不定期日誌


google検索

日記内検索  ウェブ全体から検索

hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.9

先月 2024年05月 来月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
HNS logo

2010年11月06日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] イカ娘とか

  侵略!イカ娘 #5「宇宙人じゃなイカ?/学校に行かなイカ/買わなイカ?」。見かけはカッコイイ外人だけども、登場人物中でも最大級の変人、シンディ登場。三馬鹿も変態だけど、まあアレはアレで。イカ娘を宇宙人と決めつけてコミュニケーションなどの行動を取るのだけど、当然的外れ。でもあっさり洗脳されて自分が宇宙人と思い込んでしまうイカ娘……どんだけ単純なんだw
 二本目はイカ娘が登校日の学校に行く話。学校を知らない割になんか変な物は知ってるのな。この間違った知識はどこから来てるんだろう? あと、この後の学校話も出てくるのか?
 三本目は、単行本の巻末マンガをふくらませたもの。だけど、なんでこんな感動大作みたいなことになってるんだ?w ミニイカ娘の動きが異様に可愛いな。つか、なんでイカ娘がこんなに面白いんだ? いや、元々わりと好きだけど。


  海月姫 #2「スキヤキ・ウェスタン・マツサカ」。部屋に勝手に泊まってしまった恩人のお姉さんが男だということがわかってパニックに陥る月海。天水館のみんなにばれないようになんとかごまかしきるが、その男のお姉さん・蔵之介は月海をはじめ天水館のあまーずに興味を持ち、再び女装姿で遊びにやってくる。男だとはばれていないものの、おしゃれ女子を目の前に、月に一度のすき焼きパーティを邪魔され、あまーずの面々は蔵之介と険悪な雰囲気になってしまう。

 OP、 スターウォーズ雨に唱えばメリー・ポピンズ北国の帝王緋牡丹博徒007死亡遊戯卒業 、だよな。「北国の帝王」だけは異様にわかりづらい上マイナーだけど、手にハンマー持ってるしw(アーネスト・ボーグナイン演じる車掌の怖さって言ったら)
 前から気にかけていたクラゲのクララを蔵之介に助けてもらった月海だけど、彼女はあまーずが苦手なおしゃれ人間。と思ったらそれどころか男。感謝はしてるものの敬して遠ざけるに限る、と御退居願うものの、逆にあまーずに興味を持ってしまう蔵之介。男なのに女装してる(しかも別にゲイとかではない)という時点でかなり変わり者なのだけど、あまーずに興味を持ったのも、彼の家や生い立ちに関する秘密が……
 ということは関係なく、折角楽しみにしていた月に一度のすき焼きを、乱入してきた蔵之介のあけすけなトークで台無しにされ、次々と場を去っていくあまーずたち。自分が何か悪いことをしたのか、オタク女子の臆病さを理解できない蔵之介に、月海は再度伏して退居を願う。が、蔵之介は、家族で集まって食事をする団欒が、ものすごくうらやましく、楽しそうだったと語る。そして、蔵之介を送っていった月海がついたところは、地元でも有名な代議士さんのお屋敷。そして、残ってた松阪牛をエサに、あまーずの面々を餌付けする蔵之介……おいおい、欲望に忠実だな。
 蔵之介がなんで女装してるかとか、あまーずたちに興味を持ったのかとか、多分他にもいろいろありそうだけど、とりあえずは次回待ち、か?


 ところで、「えむえむっ!」を見た後に「伝勇伝」を見ると、アルファスティグマの暴走が単なるスーパーど変態への覚醒に見えてしまう罠。

[その他] 海保ビデオ流出の件

 なんかこの件、いろいろがっかりすること多すぎ。
 ビデオ自体は見たかったものだし内容も興味深くはあるけど、基本的に巷説に流布してた内容を補強する以上の意味はない。(一応映ってる船舶が当該中国漁船と巡視船みずきであることは検証済み) まあ、そのこと自体は別にがっかりではない。
 流出元がどこかは断定できないけど、状況的に検察か海保から流出した可能性も高い。特に、海保は現場レベルからも今回の政府対応に大きな不満を抱いてるだろうから「あり得そう」ではある。
 確かに、ただでも危険な任務を命がけで、国体を守りしいては国民の財産と生命・安全を守るために果たしている海保の人たちとすれば、明らかに中国漁船側の挑発行為である(しかも危険行為も含まれる)のに、政府上層部に「大したことない」と言われたり、あっさり釈放されたんじゃ、控えめに言っても「不満を抱え」るのは当然。私だってそういったものの上に成り立つ外交カードをバカ丸出しの手でことなかれでやり過ごそうとする(しかもそれ自体が外交というものがわかってない、国益を損なうバカな行為)のは腹が立つ。
 が、もし、そんな不満から海保の人間が映像を流出させたのだとしたら、ハッキリ言う。そいつは単なる国士気取りの卑怯者のアホだ。「内部告発」と言って擁護する人間もいるが、内部告発というのは所属する組織の犯罪を告発することで、今回の件は内部告発ではない。大阪地検の証拠捏造の内部告発とはまるで違う。単なる「職務上、外部に流してはいけない情報を『職務に反し』流出させた」というだけの、ただの犯罪だ。特に、ルールを守り、国民を守る立場の人間が絶対にやってはいけないこと。そんなことをした人間は、流出させた後、どの面下げて「ルールを守れ!」と他人に言えるんだ?
 匿名というのも卑怯。流出が発覚すれば、関係するあらゆる部署、人員に調査がかかり、疑いをかけさせることになる。その人間は仲間を隠れ蓑に自己保身を計ってるってことじゃないか。
 もし関係者が流出させたのだとして、自分の行動が正しいのだと信じるのなら、名前を出し、責任の所在をはっきりさせ仲間に出来る限り迷惑をかけず、その上で「自身にルールを守らせる立場としての資格なし」と職を辞した上でやるのならば、まだ筋が通ってる(犯罪には違いないが)。そうじゃないじゃん。「やったらまずいこと」という意識があるから、こそこそ隠れてやるんでしょ? やったらまずいことをなんでするのさ。なんで本人も悪いことと思ってることを賞賛できるのさ。
 まあ、これはあくまで「海保・検察関係者だったら」という話で、可能性としてはセキュリティをかいくぐって映像データを盗み出した第三者ってこともありうる。セキュリティ上の問題はあるが、まだそっちであることを祈りたい。特に、身体を張って職務に当たってる人間への敬意に、こんなことで曇りを生じさせたくなんかない。


2009年11月06日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] にゃんこい#4

  にゃんこい! #4「美しい人」。学校に着いて早々、下駄箱に手紙が入っていたのを見て「すわ、ラブレターか!」とどぎまぎする潤平。ところが中身はラブレターどころか果たし状。江ノ島まで決闘しに来いという無茶振りに、触らぬ神に祟りなしとばかりに無視を決め込む。
 ところがその三日後、ジャージ姿に木刀を持って教室に殴り込んできたのは、陸上部の部長、一ノ瀬凪。三日も江ノ島で待たされたことを怒りつつ、水野楓を賭けて勝負しろと一方的に突きつける。が、その直後高熱であっさりとバタンキュー。はた迷惑な人物だが、楓の先輩でもあり熱を出した原因は自分らしいと言うこともあって楓、そして(いろいろ)心配してついてきた加奈子と共に凪を家まで送る。
 しかしついたところは生の極道「一ノ瀬組」の邸宅。凪を送ってくれたお礼にと無理矢理引き留められるが、潤平は凪が倒れた発端が自分であるとばれないかと気が気ではない。そんなとき、一ノ瀬組の飼い猫ジョセフィーヌから凪に恋をさせてくれと依頼が……一ノ瀬先輩は既に楓に恋してるのでは? と腑に落ちないながらも呪いの解消を取るか、自分の恋を取るか悩む潤平に、目を覚ました凪からの呼び出しがかかる。

 なんだこの小林ゆうのために作られたみたいなキャラはw
 演じるだけだったら器用な声優ならばできるだろうけど、あの意味不明なテンションとグタグダさは、小林ゆう以上の適任者が見あたらない……熱演過ぎて、というか落差が激しすぎて、ときどき何言ってるか聞き取れねえw
 嘆美な外見とやたらと熱い(暑苦しい)性格、そして後輩想いなのだけど、同時に空気を読まない上、思い込みだけで突っ走る、要は「アホ」なんですが、もうこれはアホ以上のアホとしか言いようが……
 加奈子と仲良く(?)してる潤平を見ながら寂しそうな顔をしていた楓を見て、彼女を悲しませた潤平に勝負を挑んできたのが発端。けど、なんで江ノ島やねん、とか、三日も待ってないですっぽかされたの気付よ、とか、潤平じゃないけどツッコミどころだらけすぎてどこから突っ込んでいいんだか。
 しかし執拗に潤平と勝負しようとする凪には、大弱点が……雷に弱いという、もう素でキャラが立ってるのにこれ以上キャラ立てなくてもいいよ状態。しかも効果の雷にも一瞬しゃがんでるという(無駄な)芸の細かさ。そして雷に怯えた凪に抱きつかれて潤平が知った驚愕の事実……って、実は女でした、ってOPとかでバレバレなんですが。
 元々男の子っぽい外見だったのが、初恋の相手に男と間違えられて振られてしまい、それからは女を捨てて「そういうキャラを極めればいいんですぅ」と開き直ってこんな有様に。ジョセフィーヌの依頼も、傷心のショックで無理をしてる凪を見ていたたまれず、もう一度恋をすれば少しは女の子らしさを出すことに抵抗がなくなるのではないかと思ってのことだった。
 って、昔のイメージカット、なんて清澄高校? 小林ゆうなんだから鶴賀では?
 雷嫌いが潤平にばれてしまい、「バカにすればええねん。そしてばらしたらええねん」と拗ねる凪。だがやっぱり猫という大弱点を持つ潤平は、「苦手なものがあるだなんて、バカにしないし、言いふらしもしない」と言い、あまつさえ落ち着くまで側にいると……これで一気に胸キュン状態になってしまった凪だけど、ラブコメのお約束で潤平はまったく気付かず。上級生なのにクラスに押しかけ一緒に授業を受けたりというやっぱり思い込みの激しすぎるアプローチに、加奈子と楓はちょっと気が気ではない。
 こういうのもツンデレっていうのかなあ……どっちかと言えばヘンデレかと。
 あと、加奈子の巨乳化が著しいような。湯船に浮いてるし、次回予告では思いっきり揺れまくってるし。

[その他] やっぱり困った人だ

  日本経済はこれからさらに厳しさを増す可能性=鳩山首相ロイター )。なんでこの人はいつも他人事みたいな口調なんだろうなぁ。素の性格に加えて言い方がまずすぎるんで、なお混乱に拍車をかけてると思うのだけど。国会は国会でどこを切ってもお笑いになってるし。本当に下手にお笑い番組見てるより面白いから「これは本気でマズイだろ」と思いつつ見てしまうのだよな。

  人気サンデー漫画家「美少女を描けない作家はマンガで食っていけなくなる」ガジェット通信 )。若木民喜氏のブログからの記事だけど、若木氏も苦労人だからなぁ。つか、デビューから連載までの空白期間はどうだったのかよくわかりませんが。ただ、若手がなかなか育たない、というのは確かにそうかも。人気作の連載のサイクルがやたらと長くなってるからなぁ。雑誌自体がどんどん「守り」に入って、多分今度の不況はそれに拍車をかける方向だろうし。愚痴ってるだけではいけないんだけど、何かアイデアがあるかというと……う〜ん。若木氏が言う通り、「コレじゃダメだ」と思い切らないといけないのだろうなぁ。


2008年11月06日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] のらみみ2#6ととらドラ!#6

  のらみみ2 #6「でべそマーメード/満開てやんでい」。のらみみは調子が悪く事務所のベビーベッドで寝ていたが、実はただの病気ではない。下半身からだんだん魚になってきていた。本人はそれを隠してたが、シナモンが見てみんなにばれてしまう。のらみみの話から、特殊な契約能力を持つ人魚キャラの仕業だと言うことが判明。そのキャラ・人魚のシンシアは居候先の子供が一切魚を食べないという条件でのみ契約しないキャラだったのだが、魚製品や鰹だしですらダメというあまりに厳しい条件のためにどの居候先も長続きしない。最後に居候した先の女の子はどんな魚の臭いもかぎ分けて避けるという子だったのだが、その子がたい焼きを食べているのを見て契約が破られたと居候を破棄、それ以来居候せずにずっと海で暮らしていた。
 どんどん魚になっていくのらみみを助けようと必死な半田とシナモンを見て、シンシアはのらみみと交わした契約を破棄する条件を明かすのだが……
 後半、夏祭り直前のある日、更級さんはチェックしていたリストでもうすぐ子供とおわかれするキャラがいることを知る。そのキャラ・花火のたまやんは子供と一緒に夏祭りに出かけていたが、威勢の良い態度と裏腹に、今日がお別れの日であることをなかなか言い出せずにいた。

 う〜ん、ちょっと小粒な話が多いかなぁ。人魚のシンシアの話は好きなんだけど。シンシアのナイーブさもだけど、のらみみを助けるために必死になる半田とシナモンがまた。居候はキャラの本能のはずだけど、それでもなお孤独な海を選んでしまうあたりが、シンシアの後悔の深さか。しかし、たい焼きで契約解消ってのはなんつーか……
 後半はオリジナルだけど、ちょっと凡作というか。でも、お別れをしめっぽくするのではなく派手にひと花咲かせて去るというタイプのキャラはちょっと面白かった。短気なやまやんのために、気が立ったら沈めるようにと子供がくれた人形はのらみみ。まあ、起こる気も失せるわな。
 どうも四季が順繰りに進むみたいなので、秋辺りになったらグラムも出るのかなぁ。あと、小鉢さんも。


  とらドラ! #6「ほんとの自分」。外面のいい演技でクラスにとけ込む川嶋亜美。しかし彼女の本性を知る大河は、深夜にジャンクフードを買い込むジャージ姿の彼女を見て反攻を開始。雰囲気は一層険悪になるが、大河に見せつけるために竜児に絡んでた時、後を付けてくる男を見て急におびえ出し、竜児に家に泊めてくれと言い出す。それを見て腹を立てた大河は自分の家に泊まるように言うのだが、むろん、何事もなく終わるわけもなく……

 外面は性格が良いが実はいい性格してる川嶋亜美。だけどそんな彼女も防衛網を突き破って奇襲攻撃してくる大河には対処に困る。でも彼女が対処に困ってるのはそれだけではなく、前の学校の時からつきまとわれているストーカー男に異様におびえる。まあ、女の子なら怖がるのは当然か。
 なりゆきでセキュリティ万全の大河のマンションに泊まることになるのだが、大河が決定的なイニシアチブを握って放っておくわけがない。朝まで物まねメドレーって……どうやったのかさっぱりわからない物まねもあるけど。
 しかし亜美は何故か大河がやたら親しそうにする竜児に興味を持ち、放課後の生徒会ゴミ拾いに竜児目当てで参加する事に。(竜児は北村目当ての大河に巻き込まれただけ)
 竜児にも北村にも正体はばれてることはわかってるはずなのに、なんで本性見せないんだろう、と思ってたら、見せないのではなく見せられないのか。仮面をかぶった自分でしか人との接し方を知らず、大河は例外だったらしい。って、最初から自分の方から本性見せてたよな、確か。
 しかし相も変わらずつきまとうストーカーを、大河たちが追い払ったことでストーカーにも大河にも負けたと逆ギレ。本性丸出しでストーカーを追い詰めて本性さらけ出してどぎつい攻撃を……まあ、トラウマになるかもね。だがそこがいい。しかし事が終わってヘタレ込んでしまうところは、やっぱ年相応の女の子ということか。
 しかも、落ち着かせるために家で休ませていた竜児に、意味深なアプローチを……これって大河へのあてつけ……じゃないよな、多分。
 しかしダイエット戦士って……


2007年11月06日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ][特撮] またもや感想簡易版

 しおんの王#1-#2。女流棋界+サスペンスな原作のアニメ化。原作の「かとりまさる」は、あの林葉直子元棋士のPNとか。昔両親を何者かによって殺され、その現場を見たショックで言葉を失ってしまった少女、紫音。プロ棋士安岡の幼女として引き取られ、自身もプロ棋士としての道を歩むが、本当は男なのに母の入院費を稼ぐため女装して女流棋士として活動する斎藤歩や財閥令嬢でありながら棋士としての道を行く二階堂沙織などのライバルと出会う。が、それだけではなく、数年前の事件の犯人の影が再び紫音の周囲にちらつき始める。
 二話目になって作画は微妙に。つまり、原作絵がアニメ絵化されてて、その違和感が。原作でも歩が男の姿の時と女装姿の時とで輪郭が変わってて「おいおい」と突っ込んだのだけど、それも原作準拠。まあ、記号だから。
 それはそうと、原作ちゃんと読んでなかったんで、紫音が小学生だって事に気付いてませんでしたわ……orz

 ゲキレンジャー#36「ムキュムキュ! 怪盗三姉妹」。気のせいかもしれないですが、ゲキレンジャーに出てくる女優さんって、基本的に微妙なビジュアルの方が多いような……多分に好みの問題かもしれませんが。いや、メレ様は別ですよ、もちろん。(ミキさんは振り向かないポニーテールなので別格)
 しかし、女にだらしないエレファンはともかく、なんでシャッキーが出るんだろうと思ったら、酔拳だからですかいw 微妙にわかりにくいリスペクトだな。
 あと、臨獣拳側の話がメインになりすぎて、主人公たち側のキャラがすっかり薄くなってしまったような。棺桶引きずってきたんなら、中身はガトリングガンだよな、当然?

 レ・ミゼラブル 少女コゼット#44「未来へのともしび」。ABCの友、原作通り全滅。しかもBGMはボーカル曲。狙いすぎ。戦闘なのにABCの友が全般的に甘ちゃんすぎなのは、まあ媒体を考えれば仕方ないのか。(原作ではアンジョルナスは、非道行為を行った味方側の分子を自ら処刑してる。しかも、それがパトロン・ミネットの首領格の一人だったんだけど)
 しかし、原作通りのグランテールの最期っぷりは良かった。いや、実際なんにもちっとも役に立ってないのだけど、本当なら目が覚めた後どこかに逃げて隠れてれば助かったかもしれないのに、わざわざもう絶体絶命のアンジョルナスの前に出てきて、運命を共にしたのだから。
 革命編が終わった後は、ジャンヴァルジャンにとって辛いだけの展開になるんだよなぁ。どうにかなるんか?

 みなみけ#5「海へ行こうよ」。ハルカ姉様、初めてのビキニ。は、どうでもいい(個人的にはホントにどうでもいい)として、いよいよ次回、マコちゃん登場! って、予告でも煽りまくってますな。今作では多い頭の悪い子供の中でも、キング・オブ・頭の悪い子供であるマコちゃんが!

 あれ? リンクを貼ってない以外は、あまり簡略版でもなかったような?

[その他] 「正解は、CMの後で!」(ぷちっ)

  「正解はCMのあと」は逆効果 視聴者86%「不愉快」朝日 )。「だからどうした」と不愉快だったものが、概ねみんなそう思っていたとわかって安心。結局その番組に魅力があるかどうかが基本なのに、下手なヒキを使って興味をつなげようなんてのが。週刊漫画誌だったら十週打ち切りですよ?
 とは言え、視聴者の視聴パターンが昔とは変わっているのは事実。個人的にわかるのは、まずはテレビゲームの台頭、それから携帯、ネット。テレビ業界もあがいているのはわかるのだが、視聴者を嘗めた作りではあるのだろうな。
 特に深夜アニメのビジネス形態については考えてることはあるのだけど、今回は省略。

  国歌斉唱を拒否して着席、北海道文化賞受賞者産経 )。だったらそもそも国旗国家を前に拝領するような賞をのこのこ受け取りに出るなよ、というのはデフォとして、今、青空文庫で海野十三作「海野十三敗戦日記」を読んでたり。終戦の前年から終戦、そして戦後直後につづられた日記なのだけど、青空文庫の海野十三の他の作品より正直面白いw
 他に思惑があるのかもしれないけど、正直、あまりに行動が単純すぎるのでは、と思える部分が多々。これは海野十三の他の作品においても感じたことなのだけど、「悪い奴」「良い奴」というのを、子供向けということを考慮しても二極分化しすぎてる。「敗戦日記」でも、その傾向はある。しかし、その言動は推察される当時の「良識的な国民(=社会人)」としてのものである。「作家としてそれはどうよ」とか、今から見て後出しジャンケンで思う部分は多々あるものの、作家としてはさておき(正直、意図と能力はともかく作家性は評価しない)当時の社会情勢を鑑みれば、当時の社会の渦中では理想的かつ理性的な家父長ではなかったのかと思われる。
 閑話休題。話はそれたが、何を言いたいかと言うと、この「敗戦日記」の中で、特に興味深かった部分の一つは終戦前夜とその後の差。海野は原爆も投下されいよいよ敗戦は免れぬというときに、家族に自死の覚悟を問う。家族はそれぞれその覚悟を海野に告げるのだが、終戦後、十日程度はともかく、その後はそのような空気は微塵も出ないw 海野は「作家としての自分は死んだ」と終戦直後言うのだが、年明け直前の頃になると新しい仕事を受けた事を日記に書いている。(前の宣言と後の行動が矛盾してるところも正直にちゃんと書いているのは大したものなのだけど)
 海野とその家族の終戦直前直後の悲壮なことは確かなのだけど、その後の落差とを考えると、やはり笑ってしまうと言うか、ほほえましいとすら思えてしまう。それには、正確な情報が得られなかった状況もなくはないのだが。
 また話がそれた。
 要はさ、「米軍上陸の際には自死の覚悟で」なんて勢いだった海野が戦後あっさり普通の生活に戻って行きながら、でも、国旗国歌からの戦前の全否定なんてことをやらかしてなかったのと比較すると、なんだか宗教じみてるなぁ、ということ。海野の基準は、なんだかんだで言って家族の生活基盤なのが見える。
 鈴木喜三夫氏は思春期に重大な価値の変遷を経たことはおそらく大変なショックだったとは思うのだが、国旗国歌が悪いみたいな態度は、なんか実際的な意味があるのかね。というのが、国旗国歌への反対運動を見ての感想。


2006年11月06日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ボウケン#36

  ボウケンジャー #36「鬼の金棒」。山の祠に収められたプレシャス「山砕きの金棒」をクエスターに奪われてしまうボウケンジャー。だが、その直後何故か大きな桃が沢に流れてくる。「もしや……」と皆が思ったとおり、桃の中からは赤ん坊が生まれる。最初に見た明石と高丘を親と思ってしまったその子は太郎と名づけられたが、見る見るうちに大きくなって「鬼退治に行かなきゃいけないんだけど……」と言い出す。太郎は奪われた山砕きの金棒を取り返すために山の祠が生み出した存在。でも、気が弱い太郎は鬼退治なんかしたくないと尻込みをする。

 明石と高丘が「おばあさん」「おじいさん」と呼ばれるが、明石があっという間に適応してるのが笑えた。高丘もなんだかんだ言いながら怖気づく太郎をことあるごとに叱咤するのだが、片や、やや過保護気味の親っぽい明石が……キャラ変わってるし。
 意を決してクエスター退治に向かう太郎だけど、喜んだ高丘がメンバーにお供を無理やり押し付ける。きび団子に割り振られてショボーンの桜姉さんカワイス。名乗りを上げるときに思いっきり照れて「きび団子……」。
 太郎はいざクエスターと対峙したものの、クエスターの圧倒的なパワーに怖気づいて逃げ出してしまう。高丘が追いかけるが、これまで厳しく当たったのと一転、「これで十分だ。よくやった」と……そのことで逆に発奮した太郎が、危機に陥ったダイボイジャーの前に立ち、金棒を持ったクエスターロボ進(ラジアル)の一撃を受け止める……おいおい。でもこのやり過ぎ感がよろし。最後に使命を終え、山に帰っていく太郎を惜しみながら強がりを言う高丘。逆にもうバカ親丸出しでおいおい泣く明石。明石ってこんなキャラだっけ?(笑)
 次回は、今回も妙なテンションに面食らってた桜姉さんがメイン? しかもアイドル? キャラちがわなくね?

[アニメ] 徹之進#43

  徹之進 #43「てつのしん 疑われたポチをかばう」。白金に戻れなくなって犬楽園になし崩しに居ついてしまったジョン。自分を助けてくれた徹之進を兄貴と慕うが、同じく徹之進を兄貴分と慕うポチが鬱陶しくて仕方ない。そんなときセト様から白金のスパイのことを聞かれ、ポチがそのスパイではないかと疑いだす。

 タイトルに反してポチの話ではなくジョンの話。みんな一度はジョンの口車に乗ってポチを疑うのだが、セト様の「ありえんありえん。だってポチじゃぞ?」の一言で疑惑解除。ポチの存在って……
 ポチ=トゥエルブ説にこだわるジョンが逆に浮いてしまい、「仲間を疑うような奴は、友達じゃなか!」と徹之進に言われて犬楽園を飛び出してしまう。麗華の下へ帰ろうか迷い立った家先で、新しい犬を買えばいいと言い出す父に激昂する麗華に感動するジョン。麗華も根っこは悪い子じゃないんだけどね。
 ところが任務に失敗したジョンを始末しようと白金のサスケが襲ってくる。そこをポチが助けるのは期待通りなんだけど、牛軍団が加勢ってのが、もうなんでもありだな……白金の連中、ジョンを懐柔してスパイに利用しようと考えなかったのかな、とも思ったが、ジョンはアホすぎてそんな芸当できないか……結局犬楽園に居ついてしまったジョン。まー、いいんだけどね。
 しかしセト様も「トゥエルブが自分から名乗り出てくるのを待つ」って、考えが深いのか浅いのか、ようわからんな……


2005年11月06日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 書かずば仕方あるまいて

 いや、本人に「いつも日記見てる」とか言われたら書かないわけにはいかないでしょ。
 土曜日、後輩のN口君の結婚式の二次会に行く。まあ、N口君は身内だとかの欲目抜きでナイスガイじゃないかと思うわけで(まったくオタク方面とは縁なし)、だからこそ、出席したわけですが。
 嫁さんは若くて本当に可愛かったです。よっ。この幸せモノ!
 へっへっへっ、ネットに自分のこと書かれると恥ずかしいだろう。けけけ。「最近、日記がアニメネタばっかだからついていけない」と言われると、流石に個人的に反省もするわけですが。(でも、書くと面倒なネタもあるし)

 で、今日は今日で別件で飲み。ま、ぶっちゃけ、オタク関係なんですけどね。いつものメンバー三人+1。ま、楽しかったです。

 分野的に全然違う飲みだったんで、比較してどうこうは全然言えんわなぁ。

  判決文、わかりやすく 最高裁、裁判員導入へ文例検討朝日) 。いや、「未必の故意」くらいは調べてわかるだろ、って話だと思うんだけどなぁ。昔に比べれば判決文自体調べて簡単にわかる時代になったんだから、判決文に解説をつけるってならともかく、判決文自体をそんなふうにする必要ってあるんか? 見るほうがちっとは調べる努力せいや! 権利は有権者自体が守る努力しないといかん、と憲法にも書いてあるんだぜ?

[アニメ] 冒険、冒険、また冒険。

  絶対少年 #24「彼女たちの小さな冒険」。彼女たち=希紗&理絵子。須河原も、微妙にそうなのかな? ブンちゃんの産み出した「羽根の生えた玉子」より、横浜上空に浮かぶ円盤の方がブンちゃんらしいと感じた希紗。閉じこもっていた部屋から出て、その円盤の下へと向かう。それを知った理絵子がまっきーとかにも連絡して……
 希紗のために積極的に動くまっきーに、成基は驚いたりするけど、友は思ってるより先に進んでたりするわけで。むしろ停滞していたのは成基か。達観していたような成基より、うじうじしてたまっきーの方が直接歪みに直面し、実はちゃんと現実を受け入れていた、ってのは、この辺の描写はすごいですよ。理絵子もそう。
 そういったちょっとだけ先行した友人たちに付き添われ、希紗が向かった先にいたのは逢沢歩。あむ、ラスボスか! ってわけでもなくって、第一部でのわっくんのセリフを今度は希紗に向けつつ、自分のため、希紗のため、そこで待ち、起こったこととこれから起こることに対峙しようとしている。
 次回は「世界の被膜が穴だらけ」。希紗と歩のセカンドコンタクトが、何をもたらすのか。

  エウレカセブン #20「キープ・オン・ムービン」。エウレカの今後の鍵を握るレントンのことをさぐるべく動くドミニク。たまたまレントンの祖父、アクセル・サーストンに接触するが……
 ピーキーなチューニングは家系か!w
 アクセルの、「世界の英雄、アドロック」の父ではなく、「今世界の鍵を握るレントン」の血縁ということでもなく、孫のレントンの身を案じる普通の老人のアクセルと触れ、激しく動揺するドミニク。でも相変わらず地図は読めない(笑)。
 そして拍子抜けなくらいあっさりと、ゲッコーステートでエウレカが人間でないことが明かされる。エウレカは、人間でなくって人型のコーラリアン。地下に存在するコーラル・スカブが実は人類とは別の知的生命体、コーラリアンで、それの産み出した亜種であるエウレカは、人間と相容れないコーラリアンと人類の掛け橋になりうる唯一の存在。そして人間の代表として選ばれたのがレントン。「恋」がポイントかぁ。ま、そんなものだろうな。
 しかし、アクセル以外に2ndエンディングにも出てたレントンの同級生も出てたのが……密かにRay=Outでレントンのことを追ってたってのが……w

  マジレン 。実力的にインフェルシアの神には敵わないだろうと思ってたけど、そう来たか。それも最初のうちで、そのうちマジレンたちがパワーアップするんだろうけど、ちゃんと段階を踏むのはGOOD。冥府神の一人ワイバーンも、人好きする性格っぽいのとは裏腹に、実は冷酷な面を見せてるのも良い。

  ゾイドジェネシス 。ディガルドとの決戦で命を落とした荒法師リンガの婚約者ガボールが、リンガが死んだのがルージのせいだと誤解し、ルージの命を狙う。ってか、ガボールのヨーヨーの威力高すぎ! ってのはさておき、まあ、大事な人を失った身としては、恨みをぶつける対象を望んではしまうんでしょうな。その辺はルージの人たらし能力でうにゃうにゃですが。ルージがラ・カンと同列に反ディガルドの象徴になりつつあるってのと、戦いの犠牲になって遺された人の悲しみ、ってのを、それなりに描いている。バンブリアンの新武装のアピールも盛り込んで、やや焦点がぼやけ気味だけどそれぞれそれなりにきちんと描いてました。

  おねがいマイメロ 。いきなり特訓で弱点をあっさり克服してるマイメロもそれなりに見所だし、過去のキャラの恋模様を描写してるのもそうだけど、個人的にはゴスロリ真菜が全て。萌えないか? 萌えるだろ? 男なら。


2003年11月06日(木) 旧暦 [n年日記]

今週のバージェス頁岩<ヤメレ

 アノマロカリスの一匹がお休みでした。ピカイアは、とんこつで半分くらい持ってかれた感じです。ハルキゲニアは、結構面白かったけど、週刊少年マンガ誌としてはやっぱ微妙かなぁ……(あ、この比喩の方法、結構いいかも)
 バージェス頁岩……じゃ、ないや。 ワンダフル・ライフ 読了。総論で言えば、日進月歩の科学の世界において十年近く前という古い本でしたが、大変楽しく読めました。それは、まず本書の三分の二近くを使ってバージェス頁岩において、それまでの常識を覆して奇怪な生物たちの姿が明らかになっていく様を克明に記述し、そこから著者の読み取る「進化の姿」を、センセーショナルな形で展開していく、というスタイルゆえだと思う。もっとも、これは文庫版の訳者解説でオチがついていて、最近の研究ではグールド博士の示すような「偶発的な要素によって今の生態系が存在している」という証拠とはちと反する、バージェス動物の多くは既存の目に分類されるという動きなどが紹介されている(2000年当時)。記述の多くは論理的展開に費やし、最後の部分で持論を展開するという方法論は、 キャラクター小説の作り方/大塚英志 に通じるものがあるが、それでもイデオロギー的なにおいが少ないのは、進化論における、現在もメインである二つの考え方の軸……生存競争の偶然性と必然性……の一方である、ということが大きいと思う。実際は、偶然性と必然性が入り交じった形だとは思うが、宿命論的な考え方が絶対ではない、という考え方のマイルストーンとして、今も本書は燦然と輝いていると思う。
  吉岡たかを氏 の日記見たら、どうやら今週のMRRは、やはりかなり狙っていた模様。吉岡氏の手の平の上でコロコロ転がされていたわけですな。微妙にくやしいような、そうでもないような。ちなみに吉岡氏の日記は、検索すればURLはわかるんだけど、ご本人のサイトからリンクが貼ってないんで敢えてリンクしません。
 ところで未確認情報で吉岡氏がシリーズ構成で参加する新作に「ザ・ムーン」ってあったんだけど、それってジョージ秋山の? う〜ん、いや、奥の深い作品なんだけど、それっていろいろ大丈夫なんか? と思ってしまう。いや、放送コードというめんどくさいものが……
  「声の使用料」認める アニメ音声会社に賠償命令産経 )。これに関する反応はまちまちで、「これで再放送とかがますますやりにくくなる」という声もあれば、「広告代理店がボリ過ぎ」という声も。後者の「広告代理店云々」という話は良く聞くけど、具体的に制作費のどのくらいが持っていかれるんだろう、となると、業界とはとんと縁のない私にはさっぱりわからない。アニメ以外のテレビ番組の製作体制や、広告代理店の取り分とかも良くわからないので、その中間搾取が妥当か、まさしく搾取か、それすらもわからない。それを聞いてわかりそうな立場に直接身を置いている人間は、ちと一つか二つ知人をおかないといそうにないしなぁ。かろうじて資料になりそうなのが こちらのサイト 。かつて人気番組だった「キテレツ大百科」だが、年々局の払う制作費は上がってたにも関わらず、製作会社の受け取る制作費は変わらず、あれだけ売れてたのに製作会社にほとんど利益はなかったという。これが本当かどうかは、知る術はない。けど、「広告代理店って、一体どういう位置付けの組織?」というのは、ちょっと興味が湧いてきた。
 姉から「Vガンダムってどんな話?」とメールが来る。「おかしいですよ、カテジナさん!」と返事を送る。わっかるっかなー? わっかねーだろーなー。


2001年11月06日(火) 旧暦 [n年日記]

今日のお料理

 ふと思い立って、キャベツでおひたしを作ってみる。淡白なキャベツなので、醤油は少なめにしてすりごまを多めに入れてみる。悪くはないけど、やはり淡白すぎて一味足りない。酢をやや多めにして、30分くらい置いておくと味が馴染むかもしれない。豆腐と白和えにしたほうがいいかもなぁ。
 NHK-BSで文豪大デュマの名作「モンテ・クリスト伯」の4回連続ドラマを先日からやっている。フランスのテレビ局が98年に作成したもので、「シラノ・ド・ベルジュラック」で有名なジェラール・ドパルデューがモンテ・クリスト伯ことエドモン・ダンテスを演じている。え〜、正直に言いますが、実は「岩窟王」も「モンテ・クリスト伯」も読んだことがない。だって7巻もあるんだもの。でも、「ダルタニアン物語」(三銃士)は確かに面白かった。なのでこれもちょっと期待してた。どうも話によると結末は原作とは違うらしい。と、云う事はこれ見て気になったら原作買えってか。 データでの販売 もあるらしいけど。話は間違いなく面白い。無実の罪で牢獄に14年閉じ込められたが脱出、その後身分を隠しつつ、発見した財宝を元に、自分を陥れた者たちに復讐をする、ってどこかで見たことあるなぁと思ったらアルフレッド・ベスターの傑作SF「虎よ!虎よ!」にそっくりじゃん。って逆か。ちなみにエドモン・ダンテスの若い頃を演じてるのはジェラールの息子のギョームらしい。
 同じくNHK-BSの海外ドラマ「騎馬警官」、「天国から来たおやじ」というサブタイトルがなんとも。でもこのドラマ、音楽がいい。途中で挿入される挿入歌もいいけど、なんてアーティストなんだろう? こういうのって調べにくいんだよなぁ。
 先日、モンティパイソンで検索をかけたらなぜか米国のアニメ「サウス・パーク」が引っかかったので何故? と思ったのだけど、 こんなの があった。大笑い。