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2011年09月25日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイジャー#31とフォーゼ#4

  ゴーカイジャー #31「衝撃!!秘密作戦」。ナビィのお告げで次の手がかりが「うあお」と聞いたゴーカイジャーたち。意味がわからず「何かの叫び声?」ととりあえず絶叫マシンのある遊園地に行ったところ、プラカードを立てて「大いなる力要りませんか〜」と言ってる女性の姿が……彼女はU.A.O.H所属の元超力戦隊オーピンク、丸尾桃だった。
 彼女のよれば大いなる力を渡すためにゴーカイジャーを探していたというのだが、渡す代わりにとわがまま放題な彼女に振り回されるゴーカイジャーたちは疑問を持ち……

 オーレンジャー編+バスコ編。オーピンクがゴーカイジャーに接触を持つ一方で、オーレッドはバスコに取引を持ちかける。その目的とは、大いなる力をエサにバスコをおびき寄せ、彼から既に奪われた大いなる力を奪い返すこと。桃の役割は作戦を邪魔されないようゴーカイジャーを足止めすることと、万が一作戦が失敗した場合、大いなる力を奪われる前にゴーカイジャーに渡すこと。
 が、作戦はバスコに見破られ、ゴーカイジャーも桃からオーレンジャーの力を漫然と渡されることを拒否する。
 宝は自分で手に入れてこそ価値がある。そういうゴーカイジャーは力を奪おうとするバスコを阻止。力を託され、バスコの召還したサポート戦士たちも撃破したのだけど……バスコはそれまで隠していた本当の姿を見せると、ゴーカイジャーたちを一蹴。既に奪っていたフラッシュマン、チェンジマン、マスクマンの力を見せつけ、わざとゴーカイジャーを見逃し去って行く。
 現在の大いなる力は、ゴーカイジャーたちが手に入れたのは「ゴレンジャー、 ジャッカー電撃隊デンジマンゴーグルファイブダイナマンバイオマン 、ライブマン、 ターボレンジャー 、ジェットマン、ジュウレンジャー、ダイレンジャー、オーレンジャー、カーレンジャー、 ギンガマン 、ゴーゴーファイブ、タイムレンジャー、ガオレンジャー、ハリケンジャー、アバレンジャー、デカレンジャー、マジレンジャー、ボウケンジャー、ゲキレンジャー、 ゴーオンジャー 、シンケンジャー、ゴセイジャー」(青は入手しても使ってないもの)、バスコが入手してたのが「チェンジマン、フランシュマン、マスクマン」で、まだ入手してないのが「バトルフィーバーJ、ファイブマン、カクレンジャー、メガレンジャー」ですか。チェンジマン、フラッシュマン、マスクマンいいところなし……


  仮面ライダーフォーゼ #4「変・幻・暗・躍」。クイーンフェスティバルがカメレオンゾディアックに妨害され、更にその招待が撮影したとおぼしきファンのことをあしざまに言う美羽を盗撮したビデオが流れ、イベントは大混乱。美羽の人気は地に堕ち、たった4票ながら得票したユウキがリードするが、勝負に勝てそうなのにもかかわらず弦太朗は浮かぬ顔。確かに行動に問題はあったが、誰よりもクイーンになるために努力していた美羽がそのままで良いはずがない、という想いに狩られていたのだ。
 賢吾は美羽を襲ったゾディアーツの正体が美羽の取り巻きの二人のうちのどちらかだと睨み調査を開始。その最中、再び美羽が襲われる事態が。しかし駆けつけた賢吾により、その正体が取り巻き二人組のうちの一人、珠恵であることが暴露される。美羽にあこがれ、嫉妬し、彼女に成り代わりたいという欲望がつのり、それをアストロスイッチに付け込まれたのだ。
 彼女を止めようとするも、スコーピオンゾディアーツも現われ取り逃がした上に美羽は怪我を負ってしまう。
 学園中から見放された上、怪我まで負った美羽は弱気にもエントリーの辞退を口にするが、そんな彼女を弦太朗が「あんたはそんなんじゃないだろう!」と檄を飛ばす。
 クイーンフェス最終日、最後のアピールであるスピーチの日、追加エントリーした珠恵は美羽が姿を現さないことにほくそ笑むが、勝ち誇ったかのようなスピーチの最中、松葉杖をついた美羽が姿を見せる。周囲のブーイングを松葉杖の一閃で黙らせると、彼女は自分の正直な想いを口にする。人は誰しも自らの夢に向かい、努力すべきであること、努力もせず他人に夢を勝手に託した挙句、独りよがりな行為を押し付ける人間が嫌いなこと、自分は夢の為ならどんな努力も惜しまないし、誰からも逃げないと、宣言する彼女に、弦太朗が拍手し、それが次第に全校生徒に広がっていく。
 自分の企みが完全に失敗したことを知った珠恵は欲望の行き所を失い、ゾディアーツ化の最終段階に達してしまう。カメレオンゾディアーツとなった珠恵は美羽をさらい会場外へ。それを追う弦太朗だが、美羽を盾にされ手も足も出せなくなってしまう。

 美羽編後編。弦太朗をトラッシュ呼ばわりし常に高飛車な態度の学園のクイーン風城美羽。しかし、彼女はクイーンでいるための努力を惜しまず、他人にも厳しいが自分にも厳しいその姿を弦太朗は理解し、激励する。
 多少価値観は歪んでるけども目標のために努力するものは認め、真っ正面から全力で向かってくる者を受け入れる度量はまさに学園の女王。それにくらべて大文字さんのクズッぷり……実は男を見る目だけが最悪?
 人質に取られながらも弦太朗がなんとかすると信じ、珠恵をわざと挑発し、自分を遙か下の地面に投げさせて、かろうじてフォーゼのマジックハンドスイッチで救い出されても眉一つ動かさず、「woops」。性格は歪んでますが、肝も据わってますなぁ。
 結局女王の貫禄と志を見せた美羽がクイーン三連覇。のみならず、結果的に勝負に負けた弦太朗に交換条件としてラビットハッチのことまで洗いざらい話させる。しかもいきなり仮面ライダー部の部長宣言。いやはや、なんつーかむちゃくちゃですな。
 次回はJK(ジェイク)がメインの回らしい。享楽的で事勿れ主義の姑息な情報通、なのだけど、こいつにはこいつの一本スジが通ったところがあるのかねえ?


2010年09月25日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回その2

  学園黙示録〜HIGHSCHOOL OF THE DEAD〜 #12「ALL DEAD's attack」。結局原作の高城邸脱出まで。いろいろ最後まで真っ黒だったんですが、ここまで無理して放送しなくても……とも。いや、ネット配信があるから言えるんですが。
 この後原作で続くショッピングセンター編のフリが最後にあったんですが、第二期あるのかなぁ。クォリティ高いし、ハードな世界観はアニメになっても楽しめたんですが。いや、オタなネタも勿論楽しみましたが。

  オオカミさんと七人の仲間たち #12「オオカミさんとマッチ売りじゃないけど不幸な少女」。羊飼士狼の件も一段落ついて、大神さんが亮士をどう思ってるかを問い詰められる回。いや、作画のクォリティは高かったんですが、なんつーか、いろいろ外しまくってた感が。亮士がやるときは男らしくやる、って設定なのが、切れて言葉遣いが乱暴になるだけ、としか見えなかったのが一番痛い。
 最終回でも、一番気になったのは「今時そんな下手なことやるヤクザなんかおらんだろ」ということだし。
 ナレーションは、まあ、慣れたというか、諦めたというか。

  HEROMAN #26「フェイス」。復活したゴゴールが地球を食い尽くそうとしているのを止めようとするジョーイとヒーローマンだが、ヒーローマンが傷つき倒れ、決死の覚悟でのジョーイの攻撃も不発に終わってしまう。あこがれていたヒーローになれず、みんなを救えないまま終わってしまうのかと思ったジョーイだが……
 ヒーローマンがなんなのか、最後にデントン教授が仮説を披露するけど、その仮説の内容より、ヒーローマンってのは、ジョーイを支えてくれる仲間や家族の象徴だったんだなぁ、というのが。炭鉱で仲間を救い犠牲になった父に近づくためヒーローになろうとしたけども、姉のホリーから「父は犠牲になろうとしたんじゃなく、みんなと一緒に愛する家族の元に帰ろうとしたからがんばれたんだ」と言われ、自分一人の自己犠牲でどうにかしようとしていた自分の誤りに気付く。自分を支え、力を貸してくれる仲間がいるからこそヒーローになれるのであり、その仲間のためにも悲しませてはいけない、と。
 個人的には非常にシンプルなテーマでありそれなりに普遍的なテーマであり、結構楽しめたのですが、二期目はキツイ気も……最後にドクターミナミの脱獄が映され、二期の前振りはされてるんですが。

[その他] どう考えても

  船長釈放は検察判断=日中関係修復に努力−官房長官時事 )。これって、普通に考えれば政府の意向、それも首相も外相も外遊中なんだから官房長官である仙谷氏の意向だと見るのが妥当なのだけど、仮に、もし検察の判断だとしたら、なんで検察が勝手に外交も斟酌して判断してるの? って話で。
 小沢一郎や鈴木宗男の捜査などで「国策捜査」って言葉がわりと出てくるようになりましたが、その時併せて出てくることが多いのが「検察の青年将校化」という言葉。わりと「はいはい」って感じで聞き流してたのですが、検察が外交まで越権し始めたとするなら、これもあながち根拠のないことではないと思います。
 実際に仙谷官房長官の意向が働いてるって報道もありましたが、検察の判断だとしたら検察の越権行為も甚だしくあり、またどっちにしても仙谷氏に最終的に許可した責任の帰するところなのは変わりない。
 このことで中国国内の対日強硬派が勢いを得る結果になり、日本側に利することは皆無と言っていい。
 この件、自民党はもちろん、 共産党からも責められてる産経 )のが、また。この前更迭された民主の平野氏も批判しており、民主内でも紛糾しそうですな。
 また、原理原則から見てもこの判断は筋が通ってない。加えて日本に不利な喧嘩かというと必ずしもそうでない。それを、大義名分も道理も理も利も放り投げてのこの行動だものなぁ。これで支持率下がらなかったら、それこそ日本は終わってますわ。どうにかする価値もない。


2009年09月25日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] バスカッシュ#24と東京マグニチュード8.0#11

  バスカッシュ #24「フー・アー・ユー?」。ヤンとサウザンドの元からルージュたちによって助け出されたダン。しかし意識を失ったまま一向に目覚める気配はなかった。その頃、月では失活した月のアルティニウム鉱石をバスカッシュにより活性化させようと、スラッシュによる「伝説リーグ」の開催が宣言されていた。月へ行く手段を持たないチーム・バスカッシュ一行とルージュたちは、すべての鍵は砂漠の町の遺跡にあると睨み、そこに向かう。
 一方、自ら伝説を生み出そうとするヤンはムーンキャノンを使い月を破壊することで救世主になろうとしていた……

 サブタイトルから、また記憶喪失ネタかと思ったらそうじゃなかったので安心。月で開催された伝説リーグに呼応するように月、そして地上のバスカッシャーたちの脳裏に「汝は何者か」という声が響き始める。それは遺跡にやってきて、意識の戻らないダンにも……
 つか、まさかのミユキ、ヒロイン復帰ですよ? 眠ったままのダンの復活を待つ一同。ミユキも信じてダンガン号を整備していたが、眠ったままのダンをダンガン号の操縦席に載せ、ビッグフットの、バスカッシュの感覚を呼び起こして目覚めさせようとする。
 月面ではアイスマンが伝説リーグに参加、最初こそ調子が出なかったが「汝は何者か」という声に、バスカッシャーとしての自分を思い出し、ただ楽しむためのプレイで復活する。
 そしてダンも復活。遺跡から現れた光る蝶の群に囲まれ、星渡りの船となって月へ……
 まあ、ちょっと作画が残念ではありますが、このまま訳の分からん勢いで最後まで突っ切って欲しいところ。


  東京マグニチュード8.0 #11「悠貴へ・・・」。家路の途中で悠貴が死んでしまっていた事実に気付いた未来。弟を守れず、失ったショックからずっと立ち直れずにいた。まだ復興も進まぬ8月の終わり、そんな未来を真理が訪ねる。真理から預かってもらっていた未来の携帯を受け取ると、中にはたくさんのひとから安否を尋ねるメールが……そしてその中には、悠貴が打った最後のメールも含まれていた。

 悠貴を失った事実を認められず、幻影の悠貴を見続けていた未来。しかし、その幻影に守られるかのように家の倒壊から助かり、否が応でも悠貴の死を認めざるを得なくなった。倒れて以降真理が未来の名を呼びかけても悠貴の名を呼びかけなかったり、未来以外の人間と接触してなかったりで予想はしてたけど、終盤、段々未来が自分をごまかしきれなくなり悠貴の登場が不自然になってく辺りは「うわああああ」だったなぁ。
 未来が最後に見た悠貴とのお別れは多分未来の心の中のものだけど、でも、親しい人の死で死者が語りかけてくるようにその人の言いそうなことが勝手にあふれてくるってのは、実際にあるものなのだよな。
 未来は悲しみも傷も全部含めて悠貴の死を受け入れ、家に、家族に、自分に染みついた悠貴の存在の匂いとこれからも生きていくことを誓う。
 災害サバイバルということでもなく、淡々と被災地を家へと向かう作品だったけど、容赦なく襲う災害のもたらす非常な現実を演出できてたと思う。突然襲う親しい人との別れ、死。そして残された人々の生活。別れがあっても、それを抱えて、生きてく以外にないのだよな……せめて強く、前向きに。


2008年09月25日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ワーデス#12とイタKiss#24,25

  ワーデス #12「過去には二通りある」。ワニ師にデストラクトコードを奪われるも、なんとか命は助かったキリエたち。しかし彼らが避難した洞窟は迷い込んだ者を過去の幻影の中に死ぬまで引きずり込む恐るべき場所だった。モルテ、トッピー、キリエはそれぞれ過去の幻影の中に迷い込むのだが……

 三人の過去がそれぞれ示されるのが今回だが、弟のみならず父と母まで獣人の犠牲となったモルテはともかく、トッピー、軽すぎやしないかい……? チビクマギャルにもてたいだけって……
 幸せだった過去に耽溺していくモルテの記憶を補完するように、モルテの弟の記憶を見ていくキリエ。キリエはレジスタンスに参加してたことなどないし、見たこともない記憶が何故か甦る。キリエ自身の記憶って、第一話の街にたどり着いたところしか出てなかったし、しかも何故かモルテの弟が死んだ時に倒れていたキリエそっくりの青年……
 奪ったデストラクトコードを通じてそれを見たワニ師はキリエの正体に気付いたみたいだけど……あまりに腑抜けだからデストラクトコードが反応してもあまり気にしてなかったけど、キリエって何者? 実は覚えてるつもりの過去も偽物?
 モルテも記憶の中に両親に世界に必要なのは撲滅することではなく変えていくことだと諭されたけど、次回はいよいよ最終回。やっぱり未来は……クマ?


  イタKiss 最終回スペシャル、#24「ハッピー・ラブ・カーニバル」#25「ハロー・アゲイン」。琴子の妊娠、出産、そして数年後、と、ちょっと急ぎ足すぎたきらいのある実質上の最終回の#24。妊娠中に頑張って働きすぎで琴子が倒れたり、いざ出産前に松本裕子が十二指腸穿孔を再発させて入江が初の執刀医として立たなくてはならなくなったり、波瀾はあるのだけど、やはり全体的な尺の短さが残念。深夜帯だと2クールが限界なのか。普通に夕方に放送しても良い番組だと思うのだけど、ビデオの普及により視聴時間帯がばらけている現実があるとは言え「この時間帯にこの層を引き寄せる・安心して見てもらう」という明確な思想や視聴者の育成がテレビ局に出来なくなったしわ寄せとも思える。視聴者層も狙いも曖昧なバラエティばかりをゴールデンに占領させ、それ以外を「マニアから金を取る」というビジネスモデルにどんどん追い込んでるのだから、縮小も予想されるこの先の市場でテレビ離れが促進するばかりだろうな。
 で、#25はちょっと番外編ぽく、入江の実家の話。なんということはない話だけど、家族はずっと続いてく、ということを暗示する話で、締めとしては悪くなかったと思う。
 けど、返す返すも尺の長さゆえの急ぎ足が残念。

 で、次回からは「 のらみみ2(に) 」。のらみみと半田の出会いは前期の最終回に持ってったから、今度は半田の煩悶をクライマックスに持ってくのかな? ドッタリ君に加えて、コバチさんが欠かせないから、今度はコバチさんの登場も期待できそう。
 しかし返す返す、テレビ局は放送する時間帯を間違ってる……


2007年09月25日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 瀬戸の花嫁と#25と絶望先生#12とヒロイックエイジ#25

  瀬戸の花嫁 #25「家族ゲーム」。燦がいるのがすっかり当り前になった満潮家。永澄は慣れきって洗濯物についての燦の小言を生返事で聞き流す。その態度がきっかけで二人は喧嘩、しかも織悪くテレビに出てたルナについてのトークで永澄が「昔からファンだった」と口走ってしまったことで余計にこじれてしまう。周りから謝れと言われるほど意固地になる永澄だったが、翌日、燦を始め瀬戸内組の顔ぶれが一斉に学校から消えてしまう。何も聞かされてなかった永澄は昨日の喧嘩が原因と思ってしまうが、実は瀬戸内組に魚人の貴族・源義魚からの園遊会の招待状が届いて、一家の主要メンバーで出向いたのだった。だが、実は園遊会というのは真っ赤な嘘。源義魚はどうしようもない女好きで有名で、燦をものにしようと瀬戸内組にだけ招待状を届けて燦をおびき寄せたのだった。三河とルナが、実は義魚から燦と永澄の仲を引き離すことを命令されていた明乃にそのことを問い詰め、燦を助けに行こうとする。燦から愛想を尽かされたと思いこみうじうじとしていた永澄も、巡から檄を飛ばされ、二人と一緒に燦救出に向かう。

 いきなりですが、瀬戸花のシリーズ構成、School Daysと同じ上江洲氏なんですな……いや、気付いていたけど、今まで意図的に意識から排除してたw なにこの作風のあまりの違い。
 ただ、School Daysでもそうだけど、原作エピソードの再構成の仕方は異様に上手い。修学旅行編でオミットされた魚人貴族のエピソードを、燦と永澄が喧嘩した直後に別用で一時里帰りするエピソードとミックスしてる。前者はそれだけだと大したエピソードじゃなかったし、後者はうる星の「君去りし後」の焼き直しの印象が免れ得なかったのだけど、上手いことミックスしてる。原作の作風の違いもあるけど、この上手さは藍蘭島も見習って欲しかったなぁ……
 それにしても先週のヘタレっぷりと違い、今週の三河海の男前っぷりと来たら。公式サイトの「典型的ライバルキャラ」ってキャッチフレーズが、今回ほどぴったりだったこともあるまい。それに、原作ではすっかり「クラスメイトA」になってる巡も、うじうじしていた永澄の背中を蹴飛ばす(いや、比喩的な意味だから)役所できちっと見せ場がある。この辺、原作よりキャラの役割の配置の仕方がわかってる。
 それにしても、江戸前組、外資系だったのか……いや、ルナパパはどう見ても日本人じゃないけどさ……


  絶望先生 #12「なんたる迷惑であることか!」。今回で最終回というこの期に及んで新キャラ……と言って良いんだろうか? 迷惑少女二人、加害妄想少女の加賀愛と、逆の意味で見た目で誤解される三珠真夜のエピソード。って、先週の暴れちんちん電車に撥ねられて生死不明だった件はどうなったの!? スルーですか!? って、このスタッフに突っ込むのは今更か。加賀愛はほぼ完全に初登場だけど、三珠真夜は先週ちょっと出てきたな。加賀愛のエピソードは、最後でマ太郎の一言が全部もってってしまった。三珠真夜は……そりゃ、あのステキにつり上がった澄んだ瞳を見れば、誰だって疑いを抱きませんよね!(いや、そういう話じゃなかっただろ>自分) ほら、最後にやっぱり純真さゆえの行動だと明かされてるし……絶望先生の下宿をふっとばしてるけどな!
 ところで久米田氏のあの態度は素なのか、それとも「本当はアニメ化されてとても浮かれてるんだけど、普段斜に構えた作風を売りにしてるのでそれを素直に出せない漫画家のポーズ」を演じてるのか、どちらなんでしょうか?


  ヒロイック・エイジ #25「最後の契約」。え〜……正直、理屈がようわからんかったw けど、それを怒濤の戦闘シーンでごまかして押し流しちゃった話。なんだろう。いろいろ突っ込みたい気がするけど、まあいいや。とりあえず最終回、どうなるか静聴しましょ。


2006年09月25日(月) 旧暦 [n年日記]

[必殺] 足の裏の文字は生まれた時からあった

 必殺シリーズ第十四弾「翔べ!必殺うらごろし」第八話。( DVD3巻DVD-BOX上巻

 旅の途中で先生に「足の裏に『ふみ』と字が書かれた娘を知らないか」と尋ねてきた鳥追いの女おたみ。彼女は行く先々で同じことを聞いて歩いていた。それを聞き、よい小遣い稼ぎになると正十が「探してやる」と話を持ちかける。
 一方、先生たち一行が訪れた村では郡代・小森勘兵衛の厳しい取り立てに耐えかね、一揆の相談をしていた若者たち数名が捕らえられるということが起こっていた。首謀者の幸吉と身重の妻のおさきは役人に追われるが、おさきは逃げ損ねて捕まってしまう。その場にたまたま居合わせた先生は、おさきの足の裏に「ふみ」という文字が浮かび上がるのを見、気になって郡代に彼女に会わせてくれと直談判に向かう。
 意外なことに先生の頼みに小森は応じ、おさきの身柄を引き渡すことを約束するが、それは小森の企み。おさきを解放して幸吉と接触するのを待とうというハラなのだ。
 正十の知らせでおさきが探す相手だと知らされるおたみ。おたみはかつて駿河の名主の元で女中をしていたのだが、当時そこの代官だった小森の圧政に反発して一揆を起こし、主人たちは処刑、奥方も生まれたばかりの女の赤子もろとも殺されてしまった。その子供の名前がふみ。彼女の母は亡くなる直前、「生まれ変わってもわかるように」と自分の血で赤子の足の裏に「ふみ」と名を書いたのだった。
 以後、鳥追いとなったおたみだが、最近になって足の裏に生まれつき字が浮かび上がる娘の話を聞き、これはふみの生まれ変わりに違いないと探し歩いていたのだ。
 ふみの生まれ変わりのおさきには幸せになってもらいたいと願うおたみだが、その願いむなしく、実は郡代と通じていた幸吉の仲間の長次の密告により、前世同様お腹の子と幸吉もろとも串刺しになり、二人を助けようとしたおたみも鎌でのどを裂かれて殺されてしまう。

 今回も悲惨……って、うらごろしは前半はほぼ例外なく関係者が助からない、もしくは悲惨な目に遭うんですが。
 今回は、前世で無惨な最期を遂げた娘に起こる怪異。娘は好きな相手と結ばれていたが、悪辣な郡代によって村が苦しめられているのを、夫が蜂起しようとしたことで追われる身に。
 鳥追いのおたみは今生ではおさきに幸せになって欲しいと願い、彼女の近況を知ろうと探す。まあ、おさきにとっては前世とかは関係はなかったんだけど。おたみもどうしてそこまでしてふみの生まれ変わりのおさきをさがすのかがよくわからない。奉公先の名主のたどった末路が、それだけ強烈で尾を引いてたってことかもしれないが……結局、幸せを願ったおさきを助けようとして、殺されてしまうことに……この人の人生を一瞬で否定されたってことになるのだろうな。
 そんなこんなでキャラ的には薄いんだけど、生まれ変わってまで同じ相手に殺されるおさきの悲劇とか、長次の裏切りとかで結構見せる。キャラは薄いのに妙に感じる寂寥感ってのはこのシリーズを通してあって、それってなぜなんだろうとか思ったりもするが。破滅に向かって展開して行き、それをどこかあきらめたように受け入れる様が印象的なのかもしれない。
 先生は彼らの恨みの声を聞き、巡検視に会いに行こうとする小森たちを待ち受ける。
(小森の馬の後を追い、息を切らせた長次、桶をかついだおばさんにすがりつき)「おばさん、水、水くれ!」
「今から汲みに行くところだよ。すぐそこだよ」
(水車小屋へたどり着いた長次、むさぼるように水を飲む)
「とびきり美味い水だよ……(と、おばさん、こっそり長次の背後から近づき、一気に胸を刺す) 末期の水さっ!
(長次、なにが起こったかを知ろうとするかのように自分の胸を見、おばさんの手を振り払おうとあがく)「がぁ!」
(おばさん、そのまま水車小屋の中にもつれ込み、もう一度長次を刺して穴の中に突き落とす)「 串刺しにされたら、たまらないよっ!
 よく考えると、おばさんの登場がタイミング良すぎな上に、おさきたちが殺された水車小屋に上手く誘えるのが都合良すぎなんですが、そこはそれ、おばさんだから。
 若は小森の用人・松崎甚内を殴り、坂を投げ飛ばして殺す。いや、坂を転がり落ちたときの傷より、明らかに若に殴られた傷が重傷だろう……
 先生は橋の上で小森を待ち受け、橋の下に蹴落として旗で串刺し。
 今回、おねむは正十が口八丁でおたみから金を巻き上げようとするのをおたみに警告したり、百姓らしからず金回りの良い長次をいぶかしんだりと、何気にあまり意味のない活躍をしてたりするんだけど、まあ、おねむのやることだから意味がない。(笑)

[その他] 彼は死後の世界についてどう思ったのだろう?

  俳優の丹波哲郎さん死去TBS )。なんとまあ……旧作映画の「日本沈没」などで首相を演じたり、妙な存在感を醸し出していた。一時期は「霊界」タレントとして一世を風靡したりもした。亡くなる前、霊界についてどう思ったのだろうかと、揶揄でなく思う。お悔やみ申し上げます。


  愛・蔵太の少し調べて書く日記 さん経由で、 News for the people歌斉唱義務不存在確認等請求事件 判決趣旨 。ほかにも判決全文のPDFがあります。PDFの方はスキャンしてPDF化したものでしょうかね。ちと見づらいです。判決文内容は、私がこういった法的公文書を見慣れていないせいもあるのでしょうが、ちと内容をきちんと把握しにくいです。まあ、読み取れた限りでは原告側の主張を支持したのは、「思想信条の自由に反する」という原告側の主張をそのまま受け入れたように見えますが(その理由は個人的にはいまいち要領を得ない)、気になるのは義務についての部分。
原告ら教職員は,「教育をつかさどる者」として,生徒に対して,一般的に言って,国旗掲揚,国歌斉唱に関する指導を行う義務を負うものと解されるから,入学式,卒業式等の式典が円滑に進行するよう努カすべきであり,国旗掲揚,国歌斉唱を積極的に妨害するような行為に及ぶこと,生徒らに対して国旗に向かって起立し,国歌を斉唱することの拒否を殊更に煽るような行為に及ぶことなどは,上記義務に照らして許されないものといわなければならない。
 しかし、原告ら教職員は,国旗・国歌法,学習指導要領の国旗・国歌条項,本件通達により,入学式,卒業式等の式典において,国歌斉唱の際に国旗に向かって起立し,国歌を斉唱するまでの義務,ピアノ伴奏をするまでの義務はなく,むしろ思想,良心の自由に基づき,これらの行為を拒否する自由を有しているものと解するのが相当である。
 積極的な妨害は駄目だが、思想・良心(と称するもの)に基づく消極的な妨害(ピアノ伴奏拒否は妨害だと思う)はOK、という、わけのわからない判決になってるように見えるんですが……
 まあ、上告はされるでしょうから、気長に待ちましょ。


  戦車の前で記念撮影 - タイAFP )。ま、こんなもんでしょうな。旧政権の腐敗に対する不満が溜まっていたということでもあるでしょうが。


  もし強制反対の教師たちがその指導に従わぬ生徒に「先生の言うことを聞きなさい」と強制しても「これは思想信条の自由です」と反論されたらどうするのか東海新報社 )。あまりに身も蓋もなさすぎて笑った。(笑


  骨髄ドナー、辞退相次ぐ 「適合」後に負担痛感朝日 )。「ドナー登録する前に考えろ!」ってのは尤もなんだけど、同時にファッション感覚のドナー登録を財団が特に問題視してこなかったこと、それとドナーへのバックアップ体制の整備をおろそかにしてきたってことでもあるように思えるのだけど……
 提供時のリスクはもちろん、そのための休暇など、すべてが善意に寄っかかってるというのは……そしてそのことをきちんとアピールしてこなかったことも。


2005年09月25日() 旧暦 [n年日記]

[その他] 木に登ってきました

 ……台風の影響で、風が強かったです……
 ……木の枝も無茶苦茶良くしなったとです……
 ……ええ、揺られまくりました……
 きちんと安全は確保されてたし、風に吹かれて気持ちよかったんですけどね。

[特撮][アニメ] 世間とズレ気味の気もする

  エウレカセブン 。ビームス夫妻の元で居心地の良さを覚えるレントン。ボダラクの起こしたテロの煽りで治療の受けられないボダラクの少女を目の前にして、レントンの取った行動は……
 少女の両親も少女の死を受け入れたレントンの行動は自己満足とも取れる。が、行動した気持ちは間違いだろうか? 自分が何も知らず、世間を知らず、その事で思い悩まずいられるほどにはレントンは鈍感ではないし。そんなレントンを暖かく見守るビームス夫妻だが、次回、どうもレントンの身元がばれるらしい。向かう先がボダラクの聖地シウダデス・デウシエロではなあ……レントンはビームス夫妻がゲッコーステートの敵だと知らないわけだし。
 ゲッコーステートでもエウレカがレントンの所在を尋ねたことで大騒ぎになる。ついレントンが出て行ったことを言いそびれるホランドだが、メンバーたちが冗談交じりにレントンを連れ戻す相談をしてるのを、ホランドは怒鳴って飛び出る。イライラするのも、腹が立つのも身近すぎるせいか。
 大人になりきれないホランドと大人なビームス夫妻、来週衝突するのか?

マジレンジャー響鬼 はパワーアップ編。
 マジレンジャーは力を解放してレジェンドフォームに。マスクの形も変わってます。マジレッドの新マスク、ビビューンみたい(笑)。パワーアップに伴ってロボ形態?も変わるみたいだけど、副作用もある模様。
 響鬼は、アームドフォームに変身。「いかにも」なデザインだけど、ディスクアニマルが張り付いていって装甲になる演出は良かった。小暮さんはあちこちで賛否両論。でも、個人的にはこういう人、嫌いではないなぁ。小暮さんのような「変な人」が入る事で大人しいキャラばっかだったのがそれぞれのキャラもちょっと違った方面からの描き方になってるし。「こんな奴が現実にいるか!」って言うかもしれないけど、いるんですよ〜。こういう人。キャラクターを漫画的に強調していくのは、拒否反応も大きいだろうけども。
 旧体制ならば伊吹鬼が新姫・童子と戦って一旦撤退するところで一話引っ張って、次に響鬼、轟鬼が応援に参戦、という形になってただろうなあ。しかし今のスピード感は個人的にはキライではない。それによりないがしろにされてる部分があるのはわかるし、残念でないわけではない。

  ゾイドG 。前回拾い物のような勝ちを収めた反ディガルド同盟は増長、ラ・カンたちの懸念を他所に、勝負を急ぐ。
 今回も瓦解が目に見えるかのような展開。ラ・カンは反乱軍をまとめきれず、その打つ手も前線に復帰したザイリンにことごとく読まれる。さらに、ルージが「霧の川」を利用した作戦は撤退の場合も視野に入れてるのではないかと指摘したのを、エレファンダー部隊の兵士に聞かれてしまう。
 ラ・カン隊は他の隊に比べ兵力に極端な差があると認識されてるわけでもなく(リーオの武器を持ったゾイドがあれだけいる時点で、数の上以上の戦力差があると思うけど。特にレインボージャークの航空戦力はとてつもない強みだと思う)、強烈なカリスマがあるわけでもない。こういう場合、当面誰か適当に扱いやすい奴を神輿に担ぎ、徐々に他の勢力の指揮権を奪っていくのがいいと思うのだけど、ラ・カンは正義の人だからそういうこと出来ないのだろうなぁ……ロンは出撃時に「間に合わなかったか」とまたもや意味深な挙動を見せる。
 こういう展開だとラ・カンやルージが目立つのはともかく、コトナがお色気シーンも含めて目立ちますな。何故か。
 ところで最後の「ロン先生のゾイド講座」は、「ロン先生の虐待コーナー」になってきてるような。


2004年09月25日() 旧暦 [n年日記]

[その他] コーヒー酔い

 細野不二彦の「GU!GU!ガンモ」で、怪鳥?のガンモはコーヒーが好物で飲むと酔っ払うという設定だったけども、それとはちと違って。
 昼過ぎに昼飯がてら近所のサイゼリヤに行き、ついでにちょっと書き物をする。ドリンクバーをたのんで長居してたのだけど、コーヒーを何杯か飲んでいたらちょっと気持ち悪くなってしまった。コーヒーを飲んでもあんまり目が冴えない体質なのだけど、循環器系にはもろ効いてくるのか、濃い目のコーヒーをばかばか飲んでるとこうなってしまう *1 。う〜ん、ちょっと油断したか。
 そのサイゼリヤに行く前、妊娠していた身内が無事出産したとのことで、どうせだからと ネットから祝電を送ってみる 。が、届け先の住所の入力で、どうしても番地以下が入力できない。入力して送信しようとするとエラーが出る。仕方ないので電話番号だけはきちんと記載して(NTTなんだから電話番号から調べられるでしょ)送信すると、小一時間ほどしてNTT西日本から電話が。
「あの、番地以下が入力されてないんですけど……」
 あぁたがたのとこのシステムのせいです。こっちの知ったこっちゃありません。と言いたいところだけども、大人げがないので素直に住所を教えて後はおまかせ。
 で、電報の台紙って奴も色々あって、キティちゃんのぬいぐるみのついたのから、コースターがついたの、小皿がついたのまである。まあ、要らん物をおしつけてもいかんので、電子オルゴール付きの台紙にしておく。しかし、お祝い用だというのに曲が「Let It Be」ってのはどういうことよ? Let It Beの歌詞の意味、知ってるんか? まあ、徹底的に的外れってわけどもないけど、どうせならHey Judeにでもしておけばいいのに。
 折角大仕事を終えた後なのだからなにか楽しいギミックがあった方が楽しめるだろうし、まあ、ビートルズなら一応無難でしょ、と思い、これに決定。個人的にはLet It Beで思い出すのは映画「悪霊島」なのだけども。
 昨日リンクした 富野信者だからSeedを拒絶する訳ではない、と思った だけども、MASTさんが書いてるようにターンエーとSEEDを一緒にしてるわけではないとは思うけど、ただ、ここで擁護にターンエーの「黒歴史」を持ち出すのも違うと思うのですよね。単に宇宙世紀の続きでないから拒絶されたというのはさほど的を射た指摘とは思えない。もし、単に宇宙世紀云々という話ならば、同様の論法でGガンダムも否定されていなければならない。いや、その理屈でGガンダムを「ガンダムじゃない」と言った人はいたけど、しかしそれでも「ガンダムじゃないけど面白いし好き」と言う人もいて、実はそういった理屈やこじつけは必ずしも根源的な理由ではなく、そういった口にしてる理屈は表層でその下に本当の理由がある、というのが過去いろんな番組に対する視聴者の反応を見てきた私の考え。中には原理的信者もいないではないけど。(実は過去の作品を比較対象に持ち出しそれを基準に批判するオタクってのは、別にSEED特有の現象でもないんですよ。)
  whiteさんのMSV云々という論 (私はもろにコミックボンボン誌上でMSVの展開をわくわくして見ていた世代なので、根本的にSEEDの「MSV」は言葉は同じでもまったく性質の異なるものだと、静観してますが)も、MSVを汚された、というよりは、バリエーションをたくさん出すという玩具展開の戦略がまず先にありきで、それに対してきちんとした世界観を構築できず底の浅いものになってしまっていることへの批判だと捉えています。 *2
 それに、「黒歴史」を持ち出しても結局ターンエーの懐の深さを示すだけで、「じゃ、(当時黒歴史の設定がなかったGガンと対比して)黒歴史という理屈の逃げ道があるのにそれでも拒絶されるSEEDって?」ということにしかならない。
 無論、SEEDが好きだ、楽しい、という人も多くいて、その感情自体は間違いでもなんでもないけど、SEEDが嫌いと言う人が設定厨で目が曇っている、と考えるのは間違い。自分が楽しいと思えるものを他人が同じように楽しいと思えるわけではない。
*1: カフェインというのはcAMP伝達系に作用する物質で、cAMP伝達系というのはどの細胞にもある基本的な伝達系。
*2: MSVってのは元々お遊び的に誌上発表したものを、どちらかと言えばサンライズ側が正史に「追認」したもので、根本的にまず玩具ありきのSEEDのものとは異なっている、ということはポイント。その前にミリタリーモールドを施したMSのイラストやプラモデルの発表があり、そこからさらに拡張したもので、世界観の拡張に乗せて行われた「お遊び」。実家にゃ当時発売されたMSVのイラストカードがまだあります。


2003年09月25日(木) 旧暦 [n年日記]

まあ、ニュースっぽいことだけ

  野尻ボード 経由で 岩崎書店掲示板 より、 冒険ファンタジー名作選のラインナップ。
1 ロスト・ワールド
コナン・ドイル作/久米穣訳/竹本泉絵
2 火星のプリンセス
エドガー・R・バローズ作/亀山龍樹訳/山本貴嗣絵
3 27世紀の発明王
ヒューゴー・ガーンズバック作/福島正実訳/大塚あきら絵
4 いきている首
アレクサンドル・ベリヤーエフ作/馬上義太郎訳/あさりよしとお絵
5 ぬすまれたタイムマシン
レイ・カミングス作/南山宏訳/御米 椎絵
6 ついらくした月
ロバート・C・シェリフ作/白木茂訳/竹本 泉絵
7 黒い宇宙船
マレイ・ラインスター作/野田昌宏訳/赤石沢貴士絵
8 キャプテン・フューチャーの冒険
エドモンド・ハミルトン作/福島正実訳/秋恭摩絵
9 次元パトロール
S・マーウィン・ジュニア作/中上守訳/山田卓司絵
10 うそつきロボット
アイザック・アシモフ作/小尾芙佐訳/山田卓司絵
すげえ、オタクだ。オタクすぎる。岩崎書店の編集さんって、こんなツテもあったのか。つか、秋恭摩挿絵の「キャプテンフューチャー」、激しく見てえ。
  「マクロス」の著作権、第二審もタツノコに軍配毎日 )。デザインはスタジオぬえに、作品はタツノコに、という、わりとめんどくさいことに。まあ、別に過去作品の焼き直しを何度も見せてもらう必要もないと言えばないわけですが。
  「拉致は日本のせい」北朝鮮大使、国連での川口外相演説を拒否朝日 )。アホちゃうか言うか、こういうのを「らちがあかん」と言うんでしょうかね。挙げてる反論、全部根拠のない無茶苦茶だし。あ〜、なんでこんな国ができちゃったんだろ。
 で、たのみの綱の中国にも 中国科学院、中朝条約の軍事同盟部分削除を求める産経 )なんてこともされたり。北朝鮮の逃げ場がそがれていくと共に、その後の処理問題がどんどん現実のものに……
  合弁企業社名の「昭和」、侵略戦争想起と中国で反発中国情報局24時 )。まあ、なんてか、あほらしいというかなんというか。もっとも今の中国においては安い労働力と為替と、国内市場を餌にした外資誘致が武器なので、こういう手段も多少なりとも有効なんだろうなぁ。でも、長期的に見て将来の芽があるようには見えないんだけども、中国はその辺どう考えてるんだろう?
 で、周囲の国に威圧的に出てるから ベトナム艦、中国漁船を拿捕Yahoo!hl )なんてことも。周辺諸国もいっぺんばしっといっとかないかんと思うのだけど。日本も含めて。
  NTTドコモ、スクウェアエニックスとDQ・FF一作目のFOMA移植開発infoseek )。確かにDQはエポックメイキングなんだけど、DQIとFFIの間には世代差が……
  宇宙のステルヴィア は、それなりに綺麗な終わり方をしたとは思うのだけど、ジェッターズのショックが大きくて、感情的に全然動かない。あとで一回見直さないと判断もできん。
 週刊チャンピオンの「カオシック・ルーン」は、まさか棗クランの兄貴が元から超外道だったとは、ちとやられた。さすが山本賢治氏。


2002年09月25日(水) 旧暦 [n年日記]

訃報

 あちこちですでに言われてますが、ロバート・L・フォワード博士が亡くなりました( 毎日産経 )。「竜の卵」とブルーバックス「SFはどこまで実現するか」は、ハードSF原理主義者ならぬ私でも胸をときめかせて読みました。
 フォワード博士と並べて乗せるのはなんだという気もするけど、 東声会の創立者、町井久之氏死去東京アンダーワールド にも出てきていて、良くも悪くも戦後に活躍(暗躍)した人物の一人だった。
 その戦後日本もかくまでは、と思わないでもない(そうでもないかな?) 北朝鮮の食糧事情 。乳幼児死亡率高そうだから、平均寿命がすごいことになってそうだよなぁ。 こういうこと やってると、どんどん日本の支援はしぶくなる、で、弱い人から死んでいく。やりきれん。
 こういう話題の後でなんだけども、今週のサンデーの「焼きたて!じゃパン」を見て、この漫画がなんだかさっぱりわからなくなった。料理漫画ではないよなぁ。少なくとも。うーん、やはりギャグマンガなんだろうか? その割には枝葉でこちょこちょやってるという印象が……しかし人気はあるみたいだし、やはりさっぱりわからん。


2001年09月25日(火) 旧暦 [n年日記]

緊急速報(一部限定方面)

 11/5、大都社より伊藤明弘作「ザブングル」発売予定。
 伊藤明弘と云っても広島大で味噌の研究をしてる教授じゃありません。当然マンガ家の伊藤明弘氏です。それなりにディープな伊藤明弘ファンならピンと来ると思いますが、そう、恐らくはアレです。
 よく知らない、と云う方の為に説明しておくと、伊藤明弘氏は過去バンダイから出版した書籍扱いの雑誌にて、「戦闘メカ ザブングル」のラグの後日談を描いた「BLUE GALE」「BLUE GALE II」と云うコミックを書いて掲載したのですよ。「III」はネームまで準備されていたのだけど、掲載のアテがなくなり、更に版権モノということでわりと幻の作品ということになっていた(探せば見つからないわけじゃないけどね)。本当に幻の「III」まで掲載されるかはともかく、今回の「ザブングル」がその「BLUE GALE I・II」であることはほぼ間違いないと思う。割目して待て! ごく一部の人間だけ!

ルーズ+ルーズ

 ボス:スケジュールにルーズ(というよりどうでもいいと思ってる事はすぐ忘れる)+ワシ:根本からルーズ=殊スケジュール管理に関しては最悪の組み合わせ
 と、いうわけですな。う〜む。
 日曜日の アギト 、映画を見てきた次の日ということもあって見る前から気分は燃え燃え。しかし特撮部分はお金のかかってる(っつっても4億未満だけど)映画と比べると見劣りしてしまうのは致し方ないか。初めてお互いがアギトでありギルスであることを知った翔一と涼の初顔合わせ。榊亜紀に関する誤解も拍子抜けするくらいあっさりと解けてしまい(そりゃこんなゆるそうな奴に人殺しが出来るように見えんわな)、すわ、共闘モードか!? と 心配 になったけど、お互い初めての近い境遇の人間ということで共感はしてるみたいだけど、一緒にどうこうということはなさそうで安心。しかし全般的に戦闘シーンも多く、テンポが良くってイイ。そして満を持してバーニングフォーム登場! 映画ではグランドファームからの多段変身だったけど、こちらは最初からバーニングフォーム。しかも映画ではあくまでシャイニングの前座的な取り扱いだったのだが、コチラは身体のひび割れから炎がちらつくと言う演出で凶悪な強さを演出。よく考えると画面上にアギト、ギルス、G3(−X)が同時に出るというのは初めてではないが、敵味方でないのは初めてか。次回は名前だけ出ていたあかつき号グループリーダー木野薫が初登場。名前では性別不明だったが男だったらしい。しかも、予告に現れたアギトもどきはひょっとして……と期待させてくれる。しかしそのアギトもどき、ギルスを襲ってたように見えるのだけど…… 牙の覗く口 がええのう。
  デジモンテイマーズ は話のターニングポイントとなる24話。しつこいけど一週遅れなんだってば。先週サルに攫われたクルモンを追ってデジタルワールドへ行く決意をした子供達。親や先生たちに別れを告げていく話。当然反対する親、子供達の旅立ちを祝福する親、デジタルワールドへ行く事を告白されて、教師としての自分も面倒を嫌う一個人としての自分も選べずにどうすればいいのかわからず戸惑う先生。子供達の親との別れの形もそれぞれ。真正面から両親に決心を告げるタカト、親に反対されることを見越してメールで知らせ、妹にだけ直接別れを云うジェン、デジモンが受け入れられないだろう事、そして旅立ちを何があっても反対するだろう母に、いつもは着ない、母の選んだ少女趣味の服を着てみせて別れの代わりとするルキ、そして恐らくは再婚以来関係にしこりの残り続ける親に言い出せなかったジュリ。冒険の期待と別れの寂しさを淡々と描いてるけど、情報密度の高い映像に叙情あふれる語り口。多分第一話と並んでベスト・エピソード。
 エンジェリック・レイヤーは完全に予定調和的というかあまりに予想通りであるけども、まあ悪くはないと思う。でもクライマックスの戦闘は相変わらず退屈なのだろうなぁ。