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2012年07月01日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#19とフォーゼ#41

  特捜戦隊ゴーバスターズ #19「俺の合体!バスターヘラクレス」。戦いもできるビートの出現で、自身はバスターマシンのユニットとしてしかヒロムの力になれないと悩むニックは、何か特徴を持とうといろんなことをするがすべて空回り。そんなニックの焦りも知らず、ヒロムは「自信がない奴とは組むつもりはない」と言ってしまう。
 その言葉にニックは自分はヒロムに必要とされていないと基地を飛び出てしまうが、そんなときヴァグラスが出現。しかもその目的はバスターマシンの要であるバディロイド、それもニックだった……

 ニック回、かつ新ロボ回。コンプレックスに悩むニックだけど、言われてみれば、バスターマシンのユニットとして以外は、「バイクの人」なだけだよなぁ。それで特徴づくりに励むのだけど、トレーニングはともかく、他のはそもそもヒロムの助けにならないよなぁ。空手はなるのか。
 しかし自信を失ったニックを助けに、ヒロムが珍しく本気で駆けつける。最後は「お前がいないと走って来るのが大変」と茶化してたけど。
 そいでもってロボは、ゴーバスタービートとスタッグが合体してのバスターヘラクレス。つか、チェストアーマーとスタッグ武器にしかならんのか……
 そいでもって次回は景気よく五体合体。マスクがかなり特徴的だよなぁ。エースの倍だそうなので、中の人が大変だ。


  仮面ライダーフォーゼ #41「部・活・崩・壊」。友子の行方がわからなくなってしまった。突如通信してきたタチバナによると、ホロスコープスに何かをされた可能性が高いという。さらに彼は他の非戦闘員ライダー部メンバーも同様に狙われる可能性が高いという。ライダー二人と賢吾以外はもう関わらない方がいいという。
 タチバナの言葉にそれには全部員が大反発。そもそもフォーゼ最強ステイツのコズミックは部員全員の団結がないとなれない。タチバナの「それなら絆の力がなくともコズミックになれるよう特訓すればいい」というが、部員たちは耳を貸さない。
 しかし我望の「もう遠慮はいらない」という言葉を得たヴァルゴ=江本は次々とライダー部員たちを襲撃。周囲の人間まで巻き込んだかつてない本気の脅迫に、ついに美羽を皮切りに部員たちは次々と脱落。タチバナの提案どおり弦太郎と流星、賢吾だけになってしまった。部員たちの結束も失ったことでコズミックステイツにも変身不可に。本気になった敵を前にピンチに陥ったラビットハッチに現れたのは、M-BUSにいるはずのタチバナ。再度特訓を提案し、弦太郎も姿を表したタチバナの意気を感じてその申し出を受け入れる。
 タチバナはメテオと罠の妨害をくぐり抜け自分の持つツボを奪ってみせろと言い、フォーゼはスイッチを駆使し、あともう一歩というところまで迫るが、やはりタチバナの方が一枚上手だった。
 だがある事実に気づいた賢吾は特訓の中止を言い出し、タチバナの正体についてのある事実を突きつける。

 あと十話を切って戦いはついに最終局面。今回で我望がサジタリウスゾディアーツとしての姿も晒し、残るホロスコープスはジェミニとピスケスの二体に。でもジェミニは雑誌のテレビ予告バレで姿を出してるけど、ピスケスは映画版の全ゾディアーツ横並びスナップのみ……もしかしてピスケス、テレビじゃ出ないの???
 美羽が準を盾に脅迫されたとはいえライダー部員がかなりあっさり脱落してるのが……所詮この程度だったの? と思ってしまう反面、脱落を真っ先に宣言した美羽の後に卑怯者の弱虫をアピールして脱落したJKが、影で弦太郎の力になれないことに泣いているというのは、結構良かったかも。卑怯者をアピールしたのも、自分がよりクズを演じたことで美羽に対する負の印象を自分に引きつけたからだろうし。でも、やっぱり友子のことも見捨てて逃げるってのは腑に落ちない。
 そしてここに来て急速に存在感を増してきたのはヴァルゴ=江本。どうも裏がありそうだと思ってた江本がヴァルゴの正体だった、というのも意外だったけども、さらにヴァルゴ=タチバナという驚愕の事実まで明らかに。
 我望は江本を同士として一定の信頼はしてるようだけど、その裏でタチバナとしてメテオを作り、反ゾディアーツ同盟を支援してきたということ? それすらも我望の計画、ではないよなぁ……そもそもこの特訓の意味がわけがわからないし。
 そして、かろうじて命脈をつないでいる迫水校長も、肝心なことを伏せ続ける我望への不信を持ち始める。これまでは単純に権力欲と恐怖から従ってきたけど、全部のホロスコープススイッチが集まったらどうなるの? あと、賢吾の中にあると思われるコアスイッチはどんな役割が?
 それと今回、冬の映画で出てきた「S1スイッチ スーパーロケット」を使用。使う前に「なでしこ……」と呟いたけど、映画見ないとわかんないよね、これ。そのうちスーパードリルスイッチも出るの?


2010年07月01日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回いろいろ2

  デュラララ!! #24「則天去私」。これまで隠していた裏の顔をさらして集まった帝人達三人。交錯するさまざまな想いを抱えながらも、顔を合わせた瞬間、彼らを支配したのはお互いへのいたわりだった。法螺田を打ち殺そうとし返り討ちにあった正臣は、ただひたすら彼を心配する帝人と杏里を見て、自分の抱いていた疑念がすべて幻だったことを確信する。
 しかし多勢に無勢の中、数で彼らを叩き潰そうとする法螺田たちが彼らに襲いかかろうとする瞬間、黄巾賊の群の中から、「裏切れ!」という声が……仲間たちと黄巾賊の中に紛れていた門田たちが、伺っていた機会と見て一斉に姿を現したのだ。
 混乱の中、次々に叩きのめされていく黄巾賊たち。正臣は最後の力を振り絞って法螺田を殴り飛ばすが、法螺田は隙をついて逃げ出す。
 しかし逃げ延びようとする法螺田の車の前に、いるはずのない人物が姿を現す……

 「黄巾賊編」最終回。お互いの裏の顔を知らないまま日常を共にしてきたはずの三人。しかし正臣の逃れられない過去を、臨也の悪意が増幅して三人の関係をこじらせていく。お互いを想うが故に沈黙し、沈黙故に疑念が深まり、疑念は信頼の深さ故にのっぴきならない憎悪へと至るはず……だった。
 しかしそんな臨也の思惑に反し、彼らのお互いを想ってふりしぼった勇気が、そして労りが、疑念をすべてひっくり返してしまう。
 そいでもってここぞという時に現れる頼れる男、門田w さすが主人公の頼れる兄貴分w
 全部がお釈迦になり、それでも逃げ延びようとする法螺田たちだったが、その前に現れたのは「池袋のフォルテッシモ」平和島静雄。原作読んだ時は引っこ抜いた標識って「一時停止」とかだと思ったら、道路案内かよ!w
 池袋最強の男を完全に敵に回した上、人外のセルティが最も恐れる最凶の交機・葛原金之助にまで睨まれてしまった法螺田たち哀れw
 事態は全て解決し、また日常が戻るかと思っていた帝人だが、知らされたのは正臣の退学……行方もまったく不明になっていた。三ヶ島沙樹との過去に決着をつけたものの、帝人たちとの一晩が新たな「過去」になった正臣は、再び彼らに会える日まで、姿を消すことを選んだ。でも、ちゃっかりチャットで別名で入ってたりするのが現代っ子らしいんだけどw
 定例のチャットに現れた新顔「バキュラ」が正臣ではないかと思った帝人は、プライベートモードで正臣なのか、と尋ねるが、それには答えず、答えの代わりに書いたのは「√3点」という言葉……それは、帝人と正臣たちしか知らない、かつての何気ない日常のやり取りの断片だった。ここは印象が薄いんで回想シーンを差し挟むくらいでも良かったと思うけど。
 正臣はいなくなったわけではなく、またいずれ自分たちの前に姿を現す……その確信が帝人の救いであり、より深くなった友情のステージでもあるのだろうな。
 そいでもって黒幕気取りの臨也。杏里が裏で策動する臨也を支配下に置こうとしたのを逃げだし、人外を出し抜いたとほくそ笑むがその前に現れ、ぶん殴り飛ばしたのが露西亜寿司のサイモンw サイモンは、臨也より正臣を選んだ沙樹から全部の内幕を知らされ、臨也に「お説教」をかましていく。つか、ホントに日本語とロシア語で印象が全然違いすぎというか、思考自体変わってない? サイモン。
 ひとまず切りのいいところでシリーズは終了だけど、原作では当然まだこの後もあり、帝人はどんどん泥沼にはまっていくのだけど、これは続編を期待したいところ。折原シスターズやら羽島幽平、聖辺ルリなど、今回のアニメ化ではちょい顔見せしかしなかったキャラもどんどん絡んでくることになるし。


  WORKING!! #13「デートと言う名の”決戦”、小鳥遊と伊波のそれから…」。ぽぷらの計らいで小鳥遊とまひるがデートをすることになる。「まひるがどれだけ男性恐怖症を克服したか」の試金石くらいにしか思っていない小鳥遊と裏腹に、このデートにテンション上がりっぱなしのまひるはデートが始まる前から右往左往するが、待ち合わせ場所に現れたのは一人の女性……ではなく、女装した小鳥遊。相馬の悪巧みで、デート前の服装チェックに寄ったワグノリアで、女装させられる羽目になったのだ。出だしからなんだかガッカリムードなデートだったが、そんな異常なシチュエーションにも関わらずまひるのテンションはどんどん上がっていき……

 ここでも悪さばっかりだな、臨也w
 結局拒んでいたはずの女装(デート)になってしまった小鳥遊だが、異様に堂々としてるな。ああ、そうか。まひるに殴り殺される可能性が減ったから安心したのか。
 そいでもってすれ違ったり空回りしたりはラブコメの基本、として、今回それに並んでの注目はこれまでモブやらなんやらではたびたび出ていた「ワグナリアのフツーのバイト」松本摩耶の本格初登場。異常なメンバーに囲まれて、「普通」であることを極端に意識しすぎて逆に挙動不審になってしまってる彼女。ある意味、あんまり普通じゃないw でもワグナリアには他にもパートやバイトがいるはずなんだよな……でなきゃ24時間営業じゃないと言っても店が回るわけがない。あの店長の元で働いてるんだから、まあ図太いというかなんというか。
 そいでもってこれまでは異性と言うよりしつけている犬としてまひるを見ていた小鳥遊も、女装して接するとまひるが良い子だということに気づき、ときめいてる自分に思わず動揺しまくる。
 最近原作だとあちこちにフラグ立っていてそれはそれで予定調和っぽくってちょっとなんなのだけども、普通に続編が作れる終わりだし、春開始の中では安心して楽しめたので、続編にはちょっと期待したいところ。


  閃光のナイトレイド #13「せめて希望のかけらを」。高千穂勲が上海で爆発させようとしている大量破壊兵器を阻止しようとする葵たち。棗が斃れ、その姿を見て勲に心酔しその軍門に下ったものの大量破壊兵器の行使には疑問を感じていた葛も合流し、地下で「預言者」静音に大量破壊兵器完成の鍵を預言させている勲の元にたどり着く。
 勲自身も心をゆらせているのを感じ取り、説得を試みるが、その中、静音が一人祭壇から降りてくる。預言の結果を問う勲に、静音は……

 うーん、なんかちょっといろいろ残念。この枠の前作である「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」も、悪くはないものの独自の世界観を築き損ねていた感はあったのだが、ナイトレイドでもやはり13話で消化するには語り口が足りなかったかな、という印象を抱く。おそらく、このようなことを描きたかったのだろうという推測は出来るのだが、やはり1クールではいかんせん苦しい。ドラマ的には結構良いところが多々見られたので、なおさらに残念。
 とは言え、オリジナル枠が与えられているというのは希有なことであり、それは最大限に生かして欲しいところではあるのだけど……
 ところで最後に出た、頭身の伸びた風蘭が……相変わらず胸は残念なようだけど。


2009年07月01日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] はとやまは逃げ出した

 しかしまわりこまれてしまった!
  鳩山代表:個人献金5.9億円、匿名が6割 友政懇関連毎日 )。擁護意見に「本当に隠したいなら五万円以下の記載義務なしの献金に紛らせちゃえばいいじゃないか(だからこれは意図的に隠したわけじゃない)」というものがありましたが、こっちの方もとっくに不自然でした……「匿名献金」と言っても本当に匿名でされてるのではなく、収支報告書に記載義務がないだけで振り込みの記録などは残ってるはずなので、そこから調べることは可能なのですよね。
 しかし120万→160万→600万→2100万と来て、一気に億越えとは……
 新聞とテレビの温度差がかなりあるようですが、いろいろとなんなんだかなぁ。

[アニメ] イヴの時間#5と涼宮ハルヒ#13

  イヴの時間 #5「act5:CHIE&SHIMEI」。今回クローズアップされるのは「イヴの時間」常連のうちチエとシメイ。一見孫と祖父だが、ここに来るからにはどちらかがアンドロイドに違いないと疑っていたマサキは、父親のPCから育児アンドロイドの試験についての報告書を見つける。シメイがそうではないか、と匂わす発言に、リクオは珍しく一人で「イヴの時間」にやってくる。だが、シメイがおらずチエも一人きり。シメイの正体が気になるリクオはついチエを詰問するような口調になってしまい、自己嫌悪に陥る。
 今回はリクオがピアノを止めた理由、そしてロボットにどこか親近感を持ちつつも遠ざけてきたかが明らかに。ロボットの演奏に感動してしまったことでロボットに対する潜在的な嫌悪感が生まれ、ピアノまでやめてしまっていた。が、彼がいることを知らず彼の演奏を見よう見まねで拙くまねるサミィを見て、人かアンドロイドかとか、ロボットに追い越されるんじゃないかとか、そんなことはどうでもいいんだと気づき、再び鍵盤を叩く。
 次回はマサキにスポットライトがあたるっぽいのだが、なんかイヤな予感……


  涼宮ハルヒ #13「エンドレスエイト」。やっぱりサブタイトルは前回と同じ……なのだけど、原作ではこれで終わるはずの繰り返しが終わらない……続く、なのか? なんでここまで引き延ばすのか、意図がわからん。消失への伏線を作るんだろうか?


2008年07月01日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他][アニメ] 恋愛†無双アニメ化って……

 夏の新番組チェックするまできづかんかったorz。それでもさほど驚かない辺り、なんだか最近は達観気味になってきたような……
 それと、知り合いのところで知ったけどGONZOがなんかヤバゲらしい。2chのアニメ板あたりでもちらほら話題になってる。債務超過とか菊からにヤバげな響きなんだけど、要は借金が資産を上回ってるらしい。
 つまり「ああ、あんた! それは、それはタケシの給食費!」「ガタガタ言うんじゃねえ! パチンコですぐ倍にしてやらぁ!」って感じ?
 それでもイケイケだったらともかく、ここんところDVD販売の苦戦ばかりがニュースになってるGONZOだからなぁ。面白い作品がそれなりにあるのだけど、DVD購入にまではなかなか、というか、最近のGONZOの目立ったDVD売り上げが「ロザリオとバンパイア」ってあたりが、市場ってある意味わかりやすい……あざとく稼いで別のところに使う、とか上手くやれればいいのだけど、GONZOって何故かそれが昔からできないのだよなぁ。せめてドルアーガ第二期まではもって欲しいのだけど。


2007年07月01日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] 電王#22

  電王 #22「ハナせない未来」。侑斗を襲い、ゼロノスと戦うリュウタロス。隙を突いてリュウタロスはゼロノスを追い詰めるが、とどめを刺そうとしたすんでのところで良太郎が身体の支配権を取り戻す。イマジンをしっかり管理できない良太郎をなじりその場を去る侑斗に、ハナが消えた時間のことについて聞こうと食い下がる。侑斗は「デネブの代わりにお菓子を全部売り切れ」と無理難題をふっかけてきた。
 一方、リュウタロスとゼロノスが戦っている間に契約を完了してしまったトータスイマジンだが、契約相手のサラリーマンは大した思い入れもない願いだったのでなかなか扉が開かない。業をにやしたイマジンは腹いせに契約者をぼこぼこにして病院送りに……良太郎はそんなイマジンの監視とハナの手伝いを、タロスたちを二手に分けて両方やることを提案する。


 リュウタロス、子供と言っても攻撃力がやたらと高いから洒落にならないなぁ。侑斗でなくてもそりゃ怒るだろう。と言ってもリュウタロスは独自にチケットを持ってるし追い出すに追い出せないって事情もあるのだけど(そもそも良太郎の性格から言って追い出せないだろうけど)。侑斗がいらついていた理由がもう一つあって、ゼロノスのカードは枚数制限があって変身できる回数が限定されていること。増やすことはできないのかな?
 足を怪我したハナが侑斗の無理難題に答えようとするのを良太郎が止めるのだけど、途中でハナが着ぐるみ持って物陰に隠れ、良太郎が慌てだしたからなにかと思えば……良太郎、役得? 白鳥百合子、最近あちこちでグラビアアイドルとして出てるし。前回まったくいいところなしだったモモタロスも所場代を求めて絡んできたチンピラ撃退で活躍。こういうのは確かにモモでないとなぁ。
 で、かなり無理矢理気味に過去に飛んだトータスイマジンを追って、今回の電王はロッドフォームに。亀対亀w 二体に分離するイマジンに、ゼロノスと協力して退治。けど、暴走してギガント体が出現。ギガントも二体……一体はイスルギで倒すのだけど、もう一体はゼロライナーが倒す。けど、バッファロー型ヘッドのドリルの方はともかく、もう一体のナギナタ型は……ウラタロスが「もう電車じゃないね」とツッコミ入れてたけど、それを言ったらおしまいよ?
 結局侑斗もゼロライナーと消えた時間のことはなにも知らなかったのだけど、「ゼロライナーは過去に確かに消滅し、そして復活した」と、ハナのいた時間も復活してるかも知れないという示唆を残す。消えたり復活したり、って、イマジンたちの目的にも関係があるのかな?
 次回は良太郎に憑く新たなイマジン、ジークが登場。別に磁石の力で合体したりとかはないと思いますが。でもこのジーク、映画版にも登場して映画版オンリーフォーム「ウィングフォーム」になるはずなのだけど……テレビではウィングフォームは出ないのになぜ???
 あと、雑誌媒体で「クライマックスフォーム」が露出し始めてる。ソードフォームをベースに、左肩にロッドフォーム、右肩にアックスフォーム、胸にガンフォームのデン仮面がくっついた形。四体同時憑依状態なのだろうけど、主導権は誰?

[アニメ] 電脳コイル#8とグレンラガン#14

  電脳コイル #8「夏祭り、そして果たし合い」。いよいよ夏休みに突入する大黒市第三小学校。ハラケンのおばちゃんは、デパート建設現場の電脳空間に大穴が開いた事件にイサコかヤサコのどちらかが関係しているのではと、二人を探り学校内に罠を仕掛ける。学校内の古い情報空間を探ろうとするイサコは、邪魔な罠を回避しようと、黒客をコイル探偵局たちにけしかけ、その隙を突くことを計画する。
 しかし、イサコの命令に複雑な表情をするのは黒客の元リーダー、ダイチ。ダイチは本当はフミエのことが好きなのだが、それがなかなか言い出せないこともありイサコの命令に素直に従えない。それでも逆らえないダイチは夏祭りに集まったフミエたちに、果たし合いの肝試しを申し込もうとするのだが……

 甘酸っぱいですなぁ。ダイチは浴衣姿のフミエに見とれ、イサコの到着まで申し込みを待つはずが、「は……果たし合いに行きませんか?」とマヌケな挑戦を……果たし合いの情報は実は事前に掴んでいた(そういや弟がスパイになってたっけな)フミエは、別に驚きもしないし、イサコが来てから再度果たし合いの申し込みをすることになって、その間皆で夏祭りの出店を見て回ることに……なんだかんだでダイチとフミエ、ヤサコとハラケンがいいムードになるのだが、腑抜けてるダイチを見て、イサコが「ミチコさんを呼んでフミエたちからメガネを取り上げても良い」と、ダイチに半ば脅迫じみたことを言う。自分が果たし合いで勝ってメガネを取り上げるのがフミエたちにとっても一番穏便に済む方法、と信じ込んでしまったダイチが、感情を押し殺して敵意丸出しの挑戦を……イサコにとっては騒ぎが起こることが重要であって、勝負内容は二の次のはずなのだけどなぁ(勝ったら勝ったで邪魔者を消すことができるのだろうけど)。
 ダイチ、フミエ組とは別に、ヤサコ、ハラケン組は境内でイリーガルを見つける。が、そのイリーガル、実は死んだカンナの電脳ペット・クロエのなれの果て。メタバグをハラケンに渡したところで、キュウちゃんに消滅させられてしまう。メタバグは、カンナのメガネにかかったパスワードなのかな?
 他に今回わかったことは、サッチーの命名はヤサコのお父さん(確かにセンスない……)、自称十七才の原川玉子さんはお酒が飲める(らしい)年齢、イサコの頭には少女の顔に見える影があること。
 で、さんざん甘酸っぱかった今回に対し、来週は黒客たちとのバカ騒ぎっぽい。ヤサコはメガビームのポーズの特訓やらされてるし、ダイチたちはどうもチョコレートボンボンで酔っぱらってるらしいし……ダメだこりゃw


  グレンラガン #14「皆さん、ごきげんよう」。王都テッペリンに迫った大グレン団は、獣人たちの攻撃に耐え、いよいよ大反撃を行おうとしていた。カミナの墓参りをしてそのことを報告するシモンとヨーコ。しかしそのことを察知したかのように四天王二人の要塞型ガンメンが同時に出撃してくる。圧倒的な物量を前にグレンラガンも押され、あわやとどめを刺されそうになるが、その時以前シモンがグアームを倒した時の映像を見て決起した人間たちが集結してくる。

 流れとしては、大グレン団集結と同じなのでその辺は、まあ。
 しかし大決戦だけあってアクションはかなり大サービス。板野サーカスもやりまくりだし。前回のシモンの活躍で、ロシウ乗ってる意味ないじゃん、と思ったら、シモンが疲れた時のバックアップとしての意味があったかw
 で、シモンとグレンラガンのピンチに決起した味方が集結……はいいのだけど、ダイガンドとテッペリンの合体技に、なすすべもなく特攻、ってのは……まあ、バカばっかだからなぁ。で、それに釣られて続々特攻をしようとした援軍を止めたのはニアの空中映像。いつあんな設備がw 天を衝くシモンのドリルを信じるニアは、ダイガンドをシモンが止めることを信じて、皆にも待つようにお願いをする。そこで「お願い」とメロディマークをすれば……って、それは持ってるぬいぐるみの方だったか。
 その信頼に応えるように、地中からダイガンドを攻撃したグレンラガンは、一度は押しつぶされそうになるものの見事に撃破。残るはテッペリン攻略のみになるのだけど、そのテッペリンの外壁が突然崩れ始め、巨大な顔が……テッペリン自体がガンメンかよ!
 次回は第二部終了か? 最後に立ちはだかるのはヴィラルかとも思ったけど、顔が二つあるガンメンが出てるな……エンキドゥではないよな? ロージェノムのガンメンなのかしらん? グレンラガンと因縁のある機体なのかな?

[その他] 関係ないし、どうでもいいってやどうでもいいんですが

  突如アキバで“6・30アキハバラ解放デモ”発生! 彼らの言葉に耳を傾けろ!ascii.jp )。デモの届け出は警察に届け出てるみたいだし、まあ、法律には抵触してないようだからお好きにどうぞ、というのが一応の態度なのだけど、個人的にどう思うかと言えば、ウザイ、の一言。
 「解放デモ」って、一体何から解放だってのか。「革命」とかを前面に打ち出すのも、冗談のつもりかもしれんけどそれにしたって何時のセンスかと聞きたくはなる。ギャグにもなってない。別にそれをやるのは自由だけど、自分たちがオタクの代表だ、みたいなツラされるのは鬱陶しい。そもそもオタク文化そのものがもはや消費文化の産物である以上、共産主義的思想とこれほど相容れないものもあるまい。こいつら一体何をしたいんだ、というのが正直なところではある。デモというわりには確たる主張があるわけでもなさそう。集まって騒ぎたかっただけ? それならそれで構わないけど、思想を振り回してるふりをして、それにオタク云々という看板を使われるのははた迷惑。
 主催者が中核派のシンパという話もあり、なんだか政治的に利用してやろう(そいでもって失敗してなんだかわけのわからないものになった)という匂いがしないでもない。
 何をするのも勝手かもしれんけど、やるなら自分たちの名前と主張だけでやってくれ。アキハバラ解放とか訳の分からんお題目をオタクの代表面してしないで欲しい。そもそもの主張がよくわからんけど、自分たちの要求を声高に叫ぶのが当たり前で、世間からどう見られ、それによりオタク全体がどう思われるのか、って頭はないらしい。人様世間様に迷惑をかけない、という価値観はないのだろうか。少なくともオタクの代表顔をされるのは私には迷惑。


  防カビ洗面器、「置くだけでピカピカ」根拠なし 公取委朝日 )。マイナスイオンとか酸素水とかもなんとかしてください。もうアフォかと。


  2007/06/29-17:49 医師、看護師の派遣解禁を=07年度規制改革要望−経団連時事 )。「 医師や看護師らが携わる医療は同法で派遣禁止業務とされている。しかし、医務職の人材不足が社会問題となっている中で、有資格者の女性や高齢者の活用を促す観点からも、早期に派遣を解禁する必要性を指摘した。」。自分の頭が悪いだけかもしれませんが、ここの理屈がようわかりませんですた……人材不足の解消のために不安定雇用を解禁することが、リーズナブルな解法? わかりません。人材不足の分野は、ただでもハードワークで責任を求められるというのに……


  Asked for Apology, Japan Plays for Time in Sex Slavery StandoffNYtimes )。はいはい、大西大西。本当にこの人はギャグにしかならなくなったなぁ……


2006年07月01日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] パワパフガールズZ#1とおとぎ銃士赤ずきん#1

 「風人物語」が「フーディーニ物語」に聞こえる今日この頃。
  出ました!パワパフガールズZ #1。始まる前から「やっちゃったなぁ」という感じでしたが、本編見ても「やっちゃったなぁ」ですた。展開がもっさりしてるとか、ギャグが中途半端とか、メイヤー市長とユートニウム博士が普通の大人になっちゃってるとか、そういうのもあるんだけど、なによりオリジナルと比べると、オリジナルのほうが百倍くらい強そうなんだもの……モジョ・ジョジョは声がオリジナル吹き替えと同じなんで、モジョ・ジョジョだけゲストで出張してるみたいだなぁ。でも、ミス・ベラムはやっぱり顔が出ないのね。変身シーンは妙に凝りまくっていた。あと、決定的に足りないのはナレーション。すぐに小堺一幾を呼んでくるんだ!
 きちんとはじければそれなりにおもしろくはなりそうなんだけど、ちょっと今のところは……


  おとぎ銃士赤ずきん #1「赤ずきんがやってきた」ヤァ! ヤァ! ヤァ!。二年ほど前にフィギュアとOVAのセットでコナミが売りだした企画が、テレビシリーズとして復活したらしい。主人公が赤ずきんで仲間キャラが白雪姫、いばら姫、そいでもって敵がサンドリヨンと長靴をはいた猫なんで、「グリムVSペロー」かと思ってたけど、敵側にヘンゼルとグレーテルがいるみたいなんで、そういうことでもなさそう。そもそもペローにも赤ずきんはあるしな。最後には狼に食われたままで終わるけど。
 赤ずきんの武器(グリムテイラー)を見て、「おお、これがガタックの武器か」とか、どうでもいいボケをかましたのは置いといて、ちとコンテのまずさがところどころ気になった。カットごとにちゃんとキャラの動きがつながってなくって不自然に感じるところがちらほら。ただ、戦闘シーンはあまり迫力はなかったけど、人間キャラの動きはちょっと感心するところがあった。敵の化け物がちゃんと動いてないんでなんなのだけど。まあ、絵はきれいなのでしばらく様子見かなぁ。
 それと、敵がクモ男、バイクに乗ったバッタ男と、来週はコウモリ男で、仮面ライダーですか?
P.S.最大のサプライズは実は公式ページのキャラクター設定に……ええ!? あれで14歳ですかぁ!?

[アニメ] 吉永さん家のガーゴイル#12、13(最終回)

  吉永さん家のガーゴイル #12「夫婦喧嘩も祭りの華」#13「祭りよければ終わりよし!」。東海地区では二話一挙放送。御色町に新しいデパートがオープンし、そのオープニングセールが商店街の桜祭りとぶつけられる。危機感をつのらせた商店街の人たちは団結して対抗しようとし、吉永家のママさんも飾り付けで協力するが、パパは幼馴染であるデパート支店長に頼まれ、デパートの手伝いをすることになり、夫婦の仲は険悪に。双葉や和己もパパの意図がわからず仲介しかねていたが、その裏で、オシリスがさらわれたりケルプが何者かに操られるなど、不穏な動きがあった……
 登場キャラ総登場でのフィナーレ。まあ、良くも悪くも鈴木行×吉岡たかおコンビの最終回ですた。第一話の冒頭がこのエピソードからの抜粋だったんだけど、幾つかミスリードもあり。ちょっとだけ肩透かしかな? ハミルトンが最後まで悪役だったのがかわいそうだし(あれはあれで奥さんの死をきっかけにおかしくなり、梨々への愛情をゆがんだ形で発揮させたキャラなんで)、デパートの件が中途半端なんだけど、みんな物分りがいい、ってのは逆に釈然としないんで、これはこれでよしかも。それと、ガーゴイルが吉永家、そして御色町の守護者だってことで締めたのは、やや物足りなくもあり、ちゃんと帰結してて安心でもあり、というところ。いや、問題の解決部分、ガーゴイルはそんなに大きな割合占めてなかったし(汗)。
 とはいえ原作の雰囲気と作り手の個性が上手く合致したシリーズだったので、第二期もあるなら期待したいところ。

[その他] おかしゅうて、やがてかなしき……

 ここ数日金英男氏と家族の面会記事を見て、呆れていいんだかなんなんだか、という感じ。一瞬「カッ」となったんだけど、よく考えれば私が逆上する理由はなにもない。逆上してどう、ということもない。
 渦中の人間にとっては悲劇だけど、外から見てると喜劇以外のなにものでもない、という典型例が繰り広げられている。
 無論、金氏の発言は「言わされてる」というのは間違いないだろう。けど、言わせるにしても、もうちょっとマシなこと言わせようよ。>北朝鮮当局
 「誘拐されたのではなく、漂流してたところを助けられただけ」(でも何十年も家族には連絡しませんでした)「拉致なんかない。日本政府は嘘つきだ」「北朝鮮では人もうらやむ特殊機関員」……え〜、どこから突っ込んだらいいんでしょう? ってか、そもそも彼が横田めぐみさんの夫だってのも北朝鮮が言ってるだけで、証拠もなにもないんですけどね。嘘つく理由があるのかって? そりゃもう可能性なら山ほど(笑)。
 北朝鮮側としてはブッシュが人気取りに日本の拉致被害者家族に接触したりとかしだして、国際世論の風当たりが強まり出したこともあって打った手なんだろうけど、打つにしてももうちょっとまともな手は打てなかったのかなぁ……真面目にやってるとは、とても思えない。


  小泉首相、橋本元首相死去に「心から哀悼」読売 )。橋本元首相の死去に対しては、結構複雑な心持だ。ご婦人方中心に起こった「橋龍ブーム」と、その後の政策の失敗を目の当たりにしてるだけに、なかなか。御年68歳だとのことで、「若すぎる」ということもないのだけど……とりあえず合掌。


  別の生徒の弁当勝手に食べるいたずら、教諭平手打ちzakzak )。いや、どの程度叩いたか、どう叩くに至ったかってのにもよりけりなんだけど、基本的にはそれは叩いていいと思うよ。気になるのは相手の生徒の16歳って年齢なんだけど、16にもなって叩かれなきゃわからない、って方がおかしい。
 以上、いじめられた側の人間からの意見。


2005年07月01日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 雑誌ライター

  元麻布春男の週刊PCホットライン PC雑誌はインテルの圧力に負けたのかPC watch )を見て、なんなんだろなぁ、と思った。なにがって、この必死さ加減が。ライター、特に外注下請けのライターが大変なんてことは百も承知している。いろんな要因から出来る仕事は数こなさなきゃいけない。右から左へ、いろんな仕事をこなしていく。食っていくためだ。もし記事に関わる企業からなにか(記事のためのテスト機とか、雑誌の広告とか)を提供されているなら、なにか有言の圧力があったりとかそういうこととは関わりなく、気にしないわけにはいかないだろう。雑誌記事ってのは普通正義のためにやってるわけじゃない。ある程度の節度ってのは必要ではあろうが、別段それは責められることだと思わない。
 それでも無論、人から問われれば公的には「圧力? なかったし感じませんでしたよ?」とは答えるだろう。それもまたただそれだけのこと。
 だけども、問われてもいないのに、自分が名無しで糾弾されたわけでもないのに、ベラベラと弁解がましい空言を述べるってのはどんなもんなんだろうねえ。
  今年の一月に読んだ 幻のスーパーカー の中の福野氏の、悪びれるでもなく、自らを卑下するでもない、清々しいプロ意識とは雲泥の差だと自分は感じる。ライターを貶めているのはある意味むしろ元麻布氏じゃないのか?


2004年07月01日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 悪党の二択(別に二択しかないわけじゃないが)

 知人曰く「今度の選挙、自民党と民主党どっちがよりひどいかという話だから、モチベーションが沸かないなぁ」。
 けど、民主党の発言やら公約やら過去の行動やら見てると、確実にこいつらに政権取らせたらヤバイ、と思えるのだものなぁ。民主が鬼の首を取ったようにアピールしてる自民の年金改正法案だって、民主は一旦合意してるし。マスコミの報道も実に胡散臭く、自民のネガティブキャンペーンとして民主を持ち上げてはいるが、民主の公約やマニフェストの内容に深く突っ込み、それを評価してる番組はあるんだろうか?
 当然 自民も民主のネガティブキャンペーンはやってる産経 )のだけど、まあ、これは自民の言ってることの方が正論ですな。だから自民の政策が正しいってことでもないけど。
 国民という立場から見れば自民もロクデナシだが、反自民集団である民主がロクデナシではないということではない。個人的には、一体なにをやりたいんだかさっぱりわからない軸のぶれ方から見て、民主党の方がより危険と思うのだが……
 もうひとつ、わけがわからないのはメディアの報道の偏り方である。 民主党によるメディア操作・世論誘導疑惑が再燃任天堂新聞 さん)。なぜ任天堂ゲームのサイトで??? と思わなくもないけど、メディアの民主党もちあげっぷりのおかしさを指摘。
  報道ステーション「民主寄りじゃない」と自己弁護した矢先……ubu'sReport さん)。グッジョブ!
 まあ、そもそも同じ政策思想を持った集団という性質が政党からなくなってる時点で、比例代表制なんて制度を取り入れたのが変なんだが、そうなったものは仕方ない。現状で「まだマシ」になるようするしかない。
 あ、あと民主やらが主張してる外国人参政権だけど、世界各国で認められている、と言ってるが、 こっちの資料 を見るとほとんどが相互主義で、民主がやろうとしてるような無制限かつ一方的な参政権の付与というのはほとんど前代未聞である。こいつらには絶対政権を取らせたくないなぁ。
P.S.よく考えりゃ二つしか選択肢がないわけじゃないんで(政権を取れそうなのというとそれくらいだけど)、タイトルをちょっと変更。あと、外国人参政権について明日、ちょっとだけ。

[必殺] 大奥の天下に挑む紅い声

 白濱屋の前に赤ん坊が捨てられる。飯盛り女たちはおもちゃでも拾ったようにはしゃぎまくるが、直次郎は赤ん坊に自分の姿を重ねる。しかし、白濱屋の前に現れた母親らしき女が二人組の男に殺される。なにか裏があると睨んだ直次郎はさぐりを入れるが、大奥につながりのある井筒屋が裏で糸を引いていて、さらにその糸を引かせているのは大奥の実力者染井だった。なんと赤ん坊は将軍の子で、自分の権力を守ろうとした染井が乳母と子の命を狙わせたのだ。井筒屋は事の露見を恐れ、二人組を配下に始末させ、さらに直次郎に二人を見張るようたのまれていた、直次郎のなじみの女郎までが殺され……
 大奥が舞台になるためか、冒頭以外幕末臭は薄い。幕軍側と官軍側とでどっちが勝ってもいいようにとちゃっかりしているおいねや、敗走してくる幕軍くらいか。しかしこのシリーズ特有の混乱期ゆえの猥雑な雰囲気は保っている。おもちゃのように捨て子を扱う飯盛り女たちを見て、七歳のときに無理矢理童貞を奪われ女性不信になった過去を土佐ヱ門に語る直次郎。そして赤子に情を移しすぎたばかりになじみの女を死なせてしまう。今回は完全に直次郎の話。若い男をあさり、すでに倒れる寸前の権力の座にしがみつこうとし、将軍の子を産んだ女をヒステリックに拷問の果てに責め殺す染井の色と欲とがすさまじい。

[アニメ] 光と水のダフネ

 タイトルと最終話サブタイトルが同じ。ネレイスカムチャッカ支店一行は、失われたマイアの記憶を求めて喪われた海底都市エルピダへ。そこで甦った記憶、見つけたものは……
 すげえ。まさかここまで大化けするとは思わなかった。マイアの命すら狙われるエルピダの秘密が明らかに。これは世界各国が封印しようとするわけだ。そして、唯一浮いていた感のあった「おじいちゃん」の存在がピタリとはまる。そうか、そういうことだったか。いや、もう実に見事としか言いようがない。見事なオーラス。ブラヴォー、おお、ブラヴォー!
 最後、つかさが見せる少しさびしそうな笑顔が非常に印象的。最初の頃の方の寒さや個性的過ぎるバランスのキャラデザや作画にめげず最後まで見続けた甲斐がありましたわ。


2001年07月01日() 旧暦 [n年日記]

ウィルス種ゲイツ型

 なんか一週間遅れの デジモンテイマーズ 見てたらゲイツちゃんがウィルス呼ばわりしてた「オープンソース」が話題に。正確にはオープンソース全部をゲイツちゃんが毛嫌いしてるわけでなく、自社の利益の侵食になりかねないGPLなどのライセンスを毛嫌いしてるのだけどね。
 デジモンシリーズをまともに見るのは実は今回がはじめてで、一番最初の「デジモンアドベンチャー」は面白いという評判を聞きつつも、一年のシリーズの途中から見始めるのも気が引けて見ず。続く「デジモンアドベンチャー02」は、前作に比べて評判がぱっとしなかった。実際見てもそれほど面白いとは思わなかったし。
 デジモンというと知らぬものはなき「ポケモン」のパクリなわけだが(おいおい)、ポケモンのアニメとは異なり、あくまで主人公は「現実の子供たち」というラインが決定的に違う。前二作は殆ど知らないので「テイマーズ」のみの限定だが、ポケモンでは目的はポケモンを集め、強くなっていくというRPG的願望の充足に絞られ、「ポケモンマスターって、一体どうやって稼いでるの?」とか「ポケモンマスターって一体ナニよ?」とか、「ポケモンってナニ?」という疑問は不可侵の領域、すなわり「お約束」においやられてる。しかしいっぺん思考停止…もとい、それを受け入れてしまえば、話自体はとてもわかりやすく楽しめる。
 一方デジモン、特にテイマーズはそれほどものわかりのいい世界ではない。イレギュラーな現象を排除しようとする社会、ある意味リアルすぎて嫌になるダウン系の教師、友達でさえありえない現象を突きつけられて戸惑いを見せる。しかも、実体化の理由はわからないが、元々はネット上でオープンに開発された人工生命の研究データが「野性化」し、ネット上を徘徊してるという設定はまるでSFである。つまり結局「デジタルワールド=ネット上の仮想世界」になる。ポケモンでは敢えてぼかされていた「ユーザーの都合によって生み出された、闘う為だけの不自然な存在」であるデジモンを見せ付けようとしているようだ。でもあくまで戦闘のこまとしてのみ扱われがちなポケモンと異なり、しっかり「パートナー」という関係を書こうとしている。つまりポケモンはあくまでファンタジー(あれが正当ファンタジーということでなく、幻想という意味で)世界での願望充足、エンターテイメントに徹してるのに対し、デジモンは現実の視点に近い部分を持ってる。それが余計な部分と受け取れるか、リアリティと受け取れるかはそれぞれだけど、上手く行けば面白いと思うのだけど。
  アギト は冒頭でギルス大暴走。G3の中身がはじめて知り合いだと知るアギト…って、あれ? そういえば今まで知らなかったんだっけ? っつーか知らずに終盤まで行くかと思ってたのでちょっと意外。ま、予告のケルベロス乱射もカッコ良かったので今日もまた良し、ということで。

 うーむ、駄文だ。