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2006年07月01日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] パワパフガールズZ#1とおとぎ銃士赤ずきん#1

 「風人物語」が「フーディーニ物語」に聞こえる今日この頃。
  出ました!パワパフガールズZ #1。始まる前から「やっちゃったなぁ」という感じでしたが、本編見ても「やっちゃったなぁ」ですた。展開がもっさりしてるとか、ギャグが中途半端とか、メイヤー市長とユートニウム博士が普通の大人になっちゃってるとか、そういうのもあるんだけど、なによりオリジナルと比べると、オリジナルのほうが百倍くらい強そうなんだもの……モジョ・ジョジョは声がオリジナル吹き替えと同じなんで、モジョ・ジョジョだけゲストで出張してるみたいだなぁ。でも、ミス・ベラムはやっぱり顔が出ないのね。変身シーンは妙に凝りまくっていた。あと、決定的に足りないのはナレーション。すぐに小堺一幾を呼んでくるんだ!
 きちんとはじければそれなりにおもしろくはなりそうなんだけど、ちょっと今のところは……


  おとぎ銃士赤ずきん #1「赤ずきんがやってきた」ヤァ! ヤァ! ヤァ!。二年ほど前にフィギュアとOVAのセットでコナミが売りだした企画が、テレビシリーズとして復活したらしい。主人公が赤ずきんで仲間キャラが白雪姫、いばら姫、そいでもって敵がサンドリヨンと長靴をはいた猫なんで、「グリムVSペロー」かと思ってたけど、敵側にヘンゼルとグレーテルがいるみたいなんで、そういうことでもなさそう。そもそもペローにも赤ずきんはあるしな。最後には狼に食われたままで終わるけど。
 赤ずきんの武器(グリムテイラー)を見て、「おお、これがガタックの武器か」とか、どうでもいいボケをかましたのは置いといて、ちとコンテのまずさがところどころ気になった。カットごとにちゃんとキャラの動きがつながってなくって不自然に感じるところがちらほら。ただ、戦闘シーンはあまり迫力はなかったけど、人間キャラの動きはちょっと感心するところがあった。敵の化け物がちゃんと動いてないんでなんなのだけど。まあ、絵はきれいなのでしばらく様子見かなぁ。
 それと、敵がクモ男、バイクに乗ったバッタ男と、来週はコウモリ男で、仮面ライダーですか?
P.S.最大のサプライズは実は公式ページのキャラクター設定に……ええ!? あれで14歳ですかぁ!?

[アニメ] 吉永さん家のガーゴイル#12、13(最終回)

  吉永さん家のガーゴイル #12「夫婦喧嘩も祭りの華」#13「祭りよければ終わりよし!」。東海地区では二話一挙放送。御色町に新しいデパートがオープンし、そのオープニングセールが商店街の桜祭りとぶつけられる。危機感をつのらせた商店街の人たちは団結して対抗しようとし、吉永家のママさんも飾り付けで協力するが、パパは幼馴染であるデパート支店長に頼まれ、デパートの手伝いをすることになり、夫婦の仲は険悪に。双葉や和己もパパの意図がわからず仲介しかねていたが、その裏で、オシリスがさらわれたりケルプが何者かに操られるなど、不穏な動きがあった……
 登場キャラ総登場でのフィナーレ。まあ、良くも悪くも鈴木行×吉岡たかおコンビの最終回ですた。第一話の冒頭がこのエピソードからの抜粋だったんだけど、幾つかミスリードもあり。ちょっとだけ肩透かしかな? ハミルトンが最後まで悪役だったのがかわいそうだし(あれはあれで奥さんの死をきっかけにおかしくなり、梨々への愛情をゆがんだ形で発揮させたキャラなんで)、デパートの件が中途半端なんだけど、みんな物分りがいい、ってのは逆に釈然としないんで、これはこれでよしかも。それと、ガーゴイルが吉永家、そして御色町の守護者だってことで締めたのは、やや物足りなくもあり、ちゃんと帰結してて安心でもあり、というところ。いや、問題の解決部分、ガーゴイルはそんなに大きな割合占めてなかったし(汗)。
 とはいえ原作の雰囲気と作り手の個性が上手く合致したシリーズだったので、第二期もあるなら期待したいところ。

[その他] おかしゅうて、やがてかなしき……

 ここ数日金英男氏と家族の面会記事を見て、呆れていいんだかなんなんだか、という感じ。一瞬「カッ」となったんだけど、よく考えれば私が逆上する理由はなにもない。逆上してどう、ということもない。
 渦中の人間にとっては悲劇だけど、外から見てると喜劇以外のなにものでもない、という典型例が繰り広げられている。
 無論、金氏の発言は「言わされてる」というのは間違いないだろう。けど、言わせるにしても、もうちょっとマシなこと言わせようよ。>北朝鮮当局
 「誘拐されたのではなく、漂流してたところを助けられただけ」(でも何十年も家族には連絡しませんでした)「拉致なんかない。日本政府は嘘つきだ」「北朝鮮では人もうらやむ特殊機関員」……え〜、どこから突っ込んだらいいんでしょう? ってか、そもそも彼が横田めぐみさんの夫だってのも北朝鮮が言ってるだけで、証拠もなにもないんですけどね。嘘つく理由があるのかって? そりゃもう可能性なら山ほど(笑)。
 北朝鮮側としてはブッシュが人気取りに日本の拉致被害者家族に接触したりとかしだして、国際世論の風当たりが強まり出したこともあって打った手なんだろうけど、打つにしてももうちょっとまともな手は打てなかったのかなぁ……真面目にやってるとは、とても思えない。


  小泉首相、橋本元首相死去に「心から哀悼」読売 )。橋本元首相の死去に対しては、結構複雑な心持だ。ご婦人方中心に起こった「橋龍ブーム」と、その後の政策の失敗を目の当たりにしてるだけに、なかなか。御年68歳だとのことで、「若すぎる」ということもないのだけど……とりあえず合掌。


  別の生徒の弁当勝手に食べるいたずら、教諭平手打ちzakzak )。いや、どの程度叩いたか、どう叩くに至ったかってのにもよりけりなんだけど、基本的にはそれは叩いていいと思うよ。気になるのは相手の生徒の16歳って年齢なんだけど、16にもなって叩かれなきゃわからない、って方がおかしい。
 以上、いじめられた側の人間からの意見。


2006年07月02日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] カブト#22

  カブト #22。加賀美はガタックの被験者となり大怪我を負う。マコト少年のことが報告されたにも関わらずZECT本部は工場には人間の生き残りはいないと判断し、殲滅作戦が決定する。ザビーとシャドウ、それとサソードが突入しようとする中、加賀美は一人、マコトとの約束を果たすために工場内に突っ込んでいく。そしてマコトと再会するのだが……
 加賀美パートのシリアスさに対し、天道・神代パートのグダグダ加減が……天道は神代の爺やの正体を知ってるようだが、誰なのかはまだ不明。あの天道が敬語を使うってんだから、只者ではなさそう。どうも世間ずれしすぎてる神代は、肉じゃがをめずらしがって食べたりどんどんアホっぷりが加速してるなぁ。「味見なら超一流だ」と胸を張られても……身体能力的には天道とタメを張るはずなんだけど。
 でも三島の命令でそのアホのお坊ちゃまの助力を仰がねばならなくなったザビー=影山。そのためにサルを訪れて天道を見つけ、「お前は天道寺総司郎!」って、その設定まだ生きてたのか。坊ちゃまのご機嫌を取るためにやむを得ず坊ちゃまの誕生祝をすることに……その姿に流石の天道も哀れみの視線を禁じ得ず。なんか、天道がとりみだすほどのアホっぷりってのはある意味大したものだ。それに付き合わされる影山哀れ。そこまでしてザビーでいたいんかなぁ。
 加賀美は工場に一斉攻撃が行われると聞き、ワームである可能性が高いにも関わらずマコトを助けに向かう。だが、マコトはZECTの判断どおりワーム。加賀美を逃がしたのも、加賀美が「中に人間がいる」と報告することでワームの卵が孵化間近の工場への一斉攻撃を遅らせる魂胆があったから。ワームの触手に貫かれ、命を落とそうとする加賀美。だが、その加賀美に何者かがガタックのベルトを装着させる。これって三島? それとも別の部下? ベルトの力で甦った加賀美は、ガタックゼクターを呼び出し、ガタックへと変身する。
 マスクドフォームのまま自分に擬態したワームを倒したガタックだが、マコトに擬態したワームへの攻撃を躊躇する。そこへやってきたカブトがマコト=ワームの相手になろうとするが、ガタックは「俺にやらせてくれ」と止めると、ライダーフォームへ。
 だけどその後の行動が実に加賀美らしい。クロックアップしたガタックに圧され、再びマコトの姿で惑わそうとしたワームに、ガタックは何を思ったか天井を突き崩す。そこには昼の月と、そしてそれにかかる虹が……「君に、これを見せてあげたかった……」そう言ってマコトから受け取ったモノキュラーを差し出す加賀美。マコト=ワームは「お人よしだね」と言い、ワームの姿のまま加賀美に襲い掛かる。それを何も言わずに、ライダーキックで倒すガタック。それと同時に、シャドウが工場に仕掛けた爆弾が起爆し、爆風が加賀美に襲い掛かる。と、加賀美をかばって爆風の前に立つマコト=ワーム……
 カブト=天道は「相変わらず甘いな」と声をかけるが、加賀美は「俺は俺にしかなれない。でも、これが俺なんだ」と返す。
 加賀美がガタックになったことをきっかけに、話は大きな転換点を迎えるらしいが、最後にガタックエクステンダー(バイク)を持ってきた人物とかは関係あるんかな? ただのZECT隊員?
 まあ、なんにしても本田博太郎の「モォォォツァルト!」が全部持ってっちゃったんですが。(笑)

[アニメ] 牙ちょっとだけ

 いや、今回の話見て思ったんですが……実はロペス様、何気にろくでもないことばかりしてません? いや、悪気が無い(とも限んないか)のはわかるのだけども、彼の行動がきっかけで事態が悪化するパターンの多いこと多いこと……

[その他] いや、それは当然だと思う……

  「何で(帰化などの発言が)人権問題なのか。理解出来ない」毎日 )。まあ、極至極まっとうな発言だと思います。反発も予想できるけど。「人権問題云々」の反論は明らかに的外れ。本国に「賛成権をよこさないのは人権問題」と民団等が言ったという話は聞いたことがない。そもそも特別永住許可も「許可」であって「権利」ではないはずなんだけど。ただ、竹島問題と不可分ってのは、県民感情としてはわかるけど、ちとどうかなぁ。竹島問題をクリアすればOK、というようにも読めるし。そもそもが別の問題だと思う。


  真の和食」にお墨付きマーク 仏で偽物の苦情増え朝日 )。まあ、実際中・韓国人経営者による偽和食が結構海外に進出しているらしい。中身が和食なら経営者の国籍を云々することもないのだろうが(別に日本人経営の仏料理店があってもいいのと同じように)、かなりいい加減なものも多いようで……まあ、誰が判定するんだろう、ってのは気にならんではないけど。


  英男さんの姉が“変心”「無理もないが」日本側複雑読売 )。肉親としては無理もないところはあるんだけど、それでもやっぱあんな茶番に騙されちゃうんだ〜。帰国した拉致被害者と家族との軋轢は色々手記が出てるからそれを参照すれば、愚行であることは一目瞭然なのだが、身内のことだと愚かになるのが人間でもあるしなぁ。


  陸自パラシュート降下、中止要請を検討 与那国町長琉球新報 )。 「パラシュート降下は占領政策を理解させるための工作で、中台問題や尖閣問題を視野に入れた準備」と指摘した。え〜っと、どの国によるどの国への占領政策??? 言ってる意味がさっぱりわかりません。与那国、大丈夫?


  中国の警察汚職が「黒社会」養う 何清漣氏が寄稿イザ! )。 堅気の衆の間でも、「政府よりヤクザの方が話が早い」といわれるほどだ。さすが中国。ってか、ヤクザと一般民衆の関係ってのはもともとそんなもののはずなんだけどね。


2006年07月03日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 人生の30%

 ワタクシの人生の30%くらいは憎悪から出来てると自分では思ってるんですが、それでもネットで日記とか巡回してて、無闇に毒を撒き散らしてるのばかりを見ると、神経に堪える。
 私もわりと日記で毒づいているけど、日記がまるのままそればっかりというのはきつい。身近な事の不満とかであれば、それでも知り合いならできるだけ吸収してあげようとかとは思うけど(ま、そういうのはお互い様だから)、身近な事とか入れ込んでることとか、そういうのでなく、わりとそこまで毒づく必要があるとは思えない報道とかに対して、しかも衝動的感情的なのばかりだと、なんだか一方的にダメージを食らってるだけの気になってしまう。まあ、ネット上で身近なことってプライベートすぎて書けないから、そういうので発散してるのかもしれないけど。
 怒るな、じゃない。発散するな、でもない。でも、日常でもないし思い入れもないことで、しかも衝動的なそれは大抵自己のストレスの押し付けにすぎない。こちらって、そちらにとってただのストレスのゴミ捨て場? とか思ってしまう。
 何より、消化のしようがないストレスを浴びせられるというのは、辛い。たまにならしかたなかろうけど、ずっと、それのみを継続的にそれを浴びせられるのは……
 薄い人生かもしれないけど、それでも30%分の憎悪をそんなもので呼び起こされるのはわりとたまったものではない。

 ああ、いけね。書いてて自己反省(嫌悪)するところがありすぎた……orz

[アニメ] .hack//Roots#13とシムーン#13

  .hack//Roots #13「Tragedy」。話の転換点かな? っつーか2クールものとは事前まで知らなかったので意外……オーヴァンが行方不明のまま匂坂とタビーが旅団を離れ、志乃は旅団の解散を宣言する。それでもオーヴァンを待つ志乃に、よりそうように行動を共にするハセヲ。オーヴァンの代わりなど出来ないとわかりつつ、焦るように志乃を守れるだけ強くなろうとするハセヲ。しかし教会のゼロ・ポイントでオーヴァンを待つ志乃の前にPCともNPCともつかない謎のキャラクター、「三爪痕(トライエッジ)」が……
 志乃が三爪痕によりロストさせられ、匂坂もタビーも一旦自分たちでギルドを立ち上げはするが、結局オーヴァンのいなくなった「The World」に自分たちのいる意味を見出せず、「卒業」を宣言する。エンダーや直毘がオーヴァンのキャラクターデータを捕獲する目的のみでしつらえられたセカンドキャラであり、メインキャラはゲーム版の仲間キャラだったことが明かされ、おそらくゲームの前哨編としては、この13話で十分完結してるのだと思う。
 ただ、当たり前なんだけどそれだとおっそろしく中途半端で、実際この後も話は続くのだけど、一体どう続けるんだ??? ゲーム版の話をする、ってわけでもないだろうし……
 あと、ちらとリアルの志乃(のプレイヤー)の部屋がちらと映ったけど、本棚に看護関係の本が見えたことからすると、看護学生なんだろうか?


  シムーン #13「理(ことわり)」。カイムとアルティ姉妹の不和がシムーンの安定性に影響を与えたことから、ドミヌーラはシムーンがパル相互の精神的関係に依拠してるのではないかという推測を立てる。シムーンは神への祈りを捧げる神聖な蒸気だと信じるシヴュラにはその推測は俄かには信じがたい。だがアーエルはその推測に興味津々。ネヴィリルが前のパルであるアムリアと最難のリ・マージョンである「翠玉のリ・マージョン」を試み、失敗したことを知って、無神経にも「あたしとならきっと上手く行くよ!」とネヴィリルに口走ってしまう。それを聞いてネヴィリルはアムリアの死を思い出し、情緒不安定に。アムリアとは古い仲間であるコールのメンバーにも動揺が走る。そんな中、フロエはアーエルに、アーエルは本当の「好き」を知らない、と言うのだが……
 シムーンが単にシヴュラの腕だけではなく、パル同士の愛称に左右されるってのは多分そうなんだろうなぁ、となんとなく思ってたけど、アーエルの言葉に激しく心を揺らしたネヴィリルが、アーエルと再度パルを組んでもなんともなかったというのが??? 確実になんらかの伏線なのだけど、ネヴィリルの心情はどのようなものなんだろう?


2006年07月04日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 東へ〜向かうんだ〜♪

  仏2少女、マンガの国あこがれ日本向け家出 警察に保護朝日 )。警察っても「国境警察」なんですがそれはさておき。日本は世界のオタクにとって夢に見る憧れの地なのか……
 フランスでオタクっていうと、" Oban Star-Racers "って日仏合作テレビアニメシリーズのフランス国内放送版では、OPが日本語歌詞(これはリンク先で配信してる映像で確認できる)。学園モノらしいのだけど、制服が男子は学ラン、女子は日本風のブレザーという……(主人公は女の子だけど学ランを着てる) 日仏合作っていうと「ユリシーズ」ばかり連想する自分にとっては、隔世の感だなぁ。


  女性の意識に合わせて男と社会が変わらないと、晩婚化・少子化を止められない毎日 )。ところが、これに関して別方面の、ちょっと興味深いデータがあったりして。 週刊東洋経済07/01号 の記事「女性が結婚しないのは高収入男性を求めるため」って奴。未婚女性が結婚相手に求める収入は実際の収入と比較すると格差があり、それが一因ではないか、という考察がされている。おそらく女性自身社会進出が進み、家計に関して妥協をしなくなってきたとか、結婚せずともプレッシャーも困ったことも昔より少なくなってきてるとかもあるのだろうけど、「男性の意識が問題だ」という結論は、ちと安易過ぎるのではないのかなぁ。


  慰安婦発言で知事が釈明 安易な?従軍?慎むべき産経 )。これはまったくその通りだと思う。戦時の売春産業関連で問題がなかったとも犠牲がなかったとも言わないが、「従軍慰安婦」という、存在しない制度の虚像を前提にした言葉を安易に是認すると、その前提である虚像を一緒に広められる恐れがある。つか、もうそれやられてるし。問題があったらあったできちんとすべきだが、そんな虚像に振り回されるのは避けるべき。


  養殖クロマグロ天然物の半値で読売 )。この辺は私も報道などで得た通り一辺倒の知識しかないのだけど……現在クロマグロの保護が叫ばれてるのは周知のとおりで、その為蓄養なども盛んになってきてるが、蓄養も幼魚を漁獲するため、結局は効果は薄いのではないのかと言われている。受精から完全養殖したクロマグロが一般的になれば、これらの問題はクリアできるし、大変期待したいところ。

[アニメ] ひまわりっ!#13(最終回)

  ひまわりっ! #13「命あっての家来です」。うわ、見事に諸々の伏線放り出しやがった(笑)。最終回はずっと脇でハヤトを付け狙っていたおかしな忍者三人組がメインの話。こいつらなんだろうなぁ、と思ってたけど、案の定、やっぱり勘違いが原因で。どうにもハヤトがたまにいいところは見せるんだけど、大抵ロクでもないのであまり共感できないとか、主人公たち六人組は一体何時こんなに仲良くなったんだろうみたいなところがあって、ちと乗り切れないところもあったり。まあ、おバカな甲羅流忍者の主従愛とか(貧乏所帯は結構ツボ)、なんだかんだ言って六人組の結束とか、何も考えずに見る分にはそれなりに楽しめました。
 でも、やっぱり試験管ベイビーらしいひまわりの秘密とか、真里小路ハヤトの首の痣とか、投げっぱなしで「戦いが始まる……」とか最後にやられましても……


2006年07月05日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] ふ〜ん、打っちゃったんだ

  北、ミサイル複数発射 海上に落下産経 )。どうも朝発射したのは六基で間違いなさそう。 朝日新聞のこちらの記事 とかによれば三発目が件の「テポドン2」だったらしいけど、途中で落ちたらしい。ただ、このへんもうちょっと情報待たないといけなさそうな部分があるけど。
 で、夕方にももう一発追加。早速万景峰号が入港禁止になったりとしてるようで、こうなるのがわかっててなにしてるんだろうなぁ、という感じ。いや、もういいよ。中華人民共和国朝鮮自治区で。
 このタイミングってのは、アメリカの独立記念日だったり 金英男氏の記者会見のために日本マスコミが平壌入りしてたり産経 )、いろいろあるんだけど、どないなもんだろうなぁ。G8に向けて、拉致問題から話題逸らしするのが目的なのかな? 煙幕にしてはおおげさな気もするけど。
 で、このタイミングでこそこそっと動いてるのが韓国。 韓国、EEZ内で海流調査開始 海洋警察は非常警戒態勢産経 )。国内にはやらなきゃ突き上げ食らうし、でも強行すると日本との関係が悪化するしで、の韓国としては、このドサクサにまぎれて、ってのは渡りに船だったんだろうなぁ。
 そういや 韓国から北朝鮮への送金規制緩和YONHAP NEWS )なんてニュースがあったばかりだけど、これも撤回しないといろいろアレなんじゃない? まあ、最悪赤化統いt(略
 打ち上げっていうと ディスカバリー号の打ち上げは成功産経 )のようでとりあえず良かった。

[その他][アニメ][マンガ] 小ネタ

 なんとなく、「おとぎ銃士赤ずきん」のOP(「童話迷宮」)の替え歌で、「同和迷宮」とか考えていたが、タイトルだけで割と洒落にならないのでやめた。

 コミックアライブで「叶えてアイゼン」を前後編読みきり掲載している源ゆう氏、絵柄がどっかで見覚えあるなぁ、と思ってたら今日疑問が氷解。「月刊少年チャンピオン」で「明日のよいち」を連載しているみなもと悠氏と同一人物だ。わかってみればなーんだ、な話。


2006年07月06日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 一応、仮の話

 北朝鮮ミサイル発射の件、現在日本マスコミにおける報道が事実として。
 着弾点があんなにあからさまにロシア寄りで、なおかつロシアの反応があの程度、ってことは、ロシアとはほぼ確実に話がついてるんでしょうな。三発目がテポドン2だったというのが本当なら、分離失敗したという報道はどうなんだろう? ロシアとナシがついてるのなら、わざとあの位置に落としたという可能性も出てくる。そうなるとミサイル見本市説はちょっと薄くなってくる?
 こんなことしてどんなメリットが、と思えるけど、北朝鮮を取り巻く現状を見てみると、ミサイル発射前は対外は拉致問題や中国との国境周辺での問題、核開発とばらけてて、国内的には食糧不足による軍部の不安定化という要因がある。しかも外国と交渉しようにも米国は北朝鮮の主張する俎上にはのぼろうとしない。それが「危険国家」ということで拉致問題等は相対的に優先度が低くなり、対応が単純化し、一本化しある意味北朝鮮にとって対応がやりやすくなる。米国も無視しつづけるわけにはいかないから交渉開始の条件を妥協させられるかもしれない。軍部も対外的な危機が煽られれば内争はやりにくかろうし。
 ロシアのメリットがイマイチ見えてこないけど、対応がまとまりやすい材料が増えることは、サミット開催国としては一応プラス要因だろう。他にもメリットは考えられなくはないけど、まあ状況証拠も挙げられないしなぁ。
 けど、ミサイル打って結局周囲の顰蹙買って、下手したらこれまで以上の締め付けを食らう可能性もあるのにそんな手を打つか? と思ったけど、よく考えたら相手はあの映画好きの金ちゃんだっけ。金ちゃんはよく、劇がかった外交演出をやりたがる傾向がある。小泉首相の平壌での日朝会談での、邦人拉致を認めたときのように。それを考えるとあの金ちゃんらしい行動とも言える。事実、日本のマスコミはそれに乗っちゃってるみたいだし。
 これらの推測が合ってるとした上で正しい対応としては1)騒がない 2)ミサイル問題は北朝鮮問題のひとつに過ぎないときちんと位置付ける(他の問題の重要性を相対的に下げないため) でその上できちんと対応する、ってな感じかな?
 っつーかいつもの日記巡回ルート見てる限り、知り合いはほとんどだーれも騒いでないんですけど……(オタク系が多いせいもあるけど)

[アニメ] ウィッチブレイド#14とゼーガペイン#14と涼宮ハルヒ#14

  ウィッチブレイド #14「家」。実の親である玲奈に引き取られた梨穂子。完璧な「親」ぶりを発揮する玲奈に感心しつつも、早くなじもうとして申し出た手伝いも断られ、居心地の悪さを感じる。一方、梨穂子を失ったことで戦う意思すらなくなった雅音を、鷹山はある場所へと連れて行く。
 今回、 初めて脚本がシリーズ構成の小林靖子氏でなくなったのだけど (9話で井上敏樹氏が執筆してましたわ。師匠格やらなんやらでセットで考えてたんで混乱してました。ご指摘感謝)、心配していたような脚本の崩れはなし。吉村清子氏、いい仕事しています。女性陣の細やかな描写は、女性ライターってことも大きいのかしらん?
 で、鷹山が雅音を連れてった場所は、孤児院の跡地。「これなんて流星塾?」と一瞬思ったのは置いといて、ここは雅音が十七歳まで育った場所。六年前の震災の時、遠足に出ていた孤児院の職員ならびに子供たちは雅音を残して全員死亡。雅音も記憶を失い、まだ赤ん坊だった梨穂子と、おそらく玲奈が落とした母子手帳と共に発見されることになる。雅音の本当の名前は「原田寧夏」。しかし雅音は自分の本当の名前を見ても、残されたかつての自分の写真を見ても何も思い出せない。雅音は自分の人生は梨穂子と過ごした六年間そのものであること、そして改めて自分で手放したものの大きさに気付く。
 本当の家族というものを知らないという鷹山に「お前たちを見て、これが親子というものなんだと初めて思った」と言われ、「私たち、ちゃんと親子に見えた?」と泣き崩れる雅音。
 一方、玲奈はあくまで研究対象のように梨穂子を取り扱う。梨穂子はことあるごとに雅音だったら、と考えてしまうのだが、雅音に決別を言い渡され、玲奈の子として暮らしていかなければならないとそれでもなじもうとする。そんな梨穂子の行動が理解できない玲奈だが、クローンブレイドの崩壊が始まり、苦しそうにする彼女を気遣う梨穂子に、我知らず涙にほほを濡らす。まだ、自分が何故涙を流したのか、理解できていないようだが……
 前回、ファーザーから「新型クローンブレードを装着できたら、ママのことを教えてあげよう」と言われたまりあ。思うように装着が進まないことに、幼さと凶暴性の同居を見せる。どうも外見が実年齢と同じではないことを、ファーザーたちの会話ではうかがわさせるのだが……そして、ついに新型クローンブレイドを装着する。って、ダブルブレイドかよ! アシンメトリーな髪の色で、デザインもアシンメトリーになるのだろうとはなんとなく思ってたけど……で、ファーザーからついに渡されたまりあの母の写真とは……玲奈? ネオジーンはそもそもファーザーの計画のために人工的に生み出された存在。だから、玲奈の遺伝子から次の世代として、ってことなんだろうけど、玲奈は実際に産み落とした娘と今暮らし、愛情を感じ始めてる……なんか最悪な展開になりそうだ。
 独自の動きで鷹山の追い落としを始めた和銅といい、なんだか荒れる展開になりそう。


  ゼーガペイン #14「滅びの記憶」。リョーコの幻体データがアンチゼーガの攻撃によりロストする。セレブラムの面々はリョーコの死と同時に、ゼーガペインの装甲を無効化するアンチゼーガの出現に動揺する。キョウはリョーコの死が受け入れられず、その痕跡を求めるが、友人たちはリョーコと会えないことを疑問にも思わない。それどころか、リョーコの弟は姉の存在すら記憶から消し去られていた。世界を安定させるためとはいえ、シマのあまりのやり方に怒りを覚えるキョウ。だが、シマはリョーコを失った痛みをも戦う力にするために手段を選ばず、その誘導によってキョウは世界の秘密を知ることになる。
 いや、もう、なんつーか、ラストの展開に尽きますわ。怒りを戦う力に変えさせようとするシマ。失ったものは戻らない、怒りを敵にぶつけることがキョウにとっての救いになると考えるルーシェン。そんな彼らの考えはわかるものの、どうしたらいいか納得は出来ないキョウ。だが、本来なら自分が消えていたはずと罪悪感にさいなまれ、回収されたゼーガのデータを解析していたシズノは、遂にゼーガの中に圧縮されたリョーコのデータを見つける。
 多分、素直にサルベージされてめでたしめでたし、とはならないのだろうけど、良かった、と思ってしまった。シズノがデータを発見するところにED「リトル・グッバイ」がかぶさってきたのもちょっと鳥肌もの。ミナトが実は足にアークと同じデータロストの傷を抱えていたことが今回示され、それが何かを暗示してる気もしてしまうが……


  涼宮ハルヒの憂鬱 #14「涼宮ハルヒの憂鬱VI」。大胆に構成を変え、原作一巻のラストを最終回に持ってくる大団円。高い技術に加え丁寧なつくりで、原作ファンにとっては正に理想的なアニメ化だったでしょう。ただ、それゆえに若干の物足りなさを感じないでもないですが、これだけ高度なものを見せられた以上、余計な事で水を指すのも野暮ってものでしょう。
 DVDは本来の時系列順に出されるとのことだが、それでまた印象が変わるのかな?


2006年07月07日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 目の色を変える

 私はときどき、相手の反応を見るために表情を変えてみたり、目の色(目の表情)を変えてみたり、ってことをするんですけどね。変化に気がついたか、気がついたとしたらどういう反応を見せるか、ということを注目してたりするんですが、これが相手によって如実に反応が違うんで面白い。いや、別に遊んでるわけじゃなくって相手のレベルを探ったり、微妙な感触を探りを入れたりしてるんですけど。
 で、わりと前の話、普段人間関係とかコミュニケーションについてもっともらしいことを自慢げに語ってる子に、ちょっとこれをやってみたんですよ。結果は無反応。つとめて反応しなかったというより、こちらの作った表情の変化に気付かない、そういった変化に普段から関心がない、読み取れない、ってことなんでしょうね。それがわかったんで、普段張ってる虚勢とかも一気にわかって、なーんだ、って感じに。まあ、必ずしも悪い子じゃないし、そういう表情や目の読み方をする経験がないだけなんでしょうけどね。
 まあ、なんとなく思い出しただけの話なんですが。


  「幸福だった」家族の肖像 金さん父娘会見産経 )。いや、この写真とか、テレビとかでも何度も流れたけど、妙に合成くさいんですが……なんつーか、色味がちぐはぐっぽいってえか、ピントの合い方も変のような……合成写真については既に前科持ちだしなぁ、北朝鮮。金英男氏の発言を見ても、横田めぐみさんの件ははやく終わったことにしたいのが北朝鮮の本音なんでしょうね。しかし、写真の真贋は当然疑ってみるべきなのに、それを垂れ流しにしてるマスコミってのも……


  ホリエモン激太りInfoseek )。まあ、短時間で痩せたからなぁ……引きこもる気持ちはわからんではないが。とりあえず、徹之進のブリまろはキャラクターデザイン変えずに済んでよかったね。そういえば「登山に目覚めた」とか言ってたのはどうなったんだ?


  大豆の皮、敷地内で不法焼却「男前豆腐店」工場長ら 容疑で書類送検京都新聞 )。うわ、「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」の「男前豆腐店」がですか! と思ったら、 ホームページ のトップに謝罪文が……潔さが男前ですが、これだけじゃなんの謝罪かわかりませんがな(^^;。


  「巨人戦、地上波で放送しません」 フジTV8月から朝日 )。うわー。野球中継の視聴率が低下してるって話は随分前から言われてたけど、ここまで如実に……いや、個人的には番組編成割り込みまくり、延長入りまくりの野球中継が減るのは歓迎なんですけどね。でも、同時に親が野球中継でテレビを占領してたりってのを(もちろん恨みの目で)見てた子供時代を思い出すと、逆になんか寂しくはある。

[アニメ] RAY#13(最終回)とかいぬかみ#14とかゼロの使い魔#1とかその他

  RAY THE ANIMATION #13。う〜ん、要素要素を見ればそれなりに面白そうだったんだけど、どうも全体的にパリッとしなかった印象が。クローンの臓器売買を闇社会で行っていたHリングの男は、実は母親を記憶共々復活させることが目的で、レイはその母親のクローンの一体。で、レイが捜し求めてたコーイチはHリングの男のクローンで配下だったのだけど造反。Hリングの男は倒されるのだけど、今度はレイへの思い入れが過剰すぎたコーイチが暴走。実はコーイチがレイを見守るために送り込んでいた赤リボンはコーイチを慕うあまり、レイに対する憎悪を剥き出しにし、コーイチはレイが心を許す篠山を始末しようとして……と、メロドラマ展開。
 う〜ん、それなりに面白そうな要素は揃ってるはずなんだけど、イマイチ引っかからないのは何故なんだろう? やっぱ医療シーンが荒唐無稽すぎたせいなのかな? でも、「記憶が(ある程度)伝達するクローン」だなんてのはそもそも荒唐無稽でないと出来ないしなぁ。
 足りなかったのはどこかの部分での説得力、なんだろうか。


  いぬかみっ! #14「カッパとオトサンっ!」。前回新堂家に財産を約束していた死神を倒した煽りで、一気にその分の不幸に襲われた啓太。アパートは倒壊、橋の下のテント暮らしの上、不幸が伝染するというので仕事も来ない。ようこは啓太に内緒でバイトをしようとするのだが、死神の呪いのせいか、上手くいかない。そんなとき、宗家の犬神であるはけがようこに依頼を持ってくるのだが……
 ようこが本当の意味では犬神ではなく、大妖狐の娘であることが明かされる。つまり、妖狐だから「ようこ」。だから犬が苦手だったり、同じはずの犬神仲間から白眼視されてたんですな。ようこの父の大妖狐はその無尽蔵な妖力で無邪気に自分勝手に破壊と悪事の限りを尽くし、結局娘のようこによって封じられることになってしまった。その封印が綻びかけているため、再度ようこに封印を頼みたい、というのがはけの依頼。娘に実の父を再度封印させるという行為にためらいを見せるはけだが、ようこはその申し出を、逡巡しながらも受ける。だが、ただひとつ、その前に啓太に今まで騙して秘密にしていた自分の正体について明かさねばならないと決意する。まあ、いくら啓太がにぶくっても、ようこが犬神じゃないってことくらいは察しがついていたようで、結果は想像どおり。
 でも、封印される直前の大妖狐の断末魔?が「人間だなんて、パパゆるしませーん!」ってのは……GUNDAM THE ORIGINのドズルが、ミネバがボーイフレンド連れてきたりしたときに言う台詞はこんな感じなんだろうか?(笑)
 まあ、結局ようこと啓太の関係は今までどおり、ってことで、しかしタイトルのオトサンはわかるのだが、カッパは一体なんだったんだ? いや、たしかに出たけどさ。カッパ。
 あと、なんか物足りないと思ったら、今回啓太が脱いでないじゃん。


  ゼロの使い魔 #1「ゼロのルイズ」。ファンタジーな世界のハルゲキニアで、魔法学園の落ちこぼれ・ルイズが現実世界の普通の高校生・サイトを使い魔として呼び出すまで、って感じで、コミック版とかと大まかには同じ流れかな。ただ、アニメ版はサブキャラが十分に立てられてた半面、サイトがいきなり呼び出されており、OPの秋葉原らしい町並みを歩いている姿以外には、現実から呼び出されたという描写が薄い。どーなんだろうなぁ。とりあえず可もなく不可もなく、というのが個人的な印象。周囲から徹底的に「使い魔」扱いされてるサイトの描写は、アニメ版の方がメリハリがあるかも。


 それと、先日「中途半端な終り方」と評した「ひまわりっ!」だけども、第二シリーズの製作が発表されたそうな。別にクォリティが高いわけじゃなかったから、放送枠確保の問題上の方が(二期に分けられた理由としては)大きいのかな?


2006年07月09日() 旧暦 [n年日記]

[その他] うあ

 体調わりいと思ってたら、案の定寒気がしてきた……ってわけでちと更新は休みっす。サボってすいません。生まれてきてすいません。


2006年07月10日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他][マンガ] 多分思い過ごしや思い上がりじゃないと思うんだけど

  朝目新聞 さん経由で とらのあな 第28回:広江礼威先生インタビュー
今の担当さんが伊藤明弘先生とお付き合いがあって、 伊藤さんのファンが運営するHP の書き込みで、「『SHOOK UP!』が面白いよ」っていうのを見て、僕の作品を読んでくれたんです。
 ……え〜っと、ウチですか? *1  っつーか、確かに「SHOOK UP!」連載時に「面白いよ」って話題でもりあがった記憶があるんですが……その他にも心当たりはいろいろと。それに三年前の記事じゃん! 三年経って初めて気付いたよ!
 まあ、なんと申しましょうか。「はわわわわ」って感じですね。かなりの遠因とはいえまさか自分が関わってるとは思わなかったんで、なんつーか、びっくりだけど嬉しいですわ。ファン冥利に尽きるって奴でしょうか。
*1: もち綾観の方っす。

[特撮] カブト#23とボウケン#19

  カブト #23。ガタックになり絶好調の加賀美。たまたまワームに襲われていたひよりを助けるが、ひよりはガタックのベルトを見て顔色を変える。隕石落下直後の廃墟でひよりが見た少年がつけていたベルトと酷似しており、ひよりはその少年が両親を殺したのではないかと疑っていた。一方天道は神代のじいやが家計のためラーメンの屋台をしているのを見つけてしまう。「人類の宝にそんなことをさせるわけにはいかない」とひよりと加賀美を巻き込んでラーメンの屋台を……ひよりは屋台で加賀美にガタックのことを問い詰める。加賀美はしらばっくれるがバレバレ。いらないことまで口走ってしまう。様子のおかしいひよりを心配し、両親の墓参りをするひよりに事情を聞く。ベルトを持ってるライダーは天道と加賀美だけ。最近ベルトを手に入れたばかりの自分でなければ天道でしかありえない……だが、まさか天道がひよりの両親を? 加賀美は天道を問い詰めるが、天道は決して語ろうとせず加賀美は不信感を募らせる。
 またまたお坊ちゃまがお騒がせ。自分の家が火の車なのを知らず、じいやが苦労をする羽目に……挙句、勘違いで天道に決闘まで挑む。オブリス・ノブリージュを口にしていたが、むしろ天道が「能力の高い自分が他の奴らのできないことをしてやるべきだ」と考えているっぽい。ここんところその身体能力の高さをアピールする場がなかった上、決闘でも天道に一歩譲ってしまいいいところなし。でもじやも何故こんなダメ坊ちゃんに尽くしてるんだろう?
 天道も加賀美の疑惑に何も答えない。もともと「余計な言い訳は必要ない。行動で示せばいい」と考えてるタイプだけど、それにしてもなぁ。ワームとライダーの次の段階ってのも???


  ボウケンジャー #19「眩き冒険者」。ボウケンシルバー登場。案の定、高丘英士がシルバーでした。ガジャの開発したゴードムエンジンによって「クエスター」と化したアシュ二体と戦うため、シルバー化。シルバーはレスキューがメインの任務でボウケンジャーとは基本が別働らしい。それにしてもガジャ様、久々に天才ぶりを発揮したかと思いきや、アシュ二人を制御しきれず、やっぱり間の抜けたところを……哀れ。

[アニメ] PPGZ#2とおとぎ銃士#2

  PPGZ #2。相変わらずもっさり。う〜ん、いかにも玩具宣伝番組っぽくなってしまい、なによりテンポが悪いのが……モジョは一人(一匹)で頑張ってるけど。


  おとぎ銃士赤ずきん #2「魔法少女白雪姫」。基本のキャラたちのキャラ立たせ+仲間の白雪姫登場。戦闘シーン以外は、まあまあかな。戦闘シーンはもっとヴァルに乗ってアクションさせれば、ヴァルの役立たず感が薄れるだろうに……白雪の必殺技は、あれはそのまま相手を凍らせた方が早いんじゃないか?
 白雪姫の他に味方側ではいばら姫、影のお助けキャラでハーメルンが、敵方ではヘンゼルの妹のグレーテルとトゥルーデってのが出てくるらしい。けど次回ではまだかな?


2006年07月11日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ちとやばい

 食欲はあるのだが、こないだ体調を崩して以来胃の容積が思いっきり縮んで、量が食えない。これまでは「わーい。どんどん痩せてくからダイエットにいいや」とかアホ丸出しで喜んでいたのだが、本格的な暑さになるに至って、流石に危機感を募らせるようになってきた。
 私は元来が汗かきなので、この季節摂る水分量も当然増える。と、ただでも限定された胃の容積が水分、水物に満たされる。このままでは夏バテ確定である。うむむ。食い物に気を遣っても食える絶対量が少なければ限界はある。
 今日は「蒼太の包丁」でアイナメのなめろうが出ていたのに影響されて、なめろうを作ってみる。アイナメなんて近所のスーパーで売ってるものでもないので、アジで作ったけど。以前Sgt.ytkさんちに泊めてもらったときに頂いたなめろうが美味しかった記憶があるのもある。
 青魚だからそれなりに脂と生臭さがあるんだけど、味噌、ネギを和えてるんで気にならない。ちょこちょこつまめるのもいいやね。酒にも合うし。ただ、細かく叩くのが面倒なのだけがネックだなぁ……
 まあ、なんとなく精はちょっとだけ付いた気がする。体重は相変わらず漸減だけど。

[メモ] 「プロフェッショナル 仕事の流儀」第19回再放送予定

  公式サイト より。
「第19回 〜カーデザイナー・奥山清行〜」

7月10日(月)午後4:05、7月12日(水)午後5:15の再放送は休止となります。
7月13日(木)午前1:10の再放送は7月27日(木)午前1:10に変更となりました。
 大相撲放送なんかのせいで〜! などとは安易に言えないが、でももし、「恒例だから」という理由で「大相撲放送優先なのは当然でしょ?」だったら、ビミョーに納得がいかない。
 7/27の放送を忘れず録画するしかないが、簡単に他の予定が割り込んだりするからな……気をつけないと。

[アニメ] シムーン#14

  シムーン #14「冒さざるもの」。アーエルとネヴィリルが礁国空中要塞の偵察任務に出ている間、メッシスは地上に係留し、コール・テンペストも久々の地上でのひと時を堪能する。しかし状況に危機感を募らせるドミヌーラは、整備士のワポーリフに密かに頼みごとをする。それは、最大の禁忌であるシムーンを解体しその秘密を探れというものだった。リ・マージョンの秘密を解き明かさない限り、宮国はいずれ敗北する。それはわかってはいるのだが、人一倍シヴュラとシムーンを敬うワポーリフは「冒さざるべき神聖なる神の乗機」を分解せよという依頼に悩む。
 ずばり「信じる(信仰)」ということが今回のテーマ。宮国の人たちがシムーンとその搭乗者であるシヴュラを敬ってきたのは、シムーン以外に宮国が最後にすがれるものがないから。しかしその信仰では救い得ない事態になった時、自ら打ち立てた禁忌を破らざるをえなくなる。
 その嚆矢と自らなろうとするドミヌーラ。彼女は単に上層部と繋がっているだけではなく、かつて「翠玉のリ・マージョン」を復元させるためだけに編成され、今では存在すら抹消されたコール・デクストラ唯一の生き残り。その過去をメッシス艦長ワウフに突き止められるが、ワウフはなにかを問い詰めるでもなく、「あなたのこれからなさろうとしてることを、じっと見ている者がいることを憶えていただきたかった――なにをするにせよ、それを成し遂げるには、我々はなにかをひたすら信じていなければならない」と、見守る。うわ、見た目冴えないオッサンなのにイカスよ、ワウフ! もっともドミヌーラも政治的必要性からだけでシムーンの解体を決めたわけではなさそうだけど。
 一方ワポーリフもシムーンの解体を悩み、彼の様子に気付いたモリナスに明かす。シムーンがただの機械だとはわかっている、と言うワポーリフに、「乗ってみてわかった。あれは冒さざるべき、神の乗機」と、当初と反対のことを言うモリナス。「神聖なる」とモリナスが言わなかったことに気がつくワポーリフ。乗った者には、シムーンはなにか人知を超えた恐ろしい存在、ということがなんとなくわかる、ということだろうか。善悪とはまったく関係なく。
 結局、ワポーリフはなにかをふっきるかのようにこれまで手も触れようとしなかったモリナスに眠っている間にキスをし、未明のうちにシムーンを解体する。そこに特別ななにかを見出すことはできない。だが、やってきたドミヌーラは解体されたヘリカル・モートリスを見て顔色を変え、なにか恐ろしいものに触れたかのように絶叫。自失呆然となって保護されることに……シヴュラにしか見えないなにか、ということ? 遺体すら消えたアムリアともなにか関係が?
 と、いうこととは別に、ワポーリフ、男に性別化して大分経つのに、まだ胸はかなり大きいままなんだな……一応既に完全に男扱いらしいが。で、下世話なところでひとつ気になることが。え〜っと、ワポーリフって、今、両方ついてるんですか?

[その他] 北朝鮮関連とか

 制裁決議、中国とロシアが拒否ってのはまったく予想の想定内。つか、むしろ予定調和。ただ、一般にミスリードされやすいのは、中国とロシアって、別に必ずしも仲が良いわけでもないんだよなぁ……つか、あれだけ長大な陸上の国境線を共有してるんだから、利害衝突は大きいし潜在的にある程度敵対国。無論、利害が一致すればお互いの手を握り合うことをやぶさかではない。「ヤクザの手打ちほど恐ろしいものはねえんだ!」(by桑畑三十郎)。で、北朝鮮ってのは国の成立はソ連がバックアップ。ってか、金日成(金聖柱)って、ソ連の工作員だってのはよく知られた話。中国としては米国の軍事圏との緩衝地帯、ロシアとしては不安定要素として存在することで自国の存在感をアピールする材料になるって点は、多分あると思う。それだけではないだろうが。ただ、北朝鮮自身そういった状況を利用して綱渡りしてもいるのだろうが、今回そんなに勝算があるのかなぁ、ってのが。
 似非国際事情通っぽいことは置いといて(雑感は雑感以上にならん)、今回のお笑いのネタはこちらか。 北朝鮮ミサイル:「自衛のための敵地攻撃」韓国政府が非難毎日 )。 韓国青瓦台(大統領官邸)は11日、北朝鮮のミサイル発射を契機に日本の閣僚などが「自衛のための敵地攻撃」を論じていることを「挑発的な妄言」と非難し、「朝鮮半島の危機をさらに増幅させ、軍事大国化の大義名分にしようという日本の政治指導者たちの傲慢(ごうまん)と暴言には強力に対応していく」と宣言した。困ったことにギャグじゃないんですよね。いや、ある意味では韓国が懸念するのはある程度無理からぬことではあるんですよ。だって隣国が軍事増強するってんですから。でも、日本が韓国を攻撃するメリットなんて当然ない。恫喝ですらリスクが高すぎる。それに韓国の交戦国って、現時点北朝鮮。ってことはむしろこれは情緒的な反応。盧武鉉大統領のこれまでの言動とその支持の背景を考えれば、斜め上ではなくやはり予想の範囲内。ミサイル発射時に「中華人民共和国朝鮮自治区」だとか「赤化統いt(ry」だとか、なげやりなこと書いたのもそのせいなんですけどね。めんどくさいったらありゃしない。これも雑感。


2006年07月12日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] それはちとおかしかろう

 /.Jのストーリーにコメントを二件ほど投下。一件は情緒的なもので、もう一件は法解釈の資料の提示。結果、前者はモデレート+4。後者はなし。う〜ん、ちとモデレート制の問題点が如実に出てると思うぞ。


  「ローマの休日」は権利消滅 東京地裁、格安DVD認める産経 )。おお、まっとうな判決が! と喜んだが、 /.J のコメントなどを見てると、どうも話はそう単純なことでもないらしい。その中で提示された NEGLIGEEE MEMO-若手弁護士&若手会計士の日常-:ローマの落日? によれば、つまりは「法文作成者の意図を汲むべきか」という立場と「法文を忠実に解釈すべきか」という立場で、前者が一般的だったものに後者の立場で判決を下したことが、法曹関係には衝撃らしい。んなこと言われてもなー、ってのが法曹界外からの立場。
  判決文 も見てみたが、判決の論旨は明解で論理的におかしなところはないと思える。「慣習では法曹界的にはそう解釈してこなかった」という話だと、「お前ら素人はひっこんどけ。法解釈はうちらの独占」と言われてる気にもなってしまう。うむむ。
 そもそもが著作権期間延長は利権を手放すまいとする業界の働きかけによる、利権保護的なものだろうって心情的な部分はさしおいといても、「そうは読めなくても法を作った側の意図はそうだったの!」ってのは、ちょっと。これまでそれでやってきたってのはそれなりの理由はあるのだろうが、このへんがちとよくわからん。
 あと、 毎日新聞記事 におけるキネマ旬報映画総合研究所・掛尾良夫所長のコメント「 個人的にも、映画が文化というより消費財になっていくようで違和感を感じる。」ってのも、どうかと。昨今の映画を見てると、映画はとっくに消費財なんだが。それにそういった条件下で生き残ってきた他分野の「古典」は文化ではなく消費財だと言うのだろうか? どちらかと言うと氏のコメントにこそ違和感を感じる。


  「デートが仕事」と1万人から紹介料3億円…3人逮捕読売 )。あ、「クロサギ」であったよね。デート詐欺。一万人以上の被害者に対し被害総額3億以上、でも届出は十数件ってのは、やっぱ「比較的小口の被害で、しかも下心丸出しで騙されたのがはずかしくて泣き寝入り」ってのは、事実なのか。恐れず被害届を出すのもそうだし、まず「そんな下心も満たす上手い話はない」ってのは、ちゃんと考えとかないと。あと、漏れマダム好きじゃないし。


 朝日新聞朝刊で「朝日の戦時報道云々」という言葉が載ってたので驚く。ただし、「天皇の戦争責任」とセットで萎える。当時と精神が同じだよ、朝日。

[アニメ] となグラ!#1とちょこっとsister#1

  となグラ! #1「30センチの片思い」。「ショートでヘアバンドしてりゃ梓ってわけじゃねえぞ!」と、どこへともなく(スタッフ・原作者では勿論ない)につぶやいてみる……
 10年ぶりに再会したお隣の初恋の彼は、エロエロ魔人と化してました……という基本設定。大丈夫。「あかぬけ一番!」みたいに線の細い美少年がたくましい田舎者になってたわけでも、「ステキに野蛮人」みたいに自慢の病弱お兄さんが野生児に先祖がえりしてたわけじゃないんだから、そのくらい。
 まあ、基本的にちょっと変なキャラたちが繰り広げるドタバタとほのぼのラブコメを楽しめばいい作品なんだけど、アニメはあまり上手い作りとは思えない……お色気を意識しすぎて、ドタバタのテンポが悪すぎ。どうなんだろうなぁ。


  ちょこっとsister #1「プレゼントは妹?」。なにやらSFなエアバイクに乗ったサンタを名乗るおねえさんからもらったクリスマスプレゼントは妹でした、という第一話。ええ、そういうリアリティとかは求めちゃいけません。そういう話なんです。普通に考えればどう見ても幼女誘拐なんですが、それも気にしちゃいけません。いきなり幼女が現れることが前提でないと話が始まらないんですから。はるまの生計とかも気にしちゃいけません。
 なんでこれが まじぽか 時間枠の後番なんだろうなぁ、と思ったら、主役が斉藤桃子氏で幼女パンチラだからか。なるほど。
 まあ、キャラクターの可愛さを愛でる番組、ってのが、多分ほぼすべてなのだろうなぁ。それをどれだけ出せるかが勝負か。
 OP・EDが昔一部で話題になった「ハレンチ・パンチ」なのがまあ色々あれですが。印象としては、ムシキングの時より上手くなってるかな?

[マンガ] イブニングを見て

 「もやしもん」は、あのゴスロリ少女は……なんだろうなぁ。元々惣右衛門と知り合いっぽいし、菌が見えることも知ってるし。ってことは、三角関係どころか二角関係にもならないんじゃん!
 「ヘルプマン」は、なんかくさか里樹氏らしい、深刻なんだけど熱い展開に。介護業界の理想と現実に、それでもめげない熱い情熱。理想論かもしれないけど、いいね。
 「米吐き娘」は、触ったものの生命力を奪う天の邪鬼の末裔の娘登場。それが先祖がその特殊能力ゆえに日本を追われ、現在食糧難の某独裁国家の特殊工作員に……自分とは正反対の能力を持つ米吐き娘に一方的に私怨を抱き、食糧難解消を口実に北、もとい某独裁国家に拉致ろうとするんだけど、お互い顔なんか知ってるわけがない。で、なんだか妙な事に……なんだか生真面目な天の邪鬼が可愛い。


2006年07月13日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ウィッチブレイド#15とゼーガペイン#15

  ウィッチブレイド #15「絆」。斗沢は「ネオジーン」は優秀な女性の遺伝子を集め、更に一人の男の遺伝子と掛け合わせ優秀な素材を作り出す操作を繰り返した、いびつな存在であることを知る。斗沢からネオジーンの異常さを知らされ、「玲奈から梨穂子を取り戻すべきだ」と言われるが、実の母でないことと、自分が守りきれなかった梨穂子を玲奈が守ったことに、素直に行動することが出来ない。一方まりあは玲奈が自分の母親に当ると知り、研究所をひそかに脱走し、会いに行く。しかし、玲奈が梨穂子と一緒にいるのを見て、梨穂子に敵意を剥き出しに……まりあの危うさを見破った玲奈は梨穂子を連れて逃走。母である玲奈の愛情が自分以外に向けられていることに逆上したまりあは、変身して玲奈たちを追跡する。
 デパートで母子を見て以来、自分に無条件の愛情を注ぐ存在としての母を求め始めたまりあ。だが、実際の母子の関係を知っているわけではないので、当然その求め方はいびつなものに……
 玲奈はクローンブレイドの崩壊が始まった自分を気遣う梨穂子に初めて愛情らしいものを感じ初めていたが、まりあに対しては「自分の遺伝子が使われた実験対象」としてしか見ていない。そもそも自分自身ですら実験・観察対象としてしか見ていない玲奈だが、梨穂子を殺そうとするまりあの前に立ちふさがる。しかも、絶望的な力の差があると知りつつも、梨穂子に「また戻る」と言い、自身の非合理な言葉に逆に戸惑う。結局、自分に玲奈の愛情が向けられないことを知ったまりあは飽きたおもちゃのように玲奈に興味をなくし、「壊そう」とする。元々の力の差に加え、クローンブレイドの崩壊に苦しむ玲奈は結局まりあに倒されるが、その前に一矢報い、梨穂子を守ることには成功する。
 玲奈と別れた梨穂子は、二人を追いかけてきた戸沢と合流するがまりあの変身を感じ引き寄せられてきたエクスコンたちに取り囲まれる。まりあやエクスコンの気配を、それ以上に梨穂子の危機を感じた雅音はこれまでの葛藤もすべて忘れ、梨穂子の元へと駆ける。
 梨穂子はエクスコンに襲われ、「雅音が必ず助けに来る!」と励ます戸沢に、決別を言い渡されたことを思い出し「来るわけない」と答える。そんな梨穂子に、斗沢は今まで雅音がしてきた危険な仕事の内容と、そしてそれはすべて梨穂子のためだけであることを明かす。そしてエクスコンたちを蹴散らし駆けつけた雅音に泣きじゃくり抱きつく梨穂子。
 一方、クローンブレイドの限界を迎え崩壊しようとする玲奈の前に鷹山が現れ、梨穂子のことを託される。梨穂子に感じた理解不能な感情を吐露し、「自分自身のことが結局判らなかった」という玲奈に、鷹山は「お前のことを理解してたと感じた時期があった」と答える。結局梨穂子の父親が誰かは鷹山も聞かず、玲奈も告げないまま、玲奈は鷹山だけに看取られて結晶化する。まあ、多分、予想通りではあるんだろうけど、聞かずとも、告げずとも、十分に伝わったってことなんだろうな……
 母としての玲奈の死は痛ましいけど、ある意味、二人の母を持った梨穂子は幸せだと思う。
 次回は夏場恒例、水着話? 能天気な話になるかはわからないけど。


  ゼーガペイン #15「リインカネーション」。リョーコがサルベージ可能だと知らされ喜ぶキョウ。しかしサルベージは後回しにされ、対アンチゼーガ装備の開発を優先される。メイウーはそんなシマの判断に反発するが、ルーシェンはそれはキョウのためにもなる、と言う。その前にキョウが受け止めなければならない、過酷な現実が起こる、と……
 やはりかなり早期に予想された通り、舞浜サーバ内は4〜8月の五ヶ月間しか演算できないという限界を抱えていた。それを超えたデータは、セレブラントのデータ以外はすべて4月の初めに巻き戻される。和解も、愛情も、その間に起こったことは全部なかったことになってまた最初から繰り返されるのだ。演算限界による様々な破綻の兆候に、保険医の水沢が気付きはじめる。そして、セレブラントとして目覚めかけのハヤセとトミガイは、はっきりとなにが起こってるかを認識しているよう。ただ、予告を見る限り、完全に目覚めてないとやはりリセットされてしまうらしいが……
 ルーシェンたちの乗ったガルーダとゼーガタンクがアンチゼーガと交戦するが、武器も装甲も無効化され、やはり勝負にならない。開発された新兵器も効果はあったものの、完全破壊までは至らず、なおも迫り来るアンチゼーガに危機一髪、アンチゼーガの活動限界に救われる。
 う〜ん、いろいろ絶望的な状況は変わらず。

[その他] 買ったもの

 ・ メイド刑事2/早見裕司

 こないだ知り合いと「何時出るんだろうねえ」と話をしてたばっかだったんだけど、気がついたら昨日出てたみたいです。スマソ。


2006年07月14日(金) 旧暦 [n年日記]

[読書] メイド刑事2/早見裕司

 「誰が呼んだか存じませんが、わたくしの通り名は、メイド刑事!」
 いや、一巻見たら誰が呼んだか書いてあるやん。
 ってのはさておき、「メイド」などとキャッチーな素材を扱いながら萌えだの華麗だのとは縁遠い、泥臭い80年代ドラマテイストあふれる、相変わらずの内容ですた。(笑) いや、それがいいんだけど。
 三話で一冊、というフォーマットは前作と同じ。今回は元アイドルを巻き込んだ結婚・投資詐欺に、ご主人様の親友の名家で起こった婚約者連続殺人事件、それと葵の過去に絡んだ話の三本。最後の話は特に80年代テイスト満載。後書きでも三巻が出るみたいな話だったし、葵の父親が自殺に追い込まれた過去の事件の背後の黒幕との対決、というのが今後の大きなストーリーになりそう。
 前回も出てきたお助けキャラ?「謎の流れのメイド」(自分で謎とか言うな)ニキータは一話目に登場。出番、それだけなんだよなぁ。ちと残念。
 相変わらず80年代ドラマに感じる「わざとらしくて泥臭くて、でも妙に内圧の高いあの熱気」が欲しい方には是非お奨め。

[アニメ] ホスト部#14と.hack//Roots#15とNHKへようこそ!#1

  ホスト部 #14「噂のホスト部を取材せよ」。ゴシップばかり書いて廃部寸前の新聞部が、部数回復のために人気のホスト部の特集記事を組もうとする。環は身の上話にほだされ協力しようとするが、他のメンバーはなぜかいつも以上に乗り気でない。環の泣き落としでどうにかホスト部の承諾は得られるが、実は新聞部部長の狙いは、環がホスト部員を自分の立場で脅して言いなりにさせているという記事を書くことだった。
 これまで悪人らしい悪人が出てくることがなかったけど(れんげが初めて出た時からんだチンピラ風生徒二人も、れんげが二人の親が特殊自営業だってことをタネに挑発したのが原因だったし)、新聞部部長は悪人らしい悪人。人を貶めるゴシップ記事で部数を伸ばすことを考えてはそれが裏目に出て誰かのせいにし、残っている新聞部員二人も部長を慕っているわけではなく親から借りた威厳で脅されて渋々従っているだけ。そんな彼がホスト部部長の環に嫉妬して、陥れようとする。
 最初環の行動に否定的な他メンバーだったけど、その真意は勿論元々環を守るためにしようとしたこと。新聞部部長の安易な陰謀はあっさりとやぶられ、環の知らない間に鏡夜たちによって解決されることに。ホスト部のメンツはみんな、環がホスト部に誘ってくれたことでなんらかの救いを得たと感じてるわけで、バカ殿様、バカだけど人望は無茶苦茶ありました、というお話。ちょっといい話でした。


  .hack//Roots #15「Pad」。一度はやめようと思っていた「TheWorld」に、やはり居つづけることにしたタビー。しかし旅団も既になく目的が見つからないままで、その決心がゆらぎ出していた。そんな時、ゲーム超初心者のウールとカシミアという二人と出会う。タビーは二人に、自分が志乃や匂坂にしてもらったようにゲームのことを教えてあげようとするのだが……
 ゲーム版キャラのクーン登場。性格は、前向きなハセヲっぽいかな? タビーは二人にいいところを見せようとするのだが、逆に敵キャラの属性のこととかを教えてもらったりとダメダメ。フィロに相談に行ったところで、やはりフィロに会いにきていたクーンと出会う。で、ベテランのクーンに、初心者二人ともどもお世話になることに……出来のいい姉に注目に集まり、「頼りにされるってことがどういうことかわからない」と漏らすタビーに、ウールは、「多分、今の気持ちですよ」と答える。頼りなくても、やってることが空回りしてても、タビーの気持ちは二人から頼りにされていた。
 って、今回主人公出てないじゃん! 次回はハセヲとタビーがイベントに参加するらしいが……


  NHKにようこそ! #1「プロジェクトへようこそ!」。え〜、NHKは日本放送協会ではなく、「日本ひきこもり協会」です。一応念の為。
 ベースは原作小説ではなくコミック版らしいけど、きっつい内容ですなぁ、ある意味。
 主人公の佐藤はある日突然他人の「心の声」(もちろん妄想)が聞こえるようになって引きこもって三年、大学も中退になり、どうにかしなきゃと思いつつもずるずる現状に漬かっている。一念発起してバイトくらいは、と思いつめるが、コンビニに行くくらいしか人付き合いがなくなっていて上手く行かない。そんな彼の前に突然美少女が現れて「あなたはプロジェクトに選ばれました。私が救ってあげます」と……
 いや、マジでそういう話なんです。その女の子・岬も実はいろいろアレで、不登校。ダメな佐藤を救う(という名目で自分よりダメな人間の近くにいる)ことで安心したいと、出てくる人間、みんな揃ってダメ人間。それが逆に突き抜けて笑えるかってのがポイントなんだけど、アニメで改めて見せられるとそれなりにきついですな……エンディングが大槻ケンヂなのもスタッフよくわかってるんだけど、よくわかりすぎで逆にキツイさに拍車を。(笑)
 原作小説はそれなりに綺麗に終わってて、コミック版は更にそれを輪にかけて迷走中(面白いけどね)なんだけど、アニメはどう決着つけるのかなぁ。


2006年07月17日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] でばり

 ちと電波も届かぬ山ン中に出張ってました。名古屋の市街よりは確かによっぽど涼しいんですが、やっぱむれそうなほど蒸しましたわ。ひぎぃ。
 少し体動かすと湿度で呼吸も苦しくなるんだからなぁ……

 あと、朝鮮日報は韓国政府のおかしな発言などに関しては冷静にツッコム記事が多いです。記事によっては、国際関係の記事などは日本の主要マスコミよりまともな記事が載ったりもします。これが中央日報とか東亜日報だとまた傾向が違うんですけどね。
 反日(というか日本への糾弾調)は韓国マスコミの(そう書かないといけないという)強迫観念的定型なんで、これはしょーもねーなーと思うのが正しいというか、個人の所感とは必ずしも一致しないと考えた方がいいかもしれません。こういうのって日本からは反感を買うだけでなおかつ日本から言われてもどうしようもないんで、本当は韓国内部がどうにかするしかないんですけどね。


  「日本沈没」:中国、韓国からオファー毎日 )。いや、中国や韓国の意図がどうこうってことではないんだが、この記事の見出し、ひょっとして狙ってるんか?(笑)

[アニメ] つよきす#1と徹之進#27とおとぎ銃士#3

  つよきす #1「よろしくッ!近衛素奈緒です!」。原作ファンからは様々な要因から「開始前終了」とか言われてましたが、結論から言えば、んな言う程はつまらなくはないです。キャラクター設定等を強く原作に依拠してるわりに主人公を原作主人公からコンシュマー版追加キャラにしたり、キャストは一新、キャラクターデザインも原作とはタッチが大分違ったりと不親切な作りだけど、アニメ的キャラクターによるドタバタがメイン、という意味では、ベタだけどテンポもそんなに悪くないし、通しで見させるくらいには手堅い作りをしてました。まあ、それが原作付きアニメとして正しい方針か、ってのは、議論の余地はありますが……
 それらの前提をはずしてしまえば、こういういかにもなオタク向けスラップスティックが嫌いか否かで判断は別れそう。


  それゆけ!徹之進 #27「てつのしん白金に行く その2」。シリーズの折り返し、ということで、八本木の犬楽園と白金の闇の犬社会との対立構造がはっきりと打ち出される。具体的には闇の犬社会のボス・ネオと犬楽園のリーダー・セトの過去の因縁が主たるものなんだけど、闇社会の方に徹之進とは別の成犬のトイプードルがいるらしいと示し、徹之進との因縁も匂わせて、シリアスっぽい展開の可能性も。実はわりと手堅くいい作りをしてる。
 ところでネオ、犬なのに悪の親玉の定番として猫を抱いて撫でているのだけど、サイズがサイズなんで変な構図に(笑)。あと、「大人なのにアニメ見るな!」は笑った。細かいところが変なマニアックさ。


  おとぎ銃士赤ずきん #3「気になる転校生」。「すごい戦闘シーン」は既に諦めた、という前提でごらんになってください。前回の感想で「次は新キャラは出なさそう」って書いたけど、大間違いでしたね。敵方のヘンゼルの妹、グレーテルがバレバレで転校生として登場(公式のキャラ紹介を見れば一目瞭然)。ただ、その正体の匂わせ方が白雪の結界の張り方とシンクロさせる辺りがちと面白かった。家の設計を細かくメジャーとかで測るんだもの(笑)。あと、赤ずきんのアホっぷりが今回も際立ってましたが、これは「そういうもの」として周囲から受け入れられそうな感じなので、それはそれでよし。あと、なんだか今回新武器が登場。武器はツインカリバー……もとい、グリムテイラーだけじゃないのね。


2006年07月18日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] なにがしたいんだ?

 なんだか日記に異様な数のアクセスをしてくるロボットがいるので、「なんだ?」と思い見てみると、ソフトバンクが動かしてるロボットらしい。が、一体なぜそんなことをしてるのか、意図がさっぱりわからない。ソフトバンクってなにか検索エンジンとかやってたか? それにここ数日のログを見るとほぼ一分おきに、一日あたり千件以上アクセスしてくるのが異様にうざい。
 無料の検索エンジンとかなら公共の福祉と考えられなくもないが、なんのためにやってるかもわからないモンに無駄に煩わされるのはゴメンこうむる。yahoo!BBではなくソフトバンクってあたりがさらに謎だが、さくっとアクセス拒否設定。あ〜、さっぱりした。


  古賀氏、日中友好を強調 南京虐殺記念館を訪問Y!hl )。ん〜、別にいいんじゃね? いやなに、代わりに中国からも靖国神社を参拝に誰か寄越してくれれば(笑)。


 今さらだけど、 「川に落とした」畠山被告、彩香さん殺害を供述読売 )。あちこちで邪推はされていたけど、ついに供述が行われたそうで。正直、そうでなければいいな、とは思ってたんだけど。そんな事例は、悲しいかな少なくないが、それでも子供が親に殺されるなんてことがなければいいと思ってた。
 で、こんな批判が。 橋上の目撃情報、4月中から…遅れた捜査に批判の声読売 )。これは正直微妙かもしれない。これだけで事件性が高いとは、普通は判断しづらいと思う……
 以下は無責任すぎる雑感。事故として処理されたのに「事件じゃないか」と警察にねじ込み、その後再度の犯行を行ったってのは、ひょっとしたら見つけて欲しかったからかもしれない。良心の呵責、ってわけではなく、自分の行動に気持ちの処理が行えず、でも自首も出来ず、破綻でもなんでもとにかく事態を決着付けたかったんじゃないかと思う。破綻して発覚するか、「見つからない」という安心感が欲しかったのか、自分で破綻させるという勇気がなかったのだろう。この手の行動は、衝動犯とかに結構多く見られる。
 しかしやりきれん。


  お寿司の魚 お勉強/碧南海浜水族館朝日:愛知 )。これは面白い(笑)。水族館で寿司ネタの魚を見て「うまそー、くいてー」と思うことはあったが、それに特化した企画というのはついぞ思い当たらなかった。水族館で「おしゃれー」とか「魚、カワイイ! 食べるなんてとんでもない……」なんて偽善者じみた、あるいは「水族館のお魚は見るもので、スーパーとかお寿司屋の魚は食べるもの。別の魚」と勘違いしてる向きにはとてもよろしかろう、などと思ったりもしてしまう。
 見て美しいと感じ、それが人間の「食」にも繋がるということを実感し、そしてそれが生き、どのような生態を持っているか……そこまで行かずとも、生きて動いてる姿を見、それが自分の普段の生活とつながってることを感じるのは、良いことなのではないでしょうか? できれば見に行きたいなぁ。

[特撮] カブト#24とボウケン#20

  カブト #24。天道と決闘する神代は、決着の寸前で決闘を止めたじいやの軍配が天道に上がったことに納得がいかず、負けを認めないばかりかじいやにクビを言い渡す。その上天道の屋台の前に高級食材を使った激安ラーメン店を作り、勝負を挑んでくる。利益無視の滅茶苦茶なやり方に顔色を変えたじいやに、天道は「まかせてください」と言うのだが……
 一方、自分の過去を知るために封鎖された渋谷廃墟に入ろうとするひより。その決意を知り手伝おうとする加賀美だが、天道からは「ひよりのためを思うなら、やめておけ」と意外な言葉が。「すべての鍵は渋谷廃墟にある!」と訴えても、上司の田所からも止められる。しかし理由もわからずそんなことを言われても納得するわけがなく、加賀美はひよりの部屋に行きひよりに会おうとするが、そこで見たひよりの幼いころの写真を見て驚愕する。ひよりの母の指輪には、渋谷隕石の破片がはまっていたのだ。ひよりの両親が健在の時には、まだ渋谷隕石は落下していなかったはずなのに……
 ラ・メーン、引っ張るなぁ。神代は子供じみたわがままさ丸出しで、唯一たよるべきじいやにまでクビを言い渡す。それでも神代家の家計を心配するじいやの為に、天道が一肌脱ぐ。じいやの作ったラーメンを食し、その味に込められたじいやの自分への愛情を思い知った神代は、今度は潔く敗北を認める。本当にじいやもなんでこんなに尽くしてるんだろう?
 というおちゃらけパートの一方で本筋。本来あるわけのない時期からひよりの両親の元にあり続けた隕石の破片。「あるはずのない時期からあり続けた」というと、天道が持っていたベルトを連想するが……封鎖された廃墟に入るひよりをサポートしようとする加賀美に、それを防ごうとする影山たち。ワームまで出現してピンチ、の時に天道登場。「仕方がない奴だな。後悔しても知らんぞ」と言いつつ、加賀美とともにワームたちを撃退。なおも渋谷廃墟内へ進ませまいとする影山を、「借りは返す」と神代が立ちはだかり足止めする。
 どうやら次回、渋谷廃墟の中の扉を開け、とんでもないものを見るらしいが……何?
 あと、先週書き損ねたけど、サソードってギルス以来久しぶりの触手ライダーだったんだな。


  ボウケンジャー #20「新たなる巨人」。自分に半分流れるアシュの血に怯え、いつ自我を失い明石たちを傷つけるかと、ボウケンジャーの仲間になることを拒む高丘。そんな折、クエスターたちがプレシャスを奪い、街を破壊し始める。クエスターたちの装備するゴードムエンジンのために力を発揮できないまま、必死に応戦するボウケンジャーたち。そして奈月が高丘の説得に乗り出す。
 過去に苦しむ高丘に、過去を持たないことで苦しんでる奈月が説得にあたるってのは面白い。そのせいで次回、ブラックとシルバーが衝突するらしいが……ま、性格的にも一番そりが合わなさそうだしなぁ。
 で、タイトルで予期させた通り、シルバー専用の新ロボ登場。消防車、救急車、パトカーとサイレン系の車が合体して巨大ロボに。「ジャッキアップ」して変形するって図は、ちょっと度肝を抜かれた。少しだけアイアンギアを思い出した。ダイボウケンとの更なる合体はあるのかな?

[アニメ] シムーン#15

  シムーン #15「一人、また一人」。タイトルから不安が募るけども、これは敵の陽動にのり、パライエッタが戦力の分散をさせてしまったため。前回「ネヴィリルのことを考えすぎて他の仲間の命を軽視するな」と言ったユンの忠告どおりに。あくまで巫女であり軍人ではないのだけど、これは大チョンボだなぁ。
 前回から今だ自室呆然とし続けてるドミヌーラ。目に完全に生気がなく、自慢の縦巻ロールも崩れたまま(笑)。リモネの呼びかけにも答えないが「ドミヌーラと一緒に飛びたい」という言葉に、リモネのパルとして生きるという目的を生み出し、シムーンの秘密に触れ失ったなにかを埋め合わせる。で、復活ドミヌーラの食いっぷりと来たら……元気になったら縦ロールも復活してるし!? あれはドミヌーラの体力パラメーターだったのか!!(いや、単に食事の後髪を整えただけだろうってばさ)
 自分の判断に自信が持てないパライエッタは、復活したばかりのドミヌーラに意見を求めるが、「起きたばかりの私の判断より、あなたの判断は不確かなのかしら?」とキツイ一言。パラ様、いいところナシ。


2006年07月19日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 芸能記事は基本的に興味ないんだが……

  極楽とんぼ加藤「凄く腹が立つ」番組で謝罪&号泣zakzak )。いや、実際のところの被害者少女の供述の信憑性はわからないし、まあ、いずれにしてもスキャンダルには違いないのだが、それよりかは「ゼーガペイン」終了後の「それじゃあ、極楽とんぼのお二人、よろしくぅ!」がもう聞かれないんだなぁ、というのが微妙に気になったり。


  サミットでアナン氏こきおろす、会話筒抜け知らず米英首脳CNN )。「 ブッシュ大統領はサミット最終日の昼食会で、報道陣に漏れているとも知らず、ブレア首相に向かって、「コフィ・アナン(国連事務総長)って何者なのだ。あのやり方は気に入らない。基本的に、停戦案を持ち出せばなんとかなると思っている」」。やあ、ブッシュ。奇遇だね。ボクもわりかし同意権だ。


  爆笑問題らDVD、次作でくまぇり登場?日スポ )。 太田光は「くまぇりを入れたかったのですが、下半期に分類されるので。次作には入れたい」。う〜ん、この人が偉そうに時事・政治について語るときは、このことを思い出そう。所詮、犠牲者のことなど無視してネタとして取り扱ってるに過ぎん。

[映画][アニメ] 時をかける少女

 見てきました。あらすじは途中からネタバレ防止。
 紺野真琴は成績はあまりよろしくないが元気が取り得の女子高生。二年の夏休みを目前にして進路を決めねばならないが、それより性別をこえた友人である千昭と功介と過ごす毎日が楽しくて仕方ない。
 7月13日。その日も遅刻ぎりぎりで登校。ところが抜き打ち小テストがあって結果は最悪、調理実習では天ぷら鍋で火事を起こしかけ、休み時間には男子生徒の悪ふざけのとばっちりを食らう。最悪な一日の最後に、日直の仕事で化学実験室にクラスの課題ノートを届けに行くのだが、科学準備室に人の気配を感じる。不審に思った真琴は準備室で気配の主を探すのだが、その人影が落としたと思しき胡桃のようなものを見つける。それを拾おうとするが、足をもつれさせて転倒、その拍子にその胡桃のようなものを肘で割ってしまう。
 その瞬間、真琴は不思議なビジョンを見る。ただの幻とは思えないビジョンに釈然としない真琴だが、帰り道、下り坂で自転車のブレーキが効かなくなり、今まさに電車が通過しようとしてる踏み切りに突っ込んでいってしまう。
 助からない――そう思ったとたん、真琴は坂の途中で人とぶつかって倒れてる自分に気づく。その後、坂の下の踏切を電車が通過……これって、一体どういうこと!? 事故の直前にタイムスリップした!? 真琴は叔母の芳山和子に相談するのだが、「それはタイムリープね。あなたぐらいの年頃には、よくあることよ」と人を食った答え。
 慣れれば自在に時間跳躍が出来るというのだが真琴は半信半疑。でも、翌日の夕方、騙された気になって河原でダッシュして河へ飛び込むと、二日前の自分の家へ……冷蔵庫には妹に食べられてしまったプリンもある!
 自分がタイムリープ出来ると知った真琴は、つまらない欲望を満たすためやりたい放題。時間を巻き戻し、小テストは百点満点、調理実習は班を変わってもらってミスを回避、カラオケに行っては終了時間ぎりぎりになるとタイムリープして何時間分も歌いまくる。
 その話を聞いて和子が大したことにタイムリープを使ってないと安心するとともに、「でも、あなたがいい目を見た分、他の誰かがとばっちりを受けてるんじゃない?」と気になることを言い出し、急に不安になる。
 そんな時、真琴たち三人組の一人、功介が後輩から告白されるというイベントが発生する。結局功介は断るのだが、自分たちの関係はいつまでもこのままなわけじゃない、という当たり前のことに気づく。そして千昭と二人の帰り道、真琴は突如、千昭から告白される。慌てて時間を巻き戻してしまう真琴……このままの三人がいいのに、と思ってるのだが、それから千昭のことを妙に意識して避けてしまう。そうこうしてるうちに友人の友梨が千昭と付き合いだす。
 付き合うとかそんなの、興味ないはずなのに、そのことが気にかかる真琴。おまけに自分が改変した過去のせいで本来真琴がしてしまうはずだった調理実習の失敗を肩代わりさせられた同級生が、それが原因でいじめに遭ってることを知る。しかも逆ギレしたそのクラスメイトのとばっちりを食って、友梨が怪我をすることに……自分がタイムリープするたびに、他人の気持ちを踏みにじり、周囲には悪い影響しか出ないのかと、落ち込む真琴。
 更に、功介が後輩からの告白を断ったのは、自分が突然小テストで満点を取ったことでショックを受け、焦って受験勉強に全力投球しようとしたからだと知り、なんとかしようとする。だが、考えナシの真琴のやること、何度タイムリープしてもなかなか上手くいかない。結局小テスト当日にまで戻って二人をくっつけることにようやく成功するのだが、安心したのもつかの間、事態は思ってもいなかった方向に転がってしまう……
 「時をかける少女」だけど、主人公は芳山和子ではない。見ていけばわかるが、主人公は和子の姪・紺野真琴で、さらに和子の事件があった二十年くらい後のこと。つまり、「時をかける少女」だけど、実際はアニメオリジナルのその続編である。
 なぜそのような舞台を設定したか。さまざまな理由はあるだろうが、一番は「今」という時代を映画の中に封じ込めたかったからだと思う。そのために主人公は和子ではなく真琴にし、しかし、和子の物語も強く感じさせる……そんなつくりにしたのだろう。
 なぜ主人公が和子ではいけなかったのか、というのは、最後に真琴がとった決意を見れば一目瞭然だろう……端的に言えば「未来を待つ」のではなく「未来へ駆け進んでいく」……これが書きたかったがためだ。
 ストーリーの構成もなかなか絶妙である。冒頭、特に意味があると思われなかったイベントが、実は後々大きな意味を持ってくる。ひとつのイベントをどうにかしようとすると、今度は別のイベントで問題が起こる……袋小路で行われた解決法は、あまりに物悲しい結末を迎えるのだが……
 描写も圧倒的である。怒る、落ち込む、泣くのすべてにダイナミックな真琴の躍動感は、この作品のテーマには必須だろう。特に真琴はタイムリープするのに(肉体的に)跳躍しなければならないので、タイムリープ直後は着地失敗して転ぶか、転がるかするので「時をかける少女」というよりむしろ「時をころがる少女」である(笑)。
 こちらの感覚に圧倒的に押し寄せる光景と日常の描写もすさまじい。特に日常からはみ出てる部分はあるわけではないのに、普段こちらが見過ごしてるささいな「当たり前」を、新鮮に、しかしあふれんばかりに提示してくる。
 さらにあちこちに過去の細田作品を思わせる描写があり、重要な分岐点になる、象徴的な別れ道はかつて「おじゃ魔女」で細田が担当した回のワンシーンを連想するし、真琴がタイムリープしたときに経由する異空間は「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」の電脳空間を思わせる。
 十代の少年少女だちの心の揺れ動きを「タイムリープ」というガジェットひとつを軸に鮮やかに圧倒的に描いた、まさしくジュヴナイルとして「時をかける少女」の精神をそのまま引継ぎ、しかも現代の新作として作り上げた傑作である、と断言する。
 とにかく見ろ。劇場で見なかったら公開終了後DVDなりテレビで見たとき、絶対後悔する。そしたら「だから劇場で見ろって言ったのに。ザマミロ」と思い切りバカにしてやるぞ。

 ただ、マニア的な視点でひとつ、どうしても考えてしまうことがある。和子叔母さんの声が「原田知世じゃないの?」というのは、大林版「時をかける少女」を知っていて、なおかつ細田監督回の「おじゃ魔女」に原田知世がゲスト出演したことを知っていればどうしても脳裏に浮かんでしまうと思う(事実、自分も思った)。しかし、原田知世をキャスティングしなかったことは、他の理由もあるかもしれないが、正解だと思う。
 演技力や力量のことじゃない。もしそれをしてしまうと、世間的にこの映画はどうしても「大林版時かけの従属物」としてとらえられてしまうだろう。おそらく広報もそういう宣伝の仕方をするだろうし、せざるを得ないだろう。だが、この作品は大林版時かけの従属物などではない。影響は無論受けているが、これはあくまで「現代の」「細田守監督の」「紺野真琴の」時かけなのだ。出演は物理的には不可能ではなかったろうが、マニア的な思い入れに流されなかった監督に敬意を表する。


2006年07月20日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] モンゴル料理を作ってみる

  こちら小隊長日記 )を参考にツォイワン(モンゴル風焼きそば)を作ってみる。つってもこれまで生地をこねたことなんて、子供のころクッキーを作ったときくらいなんだけど……麺は多く作って冷凍しておけばOKらしいので、ちょっと小麦粉は多めに。でもやっぱり不慣れでなかなかまとまらないなぁ。どうにかこうにかまとめて、麺棒で延ばして……と、ここでも不慣れ炸裂。なかなか均一にならない。打ち粉を使っていいものかどうかもわからないしで、なかなかに難航。やってるうちに、段々コツが掴めてきましたが……
 で、蒸して、切ってみる……やっぱ最初の方に作ったのは厚さがまちまちだなぁ。あと、ちょっとぼそぼそしてる気が……腹が減って焦ったせいか、蒸し時間が短くなってしまったかも……
 ともかく腹も減ったし作らないと、ということで、野菜を刻んで炒め、肉投入の、麺投入。ん? 結構いい感じ? 一応味見をした後、皿に盛って食う……やっぱり麺はぼそぼそ気味だけど、美味い。野菜から染み出したスープを麺が吸って、なかなか。濃い味付けより比較的あっさりの方で正解かもしれない。麺がボソボソしてるのは、こね方が足りなかったのか、蒸しが足りなかったのか……麺の残りは冷凍保存したけど、一度蒸しなおしてみた方がいいかもしれない。
 あと、麺はちょっと平麺っぽくした方が食感がいいかも。それと、いためた時に野菜から出る水分がポイントなので、野菜は多めに。


  シベリア孤児:リロさん死亡 ポーランド人孤児の生存者毎日 )。こうしてどんどん過去が歴史になっていくのだなぁ、と思うと、物寂しくもある。合掌。


  昭和天皇:靖国合祀不快感に波紋…遺族に戸惑いも毎日 )。う〜ん、 このメモについての日経の元記事 、件の一文の前後関係が不明でなんだかすわりが悪いんだけど……松岡洋右や白鳥敏夫に対して辛辣に評価してた下りをあわせて提示されるけど、それは元から知られてることだし、メモの全容がわからんで云々しても仕方ないことのような……
 真偽の問題もあるけど、まあそれはひとまず置いとく。

[アニメ] ウィッチブレイド#16とゼーガペイン#17

 ウィッチブレイド#16「憩」。水着話。斗沢が以前チョーさんの力を借りた時に約束した「女子大との合コン」を律儀に守って、女子大生ではないが知り合いの編集部の女の子たちと海水浴へ。雅音のスタイルがずばぬけてるけども、他の女の子たちもかなりのもの。普通に見ればナォミもかなりのものなんだけど、周囲がでかすぎるものなぁ……
 斗沢が女の子たちを釣るのにチョーさんが大富豪だなんて大嘘ついたんで、最初の内はチョーさんモテモテ。でも、そんなでまかせ当然化けの皮がはがれるわけで……哀れ。
 その代わり、マイケルが急にモテモテ。どうも、マイケルはタレントをやってるらしい。前に言ってた「事務所」って、芸能プロの事務所のことだったのか。てっきりヤクザの事務所かなんかだと……
 梨穂子は編集長の娘と仲良くなる。めずらしい、同年代の友達。その子が斗沢にときめいたりして、斗沢フラグもようやく立って来たか?
 シリアスパートは、和銅が通じていたのはNSWFの西田だと判明。どうも密会場所のセッティングを見ると単に利害関係ではなく肉体関係もあるらしいが、和銅、いいように使われてるだけの気がするなぁ。
 雅音の方も、鷹山からウィッチブレイドの使いすぎは寿命を縮めることになる、と知らされる。のみならず、梨穂子がウィッチブレイドの適合者だと知らされる。出産後に玲奈の適合率が下がったのは、高い適合率を示したのは玲奈自身ではなく、玲奈の胎内にいた梨穂子だということだ。もし自分が死ねば、梨穂子がウィッチブレイドの過酷な宿命を引き継ぐことに……そうでなくても、そのことを知られれば梨穂子にウィッチブレイドを装着しようとする者が現れるかもしれない。「もしそんな奴がいたら、あたしが殺してやる!」と血なまぐさいまでの母性を丸出しにする雅音。
 憩いのひと時から次回は一転、風雲急を告げるっぽい。


  ゼーガペイン #16「復活の戦場」。予想通り、世界はリセットされ、再び4月1日へ。その事を知り、中間たちと最後の夏のひと時を過ごすキョウ。セレブラントとして目覚めかけていたトミガイとハヤセはそのことを理解していたが、完全に目覚めなかった彼らもまた、リセットともにそれまでの記憶は失う。再構築され記憶を失う前の自分から届く日記。そこには繰り返される時間への苦悩がつづられていた。それでも、自分はみんなを守るため、いつかデータから肉体を持った存在に復活する日のために戦いつづけると決意する。
 そんなキョウに、ひとつだけ喜ばしいニュースもあった。リセットと同時に、リョーコが復活するというのだ。喜ぶキョウだが、入学式当日にリョーコの姿はない。彼女は確かに復活したが、入学式前日に交通事故で入院し、意識不明ということになっていたのだ。
 シマから、幻体として活動できる十分なデータを復帰できなかったと知らされ、なんのための復活だと憤る。が、その間にもアンチゼーガは襲撃して来、唯一活動可能なアルティールに対アンチゼーガ装備を施し、キョウが出撃することに。
 そしてそのバックシートに現れたのは、リョーコだった。リョーコのデータはアルティールと絡み合い、戦いの間だけ幻体として活動が可能となると知らされる。まあ、素直に復活するとは思ってはいなかったが……
 新装備でアンチゼーガを倒すが、アビスも意味深なセリフを残していく……
 リョーコが文字通り戦場でしか生きられない存在になってしまい、また、リセットの実効により幽霊である自分たちが復活するための戦いであると、初めて戦いの意味を知るキョウ。最終回では復活できるのかなぁ。
 今回も切なかったが、一番切なかったのは、番組の最後に「この後は極楽トンボの二人、よろしくぅ!」がなかったことだな。(苦笑)


2006年07月21日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 蒸し返し

 ってより、蒸しなおしか。
 昨日作った「ツォイワン」の麺を蒸しなおしてみる。凍ったままのを放り込んで20分ばかり放置。結果、なかなかにつるつるした食感になりました。やっぱ蒸しが足りなかったのか。
 コシを求めるものじゃないけど、コシが欲しい場合にはもっとこねた方がいいのだろうなぁ。なかなかに奥深い。


 富田元宮内庁長官の手帳の中に発見された、昭和天皇の発言と報道された靖国についてのメモ。どうやら 産経 の方に メモの全文の写真 が掲示されている。 朝日新聞の方 にもメモは掲載されているが、なんというか、かなり悪質なトリミングをされている。普段なら「またかよ朝日」とちょっとだけ怒りつつ呆れるところだが、いずれにしてもメモの文脈がよくわからない。なにが「だから」なのか、どういう主旨の発言なのか。
 どうもこれはやはり発言の要所要所を記しただけのメモ以上のものではないのではないかと思える。というか、としか思えない。
 あともうひとつ、「これは昭和天皇の発言をメモしたものではないのでは?」という説もネットでは出てきている。 楽韓web さん内の 特設ページ や、 天皇A級戦犯発言報道に関する簡易まとめサイト などでそれらがまとめられている。ちょっと前提となる基礎知識が不足してるのでなんとも言えないのだが、いずれにしても事実関係がはっきりするまではむしろこれ関連でのコメントの方が見ていて面白そうである。


  自由は根付いたのか朝日 )。なにを言ってるのか、さっぱりわからん。要は小泉批判をしたいことはわかるが、論旨が滅茶苦茶なので批判になっていない。どうしろっていうのかなぁ……


 あ、今テレビで「ハウルの動く城」やってら。 宮崎さんも余計な口を出さず、細田守氏にちゃんと作らせとけばねえ……(いや、それが出来てたら宮崎さんじゃないんだが)
(この点について、細田氏のハウルからの降板は宮崎氏による口出しが原因ではない、という指摘を受けました。ので、撤回)

[その他] 買ったもの

 ・ 時をかける少女 新装版/筒井康隆

 貞元表紙の新装版が出てることをこないだ映画で知ったので。

[アニメ] ちょこsis#2といぬかみ#16とホスト部#15

  ちょこsis #2「はじめてのお正月」。まあ、基本的には前回同様特になにがおこるわけでもなしで、アパートの住人がボチボチと登場。は、いいんだけど、ちょっと気になったのは、「管理人さん」と呼んでるけど、大家さんなのでは? というのが。いや、「取り壊す云々」の話を聞いてるとどうも。大家兼管理人の可能性もあるが、そうだとすると引退して孫にまかせる、ってのはどうなんだ??? アパートを生前に財産移譲? どうもよくわからん。


  いぬかみ #16「部屋と怪談とわたしっ!」。薫の犬神のうちの一匹、たゆねの当番回。強気でいじっぱりだが、実は怖がりなたゆねを他の犬神たちが脅かそうとする。しかし、本当に妖怪が出てきてたたゆねが怖がって暴走してしまうのだけど……あまりかわいくねえ(笑)。
 それなりに面白い回だったけど、なにか物足りないと思ったら、マッチョも出てないし啓太も脱いでねえ! いかん、それがないと既に物足りなくなってしまってるのか……


  ホスト部 #15「軽井沢さわやか勝負」。夏休みになり、部員には内緒で軽井沢のペンションでバイトするハルヒ。ところがハルヒの身になにかがあったのかと暴走した環がおしかけて静かに勉強しようという計画が台無しに。のみならず、ハルヒのペンションの空き部屋一室に誰が泊まるかを賭け、「誰が一番さわやかにバイトするか」で勝負しだす。
 あいかわらずどいつもこいつもアホだなぁ(笑)。殿がその暑っ苦しい性格ゆえに(見た目はさわやかなんだけど)減点くらいまくってしまうのはいつもどおり。モリ先輩と双子がポイントをゲットしまくるけど、モリ先輩は付き合いで勝負してるだけなので、双子で勝者確定か、と思いきや、鏡夜の入れ知恵で、バカ殿が一気に巻き返す。そうか、ピアノって特技があったことをすっかり忘れてた……つか、本人も忘れててどうするよ!(笑)
 でも結局、二階の窓から落ちてきた花瓶からハルヒをかばった薫が最後にポイントゲット。次回は双子の非対称イベントらしいが……
 ところで原作見たけど、原作は意外とフツーでしたね……悪くはないんだけど、アニメはスタッフの腕がかなり効いてるかと。あと、蓮華は一回こっきりのゲストキャラのはずだったのか。「超強力モーター」といい、アニメスタッフ、いい仕事してるなぁ。


2006年07月22日() 旧暦 [n年日記]

[その他] ぽっかり

 今週末の予定が急に空いたので、レンタル料金半額中のツタヤでちょっとDVDをまとめ借り。全部見れるかなぁ。


  福田氏、総裁選に立候補せず…「安倍政権」有力に読売 )。う〜ん、強力な対抗馬の福田氏が出馬しないのか……この手のは内部でなにが起こってるのかわからんなぁ。このままだと、安倍氏でほぼ確定っぽい感じだけど、個人的にはどうもなぁ。


  ウナギ:高値続く…なぜ? 23日は土用の丑の日毎日 )。稚魚(シラスウナギ)の不漁と、抗菌剤使用の問題で中国産の輸入量が減ったことが原因、ということ。まあ、風物詩って言えば風物詩だけど、無理して食わなきゃいけないものじゃないしなぁ。


  10円玉で蚊、撃退 日本銅センター朝日 )。へ〜。こんな単純な方法で、ってのが意外。原理がわからないけど、面白い。


 天皇発言のメモの件は特に進展なし。自民総裁選に微妙に影響を及ぼし、民主は相変わらず足並みの揃わなさを露呈し、強いて言えば 朝日新聞のコラムメモは一つの史料として冷静に受け止めたい。政治などの場で過大に扱うのも控えた方がいい。と、わりと目を疑うようなことが書かれていたくらいか。「案外と決定的な資料というわけではない」という判断か? むしろ 日経社説 が意味わからない。笛吹いたけど思ったほど踊らず、で、戸惑ってるのかもしれない。
 あ、それと「天皇の意向に同調する必要はない」ってのは、当たり前すぎてそういう論をしようとは思いつきもしませんでしたわ。つか、「天皇がこういう意向だっただから、他の連中も同調すべきだ」とは、内心そう言いたいと思っている人たちも、はっきりはそう言えんでしょう。日経の 昭和天皇の思いを大事にしたい もはっきりと「行くな」とは言えないで「察しろ〜察しろ〜」というのが、アリアリですものね。その下心が出すぎて、変な社説になってる。所詮、議論的にはこの程度のものです。
 政治的な影響云々、ってのは靖国問題ってのはぱっと見通りじゃない上に、メモの影響力が不明(つか、一過的に騒がれてるけど個人的には実はそんなにないと思ってる)なので、それよりかは「このメモが歴史のパズルのどこにはまるのか」の方に興味がありますね。
 あ、それと靖国についての中国の態度ってのは、気をつけないと簡単に読み違えます。

[アニメ] となグラ#2とつよきす#2

  となグラ #2「ツンツン香月と誘惑エプロン」。まー、なんつーご都合展開……両家の両親が二週間の海外旅行に。ところが飛行機が墜落して行方不明に。と思いきや電話がかかってきて「しばらくここでフィールドワークするから帰らんぞ」と……「こんなこともあろうかと、当座の生活費は振り込んどいた」って、どんなこと考えて旅行行ってるんだよ!(笑)
 超強引な両親不在の下繰り広げられるお色気ドタバタ。前回よりはテンポは良かったです。でも香月の声が幼すぎてイマイチなぁ、と思ったら、梨穂子の声でした……そういうことか。手を出したら能登声のママンにヌッコロされますよ?


  つよきす #2「生徒会なんて、大キライ!!」。まあ、なんつーか、普通にギャルゲ的展開。決して人に勧める出来ではないが、原作と違うからとこき下ろされなければいけないほどとも思えない。
 あえて言えば場面転換にキャラクターイラストが入るのが、ちとかしましいかなぁ。その他はわりとテンポもいい。
 個人的には若本声を聞ければそれでOKだが。

[アニメ] 徹之進#28とおとぎ銃士#4

  徹之進 #28「てつのしんオバケと出会う」。ショコラと仲良くなりたい徹之進は、犬楽園の仲間に頼み込んで肝試しをセッティングしてもらう。ところがペアを決めるくじ引きで、細工がしてあったはずなのにショコラの相手は徹之進ではなく見知らぬ犬になってしまう。しかもその犬は既に死んだはずの犬で……
 スーパー秘書・ビクトリアがメインの回なのだけど、唯一の苦手はオバケ。だから、肝試しにも消極的。幽霊に連れ去られたショコラを徹之進と追いかけるのだが、正体バレバレのオバケに怯えまくり。
 と、まあここまでは普通の話。後半がとんでもないことに……生前もてなくって彼女が出来なかった幽霊に、ビクトリアが「私だって、失恋くらいしたことあるわよ!」と、ラシッドとのことを持ち出したまでは普通だったんだけど、その後の失恋遍歴が痛すぎる……彼の誕生日にプレゼントを持って部屋に行ったら、彼が他のメス犬(文字通り)とイチャイチャワンワンしてたとか、年下の彼に頼まれてお金を貸したら翌日には姿をくらましていたとか、一応子供番組だろ、これ(笑)。
 なんだか妙なところですっとばしてるなぁ。


  おとぎ銃士赤ずきん #4「グレーテルの罠」。双剣幼女VS大剣幼女(いや、14歳と13歳は幼女じゃないだろ)で、ビジュアル的にはそれなりに映えるはずなんだけど、戦闘は既にあきらめた。というか、戦闘をネタにしたボケツッコミがメインだと悟った。ツッコミ役のりんごは不可欠要員だなぁ。他はみんなボケ役ばっかりだし。いや、一々ツッコミどころだらけなんで、却ってツッコんだら負けみたいな雰囲気が……
 赤ずきんはアホストーカーぶりを今週も冒頭で発揮してたけど、グレーテルの発動させた結界にも関わらず、まったく影響なく動けるところで主人公らしさをアピール。アホには効かない結界だったのか(多分違います)。
 しかし、「白鳥雪子先生です」は無理があるだろう……りんご以外特に誰も騒がないのが、また。この学校って基本的に天然揃い? りんごも大変だ……


2006年07月23日() 旧暦 [n年日記]

[マンガ][読書] 城物語/冨士宏

 舞台は十三世紀ドイツ。とある貴族の庶子であるミハエル。本来なら母の結婚した鍛冶の息子として一生を終えるはずだったが、十七歳になって突然実の父であるフォン・ハウゼンに引き取られ、騎士として叙任され、一城の主として任命される。ところがその領地モルゲンベルクは敵対的な他領の城と臨接していた上、前の領主によって金庫の中は空という悲惨な状態。しかも部下であるはずの三人の騎士は若輩者で庶民出のミハエルのことを軽く見て言うことなど聞こうとしない。
 かねてよりあこがれていたはずの騎士の身分なのに、山積する問題に頭を悩ませていたミハエルの元に、隣領のアーヴェントベルクから敵兵がやってきたと知らせが届く。
 マニアではナムコ版ワルキューレのコミックで知られている冨士宏氏による、中世を舞台にした本格的な騎士物語。連載誌「コミックゲーメスト」休刊により打ち切りとなった。本人も相当力を入れていたシリーズらしく、時折無念を漏らしていたが、この再版版でも前後に作者による売込みがあって、やはり続き(書き直しでもいいらしい)を描きたいらしい。
 正直、地味。無茶苦茶地味。騎士と言っても華々しい活躍があるのではなく、片田舎の城における領地経営と城内政治がメインなので、ある意味牧歌的ではあるが派手さはない。しかし、きちんとした時代考証を元にその描き出すその時代の空気は、読んでいて飽きさせない。
 三人の部下は、老獪で城の実権を握るフォン・ハルト、無口で頑固で実直な武人フォン・エルンスト、血気盛んで情の厚いフォン・グロープハイト。若輩で庶民出のミハエルを、どうせやっかい払いにこの領地に送られたのだろうとあなどっている。
 その他の使用人たちは、経験不足ながら聡明で真面目なミハエルに好意的だが、前領主が給金代わりに平騎士(一代限りの騎士の身分。名誉以外には何の特権もない)の身分を叙任していたりと、過去の負債がかなり残っている。
 城自体の立地も事前にフォン・ハウゼンから聞かされていたのと違って、底意地の悪いフォン・フレーゲンの治める領地、アーヴェントベルクからの嫌がらせのようなちょっかいを受けていた。てか、投石が届く位置にお互いの城が建ってるってのがかなりびっくり。きちんと考証はしてるみたいだから、そういう立地ってのは、多分実際にあったってことなんだろうなぁ。
 連載分は赴任した領地で麦の刈り入れ直前に襲撃してきた敵兵をミハエルの指揮の下撃退し、部下の騎士たちや領民たちもこのうら若い庶民出の領主のことを認め始めた時点で終わってしまっていて、かなり惜しい。きっと構想では大河ドラマ的な物語になる予定だったのだろう。
 個人的にはちょっと出てきただけで終わってしまった、フレーゲンの妹、ゲルトルーデが気にかかる。小狡い兄に対してむしろ聡明という印象。ただしやっぱりちと性格は曲がってる。もろに好み(笑)。おそらくモルゲンベルクとアーヴェントベルクとのやりとりでミハエルとの駆け引きが発生したはずであろう。場合によっては、政略結婚という流れもありえたかもしれない。
 中世物というと最近ではドラゴンエイジでCuvie作「ドロテア」などが連載されているが、あちらのような華やかさはない反面、リアリティのある空気がかもし出されている。
 冨士氏の制作ペースが、最低でも月一を維持できるのであれば、出来ればリメイクでもなんでもどこかで連載して欲しいものであるが(でないと、いつ終わるかわからん)、とにかく最初に書いたとおり「地味」なので、掲載誌っていうとなにがあるかなぁ、ってのが頭を悩ませる。「フラッパー」あたりはいいんでは、とか思うが、案外と「ヤングガンガン」あたりでも妙にはまったりするかもしれない。
 いや、結構続き読みたいんだけどねえ。

[その他] そういうことは言うべきじゃないんだろうが

 思わず言ってしまう。「頭悪い?」。
 いや、ネット上の誰かに向けての言葉ではなく、先日見た光景の話。交差点で信号の変わり際、補助信号で交差道路が右折車両通行可になっているときに横断歩道を渡っていたサラリーマン風二人組。右折車両にクラクション鳴らされてびびって戻ったはいいんだけど(事故がなかったという意味で)、その後のそいつらの会話が頭悪すぎた。
 「赤信号だったんじゃん。俺たち、悪くないよなぁ」。そもそも前提認識が間違ってる。補助信号見てなかったんか? 第一、歩行者信号は赤だったろうが。
 それ以前の問題として、一体誰に言い訳してる。問題点を正確に把握しないで自己正当化して完結するんでは、そのうちマジで事故るぞ。本人がどうなったとてそれは自分の責任だからどうでもいいが、事故が起こったら事故車両になってしまった相手がかわいそうだ。

[特撮] ボウケン#20とカブト#25

  ボウケンジャー #20「打出の小槌」。新たにメンバーに加わったシルバーこと高丘だが、その生意気な態度にブラックである真墨が反発。売り言葉に買い言葉で二人の仲が険悪に。そんな時、邪竜一族が打出の小槌を狙って活動しているとの情報を得る。しかし、その現場でもいさかいを続けるシルバーとブラック。そんな二人を見て、レッドはなにを考えたか二人一緒に行動するように命令する……
 シルバーがメンバーとして認められるエピソードを、一番反発を買いそうなブラックに集約、って感じかな? ベタだけど悪くないです。双方、実は人情家なところが出てたし。
 打出の小槌を使って雑魚のはずの邪竜兵が超巨大化して強敵になったのはちとびびった。すわ、新ロボとの超合体があるか、とも思いましたが、さすがにそれは早すぎるようで……それよりジャッキアップアクションが今回も、しかもジャンプ技として炸裂したのがちょっと意表を突かれた。結構ギミック的には面白そうなギミックだよなぁ。


  カブト #25。渋谷廃墟に潜入した天道、加賀美、ひよりは、封鎖された実験施設を発見する。そこには、1971年付けの「マスクドライダー計画」のファイルが……渋谷隕石よりはるか前に、マスクドライダー計画が行われていた? 事情がつかめず混乱する三人だが、ザビー率いるシャドウの襲撃に、その場を退散せざるを得なかった。
 その計画書の真意を探るため、天道はZECTとつながりのある警視庁に潜り込む。一方加賀美も独自にZECT本部に接触してマスクドライダー計画の真意を探ろうとする。だが、天道の妹・樹花をねらい、間宮という美女に擬態したワームが暗躍しだす。
 女性型カニ怪人(間宮)ってのはちと以外でしたわ。全身トゲトゲなのに、胸も唇もある(笑)。しかもただのワームでなく、組織的にワームを指揮する立場らしい。ワームって一体なに?
 間宮抹殺の命を受けたザビー=影山だが、逆に間宮の変身したウカワームに圧倒される。そこを通りかかり、参戦するのが、久々登場の風間=ドレイク。それでもようやくウカワームを撤退させるので精一杯……これまで人間側の内紛っぽかったのが、どうもワーム側も積極的に出てきそう。
 いや、ネタバレ見てると、この後風間、とんでもないことになりそうなんだけど……
 加賀美は35年前の計画書に自分の名前が、しかもガタック装着者として記されていたのにそれなりに衝撃を受け、田所に変装してZECT本部に潜入するが、バレバレ。迎撃するゼクトルーパーをガタックに変身して対抗する。なんだかガタックになってから加賀美、それなりに風格が出てきたなぁ。ひよりに対しても「お前は俺が守る」と……これは予告だけど。
 天道は警察の末端から警視庁上層部に潜り込んで行くんだけど、それが無茶苦茶だけど笑える。警察の包囲する強盗事件の起こった銀行に、カブトになって犯人をデコピンで昏倒させて(笑)、突入を指揮。さりげなく署長などにもゴマをすったりする天道。うわ、こんな天道初めて見るよ! そして対面した警視総監は、かつて会った加賀美の父、陸だった。これは天道も知らなかったよう。天道って本当に何者なんだ?
 ところで71年って言うと、初代ライダー放送年にひっかけてるのはもちろんわかってるんだけど、陸役の本田博太郎氏は直次郎もやってたかどうか……恨みがよんでる佐渡おけさ。
(ほとんどの方はなに言ってるかわからないと思いますが、気になったら適宜検索してください。どっおせひ〜と〜りさ〜、た〜び〜が〜ら〜す〜♪)


2006年07月24日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] あっけにとられる

  東京高等理容美容専門学校乗っ取り事件・完全解明レポート! 明らかになった「乗っ取り」のカラクリ!!インターネット行政調査新聞 )を見て、かなり唖然とする。いや、陰謀論と逆恨みによる誹謗中傷か? と、最初概要を読んだ時点では正直思ったのですよ。ところが示されている各種の公文書を見てるうちに、確かに変だ、と思い始める。で、pdfのレポート本文を、ちょっと食い入るように読んでしまった。すげえ、ミステリーばりの完全犯罪です。情報公開条例が制定されなければ、本当に完全犯罪だったでしょう。ただ、洒落にならないのはこれが実際に行われたことで、それにより財産を奪われたのみならなず、人生を蹂躙された人間が確かにいる、ということです。
 もうひとつ恐ろしいのは、この乗っ取り行為に加担した人物が、現在も安穏と行政の上部に居座っていること……公文書開示が制度化されたからではあるけど、これだけ犯罪行為の証拠が公文書と言う形で歴然と残ってるのに、ほとんど糾弾もされてない。
 別に義憤とかそんなんではないけど、ちょっとこれは……
 レポート本文は120ページとかなり長い(多分段組なしのMS word文書をpdf化してるんで、実際はそこまでではないけど、それでもかなりの長さ)なので、まず短めの関係文書等に目を通し、興味が惹かれたら見てください。


  「今すぐクラス移して」…教師に無理難題、理不尽な親急増産経 )。都教育委員の見張り(笑)なんぞよりよっぽど深刻ですな。まあ、生活スタイルの変化などもあって、親がどう子供に接するかが揺らいではいるんでしょうが……先生にしわ寄せが行って、先生の方ではどうしようもなく袋小路ってのがなぁ。
 あ、そういえば「アクション」に「鈴木先生」の新作読み切りがあったっけ。生徒の先生の評価に対する云々。一刀両断では行かないあたりが相変わらず生々しい。

[アニメ] マイメロちょっとだけ

  おねがいマイメロディくるくるシャッフル #17「マリーランドになったらイイナ!」。原稿に追われるメルヘンマンガ家がゲストキャラ。なんつーか、フリーザ様ばりの三段変身(笑)。クロミの魔法で変身したのも含めると四段か。
 彼女の願いでレギュラー一同メルヘンな外見になってしまうのだけど、かわいいものが大の苦手な真菜は自分の姿を見て気絶してしまう。つか、この衣装で普段の等身の真菜、誰か描いてみません?(実はそれが言いたかっただけ)


2006年07月25日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ちぐはぐ

 う〜ん、ここしばらく、自分の言動のあちこちでちぐはぐ感を感じる。あまりよろしくないなぁ。
 こういう場合、過剰な思い込みや思い入れが悪く働いてることが多い。一度全部手を離して、開き直って検討しなおす方がいい。

 ひさしぶりにじっくりとcapercaillieのbeutiful wasteland(美しき荒廃地)をじっくり聞いてみる。曲としては無茶苦茶好きってわけじゃないけど、タイトルはとても好き。私にとっては、世界そのものを指す言葉だと思う。


2006年07月26日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] どっちなんだ?

  Yahoo!テレビ 見ると、8/1(火)からテレビ東京系列の昼の「時代劇アワー」で「必殺仕舞人」をやることになってるのだが、テレビ情報誌だと「右近捕物帖」ってことになっている……いったいどっちよ?
 え〜。Yahoo!の番組欄見ればわかりますけど、仕舞人第一話「恨みが呼んでる佐渡おけさ」って、先日私が日記に書いた文句で……実は「カブト」で加賀美陸役をやっている本田博太郎氏がレギュラーの「直次郎」役をやってるんすよね。京マチ子演じる元締・坂東京山の一座に入り込んで、どこでおぼえたかの長ドスの居合で相手を仕留める、威勢のいい若者を演じてます。ちなみに主題歌も歌ってたり。
 とか言ってたら、今見てる岡本喜八監督の「英霊たちの応援歌」でも早稲田の演劇部で学徒出陣した学生役で出てた……まあ、岡本組だから出てても不思議は全然なかったんだけど。
 ちなみに仕舞人が81年で、「英霊たち」が79年。本田氏の実年齢をシフトさせると、71年のマスクドライダー計画に陸が関わってるってのはちと厳しいか?

[アニメ] シムーン#16

  シムーン #16「翠玉のリ・マージョン」。やはり偵察にシムーン各機が誘い出されたのは罠で、シムーンが三機しか残っていないメッシスを、礁国の飛行機械が襲い掛かる。ネヴィリルの身を案じるあまりの自身の判断の間違いに気付き混乱するパライエッタに、アーエルは「あんたごときがシヴュラ・アウレアであるネヴィリルを守るだなんて、思い上がるな!」と一喝する。彼女らは出撃するが、機数が揃わず、強力な攻撃用リ・マージョンを行えない。シヴュラたちとシムーンを守るため、メッシス艦長のワウフは、艦をおとりにして彼女らを逃がそうとする。みなを守るため、リモネとドミヌーラは、ついに幻の「翠玉のリ・マージョン」を行うことを決意するのだが……
 今回、アーエルがちょっとしばらくぶりに男前でしたな。全部一人で抱え込んでしまおうとして、しかも戦場での行動の仕方を知らず混乱する一方のパライエッタを一喝する。その分パライエッタはいいとこなしですが、ま、立ち直るかどうかは彼女次第ってことで。
 明らかにパライエッタの判断ミスではあるんだけど、それでも彼女を責めることより生き残るために戦うことを優先するシヴュラたち。そもそも、パライエッタにすべての判断をあずけていたということを忘れていないっぽい。
 機体の性能では上回っていても、やはり数で圧倒され、しかも敵機の性能自体も向上してきている。少なくとも全機揃わないと状況は覆せない、というところで、「巫女様たちを守るのだ!」と、さえないおっさんのワウフが玉砕覚悟でメッシスを浮上させ、おとりになる。
 それを見たリモネとドミヌーラはついに「翠玉のリ・マージョン」を実行、そして成功させるのだが……成功した結果は、リモネとドミヌーラを乗せたシムーンが消えた以外、なにも変わらない? 「翠玉のリ・マージョン」とは一体なんなのか、と謎に思う間もなくピンチ。しかし、翠玉の航跡を見た仲間が帰還、そして修理の完了したアルクスプリーマがかけつけ、どうにか九死に一生を得る。
 お互いの信頼が最高に達した挙句、仲間をたすけるために翠玉に賭け、消えたリモネとドミヌーラはどこに行ったのか。シムーンが一機消えただけの翠玉とは一体なんなのか、といった謎が……翠玉が実行されたことで「シムーンとはそもそもなにか」というところが再びクローズアップされるのだが……リモネとドミヌーラ、本当にどこ消えちゃったのかねえ。


2006年07月27日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ウィッチブレイド#17といぬかみ#17

  ウィッチブレイド #17「錯」。ウィッチブレイドの副作用の話を聞き、これまで以上に梨穂子を溺愛する雅音。周囲は一旦引き離されたせいと受け取るが、斗沢は異常なまでの溺愛ぶりに、なにか危ういものを感じていた。
 その斗沢はネオジーン計画がファーザーこと古水の個人的な過去から実行された計画であることを察知し、その原因が古水の、母親へのコンプレックスにあることを突き止める。父親を完全な人間と信奉する古水は学がなく貧しかった母を、憎み、子を作れない代わりに自分の子供たちを、そして「本来あるべき完全な母」を求めていた。
 一方、導示重工ではNSWFの西田からのデータを元に、男性でも装着できるウィッチブレイドのコピー、「アルティメットブレイド」を開発し、役員会議の席上で大々的に発表する。しかし、商品としての欠点をその席上で鷹山に指摘され面目を失い、鷹山追い落としのためとんでもない手に出る。

 ファーザーって、やってることはHリングの男と同じだなぁ……しかしファーザーの執着ゆえに父親側遺伝子にファーザーのものしか使えず、そのことにネオジーン計画の限界を見た西田が、どうも裏切りフラグを立てたっぽい。
 まりあも無条件で自分を受け入れてくれると思った玲奈に拒絶されたことでどうも人格形成に大きな影響を受けたよう。これまでのようにファーザーに甘えず、おねだりもしなくなった。「欲しいものはねだるのではなく奪い取る」という価値観に行ってしまいそう。力を持ったお子様だけに、たちが悪いよなぁ。
 導示重工側では、鷹山を追い落とそうと自信満々で「アルティメットブレイド」を発表する和銅だが、あっさり鷹山にやり返される。でも直前まで「ひょっとして鷹山はやばいか?」と感じた瀬川、なにげなく和銅に媚びを売ったりと、こいつ本当に曲者だ(笑)。
 でも小者・和銅、追い詰められて秘書の八木にアルティメットブレイドを装着させ、既に回収の終わったエクスコン事件を捏造させるという手に……やっぱエクスコンは玲奈の時に全部回収してたのか。どうもこの窮鼠のひと噛みで鷹山は更迭されてしまうらしいのだが、アルティメットブレイドも、多分装着者の寿命を縮めるんだよなぁ……しかも、クローンブレイドのように装着者を選ばないってことは、クローンブレイドより性能は劣りそうだし。さらに言えば、男が装着した姿なんか見たくない。(笑)


  いぬかみっ! #17「なんか見えてるっ!」。変態魔道士・赤道斎登場。仮名と川平薫が赤道斎の残した絵の仕掛にはまり、異空間に囚われてしまい、なでしこが啓太に相談に行く。絵の秘密は解き明かしたものの、啓太とようこ、なでしこも異空間に囚われてしまい……
 仮名四郎が赤道斎の子孫ってのはびっくりしたが、だから赤道斎の遺した魔道具を回収してたまわってたのか……つか、先祖と子孫揃って変態かよ! 先祖が若本規夫で子孫が速水奨ってだけでも相当濃い一族だけど……
 仮名と薫を助けるために絵の中の異空間に飛び込む啓太たちだけど、何故か異空間の中はマッチョ、マッチョ、マッチョ、マッチョ。ここしばらくの変態成分の薄さを取り戻そうとするかのような怒涛のマッチョ攻撃。カンベンしてください。トホホ。
 赤道斎の仕掛に翻弄される啓太を無条件で信じるようこを見て、その繋がりをなでしこが嫉妬したり、というまともな展開もあることはあるのだけど……
 で、赤道斎の目的は薫や啓太の魔力を奪い、復活して世界を作り直すこと。その作り直したい世界ってのが、象さん丸出しってんだから……啓太の「変態だ〜〜!!」の叫びには同意だが、「お前が言うな!」でもある。そんな世界見たくないので、啓太も頑張ってください。いや、変態勝負になるのは目に見えてるんだけど。

[その他][マンガ] パンと平和とマンガ誌

  マレーシアのマハティール前首相がリゾート地のランカウイ島に日本式のパン屋「ザ・ローフ」を開業news clip )。「日本式のパン屋ってどういうこと?」と思ったが、どうもマハティール元首相は こちらのお店 がお気に入りということらしい。こういうスタイルのパン屋って、日本特有なのか。


  映画:基地の住民を取材し製作 29日から名古屋で公開Y!hl )。 日本人の平和意識は観念的。もっ と具体的に言わなければ」とドキュメンタリー映画の製作に取り組んだ。「辺野古の 基地や矢臼別の演習場はイラクやアフガンにつながる問題」。う〜ん、基地周辺で運動してれば「観念的ではない」ということにはならないと思うけど。実際の戦場にどうつながるか、ってのもそうだし、またその戦場が自分たちにどうつながるか、ってのを意識して考えてるのかな? 映画を見ないで、映画自体は云々してはいけないですが。


  コミックアライブ の創刊二号購入。目玉がないのは創刊号と同じだけど、わりとそこそこ連載陣が面白くなってきてるかな? いや、眼球抉子はいるけど(笑)。全般的に、わりと調子が乗ってきた感じ。半年続けば、ちょっとは変わるかな?
 新連載「グレースケールチルドレン」。わりとありがちなギャルゲ的展開か? と思ったら、どうも日常と非日常の二重構造っぽい。
 「ガイスターバーン」スリッパではたいて精神防壁ってのは、初めて見た……
 「蟲と眼球とテディベア」。賢木愚龍はイケメンで金持ちだけど、ダメ人間という解釈でよろしいか? 基本的にはわりとご都合主義的ギャルゲ展開なんだが。所詮世の中顔と金か。
 「ムクロヒメ」いきなり巻末なのがちょっと不安が……それなりに安定してそれなりに面白いと思うんだけどなぁ。


2006年07月28日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 嫌韓ネタってわけじゃないですが

  フランスの「ジャパンエキスポ」に韓国の作家が多数参加し苦情殺到enjoy Korea )ってな投稿があったのだけど、元Navarだからなぁ、とか思ってたら、どうも出展した韓国出版社ブースの招いた韓国のマンガ家を、その出版社がオフィシャルゲストであるかのような宣伝をしたのは事実らしい。( 参考 ) 最近は韓国でも結構良いマンガ家さんが出てきてはいるので、こういうところでこういうバカな真似をすると、結局はマイナスにしかならないと思うのだが……なんだかんだで読者は作品で判断するしね。


  「シムーン」裏人気投票〜男だらけのキャラクター祭り〜 。そんなに数が多くない準レギュラー・ゲストの男性キャラの人気投票って辺りが……って、キャラクター解説が変。すごく変(笑)。っつーか、「豆腐艦長」なんて、2chのシムーンスレのジャーゴンそのものじゃん(笑)。も〜ワケわからん。


  逮捕者続出の京都市 市長「優先雇用が原因の一つ」同和行政で異例の発言産経関西 )。え〜、「同和迷宮」?(ってそのネタはもぉえぇねん) 本当に同和行政で雇用された人が問題を起こしてるのか、データがないんでなんとも言えないんだけど、取りざたする程度には市側も意識にはあるんでしょう。ただ、データがないんでただのスケープゴートの可能性もあるのには注意。


  バイクに乗らない「徒歩暴走族」朝日 北海道 )。それってただの愚連隊では……?

[アニメ] ゼーガペイン#17とイノセント・ヴィーナス#1と.hack//Roots#17

  ゼーガペイン #17「復元されし者」。「どうして彼らは自分たちと戦うのか――」セレブラントたちが戦う意味を疑問に思ったガルズ・オルムの復元者、アビスとシン。シンはその理由を知るために、オケアノスに侵入する。
 なんつーか、シン大活躍の回。これまで機械的な表情しか見せてなかったくせにいきなり無邪気っ娘ですか? 無邪気に破壊しまくるから性質が悪いですが。ミナトはミナトで平然と消火システムを使いシンを窒息させようとするから、まあどっちもどっちか。
 これまでも肉体をもった復元者が死を克服していて、データだけになったキョウたちが消滅の影に怯えながら戦っているという、倒錯した状況だったのだけど、今回「復元者」の肉体的スペックが明らかに。「復元者」は確かに生体ベースの実態を持っているのだけど、どうも「肉体型のサーバに収まった幻体」のようなものらしい。そして自らを「光ある者」と呼び、幻体たちを「光なき者」と呼ぶ。そして「光なき者」には未来がないと……ガルズ・オルムの創始者であり人類を破滅においやった元凶のナーガは、サーバ内で時間を加速させたシミュレーションを行い進化の可能性を探っていたらしいから、アビスやシンのデータってのはそこから生み出されたものだろうか?
 シンが本当に「なぜ戦うのか?」の疑問をぶつけたかったのはイェル=シズノだったのだけど、シズノはシマと行き先不明の外出中。他のセレブラントたちに代わりに質問しまくるのだが、彼女が納得したのは、リョーコの「かけがいのないものを守るため」という答え。「かけがいのないもの、シンにもあるよ!」と喜び、リョーコを気に入ったシンは、リョーコの欠損した幻体データを見ると、なにごとか手を加えて去っていく。
 他のセレブラントたちは「光なき者」なのに、シズノは「光ある者」と呼ばれたということは、これまでシズノは単純にナーガの関係者だと思ってたのだけど、アビスやシンと同じ、進化実験で生み出されたオリジナルなき幻体データという可能性も……
 シンに手を加えられたリョーコは舞浜サーバ内に戻るのだが、サーバ内では意識不明の状態のはずが、なぜかベッドから抜け出して……本当に一話でコロコロ大きく状況が変わるなぁ。ただ、今回作画が悪かったのがちと残念。


  イノセント・ヴィーナス #1「奈落」。公式サイトによれば「近未来幕末アクション」と銘打たれてるのだが、なんで、どこが「幕末」なのかはよくわからなかった……単に鎖国的状態、ってところか?
 ストーリーは近未来、軍事的政権により支配された日本で、政府の追う謎の少女と、それを守る二人の青年の話らしい。ロボとガンアクションよりどりみどり、というところだが、イマイチぴんと来ないかな……ただ、戦闘シーンに力が入ってるのはわかる。しばらく見んとなんとも言えないなぁ……
 個人的にちと思ったのが、未来の日本の状況に至る設定がわりとご都合主義的ってところか。これなら説明を入れずに徐々に状況を匂わせていった方が良かったかも。


  .hack//Roots #17「Painful Forest」。え〜っと、なにがあったかってのは、ハセヲがレベルアップのために謎のイベントに参加して、そいでもって中身が直毘とエンダーな八咫とパイが、旅団メンバーだったハセヲとタビーを探るために三郎(という名前だけど女性キャラ)を二人に接触させる、くらいしか話が進んでないような……でも、ハセヲがどんどん顔つきがヤバイことに……うちのハセヲちゃんが不良に! ってな勢い。でも、ゲームってタビーは出ないんだよなぁ……最終的な役どころがよくわからん。


2006年07月30日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 危機後の対応

 パロマと言い、なんでこんなに謝り方が下手なのか……
  兵庫県が訓練情報を放置 ミサイル試験問題神戸新聞 )。「 結果的に問題があったかもしれない」。え〜、結果的にって、結果に問題があるから体制を見直すんでしょうが……「本当は自分たちは悪くない」と言いたいんならはっきり言えばいいのに。言わないんならそんないいわけがましいこと最初から言わなきゃいいのに。


  「疑問の声許せない」と批判=昭和天皇メモで−自民・古賀氏Y!hl )。ちと正確な答弁はわからないのですが、記事中では 昭和天皇がA級戦犯合祀(ごうし)に不快感を示したとされるメモの信ぴょう性を疑う意見があることについて、「とんでもない議論があるのは残念。昭和天皇や英霊に対してもそういう議論は許せない」と厳しく批判した。とありますね。「30日午前のテレビ朝日の番組」ってのは「サンデープロジェクト」だと思うのですが、見てないのですが、見てた方、録画した方は確認出来るはずですわな……
 記事どおりの論旨だとすると、思想の自由を真っ向から否定してるわけですが……恐ろしいことですな。

[特撮] カブト#26

  カブト #26.加賀美の父、陸にライダー計画の全容を問い詰める天道だが、逆に「お前は知っているはずだ」と言われ、激しく動揺する。そしてひよりから樹花が岬に化けたワームにさらわれたことを知らされ、樹花を助け出す。自分の周りに敵が目を付けたことを知り、天道はひよりにも自分の目が届くところにいろと言うが、自分が七年前の少年であることを明かした天道を、ひよりは信じきることができない。
 一方、加賀美はZECT本部に乗り込もうとするが三島にはすべてお見通しで失敗、粛清されようとするところを田所が間に入り、ことなきを得る。しかし田所は渋谷廃墟の秘密の片鱗を知り、ZECTを信用できなくなったと退職を決意する。その田所を、加賀美は「俺がZECTの中でのし上がって組織を変えます! その手助けをしてください!」と頭を下げる。
 天道から逃れた岬擬態ワームは神代邸に忍び込むが、倒れていた彼女を神代はワームに殺された姉と見まちがえる。彼女を保護した神代は想いを寄せていくが、樹花誘拐に失敗した彼女を粛清するため、ウカワーム=間宮が二人の前に現れる。

 展開、急いでるなぁ、という印象。そのせいで明らかに説明不足のところも……ただその分展開がころころ転んで、把握できれば飽きはしませんな。
 天道は自分がライダー計画のすべてを知ってると指摘されるが、天道には覚えがない。のみならず、陸が彼の両親、そして唯一の肉親である妹のことまで知っていることに珍しく戦慄を覚える。
 加賀美はZECTの抱える闇を身をもって感じ、その中でのし上がることによりその謎に迫ることを決意する。そしてひよりに疑惑の目を向けられ続け、いつもの調子の出せない天道に「俺と一緒に戦ってくれ!」と叱咤する。天道のいつもの俺様ぶりが弱まったとはいえ、対等の関係に一歩近付いたなぁ。ガタックエクステンダーのキャストオフモードでの必殺技もかなりドハデでしたわ。もっとも、ウカワームの強さを強調するだしにされてしまいましたが……キャストオフ・ガタックエクステンダーは、上に乗ってるガタック含めCGか。
 神代は、岬擬態ワームをワームと知らず姉の影を重ね、想いを寄せていくが、失敗した彼女を粛清するため襲撃したウカワームと戦い、その強さに窮地に陥ったところ、何故か岬擬態ワームが神代を助ける。ウカワームは部下がおかしくなった理由が、人間に擬態しその記憶を得たためと推測する。そして、岬擬態ワームは再び神代の前に姿を現し想いを告げる。その想いに応えたかのように神代だが、彼女の裏切りに神代はサソードの剣で彼女を貫く……ワームへの憎悪を新たにする神代だが、自身がワームであることを知った時、どう反応するのだろう?
 次回は、風間がいろいろ大変なことになるらしい。どうもゴンが記憶を取り戻すらしいのだけど、風間は殺人犯として指名手配されることに……さらに、ネタバレだと風間はもっととんでもない目にあうらしいのだけど……


2006年07月31日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] ただいまタレてます

 夏バテ気味なのかなぁ。どうも精神的にヘコみやすくなってきてる。体調的には全然大丈夫なんだけど……病は気から。へんにょり。


  在日差別発言で積水ハウス社員が顧客提訴日スポ )。このニュースを見て、可能性は幾つかある。「実際に発言はあったのか」「発言の具体的内容は」「その発言の前後状況は」「この顧客と会社の関係はどうだったのか」というところがまず気になる。だから、「無茶な訴訟」とも「当然の訴訟」とも記事だけでは判断できませんわなぁ。


  TVタックル 見たら、テーマは天皇メモ問題。まあ、テーマについてパネラーが紛糾するのを見て楽しむのが番組の主旨だとはわかってるんだけど、一生懸命になってるハマコーと大竹まことが、なんと言うか……
 いや、浜田幸一氏の発言は、戦時下を体験したり、従兄弟が戦死したりという体験があるから、こちらから見ると「ちょっとそれは違うだろう」というところはあるけど、おそらくそれとは違うところから発してるのだろう、というのはわかる。「なんだなぁ」と思うのは大竹まこと氏。その発言は体験から発するものというより、明らかに知識不足なんですが……タレントさんですから、知識がなくても、あるいは知ってることとは反していても番組で与えられた役を忠実に果たそう、ということなのでしょうが……

[アニメ] 徹之進#28おとぎ銃士#5とその他

  徹之進 #29「てつのしんカードを持つ」。犬楽園で買い物が出来るカードを持った徹之進が、調子に乗りまくってショコラにおごりまくる。その浪費っぷりと来たら、やっぱ徹之進も犬山家の一員だったんだなぁ、と……そのくせ、カードの残金が尽きるとショコラはあっさりと去っていく……現金だなぁ。結局、最後にルミちゃんから手作りの財布を貰って、金にあかせたプレゼントより心のこもったプレゼントの方がいい、ということで締め。でも、なにげに取り扱ってるの、カード破産なんですけど……
 一方ハンゾウがジョンに化けて白金の犬社会に潜り込むが、ネオの目的は各地の犬楽園と人間社会の支配だということがわかったくらい。犬楽園にもスパイが入り込んでるが、ショコラじゃないかって気が、最近……


  おとぎ銃士赤ずきん #5「いばら姫の目覚め」。三銃士最後の一人、いばら姫登場。って、寝起きが悪いにもほどが……しかも、触手怪人ですか! ところかまわず寝そうで、あてになるんだかならないんだか。まあ、個性派で面白いは面白いですが。しかしグレーテル、「エコーズ・3・FREEZE」を逃走技にしか使わないとはもったいない。
 しかし三人揃っての「じゅ〜ぅしぃ〜」は、やっぱり予測はしてたけど脱力というか……この脱力感が快感になったりするんだろうか?(ないない……とは言い切れなかったり)


 妖逆門見てたら、イヅナに加えて雷信、かがりのかまいたち兄弟が……うしとらの妖怪のデザインを流用してるだけかと思ったら、同じ世界って設定だったのか?

[アニメ] シムーン#17

シムーン 「遺跡」。リモネとドミヌーラを失ったコール・テンペストだが、悲しみに暮れる間もなく次の任務が下る。礁国と嶺国が狙う宮国の遺跡を、彼らの手が伸びる前にその秘密を探り、シムーンの謎を解き明かすことだった。多くのシムーンが以前の自爆テロにより失われ、コール・テンペストにはもはや拒否権すらない。彼らは納得しきれないながらもそうせざるを得ないことを悟り、遺跡に向かうが、そこで待っていたのは見たこともない、黒いシムーンだった。

 やはりというか、敵と思われる黒いシムーンが出てくる。しかもリ・マージョンまで行い、ただ形を真似た偽物ではない。なんとか撃退、あるいは撃墜するが、撃墜された黒いシムーンの中に乗っていたのは、以前アルクスプリーマ上で自爆テロを行った嶺国の巫女アングラスだった。
 そして、一歩先に遺跡の中に足を踏み入れたアーエルとネヴィリルも信じられないものを見る。そこにあったのは、性を決定するための「青い泉」そのものだった。遺跡では空間と時間が常識どおりではないらしいが、シムーンのヘリカルモートリスが時間と空間を操ると言われてるのとなにか関係があるのだろうか? アーエルはなにか知っている様子だけど……
 前回消えたリモネとドミヌーラだが、メッシス艦長ワウフは「彼女らは生きていると思います」と自分の考えを述べる。でも、生きてるとしたらどこに?
 いよいよ終盤に向けて謎を貼りまくってるなぁ。オラちょっとわくわくしてきたぞ。