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2013年07月03日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] カードファイト!!ヴァンガード リンクジョーカー編#24と這いよれニャル子さんw#12

  カードファイト!!ヴァンガード リンクジョーカー編 #21「黒輪の力」。謎の勢力「リンクジョーカー」により意識を乗っ取られた立凪タクトにより、「リバース」させられてしまった櫂トシキ。日常の裏で惑星クレイをめぐる事態が再び繰り広げられていることに気づかないアイチたちは、一向に姿を見せない櫂、コーリンを心配する。
 その頃、リバースした櫂は、テツに目をつけ勝負を挑む……

 相手のユニットを「ロック」(撤退ではなく、その場で何もできない状態にしてしまう)という超絶インチキなユニット特性を持つ「リンクジョーカー」。そもそもそんなんにどうやって勝つのかってのがわからないけど(ナオキがリバースした時はロックを使ってなかった)、さらにゾンビ状態でリバースを増殖されては……
 櫂も、最初はアイチの「先導者」としての役割だったのが、いつの間にか追いつかれ、追い越されたことに自らの力不足に忸怩たる思いを持っていたのをリンクジョーカーにつけこまれ、自らの力でやり遂げるという信念まで捨てることに……目にワルモノ線までできちゃってw
 つか、スイコも闇堕ちか?
 テツがリバースされたら、福原高校は侵食され放題だよなぁ。櫂がまともに敵になったら、対抗できそうなのってアイチ、レン、レオンくらいだぞ……どうするんだ?


  這いよれ!ニャル子さんw #12「さよならニャル子さんW」。地球の幻夢界を守っていた蕃神の新型機が完成し、ニャル子たちが請け負っていた地球幻夢界の護衛任務も解かれることに。つまり、地球にいる大義名分が失われたことになり、地球を去らなければならなくなったニャル子たちは大慌て。とは言っても上の言うことには逆らえない。真尋も、仕事だから仕方ないと言い聞かせながらも、内心は複雑で……

 ニャル子さん第二期最終回。見ている皆さんすっかりお忘れと思いますが、野良ニャルラトホテプことニャル子の兄ニャル夫がぶち殺しまくった地球の神々と蕃神の穴埋めのために地球滞在してたんですよ、ニャル子たちは。ところが再建造まで500年かかると言われていた蕃神が、何故か突如完成。それも蕃神鍛冶の新開発したHPLシステム、通称 H(エイチ)ビルダー により一晩での開発が可能になったという……って、オイ! ガンダムAGEディスってるなよwwww
 ともかく、そのせいでニャル子たちはお役御免の憂き目にあい、不承不承ながら幻夢界に様子を見に行くのだが、そこで試作テストに立ちあうチャンスが……実戦テストと称し、それを口実に蕃神をぶっ壊しちまおうぜ! といつもどおりろくでもない計画をクー子、ハス太と一緒に企むのだが、そんな目論見以前に蕃神が突如暴走を……ってか、何故か戦闘そっちのけで真尋を追いかけ回す蕃神……実は新しい蕃神は、地球最強の邪神、ニャルラトホテプの行動を元にルーチンを組んでおり……って、オイ、それが原因かよ!
 なんだかんだでうやむやのうちに蕃神も破壊され、結局ニャル子たちも今までどおり八坂家に滞在することに。そして、真尋のチョイデレ。まあ、ニャル子が真尋に本気だというのが、変な形ではあるけど確認されたわけだし、無碍にもできないってところか。
 一応三期もやるくらいは原作ストックあるけど、そうすると次はフラッシュアニメのキャラであるアト子も出てくることになるのか? ああ、そういえば今期でも11話で惚れ薬入りチョコを送ってたっけ。いや、それも彼女の恋愛嗜好に原因があるのだけど……


2012年07月03日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] LUPIN the Third 〜峰不二子という女〜とアクエリオンEVOL

  LUPIN the Third 〜峰不二子という女〜 。峰不二子の隠された過去……と思いきや、その記憶は偽物。実験の結果動くことができなくなった少女の夢を叶えるために、ある人物が彼女の望むままに少女たちを誘拐、記憶を刷り込み、彼女の代わりに彼女の望む人生を送るかを繰り返し実験し続けていた。峰不二子は財宝を狙って潜入したところを捉えられ、同じ実験を行われただけ。盗賊となっての不二子の活躍にその少女アイシャは満足するが、だがそれはアイシャの「IF」の人生ではなく元々の不二子の生き方。アイシャが不二子を狙ったのも植えつけた記憶を封印したことで「IF」のアイシャであることを否定されたからだった。
 その復讐なのか、それとも同情なのか、ルパンと不二子はアイシャを盗み出し、他人のものではない自分の人生を与え、息を引き取らせる。
 結果ルパンたちは1stシリーズの最初の頃の状態に。ファム・ファタールであり狂言回しでもある峰不二子のキャラを正面に出し、原作寄りのキャラ造形で違和感が出てきうるルパンや銭形はその奥で活動してるという構造は結構良かったように思う。ただ一点、不二子がルパンをからかいつつ彼に自分を追わせるように仕向けるようになったかだけが欠けてるけど、その他の部分は非常に満足が行きました。さすがに「ミチコとハッチン」の山本沙代、ピカレスクなアクションヒロインはピカイチだなぁ。

  アクエリオンEVOL 。アマタとカグラの前世がアポロで更にその前世はアポロと一緒にいた羽狗ポロン。いや、それだけでもズッコケというかびっくりなのだけど、不動ZENが本当はアポロだったりまあなんというかいろいろと……でも前世でのつながりを否定しての展開は良かったと思うし、前作のラストで主人公たちの自己犠牲で終わるという釈然としない終わり方が、今作で約束が叶えられたという形で締めになったのは、ちょっと安心したかも。
 でも主人公カップルが地味だったりその葛藤が他のキャラに埋もれたりで、その点は損をした部分かも。まあ、アンディの初合体も叶ったし最後はMIXも女に戻ったみたいだからいいか。つか、イブの呪いって何だったの?
 そう言えばどっちも脚本が岡田麿里だったな……仕事しすぎだろう、岡田麿里。


2011年07月03日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その3

  戦国乙女〜桃色パラドックス〜 。赤い甲冑に支配されたイエヤスも助け出し、事態は収束したかと思いきや、マサムネが安土城の廃墟から赤い甲冑を見つけ、野心を再燃させてしまう。美少女化もので二番煎じ、しかもパチンコ企画というアレさ加減ながらも、B級としては各キャラ見せ所がそれなりにあり、キャラも立ってて結構面白かったです。「戦国時代(みたいな世界)行ってしまった理由」というのがあまりにいい加減で爆笑ながらも、そこらへんの説明や整合性よりキャラの魅力が出せてたのが良かったかも。まあ、「どこが戦国」というのはいいっこなしとして。
 しかしへうげものと並行して見ると、かなりアレですな。

  C 。アメリカ金融街により跳ね返された「C」の再襲来に日本の未来をさらに売り渡すことで金策をしようとする三國。未来を失ってまで守る今に意味などない、と彼を止めようとする公麿は、圧倒的な資産差がありながら、輪転機の主導権を巡って戦いを仕掛ける。
 「未来」と「今」、そしてそれをつなぐ「金」の意味について、それぞれの理念を付き合わせ、三國は信念の基にしていた「今がずっと続けばいい」という妹の言葉に「本当は否定して欲しかったんじゃないか?」と言われ動揺する。Qも、ただのアセットではなく、三國の未来(ずっと続く今)として、妹の姿を宿してたことが明らかに。勝負は資産差で圧倒的不利な公麿が終始劣勢を強いられるが、裏工作により日本円の価値が暴落したことで、ついには日本円が国債取引停止に。それによりミダスマネーの価値もなくなり、資産差による優位は消滅してしまう。そして公麿がつかみ取った日本の未来は……子どもにあふれ、商店街も活気を取り戻した社会。ただし、流通通貨は「円」ではなく、「ドル」「セント」。使われてる言葉は日本語のままのようだから、失ったのは貨幣経済の独立性のみらしいけど、それが良いことだったのかどうかは……
 さらに、それだけでは終わらず、日本金融街は消滅したはずなのに、真坂木が……人のいるところ金あり、金あるところに金融街あり、ということですか。真朱の正体が一体なんだったのかは大変気になるけど。

  あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 花火を打ち上げてもめんまは消失しない……それではめんまの本当の願いはなんなのか。皆がそう問いかける中、次第に皆がめんまを成仏させようとしていた、本当の気持ちを吐露していく。
 皆がめんまを成仏させたい理由、ゆきあつはじんたんしか見えない状況に耐えられないからだし、あなるはじんたんがめんまに囚われ続けているのがつらいから。つるこは、ゆきあつがめんまが一番というのを見るのは辛いが、もしめんまがいなくなっても自分がその次ではなくあなるが次だと思ってるから、どっちかというとゆきあつの一番の理解者で居続けるため。しかも、あの日にみんなが企んでいたことをめんまが知っていたことを知っていた唯一の人物。ところがそれよりも意外だったのがぽっぽ。単に昔の仲間がまた集まって一緒に活動するから、と思ってたのが、実はぽっぽは、川に落ちて流されていくめんまを目撃していた……めんまを助けるどころか、そのことを誰にも言えなかったことをずっと抱え続け、世界放浪の旅と称して日本からも逃げ出していたのが真相。自分の罪悪感のためにめんまを成仏させようとし、そんな自分では成仏させられないと一番自覚していたのは、一番の傍観者に見えていたぽっぽ。
 しかし、それぞれの事情でそれぞれが自分のためにめんまを成仏させようとしていたことが、皆がめんまの死にどれだけ傷ついていたか、めんまのことを忘れられなかったかという裏返しでもある。だから、みんなでめんまに向き合おう、とじんたんがめんまの元に向かった時、見たのは消えようとしているめんま……めんまの願いとは、じんたんの死んだ母親と交わした「じんたんを我慢させず泣かせてあげる」という約束。それは、すでに果たされてしまっていた。
 消えゆくめんまをつれて秘密基地に急ぐじんたん。しかし、たどり着いた時にはすでにじんたんの目にもめんまの姿は見えない……
 罪悪感、喪失感、それらのものがないまぜになって行なう最後の「かくれんぼ」そしてその結末。「幽霊もの」ってのは、生者のための救いがテーマなんだけど、いわゆる幽霊ものとは違うめんまの演出、「めんまの姿は画面に映ってるのに見えていない」「消えかけのときも身体の向こうの風景が見えるのではない」というのが、めんま自体が登場人物の一人であり、使者とか生者とか関係ないという存在感を与えてましたわ。
 個人的にはこの演出があったからこそのこの話だと思います。とてもいい作品でした。


2010年07月03日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] みつどもえ#1

  みつどもえ #1「丸井家!良い子悪い子恐ろしい子」。新任教師の矢部智は、赴任した6年3組の担任になる。歓迎のレクリエーションが行われるが、開始早々バトルロイヤルになったりとんでもないことに……それというのも、このクラスには超問題児である日本一似てない三つ子、みつば、ふたば、ひとはの丸井三姉妹がいたからだった……

 原作のカオスぶりをあますところなく再現w 前作の「こども学級」から急に絵柄がかわいらしくなったけど、内容は相変わらずだものなぁ。更にアニメでは原作では始まってもすぐには出てこない「ちくび」の話も出てくる。いや、「ちくび」ってのは6年3組で飼ってるハムスターの名前です。そんな名前付けるな!w
 基本下品でアホネタなんですが、こんなので笑っちゃう! 悔しい!w
 特にクラスでちくびの世話を誰がするかでもめた時の会話が……どのキャラも容赦ないしなぁ。次回予告の「何故誰も止めなかったのだろう」って、もっともすぎてなにも言えんw


2009年07月03日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] バスカッシュ#12とうみもの#2

  バスカッシュ #12「リーグ・リーグ・リーグ」。ついにタービンシティでのOCBチャンピオンシップが始まる。ダンたち「チームバスカッシュ」は初戦の対戦相手「トライスターズ」との試合に臨む。最初、余裕ぶってジャンプボールをわざと譲るダンだったが、トライスターズのトリックを使ったプレイに翻弄されて意外な苦戦をしてしまう。
 一方、順調に初戦を勝利するエクリップスだったが、OCBプロモーターのジェームズの元へとある目的のために直談判に行く。それは、彼女たちにとって決して譲れないことだった。

 今夜も一挙二話……って、前半と後半に詰め込んだだけやんw OPは「忙しい人のためのバスカッシュOP」かと思いました。後半は完全にエクリップスバージョンのOP。新素材はほとんどないので、体勢立て直しのための省力なのかな?
 トライスターは三つ子の子どもたちのチームで、かなりセコイトリックを使ったプレイでダンたちを惑わせるのだが、アイスマンには通じない。試合中の外部からのアドバイスって禁止なの? まあ、放っておいた方が面白いってのはあるだろうけど。w
 後半は、エクリップスにこのOCBチャンピオンシップの本当の意味を問いただされたジェームズが、彼女らに真実を語った……っぽい。いや、何が語られたのかはわからないんで。冒頭に流れた「バスケは神々の世界創造の再現」ってわざとらしいナレーションと関係してるのかな? 例の遺跡のこととかあるし。
 ただ、ジェームズ自身はダンたちに肩入れしてるようだけども、ダンたちが「本命」ということでもないらしい。
 話のテンションは、詰め込み気味のせいか下がってるような。心配だなぁ。


  うみものがたり #2「指輪の心・巫女の心」。夏音の指輪を見つけたウリンが謝って石棺の封印を解いてしまう。ウリンを見つけたマリン、夏音だが、その目の前で石棺のすぐそばにあった亀の石像が、本物のウミガメになるのに度肝を抜かれる。そのウミガメこそが「海人」たちの間で語り継がれている、「そら」に行ったまま帰ってこなかった亀の長老だった。
 かつて海人と空人が協力して封印した魔物・セドナ。その半身の封印の解放を予見し、そのために石像として備えていたのだという。そして、マリンこそがセドナを封印しうる「海の巫女」と告げる。
 みんなを助けるためならと海の巫女となることをあっさり了承するマリンだが、突然立ってしゃべる亀が現れ、夏音は完全にパニック状態。長老がマリンに渡した巫女の力の源を「霊感商法の石」と決めつけ、怒ってその場を去ってしまう。
 夏音を気にするマリンと裏腹に気にも留めず説明を続ける亀の長老。彼はセドナは半身では力は不完全で、世界を破滅させる力がないこと、そのために海に封印されてるもう半身を解放しようとしてること、一方でこちらも海の巫女と対をなす空の巫女がいないとセドナに十分対抗できないことを教える。
 マリンたちの話を信じないまま帰途につく夏音だったが、途中、海から変な女が上がってくるのに出くわす。またマリンたちと同じ霊感商法かと疑うが、その女は全身を変形させながら、夏音の「邪悪な心」を吸収しようと襲ってくる

 おっと、まさかのバトルものw
 バトルものとしてもプリンセスチュチュみたいな変なバトルかと思ったら、思ったより普通。ただ、相手を倒すのではなく、セドナによって本来の姿をゆがめられた海の仲間を、その正体を見破ることで元の姿に戻すというのは、佐藤監督らしい。それそうおうの攻撃力と決め技は持ってるみたいなのだけど。
 そして、あっさり夏音が「空の巫女」であることが発覚。「なんで自分が!」と拒絶する夏音だったが、ウリンが勇気を振り絞ってセドナの復活は自分のせいだと告白、苦戦するマリンを助けてと懇願することで、自分が指輪を投げ捨てたせいでセドナ復活に結びついたと、空の巫女を引き受けることに。
 セドナの魔力に操られてた彼女を解放し、夏音も今度は素直に指輪を受け取るのだけど、一話目で指輪がなんかセドナの力を帯びてた描写があったよなぁ。ラスボスは夏音?
 しかし、一応形式としては「変身少女(魔法少女)もの」なのだけど、佐藤監督らしいテイストで安心しました。次回もほのぼの日常話らしいし。

 「うみねこのなく頃に」は録画してあるけどまだ見てない。SF大会行く前になんとか。


2008年07月03日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] ニコニコ終了か

  ニコニコ動画、映画やアニメの二次創作作品を削除へCNET japan )。う〜ん、番組丸々だけではなく、MADもですか。まあ、権利者の行使できることではあるんですが、これらのアップロードで人を集めてきたニコニコが、これらを切るって事は新しいビジネスモデルでもあってそれに移行……には見えませんわな。
 日陰の存在であればともかく、ここまで大きくなってしまった以上ねらい打ちされるのは必然とも言えるけど、ここまで徹底的にやられるとは。ネットというものが出てきた以上テレビ局などもこれまでとは違うビジネスモデルを模索しないと先細りになるのは目に見えてる(特に制作が外注になり、局自身の番組制作能力が落ちている、しかも制作現場に金が落ちにくくなってる現状ではなおさら)のだから、これらのシステムを使いなんらかの模索があっても良さそうなものなのだけど。結局、テレビ局としては「録画装置も何もなく視聴者が時間通りにテレビにかじりつく」スタイルの固執してるように見えるけど、時間は巻き戻せませんわな。
 いや、今回の場合は制作者側だけど。
 ドワンゴがふがいない以上に、既存のやり方に固執するあまりにコンテンツホルダーの打つ手のなさがより浮き出てるニュースの気がする。

[アニメ] ペルソナTS#26と紅#13

  ペルソナTS #26「浮上する未来」。くじらの中で幸せな日常を夢見ていた慎。だが、それが幻だと見やぶった彼の前に、諒が現われる。諒は慎にもうこの件には関わるなと言い、自身のペルソナの件で自分のペルソナを切り離せと言う。諒はペルソナは歪んだもの、不自然なものとして、くじらの飲み込んだペルソナや魂と共に深い眠りにつこうとしていた。
 その頃外側では、戌井が実験体に仕掛けた爆弾も実験体を破壊することに失敗し、めぐみと拓朗が必死の抵抗を続けていた。しかし実験体の複合ペルソナはあまりに強力で、二人のペルソナも引き剥がされかけ、裏返りが起ころうとしていた。くじらの内部からそれを見ていた慎は、二人を助けようと外へ飛び出ようとする。その時、慎を助けるように現われたのは……

 う〜ん、惜しい。心理描写は全編通して細やかだったのだけど、その分局面の展開がわかりづらい構成になってしまった。最初は両親の贖罪のため、また家族を守るために小松原の野望を阻止しようとしていたが、本来は二人とも助かっていたかもしれない洵と結う祈を諒を騙して実験台にしていたこと、そして自身のペルソナが暴走して映子を殺してしまったことで「ペルソナは本来あってはいけない歪んだもの」として、ペルソナを眠らせようとする。その為に洵、そして結祈がくじらの中に取り込まれることに。すべてのペルソナを沈静化し眠りにつかせる二人のペルソナで、くじらごと眠りにつかせようとしたのだろう。小松原もまた無意識を統合する実験台という形でしか愛せず失った娘のアヤネを求めて、実体を失い、実験体の中に意識を残しつつくじらを取り込もうとする。しかし、慎はどちらも正しいとは思えない。結論が出せないながらも、友人たちの危機に思わず飛び出、裏返りに間に合わないと思った瞬間に現われたのはカナルのペルソナ、そして彼女の幻影だった。カナルの魂がくじらに取り込まれてたということは、彼女は人間と同じ魂を持ってた、ということ。いや、今回最大のクライマックスですよ。
 諒、洵、結祈をこんなことの犠牲にしないため、また家族が一緒になるために実験体の複合ペルソナを攻撃する。それを見ていた諒は、見かねたように一緒に攻撃、洵・結祈もペルソナを発動させ、支援する。
 結局実験体は倒すが、くじらから帰還した諒は天命尽き、慎の腕の中で息を引き取る。
 そして一年後、浪人していた慎も進学先が決定し、学園の寮に残った洵と共に荷物を取りに実家に戻る。無人の家の鍵を、兄弟の隠し場所に隠そうとするが、もうこの鍵を探す人はいないと気付き、二人でそれぞれ鍵を持ち合う。中性っぽさが抜けてきた洵の様子から見ると、結祈はくじらと一緒に眠りについてしまったんだろうか?
 最初に書いたとおりちょっと話の展開で残念なところもあったけど、やっぱり全般的にとても良かったし、カナルが恵と拓朗のところに慎を導くシーンはやっぱちょっと来た。ジュブナイルとしても成長がはっきりと示されて上手いと思う。
 地味目の展開だったけど、半年間楽しませていただきました。


  #13「ゆえに我存在り」。九鳳院に囚われの身となった紫を助けに向かった真九郎たち。しかし九鳳の家の者たちに阻まれ、一度は這々の体で逃げ出す。しかし真九郎は単独、やはり紫を放ってはおけないと再び奥の院に向かう。

 最初「邪気眼?」って感じで、絵柄は綺麗だけど単にオサレな中二病アニメか、とあまり期待してなかったのだけど、ほとんどが紫と真九郎、そして周りの人々の淡々とした日常を描いていて、それが最後に邪気眼設定と繋がるのはちょっと個人的に盛り上がってしまった。いや、おかしな点を言えば雪上でヒール履いて格闘戦だとか、なんで近親相姦家系やねん、とか、いろいろツッコミどころはあるのだけど、それよりも真九郎と紫のやりとりがきちんと楽しくなってました。
 期待もしてなかったけど、これは意外と良かった。


2007年07月03日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 久間氏辞任、だそうですが

 発言単体で見ても、不謹慎ではあるかも知れないけど辞任を迫るほど問題があるものとは思えなかったのですよね。で、気になって発言全体の流れを調べてみたのですが、問題があるものどころか。
  whirl->now さん経由で見た 朝日新聞の記事 を見てみると、問題があるどころか、世間的な一般常識の話。世間的に、であってもちろん正確ではない部分はあるのだけど、それとても問題になるほどのことではないし、第一問題にしてる人自体がほとんどいない。
 久間さんは正直好きか嫌いかでは好きではないし、発言が迂闊すぎてなんとかしてくれ、とも思いましたが、これに関してははっきりと「マスコミの発言トリミングによる世論誘導の成功例」と言えましょう。柳沢厚労相のときなどと比較してみると早い話が「水に落ちた犬ほど叩くと効果がある」ということでしょうね。そういうマスコミにも、そういう空気を作った世論にも絶望気味。無論民主などに期待できるわけもない。(だからと言って自民に期待しているわけでもない。ひどい状況の中で比較的マシな選択肢を選ぶ他ないと言うこと)

  上半期の新車販売、30年ぶり180万台割れ朝日 )。「 自動車税や自動車重量税などで軽自動車が優遇されている現行の制度を見直さない限り、軽への乗り換えは今後も進むという見方も出ている。」なんかいろいろ間違えてませんか? 努力の方向を大幅に間違えてるような……しわ寄せは消費者に、ですか?


2006年07月03日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 人生の30%

 ワタクシの人生の30%くらいは憎悪から出来てると自分では思ってるんですが、それでもネットで日記とか巡回してて、無闇に毒を撒き散らしてるのばかりを見ると、神経に堪える。
 私もわりと日記で毒づいているけど、日記がまるのままそればっかりというのはきつい。身近な事の不満とかであれば、それでも知り合いならできるだけ吸収してあげようとかとは思うけど(ま、そういうのはお互い様だから)、身近な事とか入れ込んでることとか、そういうのでなく、わりとそこまで毒づく必要があるとは思えない報道とかに対して、しかも衝動的感情的なのばかりだと、なんだか一方的にダメージを食らってるだけの気になってしまう。まあ、ネット上で身近なことってプライベートすぎて書けないから、そういうので発散してるのかもしれないけど。
 怒るな、じゃない。発散するな、でもない。でも、日常でもないし思い入れもないことで、しかも衝動的なそれは大抵自己のストレスの押し付けにすぎない。こちらって、そちらにとってただのストレスのゴミ捨て場? とか思ってしまう。
 何より、消化のしようがないストレスを浴びせられるというのは、辛い。たまにならしかたなかろうけど、ずっと、それのみを継続的にそれを浴びせられるのは……
 薄い人生かもしれないけど、それでも30%分の憎悪をそんなもので呼び起こされるのはわりとたまったものではない。

 ああ、いけね。書いてて自己反省(嫌悪)するところがありすぎた……orz

[アニメ] .hack//Roots#13とシムーン#13

  .hack//Roots #13「Tragedy」。話の転換点かな? っつーか2クールものとは事前まで知らなかったので意外……オーヴァンが行方不明のまま匂坂とタビーが旅団を離れ、志乃は旅団の解散を宣言する。それでもオーヴァンを待つ志乃に、よりそうように行動を共にするハセヲ。オーヴァンの代わりなど出来ないとわかりつつ、焦るように志乃を守れるだけ強くなろうとするハセヲ。しかし教会のゼロ・ポイントでオーヴァンを待つ志乃の前にPCともNPCともつかない謎のキャラクター、「三爪痕(トライエッジ)」が……
 志乃が三爪痕によりロストさせられ、匂坂もタビーも一旦自分たちでギルドを立ち上げはするが、結局オーヴァンのいなくなった「The World」に自分たちのいる意味を見出せず、「卒業」を宣言する。エンダーや直毘がオーヴァンのキャラクターデータを捕獲する目的のみでしつらえられたセカンドキャラであり、メインキャラはゲーム版の仲間キャラだったことが明かされ、おそらくゲームの前哨編としては、この13話で十分完結してるのだと思う。
 ただ、当たり前なんだけどそれだとおっそろしく中途半端で、実際この後も話は続くのだけど、一体どう続けるんだ??? ゲーム版の話をする、ってわけでもないだろうし……
 あと、ちらとリアルの志乃(のプレイヤー)の部屋がちらと映ったけど、本棚に看護関係の本が見えたことからすると、看護学生なんだろうか?


  シムーン #13「理(ことわり)」。カイムとアルティ姉妹の不和がシムーンの安定性に影響を与えたことから、ドミヌーラはシムーンがパル相互の精神的関係に依拠してるのではないかという推測を立てる。シムーンは神への祈りを捧げる神聖な蒸気だと信じるシヴュラにはその推測は俄かには信じがたい。だがアーエルはその推測に興味津々。ネヴィリルが前のパルであるアムリアと最難のリ・マージョンである「翠玉のリ・マージョン」を試み、失敗したことを知って、無神経にも「あたしとならきっと上手く行くよ!」とネヴィリルに口走ってしまう。それを聞いてネヴィリルはアムリアの死を思い出し、情緒不安定に。アムリアとは古い仲間であるコールのメンバーにも動揺が走る。そんな中、フロエはアーエルに、アーエルは本当の「好き」を知らない、と言うのだが……
 シムーンが単にシヴュラの腕だけではなく、パル同士の愛称に左右されるってのは多分そうなんだろうなぁ、となんとなく思ってたけど、アーエルの言葉に激しく心を揺らしたネヴィリルが、アーエルと再度パルを組んでもなんともなかったというのが??? 確実になんらかの伏線なのだけど、ネヴィリルの心情はどのようなものなんだろう?


2005年07月03日() 旧暦 [n年日記]

[特撮][アニメ] 中の人

  仮面ライダー THE FIRST だけども、ホームページの画像だとわからないけどもあちこちに露出しだしたスチール写真を見ると、ライダーのスーツとマスクの隙間から生身の首筋と髪の毛が覗いてたりする。これってスーツの手抜き……ではなく、コミック版準拠ってことなんだろうな、この部分も。(石ノ森コミックの仮面ライダーはあの姿に「変身」するのではなく、怒りによって顔に浮き出る傷を隠すためにあの仮面をかぶっている。つまり、本来はちゃんと「仮面」ライダーなのだ)

 で、その仮面ライダーの名を冠する 響鬼 は……なんか、う〜ん。大きな話の流れがまだ全然見えてこないので、なんというか。明日夢の成長ものとしてもなぁ……

  エウレカセブン 。今回が「アクペリエンス1」だったので次回は「アクペリエンス2」かと思ったら全然違いますた。今回はオヤジが結構いかしてましたな。軍の艦長とかも。 「そんな小さなことを気にしていたのか」。ドミニクの未熟さと対照的でイカス〜。しかし相変わらず設定とかはよくわからない……コーラリアンってのはなに?
 それと前回からのヒキの部分でジ・エンドが手を伸ばしてニルヴァーシュを捕らえるシーンがあったけど、やっぱ手を伸ばして相手を追いかけるって、悪役の技だよなぁ。正義の味方側にそれやらせちゃダメなんだって。特にスーパーロボットやってるつもりなら。>アクエリオン
 今回の話で、OPに使われた映像のほとんどは本編に出たわけですな。本編からの使いまわし映像とは思ってもいなかった。次からはOPの映像が変わるという噂もあるみたいだけど……

  絶対少年 は「三度目の約束の夜」。けど、歩の記憶にない「一度目の約束」の方が物語りのキーになるのか。ねこおどりの晩にもなにかが起こるんだろうけど。
 拓馬は自分の口から潮音に断りを入れることが出来ず、美紀を利用するような形に……自分可愛さが見えてしまって、これはなぁ。逆に潮音は美紀に憎まれ口を叩くんだけど、これももう自分ではどうしようもなくなっている模様。どんづまりだなぁ。
 それにしても美玖、髪を下ろすととたんに長くなってる気がするんですが……あと、美紀はパジャマの上から腹巻……そうか、あのヘソだしルックの影にはそんな努力が!

 日は何故か一日中不調だった……ほとんど寝て曜日。


2004年07月03日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 夏にしもやけ

 どうも冷蔵庫の冷えが悪いので良く確認したら、しもがほとんど氷になって貼りついていた。古い冷蔵庫とはいえ、そんなんなるまで気付かんのか。>ワシ
 で、仕方なくしもとり。何ヶ月かいっぺんやってるんだけど、夏場は湿気が多いので特につきやすい。一番壁側などほとんど完璧氷。でもなんとかひっぺがす。う〜ん、冷蔵庫の買い替え、考えようかなぁ。多分考えるだけだけど。

[必殺][その他] シェイはタンゲ、ナはシャゼン

  時代劇マガジン vol.8が出ていたので購入。必殺仕置屋稼業DVD発売に絡んで、印玄役の新克利氏のインタビューが掲載。やはりレギュラーは一週間に一日、下手すれば半日くらいしか揃わず、大変な現場だったのに楽しかった、というのは初期必殺のインタビューで共通して出てくる感想か。新氏の純朴な人柄が出てるようなインタビュー。亡くなった深作欣二監督や沖雅也をなつかしむところはちょっとしんみり来る。他に興味深かったのは、スケジュールの確保がぎりぎりで、他の役者の吹き替え演技で撮れるところは撮ってしまっていたという話が面白い。つまり、走るシーンの足のアップだけ、手のアップだけ、後姿だけ、遠景だけ、別の役者でカットを撮影してしまい、新氏で撮ったカットとつなげるということをやっていたので、撮影してる間は新氏はいったいどんなシーンだかさっぱりわからず指示されるまま動いたり表情を作ったりして、あとで出来たフィルムを見てどういうシーンなのか初めてわかったらしい。あと、次週放映分を前の週にぎりぎりで撮影していたとか。(当然最初は撮り溜めしてたのだろうけど、こだわるあまりだんだん撮影がおしてきたのだと思われる)
 今号は他には中村玉緒が座頭市に関連してのインタビューとか。丹下左膳のミニ特集で 丹下左膳が元は新聞連載の大岡政談で出た悪役だった と初めて知る。うわー、知らんかった。恥。悪役ながら隻眼隻腕の剣士という特異な風貌とそのキャラクターに人気が出、「こけ猿の壷」が書かれたのだが作者死亡でその二本しかオリジナルはないという。その後、遺族から権利を買い取り別の作者が丹下左膳を主人公にした小説を書いたらしい。そんな経緯があったのか。
 非常に怪しいのが「マツケンサンバII」なるもの。なんでも「暴れん坊将軍」で有名な松平健が舞台公演の最後にフィナーレとして必ず歌うものらしい。「マツケン音頭」「マツケン数え歌」「マツケン小唄」「マツケンでGO!」「マツケンマンボ」「マツケンサンバI」(順番はあやふや)と進化してきたとか。
 って、 マツケンサンバを追え! なんてサイトもあるし。7/7にCDが一般販売されるらしいが、店頭で見たら大笑いして思わず買ってしまうかも……

[その他][特撮] 赤いジャージのウルトラマンって言ったら

 NHK歌壇の読者からの投稿歌で、「赤いジャージのウルトラマン」と読んでる句があった。ナニ言ってるんだ選者! 赤いジャージのウルトラマンって言ったら、庵野ひ……げほげほ!
 特撮誌にデカレンジャー七番目の戦士「デカブレイク」とブレイドの新フォームが露出してきた。ブレイドの新フォームはなんつーか……やっぱり微妙。


2003年07月03日(木) 旧暦 [n年日記]

××の宅急便

 先日日記に書いたことなので、一応続報(時間が経ってしまっているけど)。 宅急便で砲弾を送った送り主、逮捕産経 )。空薬莢とかをネット販売していて、その中に不発弾が混じっていたらしい。なんともはや。そりゃ、薬莢とか砲弾は手に触って見てみたい、って好奇心はないではないけど、同時にそれがなにを目的としたものか、ってのは忘れちゃいけないのだよなあ。倫理云々の問題でなく、単純に安全管理の問題として。
  ゲームと連携「ポケモン」映画、前売り券百万枚突破産経 )。すっかり定番と化したのだなぁ。実物は見てないしやってないので、なにが人気の秘訣かはわからないですが。なんかチャチャの一つも入れたいのだけど、入れる手持ち材料ナシ。
  2010年冬季オリンピックはバンクーバーに。韓国の平昌三票差で落選 )。接待だとか裏工作だとかはさておいて(多分、あるんだろうけど)、でも北朝鮮との情勢を考えれば、致し方ないのだろうとは思う。戦争になるってことではないかもしれないが、7年も先ではどう転んでいるか、本当にわからない。それでも三票差ってことは韓国への注目度の反映ではあると思う。え? ホントの内心を言ってみろって? すいません、勘弁して下さい。(^^;
  カレイドスター 。新作で揺れる海賊船のセット上での綱渡り、という演技に燃えるレイラ。目が完璧逝っちゃってます。怖いです。よろしいです。新作準備のスケジュール割とかで「いくらなんでもそれは変だろう」って部分は相変わらずあるけど、多分スタッフはわかってやってるし、そんなのは枝葉の部分だということだろうし、事実そうだろうし。なんつか、往年(70〜80年代)の少女漫画パターンを現代風に換骨奪胎した感じが心地よい。でも、4クールが2クールに短縮されたという、物騒な噂も……風聞に過ぎないことを祈る。
  香港映画が中国国産映画扱いに朝日 )。まー、なんてか、「挽歌」シリーズも中国映画かぁ。「ワイルドブリット」辺りは北ベトナムが敵役で出てくるんですが、OKなんでしょうか?
  バグダッドで米軍に対するテロ相次ぐ朝日 )。これをもってして「米英軍はイラク国民に歓迎されてない」というのは間違いだろう。同時に、「イラク国民全てが諸手を挙げて歓迎している」わけでもない。わかるのはせいぜい、ことはそんな単純な話じゃない、ということだろう。まあ、少なくとも60式自走無反動砲持っててどうこうできるたぐいの話じゃなさそうですな。
 今日、BIGLOBEから名古屋限定の光接続の勧誘のメールが届いていて、文の結びに「夏といえばやっぱり中部」と書いてあって、「?」だったのだけど、暫く考えて、「 TUBE 」と「中部」をひっかけていたのかと気付く。くだらねー。


2002年07月03日(水) 旧暦 [n年日記]

なんかトホホ

 昨日の ニューズウィーク のコラム記事 ニッポンが僕を泣かせる に関連して、どうも、海外では「韓国の国民規模の盛り上がりに対して、日本の冷め方は……」って意見も多いらしい。個人的には「なら、どないせいっちゅうんじゃ」という気分。
 一番端的にその理由がわかるのは スポーツナビ で掲載していた スポーツカメラマン宇都宮徹壱氏のコラム6/29分 の「いささか長い蛇足として」の部分だと思う。私も、別にナショナリズムにわく他国民を見てうらやましいとは思わないこと以外はほぼ同意見(もともとそういうの苦手)。日本人は、戦後教育の結果として過度のナショナリズムを封印された。また、もし日本がイタリアやブラジルや韓国のようにナショナリズム的な応援をすれば、警戒し恐れるのはほかならぬ諸外国の人々の気がする。私個人も見も知らないどこかの邦人と肩抱き合って「ニッポンチャチャチャ」なんてやるのは苦手だ。日本の戦後教育は誰かの都合で恣意的に押し付けられたもので、完全に鵜呑みにするのは危険だけども、過度なナショナリズムへの危機感は持っていてもいいと思う。
 ちなみに、以前リンクした サポーターズ・プロジェクト2002 をはじめたのは、この宇都宮氏らしい。
 ラク飲みたさに、来週末K研のM瀬君と「トルコ料理を食いに行こう」と約束したので(本当はさそう女の子がいればさそうんだけどねえ)、適当にピックアップ。
HACI (栄の繁華街のおくまったところにあり、常連が多い、落ち着いたお店らしい)
メルハバ (大須にあり。最近テレビで紹介され、わりと有名らしい)
オリエンタルの青い月 (先週末行った。お値段もお手ごろ、雰囲気も明るく、良いお店。ただ、4人がけのテーブルが4っつと、ちょっとお店は小さいかも)
ターコイズ・イスタンブール (一番最近近所に出来たトルコ料理店。外から見た感じ、ここも雰囲気が落ち着いてて食事を楽しむお店っぽい。店内は広い)
とんでイスタンブール (詳細不明。ちょっと調査に行ってみよう)
 人数が少なければオリエンタルの青い月かメルハバ、多ければターコイズ・イスタンブールかなぁ……交通機関とか、駐車スペースが考えもの。
  G-onらいだーす 。地方人の数少ない希望、 wowow ノンスクランブル枠新作アニメ。しかし、なんつーか、すべってるような……HAPPY☆LESSONとかも演出とかで古臭さを感じるときはあったけど、それとは別に笑える要素があった。これは、ただ古臭いだけという気が。懐かしいというほど古くもないし、うーん。ただ、お気楽展開なので、脳みそを軟化させてなにも考えずに見るのには向いてるかも。


2001年07月03日(火) 旧暦 [n年日記]

解けない魔法

 おとといの日記で書きたいことが中途半端で終わってしまったんで。
 ポケモン的願望充足世界ってのが悪いのかっていうとそうではない。少なくともポケモンは「わかり」やすく、多くの人間が楽しめる。その事は少なくとも結果が示してる。嘘の作り事で人を楽しませるのは、言ってみれば魔法みたいなものだ。特にポケモンは入りやすく馴染みやすい。だが、それは出やすくもあるということだ。いずれにしても魔法は解け、楽しかったという記憶だけが残る。
 それに比べると、テイマーズは入りにくい。何故なら子供が興味のない社会のことを巻き込んでいるからだ。やる気のない担任の先生なんか特にリアルすぎ。魔法とはかかって楽しいから魔法になりうる。その意味ではテイマーズはポケモンと比べたくさん切り捨てているものがある。だが、それがわかる子供がどれほどいるかはわからないが、現実に即した設定での葛藤(擬似的な、だが)というのは、現実の価値観で処理されるということだ。葛藤が起きた価値観というのは、程度の差はあれ、それ自体が変化する。(別にそれをするのに必ずしも現実的な設定が必要ということではない。葛藤自体がリアルなものであることが必要なだけ。テイマーズではそれをするのに現実世界という舞台設定を持ち込んでいるという話)
 テイマーズで言えば、パートナーのデジモンと一緒に敵を倒す行為に、制限無しの爽快感を持ち込んでいない。今のところストーリー中デジモンは社会に認知されてない存在だし、時々主人公たちの言うことを聞かず凶暴な面を見せる。更に主人公たちの行為を「危険な遊び」と断ずる大人も出てくる。(嫌な大人に描かれてはいるが、言ってることは紛れもなく「大人の正論」でもある) それに対して話の精神的主軸となるのは主人公たちと友達であるデジモンの関係である。平易に言い換えれば、友達づきあいをするのにメリットばかりではない、相互あるいは外部による障害もある、相手のことわかったつもりでも相手にはよくわかんない部分もある、その友達ってそこまでして付き合う価値がある? ということだ。友達をペットと置き換えてもいい。イキモノ全般は普通付き合うのには手間が要るのだ。
 「入りやすい」娯楽が価値観の変化を起こさないと言ってるわけではない。ただ葛藤がリアルなものの方がその変化の根が若干深い、ということだ。
 人間というのは過去の情報とその処理の集積という面を持つ。物語は「リアリティ」(≠即物的にリアルであること)でその情報とその処理を喚起し、情報処理の変化を生み出す。そして集積である以上、その一つ一つの蓄積は意味を持ってくる。その意味の重さは、局面によるが、どの部分にどのくらい根を張ってるかによる。
 多分、ポケモンに比べてテイマーズは魔法がかかる子供の人数は少ない。子供は大人より情報の蓄積量が少ないから、大人にとってのリアルは子供にとってのリアルでない可能性があるからだ。しかしそれは大人になってからもつきまとうものである以上、一旦かかったらそのかかり方は根が深い。将来その番組を忘れてなお、その根は残ったままであるかもしれない。
 ポケモン、テイマーズの最大の差異は舞台がどことか、主人公がモンスターをどう扱ってるかとか、そういう表層的な部分でない。その表層を構成するルール、すなわち「どんな魔法を、どのくらいかけるつもりなのか」ということなのだ。
 結局本当はコレが言いたかったのだな。

  Yahoo! BB の正式受付の申し込み云々のメールが。でもサービス的に不透明なところが多いので、決定はもうちょっと後だな。
  アギト映画 の情報の一部が。噂のG4システムは 自衛隊員らしい 。自動自律型のロボットという噂もあったので、ちょっと肩透かし。ニューヒーローとかって記事では書かれてるけど、なんかこれまでのパターン見てそんな話にならない気がするなあ。ところで唐渡亮って誰?
 君望、むちゃくちゃ蛇の生殺し状態なんですけど…