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2011年07月19日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その7

  魔乳秘剣帖 。乳の大きさが身分を決める世、豊乳の術と乳斬りの魔剣で権勢を恣にしている幕府剣術指南「魔乳一族」……と言えば、柳生もののパロだとわかると思います。わからんか。
 基本アホなノリなんですが、いろんなパロが微妙にちりばめられ、判る人には笑える作りになってます。わかるから偉いと言うことは全然ないんですが。
 まあ、そんな感じです。ホント説明に困るけど、判る人には笑える、としか言いようがない。

  ダンタリアンの書架 。急逝した祖父の遺産を受け取りに祖父の邸宅を訪れた主人公が出会ったのは、祖父の友人という少女だった……とかなんとか。
 ガイナックスの新作だったんですな。まあ、だからと言ってなんだ、ですが。
 異次元に広がる書庫を巡っての異能バトルっぽいけど、どうなんでしょうね。
 普通に考えればベタな異能バトルものっぽいけど、それがどう展開するかは、今後次第、ということで。
 いや、どうなるのかマジわかんね。とりあえず声優の関係でダリアンがビクトリカの母親としか思えない。


2008年07月19日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ひだまりスケッチ×365#1

  ひだまりスケッチ×365 #1「はじめまして!うめてんてー」。ゆのがやまぶき高校美術科を受験したときの話。ドキドキの受験、そしてひだまり荘の先輩との出会い。前作通りほのぼのでちょっとおかしい日常を描く。今回は実験的演出などは控えめで、ちょっと大人しくなったかなぁ、という印象。まあ、見続けてみないとどうなのかはわかりませんが、前期ほどの冒険的演出がなくても、安定して楽しめるので問題はないですが。

[アニメ] 乃木坂春香の秘密#1

  乃木坂春香の秘密 #1「もう、ダメなんです……」。姉とその友人の横暴が繰り広げられる毎日から、女性に対してまったく期待を抱かなくなってしまった高校生、裕人。オタクな友人たちからアニメのヒロインの話をされてもまったく興味を示さない。それどころか通っている学園のアイドル、乃木坂春香にも周りのように憧れの気持ちがわき上がってこない。だが、友人に頼まれたオタク系図書を返却しに図書室を訪れた裕人は、人目にかくれて本を物色していた春香と鉢合わせ。彼女が持っていた本をぶちまけてしまう。それがなんとアニメ関係の本。実は誰もが認める学園一のお嬢様・春香は、ひそかにオタク系の趣味を持っていたのだ。秘密を知ってしまった裕人は春香に念押しされてそれを黙っていることを約束するが、夜になって春香から電話がかかってくる。借りていたオタク系の本がうっかり貸出期限を明日で過ぎてしまうのだという。そうなれば掲示板に返却督促告知が張り出され、春香がオタクだということがばれてしまう。裕人は頼まれて一緒に夜の学校へ本を返却しに行くことになる。

 ラノベ原作。先頃刑が執行された宮崎勤事件関連でマスコミが引き起こした「オタクバッシング」を経験した身としては(そもそもの報道が実は作為のものだと今では明らかになってますが)「なにをぬるい……」と思わないではないけど、丁度同じ年頃にそのバッシング報道を経験したこともあり、ちょっといたたまれないところもないではない。まあ、全体的に軽めのノリなんですが。
 そんな感じで微妙に自分の体験と重なるところはあるんですが、基本的には中身は薄く、軽くで。話、キャラ的にも特に癖がないですし。まあ、特に見るところがなければ切ってしまうかなぁ。
 え? お前はヒロインより主人公の環境にもっといたたまれないだろうって? それは言わない約束で……


2007年07月19日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 藍蘭島#16とキスダム#15

  藍蘭島 #16「勝ち取って、主の座」。梅梅と東野さんも島になじみ始めたある日、東の主のパン太郎が人里にやってきて暴れる。島を放浪していた東野さんに負けてしまい、その意趣返しにやってきたのだが、梅梅を見ると気に入ってしまい、意趣返しをほったらかしてさらってしまう。そんな梅梅を助けたのは北の主の大牙。大牙は自分をやぶって北の主になった者を北の守に連れ帰るために来たと言うのだが、その新しいとはなんと梅梅。島を放浪している際に、たまたま大牙を気絶させてしまっていたのだ。北の主が北の領域にいないと示しが付かないと梅梅を無理矢理連れて行こうとする大牙を、行人は止めようとするのだが……

 なんだかバトルものっぽい展開? 花見の回のときに大牙が「俺はもう主ではない」と言っていたのは、このことだったのね。逃げ回る梅梅を追いかけまわしていたら落ちてきた岩に当たって気絶したのを倒されたと大牙はカウントしてしまったのだけど、真面目なんだな、基本的に。
 今回東西南北の主が全員登場(西の主だけはシルエットのみ)。でも東の主のろくでもなさばかりが目立つ……つか、妻子持ちだったんか、パン太郎。
 今回、梅梅を引き留めるために必死な行人を見て、すずもちょっと複雑な表情。最近黒いところも魅せるようになってきたし、眠れるにゃんこが目覚める日も近いか?


  キスダム #15「風揺」。いや、まあ、なんつーか、本当に「きす☆だむ」になったかと思いましたですだよ。OPもちゃんとした新作映像になってるし。これまでのは、ロボットアニメと勘違いされるぞ。
 つか、これがシュウの妄想世界だとすれば、どれだけ自分に都合の良い妄想をしてるんだw
 人外三人娘はギャルギャルしくなってるかと思えば、きっちり「失格」入りました。つか、もう一人いたけど誰?


2006年07月19日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 芸能記事は基本的に興味ないんだが……

  極楽とんぼ加藤「凄く腹が立つ」番組で謝罪&号泣zakzak )。いや、実際のところの被害者少女の供述の信憑性はわからないし、まあ、いずれにしてもスキャンダルには違いないのだが、それよりかは「ゼーガペイン」終了後の「それじゃあ、極楽とんぼのお二人、よろしくぅ!」がもう聞かれないんだなぁ、というのが微妙に気になったり。


  サミットでアナン氏こきおろす、会話筒抜け知らず米英首脳CNN )。「 ブッシュ大統領はサミット最終日の昼食会で、報道陣に漏れているとも知らず、ブレア首相に向かって、「コフィ・アナン(国連事務総長)って何者なのだ。あのやり方は気に入らない。基本的に、停戦案を持ち出せばなんとかなると思っている」」。やあ、ブッシュ。奇遇だね。ボクもわりかし同意権だ。


  爆笑問題らDVD、次作でくまぇり登場?日スポ )。 太田光は「くまぇりを入れたかったのですが、下半期に分類されるので。次作には入れたい」。う〜ん、この人が偉そうに時事・政治について語るときは、このことを思い出そう。所詮、犠牲者のことなど無視してネタとして取り扱ってるに過ぎん。

[映画][アニメ] 時をかける少女

 見てきました。あらすじは途中からネタバレ防止。
 紺野真琴は成績はあまりよろしくないが元気が取り得の女子高生。二年の夏休みを目前にして進路を決めねばならないが、それより性別をこえた友人である千昭と功介と過ごす毎日が楽しくて仕方ない。
 7月13日。その日も遅刻ぎりぎりで登校。ところが抜き打ち小テストがあって結果は最悪、調理実習では天ぷら鍋で火事を起こしかけ、休み時間には男子生徒の悪ふざけのとばっちりを食らう。最悪な一日の最後に、日直の仕事で化学実験室にクラスの課題ノートを届けに行くのだが、科学準備室に人の気配を感じる。不審に思った真琴は準備室で気配の主を探すのだが、その人影が落としたと思しき胡桃のようなものを見つける。それを拾おうとするが、足をもつれさせて転倒、その拍子にその胡桃のようなものを肘で割ってしまう。
 その瞬間、真琴は不思議なビジョンを見る。ただの幻とは思えないビジョンに釈然としない真琴だが、帰り道、下り坂で自転車のブレーキが効かなくなり、今まさに電車が通過しようとしてる踏み切りに突っ込んでいってしまう。
 助からない――そう思ったとたん、真琴は坂の途中で人とぶつかって倒れてる自分に気づく。その後、坂の下の踏切を電車が通過……これって、一体どういうこと!? 事故の直前にタイムスリップした!? 真琴は叔母の芳山和子に相談するのだが、「それはタイムリープね。あなたぐらいの年頃には、よくあることよ」と人を食った答え。
 慣れれば自在に時間跳躍が出来るというのだが真琴は半信半疑。でも、翌日の夕方、騙された気になって河原でダッシュして河へ飛び込むと、二日前の自分の家へ……冷蔵庫には妹に食べられてしまったプリンもある!
 自分がタイムリープ出来ると知った真琴は、つまらない欲望を満たすためやりたい放題。時間を巻き戻し、小テストは百点満点、調理実習は班を変わってもらってミスを回避、カラオケに行っては終了時間ぎりぎりになるとタイムリープして何時間分も歌いまくる。
 その話を聞いて和子が大したことにタイムリープを使ってないと安心するとともに、「でも、あなたがいい目を見た分、他の誰かがとばっちりを受けてるんじゃない?」と気になることを言い出し、急に不安になる。
 そんな時、真琴たち三人組の一人、功介が後輩から告白されるというイベントが発生する。結局功介は断るのだが、自分たちの関係はいつまでもこのままなわけじゃない、という当たり前のことに気づく。そして千昭と二人の帰り道、真琴は突如、千昭から告白される。慌てて時間を巻き戻してしまう真琴……このままの三人がいいのに、と思ってるのだが、それから千昭のことを妙に意識して避けてしまう。そうこうしてるうちに友人の友梨が千昭と付き合いだす。
 付き合うとかそんなの、興味ないはずなのに、そのことが気にかかる真琴。おまけに自分が改変した過去のせいで本来真琴がしてしまうはずだった調理実習の失敗を肩代わりさせられた同級生が、それが原因でいじめに遭ってることを知る。しかも逆ギレしたそのクラスメイトのとばっちりを食って、友梨が怪我をすることに……自分がタイムリープするたびに、他人の気持ちを踏みにじり、周囲には悪い影響しか出ないのかと、落ち込む真琴。
 更に、功介が後輩からの告白を断ったのは、自分が突然小テストで満点を取ったことでショックを受け、焦って受験勉強に全力投球しようとしたからだと知り、なんとかしようとする。だが、考えナシの真琴のやること、何度タイムリープしてもなかなか上手くいかない。結局小テスト当日にまで戻って二人をくっつけることにようやく成功するのだが、安心したのもつかの間、事態は思ってもいなかった方向に転がってしまう……
 「時をかける少女」だけど、主人公は芳山和子ではない。見ていけばわかるが、主人公は和子の姪・紺野真琴で、さらに和子の事件があった二十年くらい後のこと。つまり、「時をかける少女」だけど、実際はアニメオリジナルのその続編である。
 なぜそのような舞台を設定したか。さまざまな理由はあるだろうが、一番は「今」という時代を映画の中に封じ込めたかったからだと思う。そのために主人公は和子ではなく真琴にし、しかし、和子の物語も強く感じさせる……そんなつくりにしたのだろう。
 なぜ主人公が和子ではいけなかったのか、というのは、最後に真琴がとった決意を見れば一目瞭然だろう……端的に言えば「未来を待つ」のではなく「未来へ駆け進んでいく」……これが書きたかったがためだ。
 ストーリーの構成もなかなか絶妙である。冒頭、特に意味があると思われなかったイベントが、実は後々大きな意味を持ってくる。ひとつのイベントをどうにかしようとすると、今度は別のイベントで問題が起こる……袋小路で行われた解決法は、あまりに物悲しい結末を迎えるのだが……
 描写も圧倒的である。怒る、落ち込む、泣くのすべてにダイナミックな真琴の躍動感は、この作品のテーマには必須だろう。特に真琴はタイムリープするのに(肉体的に)跳躍しなければならないので、タイムリープ直後は着地失敗して転ぶか、転がるかするので「時をかける少女」というよりむしろ「時をころがる少女」である(笑)。
 こちらの感覚に圧倒的に押し寄せる光景と日常の描写もすさまじい。特に日常からはみ出てる部分はあるわけではないのに、普段こちらが見過ごしてるささいな「当たり前」を、新鮮に、しかしあふれんばかりに提示してくる。
 さらにあちこちに過去の細田作品を思わせる描写があり、重要な分岐点になる、象徴的な別れ道はかつて「おじゃ魔女」で細田が担当した回のワンシーンを連想するし、真琴がタイムリープしたときに経由する異空間は「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」の電脳空間を思わせる。
 十代の少年少女だちの心の揺れ動きを「タイムリープ」というガジェットひとつを軸に鮮やかに圧倒的に描いた、まさしくジュヴナイルとして「時をかける少女」の精神をそのまま引継ぎ、しかも現代の新作として作り上げた傑作である、と断言する。
 とにかく見ろ。劇場で見なかったら公開終了後DVDなりテレビで見たとき、絶対後悔する。そしたら「だから劇場で見ろって言ったのに。ザマミロ」と思い切りバカにしてやるぞ。

 ただ、マニア的な視点でひとつ、どうしても考えてしまうことがある。和子叔母さんの声が「原田知世じゃないの?」というのは、大林版「時をかける少女」を知っていて、なおかつ細田監督回の「おじゃ魔女」に原田知世がゲスト出演したことを知っていればどうしても脳裏に浮かんでしまうと思う(事実、自分も思った)。しかし、原田知世をキャスティングしなかったことは、他の理由もあるかもしれないが、正解だと思う。
 演技力や力量のことじゃない。もしそれをしてしまうと、世間的にこの映画はどうしても「大林版時かけの従属物」としてとらえられてしまうだろう。おそらく広報もそういう宣伝の仕方をするだろうし、せざるを得ないだろう。だが、この作品は大林版時かけの従属物などではない。影響は無論受けているが、これはあくまで「現代の」「細田守監督の」「紺野真琴の」時かけなのだ。出演は物理的には不可能ではなかったろうが、マニア的な思い入れに流されなかった監督に敬意を表する。


2005年07月19日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] HAMACON2 総括

  HAMACON2 の感想まとめ。
 う〜ん、なんと言えばいいのだろう。各所でグダグダだったが、楽しかったし、楽しかったが、グダグダだった、とも言える。ただ、SF大会未経験の人から参加について質問された時、素直に勧められなかったのも事実。やはり初心者には経験者が引っ張りまわして楽しみ方を伝える、というくらいしかないのかもしれない。SF大会の楽しみ方ってのは自由度が高く、要はどう楽しんでもいいのだが、いきなりそんな中に放り込まれても困るだろうし。
 一体何が原因だったのか、というのは、 ドンブラコン日記さん7/18 を見るとその一端が窺い知れる。どうやら連絡ミスが頻発したのがかなり大きいらしい。初日に書いた知人の入場時の引っかかっていたトラブルも、直接の原因は知人のミスらしいのだが、実行委員会側の告知が徹底していなかったことに起因するらしい。頻発する、ということはシステム的な問題があったのだろう。あるいは根本的な問題が。
 無論、スタッフの方々が頑張っておられたのは見ていたし知っている。個人的にはSF大会とは積極的に楽しむ努力をしなければならないものだと思っているので、個人的な楽しみということではその辺はそんなに大きな障害とはならない。しかし、2007年のワールドコン日本開催を前にしたテストケース、という面から考えると、楽しかったからいいや、で終わりにはできない。スタッフの方々は私などに言われるまでもなく、一番痛感されているだろうが。
 一つにはやはり人手の不足はかなり大きかったらしい。さらに個人的には、その人手不足の中かなりのリソースが「綺麗な箱を作ること」に裂かれた印象がある。リソースの確保と運用。これはノウハウそのものだが、毎年各地で持ち回りの性質上、これはなかなか育ちにくい。良かった探しではないが、やはり今回問題点が洗い出されたということは喜んでおいていいのではないかと思える。もちろん洗い出しただけではなく、対応もきちんとしなければならないのだが。オープニング&クロージングなど、司会のおねーさんにかなり救われたのは事実だが、一人にしわ寄せが行ってしまうということはやはり正しいことではない。無論、スタッフの皆様がサボっていたということではなく、むしろ逆なことは知っている。しかしSF大会というのはそういうものだと思っている我々に対してはともかく、福井氏など、いわば「身内外」のゲストにも結果的にそうせざるをえなくなってしまったことは真摯に考えねばならない。
 今回、いろいろばたついたことに批判的なレポートがやはり多いし、それは確かに良くないことなのだけど、結局ワールドコンでは「日本のSFファン皆がホスト」という意識が必要なのではないかとも思えた。ただ、ノウハウについてはこれは場数を経験するしかない。考えられるのは来年のずんこんでの研修などだが……
 ただ文句だけを言うのならば簡単だが、SFファンダムにぶら下がっている自覚があるのであれば、その問題は自分にも繋がっている、と考えることも必要かもしれない。
 ネット界隈での批判的なレポートを見て、へそ曲がりな自分は逆にそんなことを考えてしまった。


2002年07月19日(金) 旧暦 [n年日記]

邪道企画・読まずに感想

 ふと、化けBに書き込んだあとで「メキシカン・キラーズ」ってのは実は「ナチュラル・ボーン・キラーズ」ではなく「ピンキーとキラーズ」のアレなんではないかとか思ったり。
 ここんとこ積読が増えてる。なじかはしらねど。
 韓国関連の話題で、つい買った「 ザ・ディープ・コリア豪定本 」(根本敬著)。注文して届いた本を見て、思ってもみない厚さにびびっていたら、中を見て更にジャギの入った読みづらいフォント、構成にもっとびびる。これを読まなきゃいけないわけか。全然知らなかったけど、作者の根本氏はガロ系の人らしい。知ってたら、もう少しだけ躊躇したのに。
 「 導きの星(2) 」( 小川一水 著)すいません。「 群青神殿 」まだ読み終えてないんでそっち読み終えてから。一巻はなかなかチャレンジャブルなネタだと思いました。でも前向きでまっすぐな主人公というのは、ヲイラのようなダメ人間にはまぶしすぎるのぢゃよ。トホホ。
 「 宇宙兵ブルース 」(ハリィ・ハリスン著)。早川2002年SFフェアとかってんで復刊されたのを店頭で見て、「そういえば、T橋さんにステンレス・スティール・ラット見せてもらったっけな」と思い出し購入。昔の早川の単行本らしく、文字密度が若干高目なのがステキ。当然復刊は横山えいじ氏の表紙のです。
 「プリンセス・プラスティック エスコート・エンジェル」「同 ホロウ・ボディ」( 米田淳一 著)。以前新書サイズで出たときにはネット上で 表紙 が怖いだとかなんだとか、若干作者の人のホームページも叩かれたりなんだりしたような気がしたのだけど、表紙が緒方氏になってオタク方面へのアピール力UP。なんとなくそんなことを考えながら購入。そうか、世の中表紙が正義だったのか、といまさら気付く。いや、それは言いすぎだけども、表紙の影響力はやはり小さくないのだなぁ。
 だめだ。やはり邪道過ぎて感想にならない。
 それとは無関係なネタだけど、 トーヴェ・ヤンソン画「指輪物語」挿絵ビルボとゴクリ らしい。あ、ビルボとゴクリなら「ホビットの冒険」か?


2001年07月19日(木) 旧暦 [n年日記]

ってわけで入手。

 そんなわけで てつま氏 のデビュー作「GUNNER」を入手。まだ入手しただけだけど。ついでに昨日の日記で「てつまよしと 」氏と表記してたのを修正。あさりよしとお氏が頭にあるから時々間違えちゃうんだよな。まあご本人に表記間違いが見つかる前でよかったです。(ってここに書いてたら意味ないよな)
 表紙は昨日の日記で書いたほどには違和感バリバリではありませんでした。目が大きめでデフォルメばりばりのアニメ絵でなく、リアル路線(っつーかやや少女漫画っぽいかなぁ)になってるので。睫毛が妙に目立ってたりアニメ塗りだったりとかは十分許容範囲内でしょう。とにかく細かい話は読んでから。
 書店に寄ったついでにここんとこ議論が沸騰というかマスコミがやけに騒いでるだけという気もする「 新しい歴史教科書 」を立ち読み。と言っても全部しっかり目を通す余裕もないので朝鮮半島がらみを中心に流し読み。う〜ん、確かに一部言葉をもう少し選んだ方がいいところとかはあるし、そもそも神話とかの話をインターミッションとはいえ入れたりして右翼的な臭いがするというのは言われてる通り、感じるのですが、特に云々するほどではないよな、というのが正直なところ。表現は少し直した方がいいけど、基本的に従来の歴史教科書と同じくらいの偏りでしかないと思います。っつーか歴史教科書で歴史を知れというのがそもそも無理。ちゃんとこういう偏りはとりよけて授業に望むのは教師の勤めってものでしょう。ニュースステーションも韓国側も、大々的にバッシングする根拠がよくわかりません。もっと別の事にエネルギー使った方が遥かに有意義です。まあ、この教科書が上等とは口が裂けても言えませんが、幾つか面白い視点があるのも確か。
 知人連中(♂)にファンが妙に多い「 フルーツバスケット 」。試しに見てみる。丁寧に作ってる。見ててそれなりに面白い。でもはまるかと言うと「?」。見てて不快になるということはないのだが、基本が天然系主人公の女の子がちょっと不思議な美少年・美青年にもてまくりという話なので、男が見てて楽しいんかというのは謎。別に逆なら楽しいということでもないが。出来がいいとは思う。一応。
 日曜に見た「 アギト はG3パワーアップ話の中篇。アギトの正体である翔一がG3−Xを装着するという本末転倒な事態に…いつもの思わせぶりな台詞回しのオンパレードだが、多少記憶喪失中の翔一の過去に関わりそうなエピソードも。噂ではアギト、ギルスにも新形態(アギトはトリニティフォームと更に新フォーム、ギルスはトンガリが増えた第二形態)があるということ。しかしこの展開で本来の装着員である氷川君に逆転の目はあるのか? なんとなく、人類が自らの手で未知の敵に対抗していく立場のG3は応援したくなるのだが。
  テイマーズ は、前回作画と演出の乱れがアレだったので(ストーリーラインレベルでは問題はないと思ったけど)ちょっと心配だったけど、ちゃんと持ち直してる。作画は若干乱れてるけど、前回みたいに怖い顔ではないし。っつーかこれって多分予算が少なくて人が確保できないというレベルの話なのだと思う。うーむ。日常レベルにおけるデジモンの違和感という視覚的基本コンセプトは貫かれていていい。どちらも細かい粗はあるのだけどね。