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2011年09月15日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ピングドラム#9といろは#24とシュタゲ#24(最終回)

  輪るピングドラム #9「氷る世界」。陽毬が一度死んで、甦るまでに起こった出来事。と言っても現実なのかまぼろしなのか、それすらもよくわからない展開。で、本編にも出てきたアイドルユニット「ダブルH」と陽毬にはやはり関係があったよう。(EDで一緒だからそうだろうとは思ったけど)
 で、肝心の晶馬は前からどうなったのか不明。冠葉は前々からなにか怪しげな連中と接触があったことが今回も。キーパーソンでありながら、実はりんごが一番の部外者???


  花咲くいろは #24「ラスボスは四十万スイ」。東京で孝一と再会した緒花。孝一は翠から働く緒花の姿を見せられたことで緒花への気持ちを再確認し、覚悟を固めたことを伝えようとするのだが、緒花は孝一の気持ち、自分の気持ちをどう整理し、伝えたらいいのか、わからず混乱して、「ぼんぼり祭に来て!」とだけ伝える。
 喜翠荘に戻った緒花だが、喜翠荘のみんなはついに女将に反旗を翻し、なんとかして継続する方向で動こうとする。緒花も女将に直談判して決意を変えさせようとするのだが、連れて行かれた祖父の墓参りで、女将が喜翠荘を閉じる決意をした理由を聞かされる。
 女将も皆のことを想ってのことだと知った緒花は、どちらが正しいか迷いながらもぼんぼり祭に向けて全力で頑張ることを誓うのだが……

 やはり、女将が宿を閉じようとした理由は、自分の意地を通して喜翠荘という「重荷」を縁や皆に背負わせたくなかったから。せめてマイナスからではなくゼロからのスタートをさせてやりたい、ということだったのだが、緒花は「みんなにとっても喜翠荘は夢」と訴える。訴えるのだが、女将の気持ちも理解できる。
 そして意固地になって地域のぼんぼり祭の手伝いに出ようとしない皆から冷たい視線を浴びながら、手伝いを買って出ることに。
 なんか気持ちが擦れ違ってるだけで本当はみんな喜翠荘を大事に思ってる、ということを、緒花だけが知ってる状況で、緒花、孤立するんじゃなかろうか。ってそんなキャラでもないか。
 それと今回、孝ちゃん、ちゃんと宿が取れるのか?
 あと、次郎丸が昔手がけたマンガ原作が徹と民子が板前にあこがれきっかけって……これは二人にとってあんまりだw


  Steins;Gate #24「終わりと始まりのプロローグ」。第三次世界大戦が起こる未来の自分からのメッセージで、牧瀬紅莉栖を救いながら世界の未来も変える方法を思いつく。鈴羽と共に再び過去に飛ぶのだが、手違いから窮地に陥ってしまう。

 最終展開。割とご都合主義的な窮地と岡部の献身だったし、誰もが前の世界の記憶が少しだけ残ってるというあたりで、岡部の孤独な戦いの悲劇性は薄れてしまったのだけど、まあ、ハッピーエンドにしないと後味悪いしね。元々厨二病がテーマの作品だし。
 同シリーズの「Chaos;Head」では主人公が変態なのを開き直ってしまったのが面白かったので、そういう面白さはなかったですが。まあ、きれいにおわったのではないかと思います。きれいに終わりすぎたきらいはありますが。


2009年09月15日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 前と同じじゃん?

  民主党の鳩山由紀夫代表は15日朝、都内の私邸前で記者団から「どのような内閣になりそうか」と鳩山新内閣について質問を受けると、「それよりも、イチローのあの活躍はすごいじゃないですか」と開口一番、米大リーグで史上初の9年連続シーズン200安打を達成したマリナーズのイチロー外野手を絶賛した。時事 )。党首討論で「財源は? ボランティアでまかなうって具体的にはどうやるの?」と問い詰められると「人の命より財源が大事なんですか!」と説明放棄して逆ギレした頃からちっとも変わってませんが。結局その後も曖昧なことを言ってまともに質問に答えてないし(まあ、「小沢代表」では答えようもないのだろうけど)、結局の所相変わらずですね。
 ここ半月ばかり株もやらないのに日経平均株価を見るのが毎日楽しみですが、明日は組閣発表の影響で少し上がるかな? 海外市場に大きな動きがなければ午前に上がってまた下がり、市場様子見のまま前日よりやや高めで推移して終了、くらいかな。一万円割れは何時になるかな?

[アニメ] 咲#23

  #23「本気」。県内大会個人戦本戦。久と当たり、その策略でカンできずに苦しむ咲。更に、東横桃子がステルスモードに入ってしまい、流れを一気に持って行かれてしまう。本調子の出ない咲は合宿の時の久の言葉を思いだし、ネット麻雀の感覚を思い出し、桃子のステルスを破り逆転勝利する。
 続く本戦最終試合、個人戦にのみエントリーしているダークホース・南浦数絵とぶつかる。南場になると異様な強さを発揮する南浦に本調子が出ず、またも苦しめられることに。

 う〜ん、全国出場の個人戦三選手は福路、和、咲ですか。まあ、三人しか出れないので仕方なくはあるのだけど、透華お嬢様完全に当て馬で終わってしまったのが……つか、聞いたところの最終回の展開からすると、全国出場が清澄と風越だけって、あれ? あれ?
 南浦は健闘したけど、ぽっと出のアニメオリジナルキャラのつらさで結局あまりからめないまま敗退。キャラも薄かったしなぁ。
 そして前日間違えて否定されたのに、またもや鶴賀の部長は加治木と間違える藤田プロ。わはは。
 本戦最終戦では和と純も当たってたけど、おかしな鳴きをして場の流れを狂わせコントロールするという純の得意技も、和の特殊能力「そんなオカルトありえません!」で一蹴されてしまったらしい。いや、特殊能力というか。
 原作ではまだ出ていない個人戦の扱いがどうなるかわからないけど、アニメでは番外編というか場外乱闘のオマケ的な扱いになるのかな。
 しかしやっぱり最後まで当て馬扱いだった透華お嬢様が……(まだ言うか)


2008年09月15日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 山籠りしてました

 この三日間山の中に篭もってました。
 どうにか帰ってきましたが、疲れ果てててちと更新は今日は無理……


2006年09月15日(金) 旧暦 [n年日記]

[必殺] 男にかけた情念で少女は女郎に化身した

 必殺シリーズ第十四弾「翔べ!必殺うらごろし」第六話。( DVD2巻DVD-BOX上巻

 旅籠の戸倉屋の若旦那孝之助は女郎のお葉と惚れあう中。孝之助はもちろんお葉も真剣だが、戸倉屋の主人の清は女郎を戸倉屋の嫁には出来ないと二人の仲を許そうとしない。
 そんな孝之助の姿を嫉妬の目で見る下働きの娘・毬がいた。毬は清の遠縁だが、清はかいがいしく働く彼女を養女にすることも考えている。だが、孝之助に惚れてお葉との仲を嫉妬し、その情念のためにお葉の感じ取っていることを霊感でそのまま感じてしまっていた。
 しかし孝之助は清によって蔵に閉じ込められ、お葉は孝之助以外の客を取ろうとしないことを楼主の勘造に責め立てられる。それでも蔵を抜け出しお葉と会おうとする孝之助を番頭の与八が、二人を橋渡ししようと持ちかけてきた。
 境内で呼び込みをしていた先生とおばさんを、清の治療をして欲しいと言ってくる毬。先生は清が息子のことで思い悩んでいることを見抜き口にするが、そのときの毬の様子からおばさんは毬が孝之助に惚れていることを察する。
 与八が勘造にとりなしてお葉を身請け、孝之助と二人で駆け落ちをさせる。だが、孝之助とお葉は勘造の手下に心中を装い殺される。
 実はこれは与八のたくらみで、跡取り息子を上手く始末し、自分が戸倉屋の跡目を継ごうという腹積もりだった。与八は清の養女になる毬に言い寄ろうとするが、毬は突然笑い出し、お葉の口調で与八を拒絶。店を飛び出してしまう。
 河原で彼女に会った若から話を聞いた先生は毬にお葉の霊魂が宿ったと見抜き、千里眼で彼女の居場所を探り当てると、宿ったお葉の魂から孝之助とお葉の最期の記憶を霊視する。与八の欲望の為に二人が犠牲になったことを知った先生たちは、二人の魂の為に与八たちを始末することを決意する。

 今回は憑依現象なんだけど、若旦那に片思いする少女の不安定な気持ちが反映されてて結構マッチしてる。娘は若旦那に恋するあまり、彼と心底惚れあってる女郎と共感してしまう。しかも彼女の想いは若旦那に決っして届くことはない。その挙句、番頭の与八のたくらみによって若旦那と女郎が殺され、その女郎の魂が娘に宿ってしまうことに。普段かいがいしく、憑依したときには妙になまめかしいのは、毬を演じた久永智子の熱演か。久永智子は後に仁和令子と改名し、うらごろし以前には仮面ライダーXのチコも演じていた……らしい。いや、良く覚えてないんだけど。でも、プロフィール見るとうらごろし当時21歳だよ……確かに役者の年齢と役の年齢が違うことが多い時代劇だけど、これはかなりびっくり。「仕置人」のときの沖雅也と同い年って言って、信じられますか?
 今回は孝之助とお葉の純愛なども描かれるのだけど、やっぱ毬の不安定な思春期ならではの情念があってこその話かなぁ。
 それと店を乗っ取るために毬にいいよる与八だけど、ねちっこい感じがどうも野心のためだけとは思えないのが……ロリコン?
 今回は先生の霊視だけでは動かず(やっぱ霊視だけで動くのはいかにもやばげだものな)、裏を取るため正十がおねむを使って勘造の手下の仁平にカマをかける。殺しのシーンでもそれを利用して仁平を誘い出す。
「熊野権現の札、いらんかね〜。熊野権現の札、いらんかね〜」
(おばさんの声に誘い出された仁平、札を持って焚き火しているおばさんを覗き込んでおねむでないことに気付き)「くっ、違うか」
「違わないよ」
「なにが!?」
(おばさん、札を差し出し)「あげるよ、ただで」
「ばあさん、そんなものぁいらねえよ!」
「いらないのは(おばさん、札を仁平に投げつけた瞬間に相手を刺し) あんたの命だよ!

(刺し殺した後で息をあらげて)「 ばあさんなんて言われちゃたまらないよ!
 おばさんが言うと「まったくその通り」と同意してしまうから不思議だ。(どっちも(笑))
 与八は正十に「いい女がいる」と誘い出されて待ち受けていた若(笑)に、ぶん殴られた挙句に樽に頭を突っ込まれて樽ごとエルボーで頭を粉砕。
 先生はあっさり風味に朝水を飲みに手水場に出てきた勘造を一瞬で旗を投げ刺す。
 最後に「子供の癖に色気づいて変わった子だったなぁ」と言う若に、おばさんが「変わっちゃないよ。子供だって女だもの」と言うように、やっぱ女の情念の話なのだろうなぁ。時代的なものとしてではなく、普遍的にそういうテーマを取り上げたTV時代劇・ドラマってのは珍しい気がするなあ。
 ん? 今回よく考えたら誰からも金を貰った描写がないけど、多分お葉が憑依して徘徊してた毬を、保護したことで戸倉屋から礼金をせしめた、と見るのが正しいのだろうな。

[マンガ] ちと露骨な

 「コミックバンチ」での「コンシェルジュ」。今回、常連客の毒舌なマンガ家有明が出版社主催のパーティで、ホテルの料理を腐す大物マンガ家(マンガ原作者か?)に、「あんたの作品は間違いだらけだとネットで批判されてる」「間違いを元に日本人を馬鹿にしている」と批判を……どうも相手は料理マンガの作者らしいのだが、それって、雁屋哲そのまんまじゃ……
 今のところは相手が一方的にやりこめられているものの、ヒキを見る限り一方的な展開にはならないようだが、この作者、モデルのある人物やものを取り扱うときにときどき露骨というか消化不足なときがあるんだよなぁ……そういうのは島本和彦が上手いんだけど。
 まあ、それはそれとして、「美味しんぼ」はそろそろ後進の料理マンガに道を譲った方がいいと思うのは確か。


 「ファンロード」の「夕日ロマンス」、毎月連載化してやはり薄くなってきたような……まあしゃあないんだけど。
 ところで「少年ブラッド」の携帯オンリーマンガってのは、携帯持ってないヲイラにゃちとなんなのですよ。まあ、読む価値あるのがそんなにあるかってえとなんですが。つか、「猫糞」は明らかに浮いてるような……
 追加: Webブラッド の方でコミック見ようとすると、Pirate Busterとかいうワケのわからんものを入れなきゃいかんらしい。キャプチャー出来なくするためらしいが、たまに何かと干渉して変な動作させるらしい。しかも削除方法はちゃんと書いてないという親切さ。検索したら何故か 日本系種馬協会のサイトに説明されていた 。まったく油断も隙もない世の中だなぁ。

[その他] 動け動け、さらば救われん。救われないかもしれないけど

 ま、活動し出したら多少はマシになってきましたわ。


  著作権:「死後70年」に延長を 文芸家協会など要望毎日 )。(にっこり笑って)「ふざけんな」


  オウム・松本被告の死刑確定 最高裁が特別抗告棄却朝日 )。ついに確定か。死んで当然、とは言わないが、この判決自体は当然か。被告は動機やらなにやら、すべてを胸の内に秘めたまま墓場に行くつもりらしいが。関係各位の心中は量るにあまりあり、推測などしても詮無いので書かない。


  イスラムは「邪悪」と発言=ローマ法王発言に怒り広がるY!hl )。ホンマか? と思うのだけど、もし記事で示されてる発言が本当になされたとすれば、イスラム関係者は「同時代のキリスト教国の状況を見ろ! んなこと言われる筋合いはないわい!」と言いたくなるわな……


  次期首相に参拝中止要請 米大物議員の抗議相次ぐ共同 )。 さらに、太平洋戦争中の南京大虐殺の実態を否定する教科書を「日本政府が認めている」と指摘。いや、中国か韓国か知らないけど、ロビィ活動に乗るのはいいんですが、「調べもしないで言ってる」ってことがバレバレで恥ずかしいですよ、ラントス議員。


2005年09月15日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] そんなものを買うならば

  ほっとけないホワイトバンドますますほっとけないホワイトバンド (共に 井上孝司の週刊連載コラム )。ちょっと論調が攻撃的だけども、私のホワイトバンドに対する考え(「何の意味もない」)も基本的にこれと同じ。若干違うのは、 ここらへん を見るとボランティアにかこつけ宣伝費やらを節約させた商活動と見た方が良さそうだ、ということか。
 「募金活動なんて言ってませんよ? あくまで政治活動で賛同したら買ってくださいって言ってるでしょう?」とちゃんと逃げ道が用意してあるところが周到。結局は何の活動にもならず、「情報」を購入者に消費させることで利益を得ているだけだろう。
 まあ、消費者側も冷静に考えればコンビニに並んでる中国のおばちゃんの技術の結晶であるフィギュア付食玩だって250〜350円程度で普通に利益が出てるのに、あんな輪っかくらいでいっぱいいっぱいなんてありうることかどうか、わかりそうな気もする。だったら食玩の方を買うけどね。
 追加:もう少しだけマシなのは、第三世界の地域紛争関連の少しくらいはまともな本を買う足しにすることだ。本を読んで理解した気になるのは危険だが、読みもせずに理解した気になる方がもっと危険だ。
 追加2:敢えてわかってて皆言わないのだとは思うが、この手の運動は「無駄」である。無駄とわかっていても、何かしら行動したい、という祈りのようなものだ。そして誰かがそれを食い物にして金儲けの種にしている。そゆこと。

[その他] ヌヌネネヌヌネノ

  奥さまは魔法少女 。実質上のシリーズのクライマックス、かな? 保は嬉子から世界の真実と彼女の正体を聞かされ、すべてを受け入れる。この辺、大人だねぇ。嬉子は最低限巽が助かるようにと逃がした後、一人でワンダーランド消去に抗う。さやかは「こんなことで終わらせたくない!」と、戻ってきた巽と共に嬉子に加勢する。
 嬉子が自分ひとりで世界を守るという頑なさをどう打ち破るのか、さやかが「したいこと」をどう見つけるのか。この話の収束するところはほぼそこに集約されるだろう。嬉子が他人にゆだねるということを知り、さやかも世界を守りたいという気持ちが嬉子の行動と重なったとき、受継ぎは完了する。
 先日書いた響鬼と明日夢の関係では導き手は「立派な大人」(という役どころ)なのだけど、「必ずしも立派でない大人」でも導き手になりうる、と示した技量には感服する。 *1
 次回は嬉子が評議会に直談判に行く。けど、後二回あるんだけど、実質キャラクターの問題はほぼ解決してしまった状況でどういうふうに話を進めるんだろう?

  かみちゅ! #8。海に沈んだ戦艦大和(の魂)を帰還させる、という話なのだけど、正直、自分としては乗り切れなかった。それは作品側のせいかと言われると、多分違うけど。
 福野礼一郎氏の「ホメずにいられない!」「同2」で、タイトルに関わらずホメていないものが二つある。三八式歩兵銃と、九十式戦車だ。その工業製品としての素晴らしさやそれを作り上げた人たちへの敬意は勿論書き綴りながら(氏自身そういうものが大好きな人らしい)、「しかしホメるわけにはいかない」と締める。
 何故か。それらの物としての役割、機能、それに纏わる営みを考えた時、そこには「戦争」というものが絶対外す事が出来ないからだ。だから、素晴らしいものでも単純にホメるということがおいそれと出来るわけもない。その必要性と素晴らしさを認めつつ一方での本質も提示する。氏ならではのバランスなのだろう。モノに罪はない。出来は素晴らしい。必要でもある。しかし生まれの不幸、とでも言うのか。
 #8を見て、どうしてもそのことが念頭から離れなかった。スタッフのせいではないだろう。が、知ってしまえば「ただ賞賛する」ということが安易に出来なくなる。「物」は結局人と関わってこその「物」であり、自分はその関わりの一面だけを見る事を無責任に感じてしまっている。
 「いい話(人情話として)」なのはわかるしその意味では良くできてるだろう。こだわってしまうのはこちら側の要因に過ぎない。だが、今回は敢えて評価する事を放棄する。良いとも言わない。悪いとも言わない。

 とりあえず重い話題で終わるのもなんなので、 (゚∀゚)ラヴィ! ということで。
*1: 「立派な大人でない」ことを批難する感想が多いけど、「人間ってそんなに立派になりきれるものじゃないでしょ、でも立派になろうとするから立派たりえるんでしょ」と私などは思う。

[必殺] 神奈川沖浪裏

 必殺シリーズ第十三弾「必殺からくり人 富嶽百景殺し旅」第四話。現在テレビ東京系時代劇アワー(月〜金AM11:35〜)で再放送中。
 絵に従って「神奈川沖浪裏」に描かれた相模の浜にやってきたお艶一座。丁度その目の前で漁師たちが何者かが殺される。殺されたのは相模の網元魚辰の若い衆で、魚辰と向こうを張るもう一つの網元魚甚が真っ先に疑われるが、魚甚は自ら出向いて潔白を訴える。
 魚甚は本当に無実なのか、誰か他の者の計略なのか、それを探るために江戸でこの不漁で儲けたのは誰か、お艶は唐十郎に江戸へ行って探るよう頼む。
 実は今回の件を裏で糸を引いていたのは大問屋の上総屋。しかし上総屋は今回の件に唐十郎が絡み自分を狙っていると知って顔色を変える。唐十郎と上総屋には過去の因縁があった……

 見届け役ということもあり仲間内からは白眼視されがちだった唐十郎の主役回。
 これまで元板前だとか元役者だとか言われ、あくまでサポート役だった唐十郎だが、今回、許婚を勤め先の主人に手篭めにされ、その恨みで闇の世界に転落した過去が明らかにされる。その主人が何の因果か今度の黒幕・上総屋。上総屋は相模の漁を邪魔する事で、初鰹の相場で暴利を貪っていた。
 最初は網元同士の争いかと思われた話は、横恋慕により許婚も板前としての未来も失った唐十郎と唐十郎に殺されかけた上総屋の二人の対決にスライドしていく。これまで情を表に出さなかった唐十郎が人間味を見せる反面、案外と過去のしがらみの描写が薄く物足りなさも覚える。上総屋の女房にされた元許婚がもっと話にからんでいれば、とも思うが、話がスライドしたせいか、唐十郎の過去話が詰め込まれすぎたせいか、その余裕はなかったようだ。しかし元許婚の横に眠る上総屋を顔色一つ変えずにしとめる姿は、隔てられた年月を感じさせ、唐十郎のキャラを立たせる話という意味では、十分及第点ではある。
 でも最後の殺しのシーンで主題歌「夢ん中」を流し、その直後に間を空けずにもう一度エンディングで「夢ん中」を流すのはちょいとどうかと。一番と二番で通しにするわけにはいかなかったのかなぁ。


2004年09月15日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] また韓国の貨物船か

  漁船と貨物船が衝突船長死亡OBS )。こう事故が頻発するのでは、いい加減きちんと対応すべきでは? マスコミもどうでもいいことは報道するのに、韓国がらみの事故だと腰が引けすぎ。
 これでむしゃくしゃしたから、ということではないけども、 韓国人と仕事で困ったことスレ で久々に大物発見。
  親族会社で管理してる貸し店舗に店子で入った韓国人のトラブル なのだけど( 続報その1 その2 その3 その4 その5 )、家賃滞納をきっかけとして契約違反の使用、店内の無断改装など、出てくる出てくる。で、当然のように滞納した分の家賃と店内内装の修繕費を請求し、支払い拒否されたので、差し押さえを前提として店子の財産状況を調べていたら、店子の嫁さんが乗ってるニュービートルが偽造ナンバーの盗難車だったことが判明、店子の嫁さん逮捕という予想外の展開に……これは久々にキター。
  地震で乳白色復活──雲取温泉Y!hl )。乳白色が薄まって、客にはナイショで入浴剤を入れていた温泉もあったけど、まあこちらは良い話と言って良いかと。


2003年09月15日(月) 旧暦 [n年日記]

駆け込みパラダイスロスト

  仮面ライダー555劇場版 パラダイス・ロスト の全国ロードショーがこの連休で終わりだそうなので、ぎりぎり駆け込みで見てくる。救世主伝説とかなんとか、「北斗の拳かマッドマックスの見すぎなんとちゃう〜?」な粗筋に期待せず見に行ったのだけど、実は意外なことに楽しめた。
 部隊はテレビ版のパラレルワールドのような世界。巧は行方不明、世界はオルフェノクに支配され、僅かに残った人間が細々と空しい抵抗を繰り返していた。その人間のレジスタンス活動に身を投じていた真理は、巧が生きていることを信じ続けていたが……
 まずネタバレなしで。サブタイトルから連想される通り、人類の殆どがオルフェノクと化したディストピア社会の映画でもあるのだけども、正直、ディストピア映画としては「 リベリオン 」あたりよりはるかにマトモな出来になっている。ディストピアを作るものはなにか。権力者もそうかもしれないが、それ以前のものがあることをきっちり下敷きにしている。お祭映画としても、少し位置付けや性格の変わったキャラもいるが、それぞれに見せ場が用意されてる。映画の完成度としては穴があるが、ひとつのテーマを主軸にそれをはずしてないので、一旦乗ってしまえば気にせず楽しめる。
 で、少しネタバレ。 上にも書いた通り穴は色々あって、海堂がいきなり結花に愛の告白をするとか、真理はどうして誰もいるはずないと思いつつ企画した仮面舞踏会に行く余裕があったのかとか、最後にどうしてオルフェノクに寝返った木場が真理をかばったかとか、描写不足というか、見ていて「なんで?」という部分はある。でも、既存のキャラクターのイメージを下敷きにテレビのテーマを使って映画を使うということでは、過去三回の平成ライダー映画化ではもっとも出来がいいと思う。実のところ話の主軸は巧ではなくって真理で、巧の復活を信じ、木場たちを信じてスマートブレインと戦いつづけ、実は巧がオルフェノクだったと知り、でも変わらない巧の態度に大事なのはオルフェノクだとか人間だとかいうことではない、ということを体験で知っていく、それが結局のところはテーマと世界設定に直結している。テレビでも、来週ついに巧が……ということになりそうな。今年は製作側の情報管理が徹底したのかネタバレが漏れてこないのだけど、逆に楽しみですな。
 で、テレビの方の ファイズ 。琢磨、落ちるところまで落ちていってるなぁ。巧が啓太郎に渡したファイズギアを、啓太郎はその本性も知らずに草加に渡す。そしてラッキークローバーに入った澤田がデルタギアを流星塾生に渡すことで、草加の元に三本のベルトが全て揃うことに。澤田言うところの「失敗作」である草加が、いったいナニを考えてるか、未だにわからないところがあるのだよなぁ。澤田は澤田で北崎から「飽きた」と渡されたデルタギアをあっさり流星塾生に渡してスマートブレイン社長の怒りを買ってるし、よくわからん。怒りのあまり変身した社長の正体はローズオルフェノク。と言っても、頭のクリアパーツから脳が見えてるというハカイダー風味。ラッキークローバーをどのオルフェノクにするか、製作側で話をしたときに、既に上がっていたデザインからワニとムカデを抜き出し「残り二人はエビと龍で」と、なんか成り行きでハカイダー四人衆に決まったそうなのだけど。雑誌インタビューで村上社長役の村井氏が「ハカイダー好きだからラッキークローバーが四人衆と聞いて『やりたかったのに』と悔しかったけど、自分のオルフェノク体のデザイン見て満足」みたいなこと言っていて、なんでかなぁ、と思ったけど、道理で。巧は巧で、来週ついに……?
 映画の行き帰りに「死者を侮るなかれ」読み終わったけど、感想は後日。


2002年09月15日() 旧暦 [n年日記]

カレー一週間目:カレーと富野監督と戦犯探し

 昨日作ったカレーでカレーうどん。飯を考えるときにカレー縛りというのがちときついが、飽き自体はまったくない。よってカレー週間延長。
 富野監督の新作 キングゲイナー と戦闘妖精雪風邪もとい 戦闘妖精雪風 を一緒に見る。OPで頭を抱えたキングゲイナーだけども、内容自体は典型的巻き込まれ型ながらも流石に手馴れてる中村嘉宏(=胃ノ上奇嘉郎。知らない人は google ってみよう! ただし18歳以上限定)氏のデザインを生かしたキャラクター作画や世界観といい、外連もたっぷり。さすがに演出の人。ロシアにあるドームから、ヤパン居住区の人々が脱出して故郷を目指す、というのは、少数民族の小競り合いが続く現代っぽい舞台。っつーか単純にアデット萌えだけどもな。しかしシベリア鉄道というのはいったい何をしている組織なんだろう? シベリア超特急?
 第二話はもっと愉快らしいです。 番組後の主題歌テーププレゼントが 。監督、アンタ何してるねん。
 一緒に見るとつらいのが雪風。いや、鼻先に「雪風」はもう許そう。ブッカー少佐とかが異様にホモ臭いのも許す。しかし、まるっきり意味不明な構成になってるのはどうにかならんかったのだろうか? 作画はきれいだし、CGのシーンも思ったより浮いていなかったのだけど、致命的にワケがわからん。最初から45分の単発ビデオとして企画したのなら、まあ、ああ端折るしかなかったかもしれない。しかし全五本のビデオシリーズで、一巻のみで雪風をやって残りはグッドラック(+オリジナル?)などというのは、構成ミスもいいところだろう。戦犯は誰なのか。多田由美か、山口宏か、飯田馬之介か。とりあえず GONZO は責任を免れ得まい。
 今週は 龍騎 のスペシャルが木曜にある。その龍騎だけども、 今週のモンスター、キングゲイナーに似てる んですが……おどったりはしなかったけど。唯は倒れ、北岡もやばくて、衣里もヤバヤバという最終回間際みたいな展開。新ライダータイガもチラッとだけ出てきて、来週は龍騎サバイブの登場らしい。触覚がゴキブリみたいともっぱらの評判ですが。
  Yahoo! オークションにWTM関係の出品 。いや、出てるのはタンクじゃなくって……うーん、酔狂だ。


2001年09月15日() 旧暦 [n年日記]

今日の放送は予定を変更してお送りします。

 本当はテロってなんでいかんのじゃろということをつらつら書いてみようかと思ったけど、どうにも自分の頭が冷えてないようなのでやめる。余計ろくでもないことを書きそうだ。
 一昨日の日記で「パレスチナの喜ぶ子供」と断定的に書いたが、幾度も流されているあの映像には、あれはアメリカのテロを喜んでいる映像ではないんじゃないかという意見もある事を付記しておく。例えば2ch国際情勢板、 パレスチナ人が喜んでる映像つかいまわし スレッドとか、 パレスチナ人が喜んでいたぞ。 スレッドなど。「あれは別のお祭りで撮った映像だ」という意見。しかし具体的にどのお祭りかわからんし、それにパレスチナ側は躍起になってイメージの回復を図ろうとしているけど、あれが偽物(と、類似したようなこと)と云ってないからなかなかに「どうなのかなぁ、どっちなのかなぁ」という話なのだよな。
 前に書いたけど、私はめんつゆを自分で作り置きしておく。で、その時に出汁を取るのに結構たっぷりと干し椎茸や昆布や混合ぶしを使う。干し椎茸や昆布は再利用の方法がわりとあるのだけど、混合ぶしに関してはいい手が思いつかずにそのまま捨てていた。煮ふくめることも出来ないしで、かなり使い勝手が悪かったのだ。で、ふと思い立って逆に出汁を取った後の混合ぶしの水気を切って、細かく刻んでそれを醤油と味醂で乾煎りしてみる。あ、これは結構ご飯のおかずにいける。なんとかなるものだなぁ。ううむ。
 あ、それと mozilla の最新版0.9.4がリリース。対応日本語言語パックはまだリリースされてません。どこが変わったんかいのう。まあリビジョンを重ねるごとに結構いい感じになってきてるので使うけど。
 書店に アギト のキャラクターブックなんてものがあったので覗いて見る。どうも映画用のものと思われるスナップが何点か載っている。げ、このギルス、 右腕が焼き切られとる ! 他にも白倉プロデューサーのインタビューで、アギトはコミック版仮面ライダーBLACKにインスパイアされているところが大きいとか、結構面白かった。