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2012年07月18日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] うた恋い。#1とキックオフ#16とはぐれ勇者の鬼畜美学#1

  超訳百人一首うた恋い。 #1「高子と業平」。藤原テイカーもとい定家が司会になって百人一首の歌に込められたエピソード(大分想像混じり)を単発エピソードで紹介する番組。第一回は歌仙在原業平と後に皇后となる藤原高子との有名な恋の話。史実的には「駆け落ちしたけど途中で諦めちゃいました(テヘペロ)」みたいなちょっと締まらないエピソードっぽいアレだけど、不遇な半生からすべての現実に一線を引いたかのような業平の悲しい諦観という解釈になっている。それでもってそこに持ってきたのは「ちはやぶる」の一首。紅葉で溢れかえる様子を駆け落ちの時に高子が内に着ていたものと引っ掛けて既に皇后となっていた高子をからかってたという「超訳」になってる。
 とかくかたいと敬遠されがちな古典を、妄想も混じった解釈で親しみを持たせながら紹介という、深夜番組に似つかわしからぬ教養あふれる?番組。「ちはやふる」の便乗企画かと思ったけど、これは案外と面白い。

  銀河へキックオフ!! #16「スリーUの決意」。地区大会に優勝し、次は都大会。麗華母の用意した豪華なお祝いの席上、コーチは都大会までの三日間、完全休養を言い渡す。しかし気がはやるイレブンは(竜持を除き)皆自主練やる気満々。特に植松、浮島、内村のスリーUは自分たちの必殺技を生み出そうとする。その裏には三人のとある決意が……
 これまで人数合わせ的に「三つ子には全然及ばないけど、そこそこできるユニット」みたいな扱いだったスリーUがメイン。と言っても最初に翔の誘いを断って、三つ子復帰後に参加したのであまり印象が良くないんだけど、彼らには彼らの事情があってのこと。中学受験を目前にして、チームの解散もあって一度はサッカーを諦めたものの、チームの復活を期に参加、最初は最後の思い出に、くらいのつもりだったのが、勝ち続けることでずっと一緒にいた三人で最後までサッカーを続けたいという想いが生まれてしまった。
 しかし三人でサッカーを続けたいという植松の気持ちが空回り、三人は仲違いをしてしまう。
 これから集中的にマークが厳しくなるであろう三つ子をフォローする意味での戦力アップと、脇役三人へのクローズアップ回で、三人のストロングポイントも明らかに。(三つ子ほどじゃないけど小さい頃からずっと一緒にサッカーをやってきたチームワーク)
 どうも三つ子の「大三(角形)」と加えて新たなバリーエーションの可能性もあるようだけど、新キャラ出てきて影が薄れなきゃいいけど。
 次回は翔の過去の話。案外とメンタルが弱い部分があったけども、本来は弱気な性格だったらしい。そして過去の三つ子……全員同じ髪型かよ! 見分けつかねーよ!

  はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ) #1。異世界アレイザードに召喚されシルフィード王国を魔王から救った勇者アカツキ。王女やメイドたちの遺留を振り払い元の世界に戻ってくるが、実は彼は戻る際に異世界の少女を一緒に連れ帰ってしまっていた。
 そして戻った現実世界では、実は過去アカツキのように少年少女たちが異世界に召喚され戦士として戦い戻ってきたという事件が多発していた。彼らは異世界で身につけた異能・技能をそのまま使えることから才能を社会に役立てるという名目で「国際教育機関バベル」に強制転入、そこで教育と言う名の隔離をされることに……
 最初何も予備知識無しに見ていて「異世界召喚物ね」と思ってたら、「もう魔王を倒した」となって「あれ?」。しかもむしろメインは現実に戻ってから。異世界で身につけた技能はそのまま使えるというチート設定で、そのことから国際機関の用意した教育機関の管理下におかれるという設定で、異世界召喚ものと異能者ものを混ぜあわせた学園モノというのは、かなり斬新。
 まだ現実世界の勢力図とかがよくわからないので、様子見だけど設定の発想は面白い。


2011年07月18日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その4

  緋弾のアリア 。え〜、なんと申しましょうか。徹頭徹尾、面白くありませんでした、と。構成自体のまずさもあるんだけど、それ以前の問題がいろいろと。偉人やら創作上の人物をモチーフにするのはいいんだけど、お遊びも何にもなくって、おもしろみが少しもない、というのと、根本的にキャラに魅力がない、というのが問題点でしょうか。あ、作画は丁寧でした。(一応フォローのつもり)

  電波女と青春男 。夏祭の仕切りを兼ねた町内対抗草野球大会で、リュウシさんと一緒に行くお祭のため、それ以上にエリオに少しでもいいところを見せたいが為、諦め悪く最後の奇跡を望みつつ打席に断つ真。まあ、実際はそう都合良く行くわけはないんだけど、まあそこはフィクションなので。あと、自称宇宙人で超能力者の社の力もあるのかないのか。
 まあ、ご都合主義のベタな話ですが、割と楽しめたシリーズでした。


2010年07月18日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイ#22とW#43

  ゴセイジャー #22「オーバー・ザ・レインボー」。今回はかつて普通のヘッダーだったゴセイナイトを退けた幽魔獣、ネッシーのウオボ渦が敵。人々の影を奪って意識不明にしていくのだけど、特殊能力だけではなく元々が強力らしく、ゴセイナイトもいつも以上に慎重。つか、デレ期? このシリーズ構成はツンデレというものがいまいちわかっておりませんな……
 玩具的にはグランディオンとゴセイグレートが合体した「グランゴセイグレート」の登場が主。
 今回の敵の元ネタは「ウォーターホース」だろうなぁ。未見だけど、もろネッシーネタの映画。


  仮面ライダーW #43「Oの連鎖/老人探偵」。探偵事務所を訪れた良枝の依頼は、娘を救ってくれというものだった。しかし彼女が連れているのは老婆……なんで娘じゃなく母親を連れてきたのかと首をひねる翔太郎たちだったが、実はその老婆こそが娘のみゆ。何故か一晩で老婆になってしまったのだという。
 どう考えてもドーパントの仕業と調査を開始するが、ウォッチャマンからの情報で「老けさせ屋」と呼ばれる恨み代行業者の存在を知り、占い師に扮しているという老けさせ屋を見つけるため、片っ端から占い師を調べ出す。
 そしてついに老けさせ屋を見つける翔太郎たちだが、老けさせ屋はオールドドーパントに変身、アクセルを老けさせようと攻撃を繰り出すのだが……アクセルには何の効果もない。慌てるドーパントは続けてWに同じ攻撃をすると、今度は翔太郎の支配する左半身に異常が……変身も強制解除され、その隙に犯人に逃げられてしまう。
 だが、Wの異常はそれでは収まらず、翔太郎はなんだかヨボヨボしてまるで老人のよう……しかも言動だけではなく、翌日には本当に老人になってしまっていた。
 フィリップたちはみゆが児童劇団で主役を射止めたことを快く思っていない人物が犯人と当たりをつけ、検索をかけようとすると、地球の本棚にはすでに来ていた若菜が狂ったように検索をかけていた。若菜はシュラウドの事を調べていたようなのだが、一体何故そこまで必死に調べようとしていたのか……?
 オールドドーパントを探し続けるフィリップとは別に、竜は意味ありげな言葉を残すシュラウドの手がかり、そして彼女が暗示したようにオールドドーパントの攻撃が効かなかった理由を知るために園崎冴子を捜し出してシュラウドの正体を問い詰める。だが、彼女の口から聞かされたのは、井坂にウェザーのメモリを渡したのは他ならぬシュラウドという事実……竜は本当に復讐すべき相手が自分を利用し翻弄し続けてきたシュラウドだと知り……

 竜にアクセルのメモリとドライバを与えた謎の存在として現れ、園崎家に敵対する謎の人物として事態を操り続けていたシュラウド。若菜は琉兵衛からその正体を明かされるのだけど、どうもやっぱり、フィリップたちとの関係は想像の通りらしい。
 かつてミュージアムに所属していた優秀な科学者だったシュラウドは、何らかの事情で琉兵衛とミュージアムに激しい憎悪を抱き、離反、ある目的から井坂を唆し竜の家族を殺させドーパントへの憎悪を抱かせたり、財団Xに密かに技術を流して独自のメモリ開発を促したりしていたらしい。どうもこの独自のメモリは劇場版に出てくる予定のT2メモリーらしいのだけど、竜に目を付けた理由はまだ不明。「テラーの攻撃に似てる」と翔太郎が言っていたオールドの攻撃が効かないことから、テラーの攻撃が効かない特殊体質とかいうことなんだろうけど。


2008年07月18日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] マクロスF#15

  マクロスF #15「ロスト・ピース」。ガリア4から奇跡の生還を遂げたランカ。ドラマチックな生還劇に、フロンティアでのランカの人気はますます上昇する。それを複雑な気持ちで見ているのは入院中のシェリル。グレイスが健康を理由に当面の仕事をすべてキャンセル。焦る気持ちは行き場を失う。そんなとき、アルトがランカとお見舞いにやってきた。無事だったランカと再会を喜ぶシェリルだったが、グレイスは目的のためにランカを利用した策謀を張り巡らせていた。しかしたまたまランカたちと関わったはずのアルトもまた、ヴァジュラをめぐる動きに巻き込まれていく。

 半分総集編。ブレラに助けられたことになってるグレイスが、これまでの動きの背景を説明する。どうも歌を使ってヴァジュラをどうこうする計画で、最初はシェリルを使おうとしていたけど、たまたまフロンティアにランカがいたために計画変更、ということらしい。ランカがいた先遣艦隊はどうもグレイスたちの実験場と化していたらしいが、シェリルも親の形見のはずのイヤリングがどうもグレイスたちの技術の産物っぽいところからすると、シェリルもやっぱ作られた存在、ってことか。
 グレイスはシェリルを見捨ててランカを使おうとするけど、アルトもまた、SMSオーナーに呼び出される。時々出てきたゼントランって、オーナーだったのか。レオン三島とグレイスとはヴァジュラを巡って敵対関係にあるらしいけど、アルトをどう利用するつもりなんだろう? それにすっかり蚊帳の外になってしまったシェリル。ランカのことは妹のように思ってるのだろうけど、仕事や、アルトを巡ってのことで心穏やかではいられない。でも、これで終わる女、じゃないよなぁ。と信じたい……


2007年07月18日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 誰が殺したコマドリを

  フジテレビ「ゴールデンタイムの視聴率が悪いのはゲームのせい」痛いニュース さん)。とりあえずネタ元の イギリス生活情報週刊誌 さんから全文引用。
7月の第1週、日本のテレビ業界に大きな衝撃が走った。なんと1週間の間に放送された番組の中で、ゴールデン・タイムに視聴率9%を超えたものが1つもなかったのだという。業界関係者らは、これを任天堂の人気家庭用ゲーム機Wiiの影響によるものと分析している。

フジテレビの専務取締役は「日本のテレビ視聴率は常に上下しやすいが、このように著しい低下はあまり経験がない。テレビそのものに問題があるというよりは、Wiiなどの外的な要素に左右されている可能性が高い」と話す。親達は、ゴールデン・タイムにテレビを見るより、子供達と一緒にゲームを楽しみたいと考えているのかもしれない。

7月11日付 「タイムズ」紙
  「タイムズ」紙 からの又聞き情報なので、まずはそちらを確認しないと……で、検索したら 見つかった 。タイトルは「テレビがWiiに負けた」みたいなニュアンスだけど、英文斜め読みすると、TBSの取締役が他チャンネルと競合するアイデアしか使ってないとは言ってますね。決してゲームだけを犯人扱いしているというわけではないけど、そういう体勢にしたのは誰だっての。
 もっともテレビの最高視聴率ってのは低迷の一途で、以前朝日新聞で記事が載っていたと思うのだけど、30%を超えた回数が80年代前半と90年代半ばにそれぞれ急激に落ちている。恐らく、テレビゲームの普及と、携帯電話の普及が時代的に重なってるのだと思う。
 ただ、特に他に競合媒体が登場したわけではないこの段になって極端な視聴率の低迷が起こるというのは、テレビ自体に吸引力がなくなったということであり、それは「テレビを見れば面白い」という期待を視聴者が抱かなくなってきた、ってことじゃないのかな、と思える。先日書いた「若年層のドラマ離れが激しい」ってマーケティング分析もその一環だろう。つまり、これまでの番組作りの問題がたまたま顕れてきただけで、これからそういうことが頻発していくのじゃないのかな。そうなっても目先の魔女狩りを行うのかなぁ。
 ただ、この記事に書かれてる「視聴率が9%を超えたものが一つもなかった」って、具体的なデータはどうなんだろう、とも思えるのだけど。確か7/7放送の仕事人2007は(あの内容なのに)視聴率20%超えたはずだし。

[アニメ] CODE-E#3とウミショー#3

  CODE-E #3「電磁波と研究のこと」。光太郎による千波美の体質の研究がはじまるが、研究以外無頓着な光太郎に千波美は振り回され気味。しかし、女っ気がないはずの光太郎と千波美が近づいたことで、彼に恋している九条園美が執拗な嫉妬心を燃やし、動揺した千波美の能力が暴走しかけてしまう。

 まー、なんとなく懐かしいというか、古くさいというか。ある意味見ていてあんまり最近の萌えとかではなくて安心しますが。
 で、ラブコメっぽい展開に突入してきて、ライバル? が登場なわけだけども、そのその、みんなに愛されてるな。なんか小動物的かわいがられ方の気もするけど。
 で、その秘密がなんかばれかけたりしてる気がするところで、もう一人のキャラクター、斎橋由真が登場。なにやら千波美をかばったり監視してたりするそぶりを見せてるけど、まあ正体は公式の紹介を見ればわかるんですが。
 それと、海外からこっちは本当に怪しげな二人組が登場。こっちは何か国家レベルの陰謀層だけど、当の二人はどちらかというとマヌケっぽい雰囲気が……


  ウミショー #3「魅せる!!」。三校対抗戦だったり、海に行っておぼれかけたり、イカマサ先輩の家の小料理屋を手伝わされたり。EDのタイミングがやけに早かったんで何事かと思いましたが、ED後にもう一パート。三パート構成だったんですな。確かに原作が一話で結構綺麗にまとまってるのに、無理につなげたり延ばすこともないですわな。
 しかしイカマサ先輩のセクハラぶりが、神の域にまで達してるような……つか、普通に犯罪?


 あと、ドージンワークが相変わらず後半がカオスってます。前半、露理がなじみにセクハラいやがらせ(重複)。女同士ならセクハラじゃないのかそうなのか。


2006年07月18日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] なにがしたいんだ?

 なんだか日記に異様な数のアクセスをしてくるロボットがいるので、「なんだ?」と思い見てみると、ソフトバンクが動かしてるロボットらしい。が、一体なぜそんなことをしてるのか、意図がさっぱりわからない。ソフトバンクってなにか検索エンジンとかやってたか? それにここ数日のログを見るとほぼ一分おきに、一日あたり千件以上アクセスしてくるのが異様にうざい。
 無料の検索エンジンとかなら公共の福祉と考えられなくもないが、なんのためにやってるかもわからないモンに無駄に煩わされるのはゴメンこうむる。yahoo!BBではなくソフトバンクってあたりがさらに謎だが、さくっとアクセス拒否設定。あ〜、さっぱりした。


  古賀氏、日中友好を強調 南京虐殺記念館を訪問Y!hl )。ん〜、別にいいんじゃね? いやなに、代わりに中国からも靖国神社を参拝に誰か寄越してくれれば(笑)。


 今さらだけど、 「川に落とした」畠山被告、彩香さん殺害を供述読売 )。あちこちで邪推はされていたけど、ついに供述が行われたそうで。正直、そうでなければいいな、とは思ってたんだけど。そんな事例は、悲しいかな少なくないが、それでも子供が親に殺されるなんてことがなければいいと思ってた。
 で、こんな批判が。 橋上の目撃情報、4月中から…遅れた捜査に批判の声読売 )。これは正直微妙かもしれない。これだけで事件性が高いとは、普通は判断しづらいと思う……
 以下は無責任すぎる雑感。事故として処理されたのに「事件じゃないか」と警察にねじ込み、その後再度の犯行を行ったってのは、ひょっとしたら見つけて欲しかったからかもしれない。良心の呵責、ってわけではなく、自分の行動に気持ちの処理が行えず、でも自首も出来ず、破綻でもなんでもとにかく事態を決着付けたかったんじゃないかと思う。破綻して発覚するか、「見つからない」という安心感が欲しかったのか、自分で破綻させるという勇気がなかったのだろう。この手の行動は、衝動犯とかに結構多く見られる。
 しかしやりきれん。


  お寿司の魚 お勉強/碧南海浜水族館朝日:愛知 )。これは面白い(笑)。水族館で寿司ネタの魚を見て「うまそー、くいてー」と思うことはあったが、それに特化した企画というのはついぞ思い当たらなかった。水族館で「おしゃれー」とか「魚、カワイイ! 食べるなんてとんでもない……」なんて偽善者じみた、あるいは「水族館のお魚は見るもので、スーパーとかお寿司屋の魚は食べるもの。別の魚」と勘違いしてる向きにはとてもよろしかろう、などと思ったりもしてしまう。
 見て美しいと感じ、それが人間の「食」にも繋がるということを実感し、そしてそれが生き、どのような生態を持っているか……そこまで行かずとも、生きて動いてる姿を見、それが自分の普段の生活とつながってることを感じるのは、良いことなのではないでしょうか? できれば見に行きたいなぁ。

[特撮] カブト#24とボウケン#20

  カブト #24。天道と決闘する神代は、決着の寸前で決闘を止めたじいやの軍配が天道に上がったことに納得がいかず、負けを認めないばかりかじいやにクビを言い渡す。その上天道の屋台の前に高級食材を使った激安ラーメン店を作り、勝負を挑んでくる。利益無視の滅茶苦茶なやり方に顔色を変えたじいやに、天道は「まかせてください」と言うのだが……
 一方、自分の過去を知るために封鎖された渋谷廃墟に入ろうとするひより。その決意を知り手伝おうとする加賀美だが、天道からは「ひよりのためを思うなら、やめておけ」と意外な言葉が。「すべての鍵は渋谷廃墟にある!」と訴えても、上司の田所からも止められる。しかし理由もわからずそんなことを言われても納得するわけがなく、加賀美はひよりの部屋に行きひよりに会おうとするが、そこで見たひよりの幼いころの写真を見て驚愕する。ひよりの母の指輪には、渋谷隕石の破片がはまっていたのだ。ひよりの両親が健在の時には、まだ渋谷隕石は落下していなかったはずなのに……
 ラ・メーン、引っ張るなぁ。神代は子供じみたわがままさ丸出しで、唯一たよるべきじいやにまでクビを言い渡す。それでも神代家の家計を心配するじいやの為に、天道が一肌脱ぐ。じいやの作ったラーメンを食し、その味に込められたじいやの自分への愛情を思い知った神代は、今度は潔く敗北を認める。本当にじいやもなんでこんなに尽くしてるんだろう?
 というおちゃらけパートの一方で本筋。本来あるわけのない時期からひよりの両親の元にあり続けた隕石の破片。「あるはずのない時期からあり続けた」というと、天道が持っていたベルトを連想するが……封鎖された廃墟に入るひよりをサポートしようとする加賀美に、それを防ごうとする影山たち。ワームまで出現してピンチ、の時に天道登場。「仕方がない奴だな。後悔しても知らんぞ」と言いつつ、加賀美とともにワームたちを撃退。なおも渋谷廃墟内へ進ませまいとする影山を、「借りは返す」と神代が立ちはだかり足止めする。
 どうやら次回、渋谷廃墟の中の扉を開け、とんでもないものを見るらしいが……何?
 あと、先週書き損ねたけど、サソードってギルス以来久しぶりの触手ライダーだったんだな。


  ボウケンジャー #20「新たなる巨人」。自分に半分流れるアシュの血に怯え、いつ自我を失い明石たちを傷つけるかと、ボウケンジャーの仲間になることを拒む高丘。そんな折、クエスターたちがプレシャスを奪い、街を破壊し始める。クエスターたちの装備するゴードムエンジンのために力を発揮できないまま、必死に応戦するボウケンジャーたち。そして奈月が高丘の説得に乗り出す。
 過去に苦しむ高丘に、過去を持たないことで苦しんでる奈月が説得にあたるってのは面白い。そのせいで次回、ブラックとシルバーが衝突するらしいが……ま、性格的にも一番そりが合わなさそうだしなぁ。
 で、タイトルで予期させた通り、シルバー専用の新ロボ登場。消防車、救急車、パトカーとサイレン系の車が合体して巨大ロボに。「ジャッキアップ」して変形するって図は、ちょっと度肝を抜かれた。少しだけアイアンギアを思い出した。ダイボウケンとの更なる合体はあるのかな?

[アニメ] シムーン#15

  シムーン #15「一人、また一人」。タイトルから不安が募るけども、これは敵の陽動にのり、パライエッタが戦力の分散をさせてしまったため。前回「ネヴィリルのことを考えすぎて他の仲間の命を軽視するな」と言ったユンの忠告どおりに。あくまで巫女であり軍人ではないのだけど、これは大チョンボだなぁ。
 前回から今だ自室呆然とし続けてるドミヌーラ。目に完全に生気がなく、自慢の縦巻ロールも崩れたまま(笑)。リモネの呼びかけにも答えないが「ドミヌーラと一緒に飛びたい」という言葉に、リモネのパルとして生きるという目的を生み出し、シムーンの秘密に触れ失ったなにかを埋め合わせる。で、復活ドミヌーラの食いっぷりと来たら……元気になったら縦ロールも復活してるし!? あれはドミヌーラの体力パラメーターだったのか!!(いや、単に食事の後髪を整えただけだろうってばさ)
 自分の判断に自信が持てないパライエッタは、復活したばかりのドミヌーラに意見を求めるが、「起きたばかりの私の判断より、あなたの判断は不確かなのかしら?」とキツイ一言。パラ様、いいところナシ。


2005年07月18日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] HAMACON2 二日目(2)

  HAMACON2 二日目レポート続き。

狂乱酒場2ーハインラインと矢野徹氏を偲ぶ:

 二コマめが終わり、ディーラーズでまったりしていたところ、T氏が訪れる。T氏には前日に中華街を案内してもらっている。この後どこへ行くか、というので「狂乱酒場」でも行く? ということに。ただしディーラーズが15時で閉められるので、荷物の撤収に早めに引き上げなければいけないのだけど。
 たまたまやってきたU氏(U氏も前日の夕食のメンバー)もとっつかまえて、三人で狂乱酒場に。
 前日の狂乱酒場1は酒が入っての企画だったらしいけど、2はいたって真面目。元々企画主催者のハインラインファンでもある 西村屋 さんが日本のハインラインマスターである矢野徹氏とニフティで知り合い、いつかSF大会でハインラインの企画を行おうと話し合っており、矢野氏のご自宅も近いこのHAMACON2で、と言っていたところ、去年の訃報。だからこれはハインラインの企画でもあり、矢野氏の企画でもある。
 矢野氏がハインラインに深く傾倒しており、個人的な親交もあったのは有名な話だが、矢野氏とハインラインのなれそめからまずは紹介される。矢野氏は戦時中善通寺市騎兵連隊に所属、復員後、京都で通訳をしながら食いつないでいた。SFとの出会いは、まさしくこの時期。米軍司令部の入っていた建物の地下のボイラー室で、廃棄されボイラーの焚き付けにされるのを待つばかりだった数万冊のペーパーバックと出会う。矢野氏はそのペーパーバックを読み漁ることで海外SFというものを体験し、非常に衝撃を受ける。特に、L.A.ハインラインの作品に深く傾倒していった。氏によればペーパーバックを読みながら英語を覚えた、ということであり、翻訳業で生計が立つようになった氏はその意味でもハインラインに感謝していたようだ。また、この京都司令部にはハインラインの実兄であるハインライン中将も当時いた、ということであり、かなり因縁めいた話ではある。
 その後海外SF誌に自作のSFを投稿し、それがきっかけで海外の出版社から頻繁に本が送られて来るようになり、そして世界SFコンベンションであるワールドコンに招待される。ワールドコンと米国滞在中の海外のSFにすっかり浸った氏は、帰国後、日本SF大会の開催など、日本SF界に決定的な活動を数多くなす。
 ハインラインの三度の来日時にも三度とも個人的に面会しており、その関係はもはや単なる作家と翻訳者のそれを越えていた。
 そして1988年に肺気腫によりハインラインがこの世を去る。NASAで行われたハインラインの追悼記念に招かれ、SF関係者・著名人が追悼を述べる中、その締めとして矢野氏が追悼の言葉を述べている最中、ハインライン読者から受けたメッセージを紹介しているときに感極まり絶句し、「これ以上なにもしゃべれません」と壇上から降りた。聴衆からは感動の拍手が巻き起こったそうである。
 矢野氏は作品・人生共に非常にハインラインに影響を受けているが、矢野氏が最も好きな作品のひとつが「宇宙の戦士」だそうである。何故か。それは、この作品がすべての軍曹に捧げられた作品であるからだ、ということらしい。先にも書いた通り、矢野氏は従軍経験者で、戦車兵、しかも階級は軍曹だったそうである。ハインライン、特に「宇宙の戦士」は一時期一部で軍隊賛美とバッシングを受けたことがあり、矢野氏もその関係で右翼と叩かれたそうだが、矢野氏はそんな批判にもあえてなにも反論しなかったという。自分も最初「宇宙の戦士」を読んだときは軍隊賛美的だと感じたが、実際にはそんな単純なものではない、とある時期にようやくわかってきた。戦争賛美ではない。戦争批判でもない。そこにあるものは、従軍経験者でなければ完全に理解しきれない、人生そのものだ、ということだ。
 そのようなことも含めて、矢野氏は全身全霊人生の中でSFと向きあって来た。翻って自分たちはどうだろう、と思わざるを得なかった。そのような真面目に、真摯に向き合って人たちの影響は薄れ、やがて拡散しつつある。押し付けることはもちろん良くない。しかし、我々は(SFに限らないことだが)それを伝えるためのことをなにかしただろうか、あるいは十分にしただろうか、と恥ずかしく思えてきてしまった。
 知り合いが「今の子供がバカなのは、大人がバカだからだ」と言っていたが、結局SF界隈でもそれは真実なのだろう、と思った。そしてその「バカな大人」の中に自分も含まれている。
 ハインラインの主要作品紹介の部分で私は退席せざるを得なかったけども、この前半部分だけで私にとっては今回のSF大会に参加した意義の半分くらいは満たしてくれました。

マスカレード&クロージング:

 ディーラーズを引き上げ後、クロージング(閉会式)が行われる大ホールへ。「機動戦士ガンダム MS IGLOO 一年戦争秘録」の予定がずれ込んだため、その後の企画であるマスカレードもずれてしまっていた。人の入りは、1/5〜1/4かそれをちょっと下回るくらいか 。いや、マスカレードって見るための精神的閾値が結構高いんですよ。なぜかは、見たことがある人はわかると思いますが。(^^; おまけに機材のトラブルでBGMの準備に支障があり、進行が滞る。その救世主がステルヴィアのしーぽんのコスプレをしていた「司会のおねーさん」こと毛利摩生嬢。オープニングの司会等も勤めたのだが、進行が滞るたび、絶妙のフォローで会場を沸かせていた。今回もそのトーク術が炸裂! マスカレードそのものより面白かったかも……
 審査員は水野良氏・福井晴敏氏・野田昌宏氏のゲスト・オブ・オーナー御三方と大会実行委員長。が、水野氏と実行委員長はともかく、福井氏と野田氏はどう反応していいのか、という感じ。わかりますわかります。
 で、15分の討議時間兼休憩を挟んで結果発表ということに。その合間に、進行が押しているため「センス・オブ・ジェンダー賞」の発表&表彰。特別賞は川原泉「ブレーメンII」、大賞は粕谷知世「アマゾニア」。本当は特別賞には小谷真理氏の著作も挙げられていたらしいのだけど、ジェンダー研関係者ということで辞退。あまりこの賞自体は興味ないけど、受賞者のコメントはなかなか楽しかったです。あと、いきなりアマゾネスの格好でマツケンサンバIIはじめたのも……でも微妙に振り付け間違ってました。
 その後、マスカレードの受賞者発表&授賞式。受賞内容は、多分に大人の配慮が働いてました(笑)。また、ここでも野田大元帥の天然ボケ炸裂! いやぁ、やはりすごい人です。
 センス・オブ・ジェンダーとマスカレードの授賞式の最中に人もかなり集まり、クロージングが開幕。まずは「シール企画」「オールタイム地球海洋SF」「暗黒星雲賞」の発表&授賞式。「シール企画「地球海洋SF」は省略するとして、「暗黒星雲賞」。「 企画部門」は「タイムテーブル」。うわ、そう来たか。やっぱみんな引っかかってたんだなぁ。「ゲスト部門」は笹本祐一氏。え〜、ちなみに笹本氏、スペースシャトル打ち上げ遅延で結局大会には参加せず、「ARIEL」星雲賞受賞のコメントでは「SF大会よりスペースシャトル打ち上げを優先させるのがファンの期待する笹本祐一だと思いますので……」というステキコメントを出してました。「コスプレ部門」は、「司会のおねーさん」。受賞理由は「進行は最悪だったが司会で救われた」と、やはりあのフォロートーク術が大きかった模様。他には「太もも」とか……自分の名前が呼ばれた瞬間「え !?」と無茶素で声が裏返ってました。(^^; 自由部門はこれも「タイムテーブル」。もはやなにをかいわんや。「幸運部門」(投票者一人を無作為で抽選)は時刊新聞社のサイトウさん。受賞現場でも取材してました。(笑)
 その後、ついにクロージング本編。司会のおねーさんが「SF大会の参加は初めてだけど、こういう楽しいイベントだったらまたお手伝いしたい」と、うかつな事を。きっと会場の半分くらいは心の中で「志村、後ろ後ろ!」と思っていたことでしょう。そしてその予感は現実のものに……
 まずは来年の「ずんこん」と再来年の「WORLDCON NIPPON 2007」の実行委員会から挨拶。「ずんこん」のスタッフが挨拶終了間際に突然思いつき、司会のおねーさんの元に一枚の紙切れを持って近付く……そう、「スタッフ登録票」。いや、こうなる予感はしてました。そして閉会の挨拶。「家に帰るまでがイベントです」と送り出しの挨拶をする司会のおねーさんの背後から退場したはずの野田大元帥が「ぬっ」と現れ、おねーさんに握手を求める。司会のおねーさんと野田大元帥、おいしいなぁ。
 というわけでなんとか二日間の日程も無事終了。スタッフの皆様及び参加者の皆様、御疲れ様でした。


2004年07月18日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 「ガンバレ」と言う残酷さ

 世間のどれくらいが意識してるかはわからないが、「ガンバレ」という言葉は残酷である。
 「頑張っている」というのは状態、それも相対的な状態であり、具体的な行為や手段はおろか、場合によっては目的すら不明なまま使われることがある。自分にも覚えがあるが、言われたって「なにを頑張ればいいか」わからず「頑張れない自分が悪いんだ」と却って悪い循環に入ることだってある。そういった厳しさをふまえて使う人も、いることはいる。
 しかし、よりたちが悪いのはそういうことをまったく意識せず、無自覚に「ガンバレ」という言葉を使って、言いっぱなしのまま自分はいい事をした、と思ってしまう場合である。
 ガンバレという言葉を使うな、とは思わない。それに残酷さを知った上で「ガンバレ」と言いたくなることもある。しかし、その言葉が却って相手の負担になることもある。それを思うと安易にそうは言えないのだ。
 世の中、結構曖昧でいい加減なもので、それなりにずるずるでもどうにかなることもある。でも同時においしいものを食べたときはおいしいと言いたいし、腹が立つことは腹が立つと、哀しいときは哀しいと、楽しいことは楽しいと、ちゃんと思っていたい。それといい加減さとの間で丁度良いところを見出していくのは、多分ずるい生きかたなのだけど、私はそういうずるさを身につけていきたい。

[その他] リムーバブルケース

 こないだのHDDのデータクラッシュに懲りて、バックアップの利便性を図るためHDDリムーバブルケースを導入。と言っても実は接続は内蔵のものではなくUSB接続で外付けHDDとして使用するもので、 RatokSystemU2-IFK1 。探してもオウルテックのHDDリムーバブルケースが多いし、あってもRatokの外付けユニットを置いてる店がほとんどなくって参った参った。通販しかないかなぁ、と思ったが、どうにかDOSパラにあるのを発見。なんで内蔵ユニットでなく外付けユニットにしたかというと、ノートのバックアップも行いたいからだけだったりする。値段が高いのは諦めていたし持続して使用するつもりもないので発熱の問題は最初から切り捨ててるのだけど、まあ、 価格.com で調べてもそれ以下の値段で買ったから、そんなに悪くはないのかもしれない。
 今日は夏バテ対策にトルコ料理を。まだ行ったことのない「ユーラシア」に行ってみる。全般的にちょっとお値段高め。元々夜の営業がメインなこともあるのだろう。入ったときにはわりとガラガラだったので心配したのだけど、料理を待ってるうちにカップルが次から次へと……ちょっと居づらい。頼んだのはシシケバブのセットだけども、わりとさっぱりした味付けで夏バテでも食べやすいと思いますた。でも一人で行くならやはり「オリエンタルの青い月」の方が気楽かな?
 店内にはなぜか森山周一郎のサインが飾ってあったりもして、私の入る前からいたカップルの男の方が「あれ、誰?」とか指差してた。すると女の方が「声優、っていうか、役者なんだけど……」よく知ってるなとちょっと感心。またプロジェクタで映画も流してたのだけど、なぜかそれが「 陽だまりのグラウンド 」。トルコ料理屋で、何故???
 帰りに目と肩が痛かったので薬局によってサロンパスと目薬を購入。ところが目薬さしたら、肩こりの方もかなり軽くなってしまって……眼精疲労から来る肩こりだったようです。ちゃんと目ぇ休ませないとなぁ。

[アニメ][特撮][その他] お題は箱、または自由

  NHK歌壇 の今回のお題。そんなにはっとする鮮烈な歌はなかったけど、粒はそろっていた。あと、添削コーナーは相変わらず巧み。
  ウォーターシップダウンのうさぎたち は、戦力では圧倒的にエフラファーに劣るヘイズルたちは、エフラファーの内側からウーンドウォート将軍を失脚させようとたくらむ。その相手として選ばれたのはエフラファーのアウスラー(士族)キャンピオン。エフラファーながら将軍の暴政に心を痛めるキャンピオンならば、とためしに話を持ちかける。しかし密会の現場を見られ、将軍に問い詰められたキャンピオンは話に乗ったふりをしてヘイズルたちの村をつきとめるつもりだ、と弁解する。その芝居のために再度の密会の現場をエフラファーのアウスラー・バーベインの隊が襲う。ヘイズルたちと逃げるキャンピオンだが、それが芝居であること、将軍の策略であることを吐露し、自分の立場に迷う。そんな折、帰りの遅いヘイズルたちの様子を見に来たピプキンが川に流されてしまい……
 いやはや。面白い面白い。ガン種なんぞよりよほど政治的アニメだ。お互い策略を張って裏を探り合い、また策を練る。キャンピオンは多分、本当に裏切るべきかどうか、当人にもわからないんでしょうな。結局策略を見破られたふりをしてエフラファーに一旦戻るわけですが、どうもキャンピオンの心中は将軍はお見通しのようで。代わりにバーベインが連れてきたピプキンを懐柔して利用しようという策略のよう。しかし、「将軍」という呼称といい、どうしても北の将軍様を連想するんですが……
  デカレン は七番目の戦士・デカブレイク登場。特別指定凶悪犯罪対策捜査班、略して特キョウのエリート。噂と違って、外タレではありませんでした。さっそうと現れ、デカレンたちも苦戦する敵をあっさりと片付ける。しかしその言動は一々厭味。「正義は勝つ!」というバンの信念を、あっさり「ナンセンス」と否定するなど、ドラマ的にもいろいろ引っ掻き回しそう。デカレンメンバーの名前は推理小説作家(姓)+お茶(名)なのだけど、姶良(あいら)ってのはどうも アイラ・レヴィン っぽい。他のメンバーとの違いが反映されてるのかも。「鉄幹」は鉄観音茶で間違いないでしょう。乗っている巨大メカはバイク。デカレンロボが乗ったりというスチールが公開されてるから、多分乗るんでしょうな。巨大バイクに乗る戦隊ロボは当然初めて。だけでなく、どうも「いかにも」な手のようなハンドガードの形から判断して、多分合体するんでしょう。しかし悪役のへタレ具合は微妙に気になるかも。特キョウの訓練シーンがまんまガンカタの訓練シーンなのは笑った。エージェント・アブレラの捨て台詞の数々はなかなかかっこよい。
  ブレイド はまあ、いろいろ。蘭姉さんがカリスに見つかったときに虎太郎を失神させてカリスと対決したのは、ちょっとは虎太郎に思うところがあったのかしらん? 虎太郎を人質にするのはカリスには有効だとわかってるはずなのに。で、蘭と狼が封印。蘭はQシリーズだけど狼はJシリーズ。ブレイドは既にJのカードは持っているから、狼は一旦再解放されるのかな? 象の兄さんは他の連中が潰しあった後、残った奴を倒そうという漁夫の利を狙ってるらしい。セコイというより誰が残ろうと潰せる、という自信だろう。で、来週はブレイドの新フォーム・Jフォーム登場。でも金色になって羽生えるだけだからなぁ。
 雑誌で劇場版の発表会見の様子が載っていたけど、舞台はテレビシリーズの4年後というまたも意外なパターン。ブレイドたちのAアンデッドも解放される(つまりビートルアンデッド、スタッグアンデッド、マンティスアンデッドが登場ということか)そうだけど……なんかライダーのようなそうでないような、変な連中も一緒に写ってるんですけど???


2003年07月18日(金) 旧暦 [n年日記]

ダメ人間

 久しぶりに無茶苦茶落ち込むことあり。因果応報といえばそうなのだけども、やはり落ち込むことは落ち込むのだよなぁ。自分が無能でダメ人間だということを実感せずにはいられない。自分はこういうの溜め込むタイプだから、せめて日記とかで発散するくらいしかないのだよなぁ。でも、多分本当に悔しいことは人になんか言えないのだろうな。
 先日、外出時に Le'snote W2 をMP3プレイヤー代わりに使っていたら電池の消耗が激しく、「こりゃやってられんわい」と、仕方なく NOMAD MuVo を購入。W2を買ったときのポイントがかなりついていたので、そのポイントで足りてしまった。別に調べて買ったわけでなく、前述のたまったポイントが使える店で、メモリ容量は128MB以上で、電池駆動式(特にメリットがなければ、電池式の方がいざというとき安心できる)という条件に合ったものを探しただけ。機能的にはランダム再生ができないのが不満だけども、まあとりたてて言う不満ではない。しかし、こういうの使ってると質の良い電池とそうでない電池ってはっきりわかるなぁ。
 なんでこんなのを急いで買ったかというと、明日からSF大会だからなんだけども、まあ、そういうわけでちょっくら行ってきます。
  イージス艦「みょうこう」公開に反対市民団体「こんな危険な船のために税金を使うのは許せない」Yahoo!hl )。別に反対市民団体だけがみょうこうを見に来たわけじゃないけど、防衛力に税金が使えないっていうのなら、どうしろっていうんだろうか……そりゃ、別に戦争をしたいわけじゃないけど……
  さいとうたかを、藤子不二雄(A)ら、万引き防止活動Yahoo!hl )。万引き被害は211万円/年・店舗というんだから、たしかに洒落にならない。ゴルゴとか喪黒福蔵とかがおどせば、ちっとは効果があるのかもしれん。
  鬼刑事転じて仏門に毎日 )。現職時は「鬼」と呼ばれた刑事さんだそうで、きっとあだ名は「仏の大さん」とかなるに違いない。得意技:泣き落とし。(仏門で泣き落としてどうするよ?) もしくは握り飯を持って僧侶のふりをして押し込み強盗を取り押さえるとか(ふりじゃなくって僧侶だってば)。冗談はさておき、35年の刑事生活は、いろいろあったのだろうなぁ、と感じさせる。
  サンデーGX を購入。「新・暗行御吏」が劇場アニメ化だそうで。ストーリーテリングにちと難があるので、個人的には「ふ〜ん」くらいなのだけど、監督が 本郷みつる 氏だそうで。クレしん映画版の腕が出せれば、期待できると思うけど……
 「ワイルダネス」は、なんつか、アルバレス・ファミリーのお笑いギャングっぷりが……ブロウトン・ファミリーがすごくまともに見える。しかし、そんなお笑い一家のなかで「ディー」はなかなか僥倖ですな(笑)。「ブラックラグーン」は、最後の最後まで黒い話なんだけど、一抹の救いと爽快感を感じさせる。ロックのこのまっすぐさがいつまでそのままでいるのか……やまむら氏の「境界戦線」は、あいかわらず良い。強い女性(肉体的に、ということではない)を描かせたら、中堅男性作家では右に出る者がいないんじゃないだろうか? しかし、創刊時からの連載「猫の王」が少しばかりの中途半端さを感じさせて終了。きちんと終わらせられる話だったのに、部分的に端折って急いで終わりにしてしまったという感じ。「鉄人」も来月で終了。トビオの“父"の正体がちと意外。時間を超えてることは予想してたけど……白虹で始まった物語は、結局神秘なんかに支配されてるのではなく、大きな人間達が小さな人たちを翻弄していたことがわかる。新戦力補強予定なのかしらん?
 そういや、週刊チャンピオンで倉田英之原作・山田秋太郎作画「サムライジ」が連載。まあ、原作の倉田氏はその上司の黒田氏よりは買っているのだけど……話自体は出だしでまだなんともいえないけども、作劇以前の問題として話の中心となる台詞回しの単語に強引なルビを振るのはちょっとなぁ。しかも、まったく逆の言葉には同じルビを振ってる。それが生きてくるような筋立てならいいのだけど、ただ単に読者を混乱させるだけだと思う。それってどうよ?
 それとは関係ないけど、週刊少年誌では「からくりサーカス」と「虹色ラーメン」の最近の展開に上手さを感じた。物語全体としての構成の巧さではなく、毎週毎週読者を楽しませる、飽きさせないその手管が、ということだけど。週刊連載なら当たり前だろ、というと、ちょっと違う気がする。う〜ん、なんと言うか、強引に話を延ばしてもそれでも読者に飽きさせない力、というか。上手く言語化できん。


2002年07月18日(木) 旧暦 [n年日記]

通常業務前に

 そろそろSF大会モードから通常モード、のその前に、星雲賞と連合会議のことを書いた理由をちょっとだけ。一番のポイントは「連合会議って、実はそんなにすごい組織でなくってほんとうに手弁当のボランティア団体なんで、あれやこれや外野からたくさん言っても、キャパ的にあんまり実現の可能性って高くないんで、小さなことからコツコツと」という視点もあるってことを言いたかったってのが一番大きいです。ホントはもっと詳しい人が「連合会議応援ページ」とか作ってくれることを内心期待してたんですが。(結局他力本願)

蓼食う虫

 オタクごとがSF大会でいろいろたまってましたんで消化。
  ハリケンジャー 。戦隊ものってコメディ基調になることが多いのだけど、シリアスまっしぐらのゴウライジャーにマジボケさせるところはなかなかあなどれないと思いました。妙な英語なまりの新キャラのシルエットが出たりとか、予告でその新キャラの乗るヘリコプター型マシンが夕日をバックに分身(?)してるシーンはやっぱワルキューレ騎行がBGMだろうかとか、ハリケンジャーって直球どまんなかじゃないけど、妙に小ネタが心惹かれるのだよなぁ。
  龍騎 は、実は井上さんって構成力に難があるんじゃなかろうかとかなんとなく今更なことを思いつつも、ナイトサバイブの新ファイナルベントにチョイ受け。タイヤのついたコウモリってのも結構ビジュアル的にインパクトがあるけど、現段階だとバイクに変形する必要ってあまりないなあ、とか、ダークレイダー(モンスター形態)に乗ったまま突進したほうがカッコイイかも、とか、結局必殺技しか目が行ってないところが精神年齢お子様。
 NEWTYPEの別冊で巻頭に龍騎特集があったりして、でも映画の内容とかには結局あまりふれられてなくてちょっとガッカリしたような、期待がふくらむような。何故か龍騎映画のスチール写真の中に アギト の翔一くんと美杉教授と小沢女史が焼肉を囲んでる写真があったのは、同誌にのっていた「 PROJECT G4 」ディレクターズカットDVD版の記事のを間違えてのっけたんだろうと思いつつも、少しだけ本当に出たりするんじゃなかろうかと考えているあたり思ってたより自分のアギト熱は冷めてないみたい。
  荒箱さん おすすめらしいガンガン連載「 鋼の錬金術師 」( 荒川弘 著)を書店店頭でちょっと見てみる。結構面白い設定、と思いつつも、私にはあまりピンと来ない。一目ぼれできない微妙な感覚というか、美人だけど自分とは赤い糸はつながってないのだなぁとなんとなくわかってしまう感覚というか。すいません。検索かけたら ウェブリング やら ファンサイトがざくざくと ……こんなに人気だったんだ。知らなんだ。
 で、なぜか同時にコミック版「 真・女神転生デビルチルドレン 」(藤異秀明著)を見ると、むちゃくちゃオリジナリティがあるわけではないのだけど、こっちはわりと好みだったり。ショートでつり目が出てるからとか、そんなことは……ちょっとはあるのかな?
 よく出来た作品かってのと好みとはやっぱどうしても別の話で、「美人だけど好みじゃない」って言うのと「美人じゃないけど好み」って言うのはどっちが失礼なものなのだろうかとかちょっと考えてしまったり。
 げ、 今井商店 で買ったばかりのウェストポーチの留め金が壊れた。うう、泣けるのう。


2001年07月18日(水) 旧暦 [n年日記]

街で見かけたこんなものPART 2

 今回は写真無し。目撃時にたまたまカメラを持ち合わせてなかったので。っつーかほとんど一瞬だったし。
 ナニを見たかと言うと、暴走族(最近では 珍走団 と呼んだ方がいいのか?)なのだと思うけど(マフラーせずにすごい排気音立ててたし)、その格好がまさしく「 珍走 」。
 一台のバイクは赤の全身タイツに何か赤いマスクをかぶった男が運転し、タンデムで黒い全身タイツにデストロイヤーみたいなマスクを被ったのが乗っている。もう一台、その後を追ってピンクの全身タイツにやはりピンクのマスクを…ゴレンジャー? いや、ブラックはゴレンジャーにいないけど。「ナニアレ?」と思う間に、あっという間に視界の彼方へ…ネタだと思うでしょう? 畜生、本当なんだよう! 一体アレはなんだったのだろう?
 明日は知人の 山口/てつまよしとうさん のデビュー作、ファミ通文庫「 GUNNER 」の発売日。忘れず宣伝宣伝。え〜、正直表紙と中身のギャップはいささか感じるむきもございましょうが(って私もまだ実物見てないんだけど)、まあそこはそれ、よろしければお手にとってみてください。

 追加。え〜、なんか私の文章が知人の本を誉めてるように読まれたむきもありますようなので補足します。上に書いてある通り、実物はまだ読んでません。パイロット版は読みましたし、それの延長線上で考える限り個人的に期待はしてますが、だからと言って実物を見ないで判断は出来ません。「よろしければお手に取って」というのは「中身を眺めてみて、それで面白いと思ったら買ってください」という意味です。内容に魅力もないのにどうにかなる業界じゃないし、逆に読んで魅力があっても、手にとってもらえなければどうにもならない業界だからこその宣伝です。面白いと思うかどうか、購入するかどうかはその上での個人個人の判断であり、本の存在の喧伝が、現時点で出来る知人への最大限の応援であるにすぎません。と、いうつもりで上の文章は読んでください。ハイ。
  あ〜、あと、以前書いたのですっかり本のジャンルは了解済みのものとばかりに書いてしまってましたが、まあいわゆるてっぽでドンパチものです。ハイ。