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2012年01月09日(月) 旧暦 [n年日記]

[映画] 川の底からこんにちは

 木村佐和子は東京に出て五年目のしがない派遣社員。仕事はお茶くみOLだし東京に出てから四人の男に捨てられてるし五人目の今の彼氏はバツイチの子持ちだし、慢性便秘だしで、まさに底辺人生。ほとんど絶縁状態になっていた田舎の実家から父親が末期がんだと連絡があるが、それでも過去のわだかまりから帰ろうとしない。だが、付き合っている彼氏がほとんどクビ同然に会社をやめ、佐和子の実家を当てにしたことからしぶしぶ帰郷。病床の父に代わってやむを得ず家業のしじみ工場に入るが、従業員は曲者ぞろいのおばちゃんばかりの上、会社の業績は右肩下がり。しかも、とある過去から故郷の誰もが佐和子のことを見下していた。
 ひたすら萎縮する佐和子だったが、従業員にはバカにされるは、男は同級生に寝取られ逃げられるは、散々な目にあった末、ついに開き直り「中の下」の人生への逆襲を図る。
 今 ハラがコレなんで を全国巡業中(主要都市では終わってるはず)の石井裕也監督の商業デビュー作。なんと言うか、全編脱力系コメディです。前半はずっとダウナー系の負け犬系なんですが、それでも暗くて鬱々としてるってことではなく、どこか気の抜けたというか間の抜けた展開で、気がつくといつの間にか吹き出してる。
 後半は一転して主人公の人生への逆襲になるのだけど、それも面白いは面白いのだけど、主人公の抱いていたコンプレックス、父との葛藤とかが、浪花節というか人情喜劇と言うか、そういう形で描かれ、主人公の成長につながっていく。
 ああ、そうか。「 あぜ道のダンディ 」の時にもなんか懐かしい笑いと思えたのだけど、基本、石井監督の作品は人情喜劇だったんだ。
 芸術作品としてみると作りの甘さはあるんだけど、若干25歳にしてこの昔なつかしの人情喜劇の系譜を踏まえた作品を作るのはやはりすごいと思う。
 とりあえず 木村水産社歌 を聞いて抱腹絶倒したヒトにはおすすめ。
 まだ見てないけど、「ハラがコレなんで」も、「時かけ」の仲里依紗主演ということもあって楽しみ。


2011年01月09日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイジャー#46とオーズ#17

  ゴセイジャー #46「狙われたゴセイナイト」。ブレドランの正体は、かつて幽魔獣を封印した伝説の護星天使、救星主のブラジラだった。ブラジラはかつて使役していたゴセイナイトに再び仕えるよう命じるが、ゴセイナイトはそれを断る。しかしブラジラは弱っていたゴセイナイトを無理やり連れ去ると、悪のヘッダーであるオルトウロスヘッダー・ナモノガタリを呼び、後を追おうとするゴセイジャーたちの邪魔をさせる。
 ゴセイナイトを連れ戻そうとするゴセイジャーたちだが、どんなにダメージを与えても回復してしまうナモノガタリに手も足も出ない。一旦退却し、ゴセイナイトの居場所を捜索する一方で、アグリとモネは研究所に残り、ナモノガタリの攻略法を研究し続ける。

 ナモノガタリって、ヘッダーって言うけどヘッダーの要素ないよね。二つの頭を持つデザインをしていて、回復の瞬間それぞれのツノが光ることから、ツノが弱点と睨み攻撃するのだけど、両方のツノを叩き折っても回復してしまう。ナモノガタリを倒すには、より完全に同時にツノを破壊しないといけないのではないか、と兄妹のコンビネーションを見せるのだけど、ちょっとこの辺、強引というかわかりづらいというか。
 ナモノガタリは倒すのだけど、ゴセイナイトの行方はわからず、ブラジラの地球救星計画は進行してしまう。いやなんつーか、倒しちゃダメだろう。いや、最終的に倒さないといけないのはわかるんだけど。
 このまま、ゴセイナイトをめぐる話でラストまで行きそうな感じ。
 ナモノガタリの名前の由来はなんだろう? と思ったら、google先生の入力予測でわかりました。「世にも奇妙な物語」か。あれって劇場版あったっけ? あったのか。他局番組なのになぁ。

  オーズ #17「剣道少女とおでんと分裂ヤミー」。映司たちの前に現れた、仮面ライダーバースを名乗る男、伊達晃。バースを使って鴻上は何をするつもりなのか、そして伊達の目的は何か、聞き出そうとする映司とアンクだが、人を食ったような伊達の言葉にはぐらかされてしまう。
 そんな中、正月休みだったクスクシエも営業再開。比奈も店にやってきて、映司に助けてもらったお礼を渡す。さらに、アンクにも何かを渡そうとするのだが、バースの目的を調べることしか頭にないアンクのぶっきらぼうな態度に、つい渡し損ねてしまう。
 そして、しばらく動きを潜めていたウヴァたちも活動を再開。ウヴァは代表に選ばれるために強くなりたいという剣道少女梨恵の欲望に目を付け、彼女から白ヤミーを生み出す。
 それを察知し駆けつけた映司たちだが、メダル不足で早々に片をつけようとするアンクの思惑に反し、防御力が高く白ヤミーなのになかなか倒すことが出来ない。さらに、伊達がその戦いの様子を手も出さずに見詰めていて……
 白ヤミーとの戦いに巻き込まれた梨恵を病院に連れて行った映司は、自分の欲望から怪物が生まれたと聞いてショックを受ける彼女を「君のせいじゃないから」となぐさめるのだが、梨恵は何か別の心当たりがあるらしく、激しく動揺する。
 やがて白ヤミーはカブトヤミーに成長し、映司たちは今度こそ倒そうとパワーのあるタカゴリバコンボでカブトヤミーを追い詰める。ところが、追い詰められたカブトヤミーの身体に突如異変が起こり、カブトヤミーは分裂し、クワガタヤミーを生み出す。
 ヤミーが分裂するという初めての事態に動揺し、さらに二対一で劣勢に立たされるオーズ。そんな彼の前に伊達が現れ、バースに変身するのだが……

 劇場版パンフで知ったけども、バースって、基本スペック自体はオーズ(タトバコンボ)よりかなり低めなのね。武装の豊富さで戦うタイプなんだろうなぁ。
 そして一見フレンドリーで飄々としていながら、得体の知れない伊達。真木の申し出を断りバースとなる機会を失った後藤も、バースの装着者に選ばれた伊達のことは気になるようで……
 クワガタヤミーを分離したカブトヤミーの前に立ちはだかったバースは、オーズのことなど眼中にないような攻撃を行ない、その末、オーズとの同時必殺技で倒したカブトヤミーのセルメダルを、全部奪っていってしまう。
 「ごめんね。これだけ稼ぐために、セルメダルは全部俺がもらうから」と指一本を差し出した伊達。一億稼ぐことが目的、というのだが、その目的もさることながら、セルメダルがなくてはアンクは身体を維持できないし、オーズの戦いにも支障が生じることになる。次週、映司はセルメダル争奪戦をするつもりはないと、伊達を説得しようとするらしいのだけど……ただ、伊達がそんなに金銭に強欲なタイプに見えないのだよなぁ。いい人でもないかもしれないけど。一億円を欲する、別の理由がありそうなのだけど。
 そしてヤミーの親となってしまった梨恵。「強くなりたい」とつぶやくクワガタヤミーから、「全部滅茶苦茶にしたい」という欲望のクワガタヤミーが生まれたように、本当の欲望は別のところにあるようで。それがクワガタヤミーのつぶやくように「全部滅茶苦茶にしたい」なのかは、まだ不明だけど……
 で、助けてもらったお礼をアンクにも渡そうとする比奈。一度は渡し損ねるものの、お礼はお礼、とアンクのねぐらの屋根裏部屋に、お礼のメダルホルダーを置いておく。劇場版で映司が使ってて「おや?」と思ったんですが、そういう来歴のものだったんですな。比奈のアンクに対する感情も変化してきて、アンクも変化していく……のかどうかはかなり怪しいですが。


2008年01月09日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] もっけ#13

  もっけ #13「マメオトコ」。製作局なのに一週間遅れに。やる気ないなぁ、メ〜テレ。なんで「代替放送」という手段が出来ないのか……
 それはそうと、今回は静流に片思いしている男子生徒・有田がゲスト。しかし有田にはおかしなものが憑いていた。最初は夢の中に現われ、次第に日中も出てきてはささやきかけるようになる。そいつにけしかけられるように静流に積極的にアプローチする有田。静流は有田に憑いているものが見えるので気になりはするのだが、強引な有田に困惑気味だった。有田自身も、静流と近づけたのは嬉しいのだが、無理に静流の趣味に付き合っているわりに静流との距離が近づいている気がせず、悩んでいた。そんな有田に、幼なじみで静流の友人でもある信乃が有田に「そんなの不純だ」と言葉を荒げる。信乃は実は昔から有田のことが好きだったのだが……

 有田の青臭い片思いぶりが実に身につまされて……あの年頃ってああなんだよなぁ。そんな有田を煽る「マメオトコ」。有田はけしかけられてるのか勇気をふるわされてるのか曖昧なまま静流にアプローチするのだが、それが静流の友人たちからはなれなれしいと取られて悪い印象を与えてしまう。信乃はそんな有田を心配もし、また有田が静流に惚れているのに気付いて心中穏やかでない。つい、静流に近づくために詩を書いたり文芸部に入ろうとする有田に「らしくないし、不純だ」と言ってしまう。
 有田もまた手段にのめり込みすぎて目的を見失いかけたところで静流の前で大失態をしてしまい、創作ノートも放り出してしまう。そのノートを届けに信乃は有田を励まそうとし、公園で二人が昔見たことがある光景を再び目にする。昔から知ってる人も昔のままではないけど、それでも無理をせずとも新しい関係や自分が出来ていく、ってことかな。
 しかし、マメオトコっていったい何なんだったんだろう?

[アニメ] 狼と香辛料#1

  狼と香辛料 #1「狼と一張羅」。各地を旅する行商人のロレンス。行商先の一つであるバスエロ村にやってくるが、村は収穫祭の真っ最中だった。しかし、旧態然として豊穣の神として狼を祀っていたこの村にも変化が現われていた。新しい領主の元商取引が活発になり、新しい農耕技術も取り入れてどんどん古いものが消えていく。上機嫌の村人に適当にお愛想を取るロレンスだが、祭で浮かれる村を出て行こうとした彼の馬車に、裸の娘が潜り込んでいた。しかし、その娘には獣の耳と尻尾が……バスエロ村の狼神の名「ホロ」を名乗る娘に、ロレンスは本物の狼神なのかと問うロレンスだが……

 原作は、細かい考証は抜きにすればまあ雰囲気はあるのだけど、最近のシリーズはマネーゲーム寄りになりすぎてるのが……昨今の風潮を考えれば仕方ないのか。
 アニメは、作画が美麗とは行かないまでも一話ということもあって頑張ってると思う。演出もまあまあ。主題歌・BGMも雰囲気に合ってるかな?
 原作通りなら導入だけだとホロとの出会いが一番のインパクトだったのだけど、このへんはアニメオリジナルキャラのクロエが結構上手く働いている。
 まあ、この分だったら、期待できるかな? まあ、期待して見ておきましょか。


2007年01月09日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] ホワイトカラー・エグゼンプションについて

 時間労働では成果が測りづらい頭脳労働に対し、勤務時間ではなく成果主義にすることで効率化しよう、という本来の趣旨はわかるし、必ずしも反対はしないのだけど、政府側の端切れの悪さもさることながら、いくつかの理由からやはり賛成とは言いかねる状態。
 ひとつには、年収でくくってしまうのが本当に適切かという部分。補足条件はあるけども、どうとでも解釈できそうでかなり不安がある。
 ふたつには、成果主義評価のシステムが適切に構築できるかということ。現時点でもまったく勤務時間評価というわけではないけども、基本をがらっと変えてしまうわけで、成果主義評価をどう評価するかというところが不透明に見える。また、仕事の内容によっては貢献度が大きくても評価が低くなる可能性も否めない。たとえば、日本は伝統的に兵站に対する評価が低いと思うが、実際は兵站はなんにせよ重要で、そういう地味で大変な仕事が不当に低く評価されるのではないかという危惧がある。
 最後には、これだけ大きな変化だというのにアピールされてるのは空論じみた話で、きちんとそういった不安に対して答えを出してるとは言い難い、ということ。
 場合によっては効率化することで残業時間が減る、ということもありえはするが、どうも安倍首相自体はこの制度が何を意味し、どういう不安を世間が(マスコミがそこばかりをクローズアップして宣伝してるにしても)抱いているか、まったく無自覚のようだし、こんな状態で賛成しろって言われても、ねえ?

[特撮] ボウケン#44とカブト#47

  ボウケンジャー #44「仙人の温泉」。温泉旅行が当たって、イエロー、シルバー、ブルーが行くことに。ところがその温泉はダークシャドウの首領・ゲッコウの秘密が隠された塚の近く。闇のヤイバはゲッコウの制止を聞かずにその秘密を明かしてボウケンジャーを倒そうとする。それを止めようとしたゲッコウだが、傷ついたところを何も知らないイエローに助けられる。

 新年早々温泉話ですか。そうですか。それはそうと、ダークシャドウの中でも一筋縄ではいかないヤイバがゲッコウを裏切ることに。風のシズカまで手にかけるのだものな。生きてたけど。封印を解かれて自らの身体に封じられていた魔鳥に意識を乗っ取られ、ボウケンジャーを押すゲッコウ。イエローの機転で倒された塚を元に戻し、魔鳥の力が再び封印されたところでなんとかゲッコウを倒す。いや、ゲッコウも生きてたんだけど。
 クエスターたちが倒された今、大神官ガジャとヤイバ、リュウオーンが手を結ぶのかな?


  カブト #47。ワームの出現頻度も減り、人類の勝利を確信した陸はワームとZECTの存在を世間に明らかにする。ネイティブの根岸から提供された「ワームを見破るペンダント」を無料配布することでワーム撃退もより効率的になる。だが、うかれる加賀美とは裏腹に天道はペンダントに批判的。ZECTの三島も陸が根岸に対し低姿勢なのが気にくわない。
 そんなとき、根岸のペンダントを輸送中にクロックアップした何者かに輸送車が襲われるという事件が連続して起きる。加賀美は相手を待ち伏せするが、なんと輸送車を襲ってきたのはカブトに変身した天道だった。

 どうにもくせ者なネイティブの根岸に、ペンダントの秘密を知るらしい天道の、加賀美にも理由を明かさない不可解な行動、陸のコントロールを離れ独自の行動を取り始めた三島、そしてひよりをあきらめきれない擬態天道。ここらへんが最終展開の鍵になるらしい。中でも不気味なのは根岸だよなぁ。口では人類との共存を語っているが、愛想の良さとは裏腹に本心がまるで見えない。どうやら根岸の本心に感づいたらしい三島が、天道に戦いを挑んで敗れ傷ついた擬態天道を手みやげに根岸に近づくらしいが……
 根岸の行動が実は人類に敵対するものだったとしても、陸がそれを知って手を貸すとは思えないのだけど……あと、田所もそれを知ってるとは到底思えない。ネイティブ全体の意志ではないのか?
 そういや「時代劇マガジン」に本田博太郎のインタビューが載ってたっけ。

[アニメ] 新番組とか

 月曜日に集中しすぎだっての。


  がくえんゆーとぴあ まなびストレート! #1「学美星人、あらわる」。少子化の影響もあって学校に活気がなくなった近未来、聖桜学園にやってきた元気印の転校生・まなびが学園の活気を取り戻そうと頑張る話、らしい。
 つか、高校生かよ! 小学生かと思ったよ!
 作画クォリティはともかく、ちと構成力に難のあるufo_tableのオリジナル第二弾アニメ。気を抜いて見られる内容で、しかも無駄なまでに良く動くしで、今回は期待してもいいかな、という気にちょっとなる。なるかな? なるんじゃないかな?
 生徒がいじってるのは携帯電話かと思ったけど、携帯端末化した生徒手帳だった模様。そこらへんはちょっと面白いなと感じた。
 しかし、学園に活気がないからって、生徒会長不在ってのは……


  ひまわりっ!! #1「忍者の敵も、また忍者」。「!」が二つで第二シリーズ、らしい。基本的に前シリーズからそのまま続くのだけど、まあ、あまり気にしなくてもよし。ただ、今回は男子校が爆発して生徒が消え去るという、最初からシリアスな展開。つか、あざみって男子校のスパイだって、カミングアウトしてたっけ?
 それにしても相変わらず隼人が情けなくて役立たずだ……


  セイントオクトーバー #1「ロリ誕生! 少女が超ゴスロリに!」。……すいませんカンベンしてください、このサブタイトル。(^^; でも「超ゴスロリ」ってわりには、ただのゴスロリ風衣装だよな。ってな話はともかく、タロットの大アルカナをモチーフにした美少女変身もの、らしい。敵の親玉は「皇帝」「女帝」「法皇」で、特殊な力を持った子供を狙ってるらしい。色物なタイトルとOPとは裏腹に、第一話はよく言えばオーソドックス、ちと厳しいことを言えば特にコレと言ったヒキもなく、という感じ。う〜ん、ちとどう転ぶかわかりませんな。


 土曜の番組だけど デルトラクエスト #1「リーフ 冒険の旅へ」。冒頭の説明、長! ってのが第一印象。触れ込みでは全世界で大人気のファンタジー小説で、コミックボンボンでにわのまことがコミックを書いてるってことくらいしかよく知らない。本当に全世界で大人気なのかもよく知りません。第一話はテレビ愛知ネットアニメとは思えない作画クォリティだったけど、以後も続くのかな? ちらと見たコミック版では、ゲームブックをそのままファンタジー小説にしたふうで、ちとこういうののおもしろさってのは、正直あまりわからないかな……演出は結構悪くないのだけど。


2006年01月09日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他][アニメ] 煮ても焼いても

 正月料理とか餅とかにも飽きたので、煮物を作ってみる。れんこんとごぼうとにんじんの筑前煮もどきだけど。れんこんとごぼうは良かったのだけど、にんじんが普通に売ってる品種の奴使ったら、まずいことまずいこと……仕方ないので、金時にんじんを買ってきて作り直し。うっかりして焦がしてしまいました……orz 煮汁が煮詰まって焦げただったんで無駄にはならなかったですが。でも、やっぱにんじんの味は全然違う……あんなにんじん食ってたんじゃ、そりゃにんじん嫌いにもなるよなぁ。

  落語天女おゆい 。なんというか、なんとも形容しがたいというか……つまんないかって言うと、そんなこともないんですけどね。主人公の唯のあり得ないくらいのアホさと、ライバルキャラらしい雅のあり得ないくらいのおぼこさ加減は笑えてくるのだが、タイムスリップとか美少女バトルものにする意味はあるのか、その辺はイマイチ疑問。まあ、様子見してみないとなんとも言えないですが。
 圓朝があり得ないくらい美形化されているのだが、江戸時代にあの頭はないだろ、というか……美化というと、歌丸師匠も(生え際の辺りが)美化されてますが。歌丸婦人もちゃんとテロップでは「富士子」と出てましたな。そう言えば。
 もひとつ、江戸時代の高座はちゃんとした小屋で行われるようなものばかりではなく、湯屋や蕎麦屋の二階なんかで行われる小規模なものが多かったとか。そういうところもきちんと再現するのかね?

  ワンワンセレブ それゆけ!徹之進 。九州に住んでたルミちゃん一家が、パパの会社の関係で東京の八本木に出てきて、飼い犬の徹之進も東京に。だけど引っ越して早々、地元の犬に絡まれたり田舎からおじいちゃんおばあちゃんまで出てきて散々引っ掻き回されることに。そんな中、徹之進は老犬を助けるのだが、その老犬は実は犬の神様で……
 最初からいろいろ飛ばしてるけども、まだどういうパターンになるのかがよくわからない。OPや予告を見ると変身もの? しかし金銭感覚が狂いっぱなしのおじいちゃん・おばあちゃんと奥さんに振り回されるお父さんだけど、お金持ちもののお約束とは言え、報われなさ過ぎ……でも入り婿のおじいちゃんまでありえん金銭感覚ってのは、どうなのかと。
 あと、テレビ愛知がキー局なのに、六本木がモデルである舞台を売りにしてるってのは、なんでなんだろう? そういえば東京ミュウミュウもテレビ愛知がキー局だったか。


2005年01月09日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 不思議な文章

 はてなの質問で、気になった文章。
  嫌なら読まないでください。コンピュータ関連(趣味の領域で)の話題を質問にもってくるのと、ギャル文字で携帯でやり取りしているのとどこがどう違うのでしょう?
 質問の内容も意味が良くわからないがそれはさておき、「嫌なら読まないでください」とあるが、読む前にどうして嫌かどうか判断できるのだろうか? どちらかと言うと批難された場合に「嫌なら見なければいいって書いてあるじゃん」という逃げ口上用に書かれた断りのようにも思える(それもめちゃくちゃだが、元の理屈がめちゃくちゃだから仕方ない)。そんな用心をしなければならない文章には見えないけど……まあ、害があるわけでなし、なんにせよちょっと面白かった。
 不思議文章と言えば、米軍も今回の津波被害の救援に続々と向かっているわけですが、一部リベラル系blogで「人殺しの軍隊なんか送るな! 民間NGOにまかせとけ!」みたいな記述を幾つか見て、萎え。この手の人は、兵站の概念なんて永遠に理解できないんだろうなぁ……戦争は良いことではないけど、今度のような有意義な活動(政治的アピールとかそういった面はとりあえず置いておく)に対してまで反対のためだけの反対を行う不毛さは、救いがたい。まあ、わざわざそんなアホなこと書いてるところを見に行く私も救いがたいんですが。
  奈良女児誘拐殺人事件における、マスコミのオタクバッシングまとめサイト 経由で このような書き込み を見る。本当に性犯罪が倍増してるの? と検索。すると このようなグラフ が。一応、 警視庁 のサイトを調べてみる。 こちらの資料 の9ページ目(P43)にわいせつ罪の、8ページ目に強姦罪の平成10年から平成14年までの推移の統計情報が載ってました。十年前からどうかはよくわかりませんが、強制わいせつ罪は増加、強姦罪はほぼ横ばいの傾向というのはそうであるよう。ただ、これがネットの影響のせいなのかは、当然これだけではわかるわけもなく。この資料によると強盗事件もこの五年で倍近く増えているし、犯罪件数自体が増加してるんですよね。治安が悪化したのか、認知件数が他の理由で増えたのか、ともかく全体的な傾向であることはそうであるようで、特に強力な証拠も無いのにネットと結びつける根拠はやはりよくわかりません。「児童ポルノの先進国」発言も原典が不明。まあ、件の番組を見たわけではないので、実はその辺にも触れていた可能性はないではないですが、言いっぱなしだったら、やめて欲しいよなぁ……

[アニメ][その他] 年末もの

  ファンタジック・チルドレン は年末はベフォールの子供たちとヘルガの正体が明らかになり、今年最初の放映は総集編。これ見ると、これまでの判りにくさがいったいなんだったんだってくらいよくわかる。これだけ見ると、実はファンタジック・チルドレンって判りやすい話だったんだと勘違いするくらいに。<おいおい しかし、ファンタジック・チルドレンが(近)未来の話だって総集編見て初めて知った。だって、美術とかがレトロチックなもので、つい過去の話かと……
  舞-HiME は修羅場修羅場。つか、最近のアニメは問い詰めモードは標準装備なんですか? 関係ないけど、オフィシャルページの人気投票の動向がなんか変な感じ。
 メモ。 第5回 日本のアニメは米国でキラーコンテンツになれるのか?(前編)
 そして、アニメ関係ではないけど訃報。 映画評論家の小森和子さん死去朝日 )。ここ十年くらい、お仕事はされてなかったし、たまにテレビで見かけても車椅子で移動されていたりと、在りし日の元気な面影は潜めていたのですが……ご冥福を祈ります。


2004年01月09日(金) 旧暦 [n年日記]

若い奴ほど石頭

 昔、「水戸黄門は東野黄門でなければ!」とかなんとか言ってるときに、「でも、じいちゃんとかはわりと気にしてないみたいだよ」と言われたことがある。よく考えてみればうちらにとっては小さい頃見たのは東野黄門だったり、西村黄門だったりするわけだが、爺ちゃん、婆ちゃんにしてみればその頃にすでに老年だった人もいるわけだし、「水戸黄門といえば月形竜之介に決まってるじゃろ!」とか言われても仕方なかったりするのだよな。
 「こうでなきゃいけない」ってのは、実は大抵思い込みに過ぎなかったりするわけで、そのへんは「どのくらい世の中は揺らぎうるか」を知ってる人ほど、わきまえている様子がある。まあ、私も全然石頭だったりするのだけど。
 ちょっと職場で貰った本場四川省の豆板醤をちょっと使ってみる。無茶苦茶旨い。日本で売ってる市販のと違って、かすかに果物みたいな甘味と香りがある。くれた人が日本の市販の豆板醤をボロクソに言うわけだ。
 パッケージを良く見ると、実際には豆板醤とはちょっと違うみたいで、「美楽香辣醤(シャンラージャン)」と書いてある。「 美楽(Mei Le) 」というのはブランド名らしい。完全に中国国内向けの商品のようで、英語の注意書き等は一切ない。しかし、それにしてもこれはマジで美味しい。くれた人が「御飯の上にのっけて食べられる」と言ったけど、過言ではない。つか、このままでも十分つまみになる。通販したいところだけど、英語ページすらない。ううむ、名古屋で取り扱ってるところないかしら?
 ここんとこPCが急に再起動したり不安定なのだけど、どうもアパートの電源がやはり問題の模様。昇圧かけてもらうとか、なんか対策考えないといかんのかの。
 今週末、妖しいお誘いがあったのを、「いや、今週から来週にかけてはちょっと」と返事をしたら、企画の実行自体を延ばしていただきました。大変申し訳ない(私の事情だけではなくはあったんだけど)。
  萌える英単語帳、いわゆる「もえたん」製作者のインタビュー を見る。ターゲットのダメさ加減はともかく、きちんと計算された上での本作りだったことを思い知る。まあ、そりゃ当たり前だろって言えばそうなんだけど。でも、ダメだ、ダメだと思いつつ、やっぱそういうところは立派だと思ってしまう。いや、やっぱりダメなんだけど。
 年甲斐もないことを思わずしてしまう。いや、雉も鳴かなきゃ撃つつもりはなかったんだよ! なかったんだけど!


2001年01月09日(火) 旧暦 [n年日記]

言葉では軽すぎる…

 昨日「心では重すぎる」を買ってきて、冒頭の十数ページだけぱらぱらっと見たのですよ。
 お、重い。確かに冒頭からしてこれは重い。
 最初薬物中毒者のセーフハウスの話からはじまるのですが、なぜそういう施設が中毒者に必要なのか、心が弱い、というのは本当なのか、ということを「薬物中毒者の社会」から説明してるんですわ。他人からさげすまれる立場、そこへ落ちて行くことにある暗い喜びに何時の間にか足をとられてしまった者たち、そういうどん底の者どうしだからこそある、脱却への足の引っ張り合い。それを数ページ足らずでさらっと書かれてしまう。う〜む。こいつはまいりました。2000円(税抜き)を払って読む価値ありそうですわ。

「予告編」について

 いやいやいや、実は アヴァロン の予告編を見たのだけど、これがマジで見てみたくなる出来なんですわ。押井守ファンの友達から「途中で寝そうになった」と感想を聞いていてなお、そう思うんですから凄い事ではないですか。
 実際予告編でいいとこ出しすぎて、本編を見たら予告以上のものはなくてがっかりとか、予告で全然別の話を作ってて「なんじゃこりゃー!」みたいなこともあったりすると言うかそういう事の方が多いのでなかなか考え物なのだけどそれはそれ。でも予告編は劇場へ足を運ばせることが目的である以上、「面白いと思わせる」というのは予告編の意味としてはこの上なく正しい。劇場で見たらつまらなかったら、まあ予告編の作りがそもそも方向性が違うと言う事もあるのかもしれないけど、でも大体はそれは本編の力不足が悪いのである。
 だから期待させない予告編はだめなんだって。

マトリックスってなんだ?

 え〜、ウィリアム・ギブスンの小説を読んでください。いじょ。<こらこら
 っつーか要約すると、危険思想のテロリストが「世界の解放」を訴えながら、無垢な一般人を片っ端から殺しまくる話です。<おいおい
 いや、だって本当じゃん。そんな頭悩ます話じゃありませんって。