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2007年07月01日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] 電王#22

  電王 #22「ハナせない未来」。侑斗を襲い、ゼロノスと戦うリュウタロス。隙を突いてリュウタロスはゼロノスを追い詰めるが、とどめを刺そうとしたすんでのところで良太郎が身体の支配権を取り戻す。イマジンをしっかり管理できない良太郎をなじりその場を去る侑斗に、ハナが消えた時間のことについて聞こうと食い下がる。侑斗は「デネブの代わりにお菓子を全部売り切れ」と無理難題をふっかけてきた。
 一方、リュウタロスとゼロノスが戦っている間に契約を完了してしまったトータスイマジンだが、契約相手のサラリーマンは大した思い入れもない願いだったのでなかなか扉が開かない。業をにやしたイマジンは腹いせに契約者をぼこぼこにして病院送りに……良太郎はそんなイマジンの監視とハナの手伝いを、タロスたちを二手に分けて両方やることを提案する。


 リュウタロス、子供と言っても攻撃力がやたらと高いから洒落にならないなぁ。侑斗でなくてもそりゃ怒るだろう。と言ってもリュウタロスは独自にチケットを持ってるし追い出すに追い出せないって事情もあるのだけど(そもそも良太郎の性格から言って追い出せないだろうけど)。侑斗がいらついていた理由がもう一つあって、ゼロノスのカードは枚数制限があって変身できる回数が限定されていること。増やすことはできないのかな?
 足を怪我したハナが侑斗の無理難題に答えようとするのを良太郎が止めるのだけど、途中でハナが着ぐるみ持って物陰に隠れ、良太郎が慌てだしたからなにかと思えば……良太郎、役得? 白鳥百合子、最近あちこちでグラビアアイドルとして出てるし。前回まったくいいところなしだったモモタロスも所場代を求めて絡んできたチンピラ撃退で活躍。こういうのは確かにモモでないとなぁ。
 で、かなり無理矢理気味に過去に飛んだトータスイマジンを追って、今回の電王はロッドフォームに。亀対亀w 二体に分離するイマジンに、ゼロノスと協力して退治。けど、暴走してギガント体が出現。ギガントも二体……一体はイスルギで倒すのだけど、もう一体はゼロライナーが倒す。けど、バッファロー型ヘッドのドリルの方はともかく、もう一体のナギナタ型は……ウラタロスが「もう電車じゃないね」とツッコミ入れてたけど、それを言ったらおしまいよ?
 結局侑斗もゼロライナーと消えた時間のことはなにも知らなかったのだけど、「ゼロライナーは過去に確かに消滅し、そして復活した」と、ハナのいた時間も復活してるかも知れないという示唆を残す。消えたり復活したり、って、イマジンたちの目的にも関係があるのかな?
 次回は良太郎に憑く新たなイマジン、ジークが登場。別に磁石の力で合体したりとかはないと思いますが。でもこのジーク、映画版にも登場して映画版オンリーフォーム「ウィングフォーム」になるはずなのだけど……テレビではウィングフォームは出ないのになぜ???
 あと、雑誌媒体で「クライマックスフォーム」が露出し始めてる。ソードフォームをベースに、左肩にロッドフォーム、右肩にアックスフォーム、胸にガンフォームのデン仮面がくっついた形。四体同時憑依状態なのだろうけど、主導権は誰?

[アニメ] 電脳コイル#8とグレンラガン#14

  電脳コイル #8「夏祭り、そして果たし合い」。いよいよ夏休みに突入する大黒市第三小学校。ハラケンのおばちゃんは、デパート建設現場の電脳空間に大穴が開いた事件にイサコかヤサコのどちらかが関係しているのではと、二人を探り学校内に罠を仕掛ける。学校内の古い情報空間を探ろうとするイサコは、邪魔な罠を回避しようと、黒客をコイル探偵局たちにけしかけ、その隙を突くことを計画する。
 しかし、イサコの命令に複雑な表情をするのは黒客の元リーダー、ダイチ。ダイチは本当はフミエのことが好きなのだが、それがなかなか言い出せないこともありイサコの命令に素直に従えない。それでも逆らえないダイチは夏祭りに集まったフミエたちに、果たし合いの肝試しを申し込もうとするのだが……

 甘酸っぱいですなぁ。ダイチは浴衣姿のフミエに見とれ、イサコの到着まで申し込みを待つはずが、「は……果たし合いに行きませんか?」とマヌケな挑戦を……果たし合いの情報は実は事前に掴んでいた(そういや弟がスパイになってたっけな)フミエは、別に驚きもしないし、イサコが来てから再度果たし合いの申し込みをすることになって、その間皆で夏祭りの出店を見て回ることに……なんだかんだでダイチとフミエ、ヤサコとハラケンがいいムードになるのだが、腑抜けてるダイチを見て、イサコが「ミチコさんを呼んでフミエたちからメガネを取り上げても良い」と、ダイチに半ば脅迫じみたことを言う。自分が果たし合いで勝ってメガネを取り上げるのがフミエたちにとっても一番穏便に済む方法、と信じ込んでしまったダイチが、感情を押し殺して敵意丸出しの挑戦を……イサコにとっては騒ぎが起こることが重要であって、勝負内容は二の次のはずなのだけどなぁ(勝ったら勝ったで邪魔者を消すことができるのだろうけど)。
 ダイチ、フミエ組とは別に、ヤサコ、ハラケン組は境内でイリーガルを見つける。が、そのイリーガル、実は死んだカンナの電脳ペット・クロエのなれの果て。メタバグをハラケンに渡したところで、キュウちゃんに消滅させられてしまう。メタバグは、カンナのメガネにかかったパスワードなのかな?
 他に今回わかったことは、サッチーの命名はヤサコのお父さん(確かにセンスない……)、自称十七才の原川玉子さんはお酒が飲める(らしい)年齢、イサコの頭には少女の顔に見える影があること。
 で、さんざん甘酸っぱかった今回に対し、来週は黒客たちとのバカ騒ぎっぽい。ヤサコはメガビームのポーズの特訓やらされてるし、ダイチたちはどうもチョコレートボンボンで酔っぱらってるらしいし……ダメだこりゃw


  グレンラガン #14「皆さん、ごきげんよう」。王都テッペリンに迫った大グレン団は、獣人たちの攻撃に耐え、いよいよ大反撃を行おうとしていた。カミナの墓参りをしてそのことを報告するシモンとヨーコ。しかしそのことを察知したかのように四天王二人の要塞型ガンメンが同時に出撃してくる。圧倒的な物量を前にグレンラガンも押され、あわやとどめを刺されそうになるが、その時以前シモンがグアームを倒した時の映像を見て決起した人間たちが集結してくる。

 流れとしては、大グレン団集結と同じなのでその辺は、まあ。
 しかし大決戦だけあってアクションはかなり大サービス。板野サーカスもやりまくりだし。前回のシモンの活躍で、ロシウ乗ってる意味ないじゃん、と思ったら、シモンが疲れた時のバックアップとしての意味があったかw
 で、シモンとグレンラガンのピンチに決起した味方が集結……はいいのだけど、ダイガンドとテッペリンの合体技に、なすすべもなく特攻、ってのは……まあ、バカばっかだからなぁ。で、それに釣られて続々特攻をしようとした援軍を止めたのはニアの空中映像。いつあんな設備がw 天を衝くシモンのドリルを信じるニアは、ダイガンドをシモンが止めることを信じて、皆にも待つようにお願いをする。そこで「お願い」とメロディマークをすれば……って、それは持ってるぬいぐるみの方だったか。
 その信頼に応えるように、地中からダイガンドを攻撃したグレンラガンは、一度は押しつぶされそうになるものの見事に撃破。残るはテッペリン攻略のみになるのだけど、そのテッペリンの外壁が突然崩れ始め、巨大な顔が……テッペリン自体がガンメンかよ!
 次回は第二部終了か? 最後に立ちはだかるのはヴィラルかとも思ったけど、顔が二つあるガンメンが出てるな……エンキドゥではないよな? ロージェノムのガンメンなのかしらん? グレンラガンと因縁のある機体なのかな?

[その他] 関係ないし、どうでもいいってやどうでもいいんですが

  突如アキバで“6・30アキハバラ解放デモ”発生! 彼らの言葉に耳を傾けろ!ascii.jp )。デモの届け出は警察に届け出てるみたいだし、まあ、法律には抵触してないようだからお好きにどうぞ、というのが一応の態度なのだけど、個人的にどう思うかと言えば、ウザイ、の一言。
 「解放デモ」って、一体何から解放だってのか。「革命」とかを前面に打ち出すのも、冗談のつもりかもしれんけどそれにしたって何時のセンスかと聞きたくはなる。ギャグにもなってない。別にそれをやるのは自由だけど、自分たちがオタクの代表だ、みたいなツラされるのは鬱陶しい。そもそもオタク文化そのものがもはや消費文化の産物である以上、共産主義的思想とこれほど相容れないものもあるまい。こいつら一体何をしたいんだ、というのが正直なところではある。デモというわりには確たる主張があるわけでもなさそう。集まって騒ぎたかっただけ? それならそれで構わないけど、思想を振り回してるふりをして、それにオタク云々という看板を使われるのははた迷惑。
 主催者が中核派のシンパという話もあり、なんだか政治的に利用してやろう(そいでもって失敗してなんだかわけのわからないものになった)という匂いがしないでもない。
 何をするのも勝手かもしれんけど、やるなら自分たちの名前と主張だけでやってくれ。アキハバラ解放とか訳の分からんお題目をオタクの代表面してしないで欲しい。そもそもの主張がよくわからんけど、自分たちの要求を声高に叫ぶのが当たり前で、世間からどう見られ、それによりオタク全体がどう思われるのか、って頭はないらしい。人様世間様に迷惑をかけない、という価値観はないのだろうか。少なくともオタクの代表顔をされるのは私には迷惑。


  防カビ洗面器、「置くだけでピカピカ」根拠なし 公取委朝日 )。マイナスイオンとか酸素水とかもなんとかしてください。もうアフォかと。


  2007/06/29-17:49 医師、看護師の派遣解禁を=07年度規制改革要望−経団連時事 )。「 医師や看護師らが携わる医療は同法で派遣禁止業務とされている。しかし、医務職の人材不足が社会問題となっている中で、有資格者の女性や高齢者の活用を促す観点からも、早期に派遣を解禁する必要性を指摘した。」。自分の頭が悪いだけかもしれませんが、ここの理屈がようわかりませんですた……人材不足の解消のために不安定雇用を解禁することが、リーズナブルな解法? わかりません。人材不足の分野は、ただでもハードワークで責任を求められるというのに……


  Asked for Apology, Japan Plays for Time in Sex Slavery StandoffNYtimes )。はいはい、大西大西。本当にこの人はギャグにしかならなくなったなぁ……


2007年07月02日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 要領を得ない

  首相「実績問う」、小沢氏「逆転を」…参院選で党首討論読売 )。党首討論の最後の方だけ見ました。小沢氏が「二大政党制の確立を」と言ってる部分。「二大政党制にならなきゃ民主主義じゃない!」みたいなことまで言ってましたが、まったく根拠不明……安倍首相を支持するわけでもないけど、民主を支持するのもバカバカしいとしか思えない。どうにかならんものか。


  ニンテンドーDS、Wii好調の中、PSは…アメーバニュース )。スクエアエニックスとコナミがしばらくPS3用ゲームの開発と販売を見合わせるというニュース。新規は、ということだと思うけど、やたらと開発費がかさむが、売り上げが見込めないのでは、まあ、そういう流れになりますわな……久多良木氏にとっての理想かはよくわからないけど「理想のハード」を追求するあまり、戦略まで狂わせてるわけで……ハード自体の性質から来る戦略の足かせが大きいのだから、取れる手はあまりに限られてるのだが。


 それはそうと、今日買ったもの。

ベクター・ケースファイル 稲穂の昆虫記(1)/藤見泰高・カミムラ晋作
図説武器だもの/武器ドットコム・大波耀子

 「ベクター〜」は週刊チャンピオンで連載していた「サイカチ」の「師匠」こと昆虫マニアの女子高生・榎稲穂が主人公のスピンアウト作品。虫が引き起こす事件を解決していく、というものなのだけど、悪い虫を退治する、というより、起こる事件は人間の生活圏の拡大により居場所が奪われた虫が人間の生活圏に入り込んで騒ぎを引き起こしたり、虫の習性を利用して人間が他人に危害を加えたり、というもの。サイカチも最後の方はちょっと現実離れしたバトルものになってきてしまったので、むしろこういう地に足のついたものの方がやはり合っていて安心する。
 「武器だもの」は、最近流行の萌え解説本。いろいろな武器を総覧的に、マンガ、アニメ、映画などに出てくるハンドウェポンを絡めて解説するライト向け武器解説本。っつっても真面目に武器について調べようというより、軽い読み物として読む類のものか。その限りで読むのであれば、この手の萌え解説本としては悪くない。解説の内容が偏ってる気もするけど、まあそこまで求めるのは無い物ねだりでしょう。
 いや、手に取った理由はイラスト描いてる人のマンガのファンだからなんですけどね……中を見たら「銀の戦車」(の剣)やら「棺桶の錠」(の手槍)やらが出てきてるんだから、買わないわけには……でも、錠の手槍は持ち手も金属製なので、彩色があれでは間違いなんですけどね。デザインも違うし。(これだからマニアは……)


2007年07月03日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 久間氏辞任、だそうですが

 発言単体で見ても、不謹慎ではあるかも知れないけど辞任を迫るほど問題があるものとは思えなかったのですよね。で、気になって発言全体の流れを調べてみたのですが、問題があるものどころか。
  whirl->now さん経由で見た 朝日新聞の記事 を見てみると、問題があるどころか、世間的な一般常識の話。世間的に、であってもちろん正確ではない部分はあるのだけど、それとても問題になるほどのことではないし、第一問題にしてる人自体がほとんどいない。
 久間さんは正直好きか嫌いかでは好きではないし、発言が迂闊すぎてなんとかしてくれ、とも思いましたが、これに関してははっきりと「マスコミの発言トリミングによる世論誘導の成功例」と言えましょう。柳沢厚労相のときなどと比較してみると早い話が「水に落ちた犬ほど叩くと効果がある」ということでしょうね。そういうマスコミにも、そういう空気を作った世論にも絶望気味。無論民主などに期待できるわけもない。(だからと言って自民に期待しているわけでもない。ひどい状況の中で比較的マシな選択肢を選ぶ他ないと言うこと)

  上半期の新車販売、30年ぶり180万台割れ朝日 )。「 自動車税や自動車重量税などで軽自動車が優遇されている現行の制度を見直さない限り、軽への乗り換えは今後も進むという見方も出ている。」なんかいろいろ間違えてませんか? 努力の方向を大幅に間違えてるような……しわ寄せは消費者に、ですか?


2007年07月04日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 聖十月#26と瀬戸の花嫁#13

  聖十月 #26「ロリ決着!めくるめくあなたと超運命!」。ユアン君を石板に戻し、食べてしまったクルツ社長は「完璧クルツ」となって黒ロリたちの前に立ちはだかる。黒ロリたちの行動さえ操ってしまうクルツの前に、なすすべもないのだが……

 黒ロリたちのみならず、クルツがエルロックに戦いを強要したことを知ったエスメラルダもクルツたちに排除されるが、クルツと同化してしまったユアンは消滅しきっておらず、内側からクルツを押さえ込む。そして黒ロリに「自分たち石板の役目は終わった。ジャッジメントしてくれ」と頼む。最初は拒む黒ロリだが、ユアンの決意に、完璧クルツ+ユアンをジャッジメント。カードの力も消え失せ、最後に石板とカードを作った予言者がジャッジメントで消えたエルロックとソフィアを復活させ、ユアンとクルツ以外は元通りに。
 小十乃とアッシュは最後の語らいだけど、親子のそれではなく、むしろお互いの決別のため。エピローグは平和が戻るアルカナシティで、皆は平和な学園生活を、功士朗はアルティスタと一緒に暮らし、ソフィアもカフカの田舎で平和な毎日を送っている中で、最後、予言者の計らいで人間に転成したユアンが小十乃たちのところに戻ってきて大団円。
 最初どっちに行くのかさっぱりわからず、脱力系と思ったらシリアスな展開になってハラハラしたけども、結構独自の路線を築いて予定調和的ではあるけども綺麗に着地した印象でした。


  瀬戸の花嫁 #13「ある愛の歌」。誤解と引っ込みのつかなくなったルナの見栄のせいで、ルナと祝言をあげさせられることになってしまった永澄。燦は誤解とも知らずそれが永澄とルナの決断なら、と身を引こうとする。かのように見えたが……

 あ〜、確かに思い込みが激しい天然さんですわ。(笑)。
 ルナも両親の愛情に恵まれなかった(と当人が思いこんでいる)記憶と燦への対抗意識から吐いた嘘を吐き通そうとするが、巻に本当は後悔してるのを見透かされたり。で、最初江戸前組の強面にびくびくしていた永澄も、嘘だらけの固めの杯をきっぱりと断る。助平で短足で埼玉のもやしっ子とか散々言われてた割に、男を見せた形。でも、そのことでルナが永澄への気持ちを逆にはっきりと自覚してしまい、祝言続行ということに……で、燦が花婿奪還。いや、なんつーか、何気に燦って危険物ですか? 危険な海の生き物?
 豪三郎は最初燦が永澄への意趣返しに乗り込んできたと勘違いして喜ぶが、祝言をぶっつぶすために親子の縁を切る、と言われて、大ショック。でも結局縁を切っても義理は切れず、東西魚人同士の大抗争再開の危機が……けど、アンシエント・リリックで踊りまくってなし崩しになにもなかったことに……政さん、サタデー・ナイト・フィーバーですか?
 これまで義務的にお嫁さんになるとも取れる言葉しか口にしなかった燦がはっきりと永澄が好きだと言い、ルナも仲直りしつつ永澄を諦めない宣言をして、日常生活に戻ってめでたしめでたし。綺麗な最終回で……え? 最終回じゃないの? そう言えばOPのキャラでまだ出てきてないのがいたなぁ……

[アニメ] ウミショー#1とドージンワーク#1

  ケンコー全裸系水泳部ウミショー #1「ちゅらうみっ!」。子供のころ人魚(?)におぼれさせられたせいでかなづちになってしまった要は、泳げないのになぜか水泳部のマネージャーをやっていた。ところが部活動の最中、後輩が駆け込んで来て近くの海岸で海の上に家が浮かんでいると騒いだことから、騒ぎ好きの副部長・桃子に引っ張られて海岸に野次馬に行くことに。行くと本当に海にイカダの上に立った家が浮かんでいたのだが、そこに住んでいるらしい美少女・あむろに要は見覚えのある気がしてならない。
 ところが、恥をかかされたこともあり、あむろの泳ぎに興味を持った桃子があむろに水泳で勝負を申し込む。


 週刊マガジンで連載中のお色気(?)水泳部マンガ。正直アニメ化に向いてる作品とも思わなかったけど、彩色や線などをいわゆるアニメ的な絵にアレンジしないでむしろ作画を原作の絵柄に近づけているのはちょっとびっくりしましたわ。しかも、タイトルでもわかるとおり原作では脱ぎまくりなのだけど、アニメでも脱ぎまくりでした……あまりにあっけらかんとやってるので、エロではなくむしろ健康的なお色気なのも原作通り。
 水泳のシーンも身体の動きをきちんと描いていて、当初の評価より大分上がった感じ。一話目はマイペースに周りを巻き込むあむろの天然ぶりをメインに、深読みしすぎてむしろ自滅する桃子副部長が引っ張っていった感じだけども、これからどんどんおかしな人が出てくるので、第二話以降も楽しみ。というか、次に出てくる静岡さんが(見た目まともだけど)おかしな人の筆頭なんですが……あと、(今回は顔見せ程度だった)部長もだけど。


  ドージンワーク #1「はじめての×××」。貧乏大学生の長菜なじみは同級生の露理の誘いで、同人誌即売会の売り子のバイトをする。そこでカルチャーギャップを味わいつつも、大手になれば数千万単位の売り上げがあると聞き、欲の皮をつっぱらかせて同人誌作りを始めることを決意する。

 あ〜、正直、アニメのAパートより、カオスってる実写のBパートの方が(ある意味)面白いとは思ってませんでした……まあ、Aパートもそんなに悪いわけではないんですが、オタクネタは若干食傷気味というのもあるし、ネタ的にもはっちゃけてるわけではないので、流し見程度。しかし幼なじみが大手同人作家でなぜか幼女を引き連れていてしかもナチュラルにジャスティスとか呼んでるっていったいどういう世界よ? 全部諸々ひっくるめて、次も見るかというと……う〜ん。


2007年07月05日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] CODE-E#1とSchool Days#1

  CODE-E #1「転校生と告白のこと。」。海老原千波美は、少しどんくさいところがある普通の女子高生……に見えるが、とある体質上の秘密から、転校を繰り返していた。今回も時季外れの転校生として吉祥寺の高校に転校してきたが、初日から千波美の周囲では電子製品が不具合を起こす現象が頻発する。千波美は実は電波体質。感情を高ぶらせると高出力の電磁波を発してしまい、電子製品の不具合、酷い場合には故障までさせてしまうため、これまでの学校では他人となじめずにいた。そのことを必死で隠そうとする千波美だが、科学研究部の巫光太郎が千波美に何か秘密があることに気付き、放課後、彼女に迫る。

 タックル、電波投げ……とまずお約束は済ませておいて。
 キャラクターデザインが懐かしめなのは、意図的なのかなぁ、と。今より更に電子化の進んだ社会で、でも表面的には一見どちらかというと懐かしさすら感じさせる、というとつい「電脳コイル」と比較してしまうかな。ただ、あちらほどビジョンに新鮮みがあるわけではない。もっともあちらはその世界を遊び場にする子供たちの話なのに対し、こちらは電子化社会から体質上浮いてしまっている少女が主人公なので比較としては必ずしも適当なわけではないのだけど。OPがビッグバンドジャズ風のインストゥルメンタルなのも考えると、懐かし目のあれこれについては意図的なのだろうなぁ。
 ちょっとまだ話がどういうふうに転がるかが見えてこないのだけど、いかにも千波美の正体に気付いた風の美少女・由真やら(公式見れば、正体は一発でわかるんだけど)、あからさまに好きなくせによりによって鈍い光太朗に迂遠なアプローチを仕掛けて自爆する園美(あの気合いの入ったラッピングで「調理実習で作った」は普通は通らんだろう)やら、他にもキャラクターが色々出てくるようなので、その引っかき回し具合かなぁ。いきなり「キミのカラダ(体質)に興味があるんだ!」はいくら天然さんでも、まずいだろう……
 とりあえず体質の制御が出来ないので、電子製品を過剰に恐れる千波美の姿が可笑しくも、「今の社会だと難儀だよなぁ」と思ったり。備長炭入りの鍋でご飯炊いてたのは、電子制御の炊飯器が使えないせいか。
 あ、ちなみに公式サイト開くといきなり大音量でOPテーマのイントロが流れるんで注意。(今更……)


  School Days #1「告白」。榊野学園に通う高校生・伊藤誠は通学電車でいつも姿を見る桂言葉(ことのは)のことが気になり、「片思いの相手を形態の待ち受けにして三週間、誰にもばれなければ想いが叶う」というおまじないを実行しようとする。が、初日から隣の席の西園寺世界にばれてしまう。世界はなかばからかうようにおまじないを邪魔したお詫びにと、クラスの違う言葉と友だちになり、その動向を逐一誠に伝え出す。誠は積極的な世界の行動にとまどいつつも、その仲立ちで言葉と急速に接近し出す。そしてついに言葉に告白し、思っても見なかったOKの返事を貰うのだが、それを知った世界は……

 え〜、すいません。先入観のせいでしょうかね。OPがホラーにしか見えませんでした……作画は文句なしにいいし、話の進みもテンポ良く進んでいったんですが、この番組の場合「どこまでやるか」がやっぱ注目の焦点でしょうね……ヒロイン二人、どちらを選んでも地雷ですから……主人公がそれに輪をかけて鬼畜ですが。
 ホントどうするんだか。もう漏れは七海でいいや。(おいおい)


2007年07月06日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 藍蘭島#14とDARKER#14

  藍蘭島 #14「はずかしくて、着ぐるみ」。藍蘭島で食べ物が盗まれる事件が続発。普段のいやしい素行から真っ先に疑われたまちは、濡れ衣を晴らすため犯人確保に珍しく執念を燃やし、行人たちもそれに巻き込まれる。行人はそれまでの犯人の行動パターンから狙われる可能性が高い家の目星をつけ、手分けして張り込むのだが、惜しくも空振り。しかし夜を徹しての捕物から戻ると、すずの家で風呂に勝手に入っている少女がいた。

 島の外から流れ着いてきた新キャラ梅梅(メイメイ)とカッパの遠野さん登場。
 梅梅は雑伎団の団長夫婦の娘で技量的には問題ないのに、極端な人見知りでまともにお客の前で演技ができないというこれまたポンコツな……そのため、いつも人目を避けてかぶりものや着ぐるみを着て行動してるのだけど、そのために飢えてやむを得ず盗みを……しかし、梅梅の覚えのない悪質なキュウリ泥棒も起こっており、犯人が二人いると知らないまちたちから梅梅を庇おうとして行人とすずはいつも通り振り回される。
 で、結局犯人は藍蘭島に流れ着いたときに梅梅と離ればなれになってしまった親友の遠野さん……ってカッパなんですが。梅梅と遠野さんにもやむをえない事情があったということで(あと、まちの普段の素行の悪さw)島のみんなには許してもらうのだけど、無意味に戦闘力の高い遠野さんが……行人は行人で非科学的なものを信じまいと遠野さんが亀だと信じようとしてるし。いや、もうこの島だと亀でもカッパでも大して違いはない気はしますが。
 今回からEDが新EDに変更。ってことは前々回が旧EDの見納めだったのか。


  DARKER THAN BLACK #14「銀色の夜、こころは水面に揺れることなく…(後編)」。元ピアノ教師のエーリスからの依頼で、銀を確保した久良沢たち。何者かに狙われる銀を出国まで匿うために地方の温泉地に向かうのだが、銀はエーリスと共に日本を去ることをなぜか拒絶する。
 一方、黒のチームを狙う契約者・イツァークとベルタは捕らえた銀の観測霊をたどり、銀を追跡する。それを察知した銀は、久良沢たちの目を逃れてエーリスに連れられ追跡から逃れようとする。

 銀の過去、それと黒のチームの関係の変化がメイン。普通だったころの記憶も、自我さえもないはずの受動霊媒なのに、銀はエーリスとのことを覚えていたし、自発性は希薄とはいえ自分の意思で選択を行っている。ゲストキャラとして出てきたイツァークとベルタも人間性が希薄な契約者であるはずなのに、あまりに人間的すぎるし、契約者や受動霊媒って、本当に世間一般で言われているようなものなの?
 そのイツァークとベルタもなかなか泣かせる。ベルタの対価は、実際はタバコである必要はまったくない。が、ヘビースモーカーだった昔、子供が目を離したすきにタバコを口に入れて死んでしまった記憶から、わざとタバコを口に入れることを対価として選んでいた。贖罪、のつもりなのかなぁ。そして黄に狙撃されたイツァークも最後にベルタを慰めるかのように捕らえていた観測霊を全て解放し、夜空にまるで月のような輝きを発させる。
 黄からは目をつけられた銀を始末するように言われた黒だが、単に同じ組織のチームに属するという以上の感情が芽生え、銀自身にエーリスと行くか、残るかの選択を迫る。黄はそれを見て銀をも狙撃しようとするのだが、銀が「仲間」と共にいることを選択し、また月の光に返らない過去を想って涙するのを見て、結局引き金が引けない。黄の契約者や受動霊媒嫌いぶりはただ事ではなく、これまでは単に「嫌なヤツ」だったのだけど、やはり何か過去にあったのだろうなぁ……これまで単に必要から一緒にいるだけだった黒のチームが、銀を中心に明らかに変わり始めている。むしろ猫が契約者っぽい発言をしてるのが……
 おちゃらけキャラの久良沢でさえも、銀を追う黒と出くわし、ストーカーと勘違いするのだけど、「あの子にもちゃんと心がある!」と黒に熱く語る。段々いいキャラになってくなぁ、こいつ。それにしてもキコは二十歳超えてたんか。
 今回のエピソードはどのキャラも立ってて神がかってましたわ。次のエピソードはちょこちょこ顔出ししていたキャラ「アンバー」と、彼女と黒の過去が、MI6の連中を絡めて語られるっぽい。
 ところでベルタの固有振動数の説明、微妙に間違ってるw

[その他] ひぐらし解#1とスカイガールズ#1

  ひぐらしのなく頃に解 #1「サイカイ」。圭一たちの事件から25年後、廃墟となってしまった雛見沢村に、かつて村を訪れたことのある赤坂刑事が訪れる。オヤシロ様事件とも深く関わった大石と合流し、この村でかつて起こったことの真実を探ることが目的だった。村は25年前に火山ガスの噴出で全滅、長い間封鎖されていたことになっていたが、幼い梨花の曰くありげな言葉を聴いていた赤坂には、発表を額面どおりには受け取れない。そのために、村で起こった事件の鍵を握ると思われる、村で唯一の生き残りを呼んでいた。

 原作は未プレイなんですが、一応ネタバレはそれなりに聞いていて。聞いてはいたんですが、流石に「ちょっwwwwwwwおまwwwwwwww」ですわな(三十四号文書にも裏がある、ってことは知ってます。為念)。一エピソードごとが楽しめればいい、ってことでしょうが……あと、細菌とウィルスは違うっちゅーねんw
 と、まあ、そういうツッコミを踏まえて(どうやって?)、基本的に「ギャグである」と捕らえれば、まあ、エンタテイメントとして楽しめなくもない今回。作画は前シリーズより妙に上がっていて、篭城事件を起こした後村を離れたために唯一関係者で生き残ったレナが40前後のわりに全然相応の年齢に見えなかったりなんだり。
 サブタイトルの「サイカイ」ってのはレナや赤坂たちの「再会」と「再開」をひっかけてるんだろうけど、今後もタイトルはこのパターンなのかな?
 OPは狂気を前面に押し出した前のものからかなりフツーっぽいものに。一応、ネタバレの大まかな流れは知ってるけども、ネタが割れれば割れるほどトンデモになってく展開を、どうまとめるのか……


  スカイガールズ #1「候補者たち」。「ワーム」と呼ばれる敵が地球を襲い、人類はからくも勝利したが総人口と文明の多くが失われてしまった未来。離島で祖父と暮らしていた少女、桜野音羽の元に、その適正を認めた軍のスカウトが訪れる。空を飛ぶことにあこがれていた音羽は祖父の反対を振り切って軍に行こうとするのだが、それには極秘の軍の計画が関わっていた。

 え〜、なんつか、びみぉ。ってのは、話が、ということではなく(いや、話も微妙なところがあちこちあるんですが)、コレの企画の元になった「軍用航空機・車両・艦船擬人化」の企画のさらに元になった 擬人化スレ の頃からスピンアウトしてってるのを見てるもので……島田フミカネさんの投稿もリアルタイムで見てましたよ、ええ。そういう意味でいろいろびみぉな感じ。ものとしては「おとぎ銃士赤ずきん」と同じく、フィギュアとOVAの組み合わせ企画からTVシリーズ化、ということになりますかね。
 はじめにそういうビジュアルありきなので、設定的に大分無理やりなところが……まあ、「おとぎ銃士赤ずきん」や「セイントオクトーバー」も大分微妙なところからスタートしてそれなりにまとまったので、予断はいけないのかもしれません。
 ところで、「音羽」で連想するのは当然「音羽屋半右衛門」ですから、主人公の声は山村聰コンパチと言うことで……え? ダメ?


2007年07月08日() 旧暦 [n年日記]

[必殺] 必殺仕事人2007

 ま〜、予想通りの出来。ジャニーズがどうとかなんとかより、脚本がメタメタすぎ。それ以外も一体何をやりたかったんだと言いたいけど、今のテレビで「必殺」を再度作ろうとすると、こうなってしまうのだろうな。どうしても。その分、ドラマには頑張って欲しかったのだけど。
 必殺ってお約束のかたまりみたいに思われてるところがあるけど、実は必ずしもそうでもないのだよね。「依頼者から金を貰う」という大前提も実は結構あやふや。シリーズ中、悪人を殺さない話というのも存在する。
 でも、そうじゃない「必殺のイメージ」が固定化してしまった現在、それ以外では作るのは難しいのだろうね。そして、固定化した必殺のイメージが物作りの足を引っ張る。制約を外してしまえば、末期でも面白い物を作っていたのだけど……まあ、これが今の世相なんだから仕方ない。個人的にはそんなものならもう作らなくてもいいと思うけども。

[アニメ] 電脳コイル#9とグレンラガン#15

  電脳コイル #9「あっちのミチコさん」。夏休みになり、生物部親睦合宿がいよいよ始まる。ダイチたちもまだ生物部に在籍していたのだが、合宿自体顧問のマイコ先生がフミエたちとダイチたちを仲直りさせようとして仕組んだこと。しかしそれも知らずに罠アリの肝試しで対決し出すコイル探偵局と黒客。その裏で、連続電脳破壊事件を調べるオバちゃんと、その裏をかいてイリーガルからキラバグを取り出そうとするイサコが動いていた。

 ダイチが生物部の合宿で勝負をしかけてくるから何か変だと思ったら、まだ退部させられてなかったのか。子供らしい対抗意識を燃やすフミエとダイチの横で、ハラケンは誘電波体質のデンパにクロエの残したメタバグを預け、その内容を聞いて貰おうとする。デンパはひたすらダイチを慕い従おうとするけど、過去、イジメにあっていたのをダイチが助けてもらったから。やっぱりどうしようもない悪ガキなだけで、悪い奴ではないんだな。でも、黒客たちにメタバグ奪われたりしないだろうな?
 宇宙人やらなにやらわけのわからない罠を仕掛けられたりウィスキーボンボンで悪酔いしたマイコ先生が乱入したりでバカ騒ぎになってしまった肝試しだけど、イサコはイリーガルから分離した「ミチコさん」を追い、オバちゃんはそのイサコを追う。そしてハラケンも「ミチコさん」を見かけてそれを追いかけるのだけど、その途中で「あっち側」に迷い込んでしまうことに……そしてそこにあった公衆電話でかけた番号は……あれれ? それってヤサコが昔の自分の日記に見つけた番号では? ハラケンがそのことを知るわけがないから、実はカンナがらみの数字?
 で、ミチコさんを捕獲したイサコはなんとミチコを取り込んでしまう。イマーゴの秘密もそれと関係あり?
 しかし、「ミチコさん」の怪談にびびったフミエとダイチの顔が、梅津かずお風味になってるのが……


  グレンラガン #15「私は明日へ向かいます」。四天王の要塞ガンメンもすべて撃破した大グレン団。しかし王都テッペリンが超巨大ガンメンとしてのその正体を表わした。巨大すぎる敵に、果敢に立ち向かうシモンたちだが……

 第二部終了。かな。グレンラガンのドリルが通らない相手に、ダイグレンとの合体特攻でなんとか侵入。しかしそこでも簡単に終わるわけがなく、グレンラガンタイプのガンメン、「ラゼンガン」が待ちかまえていた。刺身のツマにもさせてもらえなかったヴィラルとエンキドゥ改(仮名)が哀れ。不死の身体に改造してもらったそうだから、今後も出てくるのかな?
 で、ラゼンガンも出鱈目だけど、それ以上に螺旋王ロージェノムが出鱈目過ぎ。最終的に素手でラガンと殴り合うし。しかもほとんど勝ってるし。でも戦いの最中しきりに「螺旋力」って言葉を使ってたけど、なんなんだろう? 上限の月を喰らう獅子?
 結局最後、「穴掘りシモン」の勝利なのだけど、いまわの際にロージェノムは不吉な予言を……ロージェノムが人類を地下に押し込んでいたのって、さらなる外敵から人類を守るため、ってことでいいのかな? シモンはそれと知らずにパンドラの箱を開いてしまったことになるけど……
 来週はカミナの堂々たる「これが本当の、総集編だ!」宣言で「総集 」。温泉の時には、あんなのは総集編じゃないって言いたいのかな……で、その次は第三部突入のはず。いきなり七年後に時間が進むという話もあるけど……

[特撮] 電王#23

  電王 #23「王子降臨、頭が高い!」。オーナーとナオミが、最近デンライナーの中で動物の鳴き声がしたり食料がなくなっているとモモタロスたちを問い詰める。もちろん動物だろうが無賃乗車はルール違反。その犯人を捜すモモタロスたちだが、その犯人はリュウタロス。動物好きのリュウタロスは犬や猫を拾っては集めていたのだが、なんとその中に赤ん坊と、赤ん坊に取り憑いた白鳥型のイマジンまでいた。
 ジークと名乗るそのイマジンによると、赤ん坊と契約したのは確からしいのだが、その内容も経緯も覚えていないという。ジークも赤ん坊を母親の元に戻すことを望み、赤ん坊捜しが始まるのだが、やたらと高飛車なジークに良太郎もモモタロスたちも振り回されっぱなし。おまけに赤ん坊誘拐の犯人がイマジンと契約してしまう。

 映画限定フォームのイマジン、ジークが何故か登場……って、次回予告ではその限定フォームのはずのウィングフォームが出てきてるんですが……
 イマジンはどれも癖のある奴ばかりなのだけど、このジークも癖がありすぎ。振る舞いは高貴なのだけど、良太郎たちを下僕扱いして高飛車に命令……でも、根本的には悪い奴ではなさそうなのだよなぁ。イマジンって結構そういう奴が多いな。
 でもその煽りを食うのは周りの連中。特に良太郎。何故か契約者が別にいるのにジークは良太郎に取り憑くことが出来、追い出そうとしたモモタロスたちを逆に小さくしてしまう。オーナーの言葉によれば、赤ん坊と一緒に産まれるという体験をしたために存在の力が他のイマジンより強いのではないか、ということだが……
 だが、赤ん坊を母親の元に戻そうとして誘拐犯と間違えられ、良太郎に後を任せて勝手に離れてしまうし、犯人と契約したイマジンに掠われた母親を助けたのに、良太郎は母子誘拐犯として連行されることに……ホントにバカを見てるなぁ、良太郎。不幸慣れしてるにもほどがある。
 次回はそのジークに消滅の危機? ホントに消滅するんか?


 で、おまけでゲキレンジャーなのだけど、残りの拳聖三人が一挙登場。ゴリー・イェン(ドニー・イェン)、ピョン・ピョウ(ユン・ピョウ)、ミシェル・ペング(ミシェル・キング(=ミシェル・ヨー))ですか……


2007年07月10日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] アホらし

  下関出身 在日コリアン2世が挑戦朝日山口 )。まあ、どんな政治主張をするも自由なんですが……しかし、政治行政の立て直しが根幹の焦点なはずなのに、義務なき権利の拡大を支持する民主党って……こう書くと差別主義者に思われるかもしれないけど、純然たる数字上の事実なので書いておく。
 たとえば、ある社会的弱者がいる。それの救済・保護のための政策を充実させると、予算を割く。当り前の話だが、その負荷はそれ以外の有権者にかかってくる。
 そういう政策が打ち出されたらそれを良しとするか否か。それが民主主義というもの。良しと思えばそのように、否と思えばそのように投票すればいい。どちらも制度的にまったく間違いではない。
 ましてやこの候補者の場合、権利主張がまったくめちゃくちゃだし。税金はインフラサービスに対する対価であり、参政権とは基本的には関係ありません。第一、相互主義を考えても日本側にメリットないし。(この場合は利己主義でおk)

[アニメ] 瀬戸の花嫁#14と絶望先生#1

  瀬戸の花嫁 #14「子猫物語」。朝、巻にじゃれついていた(襲っていた)子猫を拾った永澄。だが、燦もルナも子猫に近づこうとしない。人魚族にとって猫は天敵。大の苦手だと聞いた永澄はいつも追い回す豪三郎をからかおうと子猫を学校に連れてくる。しかし政に大人の人魚族は猫にさわっても平気と聞いてがっくりするのだが、実は豪三郎は大人なのに猫恐怖症が治っていなかった。それを知った永澄はいつもの仕返しとばかりに豪三郎を追いかけ回すのだが、キレた豪三郎が瀬戸から親衛隊を呼んで永澄と子猫に仕返しを企てる。

 どうでもいい新キャラ三人登場。ホントにどうでもいい。w OPのダンスシーンまで順番変わってるけど、今回だけにしてください、流石にあの顔は……
 狂乱した豪三郎の暴走っぷりがいつもにも増してなのだけど、ホント大人げない……ってそれはいつものことか。
 で、人魚族ビジョンではめちゃ怖い怪物になってるキュートな子猫が、子安ナレーションだとホントに怖く思えるw で、猫対策に呼んだエラ呼吸三兄弟……って、顔が魚のまんまだよ。自己紹介がAチームと旧ルパンのちゃんぽん……もうやりたい放題だな。
 結局豪三郎が猫に怯えて火災報知器を押してパニックになった学校で生徒に踏みつぶされそうになった巻を子猫が助け、逆に豪三郎の意趣返しで川に投げ込まれた子猫を巻が恩返しに助ける。
 EDは新EDに。岸誠二監督いつものSDキャラによるダンス。だけど、政さん、ここでも特別扱い……どれだけ愛されてるんだ、政さん。
 次回は新キャラ登場……って、新キャラじゃないような。


  さよなら絶望先生 #1「さよなら絶望先生」。ことあるごとに「絶望した!」と言って死にたがる教師・糸色望と(頭の)おかしな生徒たちによる学園ギャグ。って、言ってしまえばおしまいなんだけど、そのネタが結構洒落にならない領域に指先突っ込んでいるのだよなぁ。しかも本編始まってから気づいたけど、新房監督作品でした……黒板の落書きが映るたびに描いてある内容が違うネタで確信して、確認したら……この監督は妙な方向に走り出すのが心配。
 クォリティ自体は高めで、暴走度はまだそんなに高くない。って、原作から暴走してるようなものだし。原作通り「やっちゃう」のか、原作からさらに「やっちゃう」のか、ある意味楽しみではありますが。


2007年07月11日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 笑えるけど笑えない話

  DQNネーム(子供の名前@あー勘違い・子供がカワイソ) 。要は珍名を集めたサイト。「ま、意味はわかるけど……」というものから「なんでこんな名前を」というものまでいろいろ。一見しておかしかったり、名前負けしていたり、読みを間違えていたり、どう考えてもからかわれる名前だったりというものばかりで、そういった名前だけを見てると笑えるのだけど、 当事者の声 を見ると、珍名を付けられてしまった子供の側の悲痛な声が……からかわれたというものから、幼いときに名前をちゃんと呼んでもらえないことに傷ついたといったもの、果ては事務処理上トラブルが起こることが多いことなど……そんなあからさまにおかしい名前をどうしてつけるのか、というのは、やはり画数に凝りすぎたり、ついうっかりというのもあるものの、 名付けに後悔 を見てみると、子供が生まれてうかれているときに冷静に考えられずに名前をつけてしまった、ということが結構あるよう。たまごくらぶの罪は大きそう。他には、両親もしくは祖父母にDQNな人がいて、その名前を強固に強制したりとか。
 実を言うと私も祖父が某超有名政治家の崇拝者で、その名前をもじって「角兵衛」(元の名前は誰かわかりますね?)と名付けることを強固に主張されたらしいのだが、親が反対して今の無難な名前になったらしい。今なら「角兵衛……角兵衛獅子」などと余裕ぶっこいたこと言えるけど、子供のときにそんな名前つけられたらたまったものではなかっただろうなぁ。しかも名前の元の人が例の大スキャンダルで子供の間でもその人=悪い人というイメージが定着していたので、二重の意味でやばかった。
 どこからが良い名前でどこまでがありがたくない名前かってのは明確な線引きは出来ないけど、やっぱ子供の名前ってのは冷静につけないといけないのだなぁ。親にとって子供は特別なものだから特別な名前をつけたいというのはわかるのだけども。
P.S.名前の変更は法律で認められているような場合でも結構大変(弁護士費用がかかる、審査がある)らしいけど、住民票の読みを変えてもらうだけならすぐなんだそうで。へ〜。


  掘り出しニュース:時代劇守れ!東映撮影所スタッフ、京都でフォーラム毎日 )。う〜ん、時代劇の没落ぶりは(良い番組もあるのだけど)確かに頭を抱えるところもあるのですよね。時代劇の放送枠が減ったのは、一つには短時間で収録が終わるバラエティが増えたこと、あと、マーケティングによってゴールデンタイムの想定視聴者層が若年層や女性層になったことが大きいのではないのかなぁ。
 と、 こちら を見ると、一般ドラマですら若年視聴者離れが起こっていることが書かれている。これ、2003年の話。ティーン層が子供のときに安易なバラエティが増加したことでドラマ枠が圧迫、ドラマを見る習慣が根付かなかったと分析されている。一般ドラマでこれなのだから、時代劇においてをや……

[アニメ] CODE-E#2とウミショー#2

  CODE-E #2「科学と幸せのこと。」。千波美のために学校の電気系統がふっとんでしまい、臨時休校になる。落ち込む千波美に両親は街の(電気製品があまりない)安全な場所を確認ついでに、街を見てきたらと言われる。が、その途中で光太郎に出くわしてしまい、思わず逃げ出してしまう。

 良く考えるとこれも微妙に珍名だな。まあ、アニメの場合キャラ立てさせるために微妙に変わった名前にするのだろうけど。世のおとうさんおかあさん、アニメやマンガのキャラの名前を子供につけないようにしましょうね。
 で、千波美は別に光太郎の告白(?)を変に勘違いはしてなかった模様。とは言え、光太郎、はた迷惑な奴だよな……千波美は体質だから仕方ないけど。
 ただ、光太郎が臆面もなく(そして深い考えもなく)「科学は人類を幸せにするためにあるんだ!」というところは、80年代後半から90年代前半アニメっぽい……作画なんかもそれっぽいし。狙いがイマイチわからないけど。あれこれごちゃごちゃ考えずにその時代らしいまっすぐさを、ということかもしれないが、もう一押し欲しいところ。光太郎が何も考えてなさげなのが特に、ちょっと。
 しかし、あからさまにアタックしてくる園美をスルーして別の子を追いかけるって、光太郎あれでは女子に人気ないだろうなぁ、と思ったらやはり変人扱いというか、敬遠気味というか。ここで煽りで千波美もイジメに……と連想してしまったのは、School Daysの悪い影響か。


  ウミショー #2「興味・・・・ある・・かも・・・」。隠れ変態、静岡さんの本領発揮編。見た目通り変態な部長・碇谷雅はホントに見た目通りなので意外でもなんでもないのだけど、その奇行に引っかき回される水泳部の面々の中で、困惑してるように見えながらもぼそっとつぶやく一言がぎょっとさせる一見清楚なお嬢様の正体とは……
 どこまでやるかと思ったら、エロ下着まできっちりやりました。テレ東じゃ流せないよな、コレ。
 しかしあの抵抗の高そうな胸でインターハイ行きの実力って、どれだけすごいんだか。


2007年07月12日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 藍蘭島#15とSchool Days#2

  藍蘭島 #15「直したくって、梅梅」。藍蘭島の仲間になったものの、人見知りの梅梅は自分が知らない人だらけの中でやっていけるか自信がない。行人とすずはそんな梅梅を徐々に人に慣らしていかせようと、既に面識のあるいつもの面々のところに挨拶をしに行く。しかしりんの家では大勢の職人に怯え、ゆきのはリアルなクマの着ぐるみで怖がらせてしまい、ちかげにはチャイナ服に興味を持たれて逆に襲いかかられる始末。梅梅が落ち込む中、唯一会っていなかったあやねが好奇心で彼女を見ようと接近してくるのだが……

 人見知りで人前では着ぐるみを着ないと落ち着かないって、相手が落ち着かないっちゅーねんw しかも藍蘭島のパチモン臭い動物しか知らないゆきのに、リアルなクマの着ぐるみで対峙したから……まあ、化け物に見えますわな。ある意味藍蘭島の生き物の方が化け物だけど。
 で、あやねは新ライバルが出現とばかりに早速締めようとするのだが、欠点を克服しようと一生懸命な梅梅を見て普通に接しようと思い直す。あやねはこの辺、基本は良い子なんだけどね。でも、実はカッパ恐怖症だったことが発覚。遠野さんを見て狂乱し、島中を逃げ回ることに……その恐怖症は幼いころにカッパにおぼれさせられたせいだと聞き、遠野さんは仲間がいると喜ぶのだが、実はそのカッパはまちのいたずら。ずっと長い間封印されていて仲間とはぐれていた遠野さんショボーン。
 梅梅の人見知りはあまり直ってないものの島にもなじめてきてめでたしめでたし、と思いきや、北の銛でしっぽが二本の虎に襲われたって……あれ? しっぽが二本の虎って、たしか……


  School Days #2「二人の距離」。晴れて言葉と付き合うことになった誠。世界の様子が気にはなるが、当の世界はキスのことなどなんでもないように誠にあれこれお節介を焼く。だが初めて女の子と付き合うことになった誠は浮かれて気が急いでしまい、言葉の気持ちを無視してせっかくのデートをぶちこわしにしてしまう。

 空気読めない子、誠に、微妙にアドバイスが上滑りな世界、男性恐怖症っつーかコミュニケーション不全気味な言葉と、ちょっとずつだけど不和要素が現出。そいでもって事態を一層悪い方に(意図的でなく(悪意はある))回してしまう加藤さん登場。
 世界が気を回したおかげで一見事件は無事落ち着いたように見えるけども、まだまだ泥沼になっていくんだよなぁ……誰が悪いのかと言うと……やっぱ一番の悪人は誠だよな。
 とりあえずあのデート本はいくらなんでもやめとけw


2007年07月13日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] DARKER#15とスカイガ#2とひぐらし解#2

 なんだか木曜夜の放映本数がえらいことになってきてますよ?

  DARKER THAN BLACK #15「裏切りの記憶は、琥珀色の微笑み…(前編)」。MI6に所属する契約者、エイプリルは朝帰りの途中、一人の女を見かけ、顔色を変える。彼女を追いかけようとするが、途中、爆破に巻き込まれてしまう。直前に連絡を受けていたノーベンバーはエイプリルが見つけたのがMI6の裏切り者、フェブラリーだと知り、その行方を捜そうとする。
 一方、黒も組織から「流星のかけら」の保管場所が爆破され奪取されたことを聞かされ、そこにエイプリルがいたという情報からMI6の仕業と思い、ノーベンバーと接触する。だが、そこで知らされたのは爆破事件を起こしたのはフェブラリー=アンバーであり、彼女がまだ街にいるということだった。

 以前ハヴォックのときに臭わされていた黒の過去、そして五年前の南米の事件が、いよいよアンバーの登場と共に明らかになるのかな?
 MI6を裏切ったアンバーをおいかけようとしたエイプリルは、流星のかけらの保管所を破壊する爆発に巻き込まれ、重体に。一瞬、拾ったタクシーが爆発したかと思ったけど、よく見るとそのすぐ側のテナントが爆発してたのだね。死んだと思ってたから、一命は取り留めたようで良かったけど……
 で、その爆破事件を起こしたアンバー一味は、所属組織がまったく不明。MI6や黒の「組織」はもちろん、CIAやその他の国家諜報機関ではないよう。しかも目的は五年前起こった南米の「ヘブンズゲート消失」の再現らしい……こりゃ、国家機関の行動とは思えないなぁ。むしろテロ組織?
 アンバー一味の中で爆破を起こしたのは、まだ少年の契約者・アキ。能力は手形を付けた場所の爆発。対価は不明。その能力により、ノーベンバーも生死不明に……黒はそれと知らず偶然に接触したのだけど、アキが大事にしているのと同じ羽根飾りのペンダントを、黒もかつてアンバーからもらっていた。それも、アンバーは黒に想いを寄せるそぶりを見せていたようだけど……何かの目的のためなのか、本心なのか。
 そのアンバーは、なぜか銀と接触をする。予告とか見る限り黒をおびき出すためだと思うけど、「はじめまして」「ひさしぶり」と、矛盾する挨拶をしている。能力は不明だけども予知じゃないかと思える節もあるし、契約者らしからぬ無邪気なにこやかさで、どうにも不気味な存在には違いない。
 ヘルズゲート消失の危機もあるし、これからどう転がるかが。
 今回からOPとEDが変更。前のが合ってた気がするのだけどなぁ。なじめばこっちも良く感じるんだろうか?


  スカイガ #2「ソニックダイバー」。スカウトを受け、軍のテストパイロットとして横須賀に向かう音羽。偶然同じ新幹線でもう一人のスカウトされた民間人、可憐と出会う。二人で向かった第十三航空団の試験場の、予想していたのと大分違う様子に肩すかしを食らう。だが自分たちの乗るのが、飛行機ではなく新型の飛行外骨格「ソニックダイバー」だと知り、面食らいつつも試験機の中の一機「零神」を気に入る。
 だが、先任のテストパイロット瑛花はスカウトされてきた二人に冷たい態度を取る。

 まー、大分無茶な設定な分、そこに入ってく過程を丁寧に、ってことなんでしょうかね。
 試験するのがまったくの新型機体というのもだけど、やっぱ羞恥プレイとしか思えない極薄生地パイロットスーツとか、ジェルをぬりたくられたりとか(間違いではない)。瑛花がいくら「ここは軍隊よ」と言っても、全然まったく説得力ないですな……
 そういうアレな話はおいといて、最初の方で音羽と可憐を接触させて、ひったくり捕物で音羽の剣の腕と可憐の命中精度を印象づけたりとか、ワームがもういないはずなのに軍への燃料配給が優先されてるなど、何気に今後の伏線なども。当面は瑛花のツンデレぶりが話を引っ張るメインになるんでしょうけどね。
 しかし瑛花と模擬戦やったはずのテストパイロット、ホントどこ行ったの?


  ひぐらし解 #2「厄醒し編 鬼ごっこ」。夜、何者かと語らう梨花。何度も繰り返す雛見沢の惨劇に何か異変が起きていることを感じていたが、それが惨劇回避に向かうものなのか、わからない。梨花の懸念をよそにいつも通りの日常を送る圭一だったが、今年もまた「綿流し」の惨劇の日が近づきつつあった。

 うわ、サッカーの延長でずれ込んだのに気づかずにいるところだったよ。ヤベー。
 前回が紹介で、今回は事件のいつものループへの導入でしょうかね。ただ、今回は詩音が転入してたり、入江が無理矢理気味に登場したりと主要キャラ総登場で、顔見せの意味もある感じか。まだ導入なので、なんとも言えず。「ゾンビ鬼」の光景は面白かったですけどね。
 で、作画。見事に崩壊してます。一部、意図的にw いや、全体的に高レベルで、前期と比較すると「なんじゃこりゃ」なんですが、ギャグのシーンで主に沙都子を中心に、すごいことに……てか、落書き化? お持ち帰りは自重すれ。


2007年07月14日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 電脳コイル#10

  電脳コイル #10「カンナの日記」。キラバグを取り込んだイサコは、サッチーですら歯牙にかけない。そして自分の行動を止めようとしても無駄だと捨て台詞を残していく。
 フミエたちと大黒市黒客との対決は結局ひきわけ。だが、イサコはフミエたちのメガネを取り上げられなかったと言って、ダイチを黒客から追い出してしまう。
 一方ヤサコたちはハラケンのイリーガル研究に付き合い、カンナが事故に遭った日の即席をたどろうとする。

 ダイチを黒客から追い出し名実共に君臨するイサコだけど、やり方がえげつないなぁ。なんのかんのとイチャモンをつけて結局ダイチを追い出す腹だったんだな。イサコに暗号屋の技術というエサをちらつかされる居残りメンバーだけど、さすがにイサコへの不信感が高まっているよう。イサコのことを調べようと、フミエの弟の電脳ペットが暗躍中。
 ハラケンはカンナの足跡をたどろうとし、ヤサコとフミエもそれを手伝うのだけど、やたらと迂遠な方法でカンナのメッセージが残してあったりする。そして見つけた日記に記されていたカンナの最後の想いにハラケン、涙。つらいよなぁ、こりゃ。
 ヤサコは「4423」という数字でかつて大黒市に来たときに会った不思議な男の子「4423」のことを思い出す。「ヤサコ」というあだ名の名付け親でもあり、ほのかな初恋の相手でもある彼の姿をハラケンに重ねて悶えるのだけど、カンナの日記の内容を見てしまい、うかれ気分もふっとんでしまう。そもそも、4423はカンナより年上なので、ハラケンではあり得ない。
 で、その4423の候補が意外なとこで出てくるのがイサコ側。イサコの目的が、どういう形でかいなくなった「兄」を連れ戻すことだとわかる。しかし、普通ならば戻ってくるわけがない状態らしい。ハラケンの電脳体がずれてたこともあるし、精神だけ「あちら側」に迷い込んだ、ってことだろうか。しかも、イサコの兄ってことは年上である4423と同一人物である可能性もあるのだよね……意外と人間関係がこんぐらがってきたな。それにしても、おじさんの前では年相応の女の子らしいイサコがかわいらしくもいたましいんですが。
 黒客を追い出されたダイチもデンパと一緒に「元祖黒客」を立ち上げ、イサコの狙うキラバグを横からかっさらうことを画策してるらしいし。ホントどうなるのか展開が読めん。

[アニメ] ななついろドロップス#1ともえたん#1

  ななついろドロップス #1「運命はなにいろ?」。二年生になったばかりの星城学園の生徒・石蕗正晴は、昔からの友達以外のクラスメイトといまだなじめずにいたが、本人は特にそれを苦にするでもない。しかし、ひょんなことからクラスメイトのすももと撫子の所属する園芸部を手伝わされることになってしまう。その帰り道、缶ジュースの山を抱えた男とぶつかり、おわびにと一本渡されるのだが、その缶ジュースを飲んだ石蕗は、日の入りと共になんと羊のぬいぐるみになってしまった。

 原作はギャルゲでしょうかね。まあ、魔法少女ものなんですが、キュートでポップな感じ?(シャーク藤代風に)
 そろそろこの手のに感性がついてこなくなったんで、見ても多分以後の感想は書かないと思いますが……狙いがよくわからない。主人公の目的はちゃんとした人間の身体に戻ることなのだけど、ある意味欺してヒロインに手伝わせてるわけで、ヒロインの動機は希薄なこともあって、今のところ「なんとなく話が進んでる」という印象。


  もえたん #1「マジカルティーチャー」。虹原いんくは、(そうは見えないけど)普通の女子高校生。幼なじみのナオ君のことが好きなのだけど、(見た目まんまに)子供扱いされて告白する隙がない。それでも進学して、同じ大学に通うようになったら……と夢想していたのだが、ナオ君が進学すら危ぶまれるほど壊滅的に英語が苦手なことが判明し、落ち込んでしまう。
 ナオ君の英語嫌いが直るようにと神社にお参りするいんくだが、空からしゃべるアヒル・あーくんが降ってきて、今日から魔法少女になれと言う。いんくはこれ幸いとばかりに変身した姿でナオ君に英語を教えることを思いつく。


 ご存じ(でない人もいるが) イロモノ英単語集シリーズ のアニメ化。いや、三才ブックスって、たしかラジオライフとかのわりと硬派なイメージが強かったんだけどなぁ……
 それはさておき、元ネタの「もえたん」は「ネタを本気でやる」というのがひとつの受けた要因だと思われるのですが、アニメではどれだけネタを本気でやるのでしょうかね? それ次第な気もしますが。原作にはないキャラクター(多分。よく知らない)も加わって、基本的にはスラップスティックになるんでしょうかね。
 英語ネタは「魔法少女って変身しても顔変わらない」とか「アニメの一話は作画も気合い入ってていいよね」とか、自虐ネタとしか思えないのも入ってますが。ちなみに「アレの12話」は、見れないというだけで特に名作というわけではありません。

[その他] ってゆーか、いまさら?

  中国産うなぎから禁止物質 群馬のスーパーで販売中日 )。「中国と日本の税関とで二重にチェックしてるから安全だ」と輸入鰻協会だかの人が言ってたわけですが、もちろんそんなわけはないわけで。「税関のチェックが甘い」という意見もあるかもしれませんが、人員が絶対的に足りないですわな。人員拡充? その費用が何処に跳ね返るのかっていったら、関税ですわな。限度がありますわな。そんなチェックをくぐり抜ける方法なんていくらでもあるわけで。
 でも、中国産の鰻が危ないとか、今更騒いでもなぁ……たしか去年もマラカイトグリーンが検出されたというニュースが流れたんですが、普通に店頭に中国産鰻並んでました。そのずっと前から安全性の問題はあったはずなんですが、基本的には報道されてませんでしたね。報道特集で中国産野菜のずさんな検査の現状が報道されたのが記憶にあるくらいでしょうか。だから、いまさら、ってのが正直な感想なのですよ。安ければどこかが削られる。当然のこと。
 安全性を気にするのは当然なんですが、なんだか経済的原理とかなんとか、無視したヒステリックな反応に見えてしまうのですよね。今回の中国産鰻騒ぎにしても、だぶついた分、どこかにおはちが回るわけで。あるいは偽装という違法な方法かもしれないし、あるいは加工食品として気付かず口に入るかもしれない。
 普段からの意識が大事、ってことでしょうなぁ。


2007年07月16日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] また地震

 しかも最大震度六強だそうで。午前11時15分頃名古屋でも揺れを感じたのですが、どうも関東とほぼ同時に揺れたらしい。それを知ってさらに驚いたわけですが。つまり、震源地は名古屋と東京からほぼ等距離にある場所、さらに百キロ近くかそれ以上離れているにもかかわらず震度三以上は揺れていたということ……自分の実家の辺りも候補に含まれるので慌ててテレビで確認したのですが、ほとんどの局が地震速報一色。被災者の方々にはお見舞い申し上げます。まだ救助を要する方々も、無事助かりますよう。

  安倍首相、被災地視察へ出発日経 )、 新潟沖地震災害対策本部の設置について民主党 )。正直、どっちもどっちだと思いますがね。無論迅速な対応は必要だけども、現時点で首相が現地入りしてもできることは何もない。むしろ現地としては受け入れに手間を裂かねばならなくなる。無論、現地民に対策を重視しているという安心を与える部分もなくはないだろうが……民主党にしてもなぁ。こんなパフォーマンスばかりに力を入れられても。意地の悪い見方をすれば、ごっこ遊びに見えてしまう。そんなことしてる場合でもあるまいに……現地の消防、警察、また災害救助要請がかかった自衛隊の足を引っ張るようなことになりませんよう。


  秋田で真紀子節!「内閣ひっくり返そう」スポニチ )。「 (憲法を)変えるのだったら徴兵制にし、自分の国を守るとは何なのか若者に教育すべきだ。そうしないなら憲法改正をしてはいけないし、戦争してはいけない」。言ってる意味が普通にワケ分かりません。まあ、戦争はすべきでないのは確かですが、前の文章が致命的に繋がっていない。地元の票田が揺るがないからこの人は好き勝手気ままにどんな無茶苦茶なことも平気で言えるんでしょう。小泉元首相も使い捨てにしたわけだ。
 もう一人わけわからん人が。 香山さんが改憲・護憲を診断中国新聞 )。「 「憲法を改正すれば今の政治家には戦争を止める力はない」と説明」。この下りもわけわかりませんが、「 「『憲法さえ変えれば、すべてが良くなる』という幻想が広まっている」と話す香山さん」。
 憲法改正と言っても九条改正に限らず、九条改正にしても第一項と第二項があるわけです。九条の改正の場合、自衛隊の存在を排除することは現実ではないことは世論の多くも認めているわけで、その実情に合わせた形に修正しようというのが九条改正賛成でも多くの意見だと思いますが。現状追認であって、「すべてが良くなる」という分析がどこから出てきたかわかりません。「誰が」憲法の「どの部分を」変えれば「すべてが良くなる」と言ってるのでしょうか? 本当にそんな言説が広まってるんでしょうか? どこにひろまってるのかも良く分からないおかしな極論を「〜ということを良く聞くが」と言い出し、それを否定することで自分が正しいかのように振る舞うのは、詭弁使いの常套手段の気がしますが。
 むしろ、「 憲法を改正すれば今の政治家には戦争を止める力はない」というのは「憲法によってのみ平和が維持されている」という「幻想」に見えますが。主義主張は自由ですが、言ってることの論理が通ってない。昔SFマガジンでコラム書いてた頃にはこんなおかしなこと言い出す人とは思わなかったのだけどなぁ。

[特撮] 電王#24

  電王 #24「グッバイ王子のララバイ」。母子の誘拐犯被疑者として任意同行されてしまった良太郎。モモタロスたちが取り憑いて警察の誤解を解こうとするのだが、裏目に出るばかり。しかし、ハナから「主人なら主人らしいことをしてみなさい!」と叱られたジークが赤ん坊の母親・栞の誤解を解いてくれたおかげで、無事釈放される。逆に命の恩人として歓待をうけるのだが、ジークが取り憑いた良太郎の目の前で再び栞がスコーピオンイマジンさらわれる。
 ジーク良太郎は電王に変身、イマジンを撃退しかけるが、ジークの身体に異変が起こる。

 ジーク編の後編。流石に誘拐犯容疑という不幸は初めてのようで、愛理も「これは初めてのパターンですね」と。まあ、そりゃそうだろうな。良太郎を助けようとモモタロスが憑いたはいいが、勿論刑事を挑発するばかりで逆効果、ウラタロスが上手く丸め込みかけるが途中で飽きてキンタロスに交代。キンタロスは途中まで居眠りしてるが、「泣けてくる」という刑事の言葉を聞いて暴れ出しかける。こいつら、いろいろダメだw
 一方ハナに叱られて主人としての責務に目覚めたジークは、赤ん坊の口を借りて良太郎の無実を訴える。普通ならオカルトなんだけどなぁ。
 で、栞をさらったスコーピオンイマジンを倒そうとしたジークの身体に起こった異変とは、消滅。過去を持たない赤ん坊のイメージではイマジンの身体を維持することができなかった。徐々に消滅していくジークのためにもと、ウラタロスとキンタロスが逆恨み気味にスコーピオンイマジンを倒す。ウラタロスまでもが怒ってるっぽいのは珍しいなぁ
 消滅するしかないと思われていたジークだけども、実は赤ん坊が産まれる前に母親の栞と契約していたことが判明。その契約とは「赤ん坊が無事に産まれるように」。つまり、契約は既に完了していた。胎児の頃は母親と一体、って解釈なのかな? で、たまたま赤ん坊側の方にくっついて出てしまったと。
 栞の最も思い出深い過去へ飛ぶことで契約解除し、ジークは助かるのだけど、それで映画版につながるのか。
 映画版というと、次回もなにやら映画版とつながりがありそうな……映画版の敵、ガオウも出てきてたし。


2007年07月17日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 瀬戸の花嫁#15

  瀬戸の花嫁 #15「君の名は」。燦をプレミアム試写会に誘おうとして玉砕した三河海は、猿の入れ知恵で燦を永澄共々ダブルデートに誘う。永澄とデートと言うことで今度は燦も断らないが、三人と海のパートナーとして誘われた巡の他、仲間はずれにされたくないルナとルナ目当ての猿までくっついてきてしまう。デートコース最初の公園のボート乗り場から振り回されっぱなしだが、永澄がジュースを買いに行った先で、見知らぬ美少女とぶつかり、彼女のメガネを壊してしまう。永澄は弁償するため彼女とメガネを買いに行くのだが、実は彼女の正体は……

 新キャラでない新キャラ、委員長(本名不明)登場。って、前から登場してるって。名前はおろか、素顔も定かではなかったのだけど、メガネを取ったら美少女という、古典的な……てか、そんなに目立たないのが嫌なら普通に髪下ろしてメガネを変えればいいんでは……
 で、(ド近眼のせいで)相手が永澄と気付かない委員長は最近ある男の子が気になりだしてるという相談をし、相手が委員長でなおかつその男の子が自分だと気付かない永澄は、無責任に応援する。で、あとはお約束。地味に永澄争奪戦に参加だけど、地味すぎて気付かないw
 永澄はそんなこととつゆ知らずメガネを途中でなぜか草野球してた豪三郎に試合中合法的に殺されそうになったり、巡は海に一瞬だけときめいたり(でもその後ギャグ展開化)するけど。普通野球で合法的に死人が出たりはあまりしません。w
 でも燦のお母さんは素顔の委員長が学校の生徒だと気付いたようだけど、なんで気付いたんだろう? あと、委員長の名前ってやっぱり気になる。つか、担任なのに知らない豪三郎……

[その他] コミックボンボン、やっぱり休刊

  講談社:「コミックボンボン」を休刊毎日 )。前にいしかわじゅん氏の日記で情報がリークされていて、真偽の確証が取れぬまま情報が流布してたけど、公式発表、ということで。確かに数万部ではなぁ……個人的には「いかにも子供向け(子供だましということではない)」というコロコロより、ちょっと背伸びした感じがして、まあ、それが色々道を踏み外した一歩なんですがorz
 なんにせよ、改めて残念です。


  ジェームス・アワー 不可解な日本メディアの安倍批判産経 )。ここに書かれる安倍評が適切かどうかはともかく、メディア評はわりと当たってる部分が多いと思う。対応の問題は叩かれても仕方ないが、安倍政権以前からの問題まで原因は安倍政権のせいだ、みたいに、諸悪の根源扱いなのだもの。感情的に叩いているだけだからなぁ……


  迷惑メールの罰則強化へ福島民友 )。「 総務省は17日、広告・宣伝の電子メールを不特定多数に大量に送り付ける「迷惑メール」に対する規制で、罰則を強化するほか、受信を受諾した人以外への送信を禁止するなど規制を強める方針を固めた」。罰則強化しても、実施されなきゃ意味がない罠。それに「受信を許諾」じゃなくって「送信を申し込んだ人」以外原則禁止にしてください。


2007年07月18日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 誰が殺したコマドリを

  フジテレビ「ゴールデンタイムの視聴率が悪いのはゲームのせい」痛いニュース さん)。とりあえずネタ元の イギリス生活情報週刊誌 さんから全文引用。
7月の第1週、日本のテレビ業界に大きな衝撃が走った。なんと1週間の間に放送された番組の中で、ゴールデン・タイムに視聴率9%を超えたものが1つもなかったのだという。業界関係者らは、これを任天堂の人気家庭用ゲーム機Wiiの影響によるものと分析している。

フジテレビの専務取締役は「日本のテレビ視聴率は常に上下しやすいが、このように著しい低下はあまり経験がない。テレビそのものに問題があるというよりは、Wiiなどの外的な要素に左右されている可能性が高い」と話す。親達は、ゴールデン・タイムにテレビを見るより、子供達と一緒にゲームを楽しみたいと考えているのかもしれない。

7月11日付 「タイムズ」紙
  「タイムズ」紙 からの又聞き情報なので、まずはそちらを確認しないと……で、検索したら 見つかった 。タイトルは「テレビがWiiに負けた」みたいなニュアンスだけど、英文斜め読みすると、TBSの取締役が他チャンネルと競合するアイデアしか使ってないとは言ってますね。決してゲームだけを犯人扱いしているというわけではないけど、そういう体勢にしたのは誰だっての。
 もっともテレビの最高視聴率ってのは低迷の一途で、以前朝日新聞で記事が載っていたと思うのだけど、30%を超えた回数が80年代前半と90年代半ばにそれぞれ急激に落ちている。恐らく、テレビゲームの普及と、携帯電話の普及が時代的に重なってるのだと思う。
 ただ、特に他に競合媒体が登場したわけではないこの段になって極端な視聴率の低迷が起こるというのは、テレビ自体に吸引力がなくなったということであり、それは「テレビを見れば面白い」という期待を視聴者が抱かなくなってきた、ってことじゃないのかな、と思える。先日書いた「若年層のドラマ離れが激しい」ってマーケティング分析もその一環だろう。つまり、これまでの番組作りの問題がたまたま顕れてきただけで、これからそういうことが頻発していくのじゃないのかな。そうなっても目先の魔女狩りを行うのかなぁ。
 ただ、この記事に書かれてる「視聴率が9%を超えたものが一つもなかった」って、具体的なデータはどうなんだろう、とも思えるのだけど。確か7/7放送の仕事人2007は(あの内容なのに)視聴率20%超えたはずだし。

[アニメ] CODE-E#3とウミショー#3

  CODE-E #3「電磁波と研究のこと」。光太郎による千波美の体質の研究がはじまるが、研究以外無頓着な光太郎に千波美は振り回され気味。しかし、女っ気がないはずの光太郎と千波美が近づいたことで、彼に恋している九条園美が執拗な嫉妬心を燃やし、動揺した千波美の能力が暴走しかけてしまう。

 まー、なんとなく懐かしいというか、古くさいというか。ある意味見ていてあんまり最近の萌えとかではなくて安心しますが。
 で、ラブコメっぽい展開に突入してきて、ライバル? が登場なわけだけども、そのその、みんなに愛されてるな。なんか小動物的かわいがられ方の気もするけど。
 で、その秘密がなんかばれかけたりしてる気がするところで、もう一人のキャラクター、斎橋由真が登場。なにやら千波美をかばったり監視してたりするそぶりを見せてるけど、まあ正体は公式の紹介を見ればわかるんですが。
 それと、海外からこっちは本当に怪しげな二人組が登場。こっちは何か国家レベルの陰謀層だけど、当の二人はどちらかというとマヌケっぽい雰囲気が……


  ウミショー #3「魅せる!!」。三校対抗戦だったり、海に行っておぼれかけたり、イカマサ先輩の家の小料理屋を手伝わされたり。EDのタイミングがやけに早かったんで何事かと思いましたが、ED後にもう一パート。三パート構成だったんですな。確かに原作が一話で結構綺麗にまとまってるのに、無理につなげたり延ばすこともないですわな。
 しかしイカマサ先輩のセクハラぶりが、神の域にまで達してるような……つか、普通に犯罪?


 あと、ドージンワークが相変わらず後半がカオスってます。前半、露理がなじみにセクハラいやがらせ(重複)。女同士ならセクハラじゃないのかそうなのか。


2007年07月19日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 藍蘭島#16とキスダム#15

  藍蘭島 #16「勝ち取って、主の座」。梅梅と東野さんも島になじみ始めたある日、東の主のパン太郎が人里にやってきて暴れる。島を放浪していた東野さんに負けてしまい、その意趣返しにやってきたのだが、梅梅を見ると気に入ってしまい、意趣返しをほったらかしてさらってしまう。そんな梅梅を助けたのは北の主の大牙。大牙は自分をやぶって北の主になった者を北の守に連れ帰るために来たと言うのだが、その新しいとはなんと梅梅。島を放浪している際に、たまたま大牙を気絶させてしまっていたのだ。北の主が北の領域にいないと示しが付かないと梅梅を無理矢理連れて行こうとする大牙を、行人は止めようとするのだが……

 なんだかバトルものっぽい展開? 花見の回のときに大牙が「俺はもう主ではない」と言っていたのは、このことだったのね。逃げ回る梅梅を追いかけまわしていたら落ちてきた岩に当たって気絶したのを倒されたと大牙はカウントしてしまったのだけど、真面目なんだな、基本的に。
 今回東西南北の主が全員登場(西の主だけはシルエットのみ)。でも東の主のろくでもなさばかりが目立つ……つか、妻子持ちだったんか、パン太郎。
 今回、梅梅を引き留めるために必死な行人を見て、すずもちょっと複雑な表情。最近黒いところも魅せるようになってきたし、眠れるにゃんこが目覚める日も近いか?


  キスダム #15「風揺」。いや、まあ、なんつーか、本当に「きす☆だむ」になったかと思いましたですだよ。OPもちゃんとした新作映像になってるし。これまでのは、ロボットアニメと勘違いされるぞ。
 つか、これがシュウの妄想世界だとすれば、どれだけ自分に都合の良い妄想をしてるんだw
 人外三人娘はギャルギャルしくなってるかと思えば、きっちり「失格」入りました。つか、もう一人いたけど誰?


2007年07月20日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] DARKER#16とスカイガ#3

  DARKER THAN BLACK #16「裏切りの記憶は、琥珀色の微笑み…(後編)」。アンバーの組織「イブニング・プリム・ローズ」によりMI6のノーベンバーまでもが破れてしまう。黒はアンバーに連れ去られた銀を助けに行こうとするが、黄により邪魔をされる。黄を排除する黒だが、自身も脚に怪我を負いつつアンバーの元へ行こうとする彼の前に、アンバーをひたすら慕う契約者の少年・アキが立ちふさがる。

 ノーベンバー、生きてたのか。爆風を一瞬で作った氷の壁で防いでいたのだけど、アキたちに捕まり、仲間にならないかと誘われる。「イブニング〜」の目的は、契約者のための世界を作ること。けど、アンバーの目的はちょっと違ってるようにも思える。
 アキの対価はどうもホットミルクを飲むことらしいのだけど、強力なその能力に対しノーベンバーが再戦。ジュライとエイプリルの助力を得て、今度はアキをしとめる。ホントに容赦ないなぁ。生かして捕らえるには、危険すぎる能力と言うことかも知れないが。ジュライもノーベンバーのことを「仲間」と呼ぶなど、受動霊媒としては得意な言動を見せ始める。受動霊媒や契約者全体に何か異変が起こってるのか?
 一方、再開した黒とアンバーは、黒が純粋な敵意を見せるが、アンバーはむしろ怪我をした黒を本気で気遣う。どうも五年前も裏切るために黒を欺したということではないらしいが、その目的が謎なのも確か。そのアンバーの能力は、時間にまつわるもの。今回見せたのは時間停止のみだったけど、その言動からすると時間跳躍も持ってるのかも知れない。ただ、対価が限りがあるって、どういうことなんだろう?
 結局流星のかけらはアンバーたちに持ち去られ、同時にそれによりヘブンズゲート消失の再現は回避されたっぽい。が、ヘルズゲートをどうにかするのがアンバーたちの目的(手段?)らしいので、再度同じことが起こるのだろうなぁ。


  スカイガールズ #3「飛翔」。う〜ん、エロコス及び無茶なメカ設定の説明を、訓練風景を交えながらする回だったのだけど、やっぱ無理あるよな。音羽と可憐は身分的に完全に軍属になってるのかな? それとも民間からの出向? って、会社勤めじゃないから出向はないか。先任の瑛花が生活態度とかの指導をするものだと思ってたのだけど。そして鉄拳制裁と員数合わせ(絶対そんな展開はない)。
 しかし、見た目的にあからさまにパイロットのサバイバビリティ軽視(そして露出度重視)なデザインではあるのだけど、飛行試験であっさりパイロットを放りだして機体だけ回収とは……パイロットの育成にかかる費用度外視のシステムw モーションスリットが金がかかるのに使い捨てなんだから、それだけでも費用がかさむだろうに。
 それと、瑛花があっさりデレるのが……ここは努力で積み重ねてきたことをあっさり「才能」なんぞというわけのわからんもので追い越されたことに嫉妬のひとつもするのが人間だと思うのだけど。まあ、アイドルマスターXENOGLOSSIAみたいな子供じみた行動を許しての鬱展開よりはいいが。
 シリーズ構成・脚本が吉岡たかを氏だから、展開はぬるめと考えた方がいいのかも。ただ、メカの方が乗る人間を選ぶってのは現在放送中で多すぎなので、「またか」感だけは否めない。
 とりあえず、僚平はロリコン認定。

[その他] 絶望した!

 と言いたくもなる選挙を目前に控えた諸々の報道。マスコミ、特に一部の新聞社が躍起になって自民党叩きに血道を上げてるのを見ると……
  「アルツハイマーの人でもわかる」麻生外相が講演で発言朝日 )。いや、問題発言は問題だから問題発言なのだけど、この手のものが重大事みたいに報道するマスコミに、鬼の首を取ったようにコメントする野党を見てると、もー、なんだかなぁ、とも思いたくなる。そもそも、今問題になってる年金の問題も、マスコミの煽りを見る限り、責任の所在はどこなのかさっぱりわからない。すべての元凶は安倍政権の危機管理能力のなさだ、と言わんばかりだけど、まず官僚の問題解決能力の欠如でしょう。それに対し対処がなされなかったことは問題だけど、どのようにことが推移してきたのか、結論ありきの報道が多く掴みにくい。安倍政権と官僚の対立があった、という話もあって、実情を知りたいのだけど「真実を報道」するはずのマスコミが頼りにならないのだものなぁ……
 「自民にお灸を据えるために民主に入れる」って言葉もちらほら見かけるけど、それもなんだかなぁ、だし。
 そういえば、前の選挙のときには民主支持の言説で「とりあえず、政権担当の機会を与えなければ政権担当能力云々はできない」ってのがあったけど、今回は聞かれない。「民主になったら今よりも良くなる」というはっきりしたものがあるのではない、ということだろう。今とりざたされてる大きな問題は、安倍政権で起こったというより、これまで隠蔽されていた問題が噴出している、というものだしなぁ。「なんとなく」の変化を求める世論なんだろか。と言って建設的な意見が何か出せるワケじゃないんですけどね。
 でもマスコミの煽りがあからさますぎ。目的ははっきりとわからないけど。


 いつものごとくちっとも早い話ではない 早い話が毎日 )。最近このコラムを見てるとかえってほほえましくなってくるのは気のせいでしょうか? おそらく 民主党・小沢代表が「 ゲルニカ、ドレスデンでの無差別爆撃をドイツ、アメリカが戦後謝罪したことを挙げ」と事実と異なることを書いたことをあちこちに指摘されていることへの間接支援なのだと思いますが、それ言ったら日本だって別に「全く謝罪してないわけではない」のだし、それなりに有効な関係を築いているわけですが。英独と日中の事情の違いを無視して無理矢理同等に語ろうとし、しかも日本側にのみ問題があるかのように言ってるのもねえ……この人のコラムはあからさますぎるので逆に笑えるのですが。聞くべき部分があるとしても、まず笑えてしまう。(笑)


  /.J 経由で 新設計の宇宙服『BioSuit』、MITが開発WiredVision )。いきなり「バーバレラ」にたとえられてるのが笑ったけど、/.Jでのコメントで「スキンタイト宇宙服って元記事に書いてある」とあったのを見て 元記事 確認したら、あ、ホントに「Skintight Spacesuite」って……中身は女子高生ではありませんが。実用化されたら面白いなぁ。


2007年07月22日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 電脳コイル#11

  電脳コイル #11「沈没!大黒市」。ダイチは手っ取り早くメタバグを集めようと、キョウコに聞いてイリーガルを見つけてメタバグをはき出させようとする。しかし、連れたのは小さい金魚のようなイリーガルだけ。ダイチはそのイリーガルを育てて大きくしようとするのだが、金魚型イリーガルは水のような古い情報空間を勝手に作り出し、その中でどんどん大きくなっていってしまう。

 ダイチと金魚のひと夏の邂逅……ってないい話にならないな、なかなか(笑)。
 ダイチのイリーガル自体はメタバグではなくテクスチャーを食べるタイプのもので、メタバグをはき出したりミチコさんを呼び出したりするタイプではなさそう。なのだけど、無制限に古い情報空間を増やし街のあちこちを水没(?)させて起こる混乱に、ヤサコたちもオバちゃんも振り回される。ダイチはショックで腑抜けてるし。w
 で、オバちゃんとメガ婆が知り合い、というのはそう意外でもないのだけど、実はコイル探偵局会員番号弐番だという事実が明らかになる。あー、こりゃ意外だわ。しかもメガ婆と四年前になにかトラブルがあったらしい。てか、いつもあのバッジつけてるんかい。
 フミエ側はフミエ側で事件解決する代わりにデンパやダイチに土下座を迫ったり……オバちゃんにダイチを見逃せって迫ったところまではいい話だったんだけどなぁ。まったくこいつらは……
 しかしダイチ、「ウンチウンチ」しか言わないキョウコの言葉がよくわかるなぁ。

[特撮] 電王#25とゲキレン#22

  電王 #25「クライマックスWジャンプ」。ある晩、寝ていた良太郎は侑斗とデネブに無理矢理連れ去られ、なぜか恐竜時代に連れてこられる。「クライマックスに人手が足りない」と意味不明なことを言う侑斗に再び気絶させられるのだが、目が覚めると部屋の中。誰かのいたずらかとも思うが、皆身に覚えがないという。思い切って侑斗に聞いてみるが、侑斗は本当に覚えがない様子。そんなとき、ミルクディッパーの三浦が怪我をして、愛理が病院に連れいていく間、良太郎と侑斗の二人で店番をすることに。放っておくとはりきったデネブのせいで恥をかくことから侑斗もしぶしぶ承知するが、意外にも店内に星の装飾をする侑斗は楽しそう……やはり愛理の婚約者の侑斗と同一人物ではないか、と良太郎は疑う。
 そんなとき、客がイマジンに取り憑かれていることが発覚。良太郎と侑斗は彼を追う。が、良太郎はなぜか現われたもう一人のデネブにさらわれてしまう。カードを節約したかった侑斗はしぶしぶゼロノスに変身してイマジンを倒すが、連れ去られた良太郎は、実体化したモモタロスたちが忍者と戦い、見たことのないライダー、見たことのない時の列車が現われる時間へ放り込まれていた。

 劇場版とのクロスオーバーなのだけど、ここまではっきりと関係するのは平成ライダーでも初めてじゃないかなぁ。
 基本的に映画のクライマックスシーンの顔見せなんだけど、侑斗が愛理の婚約者とやはり同一人物ではないかとかの伏線も張ってはいる。けど、侑斗もゼロノスのカードを使ってしまって、確かあと五枚くらいしかないんじゃないか? 大丈夫なのか?
 劇場版のネタバレになりかねない展開なのだけど、次週でけりがつくのかな?


  ゲキレンジャー #22「ビキビキビキビキ!カゲキに過激気」。新アイテムと新フォームと新ロボ登場。夏休みに入ってのおもちゃ商戦だなぁ。二号ロボのゲキファイアーはゴリラ、ガゼル、ペンギンが合体してのロボット。胴体と両足というゲキトウジャと同じパーツ構成だから、コンパチなのかな? あまりコンパチにする意味はなさそうだけど。むしろ他のゲキアニマルが装着可能なのかってところか。
 しかしこう付け焼き刃の修行でパワーアップされて追い越されたんじゃ、むしろ理央がかわいそうな気がする。

[アニメ] グレンラガン#17

  グレンラガン #17「あなたは何もわかっていない」。螺旋王ロージェノムを倒してから七年後。人間はテッペリンにあった技術を使い文明を再生させ、かつての地上の荒廃ぶりも嘘のようになりつつあった。シモンも人間の代表として復興に追われる忙しい日々を送っていたが、ヨーコたちかつてのグレン団の多くは政治が肌に合わないと政府の仕事から離れていた。ロージェノムの不気味な予言もあり繁栄に不安の影がつきまとい、中でもロシウは神経質なほどに人間の管理統制を行おうとしていた。シモンはそんな中でニアにプロポーズをする。最初いつも通り頓珍漢な返答をしていたニアだが、キノン、キヤルの説得もありプロポーズを受諾。万事が上手く行くかと思っていた矢先、ついに百万人目の人間が生まれる。と同時に突然「顔のないロボット」が現われ、首都カミナシティを襲う。のみならず、ニアにも異変が起こる。

 どうでもいいココ爺の謎ワロタw 本当にどうでもいい。
 15話まではあまり目立ちも活躍もしなかったダリー、ギミー、そしてロシウが急に露出が多くなりましたよ。ロシウは生真面目な性格もあって、官吏向きではあるのだけどその真面目さが裏目に出て暴走しかけてる。というより一部では暴走している。地上に出たくないという人間まで人数管理のために引っ張り出そうとするのは、流石にやりすぎ。義父と同じ轍を踏むのか。
 意外なのはヴィラル。不死の身体になっていた彼はエンキドゥドゥを駆って反政府ゲリラの先頭に立っていたが、意外にもそれは政府に弾圧される少数の人間を守るためだった。ヴィラルに「無理矢理地上に引っ張り出すやり方は螺旋王と同じだ」と言われ、とまどうシモン。理詰めで非情なロシウのやり方になじめないこともあって、新たな敵が出てくると真っ先に飛び出すのだけど、その結果は……
 ニアが「反螺旋族」を名乗り人類に抹殺宣言をするなど、第三期突入の初っぱなから急展開だけど、登場人物も変わっていたり変わってなかったり。ギミーとダリーは量産型のグレンラガンに乗って活躍するし、キノンはおっとりした性格が一変、ロシウに忠実に従う部下に……まあ、これはこれでいいけど<おいおい
 しかしタイトルの文字まで変わってしまい、やはり暗い展開になるのかなぁ。
P.S.そういや、「エンキドゥ」が出てくるギルガメッシュ叙事詩は、ギルガメッシュが不死を求めてたっけ。ネーミング、意識はしてるのかな。


2007年07月23日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] つか、そろそろ「携帯電話」以外のビジネスモデルを発掘した方が

  ケータイは電話にあらず? 通話「ほとんどない」44%朝日 )。そりゃあ、今まで「電話以外」の機能をウリにして付加価値をつけて普及をさせていたのだから、「電話として使わない」ユーザーもそりゃ増える道理ですわな。考えてみれば。携帯電話に付加価値を付ける方向性で、これ以上なにかブレイクスルー的発展があるのかなぁ。いい加減頭打ちだと思うのだけど。
 それと、商売だから当然と言えば当然なのだけど「いかに電話以外のことで搾り取るか」という考えが露骨なのは、流石にちょっと引く。


  たった1年で一変したゲーム産業、E3は規模縮小nikkeibp Yahoo )。ゲームの開発費が巨大化してると言われて、新世代機のシェア争いもその辺が鍵になると言われてたりもしたけども、それが如実に出たようで。でも、非ゲームが増加してるってのは、ちと気になるところだなあ。


2007年07月24日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] いくらなんでもこれはひどい

  光母子殺害、元少年が乱暴目的を否認TBS )。「 元少年は、ゲーム感覚で排水検査を装った戸別訪問を続ける中で、本村さん宅を訪問。「丁寧に応対してくれた本村さんの妻ともっと話したいという気持ちはあったが、乱暴目的はなかった」と主張しました」。既に消えた控訴前の記事では、「 弁護団は、元少年はアパートの部屋を次々と訪問する「ピンポンダッシュ」の遊びをしていたところ、たまたま被害者の部屋を訪ねたもので、乱暴目的で女性を物色していたのではないと主張しており」だそうで、いずれにしても「なんじゃそりゃ」ですわ。これまでは「まあ、弁護団も弁護するのが仕事だしなぁ」と思ってたのですが、この言い分はあまりにもひどい。まあ、被告の主張やらなんやらもあるのでこのあまりにもイカレた主張がすべて弁護団側から出たとは言えないし、おそらくそうではないだろうけど、さすがにこんな話が世間に通りはしますまい。言うこといつもころころ変わってるし、弁護団の言ってることと被告の言ってることも食い違ってるし。ひょっとしたら、弁護団自身困ってるのかもしれませんが。


  <中国食品>「日本向けの合格率は99%超」!不信感解消に厚労省統計を引用―中国(Record China)Nifty News )。この記事からわかることは二つ。ひとつには、やはり中国からの輸入食品の検査に厚労省も力を入れていること。ふたつには、それでもその検査を逃れてしまうものがあること。まあ、ものによりけりだけど、中国の「ヤバイもの」ってのは、ものによっては度を越してヤバイからなぁ……まあ、必要以上に騒ぐこともないけどあまり安心材料にもならないってことで。


  Bomb by Bomb, Japan Sheds Military Restraints(爆弾には爆弾を、日本が軍事自制を脱皮)NYtimes )。あ、気にしないでください。いつものオーニシ記者ですから。

[アニメ] 瀬戸の花嫁#16と絶望先生#3

  瀬戸の花嫁 #16「マイノリティ・レポート」。永澄たちのクラスに美少女の転校生・不知火明乃がやってくるが、なにやら挙動がおかしい。燦やルナ、他の魚人たちの行動を関しているそぶりなのだが、実は彼女は魚人の地上監視員。燦たちが人間社会に正体をばらすことなく上手く生活できているか、永澄が魚人の秘密をばらしはしないかを調査しに来ていた。それを聞いて燦はボロを出さないかと不安になり、却って行動が不自然になる。永澄はその様子を見て明乃に理由を尋ねてみるのだが……

 OPに出てて未だ登場してなかった最後のキャラ、不知火明乃登場。EDの「品切れ」部分に登場。OPのダンスシーンもちょっとそれに合わせて変更。声は渡辺明乃じゃないんか(名前しか共通してない)。
 いかにもな狙い目のキャラなのに、作画がちとアレなのはもったいないところですな。まあ、中盤だし、作画も中ダレ?
 彼女も巡同様一生懸命「悩ましい」と決め台詞を主張してますが、いつまで持つのかなぁ。キャラが立ってるんで巡のようには空気化しないと思いますが。むしろメモ書きするストーカー的キャラとして立ってる気もしますが。つか、あの異常な揺れは、体育中、ひょっとしてサラシ取ってる?
 いつも通りの不慮の事故で足がひれになった燦に「失格」を入れようとする明乃だけど、失格の一本を入れられずに今回は見逃し。そんなんでええんか? つか、エラ呼吸三兄弟とかオクトパス中島、シャーク藤代をまずなんとかせえよ……


  絶望先生 #3「その国を超えて来い」。 朝日新聞にも 「まさかアニメ化するなんて」の三本中の一本に挙げられてましたが(あとの二本はもえたんとシグルイ)、相変わらずそういう内容。今回は外国からの新入生二連続。
 「木村カエレ」ってのは、木村カエラ側から訴えられないんか? 大丈夫なのか? 木村カエレそのものより、「ここは私の心中予定地のひとつです!」という絶望先生が……自殺じゃなくて心中なのか……もう一人の関内・マリア・太郎は戸籍もとい出席番号を買っただとか、募金ネタだとかいろいろ黒くてよどんでる。


2007年07月25日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] CODE-E#4

  CODE-E #4「秘密とバカのこと」。新しい制服も届き、光太郎の研究につきあい体質を克服しようとする千波美。しかし光太郎の研究がいまいちなんの役に立つのかわからず、また心理テストで自分の体質を極度に恐れていることを改めて自覚してしまう。光太郎に励まされて「きっと制御できるようになる」と前向きになるが、千波美が光太郎にベタベタしているのが気に入らない園美が千波美を屋上に呼び出し、光太郎に近づくなと釘を刺す。だが、動揺した千波美は園美の前で思わず電波体質を暴走させてしまう。

 あれ? なんだか面白い気がしてきましたよ?
 (何故か)光太郎にベタ惚れの園美(でも光太郎は気付いてない)は、千波美の体質のことなんか知らないから、千波美と光太郎が一緒にいるのは研究のためということも当然知らず、千波美に執拗なまでに敵意を丸出しにする。けど、千波美が何かやっかいな体質を抱えていると察したり自分の嫉妬が誤解とわかったら、ちゃんとかばったり謝ったりする。ええ子やのう。友だちが「そのその」とかわいがるわけじゃわい。
 光太郎もむちゃくちゃなフォローの仕方ながら、千波美の体質がバレかけるのをごまかすし。同じ空気読めないでもSchool Daysの誠と違ってヘタレじゃないぞ。変態だけど。
 頼れる仲間(?)も増えたところで、寒い国から来たっぽいスパイ二人組が、千波美に迫る……って、ズレすぎてるんでちっとも緊迫感が……こいつらもマヌケでいい人風味だよなぁ。むしろその二人を逆に監視する斎橋由真が……いや、この番組、基本的に悪人はいないっぽいけど。


2007年07月26日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 藍蘭島#17

  藍蘭島 #17「とりかえて、魔法」。ある日、行人が目を覚ますとすずが猫っぽくなってしまっており、とんかつはリアルな子豚に、自分にも犬の耳としっぽが生えているのに気付く。なにごとがあったのかと村に行くが、くまくまは少女に、ゆきのはくまに、遠野さんはカッパ風の美少女に、梅梅は猿に、りんは犬に、大工の動物たちも人間の青年になってしまっていた。会う人会う動物がすべて人間と動物、入れ替わってしまっている事実に行人もすずも混乱するが、なぜかちかげだけは人間のまま。実はこの事態は魔導書を見つけたちかげが魔法でいたずらしたもの。かろうじて半分兎になっただけで済んだあやのを交え、どうにか魔法をちかげに解かせようとする行人たちだが……

 うわ、なんてサービス回(笑)。人間は動物に、動物(妖怪)は人間になってしまったのだけど、遠野さんがカッパ風美少女(妖怪だから効き目が半分だったのか?)だったり、さしみが人魚風美少女(村の近くにいたから中途半端に術がかかった?)になってたり……きわめつけはぱな子さんなんですが。声が飯塚真弓だし。まあ、確かにこれなら「村一番の美少女」と言われても不思議はないですが。
 魔法を解く手がかりを探そうとちかげの部屋を探して、封印の書に閉じこめられてた魔神のまーくんを復活させてしまい、またカオスな事態に……七つの願いを叶えてくれるってのに、各々勝手な願いを叶えてもらうから……しかも声が生天目仁美w。
 結局ちかげのいたずらは自業自得でぱな子さんにお仕置きされて解けるのだけど、行人は最後まで魔法や魔神を信じず、「これは夢オチだったんだ!」と……あやのの「オチとか言うな」というツッコミが容赦ない。
 次回はさらに新キャラ登場? その他に一人くらい出てくるのかな? 登場キャラ多いな。

[その他] 並べて売ってた

 今日寄った書店で「不都合な真実」と「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」が並べて売ってた……いや、豪毅な書店じゃのう。どっちの本が正しい、ってことはないのだけど、「不都合な真実」は啓蒙の名の元にイメージ優先で検証をないがしろにしてるイメージがある。てか、あんな写真にちょろっとキャプションをつけたものを高値で売ってる時点でアレでしょ。本当に啓蒙だというのなら、ネット上でPDFでもなんでも流せばいい。それと、アメリカの政治家はどういう企業と繋がってるかに注視するのは重要だよね。商売商売。


  「日本中に放射能が飛散して危険」 欧州駆け巡るトンデモ事故情報J-CAST )。風評被害ってのは結構バカにならないんだから、さっさとIAEAの調査入れとけばいいのにねえ。痛くもない腹をさぐられるだけ。


  民主党・さくらパパ 年金履歴の虚偽申請を「奨励」高知民報 )。小沢氏の主張の、つまるところはこれ。「無駄遣いをやめましょう」と言って本当に辞められるのかというと、自民の離反勢力と旧社会党勢力の烏合の衆だからなぁ……


2007年07月27日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] DARKER#17

  DARKER THAN BLACK #17「掃きだめでラブソングを歌う…(前編)」。リーとしてあるキャバクラでバイトを行っていた黒だが、そこで威勢は良いが空回りしているチンピラ健児と出会う。健児は黒に助けられたと食事をおごりボロアパートまで送っていくが、雨宿りして国際色豊かなアパートの面々とすっかりうち解けてしまう。むしろアパートの面々ごと健児と距離を置こうとする黒だが、黒の標的は健児の兄貴分の一橋。彼が組織に離反しようとし、その資金稼ぎに受動霊媒の正体を知らずに人身売買を行おうとしており、黒の狙いはその受動霊媒だった。
 健児は一橋に体よく使われているとも知らずその受動霊媒の世話をまかされるのだが、なんと彼女に惚れて連れて逃げ出してしまう。行く当てなどない健児が転がり込んだのは、なんと黒のアパートだった……

 今回の展開はなんと受動霊媒の人身売買。だが、それを行う一橋は受動霊媒を「抵抗しない肉人形」くらいにしか考えていない。組織内部では切れ者の急進派らしいのだが、この辺で底が知れてる感じ。バカだが純な健児のことも、言いなりに動く兵隊くらいにしか思っていない。それが手痛いしっぺ返しとなるのだが……
 黒たちは取り扱われる受動霊媒の奪取が目的なのだが、一足先に健児に連れ去られる。ところが黒が彼女を狙ってるとも知らず、健児は黒を頼ってアパートに転がり込んでくることに……黒は健児と彼女を組織に売るのか、というのも気になるけど、人間性が完全に欠落したはずの受動霊媒が健児の想いに応えるのかが……銀とジュライが仲間意識を持ったり受動霊媒になる前のことを覚えていたりと、受動霊媒全体に何か起こってるのかも知れない。星見様のこともあるし。そうでなかったとしても、受動霊媒に心が戻りうるということではある。なんか健児、先行き暗いしなぁ。
 あと、一橋が受動霊媒のなんたるかを知らず売買しようとしている、ってのは、冒頭の「イブニング・プリムローズ」の声明が契約者と受動霊媒の存在を知らしめることと求めていたのと対応する気が。


2007年07月28日() 旧暦 [n年日記]

[その他] ちょっwwwwwww韓国wwwwwwwwおまwwwwwwwww

 まずは何も言わずに これ を見てください。え? ハングルは読めない? 心配ご無用。私も読めないが、世の中には機械翻訳という便利なものがあるのでそれを活用する。
 以下 EXCITEの機械翻訳 による訳文。
一部ネチズンタリバン美化物議
[クッキーニュース] 2007年 07月 27日(金) 午後 06:50
[クッキー社会] 一部ネチズンたちが韓国人 23人を拉致してこの中 1人を殺害したタリバンを美化して物議をもたらしている.

27日有名インターネットサイトディッシュインサイドの宗教ギャラリーにはタリバンを ‘ツンデバン’と表現したマンガが持続的に上って来ている. ‘ツンデバン’はかさかさしているという意味の日本語 ‘ツンツン’と柔らかいという意味の日本の ‘デレデレ’, そしてタリバンを合成した単語だ. タリバン武将勢力を表では硬いものの分かってみれば暖かい人で比喩する言葉だ.

このサイトネチズンたちはタリバンが政府との交渉時限を延ばして来るとこのように表現して各種サイトにこのマンガを移している. このマンガには人質たちがハンバーガーを月とか政府交渉関係者たちが “交渉に関心がない”と言うなど政府及びハイジャック人質たちを皮肉る内容を記している. 反対にタリバンは人質たちがいかしてくれと言って哀願するとこれらを可哀想に思って期限を延ばしてくれると言うなど柔らかい人物たちに描いている.

タリバン武将勢力に対するこのような美化は事件初期から倦まず弛まずあって来た. 緊迫な交渉状況を ‘タリバンシツエイション・コメディー’と称するとか武将勢力にハイジャック者たちのサイワールド個人掲示物をアラビア語で翻訳してタリバンに送ったネチズンも多数だ.

しかし国民 1人が殺害されて 22人が相変らず殺害脅威を受ける状況で一部ネチズンたちのこのような行動はいたずらで心に刻んでおくには位が度が外れたという評価だ. このマンガを移しておいた各ブルログには “人命が走ったがこんな絵で笑いが出るのか”とこれらを叱咤するとか “警察に届けた”と言う内容のドッグルドルが走っている.
 そして問題は画像。例えば これ 。正直、ツッコミどころに困るんですが……「不謹慎だ」と言えばいいのか、「ちゅるやさんじゃん!」と言えばいいのか、「どこがツンデレやねん」と言えばいいのか……
 画像の方がなんて書いてあるのかわからないので、誰かが訳してくれるのを待とう。

[アニメ] 電脳コイル#12

  電脳コイル #12「ダイチ、発毛ス」。前回の失敗に懲りずデンパを引き連れイリーガルを探し続けるダイチ。ところがある日を境に急にデンパとの待ち合わせをすっぽかす。そして登校日、ようやく姿を見せたダイチの顔にはヒゲが……ヒゲは、ダイチの顔に取り憑いて増殖してしまったイリーガル。しかもキョウコを介してヒゲイリーガルはヤサコたちにまで感染してしまった。メガ婆が作るワクチンを待つが、メガ婆はむしろおもしろがってワクチンそっちのけでヒゲイリーガルの観察ツールを作る始末。
 ところがヤサコがヒゲイリーガルが文明を築いているのを見つけ、さらにコミュニケーションを取ることに成功。忠告をしたり相談にのったりするうちに神扱いされる。フミエやダイチたちも駆除そっちのけでヒゲ文明の育成に夢中になるが、文明を進化させたヒゲイリーガルたちは顔の上で戦争を始めだしてしまう。

 今日のまとめ。「あなたは神か!?」「い〜え、とんでもねえ。あたしゃヤサコさまですよ」「戦いとはなんとむなしいんだ……」「まさしく神!」
 なんつーか、すげー展開だ。30分なのに映画一本並みの密度。ダイチに寄生したヒゲイリーガルが町中にひろがりまたもや混乱が……と思いきや、顔の上で文明を作り始めたことから事態は意外な方向に……ヤサコたちはシミュレーションゲーム気分で文明を育成しだし、愛着すら持ち始める。そして終盤はこの手のもののお約束展開、戦争による文明崩壊へ……でもそれが顔の上でICBMを撃ちまくるだけならまだしも、顔と顔の間での「星間戦争」まで起こるんだから、壮大なんだかミクロなんだか……途中まではダイチのヒゲが争いを起こしてなかなか発展しなかったりで「争いはなにも生まない」と教訓じみてたんだけど、顔からミサイルがバンバン飛んで顔の上で爆発してる段になっては、シュールすぎて笑いしかうかばねーw
 それでも最後、ほとんど滅び去ってしまったヒゲイリーガルがその勧告に従ってトメさんの旦那さんの頭(あの設定、まだ生きてたんだ……)に移住。終の棲家を得たと思ったが、結局ヒゲイリーガルは自分たちで自分たちの本当の居場所を探して去ってしまうというもの悲しいラストになってしまう。
 しかし、事態をひたすら悪化させるキョウコや、やっぱりひげ面になって目をつり上げてフミエに迫るタマコおばちゃんだとか、キャラクターが動きまくってますな。ヤサコはヤサコでつきまとってきたキョウコを送り届けたダイチを不審者扱いするし……デンパが「イリーガルをいじめるなら手伝わない!」とダイチに反抗したのは、やっぱ自分がいじめられてたからかな。
 あ、そういえばイサコが出てきてないのを忘れてた。


2007年07月30日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] 電王#25

  電王 #25「神の路線へのチケット」。スパイダーイマジンを退けた侑斗は、良太郎が直前に消えてゼロノスのカードを一枚使わざるをえなかったことに怒る。が、戻ってきた良太郎はボロボロの上に年代不明な格好をして、逆に侑斗に一体どうして自分を連れ回すのかと詰問する。侑斗に連れ去られた良太郎はあちこちの時代を通って気絶させられた挙げ句、今度はキンタロスに無理矢理身体を使われたというのだ。侑斗も覚えがなく話は平行線。オーナーも人の記憶に寄らず時間を遡れる方法はもうない、と言う。一方ミルクディッパーも尾崎やナオミのせいでコンパ会場のような状態に……
 良太郎の連れ去られた件はひとまず置いて、「星空を見せる」という契約を叶えるためにスパイダーイマジンが入院した少女をさらうとにらみ、良太郎と侑斗は少女の病室前で見張りを続ける。しかしイマジンは少女をさらうのではなく、変電所を破壊し街の明かりを消すことで契約を果たしてしまう。良太郎たちは契約者である少女の兄の所へ急ぎ、過去へ飛んだイマジンを追う。

 昨日友人に電王の設定の説明したら、説明しづらいことしづらいこと……
 「怪人が人間に取り憑いて願いを叶えるんだけど……」「じゃ、怪人を倒すとその人間も?」「いや、契約すると自立して実体化するの。で、契約を叶えると過去に飛んで……」「???」
 ま、普通はわかりませんわな。
 今回は普通の契約者との契約を叶えて過去に飛んだイマジンを追う、という以外に、映画連動の展開もあるわけなんですが、映画のさわりだけ、って感じですな。映画連動企画は次の二話まで続くらしいですが……
 最初リュウタロウスのわがままでガンフォームでスパイダーイマジンと戦うが、やっぱりリュウタロスの気まぐれでモモタロスにチェンジ。イマジンを無事撃破し、少女とその兄にも思い出に残った希望ヶ丘で思い出の星空を見せて本当の意味で少女と兄の願いを叶えてやる。侑斗は星に詳しい一面を見せ、愛理の婚約者の桜井侑斗と同一人物ではないかという疑惑が再度現実味を帯びてくる。
 で、結局侑斗が良太郎をさらうというのは良太郎の思い違いではなく、少し前の侑斗がデンライナーの危機を救うために少し過去を遡っていろんなタイミングで良太郎を集めまくっていたという……で、複数電王が可能に。
 しかし、映画の宣伝パートは上手く収拾付けられるのかな。8/3のクレヨンしんちゃんでタイアップ企画もやるらしいが。しんのすけにぶりぶりざえもんイマジンが取り憑く、ってのは妙に泣けるが。


 ゲキレンジャーは最後の拳魔・陸のマクーが登場して主人公側もメンバー増員らしい。で、どうもレツの兄らしいのだけど……バイオレットってのは珍しいな。あともう一人、「ゲキチョッパー」ってのが加わるらしいけど……
 それよりブタの臨獣拳拳士・タブーの声が広川太一郎なのが無駄に豪華w あの駄洒落アドリブは勿論健在。やっぱ「Mr.Boo」だからか?

[マンガ] 買いこぼしとか

 コミックアライブ、目当ての一つの連載・井ノ上リカ子「モモタノハナ」が終了。誰とくっつく、ということもなく、うめとちょっといい雰囲気で、という感じのラスト。大きな展開は無いながらも、結構嬉し恥ずかしのいい雰囲気になってたと思うのだけどなぁ。
 ついでに青本もあ「おまかせ精霊」のコミックス一巻が出ていたことに半年遅れで気付き、購入。最初「なんて一発ネタな設定なんだ!」と思ったけども、意外にも脱力系コメディとして安定してる。主人公たちは相変わらず「何かしよう」という自発的なものは何もないけど、それでストーリーに飽きが来ないのだからすごい。しかし、お目当ての連載が減ってしまったから、購読を続けるかは微妙。
 ジオブリーダーズ13巻とOURsも購入。今月号のOURsで菊島の一族と神楽の謎が大分整理がついた感じ。でもどうなるんだ、ホント。


2007年07月31日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] グレンラガン#18と瀬戸の花嫁#17

  グレンラガン #18「聞かせてもらうぞこの世界の謎を」。顔のない戦闘機械「ムガン」の襲来と、ニアによる人類に対する宣戦布告。ニアが敵になったことが信じられないシモンは、彼女を探しカミナシティを飛び回る。その時、ロシウはロージェノムの頭部をコンピューターと直結してその意思とコンタクトすることに成功。七年前に残した言葉の意味とこの不自然な世界の成り立ちを問いただすのだが……

 ロージェノムの口から真実が語られる。けど、まあ予想の範疇ではありますな。むしろロシウが苦労して聞き出したことが、ニアの手により全国放送されてるってのが……
 新たに二体のムガンが襲って来、シモンは勢い任せの力業でそれを撃破する。が、逆に無茶なやり方は市民の反発を買い、政府に対する支持を失わせる。そしてロシウが取った決断は、政治的に事を荒立てないためにシモンを逮捕するというものだった。
 まだ政権奪取ということではないのでマシという気もするけど、シモンのやり方とはやっぱ根本的に相容れないだろうなぁ。いずれにしても反螺旋族は政治的交渉が通じる相手とは思えないので、ロシウのやり方が通じるとは……


  瀬戸の花嫁 #17「県警対組織暴力」。本人の意図とはまったく関係なく磯野第八中学を転校初日にしめてしまい、またたくまに埼玉番長連合のトップに祭り上げられてしまった「なやまし番長」こと不知火明乃。本人は人魚試験官としての仕事を続行したいだけなのだが、周囲が過剰反応してしまい、巡率いる風紀委員と女子生徒との間で対立が起こってしまう。明乃本人の意図を余所に勝手に取り巻きになった連中が学園の風紀を乱しまくり、巡も本格的に番長一派を弾劾する。が、それに燦が異を唱え、「明乃に対する誤解があるのでは」という言葉に、巡も自分が明乃に対する理解不足で暴走していたのではないかと反省する。しかし、明乃や巡の思惑とはもはや関わりなく、番長連合と風紀委員中心の磯八中女子との衝突が起こることになってしまう。

 いやもうどこから突っ込めばいいのかの相変わらずのテンション。デルザー軍団やらハングマンやらのパロネタ満載ながら、そういうの知らないでも笑い転げられる怒濤の展開なのだよなぁ。サルは明乃が日の昇る勢いと見て三河海をあっさり見限るし。でも三河って裏切られてふぬけになるほどそんなにサルに依存してたっけ?
 ここのところすっかりクラスメイトA化していた巡も今回は存在感をアピール。明乃のワガママボディ+なやまし番長ぶりと並んで存在感を立たせてましたが、最後の最後で結局瀬戸蓮が持って行ってしまうという……OPのダンスシーンも何気に前面に出てたし。いやそれ「県警対組織暴力」ってより「極道の妻たち」だから。って、このタイトルはもう使ってたんだっけ。
 そういえば巡は猫使いって設定があったっけな。ほとんどサービスシーンになってましたが。明乃は警視総監の娘という巡の立場に別に怯えてなかったけど、そういえば別にスジ物じゃなくって公僕なんでしたっけ。一応。
 豪三郎は裏から番長連合やらに手を回して試験官の明乃を潰そうとし、結局またも蓮に絞められることに……懲りないなぁ、って、今回は政さんもですか。渡世の義理は辛いですね。って、主人公カップルがほとんど活躍してねえ! 登場時間がサル以下だ!