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2013年11月27日(水) 旧暦 [n年日記]

[特撮] 獣電戦隊キョウリュウジャー#38と仮面ライダー鎧武#7

  獣電戦隊キョウリュウジャー #38「らぶタッチ!うつくしすぎるゾーリま」。こっそり出かけたアミィをつけてるダイゴ。途中、まだスピリットが回復しない鉄砕とでくわすが、アミィのデートの相手は鉄砕そっくりの青年! どうやら鉄砕の子孫らしいのだが、さらに驚くことには、その青年・津古内真也はアミィが大ファンの少女漫画「らぶタッチ!」の作者だと言う。作品のイメージを壊さないために性別や正体は隠して来たのだが、病気のファンを励ますために、アミィに代役を頼もうというのだ。それを引き受けるアミィだったが、鉄砕は優男風な上に自分の正体を隠そうとする真也を軟弱呼ばわりし、彼を鍛えようとする。

 なんか最近、キグルミ節約が多いなぁ。今回はゾーリ魔改造のオネエゾーリ魔が敵。女性の美しさを奪う能力を持ってるんだけど、なんかいまいち話と噛み合ってない……
 メインは鉄砕の子孫らしい真也青年なんだけど、元ラグビー部で、とある一件が元で書いた少女漫画がたまたま掲載→連載→ヒットのコンボ。鉄砕は、少女漫画を書くのは良しとしても、悪いことをしてるのではないのに自分の正体を隠してることが気に食わない。まあ、少年誌や少女誌で作者が意図的に性別を隠すことはよくあるんだけどね。
 そして、病気のファンと偽ってファンレターを出したのは、実はラッキューロ。それは意外じゃないんだけど、スピリットベースにあったアミィのらぶタッチを読破してすっかり詳しくなってるトリン△〜。ついでに落ち込んだ女子マネを励ますために少女漫画を書き上げる真也△〜。どう考えてもその前からマンガ書いてただろう。
 鉄砕も、一見軟弱な真也が、ファンやか弱きもののために自分を顧みず身体を張る勇気を持つことを知り、その勇気にあてられてブレイブスピリットも回復。グレイにまた変身できるようになる。
 これで一応十人全員揃ったことになるんだけど……なんかいろいろと釈然とせんな。キグルミ節約とか(拘るな)。


  仮面ライダー鎧武 #7「大玉スイカ、ビッグバン!」。鳳蓮の変身したブラーボは黒影やグリドンを一蹴。公衆の面前で叩きのめすと、彼らのロックシードを奪う。彼らの戦いをアマチュアと嘲る鳳蓮に、そこまでする必要があるのかと憤る紘汰だが、鳳蓮は歯牙にもかけない。
 ビートライダーたちの戦いに突如乱入した新たなライダーに街中が沸き返るが、そのやり方が受け入れられない紘汰はもちろん、戎斗もさも自分より強いというブラーボの態度が気に食わない。そして戎斗はブラーボに勝負を挑むのだが、彼の変身したバロンでさえもブラーボにはかなわない。しかしブラーボはバロンに「見込みがあるわね」と言い残し、ロックシードを奪わず立ち去る。そのことにより、戎斗はより屈辱に顔を歪める……
 一方、予想外な人物が戦極ドライバーを手に入れたことに焦る貴虎はシドを問い詰めるが、そこに意外なことにDJサガラが画面越しに参加、計画全体からいえば些細な誤差に過ぎないと軽い調子でたしなめる。そしてもう一人、計画全体を把握する「プロフェッサー」と呼ばれる青年が……
 次に鳳蓮が目をつけたのはチーム鎧武。彼らのダンスとバトルを「子どものお遊び」と言って憚らない鳳蓮は、これまで入手したロックシードで大量のインベスを召喚。しかし、インベスゲームのルールを知らない鳳蓮は、インベスたちのコントロールが出来ず、観客たちを混乱に陥れる。紘汰と光実は鎧武と龍玄に変身してそれに対抗するが、あまりに大量のインベスに二人のライダーでも太刀打ち出来ない。そこで、龍玄は兄の荷物からくすねたスイカロックシードを鎧武に渡すのだが……

 ユグドラシルCOが何を企んでるかはまだ不明だけども、街全体を統制して何かをしようとしてるということが少しずつ明かされる。大ボスはこの「プロフェッサー」と呼ばれる人物なのか?
 そして先週鳴り物入りで登場したブラーボ。なんかあっという間にただの愉快なオカマさんになってしまってますな。紘汰の「あんたは本物のケーキを作ってみんなを楽しませてるじゃないか! それでいいじゃないか!」は極めて正論。一体何で戦いに参加してるのか……
 そいでもって玩具的な目玉は、大物玩具もといメカ「スイカアーム」。パワードスーツというか、大型ロボ。けど、これ制限かけないと最強すぎるだろ。つか、貴虎、進捗に無関心すぎだろ。鎧武がスイカアーム使ってるの見たら、流石に光実を疑わないか? それともブラコンで恋は盲目なの? アホなの?
 次回は今回惨敗した戎斗の過去話とバロンのパワーアップ回。戎斗が力を求めるのには理由が……って、予告では割とベタなアレだな。そしてバロンの新アームは「マンゴー」。濁点取ってはいけません。マンゴーってバナナより高級なの? どんな武器になるのかがよくわからん……
 しかし、各アームは全ライダーコンパチって話だけど、実際にはそれぞれのアームのスーツ作らないといけないからあまりコンパチ出来ないんだろうなぁ……


2011年11月27日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#40とフォーゼ#12

  ゴーカイジャー #40「未来は過去に」。ガイが呼んでいないのに突然現れた豪獣ドリル。その中にはタイムレンジャーのドモンからゴーカイジャーに向けてのメッセージが搭載されていた。そのメッセージとは、二年前の寝隠神社に遡れというもの。その代わりに任務を果たせば大いなる力を渡すという。豪獣ドリルの舵輪にタイムイエローのレンジャーキーを使えば時間移動できると指示され、指定通りの時間と場所に移動したゴーカイジャーたちは外道衆と戦うシンケンジャーとゴセイジャーを見る。どうやら外道衆に破壊されるはずのこの神社を守ることがミッションらしいと解釈したゴーカイジャーはこっそりと骨のシタリを倒すのだが、神社にいた少年を守っていたガイの元に、メタルAがザンKT0を率いて現れ……

 ゴセイジャーの放映中に公開された「ゴセイジャーVSシンケンジャー」の舞台に飛ばされ、その裏でゴーカイジャーが活躍してた、という形の番外編か。ゴセイ&シンケンはさすがに顔出しはなかったけど、その代わり悪役陣の声優はチョーと井上麻里奈がオリジナルキャストで登場し、それなりに豪華。この時期はまだマトリンティス帝国は出てきてなかったので、前哨戦を仕掛けようとしたという形なのだけど、それで率いてるのがザンTKシリーズのプロトタイプ、ザンKT0。結局は巨大化戦でもゴーカイジャーに負け、メタルAが装甲強化を改めてプランする。って、初登場時ザンKT(1)の装甲の厚さにゴセイジャーが苦戦してたのはお前らのせいか!
 結局大いなる力は与えられず、ドモンを見られたガイが喜ぶだけに終わったのだけど、神社にいた少年と家出した彼を探してやってきたその母と共に取った「神社を護った」証拠写真、それを見たドモンは、それがかつて過去の地球で愛しあったホナミと、彼女との間にできた息子・未来だと知り泣き崩れる。当時最終回でメンバーの一人が子どもまで作ってしまうという展開はびっくりしたけど、タイムレンジャー最終回当時はドモンは子どもが出来ていたことを知らずに帰還しており、それをドモンに知らせるというちょっと心憎いラスト。
 次回は息子の復讐のためについにザンギャック皇帝アクドス・ギルが登場するらしい。いつもはおっとりとした癒し役のアイムが、異様なまでに熱くなってるようなのだけど……


  仮面ライダーフォーゼ #12「使・命・賢・命」。敵の罠により自ら賢吾を助けるのに必須なラビットハッチの出入り口のロッカーを破壊してしまったフォーゼ。賢吾はじめ仮面ライダー部の面々が絶望に声を失う中、ピクシスゾディアーツは変身を解いて彼らを嘲り、「他にも僕の星はいる」と続いての犯行を匂わせて立ち去る。
 弦太郎たちはなんとか賢吾を助けようとマシンマッシグラーで月に辿り着こうとするが、さすがにマッシグラーでも月までは届かず、賢吾は焦りと苛立ちから弦太郎たちを激しくなじる。
 皆が絶望に包まれる中、友子は謎の言葉をつぶやき独自行動。その意図を疑問に思うも、JKからピクシスの本体である牧瀬についての新情報の知らせが。
 JKの見つけた情報というのは、牧瀬の狙っている全校の美少女の情報、そして彼女たちが次々姿をくらませているというこのだった。
 また、ユウキも賢吾を助けるために独自行動を取り、天ノ川学園理事長我望に面会し、月への有人飛行を頼み込んでいた。しかしあまりに無茶な行動に美羽が割って入り、ごまかしてその場からユウキを連れ出す。いくらなんでも無茶がすぎるし、さらに仮面ライダー部の存在を知らせれば活動ができなくなる。「それじゃ賢吾くんがどうなってもいいんですか」と反論し泣き出すユウキを慰める美羽だが、その美羽が突然何者かに操られどこかに向かい始める。
 突如現れたスコーピオンと交戦しこれを撃退していた弦太郎だが、ユウキから学園の美少女たちがピクサスに操られバスに乗せられ、どこかへ連れ去れれたと聞かされそれを追う。しかしその前に弦太郎はユウキに賢吾へのメッセージを託す。
 月にいる賢吾に状況を知らせようとするユウキだが、取り乱した賢吾は話を聞こうとせず彼女らをなじるばかり。だがそんな賢吾に、みんな賢吾のために、賢吾を助けるために、賢吾の願いを叶えるために一生懸命になっているのだと説き伏せる。賢吾の願い。それは父の残したスイッチシステムを悪用させないこと。そのための フォーゼシステムであり、仮面ライダー部であるのだと、ユウキに指摘され、自分のことばかり考えていた賢吾は同じ状況に陥りながらフォーゼシステムを開発した父の願いに改めて想いを馳せる。
 しかし武器を操られることを危惧したフォーゼはやはり苦戦。少女たちの乗ったバスは壊れた橋から川へとダイブさせられそうになるのだが……

 賢吾が紆余曲折を乗り越え、弦太郎たちの友として改めて仮面ライダー部発足を宣言するまで。
 父の最期の願いを叶えようとし、しかし自身の虚弱体質ゆえにそれが果たせないいらだちから、誰とも交わろうとしなかった賢吾。しかし自分の危機に際し、その出来なかったことを一緒にやり遂げようとする仲間たちが、いつの間にかできていたことを知る。
 相変わらずピクシスに苦戦するフォーゼだが、混乱から我を取り戻した賢吾のアドバイスによりステルススイッチを駆使、ピクシスの誘導能力を持つかぎ針を叩き折る。断崖から落とされようとしていたバスもパワーダイザーに乗った大文字が阻止。スイッチを破壊された牧瀬は自分がさらった美少女たちから責められることに……我々の業界ではご褒美ですが。つか、弦太郎もさすがにこいつと友だちになろうとは言い出さなかったなぁ。
 月でライダー部の勝利を喜びつつ、通信を断った賢吾。皆が心配するが、賢吾は一度は壁から剥がして投げ捨てたライダー部の旗を、月の大地に打ち立て父にその遺志を継ぐ仲間たちができたことを報告していた。が、そこに弦太郎たちが……実は大杉先生が廃品回収に出したロッカーは別のもので、本物のロッカーはユウキの口からでまかせを信じ園田先生のものと思った大杉が、こっそり自分の準備室に持ち帰っていたのだった。破壊されたロッカーに自分の描いたおまじないのイラスト(と自称してるけどどう見ても呪いのイラスト)がなかったことから再度調べた友子がそのことを突き止めていた。JKも情報屋(という名のガラッ八役)とカメラを持っての中継役のポジションを果たしてるし、仮面ライダー部もいよいよまとまってきたような。
 そいでもって、そのダシに使われた園田先生。「赤い目の男」である我望理事長とのやりとりから、どうもスコーピオンゾディアーツの本体っぽいような。
 次回は学園の校長が出てくるみたいだけど、教師陣の中にもゾディアーツがいるっぽいってことは、彼もゾディアーツ? つーか校長の顔どこかで見たことあると思ったら橘さん、橘さんじゃないですか! ダディャーザァン、ナズェミデルンディス!


2009年11月27日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 漢方に関する署名活動の紹介

 数日前、事業仕分けで漢方の保険適用がなくなる、という話題を書きましたが、マスコミがその影響の大きさはおろか、その事実すらまともに報道しないため、事実が周知されぬまま仕分け結果が確定しようとしています。
 製薬会社、医療現場などが抗議活動を行ってますが、このままでは結果は覆すのはむずかしい、ということで数日前に急遽決定し、今日までにネットで100万人の署名を集める運動を行っているそうです。
  こちらのブログ で紹介されてますので、あと数時間ではありますが、主旨に賛同してくださる方はどうかご協力ください。

[アニメ] にゃんこい#7

  にゃんこい! #7「暗くなるまで待って」。修学旅行で京都までやってきた潤平たち。しかし、潤平の荷物の中には猫のマサが……いつもの依頼で、京都に里帰りさせるために手荷物に隠れさせていたのだ。早々にマサを見送って安心する潤平だが、マサが潤平のことを京都中に言いふらしたせいで依頼の猫が殺到、気の休まる間がない。しかも風呂ののぞき騒動を起こしてしまい、楓とかなり気まずい感じに。しかし潤平と行動したい加奈子が言い出したおかげで、いつものグループで京都巡りをすることになる。なんとか楓との思い出を作ろうとする潤平だったが、迷子の子猫と出くわしてしまい、つい見過ごせず楓たちと離れてその子の家を探すのを手伝ってしまう……

 う〜ん、初のオリジナル回。そいでもってなんかこれまでで一番面白くなかったかも。
 なんでバスの運転手がナベシンなんだろうと思ったら、ナベシン監督回だったのか。ナベシンの作風とは合わなかったのか……なんだかナベシンもはじききれなかった感じ。
 修学旅行という大きなイベントにも関わらずイベントが続くだけでメリハリがなかったのが残念。次回もオリジナル回だけど、大丈夫かいな?
 って、オリジナル回が結構入るなぁ。1クール構成するだけの原作ストックはありそうなんだけど……まさか2クールなの?

 あ、あとついでに クイーンズブレード〜玉座を継ぐ者〜 、イロモノ企画なのにわりと普通に楽しめるなぁ、と思ったら、シリーズ構成がイロモノ企画を無難にまとめる手腕では定評のある(かどうかは知らない)吉岡たかをだった。道理で。


2008年11月27日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] のらみみ2#9ととらドラ#9

  のらみみ2 #9「少年飛行訓練」。59号店に居候紹介でやってきた威勢の良いトリキャラのトリロー。彼は幼い頃の半田と会ったことがあった。かつてのトリローは高所恐怖症で飛ぶことが出来ず、それをごまかすためにペンギンキャラのふりをしていた。が、結局自分に自信が持てずなんとかして飛ぶ訓練をしようとしていたところを、ドッタリくんが来たばかりの半田が通りかかる。トリローの話を聞いた半田は特訓を手伝うことにするのだが、トリローは半田との訓練中に居候をしてるかのように思えて来、怪我をしたと嘘を付いて訓練の時間、半田と一緒にすごそうとする。が、半田を探しに来たドッタリ君がそれを見たことで半田とドッタリはケンカになってしまい、トリローはそれに責任を感じてしまう。
 「みんなでゴルフ」。飲み仲間であるタヌキキャラのシガラキ、古山と一緒に半田も連れてゴルフに出かけたトマゴメ所長。シガラキは相変わらずオヤジギャグ連発ながらも絶好調。初打でアゲインストを真っ向から突っ切って飛距離を出す。和気藹々とホールを勧めていた彼らだが、それを見ていたキャディがシガラキの第一打以降様子を変える。彼女はかつてプロゴルファーを目指していたのだが、プロ試験で無謀な賭けに出て失敗、それ以来自分を見失っていたのだ。とてもまじめにゴルフをやってるとは思えないシガラキの態度と裏腹に決して悪くないプレイを見て、彼女は自分に足りないものをシガラキが持っている気がして、シガラキに質問をしてしまう。

 9話でこのペースって事は、半田の失踪がラストではないのか。コバチさんも出てこないし。
 キャラの独占欲のせいか、ダブルキャラは基本的に御法度なのだけど、幼い頃の半田は飛べないトリキャラに協力してかまったせいで、ドッタリ君と妙な諍いを起こしてしまう。トリローは居候できない心の穴を半田で埋めようとしてしまうのだけど、それが原因で半田が嫌な目になってしまったことに責任を感じ、本当に飛ぶことを決意し、半田たちの前で屋根の上から飛び立……とうとするんだけど、夕方までそのままかよ!w
 飛び立ったトリローは不格好だったけど、それでも何かを見つけたよう。それからキャラ(性格の方)を変えたトリローは今のイケイケになったのだけど、実はそれで高所恐怖症を克服したかというと……そんなんアリか!?w まあ、無理に自分を変えなくても、それが自分の個性になることもあるってことなのか? この変の妙に無理をしない感じは作風だなぁ。
 後半は久々登場のタヌキのシガラキ。相変わらずオヤジギャグ連発で、プロ志望のキャディは嫌な顔をしてるのだけど、意外にもそのプレイは悪くない。キャディは自分を追い込んでプロテストで失敗してしまった過去を持っていたのだけど、のびのび楽しそうにプレイしているシガラキを見て、思わず、無謀とも思える第一打について「何を考えて打ったのか」と聞いてしまう。その答えは「次に言うギャグのこと」ってオイw 無心で楽しいことを考えながらゴルフをするシガラキに、楽しいからゴルフをやっていたことを忘れていた自分を思い出し、シガラキの代打ちでプロ試験のミスを乗り越えたようなショットを見せる。
 今回後半はオリジナルだけど、是が非でも泣かせようとかいう感じはなくて、良かった。


  とらドラ #9「海に行こうと君は」。大河と亜美の勝負が亜美の勝ちに終わったことで竜児は夏休み亜美の別荘で過ごすことになるのだが、結局いつものグループでのお泊まり会に。しかし出発前に不吉な夢を見た大河と竜児は夢を正夢にしないためにも、今回は大河が竜児のみのりへの攻略を全力でサポートするということになってしまう。そのために大河が練った作戦は、お化けが苦手なみのりを驚かして、それを竜児が助けることで良い雰囲気にしてしまおうというもの。果たして怖がらせるのは上手くいくのだが、結局臆したりマイペースだったりで微妙に思ったようには行かない。亜美も竜児をからかってるのか本気なのか不明な挑発を繰り返し、結局なんだかいつものドタバタに。しかし、夕食の後片付けを済ませたみのりが竜児をベランダへと誘い、竜児は千載一遇のチャンスとばかりに「彼氏はいるのか?」と聞くのだが、その返事は……

 え〜、原作買ってきました。全巻。通勤時に読んでて一日一冊。今、五巻まで読み終えました。今の展開が四巻の前半だから、最終二話は五巻の分か。なんだか鬱な展開になりそうですな。
 それはそうと、大河のフォローに回ってばっかりだった竜児が、逆に今回は大河にサポートされることに。けど、天然ドジの大河のサポートだけに、ありがたいようなありがたくないような……
 今回の作戦のそもそものきっかけは、竜児と大河が揃って見た夢。二人が結婚して犬小屋に住んで犬の子どもが生まれてって……大河は「警告夢だ!」と言って聞かないのだけど、いいじゃんお前ら。もう結婚しちゃえよ!
 しかも大河は自分の特異なバドミントンでサポートされる側を決めようとするが、犬にじゃれつかれて不戦敗……しょうもな。
 「実は怖いものが苦手」なみのりを大河の作戦通り脅すことには成功するが、竜児がヘタレだったり大河がちぐはぐだったりで微妙に良い雰囲気には持って行けない。それでも五人とも楽しそうなのだけど、亜美は竜児をからかう中にも思わせぶりな表情を見せ、北村は亜美に「生徒会はいいの?」と含みがありそうなことを言われる。ああ、やっぱ北村ってそうなんだ。Mなのか。相手がSなら誰でもいいのか。おまけに裸族だしな!
 けど、一日の最後には竜児とみのりは良い雰囲気に……なりかけるのだけど、「彼氏はいるのか?」という竜児の問いに、みのりは恋愛をお化けの話にたとえてすり替えてしまう。「幽霊は見たことないし見たって人も信じてない。けどひょっとしたら自分も見れるんじゃないかと思っている」というみのりに、竜児はさりげなく、「櫛枝に幽霊を見て欲しい」とアピールをする。水泳勝負の時もそうだけど、みのりは目元が見えない演出が時々あって、これって要は本心を隠してるって暗喩なのだよね。天然で変でお騒がせに見えて、実はいろいろ考え、自分を隠してるということではあるのだけど、竜児も人のことだとお節介なのに、自分のことはてんで、だから普通に考えたんじゃ上手くいかないよなぁ。
 で、少しみのりと近付けたと浮かれていた竜児は、大河もろともみのりを脅した罰のように怪奇現象に襲われる。
 ライトノベル一冊を二話で消化ってのは割とはしょりすぎ感が出てくるものなのだけど、アニメはテンポ良い会話と思い切りの良い編集と演出で、かなり上手いことやっとりますな。
 そういえばとらドラのアイキャッチで こんな話 が。今回は互い違いの二列整列っぽい感じ。一応グループが安定を見せたってことなのかな? しかしこんなネタ振ってたとは、気がつかなかった。

[必殺] 菅井きん、必殺降板の話

 いや、今度始まる仕事人2009とかいうオリジナルキャストを使ったパロディのことじゃありません。いやぁ、オリジナルキャストを使うのは、「ゴッドキャンブラー」で松楓楼にカチコミをかける「男たちの挽歌」のマークの後ろ姿が出てくるという微妙にわかりづらいギャグをやってたこともありますし。(無論「男たちの挽歌」のマークはチョウ・ユンファが演じ、「ゴッドギャンブラー」の主役もチョウ・ユンファ。自身が演じた役の背中を自身が見るという、わかりづらいギャグ)
 それはともかく、ギネスブックに「世界最高齢の現役女優」として名前が掲載された菅井きんさんですが、 朝日新聞どらく という芸能人のインタビュー連載で、菅井さんが「娘の縁談に差し障りがあるかと思い、せん役を降板させてくれと頼んだことがある」という話をされてる部分が。新必殺仕置人企画時に話が進んでいた娘さんの縁談に差し障りがあるかと、婿いびりをするせん役の降板でもめていたという話は必殺ファンでは非常に有名な話ですが(その為新仕置人の開始が遅れ、その穴埋め的に急遽作られたのが「必殺からくり人血風編」)、菅井さん本人がそのことに触れてる記事は初めて見ましたわ。いや、これまでにもあったかもしれないんですが、私は見たことなかったので。
 あ、それとプロフィールに「73年から始まった必殺シリーズ」とありますが、72年の間違いですね。菅井きんが初めて出演したのは確かに73年の「必殺仕置人」からですが。


2006年11月27日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] わりとへろへろ

 え〜、はっきり言えば、言い訳で負け犬の愚痴です。
 環境が変わって、環境にはどうにか適応できそうなんだけど、それに一生懸命でどれだけ余裕を作れるのかに汲々。週末を回復に回せばどうにかなりそうなんだけど……初っぱなで出足がくじかれたんであれこれ。まあ、なんとかなりそうですが。


  ネットゲーム大手が「ウィザードリィ」商標権取得zakzak )。「ウィザードリィ・オンライン」への伏線かねえ。迷宮内でパーティ全滅したら救出待ち。救出されても寺院で灰になったら終わり。なんてシビアなんだ。>おいおい


  ソフトバンク携帯“予想外”のブーイングゲンダイネット )。騒がれるのは話題性重視のソフトバンクにとっては願ったりなんだろうけど、踊らされる側はたまったものじゃないな。まあ、踊らされる側に責任がないとも言えないですが……でも、まじめにきちんとやるべきことはやって欲しいなぁ。

[特撮] ライオン丸G#9

  ライオン丸G #9。横浜に現れた豪山潰しがついに歌舞伎町までやってくる。元相棒のユリがその正体だと察したジョーだが、ユリは意外な人物に手を出す。

 マスターって、ほんとにただの脇役かと思ったら……順之介も大人になったなぁ。どうやらかつて豪山の下で働き、ジョーやユリを仕込んでいたらしい。今は豪山の下から離れたみたいだけど、やはり離反か?
 そのマスターがユリに操られた連中に半殺しの目に遭ってるのを見て、獅子丸が激怒。獅子丸が変身するシチュエーションが確立してきたような。
 一方豪山興業の力で家族の仇を捜すため、豪山の命令に従うジョーだけど、非情にユリを命令通り倒した……と思いきや、紙一重で手心を加えてユリの記憶は奪うが命は助ける。でも、記憶を失ったふりをしてるだけ……かつてジョーと一緒に豪山の下で働いていたユリが豪山狩りをしはじめたのは、やっぱ豪山こそがジョーの家族の仇、ってことなのかな?
 スケールは大きくないし、ライオン丸とタイガージョーのスーツで予算を食われたのか敵側が着ぐるみもナシなんだけど、その分ワイヤーアクションとかで殺陣が派手だし、人間関係が面白くなってきたし、結構、いや、かなり楽しんでる。第一話の時点では本当にどうなるかと思ったけど。

[アニメ] 明け瑠璃#9ちょっとだけ

  夜明け前より瑠璃色な #9「お姫様と瑠璃色の空の下で…」。「演出 亜乱炭椎」って……「アラン・スミシー」ってのは米映画業界で認められてる権利だったはずなんで、日本でやる意味がないんですが……上に対する嫌がらせ以上の意味は。恥になるから名前を出したくないってなら、こんな嫌みな偽名でやる必要はないんだから。


2005年11月27日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 木登り木登り

 知人のお手伝いで、木登りイベントに行って来ました。今回はこちらの人数も多かったし、参加した子供たちも極端にやんちゃなのはいなかったし、総じてスムーズな進行でした。
 手伝いの合間に自分も登ったり、登ってる子達の写真を撮ったりしてたんですが、こういうのって自然と立体的な構図になって、面白いっす。被写体の顔が出てしまうのでネットには掲載できないけど。普段、上下も見てるつもりでも基本的に意識は水平方向にしか向いてないってことでもあるし。
 ロープや器具を使った安全で自由度の高い登り方なのだけども、上級者は上下だけではなく、ロープからロープへ、枝から枝へと自由に移動する。私は高所恐怖症のヘタレなので、そんなわけにはいかないけど。でも、それでもかなり慣れては来たんですけどね〜。
 「樹上で過ごす」ってのは普通とまったく違う感じので、なんかこれってSFっぽいなぁ、とか思ったりもして。そう言えば、人間は木から下りた猿って俗説があったっけ。樹上生活者ってどういう意識でどういう社会・文明を構築するだろうなぁ、とか。浮遊都市とかが舞台のSFってのは多くあるけど、完全に樹上世界でストーリーが展開するSFってなかった気がする。北欧神話ってのはナシな。三次元的な立体配置が当たり前の世界ってのは考えてみると面白いかもしれない。
 帰ってからは録画の消化。でも疲れたので感想とかは明日以降に……ふにゅう。
 あ、でも一言だけ。エウレカセブンの「ニルヴァーシュspec 2」の登場へのシークエンスは、ちょっと感動しましたよ。あのタイミングで「DAYS」が流れるとは、ちょっと卑怯だ。


2004年11月27日() 旧暦 [n年日記]

[映画][アニメ] 雲の向こう、約束の場所

 名古屋は シルバー劇場 公開初日で、新海氏の舞台挨拶もあるということで行ったものの、ほとんど徹夜状態 *1 . なので周期的に眠気が襲ってきたり。
 幸か不幸か劇場に向かう途中で派手にすっころんで膝をしたたかに打ちまして、その痛みで眠気が醒めたはいいんですが、痛みと体力消尽で立ち見は辛い状態に……これなら二回目の上映で確実に座った方がマシ、ということで、二回目の上映にしてもらうことに。かなりの人出で、行列も結構なことになってたんですが、スタッフ側の対応はあまりなれてませんでした。まあ、どっちかと言えばマイナー系の劇場ですから。でも、前にも一回シルバー劇場で並んだことがあったのだけどなぁ……なんだっけ? まあ、それはともかく一回目の上映終了予定時刻の12:30に劇場に再び来たものの、まだ退場は行われず……予想外の人出に手際が追いつかず、終了予定時刻の12:30に挨拶、ということになった模様。まあ、こんな事態、年にそう何度もないだろうしなぁ。
 本来開始時刻のはずの12:50にようやく入場開始。って、劇場から出てくる客の中にH氏発見。日曜に会った時に「見に行く」って言ってたっけなぁ、そう言えば。でも人がごった返してる中なので、挨拶するのもナニなので生暖かく見送ってましたですよ、ええ。
 その後、ようやく入場。予定がずれ込むこと10分ちょい。まあ、そんなものだと思ってたのでこちらはどうともないですが。
 で、いよいよ本編の感想となるわけですが……ちと、厳し目の評価っぽいのは勘弁してください。
 2002年日本SF大会ゆ〜こんにて、新海氏とちょろっと会話する機会に恵まれまして、その時にストーリーを語ることにそれほど興味の焦点は無い、と言っていた氏が長編アニメ映画をどうまとめるか、というのをちと半ば意地悪い心持ちで見ていもしたのです。が、それに関しては、わりと上手くまとめていたと思います。が、むしろ別の視点での見方がされてしまいまして……

 まず、鑑賞料分の価値があるかないか、と言われれば、確実にある、と答えます。楽しんだか、と言われれば、楽しんだ、と答えます。しかし、傑作か、と聞かれれば、ちがう、と答えます。佳作か、と言われれば、迷います。見に行く価値はあるか、と言われれば、70%の確信を持って、ある、と答えます。
 失礼を承知で端的な感想を述べます。「感嘆はしたが、感動とまではいかなかった」
 幾つか気になった点というのはあるのですが、実は根本的に感動するまで感情移入できなかった理由は二つです。
 一つは、人物とそれ以外のリアルの寒暖差。たとえば、風景だとか無機物のアクションだとかはものすごく良いのですよ。自分には到底こう物を見ることはできないんじゃないか、ってくらい。私が見える光景はもうちょっとへこみや傷による質感、誇りによるぼやけとかがあるので基本的な違いってのはあるのだけど、それにしたってこの風景を捉える力はものすごい。が、これが人物、はっきりしたところでは動作になると、急にその感動から引き剥がされる。いや、動きの滑らかさはいいんです。ただ、動作がリアルなそれではなく、「アニメ的」なんです。最初、佐由理の動き、「ぶってる女なのかな」とマジで思ってしまいました。でも、世間一般的なアニメの基準で見れば、「普通」なんですよね。極端に言えば実写の背景にアニメのキャラクターがはめこまれている違和感。他のキャラについてもそれが言えて、その画面全体での統一感の欠如が、ことあるごとに現実に引き戻すわけです。
 二つ目は、決定的な間の悪さ。例えば、ネタバレになりますが 岡部に「なんでジェットエンジンなんだ?」と聞かれて、ヒロキとタクヤが「なんとなくかっこいいから」みたいな答えを次々返す場面。笑える場面のはずなんですが、劇場で笑い声が漏れませんでした。ためらいがちな、息のようなかすかな笑いは漏れましたが。実は、これはちょっと間の取り方を工夫すれば笑いが取れるはずで、「間で演技させる」ということが出来ていない、ということです。
 両方ともどうしてそうなってしまったかは、非常に簡単。新海氏はゲームのデモムービーや短編ムービーのみの作成に関わっており、テンポ良く流れることが必須な分野であり、あるいはテンポを崩し、止め、観客の反応をコントロールする分野に関わらなかったから。単に「そういうスキルがない」ということ。また、短いムービーだったため、「演技をさせてない」欠点が気が付きにくかったこと。
 以前、アニメージュの富野由悠季氏との対談で、富野氏が「ウチで鍛えればモノになる」みたいなことを言っていたのだけど、それを思い浮かべると新海氏の欠点を適切に見抜いていたのだと思える。こればかりはそれを意識して鍛えないと、鍛えられないものなのだ。一緒の職場で働きたいとは思わないが、流石に数多の作品に関わり数々のヒット作を生み出した富野氏ではある。
 が、だからダメダメかと言うとそうとも言えず、「デモムービー・イメージビデオの手法で90分観客を飽きさせない」という手腕には舌を巻くほかない。なんだかんだ言って、私も上映中時計を見たのは二回だけだった。
 その他にも伏線の貼り方だとか視聴者の感情をコロコロ動かす技術だとかについて、未熟を感じる部分が多かったが、もし今後、上手い具合にそれを吸収したら非常に恐るべきクリエーターになること、間違いない。
 観客がスクリーンを食い入るように見ていた反面、上映直後に観客のすすり泣きがまったく聞こえてこなかったということが、新海氏の長所と欠点、両方があることをはっきり示していると思います。
 テーマはかなり重いので人によっては非常に感じ入って泣く人もいるとは思います。が、全般的には「感嘆はするけど、感動にまではいたらなかった」というのが正直なところです。しかし、それが出来たときは恐ろしい存在に化けるでしょう。
*1: 計二時間くらいの仮眠を取ったのみ。


2003年11月27日(木) 旧暦 [n年日記]

バテン・ガイストって、魔剣ガイストって聞こえません?

 いや、バッテン荒川でもいいけど。
 今週の「ウィード」も良かったけど、 コミック乱 最新号の「風雲児たち」の最後数ページが久々に震えがきましただよ。何ヶ月か前の「キラリ!!自分流」ですでに件のページは見てたのだけど、やはり肌が粟立つのは、半年前にはなかったお台場砲台を目の当たりにして愕然とするペリー。そして思い起こされるシーボルトの忠告「あの国は動脈硬化を起してるが、あの国の国民の底力をあなどってはいけない」。老中阿部や江川太郎左衛門たちの奔走あってのことで、日本国内も(特に首脳部が)ガタガタしてる中でのことなんだけど、それでもやっぱカタルシスっつーか、溜飲が下がるというか。まあ、今でも日本は動脈硬化を起してることは違いないし、この時の底力を持ってるかと言うと疑わしくはあるのだけど。
 日本の欠点のある部分ってのは昔っから変わってなくって、最近旧ソ連から出てきたノモンハン事件(ハルハ河の戦闘)の資料で、「実は思いの外日本軍は善戦してたんじゃないか?」って見直しが起こってるようなのだけど、逆にそれだけにハルハ河の戦闘の敗因と、そして前線にツケを回すことで、その本当の原因が分析されず、教訓を得ていなかったという首脳部の欠陥が際立ってる気がする。これは「首脳部だけが」ってことではなく、国民全体に問題があるのかもしれない。
 なんか検索したら、江戸開府400周年の一環で 江戸net なんてものが出来てたと初めて知る。でも、江戸の人物検索で「阿部正弘」は出てくるけど「江川太郎左衛門」は出てこない。むー、たくさん重要人物がいるのはわかるのだけどねえ。
 それとはなんの関係もなく、 動物化するポストモダン のあまりの日本文化軽視っぷりに憤ったのだけど、良く考えると自分も良く知らない、と気付く。ということで、手始めに 歌舞伎入門/古井戸秀夫 を読む。歌舞伎の成り立ちから発展、そして様式のあらましをざっと、素人にもわかりやすく、その魅力とともに解説している。成立辺りはさすがに半分伝説みたいな感じだけど、ただ、「形式美」と今日では受け取られやすい歌舞伎の様式が、いったいどのような演出意図で、誰が考え出したのかとか、江戸時代の歌舞伎はどんな感じで庶民はどう見ていたのかとか、結構面白く読めた。深+のマスターが「歌舞伎は演出とかが良く出来てる」って言ってたけど、ちょっとその意味がわかった気がする。っても、実物見ないと本当にわかりはしないんだけどね(でも、一幕ものとかでない歌舞伎って、本当に一日がかりなんだよなぁ)。
 もう少し深く歌舞伎世界を突っ込んだ 歌舞伎ワンダーランド/清水朝彦 も買ってあるので、追々読んでいくつもり。
  なぜか人気 田沼意次の「ワイロ最中」朝日静岡版 )。あ〜、そういや、田沼の領地って相良町だったっけ、と記事を見るまですっかり忘れてた。田沼意次と言うと「ワイロがまかり通った腐敗政権」というイメージが強いけど、それは政敵の松平定信によるイメージ戦略であって(いや、実際にワイロとか頻繁に受け取っていたらしいけど)、「白河の 清きに魚 棲みかねて 元の濁りし 田沼恋しき」と狂歌にも歌われた通り、町人文化の発展を促したのはむしろ田沼意次だという見解もある。それでもわざわざ「ワイロ最中」なんてヨゴレのイメージを持ってくるところが洒落っ気と言うか。相良は実家の近くだから、正月に帰った時にでも買ってこようかしらん?
  IDEの「マスタ」「スレイブ」は差別的?zdnet )。LAの団体が起した訴訟。なんつか、もうね、アホかと。バカかと。IDEの「マスタ」「スレイブ」で誰かが差別を受けてるのか、それが差別を助長してるのか。完全に言葉狩りの部類のだと思う。
  玄海灘の韓国タンカーの漁船衝突事故、航海士に3年の懲役毎日 )。これまで、記事をリンクしてきたので、そのけじめもあって。知人からは「韓国、中国の記事に反応しすぎ」「対韓・朝・中感情が悪化して得するのは誰?」「日本だって(密漁とか)さんざんやってると思うけどなぁ」と言われたわけですが、それでも11億の被害に対し4億未満の賠償金に、7人死亡、8人行方不明に対し、過失とはいえ航海士の三年の懲役刑のみ、ってのは、韓国云々じゃなくっても、理不尽だと思う。他人に「怒れ」ってことじゃなく、私が腹が立つ。単純に。
  MRR は、誠とジェイが飛行訓練中、いさかいが元で墜落してしまい、実はその墜落先がジェイの古巣・デザスターの本拠地で……という話。誠とジェイの和解と、ジェイと育ての親エフの死別、それと敵の首領との接触と、色々盛り込まれてたけど、ジェイとエフの死別がやっぱメインだったのかなぁ。ちょっと焦点がぼやけてたのは残念。
 そろそろ早売りの関係で来年のライダー、スーパー戦隊の情報が。ライダーはどうも例のトンガリライダーで確定のようだけど、頭部のもうちょっと詳しいイラストを見ると、顔面にスペード型のクリアパーツがあるって感じで、そこまで「ダサい」という感じでもない。まあ、実際の造型見ないとなんとも言えないけど。スーパー戦隊の方は、マスクはメタルヒーローがちょっとまじった感じ。スーツは左半身に番号が入ってるよう。どうも全体的なデザインやポーズから、例の「モチーフは警察」ってのは、正しそう。


2002年11月27日(水) 旧暦 [n年日記]

キングゲイナー映画化

 上のリンク先を見ないで本気にしないように。思わず右クリックで即HDDに保存しちまったい。
 ちなみに元ネタは こちら
  カンベンしてよ、ビルゲイツ 。こういう「手術は成功したが患者は死んだ」的なのは……我々には、パッチを当てない自由もある! って最初からそれなりにセキュアで安定なつくりになってればそんなに問題はないのにね。
  Mozilla 1.2が出ていることを /.jp で知り、インストール。β版とどこが違うかというとイマイチよくわかってなかったりする。まあ、初鰹は女房を質に入れてでも買え、と言うし。初鰹でもなければ女房もいないけども。
 やっぱり /.jp より、 指輪物語第二部で繰り広げられる激戦をAIで描く 。五万人ものパラメーターの異なる「キャラクター」たちに異なるパラメーターを割り振り、「戦いをさせた」のだそうな。こちら 元記事 。気力がなくってちゃんと読んでないけど。すげー、としか言いようがないなぁ。
 こないだちょっとだけ見た プリンセスチュチュ なのだけど、公式サイトをよく見たら週十五分の放映の形態らしい。「朝霧の巫女」とかとは違い、話の前半と後半とでぶった切って二週で三十分一話になるのだそうな。「 攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX 」もひと月に二話づつの放映。個人的には、今後この形態というのは、主流にはならずとも増えていくのではないかと思う。週一本で面白いものを作るのは不可能とは思わないし、事実スタッフががんばって作っている番組もある。けど、今の番組は、かつて主流であったような(今も主流だけど)「商品のための宣伝番組」ではなく、それそのものがDVD・ビデオなどのメディアとして売り出される「商品」でもある。私は絵が綺麗=質が高いと短絡的には思わないけども、そういったものを含めてクォリティを管理する一手段として、そういう方法もありではないかと思う。一年で駄作が二本できるよりは、傑作が一本出来たほうが嬉しい。
  コミックガム 連載の「 エンブリヲン・ロード 」完結。SFとしても少年の成長ものとしても、申し分のないラストに満足。単行本7巻はいつじゃー!