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2012年07月10日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ゆるゆり♪♪#1とTARI TARI#1とアルカナ・ファミリア#1とトータル・イクリプス#1

  ゆるゆり♪♪ #1。ゆるく女子中学生のゆりっぽい日常を描くアニメの第二期。のっけの小林幸子ばりの「アッカリ〜ン」は、もうどうしたもんかと。いや、多分あかりが目立つ最初で最後なんだろうけど。
 内容は、前期からそのままの雰囲気で。ただ、OPの京子のダンスがうぜえw むちゃうぜえw(褒め言葉)

  TARI TARI #1。PA WORKSの最新作。でも今回は富山じゃなく江ノ島が舞台? でもちゃっかりP.A. WORKSの代表作「true tears」のOP、「リフレクティア」が合唱曲になってたりしますがw
 初回は昨年の失敗から合同発表会に出られないことになってしまった声楽部の宮本来夏が、諦めきれず独自に「合唱部」を立ち上げようとして、親友の沖田紗羽、そして音楽科から普通科に編入した酒井和奏を巻き込んでいく、という出だしだったのだけど、かなり話の展開早っ! でも急ぎ足って感じではなく高校生たちの日常のやり取りを中心にかなりアップテンポな感じ。つか、主人公って来夏の方じゃなく和奏の方なの?
 ちょっと急ぎすぎの感じはあるけど、演出やらセリフ回しやら結構いい感じで期待。キャラのデザインがなんか垢抜けない感じなのも多分意図的だろうし。

  アルカナ・ファミリア #1。地中海に浮かぶ島・レガーロ。そして交易で栄えるこの街を騒がす連中から街の治安を守るため結成された組織「アルカナ・ファミリア」。その構成員はタロットカードにちなんだ力を宿し、その力で島を守っていた。
 だが、ファミリーのNo.1であるモンドが娘・フェリチータとの結婚相手探しのために、ファミリー全員での勝ち抜き戦を宣言する。
 まあ、わかりやすいというか、なんというか。「自警団」って言ってますけど、ぶっちゃけ、マフィアですよね? そいでもってヒロイン逆ハーレムの典型的展開。主人公が非力な乙女じゃなく、自分も戦う、ってのは最近の乙女ゲーの傾向なんですかね?
 とは言え、乙女ゲー云々以前にパロディ的世界観が強すぎて、ちょっときついかも。

  トータル・イクリプス #1。成人向けゲーム「muv-luv」の一編をPCゲーム誌上で独自展開したスピンオフ企画のアニメ化。けど、第一話見ると「ギャルゲmixなガンパレ」としか言いようが。いろいろマニアックな世界観はあるようだけど、基本、ガンパレのパロディにしか見えないのだけど……でも、なんか原作者は自信があるみたい。
 それはsの自信をどう描くかを見てからですかね。


2011年07月10日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#20とオーズ#41

  ゴーカイジャー #20「迷いの森」。ナビィの予言による次のお宝の手がかりは「閉ざされた森の戦士」。スーパー戦隊オタクのガイによると、それはきっと結界の張られたギンガの森に住むギンガマンのことだろうと言う。しかしギンガの森がどこにあるかわからず適当に近場の森から捜索を始めるが、偶然にもその森がギンガの森で、しかも大いなる力を狙ってバスコが黒騎士ヒュウガを襲っているところに出くわしてしまう。ゴーカイジャーは遺恨のあるバスコとの再会と言うこともあってヒュウガを助けバスコと対峙するが、バスコはマジマザー、デカマスター、ウルザードファイアーのレンジャーキーを使い彼らを顕現させる。強力な敵の前にガイに傷ついたヒュウガを連れて逃げさせるだけで手一杯だが、ガイに連れ出されたヒュウガは、ガイにゴーカイセルラーとレンジャーキーを自分に譲ってくれという。折角の戦う力だが、ヒュウガの方が自分より地球と宇宙を守る戦士として相応しいはず……そうガイは悩んでしまう。

 バスコ久々に登場。案の定、サポート戦士のレンジャーキーもひっさげて、更に「無理やり大いなる力を奪う」という反則スキルまで。ガイもヒュウガにゴーカイセルラーを寄越せと言われて、尊敬する先輩戦士の言葉に、悩んでしまう。けど、そこは単なるヒーローオタクではないということであっさり克服。展開早いな。
 ギンガマンの大いなる力も(多分)ゲットして、黒騎士ヒュウガのレンジャーキーも取り戻して、とりあえず今回はOKなのかな?
 次回はボウケンジャーの明石暁が登場。お宝探し、ということでは共通してるけど、ボウケンジャーの大いなる力は映画でもうゲットしてるのだけど……


  仮面ライダーオーズ #41「兄妹と救出と映司去る」。アンク(ロスト)の不意打ちにより、アンクのコアメダルが奪われ、吸収されてしまった……その場を去ったアンク(ロスト)を追う映司だが、プトティラコンボに変身してもメダルがほとんど揃ったアンク(ロスト)に苦戦。しかし完全にアンクが吸収されておらず、なんとかその場は逃げ出せる。
 実はアンクは吸収される前にタカメダルを比奈の手に押し込んでいて、それでアンク(ロスト)は完全体になれなかったのだが、アンクの意識の宿ったタカメダルは奪われたうえ、アンクの意識もまだ完全に吸収されてないとは言えそれも時間の問題。なんとか早くアンクを救出しないと……そう思いながらクスクシエに戻ると、そこにはアンクがいなくなり、身体も回復して意識を取り戻した泉信吾が……アンクに憑依されていた間のこともなんとなく記憶に残ってるという信吾は、アンクの代わりにオーズをサポートする、という。しかしメダルの特性などの知識はかなり大丈夫なようなのだが、映司との息が合わず、メタルの受け渡しがなかなかスムーズに行かない。しかし映司の懸念はそこではなく、もうグリードやオーズと関わらなくてもいい信吾や比奈をこれ以上危険なことに巻き込んでも良いのかということ。ひとまず信吾たちのマンションで一夜を過ごすが、映司は何も言わずにマンションを抜け出してしまう。
 一部始終をカンドロイドを通して見ていた後藤が自分が映司を助けると合流。アンク救出に向かうのだが、そこに真木の生み出したアンキロサウルスヤミーが……真木は映司たちがアンク救出に向かうことを読んで、罠を仕掛けていたのだ。やはりアンクのサポートなしでは上手く戦えない映司。バースがヤミーを引き受けて先に進めるのだが、そこには映司の中のメダルを狙って真木が待ち受けていた。

 アンクのメダルは奪われたものの、まだ完全に意識が乗っ取られたわけではないよう。が、それも時間の問題。救出を焦る映司だが、心配事はそれだけではなく、泉兄妹のこと。比奈のみならずアンクに身体を乗っ取られていて意識を取り戻した信吾までも、映司への協力を申し出る。しかし二人にはもう関わる理由はない……しかも、久々の再会に団欒する二人を見て、映司は二人を戦いから遠ざけるためにも二人の元から去ろうと決意する。
 しかしオーズにアンクもいないばかりか時間外で里中もいないバースで、サポートなしの二人は大苦戦。映画にアンクは出てくるみたいだから復活はするんだろうけど、今度ばかりはアンクもギリギリメダルを残すしか出来なかったみたいだし……さらに真木から人間のグリード化について、何かが語られるらしい。多分、どんなひどいことを聞かされても映司はメダルを手放さないだろうけど……


2009年07月10日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 化物語#1とハルヒ(2)#14とCANAAN#1

  化物語 #1「ひたぎクラブ 其ノ壹」。阿良々木暦は階段から落ちた病弱な同級生・戦場ヶ原ひたぎを反射的に受け止めるが、その身体が異様に軽かったことに興味を持ち、学級委員長の羽川翼に彼女のことを聞く。中学の頃は快活明朗で今とはまったく違っていたという話を聞いた帰り、教室の出口で突然文房具を持ったひたぎに襲われ、口止めを強要される。しかし、「蟹に体重を奪われた」という彼女の話に暦は、「力になれるかもしれない」と、忍野メメという男に引き合わせる。

 新房監督今期二作品目。頑張るなぁ。
 西尾維新は戯言シリーズを3冊くらい読んだのみだけど、相変わらずそれっぽい衒学をでっちあげて雰囲気づくりと目くらましをする作風。結局のところは厨房設定なのだけど、雰囲気作りは上手いかなぁ。
 今のところ、まだなんとも判断しかねるので様子見。


  涼宮ハルヒ #14「エンドレスエイト」(三回目)。いや、なんつーか……五回目も決定だそうで、一体何を考えてるんだか。「監督、コンテ、演出、作監の違いによる妙をお楽しみください」? 短編ならともかく、30分番組で、間違い探しみたいなことやらされるのもなぁ。エンドレスエイトの最後の話までは流し見。


  CANAAN #1「洪色魔都」。チュンソフトの「428 〜封鎖された渋谷で〜」のオマケシナリオからのスピンオフらしい。一話の印象は良く動くなぁ、ということと、お姐ちゃんがたくさん出てるねえ、ということか。どうも元のオマケシナリオの続きらしく、いきなり人間関係がよくわからない。世界設定も今よりちょっと未来みたいな感じだし。その辺、どうも説明不足の感は否めない。
 あと、PA worksらしく質の高い動作画なんだけど、このガンアクションはあまり来るものはないなぁ……


2008年07月10日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ワールドデストラクション#1とセキレイ#1と鉄腕バーディーDECODE#1とあとちょっと

  ワールドデストラクション〜世界撲滅の六人〜 #1「勇者には二種類ある」。獣人に迫害された人間が片田舎でひっそり暮らすか、こそこそと街から街を渡り歩くしかない世界。パブで働く青年キリエは、店に紛れ込んだ人間の女性が突然「世界救済委員会」の兵士に襲撃されたのに巻き込まれ、彼女に盾にされてしまう。だがキリエも実は人間。付け耳で獣人に化け、働き口を得ていたのがばれてしまい、一緒に逃げ出すことに。
 彼女の正体はお尋ね者の「世界撲滅委員会」のメンバーであるモルテ。話を聞けば、モルテは獣人に人間が虐げられているこの世界が不満らしく、正しい使い方が判れば本当に世界を破壊することが出来るという彼女の持つ球「デストラクトコード」の使い方を捜しているらしい。
 あまり実感が湧かないキリエは街にも戻れず彼女と行動をともにするのだが、歓待を受けた人間の村で、村の少女の代わりにいけにえに差し出されてしまう……

 なんか変わったオリジナル作品をやるなあと思ったら、DSで出るゲームのタイアップ作品らしい。最近この手のタイアップってあまり見かけないし、ゲームもチェックしてないからなあ。
 世界観としてはRPGのセルフパロで、主人公は世界を救う側ではなく、世界を撲滅する側。あとは1.人間は訳あって獣人に迫害されているらしい。2.世界には「勇者」と呼ばれる職業?が存在している。3.16歳と17歳は大違いらしい。というあたりを押さえておけば問題なさそう。主人公がデストラクションコードに触れると起動しかかってしまう、てのはお約束ではあるのだけど、世界撲滅目指す凸凹なパーティーの冒険譚になれば、面白くなるかも。
 あと、ダンディなベテラン勇者、だけど見た目は子グマというトッピー・トプランを古谷徹が演じてる。「自分の演じたヒーローに憧れたファンが見てがっかりしないように」と今でも体型維持に余念がないだけあって、流石プロですわ。でも子グマだけどw


  セキレイ #1「セキレイ」。浪人生活二年目に突入してしまった佐橋皆人は、いきなり落ちてきた巫女のような格好をした女の子にぶつかる。突然のことにとまどっている間に、なぜか彼女を追う女二人組から一緒に逃げることに……
 事情もわからぬまま、お腹がすいてたらしいその女の子・結(むすび)に(多分ご飯をおごったために)なぜか懐かれ、下宿に泊めることになってしまうが、昼に出会った二人組に再びおそわれてしまう。電撃を操る二人組に追い詰められた結は、運命的なものを感じ(多分)、皆人と「婚(くな)ぐ」のだった。

 え〜、ヤングガンガンで連載中の、見た目通りの美少女格闘おっぱいハーレム漫画のアニメ化です。いじょ。
 で事足りるくらい中身は見た目通り。
 作品中では「セキレイ」と呼ばれる特殊能力を持つ少女たち(例外も数人あり)同士のつぶし合いがひそかに行われていて、セキレイは「葦牙(あしかび)」という「運命の相手」と「婚ぐ」(キスをする)ことで葦牙と契約、「羽化」し、本来の力を発揮できるようになる、という例によって例のご都合主義設定。
 一応主人公の嫁・愛人は天然、幼女、腹黒メガネ、ツンデレ、お色気、「身体的に特殊」系ツンデレ2号と、幅広くそろえているので、まあ、見てて華やかではあるかな。などと言ってる時点で作中にはまってるか。orz


  鉄腕バーディーDECODE #1「ONE PLUS ONE」。銀河連邦捜査官バーディー・シフォン=アルティラは犯罪者を追跡し追い詰めるが、主犯を取り逃がしてしまう。その犯人が脱出ポッドで逃げた先は地球……
 その半年後、日本で電波系アイドル・有田しおんとして活動しつつ、芸能関係に潜んでいるという犯人を捜査をするバーディーの姿があった。
 捜査が進展しないのと裏腹に有田しおんはカルトな人気を得つつあったが、少しオタクっぽい廃墟マニアな高校生・千川つとむは友達がしおんの話題で盛り上がってもどこ吹く風。今夜探検する廃墟ビルのことで頭がいっぱい。しかし約束の時間に友達は現れず、来たのはたまたま通りかかった腐れ縁の夏美だけ。呆れられながら廃ビルの中に入るつとむが見たのは、指名手配犯を追い詰めたバーディーだった。だが、犯人が彼を盾にしようとしたせいで、先走って攻撃をしたバーディーが誤って彼を殺してしまうのだった。
 翌日何事もなかったようにベッドから起き出すつとむだが、その身体には大きな変化が起きていた。

 ご存知ゆうきまさみ原作のSFアクション漫画、初のTVアニメ化。昔も一度オリジナル版を元にOVA化したことがあるけど、今回のはヤングサンデー連載のリメイク版が元で過去OVAとはつながりはない。と、言ってもそこからもかなりオリジナル要素が入ってて、バーディーが電波系アイドルやってたり、ツトムがちょっとオタクっぽくなってたり。でも、大筋は変わらないんだけど。
 この手の改変は下手するとこけるだけなんだけど、ペルソナTSと同じA-1 Pictures製作だから期待したいところ。
 つとむとバーディーが二心同体になってるのがミソとは言え恋愛要素ではなく基本はバディ(相棒)もので、そこらへんを踏み違えなきゃ問題ないと思うけど。
 あとはアクションがやっぱ気合いが入ってたとか、バーディーがちょっと野生味が薄れてかわいい寄りのデザインになってたりとか。
 しかし、アニメ化決定早々掲載誌が休刊発表って、ついてないというかなんというか。

 先週から始まってて見てるのに触れるのを忘れてた「スレイヤーズREVOLUTION」だけど、いや、そもそも前作ほとんど見てなかったんですけどね。何年ぶりのTVアニメ化かわからないけど、ノリ的には当時と同じ(多分)で、声優もオリジナルキャストで固めてるのはそう古い作品ではないとは言え頑張ったなぁという感じだけど、アニメの周辺状況の変化だとかこれまで引っ張り出されてきたのかとか、林原めぐみの声は当時の張りはなくなってるなぁ、とか、余計なことばかり考えてしまいますわ。


2007年07月10日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] アホらし

  下関出身 在日コリアン2世が挑戦朝日山口 )。まあ、どんな政治主張をするも自由なんですが……しかし、政治行政の立て直しが根幹の焦点なはずなのに、義務なき権利の拡大を支持する民主党って……こう書くと差別主義者に思われるかもしれないけど、純然たる数字上の事実なので書いておく。
 たとえば、ある社会的弱者がいる。それの救済・保護のための政策を充実させると、予算を割く。当り前の話だが、その負荷はそれ以外の有権者にかかってくる。
 そういう政策が打ち出されたらそれを良しとするか否か。それが民主主義というもの。良しと思えばそのように、否と思えばそのように投票すればいい。どちらも制度的にまったく間違いではない。
 ましてやこの候補者の場合、権利主張がまったくめちゃくちゃだし。税金はインフラサービスに対する対価であり、参政権とは基本的には関係ありません。第一、相互主義を考えても日本側にメリットないし。(この場合は利己主義でおk)

[アニメ] 瀬戸の花嫁#14と絶望先生#1

  瀬戸の花嫁 #14「子猫物語」。朝、巻にじゃれついていた(襲っていた)子猫を拾った永澄。だが、燦もルナも子猫に近づこうとしない。人魚族にとって猫は天敵。大の苦手だと聞いた永澄はいつも追い回す豪三郎をからかおうと子猫を学校に連れてくる。しかし政に大人の人魚族は猫にさわっても平気と聞いてがっくりするのだが、実は豪三郎は大人なのに猫恐怖症が治っていなかった。それを知った永澄はいつもの仕返しとばかりに豪三郎を追いかけ回すのだが、キレた豪三郎が瀬戸から親衛隊を呼んで永澄と子猫に仕返しを企てる。

 どうでもいい新キャラ三人登場。ホントにどうでもいい。w OPのダンスシーンまで順番変わってるけど、今回だけにしてください、流石にあの顔は……
 狂乱した豪三郎の暴走っぷりがいつもにも増してなのだけど、ホント大人げない……ってそれはいつものことか。
 で、人魚族ビジョンではめちゃ怖い怪物になってるキュートな子猫が、子安ナレーションだとホントに怖く思えるw で、猫対策に呼んだエラ呼吸三兄弟……って、顔が魚のまんまだよ。自己紹介がAチームと旧ルパンのちゃんぽん……もうやりたい放題だな。
 結局豪三郎が猫に怯えて火災報知器を押してパニックになった学校で生徒に踏みつぶされそうになった巻を子猫が助け、逆に豪三郎の意趣返しで川に投げ込まれた子猫を巻が恩返しに助ける。
 EDは新EDに。岸誠二監督いつものSDキャラによるダンス。だけど、政さん、ここでも特別扱い……どれだけ愛されてるんだ、政さん。
 次回は新キャラ登場……って、新キャラじゃないような。


  さよなら絶望先生 #1「さよなら絶望先生」。ことあるごとに「絶望した!」と言って死にたがる教師・糸色望と(頭の)おかしな生徒たちによる学園ギャグ。って、言ってしまえばおしまいなんだけど、そのネタが結構洒落にならない領域に指先突っ込んでいるのだよなぁ。しかも本編始まってから気づいたけど、新房監督作品でした……黒板の落書きが映るたびに描いてある内容が違うネタで確信して、確認したら……この監督は妙な方向に走り出すのが心配。
 クォリティ自体は高めで、暴走度はまだそんなに高くない。って、原作から暴走してるようなものだし。原作通り「やっちゃう」のか、原作からさらに「やっちゃう」のか、ある意味楽しみではありますが。


2006年07月10日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他][マンガ] 多分思い過ごしや思い上がりじゃないと思うんだけど

  朝目新聞 さん経由で とらのあな 第28回:広江礼威先生インタビュー
今の担当さんが伊藤明弘先生とお付き合いがあって、 伊藤さんのファンが運営するHP の書き込みで、「『SHOOK UP!』が面白いよ」っていうのを見て、僕の作品を読んでくれたんです。
 ……え〜っと、ウチですか? *1  っつーか、確かに「SHOOK UP!」連載時に「面白いよ」って話題でもりあがった記憶があるんですが……その他にも心当たりはいろいろと。それに三年前の記事じゃん! 三年経って初めて気付いたよ!
 まあ、なんと申しましょうか。「はわわわわ」って感じですね。かなりの遠因とはいえまさか自分が関わってるとは思わなかったんで、なんつーか、びっくりだけど嬉しいですわ。ファン冥利に尽きるって奴でしょうか。
*1: もち綾観の方っす。

[特撮] カブト#23とボウケン#19

  カブト #23。ガタックになり絶好調の加賀美。たまたまワームに襲われていたひよりを助けるが、ひよりはガタックのベルトを見て顔色を変える。隕石落下直後の廃墟でひよりが見た少年がつけていたベルトと酷似しており、ひよりはその少年が両親を殺したのではないかと疑っていた。一方天道は神代のじいやが家計のためラーメンの屋台をしているのを見つけてしまう。「人類の宝にそんなことをさせるわけにはいかない」とひよりと加賀美を巻き込んでラーメンの屋台を……ひよりは屋台で加賀美にガタックのことを問い詰める。加賀美はしらばっくれるがバレバレ。いらないことまで口走ってしまう。様子のおかしいひよりを心配し、両親の墓参りをするひよりに事情を聞く。ベルトを持ってるライダーは天道と加賀美だけ。最近ベルトを手に入れたばかりの自分でなければ天道でしかありえない……だが、まさか天道がひよりの両親を? 加賀美は天道を問い詰めるが、天道は決して語ろうとせず加賀美は不信感を募らせる。
 またまたお坊ちゃまがお騒がせ。自分の家が火の車なのを知らず、じいやが苦労をする羽目に……挙句、勘違いで天道に決闘まで挑む。オブリス・ノブリージュを口にしていたが、むしろ天道が「能力の高い自分が他の奴らのできないことをしてやるべきだ」と考えているっぽい。ここんところその身体能力の高さをアピールする場がなかった上、決闘でも天道に一歩譲ってしまいいいところなし。でもじやも何故こんなダメ坊ちゃんに尽くしてるんだろう?
 天道も加賀美の疑惑に何も答えない。もともと「余計な言い訳は必要ない。行動で示せばいい」と考えてるタイプだけど、それにしてもなぁ。ワームとライダーの次の段階ってのも???


  ボウケンジャー #19「眩き冒険者」。ボウケンシルバー登場。案の定、高丘英士がシルバーでした。ガジャの開発したゴードムエンジンによって「クエスター」と化したアシュ二体と戦うため、シルバー化。シルバーはレスキューがメインの任務でボウケンジャーとは基本が別働らしい。それにしてもガジャ様、久々に天才ぶりを発揮したかと思いきや、アシュ二人を制御しきれず、やっぱり間の抜けたところを……哀れ。

[アニメ] PPGZ#2とおとぎ銃士#2

  PPGZ #2。相変わらずもっさり。う〜ん、いかにも玩具宣伝番組っぽくなってしまい、なによりテンポが悪いのが……モジョは一人(一匹)で頑張ってるけど。


  おとぎ銃士赤ずきん #2「魔法少女白雪姫」。基本のキャラたちのキャラ立たせ+仲間の白雪姫登場。戦闘シーン以外は、まあまあかな。戦闘シーンはもっとヴァルに乗ってアクションさせれば、ヴァルの役立たず感が薄れるだろうに……白雪の必殺技は、あれはそのまま相手を凍らせた方が早いんじゃないか?
 白雪姫の他に味方側ではいばら姫、影のお助けキャラでハーメルンが、敵方ではヘンゼルの妹のグレーテルとトゥルーデってのが出てくるらしい。けど次回ではまだかな?


2005年07月10日() 旧暦 [n年日記]

[映画] 逆境ナイン

 全力学園の野球部主将・不屈闘志(玉山鉄二)は校長(藤岡弘、)から呼び出され、いきなり廃部を宣言される。食い下がっても弱小野球部に用はないと切って捨てる校長に、不屈は「甲子園に行きたいとは思いませんか!」と大言を吐く。不屈はその手始めに甲子園常連強豪の日の出商業野球部を練習試合で下して見せると約束してみせるのだが……
 え〜、原作を読んでいる、つーか連載時に最初から最後まで見て単行本もSCコミックスの初版を買ってるので、まともな映画評だとは思わないでください。忠告終わり。
 まあ、なんというか、島本マンガの映画化としてはおおむねかなり正しいんではないかと思える。「おおむねかなり」ってどういう意味だ、と問われると困るし、映画としてはどうよ? と問われるともっと困るのだけど。(笑)
 おそらく原作を知らない、というか知ってる自分から見ても「少林サッカー」の類似企画に見えるのだけど、「逆境ナイン」を映画化しようとすると、確かにこうしか撮れないという気はするのだよね。正確に言えば、「逆境ナインを忠実に映像化すると島本ファンのさらに一部しか喜ばない映画になる」と言うべきか。
 島本和彦の作品というのはもう多分島本和彦しか描けないもので、だから受ける人には徹底的に受けるけど、拒否する人は多分徹底的に拒否する(笑)。島本和彦の芸風というのは熱血ギャグとでもいうのか、熱血主人公のギャグというのは他の人も書くのだけど、「い、いや、これを肯定してはいかんだろう」というのと「しかしこれはこれで正しい気もする」が両立するライン上をひたすら突っ走ってるのはやはり島本和彦だけの気がする。ギャグに転がるわけでも、熱血に転がるわけでもない、でも中途半端でないという、これはもう芸なのか生き様なのかというものなので、他人が真似しようと思っても出来るものではない。
 映画はというと、ギャグに転がってしまってるのだよなぁ。でも、もし島本作品そのままのバランスで作られた(そもそも可能だとは思わないけど)としたら……? 観客のほとんどはついてこないだろうし、一般娯楽映画としても成立しないだろう。炎尾燃(ほのお・もゆる。島本作品中に登場する漫画家にして島本和彦のいろんな部分が投影されている?)も自作の「フルスロットル」が「逆境ナイン」というタイトルで映画化された際にロケ地の三重で赤福もちを食いながら「モチはモチ屋か!」と言っていたことだし。ちなみに島本氏は熱血ながらも冷静な視点も常に普段から持っていて頭が無茶苦茶いい人なので、そういうこと全部織り込み済みで「新・吼えろペン!」のあの話を(あれ自体は多分部分的以外には実話ではないのだけど)描いてるのだろう。
 ともかく、あの如何にもマンガの表現をどうにか取り込んだあの努力には頭が下がります。傍から見ればろくでもない努力かもしれないけど、島本読者としては頭を下げざるを得ません。
 登場人物の中で一番島本テイストに近かったのは、実は意外にもビジュアル的には原作キャラとはかなり違う全力学園校長役の藤岡弘、氏。キャストを最初見たときには「ちと狙いすぎ」と思ったけども、これほどはまるとは思ってませんでしたわ。逆にキーパーソンの中でビジュアル的には原作に近いけどもギャグ方向に転がっていたのは榊原剛役のココリコの田中氏。 *1 サカキバラ・ゴウは冷静に見ればかなりダメだが「いや、実はものすごくかっこいいのかもしれない」と錯覚してしまうキャラなのだけど、カッコをつけている変なキャラ、になってしまっていたからなぁ……。ん? 「サカキバラ・ゴウ」ではなく「榊原剛」だから別にいいのか。
 他のキャストではひたすらうなったり叫んだりしている主人公・不屈闘志を演じた玉山鉄二氏や、多分いい子?だが、要所要所で冷静に実も蓋もない突込みを入れるマネージャー月田明子役の堀北真希ちゃんもがんばっていたのだけど、山下役の栩原楽人君(仮面ライダー響鬼で明日夢役を演じてる)が実にいい山下っぷりでした。ナイス、山下! 明日夢やってるよりこっちの方が似合ってるよ!
 原作と違う部分は多々あって、でもいずれも仕方ないと思えるのだけども、一ヶ所だけ不屈闘志の名誉?のために弁明を。不屈闘志が野球より恋を取る部分の展開は、相手は月田ではなく故障しかけた不屈の腕を診断した医者の娘・桑原さん。このまま不屈が剛球を投げ続けると腕が使い物にならなくなると、娘にわざと試合に出ないよう不屈を誘惑させていた、という展開。いや、ダメにはダメなのだけど、アタックがもっと積極的だし、誘惑に転ぶ事情ももうちょっとあるし、え〜っと……やっぱダメか。
 原作ではそもそも不屈が校長に約束したのは「甲子園出場」ではなく「甲子園優勝」で(映画としては日の出商業との決勝で切ったのは正しいし、そこで切る以上やる気パルス等を出さなかったのも正しい)、日の出商業を破った後も甲子園優勝まで話は続くのだけど、甲子園決勝では不屈が逆境から卒業するまでが描かれるので、まだ見てない人は原作必見。つか、テレビドラマ化して原作準拠の完全版とか作らないかな? 上の真「恋に恋して恋気分」とかサカキバラ・ゴウの部分とか今回出なかった「敵を飲んでも飲まれるな!」などの 未使用の名言の部分 とか含めて。どんなに出来が悪くても私は最終回まで付き合いますぜ?(ものの役に立たない)
追加:なぜ自分が劇場版「逆境ナイン」をおおむね肯定してるかというのは ササキバラ・ゴウ (サカキバラ、ではない)氏の 2002年6月19日の少林サッカーの感想 に答がある気がするので追加。ギャグと熱血のバランスが変わっていようが、「全力の肯定」という根っこの部分はちゃんと受け継がれていたからだ、と思う。
*1: 悪い、ということではない。


2004年07月10日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 言っても信じてもらえない

 友人がチャットで「サントリーの山崎を飲んでる」と言ったので「美味い?」と聞いてみた。 美味いよ? と答えたので(後で聞いたら山崎12年だとのこと。そりゃその値段で不味かったら暴れる)、「前にサントリーが輸入してるジャックダニエルと平行輸入品を飲み比べたらサントリーのは別物のようにひどくって云々」という話をしたが、どうも信じてもらえなかった模様。本当にホントなんだってば。
 友人は「(利ざやの高い)高級品なら水増しする理由がわかるけど、廉価品でそうする理由が見当たらない」と、某社の商品開発らしい言葉を。理由は推測するほかないけど、実際飲んでみると別物なんだからしかたない。
 高い酒が美味いのは当たり前なわけでして、安くってそれでいてわりと飲める酒を探すのが私みたいな酒飲みには重要事項なのですよ。だからその意味ではジェムソンあたりは非常に当たり。ウォッカはほとんど酔っ払うためだけの酒みたいなものだけど、夏場には冷凍庫でキンキンに冷やしたウォッカを煽るのも暑気払いには悪くない。ところがこのウォッカも、サントリーが出してるものは「冷凍庫の中で凍ってしまう」という話もあって……本当にサントリーはなにをやってるんだろう? 安酒だと思って相当いい加減なことをしてるんじゃなかろうか?
 私はサントリーの洋酒を応援しません。(おいおい

[その他] これじゃ戦争は作れません

  戦争のつくりかた なるネット絵本が結構話題だったそうで(ワシが知るくらいだから、もうブームは過ぎてるのだろう)、職場にプリントアウトしたものがあったのでパラパラと見てみる。ま〜、なんつーか……
 いや、「戦争、イクナイ!」って主張は正しいんですよ。正しいんですけどね……
 たとえば、
わたしたちの国を守るだけだった自衛隊が、武器を持ってよその国にでかけられるようになります。
(中略)
戦争のことはほんの何人かの政府の人たちで決めていいということになります。
(中略)
戦争が起こったり、起こりそうなときは、お店の品物や土地を軍隊が自由に使える、という決まりを作ります。
 なんだか書き写してて頭痛いんですけど。つまり、この作者は「いざ戦争になったら責められるにまかせて日本を舞台の持久戦だけして、急を要するのに迂遠に国会で討議して人命と国民の財産の被害をいたずらに増やし、同じく迂遠に土地の使用許可や道路の法定速度を守って敵の侵攻の後手後手に回るのが正しい」という考え方のようです。しかも「国民を監視する」「国の言うことに意義をはさめなくなる」などなど、根拠レスの妄想満載。あと、外交と言う視点もすっぽり意図的に抜けてるのも痛いですね。「相手」という視点ナシにどうやって戦争しろっていうのか。
 これじゃ戦争は作れません。また書かれているのと逆のことをやっても別に戦争は防げません。
 こんな頭の悪いプロパガンダが世間に受けてるんだったら、民主党の支持が増えるのも納得できます。必ずしもプロパガンダが悪いとは思いません。プロパガンダをプロパガンダとして、きちんと内容を検討する限りにおいては。
 まあ、こんな私ですが、自民支持というより民主は明らかにアカンだろ、という立場です(チャレンジャーは民主党に政権取らせてみるのもいいと思います。後悔しても知りませんが)
 でも本当なら こんな党 に入れてみたい。(実際に入れたら無効票だが) もしくはアクメツ党。

[その他] プロパガンダです

 え〜っと、最初からそう宣言しておきます。ただ、書いてることは事実です。
 先ほど民主党名義で「ご意見ありがとう」というメールが来て「?」となる。そういえば著作権法改定(あれは改正などとは呼べない)の折、党としては賛成であるのに党議決議に逆らって退場した民主党の川内博史議員に対し、違反に対する処分を行わないで、という意見は送ったっけなぁ、と思い出す。どうせ定型メールだろうので、と期待せずに中身を見たのですが……中身はさらに予想の斜め上。要は「民主党に投票を」という宣伝なのだけど、
首相単独で行ったイラクでの自衛隊の多国籍軍参加表明等をはじめ、
おいおい。 あんたのとこの党も支持すると約束してますよ?  第一「国連決議に反しろ」って話なんですけど、つまりは。そのことは全然説明しないのね。「説明責任を果たす」と書いてもあるのだけど、呆れるばかり。
 当然川内議員の処分のことや(無事、処分は見送られていますが)著作権法改定のことにはノータッチ(所詮定型文書ですから)。やっぱこいつらヒトの話聞いてねえ……
 ちなみに、意見のメールを送ったのは一ヶ月以上前です。定型メールを送るだけなのに、今までなにしてたの? つか、人のメールちゃんと見た? どうも民主党にとって(民主だけとは限らないけど)ご意見メールの窓口はメールアドレス収集のシステムに過ぎないようです。(実際最初からさほど期待はしてないのだけど、こうあからさまでねえ)

[アニメ] やはり違和感

 ビデオ録画の都合上、 ウォーターシップダウンのうさぎたちケロロ軍曹 を連続して見ることになるのだけど、ウォーターシップダウンに出てくるピグウィグとケロロ軍曹のギロロ伍長は、たまたま当ててる声優が同じ 中田譲治 氏。どちらも軍人気質で厳格な性格というのは同じなのだけど……実はかなり常識人(常識蛙?)なギロロに対し、善人(善兎?)ではあるのだけど微妙に性格破綻者なピグウィグは、似てるのだけど微妙に違うという違和感が……
 夕べ録画した スパイダーマンの新作アニメ を初めて見たのだけど、3DCGだったのでびっくり。トゥーンシェードはかけてるけどもやっぱり違和感はある。だが、アメリカアニメの違和感もあるので、そんなに気にならない。日本だとやはりこういったキャラクターも全部3DCGで、というのは市場のニーズもあってか一般的ではないけど、海外では色々試みられてるのだなぁ。


2003年07月10日(木) 旧暦 [n年日記]

新選組が多すぎる

 来年の大河ドラマが新選組なせいか、妙に漫画の連載も新鮮組が多くなってきた。知ってるだけで、今年になって二本、新選組の新連載がはじまって、今週から ヤングサンデー でも始まった。そりゃ新選組は昔から人気のある題材だけど、この密度で連載が連続するのは、偶然にしてはちょっと……
 それはともかく、 ヤングアニマル で、ゆびさきミルクティ/宮野ともちかが本格連載……って、この前の短期集中で終わったんじゃないの? メガネをかけなくなった黒川みなもに用はない! ってことではないけど、どちらかと言うと、ひとまず決着のついてしまった話より新作を読みたかったのだけど……しかし、最期に主人公が女装をしてみるけど以前ほどのれない、というシーンで、「冷めてしまった恋のようだ」と独白してるのは、こないだの土曜深夜の番組で「女装が趣味のおじさん」が、「女装をして街を歩くときは、カップルで歩いている気分」と言っていたのを思い出してしまった……まあ、一種の自己愛の変形なんだろうけどね。
  少年チャンピオン 連載のカオシック・ルーン/山本賢治で、「『にょ』界(女界)のカード使い」って、あの、まさか……いやいや、まさかそんな。でも、ブロッコリだし、もしかしたら……来週、ページ開いていきなり目からビームとかやってたら、どう反応したらいいんでしょうか?
 「にょ」というとキャラクターデザインの人の漫画「 ぴたテン も終わってて、どういう終わり方するのかと思ったら、湖太郎は自分の道を選んで進んでいくために、これまでの箱庭的世界を自らの手で終焉させることを決意し、美沙に「自分に天使を見えないようにしてください」と願う。う〜ん、アニメの終わりとは真逆な終わり方だ。ここまで作者の作家性が強いとはさすがに思わなかった。
  女性は男性の頬で魅力を判断する朝鮮日報 )。いや、記事中にある実験方法そのものがツッコミどころ満載なのだけども、朝鮮日報がこういう記事を載せてると、別の連想を、つい……と、思ったら、案の定 韓国マスコミスレ で取り上げられていた……やっぱどうしたって連想しちゃうよなぁ。
  インドネシア、世界初の「スパイ学校」設立読売 )。あの〜、陸軍中野予備校もとい、 中野学校 はどういう扱いになるんでしょう?
 昨日の ボンバーマンジェッターズ がこれまたすごかった。なんというか、ソツのない作りではなくって隙のないつくりをしてる。毎週放映でこのレベルを維持できてるなんてのは、ちょっとした奇跡を目の当たりにしている気すらする。脚本を見たら、デジモンテイマーズ等ではどちらかと言えば評判の悪かったまさきひろ氏。テイマーズでもときおり「これはなかなか」という脚本は書いていたし、面白さは脚本で決定してしまうわけではないけども、ちょっと驚き。
  戦争の犬たち/F・フォーサイス 読了。明日からは キャッチ22 に入る予定。


2002年07月10日(水) 旧暦 [n年日記]

普通は覚えられるのだけど……

 マンガを読んでると、作家特有の癖がわかることがある。癖を覚えておくと、多少絵柄を変えたり名前を変えても、何を描いていた人かすぐわかる。時々、まったくわからないくらい絵柄が変わる人もいるけど、普通はどこかしら以前の面影がある。私はこの癖を覚えるのが平均よりは多少得手だと思うのだけど、ところが困ったことに(いや、本当は困ってないんだけど)「週刊マガジン」の連載の半分近くが、絵柄の癖が覚えられない。いや、多分、その気になれば癖を見つけて覚えることもできるとは思うのだけど、そこまでしたい連載はないし、また、絵柄に個性を感じる連載も多いわけではない。最大公約数的な、可もなく不可もない(技術的な話でなく、読者の印象が)絵柄をわざと選択するのが編集部の戦略かもしれないけど、個人的にはひどく退屈だなぁ。
 少し前に、韓国で青少年有害図書に指定され、作者も歴史の捏造ということで訴えられた「 親日派のための弁明 」(韓国の「親日」というのは日本でいう「親韓」と同じような意味合いではなく、日帝時代に日本の統治に進んで協力した人を指し、多くの場合は売国者的な響きを持って使われるらしい)が一部で先行入手されて、その感想が 2chハングル板のスレ にもあがって来てるのだけど、「日本の右翼でもそこまで言わないぞ?」的な、日本人がむずがゆくなるような併合統治体制の持ち上げっぷりらしい。著者の金完燮(キム・ワンゾプ)氏は、噂では以前は神戸の震災の時にウェブ上で「天罰だ」と述べたこともあったらしい。ところが、何故か(二年の海外滞在が契機だという話もあり)ここ数年は親日……というより「反韓」であるらしい。極端から極端に走りすぎとも思うけど、件の本も日本を持ち上げることが目的というより、韓国内で近代化を妨げる要素を批判するために日帝時代を持ち出した、という形のようだ。興味があるので、機会があったら読んでみるか。
 気になる話で、W杯韓国代表の選手に、欧州のチームからのオファーがほとんど来てないという噂があったりする。本当にそうなのか、調べるとっかかりがみつからずに放置してるのだけど(オファーがある、というニュースならともかく、オファーがない、なんてニュースはどう検証すればいいんだ?)、本当ならW杯中に危惧したことが本当に起こってることに……
  G-onらいだーす 二話目。作画の乱れはまあいいけど、どうにもこのテンポはなぁ……オタクネタを出して笑いを取ろうとするのはいいけど、ただ漫然と登場人物がボケてやはり登場人物がつっこんでも、クスリとも笑えない。っつーか、逆に白ける。ネタをただ思いつきのように出してるだけなので、面白みがない。同じスタッフのOVA「こすぷれCOMPLEX」を見たときもまったく同じ感想だった。もう少し主軸を定めてくれればもう少し面白くできるような気もするのだけど。
 「王ドロボウJING」は今週はお休みだったらしいのだけど、次回はすごい。なにがすごいかって、スタッフが。
 「第9話『調べの島ココ・オコ』脚本 吉田玲子 絵コンテ 吉田俊司 演出 吉田俊司 作画監督 吉田大輔」
 吉田一族かなにかですか!?
 台風は心配していたら、名古屋ではほとんど影響なし。雨すらたいして降っていない。岐阜方面では台風に刺激された梅雨前線のおかげでひどいことになってるらしい。う〜ん。