不定期日誌


google検索

日記内検索  ウェブ全体から検索

hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.9

先月 2024年05月 来月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
HNS logo

2011年07月26日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ここ最近TVタックルを見ることが多いんですが

 カオスな出演者によるバトルロワイヤルながら日和見なテレビ局が自粛しがちな話(まあ、そんな大した内容でもないのだけど)も飛び出すのがウリの番組。以前はビートたけし氏がときどき混ぜっ返して雰囲気をリセットするという形だったのに最近はたけし氏がほとんど口を出さなくても娯楽番組として成り立ってるという希有な状態になりつつあります。むしろニヤニヤ笑って双方を見てるのがたけし氏の重要な役割と言うか。
 現役与野党議員が定常的に出てきて、たまに首相経験者まで出てきてるんだからトークバラエティショーとしてはかなり希有な番組だと思うのですが……なんかむしろ東スポ的な立ち位置なのか?
 それはさておき、気になったのは先日の江川達也氏。菅政権攻撃が攻勢の中発言を遮って反論しようと試みるのだけど、逆に発言をかぶせられ黙ってしまうということ多数。それも、反民主、自民議員のみでなく、民主議員からですら。
 あくまで印象ですが、これって江川氏が自身の発言にあまり自信をもっていない、ってことかなぁ、という気が。ここ最近は民主政権に対する突っ込みの厳しさが激しいんですが、それに対してのカウンターの意見として、上手く働いてるのが大竹まこと氏。「菅さんの脱原発発言、みんな批判してるけどさあ」と、言いながら、市民の不安で「原発を動かしといて良いの」という当然の疑問を提示する。変に政治ズレしてるとうっかり見逃すけど、問題はそこじゃなくて「国の大きな政策を内部調整も計画も何もなしに突然転換するような事を言い出す」ってところで、大竹氏の発言でその説明が引き出される。これは「まずそこを説明しないといけないんじゃない?」というところをわざと引き出してるのだとしたら、大竹氏はかなり重要な役割。
 が、江川氏はそこに食い込もうとして両サイドからはじかれてしまってるのですよね。前は主張の内容はともかくもうちょっとそんなこともなかったはずなんだけど。これは江川氏の言が与野党どちらからとっても的外れと見なされてる上、江川氏自身も正しいと思えないんじゃないかと思えた、先日の放送でした。


2010年07月26日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] キルミン#42

  キルミンずぅ #42「バナナを守れ!謎の侵入者はサル!?」。一人だけ取り残されていたことを悩んでいたケンも復帰し、今日もミーティングで御子神家に集まる神浜キルミンズ。パパは仕事、ママも用事で外出して子どもたちだけの御子神家を、大関警部と小結刑事がバナナのお裾分けにやってくる。ところが、ゴキブリを見たリコたちの悲鳴を聞いて緊急事態と勘違いした大関たちは館に侵入。勘違いが勘違いを生んで家の中に迷い込み、リコたちとお互い不審者と思い込んで騒ぎを起こしてしまう。
 一方、ママのハルカが出向いた先は羽鳥の屋敷。あくまでハルカに冷たく接するミサに、このところ街で起こっている事件のことで何か知らないかと尋ねるのだが……

 タイトルには偽りありですな。全然バナナ守ってないし。
 家の中で迷い込んでしまった大関警部とすったもんだするのだけど、その途中で御子神博士の隠し部屋を発見、そこにあったビデオで、「アニマリアン」の存在がリコたちに知られることに。と、言っても御子神博士の研究と街で起こってる事件との関わりがありそうということしかリコたちは認識してないみたいだけど、「人間になったり動物になったりする生物」の実在を疑い出しはしてる。
 それよりかなり進展を見せたのが大人組。ハルカはミサを訪ね、事件のこと、子どもたちのことを尋ねるのだけど、なんか二人の間の関係というのは若い頃の仲違いとは、ちょっと違うような。どうも、ミサとハルカの口ぶりからすると、この二人は異父姉妹? 直接の関係と言うより、リコたちの祖母に当たるハルカの母、マリアンヌからミサ(ミシェル)のことを聞かされていたというのだから、その可能性が高そう。
 でもマリアンヌはずっとミサのことを思っていたのか、ハルカもまたミサの動きを怪しみながらも彼女が子供を望んで巻き込んだりするような人物ではないと信じ、歩み寄ろうとする。ミサの方は彼女とマリアンヌに対する恨みがよほど深いのか、決して心を開こうとしないのだけど。
 そんな空気を読まないのが「顔を出すな」と釘を刺された牙組。家出の時にハルカにお世話になった新井がお茶菓子を出そうとしたのをきっかけに、お茶菓子出し合戦に……いや、こいつらこういうところがイケメンなのにモテないんだろうなぁ。そこが憎めなくもあるのだけど。
 カノンも何か二人のただならぬ関係を薄々は察してはいるようだけど、勿論言葉の裏とかを読むことは出来ない。むしろキルミンズの活動にのめり込んで疎遠になりつつあるケンとの関係を気にしている。
 もう一人、裏でこそこそ動いてるのが二ツ木。今回も飛行船で何か妖しげなガスを散布したりしてる。リコたちが見つけたビデオに、御子神博士、ハルカと一緒に映ってもいるし。
 そんな二ツ木の部下たちの動きを警戒しだしたパルスも御子神家を監視して大関警部をサルのアニマリアンと勘違いして騒ぎを大きくしてしまうのは一役買うのだけど、今回のパルスの出番はここだけ。
 残り1クールを切ってるのだけど、ここから一気に展開が巻きに入るのかな? なんか来週も動物事件みたいだけど……


2008年07月26日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] マクロスF#16

  マクロスF #16「ランカ・アタック」。ヴァジュラに影響を与えるランカの歌をめぐり、複数の思惑が絡み合う。シェリルを見捨てランカのマネージメントに携わるグレイスに、その真意を知らぬまま利用されるレオン三島。アルトもまた、SMSオーナーであるビルラーに呼び出される。口実は昇進の辞令だが、実際にはビルラーにもまたヴァジュラとランカに対する思惑があってのことだった。
 一方、一向に体調が戻らない上にグレイスが自分を見捨てランカのマネージャーになったことを知ったシェリルは居ても立ってもいられなくなり、病院を抜け出してアルトに会いに行く。アルトには会えたもののその直後に無理をしたせいで気絶し、やむなくアルトがSMSの寮に運び込む。しかしその時SMSは丁度大統領府の依頼でランカの歌を使ったヴァジュラ対策の実験に駆り出されるところだった。

 あ、あれ? ケーニッヒもカナリアも無事だった。撃墜されたように思ってたのは記憶違い? う〜ん、脳が壊れてきたか? でもララミアの戦死は確定事項らしい。orz
 冒頭から要らない子扱いされてもただでは起きないシェリル。やはりなぁ。しかしシェリルのイヤリングがビルラーの着けている 片眼鏡(?) 指輪にはまってる石に似てることに気付いたアルト。いろいろと断片は拾いつつあるものの、全体像にはいまだたどり着いてないのは視聴者と同じか。
 そのビルラーの夢は、フォールド断層を乗り越え、全宇宙を縦横無尽につなげることだという。そうするとビルラーの狙いはハイパーフォールドを行うヴァジュラの秘密か。グレイス(たち)の狙いもそうだとして、グレイスの場合は多分あくまでそれも手段であって、目的はもっと別のところにある気が……
 その道具として使われようとしてることを知らず、ランカは軍の計画に協力することに。フロンティアを救いオズマやアルトたちの役に立てば、という思いからだが、明らかに本意ではないよう。やはりヴァジュラもまた仲間を愛する生き物だと感じたってことか?
 その押し殺した気持ちを反映したように、グレイスがアレンジした「アイモ」はトランス調で無機的な印象が。
 アルトの部屋でランカ計画を聞いてしまったシェリルは、その秘匿と引き替えに実験の一部始終を目にする。ランカの秘密の一端を知ったと言っても、「だから身を退く」というシェリルでもあるまいし、ヴァジュラをめぐる秘密に近づいていく? そうだとすると、グレイス方面からか。
 ランカを取り上げられて傷心の社長も、これで出番が終わりってことはないよなぁ。
 しかしいつの世もセキュリティはヒューマンエラーから破られていくのね……

 余談だけど、 ここ で紹介されてる「くまふぉん」見てランカの携帯を思い出したのは私だけかな?
 まあ、世の中 「電脳コイル」見て電脳メイドフィギュアを商品化した社長さん もいることだし、意外とこういう発想ってのは現実と乖離してないのかも。


2007年07月26日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 藍蘭島#17

  藍蘭島 #17「とりかえて、魔法」。ある日、行人が目を覚ますとすずが猫っぽくなってしまっており、とんかつはリアルな子豚に、自分にも犬の耳としっぽが生えているのに気付く。なにごとがあったのかと村に行くが、くまくまは少女に、ゆきのはくまに、遠野さんはカッパ風の美少女に、梅梅は猿に、りんは犬に、大工の動物たちも人間の青年になってしまっていた。会う人会う動物がすべて人間と動物、入れ替わってしまっている事実に行人もすずも混乱するが、なぜかちかげだけは人間のまま。実はこの事態は魔導書を見つけたちかげが魔法でいたずらしたもの。かろうじて半分兎になっただけで済んだあやのを交え、どうにか魔法をちかげに解かせようとする行人たちだが……

 うわ、なんてサービス回(笑)。人間は動物に、動物(妖怪)は人間になってしまったのだけど、遠野さんがカッパ風美少女(妖怪だから効き目が半分だったのか?)だったり、さしみが人魚風美少女(村の近くにいたから中途半端に術がかかった?)になってたり……きわめつけはぱな子さんなんですが。声が飯塚真弓だし。まあ、確かにこれなら「村一番の美少女」と言われても不思議はないですが。
 魔法を解く手がかりを探そうとちかげの部屋を探して、封印の書に閉じこめられてた魔神のまーくんを復活させてしまい、またカオスな事態に……七つの願いを叶えてくれるってのに、各々勝手な願いを叶えてもらうから……しかも声が生天目仁美w。
 結局ちかげのいたずらは自業自得でぱな子さんにお仕置きされて解けるのだけど、行人は最後まで魔法や魔神を信じず、「これは夢オチだったんだ!」と……あやのの「オチとか言うな」というツッコミが容赦ない。
 次回はさらに新キャラ登場? その他に一人くらい出てくるのかな? 登場キャラ多いな。

[その他] 並べて売ってた

 今日寄った書店で「不都合な真実」と「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」が並べて売ってた……いや、豪毅な書店じゃのう。どっちの本が正しい、ってことはないのだけど、「不都合な真実」は啓蒙の名の元にイメージ優先で検証をないがしろにしてるイメージがある。てか、あんな写真にちょろっとキャプションをつけたものを高値で売ってる時点でアレでしょ。本当に啓蒙だというのなら、ネット上でPDFでもなんでも流せばいい。それと、アメリカの政治家はどういう企業と繋がってるかに注視するのは重要だよね。商売商売。


  「日本中に放射能が飛散して危険」 欧州駆け巡るトンデモ事故情報J-CAST )。風評被害ってのは結構バカにならないんだから、さっさとIAEAの調査入れとけばいいのにねえ。痛くもない腹をさぐられるだけ。


  民主党・さくらパパ 年金履歴の虚偽申請を「奨励」高知民報 )。小沢氏の主張の、つまるところはこれ。「無駄遣いをやめましょう」と言って本当に辞められるのかというと、自民の離反勢力と旧社会党勢力の烏合の衆だからなぁ……


2006年07月26日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] どっちなんだ?

  Yahoo!テレビ 見ると、8/1(火)からテレビ東京系列の昼の「時代劇アワー」で「必殺仕舞人」をやることになってるのだが、テレビ情報誌だと「右近捕物帖」ってことになっている……いったいどっちよ?
 え〜。Yahoo!の番組欄見ればわかりますけど、仕舞人第一話「恨みが呼んでる佐渡おけさ」って、先日私が日記に書いた文句で……実は「カブト」で加賀美陸役をやっている本田博太郎氏がレギュラーの「直次郎」役をやってるんすよね。京マチ子演じる元締・坂東京山の一座に入り込んで、どこでおぼえたかの長ドスの居合で相手を仕留める、威勢のいい若者を演じてます。ちなみに主題歌も歌ってたり。
 とか言ってたら、今見てる岡本喜八監督の「英霊たちの応援歌」でも早稲田の演劇部で学徒出陣した学生役で出てた……まあ、岡本組だから出てても不思議は全然なかったんだけど。
 ちなみに仕舞人が81年で、「英霊たち」が79年。本田氏の実年齢をシフトさせると、71年のマスクドライダー計画に陸が関わってるってのはちと厳しいか?

[アニメ] シムーン#16

  シムーン #16「翠玉のリ・マージョン」。やはり偵察にシムーン各機が誘い出されたのは罠で、シムーンが三機しか残っていないメッシスを、礁国の飛行機械が襲い掛かる。ネヴィリルの身を案じるあまりの自身の判断の間違いに気付き混乱するパライエッタに、アーエルは「あんたごときがシヴュラ・アウレアであるネヴィリルを守るだなんて、思い上がるな!」と一喝する。彼女らは出撃するが、機数が揃わず、強力な攻撃用リ・マージョンを行えない。シヴュラたちとシムーンを守るため、メッシス艦長のワウフは、艦をおとりにして彼女らを逃がそうとする。みなを守るため、リモネとドミヌーラは、ついに幻の「翠玉のリ・マージョン」を行うことを決意するのだが……
 今回、アーエルがちょっとしばらくぶりに男前でしたな。全部一人で抱え込んでしまおうとして、しかも戦場での行動の仕方を知らず混乱する一方のパライエッタを一喝する。その分パライエッタはいいとこなしですが、ま、立ち直るかどうかは彼女次第ってことで。
 明らかにパライエッタの判断ミスではあるんだけど、それでも彼女を責めることより生き残るために戦うことを優先するシヴュラたち。そもそも、パライエッタにすべての判断をあずけていたということを忘れていないっぽい。
 機体の性能では上回っていても、やはり数で圧倒され、しかも敵機の性能自体も向上してきている。少なくとも全機揃わないと状況は覆せない、というところで、「巫女様たちを守るのだ!」と、さえないおっさんのワウフが玉砕覚悟でメッシスを浮上させ、おとりになる。
 それを見たリモネとドミヌーラはついに「翠玉のリ・マージョン」を実行、そして成功させるのだが……成功した結果は、リモネとドミヌーラを乗せたシムーンが消えた以外、なにも変わらない? 「翠玉のリ・マージョン」とは一体なんなのか、と謎に思う間もなくピンチ。しかし、翠玉の航跡を見た仲間が帰還、そして修理の完了したアルクスプリーマがかけつけ、どうにか九死に一生を得る。
 お互いの信頼が最高に達した挙句、仲間をたすけるために翠玉に賭け、消えたリモネとドミヌーラはどこに行ったのか。シムーンが一機消えただけの翠玉とは一体なんなのか、といった謎が……翠玉が実行されたことで「シムーンとはそもそもなにか」というところが再びクローズアップされるのだが……リモネとドミヌーラ、本当にどこ消えちゃったのかねえ。


2005年07月26日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] SF大会の尻尾

 今年のSF大会の感想で、運営委員のバタつきとは別に「まるで学校みたいだった」という感想が幾つか上がっていて(参考: 2005年SF大会アフターレポートリンク集 )、その理由は今年はワールドコン形式を採用したからなのだけど、自分があまり違和感がなかったので「なるほど」と思ってしまった。(ワールドコンは基本的に各企画は真面目なもので、議論なども活発に行われているらしい) ワールドコンというのは元は学術学会の形式を元にしている。
  こちら で「ワールドコンでエンタメの企画っぽいのは中日のマスカレードくらい」とあるが、世界規模の学会も中日(学会自体普通は五日くらい開催する。その三日目くらい)に懇親会やマスカレードで大々的に羽目をはずし、後は真面目に発表をしたり聞いたりする。その道の権威がアインシュタインやニュートンの格好をしたりするんである。それを踏襲しているのにすぎない。ただ、日本SF大会の元のワールドコンがそうだからと日本のワールドコンもそうすべきか、というと、なんとも言えない。
 先のリンク先にもあるが、日本は日本なりに日本に合う様にそれをmodifyしてきた。だから「これが日本のSF大会だ!」でもいいんではないかと思う。問題は初心者へのチュートリアル(今でも「初心者の部屋」が開催されているが、それだけでは十分とは思えない)であるが……あと、ワールドコンに見習うべきシステム(ボランティア的な当日スタッフ登録への対応とスタッフなりの楽しみ方が出来る)は、変に「ハコ」を真似ようとするよりはよほど見習うべきだと思う。

[その他] あれ?

  男女共同参画:基本計画改定で「基本的な考え方」答申毎日 )。 女性への暴力を助長する恐れのあるわいせつな雑誌やコンピューターソフトなどに対する厳正な取り締まりと業界の自主規制の促進。はい? これが「男女共同参画」と何の関係が? 別に不快感があるのはもっともと思うし、明確な問題があるなら規制を検討しても良いと思う。でもこういう関係ない名目で規制を推し進めるって神経は疑うし信じられない。どうもやはり「男女共同参画」のバックボーンはまともじゃなさそうだ。

  日本旅行ブームの兆し 対中ビザ拡大、発給申請激増 不法滞在増、懸念もY!hl )。
 ただ、団体旅行客の旅先での失跡、不法滞在への懸念はなお消えない。一−五月の日本への中国人ツアー客の失跡者は四十四人で、昨年同期の二十八人を上回っている。
 まあ、こうなるのは見えていたことですが……対応は後で検討とか脳みそ膿んだこと言ってたよなぁ。はぁ。

 ただ、 中国の20〜35歳死因、自殺が第一位にexcite )とあの国の人たちも大変そう。まあ、あの国だからなぁ。あの国も大変なんだけど。

  誤射の男性はビザ切れ BBC報道産経 )。事実かは続報を待たねばならないが、もっともらしい話ではある。


2004年07月26日(月) 旧暦 [n年日記]

[ドラマ] 西遊記DVD

 ってのがでてるらしい(もちろん堺正章、夏目雅子主演のアレ)。 ただしイギリスで 。日本でも出ていないアイテムがなぜ、と思うのだが、 実は日テレ版「西遊記」はほぼ同時期にイギリスやオーストラリアでも放送されていたらしい海外ファンによるファンサイトもある (英題は「Monkey!」)。 しかも結構な人気だったとのことで、英国ドメインでなぜか 堺正章のファンサイト があるくらい。う〜む、わからんではないが。
 そういえば、後に「翔べ! 必殺うらごろし」を見たときにBGMの感じがなんか似てるなぁ、と思ったのだが、放映時期がほぼ同じ。音楽担当はまったく違うのだが、そういうのは関係あるのだろうか?

[マンガ] マガジンZ

  えびふらい 氏の「ねこだま」が連載開始している。本来いつもの基準だとあと一本くらい読みたいものがないと購入しないのだけど、まあ、お祝いということで。伊藤勢氏の「荒野に獣、咆哮す」も悪くはないのだが、どうにもイマイチ「斬魔剣伝」やドラゴンで描いていたときのようなしびれる感じがしない *1 。「小説家先生」に猫弾かせたりして、原作者のファン(原作ファンというよりは)な感じはするのだけれども。(ちなみに仮面ライダーSpiritsは、出来はいいと思うのだが作品とは別の理由で思うところがあるので、評価対象からははずしている) で、「ねこだま」がそんなに良いかというと、そんなにむちゃくちゃいいわけではない。っつーか、他がひど過ぎるので安定した普通に出来のいいマンガが載ると安心するんである。創刊から結構経っているのに誌面の半数以上がタイアップというのは、根本的になにかが間違ってる気がするのだが……たまに「お?」と思えるものが載っているので編集さんにもそれなりにマンガ読みの目を持つ人はいるのだろうけど、いかんせん育てなさ過ぎる。新人さんにタイアップマンガを描かせる事自体は悪くないが、きちんと育ってない印象があるし、さらに雑誌の柱となる、までは到底及ばない。編集方針には完全には賛同しないが、「電撃大王」の方がこのへんはきちんとやっている。これは純粋に編集さんの腕だと思うのだが……
 隔週刊ヤングキングで竿尾悟氏「地雷屋」が連載開始。紛争地域での地雷撤去屋の話で、これまでの竿尾氏のマンガにはいなかったタイプの主人公かも。完全に地雷撤去を「ビジネス」として数稼ぎするライバル地雷撤去屋の名前が「メイサイ」だけども、見た目はどっちかと言えばキルゴア。
*1: なにが一番イカンのかというと、化け物が小さくまとまっちゃってる、というか、以前は実際の大きさ以上の空間的圧迫感があったのに、独覚兵は妙にちみっこくまとまったCG的化け物なのだよなぁ。


2002年07月26日(金) 旧暦 [n年日記]

ボケの花が咲いている……

 昨日書いた蕎麦屋「 つづら 」だけども、吹上のへんのあそこは千種区だったらしい。っちゅーか、少なくとも二年以上からあそこにあったのに、気付かなかったわけか、ワシは。
  /.jp でも話題になっていた国際展示場駅の爆破騒ぎは、 高校二年生による犯行 で、一部マスコミでいわれていたコミックマーケットへの脅迫とかとはとりあえず関係ないっぽい。粗忽者の私にしてはめずらしく、迂闊に騒がんで良かった。まだわからんって言えばわからんけどね。
 テレビをなんとなくつけたら、 ルパンのスペシャルの新作 をやっていた。最後のほうだったのでさっぱり話はわからなくって、マトリックスのキアヌみたいなかっこうの兄ちゃんが出てたことしかわからなかったのだけど、ルパンと次元が出会った話だというから、 念力珍作戦 でもやるかと思ったのに。残念。
 あちこちひとさまの文章を見て、落ち込んだり憤ったり反省したり大笑いしたり。結局それって私が振り回されてるのだけど、でも、わりと楽しんでいる気が。正しいことなのか間違ったことなのか、いまいちわからないけども。
  佐賀県大和町謎のイメージキャラクター 。まほろって言ってもメイドじゃありません。コレはホンマにええんか? と友人に言ったら、「なにか問題なの?」と返された。そうか? そうなのか? そういうものなのか?
 まほろつながりで コミックガム を読んだら、エンブリヲン・ロードがいよいよ佳境。人間同士のいざこざがほとんど山を越え、いよいよ話は核心へ。どんなまとまり方をするのだろう? どきどき。やまむら氏の人間関係の描き方は、並ではないからなぁ。
 と、扉絵を見たらエンブリヲンロードの六巻が出ていたのですぐさま購入。五巻発売時には、諸方面に迷惑をおかけしてしまったのを思い出す。今考えても汗顔の至り。
 発売から台分経つけども、今週の ヤングマガジン に「今日の5の2」が(代理原稿で)掲載されていたのはいいのだけども、肝腎のいつもの掲載誌の別冊ヤングマガジンがみつからないのはちょっと焦った。ゴルディアスの再開なんかしてくれると嬉しいのだけど……ないだろうなぁ。
 昨日うっかり忘れていたけども、週刊少年チャンピオンで高橋葉介氏の新連載「恐怖症博士」が開始。さて、長く続いたら、どういう方向に転換するのか。(そういう楽しみ方するなよ)


2001年07月26日(木) 旧暦 [n年日記]

そりゃオタクじゃないんかと言われればオタクなんだけど…

 先日友人からのメールでも情報が流れてきてたのだが、最近ではすっかり定番になったHybrisに代わり猛威を振るってるのが SirCam というwarmらしい。こいつのやっかいなところはシステム破壊など、症状が凶悪な上に一度感染したら駆除が難しい事。何をやってるかというと、自身をRecycleフォルダにコピーしてそこから実行するということをやってるらしい。アンチウィルスソフトはRecycleフォルダは検索しないという事を突いているのだ。しかもOutlookを使ってる場合、addressのメールアドレスに自己複製して送付しまくるというのだから性質が悪い。半分はMS社の責任の気もするが。ともかく「実行ファイルが送られてきても実行するな」という基本が守られていればおそるるに足らなくはあるのだけど…
 29日に前の研究室の後輩N口君がバーベキューをするというのでM瀬君から「良ければどう?」と誘われてたのだけど、後からM瀬君伝にその後輩が「オタク度が上がるから来て欲しくない」と言ったのだそうな。話を聞いてみればその後輩の彼女と友達二人が来るという。ま、気持ちは分かるんだけどね〜、彼女とその友達の前でかっこわるい所を見せたくないというのは。そうでなくとも、居心地の悪い雰囲気を作らないように人選をするというのもわからないではない。しかし気持ちはわかるし、ちょうど29日には他の用事が入ってたのでどうせ参加は出来なかったのだけど、だからと言ってムカつかないかというと話は別。下手にごまかされて拒否されるよりはいいが、せめてそういう失礼な事を言うのなら人伝でなく本人の口から言われれば、こちらだってちっとはすっきりするのだ。あまり根に持つような事ではないが、だからと言ってきっぱり忘れられるほどこちらも人間は出来てない。まあ、オタクだというのは間違いではないのだけどね。
 まあこういうオタク呼ばわりはむかつきはするのだけど、事実だから「怒る」まで行くかというと別にそこまでは行かない。けど最近ウチの姉から届いたメールが…
「×××にはまった」
注:×××は某週刊少年誌で連載中で、アニメ化もされてるある漫画です。
「×××の原作コミック買った」
「×××のページ作っちゃった」
 ……わたしゃあんたにだけはオタク呼ばわりされたくありません。

開き直ってオタクな話題

 週刊少年チャンピオンで高橋葉介「KUROKO−黒子−」がひっそりと終了。しかしやや打ち切り気味の急ぎ足な展開にも関わらず、少年ジュヴナイルとしては非常に良く出来たラスト。ベテランという事もあるが、あやうい世界観を安定して作り出す事といい、高橋葉介は少年漫画のストーリーテラーとしては第一級と言って良いのではないだろうか。
 惜しむらくは高橋葉介のビジュアルの奥にある思考を読める読者は殆どいない(だから王道でありながら異端なのだ)ので、どうしても対象年齢が高めに、読者層も偏ってしまう。夏の間に新連載の予定があるらしいので続けて期待したい。
 少年チャンピオンというともう一つ、王道にして異端な漫画が載っていて以前「殆ど誰も誉めないが誉める!」と書いた「大介ゴール」の作者馬場民雄氏の「虹色ラーメン」。
 前作に引き続きみっともこっぱずかしくなるような題名だが、中身は極めて王道。絵柄といい作話法と言い、これだけ丁寧に、地に足をつけて(嘘がないわけではない)、なおかつそれでいながらケレンがあるという漫画を書ける人は極めて希少な人種だろう。
 高橋葉介は異端な視点、世界様式の上に王道の世界観を作り上げるのに対し、こちらは何から何まであまりに王道すぎるがゆえに逆に異端となってしまっている。言葉は悪いが、これだけ「王道」すぎる漫画は最近では流行らないだろう。でも面白い。すごいとしか言い様がない。
#個人的に「大介ゴール」は少なくとも中盤まではスポーツ少年漫画の中でも一二を争そう出来だと思っている。
 心配なのは「大介ゴール」でもそうだったが、あまりにしっかりと地に足をつけて主人公の成長を描いてしまうがために、物語の進行が進む前に主人公の成長が終ってしまい、連載が比較的短命になってしまう事。(実は長期連載されている少年漫画の主人公というのは殆どが 成長してない のだ) この点を克服できるか、どう克服するかを楽しみにしたい。