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2007年01月01日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 急いで口で吸え

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
 素直に年賀祝いを述べようかどうか迷ったんですが、ひねたことを言うのも見る人の空気を読まないこと甚だしいので、やめておきました。世間様、みんな大変なんだもの。こんなときくらいはめでたくっていいじゃない。

 で、今実家に帰って寝正月を過ごしてるんですが、夜冷えてきたので上にジャケットを羽織ったんですよね。そしたらしばらくして、左腕が「チクッ、チクッ」と……最初なにかのとげが刺さってるのかと思ったんですが、痛みがそれどころじゃなくなってくる。「これは何かに咬まれたか!?」とあわてて袖口をあけると……ハチでした。スズメかと一瞬ぞっとしたんですが、アシナガでした。その意味ではほっとしたんですが、都合五ヶ所刺されてました。急いで毒を吸い出したんですが、今結構腫れてます。まあ、アシナガだからたいしたことはないですが、新年早々ネタが出来ましたわ。


  小清水町の家系図製作業者が全国で人気に日刊スポーツ北海道 )。やはり、寺の記録が大きいんだなぁ。江戸時代などは戸籍管理を寺で行ってたということがあり、一介の庶民であっても先祖がかなりたどれる可能性が高いってのはこのため。結構イロモノではなく本格的な調査で、なかなかに立派なお仕事だと思います。


  不幸でも不運でも「勇気と寛容」で1年を過ごしたい日経IT )。主立ったところをざらっと見て「なにを」と思ったものの、ちゃんと読むとわりと納得いくコラムですな……まあ、中国の方だからちと日本の歴史観と違うところはありますが。政府の政策がベストと言ってるわけではなく、そんなにひどくこれまでになく不運な社会みたいに嘆くこともない、というのは、そうだと思う。まず出来ることを考えないと。


2007年01月03日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] これだから

 無料のものに依存するのは嫌なんだ……


2007年01月04日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] こっちからこっち重点的に

 ちと今回休暇が長いのでまだ帰省中なんですが、実家でもこき使われてるので休みだから楽ってわけでもないですわ。
 で、年末年始と何ヶ月ほったらかしにされたかわからない庭の草取りをしてたんですが、しゃがみながら丸二日の作業なのでこれが結構大変で。冬場だから丈の大きな草はないんですが、細かいのがたくさんあって、それはそれで難儀なのですよね。
 ところが、これが結構性に合っているようで。細かい雑草をちまちまめざとく見つけてはぷちぷち抜いていく。
 ちまちまぷちぷちちまちまぷちぷち……
 ああ、似たようなことをネットでやってたりはしませんよ? してませんったらしてませんってば。
 やりすぎるといじけて逃げちゃうんだよねぇ。(ぼそ)


  Gas cooker blows up island (ガス調理器が島を吹き飛ばす) ( METRO.co.uk )。カリブのある島の一軒で起こったガス爆発が、連鎖反応を起こして島の半分を吹っ飛ばす連鎖爆発になってしまったという話。これで死者はゼロってんだから本当に奇跡……記事は英語ですが、記事に載ってる写真を見るだけでも結構なインパクトですわ。ホントに綺麗に島半分が焼け野原……


  改憲争点化に否定的 民主・小沢代表共同 )。まあ、言ってることは正論ですな。けど、民主が具体的に実現可能そうな案を出してるか、ってのも……なんとなく、どっちもどっち。


  毎日記者が提案、竹島を日韓共同の世界遺産に毎日 )。え〜、新春らしく、横山ホットブラザーズの定番ネタでコメントしたいと思います。
「お〜ま〜え〜は〜あ〜ほ〜か〜♪」。
 竹島の存在価値は観光資源でもなんでもなく、単に領土として利権目当てに角突き合わせてるにすぎない。遊覧船が出てるのも、韓国が国民の鼓舞と既成事実化を推し進めようとしてるからで「両国の観光資源化」は、そもそもその行動原理と相反する。ホンマにアホか。解決策を提示するならするで、もうちとまともなこと言って欲しい。

[アニメ] ウィンターガーデン後編と009-1#13

  ウィンターガーデン 後編。前編のことなんか何も書いてないのに後編だけ。「大人になったでじこのラブストリー」というキャッチフレーズ。基本的には、微妙に旧作とリンクしたりわざと同じような演出をしたりという共通項はあるものの、スターシステムによる別作品と考えた方がよさそう。それにしてもでじこが「ひっこみ思案でドジで純情なお姉さん」になってるのは、別人としか思えないのは確かなのだけど。それよか、でじこの声が「銀河鉄道物語」のルイ・ドレイクに聞こえるのがちとまいった。(声優が同じ真田アサミ嬢)
 ブロッコリの展開の試みの一つだと思うけど、単品ならこれはこれで、という感じでしょうか。
 しかし、あの思いっきり脱力というかほのぼのなオチは、漏れはOKでもきっと修羅場スキーなO澤さん辺りは不満たらたらだとおもいますよ?
 好青年と思わせつつ実はろくでもない人間と思ったら、ホントに好青年なんだものなぁ。


  009-1 #13「夜明け」。キューバ危機をモデルにした展開をラストに持ってくる、とインタビューで答えた通り、そのままではないもののミュータントの子供たちを使った「逆爆発」によってイースト・ウェスト両ブロックの保有する核を廃棄させようとする、という流れ。
 ミレーヌはリアリストながら結構理想主義的なところもあるので、その狭間でどうするか、ということだが、組織に逆らってまでミュータントの子供を守るのはどうかとも思うが、結果としてすべてを収束させたのだから、まあ、良しとしときますか。物語展開的に「主人公が特にアクションを起こさない」ってのも困るし。それ以外では、ミレーヌの行動は理想主義なリアリスト、としては、わりと良い線ではないかと。理想主義に偏りすぎたロキの最後の行動が陳腐に映っただけに。世界を一度リセットしても、今より良くなるとは全然限らんよ。
 小粒感は否めないものの、結構楽しめたシリーズだった。


2007年01月05日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] まちがっちゃいないんだけど……

  エチゼンクラゲは宝の山?=高価な試薬化期待−有用成分の精製法開発・福井県立大Y!hl )。この記事自体は「へ〜」というくらい(抽出可能でも工業レベルに乗せられるかは別の課題なので)なんですが、気になったのは次の一節。
  同研究室は、エチゼンクラゲからの抽出物を独自に調整した「カラム」という筒に通過させるなどしてレクチンを取り出し、精製することに成功した。
 これは「独自に調整したカラム」という解釈でよろしいんでんしょうか? いや、カラムクロマトグラフィー自体は別に独自でも特別でもなんでもない手法なんで。カラムというよりビーズから独自に作ったのかな? わかりにくい単語なのはわかるけど、もうちょっと丁寧に解説して欲しい……


  エグゼンプション:安倍首相が法案提出で慎重姿勢示す毎日 )。大分腰が砕けてきましたな。しかし、「クリエイティブな仕事だから残業代は削る」という理屈もよくわからない。仕事の成果主義で、ということならば、成果主義をきちんとさせねば従来の時間従量制で残業代を出さないというだけの法律になる。何考えてるんかなぁというか、どこらへんから金が出てるのかなぁ、という感じ。スローガンとやってることがちっともリンクしないから、支持率もどんどん下がっていくのだと思うけど。


  電車内の迷惑行為、一位「座り方」、二位「携帯電話」、三位「ヘッドホンの音漏れ」iza )。携帯の使用はさほど目立たないんですが、座り方は日常的に見ますな。座席は予約席じゃないんだから公共の使用に供されてるものだと思うんだけどなぁ。ヘッドホンの音漏れは、あまりないけどあると迷惑。自分一人の世界に入り込んでるのは勝手ですが、周りには不快音にしかならないのだもの。「私」と「公」の区別がつかなくなった人が増えたのかなぁ、と思います。
 それにしてもトムとジェリーの広告、見たいなぁ。


  軽自動車販売、初の200万台超え 前年比5.2%増産経 )。自動車販売全体が低調が続く中、ということらしい。町乗りであれば軽は日本の道路事情に合ってるとは思うけど、やっぱ支出の中で自動車に割り当てる費用も削れられている、ということだとは思う。なんとなく景気のあまり良くない話に見えてしまう。

[アニメ] あさっての方向。#12

  あさっての方向。 #12「ここにいること」。実は#11まだ見れてないんですが、そこはそれ。アバンタイトルの映像とナレーションは特別仕様で、からだと椒子の年齢が入れ替わってるバージョン。原作では「ひと夏の」どころか冬に突入してるみたいですが、アニメは完結。「ひと夏のファンタジー」として、結構綺麗にまとまった。ストーリーをまとめるために投入した琴美がやや語り足らなかった部分があって浮いてるところも若干あったけど、概ね良く機能していたと思う。
 からだは、実の妹でない自分のためにいろいろなものを犠牲にしている兄への罪悪感から小さな世界に収まり込んでいたものの、「兄にこれ以上世話をかけたくない」との願いが願い石によって叶い大人になると、今度は兄との関係も危うくなる。それが小康を取り戻したところで、やはり願い石の力で子供になり心を許した椒子が、兄の元恋人で自分のために二人は別れたと知って逃げ出す。で、その閉じこもってばかりのからだの世界の扉を開けたのは、まったくの他人のテツだった。
 からだも椒子もヒロも、気を遣って、距離を取ってばかりでなく、相手の距離に飛び込んで、時にはぶつかりながら距離を縮めていく、ということを覚えてエンドという終わり方がわりかし綺麗。そうすると、この番組のヒーローはただ一人がむしゃらに相手に向かって行こうとし続けたテツか。
 琴美の持ってた願い石がちょっと無理矢理問題解決風味だったり、琴美と父の関係がもうちょっと描写が欲しかったとかはあるけど、細かい表情とか手の仕草とか、「大人でもなく、子供でもない」からだと椒子の心情の機微を丁寧に細かく表現してて、正直その部分はかなり感心してしまった。
 エンディングも最終回は特別仕様で、これまではからだがただ一人家路について、多分誰もいないだろうあのボロアパートに帰るものだったのが、椒子と三人で椒子のアパートに暮らしていることを示すものになっている。
 1クールではどうしても小品になってしまうのだろうが、小品ながらなかなかの佳作だと思う。


2007年01月06日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 理解不能

  残業代ゼロ 首相「少子化対策にも必要」朝日 )。いや、多分「残業代出ない→残業しない→家族団らん」という理屈だと思いますが、これだけはずしまくった発言もなかなか出来ないと思う。してもらっても困りますが。残業代が出ないから残業をしないはずと思っている辺りが、なんと言うか。実はホワイトカラーエグゼンプションを潰そうという意図での発言ではないかとすら思える。それにしてもこれだけ頭の悪い発言はなかなか出来ない。


  課長以上の30%を女性に 政府目標をより明確化共同 )。男女共同参画自体が目的化して、ろくでもないことになってるなぁ。それがどういうことか、旗振ってる人たちわかってないのだろうな。わかってやってるんだったら重罪人だ。
 あ、別に女性の社会進出自体を云々言ってはいません。ただ、社会構造的に「割合を規定してしまう」ということがどういうことか。ちょっと考えればわかる話。きっとホントに何も考えてないのだろうな。


  インドネシア第1王女、たこ焼き店開く読売 )。いや、まあ、なんと申しますか、ほのぼの……

[アニメ] コードギアス#12

  コードギアス #12「キョウトからの使者」。知能戦というより外連で押せ押せですが、今回もなかなかに面白ぅございましたな。特にこれまでお気楽ラブコメ要員だったシャーリーを使って落とし込むのは。
 でも、「ゼロって弱い者の味方なんだよね!?」ったって、基本的にテロリストなんですが。つか、むしろ責任は近隣に避難勧告を出さずに戦闘をしたブリタニア人はどうよ? と思ったのだけど、ひょっとしてシャーリーの父親って軍人? ちと父親の描写があまりないところで出てきたんで、ゼロ=ルルーシュが本当に民間人を巻き込んだのか、ちとわかりかねますな……
 他には、なんだか急にラブコメ要因化しだしたCCとか、そのCCを監視する謎の人物とか。
 レジスタンスの連中の愛国ぶりが痛々しいのは、やっぱわざとやってるんかな?


2007年01月08日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 絶対少年再放送

 あと三十分後ですが(現時点PM11:25)、 絶対少年 がNHK-BS2で0時から再放送します。そんだけ。

[アニメ] 徹之進#51(最終回)

  徹之進 #51「てつのしんヒルズを去る」。なんだかいろいろあれだけどもとにかく大団円。徹之進がネオの息子だというのは、母親が徹之進の番号を勘違いしてたってのがすごい腰砕けというか、腰砕けは徹之進の特長なので、最後まで徹之進らしいってことですが。
 ネオを圧倒した徹之進は、ネオにとどめを刺そうとするが、ショコラの幻影に止められて、憎しみの連鎖を断ち切ることに。ジョンの「ブラザー! お前電波だったのか!?」は実に容赦がない。(笑)
 実は生きてたセト、イワンとターボの帰還は予定調和のうちなのだけど、ショコラは決して復活させないのが、スタッフの矜持だなぁ。
 なにはともあれ事件が解決したのだけど、犬山家パパがヒルズから越して九州に戻る決断をする。折角平和が戻ってきたのにと皆と涙の別れを交わす徹之進。だけど、そのオチはやっぱり腰砕け。このあたりがやっぱり徹之進、ということで。
 始まった当初はよくわからない企画意図のジャリ番と思ったけども、ヒルズ界隈の住人がリアルで事件になったりと逆風なのかむしろ追い風なのかよくわからないの中で、結構微妙に自身を客観視しながら面白い物を作り上げた印象です。
 最初まったく期待してなかった分、予想を超えて楽しませていただきました。


2007年01月09日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ホワイトカラー・エグゼンプションについて

 時間労働では成果が測りづらい頭脳労働に対し、勤務時間ではなく成果主義にすることで効率化しよう、という本来の趣旨はわかるし、必ずしも反対はしないのだけど、政府側の端切れの悪さもさることながら、いくつかの理由からやはり賛成とは言いかねる状態。
 ひとつには、年収でくくってしまうのが本当に適切かという部分。補足条件はあるけども、どうとでも解釈できそうでかなり不安がある。
 ふたつには、成果主義評価のシステムが適切に構築できるかということ。現時点でもまったく勤務時間評価というわけではないけども、基本をがらっと変えてしまうわけで、成果主義評価をどう評価するかというところが不透明に見える。また、仕事の内容によっては貢献度が大きくても評価が低くなる可能性も否めない。たとえば、日本は伝統的に兵站に対する評価が低いと思うが、実際は兵站はなんにせよ重要で、そういう地味で大変な仕事が不当に低く評価されるのではないかという危惧がある。
 最後には、これだけ大きな変化だというのにアピールされてるのは空論じみた話で、きちんとそういった不安に対して答えを出してるとは言い難い、ということ。
 場合によっては効率化することで残業時間が減る、ということもありえはするが、どうも安倍首相自体はこの制度が何を意味し、どういう不安を世間が(マスコミがそこばかりをクローズアップして宣伝してるにしても)抱いているか、まったく無自覚のようだし、こんな状態で賛成しろって言われても、ねえ?

[特撮] ボウケン#44とカブト#47

  ボウケンジャー #44「仙人の温泉」。温泉旅行が当たって、イエロー、シルバー、ブルーが行くことに。ところがその温泉はダークシャドウの首領・ゲッコウの秘密が隠された塚の近く。闇のヤイバはゲッコウの制止を聞かずにその秘密を明かしてボウケンジャーを倒そうとする。それを止めようとしたゲッコウだが、傷ついたところを何も知らないイエローに助けられる。

 新年早々温泉話ですか。そうですか。それはそうと、ダークシャドウの中でも一筋縄ではいかないヤイバがゲッコウを裏切ることに。風のシズカまで手にかけるのだものな。生きてたけど。封印を解かれて自らの身体に封じられていた魔鳥に意識を乗っ取られ、ボウケンジャーを押すゲッコウ。イエローの機転で倒された塚を元に戻し、魔鳥の力が再び封印されたところでなんとかゲッコウを倒す。いや、ゲッコウも生きてたんだけど。
 クエスターたちが倒された今、大神官ガジャとヤイバ、リュウオーンが手を結ぶのかな?


  カブト #47。ワームの出現頻度も減り、人類の勝利を確信した陸はワームとZECTの存在を世間に明らかにする。ネイティブの根岸から提供された「ワームを見破るペンダント」を無料配布することでワーム撃退もより効率的になる。だが、うかれる加賀美とは裏腹に天道はペンダントに批判的。ZECTの三島も陸が根岸に対し低姿勢なのが気にくわない。
 そんなとき、根岸のペンダントを輸送中にクロックアップした何者かに輸送車が襲われるという事件が連続して起きる。加賀美は相手を待ち伏せするが、なんと輸送車を襲ってきたのはカブトに変身した天道だった。

 どうにもくせ者なネイティブの根岸に、ペンダントの秘密を知るらしい天道の、加賀美にも理由を明かさない不可解な行動、陸のコントロールを離れ独自の行動を取り始めた三島、そしてひよりをあきらめきれない擬態天道。ここらへんが最終展開の鍵になるらしい。中でも不気味なのは根岸だよなぁ。口では人類との共存を語っているが、愛想の良さとは裏腹に本心がまるで見えない。どうやら根岸の本心に感づいたらしい三島が、天道に戦いを挑んで敗れ傷ついた擬態天道を手みやげに根岸に近づくらしいが……
 根岸の行動が実は人類に敵対するものだったとしても、陸がそれを知って手を貸すとは思えないのだけど……あと、田所もそれを知ってるとは到底思えない。ネイティブ全体の意志ではないのか?
 そういや「時代劇マガジン」に本田博太郎のインタビューが載ってたっけ。

[アニメ] 新番組とか

 月曜日に集中しすぎだっての。


  がくえんゆーとぴあ まなびストレート! #1「学美星人、あらわる」。少子化の影響もあって学校に活気がなくなった近未来、聖桜学園にやってきた元気印の転校生・まなびが学園の活気を取り戻そうと頑張る話、らしい。
 つか、高校生かよ! 小学生かと思ったよ!
 作画クォリティはともかく、ちと構成力に難のあるufo_tableのオリジナル第二弾アニメ。気を抜いて見られる内容で、しかも無駄なまでに良く動くしで、今回は期待してもいいかな、という気にちょっとなる。なるかな? なるんじゃないかな?
 生徒がいじってるのは携帯電話かと思ったけど、携帯端末化した生徒手帳だった模様。そこらへんはちょっと面白いなと感じた。
 しかし、学園に活気がないからって、生徒会長不在ってのは……


  ひまわりっ!! #1「忍者の敵も、また忍者」。「!」が二つで第二シリーズ、らしい。基本的に前シリーズからそのまま続くのだけど、まあ、あまり気にしなくてもよし。ただ、今回は男子校が爆発して生徒が消え去るという、最初からシリアスな展開。つか、あざみって男子校のスパイだって、カミングアウトしてたっけ?
 それにしても相変わらず隼人が情けなくて役立たずだ……


  セイントオクトーバー #1「ロリ誕生! 少女が超ゴスロリに!」。……すいませんカンベンしてください、このサブタイトル。(^^; でも「超ゴスロリ」ってわりには、ただのゴスロリ風衣装だよな。ってな話はともかく、タロットの大アルカナをモチーフにした美少女変身もの、らしい。敵の親玉は「皇帝」「女帝」「法皇」で、特殊な力を持った子供を狙ってるらしい。色物なタイトルとOPとは裏腹に、第一話はよく言えばオーソドックス、ちと厳しいことを言えば特にコレと言ったヒキもなく、という感じ。う〜ん、ちとどう転ぶかわかりませんな。


 土曜の番組だけど デルトラクエスト #1「リーフ 冒険の旅へ」。冒頭の説明、長! ってのが第一印象。触れ込みでは全世界で大人気のファンタジー小説で、コミックボンボンでにわのまことがコミックを書いてるってことくらいしかよく知らない。本当に全世界で大人気なのかもよく知りません。第一話はテレビ愛知ネットアニメとは思えない作画クォリティだったけど、以後も続くのかな? ちらと見たコミック版では、ゲームブックをそのままファンタジー小説にしたふうで、ちとこういうののおもしろさってのは、正直あまりわからないかな……演出は結構悪くないのだけど。


2007年01月10日(水) 旧暦 [n年日記]

[読書] 歩兵の本領/浅田次郎

 人から奨められて読んだ。「歩兵の本領」とあるが、舞台は旧軍ではなく自衛隊。しかも世は好景気で世界情勢はベトナム戦争まっただ中。他に職もあふれてるのに、もしかしたらベトナムに行かされるかもしれない自衛隊になど誰が志願する、ということで大幅な定員割れ。有名な強引な勧誘が行われたのはこの時期。少々規定に満たなくとも入れてしまったのだから、集まってくるのもどこかはぐれ者ばかり。しかも旧軍からの居残り組もまだ現役であった。そんな雑多な自衛隊の様々な出来事を描く短編集。
 自衛隊という、旧軍の血を引いているものの、敗戦のねじれのために軍隊を名乗らぬ、矛盾に満ちた軍隊だが、描かれているのは「究極の損得である生死」を共有する「歩兵」たちの姿だ。
 地連の強引な勧誘に騙されるように入隊し、上官の横暴な鉄拳制裁に殺意を抱いたり、脱走(正確には「脱柵」)してやろうと思いながら、いつしかその世界になじみ、本物の兵隊となっていく。そして最後の表題作「歩兵の本領」は、任期を終え、自衛隊を辞める陸士長が主人公。慢性的な人員不足の中、どこかいけすかない先任一曹がしつこく翻意を促してくる。だが、結局決意を変えなかった主人公に、戦技はまるでからっきしなはずのその先任一曹が徒手戦闘での組み手を申し込んでくる。当然勝負になるわけもないのだが……
 最初からかなうわけがないが、それどころか陸士長に殴るままにさせる先任一曹。その真意を悟ったとき、陸士長はなんの後腐れも出ていくと思っていた自衛隊に、歩兵の生活に、懐かしさと誇りを持って去ることになる。
 浅田次郎ってわざとらしい泣かせの作家だと思っていたけど、ちと不覚にも目頭をうるませてしまった。単に泣ける、というのことではなく、「わだかまりは即日解消しなければならない」という自衛隊生活における生の生活の上で、いざという時には生死を預けねばならない関係を構築していき、その上で描かれるものであるので、「あざとい」だけでは切って捨てれないものがある。

[その他] よしなしごと

 人と話をしてて、アーサー王伝説の人物・アイテムにちなんだ名前がアニメに出てくることに「最近流行だからって、神話伝承の名前を出すなんて」と否定的なニュアンスをもって言われた。え? アーサー王伝説って、流行廃りとかに関係ない、一般教養に近いものだと思ってたのだけど……と思って周りに聞いてみたが、アーサー王伝説の存在は知ってても案外とその中身を知ってる人ってのは少ない。そういうものなのか。
 もっとも、アーサー王伝説というとまず真っ先に思いつくのが「モンティパイソン・アンド・ホーリーグレイル」な私なので、アーサー王伝説に何か荘厳なものやありがたみを感じてたりするわけがない。とりあえずアーサー王にはココナッツとツバメとボーバルバニーとスコットランドヤードが必要。

[アニメ] 新番組そのに

  Master of Epic The AnimationAge #1。 同名MMORPG のアニメ化。なのだけど、特に決まったストーリーはなく、名無しのキャラたち(一部名前で呼ばれているが、スタッフロールもキャラの名前でなくキャラの顔で表示される徹底ぶり)によるショートストーリーを何本も流すという珍しい形式。だけど、正直ノリがようわからん……が、ゲームのシステムや設定なんかが絡むネタの部分なんかはまったくわからないのだけど、なんか変なノリなのが気にはなる。一応しばらく様子を見てみるか。で、ダメだったら切ろう。


  Project Blue 地球SOS #1「怪円盤襲来!スカイナイト発進せよ!」。亡くなられた小松崎画伯が原作のレトロフューチャーなSF活劇、ってところらしいのだけど、そういう作品があったのか、デザインにインスパイアされてなのかよくわかりません。
 夢のエネルギー機関「G反応機関」により繁栄する、「2000年の」地球。だが、G反応機関を使った交通機関が次々と行方不明になると言う事件が起こる。目の前で列車の消失を見た二人の天才少年、ビリーとベニーは事件を解決しようと調査を開始するのだが……
 話はいまだ序盤でなんとも言えないのだけど、主人公の二人の少年ビリーとベニーが渡辺明乃と斉賀みつきの麗人コンビなのがちと笑ってしまった。


2007年01月11日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 宝くじ的感覚

  34才派遣女性。希望の結婚相手は正社員で年収一千万以上 (元記事は朝日だけど、リンク先は 痛いニュース )。この記事は朝刊で見て呆れたのだけど、次に、なんでこういう誰にでもつっこまれることに少なからず固執してしまうのだろう、と不思議に思った。正社員、というのはわからないでもない。でも、年収一千万という条件は、現実的とは言い難い。そういう人がいない、ということではなく、年収を目的として付き合う相手を捜しても、よほど運か個人の資質に恵まれてなければ普通は不可能だろう。
 ひとつには、実は固執なんかしていない、という可能性。実は結婚そのものを忌避しているのだけど、その言い訳として実現ほぼ不可能な目標を立てることで結婚しない言い訳にしてるというもの。これは結婚紹介サービスに30万払って入っていることから、ありえないか。
 もうひとつは、宝くじ的感覚の可能性。世の中の人がどうしてあそこまで年末宝くじをこぞって買い求めるか、人に聞けば十中八九返ってくるのが「夢を買ってる」という答えだ。誰が言い始めたか知らないが、なかなかよくできた言い訳だと思う。しかも完全に間違いではない。「夢」という言葉が実態を曖昧にしている。要は、「欲望」から生じる「希望」に軽い中毒的依存を示してるのだろう。その欲望は何から生じるか。「金が欲しい」というのは誰しも思うことだ。だが、普通考えれば完全に運任せのばくちの場合、得る賞金の期待値はコストより確実に下回る。一億総ギャンブルということでもない。金が欲しいなら、単純に言えば買わない方が幾千円かなりとも損をしない。だが、計算が出来ないわけでもないのに買う。何故か。このご時世、ある年齢まで行くと大抵人生設計の見通しはほとんど立ってしまう。将来いくら稼いで、何が買えるか……よほど冒険的起業家とかでない限り、これは大きくはみ出せない。だから、もしそうでなくなったら、という妄想の、現実的なタネが必要なのだ。宝くじがそれということ。
 個人的にはこういうものは「夢」というより「欲望」だと思うが、汚らしいものとも思わない。せせこましいながらも人間的だ。
 話は最初に戻るが、記事の女性がこの条件に固執してるというなら、きっと人生を一発逆転させる「宝くじ」を求めてるのだろう。愚かしいとは思うが、それを「社会のゆがみ」的に取り上げることではないし、人生設計の甘さに対してつっこむならまだしも、宝くじを「夢を買う」と言って買う人たちが簡単にあざ笑えるものとも思えない。


  納豆:TV番組でダイエット効果紹介、売り切れ相次ぐ毎日 )。ばかばかしい、の一言。月曜、いつもの何倍も拡大されたスーパーの納豆コーナーが、夕方訪れるときれいさっぱり空になってたのを見て何かと思ったが、貼り紙に「あるある大辞典II」で紹介されたため、と売り切れの理由が書かれてて呆れた。「効果がないとは言えない」程度の話を、よくもこれだけ扇動するものだと思う。扇動されるものだと思う。納豆生産者も(渋い顔は、それはできないだろうが)単純に喜んで欲しくないな。ダイエットとか関係なく普通に納豆買いたい人間が迷惑する。
 世の中の大半は平均以下とはわかってはいるけど、ねえ。

[アニメ] ストレイン#10

  ストレイン #10「未来の記憶」。セーラの兄ラルフが、突然寝返ったはずのディーグ側艦内の人間を一人を残して皆殺しにしてしまう。一方、セーラのミミックのエミリィが、調査により人類以外の脳を元にしたものだと判明する。エミリィの正体を探求しようとするメルチはエミリィをセーラと同期させることによりエミリィの「過去」を調べようとするのだが……

 相変わらず作画クォリティに反しての登場人物殺しまくりぶり。
 エミリィが地球外知的生命体、ってのは突然すぎだが、ユニオンは時空間的なタイムロス無しに意識を共有する「群体」であることを利用し、人体(?)実験の末、ストレインの基礎技術となるミミックを開発し、またディーグたちはエミリィたち自身を使い兵器のパーツに仕立て上げた。ラルフは戦闘の中、人類が人類外の弱き者を踏みつけにして利用したことを知り、彼女らに成り代わって人類に復讐しようとした、というのが事の真相らしい。まあ、同情しない訳じゃないけど、ちと兵士としては精神脆すぎるよな……結局勝手に思い詰めて勝手に人類全体を憎んで勝手に暴走してるあんちゃんをセーラが止める、という展開になりそう。エミリィがセーラと同期したのも、それが目的かも。
 けど、亜空間航法から抜けた目的の惑星ブレグマに、いるはずの友軍がいないってのはどういうことなんだか。
 ちなみにブレグマってのは解剖学の用語で、頭蓋骨における割れ目の交差する場所(日本語では十字縫合とか冠矢交差とか言われる)。妙なところから単語を引っ張ってくるなぁ。

[その他] パン発祥の地

 ニュースに目を通してたらそんな文字が見えたので見てみると、 パン祖のパン祭 新レシピ誕生か?−−20・21日、伊豆の国市 /静岡毎日 )。静岡県が本当に「パン発祥の地」なわけはないので、初めて今のような形のイースト発酵のパンを(日本で日本人が)初めて作った、ということなのなのはすぐわかる。が、ちょっと見てびっくりしたのがその人物。
幕末の韮山代官、江川坦庵(たんなん)公が日本で始めてパンを作ったとされ、「パン発祥の地」で現代のおいしいパンを大集合させる初の催し。
 江川坦庵とは「風雲児たち」ではかなりおなじみの人物(まあ、既に退場はしたが)、江川英龍太郎左衛門のこと。 Wikipediaの記事 ではお台場を作った、とあるが、正確には御台場「砲台」の工事の責任者で、よほどの歴史好きか「風雲児たち」読者でもなければ知らない人物だが、幕末において重要な役割を果たした人物。そういや、韮山代官やってたってプロフィール、どっかで見た気はするが。
  朝日の記事 ではイベントポスターにある江川太郎左衛門の似顔絵も載ってるが、ホント、「風雲児たち」に出てきたままの風貌だなぁ……(って、みなもと太郎が肖像画を元にしてるんだけど)


2007年01月14日() 旧暦 [n年日記]

ボウケン#45とカブト#48

  ボウケン #45「最凶の邪悪竜」。真墨は時期外れの大掃除の中、かつて明石への対抗意識を書きつづった日記を見て明石への対抗心をよみがえらせる。そんな時選ばれた者に絶大な力を与えるという「闇の三首竜」をリュウオーンが狙ってると知り、ボウケンジャーは出動。リュウオーンの率いる最凶の邪悪竜ダガーギンを倒すことで明石を乗り越えようとするが……

 どうも以前伏線の張られたブラックの心の闇の展開らしい。「技と技がお互い極まったのなら、あとは気力の勝負だ」って、正しいような、間違ってるような? 現時点で邪竜一族の最凶の邪竜が出て、次回か次々回に闇のヤイバとの決着がつきそうってことは、やっぱ大神官ガジャが最後の敵になるのかな?
 しかし、最後のコーナーでの悪の戦隊で、ガジャ様の「ビッグワン」の一言が……なんて頼りにならないビッグワンなんだ!(笑)


  カブト #48。根岸の目的に気付いた三島が根岸と取引、陸を更迭し、ZECTのトップになる。根岸の配っていたペンダントは、実は着けている人間をネイティブ化させてしまう代物。根岸の目的はワームの排除と、全人類のネイティブ化だった。陸はそれに気付いていながら、最後にカブトとガタックの暴走スイッチによりネイティブをも排除する機会をうかがっていたのだった。だがそんなことと知らない加賀美は根岸の「地球から争いをなくしたい」という理想に打たれ、その指示に従うことに。そんなときに実はネイティブ化人類第一号だった擬態天道を天道が救出。その天道の前に、根岸の真意を知らない加賀美が立ちふさがる。
 自分が元々人間だと根岸に聞かされた擬態天道はダークカブトになって根岸と三島に襲いかかるが、ネイティブ化した三島に返り討ちにされる。
 お互いすれ違ったまま対決する天道=カブトVS加賀美=ガタック。だが、怒りと正義感に燃えたガタックがカブトを圧倒。ハイパー化する直前のカブトをガタックが倒してしまう。
 だが、陸がワームの内通者として更迭。逮捕されたことを知り、救出に向かう加賀美。助け出した陸から、根岸の真の目的を聞き、愕然とする。

 ネイティブ化ペンダント最初の犠牲者は、欲張ってたくさんのペンダントを身につけていた影山。自分がネイティブ化してしまったことに絶望し、矢車に自分を倒させる。ネガティブを通り越してネイティブへ……う〜ん、とことん絶望人生だったなぁ……
 天道は病床の蓮華には事実を明かしたらしいけど、最初から加賀美にペンダントへの疑いを明らかにしとけばこういう面倒なことにはならなかったろうに……
 それはそうとして、根岸はやっぱり悪い奴で、陸はやっぱり自分を殺しつつ人間のために耐え続けてた男でした。それでこそ本田博太郎。だが、ゴローちゃんこと三島が人類を裏切ってネイティブ化することに……「料理」が人間性の比喩として多用されてると書いたけど、この回ではもろにそういう台詞が樹花の口から、天道から聞いた言葉として語られる。その伝では、味覚を持たずサプリメントでしか食事を取らない三島は最初から人間性が薄かったわけだ。
 次回は最終回。絶望的な人類サイドに救いはあるのか。とりあえず陸には生きていて欲しい(笑)。あと、ネガティブ弟を喪った矢車も活躍して欲しいな。


2007年01月15日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 軽く自己嫌悪中

 自分のろくでもなさに。


  ビッグを超える"メガマック"Livedoorニュース )。新春番組でマックの社長がもったいつけて新製品の宣伝(その時点では謎だった)してたから何かと思えば、あまりもったいつけることもないような。消費者が一部遊びで作ってたのを商品にしただけに見えるし。
 それより 痛いニュースエントリこの写真 が一番受けた。イロモノにしか過ぎんよなぁ。
 どうでもいいが、「ビッグを超えるメガマック」というコピーを見て「ツンデレを超えたメガデレ」ってコピーを連想したのは内緒だ。


 やっぱり痛いニュースから 13歳の教え子とセックスした美人教師、2年の刑期延長 。前に逮捕され禁固刑を受けたというニュースを見てはいたけど、写真見たら本当に美人なんでびっくりした。ポルノ小説じゃあるまいに……


  朝日支局長、巨額給与1900万円…赤裸々情報流出zakzak )。いくら稼いでいようがかまわないしそれ自体は呆れる話でもないのだけど(でもホントはうらやましいw)、そんだけ稼いでるのにwinnyで流出とか、その後の対応とかがあまりにお粗末……まあ、このデータは朝日の発言を考える上の参考資料として以後重宝されるでしょう。


  「戦う自衛隊」にするのか沖縄タイムス )。いや、極東戦略の転換によって沖縄の負担が増えることを懸念してるという趣旨はわかるのだけど、社説のタイトル見て「は?」。そりゃ戦う必要がなければ戦わないにこしたことはないけど、「万が一の時に」戦うのが第一義のはずなんですが。地元への負担の懸念を書くならそれだけにしておけばいいものを、また変なことを一緒に言おうとするから……
 あと、 沖縄の明日 自治州は見果てぬ夢か朝日 )。これもようわからん。曲がりなりにも独立国家であった琉球王国が明治以降併合されたってのは事実だが、そんなに独立の機運が高まってるのかな? 基地による負担感があるのはわかるし、それは無理からんと思う部分はあるのだけど、「基地のない平和な島」って、基地がなかったら物騒だから基地がある、って面もあると思うんですが。特に、独立した上で基地を排除すればなおさら。この手の論者のロジックってのは、基地があると平和が脅かされるからではなく、米軍や自衛隊に反対したいから基地が危険だということにしているようにしか見えないのだけど。


 ところで、 こちら を見て、「教育の自由」ってフレーズに違和感を感じるのは私だけなのかな? 教育は「義務」(それも親が子供に教育を受けさせる「義務」)であって、教育する側、教師の完全な自由が権利として認められてるかのようなフレーズは、やっぱロジック的におかしいだろうと思う。教師が「良心」と称する物全般において子供に好き勝手刷り込める「自由」ということになってしまうが。それってやっぱおかしいだろう。少なくともそんな自由を認めるなら「良心」ならびに能力のチェック機構は必要ではないかい? 「誰のための」「何を目的とした」教育か。そこから考えてたどらないと「子供のための教育」と言いつつ、「教師のための教育」をしようとすることになってしまう。

[アニメ] コードギアス#13と地獄少女二籠#13

  コードギアス #13「シャーリーと銃口」。全4クールを2ツールずつにわけて放映するという変則的なシリーズらしく、前半の折り返し地点、でしょうかね。OPEDも変わったのだけど、正直、新OPは微妙かな……アーティストはBLOOD+第四期OPを担当した「ジン」。ちと音が薄っぺらい気がする。
 で、話の方は父親がゼロの作戦の犠牲になったシャーリーにヴィレタが近づいてくる。ルルーシュがゼロ自身あるいはゼロに関係があると見て、その正体を暴くことで手柄にしようとしてるのだけど、それによってシャーリーがブリタニア軍と黒の騎士団の戦闘に巻き込まれることに。って、オレンジって死んでた? 帰投せず行方不明で戦死扱いってことなのか?
 ルルーシュはルルーシュでシャーリーの父親を巻き添えにしたことで自分のやってることが殺人だと再認識。CCの罵倒はありきたりなものだけど、それでも堪えてしまうのだから、相当参ってるのか。でも考える作戦は相変わらずひどい。亡命しようとした日本解放戦線の生き残りをオトリにしてブリタニア軍の主力をもろとも爆破。でもロボ戦は劇弱なので、またもやピンチに……得意な力を持ってる割には結構危機に陥ってるよな、ルルーシュって。
 で、ゼロの姿で気を失ってるルルーシュを見つけたのがシャーリー。落ちてた銃を手に取り、仇を討とうとするのだけど、ゼロの仮面がはずれて……って、シャーリーからは顔見えてるのかな?
 見えてたら始末するかギアスの力で強制命令しかないのだけど、まあ、それもそれでなかなかひどい展開で面白げ。ゼロの正体に一番近いところにいるシャーリーを軸にまた話が二転三転しそうだけど。
 ところで潔癖なまでの熱血正義漢ぶりを今回も発揮してる柩木スザクだけど、前回前々回の描写を見ると、単に熱血漢ってわけでもなく、ろくでもない秘密を抱えてそう。~


  地獄少女二籠 #13「黒の轍」。輪入道がヒッチハイクしたトラックの運転手が今回の依頼者。海沿いの新設された道路建設予定地に居座る老人が地獄に流して欲しい相手。老人が居座っているため道路は途中狭くまがりくねり、そこで依頼者の弟がバイク事故を起こして亡くなっていた。依頼者は老人が立ち退き料のつり上げ目当てで居座ってると思い、弟の仇を討ってもらおうとしたが、地獄少女が現れないことで、自らトラックでつっこんで復讐しようとしていた。でも、実は老人の目的は立ち退き料のつり上げではなく、一族が代々住んできた家で最期まで暮らしたいがため。
 地獄流しで後味悪くなるかなぁ、と思ったら、依頼者が藁人形の糸をほどく前に老人がかねてから患ってた病で急死。依頼はキャンセルになる。そして道に迷ったふりをした骨女が臨終間際の老人に頼まれ取ってきた封筒には、依頼者に対する謝罪の言葉と立ち退き料を含めた土地の権利を一切譲渡する旨が記されていた。おいおい、普通にいい話だよ!
 運転手は言ってみれば逆恨みなんだけど、でも立ち退きをお願いに行ってけんもほろろに追い返されたりとかしてるみたいだから、それもあって誤解が生じたのかも。逆恨みということは自分でもわかってたみたいだし。老人にしてみれば道なんか出来る前から住んでいたのだから、立ち退かない方が悪い、みたいな言われ方はカンに障ったんだろうな。でも、運転手の弟が亡くなった事故現場に備えられていた花は、真新しかったし多分老人がやっていたんではないかと思える。
 すれ違いの勘違いがひどいことになる展開かと思ったけど、たまにはこういう話もいいか。
 今回、主人である姫が落ち延びようとして運んでいたが結局守りきれなかった輪入道の過去が出てきたけど、輪入道は物が妖怪化したのか。骨女は元人間だと思うけど、一目連はどうなんだろう? あと、骨女が今風の格好をすると、どうしても若作りに見える……


2007年01月16日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ちょっと鬱々

 今日、二つほど落ち込むことがあり。って、どっちも落ち込むほどのことじゃないんだけど、こんなんで堪えるってことは気鬱気味なのだな。こういうときは深く悩まないで現状を整理し対策を考えることに専念するのが一番。悩んだって結果が変わるわけでなし。


  カレーでみんな健康に!? 不思議なウコンパワー産経 )。カレーのスパイスにはいろいろ効能があるとは言われてるけど、ウコンについてはマウスでの試験ではポジティブな結果が出てるとか。でも、こういう風に書かれると、「あるある大辞典」並の怪しさではあるよなぁ。カレーの好きなORさんには朗報かもしれない。


  体罰:「子どもの心…」の小学校長を処分 奈良県教委毎日 )。世も末だなぁ……つか、足をすりむいたくらいで一週間学校を休むってどういうこと? 子供に一人前の人格があるなら教育なんて必要なくて、一人前の人格を形成するために教育があるのだろうに。やりすぎはいけないが、体罰の内容を見るとそうは思えないけど。


  「国民の理解が不可欠で、現段階で国民の皆さまの理解が得られているとは思わない」日経 )。なら、どうすれば得られるか、ということなのだけど、安倍首相にそれが出来るかなというのはちと疑問。アドリブが効かせられない人だからなぁ。


  「ばたばた苦しむの見て楽しかった」猫虐待男の残忍さ…zakzak )。生き物が苦しんで死ぬのを見て、楽しいものかねぇ。けど、本名が発表されてないので「 男とみられる男に猫を譲り渡さないよう注意を呼び掛ける文書を市内の動物病院に出していた」って表記になってるけど、やっぱ変だよな……

[アニメ] まなびストレート#2とマスター・オブ・エピック#2とひまわりっ!!#2

  まなびストレート #2「まっすぐでゴー」。姉妹校の生徒会長が表敬訪問にやってくるというので、生徒会室を掃除しようとするまなびたち。だが何年も放っておかれた生徒会室は物でごった返し、むつきとみかんの三人がかりでも無理。メイのアドバイスで不要な物を捨てて整理することにしたが、まなびがその不要なものをバザールで売却することを思いつく。

 第一話で示された、ひたすら元気な主人公が学園を変えていく、というコンセプトに沿った第二話。バザールの売上金(+α)を何に使うかということになって、道具と材料を揃えて生徒会室をリニューアルしようということに。生徒各位に協力を募るも、最初は反応が薄かったのが、「生徒みんなのたまり場にしたい」というまなびの呼びかけに応えて、続々生徒が協力を申し出てくる。そんなに上手くいくわけない、ってのはそうだけど、変にねじくれてないんで安心して見られる。キャラクターの動きもひらひら動いて楽しいし。
 今回初お目見えのOPは、スタッフテロップがキャラクターの落書きという趣向。仲良し五人組という雰囲気は、見ていてほほえましい。
 ところで「生徒会長スタイル」はやってみただけなのか……


  Master of Epic #2。ショートストーリーごと自体には、一応つながりがあるのか。まあ、妙な、というか微妙なノリはあいかわらずだけど。でも、声の出演が微妙に豪華だな……田中真弓に井上和彦、郷里大輔に高島雅羅か……


  ひまわりっ!! #2「毒を食らわば、草までも」。今回、自分を食べた相手を植物化してしまう刺客が現れたけど、味噌汁で解毒って、なんなんだか。男子校側で唯一敵の手から逃れられたナナフシも出てきたけど結局影に徹するみたい。おとぼけながら、ラブ米とかは控え気味ってことか。〜  しかし隼人、一応自分がダメダメだと自覚してたのか……ダメとわかっててダメを貫き通すのは、まあ、ある意味男らしい……か?


2007年01月17日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 華といえば華だが……

 日テレ系で夕べ「 死置人 」とかいうドラマをやったそうな。それがもろ必殺パロだそうで……ミクの必殺コミュニティではかなり評判が悪いが、どうなんだろう? パロにされてるうちが華、という気もするけど、地獄少女くらいには独自の世界に昇華しないとやっぱ反感を買うのも無理からぬのではないかと。
 しかし、出てくる連中を見てるとむしろ怨まれて殺される側の気も。


  DJ OZMA「NHKには頭にきてた」 ブログで表明J-CAST )。NHKに文句を言うのは構わんが、視聴者を パフォーマンスについて『低俗』『不謹慎』との批判については、「そう言った人達は本当にかわいそう」と苦言を呈しってのはどうかと。否定的な文言しか出ないってことは、面白くも好きでもないということは自明で、そもそも常識で考えれば低俗だってことはわかるだろうに。「低俗? それがどうした! 面白いだろうが!」くらい言えれば、良かったのにね。そんな代物でもあるまいが。


  「南京事件」70年、米でドキュメンタリー映画初公開読売 )。よくもまあ、ここまでぬけぬけと出鱈目で映画を作れるなぁ…… 映画は犠牲者を「20万人以上」とし、欧米人らの尽力で「25万人が救われた」としているって、「欧米人の調査結果」とかけ離れてるんですが、その辺はどう思ってるんだろう? 資金やらなんやらがどの辺から出てるんだろうかとかと思ってしまうが。てか、あれがこうでこうなのかなぁ、とかちょっと断片的な情報を継ぎ合わせてあれこれ考えてしまって楽しんでたり。組織名にCが入ってる組織とか。


  求人の年齢制限禁止を自民検討 再チャレンジ促進の一環朝日 )。多分、あまり意味がないと思う。求人の募集要項に「年齢制限」が書かれないだけで、実際には年齢ではねられることが増えるだけで。当たり前のことだけど、年齢が条件になる仕事がある。性別が条件になる仕事もある。そういう現状を無視して「求人で条件にするな」と言ったって無理な話。「どうして年齢制限がかかるのか」から考えないといけないのに、考え方が間違ってると思うが。

[アニメ] 少女コゼット#1-2とセイントオクトーバー#2

  レ・ミゼラブル 少女コゼット #1「ファンティーヌとコゼット」#2「ジャン・ヴァルジャンの秘密」。ビクトル・ユーゴーの「レ・ミゼラブル」を、主人公をコゼットに変えてアニメ化した、「世界名作劇場」復活版。 BIGLOBEで一話につき二週間、無料配信中 (その後は一話につき105円。)。原作未読。みなもと太郎版なら、読んだっけ? デザインが今風になってることから開始前は否定的なコメントも見られたけど、いざ見てみるとまったく世界名作劇場ですな。
 パリでお針子をしていたファンティーヌは食い詰め、一人娘のコゼットと共に地方に向かう。だが子供連れの女を雇うところなどどこにもなく、モントルイユ・シュル・メールで市長のマドレーヌが経営する工場ならやとってもらえるかもと、宿屋の主人であるテナルディエ夫婦の口車に乗り、コゼットを夫婦に預けて旅立つ。だが、夫婦は養育費を巻き上げるだけ巻き上げ、コゼットを小間使い同然に扱う。そうとは知らないファンティーヌはメドレーヌの工場で働くことになる。マドレーヌは誰からも慕われる人格者だったが、マドレーヌはかつてジャン・ヴァルジャンという名の悪党だった。
 主人公の少女がいじめられ、不遇な環境の中でまっすぐ育っていくというのは世界名作劇場の基本フォーマットでもあるけど、それ以上に子供向けとしてメインの想定視聴者に近い視線に持ってくるというのがメインなんじゃないかな。ファンティーヌも悲惨な目に遭ってどんどん転落していくらしいし、ジャン・ヴァルジャンにも影のように過去が追ってくる。この後、時代がフランス革命と重なって登場人物もそれに翻弄されるらしい。「レ・ミゼラブル(不幸な人々)」のタイトルに違わず、ほとんどの登場人物は報われないまま死んでいくらしいが、どうアレンジするのかなぁ。
 ところで「あゝ無情」で検索したらマキノ光雄製作の、舞台を日本に翻案した 日本版「あゝ無情」 なんてのがあったのを思い出した。登場人物見てもほとんど誰が誰かわからねえ……


  セイントオクトーバー #2「ロリ吃驚!噂の美女が超襲来!」。「ロリ」と「超」がついてるだけで、いかにも頭悪げなタイトルになるなぁ……これは一種の発明かもしれない。話の方はユアンの身元がわからず両親が見つかるまで教会で預かることになったところを、第二の刺客が襲ってくる。
 前回の刺客だった社員は、あっさり切り捨てられたみたいだけど、切り捨てられたのに面会で情報を漏らすなんて、お人よしというか。今回の敵キャラは落ち目の巨乳女優。連ドラレギュラーを条件に仕事を引き受けるが、ことのが「正義」のカードの持ち主だと知って逆にびっくりしてる。「たった一人のジャスティス」って、他のは何人もいるんかいな。てか、あの格好はどこが「恋人たち」なんだろう?
 見ていていろいろと悪いとは言い切れないがかなりビミョーな感じ。


2007年01月18日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 風邪引いた

 ってわけでやや縮小気味で。しかし、うっかり窓を開けて寝てしまった時も風邪なんかぴくりとも引く気配がなかったのになぁ。

  【ファンキー通信】急増中!? 「ランチメイト症候群」って何だ?livedoor news )。一人の方が気楽なんだけどなぁ。だけど普段から話をしやすい環境を作ったり、あと仕事の打ち合わせもあるので、義務的に一緒に食事に行くところもある。一方、相手を人間的に好きになれれば、別に義務だけということでもない。ただ、漏れの話題下手するとヤバイ方向に行くんで、できるだけ善人を演じてはいますな。いや、元々善人ですが。


  17歳少女殴るける!裸を撮影!少年らと母親6人逮捕ANN )。 母親は「教育のつもりでやった。今思えば、やりすぎたかもしれない」などと話しているって、やりすぎ云々以前に、どう見ても教育じゃないだろうに……こういうアホがいるから、体罰だなんだと騒がれるんだろうなぁ……


 しかし先日の まなびストレート 、ベタベタな話なのになんで妙に心に引っかかったんだろうと思ったけど、記憶とそれに伴う感情のフラッシュバックでしたわ……この番組の主人公はどうなのかわからないけど、自分的にはそういう発破かけは向いてないしできればやりたくないんですけどね……やらないと色々回らないから仕方ない。


2007年01月21日() 旧暦 [n年日記]

[その他] まあ、そうなりますわな

  「あるある大事典」の納豆ダイエットで捏造 関西テレビ朝日 )。お偉いさん方も頭下げてるけど、「運が悪かった。たまたま騒がれた」くらいにしか思ってないんだろうなぁ。まあ、騙された側も問題アリアリなんですけどね。 買い物客「番組通り食べたのに」 納豆ダイエット朝日 )。それは「信じてた」んじゃなく、盲従してただけだろうに。騙す方も騙される方もろくでもない。


  絵本もお役所も「萌え」 関連市場888億円の試算も朝日 )。いや、いろいろツッコミどころはあるんだけど、 「18禁(成人向け)ではないので、書店ではラノベの棚に置いて欲しいですね」え……? 成人向けじゃないのか……てか、成人向けじゃなくても断り書きくらいは必要だろう、あの内容じゃ……


  社民党・阿部知子議員「阪神大震災で自衛隊の出動は数日後。防災も任務のはずなのに」痛いニュース )。すでにあちこちで取り上げられていますが、こりゃ叩かれて当然ですわ。当時政権を取っていた社会党と村山首相が米軍の救助協力の申し出を断り、自衛隊の出動を何日も滞らせていたというのに。自衛隊は文民統制された組織で、自衛隊が勝手に出て良いというのではない限り、当時の政権こそに問題があったということなのに。自衛隊憎しのめちゃくちゃさといい、あまりに政治音痴なだけでなく犠牲がどうして拡大したかをねじまげ犠牲者を足蹴にして利用するような言動といい、こんなのが議員をやってるってこと自体がまともじゃないですわ。本人も支援者も恥を知らないのでしょうね。

[アニメ] 地獄少女二籠#13とひだまりスケッチ#1

  地獄少女二籠 #13「Vの惨劇」。これまた、まあ、なんだ……依頼者はトラックが自宅に突っ込んできて妻と息子を失い、娘も意識不明の重体のままの焼鳥屋の主人。娘の回復のきざしもなく、自身も病魔に冒されていることを知り、復讐をしていくのだが、その復讐の対象とは……
 遺族にとってはしゃれにならない行動だけど、殺すまでするのは……というか、竹串で相手を殺すって、必殺オマージュはげしすぎますがな(笑)。もろに竹串を使った殺し屋ってえと、「仕置屋稼業」の市松だけど、どっちかという梅安っぽいな。でも、あと一人殺す相手が残っているところで病気に倒れ、地獄通信に依頼することに。結局恨みは果たされたけども、回復が絶望的だったはずの娘が意識を取り戻し、一転、娘は連続殺人犯の娘として世間の好奇に晒されることに……菊理が相変わらず黒いな。流石地獄幼女。
 今回は依頼者の身辺を探りに一目連がバイトとして潜り込むのだけど、何故かそれにあいと菊理までついてくることに……法律的にまずい気も。つか、意図がわからない。今シリーズの閻魔あいは、なんだか妙なところでおちゃめだな。


  ひだまりスケッチ #1「冬のコラージュ」。萌え四コマ漫画のアニメ化。つか、芳文社、似たような雑誌出し過ぎ……多分見たことはあるのだけど、どれがどれかわからん。
 冬休み明けのとある高校美術学科の生徒のたわいもない日常が描かれるのだけど、見ていて既視感があるなぁ、と思ったら、「ぱにぽにだっしゅ」のスタッフでしたわ。つか、長谷川菜穂子の名前を久々に見た気が。同じぱにぽにだっしゅスタッフでも「ねぎま!?」は、ちと展開的についていくのがつらい(前半、正体ばれる→仮契約の展開ばっかで退屈だったのが、後半、なんだかビミョーな漂流教室に入ってしまい、話の主題がぼやけまくり)が、こっちは楽しめますかね。
 ところで、いかにショートでつりめでついでに眼鏡でも、新谷良子声では萌えませんわ……いや、昔に比べれば上手くはなってるのだけど。

[特撮] ボウケン#46カブト#49

  ボウケン #46「目覚めた闇」。闇のヤイバは「三首の竜」の闇の力に選ばれたブラックをたらし込み、闇の力で地球を支配しようとする。
 真墨の心の闇の伏線がここに来てクローズアップ。まあ、それでもわりといきなり感はありますが。これでひとまず、闇のヤイバの件は片付いたのか。ダークシャドーも大きく騒ぎを起こすこともなさそうだし、後はリュウオーンとガジャ様か。


  カブト #49(最終回)。陸を連れて逃げ延びた加賀美。陸を運び込んだ病院で蓮華から天道のメッセージを渡される。そこには根岸の陰謀と、自分に万が一のことがあったときにはそれを加賀美に伝えろと書いてあった。それにより、特殊な電波をネックレスに送り全人類をネイティブ化しようとしてることを知り、加賀美はそれを阻止しようと単身乗り込もうとするが、ネイティブ化してしまったゼクトルーパーがその前に立ちはだかる。

 伏線未回収な部分があったり、紆余曲折したところもあったけど、結構それなりに綺麗にまとまったかと。擬態天道は一体何のために出てきたんだろうとか、マスクドライダー計画の全容とか、天道の両親との関係とか、根岸の活動はネイティブの一部のものにすぎなかったのかとか。まあ、一番の謎は天道のおばあちゃんが何者だったのかってことですが。
 でも、見せかけの共生を謳いながら実は全人類をネイティブ化しようとするのを、ひよりや田所、あと、神代を見てきたことで共生の道を探ろうとし、天道と加賀美がその陰謀を打ち砕く、という形に落ち着いた。田所さんやひより、あと多分ネイティブ化したゼクトルーパーの面々も人間社会にとけ込んで生きてるだろう事を考えると、それなりに共生は成し遂げられたらしい。まあ、そんなに簡単に社会的混乱が収まるとも思えないが……
 皆各々の道を歩き、加賀美もお巡りさんとして周囲の人の平和と正義を守る道を選ぶ。そして天道は変わらず天の道の人で、パリまで豆腐を買いに行ってる。w 別にパリにまで買いに行くことはないとは思うが……
 しかし、風間ですら最後に顔を出したというのに、生き残ったはずの矢車が顔を見せないのは、ちと哀れ。


2007年01月23日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 別に特定社を批判はしませんが

  ねつ造番組 報道機関を名乗る資格がない毎日 )。マスコミ各社、仲のお宜しいこって。他社批判より自己監視のシステムを構築しようという社はとりあえず見あたらないですな。


  天皇皇后両陛下が映画試写会に初出席日刊スポーツ )。「あなたを忘れない」というタイトルですが、関根史郎さんのことは速攻で忘れたみたいですけどね。>マスコミ


  宇宙に巨大な「破片の雲」国際ステーションに衝突も47news )。「MOONLIGHT MILE」を思い出した。いじょ。


  ビートルズ生演奏で著作権軽視、バー経営者に有罪読売 )。 「著作権を甘く見過ぎていた」――。ピアノの生演奏を売り物にしてきたバーの経営者に、東京地裁は22日、懲役10月、執行猶予3年(求刑・懲役10月)を言い渡した。 う〜ん、甘く見てたのは著作権と言うより、その「保護団体」の方かと。


  「スーツはあまり好きではない」と語っていた新知事は作業着の上着にスラックス姿サンスポ )。なんとなくのっけからダメダメ感を感じるのは、私の気のせいでしょうか? いや、パフォーマンスがいかんとは言いませんが……まあ、実際を見てみてどうか、でしょうかね。まあ、宮崎なら私には関係ないし。<おいおい


  無防備都市条例案を否決朝日京都 )。 請求代表者の杉谷伸夫さんは「市民感覚では当然の内容が圧倒的多数で否決され、がっかりした」とあるんですが、 共産党議員団の一人は「自治体が実行できない内容が含まれている」などとして反対の立場を示した。ともあり、いや、この「実行不可能」ってのは正しいんですよね。だから、反対は当然。自治体の越権行為を規定した条例を制定しても、意味がないですから。また、代表民主主義制の建前では、議員は市民の代表のはず。それが違うというなら、それなりの申し立てをしなければならないでしょう。請求代表者の方は、市民感覚以前に常識感覚がなかったのでしょうね。しかし、「反対だけども退席」という共産党議員は、板挟みだったんだろうなぁ。


2007年01月24日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 一体何を考えてるんだw

  タカラトミー、世界初の“ツンデレ”ワンセグテレビ−購入当初はツンツン、使い込むとデレデレにAV watch )。いやもう、何を考えているんだとしか言いようが。人混みでは間違いなく使いたくない……でもちょっとだけタカラトミーすごいと思ったり。


  筑紫哲也が東京都知事選出馬を検討…STOP石原へ民主が打診サンスポ )。まあ、筑紫サイドは否定だそうなんですが、本当だとしたら……面白いというか、どのくらい票が取れるんだろうかとか。間違っても当選はして欲しくはないですが。

[アニメ] ヤマトナデシコ七変化なんですが、

 いつの間にOPが完成したんだろう? 気付かなかった……というか本編といいなんで男連中はみんな(上半身を)脱ぎたがるんだ?

 あと、まなびストレート#3。「誰かが仕切ってくれるなら、その方が楽だなぁ」とか、奴隷根性丸出しなことを思ってしまったり。でも、やりたいことがあるならそれでは済まんのよね。絶対的真実。まあ、「きらきらわくわく」では、確かに話は通じないだろうとは思いますが……


2007年01月25日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 言わぬが花というか

  前世は「中世の賢者と貴族」ばかり 江原啓之の「摩訶不思議」J-CAST )。まー、信じたい奴が信じるんだから、ほっとけば? とも思うが。まあ、そういう人ほど出鱈目がわかったときに「信じてたのに!」と騒いだりするんだけど。怒るのは仕方ないにしても、信じた自分の浅はかさを棚に上げて魔女狩りに参加するのもおかしかろうに。


  国民の8割が自分に愛国心が「ある」と思い、そのうち9割は先の戦争で日本がアジア諸国におこなった侵略や植民地支配を「反省する必要がある」と考えている朝日 )。ただし、「 朝日新聞社の世論調査(面接)で分かった」。気のせいかもしれませんが、母集団の抽出方法および面接アンケート時の尋ね方(誘導がなかったか、など)が気になりますな。ってか、「面接方式」ってどんな面接だ? 呼び出しての面接? 訪問しての面接?


  阿部知子衆議院議員のホームページ
当時の内閣の最高責任者は村山首相であることから、村山首相の対応の遅れを指摘されるご意見もありますが、1月17日午前10時、国土庁長官を本部長とする非常災害対策本部を設置、午後4時に村山首相は、官邸で緊急記者会見を行い、万全の対策を講じることを表明しました。私を含めてだれもが未曾有の災害に対して、十分な判断や迅速な行動がなしえなかったことについて、多くの教訓が残されたと思います。
 文章がおかしいだろう。「 午後4時に村山首相は、官邸で緊急記者会見を行い、万全の対策を講じることを表明しました」。で、その表明で結果が得られたというのか。表明だけで結果が得られるというなら、世の中こんなに楽なことはない。そして実際その後 私を含めてだれもが未曾有の災害に対して、十分な判断や迅速な行動がなしえなかったことについてとあるから、十分な判断や迅速な行動が取られなかった、と認めてるわけだ。つまり、対応遅れてるって自分で言ってるじゃん? その一つが自衛隊の迅速な行動を許可できなかったことなわけだ。
今なお癒えぬ被災者の抱える問題を解決するために今後も政治活動に努めます。
 むしろ傷口をえぐってるように見えるのは私だけなのかな?


  シマウマを捕食するカバを英BBCが撮影 世界初国際時事新聞 )。話には聞いてたけど、本当にやるんだ……一般的にはのんびりや、ほのぼのというイメージだろうけど、そのイメージとはかなりギャップがあるな。

[アニメ] 銀鉄永分#15

 これだとさすがに 銀河鉄道物語〜永遠への分岐点〜 の略称としては苦しいか。とにかく#15「つかの間の幸福」。何事もない日、久々の休暇の学とルイは映画に出かけようとするが、乗客の飼い猫を捜すことになってしまう。ところがその猫が行く先々で騒動を起こし……

 前回は偽ビッグワンを相手に奮闘したSDFだが、今回は閑話休題的に平和な日常を舞台のドタバタになる。逃げ出した猫は騒ぎを起こすと言っても、何故か巻き込まれた人全員にちょっとだけいいことが起こり、追いかけていた学とルイも、特にルイがデートに行けなかったけど学と二人で過ごせて幸せな気分に。
 まあ、前シリーズで壮絶な最期を遂げたベガ小隊長の村瀬がジュリアの回想で出てきたのがちょっと泣かせましたな。 。


2007年01月26日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 憂鬱

 ここんところ愚痴じみて書いてたこととは別件。
 やりたくない仕事があるとする。手間がかかるし、それで得る利益は、少なくとも金品および人間関係上においてはまったくない、むしろおそらくマイナスであろう可能性の方が高い。でも、客観的に見て「誰かがやらなきゃ」というレベルではなく、明らかに自分が最適任者だと判断できる上、仕事が実行されないとそう遠くない将来、かなり高確率で特定の人が致命的なダメージを追う、と推察できる。
 つまり、手を挙げざるを得ない、ということ。


2007年01月27日() 旧暦 [n年日記]

[その他] ぼんやり

 ちとプライベートでトラブルがあり、上の空になることがここしばらく多い。
 今日、書店に行って コミックアライブ を買ってきたのですが……家に帰って袋を開けると、中から出てきたのはコミックアライブではなく、その隣に並べてあった コミックヴァルキリー ……あれ? 間違えた。orz


  女性限定カフェでお姫様気分を大満喫〜イザンヌが行くiza! )。もーなんでもありだな。アニキカフェとかは……無理か。


  残業代ゼロでも働きたい人 多いY!hl )。スキルを手に入れるため、とあるけど、その「スキル」が将来的に自分に返ってくるシステムがあるならともかく、そんな保証、どこにもないものなぁ……そんだけ働かせたのならちゃんとはらっとけばいいのに。
 つか、言ってたホワイトカラーエグゼンプションの趣旨は知的労働の成果主義云々だったはずなのに、若い奴にただ働きさせろって、言ってること、変わってなくね?


  “幻のジュース”ネーポン製造中止に 来月末神戸新聞 )。まだ飲んだことがないのに……一人で頑張ってるのでは、致し方なのだろうけど。

[アニメ] いろいろちょっとだけ

  デジモンセイバーズ #41「最強騎士団 ロイヤルナイツ集結! 」。ちゃんと4クールだったらしいのがじつはちとびっくりなんですが、親子対決の展開のようで。しかし、一体でも強いのに、十二体もいてどうするんだ。デュークモンの声はどうなるんだと思ってましたが、「デジモンテイマーズ」と同じくちゃんと野沢雅子だったのがちょっと感心した。けど、かつての主役デジモンが同じ声でしかも敵役というのは、複雑……


  コードギアス #15「喝采のマオ」。心を読む敵の出現に、正体バレの危機から一転予想通りのカレン記憶喪失展開と、なかなか息をつかせないですな。 カレン ヴィレッタの展開はOPで予想してたけど、やっぱりすっかりしおらしくなってるのが……シャーリーの件は明らかに周囲から疑われるだろうに、どうするんだろう?


2007年01月28日() 旧暦 [n年日記]

理屈の話

  夜回り先生「出席停止」嘆く中国新聞 )。言わんとすることはわかるし、主張の正当性もあることは理解できる。ただ、それは先生の側にきちんとした指導力、あるいは指導の権限があるのならば、という話。やはり指導力と権限をどうするか、からシステムを組み直さなければならないと思うが。
 出席停止をしても、どうして自分が罰を受けるのか、きっかりわからせれば問題はないと思う。いじめる側にも事情があるのはわかるが、それで理不尽にいじめられる側が放置されるのは理屈に合わない。
 「俺がハマーだ!」で「加害者の人権って、それじゃ被害者の人権はどうなるんです!」ってハマーの台詞が、珍しく真面目で記憶に残ってるんだよなぁ。ダーティ・ハリーのパロ台詞なんだけど。


  映画「南京」 サンダンスで初公開 際立つ「日本の残虐性」産経 )。「 犠牲者数についても、激しい論争があるのは承知している。そこで、私たちは東京裁判での数字を引用することにした。もっと少ないという意見はあるだろう。では、少なければ問題ないのか?というのが私の意見だ。数の多寡は問題ではない」。なんだ、中国の主張と同じじゃないか。くだらない。ことは「どういう経緯で何が行われたか」なんだが。大きくくくっても正規戦による犠牲者なのか、捕虜の不当処刑なのか、まったく関係ない無辜の市民への虐殺行為なのか。それぞれまったく異なる。そしてそれがどのような経緯でそうなったのかでも反省の内容は全然変わる。それを無視して中国の主張をそのまま垂れ流し、「数の問題ではない」なんてのは教訓にもならん、ただのプロパガンダ映画。


  英首相 日独を準常任理事国にNHKニュース )。ただし拒否権は無し。いみね〜。w まあ、現在の常任理事国が最大の既得権益をそうそう他国に割譲するわけはないんですが。


  韓→日が日→韓を上回る 06年の渡航者数( 中日 )。ん〜、嫌韓うんぬんより、やはり北朝鮮がらみの問題が大きいんでしょうな。予算、移動時間を考えればとりあえずかなり手軽な海外観光なのは間違いないのだし。でも、それだと台湾、中国もライバルなわけで。まあ、無責任に頑張れ、と言っておく。


  「日韓の橋渡しに」と両陛下=新大久保事故題材の映画観賞時事ドットコム )。いやぁ。他にコメントのしようもないのはわかりますが、以下を見る限り、無理だと思いますよ?>日韓の橋渡し
  前田有一の超映画批評の「あなたを忘れない」評 および Yahoo!映画あなたを忘れない−作品ユーザーレビュー
 日本は無理に日韓友好とか考えなくていいと思いますよ? つか、ほっとけば? まっとうなことを主張すれば韓国側が反発する、韓国側の意見にすりよればおかしな主張になる、そもそも韓国側ほど切実な問題じゃないんだし。必要なら韓国側から申し出てくるでしょ。
 あ、ところで「 ところが迎える日本人と>きたら、一部友人を除いてひどい描写だ。たとえば交通事故を起こしたタクシードライバーが、ひいた相手が韓国人だからといってぞんざいな態度になったり、ましてや血を流す韓国人を置いてその場から立ち去ろうとしたりなど、いくらなんでも非現実的すぎる。」ところが韓国だとあまり非現実的でもないらしいんですよね。もちろん場所によってはですが、繁華街で日本語で話してるだけで殴りかかられることもあるとか。去年反日運動の報道がクローズアップされた中国でもそんなことはまずないらしいのですが。

[特撮] ボウケン#47と電王#1

  ボウケンジャー #47「絶望の函」。リュウオーン完結編? 邪竜になった自分の身体が限界に近づいていることを知ったリュウオーンはガジャの口車に乗せられ、サージェスの集めたプレシャスの力を利用して完全に人間でなくなろうとする。そのため倒されたと見せかけ、サージェスのプレシャス保管庫に忍び込むことにまんまと成功する。一方、それを陽動としてガジャもゴードム文明の遺産である「パンドラの函」をまんまと手に入れる。

 元冒険者ながら人間を憎み自ら人間であることを捨てたリュウオーン。ボウケンレッドはこれまで何度も手合わせた経験からその計画を見破り、一人、リュウオーンの前に立ちはだかる。いずれお前も自分のようになる、と言うリュウオーンに、自分の闇と戦うため姿を消したブラックのことを想い、自分も心の闇に打ち勝ってみせる、とリュウオーンを撃破する。最後の力を使い果たし、リュウオーンは人間に戻ってしまうが、「人間を捨てる」という夢、その夢を持つという行為こそが人間である証だ、と言われ、否定しようと爆発直前のプレシャス保管庫に駆け込み、それを追いかけたレッドもろとも爆発に巻き込まれる。
 次回はついにガジャ様の大反撃? プレシャスの力を吸い取るゴードム文明の遺産を使い、ガジャ様らしからぬ活躍っぽい。なんせ、サブタイトルが「恐怖の大神官」なのだもの……ふさわしくない……


  仮面ライダー電王 #1「俺、参上!」。歩くたびにトラブルに巻き込まれる心優しいが気弱な少年、良太郎。彼はある日黒いパスケースを手に入れ、荒野の中を電車が走る、不思議な空間に迷い込んでしまう。びっくりして逃げ出す良太郎だが、その良太郎に砂の固まりのような影が追いかけてくる。のみならず、何故か町中を電車が良太郎が追いかけて来、その中から姿を見せた女性がパスを返してくれと言ってくる。あまりの事態に動転した良太郎はそのまま逃げてしまう。
 同じ空間に迷い込んだ不良少年、テツオは大事なキーホルダーがなくなっているのに気づき、良太郎が拾ったと思いこんでしまう。そのテツオに、良太郎を追いかけるのと似た砂のような影が「望みを叶えてやろう」と持ちかけてくる。
 テツオの仲間は良太郎を見つけ、キーホルダーを取り戻そうとして恫喝する。しかし、キーホルダーを拾った覚えのない良太郎は怯えとまどうばかり。不良たちに襲われ、あわや、というところで、良太郎を追いかけてきた影が良太郎に乗り移る。その途端、良太郎の口調が乱暴なものに変わり、同一人物とは思えない凶暴さで不良たちを叩きのめす。
 追いかけて来た例の電車の女性は、不良たちにとどめを刺そうとしたところで間一髪、自分の意志でそれを止めた良太郎を見、良太郎が「特異点」だと言う。何のことかさっぱりわからない良太郎だが、そこにテツオが姿を現し、キーホルダーを返せとうめいた瞬間、身体からコウモリのような姿の怪人を出現させ、倒れてしまう。その怪人は良太郎を殺そうとする。良太郎を追いかけてきた影はそれをはばもうとするが、砂のような姿のままなので蹴散らされるばかり。女性に「変身しなさい!」と促されるままにパスケースを使って、良太郎は仮面ライダーに変身してしまう。

 今回のライダーは時間を渡る電車「デンライナー」に乗り、時間を超えて歴史を改変しようとする未来人「イマジン」と戦う。だけど史上最弱の仮面ライダー、と 主演が言ってる だけあって、主人公はものすごくなさけない。w 歩けば何故かあり得ないトラブルに巻き込まれ、そのたびにメソメソ泣き出す。財布にはカツアゲ後、捨てられても戻って来るように住所と名前が書いてあるという筋金入り。ところがライダーに変身できるパスを拾い、その上イマジンである「モモタロス」に取り憑かれてしまう。このモモタロス、どこかマヌケだが基本的に凶暴な性格。そのモモタロスに取り憑かれ不良を叩きのめしたり、仮面ライダー電王に変身後もソードフォームになり、俺様ぶりをいかんなく発揮する。
 イマジンは基本的に人間に取り憑き、その願いを叶える代わりに歴史を改変する怪人なのだが、モモタロスはライダーをやる方が面白いと裏切ってしまう変わり者。今は良太郎に憑依するイマジンはモモタロス一体のようだが、公式ページを見る限り、他に三体のイマジンに憑依されるらしい。(インテリタイプ、任侠タイプ、エキセントリックタイプ?)
 電車に乗ることばかりが強調されてたけど、OPと次回予告を見る限り、ちゃんとバイクにも乗る模様。そりゃライダーだからそうだよなぁ。あと、アギトで真魚役をやった秋山莉奈がデンライナーの乗務員ナオミを演じてる。


2007年01月29日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 吹き出す

 最近、通勤途中に読むんで結構本の消化が進んでるんです……感想は書いてないけど。で、ちょっと真面目にSFも読まなあかんかなぁ、と思って、 シンギュラリティ・スカイアイアン・サンライズ (共に著者はチャールズ・ストロス)読み終わって、今は アークエンジェル・プロトコル/ライダ・モアハウス を読んでたわけです。で、途中、とある一節を読んで、真面目な場面のはずなのに吹き出してしまった。  その一節とは以下のようなもの。
 なにより痛手となったのは、事件の前の晩、ダニエルが私に襲いかかった―― 性的な意味で ――という事実だ。
 え〜、某サイトには謝罪と賠償を要求する ニダ


  「不適切な発言」 首相が厚労相に厳重注意産経 )。まあ、妥当な対処でしょうね。女性に対しては失礼な発言だけど発言しながら不適切なことはわかってその都度訂正してたみたいだし、叱って謝罪して、で十分でしょう。辞任しろ、とか進退問題にまで持ってく方がおかしい。つか、そもそも女性の社会問題と出産数の回復、というのは当たり前に考えて相反する方向で、そのギャップを埋める福祉施策は、どうしてもそのほとんどが他への負担として返ってくる物になりがち。むろん努力すべきなのだけど安易に両立を叫んでるだけではどうにもしようもない。


  「政治忖度して番組改編」NHKなどに賠償命令 東京高裁産経 )。ん〜、なんか妙な判決に見えるが。まあ、裁判記録を見ないとそう判断するに十分な証拠があったのかなかったのかもわからないんですが。


  番組ねつ造:「あるある」あずきで疑惑実験毎日 )。またか、つか、かねてから取材で答えたのと違うコメントを放送されたとか情報は上がってたのだから、ここまで一気に叩かれるとなんで今まで放っておかれてたんだろうと逆に疑問に思えるのだけど。
 そういえば正月に帰省したとき、あるあるではないがテレビでやってた「野菜スープダイエット」を見て、両親が早速真似してた。レシピを見ても、そんな劇的な効果があるとは思えない。レシピ通り作った物をちょっと味見してみても、味の薄い、出汁の出てない野菜スープにしか思えない。これを食前やその他の時に適宜飲むと効果がある、というのだが……テレビで流した実験結果が本当だとすれば、その理由は一つしか考えられない。すなわち、食前に飲んで腹をふくらませ食事量を減らさせたり、高カロリーな清涼飲料水の代わりに飲んだりすることにより、摂取カロリー量が結果的に減る、というもの。でもそれって、水で空腹をごまかしてるのと同じような……ってのは流石に言えませんでした。まあ、いつ飽きるかの話だからいっか。


  「小泉・安倍政権の6年間で、日本は世界で最も格差のある国になった」Y!hl )。は? 頭大丈夫ですか?

[アニメ] おとぎ銃士#30と妖奇士#16とくるくるシャッフル#44ちょっとだけ

  おとぎ銃士 「ヴィーゼ村の思い出」。ヴァルの正体が赤ずきんの幼なじみだったというびっくり展開。しかも赤ずきんの両親を村のみんなもろとも殺したのはジェド。実は弟であるバルを始末するために村を襲ったという。って、別にヴァル悪くないじゃん。ヴァルとしては自分がきっかけになっただけに言いづらかったんだろうけど。しかし、ただのいじられマスコットキャラかと思っていたら意外な重要キャラになった。


  妖奇士 #16「機の民」。鳥居がらみで狙撃って、やっぱどうしても必殺からくり人#12「鳩に豆鉄砲をどうぞ」を連想する。ところで「サンの民」ってのは「サンカ」をモデルにしてるんだろうけど、「機の民」ってのは、さすがになんでもアリ感が……


  マイメロディくるくるシャッフル #44「出てきてくれたらイイナ!」。なんつーか、潤が良い奴過ぎて泣けてくるのと同時に、やっぱ全ての元凶は柊(兄)のような気がしてきた……いや、実際はあれで潤を気遣ってるのかもしれんが。って、歌をお茶に誘ったのに「そんなこと」呼ばわりされた腹いせじゃないよね? せっかくクロミもマイメロへの復讐心より潤に対する思いやりを優先させたというのに。


2007年01月30日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] まなびストレート#4

  まなびストレート! #4「プロモでゴー!」。今回はクールで一匹狼ぶろうとするわりに、面倒見が良くお人好しの地を出してしまう芽生の話。基本的にはそんな性格のはずなのに、なんで皆と距離を置こうとするかのトラウマが、冒頭に差し挟まれる。皆に学級委員に推薦されはりきってクラスをまとめようとするのだけど、クラスのみんなは芽生に仕事をおしつけるばかりで、しまいには芽生を「仕切り屋」「うざい」と……
 ああ、あるある。子供って平気でこういうことするよね。ははは、ありがちありがち……って、無茶苦茶やられましたがな、私。orz
 しまいにこっちも擦れてくるので、「みんな協力すると約束してくれるなら」と交換条件を出すわけですが(擦れると言ってもこの程度)、当然そんな約束ほとんど誰もまもりゃしねえ(笑)。それでも、数人は恩を着せるでもなく手伝ってくれるんですよね。そういう時に誰が信用できるかがわかるわけで。
 なんで、今回の話、「ありがちな話」なんだけど、個人的にはちっとも「ありがち」でないわけで。どう見ても萌えアニメなのに、妙に人の子供の時の思い出を刺激するんですが、この番組?
 それもあって学園祭のプロモーションビデオ作りで頼りにされてるのを押しつけられたと勘違いした芽生の心理描写だとか、芽生なしでもプロモビデオを作ろうとするまなびたちを芽生が初めて仲間と認めたシーンだとか、みっともこっぱずかしいくらいにベタベタなんだけど、なんか妙に気持ちに符合してしまうんだよなぁ。
 ただ、勝利のポーズだけはやっぱりみっともこっぱずかしいな。


2007年01月31日(水) 旧暦 [n年日記]

[読書] アークエンジェル・プロトコル/ライダ・ハウスモア

 う〜ん、なんというか……何故か「アメリカ私立探偵作家クラブ賞受賞」で、まあそれはまるっきりわからないわけでもないのだけど……
 いろいろ書くとネタバレになるのでネタバレ反転。
 なんつーか……SFじゃありませんでしたわ。別に悪口とかじゃなく。どちらかと言えばファンタジーに分類されると思うが、それは中盤で明かされるのでジャンル分けで云々するだけで思いっきりネタバレになってしまうのだよなあ。ジャンルミックスさは日本のラノベなどに似てなくもないが、主人公が「お前はVIウォシャウスキーか」と突っ込みたくなるようなタフな女探偵なのだから、また文章的にもラノベ読者層に受けるとは……
 探偵ものとしては確かに魅力がないわけではない。職務に忠実であろうとしたために結果相棒を裏切ることになり、その職務までも失った、タフな女主人公は魅力はある。だが途中で神の実在が設定として明らかになってから、SFのつもりで読んでたこちらは急速にしらけてしまった。
 形としては電脳空間上に現れた偽天使とその背後にいる人物の陰謀を、受肉した本物の天使とその依頼を受けた主人公が暴こうとする、というものだけど(その構図が明かされるのは中盤以降)、今日の宗教対立を皮肉ってる「つもり」とはいえ、結局はベースがキリスト教的世界観なので、非キリスト教的な社会に育ち暮らすこちらとしては陳腐なファンタジーに堕ちたような印象が残る。しかも基本が「天使との恋」というベタベタなものなのでなおさら。あるいはキリスト教文化圏の人間にとっては、それなりに厳格な印象を受けるのかもしれないけど。
 また、ベタなロマンスのお相手であるマイケルより、マウスの方がよっぽどキャラとして魅力がある。
 ってわけで星雲賞向きとは思えず……「センス・オブ・ジェンダー賞」は取るかもしれないが、個人的に興味がない賞だしなぁ。

[アニメ] ひまわりっ!!#4とセイントオクトーバー#4とヤマトナデシコ七変化#17

  ひまわりっ!! #4「攻めるも守るも紙一重」。謎の異能忍者が次に狙うのはヒメジ。身体を縮小させたミクロ忍者がヒメジの精神の中に入り込み、思い出を消し去って完全な戦闘マシーンに改造しようとする。って、精神だけ入り込むってミクロな意味がない(笑)。決死圏ということだろうけど。
 でもなんでヒメジが攻撃一辺倒になったかということなのだけど、意外とちゃんと人間的な理由だったな……もっと変人な理由かと思ってた。


  セイントオクトーバー #4「ロリ迷惑! 超昼間から吸血鬼」。「超昼間」ってなんだ、「超昼間」って。やたらと小十乃につっかかってくるクラスメイトの男の子が登場。裏表が激しいってのがめずらしい。そのうち話自体にも絡んでくるのだろうけど、実は敵の身内らしいってのが……カードの持ち主?
 それにしても赤ロリは何時になったら出てくるんだ?


  ヤマトナデシコ七変化 #17「ガールズ ブラボー!」。金田まりおではなく(笑)。蘭丸のお見合い相手で婚約者のお嬢様再登場。いじましく蘭丸を想うお嬢様を、乃依が手助けしようとスナコも巻き込んで女を磨きにエステに行く。スナコ、まだ肌のお手入れとか改めてなかったのか……自信がないから印象が栄えないってのはあるかもしれんが、それにしても極端な……
 ところが武長とのデートをシミュレートして蘭丸と盛り上がってる乃依を見て、二人が良い雰囲気と勘違いして武長と蘭丸が喧嘩、売り言葉に買い言葉でつい、「乃依のことなんてどうてもいい」「お嬢様のことなんてどうでもいい」と……しかも乃依とお嬢様がそれを聞いてしまい、危うくスナコ化することに。いや、本当にあのまま悪魔の誘いに乗って二人ともスナコ化するかと思ってしまった。
 しかしこういう展開になると雪之丞、わりを食うなぁ。