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2010年11月24日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 北朝鮮のアレとか

 砲撃時は、民間人にも被害が出たと言うことで、再三の演習抗議に切れた一部の部隊が暴走したのかと思ったけど、どうもその後の北朝鮮の行動を見ると、上層部も込みでの行動みたいですね。おそらく、北朝鮮は「一部の暴走」で押し通すでしょうが。(そうしないと話の落としどころがない)
 目的は米国を中心として六カ国協議の再開を促すことでしょうが、民間人被害が出る行動に出たのは、北朝鮮としてもそれなりに危険を冒してるということ。そうならない可能性の方が高いとは言え、読み違えがあれば、六カ国協議どころか軍事行動を招く危険もありますから。切羽詰まってるということと、代替わりに際して「決して妥協はしない」という示威行為でしょうね。
 基本、戦争をしたら北朝鮮は終わりなのでするつもりはないでしょうが、どっちにしてもしばらく静観するしかないでしょうね。
 それと、民主党政権は完全に取ってる行動が片っ端から裏目に出てるような。
 今回の事件で朝鮮学校の無償化を撤回する羽目になったわけですが、それは「朝鮮学校は反日教育を行なう機関ではない」「子どもの教育と北朝鮮は無関係」というこれまでの自らの主張を自分で「間違いだった」と言ってるに等しいのだから。
 やり方がド下手で間違ってるとは思うものの、各種外国人学校も無償化する以上特別の理由なしに朝鮮学校のみ除外するのは法理上からおかしいと思うし、また、北朝鮮とのパイプという点で、その考え方自体はないわけではないです。ただ、国内の私立学校を差し置いてまで早急に実施しようとするなど拙速にすぎた行動の結果、それが完全に裏目に出てしまったわけで。やり方のまずさはあるものの、タイミングの悪さもあるというか。
 更に対応の遅さ、明確な方向を示せないことなども当然バッシングの対象に。官邸入りが砲撃開始から二時間後という報道は、いちおう注意してみましたが、実際に公邸から官邸に入ったのが4時5分とのこと。
 また民主党幹部が「このことは民主党にとって神風だ」と発言したという報道もあり(裏はとれてないので、歪曲報道の可能性もあり)、マスコミのバッシングが徐々に強まって来るでしょうね。
 先週末実家に帰省していて、久々にテレビのワイドショーやTBSの時事放談を見たんですが、どこもかしこも政局の話ばっかりなんですよね。いろんな法案やら外交やらさまざまな「政治」問題があるというのに、そんなの大したことはないというように「責任を取るのか取らないのか」とか、そんな話ばっかり。無論、それは視聴者がそういう話に飛びつくからであり、また基本的に人気商売である政治家もそれに合わせたコメントをするため、誰が一番悪いのか、というのは人それぞれで意見が違うとは思いますが、私はマスコミの責任が重いと思います。「報道の権利」「第四の権力」を錦の御旗に掲げるならば、それ相応の責任を負わねばならないはず。「視聴者が望んでない」とか、「ボランティアでやってるわけではない」と言い訳するのならば、錦の御旗を下ろすべきです。マスコミ自身にとっても、「大手マスメディア」というブランドを食いつぶしてるのに等しい状態で、それを見て見ぬふりを続けて同じ事を繰り返すなら、自分たちが批判してる「悪しき官僚」と同じ事です。
 一覧で良いので、その日の国会で審議された法案などを掲載するだけでもいい。そういうことをきちんとやっていかないと、マスコミの価値は凋落する一方だと思いますけどね。
 これは民主党政権をかばってるわけではなく、民主党政権は政局云々と言うまでもなく政権の座から引き下ろされる十分な理由があると思うから言ってるのです。でなければ、また次も、次の次も同じ事が繰り返されますよ?

[アニメ] 神知る#7と百花繚乱#7

  神知る #7「Shining Star」。かのん編の完結編。つっても半分はPV状態でしたが(^^; 大勢のファンを前に失敗したら……という不安から、透明になり、逃げ出してしまったかのんを探す桂馬たち。けど、散々探した挙句、エルシィ「駆け魂センサーで探せば良かったんだ!」。ホントにポンコツ悪魔だなw
 念願のコンサートだけども、かつていたシトロンの仲間たちはおらず、頑張ってきたつもりだけども自信の持てないかのんは桂馬に逃げようとするのだけど……ここでかのんを受け入れてもキスしてチャラになるから、そうしても良かったはずなんだけど、そうしないでファンたちと向き合わせたのは、桂馬は二次元アホでも鬼畜じゃなかった、ってことか。
 それと、かのんが攻略中の記憶を失った、という決定的な描写はなく、原作の現展開にもつなげられる終わり方だな。次は、一クール目最後の攻略ヒロインか。記憶にあまりないなぁ……

  百花繚乱 #7「忠の奴隷」。徳川慶彦が何事かを企んでることを知ってしまった千姫たちは、刺客の到来を予測して半蔵と又兵衛を宗朗にキスさせマスターサムライにすることを提案するのだが、半蔵と又兵衛は大困惑。そんなドタバタの中、十兵衛のように空から眼帯の女の子が降ってきて……
 「柳生義仙」って誰かと思ったら、柳生烈堂か。史実はそんなこともなかったみたいだけど、普通は「柳生烈堂」って言ったら、「子連れ狼」の裏柳生だから、もろ悪役っぽい。しかしそれはさておき、公式サイトで「性格は変態」って……確かに変態だったけど。
 あと、宗朗、同姓を名乗れば一族とホイホイ認めるのかよ。どういう常識だ……


2009年11月24日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] いろいろ斜め上過ぎる。

  蓮舫議員「例えば有名なテーマパークは、家族4人で行ったら数万円を超えても、お客さんが、リピーターがあとを絶たない。」いや、国の広報施設なんですけどFNNニュース )。いや、有料化に反対ってわけじゃないんですが、この人すでに思いつきでしゃべってるようにしか見えん……防衛担当者がこの発言に笑ったのに「笑って終わる話ではない」とも発言したらしいですが、そりゃ、苦笑するしかないでしょう……
 と、今日はこれだけでお腹いっぱいかと思ったら、親分さんの方がもっとひどかった。
  事業仕分けで相次ぐ批判の声 鳩山首相「国というものがなんだかよくわからない」FNNニュース )。いや、この人は致命的にプレゼン能力が欠如してるのでこの言葉をそのまま取ってあげつらうことはしませんが、たとえハッタリでも「国家観」を示して説明できないで「国というものがわからない」は国家の長として反省すべきでしょう。
  温室ガス25%削減影響、「民主応援する人」で再試算朝日 )。おいおいおいおい。この人、一時でも本当に学者だったのか? 「都合のいい結果が出るまで計算し直す」って、しかも、「自分たちのいいようにやってくれる人を選ぶ」って……
  鳩山、ママから9億円のお小遣い!?姉から“隠し献金”もzakzak )。これは笑い話にはなりませんわな。虚偽献金だけでは鳩山氏本人の立件は難しいだろうと思ったけど、これはさすがに「知りませんでした」では済まんでしょう……少なくとも「大したことではない」では済まないですわな。違法献金というだけではなく、文字通り親兄弟まで高額脱税なんだから。


2007年11月24日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 一端帰還

 しかし明日も用事。うにゅう。


2004年11月24日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] やや鬱

 なんだか微妙な鬱状態に入ってきた。正確には鬱というより一種のパニック状態で、無意味になにごとも怖くなり、新しいことをやる意欲が失せていく。そんなことも言ってられないのだが、年末になるとこれだからかなわない。もっとも、まだ手首をじっと見つめるとか、線路見て飛び降りたくなるとかはならないので全然楽なのだけど。
  読売新聞11/23付編集手帳 。鋭いところを突いている、とまでは言わないが、まあそうだよなぁ、という感じの意見。靖国参拝とか言われたって、大幅な組織整理予算案とかが財務省から出ている国を、色々軍備を近代化したり国境付近や周辺部に火種がくすぶってる(一部は「くすぶってる」どころじゃないみたいだけど)国が「軍国主義だ!」と文句を言う構図ってのは、まあ政治としてはわかるけど、冷静に見るとお笑いでしかない。問題は、それがお笑いだって見える人間が(日本の側にしろ)どのくらいの割合いるか、ってことだろうなぁ……しかし、 抗日戦争館拡充Y!hl )とかいうニュースを見ると、胡錦濤政権も最初からどん詰まりなのかなぁ、などと考えてしまう。つまりは、基本的に日本との共存共栄なんて考えてない、ってことなのだから。

[映画] 写楽

 NHK-BS2で映画「写楽」をやっていたので見たのだけど、「東洲斎写楽」という人物を描けてはいないが(っつーか、写楽自体が正体が謎なのだけど)、時代のありようが変わる中で、今様を追い求める業者と、自分の信じる良いものを固執するものという対立構造がまずあり、その回りで時代に右往左往する者、その上で市政に携わり逡巡する者が描かれる。それが、写楽というサービス精神のかけらもない、人間を描くことを追求したものに周囲も、描いた本人も振り回される様が描かれる。人間を描くことにはほとんど誰も追従できない売れっ子歌麿も、異彩ながらも役者絵は写楽に敵わないと苦しみながら吐露する北斎も、各々創作という地獄にそれぞれの武器で抗う。単純には売れることと良いものとの対決、その上で各々の者を生み出す苦しみ。主役が蔦屋重三郎やらなんやらにぶれているし、娯楽作としては難があるが(舞台設定は面白いが、ドラマとしてはイマイチ)、少なくとも前半部分はなんだか今のエンタテイメント界隈を見てると感じるところの多い作品ではある。

[アニメ] 非道い話

  舞-HiME 第八話、事前に既に放送してた地域から情報が漏れてきてはいたけど、なるほど、こりゃ(非情という意味で)非道い設定だ。どのくらい非道いかというと、勝手に花京院の魂まで賭けた承太郎の五倍くらい(笑)。なるほど、これで「恋を賭けた」につながるのか。いきなり人死にってのは諸刃の剣だし、これが作品としての完成度につながるかはまだ先を見ないといけないけども。
 この話の大殊勲はなんと言っても岩男潤子。実に嫌な感じの悲鳴をあげている。しかしロボだのなんだのまで出して、設定的には収集はつくんだろうか……? 

[その他] マツケンサンバII、紅白出場決定

  日経 。うわ、マジっすか!? ってほどびっくりすることでもないのだよなぁ。近頃になってワイドショーなどで散々取り上げられたし、紅白もNHKの制作費横領の影響もあって大物歌手が続々出場を辞退するなどしている。もともとド派手なステージで紅白向きだし、マツケンサンバIIが出場する要因は意外と多かった。とは言え、驚かないのとめでたいのとは別の話。紅白、久々に録画しておくか。(そいでもってマツケンサンバIIのところだけ見る)


2002年11月24日() 旧暦 [n年日記]

アニメのダイナミズム

 先日も書いたけども、富野由悠季著「 映像の原則―ビギナーからプロまでのコンテ主義 」を入手したので読み進めている。私は別に映像作家指向ではないけども、しかし映像演劇の基本などまるで知らずにいままで漫然となんとなく映像を見ていたことを思い知らされた。単純に「上手・下手」などの画面配置、画面内移動の原則だけを見てみても、面白いという作品はこれを上手く使っていると、あらためて意識してわかる。先日K研の飲みで行った「ヨシイエ」というバー(ここはここでちょっと面白いバーだったのだけど、まあそれはとりあえず置いておく)に行ったときに店内で「天空の城ラピュタ」を流していたのだけど、そのつもりで見ると、「映像演出的に意味のないカット」が一つもないことに驚かされる。これは「映像の原則」の1/3程度しかまだ読まずに、一番基本的なことくらいしか知らない状態でこうなのだ。それ以上のものも確実に含んでいる。(逆にいえば、この基本を守ってないアニメ等映像作品が無茶苦茶多すぎるってことでもあるのだけども)
 これだけ高度なことをやってるにもかかわらず漫然と作品を見ていたのだから、我ながら無知とは恐ろしいものだと恥じ入ることしきりである。のどもと過ぎれば、という気もいつもながらしないではないけど。
 いずれにしても、センスとか感性というのは、ただ漫然と磨かれるものではないと、改めて教えられもします。いや、マジで。
  スズキトモユさんとこの日記 から 灰羽連盟の秘密 。コメントが気が利いてる。
  ギャラクシーエンジェル の15,16話。どっちもある意味「らしい」投げっぱなしオチ。朝っぱらからこんな番組流しててええんか? いや、私は大歓迎ですが。しかし、上記のスズキトモユさんとこの日記は感想が上がるのが早かったなぁ。
  仮面ライダー龍騎 は、ついに東條暴走。最初っから暴走しっぱなしには違いないですし、いつかは恩師を手にかけるだろうとは思ってましたが……まあ、行動がエキセントリックで深みはあまり感じないのは井上脚本の常なのでアレ。これはこれで観客を楽しませる一手段ではある。ひたすらにくったらしい東條に対して、同じわがままでつかみ所がないでもインペラーの佐野満はなんとなくにくめない。予告からすると、次回は東條が朝倉に「狩られる」話らしい。ろくな最後は迎えないのだろうけど、でもなんらかの救いがあればいいとも思う。インペラーも今のままでは済まないのだろうなあ。
 なんとなく、龍騎に続いて おじゃ魔女どれみ を見る。なんて言うか、とても子供向けとは思えない。いや、ちゃんと子供向けなんだけど。こんなハードな話を、子供が理解できるのかなとも思う。思うが、本物なら子供もちゃんと楽しむのだろう。その意味がわかるのは後のことにしても。親の押し付けからへの反発、というのは良くあるシチュエーションなのだけど、逆に自立というのはその行動のすべてに自分が責任を持たねばならないということでもある。奇麗ごとだけでなく表と裏、日向と陰をきちんと描いているのはすばらしい。
  少林サッカー のDVDが出ていたのでゲット。買うしかないっしょ? やっぱ。見るとバカバカしいまでに笑いにこだわって作っているのがわかる。上の「映像の原則」に照らし合わせると演出的な穴にも気付くのだけど、それを補うダイナミズムがあるのも事実で、笑いのためにはなりふりかまわぬこの必死さはとても好感が持てる。なにより実際問題笑えるのだから仕方ない。自分もこの必死さを学びたい。


2001年11月24日() 旧暦 [n年日記]

ザブングルは男の子!

 伊藤明弘氏の「BLUEGALE」に絡んで、「ザブングルってどういう話だっけ?」と云う話題が出てわりとショック。しかし良く考えてみればザブングルの本放送は82年2月から83年1月までなので、私より5つも年下なら物心が付く前だろうし、高校生くらいの世代にいたっては生まれてすらいなかった事になる。当然と云えば当然の話だ。ヲイラは放送当時小学四年生だった。ウチの地域では小学四年生から夏期のソフトボールの練習に強制参加が義務となっており、中盤では泣く泣くソフトボールの練習に行ったことを覚えている。なんで本来レクリエーションのソフトボールに強制があるねん。上手くも好きでもないのに。(断っておくが、私はスポーツ全般が嫌いなのではなく、野球や軟式野球が嫌いなのだ)
 閑話休題。まあ見てなかった分も再放送で見たのだけど、ザブングルは冨野作品の中ではわりと異色の部類に入ると思う。ストーリーの骨子はシリアスなのだが、全編を通してコミカルな雰囲気であり、登場人物の誰もうじうじ悩んだりしてない。ストーリーの当初の肝に、どんな犯罪でも三日経ったら罪を問われない「三日の掟」と云う物がある。家を壊されても盗まれても殺されても、三日過ぎてしまえば「ま、掟だし仕方ないよね」とわりとみんなあっさり諦めてしまう、そんな割り切りの早いキャラばかりだった。主人公ジロン(別名土まんじゅう。主人公らしからぬ風貌)はこの掟に逆らって、両親の敵をずっと追い続けるのだが、決して復讐鬼とかうじうじ悩んだりと云う事ではなく、むしろ猪突猛進、視野狭窄と云った方が正しい。中盤で一旦敵のティンプを仕留めた(と、思ってただけで、実はティンプは死んだふりをしてジロンをやり過ごし、終盤まででずっぱりだった)後は、ティンプが実は生きてたと知っても以前のように「親の敵!」と拘るわけではない。「一旦敵取ったから後はいいや」と言っているようだ。まあ、展開の都合ってのもあるのだろうけど。ストーリー自体はそれ以降、個人的な敵討ちの話から、三日の掟を作り、またティンプらを「仕掛け人」として雇って適当に騒動をおこさせ、支配体制への疑問・不満から目をそらさせていた支配階級(種族)「イノセント」に対する革命劇になっていく。つまり全体としては、一少年が掟を無視して突っ走った事から、理不尽な掟を作り彼らを縛っていた支配社会に風穴(どころじゃないよなぁ)を空けていく(だから主人公のジロンは全く成長してないし、またそれでいい。長生きは出来そうにないけど)と云う大構造に繋がっているのだけど、西部劇としてはやはり断然前半が面白かったのも事実。後半も面白くはあったんだけど。
 そう云う部分や、終盤にかけて細かい破綻があったりはしたけども、「敵も味方も自由気ままな悪党」((c)稲葉振一郎氏)でとても好きな番組だった。それなりには人気はあったのだけど、この路線は途絶えてしまったのは返す返すも残念。他にはダイターン3というのもあるが、それでも最後はシリアス展開だった。
 最近ではスーパーロボット大戦シリーズで知る人も多いらしい。基本的にWM(ウォーカーマシン)は作業機械や車と同じ「ただの道具」として描かれていたので(主役メカですら。これ以上に徹底してたのはボトムズのATくらいだろう)、ガンダムやダンバインのような出鱈目な強さと比較すると派手さに欠けるけど、メカ以上に、キャラクターが生き生きとして立っていたアニメだった。
 ちなみにワシの一番のお気に入りはファットマン(CV:銀河万丈)な。
 ところでザ・テレビジョン見たら、来月でパワーパフガールズが終了となってるんですが…マジ?