不定期日誌


google検索

日記内検索  ウェブ全体から検索

hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.9

先月 2024年05月 来月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
HNS logo

2010年07月04日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイ#21とW#41

  ゴセイジャー #21「エレガント・エリ」。機会や計器が狂ったりしての事故が続出。人間など関係ないというゴセイナイトまで出張ってき、動きが遅いゴセイジャーたちを叱る。ゴセイジャーたちは挽回しようと手分けして騒ぎを起こす幽魔獣を探すが、エリとハイドは途中でケガをしたパティシエに出くわす。病院に行った彼に変わってお店を任されるが、万事適当すぎるエリはケーキ作りで手順を無視するため、まともにケーキ一つ作れない。ハイドは「ケーキ作りは手順が何より大事だ!」とエリを叱るが、誕生日ケーキを予約に来たお客が……年に一度の誕生日を楽しみにしていたお客を無碍には出来ないと、なんとかレシピを元に作ろうとするが、そんな時、再び幽魔獣が現れる。ケーキ作りはまかせろとハイドに言うエリだったが……

 なんつーか、相変わらず安易というか。キャラが立ってないわけではないんだけどなぁ。見ていてキャラの達成感が感じられないのはなんでなんだろう?
 とりあえず今回の敵はグレムリンのワライコ僧(ゾウ)。なんかまんま「グレムリン」じゃないかと思ったけど、名前の映画ネタは違うよなぁ……と思ったら、「トワイライトゾーン」らしい。なんでトワイライトゾーン?と思ったけど、そういえばグレムリンの話もあったっけ、あれ。


  仮面ライダーW #41「Jの迷宮/猟奇的な悪女」。風都署の刃野刑事が宝石強盗で捕まったと聞きびっくりする翔太郎たち。さっそく面会に行くと、案の定刃野は無実を主張する。調子に乗った真倉は刃野を真犯人扱いし聞く耳持たないが、バーを出た直後大きなダイヤの指輪を付けた女にはめられたという刃野の証言を信じ、翔太郎は調査を開始する。
 すると案の定、怪物が人間を宝石に変えているという事件が起こってることがわかる。しかも被害者は全員同じクラブに所属するモデルらしい。
 早速フィリップが地球の本棚で検索しようとすると、彼の目の前に園崎若菜が……しかも以前とは違い、若菜は既に本やフィリップに触れることも出来るようになっていた!
 フィリップの検索能力が使えず途方に暮れる翔太郎たちだったが、何故か刃野と知り合いらしい人気モデルの上杉の協力が得られ、クラブへの潜入捜査を開始、亜樹子が妖しい女性を見つけるが、相変わらず空気を読まない亜樹子が女をずばり問い詰めてしまい、女は目の前でジュエルドーパントに変身、翔太郎たちはWに変身する。しかし、ダイヤモンドの硬度を持つジュエルドーパントにはメタルですらもまったく歯が立たず、逃げられてしまう。
 女がドーパントに変身するところを見ていた上杉は、彼女が昔からの仲間の泪であることを明かす。上杉、泪、そしてもう一人の智は昔からつるんでいた仲間で、粋がって街で暴れていた頃に刃野にもよく世話になったのだという。しかし最近、智が泪のことを好きだと上杉に打ち明けたが、直後、泪が上杉に告白。友情が壊れることを恐れた上杉は、泪の告白を断ったのだが、直後泪が姿を消し、その後に智もまた姿が消えたのだという。
 きっと自分の行動のせいで泪をドーパントにしてしまったのだと悩む上杉のためにも、泪を止めようとする翔太郎たち。しかしジュエルドーパントの凶行は留まることを知らず、エクストリームのメモリブレイクも通じない。さらに若菜に対抗するためジュエルドーパントの硬度に目を付けた冴子がジュエルのメモリを手に入れようと動き出した。

 今回は刃野刑事の当番回。真倉の当番回? と思われるトライセラトプスドーパントの時と比べ、随分扱いいいな、おいw
 昼行灯としか思えない刃野刑事だが、彼が風都市民の為に親身になっていたことを知る翔太郎は、刃野の無実を信じ動くことに……
 今回の敵は宝石の美しさのみを信じるような女・泪の変身したジュエルドーパントで、地球上最強の硬度をダイヤモンドの防御力を誇る防御力に、エクストリームですら歯が立たない。逆にその防御力に目を付けた冴子まで参戦してくる。
 フィリップ最大の武器である検索も若菜がすぐに検知してやってきて使い物にならなくなるし、状況はこれまでで一番悪いかも。
 ただ、上杉の言葉を疑うわけじゃないけど、なんか上杉の言う通りの真相とは、イマイチ思えない気が……なんでクラブのモデルを次々に襲ったのかもイマイチ納得できないし。
 あと、本当にフィリップ、以後検索が出来ないままなのかなぁ。


2008年07月04日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] マクロスF#13

  マクロスF #13「トワイライト・プラネット」。ガリア4からアルトとランカが帰還しようとした矢先、強烈な次元震動波のジャミングでバルキリーが飛行不能になってしまう。密林の中に軟着陸し二人が見たのは初代マクロスと同型の朽ちたマクロスだった。ジャミングの合間に連絡を取ったところ、それは第十一船団の旗艦だったマクロスらしい。第十一船団と言えば、ランカが元いた船団。アルトの不安は的中し、ランカは再びトラウマを甦らせてしまう。ランカを落ち着かせるため見つけた泉で一休みするアルトだが、ランカが用足しに離れたところを攫われてしまう。
 ランカを助けに廃墟となったマクロスの中へ向かうアルト。そこでランカを発見するも、中はヴァジュラの巣になっていた。

 ランカが急に人気者になりすぎだから、いずれ落としにかかると思ってたら、展開早いなぁ。
 単に意味ありげに初代と同型艦を出したのかと思ったら、ランカが元いた船団の旗艦。しかもその中はヴァジュラが巣くっていた。ランカがガリア4にやってきたのは予定外だったけど、このマクロスの存在は最初からグレイスの計画に織り込み済みだったよう。ランカを取りもどそうとアルトがヴァジュラと戦う中、ブレアのバルキリーまで現われる。そして、その結果、ガリア4を飲み込む大破壊が……先週のブリタイもどきやエキセドルもどきもそれに巻き込まれる。あらまああっさりと。
 無論これはグレイス=井上喜久子17歳の計画だったのだけど、次元震動ジャミングを発生させる装置らしきものと一緒に去る時の捨て台詞を聞く限り、シェリルをここで捨て石にすることまでも計画の内だった模様。シェリルの役目はもう済んだ、ってことか? そもそもシェリルが倒れたのもグレイスの薬のせいだったみたいだし、あくまで道具ってことか。
 道具なのはランカも同様なようで、特別な存在の可能性があるがゆえの監視対象に過ぎないらしい。ブレラはそのために付けられた護衛兼監視役なのだけど、ブレラは自分でも良く分からない理由のためにランカにこだわってるらしい。やはり死んだはずのランカの本当の兄?
 グレイスの言動からすると、フロンティアよりはヴァジュラへの理解は高いものの、未知な存在な事には変わりなく、調査とまた別の目的(兵器転用?)のためにヴァジュラをフロンティアにけしかけるのが今回の目的らしい。工業技術が発達したギャラクシーの一派と思えるが、船団を犠牲にしているところを見ると主流派ではなく、過激なテクノクラートの一派というところだろうか? アルトを助けに女の意地を見せたシェリルとミシェル、アルトはかろうじて破壊から逃れられたらしいが、ランカはその中に置き去りに……しかも巣が破壊されて怒り狂ったヴァジュラの集団がフロンティア船団に襲いかかる。こないだのギャラクシー船団救援のときのような爽快な戦闘になりそうにないのだけど、犠牲者が出たりはしないよな?

[アニメ] 図書館戦争#12

  図書館戦争 #12「図書館ハ誰ガタメニ」。う〜ん、「駄作」と言い切るまでは出来ないですが(でも決して名作の類ではないと言い切れる)、個人的には終始ダメでしたね。いや、昇格試験話は例外か。
 主眼は軍隊だとかなんだとかにないのはわかっているのだけど、これはあまりにちょっと、なんというか……
 図書検閲とそれに対抗する側が文字通りの「戦争」をする、ってアイデア自体は面白かったと思う。けど、結局アイデア倒れ。ミリオタだのなんだのの前に、「相手は防弾チョッキを着けてるから死なない」と言い聞かせながらの実弾の戦闘って、そもそもおかしいだろ。設定は突飛でも良いのだけど、この設定だと必ず出てくる部分、「言論の自由は人命を奪ってまで守るべきものか」という部分が全然見えてこなかった。というか、言論の自由に対して全然深い考察が存在しない中でのやりとりなので、結局茶番にしかならない。茶番でシリアスを演出しようとしても、お笑いにもならない。「ダイホンヤ」を百万回見直せ、と言いたい。
 無論本当の主眼は表現言論の自由とかではなく、笠原と堂本のラブコメなのは昇格試験の回だけはそういった云々ナシに楽しめたことでも明らかなのだけど、そのための舞台設定がお粗末すぎ。好きな人は好きでいいけど、作りはかなりダメ。
 あと、それからちょっと外れて個人的なこだわりになるけど、良化隊の隊長が「良化隊は頭の悪いヤツ連中ばかりだ。しかも何の理念も持ってない」と自分の所属する隊をくさす場面で「あ、ダメだこれ」と思った。「理念のある人間は理念のない人間より偉い」という作者の思い上がりが鼻に付く。戦争物を見慣れてる人間なら、戦争物とは理念とかは戦争の現実にどこかにすっとんでしまうものが名作に多いことは周知だと思う。実際、戦場ではその通りなのだろう。戦争は賛美しないが戦場において濃縮された人間性のドラマが戦争物の醍醐味だと思う。その意味では、食い詰め、理想もなく、他に行くところもなく、だが、最後の誇りにすがっている良化隊の方が人間性の面でより面白く描けると思う。それに戦争物ではそういう男たちの諦観から来る朗らかさ、僅かな希望のもの悲しさが重要なのだが、この作品では上記の台詞で戦争物の醍醐味を全否定した。別に嫌いなら嫌いでいい。だが、戦争物の皮をかぶっておいてリスペクトもなにもない、そもそも理解できてないことが丸わかりってのはどうしようもないだろう。
 そもそも、理念のある方が正しいとは限らない。少なくとも笠原郁は言論の自由の負の面、たとえば「原論の自由により保障された他人への中傷」のような自身の理想へのアンチテーゼに何ら答えを出してない。そもそも向き合ってないように見える。
 主眼の恋愛部分はどうかわからないが、そのために持ってきた舞台設定はほとんど根底から大失敗だ、としか言わざるを得ない。


2007年07月04日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 聖十月#26と瀬戸の花嫁#13

  聖十月 #26「ロリ決着!めくるめくあなたと超運命!」。ユアン君を石板に戻し、食べてしまったクルツ社長は「完璧クルツ」となって黒ロリたちの前に立ちはだかる。黒ロリたちの行動さえ操ってしまうクルツの前に、なすすべもないのだが……

 黒ロリたちのみならず、クルツがエルロックに戦いを強要したことを知ったエスメラルダもクルツたちに排除されるが、クルツと同化してしまったユアンは消滅しきっておらず、内側からクルツを押さえ込む。そして黒ロリに「自分たち石板の役目は終わった。ジャッジメントしてくれ」と頼む。最初は拒む黒ロリだが、ユアンの決意に、完璧クルツ+ユアンをジャッジメント。カードの力も消え失せ、最後に石板とカードを作った予言者がジャッジメントで消えたエルロックとソフィアを復活させ、ユアンとクルツ以外は元通りに。
 小十乃とアッシュは最後の語らいだけど、親子のそれではなく、むしろお互いの決別のため。エピローグは平和が戻るアルカナシティで、皆は平和な学園生活を、功士朗はアルティスタと一緒に暮らし、ソフィアもカフカの田舎で平和な毎日を送っている中で、最後、予言者の計らいで人間に転成したユアンが小十乃たちのところに戻ってきて大団円。
 最初どっちに行くのかさっぱりわからず、脱力系と思ったらシリアスな展開になってハラハラしたけども、結構独自の路線を築いて予定調和的ではあるけども綺麗に着地した印象でした。


  瀬戸の花嫁 #13「ある愛の歌」。誤解と引っ込みのつかなくなったルナの見栄のせいで、ルナと祝言をあげさせられることになってしまった永澄。燦は誤解とも知らずそれが永澄とルナの決断なら、と身を引こうとする。かのように見えたが……

 あ〜、確かに思い込みが激しい天然さんですわ。(笑)。
 ルナも両親の愛情に恵まれなかった(と当人が思いこんでいる)記憶と燦への対抗意識から吐いた嘘を吐き通そうとするが、巻に本当は後悔してるのを見透かされたり。で、最初江戸前組の強面にびくびくしていた永澄も、嘘だらけの固めの杯をきっぱりと断る。助平で短足で埼玉のもやしっ子とか散々言われてた割に、男を見せた形。でも、そのことでルナが永澄への気持ちを逆にはっきりと自覚してしまい、祝言続行ということに……で、燦が花婿奪還。いや、なんつーか、何気に燦って危険物ですか? 危険な海の生き物?
 豪三郎は最初燦が永澄への意趣返しに乗り込んできたと勘違いして喜ぶが、祝言をぶっつぶすために親子の縁を切る、と言われて、大ショック。でも結局縁を切っても義理は切れず、東西魚人同士の大抗争再開の危機が……けど、アンシエント・リリックで踊りまくってなし崩しになにもなかったことに……政さん、サタデー・ナイト・フィーバーですか?
 これまで義務的にお嫁さんになるとも取れる言葉しか口にしなかった燦がはっきりと永澄が好きだと言い、ルナも仲直りしつつ永澄を諦めない宣言をして、日常生活に戻ってめでたしめでたし。綺麗な最終回で……え? 最終回じゃないの? そう言えばOPのキャラでまだ出てきてないのがいたなぁ……

[アニメ] ウミショー#1とドージンワーク#1

  ケンコー全裸系水泳部ウミショー #1「ちゅらうみっ!」。子供のころ人魚(?)におぼれさせられたせいでかなづちになってしまった要は、泳げないのになぜか水泳部のマネージャーをやっていた。ところが部活動の最中、後輩が駆け込んで来て近くの海岸で海の上に家が浮かんでいると騒いだことから、騒ぎ好きの副部長・桃子に引っ張られて海岸に野次馬に行くことに。行くと本当に海にイカダの上に立った家が浮かんでいたのだが、そこに住んでいるらしい美少女・あむろに要は見覚えのある気がしてならない。
 ところが、恥をかかされたこともあり、あむろの泳ぎに興味を持った桃子があむろに水泳で勝負を申し込む。


 週刊マガジンで連載中のお色気(?)水泳部マンガ。正直アニメ化に向いてる作品とも思わなかったけど、彩色や線などをいわゆるアニメ的な絵にアレンジしないでむしろ作画を原作の絵柄に近づけているのはちょっとびっくりしましたわ。しかも、タイトルでもわかるとおり原作では脱ぎまくりなのだけど、アニメでも脱ぎまくりでした……あまりにあっけらかんとやってるので、エロではなくむしろ健康的なお色気なのも原作通り。
 水泳のシーンも身体の動きをきちんと描いていて、当初の評価より大分上がった感じ。一話目はマイペースに周りを巻き込むあむろの天然ぶりをメインに、深読みしすぎてむしろ自滅する桃子副部長が引っ張っていった感じだけども、これからどんどんおかしな人が出てくるので、第二話以降も楽しみ。というか、次に出てくる静岡さんが(見た目まともだけど)おかしな人の筆頭なんですが……あと、(今回は顔見せ程度だった)部長もだけど。


  ドージンワーク #1「はじめての×××」。貧乏大学生の長菜なじみは同級生の露理の誘いで、同人誌即売会の売り子のバイトをする。そこでカルチャーギャップを味わいつつも、大手になれば数千万単位の売り上げがあると聞き、欲の皮をつっぱらかせて同人誌作りを始めることを決意する。

 あ〜、正直、アニメのAパートより、カオスってる実写のBパートの方が(ある意味)面白いとは思ってませんでした……まあ、Aパートもそんなに悪いわけではないんですが、オタクネタは若干食傷気味というのもあるし、ネタ的にもはっちゃけてるわけではないので、流し見程度。しかし幼なじみが大手同人作家でなぜか幼女を引き連れていてしかもナチュラルにジャスティスとか呼んでるっていったいどういう世界よ? 全部諸々ひっくるめて、次も見るかというと……う〜ん。


2006年07月04日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 東へ〜向かうんだ〜♪

  仏2少女、マンガの国あこがれ日本向け家出 警察に保護朝日 )。警察っても「国境警察」なんですがそれはさておき。日本は世界のオタクにとって夢に見る憧れの地なのか……
 フランスでオタクっていうと、" Oban Star-Racers "って日仏合作テレビアニメシリーズのフランス国内放送版では、OPが日本語歌詞(これはリンク先で配信してる映像で確認できる)。学園モノらしいのだけど、制服が男子は学ラン、女子は日本風のブレザーという……(主人公は女の子だけど学ランを着てる) 日仏合作っていうと「ユリシーズ」ばかり連想する自分にとっては、隔世の感だなぁ。


  女性の意識に合わせて男と社会が変わらないと、晩婚化・少子化を止められない毎日 )。ところが、これに関して別方面の、ちょっと興味深いデータがあったりして。 週刊東洋経済07/01号 の記事「女性が結婚しないのは高収入男性を求めるため」って奴。未婚女性が結婚相手に求める収入は実際の収入と比較すると格差があり、それが一因ではないか、という考察がされている。おそらく女性自身社会進出が進み、家計に関して妥協をしなくなってきたとか、結婚せずともプレッシャーも困ったことも昔より少なくなってきてるとかもあるのだろうけど、「男性の意識が問題だ」という結論は、ちと安易過ぎるのではないのかなぁ。


  慰安婦発言で知事が釈明 安易な?従軍?慎むべき産経 )。これはまったくその通りだと思う。戦時の売春産業関連で問題がなかったとも犠牲がなかったとも言わないが、「従軍慰安婦」という、存在しない制度の虚像を前提にした言葉を安易に是認すると、その前提である虚像を一緒に広められる恐れがある。つか、もうそれやられてるし。問題があったらあったできちんとすべきだが、そんな虚像に振り回されるのは避けるべき。


  養殖クロマグロ天然物の半値で読売 )。この辺は私も報道などで得た通り一辺倒の知識しかないのだけど……現在クロマグロの保護が叫ばれてるのは周知のとおりで、その為蓄養なども盛んになってきてるが、蓄養も幼魚を漁獲するため、結局は効果は薄いのではないのかと言われている。受精から完全養殖したクロマグロが一般的になれば、これらの問題はクリアできるし、大変期待したいところ。

[アニメ] ひまわりっ!#13(最終回)

  ひまわりっ! #13「命あっての家来です」。うわ、見事に諸々の伏線放り出しやがった(笑)。最終回はずっと脇でハヤトを付け狙っていたおかしな忍者三人組がメインの話。こいつらなんだろうなぁ、と思ってたけど、案の定、やっぱり勘違いが原因で。どうにもハヤトがたまにいいところは見せるんだけど、大抵ロクでもないのであまり共感できないとか、主人公たち六人組は一体何時こんなに仲良くなったんだろうみたいなところがあって、ちと乗り切れないところもあったり。まあ、おバカな甲羅流忍者の主従愛とか(貧乏所帯は結構ツボ)、なんだかんだ言って六人組の結束とか、何も考えずに見る分にはそれなりに楽しめました。
 でも、やっぱり試験管ベイビーらしいひまわりの秘密とか、真里小路ハヤトの首の痣とか、投げっぱなしで「戦いが始まる……」とか最後にやられましても……


2005年07月04日(月) 旧暦 [n年日記]

[読書] さおだけ屋はなぜ潰れないのか?/山田 真哉

 う〜ん、はっきり言ってタイトル倒れ。とっかかりやすいといえばとっかかりやすいのだけど、その代わり無茶苦茶浅い。会計の人の考え方がいくぶんなりかわかりたい、というなら読んでもいいかもしれないが、特にこの本である必要は見出せない。
 なにが一番嫌かって言うと、そこかしこで自著の宣伝が入りまくることだ。副業の一例として出す分には妥当だと思えるが、ここまで宣伝されまくると却って誰が買うものか、と意固地になってしまう。ものをわかりやすく説明する才のある人だし商才もあるのだろうが、本としてはただそれだけ。

[その他][マンガ] 散財(ろくでもない)

  暴君ティラノさん/原作真鍋譲治・作画御米椎
  萌えよ!戦車学校/田村 尚也

 だから「ろくでもない」って書いてるじゃんかよう。
 一冊目の方は御米椎の四年ぶりの単行本。あれ? 御米椎名義が四年ぶりなんだっけ? 飯閃澪名義も含めてだっけ? 昨年のドラゴンエイジに珍しく名前を見かけ、さらに原作真鍋譲治という珍しい組み合わせだったので思わず今回も購入。
 ちなみに私の趣味知ってれば誰がイチオシかわかりますね? 勿論柏崎さんです。(笑)

 二冊目の方は、え〜っと、まあ、なんてえか。こっちは本当にロクでもない。最近流行もピークを通り越した感のある「萌え系レクチャー本」の戦車版。別にこれで勉強しようって気はあまりないんですが、まあ、ネタ的に。でも書いてある内容はそんなに悪くないと思います。
 イラスト担当が(おそらく)「エース桃組」で(多分)一番人気でありながら編集の方向性により雑誌再編時に(きっと)切られてしまった「鋼鉄の少女たち」のしけたみがの(野上武志)氏なんで、まあ、そこそこそういう本だと思ってください。逆に、萌え萌えを期待してるとはずしまくる。(笑) とりあえず「辻ィ手前ヤスクニに入れると思──」は笑っていいのかなんなのか。

[アニメ] たまにはダメ出しくらいさせろ!

  極上生徒会 。はっきり言って毒にも薬にもならない。いや、そういうふうにわざと作ってはあるんだけど。ある意味この徹底した毒にも薬にもならなさっぷりは大したものかも。結局毒にも薬にもならないんだけどさ。それはさておくとしても、あの書き文字(?)は、無茶苦茶センスない(というか白けまくり)なので減らせ。
 アクエリオンのダメさ加減はとりあえず今更言うに及ばず。


2002年07月04日(木) 旧暦 [n年日記]

国民性の違いというもの

 ウチの研究室にSさん(♀)という、中国からの留学生がいる。他にも何人かの留学生がいるのだけど、その中でも図抜けてバイタリティがあり、明るく、性別とか留学生ということを気にしないで話ができる、いい人でもある。そのSさんと、話をしていて先天性の障害を持つ子供のことに話題が触れた。
 ところがその話題になったとき、Sさんの口から思ってもみない言葉が飛び出た。「かわいそう。生まれても幸せになれない。死なせてあげるべき」こんな言葉を、いつものほがらかな調子で言った。一瞬呆気にとられた。Sさんは、そういうたちの悪い冗談を言う性格ではないので本気なのは間違いない。そこではじめて、Sさんが儒教社会の人間だということを思い出した。儒教というと君子の宗教と思われがちだが、「論語」辺りを読めばわかるが、見てくれとか外聞を気にするという部分もある。別に恥じてるとか、軽んじてるとかそういうことでなく、素直に幸福に生きていけない、と思ったのだろう。
 「その考えには、賛同できない」そう言うと彼女は不思議そうに「え? なんで?」と返してきた。日本でもそういう考えをする人はいないではないだろうけど、やはり大多数はそういう考えに抵抗があると思う。そのねっこのところが、国民性の違い、ってことなんだろうなぁ。
 今読んでる「クリプトノミコン」で南京大虐殺と思われる記述がちょこっと出てるのだけど、南京大虐殺って実情はどんなものだったんだろう? 一般には三十万人の大虐殺とも言ってるけど、ある資料では当時の南京にはそれだけの人数はいなかった、という説もある。しかし、それに対しての反論もある。ゴーマニズム宣言のような、客観的学術的な視点を欠いた擁護論なんてのは唾棄すべきものだけど、逆に中国側の主張もそのまま受け入れるのは危険だと思う。中国側も、外交のカードに使ってるところもあるし。
 そもそも、それだけの人間を六週間で殺し、死体の処理の話が出てこない、というのも変な話だ。また、不謹慎な話だけど、大量の人間を殺すってのはものすごい大変な物資の浪費および作業のはずである。組織的なホロコーストが行なわれたドイツのユダヤ人の被害者でさえ、41年から45年の間に十八万人である。それを上回る大量虐殺がシステムの構築もなしに、六週間という短期間でなされ、死体の処理も滞りなかったというのは明らかにおかしい。虐殺があったとしても、この規模ではないはずである。でも、こういうこと言うと日本人は反省してないとか変な横槍が入るんだよなぁ。
 ただ、事実を知りたいだけなのに、どうしてこうも面倒なことが多いんだ?


2001年07月04日(水) 旧暦 [n年日記]

復帰!

 私は久々にどん底っぽい鬱状態に入ったままだけど、 こちらの方は復帰!  うちっとこの掲示板で話題になって、気にかかっていつづけていたのだ。完全復帰ではないし、これも一つのステップに過ぎないのかもしれないし、他人事だけど嬉しい。私も頑張らなくちゃな。

天国はどこに?

 2日は映画の日だったので「 天国から来た男たち 」「 JSA 」「東京流れ者」を鑑賞。
 「天国から来た男たち」。名古屋で公開記念トークショーやってたのか、しまった!
 話はエリートサラリーマンである主人公の幸平が麻薬不法所持の罪でフィリピンの刑務所に送られるところからはじまる。無実の罪を訴えつつ、不潔、不自由、不便な刑務所内の生活にとまどう。しかしそこは金さえ出せばなんでも手に入る「天国」でもあった。そのいかにも信用されそうな風体を買われ、刑務所内日本人グループの大物、吉田に自分のビジネスを手伝うように誘われる。吉田は日本のヤクザの大幹部で、人を殺してフィリピンに逃げ、刑務所にも自分から入ったという噂だった。しかし吉田の言うビジネスが所長がバックについた押収麻薬の横流しであることを知り、それ以上吉田らと関わることを拒否する。しかし同房の囚人に20万ドルで臓器として売られそうになったところを吉田に助けられ、はっきりと断言される「外の人間なんかあてにならない。奴らは刑務所の中を知らねえ。俺は絶対に仲間を見捨てない」。妻にも裏切られていたことを知り、裁判も有罪になった吉田は、BAD GUYとして刑務所の中で生き抜くことを選択する。しかしその当の吉田の前歴は実は詐欺師で、過去吉田に騙されたヤクザからの刺客が「天国」の中の日本人囚たちに迫って来ていた…
 タイトルの「天国」とは実は刑務所のことばかりではない。刑務所の中の連中は、本当の悪党も多いが多かれ少なかれ騙されたり、傷つけられたりしてその痛みを知っている者たちだ。塀の外にいるから善人なのか、塀の中にいるのはろくでなしか。ろくでなしは裏切られて当然か。「天国」はどこにあるのか。追っ手から逃れる日本人囚達は、皆口々に繰り返す「俺は絶対裏切らない!」。実はこの映画は典型的な無法者映画なのだ。悪党かもしれないし、法を犯すかもしれない。しかし仲間は絶対に裏切らない。自分の中の大事なものは絶対に守りぬく。その信頼の中にだけ、ならず者たちの楽園がある。しかしクライマックスでなかなか人が死なないのは三池監督のパターンなのかね? 1.5点。
 「JSA」。JSAとは韓国と北朝鮮の国境、38度線上にある共同警備区域のこと。映画はその警備区域の北朝鮮監視小屋で銃声が鳴り響くところから始まる。撃ったのは韓国軍の兵長。撃たれたのは北朝鮮の士官と兵士。結果がわかりきった単純な事件に見えたが、国際問題になりかねない重大な事件だった。しかも韓国側は犯人である兵士、スヒョクは北側に拉致されてやむを得ず発砲、逃げ出したと主張し、北朝鮮側は唯一生き残った北朝鮮士官ギョンピルの証言から韓国側がいきなり乗り込んで殺意を持って兵士を殺したのだと主張。全く食い違っていた。
 スイス軍から派遣された朝鮮人を父親に持つ若き女性将校、ソフィーは事件の調査に着手するが、南北ともに調査に非協力的で難航せざるをえなかった。しかし現場から消えた一発の弾丸を糸口に、実はもう一人、その場にはいなかったはずの韓国軍兵士ソンシクも事件に関与していたことを知る。そして彼がその追及から逃れようと自殺をはかったことをきっかけに事件の真相が明らかになっていく。そこにあったのは、北と南に分断された四人の兵士達の友情のはじまり、そしてその悲しい顛末だった…
 前に見た韓国映画「ユリョン」が「…」だったので心配したのだが、これは良い出来だった。お互い当たり前の人間であるがゆえに始まる心の交流、しかし立場とイデオロギーの違いによりそれが引き裂かれる現実、「シュリ」よりもより現実的に南北分断の悲劇を描く。それは民族統一という悲願の難しさと同時に、その願いの根深さを示している。1.5点か2点か、まようところだが、ええい、2点だ!
 「東京流れ者」。え〜っと、鈴木清順監督が昔撮ったヤクザ映画っす。全国を巡回興行中の 鈴木清順レトロスペクティブ のうちの一本。なんつーか、やりたいことはわからないではないのだが、筋は穴だらけ、恥ずかしいシチュエーション目白押し、でも青臭いからこそ許される暴走とエネルギーがある。ちなみに二谷英明が凄腕のはぐれヤクザ者、流れ星っつーのは特捜最前線世代にはちょっと見てて笑えてくるんですけど…ちょっと評価不能。