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2012年01月25日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その4

  あの夏で待ってる 。もう散々言われてるけど、おねてぃのリメイクですか? どうも意図的にやってるみたいだけど、これを今、長井龍雪でやる意図がまるでわからない……様子見ではあるけど、同じ傾向の作品だったら途中で切るかも。

  パパの言うことを聞きなさい! 。「迷い猫オーバーラン!」の原作の松智洋のアニメ化二作目。前作は「毎回監督が違う」という無謀な作りで、逆にそれで怪作として一定の認知は受けたけど、今度は普通の作りです。漫画版の方が四作同時連載で、うち二本はいろんな漫画家が回ごとに変わって担当。しかしウルトラジャンプはともかく、ヤングジャンプはちょっと雑誌のカラーが違うんじゃないか……?
 ネタとしては独身男性のところに突然娘三人が飛び込んでくる、という定番だけど、大抵こういう場合主人公はある程度年の行った男性。だけど、これでは主人公は大学生。経済的な問題があるだろうに、そこらへんがどう描かれるのか描かれないのか。マンガだと貧乏暮らししてると言ってるけどバイトとかの描写は特にないんだよなぁ。

  妖狐×僕SS 。名家の出身故に周りから何をされなくてもちやほやされ、逆にそれ故に棘のある言葉で周りから人を遠ざけてきた白鬼院凛々蝶(りりちよ)。しかし入学した学園にはシークレットサービス付きの最高級メゾンがあり、そこに入った凛々蝶にもSが付くが、過剰な忠誠を誓うそのSSに、凛々蝶の望んでた自立を目指す学園生活は入学初日からあっさり崩れてしまう。
 僕っ娘のロリお嬢様とプラチナブロンドの美青年SSのラブコメ妖怪バトル物? いかにもガンガンチックな内容と出だし。今のところ毒にも薬にもならない感じだけども……様子見、かなぁ。


2010年01月25日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] キルミンずぅ#16

  キルミンずぅ #16「ニワトリのキモチ、コケコッコー!?」。カトレア学園幼年部で、演劇会の劇に使う衣装が盗まれ、キルミンズがそれを探すことに。さっそくみんなキルミンに変身してそれぞれの能力で探すが、いまだにキルミンになれないタマオは聞き込みくらいしかできず、疎外感を感じる。
 そんな中タマオは、話を聞いていた幼稚園児のショータが、「盗まれて残念」と言っているわりには「衣装がなくちゃ劇は中止だよね?」と何度も聞いてきて、違和感を覚える。ショータは演じる予定の「ブレーメンの音楽隊」で、ニワトリの役を演じるはずだった。タマオは何か違和感を覚えつつも、ニワトリの役を上手く演じることが出来ないという彼に、自分を重ね合わせてニワトリ役を練習しようと持ちかける。

 今回は唯一変身できないタマオがメイン。みんなが変身して特殊能力を使ってるのに、自分だけ変身できず、自分の居場所はあるのだろうか、と悩む。
 そんな時出会った男の子、ショータの話を聞いている内、自分と重ね合わせてしまう。
 あからさまに怪しいのに、なんでタマオ、気付かないんだと思ってたら、タマオはちゃんと気付いていて、さらにショータが衣装を隠した理由が、自分が他の子より上手く役を出来ず、愛着を持てなかったからと見抜き、何も知らないそぶりでニワトリの真似をする練習を一緒にする。
 リムたちが行き詰まってしまった中、一人で解決してしまったタマオがどうしてわかったのか聞かれ、「仲間はずれみたいに感じたんじゃないかな」と答えるのを、ナギサだけがタマオの言葉の意味を理解する。でも、ケンは「そんなことあるわけないのにな!」と、無自覚ながらもタマオを安心させる。
 それにしても、ミサさん、なんか色々と悪の組織っぽく暗躍しながら、普通にママさんしてるのが……


2009年01月25日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオン#48と仮面ライダーディケイド#1

  ゴーオン #48「正義カイサン」。ヨゴシマクリタインの必殺技「正義カイサン」によって光になって消えてしまった範人、軍平、ガンバルオー。憤る走輔だが、それとは逆に早輝と連は意気消沈し、おびえすくんでしまっていた。そんなバラバラなゴーオンジャーを見て、走輔には冷静にと、連と早輝にはあきらめるなと励ます須藤兄妹だったが、屋敷に戻ると引っ越し準備が勝手に行われていた。兄妹がゴーオンウィングスであることを知った両親が、危険な戦いから手を引かせようと須藤財閥の本社があるスイスへと引っ越す手続きを勝手に進めたのだ。
 しかし、走輔たちを見捨ててスイスへ行くことなど出来ないと、二人はじいやの制止を振り切り、再び戦いへと向かう。

 息子であるヨゴシュタインのことすら負け犬呼ばわりするヨゴシマクリタイン。このままでは自分たちの立場も危ういと必死になったケガレシアとキタネイダスが協力して生み出した最強の蛮機獣。その名も「ケッテイバンキ」……いや、過去の蛮機獣の寄せ集め再生なんだけど。でもこれが意外にも協力で、範人と軍平を欠きチームワークもぼろぼろのゴーオンジャーを圧倒する。しかし須藤兄妹の励ましにより立ち直った三人は、共にエンジンオー、セイクウオー、キョウレツオーで立ち向かい、ゴーオンジャーたちが攻撃の的になっている間にセイクウオーがスピードで翻弄、最後は必殺技の合体攻撃で倒すコンビネーションを見せる。
 が、エネルギーの充填を終えて現れたヨゴシマクリタインがキョウレツオーに「正義カイサン」を。さらにエンジンオーにも放とうとする。範人と軍平の最後が頭に焼き付きおびえてすくんでしまった連と早輝の乗るエンジンオーを突き飛ばし、身代わりになったのはセイクウオーだった。自分たちの身代わりになって消えていく須藤兄妹たちをたちすくんで見るしかないゴーオンジャーたちだが、大翔はボンパーに「この現象のデータを全部取れ!」と指示する。
 一応復活フラグは立ったけども、最初の三人だけにもどってしまい、さらに正義カイサンに対抗する手段があるのかというのが……あ、それとケッテイバンキが倒されて自分たちの身に危険を感じて逃げ出したケガレシアたちは、一応生存決定と言うことでいいのかな?


  仮面ライダーディケイド #1「ライダー大戦」。光写真館の看板娘・夏海は夢を見ていた。それは様々な仮面ライダーたちが何者かに立ち向かっていくが、その攻撃を受け、爆炎の中に次々と倒れていく夢……すべてのライダーが倒れた後、その攻撃の中心に立っていた唯一の仮面ライダーが現れ、夏海は「ディケイド……」とつぶやくが、自分が何故そのライダーの名を知っているのかわからないまま、目を覚ます。
 しかし目を覚ましても写真館は大騒ぎ。押し寄せてる客の言うには、街で記念写真を撮ってもらったが失敗写真しか撮れてないというのだ。「また士(つかさ)ね……」犯人に心当たりのある夏海は街へ飛び出していく。
 その頃、公園でやくざ風の一団に居丈高に記念写真の申し込みをする青年がいた。だが、撮れた写真は歪んだりハレーションを起こしていたり。「この世界は俺に撮られる価値がない」と高飛車に言い放つ青年はヤクザと揉めかけるが、やってきた夏海が取りなして事なきを得る。
 失敗写真の犯人である士に抗議する夏海だが、本人はどこ吹く風。士はそれよりもさっき写真のファインダーの中に現れた青年と「あなたの世界が今日終わる」という彼の言葉が気になっていた。
 そんな時、突如ビル群が崩落していったかと思うと、周囲がオーロラのような壁で分断されてしまう。士と夏海も壁で隔てられて別れ別れになってしまうが、士の目の前に先ほどの青年――キバである渡が、世界に危機が訪れてることを告げ、それを防ぐには士の力が必要なのだという。
 一方、一般市民と一緒に逃げまどう夏海。ビルが崩壊していくのみならず、街のあちこちに怪人が現れ人々を襲い、一層パニックが起こる。そんな時、崩れたビルの跡で埃にまみれて落ちていたバックルとカードケース。そのバックルは夏海が夢で見たディケイドのバックルそっくりだった。思わず拾って逃げまどい、ようやく士を見つけるが、二人は壁で分断されたまま。さらにワームが現れ、夏海がピンチに。しかし夏美がバックルを持っているのに気づいた士は、それを受け取り、ディケイドに変身。壁を突き破る。クロックアップで高速移動しだしたワームを、カードとバックルでさらにカブトに変身して同じくクロックアップして倒す。
 何故自分が戦い方を知っているのか、疑問を抱いたまま光写真館に帰ろうとする士。だが、途中で今度はオルフェノクと魔化魍に襲われ、それを555と響鬼に変身して倒す。謎が深まるまま光写真館の前までたどりつくが、やはり怪物たちにより混乱に陥っていた街で、大爆発が……目の前で人々が巻き込まれそうになった瞬間、世界の動きが突如止まる。
 制止した世界の中で普通に何故か動ける士と夏海の前に再び渡が現れる。彼によると今起こってる世界の危機は士たちの世界だけのことではないらしい。別々に存在している九つの仮面ライダーの世界が融合しつつあり、その結果このままではすべての世界が消滅するのだという。
 自分がちゃんと写真を写せる世界が見つかるかもしれない、そんな想いもあって士はディケイドとして戦うことを決意するが、夏海は夢のことがやはり気になっていた。もしあの夢が本当ならば、ディケイドは世界を救うどころか、反対の存在なのではないか? そう考えて彼女も士の旅に同行することにする。
 とは言っても、どうすれば他のライダーの世界に行けるのかがわからない。頭を抱えたまま入った光写真館で、記念撮影用のバックスクリーンロールに別の世界の風景が……外に出ると、そこは見慣れぬ街並み。士の服装も一般警官のものになっていた。そして着けていた無線から「未確認生命体が出現」との声が流れる。そこはクウガと警察がグロンギと戦う、クウガの世界だった。

 廃品利用……もとい、過去の資産を利用しての新シリーズ。今度のライダーは過去すべてのライダーに変身できる。おもちゃの方はガンバライドと連動してカードが使えるみたいだけど。
 ライダーのベルトって必殺技とかのギミックが入ってることが多いから、他のライダーに変身しても必殺技とかどうするんだろう、と思ったら、そういうのは全部カードでやるらしい。ちょっと残念な気も。でも久々に555とオートバジンが見れたのは良かったかな。(手カシャはなかったけど)
 けど、初回はカブト、555、響鬼に変身したものの、一度使ったカードはライダーの姿が灰色になって効力を失ってしまう。どうも能力をちゃんと取り戻すにはまだ何か足りないらしい。とりあえず今回行ったクウガの世界は、やっぱりクウガが警察と協力してグロンギと戦ってるのだけど、知ってるクウガの世界とちょっと違う……? まあ、今オダジョー出すとギャラとかが大変なこともあるだろうけど。一条さんにあたるのが八代という女刑事になっていたり。まあ、「そのもの」ではなく、「それぞれのライダーのパラレルワールド」的な位置づけなんだろうな。でも、そうすると比較的近作の電王や本人ノリノリで出演を快諾しそうな555とかも同様に別キャストなのかな?
 それと、次回はクウガの世界のはずなのに地獄兄弟が……いや、映ってたのはライダーだから中の人が出るかは知らないけど。それぞれの世界で完結する訳じゃなく、ちょっとずつ入り交じるのか。

[その他] 最近買ったものとか

 すぐに思い出せる限りね。
ジャバウォッキー(7)/久正人
もののけ草紙(1)/高橋葉介
神様ドォルズ(4)/やまむらはじめ
人類は衰退しました(4)/田中ロミオ

 いや、他にも確実に買ってるはずなんですが、すぐに出てこない……
 ジャバウォッキーはひとまずこれで完結。どうもマガジンZ休刊に伴い、編集部も解散するのでその担当だったジャバウォッキーも連載終了、ということらしい。ネット連載だから関係ないかと思ったら。
 その最終刊のエピソードは、帯に「人間はこれから100年殺し合え!!」とあるように、人類滅亡をもくろむ恐竜勢力「翼ある蛇」によるとある陰謀をめぐる話。今回もエジソンなどやっぱり実在の人物が多数出てくるのだけど、特にエジソンの描かれ方はかなり極悪人。ニコラ・テスラとの件がもろ出てるし。最終エピソードだというのに「人類をこれから100年殺し合わせる策略」に結局は乗せられてしまうという展開で、快刀乱麻な爽快感はない。けど、「全部それが悪い」ということではないけど、それは現実を反映してるのだよなぁ。その現実が「恐竜人間の陰謀」という着想はやっぱり面白い。(わざと肝心な点をぼかして書いてるので何のことかわからなくてもごめんなさい)
 ともかく、これで最後なのは残念。マンガとしての読みづらさはあるにしても、この独自性はやはり何らかの形で続いて欲しいのだけど。


2007年01月25日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 言わぬが花というか

  前世は「中世の賢者と貴族」ばかり 江原啓之の「摩訶不思議」J-CAST )。まー、信じたい奴が信じるんだから、ほっとけば? とも思うが。まあ、そういう人ほど出鱈目がわかったときに「信じてたのに!」と騒いだりするんだけど。怒るのは仕方ないにしても、信じた自分の浅はかさを棚に上げて魔女狩りに参加するのもおかしかろうに。


  国民の8割が自分に愛国心が「ある」と思い、そのうち9割は先の戦争で日本がアジア諸国におこなった侵略や植民地支配を「反省する必要がある」と考えている朝日 )。ただし、「 朝日新聞社の世論調査(面接)で分かった」。気のせいかもしれませんが、母集団の抽出方法および面接アンケート時の尋ね方(誘導がなかったか、など)が気になりますな。ってか、「面接方式」ってどんな面接だ? 呼び出しての面接? 訪問しての面接?


  阿部知子衆議院議員のホームページ
当時の内閣の最高責任者は村山首相であることから、村山首相の対応の遅れを指摘されるご意見もありますが、1月17日午前10時、国土庁長官を本部長とする非常災害対策本部を設置、午後4時に村山首相は、官邸で緊急記者会見を行い、万全の対策を講じることを表明しました。私を含めてだれもが未曾有の災害に対して、十分な判断や迅速な行動がなしえなかったことについて、多くの教訓が残されたと思います。
 文章がおかしいだろう。「 午後4時に村山首相は、官邸で緊急記者会見を行い、万全の対策を講じることを表明しました」。で、その表明で結果が得られたというのか。表明だけで結果が得られるというなら、世の中こんなに楽なことはない。そして実際その後 私を含めてだれもが未曾有の災害に対して、十分な判断や迅速な行動がなしえなかったことについてとあるから、十分な判断や迅速な行動が取られなかった、と認めてるわけだ。つまり、対応遅れてるって自分で言ってるじゃん? その一つが自衛隊の迅速な行動を許可できなかったことなわけだ。
今なお癒えぬ被災者の抱える問題を解決するために今後も政治活動に努めます。
 むしろ傷口をえぐってるように見えるのは私だけなのかな?


  シマウマを捕食するカバを英BBCが撮影 世界初国際時事新聞 )。話には聞いてたけど、本当にやるんだ……一般的にはのんびりや、ほのぼのというイメージだろうけど、そのイメージとはかなりギャップがあるな。

[アニメ] 銀鉄永分#15

 これだとさすがに 銀河鉄道物語〜永遠への分岐点〜 の略称としては苦しいか。とにかく#15「つかの間の幸福」。何事もない日、久々の休暇の学とルイは映画に出かけようとするが、乗客の飼い猫を捜すことになってしまう。ところがその猫が行く先々で騒動を起こし……

 前回は偽ビッグワンを相手に奮闘したSDFだが、今回は閑話休題的に平和な日常を舞台のドタバタになる。逃げ出した猫は騒ぎを起こすと言っても、何故か巻き込まれた人全員にちょっとだけいいことが起こり、追いかけていた学とルイも、特にルイがデートに行けなかったけど学と二人で過ごせて幸せな気分に。
 まあ、前シリーズで壮絶な最期を遂げたベガ小隊長の村瀬がジュリアの回想で出てきたのがちょっと泣かせましたな。 。


2006年01月25日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] ヤマハの件

  ヤマハ発、ヘリ性能過少申告で不正輸出か産経 )って、正直、私もあまりピンと来る話ではなかったんですが、 ヤマハの無人ヘリ紹介ページ 見たり人様の話聞くうちに、「こりゃ単純にラジコンヘリを輸出したって解釈していい話じゃないな」と考え直し、さらに (ヤマハの無人ヘリを参考に開発したことにより)「視界外まで飛んでいったヘリを再び帰還させるという難題を解決した」産経 )という発言があったことを知るに及び、こりゃ真っ黒クロスケだなと。前科あり。パクる気、パクらせる気満々じゃねえっスか。それも実際に運用実績があるものを。そこに詰められたノウハウを丸々。ヤマハ側がどういう意識だったのかはわかりませんが、実質、やってることは軍事技術提供なわけで。売国云々以前に売社行為と思うが……無闇なバッシングに走るのは宜しくないですが、「大騒ぎするほどのことではない」ってのも正しくないみたいですね。


2005年01月25日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ベーカー大使は本当はなんと言ったのか

 などと愛・蔵太さんのまねっぽく。 (でも結局結論は出てません)
  「中国との関係を修復して」と注文 ベーカー大使 ( TV朝日 )。ここはすぐ記事内容が移ったり消えたりしてしまうので全文転載しておく。
 3年半の任期を終え、来月帰国するアメリカのベーカー駐日大使が、日本政府に対し、冷え切った中国との関係を修復するべきだと注文をつけました。

 ベーカー大使は「中国のような国が、どのような関係を日本と構築しているか。それが日本にとって本当に重要な課題だ」、「日中両国は協力して前進する道を探る責任を持っている」と述べ、小泉総理大臣の靖国参拝問題などでこじれた中国との関係を修復するよう求めました。また、北朝鮮の拉致問題や核の問題に関連して、東アジアの平和と安全を維持するために、日本がより一層の役割を果たす必要があるとの認識を示しました。
 え〜、朝日の注意キーワードとして「米国」「中国」「政府」「北朝鮮」があると書きましたが、これにはそれらが含まれてます(「政府」とは書いてないけど、小泉総理大臣云々とあるから)。ところが、この記事、よく見ると「いつ」「どこでの」発言なのかが書いてない。タイミング的に見て、 永田町での異文化フォーラム での発言だとは思うのだけど。 元スピーチがどこかにあれば参照できるのだが、まだ 在日米国大使館 のサイトにはアップされておらず、なんと言っていたのかはわからない。どこでの発言かも書かれていないので 2004/12/14の記者クラブでのものです とかいう強弁もできるわけだが(もっともこの記者クラブのスピーチ原稿では日中米の三国の関係の重要性を述べているが、靖国問題により日中の仲がこじれた趣旨の発言は一切ない)。在日米国大使館にある氏の発言を見ると、わざわざ日中関係で日本側を糾弾するような内容を述べるとは、ちと考えにくい。また、記事を見ると「靖国云々」のくだりはカギ括弧くくりではなく、ベーカー大使の発言ではなく朝日が勝手に付け加えている解釈である可能性も高い。そうすると、 「中国のような国が、どのような関係を日本と構築しているか。それが日本にとって本当に重要な課題だ」「日中両国は協力して前進する道を探る責任を持っている」とだけ出ているのとずいぶん印象が違う(日中双方に友好関係を呼びかけているのみで、「現状が悪い」だとか「日本の行為のせい」という意図はあまり読み取れない)。朝日に電突する気もないが、一応異文化フォーラムでの発言が出てくるのを待とう。
 しかし、 中国の活動もいつもどおり微妙読売 )なんだけどね。
追加:とか言ってたら米国大使館に ベーカー大使の公演内容 が公開された。中国に関する部分を引用する。
But my friends, the real challenge for Japan, in my view, comes from how you arrange you relationship with China. China is growing in economic and political influence, but so is Japan. Japan and China have a mutual responsibility, I think, to find ways to work together productively.
つたないながらも訳すと 「しかし、友人たちよ、私から見た日本の本当の挑戦というのは、いかにして中国との関係を調整するかになる。中国は経済的、政治的影響力を成長させているが、日本はそうではない。日本と中国は共に生産的にことをなす道を見つる相互の責任があると考える。」となる。つまり、相対的に中国が国力を増大させている中で中国との協調もしていなければならない(それもお互いに)、という一般原則論以上の発言ではないですな(日本に耳の痛い部分はあるし、裏になにか含んでるかもしれないけど)。当然、靖国とかなんとかなんて「一言も」出てません。もっと言えば「どのように」も。そして、中国に関する発言は1870単語中48単語分のみでした。テレビ朝日は報道するなら「公演の中で中国との関係改善を求める発言もなされました」くらいにしておくべきでしたな。

[その他] 実はあんまり変わってない

 あと、戦中戦前の言論統制について余談。マスコミは一様に政府が検閲し圧力をかけたことで自由に物が言えなくなった、という顔をしているが、実はマスコミ自身の自主規制の方がはるかに多かった。外来語を「敵製語」として日本語に言い換えたのも、自主規制。戦中の回顧録や戦記を読むと、前線の兵士ですら萎縮することなく普通に外来語を使っていたのがわかる。また、政権への批判も行われていた。少なくとも不可能ではなかった。自由に言える空気だったかとかはあるけども、今日思われてるような「言論統制」とはちと違う。
 当時の世情・雰囲気や世論(もっとも、それの少なからぬ部分はマスコミが作っていたのは間違いないが)などもあるし、行政側の問題もあるのだが、さまざまな理由のうち行政ばかり糾弾され全部悪いことにされてしまい、マスコミ側の行動はうやむやのまま今日まで来ている。
 こういうマスコミ自身に都合の悪いことって大抵のマスコミは取り上げないものだから、実は知らない人が多いんだよなぁ。NHK問題で国による言論統制と戦前戦中になぞらえ大げさに騒ぎ立てる人は、その時代には別に学ぶべきことがあると知るべき。
 ちなみに昨日のなぜか国会中継が録画されていた件については、その時間帯に本来放映するはずだった昔の新選組映画の録画予約がそのまま置き換わってしまったよう。インデックスはそのまま「国会中継」に置き換わってしまって、便利なのかなんなのか(まあ、二時間しか録画されてないんだが)。
 今回は国会中継に取って代わられてしまったが、こういう古い映画とかBBCなどの気合の入った特集番組をやってくれるのはNHKくらいなので、週刊誌とかで「NHKの番組はつまらん」と書かれてるのを見ると「そのつまらんNHKの番組より民放の方がもっとつまらないんですけど……」と思わずにはいられない。自分たちの先輩が40年前、いや、30年前でいいからどんな番組を作ってたか、見て反省して欲しい。


2002年01月25日(金) 旧暦 [n年日記]

ブラウザの名前

 薔薇の名前のパクリのつもり。
 近ごろはへんな名前のブラウザだとか、また環境変数としてサーバーに渡されるブラウザ名をわりとかんたんに変更できるブラウザが多いらしい。ウチの日記のログを見てみると……
△●の端末からです夜炉〓苦
※プライバシー保護の為、一部単語を伏せてお送りしています。
 △●って誰? もしくはどこ?
かめくんSP2
 あ〜、すいません。まだ「かめくん」読んでないんですよ。日本SF大賞とったし、読もうかなとは思ったんですが、書店に行ったら売り切れ。ミーハーなやつらめ、日本SF大賞とったからって買いに走るな!<おいおい、自分のことは棚に上げといて何を
 ところで、なぜSP2なんだろう?
君は少年の頃、TVを見なかったのか?
 見てましたが、それがなにか?
……おねてぃ見れなかった(血涙
 泣くな、そんなことで!
マターリと桑田乃梨〓ブラウザ
 だから、桑田乃梨〓(原文ママ)って誰?
2001年ベストエ○ゲ○はやっぱ家○計○でしょブラウザ
※はずかしいので、一部単語を以下略
 ……悔い改めてください、いろいろと。

意味不明でしょうが

 とりあえず「ガーンズバックに泣いて謝れ!」とは申しませんから、せめて御神体のミラーシェードにむかっての一日五回の礼拝くらいは欠かさないようにしていただきたいものです。
 で、ないと、ベイ=パパにいいつけて後継者にしてもらっちゃうぞ(ますます意味不明)。少なくとも、ピュンはやめれ。
 とりあえず、泣きたくなったら唾をはけ。

Y・S氏へ。

生物の世界じゃ、定量性ってのは物理に比べてかなり軽視されてるように感じます。というより、数学は、生物の世界では物理の世界ほど万能のツールではないってのが大きいのだと思います。まず、生物特有の個体間の「ゆらぎ」が大きいことがひとつ。生物の多様性がひとつ。やはりどうしても最終的には定性的にものを考えねばならない部分ってのは多いと思います。個人的にはあまりすっきりしないんだけどなぁ。


2001年01月25日(木) 旧暦 [n年日記]

銃と少年

  警官が発砲、少年が重体 だそうで。しかしこの見出しをみるとさも性格異常者の警官が何もしてない少年を撃ったように読めるが、撃たれた少年は職務質問した当の警官に二人で暴行を加え、警官の方もあばらが折れるなどの大怪我を負っているのである。「自業自得」というと銃に撃たれて死んでも構わないというふうに受け取られないか心配だが、だがてっぽに撃たれて重体になるのが正当かどうかはさておいて、抵抗を受けても仕方ないことは少なくともやってるのである。
 日本はアレルギーが多い。黒船、原爆、銃器……それがいかんというわけではない。しかし、記事の内容だけでは警官は本当に撃たなければならないような状況だったかどうか、というのは判断し難い。だが見出しを見る限り、「警官が悪い」と暗に言っているともとれる。反権力を気取る朝日の記事だから、ってのもあるかもしれないけど。
 銃は恐い。子供の力だって簡単に大の大人を殺せるかもしれないものだ。場合によってはその気が無くてもそういうことが起こる。だからこの警官が本当に銃を使わなければならない状況だったか、というのは吟味されるべきである。しかしそれは我々がやることではない。記事によると襲った少年(撃たれた少年と一方的な被害者っぽくは心情的に書きたくない)は銃弾を三発受けたとある。日本の警官の標準的な拳銃はニューナンブ。マニアからは悪評紛々だが、実際自分が使うわけでも使ったわけでもないのでよくはわかならい。ともかくこのニューナンブは装弾数は五発、そのうち最初の一発は決まりで空砲である。だから少なくとも四発は撃った事になる。(間違い訂正。以前は凶悪犯罪の少ない地域で初弾を抜いて携行する警官もいたが、最近では全弾装填することを指示する署もあるそうである。ただし、一発目は上に向けて威嚇射撃をせねばならない(1/26)) そこまで危険を感じてたのか、それとも襲われて錯乱したのか、そこまではわからない。だから厳密な審査は必要だ。
 銃は怖い物だから、安易に使ったのだったら当然責められるべきである。しかし、使うな、というのもおかしい。道具であり、飾りで無い以上、何らかの用途は意図されている。重要なのは適切な規則の下、適切な判断で適切な使い方をすること。銃を使うという事は悲劇的な状況だが、使う事でさらに悲劇的な状況を避けうるかもしれない。
 銃が正義とは思わないが、感情的に糾弾もしたくはない。