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2009年11月03日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] エリン#42とキルミン#5

  獣の奏者エリン #42「セィミヤの涙」。人々の前で大空を飛ぶ王獣の背にまたがっているのを見られとリランを利用しようとする動きが速くも現れる。それを避けるためにエリンは命を賭けてハルミヤに直訴、リョザ建国にまつわる忌まわしい真実を告げる。ハルミヤは「聖王」とされていた王族が実は大殺戮の引き金を引いてしまった咎人の末裔だと知り、激しく動揺するが、エリンの意図と聖王の役割を知り、エリンに王獣を政治の道具にしないこと、そうしようとすることも決して許さないことを約束する。
 安心するエリンだが、カザルムに帰った彼女にもたらされたのは、ハルミヤ急逝の報だった。闘蛇の襲撃で頭を打ったハルミヤは、脳内出血を起こし、都を目の前に容体が急激に悪化、そのまま息を引き取ってしまったのだった。
 王獣を守る防波堤となるはずの、そして王獣を美しい獣と言ってくれたハルミヤの逝去に激しく動揺するエリン。だが、都でも早くも時期真王セィミヤを巡って政争が始まっていた。

 ただの人のいいほわほわしたおばあちゃんかと思われてたハルミヤ。しかしリョザとそこに済む民を守る王としての責任感と、汚い政争の中で生きてきた胆力は本物。護衛を断るエリンの処罰も場合によってはためらうことをしない。まあ、王様としては国のシンボルである王獣を操る人間が王家に反旗を翻す危険は見過ごせないだろうしねえ。しかし、エリンの話した事を真実と理解し、エリンの意思に同意する。しかし王国内の膿と戦う決意をした矢先の逝去。
 そして何も知らされてないセィミヤが王位に立つ。真王の真実はもちろん、ハルミヤ襲撃が大公の闘蛇軍によってなされたと信じて疑わない。が、元々武力を持たない真王と、それを守ってきた大公。暗殺のような真似をしなくても武力での都の制圧は簡単なことだし、大公軍のシンボルである闘蛇を用いて暗殺もへったくれもあるわけがない。
 冷静に考えれば第三者の陰謀を疑って当然だが、襲撃の事実自体とかねてからの真王と大公の不仲のために、大公軍の仕業がほとんど既成事実のように扱われてしまっている。
 大公の第一子シュナンは病に伏せりがちな父に代わり、王国を我が者にせんとする何者かの陰謀から王国を、そしてセィミヤを守るために直談判に向かう。
 真王暗殺未遂が大公軍によるものではないこと、そして大公軍の不満は王国と真王を食い物にし、自分たちを顧みないで政争にあけくれる輩への反発からであると言うことを訴える。そして、内線を防ぐには自分とセィミヤの結婚しかないと……
 しかしそこで出たセィミヤの言葉は、「脅迫ですか?」ではなく、「争いを避けるために私と結婚するのですか?」……内心ではずっとシュナンを慕っているものの、真王大公良家の深まりゆく溝と、大公軍が祖母を襲撃したという話の反発で、ことさらシュナンにきつく当たるのだろうなぁ。シュナンが権謀術数に長けていれば、甘くかき口説くという手を使ったのかも知れないけど、基本的に真っ正直だから……朴念仁のシュナンもやっとセィミヤの内心に気付き「そんなことはない」と自分も彼女を慕っていたことを訴えるが、不器用すぎだなぁ。
 しかし、ダミヤが異様に怪しいのだけど、他はともかくハルミヤを殺すまで思い詰めるんだろうか? そして恐らく嫌が応でも政争と内乱に巻き込まれるエリンは、どうなるんだか。


  キルミンずぅ #5「追跡!まろちゃんを探せ!?」。ようやく探偵らしい活動が始まったなぁ。地味だけど。
 今回はリコ・リムのクラスメイト、ユカリの飼い猫まろの探索。特殊能力を持ったと言っても基本、地味な能力ばっかだけど、それぞれの特性を生かしてなんとか任務完了。ケンはくしゃみすると変身が溶けるみたいだけど、女の子キャラもそうだったら放送コード的にアレな……つか、アグネスがやってくる?
 ほのぼの動物探偵をやってるリコたちとは別に、アニマリアンたちが神浜市に食い込もうとあの手この手を……とりあえず市長周辺の籠絡から始めた模様。アニマリアン牙組、先回を見ると知恵足らずかと思ったけど、きっちり秘書たちを落としにかかってるなぁ。「君の水質調査がしたい」って……
 カノンは変身したリコたちを見て「中途半端なアニマリアン」と評してたけど、カノンの母ミサは彼女たちが何者かを見抜いたよう。多分御子神家と関わりがあるとは思ったけど、神浜にやってきた理由の一部もそれなのかねえ。
 そういえばここしばらく出てないパルスは、どういう立場なんだ? 牙組ではないらしいけど……


2008年11月03日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] あかん

 今は大分熱が下がったけど、いっとき38度まで上がったし(数年ぶりです)、ふらふらするし、自転車は見つからないし、もうだめぽ(いやそこまでのことでは)。
 風邪の方はこのままおとなしく治ると思うけど、明日熱が酷かったら仕事休もう。

[特撮] ゴーオンジャー#37

  ゴーオンジャー #37「炎神バンキ!?」。宿敵ヨゴシュタインをたおし、走輔も無事復活したことではしゃぐギンジロー号のゴーオンジャーたち。大翔だけが浮かれた雰囲気を懸念するが、走輔たちはおかまいなし。そんなとき、キシャモスたち古代炎神たちの姿が見えないことに気づく。結局探し回った結果大翔と美羽が彼らのソウルを見つけるが、ヨゴシュタインに操られて相棒と認めたはずの走輔を傷つけたことで逆に傷ついてしまっていた。
 そんなとき、街に炎神のような蛮機獣が現れる。ヨゴシュタインの復讐に燃えるキタネイダスとケガレシアが炎神を参考に生み出した炎神バンキだったが、本物の炎神と違い環境配慮せずに動力を確保できる炎神バンキに対し、古代炎神たちを欠くゴーオンジャーたちは苦戦する。しかし走輔たちの危機を見ても再び操られてしまうのではないかと戦いを躊躇するキシャモスたちに、大翔が一人残って説得を始める。

 この時期にさらに新 商品 アイテムですか。列車型のキシャモスたち向けに、遮断機をモチーフにした「カンカンバー」。どんな車も強制的に止めるって……車型の蛮機獣以外には役に立たないような。いや、マンタンガンとアタッチすることでパワーアップアイテムとしても使えるんですけどね。
 まあ、環境に配慮しない方が強い、って理屈は笑ったけど、その炎神バンキも新アイテムのだしにされただけの感じで、ヨゴシュタインがいなくなったガイアーク側の弱体化は確定的のような。幹部だけで首領のいない組織だから、首領によりパワーアップされる、という展開もないだろうし。ケガレシアは範人との関係のこともあるし、終盤の展開がぐだぐだにならないか、というか、クリスマス商戦に向けてさえもガイアーク側の戦力ダウンは心配になってしまう。

[アニメ] うわああああ

 「ポルフィの長い旅」、ここ最近は確かに前半の「厳しい世間に放り出されたけど親切な人もいてその人たちと交流していく」から一転、ほとんどこすっからい人ばかりが出てくるようになり(わずかに親切な人もいるけどほとんど通り過ぎるだけ)、両親の形見の品も失っていく一方で鬱々とした展開になってたけど、ここまでするか? まさかマスコット動物が……スタッフはそこまで視聴者をいじめたいんか? まだ見てない今週配信分では多少救いはあるみたいだけど……


2005年11月03日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] やっぱりわけわからんニュースだ

  北朝鮮へ「亡命」の日本人女性が、2年余ぶりに帰国朝日 )。亡命したのに「帰りたい」ってのもわけわからん。会見に芸能プロダクション社長が同席するってのもわけわからん。ということにしておこう。無論人道云々なんてヨタが本当なわけはなくって、まあ、そういうラインがあるってことなんでしょうな、その芸能プロに。まあ、事件自体がワケわからないものなんですが。

  韓国産キムチからも寄生虫の卵 日本向け輸出品にも朝日 )。ま、そらそーだろーなー。意外でもなんでも全然なし。近所のスーパーの棚のキムチの種類が半減していたのが笑える。ちゃんとしたとこは大丈夫なのかもしれないけど、その見分けがつかんからなぁ。

  渋谷「はなまるうどん」が指紋認証導入−千円で最大420杯シブヤ経済新聞 )。
 同サービスは、指紋登録を行い1,000円で1カ月有効な定期券を購入すると、登録後、レジ前で指紋確認を行うだけで、制限無く「かけうどん」が無料で食べられるほか、その他のうどんは105円引きとなるもの。1回の会計後1時間は使用できないが、計算上(営業時間×30日)は1カ月間に1,000円で最大420杯のかけうどんが食べられる。
 う〜ん、これも食い放題って言うのか? サービスの登録者以外の利用ができないようにってことなんだろうけど、微妙すぎる……

  労働時間多く・年収少なく、アニメーターの実態調査読売 )。2/3が年収300万以下ってのよりも1/4が年収が100万以下ってのが、むしろナニかと。学生のアルバイトじゃないんだから……「アニメがお仕事!」とか見てると「就職=企業づとめ」なイマドキの考え方とはある意味対局の世界で、確かに「好きでなきゃ続けられない世界」だよなぁ。世の中モノによっては「給料は半端じゃなく安いけど、遊ぶ暇がないので貯金は出来る」という(それはそれできつい)仕事もあるけども、そういうのは大体住居や食事がまかなわれてたりって種類のものだから、あきらかに異質。じゃ、どうすべきだって言われると、う〜ん。

  中国前外相「靖国不参拝は後藤田氏の約束」と指摘日経 )。なんだか大分死人にクチナシっぽい。事実はどうだったかわかりようがないですが。

 大分前の話題で 麻生太郎議員(現外務相)が「一文化、一文明、一民族、一言語の国は日本のほかにはない」と発言した朝日 )。それは歴史的には明らかに正しくないのだけど、実際問題、現状ほとんどそうだと見て問題ない。というかそういう方向に明らかに向かっている。現在日常言語として日本語(標準語とは限らない)を話していない地域はないし、文化的な面も、過去の文化を残す努力をしなければならないほど糊塗されてきている。「民族」「文化」においては難しいが、生活のスタイルがそれらを規定するならば、間違いなく日本人のはほとんど同質だ。つまり、「神道を信奉する大和民族」というのが「日本民族」の規定ではないということ(そんなこと言ったら今日「日本民族」はほとんど存在しない)。これは別に中国とかがやってるような民族浄化の結果ではほぼない、というのがある意味却っておっかないところなんだけど。

[読書] スターリングラード 運命の攻囲戦1942−1943/アントニー・ビーヴァー

 読むのに何ヶ月かかったんだ、という感じ。第二次世界大戦東部戦線において最も悲惨な戦場として有名なスターリングラード戦線を、ソ連崩壊に伴い公開された旧ソ連側の資料を多く引きながら、地獄さながらの戦場が再現される。
 いやぁ、とにかく圧巻、としか言いようがない。今更スターリングラード戦線について私が説明できるようなことはなにもないのだけど、ソ連側の資料や兵士の書簡などを多く引用し、それがどの年代のどのような状況の地域のものであったか、丹念に考察し戦場の雰囲気を再現している。スターリングラードとはなんだったかの解説書でありながら、同時に兵士たちの目から見た臨場感にあふれている。それだけに、余計にそこが地獄だったと感じるのだけど。
 やっぱり、とにかくスターリングラードは寒くってひもじくって(餓死が出るレベル)虱だらけだったと考えて間違いなさそう。劣悪かつ何時死んでもおかしくない、しかも救いの見込みのない環境ではいともたやすく人間というのは日常とは別物になってしまう様を見ると、人間の尊厳ってなんだろうなぁ、とか思ったりしてしまいますね。「スターリングラード冬景色」を口ずさむだけで空寒くなってきますよ。ええ。
 私ごときには「とにかく読め!」としか言えないレベルの本です。

[アニメ] かりん 増血鬼

 なんかいきなりHDDレコーダーが起動したので、ちょっとびびったけど、上のタイトルの新番組を予約録画してたんだっけ。自分でも予約してたの忘れてた。監督は木村真一郎氏で、やはりいろいろと手堅い。だけど、ある意味クライマックスである鼻血のシーンが……まさかこういう表現するとは! ちょっとツボに入った(笑)。


2004年11月03日(水) 旧暦 [n年日記]

[必殺] あんたこの神隠しどう思う

 必殺仕業人第十三話 DVD上巻
 牢に入れられた夜鷹が病の中、中村主水に「せんかいを殺してくれ」と頼んで来る。しかし金は受け取ったものの、主水にはその当の「せんかい」がどこの誰かさっぱりわからない。
 一方、やいとや又右衛門は近頃さっぱり客足の途絶えたなじみの長屋を回るも、長屋の連中から総スカンを食らう。なんでも「し(死)のう教」という新興宗教の教祖、幻拓という修行者にそののかされ、やいと(灸)などその場限りの効き目と、皆宗教に入れ上げてしまったらしい。
 昔住んでいて、家族同然と思っていた長屋の連中につれなくされ、やいとやはショックで剣之介のねぐらに押しかけて飲んだくれる。
 その長屋で、そこに住む老婆・お六の元に、ヤクザ者と駆け落ちしてしまった娘・おとよが子供を抱えて帰ってくる。亭主と死に別れ、最後に残った身内である母に、追い返されるのを覚悟で孫を会わせに来たのだ。娘をなじりながらも、結局許してやるお六。それがきっかけで長屋の連中も皆やる気を出し、しのう教から離れて、またやいとやも繁盛しだす。
 しかし今度閑古鳥が鳴いて困ったのは幻拓。これまで貧乏長屋の住人から喜捨を巻き上げていたのが出来なくなり、なにかいい儲け口はないかとぼやいていたところへ愛人のお眉からおとよが百両を隠し持っていることを聞き、その金を狙う。

 今回は内偵・連絡係の捨三がお休み。そのため捨三の洗濯小屋がドラマ的に使えず、珍しくプライベートで関わりあう仕業人が見られる。
 中でも慕われてると思った長屋の連中にそっぽを向かれてぐでんぐでんに酔っ払って剣之介に絡んだり、幻拓に食ってかかって逆にこっぴどく返り討ちに遭ってやっぱりのんだくれたりする、やいとやが笑える。クールなふりをして妙に間が抜けていたり、色には強くても腕っ節はさっぱりのところが、やいとやの魅力。
 そんなこんなもあって、今回はあまり仕業人らしい殺伐さには欠けている。けど、影の主役は長屋の連中。やいとやから新興宗教に鞍替えして、またあっさりとやいとやの方に戻ってきたり、わりとあざとく孫を見せて母親の許しを請うおとよに、おそらく、そんなあざとさも全部飲み込んで憎まれ口を叩きながらも娘を許すお六、そしてふてぶてしくもたくましく、身を寄せ合って生きる長屋の他の面々。最後、身寄りのなくなった子供への行動はちょっとほろっと来る。(まあ、そうなるよう仕組んだのは主水なのだけど)
 やいとやも、神隠しに遭った子供のことを悪し様に言う幻拓に対し、珍しく逆上して殴りかかるが、あっさり返り討ち。その雪辱を晴らそうと(実は「せんかい」だった)幻拓を仕置しようとするが、やっぱりあやうく返り討ちに遭いそうになる。やいと修行をする前から殺しはしてたはずなんだけど、一体この腕っ節の弱さでどうやって相手を仕留めてたんだろう? どのくらい弱いかというと、酔っ払ってたとは言え女のお歌にさえ、びんた一発でのされるくらい弱い。(笑)
 逆に、今回珍しく金回りがいいのは剣之介夫婦。お歌の昔の知り合いだったお眉から、子供を預かった例に一両を貰いホクホク顔。この喜び方が貧乏臭い。
 今回、わりと筋立てがしっかりした話だったのだけど、一点、不審な点が。悪党二人は子供を誘拐するも、身代金を要求するでもなく、お六とおとよの二人を殺し、家捜しして百両を盗む。けどそれって逆に手間じゃないのか? そのまま身代金要求する方が楽じゃないか? それともおとよが百両持っていたこと自体が明らかになることを恐れて、子供が消えて二人が世を儚んで死んだ、という筋書きにしたかったのだろうか? う〜ん。
 この悪役の新興宗教の教祖とその愛人、演じるのは山田吾一と荒砂(あれさ)ゆき。山田吾一は仕置人、仕事屋稼業では一見善人風の悪人を演じていたが、今回は見た目に悪人。しかし悪人の癖に妙な愛嬌があるところは山田吾一ゆえか。荒砂ゆきは仕置屋等でも悪女役で出ている。でも、ウルトラマンではダダの犠牲者役だったんですぜ。
 しかし、この頃の必殺は悪役も濃いし、脇役のドラマもちゃんと見られるなぁ。

[その他] 可笑しくて、やがて悲しき……

 米大統領選のことで、うっかり オハイオでブッシュ優勢産経 )という話題を振ってしまい、それに関連してブッシュVSケリーでどっちがマシに、という話題に。一応ブッシュの方が日本にとって当面マシ、という立場なのでVSアンチブッシュの立場になってしまったのだけど、色々説明するのも面倒なので、その場しのぎ+ウケ狙いで「だって、ケリーだって所詮アホと言われてるブッシュとタメ張ってる」と言って、その後自分で言っておいてあまりに説得力があったので一人で受けてたのだけど、逆に説得力がありすぎて落ち込んだり。全世界に確実に影響のある米大統領候補が、二人が二人してそんなんですぜ? 嫌んなるなって方が無理ですぜ。