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2002年09月01日() 旧暦 [n年日記]

それでもわりとへこむ

 あまり気にしすぎるべきではないとわかっていてもなぁ……やっぱり自分のやってることの意義に迷ってしまうよ。でも自分もさんざん人に対しておなじようなことをしていたし、文句をいえる筋合いはないわな。
 WTMの記述で間違い。リーフレットは上田氏でなく、モリナガ・ヨウ氏でした。なんで間違えるんだ。ワシは。
 そのWTMも、コツコツ買っていったらそこそこ揃ってきました。ただ赤虎はいまだに出ず。赤虎そのものはほしいと思わないけど、リーフレットはやはり見たいのだよなぁ。
 こないだ友人とパレスチナの話になって「メルカバが蹂躙してる姿ってのも、あまり気持ちのいいものじゃないしねえ」と言ったら、「気分の問題なの?」と返された。いや、気分の問題って言うとアレだけど、嫌だとかそうじゃないとか、そういうところから価値判断をはじめていって、調べて、分析して、結論につなげていくってのはおかしなことではないと思うのだけどなぁ。その意味で感情を起点にするってのはおかしくないと考えている。感情論から脱し得ないのも困りものではあるのだけどね。
 第一、必要性うんぬんはおいとくとして、人が蹂躙されて殺されるのが気分がいいなんて人間がいたらそれこそ怖い。
 ウチのボスってのは悪い人ではないのだけど、冗談はあまり上手くない。っつーか、時々洒落にならないことを言う。研究室の、肥満気味でちょっと悩んでる男の子に「アウシュヴィッツにでも入ったらすぐやせる」ってのは私でもよー言いません。ただ、よくわからないのは、ボスは我々みたいな戦争を知らない世代ではない。戦時中生まれで、しかも物心つくかつかないかの頃とはいえ、満州の大連だったか旅順だったかから、一家命からがら帰国したのだという。幸い、ボスの家族は全員無事に帰国できたそうだけども、去年の忘年会のときに、酒の勢いでそのことを半ば無理やり聞いてしまって少し後悔をした。ポツダム宣言受諾後のロシア軍の暴行は話には良く聞いていたけど、まさか体験者から直に聞くことになるとは思っていなかった。やはりボスの価値判断の基本はそこらへんが基準となっていて、日本が一番大変で、貧しかった頃を基礎にしている。我々は、高度成長期は過ぎたとは言え、日本が世界第二の経済大国を謳歌していた時期に育ったから、どうしてもその感覚はつかめない。しかし、もっともっと古い人、もうほとんどが亡くなってしまった世代ならば、大正デモクラシーの日本が自力で立ち上がってきたころのことを基準にするだろう。
 少し考えただけで、日本はこれだけの流転を繰り返してきた。我々にとって戦争は遠いことのように思えるけども、ボスにとってはそうではないのかもしれない。また、竹島をめぐる問題や、中国の南海諸島への侵略を考えると、事実私などが思ってるよりも日本は戦争とはそんなに遠くないのかもしれない(中国の「良識」は期待できない。チベットなどで百万人オーダーの殺戮を現代において行ってる国であることは忘れてはいけない)。
 再軍備とか有事法とかいろいろ言われているけども、再軍備を考える際に、忘れてはいけないのは「戦争は外交の一部」という基本だと思う。軍備を行うか否かは、全体的な外交戦略によると言ってもいいと思う。以前、人とそのことを話した時には、経済拠点としての意味が大きい日本が完全に破壊されることもないだろう、という見通しで話をしたのだけども、よくよく中国の行動を見ると、本当にそれで大丈夫なのかとも思う。しかるに日本国内の議論を見ると、観念論や原則論がまかり通っている。賛成にせよ反対にせよ、効果があるかどうかが第一だと思うのだけど。不安になるとともに、つくづく日本ってのは妙な国だなと痛感する。


2002年09月02日(月) 旧暦 [n年日記]

メモ

 恵那、芹間が床下から発見した酒はおそらく サウザ 。メキシコでもっともポピュラーなテキーラらしい。綴りを「Sauza」でなく「Sauzg」と読み間違えて、「なぜドイツ語?(っぽい)」と悩みつつ探して半月ばかり見つからなかったのは内緒。
 俊生が錠剤を飲み下していたのは多分 テカーテ ではないかと。こっちはラベルの文字は見えないのだけど、おそらくビールの瓶であることと、ラベルの書体から推測。

世に韓国の、ネタは尽きまじ

 あー、なんかすっかり韓国ヲッチャーと化してるな、ワシ。でも、石川五右衛門も「浜の真砂は尽きるとも、世に韓国のネタは尽きまじ」と……詠んでないか。
  空母を作ってお前らはどこへ攻めに行くつもりだ?  日本か? 日本なのか?(冗談抜きで韓国は日本を仮想敵国としています) っつーか日本相手にわざわざそんな小国の軍事予算のふっとぶ維持費のかかるものを作る意味があるのか? 北朝鮮相手だったら「もっと」要らないだろう。米国の場合、一隻あたりの年間運用費は2000億円だそうである。建造費と艦載機購入費が同じく2000億円だそうで、初年度には6000億円かかることになる。ちなみに韓国の国家予算は10兆円ほど。国家予算の2%を費やさねばならない。何考えとんねん? もっともそれは大型空母の話で、実際は中型空母を検討してるようですが、いずれにしてもなぁ……
 マレーシアに立てられた ペトロナス・タワー 。たしかハリウッド映画なんかにも出てきて有名ですが、これは一号棟を日本が、二号棟を韓国側が分担して受注したのだそうです。で、韓国側の担当の三星建設の掲示板で「?」 な 文章 。なんだそりゃ? と思ってましたが、どうも韓国側の担当の二号棟は各階の高さがまちまちだとか、現在0.85cmほど傾いているだとか、ワケのわからん話が。どうやら落札したのはいいけどもこういう超高層建築物を建てるノウハウが三星側にはなく、日本から入手した設計図を元に(両国協力という契約だったので日本の担当側のハザマも渡さざるを得なかった)、さらに一ヶ月遅れで日本の建設作業を後追いで盗み見ながら作業、最後に突貫で日本側を追い越し、先に完成させたそうです(先に完成させたほうに懸賞がかかっていたから)。ところが……韓国側の建てた二号棟はえらく不人気で、ただでも入りの悪いテナントはほとんど日本が担当した一号棟に集中してるのだそうです。 夜になるとどちらが日本側でどちらが韓国側かはっきり
 今月のOURs見ると、先月に続いてトライガンと朝霧がお休み。そのことに関しては別に言う事はないのだけど、ただ、代原を見るとあからさまにOURsの弱点が出てきてしまっている。新人獲得力が極端に低い。極端に、というのはあくまで中堅層の獲得能力に比べて、という意味だけど、これは主要作家の連載長期化とあいまって、あまり良い傾向ではない。もちろん作家さん側にしてみれば安定はほしい訳だから、長期化した連載を維持できることは収入的にありがたいことだろう。ただ、読者側からするとどうしても倦怠が出てくる。ページ数を増やすとすれば今の中綴じから平綴じにせねばならないだろうが、そこでも問題はやはり作家層の薄さだろう。たしかにOURsはマニア向け漫画誌では安定した顧客をつかんでいるけども、それに安住しているとやはり足元をすくわれかねない。マニア向け漫画誌ってのは、どうしてもそういうものだから……
 新人発掘力って意味では、今は亡き少年キャプテンはすごかったのだなぁと思い知らされる。そのキャプテンも鶴の一声でふっとんでしまったのだけども……
 あ、それとすっかり忘れてたけど追加。 黒田アーサーが仮面ライダーになるそうで。 安達由実との恋愛発覚もあれだし、よくわからんおっさんや。


2002年09月03日(火) 旧暦 [n年日記]

誰がために鐘は鳴る鳴る法隆寺

 友人から 突込み 。それに対しての反論。まず第一に、外交のための戦争か戦争のための外交か。別に「戦争は最後の手段だ」とまでは言いません。物事にはタイミングがあって、それを逸せばチャンスが消えることは往々にあります。ただ、個人的感情を割り引いて考えても、戦争を第一とする外交は日本はすべきではないと考えます。理由は、現代戦の消耗が前近代のものと比べ物にならないほど大きくなっているからです。すくなくとも、アメリカや中国にみられるような、国内世論の取りまとめの手段としての戦争、侵略行為は日本はできないでしょう。また、する必要もあると思いません。古代国家の周辺国家との付き合い方も、戦争ばかりであったわけではありません。もっとも「戦争」というのが物理的な軍事力のぶつけあいである、という前提でですが。また、これは軍事力の保持を否定するものでもありません。
 「戦争で人が死ぬのを見て喜ぶ人はいない」というのは嘘、ということに対して。ある意味では是です。で、なかったら戦争映画とかアクション映画見てカタルシス感じたりしませんって。しかし、それはフィクションであるという前提です。必ずしも現実の戦争や人殺しと同列に扱うべきものではありません。また、実際の戦争でも「ガソリンのにおいだ……勝利のにおいだ!」なんてマジに言う人がいないわけでもないでしょう。それを人道的にどうだととやかく言うつもりはありません。それは実際に戦争を行う軍隊という組織において、必要な適応を精神がおこなっているということでしょう。しかし、日常生活中で同じことを思う人がいるのだったら、それはカウンセラーに通った方がいいと思います。
 少なくとも、現在行われているイスラエルとパレスチナの紛争については、その必然性は理解は出来ますが、そのことにより何かが解決するのかと考えると、必要性は認められないし、また支持もできません。私が指示しないことに何か意味があるのかと問われても困りますが。
 なんか コミックビーム 連載 森薫 氏作の「エマ」がコミックス一巻発売と同時に騒がれまくってるのでびっくりするやら面食らうやら(同じだ)。コレは熱狂的に大騒ぎする作品ではなく、ロイヤルでお貴族様な午後のアフタヌーンティー(重複)に舌鼓を打ちながら「これはよいものだ」とつぶやくのが通の賞味のしかたなのですよ、セニョール・セニョリータ(どこの人間だ?)。無論傍らには女中さんがティーセットを持って控えてれば完璧。(おいおい)
 しかし同じような騒ぎ方するのも能がないので、 ここにリンク 。ってえか、ネタ元は結局 森薫スレ なんだけど。
  日本海呼称変更問題、国連会議での変更は回避 。後は両国間の協議でやってくれとのこと。まあ、韓国としては反日感情を利用した対日カードの製作が真の目的だと思われるので、実際にはこの後が正念場だろうなぁ。早めの工作でIHOでの呼称白紙を止めさせられなかったのは日本の外交ミスだろうなぁ。まだ挽回はできるだろうけど。
  ワールドミュージック板 のケルトミュージック関連のスレを流し見。げ、 アルタン祭 なんてやってたのか。って言ってもこのスケジュールで東京じゃ行けなかったけど。しかし前座がシャロン・シャノンか。贅沢なコンサートだ。
  ケルト音楽スレ を見ると、どうもトラッド派の人間は非トラッド系のケルト音楽に対してあまり良い感情を抱いていないらしい。伝統の演奏法でない、あれをケルト音楽と思われては困る、などなど。うーん、トラッドでも非トラッドでも、ただ楽しんじゃいけないのかなぁ。たしかに最近のチーフテンズはちとだらけてると思いますが。(^^;
 いつのまにか IONA がCDボックスを出していたらしい。IONAは2枚くらいしか持ってなかったなぁ。ってえか、IONAって「ゼノギアス」のテーマ曲を歌ってたんか!? 全然知らなかった。っちゅーか、ゼノサーガにまで……


2002年09月04日(水) 旧暦 [n年日記]

放置民 is a son of a bitch!

 久々に /.Jネタ 。ISPも生き残り競争が激しく、そう簡単な話ではない気もするけど。いや、実はタイトルのネタがやりたかっただけ。他意はありません。すいません。わからない人は「フルメタルジャケット」見てください。見るのは前半部だけでかまいませんが。
 同じ /.J のネタでもっと洒落にならないのが ギリシャでコンピューターゲーム禁止法が実施 のニュース。しかも公私を問わず、だそうで。ワケわからなさすぎ。反対のための署名運動は こちら
 今月17日に小泉首相の北朝鮮訪問をひかえてまさかの 不審船騒ぎ再び 。いや、おそらく不審船そのものは頻繁に来ているのだろうけども、この時期にこんな報道が流れるってことは、外交カードに使うつもりで意図的に騒ぎを大きくしてるんだろうか……ってのはうがちすぎか? ってえか、そのぐらいの強気姿勢では行って欲しいですな、少なくとも。あちらは「日本の陰謀ニ……だ!」と主張するのは目に見えてますが。あと、台風被害も持ち出してくるだろうなぁ……
 それにしても、 工作船活動自粛要請 って……今回の不審船騒ぎでちょっとだけ 2ch速報板不審船実況スレッド1 がエキサイティング。
  安貞桓がJリーグ移籍を検討 だそうで……いや、別に来るな、までは言いませんが、腰掛のつもりで数ヶ月いるだけのつもり、だというのならそれはあまりにもなぁ……W杯での行動以上に、契約関係でかなりごたついているらしく、まあ何というか。ちなみに清水との接触がある、との先走り報道もあったり。清水も経営は楽ではないだろうし、現代からの持参金付なら、あるいは……
 でも、同じ来るなら トルコのイルハン に来ていただく方がずっといいですが。名古屋もいいですよ? トルコ料理店多いし。
 いかん。また韓国ネタが続いた。


2002年09月05日(木) 旧暦 [n年日記]

いや、用法は間違ってはいないんだけど……

 ウチのボスが学生相手にお説教(ってえか本人は激励のつもりで)「だからね、臥薪嘗胆でがんばらないといけないわけ? 知ってる? 臥薪嘗胆って」「いえ」「肝を嘗めて……いや、まあいいや」
 臥薪嘗胆を知らないK田君にもちと驚いたが、ここで終わって正解。確かに臥薪嘗胆は「成功のために苦労を重ねる」って意味だけど、元は恨みを忘れないために身体に苦痛を与えつづけたって故事で……う〜ん。
  反論の反論 への反論。そんなこと言ったって「人間は戦争もする」「戦争にカタルシスを感じることもある」なんて一般論過ぎて、議論の余地もなにもありはしませんがな。前提条件が「現在の日本の一般市民の視点で」ということであるのがわかりにくかったのは謝罪しますが(でも賠償はしません)、「原則論」「一般論」でという話ではないのはすぐわかると思ったのですが……
 ちなみに「戦争を放棄しろ」とは言ってません。どこにも一言も。「戦争のための外交」であるのではなく、「外交のための戦争」であるのが基本である、と言いたいだけです。中国やアメリカのような国ならば(短期的に、相手をある程度限定するなら)「戦争のための外交」が成立しうるかもしれません。しかし、現在の日本はそれにすら耐えうるだけの体力はない、と言っているだけです。憲法第九条とか、国内世論の反発とかをひとまずおいておくとしてもね。
 なんか天下国家を語るのはネタがないとき、という名言があるし、ほどほどにしておこう。
  漫画家の内山安二さんが死去 だそうで。「できるできないのひみつ」好きだったなぁ……謎の外国人「デキッコナイス」が特に。(^^; やっ太がいうことに対してとにかくなんでも「デキッコナイス!」と反発する超ネガティブ人間。たしか、オランダ人ってことになってましたっけ? そういえば、ボスと私の会話の大半がやっ太とデキッコナイスの会話になってる。ちなみにデキッコナイス役は私ね。三つ子の魂、百までも。ご冥福をお祈りします。
 一部では有名なトンデモさん、 ゲーム脳で有名な森昭雄教授 が、今度は 携帯も脳を壊す と言い出して騒がれてるらしいですな。一部では知られた話ですが、 森氏は体育学科の教授 だったりします。「じゃ、畑違いなんじゃん」という意見も出てますが、それはちと短絡的というもの。うちらだって物理で生理学やってたし。ただ、経歴を見るとそうそうたる肩書きが並んでるんですが、幾つかの主要生理学雑誌を検索したところ、森先生の名前って、ほとんど見つからないんですが……少なくとも、ここ近年は。なんだかなぁ。


2002年09月08日() 旧暦 [n年日記]

無理がたたれば道理がひっこむ

 むー、金土に少し無理をしたせいか、あまり良くなかった体調がちょっと。一日寝倒したらほぼ直りましたが。
 すごく今更な話題なのだけど、一週間前に放映された ウォーターボーイズ 、今まで見てなかった人にすこぶる評判で(ってか、私も見てなかった)、確かにすごく隙のない演出にはため息を漏らすしかないのだけど、見ていて フル・モンティ との共通点がとても多いことに気付いた。「ストリップ」「シンクロナイズド・スイミング」と、一見どう見ても男らしくないものに落ちこぼれが挑む、という大前提が似ているせいかもしれないけど、エピソードへの比重の置き方は違うと言えども、配置自体はとてもよく似ている。ほぼ同じと言ってもいいかもしれない。別に真似をしたということではなく、「パターン化」というのはこのようにしても発生するのかもしれないなぁ、と深く感じ入ってしまった次第。
 「ゼノギアス」「ゼノサーガ」にIONAのジョアン・ホグのヴォーカル曲が収録されている、と話を聞いて調べたら、本当でした。ゼノギアスの挿入歌(Stars of Tears)とエンディング(Two of Pieces)、ゼノサーガのオープニング(kokoro)と挿入歌(Pain)、らしい……PS2ごと買えってえのか!?
 日本に来るとかいう噂のアン・ジョンファンですが、噂どおり 清水との契約の方向 で動いてるっぽいです。ただ、四ヶ月ではなく十二ヶ月以上の契約ってことで、それでもどうかとは思うけど、まあ少しはマシかな。ただ、ペルージャの時と同じことしたら、どっちにしても全然ダメだと思いますが。日本になにか(良いもの)を残し、日本からもなにかを吸収していってくれるのならば、歓迎します。
  /.J より、 トンパ文字を含む古代文字フォント「古(いにしえ)」 。イイ! すごくイイ!
 古代文字というと、OURs連載「朝霧の巫女」でも出てきた神代文字ですが、インチキくさい、というか、江戸時代に日本固有の文字を主張した一部右翼国学者が、ハングルを元にでっちあげたもの、というのが定説らしいです。まあ、「朝霧」はわかっていて道具立てとして割り切っているのだと思いますが。
 友人から フェニックス って使ってる? と聞かれる。「うんにゃ。nightlyだから使ってないよ」と返すと、「なんだ、ブラウザヒトバシラーだから使ってると思った」と……なにをう。……その後インストールしましたが。<おいおい
 安定性は、安定はしてるけど Mozilla 1.1を問題なく使えるのであれば、まあ特に乗り換える必要はないかなと。ただ、不完全とはいえ本家のMozillaにない機能が幾つかあって、その辺りにちょっと期待。
 私信っぽいんですが、戦争・外交について、ご意見をいただいておりますが、少し考えたいのでお返事するのが遅れます。すいません。


2002年09月09日(月) 旧暦 [n年日記]

世の中、こんなものまであるとは。

  萌え系四コマ漫画誌 。おまけに、四コマ漫画誌の老舗の 芳文社 の出版ってあたりが時代の流れに逆らえず悔し涙ってところですか?
  H-IIA三号機明日打ち上げ 。日本の場合、一回の失敗がむちゃくちゃ響くので、関係者も多分安眠できない夜を過ごすのだろうなぁ。いろいろ新型機やら民間委託やらで話がでてますが、まずはこの一回を見守りましょう。
  コミックバンチ で「シティハンターの出来の悪いコピー」とかいろいろ言われて、結局打ち切りになった「熱血江湖」ですが、後半になると絵柄が大分変わるそうで、どんなんかというと こんなん(1 )だそうで。まあ、大分変わっているのは確かなんですが……
 そういえば、韓国の武侠小説ってのは、日本でいえばチャンバラものに当たるのだろうか? 日本では時代劇は、テレビではアクションものというより定番ものとなっており(昔は違ったんだけどね)、確かにサムライのイメージはマンガやアニメなどで完全にステレオタイプ化されたものが抽出されて使われることはあるけど、現在時代劇マンガってのはむしろ考証に拘った、時代小説風のものが多くなっている。そういう日本の実情からすると、いまだに隆盛を誇る武侠ものの周辺ってのもよくわからないものだよなぁ。
 アニメ版GPMのイラストが今月発売の ニュータイプ に掲載されていたけども、不評が多いような……私はそんなに違和感を感じなかったのだけど。いや、さなづら版と比べれば、あれくらいなら、ねえ?


2002年09月10日(火) 旧暦 [n年日記]

人はカレーだけで生きられるか?

 諸君、私はカレーが好きだ。私はカレーが好きだ。私はカレーが大好きだ。
 などとそろそろネット上でも飽きが来られてる気もするテンプレはともかく、おそらく日本国民の大多数と同じく、私もカレーが好きだったりする。ところがあるとき、ふと考えた。「人間はカレーだけで、どれだけ耐えることができるか」と。一日三食カレーで大丈夫なのは日本人として当然としても、どのくらいで飽きが来るのか。これはやってみる価値があるかもしれない。(何故?)
 というわけで、昨日から「食事はカレー」週間に突入。間食とかは除いて、とにかく主食はカレー縛り。別にカレーライスでなくてもカレーうどんでもOKだし(でもカレーピラフとかはダメ)、どこの店でカレーを食っても、自分で作ってもいい。しかし食事は絶対カレーでなくてはダメ。それで残さず食う。とにかく、これを最低一週間を目標にやってみる。昨日は食堂のカレーと、帰り道の途中にある マリオ のチキンカツカレー、今日はカレーパンと 松屋 のカレ牛。今のところ、まだ飽きは来ていない(同じ味のカレーだったらさすがにつらいと思うけど)。
  HII-Aロケット三号機、無事打ち上げ成功 。(分離した衛星二機がちゃんと予定の軌道に乗るかはまだわかりません) スケジュールの遅延もなく、無事の打ち上げに朝日では小宮悦子が「めずらしく予定通り」とか言っていたみたいですが、いちいち目くじら立てちゃいけません。スケジュールの遅延はともかく、打ち上げ成功率に関しては日本はトップクラスなんだけどね。初のH-IIA本格運用ということもあって、これからの打ち上げにはずみがつきそう。打ち上げ直後の記者会見に報道陣は言葉少なめでしたが(それぞれの報道機関で立場の違いはあるだろうけど、もっと喜ぶところがあってもよかろうに)。
 そんな記者陣の中で異彩をはなっていたのは、こども新聞の山田記者。こども新聞の記者って言っても、別に子供じゃないですよ。いや、アニメ声だったけど。別にするどい質問とかではなかったけど、どうしてこういう普通の質問が出せないかなぁ、他の記者も。
P.S. 山田記者のプロフィールっぽい 。そりゃ、アニメ声だわな……
 無論、国産ロケット開発に関しては反対意見も多く、それはそれぞれの意見なのだけど、中には 一体どこのプロパガンダを受けた、と聞きたくなるものも 。プロジェクトXでいいから見ておきなさい。次回までの宿題ですよ?
 ちなみに職場でコッソリ打ち上げ中継見てましたが、打ち上げ一分前にボスがやってきてあわててウィンドウを隠したので、肝心の打ち上げの瞬間は見れませんでした。うーん、お約束ネタ的においしいボスだ。


2002年09月11日(水) 旧暦 [n年日記]

カレー三日目

 昼は大須のインド料理店「 MIZAN 」のチキンカレー、夜は バルチックカレー 。今のところやはり飽きは来ていない。
 カレーを食いに行ったついでに(ついで?)いつのまにか名古屋でやっていた ゴースト・オブ・マーズ を見に行く。「殺生100万人」とかスゴイキャッチコピーが出てるんですが、冒頭で火星の移住人口は65万人って出てるんで、どう考えても数が足りないんですけど……
 それはともかく、映画の内容ははなんつーか、いつものカーペンター節。イキオイのある出だし、中だるみする中盤、ノリだけで単調なBGM……うーむ、数十年にわたり、ここまで同じものを作るというのはやはりすごい。誉めてるように聞こえませんか? スイマセン。でも今度の映画は一味違う! ナニが違うかというと、主人公が女! これで「カーペンターには女は描けない」とは言わせない? いや、やらせてることはまったくいつもと変わらないんですけどね。酒宴のナターシャ・ヘンストリッジは、実写版徐倫をやらせるんならこの人だと思いましたです。年齢的なアレは無理がありますが。しかし、西部劇(+SF+ホラー)フォーマットで、なかなか楽しめました。1.5点。
 実写版徐倫ってえと こんな人 が。イタリアのオタクちゃんもなかなかスゴイと思いますた。プロフィールを見ると微妙にミーハーなのが笑えますが。
 9/11は、あの事件から一年。いったいアレはなんだったのだろうと考えてはみるけど、答えが出るわけもない。直接の当事者ではない身なればなおさら。テロだの報復だのについて知った顔をして書いたところで、書くだけ自らの無知が空しい。なんなれば、ただ「この世に地獄は存在しうる」ということと、亡くなった被害者の冥福を祈りたい。


2002年09月12日(木) 旧暦 [n年日記]

カレー四日目:こないだ駅前のカレー屋でカレー食ってるの見たぞ

 昼は食堂のカレーうどん。夜は駅前の CoCo壱番屋 。飽きはしないが、そろそろ他の食い物に目移りしはじめる。しかし、CoCo壱番屋のカレーっていまいち満足感が薄いな。
 いまさらだけど ビッグ・オー続編製作について ( 小中千昭氏 )。前作はやけに中途半端だと思ったら、そういう事情だったのか。上手く収められなかったのは、なにだとは思うけど。
 何故か 2ch ハングル板 にもある H2A3号機打ち上げスレ 。しかし、内容はほとんど韓国の話題は出てきません。どうしてかと言うと、韓国の宇宙開発はないに等しいから(米国との協定によるミサイル開発の制限のため)。でも何故か各国の宇宙開発事情がわかったり。
 やっぱり何故ハングル板にあるかよくわからない スレ 。当然、江戸時代と李氏朝鮮時代を比較しても何の意味もないので、単なる江戸時代スレになってます。まあ、少し江戸時代を持ち上げすぎとは思うけど。(ハングル板の常で、右に偏ってるんで読む時には気をつけてください)
  安貞桓、清水と契約のため来日 。結局二重契約でごねていた釜山を黙らせるのは金だったか。年俸7500万円ってのは、出しすぎだと思うのだけどなぁ……
  クリストファー・リーブ回復のきざし 。撮影中の事故で全身まひになったリーブ氏ですが、クリストファー・リーブまひ基金を起こすなどしてまひ治療の進歩に積極的に働きかけ、部分的とはいえ回復のきざしが見えたのは、本当に良かった。
  北朝鮮不審船引き上げ 。中の遺体はすでに白骨化して散乱し、何人いたのかすらわからないという。そこまでさせたものはなんだろうと考えるけど、そう簡単にわかるものではない。北朝鮮は決して自分たちの国の兵士だとは認めないだろうし、彼らは身元不明のまま葬られるのだろう。北朝鮮という国に、そこまでして尽くす価値があるのかどうかは知らないけど。
  自衛隊員(技官)、生活苦のためバイト 。一人二人ではなく、これだけの多人数が15年もに渡り行ってきたってのは、やっぱ根本的に「給料少ない」ってことでは……ニュースソースの朝日の意図はわからないし、予算削減とかいろいろアレなのもわかるけども、もう少しなんとかすべきでは? こっちまで涙が出てきた。
 昨日の「 ゴースト・オブ・マーズ 」の感想追加。アイス・キューブのキャスティングはどういう意図だったんだろうか? いや、「 スコーピオン 」でもアイス・Tが出てたけど、そっちはまだしも、開拓時代を思わせる時代のタフな悪党にしては、ちと体つきのしまりがなさ過ぎる気が……ふてぶてしさが出てたんで、後半はあまり気にならなくなったけど。
 晩飯のついでに寄ったコンビニで、WTMをひとつ買い。中をあけると……おお、20個以上購入して、はじめて赤虎が出た! なんつーか、やっぱ変だよなぁ、これ。ってえかリーフレットも変だし。リーフレットの裏側に「色を塗り替えてみよう」という記事があるのが笑えた。わざとやってる?


2002年09月13日(金) 旧暦 [n年日記]

カレー五日目:王様と私とカレー

 カレー五日目。昼は昨日と同じく駅前の、しかしタイ料理店。もちろんメニューはタイカレーランチ。うーん、うまいのだけど、カレーには違いないのだけど……うーん。
 そいでもって、カレーって言ったらやっぱりウチで作るカレー。ってわけで、帰りに野菜と肉とカレールーを買ってきて現在煮込み中。今回はトマトも入れてみる(もちろん、湯剥きしたのを刻んで)。ちょっとこげたけど、なかなか良い感じ。
  韓国漫画は日本漫画よりすばらしいと素で言う大学教授 。うーん、韓国漫画にも良いものがあることは知っているし、どういう作品が好きかはそれこそ好みなのだけど、ただ、無知ゆえにこういう発言をしているのであれば、日本の漫画家と歴史に対する大変な冒涜ではないかなぁ。っつーか、個々の作品は貶めるわけではないけど、文化的潮流としては「そこは我々が30年前に通った道だ!」ではないかと。韓国漫画界がきちんと熟成するには、いましばらく時間が必要ではないかと。 こういうの とか見ると、ビジュアル的には日本オタク文化に拮抗しうると思うけど。(でも漫画はストーリーもあるのだよな)
 そもそも韓国の人口は日本の半分以下なのに対し、日本の漫画はほとんど筒抜けで入ってくる(日本文化の禁止は、建前としては解かれていないのだけどね)。アメリカやヨーロッパのような「日本の漫画マニア」という一部の好事家ではなく、普通の漫画好きが日本の漫画を手にとるご時世なのだ。やはり、どうしても日本漫画界の影響は良しにつけ悪しきにつけ逃れがたいだろう。
 少なくともかの教授には、日本少女漫画の黎明から70年80年代までの主だった作品は最低限目を通して欲しいですな。日本漫画を語るからには。
 あ、ちなみに今一部で話題の ラグナロクオンライン も元は 韓国漫画です
 そういえば、萩尾望都の短編で「イグアナの娘」ってのがあったけど(ドラマになったんで知ってる人も多いと思う)、あれって「イパネマの娘」のもじりだったんかな?
 エースネクストが休館になったため、身柄が宙に浮いた近藤るるる氏の「黒蘭」と 岩原祐二氏 。それぞれコミックドラゴンで連載再開と、コミックビームにて新連載。岩原氏はここんとこめきめき腕を上げている。今度の連載も楽しみ。
  こだま、エンジンが停止 。と、言っても後はアポジモーターで十分目標軌道上に載せられるそうな。ただ、寿命には響く可能性はあるらしいけど。 14日01時訂正 ここの記述間違い。酸化剤の枯渇によりエンジンが停止したのはアポジキックエンジンの方で、今後の軌道修正は20Nエンジン(ここ再度訂正。20Nエンジンを姿勢制御用と記述しましたが、20Nも軌道制御用であり、姿勢制御は1Nエンジンの方だとの指摘を再度受けました。本当にスイマセン。)で行うのだそうです。突っ込みをいただきました。ありがとうございます。詳細と対応は こんな感じ。 あー、恥ずかしい間違いを…… 訂正ここまで  日本が宇宙開発を停止した場合、当然こういった打ち上げは他国に委託することになる。しかし、その場合その委託先の思惑に簡単に打ち上げが左右されてしまう。日本が過去培った技術は、多くの国がのどから手が出るほど欲しいものでもある。すなわち商品価値がある。個人的には、予算などの問題はまだあるけど、日本は宇宙開発を続けるべきだと思う。


2002年09月14日() 旧暦 [n年日記]

カレー六日目:カレーとメイドとピーピング

 カレー六日目。昨日作ったカレー。焦げた以外は成功。ンまい。明日までこのカレーを食い続けるでしょう。
 エマのことをこないだ書いたばっかだけど、 姉のところで紹介されてたメイド漫画 。実物見つからないんで現在内容確認できません。
 ちょいと大須に寄る用事があったので、 グッドウィル アミューズメント館の2階にできた M's Melody とかいう喫茶スペース。人から聞いてはいたのだけど、まあ、笑い話の種になるかと思い入ってみる。……すいません。私がわるうございました。だから、だから、入店時に「おかえりなさいませ、ご主人様」はご勘弁ください。いや、ウェイトレスの女の子たちも恥ずかしくってちと小声だったみたいだし。こっちも恥ずかしくって投身自殺したいくらいなんですけど……お値段は全般的に高め。まあ、いわばイロモノ系の店なので、それは致し方ないかと。レシートの「アリガトウゴザイマシタ」である部分まで「イッテラッシャイマセ」ってのは、凝りすぎっていうか。カンベンシテクダサイ。
 この日記システムは、アクセスしてきたアドレスをログに記録しておく機能があったりするのだけど、それを見てると、いつも見に来てくれてる人とかが結構いたりする。ログを見てると、そういう人たちの生活パターンが垣間見えてちょっと面白かったりする。無論、どこから何時アクセスしたかというのは外部に公表するわけにはいかないので、せめてものひそやかな楽しみというわけです。ハイ。
 ほとんどがどこ誰かはわからないのですが、夜遅くまで会社でがんばってる方とか、納期直前でテンパってる様子とか、納品とか、いろいろログとかその他の情報から生活パターンが見えたりもするのです。
 ってワケでおめでとうございます。>該当者。
 「 キングゲイナー 」のOPを見てみる。本当は一話まるごとあるのだけど、とりあえず、ね。うわ、本当に踊ってるよ。敵も味方も、ロボットも。うーん、今のところは頭を抱えておこう。そのうち慣れるのかもしれないけど。
 うぐ、今日はそろそろネタ切れ。


2002年09月15日() 旧暦 [n年日記]

カレー一週間目:カレーと富野監督と戦犯探し

 昨日作ったカレーでカレーうどん。飯を考えるときにカレー縛りというのがちときついが、飽き自体はまったくない。よってカレー週間延長。
 富野監督の新作 キングゲイナー と戦闘妖精雪風邪もとい 戦闘妖精雪風 を一緒に見る。OPで頭を抱えたキングゲイナーだけども、内容自体は典型的巻き込まれ型ながらも流石に手馴れてる中村嘉宏(=胃ノ上奇嘉郎。知らない人は google ってみよう! ただし18歳以上限定)氏のデザインを生かしたキャラクター作画や世界観といい、外連もたっぷり。さすがに演出の人。ロシアにあるドームから、ヤパン居住区の人々が脱出して故郷を目指す、というのは、少数民族の小競り合いが続く現代っぽい舞台。っつーか単純にアデット萌えだけどもな。しかしシベリア鉄道というのはいったい何をしている組織なんだろう? シベリア超特急?
 第二話はもっと愉快らしいです。 番組後の主題歌テーププレゼントが 。監督、アンタ何してるねん。
 一緒に見るとつらいのが雪風。いや、鼻先に「雪風」はもう許そう。ブッカー少佐とかが異様にホモ臭いのも許す。しかし、まるっきり意味不明な構成になってるのはどうにかならんかったのだろうか? 作画はきれいだし、CGのシーンも思ったより浮いていなかったのだけど、致命的にワケがわからん。最初から45分の単発ビデオとして企画したのなら、まあ、ああ端折るしかなかったかもしれない。しかし全五本のビデオシリーズで、一巻のみで雪風をやって残りはグッドラック(+オリジナル?)などというのは、構成ミスもいいところだろう。戦犯は誰なのか。多田由美か、山口宏か、飯田馬之介か。とりあえず GONZO は責任を免れ得まい。
 今週は 龍騎 のスペシャルが木曜にある。その龍騎だけども、 今週のモンスター、キングゲイナーに似てる んですが……おどったりはしなかったけど。唯は倒れ、北岡もやばくて、衣里もヤバヤバという最終回間際みたいな展開。新ライダータイガもチラッとだけ出てきて、来週は龍騎サバイブの登場らしい。触覚がゴキブリみたいともっぱらの評判ですが。
  Yahoo! オークションにWTM関係の出品 。いや、出てるのはタンクじゃなくって……うーん、酔狂だ。


2002年09月17日(火) 旧暦 [n年日記]

カレー九日目:カレーとかこだまとか例のアレとか

  こだまこと、DRTS について再度突っ込み、というたれ込みあり(お名前出してもご迷惑と思うので匿名で)。 野尻ボードのガさんの書き込み によると、アポジモーター噴射中に使う燃料を用いたので、寿命には影響ないとのこと。ただ、ニュースソースがはっきりしないので確定かどうかよくわかりません。寿命に関係ないにしろ、あるにしろ、きちんとした情報ソースが見つかったら再度のっけます。
 また「20Nを姿勢制御用と書いたのは間違い」と書いてしまいましたが、アポジで推進している場合には20Nで姿勢制御を行うようで、20Nは推進・姿勢制御両方に使われる、というのが正確なところのようです。失礼しました。
 お知らせくださってどうもありがとうございました。
 今日の一番の話題って言うと、やっぱ小泉首相の訪朝だと思うのですが、 北朝鮮があっさり日本人拉致を認めた のは少しびっくり。もっとも金正日は「軍の一部が勝手にやったことで、自分は預かり知らぬ」と責任逃れ。そんなワケないのにねえ。拉致に関わった北朝鮮軍の人は処罰(処分?)されたようですが、拉致を行っても、行わなくても行き着く先は同じってのも……
 もっとも 4名生存、8名死亡、1名未確認 という話を聞くと、同情する気もあまり起きませんが。亡命者の話から伝え聞く弾圧の現状から、死者は少なくあるまいとは思っていましたが……この中で、拉致当時13歳の横田めぐみさんの娘が存在するって話を聞いて、「 捜索者 」って映画を思い出しました。何故連想したのかは伏せますが(ま、だいたいわかると思うけど)、横田さんの家族の心中やいかばかりやという感じです。
 国交正常化については、するべきかしないべきかは簡単に言えないかもしれないけど、こんな話の後では素直に両手を挙げて賛成とは……金正日が「日帝時代に数百万の朝鮮人を虐殺」って、マジで言ってますか? っていうか明らかに証拠も根拠もないんだから、否定して欲しいんですが。 こちらで現在アンケート中
 日曜の深夜に、特集番組で、家庭内暴力にさらされた子供たちと、その養護院の特集が再放送されていた。幼い頃に暴力をさらされ続けた子供たちの傷は、そんな簡単には癒えない。一生引きずることもある。養護院の職員たちは、そんな子供たちのために必ず一人は明け方まで起きているのだそうだ。子供たちが、夜、悪夢にうなされたときのために。やりきれないけど、救いのようにも思える。


2002年09月19日(木) 旧暦 [n年日記]

カレー十一日目:カレーとキン肉ドライバーと栗本薫もうダメぽ

 カレー十一日目。多少飽きが来ているが、単調な味の市販品で少し感じるくらい。それよりも、カレー以外に目移りしてもそれが食えないということの方がアレかも……カレー自体は、選べばわりと味にバリエーションがあってあまり飽きない。
 大分前から横に成長……じゃない、かなりアレだと散々言われていた栗本薫女史(= 中島梓 )ですが、北朝鮮拉致者に関してかなりダメ、というか人間としてダメな発言を( 9/19の日記 )。最後の一言もフォローになってないよ。全然。
 まだ 仮面ライダー龍騎 スペシャルの録画見てませんが、なんでもスペシャル版のオリジナルライダー・ベルデの必殺技が「キン肉ドライバー」だったとか……う〜ん。
  高千穂センセ !(9/18) 北朝鮮の医療技術が江戸時代並かどうかは知りませんが、衛生状態はおそらく同時代の世界では屈指の衛生状態だった江戸時代以下だと思います。(北朝鮮では医療は無料だが薬は患者が買わねばならない。無論高価。元北朝鮮外交官の著述などによると、外交官が海外で買いあさってくるものの一つが薬だそうである) あと、数百万人の餓死者が出る食糧事情も加味すると……
  あずまんが大王 はイリオモテヤマネコの話だったけど、原作通りなんだけど、原作を読んだときよりは浮いた感じはなかった。おそらく作風が明らかに違う(そして個人的にはつまらない)部分が前半のみで、後半はあまりいつもの調子と変わらなかったことと、アニメの方は毎回毎回話ごとに作風がころころ変わるんで、目立たなかったのかもしれない。これはこれで見るとこの話の全体の中での位置付けはわからないではないんだけど、うーん、でもやっぱこれはどうかなぁ。
  今週号の少年サンデー で、「美鳥の日々」とか、なんか「みのりの日々」に似てるような似てないようなタイトルの連載が始まったけど、はっきり言って似てるのはタイトルだけ。いきなり右手が女の子になりましたとかいうトンデモない話でした。サブタイトルもそのまんま「右手のコイビト」……オイオイ。たしかこの 井上和郎 氏って、読みきりで「高校生の主人公の父親が外見ロリ美少女」という、ひねりすぎてんのかストレートなのかよくわからない話を書いてましたっけ……いや、面白いんでいいんですが。って本当にいいのか?
  キングゲイナー だけども、二話目を見たらえれー面白い。二話目でどういう社会体制で組織がどういうふうにつながっていてどういう利害関係があるのかというのが一目でわかる。うーん、この構成力はうなるしかない。人類は「大変動」と呼ばれる事件のあと、ドーム内に移り住んで自然の回復のためにその他には干渉しないようにしている。で、ドーム内にはいろんな集団・民族(?)がごっちゃに暮らしていて、いろんな理由によりドームの脱出(エクソダス)を試みる者が絶えない。領主は税金確保のため領民の流出を快く思わず、シベリア鉄道局(おそらくロンドン・イマと呼ばれる世界的統合組織の下部組織)は都市間の唯一の移動・輸送手段である鉄道の権益確保のため、エクソダスを取り締まる、と。ぐだぐだと口で説明するでなく、描写の流れでこれだけのことを盛り込んでしまうのだものなぁ。世界観の構築の仕方とかも、そこらのオタクアニメでは比べ物にならない。「ライバルはクレヨンしんちゃん」と豪語するだけのことはある。これでは否応なく比較されるだろう ガンダムSEED はさぞかしつらかろうなぁ。健闘を祈る。
 注文していた「 路地裏の大英帝国 」と「 イギリスのある女中の生涯 」が 届いた。さて、本のタイトルに見覚えのある方もあるでしょう。ええ、 ここ で紹介されていた本です。別にメイドをどうこうとかはもちろん考えてませんが、「バカモノ! 貴様はそもそもメイドというものがわかっているのか!」と世のフニャチンのオタクどもを叱り付ける(薀蓄を垂れ流す)のに、調べることは調べにゃあかんなぁ、と思いまして。メイドの需要が高まったのは男の働き手の賃金が産業革命により高騰したからだというのは知っていたけど、使用人にかかる税が、男にかかる場合が高くなった(男の使用人は贅沢品だとみなされた)というのは初耳だった。う〜ん。
 意味もなく 超七 郎夢日記とか。
 イングリットは一人称『わし』で、「ナウなヤングのくせに」とか言うらしいですぜ〜。バカウケ?>ごく一部


2002年09月21日() 旧暦 [n年日記]

カレー十三日目:カレーとカメレオンライダーとら〜ぜPON

 カレーばかり食っていると、普段は気にならなかったカレーの味の差異に敏感になってくる。不味く作る方が難しい料理の気もするが、やはり美味い不味いは確実に存在している。
  仮面ライダー龍騎 スペシャルだけども、一部で酷評されているほとにはひどくなかった。ただ、やっぱり一時間で独立した、初見者にもわかる話をつくる、というところに無理があるのでどうしても破綻する。せめて2時間スペシャルならば、もう少しなんとかなったかもしれない。ヤクザ顔負けの役だったカメレオンライダー黒田アーサーも結構良い味を出していた。でも、視聴者投票が「戦いつづける」になったのはなんなんだかなぁ。
  ラーゼフォン 終了。うーん、これではエヴァの真似と言われても仕方あるまいなぁ。個人的には「一人の画家の少年時代の思い出との対峙」ということで納得しますが、なんつーか、もうちょっと重ならないように避ければいいものを……
  モンティパイソン30周年 。そいでもって Linux Journalのパイソン特集 。流石は海外ではモンティパイソンは基礎教養のことだけはある。やはり日本も義務教育として一週間に一回、モンティパイソン学の授業を設けるべきである。当然登下校はバカ歩き。修学旅行は聖杯を探しに行って生徒総会はスペインの宗教裁判になるのである。給食はすべてスパム……胸焼けしそうだ。やめよう。
  IHO、日本海白紙案を撤回 。でも「日本海表記」というわけでもなさそうだし、正直イマイチよくわからん。
 なんか、テレビで「 黒い十人の女 」をやってるというので見ると……うわ、リメイクドラマやん。市川崑のオリジナルではない。うーん、悪くはないけど、どうも雰囲気を真似しようという感じがなぁ……関係ないけど、市川作品に数多くクレジットされている「戸田夏十(とだなっとう)」とは、市川夫人のペンネームである。
 先日の日記の キングゲイナー に関して「世界観の構築」と書いたけども、正確に言えばちょっと違うのかもしれない。世界観の構築と言うより「世界を立体的に見せる演出」という方が、表層的にはより的確な気がする。例えば
男A「お前たちはいかないのか?」
女A「誰がヤーパンのエクソダスにつきあうのよ」
女B「いっちゃえ、べー!」
女C「後から来てもいいんだよ」
男B「待ってるから」
 たわいもないシーンなのだけど、これだけのやりとりでエクソダスが一部にとって憧れの行為であること、ヤーパンが無差別に受け入れられているわけではないこと、ただしそれは弾圧といった鋭いものではなく、割となだらかな差別だということ、などがわかる。ゲインの「無駄弾は撃つな! 補給がいつまで続くかわからないんだぞ!」という台詞も、銃弾の備蓄の存在や、エクソダスの補給を助ける存在を感じさせる。実際どこまで考えられているかというのは今後を見ないとわからないけど、そういったものを感じさせる、立体的に見せる技術というのが確かにあるのだと思う。
  の件ですが、 NASDAの正式発表 によりますと、ヒドラジン残推薬量は7.6年分を越えることが判明しているそうです。( 4.ヒドラジン残推薬量の項参照) したがって「寿命が短くなる可能性がある」という報道は杞憂であり、実際には当初の予定寿命の7年を越える運用の可能性があるということになりますね。不確定な情報を載せて見ている方を心配させたことをお詫びします。それにしても、マスコミはこういう+材料はなかなか流さないのだなぁ……今度のNHKの朝ドラはロケットものだというのに。


2002年09月22日() 旧暦 [n年日記]

カレー十四日目:カレーと肉球×3

 来週の 龍騎肉球がらぶりー 、おまけに ×3
 IHOの日本海白紙案撤回のニュースなんですが、なんかよくわからないけど韓国はくやしがっているようです。( 中央日報朝鮮日報 ) やっぱりよくわからないけど、韓国には不利な状況なんでしょう。
  少年チャンピオン で連載している「ひもろぎ守護神(ガーディアン)」だけども、何がいかんかというと、小学生が小学生に見えないところがなんだと言う気がするのだけど……
 同じ小学生に(ときどき)見えない「今日の5の2」(ヤングマガジン増刊)だけども。こっちはこれで良し。ただ、線がすでに簡略化されはじめているのが……これで量産化ができればいいのだけど。
 同じく今週のチャンピオンから連載がはじまった田畑由秋&余湖祐輝「アクメツ」は、わりとよい感じ。コミックマスターJで、一部では批判的な読者もいたようだけど。だけども、マニア向けから少年誌への進出はなかなか大変なので、しばらく様子見ですか。
  チャンピオンRED の二号目。あいかわらず狙いどころがわからないけど、ボツボツ新人さんも投入していくようで。連載のカラーを見ても、マニア受けが良いように模索してるのが見えてくる。早いうちに看板連載ができれば、案外長続きするかもしれない。そうでなければ体力勝負のチキンレースだろうなぁ。決定力不足は新興雑誌の常だけども。とりあえず、もりしげ氏が巻頭の方に来るのは間違っている気が……「フロンティア」が結構好きだと言ったら馬鹿にされますか?されますかそうですか。
 なんか、TBSのサンデージャポンで、「北朝鮮は、住宅は国から支給されるし、税金もない、医療はすべて無料」と北朝鮮の賞賛報道したようですが、本当だとすると頭は大丈夫なんでしょうか? 工場はまともに稼動しておらず、一般市民は常に飢え、電気は通じても不安定な上にしばしば停電が起こる、医療は無料だが不潔な上に一番お金がかかる医薬品は患者が買わねばならない、などなど、たとえ住宅支給で税金無しでも移り住もうとは思いません。命に関わりますから。中国や北朝鮮は「人権よりも生存権の方が重要」と言ってますが、あれって「死なないようにする限りはいくらでも国が搾取・弾圧して良い」と言ってるようにしか聞こえない。もっとも生命の安否も全然保証の限りではありませんが。ともかく、ここに来てこんなバカな報道する番組があるとはなぁ。サンデープロジェクトでは田原総一郎が、「(テレビ局が北朝鮮に及び腰なのは)平壌に支局が欲しいからだ」とずばり言ってましたが。
  BGMがイカス (28MB,asf形式)。テレビアニメは「ピンクの巨大ロボットが桑島法子声で『運命のおじさま』と玄田哲章にあまえる」という絵に大受けだったけど、最終回は不覚にも目を潤ませてしまったっけ。
 取りあえずカレーは明日でやめよう。きりがなさそうだ。


2002年09月23日(月) 旧暦 [n年日記]

カレー千秋楽:カレーとえんいーとメイドなスパルタン

 カレー最終日。特にこともなく、コンビニカレーとファミレス。うーん、この手のカレーは甘すぎるなぁ。辛いのを食べられない人に合わせているのだろうけど、やっぱりカレーは辛くないと物足りない。
 これで明日からカレー以外も食える。
 今日、ちと所要があって大須に出かけ、その時に こんなの を購入。うわ、激ムズ。っつーか、コンピューターのルーチンの難易度設定がなく、基本的に敵は容赦なくコンボを決めてくるので、ヘタクソなヲイラにはついていきにくいだけ……パターンはわりと単純なので読めるんですが、こっちの腕がついてこない……(泣)
 今日、「 路地裏の大英帝国 」と「 イギリスのある女中の生涯 」を両方読み終わる。これは、両方を同時に読んで正解だったかもしれない。「路地裏の〜」では、メイドが当たり前に存在した18〜19世紀末までのイギリスの変遷を、中産階級の台頭のおこったこの時代の幾つかの注目すべき社会変化、風俗について描いており(それも主に「一般市民」が関わるレベルのことである)、「イギリスの〜」の方では、時代は20世紀初頭だけども、その時代に生きた一般市民の生活の一例が具体的に描写されている。すべてがではないけど、前者と後者を読んで、この時代がある程度立体的に見えた気がする。「イギリスの〜」も、実は原題が「WINIFRED:A WILTSHIRE WORKING GIRL」であり、20世紀初頭を生きたウィニフレッドという名の下層階級の女性の半生記である。
 だから、本来は別にメイド本ということではない。しかし、日記のタイトルに「メイド」と書いてるのでそこを中心に説明する。
 まず家事をするための女使用人としての「メイド」という存在は、大前提として(一部の例外はあるものの)厳密な身分制度ゆえに成立していたということだ。この時代、下層階級の人々はごくわずかな給金でこきつかわれるというのが当たり前だった。子供ですら雇い主の命令があれば、わずか6ペンスというお金で一週間働かされた。12ペンスは1シリングであり、20シリングは1ポンド、19世紀末の熟練植字工の平均週給が2ポンド弱である。ウィニフレッドの父も、その他の収入があるとは言え、週給10シリングという薄給で働かねばならなかった。逆にいえば、給料以外の収入がなければとても家計が成り立たなかった。それでも文句を言わずに働いていたのは、当時はそれが「あたりまえ」のことだったし、主人の権力は絶対で、少しでも機嫌をそこねれば職を失い、住む家から追われることも珍しくなかったからである。どんな待遇だろうと、奉公人は主人の機嫌を損ねるわけにはいかなかった。
 そういうぎりぎりの生活をする人たちにとって、働けなくなるということはすなわち死を意味する。女子供とて例外ではない。女性が工場などに勤務するようになるのは、第一次世界大戦時に兵役で男手が不足してからのことで、当時、下層階級の女性の働き口はほとんどがメイドだった。この時期、都市労働者のうちで最も大きい割合をしめていたのは、こういう奉公人だったらしい。奉公人を上手く使い、手を汚さず家を切り盛りすることが夫人のステータスであったため、猫も杓子も、中産階級の下流の方まで無理をしてでも奉公人を雇ったのだ。と、いうことは、家庭の夫人は自分の沽券にかけて奉公人を厳しくしつけねばならない。無論、冷たい家庭もあれば、暖かい家庭もあるけど、いずれにしても「上に立つものと下で使われるもの」というはっきりとした違いは歴然としてあった。しかも、労働者の権利など徹底していなかった時代、上の奉公人が給金をくすねる、主人との軋轢で仕事をやめたくてもやめさせてもらえない、やめても次の奉公先への紹介状で悪いことを書かれる、などなど、ひたすら厳しい社会だった。
 無論、花嫁修業という性質もあることはあったし、悪いことばかりではないけど、基本的にそういったスパルタンな世界に生きた女性たちだったのだ。あー、あんまメイド萌えとかいう気分じゃなくなってきたな。(墓穴堀)
 ただ、こういったこととは別に、「イギリスの〜」はそういった厳しい時代の中で自尊心と労わりの精神を忘れず、アクティブに生きた女性の記録であり、読むと元気付けられる本だということは付け加えておく。


2002年09月24日(火) 旧暦 [n年日記]

ハンドメイドと秋の空

 親から栗が送られて来る。わーい。後でお礼言っとかなきゃな。しかし、栗と言うと姉には嫌な思い出があったはずだが、姉にも送られたのだろうか……
 なんか 野尻ボード で「 SF者はハンドメイドメイになる 」というので、そんなバカなことはあるまい、と思ってやったら……だからなんで ハンドメイドメイ がお勧めになるねん。ってえか、これは私がSF者だって証明なのか? いや、それよりSF者であるっていいことなのか? 考えると頭が痛くなってくるのでやめ。ちょっとやり直したら「フリクリ」になりました。まだこっちのほうが納得できる。いや、そもそもハンドメイドメイを見てないんですが。(ってえか、結果として表示されるアニメに相当偏りがありそうだな)
 こんなことになったのはきっとここんとこメイドと韓国・北朝鮮の話題ばかりだったからに違いない。ということで今日もメイドの話題。
  日本海軍メイドさん事件 (仮称)(スレッドの45番目あたりから)。駐独武官とかがドイツに家政婦の名目で女を送られて抱え込まれたというお話。結構有名な話らしい。私は知らなかった。確かに政治工作で女をあてがうというのは古典的な(しかも効果的な)手ではあるのだけども、「メイド」というだけでどうして野郎どもはこうも騒ぎますか?  メイドさん事件for Windows とか言ってる人もいるし。しかし、このエンディングは、これはこれで燃えるかもしれないな。<おいおい
 しかし、日本でメイドというと「ひらひらのついたカチューシャを頭につける」のが当たり前みたいに思われてるけど、実際にはキャップがほとんどだったはず。無論、映画などで実際のメイドがつけているところは見たことがない(と思う。多分)。後になると役職によっていろいろかぶりものを変えたらしいけど、あのひらひらつきカチューシャは何時、どこであったというのだろう? 服飾史まで調べないかんのか?
  左に曲がれなさそうな試写会ゲスト 。いや、映画はかなり楽しみです。はい。
 とか言いつつ、 石原都知事の定例記者会見 を見てて、相当まともなことを言っているように感じてしまう。そろそろ私もヤバイか?
  てまひまかけてこさえてますな〜 。著作権法違反だけど。
  キングゲイナー 3話。ロボットでスタンドでマトリックスでスケコマシ。こういうの(スタンド能力みたいなの)は監督は嫌いだと明言しつつ、それが何かプラスになると思えば意見を取り入れる。こういうとこって偉いしすごいよなぁ。性格は破綻してると思いますが。「 グレートメカニックvol.6 」のインタビューも面白いです。とくに まおちゃん のくだり。(笑)
「狂を感じる」だそうな
 あと、web日記だろうと著作権はありますぜ。転載と引用も別のものです。っつーか、法的に認められた引用の条件は「適切に」だから、内容があきらかに捻じ曲げられたものは引用として認められないんだけど。そもそも。と、誰に言うでもなく。


2002年09月25日(水) 旧暦 [n年日記]

訃報

 あちこちですでに言われてますが、ロバート・L・フォワード博士が亡くなりました( 毎日産経 )。「竜の卵」とブルーバックス「SFはどこまで実現するか」は、ハードSF原理主義者ならぬ私でも胸をときめかせて読みました。
 フォワード博士と並べて乗せるのはなんだという気もするけど、 東声会の創立者、町井久之氏死去東京アンダーワールド にも出てきていて、良くも悪くも戦後に活躍(暗躍)した人物の一人だった。
 その戦後日本もかくまでは、と思わないでもない(そうでもないかな?) 北朝鮮の食糧事情 。乳幼児死亡率高そうだから、平均寿命がすごいことになってそうだよなぁ。 こういうこと やってると、どんどん日本の支援はしぶくなる、で、弱い人から死んでいく。やりきれん。
 こういう話題の後でなんだけども、今週のサンデーの「焼きたて!じゃパン」を見て、この漫画がなんだかさっぱりわからなくなった。料理漫画ではないよなぁ。少なくとも。うーん、やはりギャグマンガなんだろうか? その割には枝葉でこちょこちょやってるという印象が……しかし人気はあるみたいだし、やはりさっぱりわからん。


2002年09月26日(木) 旧暦 [n年日記]

謝罪と賠償を要求しる!

 え〜、 アメリカにも例の病気がうつったようです 。いや、訴えている元米軍兵の方には申し訳ないですけど、でも双方の損害賠償の請求権の破棄は過去に合意しており、この合意を反故にするというのであれば、日本側からも最低限「空爆による非戦闘員の無差別殺戮」の損害賠償を申し立てられるでしょう。広島長崎の二発の原爆も含めてね。バターン死の行軍というのは日本軍の捕虜への残虐さを示すエピソードとして有名になっていますが、そんなの、まともな兵站・補給が事実上存在しなかった日本軍のところにいきなり数万の敵兵が投降して「捕虜としての待遇の保証を要求する!」と言われても……そもそも自分たちの食べる食い物だってろくにないし。「 インパール作戦 」だなんて狂気のさたを真面目に実行しちゃうような軍隊だし(自慢にゃならん)。日本軍の捕虜の取り扱いが必ずしも誉められないものが多かったのも事実ですが。そもそも、投降した敵兵を十分に扱えるだけの物資があれば、日本は戦争せずに済んだかも……それはいささか楽観的過ぎるか。
 北朝鮮、 度を越してるのはお前らの教育じゃ 、と一言言いたくなるわなぁ。
  ガンダムの新作、無料でネット配信 。やるなら キングゲイナー にしてくれ、どうせなら。
  .hack//SIGN 最終回。原画は最後まで高め安定。ただ、ストーリーまでキャラクターの口で説明させるのはどうかと。とは言え、全般的には及第点前後だったと思います。こういうののゲームとのタイアップって、どっかで無茶が入ることもあるけど、あまりそれがなかったし。最後の、リアル世界の司の声って斉賀みつきさんだったんだろうか? この人の女性声、聞いたことないんで。


2002年09月27日(金) 旧暦 [n年日記]

レモンのフレグランス

 withしょうゆラーメン。
 岡崎にて所用あり、ついでに 岡崎の共同研究機構 にいる友人に会う。事前に「不味いものと美味しいものと変なものとおなかがいっぱいになるもの、どれがいい?」と聞かれたので、「美味しいものか変なもの」と答えたら(「不味いもの」と答えると機構内の食堂に連れて行かれる。あそこは本当に不味い。)、連れて行かれたのが ぎょうざ家 という店。元は餃子専門店だったらしいのだけども、それだけでは不人気でラーメンをはじめて、それからは客の入りはそこそこらしい。で、そこで出てきたものが、なんと「生レモン入りラーメン」なるもの。いや、普通のしょうゆラーメンに、レモンの薄切りが4枚乗っかってるというそれだけの代物なんですが、あまりに異次元の発想に頭がくらくらいたしましたですよ。まあ、味自体はテーブルひっくり返すほど不味いと言うこともなく、「変わった味」くらいのものなのですが……しかし、餃子はきちんと皮を閉じて欲しい……
 その友人に「最近、日記に北朝鮮ネタが多いね」と言われる。いや、多くしたいわけではない(むしろこれでも抑えている)のだけど、一日に一個はかなりのネタが出てきてしまうのだから仕方ない。たとえば これ とか。拉致邦人の生死をきちんと確認し、身柄を保護できても、事件は終わりにならないのだろう。先は長い。
 ちょっと昨日検索をして見つけた ページ 。旧日本陸軍屈指の愚行と呼ばれるインパール作戦に関わった(実際にインパール作戦に参加されたわけではないらしい)方の娘さんが父親の体験談をテキストにしたページらしい。まだきちんと目を通していないけど、貴重な話だと思う。
  大和心とポーランド魂 (0.8MB, swf)。第一次世界大戦直後、ロシアに取り残されたポーランド孤児たちを日本が救済した事件のフラッシュ。この孤児たちが中心に「極東青年会」が結成、抗ナチス運動にも参加している。
 なんとなく、日本ってのは成金国家として世界から嫌われているというイメージがあるけど、トルコのこととか、上のポーランドとか、また 台湾パラオ など、案外と親日的な国ってのは多い(もっとも「過去の歴史ゆえ」から「なんとなく、成功した国だから」くらいのイメージまで、割合と漠然とした根拠だけども)。韓国、北朝鮮、中国がかなりの反日教育を行ってるせいであまりそう感じないかもしれないけど、それは第二次世界大戦のこともさりながら、普通は隣国同士は(利害の競合がおこるため)仲が悪いことがもっぱらだということも忘れてはいけないと思う。もっとも今の日本が立派かと言うと、まあそんなことはないのだけど。
  シスターメイドって何? 本当になんなんだ、一体。
  きんぐげいなー 。見てない人は、これでどういうOPか妄想をたくましくしてください。


2002年09月28日() 旧暦 [n年日記]

完璧な帝王たちの時間

 神林版「ラーゼフォン 時間調律師」の感想。神林長平の ラーゼフォン ノベライズに関しては、「いったい誰が話を持っていったねん」という違和感に対して、「どうして神林長平に話を持ってくねん」という疑問はまったくと言っていいほどなかった。それは、そもそもラーゼフォンがもともと一枚絵的なイマジネーションの世界から出ている作品であるところに対し、神林長平のイマジネーションの世界がマッチングしているように感じたからだと思う。実際読んでみて、それは正解だったと思った。ラーゼフォンにおける幾つかのキャラクター、設定などを確かにベースにしているものの、ストーリーラインそのものはテレビ版ラーゼフォンが「少年時代の初恋」を回帰する物語だったのに対し(その為の手法等は結局うまくなかったと思うが)、小説の方は「親殺し」「兄弟同士の骨肉の争い」という、神林長平の小説で何度か使われたモチーフをベースにしている。主人公すら異なっている。結果から言うと、小説版は成功し、テレビアニメは失敗した。それはテーマそのものよりも、それを芸としてどうやって描くかが、いかに提示されたかだと思う(文芸とは「文」で「芸」をする、とは至言だ)。 グレートメカニック vol.6 を見て、富野監督と出渕氏のインタビューを読み比べると、その差から浮き出てくる。これまでの神林作品を読んだものとしては特に新しいところのない作品だが、「芸」としては間違いなく金銭を取るに値する仕事をしている。いや、テレビアニメ版に(少なくとも、直接は)金を払ってるわけではないけど。
  けんかに決闘罪を適用 。いや、死文化した法律ってのが多いのは知ってるけど、まだ決闘罪って生きてたんか……


2002年09月29日() 旧暦 [n年日記]

ストレンジベント・ザン・パラダイス

  龍騎 で出てきた「ストレンジベント」って何なのだろう? 一度ベントインした後に吐き出されて、トリックベントに変わってたけど。ランダムにカードを変化させる? 肉弾攻撃系のカードしかなかった龍騎はじめての特殊能力カード?
 わからないって言えば、今回から本格登場の「タイガ」のファイナルベントもよくわからない。契約モンスターが敵を引きずりまわして、そいでタイガが持ち上げて……うーん。しかし、陰険メガネがライダーってのはいいかも。
 今売りの少年エースにMEIMU氏作画の「龍騎スペシャル」のコミックが載っている。「戦いつづける」エンドだったけど、二種類結末を書いて、テレビに合わせたんだろうか? うーん。ただでも無理があったスペシャルをさらに短くまとめるので無理はあるのだけど、その制限の中ではがんばっていると思う。真司の不器用な力のこもった変身ポーズだとか、「あ、マニアだなぁ(しかもよく見てる)」とか、感心するところも。スペシャルのDVDは「戦いつづける」「戦いを止める」の他に4っつのエンディングが加わったものになるとか。
  ぴたテン 最終回。まあ、無難に終わった、という感じか。毒にも薬にもならないかもしれないけど、これはこれで悪くないかと。原作では 紫亜がコタローの曾祖母 で、おまけに 寿命で死んでしまったり とか怒涛の展開になってますが。
 小耳にはさんだ話では、某ゲームは序盤10時間が無茶苦茶退屈だとか。10時間我慢って……地獄の黙示録が3回見れるんですけど……苦行ですか?
 先日の「朝まで生テレビ」で、田原総一郎が「日本は600万人の朝鮮人を強制連行した」と発言して、在日韓国人の姜尚中教授に即座に「それは流石にウソ」と否定されていたという話で……そりゃ、600万人って当時の朝鮮半島の人口の何割だと思ってるねん? こういうちょっと考えればありえないことを平気で発言するテレビって……


2002年09月30日(月) 旧暦 [n年日記]

ただいま苦行中!

 ええ、深くは追求しないでください、深くは……
  しゅうかいどうさん とこからたどった 教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史 。「そうそう、 高エネルギー研 のページを見に行ったよなぁ」とか思い出したり。しかし、実はそれより ラグナロクオンラインであった怖い話 史上最強の電波 に身震いしつつも楽しんだり。って、被害に遭われた方にとってはそれどこではないですね。すいません。しかし電波って本当にいるんだ……
 インターネット黎明期と言うと思い出すのが、同級生だった○○君(本人にとっては若気の至りだったと思うので、完全匿名)。まだネットスケープが2.xで、インターネットエクスプローラー辺りなんか「何それ?」という時代、その彼がコンピューターに詳しい別の同級生にWWWブラウザの使い方を習っていた。で、そのお年頃の男の子が見に行くと言えば、やっぱり××なページ。苦笑しつつ、まあ、そんなものだよなぁ、と思っていたのだけど……実験をして、中休みにコンピューター部屋に戻って見ると……まだ見てる……確か始めたのは夜7時だよな? とか思いつつ、時計を見ると日付が変わりそうな時刻。ようくやるなぁ、と思っていたがまだ甘い。実験で徹夜をしつつ、時々様子を見に行くと、まだ見ている。なんだかんだで、彼がコンピューターから離れたのは朝の4時……9時間も見続けてたんかい!? ここまで来ると呆れるを通り越して感心するやら。しかし、彼が研究室でそれ系のサイトを見たのはそれっきり。何で見ないのかと聞いてみたら「飽きた」との返事。まあ、そらそうかもなぁと思いつつ、ある意味では大したものだと思ったり。
 またもや韓国ネタで申し訳ないですが、 朝鮮伝来の“珍説”主張 柔道/空手 。今回のミソは、マスコミや在野の自称研究家が主張しているのではなく、 釜山アジア大会 の組織委員会公式ページに掲載されたこと。日本にもユダヤの十二氏族が日本に渡ってきたとか、イエス・キリストは日本人だったとか色々電波な事を言ってる人はいますが、国をあげてそうだってのは、そりゃ苦り切るしかないわなぁ。
  キングゲイナー 4話。バカ話炸裂。どんどんドロンジョさまになっていくアデットに空回り炸裂のヤッサバ隊長、アッチョンブリケなリュボフ。2話辺りからそうじゃないかと思ってましたが、やはりヤッサバ隊長は萌えキャラですね。ゲイナーとゲインのキャラがわりとシリアスなままなだけに、この周囲のキャラの空回りっぷりが……富野監督の策中にはまってますか? 雰囲気的にはエルガイムの序盤辺りが近いかなと。話は第3話の翌日のようなのだけど、たしか第3話でゲイナーは27日間学校を休んでいたと言っていたのに、4話の時点でエクソダス開始から7日目。エクソダスの日に登校してるんですけど……細かいことですかそうですか。
  アニメ版雪風こんなん だったら。意味不明気味。誰だ、こっちの方が良かったって言ってるのは? そんなに チキンブロス が食いたいか?