことか。
 劇場版ディケイド&Wの情報も出てきたけど、 鳴海のおやっさんが吉川晃司ってのがスポニチ )さすがにびっくり。劇場版で仮面ライダースカルとして出てくるのは……ああ、仮面ライダーの初期案ですか、という感じなのですが。マスクのデザインとか、ベルトのバックルがダブルの半分だけみたいなところとか、ダブルのプロトタイプなのかなぁ。


2009年10月06日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] テガミバチ#1とあにゃまる探偵キルミンずぅ#1と夢色パティシエール#1

  テガミバチ #1「テガミとテガミバチ」。どんな危険な場所へでも手紙を運ぶ郵便配達人、通称「テガミバチ」。その一人のゴーシュは郵便物回収に向かった先で「テガミ」として倒れていた少年を見つける。その少年、ラグは何者かに攫われた母親が自分を知人の家に配達しようとしていたことを知り、心を閉ざす。そんなとき、ゴーシュたちを荒野で最も危険な存在・鎧虫が襲う。

 月ジャン→ジャンプSQに移籍したファンタジーもの。世界観とかはありがちだけども、主人公が手紙を運ぶ配達人ということと、浅田弘幸の画力で頭ひとつ飛び出てるかなぁ。
 今のところ特に言うこともないけども、肝心要の作画は良好。序盤はラグがテバミバチを目指すまでなのでひとまずそれを見てからか。あと、「穿いてない」をテレビでどうするのかが……


  あにゃまる探偵キルミンずぅ #1「キルミン・フォーゼ、しちゃった!?」。父は生物教師、母は動物専門の精神家医である御子神家の双子、リコとリムは、母親が出張で留守の間、世話を見るはずのお客さんから預かっていた猫を柵から逃がしてしまう。慌てて家の中を逃げる猫を追いかける二人だが、屋根裏部屋で不思議なコンパクトを見つける。コンパクトの声に従い、「キルミンフォーゼ!」と叫ぶと、二人は着ぐるみを着た子どものような姿になってしまう……

 なんか「河森正治、御乱心」と一部で言われたみたいだけど、こんなもの御乱心に入りません。90年代のアニメを見てきた人間なら、河森正治の本気の乱心を知ってるはず!
 御乱心かそうでないかはともかく、女児向け変身ものに真っ正面から取り組んでるのは間違いないのだけど、そこはやっぱり少しとんがっていて、どうも少し未来っぽい設定だったり、なによりOP・EDが日本語じゃない。英語でもないし中国語でもないし、でも東南アジア系の言語だよなぁ、と思ったら タイ語だったようマイコムジャーナル )。面白い試みだけど、どれだけ受け入れられるかに注目。
 OPを見ると男の子二人もキルミンフォーゼするっぽいけど、やんちゃそうな方がネズミってのが……
 話は冒頭に出てきたイケメンとゴスロリ少女(コウモリに変身?)が敵になるって展開なのかな? しばらく様子見。
 それはそうと、一番最初、 コレ かと思いました……こんなカオスなもん、テレビで流せるかい。w


  夢色パティシエール #1「あたし、パティシエールになる!」。まあ、ぶっちゃけ、パティシエールを目指しパティシエ・パティシエール養成学校に入った女の子の話なんですが。まあ、そこはお菓子の精霊とかなんとか出てアレ。
 完全な女児ものなので特に何も言うことはないのだけど、お菓子には実際のパティシエが監修に入り、そこらへんは結構本格的なよう。
 まあ、しばらく見て多分視聴中止にするとは思いますが……しかしいきなり初めてあったばかりの人間に転校を強引に薦めるってのはどうよ? 「※ただしイケメンは除く」なのか?

[その他] 権力の番組への不当介入監視?

  権力の番組への不当介入監視 日本版FCC構想で総務相朝日 )。普通なら「報道に国が介入することは極力避けるべし」という主張に納得し支持するところだけど、こないだの選挙前の報道を見てたらなぁ……
 ある程度以上の自浄能力や、報道の影響力の責任への自覚があれば多少の問題があっても報道の自由を確保すべしと思うけど、現時点、特にテレビ局にはそれがあるようには見えない。BPOがいろいろ頑張ってはいるけど、個別事案を幾つか指導するのが精一杯で、とてもではないけどテレビ局の「体質」を是正するまでには至らない。
 この記事でも「報道が根本的に腐ってた場合には誰が是正するのか」はまったく書かれていないし、実質現時点で既に野放図と言える。介入は極力抑えるべきではあるが、しかし明らかに不適切であった先の選挙前報道(ダブルスタンダードがあからさまでも恥じるところがない)を見ると、介入されても仕方ないと判断せざるを得ない。


2009年10月07日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ヤッターマン#60と戦場のヴァルキュリア#26(共に最終回)

  ヤッターマン #60「さらばドロンボー今度こそ解散だコロン!」。ついにドクロリングが10個揃ってしまい、ドクロストーンが復活する。そこで明かされるドクロベエの正体。そしてドクロベエは人間の持つ願望などくだらないと断言し、地球を去る前に人々の願望をすべて消してしまおうとする。

 途中、野球中継で一月放送がない時期が二度もあったり、時間帯がゴールデンタイムから日曜朝に変わったり紆余曲折だったけど、時事ネタや芸能人ネタ、セルフパロディもふんだんに取り入れて1年半余をもってどうにか完走。肩すかし気味の最後と言えばそうだけど、旧作人気のプレッシャーに負けず、スタッフは頑張ったと思いますわ。ドクロベエは旧作のドクロベエと同じでドロンボーたちも旧作と同一人物というオチにはなってるけど、年齢やらなんやら、そこらへんは「好い加減」なんだろうなあ。
 ラストは旧作のラストを意識してのドロンボーの解散だけども、例の三本の分かれ道は使われず、それぞれの夢を叶えるための道へ……と思いきや、やっぱり離れがたく、示し合わせるでもなく皆アジトに戻って来てしまう。ドクロベエもよく考えたらドクロリングは50個あったと戻って来て行き当たりばったりこの上なし。まあ、この適当さがいいのだろうな。実質、この番組の主人公ってドロンボーたちだし。
 流石に続編や続シリーズはつらいだろうけど、平成の世にオリジナルキャストでドロンボーがまた見られたのは良し、と言わせていただきます。


  戦場のヴァルキュリア #26「決戦」。ヴァルキュリア人の力を求め、邪魔するものは味方でも容赦なく排除するマクシミリアンの暴走。その彼にヴァルキュリア人ゆえに攫われたアリシアを取り戻すべく、義勇軍第三中隊第七小隊は巨大戦艦マーモットへと乗り込んでいく。そこで待ち受けていたのは、科学的にヴァルキュリア人の力を再現することに成功し、その力で世界を手中に収めようとするマクシミリアンだった。

 とりあえず終わり、なのだけど、いろいろ良くなる要素はあったものの惜しいなぁ、と。差別と崇拝、それが歴史によって造られた偽りのものであったり、主人公妹があっさり退場してしまったり。ラストは愛の奇跡で構わないのだけど、マクシミリアンが結局うすっぺらな悪の権化に描写されてたり、最後の戦いでエーデルワイス号がまったく活躍しなかったり、この辺はもっと上手く使えただろうになぁ、と思える。
 第一小隊の全滅とかファルディオの行動とか、終盤は結構面白かっただけに、ちょっとそのへんは肩すかしかも。


2009年10月08日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] バスカッシュ!#26

  バスカッシュ #26「FREE フリー」。伝説リーグでスラッシュの参戦したアイスマン・ファルコンチームに挑むダンたち。圧倒的なスラッシュの身体能力に圧倒されつつも、楽しむかのように挑むダンたち。スラッシュが月とアースダッシュを救うために動いていた計画が、この対戦で結実しようとしていた。
 しかし、不確実性の高い希望に業を煮やしたヤンが、月と地上の衝突を防ぐため月を破壊すべく、ついにレジェンドバレットを発射してしまう。
 ダンに伝説の実現を見たスラッシュは試合途中にレジェンドバレットの起動を逸らすためその身を犠牲にする。そして、ダンの放ったシュートが月のアルティマイトを活性化したかに思えたが、地上との衝突を回避する前に失活してしまう。
 自分が伝説の男だと思っていたダンは思ってもみない現実を目の前にし、スパンキーの何気ない言葉が残酷にも突き刺さる。
「お前、ハズレだったんじゃね?」

 早期での監督交代、製作体制の変更に伴う作風の変化があり、伏線の矢継ぎ早な回収とかはあったものの、個人的には、とても好きな作品になりました。
 でも、最終回前のダンの言動に違和感を感じると思ったら、「伝説になること」が大事なのではなく、「伝説とかなんとか関係なく、ただ突っ走ること」がやっぱりこの作品の一番の価値観だったのだなと。伝説であることを意識しすぎ、自分の渾身のシュートでも月のアルティマイトを活性化できず月も地上も救えなかったことに落ち込むダンを、再度奮い立たせたのはアイスマン。月と地上の命運も何も関係ない。伝説なんて知ったことではない。世界が滅びても、後悔は残したくない……
 ダンが救世主としての立場に甘んじてたことに違和感があったのだけど、やっぱダンにとっての伝説ってのはどうでもいいもので、最後の試練だったのだな。
 本当にダンにとってだいじなもの。それは救世主になることでも、ココの足を治してやることでもなく、ただバスカること。ボールを通じて、相手とリンクすること。
 そして生き物とリンクするアルティマイトの性質にサウザンドは気付いたけども、そうでなくとも、この作品で誰も必要ない人間はいなかったのだよな。レジェンドバレットを造ったヤンもそうだし、最後にダンを奮い立たせたアイスマン、そのアイスマンの絶望を生み出したプライスでさえも……
当初の作画レベルの維持は不可能だったものの、理屈や周囲の利害関係じゃなく、ただひたすらにプレイの興奮、それによる試合相手との共感を追い求める、愚直で利害度外視な姿が全てだったんじゃないかと。そりゃ当初体制で全部出来たら、というのは夢想しないではないですが。
 こういう感覚に基本をおいた作品って、なんか問答無用で好きですわ。

 とりあえず気になるのは、異様に店頭有線で聞いた第貳期OPと、サウザンドが肉体強化前の方が断然良かったということですが。


2009年10月10日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 夏のあらし!春夏冬中#1ととある科学の超電磁砲#1とそらのおとしもの#1とWHITE ALBUM#14(第二期#1)とささめきこと#1と11eyes#1とミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ〜#1とけんぷファー#1と生徒会の一存#1とアスラクライン2#1とこばと。#1

 タイトルが長すぎだけど気ニシナイ!
    夏のあらし!春夏冬中 #1「夏休み」。加奈子たちの事件も一段落し、今日もはじめたちがバイトにいそしむ喫茶「方舟」。そんなある日、マスターがみんなで海に行くと言い出す。はじめはもちろんあらしたちの水着が見られると大喜びだが、それを聞いて潤はあわてふためく。最初に勘違いされたまま男と言うことで通していたが、水着になればさすがにばれてしまう。潤は悶々としたまま海水浴当日を迎える。

 基本的に日常マンガなので、特に期で大きな話になる必要もないのだけど、今回は女の子だけど男の子のふりをする潤が主軸になるのか? このエピソードだけかもしれないけど。
 学生服のモデルをしてた時にはじめと出会い、そのまま勘違いを引きずっている潤。今更言い出しにくいというのもあるけど、元々女が装う女らしさに対して微妙な反感も持っている。けどそんな心中もまったく知らず、はじめは「男同士」のスキンシップを平然としてくる。まあ、そりゃそうだよな。女だって知らないんだから。はじめのは鬱陶しいくらいに多少過剰だけど。
 その秘密を知るのはカヤだけだったのだけど、今回あらしにもバレる。「水をかぶると女の子に」って、非常識な。まあ、本人が非常識な存在だけど。
 あらしは潤の秘密を黙ってることを約束するが、同時に潤がはじめのことを意識するのははじめに気持ちが惹かれているからじゃないかと指摘。潤はさらにはじめを意識することに……と、思いきやお泊まりイベント発生。はじめと潤は同部屋……マスターも潤が男だと思ってるからそりゃそうか。


  とある科学の超電磁砲(レールガン) #1「電撃使い(エレクトロマスター)」。超能力の実在が科学的に開明されたごく近い未来。その才能の育成を行うために開発された学園都市で、その中でも最上位にランクされるたった七人のレベル5たち。その一人、御坂美琴は、並外れた能力の強さもさることながら、目の前のトラブルに手を出さずにいられない性格でいつも事件の中心になっていた。
 ある日、寮で同室の後輩白井黒子に、「本物のレベル5」に会いたいという彼女の友人・初春飾利とその友人・佐天涙子を紹介される。素直に美琴にあこがれる飾利と違い涙子は無能力者であることもあり、レベル5である美琴が鼻持ちならない奴ではないかという警戒心を丸出しにしていたが、そんな涙子も、少しずれててでも普通の女の子な美琴の言動に先入観とのギャップを憶える。そんな時、超能力を使った強盗が学園都市を見学していた児童を人質に取る事件が目の前で起こる。

 作画以外は正直見続けるのが苦痛だった「とある魔術の禁書目録」のスピンオフマンガのアニメ化。と言っても、原作量から言ってマンガをベースにしたオリジナル、みたいな展開になると思うけど。
 完全なオリジナルエピソードはそんなになく、「禁書目録」で起こった事件を美琴側から描くことになる。
 メディアワークスが資金を大量につぎ込んでる(と推測される)だけあって、作画は前作同様かなり良い。しかしおそらく原作からしてどうにもならなかったと思われる無駄な厨房設定は削られて見やすくなってるし、監督が「とらドラ!」の長井龍雪なので、期待したいところ。オリジナルのアレさ加減を考えると微妙ではあるけども。


  そらのおとしもの #1「全裸王(ユウシャ)世界に起つ!」。少し(?)スケベな思春期過剰投与気味の高校生・桜井智樹は昔から不思議な夢をときどき見ていた。空からやってきた女の子と出会い、そして別れるという夢。幼なじみのそはらから無理矢理に薦められて頼りになるのかならないのかよくわからない学園一の奇人・守形英四郎に相談することに。しかし、その待ち合わせ場所に現れたのは羽の生えた女の子。彼女は自分を「愛玩用エンジェロイドのイカロス」と名乗り、智樹に「あなたを楽しませるためになんでもします。ご命令を」と懇願する。それを聞いた智樹は……

 あらすじ見るとベタだけど、実際にベタです。世界の上空を移動する「穴」がちょっとだけ話題になってる世界、その「穴」からやってきたとおぼしきイカロス。まあ、ぶっちゃけ、美少女型ドラえもん? 智樹の願いをいろんな道具を使って実現するのだけど、その願いというのが「金をくれ」なんてのはまだ俗すぎて可愛い方。「透明人間になって女子の着替えを覗きたい」もまだまだ、「時間を止めてみんなの前で全裸ダッシュしたい!」とかになると、変態過ぎて何も言えん……
 だけど人間味というものがおおよそなく、淡々とどんな願いも叶えるイカロスは、智樹の何気ない言葉も命令として捉えてしまい、それをとんでもない方法で実現しようとしてしまう。
 まあ、基本、微エロ美少女+大ベタ、な番組でしょうね。あと主人公はへんたい。


  WHITE ALBUM #14「チューニングが合ったためしがない。もっと良好な場所があると思ってしまう」。まあ、普通に前期からそのまま続き。冬弥の父親が倒れ、由綺たちも心配するが、相変わらずすれ違い。冬弥の父親への反発も相変わらず子供じみてる。緒方プロとM&Mミュージックの勝負は緒方プロの勝ちだけど、後がないM&Mの社長は、ひたすら結果を焦る。緒方英二は相変わらずストーカーチックに妹ラブみたいだし、すれ違いだけでなく由綺を取り巻く環境も激変し不穏な空気も漂うのだけど、冬弥君は相変わらず由綺から遠ざけようと自らを差し出す弥生の身体におぼれるばかり……ダメだこりゃ。


  ささめきこと #1「ささめきこと」。村雨純夏と風間汐(うしお)は友人同士でいつも一緒だが、汐は自分も女の子なのに「可愛い女の子が好き」と公言してはばからない、「生粋の女の子好き」。そんな汐の自爆にいつも振り回される純夏だったが、実は彼女も、昔から汐の事が好きで、でもそれを告白できないでいた。
 そんなある日、汐から図書委員の先輩への気持ちを聞かされた純夏は、つい苛立ち、汐と喧嘩してしまう。

 いけだたかし原作の百合もの。「女の子が好きな女の子」たちの学園青春もの、になるのか。可愛い女の子が好きな汐。そんな彼女のことをひそかに想ってるけど、友人関係が壊れるかもしれない恐れに加え、自分が汐の好きな「可愛い女の子」とほど遠いこともあり、その事を告げられないでいる純夏。今回前倒しでモブに紛れて他のキャラも顔出ししてたけど、中心はこの二人。女の子だから、というより、友情と恋情の間で揺れ動く様が一番の見所だと思う。
 しかし、この振られ方はきついよな……


  11eyes #1「赤い夜〜piros ejszaka」。美少女ゲーム原作のアニメ化らしいが、全然知りません。つか、のっけから厨二病設定全開でさすがに笑った。ここまで露骨にやってもOKなのか。同じく美少女ゲーム原作で似たような感じの話だとAYAKASHIとかがあったけど、それこれの世界観に与えたスタンドの概念の影響力はやっぱ大きいなぁ、と。
 見続けるかどうかは微妙。


  ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ〜 #1「ラビリンス42.3」。今期の腐女子向けコンテンツ。大江戸線の各駅が擬人化したキャラたちが大江戸線の蘊蓄を交えながら毎回登場するゲストの悩みを解決していく……のかな? つか、誰得としか。関東以外の人間にとってはそもそも大江戸線になじみ自体が薄いだろうし。「歴女」とかのマニアック腐女子路線を狙ってるのかもしれないけど、さて、どこまでもくろみ通り行くのか。


  けんぷファー #1「選ばれし者」。普通の男子高校生・瀬能ナツルはある晩、突然自分が女の子になって、お互い戦い合う「ケンプファー」の一人に選ばれたと告げられる。しかも告げたのはキモ可愛いぬいぐるみのハラキリトラ。夢と思い目覚めると男に戻っており、夢だと思いそのまま学校へ。
 その途中、常々あこがれている沙倉楓と一緒になり喜んでいたのもつかの間、殺気を感じたと思ったら再び女の子の姿に……しかも、殺気の主である女の子が拳銃を持ってナツルに襲いかかってきた。

 いや、まあ、非常にわかりやすい視聴者サービスを詰め込みました、としか……内容はないよう。
 要は女の子に変身した主人公をめぐって美少女やらバトルやらが入り乱れる、という、それ以上に言いようもない番組。声優だけは今話題の若手を揃えてるけど、脚本は前述の通りの上、ギャグも滑り気味……まあ、今期のお色気担当ってことで終了。


  生徒会の一存 #1「駄弁る生徒会」。内容がないようその2。なんと言っても主人公たち生徒会がひたすら20分生徒会室で駄弁ってるだけという……ある意味、「ストーリーなんか飾りです! 美少女がボケとツッコミをやってることだけが大事なんです!」と言わんばかりの、潔さ。まあ、その分会話のテンポが崩れたりネタが尽きたらそこで終了な話なんですが。
 原作小説からそうだって言うんだから、ある意味大したものと言うべきか。


  アスラクライン2 #1「消滅の世界と記憶の残骸」。奏が倒れたと誤解した智春が騒動を起こしてしまい、その罰として科学部はプール掃除を言い渡された。しかしそこに現れた動くコアラのぬいぐるみを追いかけ、謎の地下施設に迷い込んでしまう。実はそこは「前の世界」の遺跡であり、遺跡を守護する機械が智春たちに襲いかかる。しかし、アスラマキーナはベリアルドールである操緒の魂を削りつつ駆動すると知った智春は、自身のアスラマキーナ・鄢鐵を呼び出すことをためらってしまう。

 これも普通に続編。アスラマキーナとベリアルドールの秘密を知り、これまでのように鄢鐵を呼び出せなくなってしまった智春。当の操緒はこのままだと自分が消滅することを知らず、智春もそれを隠し続ける。
 そいでもって科学部部長も登場。だけど、相変わらず要素がごちゃごちゃすぎてわかりづらいというか、ドラマが真に迫ってこないというか。前期の終盤の展開はちょっと面白かったのだけど。


  こばと。 #1「…願う少女。」。しゃべるぬいぐるみ「いおりょぎさん」を連れて街に突然現れた少女、花戸小鳩。小鳩はある目的のため、みんなの手助けをする「テスト」に挑んでいた。しかし、優しいが底抜けに天然な彼女は人助けをするどころかトラブルを起こしてばかり。それでも邪気のない彼女の行動は人々の心を和ませていく。
 しかしテストはなかなか合格点がもらえず、夜の公園で落ち込んでいたところ、赤ん坊を連れた老婆に出会う。

 今期のNHKのCLAMP枠。サンデーGXで「こばと。(仮)」として始まり、何故かNewtypeに「こばと。」として正式に連載再開した、経緯のよくわからん作品。
 まあ、わからんのは設定の方もだけど。なんらかの目的で「傷ついた心」を魔法の小瓶に集める小鳩。でも、それが何故か、誰がやらせてるのかはまったく不明。天然ボケ少女のご都合主義的展開とバランスを取るためのアンチウェイトであるいおりょぎ、清和らの存在などの、えげつないほどのバランス取りの上手さはさすがとしか。


2009年10月11日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#33とダブル#6

  シンケンジャー #33「猛牛大王」。復活した牛折神はやっぱり暴走、ヒロをその中に閉じ込めたまま、行方をくらましてしまう。ヒロが折神を引きつける特殊体質であることからことはが折神でヒロと牛折神を探すことを思いつくが、ヒロの祖父である藤次は「牛折神を破壊してくれ」と言い、そのためのディスクを渡す。
 藤次の態度には理由があるのではないかと、丈留は話を聞くが、実は藤次の息子夫婦も昔牛折神を制御しようとしていたが、山での自己で亡くなったのだという。それが、牛折神のせいだと思い、孫を引き離そうとしていたのだ。
 見つかった牛折神に向かうシンケンジャーたちだったが、その前に立ちふさがったのはレッドとの対決で未練ごと砕け散ったはずの腑破十臓と薄皮太夫だった。

 牛折神登場編後半。ヒロの祖父が牛折神復活に強く反対するのはヒロの両親も牛折神復活を志していた中、不慮の事故でなくなったから……って、二人の死には牛折神は直接関わってないのだからおかしいと思ったら、二人に牛折神復活を託したのは藤次自身。そのため、自分のせいで二人が死んだのではないかと、牛折神まで疎ましく思うようになったのか。
 しかしヒロの真摯な想いにかつての自分の想いを蘇らせた藤次は自分が造った制御用ディスクをヒロに託す。そいでもってモウギュウダイオーに変形。いかにも更に合体します、的な単純なブロック変形ですが。
 そして復活したのは牛折神だけではなく、十臓と薄皮太夫も。十臓は自身の代わりに砕けたウラマサを直して貰うという、薄皮太夫は三味線の皮を貼り直してもらうという約束でアクマロに協力することに。いかにも一癖ありそうなアクマロと、今のところそれを静観してるドウコクの均衡状態も崩れるのかなぁ。


  仮面ライダーW #6「少女A/嘘の代償」。倒したと思ったアノマロカリスドーパントは囮、もう一体がみやびとあすかに襲いかかるが、間一髪、ダブルはルナジョーカーに変身して二人を保護する。
 囮のアノマロカリスドーパントのメモリが試作品であったことから、犯人とおぼしき強固に風都タワー建設計画の土地買収を拒む鷹村が単なる購入者でなくメモリを流通させる組織に関わってると睨む。
 しかし、翔太郎が懸念していたのはそれだけではなく、父親が仮面ライダーだと信じてしまっているあすかのこと。母親のみやびにあすかの純粋な想いを利用して連れ回すのはやめろと忠告するが夫の悲願・第二風都タワー建設に執念を燃やすみやびは聞こうとしない。仕方なくあすかに真実を話そうとするが、かつて父親の死のショックから、父親が生きているというみやびの嘘でどうにか立ち直った過去を聞き、どうしても翔太郎は真実を告げられず、フィリップから「やっぱりハーフボイルドだな」と嫌味を言われる。

 あすかに父親だと勘違いされ、しかも母親のみやびもそのあすかの勘違いを利用して自分の目的を遂行しようとしてることに反感を抱く翔太郎。しかし、あすか自身がその嘘に救われていることから、どうしても真実を告げることができない……その嘘に翔太郎が選んだ結論というのは……嘘を吐き続けること? フィリップもそんな翔太郎に呆れつつもあすかの父の生前について調べ、何気に翔太郎をフォローする。
 まあ、風都タワーという「形」にこだわっていたみやびも目を覚ましたみたいだし、真実は大きくなり、それに耐えられるようになるに従って知っていくだろう、ってことか。
 そして囮作戦が破れた鷹村は霧彦に協力を要請。霧彦はダブルの足止め係に。でも、単なる足止めではなく本気でダブルを倒そうとしてるし。強敵に対しみやびとあすかを助けるため先を急ぐ翔太郎が取った「作戦」は、至近距離に持ち込みヒートトリガーの「爆発する弾丸」で相打ち覚悟の攻撃……確かにめちゃくちゃだ。しかもフィリップがそれで気絶してしまうし。ダブルの「二人で一人」はこういう危険性もあるのか。
 次回はフィリップが表に出歩き危険な目に遭うのか? まあ、組織はフィリップを探してるだろうしね。あと、「闇の仕置人」って……


2009年10月12日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 大正野球娘。#12とCANAAN#13(共に最終回)

  大正野球娘。 #12「土と埃にまみれます」。ついに朝香中野球部との対決が実現。東邦星華桜花会は事前の調査と相手の油断による作戦でリードしたが、晶子が決め球に微妙に変化する魔球を投げていることを気付かれ、対策を講じられる。なんとか序盤のリードを守ろうとするが、逆転され、焦った晶子が小梅の捕れない魔球を無理を押し通し投げたために捕球ミス、そこから追加点を許してしまう。さらに、雪がさらなる追加点を防ごうとヒットを無理な姿勢でキャッチ、腕を痛めてしまう。
 替えの選手のいない桜花会はリタイアするしかないと思われたが、雪は、晶子が男子がするものとされていた野球をするきっかけをくれたこと、苦労して男子と対等の試合ができるまでになったことを訴え、自分の怪我をおして試合続行を訴え、他のメンバーもその意気に同意する。
 最終回、追加点を奪おうとする朝香中を絶妙のコントロールで2アウトにした後、難敵・柳の打順。小梅は晶子に一度失敗した「落ちる魔球」を投げるよう進言。根性のキャッチで、柳も三振にしとめる。
 そして最終回、巴の当たりで後一点差にまで追い上げた中、小梅が同点を目の前にホームを果敢に狙うが、その結果は……?

 アニメは原作と結構違うらしいけど(原作未読なので)、これはとても良い出来でしたわ。夏開始の新番組では間違いなく上位。女の園もの、そして部活ものと最近の流行の要素はしっかり抑えている上に、今と大正のカルチャーギャップを生かした笑いとドラマ要素を上手く取り入れた作品だと思います。
 婚約者の無意識の男女差別的発言に腹を立てた晶子の安易な考えでの呼びかけが発端だったけど、考えの甘さなどの困難を乗り越えるにつれ、言葉の上だけの「女性の社会進出」ではなく、女だって男とちゃんと渡り合えるという自信を得ていく。そして同時に、野球の楽しさも……
 男子の方も最初はお嬢さん方の気まぐれくらいに思い戸惑っていたものが、彼女らの本気を見るにつれ、対等の試合相手として見るようになり、真剣に向き合うようになる。
 最後、勝利を果敢に狙う小梅のホームスチールが裏目に出てしまい、朝香の勝利で試合は終わったけど、小梅たちも悔しさをかみしめながらも後悔は抱かず、試合結果を受け入れる。
 晶子の婚約者の岩崎も女性を知らず蔑視していたことを認め、素直に謝罪し、小梅も婚約者の三郎と一歩近づく。
 素人の女性が短期間で本当に男子野球部員と渡り合えるかというとアレだけど、ファンタジーにしてもとても気持ちのいいファンタジーでした。


  CANAAN #13「キボウノチ」。あくまでカナンを憎むアルファルドは彼女の本気を引き出すためにマリアを列車ごと爆殺。勝ち誇るが、カナンは希望を失わず、マリアの生存を信じていた。期待通りの結果にならず、キレるアルファルドは、暴走する列車の中で「カナン(希望の地)」の名を取り戻すべく、カナンと死闘を繰り広げる。

 話が途中観念的になりなんでしたが、基本的に後味の良い終わり方だったかと。ただ、「鉄の闘争代理人」とか、アルファルドの組織「蛇」とかが曖昧でその辺がちょっと茫洋とした印象でしたが。傑作、とは言わないものの、今期中では十分に良作とは言えると思います。まあ、一番キャラが立ってるのがリャンだったってのは、ちょっとどうかとは思いますが……


2009年10月13日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 怪談レストラン#1と聖剣の刀鍛冶#2

  怪談レストラン #1「怪談レストラン/キキーモラ人形/行ってしまった女の子」。怪談スポットが数多く存在する東京校外にある山桜市。そこの小学校に通うアンコ(大空アコ)のクラスに帰国子女の美少年・甲本ショウが転校してくる。海外のお化けや伝説の話に詳しいショウだったが、何故かその日からアコの回りでは奇妙なことが起こりはじめる。

 松谷みよこ監修の児童向け怪談オムニバスが原作のようだけど、絵柄はめっさ今風。主人公は眼鏡っ娘だし。
 お話は少し短めでOP・ED含めても20分程度(CM抜き)。いかにもな怪談話なのだけど、シンプルなだけに逆に面白い。これはちょいと見続けてみようか。
 それと、主人公が冒険小説家志望ってのはよろしいですな。目指すはギャビン・ライアルか? ジャック・ヒギンズでもいいけど昔のヒギンズにしとけよな!


  聖剣の刀鍛冶 #2「悪魔契約-Valbanill-」。本編はまあどうでもよろしい。前回無敵の防御力を誇った胸当てにツッコミ入れまくったら、そのオチが今回きっちりと。新品の胸当て、胸のボリュームが増加してるような。


2009年10月14日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] FAIRY TAIL#1

  FAIRY TAIL〜フェアリー・テイル〜 #1「妖精の尻尾」。う〜ん……これはちょっとつらい。出来が悪いというのではなく、ギャグ顔とか間とかが、どうも個人的に合わないみたい。声優陣は今活躍してる名前が並んではいるんだけど。
 というわけで今期初の一話切り……

[その他] ようやくツッコミが入ったか

  軽すぎる? 首相の夜日程 著名人との会合続々 夫人同伴も10回産経 )。どう見ても浮かれすぎとしか……しかも仕事も書類仕事しかしてないみたいだし。(それだけではないのはわかるけど、内閣のまとまりの無さを見るとちゃんと仕事できてないんじゃないかと思う) 「ストレス解消」とのことらしいが、現時点でこんなにストレス解消してるんじゃ、12月以降は、多分耐えられないだろうね。
 今更言っても詮無いけど、就任直後から不況対策に飛び回ってた麻生氏の頃が懐かしいですわ。
 羽田ハブ空港化は、羽田の拡張性やらの点はあるにしろ、ある程度以上評価出来ると思うけど、これまた連絡不足の根回し不足みたいだし。鳩山内閣の内側はどうなってるんだか。藤井財務相はさすがに言葉を控えるようになったけど、亀井静香は相変わらず暴走してるし。


2009年10月15日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] そらおと#2とささめき#2

  そらのおとしもの #2「天駆ける虹色下着(ロマン)」。イカロスがやってきて初めての登校の朝、常識のないイカロスは学校まで智樹と一緒に来てしまい、騒ぎになりかける。智樹はあわててイカロスを追い返すが、去り際にイカロスが置いていった一枚のカードがとんでもない事件を引き起こすことに……

 イカロスの置いていったカードは持ち主である智樹の願いをかなえるというアイテム。しかし、それは智樹の無意識の願いも叶えてしまうため、たまたまパンチラしたそはらのパンツが似合わないと思った智樹の考えを実行、その結果、そはらのパンツは勝手に脱げて飛んでいってしまう……
 のみならず、代わりのパンツをはこうとしても同じように飛んでいってしまう。パンツだけじゃなく、ブルマやズボンも……
 パンツはCGで作ってあるしで異様に力が入ってて「なんじゃこりゃ」と思ったら、EDはそはらが飛ばないパンツを探そうと着けて飛んでいったパンツの大群が群をなして飛び去っていく……しかも、曲は「岬巡り」のカバー。もー、何が何だか。ラストは、そはらは智樹の好みのパンツを見つけてまたちゃんとパンツをはけるようになるのだけど……
 と思ったら、パンツの群が飛んでいくエンディングが Youtubeに上げられて瞬間的に視聴数一位に 。orz 「日本人は気がくるっとる」とか「いやいや、こんなアニメが作れるなんて平和な証拠」とか、色々好き放題言われてるし。いや、言われても仕方ないんだけど。


  ささめきこと #2「かわいいひとたち」。汐は今回はファッション誌の読者モデルの女の子が気に入ってしまったらしく、編集部に電話番号を聞こうとする暴走ぶり。そんな相変わらずの彼女に純夏はやきもきする。しかしその純夏を逆に見つめる少年が……

 汐に恋する純夏は、自分が汐好みの可愛い女の子でないことを気に病む。そんな彼女に、思わず「村雨さんは可愛いです!」と言ってしまったのはクラス副委員長の朱宮正樹。純夏に片思いしてるのだが、背が高くカッコイイ系の純夏と反対に朱宮は男の子なのにかわいらしい小動物系。おまけに、彼には人には言えない秘密が……汐が恋した雑誌モデルの女の子、彼女は実は朱宮の女装した姿だった……!
 純夏を見つめていて彼女が汐に恋してることを知った朱宮は、純夏好みになろうと女装を……おまけにそれが妹にばれて勝手に読者モデルに応募されてしまったのだが、自分の載った本を回収しようと街中の書店やコンビニを回っていたのだ……って、その考えはおかしい! いやよいやよと言いながら、確実に露出癖があるよなぁ、朱宮君。
 そいでもって純夏はといえばそんなこととは知らず朱宮の言葉に励まされて、前日汐の選んでくれた服を着て汐に告白しようとする。が、タイミング悪くその瞬間に汐が「(純夏は女子校だったらモテルだろうなぁ。)私の好みとは違うけど」と、相変わらず場の読めないことを……告白前に振られてしまい大ショックの純夏だったが、コンビニ前で読者モデルの美少女とすれ違い、はしゃいで大騒ぎする汐から逃げ出した彼女を追い、呼び止めようとして、振られ女の大絶叫。いやいや、純夏ちゃんは可愛いよw ある意味www
 しかし追いかけてた相手が男、しかもクラスメイトで自分に想いを寄せていてと、よく考えたらカオスな状況だw
 「自分じゃダメ」とわかっても朱宮が純夏のことを諦められないように、純夏も汐を諦められない。なんだか奇妙な絆が生まれた二人だけど……我に返って自分が男の朱宮にかわいさで負けたことに気付き、失恋とのダブルショックの純夏。まあ、なんというか……こういうのも三角関係って言うんですかね?
 今回から作画で原作のデフォルメ絵も多用されて、なんだからしくなってきた。だけどED後のアレは……絶対狙ってやってるだろ、スタッフw


2009年10月17日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] にゃんこい!#1

  にゃんこい! #1「ブサイクな猫と呪われし高校生」。猫アレルギーの高坂潤平はその体質以外普通の高校生……のはずだった。なのに何故か朝起きると飼い猫の「ニャムサス」が人のしゃべってるのを聞いてしまう。でも母親や妹はわからないよう。それだけではなく、登校途中の猫たちのしゃべっていることも……潤平は猫の言葉がわかるようになってしまった!
 というのも、前の日に蹴飛ばした缶がたまたま当たって壊してしまった「猫地蔵」の呪い。猫の言葉がわかるようになるのは呪いの第一段階で、呪いが進むとしまいには猫になってしまうという。猫アレルギーがそんなことになったら死んでしまう! と怯えた潤平だったが、呪いを解く唯一の方法があるという。その方法とは、猫の願いを叶えることだった。
 仕方なしに苦手な猫の頼みを聞くことにした潤平のしょっぱなの仕事は「猫に嫌がらせをする人物に嫌がらせをやめさせてくれ」というもの。現場に向かった潤平が見たのは、飼い犬の匂いをぷんぷんさせながら猫を猫かわいがりするあこがれの同級生、水野楓の姿だった……

 あれ? なんか面白いですよ?
 全然期待せずに見てたんですが、今期一番肩から力抜いて楽しめてますよ?
 正直、最初原作をまったく知らず「なにこれ?」状態だったのですが、テンポも動きのダイナミックさもいいし、おもしろいですよ?
 基本的に特殊能力を持った主人公(って、呪いのせいだけど)がドタバタに巻き込まれるラブコメなのだけど、設定がシンプルなのが良いですな。猫たちの適度に自分勝手なつぶやきも良い味出してるし。(猫ってこんなもんだよな)
 設定はシンプルなんだけど、描写が丁寧なんで、それもあると思うけど、当たり前のように普通に面白いものを作ってるのです。それって、それはそれで大事なんだなぁ、とやたらと設定に凝ったり、読めない展開にしようとしてはちゃめちゃになったりするあれこれを見てると思ったりします。
 でも、こういうのを夕方とかの時間帯に流せないって今の状態はおかしいと思うのだよなぁ……

[その他] 便利すぎる言葉は凶器

 上↑の「にゃんこい!」の感想を書く際に、実は意図的に排除した言葉があります。それは、「ありがち」「王道」「ステレオタイプ」。まあ、「王道」はネガティブな言葉ばかり排除してちゃいけないとバランス取るために排除してたんですが。
 昨今、やたらと設定が複雑(敢えて言えば、複雑なだけ)だったり展開が視聴者の裏をかくことだけを考えてるようなのが増えてるんですが、それって何でだろう、と考えると、そうでないものを否定するのに便利な言葉、つまり上記の「ありがち」「ステレオタイプ」が濫用されすぎてるからなのかなぁ、と思ったりしたのです。
 十年以上前、「萌え」って言葉がネット上で普及しだした時にも思ったのですが、これらの言葉は「中身がない」のですよね。構造主義で言う「シニフィアン」なき「シーニュ」。正確に言えば、「どんな中身でも入れられる」。
 昔はアニメとかオタクごととか、語る際には、今とは比べものにならないくらい他作品の参照(本当は必要とは限らないけど)とか、理論武装が必要だったわけです。そうでないと他の知ったかさんに突っ込まれたりしてしまうからなんですが、それが怖くてできない「語りたい層」ってのもいたのですよね。
 そこでネットの台頭。そうするとコミュニケーションの主流が「深さ」(これは別に肯定的な意味ではなく、単に同じ物事について粘着的に語り合う、という意味です)ではなく、「速さ」になって来たと思うのです。その時に便利なのがその前から使われてた「ありがち」や、新しく台頭してきた「萌え」。理論武装しなくても、個々に勝手にその中身に入るもの(それは往々にして多分に個人的好みの評価)を入れて、「ありがち」とか「萌え」とか表明、そうすると、それに同調する人が即時反応、というやり取りになってきたというのが個人的な感想です。それはどんどん先鋭化していき、やってないので違うかもしれませんが、現在最先端に近いのがtwitterかなと捉えてます。
 この形のやり取り自体は否定するとか肯定するとかいうものではないのですが、それにより「萌え」や「ありがち」と言った言葉(記号)、構造主義で言う「シーニュ」の中身である意味するもの(シニフィアン)が、精査されることなく、流されるのが顕著になったと思うのです。それ以前だったら「それって単にあなたの好みでは?」という「深さ」方向に向かうような反応が、流してもいいものになった、やり取り上の文脈に乗りにくくなってきたのではないかと。
 で、アニメの傾向の話。
 アニメ作ってる方もお仕事ですから、売り上げは大事なわけで、その指標として評判はやっぱり気にならないわけはないでしょう。で、「萌え」とか「ありがち」という言葉を大量に見かけたらどうなるか。「ああ、この方向性は受けてるんだ」「こっちはダメなんだ」という印象を受ける。そうすると、「ありがち」という反応が出にくい方向へ、「萌え」という言葉が出やすい方向へ、という方向付けがなされる……それの結果が現状なのではないかと、そういうことを「にゃんこい! おもしれーな」と思いながら平行して考えたわけです。
 同様のモデルは、報道に対する反応にも適用できます。麻生前首相が叩かれてた際に使われたそれに近い言葉は「ブレ」でした。マスコミは好んでこの言葉を使い、頻繁に流してましたが、実はそもそもの報道が間違いだったり、内容を精査すれば別にブレではなく単なる検討中の表明とその後の検討結果だったり、否定的に用いるのはおかしいものが多数(というかほとんど)だったのですが、そういう中身は視聴者は(そして意図的にマスコミも)ほとんど精査せず「ブレ」という言葉のみが一人歩きし、ネガティブな印象付けに一役買ったと思うのです。
 これはネット台頭以前もありはしたのですが、ネットの出現で速さに重きを置かれたコミュニケーションが主流となったことで、極端にまで顕著になった傾向、というのが私の分析。
 で、何が言いたいかというと、実は特に何もないんですが。ただの現状分析。
 敢えて言えば、時には「速さ」のコミュニケーションの足を止めて、自分が使ってる言葉の中身を熟考する必要があるんじゃない? ってことですか。
 以上。

[アニメ] エレメントハンター#15

  エレメントハンター #15「心(ハート)に炎(ファイヤ)! 一発開花」。目の前でアリーが自分をかばって犠牲になったことからQEXを前に足がすくむようになってしまったレン。そんなレンが聞いたのは、アリーの無事と、今や危険人物とされた彼女がコロニーを脱出、地球にカプセルで降下してくるという話だった。その回収に向かうレンたち。トラブルが起こりアリーの安全が危ぶまれたが、アリーはなんとか地球への降下を果たす。
 アリーの無事を知りこれでレンも復活か? と思われたが、レンの心に受けた傷は深く、QEXを前に以前のように行動できなくなっていた。
 その頃、コロニーではアリーに代わる新たなエレメントハンターメンバーが選出されたが、その人物とは……

 なんだかいろいろびっくりな展開。ライバルチームのリーダーだったアリーがレンたちを排除しようとするコロニーの立場に疑問を抱く中、危険なQEXによりレンたちが始末されようとしてたのをかばって事故で死亡……と思いきや、アリーの様子がおかしいのに気付いて付けていたロドニーが救出する。でもアリーは危険人物ということそのまま幽閉、対外的には事故で死亡ということになっていた。
 そんな彼女が必要だと、カー博士はコロニーの協力者に手配し脱出の手引きをする。
 アリーはこれまで所属していたコロニーからの離脱、それと急ごしらえの脱出カプセルに不安と恐怖を覚えるが、そんな彼女を支えたのは「とにかく笑って未来オレンジ!」といつも言っていたレンの言葉だった。
 しかしそのレンが今度は逆に目の前でアリーが死んだ(と思い込んでいた)ショックでこれまでのように行動できなくなってしまう。しかし仲間の危機と、アリーからの励ましの言葉でトラウマを乗り越える。なんだかアリーとレンが異様にいい雰囲気だな。
 アリーは故郷を旅することになり、一時リタイヤ。カー博士が彼女に何をさせようとしてるのか、再登場まで不明のままかな? 彼女の無事なことは、両親と彼女に心を寄せていて、助けもしたロドニーには密かに知らせたみたいだけど。
 これで万事解決……と思いきや、コロニーチームの新メンバーは「笑って未来オレンジ」のCMに出ていたアイドルのハンナ。エレメントハンターの広報活動としてアイドルとして活躍してたけど、特別カリキュラムを受けて新メンバーに抜擢されたという……なんだか怪しいな。
 さらに愛想のいいアイドル顔とは裏腹に、素顔はクソ性格が悪い低気圧娘。次のメンバーはもっとマニアックなのがいい、と言ってたトムは大喜びだけど、ろくでもないことになりそうな。


2009年10月18日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#34とダブル#7

  シンケンジャー #34「親心娘心」。ハワイに移住していた茉子の父親が突然屋敷にやってくるが、その目的は茉子にシンケンジャーをやめさせハワイに連れて行くこと。茉子の母がそれを望んでいるらしいのだが、茉子はそんな気はさらさらない上に、幼い頃自分を祖母に預けハワイに行ってしまったきりほとんど顔もあわせてない母親のそんな発言を身勝手とすら感じる。
 そんなとき、小学校に外道衆が現れたとの知らせが。シンケンジャーは名無し連中と戦うが、外道衆に子どもたちを連れ去られてしまう。外道衆のアクマロは子どもたちの涙で現世に「賽の河原」を作り出し、三途の川を現世に引き込もうとしていたのだ。

 ひとつ積んでは母のため〜、って、地蔵和讃って今時わかるのかなぁ。
 地蔵菩薩ってのは子どもの守護者にされていて、幼くして死んだ子どもが父母を偲んで石を積み上げては獄卒にそれを崩されることを繰り返す賽の河原で、現れて子どもたちを救っていくわけだけども、よく考えたら三途の川とかの用語が出てたシンケンジャーで賽の河原が出てくるのは至極当然だよなぁ。
 それと幼くして両親と別れ、心のどこかで「親に捨てられた」と感じている茉子の話が進んで行く。先代のシンケンジャーの戦いは丈留の父親が命を落としたりと壮絶なものだったのだけど、先代ピンクである茉子の母親も生き残りこそしたものの、心と体に深い傷を負っていた。それを癒すために茉子を置いて移住したのだけど、茉子もそれを聞いて受け入れられるほど十分に大人になっていた。
 しかし、親の身勝手と知りつつも茉子に引退を勧める父親の申し出を受けるかはまた話が別。茉子は両親を許しつつも、シンケンピンクとして戦い続けることを選ぶ。
 今回はロボ三体そろいぶみだったけど、次回はついに全部合体らしい。ダイゴヨウは合体しないから、11合体か。つか、いろいろくっつけすぎ……ってより、牛折神、モウギュウダイオーになったら縮んでない?


  仮面ライダーダブル #7「Cを探せ/フィリップはそれを我慢できない」。今日も片っ端から「地球の本棚」の本を調べまくっているフィリップ。だが、一冊封印されて読めない本を見つけてしまう。その本に書かれているのは「ヘブンズトルネード」について。関連事項について検索したフィリップはそれが新鋭のストリートダンサー、弾吾が関係してるらしいことを知る。
 そんな時、事務所に石にくくりつけられた投げ文が投げ込まれる。文の内容は正体不明の依頼で、風花高校に怪しい人物が現れるから捕まえてくれというものだった。
 依頼云々より乱暴な依頼人に頭に来た翔太郎はその正体を知るべく捜査を開始、手がかりを求めて風花高校へ向かう。だが、フィリップは「ヘブンズトルネード」に取り憑かれて勝手に事務所を抜け出て弾吾を探しに行ってしまう!
 高校に着いた翔太郎だったが、到着早々怪しい人影を見かける……しかし、自身が不審者と間違われて警備員に取り囲まれる羽目に。振り切って怪しい人影を探すが、校長室から悲鳴が上がる。ゴキブリの力を持ったコックローチドーパントが校長を殺そうと今まさに迫っていた。ダブルに変身して追い詰める翔太郎だったが、いいところでフィリップが弾吾を見逃しそうになって動揺、結局取り逃がしてしまう。
 一方、弾吾に追いついたフィリップと亜樹子だったが、弾吾は彼らが鳴海探偵事務所の人間と聞いて動揺、突然駆けだした彼を追いかけてフィリップたちがたどりついたのは風花高校だった。
 ドーパントの目的を知るために情報通の女子高生から情報を得ていた翔太郎は、今高校生の間で話題になってる「闇の仕置人」裏サイトのこと、校長はそこで「駆除」を依頼された標的「星野」という女生徒と同姓だったため間違えて襲われたことを知る。
 一方、弾吾は学園内でかつてパートナーだった星野千鶴を探し求める。鳴海探偵事務所に正体不明の依頼をしたのは実は彼だった。のみならず、裏サイトで星野の駆除依頼をしたのも彼であることが判明する。どうして自分で駆除と護衛を同時に頼んだのか……わけがわからないままドーパントと戦うダブルだったが、弾吾と千鶴が仲違いしている限り、ヘブンズトルネードは見られないと知ったフィリップが動揺。その隙を突かれコックローチドーパントに超スピードでルナとトリガーのメモリーを奪われてしまう。

 ダブル、臨機応変に能力を変えられるし強いんだけど、メモリがかなり簡単に奪われてしまうのな……しかも、フィリップの旺盛すぎる好奇心が、かなりの弱点……チームワークが上手く行けばアノマロカリスの時みたいにお互いの長所を生かし合うけど、逆だとそれ以前にちぐはぐ……
 依頼は、どうもかつて風花高校の生徒だった弾吾はなんらかの理由でパートナーだった千鶴と袂を分かち、そのことを怨みに思い裏サイトに駆除を依頼した物の、すぐにそれを後悔し翔太郎たちに彼女を守るように依頼したらしい。そして、彼らの繰り出す大技が「ヘブンズトルネード」で、二人が解散したために本棚の本も参照できなくなってしまったと。一旦興味を持つと納得できるまで諦めることを知らないフィリップは、それを見るまで当分使い物にならなさそうだけど、元々弾吾たちは不仲で別れたみたいな上に、弾吾が千鶴の駆除を依頼したと彼女に知られ、かなり絶望的なような。
 しかも今回の敵のコックローチドーパントはかなり強敵。戦闘力自体はそんなに高くないけど超スピードで翻弄する戦法に対抗するにはルナトリガーの曲がる弾道くらいしかない。しかもしつこいし、ルナとトリガーのメモリーを奪われて、どう対抗するのか。
 てか、コックローチドーパント、力入りすぎててぶっちゃけキモイ。w^  そしてダブルを抹殺するために園崎ファミリーが遣わしたのは、飼い猫にメモリを刺したスミロドン(サーベルタイガー)ドーパント。こういうのもアリか。


2009年10月19日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] この場合、「お前が言うな」でいいのだろうか……?

  人気漫画家『けいおん!』を批判「空虚だ。不気味。気持ち悪い」ロケットニュース24 )。吾妻ひでおを「人気マンガ家と言っていいのか微妙なところではある気はしますが、御大とは言ってもいい気はするのでそのへんは良しとして。
 「けいおん!」のアニメは特に主旨なく、女の子が視聴者にうけるようなかわいらしい仕草を延々繰り返すというのが唯一の主旨なので、言ってみれば「イメクラ」、バーチャルの裏やその他の要素を楽しむという「現実との接点」が拒否され、メイドカフェ的気持ち悪さというのは非常にもっともだと思う。うん、とってもわかるし、今の美少女ものの下地となるロリコンブームで大きな役割を果たした者として、というよりあの当時突き詰めてああいう形で発表していた人として、現実とのすりあわせなしに発散してその意味を自問しない態度というのにもの申したくなる(のだとと思う)のは、よくわかるのだけど……
 系譜を考えると、紆余曲折あったとは言え、間違いなく吾妻ひでおの関わった流れの系譜であり、それを思うとなんか非常に微妙な感じ……
 似たようなものとしては 小室哲哉が、「自分とつんくが今のJ-POPの安易な流れを作ってしまった」と述懐してたりあかほりさとるがラノベ業界が危機的だ と言ってたりするのと似たような「いや、もっともなんだけど、あんたが言うか……」というような感じが……もっとも吾妻氏の場合は思っても見なかった方向に自分の関わったものの結果が向かってしまっており、小室哲哉の場合、自分の行動を反省してるようにも見えるのに対し、あかほりさとるは……まあ、戦略的には非常に納得いくんですが、この人には間違いなく「お前が言うな」と言っていい気はする。

[アニメ] キルミンずぅ#3

  キルミンずぅ #3「ノラネコに恋されて」。リコ、リムに加え、姉のナギサもキルミンに。母のハルカにそのことを相談すると、ハルカはキルミンのことを知っていた。が、父や、他の人には黙っているように言われる。
 ともかく得た力を鍛えようとキルミンに変身して特訓する姉妹だったが、なんだか変なデブのオス猫にリコが見初められてしまう。
 それ以来デブ猫につきまとわれ迷惑するリコだったが、そんな彼らの学園生活を見張る怪しい影が……

 なんつーか、微妙に河森っぽい感じが……アルジュナ的な意味で。まあ、今回は監督じゃないから暴走はしないと思いますが。
 デブ猫につきまとわれるリコは「猫と人間が恋人になれるわけがない!」と言うが、カノンに「どうしてなれないの?」と聞かれ、逆に返答に詰まってしまう。ナギサに相談するが、「人間だって相手といろいろ違う。人間の場合は違ってたら相手と話すけど、猫の場合はどうする?」と言われ、キルミンになってデブ猫の説得を試みる。キルミンになっても猫の言葉はわからないのか……そんな場合は猫地蔵の首を折って(番組違い)
 結局、説得より完全に猫化したリコがまだ全然子猫の姿だったのを見て、デブ猫は生殖相手ではないと認識、あっさりリコから手を引く……って、そうじゃなかったら(猫的に)18禁展開になってたのか? いろいろきわどいな。
 で、「どうして(人と動物が)恋人になれないの?」と疑問をぶつけた彼女は、「アニマリアン」という種族の純血種で、純血の伴侶を求めて母に連れられ日本に来たとのこと。キルミンじゃなく、元々動物になれるらしい。逆にキルミンがアニマリアンの力を人工的に再現したのか?
 ケンに興味を持ったカノンを母親が「人間なんかに」といさめることから、なんかやたらと人間を格下に見てるけど、母親の目的は娘の伴侶捜し以外にもある?
 そいでもって、来週はケンとタマオがキルミン化。「誰でもキルミンになれるわけじゃない」らしいけど、アニマリアンと関係あり?

[その他] そう言えばそんなキャラがいたな

  【鳩山ぶら下がり】(2)「私の役割は指揮者」(2/5)産経 )。いや、「全然指揮できてないじゃん!」って突っ込んだのもさておき、それより引っかかったのが「 私はもともと申し上げておりますように、ある意味でのコンダクター的な役割だと思います。(中略)そして、それを全体として、ハーモニーがとれるように指揮をしていくこと。」って部分。いや、そういえば数年前の仮面ライダーで「パーフェクト・ハーモニー」って言葉をモットーにしてたキャラがいたなぁ、と思い出して。
 完璧主義で自信過剰。借り物の力を自分の指導力と勘違いして、それが失われたら腹心の部下からも見限られてあっという間に失脚。再登場時にはかつての面影の影も形もない、妬み嫉みの塊の超ネガティブキャラになってたわけですが。
 これは「リアル地獄兄弟」を拝めるという、啓示なんだろうか?


2009年10月20日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 今日はまた一段とひどい

 鳩山政権の動き、昨晩の「パーフェクトハーモニー(笑)」の件はまだお笑いだったのだけど、たとえば子ども手当について財源を「地方や企業にも分担」と野田財務副大臣が言ってたかと思えば鳩山氏が「 基本的に 国費でまかなうべき」、そしたら平野官房長官が「マニフェストに国費でやると書いてありましたか?」と……すげえ不協和音w 大した名指揮者ぶりだこと、と思ったら、今度は開業医に対する増税、環境税導入への積極的な議論……「政権を取ったら現実路線になる。豹変する」と言ってた議員がいましたが、確かに豹変しましたね。主に暴君方面にですが。まあ、これも見えてたことですが、マスコミ(特にテレビ)は積極的に報道してないみたいですから、しばらくはごまかしが効くでしょうね。もっともそれもいつまで続くやら。経済界も距離を測りつつもあまりに滅茶苦茶やれば敵対するだろうし。
 で、子ども手当関連で鳥取県の平井知事の発言がちょっと笑ってしまった。 「うなぎ注文したらマムシがかみついてきた」と知事日本海新聞 )。
 福祉も確かに大事だけど、福祉は全体経済の健全があってこそ成り立つのであって、すぐさま切り捨てて良い物でないにしろ優先順位を間違えてはいけないのは当然。けど、先の選挙の時に民主マニフェストの、基盤となる経済対策の貧弱さを指摘した大手マスコミってほとんどなかったのだよな……
 ダイエットと同じで、経済なんざ出るものと入るもののバランスだというのに。
 当の首相は 所信表明で「経済合理性に偏らない経済の実現」を訴える時事 )という意味不明の寝言を仰ってますが、鳩山氏の専門って元々経営工学じゃなかったでしたっけ? 国家経営にも工学にもうといように思えるのですが……


2009年10月21日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 蒼天航路#26

  蒼天航路 #26「心の闇」。ひとまずの最終回。関羽は劉備の家族を守るために曹操の軍門に下るが、曹操の下で自身の新たな資質に目覚めていく。曹操と袁紹の戦いも火ぶたを切ったばかりで、第二期を狙ってるのかな。やっぱり。
 クセのありすぎる原作をどう料理するのかと思ったけど、意外と頑張ったなぁ、という感じ。これが並の原作だったら十分及第点だったんですが、原作が破格すぎるからなぁ……
 終盤になって劉備も活躍しだし、これからというところなので続きを見たくはあるのだけど。

[その他] これは流石に予想外

  日本郵政社長に斎藤次郎元大蔵事務次官産経 )。いくらなんでもこのタイミングで自分で官僚天下組を出してくるとは思わなかった。しかも、小沢氏が自民党時代赤字国債を乱発してた時からの相方で、細川政権時には福祉税を唱え、その後小沢と近しすぎたことから風当たりが強くなり退職、東京金融取引所に天下ったとのこと……うわぁ。あからさますぎなだけじゃなく、どう考えても小沢の手先じゃん。これでもマスコミはスルーなのかなぁ。それとも 中日新聞みたいにこういう狂った擁護 をするんだろうか?


2009年10月22日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] DARKER THAN BLACK〜流星の双子(ジェミニ)〜#1、#2

  DARKER THAN BLACK〜流星の双子(ジェミニ)〜 #1「黒猫は星の夢を見ない・・」、#2「堕ちた流星・・・」。トーキョーエクスプロージョンから2年後、ロシアのハバロフスクで暮らす日系ハーフの蘇芳・パブリチェンコ。写真が趣味の普通の中学生に見える彼女だったが2年前のあの夜、父パブリチェンコ博士と双子の弟紫苑と野外で天体観測を行っていた際、原因不明の隕石の直撃を受けていた。彼女と父は無事だったものの、紫苑は大けがを負ってしまった。それでも一命は取り留めたものの、彼の身には大きな変化が……
 そして蘇芳自身も契約者たちにまつわる事柄と無関係ではなかった。パブリチェンコ博士はME研究の第一人者であり、両思いの男の子に告白されたばかりの同級生も、突然契約者となり国の組織に接収されてしまう。
 偽りで繕われた日常を送る中、家に帰った蘇芳は家の様子がおかしいことに気付く。何者かが家と隣接する研究所を急襲していたのだ。紫苑の姿を探す蘇芳だが、部屋に紫苑はいない。弟を捜す彼女の頭の中に、「逃げろ」という弟の声が聞こえる……紫苑は2年前の事故で契約者になっていたのだ。
 しかし父を捜し父の部屋に向かった彼女が見たのは、目を見開き息絶える父、そして、その傍らに立つ仮面姿の黒い男だった。
 研究所に研究員として入り込んでたMI6の契約者、エイプリルの手引きにより研究所から逃げ出した蘇芳。しかし蘇芳を紫苑と勘違いした別のエージェントとの戦闘に。エイプリルはそのエージェントを倒すが、彼女もまた、例の仮面の契約者の手にかかる。
 仮面の契約に連れ去られそうになる蘇芳だが、肌身離さず持っていたカメラのフラッシュで目くらましをし、別の契約者の乱入もあり、間一髪、逃れることができる。
 しかし、友人の家に助けを求めるも、友人たちはMEで蘇芳に関する記憶を抹消された後。頼る者もなくさまよう彼女だったが、友人のニカと出くわす。契約者になった級友ターニャの恋人だった彼は、ターニャの「能力」で怪我を負い病院に接収、しかしME処理を施される前に逃げ出すことが出来たため、彼女のことを憶えていたのだ。
 たった一人であっても自分の事を憶えている人間に出会え安心した蘇芳は、秘密の隠れ家で「仮面の契約者」への反撃の準備を始める。
 そして仮面の契約者――BK-201=ヘイに出会うのだが、彼女が目標の紫苑ではなく、また紫苑の居場所も知らないと知ったヘイは彼女を解放しようとするのだが、彼女を紫苑と勘違いしたままの別の契約者が現れ、蘇芳とヘイを襲い出す。しかし彼女にもはや何の関係もないはずのヘイは、彼女を守って戦い、相手の契約者を倒す。が、とどめを刺そうとした瞬間、仕掛けられていた罠が作動、ヘイは電撃のような攻撃を受ける。
 そして日本、東京で星空を見ていた女性――元公安外事第四課課長霧原美咲は、BK-201の星が流れるのを見る。

 掘勝之祐〜〜!
 ってのはともかく、今期一番期待の作品。ウソと故意の盲目の上に成り立った平和な学園生活を送っていた蘇芳。緩やかに浸食されつつも平衡を保っていた日常は、何者かの突然の襲撃で終わりを迎える。目的はパブリチェンコ博士の研究データ。そして、契約者となった紫苑。それと……
 公式のキャラ紹介ページの情報が、ウソじゃないけど開始15分で崩れるってのはどうよ? いや、そのスピード感がたまらないんだけど。
 父親が殺され、弟も行方不明の中、蘇芳は彼女を紫苑と間違えたエイプリルに連れられ、研究所から逃げ出す。しかしエイプリルもまた別の契約者に殺され……それは、無精ヒゲを生やしすっかりうらぶれた雰囲気のヘイ。パブリチェンコ博士を殺したとおぼしき者もまたヘイ……しかしその傍らにはインの姿はない。この二年の間に何かあったらしいけど、かつての面影がすっかり消えてるとは、何があったんだろう? つか、エイプリルもう退場かよ!
 そして今回新たにメインキャラになるらしい日本の特殊機関・三号機関の契約者たち。鎮目弦馬と葉月水無。水無はものを自在に刃物に変えられるが、対価は異性とのキス。しかも使用頻度に応じて濃厚さが変わるッぽい……弦馬の方はコンクリートや鉄骨を身にまとう能力で対価を出してはいないけど、感情の起伏を出さないのが常の契約者らしくなく、感情豊か、あるいはそのように見せかけてる、あまり契約者っぽくない契約者。この二人がどう関わってくるのか……あるいは、あっさり退場するのか。
 ヘイはうらぶれ、CIAの汚れ仕事をしながらも、銃撃に巻き込まれそうになった蘇芳を助け、また別の契約者からも守る。しかし、三号機関の罠にかかり、ヘイの星が流れて堕ちる。次回予告ではヘイは生きてるみたいだけど、契約者としての死を意味してるんだろうか? 蘇芳を助けた三号機関の目的は元々ヘイで、ヘイは能力を失う? 姿を消した紫苑の能力と目的は?
 のっけから各勢力入り乱れる結構複雑な展開だけども、期待通りの出来でやっぱり楽しみですわ。


2009年10月23日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ささめき#3とにゃんこい#2

  ささめきこと #3「ファーストキス」。忘れ物を取りに来た汐と純夏は教室でキスをする女子二人を見てしまう。逆行で誰かはわからなかったものの、それに当てられて汐は「私もキスしたい……」とまたまた暴走し出す。純夏は自分が名乗り出ようとするもののいつものように自爆。理科室の人体模型まで練習相手にしようとする汐だったが……

 「自分より背がちっちゃい人じゃないと」、と言われてしまった純夏。「あの子だったらいいのになぁ」と朱宮の女装姿・アケミの名前を出してしまわれて、意中の純夏に逆に睨まれる朱宮君があわれ。
 ファーストキスはやっぱロマンチックにしたいよね、という汐は「そうだ! 練習しよう!」と思い立つが、「練習したらそれがファーストキスになっちゃうじゃん! ダメじゃん!」と……気付よw
 自分より背の低い相手じゃないと、という汐に振り回される純夏だが、朱宮との会話を聞かれて汐に好きな人が出来たと誤解され、「練習相手になってあげる」と……誤解もいいところなのだが、それでも汐とキスができる(ただしお面越し)と、つい言葉に甘えてずるずると……そしてその二人を見守る別の女子……もうそろそろ女子部発足か?


  にゃんこい! #2「その男、下僕?」。呪いのために仕方なく猫の頼みを聞く日々が続く潤平。せめてもの憩いは目前に迫った文化祭でやるクラスの出し物・メイド喫茶で楓のメイド姿が見れること。しかしそんなささやかな幸福をぶちこわしにするのが幼なじみの住吉加奈子。ギャル丸出しのマンバファッションになりはててしまった彼女とは何時の頃からか犬猿の仲の天敵になってしまっていた。が、そんな学校にもニャムサスとタマが……どうも学校に棲み着いた野良猫から依頼があるらしい。教師に見つかってしまい住み家を移らないといけなくなったが、その前によく世話をしてくれた女子生徒を見つけて、お礼を伝えたいという。
 野良猫の世話をするだなんてどんな心優しい乙女だろうと妄想する潤平だったが、その場に現れたのは天敵の加奈子だった……

 第二ヒロイン(当て馬とも言う)、加奈子登場。小さい頃から男友達のようにつきあってきた彼女だが、ある日、彼女から貰ったニャムサスのぬいぐるみを別の女生徒にあげているところを見られ、それ以来あってさわると喧嘩ばかり。高二になって同じクラスになってしまい無視し続けるわけにもいかなくなってしまったのだけど……中学生のときはまだ可愛かったのに、高校デビューひどすぎw
 そんな彼女に猫のお礼を伝える依頼を受けてしまった潤平だが猫と話をしてるところを見られてしまい、それをネタに脅され文化祭で振り回される。彼女が一体何をしたいのかわからない潤平だったが、加奈子の啖呵から小学校時代のぬいぐるみのことをようやく思い出す。
 しかし考えている最中にどっかの生徒が横着して窓から捨てた水が加奈子に……そして化粧が恐ろしいことにw ぬいぐるみのことに思い当たった潤平は誤解を解こうとするが、その矢先二人を見つけた楓が化粧どろどろの加奈子を見て、着替えと化粧直しに連れて行ってしまう。そいでもって、新生加奈子w なんでヤマンバメイクなんかしてたんだか……
 結局、実はぬいぐるみはあげたわけではなく、見せていただけ。それを加奈子が誤解したのだが、世話してた猫がいなくなって落ち込む加奈子に、その事を伝え、「きっとあの猫もお前のことを忘れないよ」と……臭いセリフに笑いまくりの加奈子だったが、それでも潤平の心遣いに感謝する。そいでもってフラグ立ちまくり。楓よりこっちとくっついちゃえばいいじゃん。

[その他] HMOがNHKに出演

  「アニソンSP.2」追加アーティスト発表!!!NHK )。無論中の人でなく楽曲だとおもいますが。元曲であるYMOの許可も得て一般流通でCDも出したわけなので、何隠れるところもないわけなのですが……アニソンじゃないだろう、と野暮なツッコミもしてしまったり。でも楽しみなのは間違いないです。録画を忘れないようにしないと。
参考: PAW LABORATORY (初音ミクオーケストラ(HMO)の楽曲頒布してるサークル)


2009年10月26日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#35とダブル#8

  シンケンジャー #35「十一折神全合体」。牛折神の車輪になっているディスク、そのディスクに全ての折神の力を集結させる可能性があることがわかる。だが、長い間歴代シンケンジャーが暴走に苦しんできた牛折神のディスク。失敗してとんでもない結果になるのではないかと、ひとまず全合体は様子見に。そんな中、流ノ介が不審な行動を見せる。流ノ介は昔の歌舞伎仲間の公演準備の様子を見に出かけていたのだが、公演実現を目の前にして姿をくらませた流ノ介のことを、かつての仲間たちはあしざまに罵る。流ノ介が姿を消したのはシンケンジャーとしての使命の為なのだが、それを伝えるわけにもいかず、歯がゆい思いをする流ノ介。そんなとき、街中で手当たり次第にものを食らうアヤカシが現れる。たまたま遭遇した流ノ介は単身シンケンジャーに変身して立ち向かおうとするが、こともあろうにショドウフォンを食べられてしまう……

 侍で歌舞伎役者って、何度聞いても違和感があるのだけど……芸能関係はどんなに高名でも基本的に身分外身分だったから、侍が歌舞伎役者になったりするときは絶縁状態じゃなきゃ無理なはずだったんだけどなぁ……
 それはそうと、流ノ介の事情を知らず逃げ出したと誤解し、彼のことをあしざまに言うかつてのライバル。流ノ介も姿を見せて弁解したいが、生真面目な流ノ介のこと、シンケンジャーの使命を軽々しく話すことも、言い訳のようなマネをすることもできない。しかし、かつてのライバルも口では裏切り者呼ばわりしながら表現に行き詰まった中、流ノ介の助言を内心は欲していた。
 それと、薄皮太夫と十臓、本格的にアクマロの用心棒的役割に。なんだかドウコクとシタリ、すっかり影が薄くなってしまったような……
 そいでもって今回の本題、十一折神合体・シンケンハオー。かつてのライバルと舞台の上で理解し合い、わだかまりを解いた流ノ介の命名だけど、流ノ介、こういう時異様にノリノリだよなぁ……
 シンケンハオーのデザインは、なんというか、小林幸子? 牛折神がせり出しの台みたいになって、余剰パーツがいろいろくっつくような形……いや、これはアリなのか? これはこれでアリな気もしないではないけど。


  仮面ライダーW #8「Cを探せ!/ダンシングヒーロー」。コックローチドーパントにルナ、トリガーのメモリーに続き、メタル、ヒートのメモリーも奪われてしまったダブル。それもこれもフィリップが途中で気を逸らしたせいと怒る翔太郎だが、フィリップはヘブンズトルネードが見られないことにショックを受けてどこ吹く風。翔太郎は仕方なしに依頼人だった弾吾に怒りをぶつける。
 弾吾の話によると、かつてたまたま知り合いパートナーとなった千鶴だったが、ある日突然姿を見せなくなり、シンクロナイズドスイミングを始めたと知り、自分とダンスが捨てられたと激昂、本当に何か起こるとは思わず腹立ち紛れに「闇の仕置人サイト」に千鶴の駆除を依頼してしまったという。しかし、その後そこに書き込んだ依頼の相手が実際に襲われたと聞き、自分のしでかしたことを後悔、鳴海探偵事務所に依頼をしてきたのだという。
 振り回された形になってしまったが、依頼を受けた以上は仕方ないと、サンタちゃんからコックローチドーパントの正体とおぼしき者が書いた、駆除の様子を書かれた同人誌を見せられる。発行人は不明だが、同人誌に書かれた風景から相手の住み家を探し出す。
 一方、フィリップは弾吾と千鶴が仲直りしないとヘブンズトルネードが見られないと、二人を仲直りさせようとまた一人で暴走し出す。

 わからないことが我慢できないフィリップの暴走ぶりがメインで、そこは面白いのだけど、同人誌のくだりとか、戦ってるダブルに合わせて突然ダンスしだす弾吾とかが強引かなぁ……
 コックローチドーパントの正体は同人漫画描きで、自分をヒーローに見立てて駆除の様子を描いた同人誌を発行していた。けど、奥付とかがなくてもいろいろ足がつかないか、それって?
 千鶴は自分を襲わせたのが弾吾だと聞き、彼との対話を徹底的に拒否するが、フィリップは二人をリボルキャリーの中に閉じ込めるという作戦を敢行。もちろんそんなことで仲直りするわけもなく、逆効果かと思われたが、フィリップが外から流した千鶴のシンクロの練習テープが、弾吾と一緒に踊っていた曲だったことから誤解が解ける。弾吾と一緒に踊り自分がどんどん上達していくことを実感してた千鶴だったが、一方で自分の技量が弾吾に及ばず、与えられるだけな事に満足できなくなり、逆に弾吾に与えられる何かを見つけようと、シンクロを始めたのだという。でも、いきなり音信不通はやりすぎだろう……
 二人の会話から、フィリップは見られなかったヘブンズトルネードの本の鍵が「二人のリズムの波」にあることに気付き、あこがれのヘブンズトルネードの検索に成功する。そして、さらに弾吾とのセッションでダブルに変身した自身がヘブンズトルネードを演じることに。いや、それは強引すぎるだろう……
 亜樹子は無邪気にヘブンズトルネードを体験できたことを喜ぶフィリップを見て、ダンスに興味を持ったと勘違いするが、フィリップはもう得てしまった知識には見向きもせず、結局落胆することに。
 それにしても霧彦さん、ダブルと戦ったのはまだ二回ほどなのに、ヘタレ化が激しすぎるような……


2009年10月27日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] どう考えても真っ黒です。

  匿名献金の大半、鳩山家から 偽装総額2億円朝日
  首相、献金問題「私がしたわけでない」日経
  パーティー券収入も水増し 鳩山首相資金管理団体朝日

 この件は朝日が良い具合に食らいついてるなぁ。政治面では相変わらずあの所信表明を「画期的」とベタ褒めだったけど。政治部と社会部の方針の違いによるねじれなんだろうなぁ。
 それはともかく、常識的に考えて第一秘書とは言え秘書が鳩山家の資産を勝手に動かすことができるわけがなく、それを鳩山氏が「知らない」と言い切るのは不自然に過ぎるんですが……
 それにもし本当に知らないにしても(だとしたら管理能力不足の露呈だけど)、以下のようなことを言ったのは他ならぬ鳩山氏本人。
私は政治家と秘書は同罪と考えます。
政治家は「あれは秘書のやったこと」と嘯いて、責任を逃れようとしますが、とんでもないことです。
政治家は基本的に金銭に関わる部分は秘書に任せており、秘書が犯した罪は〜 政治家が罰を受けるべきなのです。(抜粋)
 所信表明もそうだけど、この人は本当に口先ばかりだな。それでも実力が伴ってればまだいいのだけど、ヘボ指揮者っぷりが目立つばかりだものなぁ……

  故中川昭一氏に旭日大綬章 政府が閣議決定産経 )。それにふさわしい功績があったと思うけど、正直、生きてる間にちゃんと評価してやれよ、と思わずにはいられない。さらに今の政府はそういった評価をせずに酔っぱらい会見で激しく責め立てた民主党だけに、「どの面下げて」という感想も出ないことはないのだが、それを言ってはお終いなんだろうなぁ。やり方が低レベルとは言え、政争なんだし。


2009年10月28日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 空中ブランコ#1と君に届け#1

  空中ブランコ #1「空中ブランコ」。サーカスの花形、空中ブランコのフライヤーである山下公平は絶不調の最中。新しく雇い入れられた外人のパートナーのせいだと何度も訴えるが、聞き入れられず、逆になだめられて不眠を理由に精神科医に行くことを勧められる。しかたなく公平が行った先には、着ぐるみをきた奇妙な精神科医・伊良部がいて……

 ノイタミナ枠の新番組。いや、まあ、話としては面白いのだけど、演出とか画面効果がまた随分とクセがあるなぁ……おかしな精神科医と本人は大まじめなんだけど端から見てるとちょっと笑ってしまうような患者たちのアレコレ、という感じか。主題は面白いけど、この演出がなじめるかどうかで、ちょっと今後の視聴を考えよう……


  君に届け #1「プロローグ」。常に不気味な雰囲気を漂わせている女子高生・黒沼爽子。呪いの日本人形のような外見から、「サダコ」と呼ばれ歩く学校の怪奇スポット扱いされていた。が、実は当の本人は生真面目で優しいけど人との接し方がわからない、不器用な女の子だった。そんな彼にただ一人気さくに話しかけてくる同級生の男の子、風早翔太。爽子とは反対に爽やかさを身にまとい、自然とクラスメイトの中心になる彼を、爽子はあこがれのまなざしでいつも見ていた。
 そしていつしか夏休み直前、風早の発案でクラスで肝試し大会をすることになったが、爽子は自分の殻をやぶりたくて、肝試し大会への参加を決意する。そして放課後、クラスでクラスメイトのギャル二人、千鶴とあやねが「サダコがお化け役したらみんながびびるんじゃね?」と爽子をからかうように話をしているのを聞いてしまうが、人の悪意というものを知らない爽子は会話に乱入しお化け役をすることを宣言するが、霊感がないことまでカミングアウト。ピントがずれているが、素直でけなげな爽子に感じ入るものがあったギャル二人は、爽子に感動して彼女をはげます。
 そして肝試しの晩。爽子のお化け役に阿鼻叫喚の大騒ぎで大いに盛り上がるが、たった一人でやってきた風早は、一目でお化けが爽子だと見破る。さらに千鶴とあやねも差し入れを持ってやってきて、これまであこがれてきた、クラスメイトとの和気藹々とした語らいが実現したことに感動し、その機会をくれた風早に感謝する。
 しかし、ゴールまで到達できなかった風早にクラスメイトは罰ゲームとして「サダコと一週間つきあうこと」と言い出して盛り上がる。そんなクラスメイトに、爽子をかばって失礼だと起こる風早。爽子は、このままでは風早に迷惑がかかると、クラスメイト全員を前に、はじめて自分の正直な気持ちを話す。

 ホラーな主人公の少女マンガっていうと、 ヤマトナデシコ七変化 があるけど、当然ですがまったく違います。w
 つか、最近能登はどこか突き抜けたのか、ささやきボイスは変わってないながらもすんげー開き直りを感じるというか、むしろ底意地の悪いキャラが似合いそうな感じの図太さが演技に感じられるのだけど、これはかなり良い感じにマッチしてると思う。
 みんなから誤解され恐れられてるけど本当はとっても良い子(その代わり、かなりずれた性格をしてる)の青春ラブストーリーで、ちょっと爽子が良い子過ぎるとか、クラスメイトが素直すぎるとか、感じはするけど、でも面白いと思えるのだよなぁ。
 「君に届け」ってのは、爽子が風早やクラスメイトに自分の本当の気持ちを伝えたい、ということかと思ったら、実は風早の方が爽子に……あ〜、そういうオチですか。(まだ初回なのにオチって)
 ひたすら甘ったるいラブストーリーを繰り広げる主人公たちはさておいて、ことサブキャラでは妙に侠気の篤いギャル二人組がなかなか良い味を出してるなぁ。


2009年10月29日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] いろいろひどい

 昨日の国会答弁の記事を見ていたら、記事では鳩山氏優勢みたいな書き方だったのに、実際の答弁は鳩山氏が谷垣氏の質問に具体的なところは答えず理念やおおまかな方針を答えてるだけという、野党時代とまったく変わらないことを言ってるだけだったので脱力。まあ、期待はしてないんですが、予測くらい裏切って欲しかった……
 さらに、予算についての批判に対し、「こんな財政状態に誰がした!」と逆ギレしてたり、「埋蔵金がないと言ってたのは自民党じゃないか!」とか言い出してるのはもう、こいつなんとかしろとしか……
 ちなみに今の借金の大半を作った海部内閣と村山内閣時代、鳩山氏、小沢氏はもちろん自民に所属しておりました……(それどころか海部内閣では小沢氏は自民党幹事長、村山内閣では鳩山氏は官房副長官……)

 ひどいと言えば、関門海峡の護衛艦と韓国籍コンテナ船の衝突事故も。情報が出れば出てくるほどコンテナ船の過失・判断ミスの色が濃厚になってきてる。昨日言われていた「左側に出て追い越したのは海保の指示」という報道も、よくよく続報を見てみれば、
「コンテナ船が前の小型船の二倍の速度で近づき、右側から追い抜こうとする
→そのままだとコンテナ船座礁、あるいは小型船を巻き込む危険があり、小型船から海保に連絡
→海保、小型船に右に寄るよう指示すると同時にコンテナ船に追い越すなら左側から追い越すよう指示(これは小型船からの提案だったという話も)。また、その際に左側に護衛艦が近づきあることも警告(コンテナ船も認識)
→操舵ミス(予想外の潮流の速さでという仮説もあり)で船体が横を向く形になる
→護衛艦、逆進をかけるが間に合わず、衝突」
ということらしい……これを見る限りコンテナ船の危険運航に端を発する事故であり、この流れが正しいなら護衛艦も海保も過失らしい過失は見あたらない。
 でも、第一報の時点、また今日の報道でも護衛艦の回避ミス、という論調が強かったのだとか……おいおい。

[アニメ] キディガーランド#1と流ジェミ#3とささめき#4

  キディガーランド #1「ラッキー・アイテム」。銀河系政府の機関「GTO」。その本部内の喫茶店「タッチ&ゴー!」で働くウェイトレス、アスクールとク・フィーユは銀河系の様々な犯罪や紛争を収める特殊なエージェント、ESメンバー……の候補生。やる気はあるのだが思考がついていかないアスクールのドタバタに、ク・フィーユが振り回されるのが日常になっていた。が、いつも通りのドタバタを繰り返していたはずのGTO内に武装した一団が、見学客を装って侵入した。彼らの狙いはGTO長官イヴェール。主立ったESメンバーが任務で離れてしまっている中、アスクールは自分がやるしかないと彼らに応戦する。

 かなり長いこと企画が動いてるという話のあったキディグレイドの続編ですが……え〜、正直言って、前作がどんな話か忘れました。トゥイードゥルディ、トゥイードゥルダムはなんとなく憶えてるんだけど。
 今回は「(パンツ)はいてない」のドタバタと、テロリストと応戦するアスクールのキャラと特殊能力(比較的短距離のテレポーター)か。まあ、期待できるかと言えばようわかりませんが……ただ、サブタイトルの出方が「ギャラクシーエンジェる〜ん」を連想してしまい、なんと言うか……


  DTB 流星の双子 #4「氷原に消える……」。日本の特殊機関・三号機関の罠にはまってしまったヘイ。そのトラップに蘇芳も巻き込まれるが、その時胸のペンダントの流星核から何かの力が彼女の中に流れ込む。
 その影響でトラップも破壊され、蘇芳のペットのモモンガに取り憑いていたマオの助言により二人はその場から逃げ延びる。蘇芳の隠れ家に逃げ込んだ二人だが、一体何が起こってるのか、どうして父を殺したのか、なんでこんなことになったのか、消え去ってしまった日常を返せとヘイをなじるが、ヘイは弁解も説明も何もしようとしなかった。
 その頃、ロシアの諜報機関は紫苑(蘇芳)の居場所を探ろうと、契約者になったターニャを使いニカに接近、彼を利用して駅から逃げようとする紫苑とヘイの居場所を突き止める。契約者たちや兵士たちが入り交じっての戦闘、破壊の惨状。ターニャに騙されてなお、彼女に追いすがり元に戻そうとするニカを、ターニャが殺そうとするのを見て、蘇芳の中で何かが起こる。

 マオ、生きてたのか……って、「動物に精神だけを取り憑かせる契約者」だったマオは黒猫に憑依してる間に本体を失い、そのまま猫の姿でいることになったのだけど、猫の脳の容量では彼の人格を支えることができず、外部のコンピューターとリンクして補助している、という設定だったっけ。そのマオはヘルズゲート内の影響で能力が消え失せてしまうことでその意識も消滅したはずだったのだけど、バックアップ側から「事件の顛末の直前」までのマオが復活させられたらしい。こんどはモモンガですかい……
 そしてヘイ。契約者と人間の両方の未来を守ることを選択したはずの彼が、うらぶれ、そしてインの姿も見あたらないのは何故か。二年間の間に何かあったらしいけど、インのことをマオに聞かれ、「あの女を殺す」と……アンバーの時と似てるような……
 が、そのヘイに大きな変化が。BK-201の星が「流れた」のではなく消え、ヘイも生きてはいるものの能力を使うことが出来ない様子……
 そして、その彼を追う女、霧原美咲。トーキョーエクスプロージョン事件での勝手な行動の責任を問われてか、一般警察署の署長に「左遷」させられていた。彼女の父親にすればこっちの方がまだ安心だったのだろうけど、彼女の前に「三号機関」のエージェントが現れる。って、デューク東郷ですか!? かつての部下、斎藤から「三号機関には近づかないように」という警告があったにも関わらず、BK-201=ヘイの所在をエサにどうも一本釣りされた模様。これだから恋する乙女って奴ぁ。
 そして、トラップと流星核の影響か、蘇芳も契約者として目覚めてしまう。隠れ家にニカがしまっていた対戦車ライフルを何もないところから作り出す。デグチャレフか、これ? 蘇芳の能力は物質の(一時的な)顕在化か? 少なくとも対価が折り紙を折ることなのは間違いなさそうだけど。ヘイの能力喪失と、蘇芳の能力獲得。あのトラップって一体何だったんだろう? 各国が狙う紫苑よりヘイの方を優先するのは何故? ヘイがジュライを同行させた理由は?
 しかし、対価がお灸ってのは……あと、予告に出てたオカマのママって、まさか……


  ささめきこと #4「4+1」。仮面越しのキスのことが翌日になっても頭から離れない純夏だが、そんな彼女の気も知らず、汐はきよりのお薦め美少女にチェックを入れては喜んでいる。その美少女たちの中の一人、クラスメイトの当麻みやこと王子様タイプの蓮賀朋絵のあからさますぎるスキンシップに、先日放課後の教室で見たキスしてたレズカップルが彼女らだと気付く純夏。しかし、すれ違いざまに朋絵から「見てたよ」と……
 汐とのキス(の練習)のことだと察した純夏は「脅迫するつもりか」と朋絵に詰め寄るが、朋絵の用件は脅迫などではなく、女の子たちだけで放課後に語らう女の子のための部活「女子部」を作ることだった……

 メインキャラ二人追加。王子様キャラの朋絵と、腹黒小動物みやこ。汐とのキス(の練習)を見られただけでも心穏やかではいられないのに、汐に片思いしてることを指摘される。というかカマかけられてばれたんだけど。
 そして言い出したのが「女の子だけの部活、女子部を作ろう!」……って、バカ?
 最初はけんもほろろに断る純夏だったが、女子部の説明を受けた汐が大乗り気に。こいつもバカ?
 美少女との語らいを楽しみにしながらも、どうせなら純夏と一緒の部活がいいから、と女子部を諦めようとする汐にデレまくって、「女子部、いいじゃないか! 女の子? 好きになるなる!」と一転してやる気になる純夏……やっぱりこいつもバカ?
 極め付けの大バカはBGMで流れた「女子部の歌」なんだけど。この番組、音楽が秀逸なのだけど、大まじめにこんなバカなことをやられるとサントラが欲しくなってしまうじゃないか。
 閑話休題、しかし部活の申請をするためにはあと一人必要。汐好みの外見の「女の子が好きな女の子」を探し出すため、朱宮に女装させて片っ端から告白させてみる純夏……ひでえ、自分の事が好きだと言った相手に。あんた鬼だよ!
 しかしもちろんそんな相手が都合良くいるわけがなく、朱宮を置いて新しい候補者捜しに行く純夏。その最中、「でももし、そんな子がいて汐と両思いになってしまったら……」と思い悩む。が、そんな悩みも吹っ飛ぶ事態が発生する。純夏を探していた汐が女装姿の朱宮を発見、勝手に赤い糸を感じてしまい、彼女(彼?)を女子部に……かくして女子五人(ただし一人は女装少年……)による「女の子が好きな女の子のための部活」女子部が発足……してませんw やっぱ申請却下されてるじゃん。まあ、当然なんだけど、純夏も汐のことに目が思いっきりくらんでたなぁ……


2009年10月30日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] にゃんこい#3

  にゃんこい! #3「君の名は」。春、入学式の日に猫になってしまい桜の木の枝で立ち往生してる夢を見た潤平。それを助けようとしてた楓の上に落ちるところで目覚める。潤平にとって、入学式のあの日が楓との思い出の始まりだった。
 が、それとは関係なくやっぱり猫の願い事に振り回される日常。ニャムサスらに早く働けと急かされるが、そこに現れたのは郵便配達のバイトのお姉さん、望月千鶴。郵便配達人なのに方向音痴という致命的な欠陥を持つ千鶴に頼まれ、道案内をするはめになる。
 ニャムサスが丁度良いとタマに猫の願い事をあつめさせ、潤平は行く先々で猫の願いを聞かされることに。愚痴りつつも千鶴のナイスバディに惑わされたり、オヤジ丸出しな発言でからかわれたり。しかし千鶴や猫に振り回されながらも千鶴といつしか打ち解ける。
 が、行く先々で妹や加奈子たちと出くわし、誤解を恐れて逃げ惑うことに。挙句は千鶴にハグされてるところを楓に見られてしまい……

 ヒロイン三人目(?)登場? 方向音痴のポストウーマン。見た目はナイスバディ、中身はオヤジ。そのいじくりに潤平なすすべなし。
 でも、郵便配達の仕事にやりがいを感じてるのに、潤平はちょっと見直すのだけど、やっぱりトラブルメーカーなのには変わりなく、彼女の過剰なスキンシップを妹や加奈子、挙句は楓に見られて誤解されまくり。
 で、後半は潤平が楓に会ったときの回想。入学式の当日桜の木の枝に登ってしまった子猫を助けようとして、立ち往生してた楓と出くわす潤平。天然ボケな彼女に振り回されつつも、その笑顔と優しさに心惹かれることに……いや、でも普通に加奈子の方がいいと思うけどなぁ。冒頭で潤平と一緒に下校する姿は、普通にリア充カップルだし……ちくしょう!
 まあ、無自覚にフェロモンばらまいてる楓はともかく、最後に不穏な人物登場。って、小林画伯ですか。また変なキャラそうな……

[その他] 五代目三遊亭圓楽師匠逝去

  三遊亭円楽さんが死去…76歳肺がん読売 )。圓楽師匠というと長らく「笑点」の顔だったわけですが、当然立川談志時代は知らず、三波伸介もほとんどおぼろげな記憶なので、笑点というとやっぱり圓楽というイメージが強い。
 話自体は際だって面白いという感じではなく、「上手くこなす」という印象だったけど、お弟子さんからはなんだかんだと慕われてたんだろうなぁ、と思える。
 やっぱ圓楽師匠というと、歌丸、木久蔵(現:木久扇)、楽太郎(現:六代目圓楽)、小遊三、こん平との顔ぶれを思い出してしまうなぁ。


2009年10月31日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 今井商店、なくなってたんだ……

 今日、大須に出たら今井商店がなくなってて、代わりにカジュアルショップが入ってた。あれ? いつの間に? と思ったら、三月に倒産して、六月に閉店在庫処分セールをしていたらしい……むかしから当然のようにあるものと思ってたのでなかなかショック。どうも地価高騰に伴う家賃上昇が発端となり、最後には融資詐欺にも引っかかったという噂も……なんか鬱になりそうな話だ。
 今井商店でもそうだけど、大須の色がどんどん塗り変わっていくのは仕方ないとは言え、雑多な雰囲気が消えていくようでなんとも言いようもなくさびしい。