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2011年11月22日(火) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#39とフォーゼ#11

  ゴーカイジャー #39「どうして?俺たち高校生」。ワルズ・ギルを倒したことでザンギャック帝国を本気にさせてしまったゴーカイジャーたち。しかしそんなことはどこ吹く風でナビィに聞いた次の大いなる力の手がかりは「諸星学園高校」。かつてメガレンジャーが通っていた学校だが、彼らはとうの昔に卒業してしまったはず。とにかくナビィの言葉通りに学園にやってきたゴーカイジャーたちは、そこで教師になったメガレッド、伊達健太と出明日。
 健太が彼らに示した「大いなる力」を譲るための条件は「高校生になって学園に通うこと」。ほとんどのメンバーが学校など通ったことのないゴーカイジャーはそんなことになんの意味があるのかとぼやきながら、言うとおりにするのだが、ザンギャック帝国が本格的に動き出す前に大いなる力を回収しようとするバスコもメガレンジャーの大いなる力を狙って暗躍していた。

 今回はメガレンジャー編。健太の出した条件にその意図がわからないまま高校生になるゴーカイジャーたち。ガイとハカセは学校に通ったことがあるものの、アイユは家庭教師で他のメンバーはそもそも学校に通うような環境で育っていない。なんで学校なんかに、とぶつくさ言いながらも学園の生徒たちとふれあい、学校が学生たちの夢にあふれたところだと知っていく。いやまあ現実はそうでもないけど。
 しかしバスコが大いなる力を狙って学園中に爆弾を仕掛け脅迫、爆弾を解除しようとかけずり回ったゴーカイジャーたちを助けたのは、健太の後輩である電脳研のメンバーを始めとする生徒たち。無事バスコを撃退し、 健太の意図も察したゴーカイジャーたちはメガレンジャーの大いなる力を手に入れる。けど、使ってないんだよなぁ。
 次回はタイムレンジャー編らしいけど、あれ? タイムレンジャーの大いなる力はもうガイがもらったのでは? しかもシンケンジャーとゴセイジャーが戦ってる? VSシリーズまで遡るの?


  仮面ライダーフォーゼ #11「消・失・月・戸」。友子も無事仮面ライダー部の一員となり、よりメンバーが充実したことに満足な弦太郎。しかし、部のみんなでラーメンを食べに行こうと誘う弦太郎に、「そんな部を認めた覚えはない」という人物が……それは、ほかならぬ全ての始まりのキーパーソンである唄星賢吾。亡き父の意思を継ぐことにすべてを捧げた賢吾にとって、仮面ライダー部などというのはおふざけの遊びにしか見えなかった。
 しかし、賢吾が一人ラビットハッチに残り新しいスイッチの調査をしてる間に、新たなゾディアーツが現れる。本体はユウキのストーカーである天文部の牧瀬。自分勝手な思い込みでユウキが自分のほうを見ないことを攻めピクシスゾディアーツだったが、癖のある相手に苦戦するフォーゼを助けに駆けつけようとした賢吾だが、ラビットハッチの入り口であるロッカーが撤去されてしまっていた。
 ラビットハッチの出入りを大杉先生に見られそうになったユウキがごまかすために「廃ロッカーだ」と言ってしまったためだが、大杉は気を効かせたつもりで廃品に出したと言い、ロッカーを引きとった廃品回収業者も見つからず、賢吾救出の方法が見つからない。
 責任を感じたユウキは、どんなものでも探し当てるピクシスゾディアーツの力を借りようと、牧瀬に頼み込むが、牧瀬の出した条件は「弦太郎たちと手を切って自分たちのものになること」。ユウキはその条件を飲んででも賢吾を助けようとするが、牧瀬の狙いは別のところにあった。

 OPに出てくる仮面ライダー部部員勢ぞろい……と思いきや、一人だけかたくなに部の存在を認めてない人間が……そもそもの発端の人物、歌星賢吾がそれ。コズミックパワーの研究をしている間に謀略により命を落とした父の遺志を継ぎ、その悪用を防ぐことを誓った賢吾にとって、仮面ライダー部など悪ふざけもいいところ。でも、実際は賢吾のできないことをする人材が集まってきて、賢吾の目的のための組織になってきてるんだけどなぁ。
 そんな中、賢吾が月面のラビットハッチに閉じ込められてしまうことに。なんでロッカーが出入り口、と思ってたけど、それもスイッチの力なのか。でも、一旦発動させてしまったら所定の場所に所定の扉がないといけない、って、かなり不便……それに、そもそも賢吾にスイッチを送ったのって誰なのか、って話で。天ノ川学園の学園長(赤い目の男)がやったんじゃないかとしか今のところ考えられない(当時存命の関係者が他に出ていない)のだけど、そもそも賢吾の父を殺したのも学園長の可能性が高いのだよなぁ。フォーゼの力を他人に委ねる理由がいまいちわからない。
 メインのストーリーでのネタふり部分なのだけど、今回のゲストがまたアレ。天文部唯一の部員であり部長、牧瀬。いかにもキモオタなのだけど、しかもストーカー。勝手にユウキを自分のものと思い込み、ユウキが弦太郎たちと親しいと知るや逆恨みで復讐しようと企てる。お前、どんな処女厨だよ。
 とはいえ、その能力はかなり厄介。「羅針盤座(ピクシス)」の能力で、それでなんで昆虫モチーフなんだよ、とか突っ込みどころがそこそこなんだけど、「探しものの場所を正確に見つける」という能力が。それのみならず、「所定のものの移動先を指示する」という能力を隠し持ち、そのためにやっと見つけたロッカーを、フォーゼのランチャーユニットのミサイルを操って破壊するという事態を引き起こしてしまう。駐車車両を動かした時点で、慎重になろうよ、弦太郎。
 出入り口が消滅してしまい絶望的な状況になった賢吾をどう助けるのかとか、出入り口のロッカーどうするのとかあるんだけど、ロッカーがもともと園田先生のとデタラメを吹きこまれた大杉がなんかやってそうな雰囲気。
 あと、キングが非常に気の利いたヤツになりすぎてて活躍の割に逆に影が薄くなってる気も……


2010年11月22日(月) 旧暦 [n年日記]

[読書] この命、義に捧ぐ〜台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡〜/門田 隆将

 なんだか仰々しいタイトルだけど、実際に中身を見るとこのタイトルが決して大げさでなく、その内容に圧倒される。
 今の台湾の成り立ちが、大陸中国内での国民党政府と共産党政府の内紛の結果、大陸から敗走した国民党政府が樹立したものであることを知らない人は流石にいないと思う。が、じゃあ、共産党は台湾に逃げ込んだ国民党を追撃しなかったのかというと、そんなことはない。追撃しようとしたが、抗戦され、長い均衡状態の後、実質的に「中華民国」である台湾を暗黙の内にその状態を認めざるを得なくなった。
 その天王山が「金門島」での戦いで、金門島はその後長らく中国と台湾のにらみ合いの最前線にもなる。そしてこの本では、その「金門島の戦い」に、元将軍である一人の日本人が大きな役割を果たしたことが綴られている。
 この本の主人公である根本博元陸軍中将は、大陸で敗戦を迎えるが、その時軍上層部からの「即時武装解除」という命令に逆らう。というのも、彼の任地の近くにはソ連軍が迫ってきており、ソ連軍に降伏した場合部下や民間人がどうなるかを察していたからだった。彼は麾下の「混成響兵団」を率い、ポツダム宣言受諾表明後にもかかわらずソ連軍と交戦、これを退け、国民党軍の到着を待って武装解除と降伏を行なった。
 ここごく最近の国際情勢だと、短絡的に「中国に降伏? とんでもない!」と考えるかも知れないが、根本の考えは違った。国民党軍は共産党軍との内戦最中でもあり、日本軍に対しては国共合策で休戦しているが、その後は内戦が再開されるのは目に見えている。国際社会からの援助のためにも非難されるような行動は取りづらい。また、蒋介石は恐らく戦後日本の共産主義防衛ラインとしての復興まで視野に入れ、その援助まで見越して日本に厳しい処置を取るまい、と計算してのことだった。
 この考えは正鵠を射ており、蒋介石は「暴に報いるには徳をもってすべし。恨みに報いるには恩をもってすべし」と、民間人及び軍人を日本に送り、自分への処罰を覚悟していた根本までも戦争の責任を問うことはなく、帰国させた。ソ連に下った部隊や、そこの管轄だった民間人がどのような目に遭ったかは、説明するまでもない。根本の慧眼と決断と覚悟があればこそだったのだが、根本は前述の算段があってのこととは言え、蒋介石の温情に深く感謝することになる。
 そして戦後になり、一番最初のような国民党政府の窮状が起こる。それからがこの本の本筋なのだが、何の権力も権限も持たない年老いた元軍人が、ただ「日本人と部下たちを助けてくださった蒋介石閣下の恩に報いるため、何もできなくともせめて共に戦い、死のう」と、決死の覚悟で台湾に艱難辛苦の密航をし、蒋介石への恩に報いるため、また戦禍に巻き込まれることになる台湾の人々のためにと戦列に加わる様は壮絶としか言いようがない。
 彼が台湾に密航したことは当時も取りざたされ、その渡航の内容がほとんど不明だったことからも彼の真意を理解しないマスコミにバッシングを受けるのだが、根本は生涯死ぬまでこの間のことを公言することはなかった。また、彼が助けたはずの国民党政府も、「国難に外国人、それもかつて敵であった旧日本軍人の力を借りたことは恥」と、根本ややはり旧日本軍人の義勇兵であった「白団」の存在は「なかったもの」とされていた。が、当時参戦した者や根本の努力により戦禍を免れた住民からの証言、また、根本に同行した者の証言により、その実像が明らかにされていく。
 根本は生涯誤解され非難され、助けた台湾からも忘れ去られながら、決してそのことを弁解するでも恨むでもなく、その人生を終える。タイトルの「この命、義に捧ぐ」が、大げさでもなんでもないという所以である。
 そしてこの恩を生涯忘れなかった人物がいた。他ならぬ蒋介石である。しばしば史料中ではしたたかな政治家としての姿が浮かび上がる蒋介石だが、その一方で、国際社会が国民党政府を見捨てた中、身一つで言葉通り「一緒に死ぬために」助けに駆けつけた根本のことを決して忘れることはなかった。
 詳細は実際に見ていただくのが一番良いのだが、政府の外交のまずさから周辺国との軋轢が高まり、経済不振も重なってそれら諸外国への攻撃的反応を「愛国心」と呼ぶ人間も目立つ昨今、本当に「国民の為」にその命を賭し、その国民を助けてくれた恩のために命がけの行動を取ったその姿を見るにつけ、昨今の愛国を理由に横紙破りする者のまがい物ぶりと、その背景にある人間性の薄っぺらさが対比されてしまう。


2009年11月22日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#39とダブル#11

  シンケンジャー #39「救急緊急大至急」。ある島から、突然住民が皆おかしくなったとの連絡が志葉家に入る。シンケンジャーが早速調査に行くと、何故か住民たちに襲われることに……実はそれはアクマロの仕業で、彼の術により舞い散らされた黒い灰を浴びた者は周囲の人間すべてを敵と思い込んでしまうのだった。アクマロを止めようとするシンケンジャーだったが、千明と源太は敵の術に陥ってしまい、流ノ介とことはは用心棒として雇われた薄皮太夫との戦いで川に落とされ消息不明に。丈留と茉子が術をかけた祭壇を守る十臓に挑むが、戦いの最中丈留は「お前は弱くなった。何故自分を惜しむようになった」と言われ、様子がおかしくなってしまう。

 「さあ、今から殺し合いを始めましょう」
というわけでバトルロワイヤルな世界になってしまった島。いや、そこまで凄惨じゃないけど。事件自体はアクマロが起こしたことで複雑ではない。しかしその中で十臓が投げかけた言葉が、丈留に大きな迷いを起こしてしまう。
 仲間と一緒にいるのが当たり前になり、仲間と一緒に戦うのが当たり前になって弱くなった。そう思った丈留に茉子は「一緒にいるのが当たり前になったのは悪い事じゃない」と呼びかけるが、その言葉は丈留に届かない。一人で戦っていた時と変わってしまった自分に気付き、それが自分の弱さになったのではないかと迷う。まあ、丈留のことだからそれで使命がおろそかになってないかとか、仲間を危険にさらすんじゃないかとか考えてるんだろうけど。
 島の事件は解決したものの、今回の件はまだ尾を引く上に、太夫の三味線をしばらく聞いてないドウコクがついに出陣するらしい。そういえばドウコク、これまで一回もまともに戦ってないな。(十臓とはちょっとやりあったけど)

  仮面ライダーW #11「復讐のV/感染車」。亜樹子が風邪をひいてしまいくしゃみをしまくっている鳴海探偵事務所に突然の依頼が舞い込む。なんだか慌てて要領を得ない依頼主の指定の場所に行くと、助けてくれという依頼主が……わけのわからないままの翔太郎の目の前に突如汚れた高級外車が現れ、依頼主に突進。跳ねられる、と思いきや、車はそのまま依頼主を通り抜けてしまい、依頼主は外傷もないのに死亡……
 殺人事件の重要参考人として引っ張られた翔太郎だが、被害者である依頼人は事故死ではなくウィルスに感染しての病死だということで釈放される。どうにも腑に落ちない翔太郎は、依頼人もいないのに調査を開始、亜樹子の非難を浴びながらも、被害者がストリートギャングのメンバーだったことを突き止める。しかし、ギャングのリーダー黒須は頑なに証言を拒む。どうやら依頼主を轢いた例の外車が何かあるらしいのだが……
 仕方なく黒須の手下を付けた翔太郎だが、再び例の外車が現れる。悪人でも人が死ぬのを見過ごせないと、Wに変身して助けようとするが、何故かナスカドーパントがWの邪魔をする。結局助けることができず、運転席にいた青年の写真を撮るのが精一杯だったが、その写真から彼が姉を交通事故重態に陥ってること、その犯人が黒須であったらしいことを突き止める。

 今回のドーパントはバイラスドーパント。なのだけど、なんだかちょっと様子がおかしい。霧彦は不始末をおかし始末しようとしたメモリー売人から、バイラスドーパントの特異性を聞いたらしく、その確保に動く。さらに、黒須を狙ったバイラスドーパントと車をウィルスの弱点である「熱」で倒すWだが、車に乗っていた青年・山下からはメモリーが排出されない。のみならず、山下とは別にドーパントの姿が……
 バイラスドーパントの特異性って何なんだ? 正体は普通に考えれば交通事故被害者の婚約者なんだろうけど、なんかミスリードの気もするし……
 けど、アイテムやフォームチェンジの特性をやっぱり結構上手く使ってるなぁ。メタルの硬度、ヒートメタルの熱攻撃といい、メタルとヒートは使い勝手がいいらしい。あと、バットショットも。ルナも使い勝手がいいけど、トリガーが案外と使い勝手が悪いのか。まあ、初登場時に「強力すぎる」と使わない伏線張ってたしなぁ。


2008年11月22日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] レスキューフォース#34

  レスキューフォース #34「戦いはあくまで人命救助のために」。レスキューフォースに近づいてきたIT会社の有能社員・白石。ファンだという言葉に気を良くした石黒だが、その誘いによって訪れた新送電システムの施設で、超災害が起こる。だが、ネオテラーたちがその隙に送電システムに攻撃用プログラムを忍ばせようとするのだが、すでにシステムには攻撃プログラムが仕込まれていた。白石は軍事産業に乗り込む事を計画し、送電システムの軍事利用を密かに計画。のみならず、レスキューマックスも軍事転用しようと石黒に近づいてきたのだった。

 レスキューフォースのコンセプトの再確認、かなぁ。ネオテラーたち相手に毎回戦闘をしてるレスキューフォースだけど、「だったら軍事に転用しても良いじゃないか」という理屈に、「我々の任務はあくまでレスキューだ」と言い切る石黒隊長。最近あまり言わなくなったけど、最初の頃R-1は「お前らの相手をしてる暇はないんだ!」と乱戦を抜け出そうとばかりしてたものなぁ。
 軍事は軍事で必要なのだけど、石黒の職業意識は正しいと思う。このコンセプトがなかったら、ちょっと変な脱力特撮ヒーローものに過ぎないからなぁ、レスキューフォースは。逆にこのコンセプトを基本では崩してないから見続けてるんだけど。
 ところで、でっかいそろばんで計画を立てようとするマーエン。マールが「マーエン様の本体は地下にある巨大コンピューターだから」とフォローするけど、そろばんでエアギターしたりして遊んでる姿見ると、いろいろ絶望的な気がするわ。

[マンガ] 買ったもの

 ・ 数学ガール(上)/日坂水柯・結城浩
 主人公「僕」は数学好きで無口無表情の不思議な少女ミルカさんと、放課後に図書室で禅問答めいた数学談義を交わし、その世界を共有するのが日課になっていた。数学が自分の言葉であるかのように語るミルカさんの不思議さにどんどん惹かれていく「僕」。そんな日常に、「僕」に想いを寄せる後輩テトラちゃんが数学のことを教えて欲しいと近づいてきた。だが、いつものように放課後の図書室にやってきたミルカさんは無口無表情のまま、「僕」に数学に教わるテトラちゃんを見るや彼女の椅子をいきなり蹴り飛ばしたのだった。
 コミックフラッパーで連載中の、数学で交流する不思議なラブストリー。原作は 数学解説もののウェブ連載 で、それを単行本にまとめたものらしい。原作は未読です。
 数学方面はあんまりのめり込んでないんですが、数学の魅力とシンクロするようにミルカさんの不思議さに惹かれていく描写は上手い。まあ、作画担当のメガネ女子もの作家・日坂氏は数式の方は理解しておらず、ストーリーのアレンジ・演出に主に注意してるとか。取り扱ってるのは大学数学の初級くらいまでだけど、それでもわかりやすく、「数式に込められた意図」を「僕」に解説していくのは、数式部分は理解してないとは思えないほど。教科書だと無味乾燥に解き方が示されているだけだけど、こういうことを読み解いていくと数学も面白いんだけどなぁ。
 とは言っても、よくある入門書ものっぽいところはほとんどなく、あくまで数学を軸にした恋愛ものになってる。
 フラッパーで連載を読んでるけど、連載の長さが決まってるのは単行本の「上」を見て初めて知った。良い雰囲気なので、続編の方まで連載して欲しいなぁ。


2007年11月22日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 蹴りたい背中

  痛いニュース さんより、 電車のドア付近に座り込んで雑談の少女、背中を蹴られる→会社員逮捕 。事件の事実関係は不明ながら、このイメージ映像はめがっさ蹴りてえw
 ただ、最近通勤時にやや混雑気味の電車に乗ると、後ろにまだ人がいるにも関わらず「ああ、もう自分は乗ったからいいや」とばかりに立ち止まる人が結構多い気がするのですが。そういう場合、「すいません」と言いつつ押させていただくのですが、一様に不快な顔しかされないのは何故なんでしょうね? 「しまった」と後ろめたい表情がちらとでも見えればまだマシなんですが。

  人工多能性幹細胞の作製成功でローマ法王庁、「倫理的問題とみなさず」AFP BBNews )。多能性細胞作製は新聞で見て知ってたけど、なんかこんなとこからコメントまでw 宗教の時代が終わってくれればこんなややこしいコメントを必要とすることもないのだろうけど、人間は非合理な生き物だから、その日は来ないのだろうな。

  恐喝疑惑で中田カウスらに事情聴取Y!hl )。週刊誌ではいろいろ取りざたされていたネタですが、事情聴取までされてたんだ。ただ、裏社会との関連が事実だとしても、吉本も利用してたってことだよなぁ。まあ、世の中そんなものか。

[アニメ] オーバン#7

  オーバン・スターレーサーズ #7「危険なトロス」。リックが事故の後遺症でレースが出来ない身体になってしまったことが判明し、失踪。一次予選はモリーのお陰もあって勝ち抜いた地球チームだが、総当たりの二次予選には、強敵揃い。勝ち残っていたアイカ王子も、不気味なフィルス星のスピリットに惨敗を喫する。しかし、モリーとドンには、そのスピリットの姿に、見覚えがある気がして仕方なかった。
 地球チームの緒戦の相手はクロッグ帝国のトロス大佐。クロッグは昔地球を攻撃し未曾有の危機に陥れた相手。レースもこれまで負けなしの強敵に、ただ挑むしかできない地球チーム。しかし意外にもレースは善戦、トロス大佐を引き離すのだが……

 意外にも、勝ち目がほとんどない相手に「私があいつらを信じないでどうすると言うのだ」と断言するドン。うわ、親としては最低だけど、上司としては最高だよ、あんた。
 「勝った」と思った瞬間に、温存されていた圧倒的能力差でゴールにたどり着くことすら許されず、敗北。この上なく惨めな敗北に、ドンのかける優しい言葉も、逆に厳しく響く。初めての敗北に語るべき相手がわからなかったモリーは、やはり敗北を喫したアイカ王子の元へと行く。アイカ王子の優しさにのぼせあがるモリーだけど、総当たりだからアイカともぶつかることになるのだけど、大丈夫なのか?
 行方をくらませたリックは、自分の事故の元になった爆発の痕跡から、それを仕組んだ相手を追跡し続ける。こっちパート、なんだかハードだなぁ。でもダークサイドに落ちるには、惜しいキャラなのだけど。
 スピリットは、モリーの母が死んだ事故に関わってる?
 それとかかずゆみ、よりによってそのキャラを選ぶかw


2006年11月22日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] わりと死ねそう

 眠い眠い。しかも眠い理由が週末遊びで潰れたりとかだってのが。でも時間と体力を削っただけの収穫、それも期待もしてなかったものがたくさんあるってのは嬉しいねえ。
 苦しいしつらいけど楽しいってのは、マゾなんかね、漏れ。

  <体罰>奈良の「熱血校長」小4男児に ご飯粗末にしたY!hl )。いや、本当に行きすぎ体罰でなら仕方ないんだけどさ……「 岡本校長は翌朝、登校してきた男児を校門前で見つけると、ほおをつかんで引き寄せ、尻を6〜8回たたいた。男児は転倒し、足をすりむき、ほおにはつめ跡が残って血がにじんだという。男児はそのまま授業を受けたが、帰宅後、傷に気付いた家族が病院に連れて行き、全治1週間と診断された」。はい? できれば即日に叱るなどすべきだけど、きちんと親がしなかったことをしただけでしょうに。子供は大事にすべきだけど、それは猫かわいがりにしろってことじゃなく、子供をきちんと育てる、ってことだろうに。親も、教師もそれだけに重要な役目なはずなのに。


  WSJ「6カ国協議のカギは日本が握っている」中央日報 )。なんのことだ、と思いきや……「 ウルフ氏はこうした観点から見ると、逆に‘パチンコ送金’が遮断されれば、北朝鮮に決定的な打撃になると考えられ」。まあ、金づるのはずの日本にアホな戦略仕掛け続けた報いですな。民族性かもしれないけど、ほんと、もうちょっとマシな展開にできなかったんだろうか……


  亡き祖父が従軍したこともあって、「あいこくしん」の言葉の響きからは、戦前の国家・軍国主義を連想してしまうY!hl )。うちの祖父も徴兵されたけど、別に連想しないなぁ。別の理由からじゃないかな? 連想するのは。
 まじめに言えば「 「愛さずにいられない国」を実現し」。貴方が「愛さずにはいられない国」は私にとって「愛せない国」かもしれない。「自分が愛さずにはいられない国こそが正しい」という無言の押しつけが、実はそこにある。
 国というのは利益共有のためのものだから、ある程度は尊重しなければならない。それがわからないアホがいるから、「愛する」という、情に訴える戦略が取られるのに過ぎない。「愛国心」を強調するのは自分もごまかしの美辞麗句でイヤだし支持できないんだけど、そういう流れになったのはなんでかをもうちょっと考えろ。張本人。

[アニメ] おとボク#7とブラクラ#20

  おとボク #7「小っちゃな妹と大きなリボン」。カナの大きなリボンが生徒会長の貴子の目にとまり、警告を受けてしまう。瑞穂はそれに納得できず、異議申し立てをするのだが……

 カナの話、と思いきや、貴子さんの話だったような。貴子も敵意あってのことではなく、融通の利かない責任感のため。カナのリボンは親代わりに育ててくれた孤児院の院長からもらったことを知り、発憤したこともあって全校集会で撤回を勝ち取るのだが、瑞穂は終始貴子を傷つけるのではないかと気遣い、そんな瑞穂に貴子も敵意と好意の間でとまどう。
 これまでの流れを見ると、ヒロインは貴子の気がするんだけどなぁ。


  BLACK LAGOON #20「The Succession」。エスカレートしていくホテルモスクワの行動に、鷲峰組も流石にあせりはじめる。自分たちの想定していた「手打ち可能な、抑制された暴力」ではなく「徹底的な制圧」を行うバラライカに、板東はけじめをつけようとするが、返り討ちに遭ってしまう。そのことで雪緒と銀次が泥沼の渦中に投げ出されることに。
 事態の収集のため、組の跡目を継ぐことを決めた雪緒だが、悲壮な決意からは、この時点からでも破滅しか感じないってのが……ホントにどうするんだか。しかしアニメでもチャカ坊は頭悪すぎ。

[読書] 子ども兵の戦争/P・W・シンガー

 「 戦争請負会社 」に続くシンガーの著作。今度は18歳未満の少年・少女兵に関する著作。
 アフリカの紛争地域以外にも、自爆テロを含め世界各地に広がっている「子ども兵」だが、著者は端的に二つの問題点を中心に語っている。すなわち、「それまで守るべき弱者を兵士として取り扱うことを禁忌としていた倫理の崩壊」と「実際に子供相手ということが敵に効果的に働いてしまっていること」。
 正直に言えば、唾棄すべき現実だ。しかも、世間がこの問題をいくらかでも正確に把握してるとは、常々思えない。「戦争はいけない」という声も、大部分は「自分が戦争に(傍観者という意味ですら)関わりたくない」がゆえの正当化に過ぎない。何故なら、少しでもちゃんと考えればお気楽に「戦争は良くない」の連呼で済ませられないから。
 その最たるものが“子ども兵”、というわけ。敵への心理効果、洗脳しやすさ、それでいて小火器の発達により、子供でも大人と同様の殺傷能力を得たこと……倫理がどれだけもろい抑制力かがわかる。子ども兵の問題点を挙げつつ、子ども兵を集める政府や武装勢力をどうすれば抑制できるか、傷ついた元子ども兵たちをどうすれば社会に復帰させられるか、が中心になる。
 アフガン侵攻やイラク戦争においてアメリカばかりを、あるいはパレスチナ紛争でイスラエルばかりを非難する傾向がある人たちもいるけど、事はそんな単純じゃない。戦争はほとんどの場合いずれの側も正義もない。本気で正義を行ってると当事者が考えてるならば、それは「正義感」という名の利権にすぎない。そして生まれた被害者兼加害者が子ども兵、というわけ。その他、周辺部落への見せしめのためだけに両手を切り落とされる人々の姿を見るたびに、この世の中はゴミだと思える。でも、そんなゴミ溜めでも、少しでもマシにする方法を考えることができるということは忘れてはいけない。忘れれば、自らの思考を放棄したも同然だ。一発解決の手段なんてない。それでもだ。


2005年11月22日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ちょっと視点をずらしてみる

 昨日の「白リン爆弾」ネタについて、人様のところとまったく同じ事しか書かないというのは非常につまらないことだと反省し、ちょっとその後調べて気になったところなぞを。
  こちらはロイターの11/8付の記事 なわけですが、"white phosphorus"と記述されてます。で、兵器のwhite phosphorusってのは(white phosphorusは白燐そのものでもある)どういう外見かと画像検索かけてみると……( M34 WPの画像 )思いっきり「SMOKE」って書いてありますね。他の画像を探してみると、 こちらこんなの が(煙が上がってるのがそうでしょう。画像の解説には「白燐弾、第一七九歩兵連隊第二大隊が投擲、七九六高地の北東斜面にて爆発」とあります)。
 他にも検索したら、早速 本家Wikipediaにも色々書かれてました 。"white phosphorus incendiary"(白リン焼夷弾)でも登録されてたんですが、流石に馬鹿げてたのか"white phosphorus"に統合されたようです。
 で、「white phosphorus bomb」で画像検索に引っかかったのは 退役になったUSSアラバマが1921年にターゲットとなった画像 だけ。Wikipediaに掲載されてる写真もそれです。元々"white phosphorus incendiary"の方に掲載されていたようですが、統合の際に移ったのでしょうか?
 いずれにしても煙主体の爆発で、イタリアのドキュメンタリーで放映したという映像とは明らかに違うし。あれは焼夷弾じゃないのか?
 動画を探してみると、 物質の白リンの燃焼の動画 (asx)が。一応ドラフト内で実験してますが、まあ、この程度の設備で十分なんですな。
 出来れば白リン弾が実際使われている動画が見たかったんですが、見つかりませんでした。イタリアの例の番組の動画ですか? いや、一応見たんですが、悲惨な映像にまじって、 白骨と化した遺体がほとんど無傷な衣服を着てる映像 を見た時点で耐え切れず噴出してしまいまして……あれが「恐ろしい」って言ってる人、おかしいと本当に思わなかったのかな? この映像は米兵が「白リン弾は身体の内側から犠牲者を焼いて……」と説明してるところでイメージ映像的に差し挟まれてるんですが、どう考えてもこの遺体は白リン弾とは無関係でしょ?
 結局 BBCの"white phosphorus bomb"報道 は「間違いでFA」なんですかね? 焼夷弾がえげつない兵器ってのは確かにそうですし、ウィリーピートが誰にどう使われたかは追及の余地があるとは思いますが、魔女狩りっつーか悪魔狩りっつーか、ありえないものを糾弾してる気が……
 今回は、ちょっと画像を中心に探してみました。


2004年11月22日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 奇妙なチャンネル

 ビデオが壊れたのは先日書いたとおり。まあ、HDDレコーダで手ごろなのがあったらそれにしておくか、と思い、大須に行くと ヤマダ電機テックランド名古屋栄店 が閉店セールをやっていて、そこを見ていたらまあ色々値引きしやすそうだったので 三菱のDVR-HE650 を購入。まあ、市場価格より若干お徳、くらいか。
 その後ちょっと飲みがあったので、それが終わってから家に帰って接続作業をしたのだけど、そこで四苦八苦。うちの環境は実はちょっとあまり電波状態が良くなくブースターをかませているのだけど、それでもちゃんとチャンネルが映らない。あれやこれややってどうにか映るようになったのだけど、奇妙なことに気がついた。VHF1〜3chでは問題はまったくないが、4〜だと何故かチャンネル番号が一つ繰り下がる。どういうことかと言うと、5chのCBCは4chに、11chのメ〜テレは10chに、という具合に。もっとおかしいのはUHF。どうおかしいかというと説明しづらいのだが、25chのテレビ愛知は11chに、35chの中京テレビは6chになってしまう。そのほかは意外にも画面の映りは良好で、「?」としかならない。本当にどうなってるんだ?
 しかしいろいろレコーダをいじってみた結果、機能的にはこれで十分そうだがいろいろと不満な点も発見。一番の不満は、録画予約時やテレビ欄の移動時におけるユーザー・インターフェイスの悪さ。テレビ画面の解像度だから文字の大きさとかは文句は言わないが、リモコンのボタンが多いわりにあまり意味がない。じゃあ、少ないボタンしか使わないから便利かと言うと、結構離れた場所にあるボタンを使ったりとその意味もあまりないように思える。迂遠な作業時に「ショートカットを作ってくれ!」と何度思ったか……リモコンのデザインとユーザー・インターフェイスの設計がきちんと同期して行われていない印象。「多機能をわかりやすく操作しやすく設計する」ってのは家電メーカー各社の悩みどころではあるだろうけど、だからこそちゃんとやって欲しい。それ以外のところは、まあ悪くないのだけど。
 で、その前の飲みはなにかというと、いつものH氏とO氏。O氏が新しいバイク(原付)を買ったので見せびらかしたいとの事。もっとも、バイクのことより「ハウルの動く城」への大突っ込み大会になってましたが。いえ、私は見てないんですけどね。色々立て込んでいたこともあって今回は店を調べておらず、以前行った 串家物語 へ。どっちかと言えば 嘉文 の方が良かったのだけど……って、他の二人が油ものの食いすぎで苦しんでて、なんで私だけが平気なんだろう? いや、量なら同じくらい食ったはずなんですが……
 その後深+に行ったんですが、まあ、バカ話を取りとめもなく。ただ、そのときに「女は宮司になれない」という話が出て、確か女性の宮司がいたような気がしたけども、調べて見る。 やっぱりいるみたいです


2003年11月22日() 旧暦 [n年日記]

え〜、なんてえか

 つい、ちょっと酒も入ってたイキオイで買ってしまいましただよ。エヴァ2……で、つい明け方までやってしまいましただよ……まあ、ぶっちゃけ、どちらかと言えばクソゲーの類になるのかもしれませんが(GPMからゲームの遊び方の多様性を取ってしまったようなゲームバランスになるので、システムの悪い部分が目立ってしまう)、それなりに楽しくもあり。え〜、まあ、信者と教祖をも殺す熱狂的ファンと、「この次の『ニュー』ってどうなるんかなぁ」って人は触ってみてもいいんじゃないかと。
 つか、NPCの対人関係のパラメーターの上下変動の仕方がさっぱりわからないのと、対人関係を無視して技能アップに走るという遊び方が出来ないこと、あと、終盤になると大体のパターンは選んでしまってるのでAT上げの作業ゲーになってしまうという欠点はやっぱ大きいよなぁ。アスカにレイのことを聞くと「嫌な奴」と答えたり、アスカが他の人におだてられると喜ぶのに、シンジにおだてられると「気味が悪い」とAT値が下がったりするのがなかなか笑えますが。
 とりあえず、特定キャラクターをガンガンストーキングしてると、鬱陶しがられるかのように愛情値が下がるのがなかなか現実を反映してるようで切なくなりました。(なるな)
  ふたつのスピカ は、延々30分ドミノを並べる展開。まさか30分ドミノを並べるだけで終わりはしないだろうと思ったら、本当にそれだけで終わってしまいました。しかも次回まで持ち越し。でも、面白い。同じ宇宙飛行士志望で仲良くしようとするアスミ。だけども打ち解けない真理香に対して圭が苛立ちつっかかっていって、三人の中には険悪な雰囲気が。そして日程が半ばを越えたとき、仕組まれたアクシデントが起こり、それまでの作業がすべて無駄に。それだけでなく、アクシデントのショックでアスミの記憶に封印されてた過去のトラウマが蘇えってしまい……なんでこんな地味なのに面白いんだろう?
  鋼の錬金術師 #07。ネットのあちこちで「ショックだった」と書かれてて、確かにショックだったんだけど、ちとああいうことをした父親の描き方が唐突過ぎたのが気になってしまった。正常と異常の間で揺れ動くさまがそれまでに出てきてれば……「探究心で道を踏み外す」ってのは、多分普通は「わからない」感覚だと思うので、純粋悪の代用品的な感じもしてしまう。ってのは、別にハガレンの感想じゃなくって、この手の「探究心で道を踏み外す」のパターンのことね。難しいにゃぁ。
  巷説 #08は、原作ではメンバーの一人の「事触れの治平」(アニメの耳長のポジション)が関わる話だったんでどうなるのかなぁ、と思ったら、「治平」がでますた。ただ、キレは今一歩だったかも。アレンジ的にまとめ方は悪くなかったんだけど。でも声優陣とその配役は相変らず上手い。次回はおぎんの過去の因縁がからむ「狐者異(こわい)」なんだけど、どう料理するのかなぁ。


2001年11月22日(木) 旧暦 [n年日記]

おかださんの謎

 今日は同じ研究室にいた高井センセの教授就任祝賀会。貧乏人には痛い出費だけど、高井さん、いい人だし、非常に聞きたい事があったので参加。なんか着の身着のままで行ったらみんなそれなりの格好してました。正装の事って書いてなかったじゃん。これだから医学系って…でも、まあ、会そのものはアットホームで和気藹々とした感じで、高井さんの人徳と言う感じでした。いや、お世辞じゃなくマジで。
 閑話休題。
 で、聞きたい事と云うのは何かと云うと、「オカダサン」の事なのである。おかださんと云っても「岡田さん」ではない。「オカダ酸」、英語では「 Okadaic Acid 」と云うが、ある種のリン酸化酵素の機能を止める作用を持つ薬品。生物を齧った人なら、リン酸化と云うのが生態に於いて非常に重要な働きをしているのは御存知の事と思う。で、このオカダ酸の発見者(っつーか、作用解明か)が今日祝賀会を開いた高井先生なのだ。で、前々から聞こう聞こうと思っていたのは「何故オカダ酸はオカダ酸か」と云う事。命名者の高井センセは、岡田なんて名前じゃないし、論文の連名にも岡田なんて名前はない。論文でokadaic acidの文字を見た時から、皆で「何でオカダ酸?」と首を捻っていた。
 今回を逃してしまうと、高井先生は旭川の大学に移ってしまうので、そうそうお会いできない、ほぼ最後のチャンスなのだ。
 祝賀会が始まった後、談笑が途切れてるのを見計らって突撃レポート。「で、なんでオカダ酸はオカダ酸なんですか?」
 なぜか待ってましたとばかりの満面の笑みで「それはね」と説明が始まる。え〜、固有名詞はイマイチ良く覚えてませんが、オカダ酸はある種の海綿がよく生成していて、その海綿の学名がなんちゃらかんちゃら・オカダイドとか云う名前らしい。で、その名前は学名を付けた人が岡田と云う恩師にちなんで名付けたらしい。なんだ、もっと面白い逸話があるかと思ったのに、と毒気を抜かれたところで、高井センセ、またニヤリと笑って言葉を接ぐ。「ウチのニョウボの旧姓も岡田なんですよ」あー、なるほど、そういうことですか。(^^; ゴチソウサマでした。
 なんか、友人からのメールで知ったのだけど、MPEG4以上に高画質高圧縮率で、更にソフトウェア再生でもCPUへの負担が小さいと云う夢のような動画圧縮規格があるそうで。 ナンシー と云うのだけど、decoder、encoderの配布はしてないようなので実際はどうなのかなぁ。良い規格なら普及して欲しいのだけど、良い規格だからと云って普及するとは限らないのが世の中。ヲイラとしては、フリー化しないかなあとか、虫のいいことを考えてしまう。まあ、下手すりゃ DivX みたいにクラックされて配布、と云う事もありうるけど。まあ今のバージョンはクラック版じゃないだろうけどね。
 え〜っと、他の話題としては アキハバラデパートが閉店 だそうだけど、フルーツジュース売り場の、アニメ声のお姉ちゃんの声はもう聞けなくなるんだなァとか、 FBIがトロイの木馬使用 とか。
 mozilla0.9.6の 日本語言語パッケージ がリリースされとります。ふむ。