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2001年12月01日() 旧暦 [n年日記]

HAPPY ENDがいいだろ?

 今日、 ソードフィッシュ を割引鑑賞券で見に行ったら映画の日で寝耳に水。そういえば12月、1月は第一平日でなく1日だってのを忘れてた。慌てた見たので結局3本しか見れなかった。予定をきちんと立ててれば五本は見られたのに。
  ソードフィッシュ 、スタンリーは元腕利きのハッカー(クラッカー)だったが、現在はFBIによる逮捕を経て仮釈放中の身。しがない機械工として働く彼の元にジンジャーと名乗る美女が現れる。彼女のボスがスタンリーに会いたがっていると云う申し出を最初は鼻にもかけなかったが、手付金として差し出された10万ドルに目がくらみ、会うだけなら、と承諾する。彼は別れた妻と娘の親権を争って係争中だが、妻には現在の夫であるポルノ王がついていて金が必要だったのだ。引き合わされた男、ガブリエルはDEA(麻薬取締局)がかつて囮捜査の為に作った会社の利益の強奪を企んでおり、銀行のセキュリティ破りの為に彼を雇おうとしていた。人を人とも思わないガブリエルの態度と、ヤバイ匂いにスタンリーは一旦は話を断ろうとするが、娘の為に金を作るにはそれしなかいと、手を貸す事になる。しかしこの犯罪計画の裏には隠された目的があり…
 この映画はのっけから、人間爆弾、そしてビル爆破と云う、ショッキングなシーンから始まる。このビル爆破シーンが30秒もの史上最長のBULLET TIMEで描かれ、ビジュアル的にもストーリーも極めて派手。間違いなく面白い映画なのだけど、さすがに多少引っかかるところも。ラストの落ちも含め、何度か主人公の自発的行動も計画に組み込んでいたような部分があるのだけど、そうだとするとかなりおかしなことになる。第一主人公が最後RPGをぶっぱなしまでする理由は感じられない。クラックのシーンとかが技術的にあからさまなフィクションなのだとかはまあご愛嬌。トラボルタの悪役は、(バトル・フィールド・アースを除けば)やっぱりいいが、しかし個人的にはビニー・ジョーンズ(ロック・ストック〜で取立屋ビッグ・クリスを演じてた元サッカー選手)に期待してただけにあの退場の仕方が残念。2点。
 次、コーエン兄弟の最新作 オー・ブラザー! 。二十世紀初頭、三人の男が鎖につながれたまま脱獄した。理屈っぽくて見栄張りなエンヴァンスと、粗野丸出しの南部男ピート、少々頭の足りないデルマーの三人組みだ。三人はエヴァンスが投獄前に隠した120万ドルが目当てなのだ。お宝の隠し場所はダム建設予定地で、あと4日で水の底に沈んでしまう。しかし金もあてもない三人組の事、身を寄せた親戚には賞金目当てに裏切られたり、銀行強盗に巻き込まれたりしながら追手の警官からすったもんだの塗装劇を繰り広げる。3人はお宝眠るエヴァンスの故郷へと向かうが、実はお宝の埋蔵には秘密が隠されていて、さらにラジオ局から小銭を稼ぐために旅の途中で知り合った黒人のギター引きトミーと組んだ即席ユニット「ずぶぬれブラザーズ」が原因で事態は予想だにしない方向に転がっていく。
 コーエン兄弟独特のまったりとしながらもシニカルさを含んだロードムービー。云ってしまえば「脱獄囚の人情どたばた逃走劇」と云う事になるのだけど、各シーンでさりげないおかしさがあるのはやはりコーエン兄弟。エヴァンスの元妻との展開がちっとなんだという部分があるし、お勧めと言う程ではないのだけど、だからと言って凡作と云うには惜しい部分もある。1.5点。
 最後は「EVOLUTION」。ある日、アリゾナの砂漠に一つの隕石が落下する。その隕石の調査に、短大のしがない教授アイラは同僚のハリーにむりやり引っ張られるが、その隕石に付着していた生物を発見、その地球外生命体は単細胞生物から爆発的に進化している事を知り、しがない身分から脱出するチャンスと躍り上がる。しかしその一大発見はアイラのコンピューターを監視していた陸軍科学研究所により横取りされる。裁判で研究の権利を勝ち取ろうとするが、実は元陸軍研究所にいて、大失態をやらかして追放されたアイラの経歴から、結局裁判に負けてしまう。アイラとハリーはその生命体の危険性を陸軍の科学者アリソンに訴えるが、謎の宇宙生物の進化は留まるところを知らず、民間にも被害が出始めた。それのみならず、地球大気に適応した生物達は、類人猿にまで進化し…
 はっきり真面目なSFでなく、お馬鹿映画。最初から真面目にやろうという気が欠片もないあたりが、思い切りがいいと云うか。ハンニバルでクラリスを演じたジュリアン・ムーアがドジな女科学者を演じてる辺りも何と云うか。下品ギャグも、一つ一つは面白いわKではないのだけど、連続して出されるとつい笑ってしまう。下品・お気楽・アホ丸出しの登場人物と三拍子揃ったバカムービー、何も期待せずに見ましょう。そうすれば多分楽しめます。1点。


2001年12月02日() 旧暦 [n年日記]

パワーパフガールズは年内で放送終了

 らしいんですが、 2ch PPGスレ での情報では、PPGは米国では隔週とか月一で新作を放送してるので、ストックが50話ちょいしかないらしい。で、それに追いついてしまったので終了、と云う所らしい。再開するのか、再放送とかやるかとかはわからない。
 良く考えると「ビーストウォーズ」も同じ体裁で、向こうでは次の放映までの間は再放送したりとかしてたらしいんで、それが向うでの放送の形態かもしれない。と、同時にPPGの質の高さがきちんと製作時間を取っている事が一要因だと云う事にもなる。単純に日米のシステム比較は出来ないが、毎週放映の日本で同じ質をコンスタントに作ろうとすれば、単純計算で倍から4倍の人員が必要と云う事になる。いや、そんな簡単な話では勿論ないんだけど。
 今日の ガオレンジャー は、話の内容云々よりも、クリスマスオルグの声が気になった。確かこの人結構なベテランだったはずなんだけど、誰だったかを度忘れしてしまった。テロップも見逃したし、ビデオにも撮ってないし…誰か知ってる人情報求む。と、思ったら思い出した。バビル二世でロデムの声やってた野田圭一氏だ。「 まほろまてぃっく 」でもロデムのパクリの黒ヒョウロボットの声やってたな…
  仮面ライダーアギト は中ボス・エルロード戦に決着。テレビでシャイニングのライダーキックは初披露か。劇場でアレ見たときは、別にライダーファンってワケじゃないけど、かなり震えました。テレビだと流石に予算の関係からかちっとスケールダウンしてるけど、それでも初見の人にゃ十分カッコ良かったのではないかと。そう云えばエクシードギルスの大切断ヒールクロウはテレビに出ないのかね。あかつき号事件が先週解明されて、翔一(実は本名は沢木哲也)の記憶も戻り、残る謎は風谷信幸殺しの真相と、恐らくはそれに繋がる翔一の姉・沢木雪菜の自殺の謎のみ。恐らく関わる人物は雪菜、沢木(本当の津上翔一)、それと美杉教授のはずなんだけど…今回ストーリー的に重要なのは、謎の青年がアギトに覚醒した者の力を奪い始めた事。まずは木野、そして残る涼と翔一も…そんなこと出来るんだったらなんで今までやらなかったの? と思ったら、アギトの力を吸収すると、青年はダメージを受けるらしい。相反する白い青年の力だからなんか? いや、それ以前に変身能力奪われたら話が終わっちゃう。どうすんの? 人物ドラマ的には、涼の他人への対応の対人関係のそっけなさが、実は父親との関係不全が原因でないかと思えた辺りが発見。今までも、言葉の端々から父親への反発とそれに反しての父親への執着があったので、そんな所だとは思ったけど。あかつき号以降はわからないけどあかつき号以前の涼の父親はどことなく翔一と似てるので、翔一に最初反発したけど妙に気が合わないでもないのはそのせいかも。設定・演出の齟齬や戦闘シーンが見劣りする部分があるのは事実だけど、でもこんだけ楽しませて貰ったらもう文句ありませんわ。なんだかんだ云って、結局これが今年の番組のベストかも。
 テイマーズは、うーん、基本設定とかは相変わらず好みなんだけど、どうにも歯切れが悪い。インプモンだったベルゼブモンにあまつさえ襲われ、レオモンを殺された怒りでギルモンを暗黒進化させてしまう、と云う山場のはずだけど、襲うベルゼブモンのアンヴィバレンツな感情が描写不足だったり、レオモンが殺されるまでの流れを演出もそこそこにあっさり済ませたり(最低限の伏線ははっているけど)、タカトがベルゼブモンに殺意を抱く過程、暗黒進化したメギドラモンを見て自分のしでかした事に愕然とする所、要所要所でやっつけ作業的な感じがする。うーん、小中さん、こんなものなのかなぁ……24話は秀逸だったのに。戦闘シーンが絡むとだめなんかな?
 夜9時ごろ、親から電話がかかってきて、何か大変な事でも起こったのかと思ったら、親が今買ってるジャイアント・シュナウツァーがドッグ・コンテストでチャンピオンになったと云う話だった。なんだ、自慢話か。ドッグブリーダーの世界の話はよく知らないのだけど、どうも高ランクの大会に出場すできるチャンピオンになるには過去の受賞経験などにおいて一定の条件があるらしく、公式に指定された大会で優勝する事がその条件の一つ。で、親の犬は小さい大会では優勝が幾つかあるものの、そういった大会では優勝経験は一度もなかったらしい。で、今回は物量作戦として、他所に飼われてるシュナウツァーの兄弟たちを借りて、まとめて出場と云う事をやったらしい。ところが予想外な事に、チャンピオン犬が登録して、これはダメかな、とか思ったとか。こういう場合、チャンピオン犬以外が優勝する事はまずないからなのだけど、ところが物量作戦が効いたのか、優勝してしまったらしい。各所へのご祝儀やらで出費するとか云いながらもやはり嬉しそう。犬関係の世界は一歩間違うとかなりどろどろしてるらしいけど、そういう深みにはまらない限りで楽しんでるのならこちらとしても嬉しい限り。


2001年12月03日(月) 旧暦 [n年日記]

著作権の現代

 とか書くと大事そうだ。でもそんな話でなく、まずは 連邦控訴裁がDVDのコピープロテクト外し公開の停止を支持をする判決 をしたという話。米国と日本の現在の法律では、コピーを防止するプロテクトがなされていた場合、そのプロテクトを解除すると個人的利用目的であっても著作権侵害とみなされる。これはコピーが個人利用目的であるかそうでないかを判別する事は大変な為、自動的にコピーそのものを違法とすると云うことである。著作物の保護と云うよりは、商品の権益保護と云う面が強い法律だ。つまり、個人が取り回しを良くする為にビデオをPCに取り込んでも、コピープロテクトを解除したら違法と云うわけだ。音楽データの孫コピーも大抵違法、それどころかDVDのリージョンプロテクト(地域によりリージョンコードが規定されていて、その地域とは違うリージョンコードのDVDは再生できない再生機がもっぱら販売されている)の解除も著作権法違反である。
 ここで大抵の人は思うはず。ちょっと待て。コピーのプロテクトはまだわからないではない。でもリージョンコードって何だ? 著作権と何の関係がある? 事実その通り。本来的な著作権でリージョンコードの正当化を行う事は難しい。例えばアメリカのDVDソフトは日本よりかなり安い。もし日本語に拘らなければ、海外から輸入して日本で視聴すればかなり安く上がる事になる。消費者が安く上げられると云う事は、売り手はその分損をすると云う事である。そう、このプロテクトに関する法律は、著作権保護そのものよりも企業の権益確保の意味が強い法律なのである。馬鹿馬鹿しい話だが、これには著作権法が実情と合わなくなっていると云う背景がある。著作権法は、法文を見れば分かるが、その基本的概念は表現物(著作物)の表現性を保護する為のものである。誰かが勝手に表現物を使ったり、改変したりと云う事がないよう、表現者の権利と表現物を保護する法律だ。だからこれ事態は別に問題があるとは云わない。しかし、その表現として著作物の保護と、商品としての著作物の保護がごっちゃになって行われてしまっている。その事が混乱を招き、著作物の「過剰保護」を招いてしまっている。現状、商品の保護を行うためには「著作物」として著作権法を用いる、と云うのがソフトを売る側の基本的戦術なのだ。この事による矛盾点は、既に多くの人が気付いてはいる。例えば Hotwiredのこの記事 では、文化の一要素としての著作物が商品としての著作物保護の為に保護されるどころかむしろその発展を妨げられている事を指摘している。無論、商品の保護も重要だ。もしどうしたって正当な商品が儲からないシステムが構築されてしまえば、誰も商品を作ろうなんて考えない。だが、現在行われている事は供給側が利益を確保する為に旧来保障されていた消費者側の権利を奪うと云う行為である。ふざけるな、だ。
 このように著作権が企業の権益保護の為の法律と化してしまっているのは、商品の保護の上手いシステムが構築されないからではある。しかし、ここらでちゃんと「著作権」と云う文化的なものを楯にとっての欺瞞的行為でなく、正面から「商品の保護」を構築する努力をしてもいいんではないだろうか?
 もう一つ、 一番最初の判決 で面白いのは、判決が「コンピューターコードは言論ではあるが表現ではない」と断定している事だ。アメリカの著作権法は知らないが、日本の著作権法の第二条一項では、著作物の定義をこう行っている。
思想又は感情を創作的に 表現 したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。
 早い話、プログラムは表現物でない、ひいては著作物ではない、と云っているのだ。この言に依るならば、コピーしようが改変しようが、著作権の保護下にはなく、違法ではない、と云う事になる。文章や絵もデジタル化してPCに取り込めば、そのデータは「コンピューターコード」である。って事はつまり…?
 ああ、こいつらホンマにアホちゃうか?


2001年12月04日(火) 旧暦 [n年日記]

謎の転校生は謎のままでした

 本日最終回の ムリョウ 、正直最終2話直前まであまりにまったりしすぎていてもうすぐ終わると云う事に気付かなかったのだけど(マジで)、今年の番組の中ではまず上位に属する部類であるのは間違いない。最終回、何故天網市の人々に特殊な能力が宿るか、その中でもとりわけシングウの力とは何か、銀河連邦と銀河連盟とは何か、ワケありそうな宇宙人ジルトーシュの正体、ムリョウのじっちゃん、姉の正体と続々と明らかになったのだけど、結局肝心のムリョウの正体だけは明らかにならなかった。宇宙人でも天網の民でもなく、ワケアリそうで意味ありげで、本当か冗談か正体を匂わせはしたのだけど、結局本当のところはわからない。でも、こういうのもありかなぁ。ところでジルトーシュの本体、ウルトラマンですか?
 児童誌によると、 アギト には水のエルに続いて土のエルが出るらしい。でも、水のエルでも叶わなかったのにまたエルロードが相手しても……
 NHKで「光の帝国」っつージュヴナイルドラマをやっていた。超能力ものなのだけど、「その力は使いすぎると大変な事になる」と云う台詞に、つい、「アンノウンに襲われるんか?」と突っ込んでしまったり。でも、特撮はアギトよりチャチかったです。
 そう云えばウルフルズが紅白出場らしいですが、やっぱり「明日があるさ」なんだろうなあ。「事件だ!」なら嬉しいのだけど。
 ちなみに これ 、一発ネタ。(菊池さんのサイトは 心日庵 と名を変えてリニューアルしてます。審美庵ではないのか)


2001年12月05日(水) 旧暦 [n年日記]

またもや新ウィルス

 未だBadtransにひっかかったマヌケ…もとい、被害が収まらない内に新種のウィルスが海外で大発生らしい。
 名前は win32.goner.A 。コイツもOutlookExpressと、更にICQを使って広がるらしい。好い加減ユーザーも学習してくれい。頼むから。


2001年12月07日(金) 旧暦 [n年日記]

虫がいい。

 カンダハルに立て篭もっていたタリバーンが投降の姿勢を見せたと云う話を聞いてはいたのだけど、その条件と云うのを聞いて吃驚した。
 「オマール師が投降後、尊厳を持って生きることを認めるという条件」だそうだ。
 分かりやすく噛み砕いて云うと、「生命の保証をしろ」「罪は不問にふせ」と云う事らしい。そりゃまあカンダハルの明渡しは事実上の停戦交渉なのだから、出来るだけ有利な条件を引き出そうとするのは当たり前と云えば当たり前なのだけど、今更どの顔を下げて「罪を不問にふせ」と云っているのだろう? 北部同盟を中心とした暫定政権側としては、確かにオマール氏の影響力を上手く使えば新政権の安定化を図る事が出来るかもしれない。しかし同時に、オマール氏は今回の戦争におけるタリバーン側の最高責任者でもある。敗戦側には大抵は戦争責任と云うものが負わされる。それは賠償金であったり責任者の処分であったり様々だけど、今回はアフガンの内戦と云う面に加え、アメリカのNYWTCテロに対する報復と云う面もある。事実アメリカは オマール氏の免責に反対している 。最終的にはどう云う処分を決めるかはアフガン暫定政権に任されるわけで、バシュトゥーン人勢力への内政と、テロ支援国家の政権だったタリバーンの処分と云う外交的なバランスを上手く取らねばならないだろう。でも、自身はジハードを標榜して敵味方を問わず死地に追い遣って来た人間が、何の罰も受けず罪も問われず安穏としているなどと云うのは許せないものがある。戦争責任を問う難しさは今も昔も変わらないし、戦争が長引いて人死にが更に出るのはカンベンと云うのは間違いないのだけど。一日も早く爆撃も砲撃も銃撃も心配しないでいい世の中になるのが一番なのだけど。


2001年12月08日() 旧暦 [n年日記]

小松崎茂氏逝去

  本日、プラモデルのボックスアートなどで有名な小松崎茂画伯が亡くなられた そうです。謹んでお悔み申し上げます。
 それとは関係ないけど、「ガンダム」は現在もバンダイの売上で結構な割合を占めていて(本当に関係ないな)、関連商品だけでなく、新作OVAとかも結構作られていた。なんか来年も秋からガンダムの新作をやるそうだけど(好い加減にしろとは云いたい)、これには冨野さんはノー・タッチらしい。また話がずれた。三つくらい種類があるOVAの中で、大抵の人は何が好きかと云うと 0083スターダストメモリー と答えると思うのだけど、私は 0080ポケットの中の戦争 の方が好きだったりする。 08小隊 ? 見てないっす。
 またもや話がずれた。0080はよく見ると脚本が オネアミス の監督だった山賀博之氏だったりするのだけど、話的には極めて地味。中立コロニーに密かに搬入された新型ガンダムの奪取あるいは破壊を目的としてジオン工作員が潜入するのだけど、ルーキー一人を除いて全滅、新型を破壊しないとジオンが核でコロニーもろとも破壊する事を知り、そのルーキーとコロニーの少年が壊れかけのザク一機で新型を破壊しようとする、と云うのが粗筋。新型一機になんでそんなに畏怖を抱くかとか変なところは多々あるのだけど、ザク一機で新型にカチコミをかけるところが好きで、それ以上に戦火とは無縁なはずの一少年の目を通して画面で見ているだけの戦争と実際に目の当たりにする戦争の違い、戦争での死には感傷も人間味も無縁である事を描いてるところが好きだったりする。まあワシは小学生の時に近藤和久氏の「MS戦記」読んで喜んでたしなぁ。マンガ版では若干結末が違うそうだけど、少年の成長物としてはOVAの結末の方が上だと思う。
 いや、木曜に前の研究室での忘年会があって、そこで「 ALEX (0080に出てきた新型ガンダム)のライフルって FAMAS に似てると云う話から急に思い出しただけなんだけど、アフガンの情勢を伝える番組を見ていて、自分たちと重ねて思い浮かべてしまった。そんな物知り顔をしたところで何も知らない事には違いない(調べる事は出来るけど)から、知っているつもりにはなってはいけないのだろう。せめて知らない事をきちんと自覚したい。
  ヴァンドレッド は突然脈絡なく主人公の出生(素性、の方が正しいか)の秘密が暴かれて更に急に悟りを開く主人公。視聴者おいてけぼり。この番組らしいと云えばらしいけど。
  フルーツバスケット は、まあこんなもんだろうなぁと思いながら。別に特に好きでもないのになんで見てるのだろうとか思いつつも、演出とかキャラの動きとか、動く部分が面白くて見てるんだろうなぁなどと考えて見る。純粋で優しいという事は素晴らしい事かもしれないけど、でもそれは単体では多分意味をなさない。云ってみればオプションカード。メインのカードに付け合せて初めて意味を持つのだろう。無方位無制限の優しさは一時心地良いかもしれないけど、残るものも少ない。いや、登場人物が能天気だとかそう云う事を云いたいのではなくって、うーん、上手く云えない。
  HELLSING はなんだこりゃ。何がやりたいのかわからない。へたれてる事が悪いんでも原作と違うことが悪いんでもない。視聴者に何を期待させ、期待に沿いたいのか裏切りたいのか、それすら読み取れない。 小中さん の脚本は割と好きなのが多い、或いは何か気になる物があるのだけど、これにOKは出せない。
 え〜っと、 人妻型ヒューマリット?


2001年12月09日() 旧暦 [n年日記]

起きたらソン・ガンホ

 昨日、テレビのタイマーで勝手に朝7時にNHK教育のハングル講座が点いてしまったのだけど、ちょうど「JSA」「シュリ」に出演していた韓国の俳優 ソン・ガンホ が出ていたので思わず無理矢理起きてしまった。いや、それだけなんだけど。相変わらず四角い顔してました。
 今朝の PPG は博士を攫ったカレ(名前を呼ぶのも恐ろしいので“カレ(him)”と呼ぶのだそうな)がガールズに難問を次々と突きつける。オチが大笑い。カレって本当に恐ろしいのか? しかしサルのクイズが一体どういう意味だったのか気になる。
 ガオレンジャーは来週に ガオケンタウロス が出るっぽい。ケンタウロスって割には下半身は馬じゃないけど。
  アギト は最後の謎「風谷伸幸殺し」が遂に明らかになりだす。身近な謎から段々大きな謎に行くのが大体はSFのフォーマットだけど、まあそんな事はどうでもいいか。やはり絡むのは沢木(本当の津上)、雪菜、そして美杉教授。雪菜が殺したで決定かと思ったけど、そうすると美杉教授の「私が伸幸兄さんを死なせてしまったんだ」の意味がわからない。「死なせた」であって「殺した」ではないので、単純な話ではない気がするのだけど……最初のアギトである翔一の姉、雪菜が伸幸殺しの犯人かもしれないということで、来週は真魚がアギトに拒否反応を示すらしい。またアギトである事を悩みだす翔一。謎の青年(設定上は斗真と云う名前)がアナザーアギト、ギルスと次々に変身能力が奪われる展開と繋がるのか? いや、最後まで引っ張る引っ張る。
 デジモンテイマーズは、先週と比べるとずいぶんまともな出来に。特に酷いご都合主義もなく、デュークモンに進化。声が野沢御大なんでどうしても悟空に聞こえるけど。しかしこのシナリオのばらつき具合はどうにかならないものだろうか。ギルモンがデータ云々ってのは、デジタルワールドでデータ化してるテイマーたちとの合成(ジョグレス)進化の前振りだったか。
 そんなこんなでテレビわき目にずっと作業してて、昼にボスに原稿を送付。ふう。
 夜はベストキッド2をやっていたので見てしまったのだけど、ここは60〜70年代のサイゴンですか? え? 沖縄? そりゃまた失礼しました。最後のでんでん太鼓の奥義の腰砕けっぷりったら…いや、結構色んな意味で楽しめましたが。


2001年12月10日(月) 旧暦 [n年日記]

遂に公開!

 兎に角 コレ 見れ。今年のSF大会宇宙開発の部屋で「口外厳禁」と固く口止めされながら公開されたプロジェクトが具体的に動き出したようです。まだ予算がついたわけではないようですが、いや、もう云いたくてうずうずしてたんですわ。
 いや、今日は時間がないのでこれくらいで。


2001年12月11日(火) 旧暦 [n年日記]

モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・ホーリー・グレイル

 実に素晴らしすぎる 「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」DVD版の特典内容 。これで5800円は絶対お買い得。 好きな人には。 他の人は知ったこっちゃありません。<おいおい
 収録が片面一層と云うのと、一部日本公開時にはカットされたシーンの吹き替えはどうするのかとか、気になるところはあるけど、製作者に恵まれた日本版DVDってあるものなのだなぁ。

基礎からのザブングル

  っつースレ が2chにたってました。ザブングルを知らない方もこれで安心!(って内容のスレではないな)
 伊藤明弘氏の「ブルーゲイル」を改めて見ていたら、ラグの銃が H&KのP7 で、これって伊藤氏のオリジナルか、それとも元からの設定なのかよくわからなかったけど、実は ちゃんとした設定だったらしい 。当時は(今もだけど)銃器に関しては疎かったからなぁ。あと、 こんな話 もあったり。
 昨日の日記で書いた日本独自の有人宇宙飛行計画だけども、 スラッシュドットジャパン では 賛否両論、 やや「否」の方が多いと云う感じです。やはりこの不況下に恩恵があるのかないのか良くわからないと云う感じで疑問視される方が多いようで、個人的には高速道路料金所の自動化とかなんとか、無意味な部分に金を使うよりはこっちに使って欲しいですが、血税は血税、一般へのアピールもびしっとフォローしてくださる事を期待します。


2001年12月12日(水) 旧暦 [n年日記]

期待されると くしゃみが出るんだ

 昨日はそれほどではなかったけども、日、月とちと色々と作業がたてこんでいて睡眠不足だったので、今日は昼頃まで寝倒し。で、起きてメールチェックだのなんだのしてるところへボスから電話。投稿中の論文がacceptされたとの事。それに関連した書類の提出が理学部の方であったのでそれの修正も兼ねて理学部へ。で、昔の研究室でマッタリと作業などしてるところへボスからまた電話(どこに行くかは知らせてあるので)。
 「今手紙をもう一度よく見たら、表紙に使うから図をどれか一枚選んで送れって書いてあるんですよ」
  はい?
 acceptされた雑誌は Journal of Neurophysiology 。見てのとおり、表紙はカラフルな図や写真の雑誌。でも当の論文、地味な白黒のグラフしかないんですけど…なんで? ちょっと胃が痛い。
  スラッシュドットジャパン ネタなのだけども、 ウィルスPentagon(gone, goner)の作者の高校生グループが捕まった理由 ( 元ネタの原文 ) と云うのが見て大笑い。アホですか?
 2chアギトスレで知ったのだけど、 yahoo! Movie でのアギトの評価が異常に高い。尤も、ユーザーランキングで上位に来ている映画を見るとかなり偏っていることはわかるし(でも評価されるのは頷けるものだけど)、ランキング上位だから単純に世間的に評価が高いと云うことでは全くない。話題性が非常に高い洋画なんかは、やっかみや、(期待が高すぎたが故の)期待はずれなどの評価も多いのに対し、マイナーなものは意外な当たりであった人や熱狂的なファンが評価をつけるから、そもそも高得点になりやすい。つまり、マイナスの評価の人はそもそもまともに評価しようとしてないので投稿してないと云う母集団の偏りがある。でもアギトの映画は面白かったけどね。 DVDは来年2月28日発売 らしい。買ってしまうかも。
  何時の間にかAMDってシェアを延ばしていた のだなぁ。ウチのもAMDですが。


2001年12月13日(木) 旧暦 [n年日記]

全ての謎は解けた!

 昨日の雑誌表紙の件なのだけど、送られてきた手紙をよく見ると、どうも隔月で変わっていた表紙が毎月変わるので、とにかく表紙の素材を募集してる状況っぽい。おそらくほぼ全てのAcceptした論文の著者に同じ事を書いて送ってるのでしょう。そうはあからさまに書いてないけど。ですんで送っても表紙に採用される見込みはそんなに高くないです。なんだ。
 医学部よりも、理学部にいた方が作業がはかどる(気がする)事がわりかしある。少なくとも、理学部で作業してた方が楽しいのは事実。何故だろうと考えると、一つのアクションに対する周囲のリアクションが理学部の方が、ってより前の研究室の方が彩り豊かだと思い当たる。今の研究室だと周囲の反応はわりと淡白で、一つ問題を提起しても、あまり深くは入れ込まない。前の研究室だと、一旦作業を止めてでも入れ込んでくれる事が多い。それがいいか悪いかはまたちょっと別問題なのだけど、意見に幅が出てくる事は確か。研究室のカラーってのもあるけど、学部学科のカラーってのが結構ある気が……
 今日は特に他になし。まあ マイクロソフトが何時ものアレ とかはあるけど。


2001年12月14日(金) 旧暦 [n年日記]

QUEENはQUEENでも…

 QUEENってのは「女王」の他に、俗語で「オカマ(ホモの女役)」と云う意味もあるらしい。いや、今日の ヴァンドレッド を見てたら不意にそんな事を思い出した。考えてみれば一年前の1st atageから延々伏線は張られていたのだけど、もう伏線の回収をする気はないと思ってたよ。
 雑誌投稿の「とにかく送れ」と言われていた表紙用の図にボスのOKが出た。まあ多分採用されないだろうけどね。
  やはりXboxを改造しようとする人続出 らしい。来年の頭にはクラック用のツールも出回りそうな雰囲気。
 今日12月14日は赤穂浪士の吉良定討ち入りの日(ったって、旧暦だから日付はずれるのだけど)、ってことで「四十七人の刺客」をやってた。どうも忠臣蔵って好きじゃないのよね〜。でもこれって事の始めの「松の廊下」はぼかしてるのか。どうもイマイチ締りが…
 こないだP2P接続のファイル共有ソフト利用者の逮捕者が出たけど(正確にはソフトを使ったからではなく、ソフトを使った著作権侵害で逮捕)、何時の間にか こんなの が出ているらしい。よくわからんが 集中管理型のシステムではない のだそうで、探知は格段に難しくなるらしい。イタチごっこなのねん。ファイル共有システムと著作権が直接的に関わると云う事ではないとは思うのだけど、 リージョンコードに関して は正直過剰すぎると思う。日米のソフトの価格差見たら、呆れる事この上ない。
 え〜っと、後は 木野アギトことアナザーアギトのソフビ 。無茶カッコエー!
 このところ精神状態は鬱ったり躁気味だったりと細かい変動の繰り返し。全般的にはやや躁。うーん。


2001年12月15日() 旧暦 [n年日記]

アルカイダが300名以上投降

  アルカイダの兵士が続々投降しているらしい 。大勢が決してしまっている今、抵抗による被害の拡大を増やすよりも、速やかに投降が進んで欲しいものである。しかし、正直、軍事行動前はここまでアメリカが徹底して情け容赦も外聞もなくアルカイダを叩くとは予想してなかった。自分の不明を恥じると共に、アメリカと云う国の恐ろしさを感じる。そして良しにつけ悪しきにつけ、日本という国はそのアメリカの武力に頼らねばならない状況にある。日本の軍備賛成とかそう云う話ではない。しかし、非武装とかなんとか謳うのであれば、そうしなければならない現実にも同時に目を向けねばならないと思う。その上でどう考えるか、だ。
 なんて考えてるのは、最近「武力行使賛成」とか「海外派兵賛成」とか云う単語で検索をかけてきてる人が結構いるから。私は武力で解決と云うのに賛成でも、日本が他国の戦争に巻き込まれるのも賛成じゃない。第一、お前銃を取って海外に行け、なんて云われたって嫌に決まっている。CONTINUE vol.4の アルファシステム の芝村氏インタビューで、自衛隊時代(航空自衛隊に一時期籍を置いていたらしい。パイロットではないのだけど)にやたらと走らされたので上官に「どうして走らなければいけないのですか」と質問したところ、「命令に従うのがお前らの仕事だ」と返答され、酷く納得したと云う。つまり、命令に従うと云う事を徹底しておかないと、殺し合いなど到底出来ないと云う事だ。逆に云えば兵士だって殺したくて殺すわけではない。しかし、その必要上からその様なシステムを構築しておかねばならないのが軍隊なのだ。私だって、おそらくそのような環境で教育されれば、今は嫌だと云っても割り切れるようになるのかもしれない。それは同時に自分の命を危険に晒す事でもあるけども。
 何も知らずに賛成、反対と意見を固定するのは簡単だ。しかし、実際に戦闘を行う人間も殺しが好きだからやっているのではない。どうしてその様なシステムが必要なのか、その背景は、とその部分に目を向けねばならない。現実は理想どおりに動くのではなく、一つの動きに対してもその反応が逐一ある。短期的にはそれこそが重要とも云える。
 一つの問題に対しても正解はなく、各々の立場による目標設定における、それぞれのベストの解法を模索せねばならないのが現実。難しくもあるし、不謹慎に響くのを覚悟で云えば、だからこそ面白いとも云える。


2001年12月16日() 旧暦 [n年日記]

今日の訪問販売

  日本メディアサポート 。微妙なラインだけど、 かなり悪徳っぽい臭いがする 。いや、EXCELでの作業中にEXCEL等のMS-OFFICEの使い方のレクチャーとかなんとかと云う話を持ってくるところが笑えた。基本的な訪問販売の手口を使っているので分かりやすいのだけど。
  パワーパフガールズ も来週で終りだけど、今回はぱっとしなかったなぁ。まあ普通。
  アギト はほぼ全ての謎が解け、黒い青年とアギトにまつわる諸々の佳境。黒い青年は矢張り白い青年の力を吸収しきれない模様。一方、最初のアギトである姉が真魚の父親を殺したと思い、アギトの力は不幸しかもたらさないのではないかと悩み、自ら黒い青年にアギトの力を差し出す翔一。アギトの力が人類にとってどんな意味があるのか、と云うのは話の焦点の一つだけに気になる。あと、美杉教授の言によると、本物の津上は雪菜の後を追って命を絶ったっぽいが、だとすると今生きている沢木(津上)って何?
 先行情報によると 木野は負傷を負った翔一の治療を優先し、自分は傷を負ったままヘッジホッグ・ロードと戦い、最期を迎える そうな。うう、マジ?
 テイマーズはデュークモンVSベルゼブモン。しつこいけど一週遅れね。4分ほどまるまる使いまわしの回想が入るけど、それ以外は作画も演出も良い出来。こういう見せ場できちっと良い部分を持ってこれると云うのはプロだなぁと思うけど、途中の散々な出来の話はちょっと……「デジモンの神」であるスーツェーモン(朱雀)は「何か」の脅威に対抗する為に進化の鍵であるクルモンを捕獲しようとするけど、それに対してデジモンとテイマーの融合と云う形の進化を見せる主人公、と一本筋が通っていてとてもいい。それだけに途中の出来の悪い話が残念になる。もう数話でまた舞台は現実世界に移るようだから、それからまた期待か。ところでサクヤモンに「巫女形態」があるという話が……巫女形態って一体。
 BSでマカロニウェスタンの名作「荒野の七人」をやっていた。ご存知のとおり黒沢明の「七人の侍」の翻案作品で、主演はユル・ブリンナー、監督はジョン・スタージェス。元ネタは高校の時に夏休み、学校が開いた上映会で見たのだけど、実は最初、黒澤映画を殆ど見たことがなかった事もあり、「名画かぁ」と期待せずに見ていた。実際、視聴覚室に見に来たのは10人に満たなかったし。ところが見てみると予想に反して徹底した娯楽映画。3時間の長丁場にも関わらず、没頭してしまった。予備知識ゼロで見たので、最初に個性豊かな七人のメンバーを一人一人集めていくところ、ただ単に守られる存在としてでなく、自分たちの都合で動く農民達、そして一人、また一人と仲間たちが野武士との戦いの中でたおれていく過程のドラマに非常に引き込まれた。そして最期の菊千代と野武士の首領の一騎打ち、戦い、去っていく侍たちの、勝ったけどもアイロニーを感じる姿と、農民たちの明るく逞しい姿で終わるラストは爽快の一言に尽きる(「用心棒」の方が好きだけど)。問題はこの映画、やはり三時間ということで途中で飽きる人が出てくる事なのだけど、荒野の七人はその点は上手く切り詰めて娯楽として最適な二時間程度に縮めている。ただ、やはり主に切り詰められているのは途中のドラマで、七人の侍ほど侍たちと農民の交流が描かれず、農民達への感情移入が出来ない。また最後の展開で無理矢理山賊たちとの一騎打ち、3人を残して死亡と言うパターンにしてしまってる感が否めない。それと、最後に「勝ったのは農民達だ」と云う一言を長老に言わせてしまっているのはどうなのだろう。農民達のしたたかさは良く出ているのだが、「七人の侍」では野武士VS農民(+助っ人の侍たち)なのに対し、野武士VSガンマンVS農民と言う三つ巴の構図に思える。簡単にどちらがいいと云う話ではないだろうが、やはり深さが足りない気はしてしまう。


2001年12月17日(月) 旧暦 [n年日記]

凄いや木野さん!(真島浩二の声で読もう)

 木野薫こと 菊池隆則さんのサイト がステキすぎ。正確には、掲示板の菊池さんの書き込みが。ちと不謹慎な部分があるのは事実だけど、でも役柄とのギャップが良すぎる。併せて 東映アギトサイトアギト日記27 も見よう。「どっちが勝ってもいけない戦争」と云うのはその通りだと思う。何を以って勝ちとするかにもよるけど。
 ボスから、先日送った図が届いたと返事があったと、メールで連絡が。文面を読むと案外と好意的に読めるが、雑誌の表紙の傾向と異なるからなぁ。どうなる事やら。しかしええのんか? 一日やそこらででっちあげた図なのに。
 ここんとこ多い スラッシュドットジャパン ネタだが、 Outlook Expressから乗り換えるべきMUA なるスレッドが(MUA=Mail User Agent; 早い話がメーラー)。そこにリンクが張ってあったのは HTMLメールいや〜ん! とか MUAs for Windows - Windows のメイラーの評価 - とか。後者を見ると私が使っている 電信八号 はBクラスだが、IMAP4未対応などの現状を考えると、致し方ないとは思う。次世代バージョンに大期待。一応一覧の、OutlookやOutlookExpressが対応している機能等を見ると、決して性能の悪いメーラーというわけではないのはわかる。だが、要は余計な事をさせすぎている。その事がワームやメールウィルスの温床としてしまっているのだ。士郎正宗も攻殻機動隊の中で「同質の個体からなる組織は危険である」(だっけ?)とかなんとか云っている。同質のユニットからなるシステムと云うのは抱える弱点も同質であるが故に、その弱点を突かれると簡単に機能そのものが麻痺してしまう事がままある。多様ならば良いと云う事ではないが、自然界において生物などが、同一種であってすら多様性を見せているのはその為でもある(ただし、環境が厳しくとも変化が少ないようなところなどでは寧ろ単一化が進む事がある)。別の側面から云えば、別にOEやOutlookを使うなとは私は思っていない。だが、こんな仕様の不備が原因で対応パッチを頻繁に当てねばならないのは面倒だとは思っている。面倒であると云う事は対応しない人も多いと云う事であり、それだけ危険性も高くなる。まあ、「素人にはお薦めしない」ってところ。無論拘りは人それぞれあって当然なので、ちょっとくらい面倒でも使い続けたいと云う意見もあっておかしくはない。でもワームなどのメールウィルスへの感染は自分のみならず、放置すれば他人にも迷惑がかかる行為である事は知っておいて欲しい。端的に云うなら「それ相応にきちんと対策に対応するつもりがないならさっさと別のメーラーに乗り換えてください。でなけりゃ迷惑」ってことだけども。乗り換え検討中の方は是非上記URLを参考にしてください。


2001年12月19日(水) 旧暦 [n年日記]

二ヶ月前にはなかったのに…

 近所の書店の棚を見ていたら、ボストン・テランの「神は銃弾」が平積みで置いてあった。二月前に探したときにはなかったのに何故? と思ったら帯を見ると「 2002年版 このミステリーがすごい! 」で海外ミステリー部門一位に選ばれたらしい。現金な。っちゅーか「このミステリーがすごい!」ってそんなに影響力があるのかな? 星雲賞よりはありそうだけど(でもCONTINUEの芝村氏インタビューではいきなり星雲賞受賞のお祝いから始まってたな)。
 諸々大変な今日この頃だけど、もうひとふんばり。でもそこからもしんどいのだ。仕方がない。生きてる証拠。
 BSで「荒野の七人」シリーズの最後「荒野の七人 真昼の決闘」が。今回は主演がリー・ヴァン・クリーフ。「夕日のガンマン」等に出ていた役者。確か左手の中指が短かったりする。前三作ではそれなりにメンバーを集めるところを描いていたけど、今回は思いっきりはしょって5人を恩赦を条件にした囚人にしてしまっている。展開が早いのはいいが、殆ど「リー・ヴァン・クリーフと愉快な仲間たち」になってしまっている。仕掛をして山賊どもを迎え撃つと云う部分においては、むしろ元の「七人の侍」に近いかもしれない。そこら辺や、銃器の取り扱いの描写、クールな台詞の応酬はそれなりにたのしめた。
 関係ないけど、自分の精神的な脆さってのは時々実感してしまうなぁ。大した事のないショックで、しばらく作業に手がつかなくなってしまう。その代わり、その後はけろっと忘れてしまう事が多いけど。克服したい部分ではある。


2001年12月20日(木) 旧暦 [n年日記]

まあ、なんだ

 いろいろなものの中で優先順位を決め、大事なものを優先し、その他のものを切り捨てていく。切り捨てたものが大事ではないと云うことではなく、優柔不断かつ意志薄弱な私はやはり心悩まされるのだが、しかし同時にある種の爽快感も感じてしまう。
 だからどうしたと云う話なのだけども、せめて残したものは切り捨てたものに恥じないようにしよう。


2001年12月22日() 旧暦 [n年日記]

めでたさも、中くらいかな

 中くらいどころか8割へこみな気分。昨日色々あって更に倍率ドン。詳しくは云えませんが、まあ公私共々色々あったって所です。
 言い訳が頭を駆け巡るのだけど、その言い訳にどの程度意味があるのだろうと考えると何も言えなくなってしまう。二律背反の拘束の中でも、ベストの方法を考えられなかったのではない。それが分かってしまうというところ。
 でも目出度いことも1割程度あったので、お祝いにM瀬君とコーチン料理の店「せら」に行く。前からK沢さんとかT柳さんから名前は聞いていたけど、まあ良い機会だからと云うことで。ちょっと寂れた場所にあって狭くって古い店なのだけど、雰囲気は良くって、値段も結構手頃で大変美味しかったです。鶏の首の肉「せせり」が弾力があっておいしかった。今度は鍋を食ってみたい。
 実はWindows上で動く Emacs Likeなエディタ があると云う事で使ってみる。本当にEmacs Likeだ。でもWindowsのクリップボードからのcopyがC-yで出来ないとか、ちっと使い勝手がよくわからないところも。でもLispも動くって云うんだから凄い。しばらく使ってみよう。
  Mozilla の0.9.7が公開。早速入れてみる。おりょ? 心なしか快適になっているような。ついでに趣味のページのアイコンが変わるように設定。他のページを参考にやってみる。Mozillaの0.9の幾つかからアイコンの変更に対応するようになっている。ちょっと楽しい。 朝日新聞 のサイトのアイコンも何時の間にか変わっていた…でもHTMLにはそれっぽい記述は見当たらない。うむむ???
 なんでも Lindows とか云うWindowsアプリが動作するLinuxが開発中とやらで、非常に興味が引かれる。 MSが紛らわしい名称として提訴 したニュースから知ったのだけど、紛らわしいだなんて云ってもなぁ…いずれにしてもこれがまともに動くようなら選択肢が増えるわけでユーザーとしては喜ばしい。


2001年12月23日() 旧暦 [n年日記]

追悼・木野薫を悼む

 ってわけでわりと唐突にお亡くなりになってしまいました、木野ッチこと木野薫。やはり本日は検索ワードも 菊池隆則 が圧倒的に多いです。
 今日の アギト は要は「アギトである自分を受け入れる話」って事だったんだな。理屈じゃないんです。ちっとの破綻は目を潰れ。これまでその辺はわりと成り行きだったけど。他にも北條が氷川をナイスサポートしたり、涼が真魚を説教したり(最近説教担当だな、オイ)とみどころがかなりあったけど、最後で木野さんが全部持ってっちゃいました。でも 2ch速報板 にまでスレッド立てるのはやりすぎ。スタッフは「最終回のつもりで」撮ったらしいです。でも見所すぎて、一個一個のエピソードが目立たなかった感があるかも。伏線って大事だなぁ。あとはエピローグ的な話? あと五回らしいです。新キャラやら風のエルやら登場だそうだけど、収拾つくのか? ちなみに晦日(30日)もやるので注意。
 アギトは最終回の「つもり」だったけど、本当に最終回だったのは パワーパフガールズ 。ものすごーく悪い宇宙人を迎撃するが、相手はガールズの手の一歩先を読んでいてガールズにはなす術なし。悪い奴の考えを読めるのはもーっと悪い奴だ! と云う事でベスト・オブ・悪い奴、モジョ・ジョジョに助けを求める。宇宙人相手にモジョの悪い奴思考は善戦するけど、相手もさるもので、モジョも遂に…?
 本国での放送のストックがなくなったらしいのだけど、後番はヌル〜イ、自分のとこの著作権には五月蝿いくせに人様の著作物はパクリまくりのディズニーアニメの時間になるらしい。これで早朝に起きる必要はなくなったわけだ。いやはや全く。
 一週間遅れの(いい加減しつこいですか)デジモンテイマーズは、先週のタカト・ギルモンに引き続きリー・テリアモンの究極進化。いきなり小春(シウチョン)が飛んでいったりとかはあったけど、全般的に及第点。ちっと作画はなんだったかも。ヤッターワンみたいなセントガルゴモンも重厚なメカっぽい動きでなかなか良かった。それよか四聖獣のスーツェーモンの声が森山周一郎氏なのが結構驚いたけど。「飛べない鳥は、鶏さ」とか云ったとか云わないとか……云わないか。
 次回はサクヤモンの進化は出ません。その次らしい。しかしあの融合進化シーン、ルキの場合も大丈夫なんか? とか、サクヤモンの巫女モードは出るのかとか興味は尽きない。ロクでもない興味だけどな。ちなみにこれもやっぱり来週もやります。詳しい事は地元のテレビ情報誌もしくは ネット上のテレビ欄 参照。
 来年の新ライダー・リュウキは「仮面ライダー龍騎」で 正式決定 の模様。「龍騎」って事は、Dragon Riderって事? まあ、ライダーに違いはないワナ。龍がバイクになるのかもしれんが。見た目に関しては結構云々されてますが、内容に関しては殆ど語られてないのでどうなるかは様子見ですな。カードを使ってパワーアップするとか、複数ライダーとか、あのマスクが割れて中から真の顔が出てくる事は ない とか、ちょっと不安な情報も流れてますが、まあ去年のアギト情報も「三人ライダー」って時点で激しく不安になったし、どうなるかは実際見てみないと。
 撮り溜めていた「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」を流し見。実は初見。丁寧に作られてます。ソツはない。ストーリーも、まあ、結構安心して薦められる部類ではないでしょうか? 1.5点。あ〜、同じく撮り溜めてある宍戸錠特集も見ないとなぁ。
  xyzzy はちょっと使い勝手が分かってきた。最近Emacsを使ってなかったから思い出しながら使用中。やっぱ馴染むわ。


2001年12月24日(月) 旧暦 [n年日記]

波の谷間に命の花が…

 いや、不審船沈没がらみでは不謹慎なタイトルとは思ったけど、つい。
  不審船に対し射撃交戦の後沈没させる 、と云う事件は既にご承知かと思う。火器を用い相手を沈没させた事についてまたマスコミの頓珍漢な迷走が始まりそうだけど、まあそんなものはとやかく云っても仕方あるまい。相手は非武装の漁船ではなく、武装した偽装船(発表を信じるなら)である。武力を使うな、でも拿捕しろ、では無理難題もいいところだ。どちらかを選択するしかない。今回の海保の対処は、公になっている記事を見る限りは正当なものに思える。何をして正当とするかによりけりであることはわかってるけども。
 前回の不審船追走劇からの対策がその成果を見せた事になり、その意味では毅然とした対応を行った事はひとまず評価に値すると思う。乗組員は大方の予想通り北朝鮮の工作員と云われている。こらからがむしろ大変かもしれない。日本はどこまで追求するのか、追求しないのか。事件の全体の判断はそれがはっきりするまで保留と云う事になる。この一事は日本の対北朝鮮外交全体に影響するだろう。
 それとは別に、もう一つの要素がある。海保、及び海自が交戦により命の危険に晒され、相手の国も名も知らぬ乗組員が冷たい海の中で絶命したと云う事だ。ある理屈に沿えば「仕方ない」事ではある。でも、その理屈で人死にの事実が消えるわけじゃない。彼らが北朝鮮の工作員かは別にして、彼らの所属国政府がどこであれおそらく彼らの事を認めないだろう。つまり、彼らは名もない、国もない存在として、ある者は冷たい海から引き上げられる事すらなく葬られる。無論沈めた側を責めるのではない。ただ、そんな事に双方を追い込んだ状況に腹が立つ。いつかはそんな国際情勢は解消するのだろうか?

 午前中は暇を見て Cygwin とXfreeを入れてみる。入ったけど…うーむ、なんかXが妙な動作。設定がめんどくさそう。とりあえずパス。<おいおい
 その後真面目な作業の後、大須に出て人と待ち合わせ。知人のO山君が、AMD K6-2とそれ対応のM/B、メモリを殆どただ同然で譲ってくれる事になったのだ。これでPCを組むのは少し先になるけど、ありがたく使わせていただきます。
 家に帰ってからは、人心地ついたのでMeadowに Wanderlust を入れようと格闘。でもFLIMのインストールで頓挫。うー、Winでのインストールがようわからん。午前に中途半端に放り出したCygwinでmakeできるかな? 一応色々やってみよう…
 それと追加。 アギト が(ってよりG3ユニットがだけど)全日本食肉連合会より 感謝状を貰った そうです。冗談から駒。っつーか関係者が見ていたのが怖い。


2001年12月25日(火) 旧暦 [n年日記]

クリスマスだけども…

 いえ、今更どうこう云うようなことじゃございませんがね。どーせどーせ…
 昨日から設定してた Wanderlust はどうにかinstallできたけど、設定方法がよくわからん。ついでにinstallした Mew の方がさくさくinstallできてしまった。記憶と設定方法が違うなぁとか思ってたけど、何時の間にか3.0.51なんてなっていたらしい。IMにも非依存になってたのね。
 今日は一日論文の直し。迷うところは結構あるけど、うーん。
 何もなかったわけではないけど、書くべき事は特に見当たらない。なのでこれで今日は終り。


2001年12月26日(水) 旧暦 [n年日記]

世界統一規格

 人間、「ふっ」と思考が空白状態になる時がある。そんな時は脈絡のない、どうでも良い事を考えてしまう。
 たとえば、ハゲ俳優の世界統一規格を作ると云うのはどうだろう? 一昔前なら代表はユル・ブリンナーであるが、今ならジョン・マルコビッチである。即ち現代のハゲ俳優の基準はマルコビッチとして、「1マルコビッチ」を制定する。たとえばニック・カサベテス辺りなら0.9マルコビッチ、ジェイソン・ステイサム辺りは0.8マルコビッチとする。類似の数値を持つ役者同士なら互換性が高い。これは便利。リメイクも楽々作れる。
 リメイクを念頭に置いた規格である以上、過去の役者との互換性も考えねばならない。従って過去の役者においては統一規格を「ブリンナー」とし、「0.9ブリンナー=1マルコビッチ」とすれば、「王様と私」も「荒野の七人」も実に再現性が高いリメイクが作れると云う寸法。実に素晴らしい。
 と、云うところまで考えて我に返った。ハゲ役者の需要ってそんなにないよなぁ。トホホ。
 先の不審船沈没だけど、まあ改めて見てみると問題がない事はなく、ぞろぞろ問題点が出て来てる。個人的にはあからさまな問題と思うのは二点、領海外において明確な規定が未制定であるのに不審船に攻撃を加えた事、それと 不審船を写した写真を本部に転送するのに3時間もかかっていたらしい 事。特に後者、問題点に事前に気が付かなかったんだろうか。気付いてもなかなか対応に反映されないのがこの手の組織の悩みどころではあるけども。話では海保の通信環境は9600bpsらしい。実効帯域やどんな画像を送ったか不明なので何とも云えないが、まあこれで少しは対策がなされるでしょう。ちなみに北の偉大なる首領様は案の定「知らん。日本の謀略だ」と云ってるらしいです。前半は別にかまわんけど、後半はちょいとドキュソでなんですな。
 あと、一体幾つ出てくるんだと言いたくなるのは IEのバグ 。この不景気のご時世にこんなんだけ景気よく出てきても仕方がない。
 最近またちょいと太り気味。篭りっきりで作業する事が多くなってたからなぁ。何時の間にか腕力もかなりなまってたし、ちょいと運動するか。


2001年12月28日(金) 旧暦 [n年日記]

好奇心は猫を殺す

 何気に、ただなんとなく突っ込んだ話を振って、思いもかけずシリアスな話になってしまうと、正直面食らう。単純に覚悟が出来てなかったと云う事なのだけど、自分の薄っぺらさ、バックボーンのなさを痛感してしまう。
 当然自分で聞く覚悟の出来てなかった話を人にベラベラ喋る事は出来ないから具体的には云えないけど、昨日の研究室の忘年会でまあ、ちょっと色々ありました、と云う話。あ、でも普段知らない分野にいるOBの人とかも来ていて、色んな話が聞けて楽しかったです。でも医学部の学位取得の温さはやっぱ聞いてはいてもなぁ…(あたしゃ一応物理学博士で申請してます)
 それはそうと、ちょっと気になって表面張力で水に浮くと云う現象を考えてみた。表面張力と云うのは、液体が自分の表面積を最低の状態にしようと働く、ばねのような力である。で、気になったのはみずすましとかは、表面張力で水面に立つ。しかし、みずすましのサイズが大きくなっても水面上に立てるかというのが気になったのだ。丁度良い機会なので計算。途中過程をすっとばして結論を云うと、サイズの上昇に対して、みずすましが立っている水面の沈み込み方は線形以上に大きくなっていく。つまり、サイズが大きくなるほど水面張力の限界を迎え水の中にズボンと沈んでしまいやすくなる、って感じ。昆虫ってのは人間とはかなり異質でそれこそエイリアンみたいな外見、構造だが、そのサイズに見合った特性を生かしているのだなぁと改めて感じる。
 昼に先輩のO山内さんからOHSに連絡が。ここ暫く音信を取ってなかったのに急に何だろうとドキドキしたら、ウチのボスの住所が知りたいという話だった。なんだ。びっくりした。ボスは今年引越ししていて、古い住所でお歳暮を贈ったら返ってきたのでちゃんとした住所を知りたかったらしい。まあ、推測だけど。でもボスの住所は変な字なので電話だと教えにくいのだよなぁ。
 児童誌に来年のライダー「仮面ライダー龍騎」の情報が。事前情報で流れていたとおり、バックルにカードがおさまっていて、左腕につけた龍の頭を象ったアイテムに差し込む事で武器や装備を呼び出すらしい。腕や肩などには装備装着用のジョイントがあり、おもちゃをかなり意識してるのがわかる。どう云う路線になるのだろう? もう一人のライダー「ナイト」はコウモリをモチーフにしたデザインらしい。コウモリの羽根付きだったりする。第一話の怪人は伝統のクモ怪人らしいけど、巨大なクモに人間ライクな上半身がついたデザイン。ただ、アニメ絵しか載ってなかったのが気になる。これまでの着ぐるみではやられなかったデザインであるし、ひょっとして実写とアニメの融合?
 アギトは来週の「風のエル」の他に「土のエル」も出てくるらしい。なんか黒い青年が企む計画の一部も書いてあったけど、子供向けに断片的にしか書いてないからイマイチ詳細は不明。
 ガオレンジャーではやはりこれまでのハイネスが集合して一体のハイネスデュークになると云うのは予想通り。ただ ヤバイバが蒸気オルグを倒すのに協力するらしいとか、折れた角にエネルギーを得て復活したツェツェがオルグの巫女となる とか、どう云う展開なのかさっぱり…
 ちなみに今年は全然年賀状の用意してません。学位関係で忙しかったからなぁ。さて、困った。