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2011年09月01日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] セイクリッドセブン#9とシュタゲ#22と神メモ#8とぬら孫千魔#9とバカテスに#8

  セイクリッドセブン #9「転石するイシ」。なんつーか、登場する悪石は面白いw デザインや動きだけじゃなく、一種小型怪獣なんだけど、そう言う場合にどうするのか、って考え方あたりが。
 でも、作戦がちょっと残念。お嬢様側が軍隊的組織じゃないのは明白なんだけど、戦術がかなりTRPG的。足止めのしかたとか、もっと他に方法はあると思うんだけどね。
 いや、一応アルマがいつの間にか全学園に受け入れられてたとか、そういうのはあるんだけど、こういうのも嫌いじゃないんだけど、どこまで考えてるか、なんだろうなぁ。

  Steins;Gate #22「存在了解のメルト」。まゆりを助けるためには時間干渉の全てをなかったことにするしかないが、それは紅莉栖が刺されて死ぬ歴史に戻すと言うことでもあった。悩み、行き詰まった末にそのことを紅莉栖に告げる岡部。
 紅莉栖もおぼろげながらこれまでの改変された歴史のことを覚えており、自分が死んでいたはずなこと、岡部がまゆりが死ぬ度に悩み苦しんで自分に相談してきていたことを覚えていて、元の歴史に戻すように言う。度重なるタイムリープで、紅莉栖に対し相談相手以上の感情を抱くようになっていた岡部だが、紅莉栖の覚悟も受け入れ、最後の決断を下す。
 他のキャラも時間改変の記憶が多少ながら残ってる、ってのは、ちょとご都合主義でそこが話のキーになるってのがアレなんだけど、まあ、紅莉栖がメインヒロインと言うことであれば致し方あるまい。

  神様のメモ帳 #8「僕は運命を信じない」。途中で察しが付いた通りのヒソンの顛末。つか、同名の韓国女優がいて、漢字だと金「喜善」なので、まあなんというか。知ってた人にはあからさまなアレコレ……
 しかしあれだけやらかしといて殴り合いだけの怪我で四方八方納得させるって、ちょっと無理があるでしょう……

  ぬらりひょんの孫 千年魔境 #9「灰色の陰陽師」。正直、ちょっといろいろ新勢力が出過ぎてて、グダってる感は否めず。花開院流は内部事情もあったりでさらにアレだし。この辺りが掲載順番下げた理由ではあるんでしょうが。とはいえ、妖怪ものはやっぱそれなりに燃えるのです。

  バカとテストと召還獣にっ! #8「ウチと日本語と知らない言葉」。美波がいきなり明久にキス、で終わった前回から、ドイツからの帰国子女である美波が明久に惹かれた経緯の過去編。美波ってホントに帰国子女だったんだ。ただのバカだと思ってた。で、意外とバカでなかった美波が真性バカの明久に惹かれるんだけど、え〜っと、これってどう収束するの?


2009年09月01日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] プリラバ#9

  プリンセスラバー #9「赤と青」。有馬グループの本拠地である有馬ヒルズをテロリストが占拠するのだけど、その目的である「占拠を報道して有馬グループの信用を落とす」が阻まれ、撤退……と思いきや、有馬ヒルズに時限爆弾が。しかも「ジャガーノート」から伝統の古典的な「赤か青か」式。この犯人たち、映画の見過ぎかと。
 しかし、なんつーか黒幕ぶりがあからさますぎて……ちょっとは深みがあるかと思った犯人側の小隊長も典型的なザコだったし、まあ、ベタベタが持ち味なんだろうけど、お姫様の空気よまなさは時々微妙だ……


2008年09月01日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 第47回日本SF大会 DAICON7レポートその2

  第47回日本SF大会 DAICON7レポートその1 の続き。

・二日目入場前
 24日朝。さっそく会場の浪切ホールへと再び向かうが、途中で地元の人も同じ方向に向かっているのに気付き、「お?」となる。それも一人二人ではなく、ホール前に至るとかなりの人数になる。なにかと思うと、入り口前でお囃子の演奏が。「まさかSF大会歓迎……なわきゃーないか」とか考えてると、大ホール前に町内会ごとに別れた受付と、大量の地元の方が。同日、大ホールでは午前中、だんじり祭に向けての安全大会が開催されていることをタイムテーブルを見て知る。道理で。
 少し早めに来たので一度会場を出て飲み物を買ってから戻ると、再入場はディーラーズルーム前の小さな入り口に制限されてて、行列に……まあ、このくらいの行列はなんてことはないですが。
 そんなこんなで二日目の開始。

・二日目一企画目「SFアニメの45年史」
・氷川竜介氏が演者
・今年のBSアニメ夜話は10月に収録
・アトムが1963年
・アニメの面白さは物語とは別?
・アニメが何故面白いかわからない。けど面白い→その矛盾が面白い
・錯覚ベースの芸術
・動かないはずのものが動けばアニメではない
・動きが鍵
・SF的な視点転換と関係あるのかも
・フィルム自体が断絶の連続・モンタージュ技法
・視覚は危険認知・予期のシステム
・動きの予知、ずれが快楽
・脳の感じる時間は?
・相似形、フラクタクル構造
・小構造も大構造も時間をコントロールできる
・ダブルアクション(カット切り替えを時間通りにしない)
・アニメは即物を描いてない。残像(空)を喚起させる
・アニメは脳をハックしてる?
・海外のアニメーションと日本のアニメは根本的に違う(アメリカではボードビル)
・日本のアニメは世界観が豊か
・アニメは理詰めで理系向きの芸術
 講演には二つのテーマを用意してきたのだけど、タイトルの「アニメ史」の方は後回しにして「何故アニメを見て楽しいか」という話を準生理的な視点をベースに分析。そしたらアニメ史の方はほとんど話す時間がなくなったという、結果的に看板に偽りあり企画。けど、面白い内容でした。アニメ史の方は基本的に2年前の企画で話したことと重複してたらしいし。
 「アメリカではボードビル」というのを補足説明すると、アメリカではアニメはそういうステージショーの延長線上で発展してきたと言う意味。

・二日目二企画目「スクリーミング・マッド・ジョージの不思議な世界」
・「SF軍事解説」がいっぱいで入れなかったので、適当に入室
・ホラー特殊メイクで有名なSMジョージ氏のトークショー
・アメリカ市民権を得てたけども家庭の事情で帰国、活動の場を日本に
・オリジナル短編映画「BOY IN THE BOX 箱の中の少年」の上映会
・デビルマンレディの実写写真集のメイキング(永井豪体型のモデルさんを探すのが大変だったとか)
・サウンドホライズンのビデオも
・ミュージシャンのミュージックビデオも作成してるが、やりすぎてテレビ放映は出来ないものに(でもミュージシャン自身には大好評)
 行き当たりばったりで入ったが入ったが、左脳企画の後の右脳企画でバランスが良かった。

・二日目三企画目「宇宙船レッドドワーフ号」
・今年20周年
・ゲストはキャット役を演じたダニー・ジョン・ジュールズ(マジ)
・元々ダンサー出身。(今は膝を痛めてしまってるとか)
・キャット初登場時のピンクのジャケットはダニーがオーディションの時着ていたもののコピー
・しかもお父さんのウェディングジャケットを塗り直したもの
・オーディションには30分遅れた。しかも遅れたことに気づかず、審査員に謝らなかった
・演技をしたらすぐ追い出された。怒ったのではなく、演技を見て審査員はほとんどダニーに決めたのだとか。
・山寺宏一の葺き替えに関してはとても満足、Perfectだ、と。
・好きなepisodeは「バック・トゥ・リアリティ」
・その他、キャストや撮影時のエピソードも。
・映画版は資金調達でストップ。
・近作は映画「サッカー・パンチ」とBBCのドラマ「M.I.High」(共に日本公開未定)
 サッカーパンチはインタービジョンと配給の交渉中なので、インタービジョンに嘆願メールを送って欲しいとのこと。

・閉会式
 若干三企画目とかぶったのでその前にあったと思われる授賞式は結果は不明。
 暗黒星雲賞と星雲賞は以下の通り。
暗黒星雲賞
企画部門:手づくりプラネタリウム 次点ボーカロイド
ゲスト部門:トニーたけざき 次点岸和田市長
コスチューム部門:なっちゃん(ななこ) 次点バニーボーイ
自由部門:四階への長い階段 次点実行委員長市長大阪環状線だんじりの太鼓なかなか終わらない当日受付
幸運部門:(一般参加者なので伏せておきます)

星雲賞
日長:図書館戦争シリーズ/有川浩
海長:輝くもの天より墜ち/ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア、浅倉久志
日短:沈黙のフライバイ/野尻抱介
海短:ウェザー/アリステア・レナルズ、中原尚哉
コミック:20世紀少年・21世紀少年/浦沢直樹
メディア:NHK「電脳コイル」/礒光雄、電脳コイル製作委員会
アート:加藤直之
ノンフィクション:星新一−一○○一話をつくった人/最相葉月
自由:初音ミク/クリプトン・フューチャーメディア
特別賞:野田宏一郎(昌宏)
 暗黒星雲賞のトニーたけざき氏は、なんだかガンダム企画でへろへろの状態でひたすら安彦絵を描き続けた姿が受賞理由とか。
 20世紀少年は浦沢氏が直接に現われて受賞。これには会場中がびっくり。お忙しいだろうに本人がわざわざ現われたってのは、どういうことなんだろう?
 で、閉会式。閉会の挨拶と、来年の日本SF大会である T-CON2009 からの挨拶。T-CON2003は非常に良い合宿型大会だったので、同じホテルニュー塩原での開催(これがホテル側が非常にノリが良かった)ということもあって、二日間の開催になってしまうけど期待。そしてOPの続きのムービーが流れて閉幕。
 帰りは知人が一緒に車に乗せてくださるというのでお言葉に甘えたら、新幹線が大雨で遅れたと帰り着いてから聞いてちょっと冷や汗ものでした。ありがたやありがたや。


2007年09月01日() 旧暦 [n年日記]

[その他] ちょっと宣伝。

 萌えミリタリー本シリーズを出してる イカロス出版 から、友人の EXCEL さんがイラストを担当した「どくそせん」が出版されるので、宣伝。発売日は9/7らしいです。「萌え解説本」となってるし、絵柄はこんなですが、話聞く限り「萌え」じゃないような……EXCELさんを知ってる人になら「いつものあんなんです」と説明すれば事足りるんですが。ええ、いつものあんなんらしいです。分かる方もわからない方もご期待ください。多分。

[その他] 「悪」が付く方の趣味ですが

 この手の「趣味」は極個人的(且つ悪趣味)なので、日記にはあまり書いてませんですが、痛い方々の観察とかもしてるわけで。で、あまりに痛い方がいたのでびっくり。
  大石英司氏も巻き込む形での用意周到な罠にハメられていて、それに気づかなかった私に全ての責任があります。
 経緯とかわかんないとさっぱりでしょうが、説明するのもめんどくさい。 こちら でも御覧になってください。要は根拠不明の非難を言い立てた後、その行為のために進退窮まり、自分が出入りしている(そして自分が常連だと思っている)某作家さんのブログで、某作家先生に脈絡もなく助けを求めて、当然ながら余所のいざこざを持ち込まれてうんざりなその作家先生からけんもほろろにされた、ということ。端から見てると、自業自得としか言えないんですが。
 で、その断末魔が「用意周到な罠にハメられて」なわけです。いや、罠にハメられたって、あーた……
 このArtane氏とは一二度どっかで論を交わしたことがあったはずなんですが(どこかは忘れた)、その論のいい加減さにはあきれ果てた記憶だけはあります。あれってわざとじゃなくって素だったのね。
 世の中理不尽なことはあるけど、ネットでの論戦なんて行為と論理を正しくしてれば追い詰められるほどやましいことなんてないのにね。自分に都合の良い妄想を抱いてると、世間と比べて厳しくもないネットでさえ追い詰められるのか。哀れ。

[アニメ] 電脳コイル#14

  電脳コイル #14「いきものの記録」。フミエの弟、アキラは姉からの虐待の恨みを、日々電脳ペットにより記録していた。そのアキラがフミエの周囲の人々を自由研究として記録していくのだが……

 前半は総集編。後半開始にともない、各キャラの紹介し直しってところかな。アキラの虐待されっぷりには涙が出てきます。同情の涙。ええ、身につまされますよ。えぐえぐ。それにしてもアキラ、フミエ以外の女性には節操ないな……
 前半で最も真面目な話、イサコの素顔をかいま見た(つか、盗み見た)のは身内以外ではアキラだけなんだけど……アキラの電脳ペット「ミゼット」も、なんだかおかしな調子になってるし、伏線?
 後半は、夏休みの自由研究にイリーガルの研究を続けるハラケンが、謎の青年と接触する。ハラケンの研究に興味を持つその青年だが、段々言動があやしくなって来る。イリーガルについて、詳しく知ってるふうなのだが……そしてその青年から出た謎の単語「電脳コイル」。って、単に「コイル電脳探偵局」にひっかけたタイトルじゃなかったのか! 「電脳コイル」って存在があるってことは、「コイル電脳探偵局」の産みの親でもあるメガ婆もそのことについて詳しく知っている? ヤサコが幼い頃であった「4423」のことといい、ヤサコ周りにすべての謎が帰結しそう。
 そして次回は「隣駅の少年」。誰のこと?
P.S.謎の青年「猫目」って、声がウラタロスなのか……それでメガネなのか(違う)。


2006年09月01日(金) 旧暦 [n年日記]

[必殺] 化け猫騒ぎはのんのこ節

 必殺シリーズ第十八弾「必殺仕舞人」第十一話。現在テレビ東京系にて時代劇アワー(月〜金 11:35〜)で再放送中。

 長崎での興行中、客席に猫を抱く異人服を着た娘がいた。その娘おさよは羅紗綿 *1 。楽屋に来て一座に手紙を託そうとするが、京山がいぶかしむうちに役人に呼ばれ、それっきり戻ってこない。代わりに、権太が彼女の抱えていた猫を拾ってくる。なぜか猫には何者かの血がかかっていた。
 権太の持ってきた興行許し状と仕事の手紙は鍋島藩有田大川内。丁度おさよが手紙を届けてくれと言っていたのと同じ。しかも依頼の手紙には「猫の籤」という謎の言葉も書かれていた。
 有田大川内は色鍋島と呼ばれる焼き物の産地。その技法を盗まれまいと厳しい規制が敷かれていて、一座の興行も不許可になるところを、庄屋の陶斎のとりなしによってなんとか興行を許可される。だが、京山が「猫の籤」のことを聞いた途端、陶斎の顔色が変わり、急に口をつぐむ。そんなとき、一座に長崎で誰かから手紙かことづけを預からなかったかと聞いてくる娘がいた。それは陶斎の娘お俊。お俊によればこの村はオランダからの色鍋島の受注を増やすために毎年娘を差し出し、その娘を「猫の籤」と呼ばれる方法で猫に選ばせるのだという。しかし、一年の年期のはずが娘たちは誰も戻ってこず、不審に思ったお俊が猫に選ばれたおさよになにが起こってるかを知らせてくれと頼んでいたのだ。
 おさよが消え、彼女の猫だけが見つかったと聞いておさよが口封じされたと直感するお俊。しかし、お俊と一座の話を聞いていた陶斎が京山に「おまん方は、仕舞人ですか?」と聞いて来た……

 相変わらず一座のルートがわからんってのはさておき、依頼の対象となってる「猫の籤」は陶芸で身をたててる貧しい村が、支配の牧村の提案により行った窮余の策。だが、それは牧村らがオランダ人に取り入り私服を肥やすために行った人買いで、羅紗綿の娘たちは年期があけた後は清国に売り飛ばされるという末路を辿っていた。
 「猫に四人の娘のうちの一人を選ばせる」猫の籤も、公平を演出するためのものに過ぎず、実は付け届けのない家の娘が選ばれるようにからくりが施されていた。
 陶斎は猫の籤のからくりを知り、本念寺に猫の籤のからくりに関わる者を殺すよう依頼していたのだが、京山たちが下調べに来たのだと思い探りを入れてくる。「仕舞人」という言葉が出たのは、今回が初めての気がする。
 京山は自分たちが仕舞人だとは明かさないものの、本念寺が依頼を受け入れたことをほのめかし陶斎も安心するのだが、そのことを知らないお俊は猫の籤の陰謀を暴こうと動き、牧村らに目をつけられることに。おまけに一座の娘たちまでそれに乗ってしまい、幽霊騒ぎで揺さぶりをかけようとして京山をはらはらさせる……娘たちがこんなふうに絡むのって、めずらしいなぁ。しまいには座敷牢に押し込められてしまう。
 陶斎の段取りによって仕事の準備は着々と進むのだが、おさよの猫の首輪に仕込まれてた手紙により猫の籤のからくりのすべてを知ったお俊は、座敷牢を抜け猫の籤の候補になった娘と入れ替わり、悪人たちの目の前ですべてのからくりをあかし悪事を糾弾する。当然口を塞ごうと斬り殺されかけるのだが、なぜか猫の籤の男たちの一人がお俊をかばい、身を投げ出す……実はその男は陶斎。牧村に騙され猫の籤に噛んだものの事実を知り、犠牲になった娘たちの無念を晴らすため、自分もろとも牧村らを仕舞人に殺してもらおうとしていた。妙に裏事情に詳しすぎると思ったら……これにより逆にいかにも殺されそうなお俊は生き延び、結構先の読めない展開となった。残るは二回ということもあり、最後は京山が旅の終わりを予感させる言葉を口にする。
 猫の籤とか幽霊騒ぎは「鍋島猫騒動」にひっかけての無理矢理気味だけど、それがトリックや人物の動きにつながっていて、踊りも話の中にきちんと取り込まれていてなかなか良い話でした。
*1: 西洋人の妾

[アニメ] .hack//Roots#21

  .hack//Roots #21「Defeat」。すっかり悪い子になっちゃったハセヲちゃん、PKをPKKしまくって三爪痕の情報を求めるが、もちろんスカ。そこへ三爪痕から逃れて来たと言うPCの噂が流れはじめる。直毘=八咫らがそのPC・碧が生還者というだけではなく、オーヴァンと三爪痕との戦いの目撃者であることを知り、ハセヲの覚醒を促すためにハセヲを碧へけしかける……って、ハセヲを憑神使いとして目覚めさせるのがラストへの目的になるのか……でもハセヲ、覚醒もせず碧に歯が立たず。碧って、ゲーム版のキャラでもないよなぁ、と思ったら、小説版に出てくるキャラらしい。この辺の相関、ようわからんな……
 三郎はハセヲに戦いを挑んで負けて、PCキャラをエンダー=パイに返そうとするのだが、結果的に八咫たちの思惑通りに動いたことで三郎のキャラはもはや無用に。手切れを宣言されるが、三郎はまだハセヲに拘っているような……
 タビーはハセヲをフォローするギルドの設立を決意。彼女に賛同した清作も加わるのだが、なんだかトウタが悪乗りしてる予感が……次回予告見ると……伝説的バカギルド? この番組、もはやどっち向かってるのか……

[マンガ][買ったもの] 青侠―ブルーフッド―

 ・ 青侠―ブルーフッド―(1)/江戸川 啓視原作・石渡 洋司作画
 ・ 青侠―ブルーフッド―(2)/江戸川 啓視原作・石渡 洋司作画

 青幇(チンバン)を題材にしたマンガ。作画の石渡氏はチャンピオンREDでかなり浮き気味だった「フロンティア」の作者で、濃い絵柄なのだけど、こういうのには合ってるなぁ。
 「この物語こそ唯一真実の青幇の歴史・思想・秘密を取材した(マンガ)作品であることを明記しておく」って煽り文句が正しいかどうかってのはともかく、結構読ませる。人を殺すたびに贖罪感から記憶が混濁していく、幇の黒道(ヘイダオ)を受け持つ孫と、自分が何をなすべきか迷いフリーターに甘んじつつ、孫に惹かれていく青年・陣との友情? 師弟愛? が泣かせる。
 あ、そう言えば実際の幇の老大(ラオター)に取材したという「アジア無頼」も買わないとな……


2005年09月01日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 政治ネタは控えると言っておいて

 微妙に政治ネタのようなそうでないような。
  朝日新聞:新党結成取材で情報ねつ造、記者を懲戒解雇毎日 )。最初「あっはっはっ、朝日がまたやったよ!」だったのだけど、報道のされ方を見ていくにつけ、むしろその周囲の報道の仕方が妙に気になった。まあ、捏造報道はいけないに決まってるのだけど、言ってしまえば「たかがしれた」記事でもある。影響がないってこともないのだけど。
 この問題に関しては魔女狩りの様相を呈してきて、一体なにが起こったのか、なにを問題にしているのかわけがわからなくなってきている。それが本当に個人によるものか、会社の組織ぐるみか、体質的なものか、というところが問題だが、このへんが魔女狩り的報道になってるのでわけがわからない。問題点の洗い出しではなく、断罪だ。そもそも各社、他人事のように語れる問題なのか? と思うと釈然としない。
 そりゃ私は朝日のことをネタとして取り扱うことが多いけども、ちょっと今回の件は各社の報道の仕方もおかしいと思う。

 マスコミってえと「アクメツ」でついにマスコミが槍玉に。書いてることには概ね共感。ただ一点、「今の状態が60年前に似ている」と言ってるけど、60年前どころか戦中・戦前にもそっくりだと思う。そういう意味であるのならば。
 ちょいこの前、終戦記念日(まあ、本当は停戦の日じゃなくポツダム宣言受諾の批難だけど)がらみで戦前戦中の日本と何が変わったのかという話を職場の子として、そこらへんの話をしたらマジでショックを受けたみたいでした。戦中の教育とかなんとか、それらも問題がなかったとは言わないけど、その時代の先人たちはマジで尊敬しているけど、昭和って時代は日本の根本的な問題がずっと放置され、解決されようともしなかった時代でもあるのだよな。平成もそうなるかはこれから次第なのだけど。

[その他] ゲームとかメールとか

  こちら を見て 必殺裏稼業 なんてゲームが発売されるってことを知って、また頭抱えたりなんだり。ゲームとしての出来とかはわからないのだけど、また強烈な「物真似臭」がするのですよね。決して作者や作ってる方々をバカにするのではないのですが、意図的に「必殺にしよう」とすると、例えば「必殺仕置長屋」なんかもそうだけども、逆にパチモノ臭さがにじみ出てしまう。
 でも、ムービーを見てみると確かにいろいろな部分に必殺臭も感じてしまうのですよね。中期以降の臭いが強いですが。これは迷うところだなぁ……

 最近プロバイダの管理者アドレスで「Your Mail Account Will Be Stoped」とかなんとかというタイトルのメールがやたらと届いて、開いてみると検閲によってウィルスが削られたメールばかり。
 なんじゃそりゃ? と思いつつも元々身に覚えがないんで放置してたんですが、ある時ふと気付く。要はワームによる偽装メールで、こちらのメールアドレスの@以前に勝手にAdministratorとかWebmasterとかつけて、「アカウント停止するんで、詳細は添付ファイルで」と脅し、開かせて感染するってタイプなんですね。
 幸いうちはプロバイダでのウィルスチェックとクライアント側のアンチウィルスの二重チェックで全然大丈夫だったわけだけども、まったくたちが悪い。感染した人、さっさと駆除してください。


2004年09月01日(水) 旧暦 [n年日記]

[必殺] 粗大ゴミは闇夜にどうぞ

 必殺からくり人 第五話。
 天平の住む百万坪の埋立地に、男の死体が捨てられていた。見つけたとんぼは奉行所に届け出ようとするが、天平は身辺をかんぐられることを怖れて死体を埋め戻してしまう。このことが原因で天平ととんぼは口論に。罪悪感を覚えた天平は、履いていた足袋から死体はゴミ回収業者の港屋の主人と当たりをつけ、湊屋にそのことを知らせに行くが、なぜか港屋の女将は、知らぬ、主人は生きている、と天平を追い返す。
 その頃、江戸の二つのゴミ回収業者、港屋と半田屋はヤクザからかいやがらせを受けていた。ゴミ回収業の利権を狙ってのことだったが、その裏にはまだ何者かがいるよう。そんな折、港屋の跡取り息子が誘拐され、命と引き換えに暖簾をたためと脅される。店を閉めることも子供の命を捨てることもよしとしない港屋の女将は、からくり人に子供の救出を依頼する。

 江戸は同時代の同規模の都市に比べると非常に清潔で綺麗だったのだけども、それはゴミや糞尿の回収制度がしっかりと確立していたからでもある。と、いうことはそこには当然利権が絡む。そのゴミ回収業への参入を狙うヤクザと既存の回収業との攻防に、からくり人たちが巻き込まれる。
 ヤクザの大前田英五郎の背後には利権の分け前目当ての目付が控えているのだけども、防戦の港屋側も必ずしも正義とは言えない。女将も暖簾を守るために主人の死にも素知らぬふりをし、子供の身に危険が及ぶことを承知で脅しに屈しようとせず、目付にも身体を許す。この女傑を演じるのは弓恵子。この人もわりと必殺シリーズ常連で、仕置屋稼業では犠牲者の横内正の妻役を、商売人ではうなされた主水の夢の中で主水を殺す悪女を演じている。色気と迫力の同居した物腰で、ヤクザのバシタを思わせるが、実際に映画でヤクザの妻とか女渡世人などを数多く演じている。当時はだいたい40才くらいだったはずなのに、この艶っぽさはただものではない。
 また、その港屋たちを脅かす上州のヤクザ・大前田英五郎は実在の人物。最後の仇吉との対決シーンは貫禄対決。殺陣の出た分で仇吉の勝ちか。
 その他、天平ととんぼのじゃれあいのような喧嘩もほほえましいが、藤兵ヱが仇吉とのやり取りで口にした「あの二人が兄妹ってのは、本当なんですかい?」という言葉は、以後関係する話が出てこないので意図と真偽は不明である。関係しそうなのは今回未放映になる第十一話「私にも父親をどうぞ」で、とんぼの父親が仇吉の元恋人で仇吉を騙してオランダ人に抱かせ、出世の糸口にした絵師であることが判明することか。天平の母親も同じ絵師に騙されていたという設定だったのかもしれないが……
 それにしても間寛平演じるへろ松は「ガキじゃねえか」と言われるのだけど、このとき間寛平は実年齢28歳……へろ松だけじゃなく、とんぼや天平の設定上の年齢は何才なんだろう?
 あと、驚くべきはゴミ埋立地に埋められていた死体役の役者さん。人形じゃなくって、人間が埋められてるよ! 大部屋役者さんなんだろうけど、いきなり埋められて、面食らっただろうなぁ……
 明日は第六話「秘め事は白い素肌にどうぞ」。脚本は早坂暁ではなく、中村敦夫の実弟の中村勝行。だけどこの話も謎解きがからんでいて良く出来ている。


2002年09月01日() 旧暦 [n年日記]

それでもわりとへこむ

 あまり気にしすぎるべきではないとわかっていてもなぁ……やっぱり自分のやってることの意義に迷ってしまうよ。でも自分もさんざん人に対しておなじようなことをしていたし、文句をいえる筋合いはないわな。
 WTMの記述で間違い。リーフレットは上田氏でなく、モリナガ・ヨウ氏でした。なんで間違えるんだ。ワシは。
 そのWTMも、コツコツ買っていったらそこそこ揃ってきました。ただ赤虎はいまだに出ず。赤虎そのものはほしいと思わないけど、リーフレットはやはり見たいのだよなぁ。
 こないだ友人とパレスチナの話になって「メルカバが蹂躙してる姿ってのも、あまり気持ちのいいものじゃないしねえ」と言ったら、「気分の問題なの?」と返された。いや、気分の問題って言うとアレだけど、嫌だとかそうじゃないとか、そういうところから価値判断をはじめていって、調べて、分析して、結論につなげていくってのはおかしなことではないと思うのだけどなぁ。その意味で感情を起点にするってのはおかしくないと考えている。感情論から脱し得ないのも困りものではあるのだけどね。
 第一、必要性うんぬんはおいとくとして、人が蹂躙されて殺されるのが気分がいいなんて人間がいたらそれこそ怖い。
 ウチのボスってのは悪い人ではないのだけど、冗談はあまり上手くない。っつーか、時々洒落にならないことを言う。研究室の、肥満気味でちょっと悩んでる男の子に「アウシュヴィッツにでも入ったらすぐやせる」ってのは私でもよー言いません。ただ、よくわからないのは、ボスは我々みたいな戦争を知らない世代ではない。戦時中生まれで、しかも物心つくかつかないかの頃とはいえ、満州の大連だったか旅順だったかから、一家命からがら帰国したのだという。幸い、ボスの家族は全員無事に帰国できたそうだけども、去年の忘年会のときに、酒の勢いでそのことを半ば無理やり聞いてしまって少し後悔をした。ポツダム宣言受諾後のロシア軍の暴行は話には良く聞いていたけど、まさか体験者から直に聞くことになるとは思っていなかった。やはりボスの価値判断の基本はそこらへんが基準となっていて、日本が一番大変で、貧しかった頃を基礎にしている。我々は、高度成長期は過ぎたとは言え、日本が世界第二の経済大国を謳歌していた時期に育ったから、どうしてもその感覚はつかめない。しかし、もっともっと古い人、もうほとんどが亡くなってしまった世代ならば、大正デモクラシーの日本が自力で立ち上がってきたころのことを基準にするだろう。
 少し考えただけで、日本はこれだけの流転を繰り返してきた。我々にとって戦争は遠いことのように思えるけども、ボスにとってはそうではないのかもしれない。また、竹島をめぐる問題や、中国の南海諸島への侵略を考えると、事実私などが思ってるよりも日本は戦争とはそんなに遠くないのかもしれない(中国の「良識」は期待できない。チベットなどで百万人オーダーの殺戮を現代において行ってる国であることは忘れてはいけない)。
 再軍備とか有事法とかいろいろ言われているけども、再軍備を考える際に、忘れてはいけないのは「戦争は外交の一部」という基本だと思う。軍備を行うか否かは、全体的な外交戦略によると言ってもいいと思う。以前、人とそのことを話した時には、経済拠点としての意味が大きい日本が完全に破壊されることもないだろう、という見通しで話をしたのだけども、よくよく中国の行動を見ると、本当にそれで大丈夫なのかとも思う。しかるに日本国内の議論を見ると、観念論や原則論がまかり通っている。賛成にせよ反対にせよ、効果があるかどうかが第一だと思うのだけど。不安になるとともに、つくづく日本ってのは妙な国だなと痛感する。


2001年09月01日() 旧暦 [n年日記]

ビバップ見てきた。

 ビー・バップ・ハイスクールでなくって、 カウボーイ・ビバップ ですんでそこんとこヨロシク。
 20分前に劇場に行ったら、もうすでにかなりの列。公開初日とは云え結構すごい。しかも結構ご年配の方とかもちらほら見える。大丈夫かいな、とか思いながらも開始時間。劇場内へ。
 なんとか席には座れたのでのんびり視聴。時々お尻が痛くなったけど。
 「カウボーイ・ビバップ劇場版 天国の扉」全26話なのに最初13話しか放送されずに、その後WOWOWにおいて全話ノンスクランブル放送されたアニメの劇場版。ラストは鳩で挽歌2でくどーちゃんな最期だったのに、続きなんて出来るの? と思う人もいるかもしれないが、映画はテレビ放映中のエピソードの中の時間軸の話。とりあえずネタバレ注意報って事で。
 冒頭、のっけから小口の賞金首相手にあぶない橋を渡るスパイクをどやしつけるジェットだが、スパイクは相変わらずどこ吹く風。一方フェイはそれよりはもう少しマシな賞金首のクラッカーを追跡していた。ところがその賞金首が乗っているはずだったタンクローリーに乗っていたのは全く別の男。しかも、男が車から降りた直後タンクローリーは爆発炎上。周囲を巻き込む大惨事になるが、被害はそれだけにとどまらなかった。爆発に巻き込まれなかった周囲の人間も次々と倒れ、最終的に死者70名以上の事故になった。ISSP(警察)は細菌か化学兵器を使ったテロと断定するが、被害者の身体からは肝腎の毒物も病原体も見つからない。事故を起こしたテロリストに三億の賞金が懸けられるが、目撃情報も何もなくお手上げ、ただフェイのアテにならない目撃と、像のぼやけた断片的な映像だけが頼り。それでも三億の賞金に目がくらみ、情報を探す三人。しかしモロッコストリートに入り込んだスパイクは妙な男の導きで壷を買わされてしまい、ジェットは昔の同僚からどうも数ヶ月前の製薬会社の荷物が盗まれた事件と関わりがあるらしい、という話が聞けただけ。ところがスパイクが持ち帰った壷の中から、エドが小さな硝子球のようなカプセルを見つける。スパイクがジェットの聞いてきた製薬会社に探りを入れている間、ジェットとエドがそのカプセルを調べることに。そしてスパイクは潜入した製薬会社で、腕にテロリストの男と同じ刺青をした女、エレクトラと出会い、ジェットとエドはカプセルの中身の秘密を知る事になる…
 完全に外伝的エピソードな話。テレビを知ってる人には「アンコール」であり、知らない人にも楽しめる洒脱な内容。スパイクは相変わらず飄々としてるし、ジェットは苦労性だし、フェイは2.5枚目な美女だし、エドの動きは変だし、アインは天才だかなんだかわかんない。映画として特にどう、ということは云えないけど、でもファンなら見といて損はない。ファンなら2点、そうでなければ1.5点。
 しかし最近はエドの声を聞くとどうもテリアモンの声に聞こえてしょうがない…思わず「モーマンタイ」と言うのを期待してしまってたよ。(声優が同じ多田葵)