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2013年12月25日(水) 旧暦 [n年日記]

[特撮] 獣電戦隊キョウリュウジャー#41と仮面ライダー鎧武#10

  獣電戦隊キョウリュウジャー #41「ヤナサンタ!デーボスせかいけっせん」。クリスマスを目前にうかれるキョウリュウジャーたち。ところがそんな中デーボスが街中に復活、バクレツキョウリュウジンで撃破するが、なぜデーボスが復活したのかと腑に落ちない。弥生の分析によりそのデーボスは本物ではなくクローンと判明、しかもサンタからのプレゼントから現れたという。
 そのプレゼントを配ってたのがデーボモンスター・ヤナサンタだと突き止めるが、世界各国に同時にクローンデーボスが出現する。実はヤナサンタは複数おり、世界中にクローンデーボスを配りまくっていたのだ。キョウリュウジャーは分散してクローンデーボスを倒しに向かうが、その間、一人になったダイゴにヤナサンタとドゴルドが襲い掛かる。実はこの作戦はダイゴを一人にするために用意されていたのだった……
 定番のクリスマスネタなんだけど、獰猛の戦騎Dが出たように今回はトバスピノが映画から特別出演。スピノダイオー、プテライデンオーウェスタン、ブレズオー、ギガントブラギオーとキョウリュウジンで並行してクローンデーボスと戦うことに。LA世界決戦というより、パシフィック・リムっぽいような……
 それでも仲間のいない上キョウリュウジンが戦ってるためにミニティラでカーニバルになれないダイゴにヤナサンタ長男次男の合体(アクションのからみでは二体同時に出てこないので、単一キグルミの使い回しでしょうな)とドゴルドに苦しめられるのだけど、危機を察知し抜け出してきた空蝉丸に加え、それを助けに現れたのは父ダンテツ。だが、それこそがドゴルドの真の目的。ダンテツの強さに目をつけたドゴルドは、次の身体にダンテツを選んだようだけど……げんこつ一つで吹き飛ばされるような?


  仮面ライダー鎧武 #10「ライダー大集結!森の謎を暴け!」。インベスの脅威を隠すかのように謎の果実の植物を焼却する白服部隊に憤る紘汰。しかし光実は白いアーマードライダー=斬月)の正体が兄・貴虎ではないかとの疑念を抱きつつ、自分の身元のこともありそれを紘汰たちに言えずにいた。危機感を募らせる紘汰の懸念が当たったかのように昼の街中にも裂け目とインベスが出現。事態を放置してるわけにはいかないと、紘汰の焦りに対し光実がひとつの提案を各チームに出す。それは、新たなゲーム、謎の果実の森でのロックシード集め。シドにその話を持ちかけロックビークルを人数分調達、バロン、黒影、グリドンらも総勢参加での新しいビートライダーズの競争が始まる……と思いきや、スタートの場にブラーボまで現れ、混乱の中ゲームはスタート。
 ゲームの実際の目的は他のアーマードライダーたちがヘルヘイムの森で暴れ、斬月や白服部隊がそちらに気を取られている間に、ゲームに参加しない紘汰が白服部隊の森での拠点を探し出し、彼らの目的を調べることだったのだが……

 序盤の山場に当たるエピソードっぽい。これまでダンスチーム同士の遊びの延長線上だったのが、イグドラシルCO.の目的が明らかになることで、戦いの様相が変わることに。
 事実を知らず順位アップのチャンスと喜ぶ、緊迫感のない初瀬や城之内、ハングリーな精神だけどやっぱり事態がわかってない戎斗に加え、イベントとしか思ってない鳳蓮まで飛び入り参加……舞たちもゲームの真の目的を知らず、紘汰たちがクリスマスイベントに参加できないかもしれないと不満気。統率できてないなぁ、このチーム。
 光実の稚拙な取引に簡単に乗ってくるシドもわりと不気味だけど、ゲーム開始直後現れたインベスたちに妨害され、さらにグリドン・黒影チームがロックシードを食わせてパワーアップさせてしまうあたり、事態に危機感を抱いてる者とのほほんとしてる者の差が……
 エネルギーのチャージが住んだとの名目でスイカアームズも再度の登場。最後のクリスマス商戦に余念がない?


2011年12月25日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーカイ#44とフォーゼ#14

  ゴーカイジャー #44「素敵な聖夜」。クリスマスで盛り上がる街に、クリスマスのことなど勿論知らないゴーカイジャーたちは訝しむ。ガイから説明を受けるが「良い子はサンタからプレゼントを貰える」という部分にのみ反応したルカがプレゼント目当てで地上に降りるが当然空振り。むくれる彼女の前にクリスマスツリーの飾りつけをする幼い姉弟が現れるが、ザンギャックの新たな刺客、ビバブーが現れる。ビバブーは人々を次々人形に変えてしまい……

 クリスマス編で、メインはルカ。クリスマスにあまり興味を持たないルカだが、喧嘩していても人形にされた弟のために体を張って戦おうとする姉に、かつての自分を重ね見たのか、体を張って人々を戻そうとする。
 そして、前回の緑一色(オールグリーン)に続いて今回はオールイエロー。イエローは男も女もまざってるからやりやすいよなぁ。
 そして、ビバブーを倒して子供たちの笑顔を取り戻したゴーカイジャーたちにもプレゼントが……バトルフィーバーの大いなる力が、いつの間にかレンジャーキーに。いつバトルフィーバーが出たんだよ! と思ったら、サンタに扮して子供たちにプレゼントを配ってたのがバトルケニアの曙四郎でした、という……わかりづら!
 なんでバトルケニアかというのは、演じた大葉健二がデンジブルーの青梅大五郎として春の映画で登場してたり、今度「ゴーカイジャーVSギャバン」でギャバンとして登場するので、なのかな。
 予告で出てきた赤緑半々のゴーカイジャーはクリスマススペシャルと称してガイが二人のレンジャーキーを無理矢理合成して変身した姿。ジョーが言ってたとおり、何でもありだな、ガイ……


  仮面ライダーフォーゼ #14「正・邪・葛・藤」。リミットブレイクで倒したはずのペルセウスゾディアーツが復活してしまう。ラストワンを超えたペルセウスはもはや一筋縄ではいかない敵になっており、パワーアップしたメデューサの左手から放たれた光線で、フォーゼの左手が石にされてしまう。
 弦太郎は、リブラゾディアーツに従い完全を求めるために人間を捨てるというペルセウスに「幼稚園の子供達に絵を届けるという約束はもういいのか!」と呼びかけるが、その言葉を振り切るようにペルセウスは姿を消してしまう。
 リミットブレイクで倒すこともできず、肝心の弦太郎も左手が使えない状況で起死回生の一発になるかも、と期待した新スイッチも足が筆になるだけというもの。がっかりするライダー部員たちだが、新スイッチを見た弦太郎は、他にも方法はあるとペルセウス化した元山を探しに飛び出る。
 ペルセウスを見付け出した弦太郎が、申し出た勝負とは……

 リブラ編になって最初の敵の解決編。弦太郎に無理矢理呼び出されて(しかもその呼び出し方が「出てこないとはやぶさ君の歌を歌い続ける」という滅茶苦茶さ……)、弦太郎の描いた絵を認めたら人間に戻れ、という勝負に乗ったペルセウス。当然弦太郎の絵は子どもの落書きみたい。当然ペルセウスが認めるわけもなく、破り捨てようとするのだけど、なぜかその手が止まる。完全からは程遠い絵なのに、その絵から何かを感じてしまったからだった。
 しかしそこにリブラが現れ、揺らいでいたペルセウスをゾディアーツ側に引き戻してしまう。弦太郎の絵も破かれ、弦太郎も完全に石化させられたかと思えたのだけど……
 ペルセウスは最後の人間の心の象徴である富士山の絵を幼稚園に置き、さらに耳障りだと言っていたユウキの歌を止めようと乱入しようとするのだけど、完全でないユウキの歌に楽しそうにしている園児たち、さらに去年送った絵の周りに、つたないながらも一生懸命園児たちが書いた絵がかざってあるのを見て、自分の満足のためだけに完璧さを求め、園児たちのことを考えていなかったことに気づき、改心する。
 弦太郎も実はペルセウスの心の奥底に残っていた良心の葛藤から石化光線が不十分だったため無事で、二人は友情の握手を……って、ゾディアーツ態とするのは初めてだな。
 まるで使えないと思ったペンスイッチも、実は文字を書くと墨(?)がその形に塊、攻撃を防いだり進路を妨害したりと結構トリッキーに使える便利アイテムだし。
 その後リブラが乱入してペルセウスを無理矢理操り、という展開なのだけど、二対一で劣勢に立ったフォーゼを助けたのは新たな仮面ライダー、「メテオ」。劇場版では先行で顔見せしてたけど、その時は目立たなかった怪鳥音を上げてのカンフーっぽいアクションに、惑星モチーフの必殺技、また賢吾も知らないスイッチを使うなど、謎の多い存在。今回は結果的にフォーゼを倒しはするものの、目的は人助けよりもホロスコープスを倒すことっぽいのだけど……
 次回からその正体も出てきて本格参入らしいのだけど、正体を明かせない事情があったり、なんかいろいろありそうな感じ。メテオドライバーを提供した人物とかもいそうだし。
 次の日曜は元旦なので、ゴーカイともども次回は1/8。


2010年12月25日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ミルキィホームズ#12

  探偵オペラ ミルキィホームズ #12「ミルキィホームズの帰還」。ついにトイズを取り戻したミルキィホームズ。アンリエットを助けるためにかつてよりパワーアップしたその力に、より強い敵を渇望していたアルセーヌもまたその歓喜でトイズをパワーアップさせ、ライバル同士の最終決戦を迎える。極限まで高まったトイズの力により、両者の決戦場は宇宙へ……

 トイズが戻ったかと思うと、なんか滅茶苦茶バトルアニメになってるんですけど? しかも動く動く、これでもかというくらい動く。それに最終決戦は宇宙って、いつのアニメやねんw あとミルキィホームズたちとアルセーヌ、パワーアップしすぎ。シャロのテレキネシスは巨大な岩盤を宇宙に持ち上げるほどになり、ネロは機械を操るだけじゃなく組み替えて別の機械を作れるように、エリーとコーデリアは順当なパワーアップかな? コーデリアはちょっと予知入ってるみたいだけど。あと、引き出物の皿が役に立ちまくってるw
 幻惑を実体化させることが出来るようになったアルセーヌと、ついに激突……と思ったら、朝日が目に入って接触事故、ポヨヨン、でアルセーヌの正体がアンリエットと悟る。ここまで来てそれかw
 正体がばれてしまったアンリエットが、気まずさから放ったヤケクソの隕石攻撃で、シャロの持ち上げてた岩盤は木っ端微塵になり、皆は大気圏に……まあ、こうなったら絶対出てくるよね、009ネタ。「キミは、どこに落ちたい?」
 生身で大気圏突入して地面に激突しても地面にめり込むだけだなんてことになっても、ミルキィホームズだから気にしないw そしてアンリエットの正体も都合良く衝撃で記憶から飛んでしまったこと気にしないw と、なると当然オチは……まあ案の定。折角戻ったトイズも記憶ごとすっとんでしまってました、というオチ。
 でもまあトイズが一度は戻ったのは事実だし、ヨコハマを怪盗たちの手から救った功績を認めて、退学処分は春まで延期に……って、延期だけかよw
 脳天気に前向きなミルキィホームズを尻目に、一人苦労性なアンリエット。ほんと気苦労が絶えない人だねえ。
 そして妙に早めのエンディングと思ったら、エンディング後に最終回の最後だと言うのに、新キャラが……声が、男? (と思って調べたら、本人が素で女性と間違えられる30男の声優でした) そしてその名も「森・アーティ」。言うまでもなくホームズ最大のライバル、モリアーティ教授のもじり。なんか第二期への伏線なのかネタなのか、ミルキィホームズだからどっちとも判断できん……結局彼女たちがトイズを失った原因(怪盗帝国との戦いの最中、何者かが謎の爆発を引き起こした)もわからないし。黒幕はこいつだった、ってことなのか?
 なにはともあれ、最初「またよくわからん、ありがちな萌えビジュアルの萌えアニメを量産して」としか思ってなかったんですが、二話にしておちこぼれ貧乏生活に突入し、ストーリーもめちゃくちゃなことになって、大変たのしゅうございました。イカ娘が期待以上の出来だったのに対し、こちらは期待してなかったら裏切られた、という感じでしょうか。


2008年12月25日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他][アニメ] 見ない方が良いんじゃない?

ガンダム00の水島監督「ネット上の“脊髄反射的なアンチ”が制作側のモチベーションを下げている」痛いニュース )。「 批判でも、種類があると思うんです。それこそ“クラウンへの期待”みたいな、「もっとこうして欲しい」という声ならばむしろ積極的に聞きたいのですが、一番最初に僕ら制作スタッフに聞こえてくるはそうじゃないですね。「何だあれ」とか、「かっこ悪い」とか、“脊髄反射”みたいな反応なんです。」。見てもモチベーションが下がるだけでメリットがないなら、見ない方がいいんでない? いや、イヤミとかでなく、マジで。富野御大などであれば「ネットにはね、ゴミみたいな意見が多すぎ。中にはそうでないのもあるけど、探すのが大変。だからボクは見ないの」とか言いそうですが。中には一等自営業閣下のようにスレ住人も空気の読める者が大半で本人も対応が上手く、奇跡的に交流が出来てる例もありますが、きわめて例外でしょう。
 敢えて見ないことでいいものが出来るのだったら、見ない方がいいです。
 が、はっきり言って00ってそういう問題じゃないと思うんですが……
 「 フィルムを観て物語を追おうとしているのではなく、絵だけを追って、見た目だけで批判をしてくるのですね。」。ごめんなさい。物語を追おうにも、物語がまったく頭の中に入ってきません。ちゃんと物語が見て伝わる作りになってれば、自然と物語に対するネットの言及も増えるでしょ。現時点、どんなすごい兵器が出てきても誰が死んでもちっとも心に刺さりません。キャラ立て、演出、シリーズ構成など、多くの面で失敗してると思うのですが。キャラクターの簡単の台詞でしか現状の展開の意図が掴めないってのは、大いに問題だと思うのですが。
 「 「もっとこうして欲しい」という声ならばむしろ積極的に聞きたいのですが」。これは、どこを基準に期待すればいいのかわからないだけです。「リアルな戦争を反映させる」というコンセプトがあるようですが、ちっともリアルでないのですが。第一まともな軍人がほぼ皆無な「リアルな戦争」って何? 「少年兵」「テロ」など、現実のタームを使ってるだけで掘り下げ不足で、逆にそのタームが縛りになって物語展開もはじけさせられず、中途半端すぎます。色々事情があって様々な要素を詰め込んでることもわかるのですが、前シリーズの3/4を迎えようという段になっても主人公たちのモチベーションがちっとも伝わってこない作りは問題でしょう。
 まず、コンセプトの軸を何か一本に特化してください。でないと中途半端すぎます。

 という意見などはどうでしょう? これも脊髄反射的なアンチかな? なんかタイトルの言葉(「見ない方が〜」)、自分に対しての言葉の気がしてきた……

[アニメ] とらドラ!#13と喰霊−零−#12

  とらドラ! #13「大橋高校文化祭【後編】」。大河父が来ないまま文化祭が幕を閉じようとし、ミスコンが行われる。それでも父親を待ついじましい大河だが、竜児は自分に充てて大河父から来たメールを見て、驚愕する。「文化祭に行けない」どころか、現妻とよりを戻すので大河とまた一緒に暮らす話は反故だ、と言うのだ。それを竜児から説明してくれという身勝手さに怒る竜児。しかしそんなとき、壇上から大河の父親の応援を呼びかける司会の亜美の声が……まったく返事のない会場。だが、二つの拍手が響く。

 大河父の最低すぎる裏切り、そしてミスコンとミスターコン。って、ミスターコン?
 原作読んだときも大河父の最低ぶりは正直あっけに取られたものなぁ。これまで散々裏切られ、竜児の後押しがあったとはいえ、それでも信じたい気持ちをまた踏みにじられる。竜児はそれを許してしまった自分の迂闊さに腹を立てる。
 そして優勝はしたけどみのりもおらずたった一人になってしまった大河の元へ行くために、「ミスターコンテスト」の「年男レース」で優勝しようとする。
 ミスコンのアピールタイムの「じゃっかーしー!」から寒いボストンバッグ芸への流れ、ほとんど原作読んだときのイメージ映像そのままw 特にボストンバッグ芸は……
 この時の台詞があるから「モルグ」が出てこないとおかしかったんだけど、ホームルームからプロレスショーにそれが移ったのな。
 そいでもって文化祭編最大の山場、年男レース。言い争いもしたことがないという竜児が、大河の所に行くためだけに人を押しのけ、踏みつけ、優勝しようとする。が、飛び入りで意外な伏兵が……って、ミスターコンじゃなかったのかよ!w
 けど、土壇場で伏兵であるみのりは竜児に優勝させるために自分が楯となって他の参加者を妨害する。「大河のそばに誰かがいてあげないと」「自分がいてあげたい」「でも竜児が行くべきだ」台詞を使わず、これだけの葛藤がちゃんと描けてるのな。とらドラってそういう意味での情報密度が半端ない。
 そして、また皆が元通り集まっての後夜祭。雨降って地固まる、のようだけど、この時に既に次の不和の種はまかれてるのだよなぁ……ホント半端ない。


  喰霊−零− #12「祈 焦−いのりのこがれ−」。これは途中で化けたなぁ。というか、そういうシリーズ構成だったと言うべきか。最初、主人公と思われた人物とそのグループが全滅、「何これ?」と思った絵説明無しのまま本当の主人公である黄泉と神楽の話に。原作の前日譚という位置づけだけど、とりあえずのアニメ化とかおまけ的な作りとかいうことではなく、二人の少女の想いと葛藤をきちんと魅せる作りになってた。原作からのアレンジ具合が上手い。
 黄泉が復活する描写はないものの、ラストはきちんと原作に繋がるようになってて、すっかり軟派な兄ちゃんになった紀之がむしろ無理をしてるように見えたりとか、神楽が食べるポッキーの意味とか、原作にイメージを負荷してる。
 でも最大のサプライズは剣輔の声が白石稔ということでしょう。第二期、作っても原作をそのままアニメ化する気ないな、多分。


2006年12月25日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] きな粉パスタ

 少し前の「ためしてガッテン!」で料理には使いにくい食材であるきな粉の利用法という特集をやってて、コクを出すのに使う、特に麺類に絡めると良い、というのをやってた。特にカルボナーラに使うと、チーズと卵を使わなくてもコッテリ感が出るとか。
 で、試す。ベーコンの端切れを焼いて、とりあえず買ってあった豆乳をちょっと煮詰め、チーズちょっとと卵黄、そこにゆでたパスタを投入し汁気がなくなるまで和えた後、きな粉をまぜ、粗挽きコショウと塩で味付け。
 出来たものを試食すると……いや、やっぱりきな粉の味なんですが。でも、カルボナーラと別物の、カルボナーラ風のものと思えば、行けないことはない。学生時代に貧乏な後輩が作ってた牛乳パスタなぞよりよっぽどいい。あれ、口の中に牛乳のえぐみが残るんだよなぁ。
 というわけで行けないこともないということがわかった。
 しかし、これでベーコンの代わりに薄切りしたテンペを使い、パスタの代わりに緑豆春雨でも使えば、豆ばっかのパスタが出来ますな。


 それはそうと、気遣いってなんなんだろう、と最近ちと思ったり。自分も気遣いはそれなりにしてるつもりだけど、私の場合良く言えば浮世離れしてる、有り体に言えば常識知らずなところのある性格なので、どの程度気遣いになってるか、というのがまず疑問。
 もうひとつ、端から見てて例えばAさんがBさんを気遣ってるな、とわかるのに、Bさんの方はまったく感じ取ってないらしいことが結構あるのに。感じないものなのかなぁ、と思うが、そういうものらしい。ってことは、逆に言えば私自身そうと認識してない気遣いを受けてる可能性が高い、というか多分たくさんあるだろう、ということ。老子だったかで「気遣いと思わせないのが本当の気遣いだ」みたいな言葉があった気がするが、それにしたって他の人のおかげ、ということに無頓着なのもいけないので、気をつけよう。

[アニメ] 最終回ものとか

  銀色のオリンシス #12「銀色の未来」。月の執政官コーイチと思っていたのは実はコーイチを元に作られたアーティのアルで、本物のコーイチは千年前にアルによって殺されていた。コンプレックスと嫉妬の固まりの本性をむき出しにしたアルとの最終決戦。ちょっとだけオリンシスマシンを起動できるのはアーティだけなんだから気付よ、テア、と思わないではなかったけど、アルのことも忘れてたらしいから仕方ない。
 背景は地球人皆殺しとかいうことではあるが実質きわめて身内なごたごた、というのは、場合によりけりだけど、1クールという長さにはこのくらいのスケールが丁度いいかも。それでも説明不足、経過不足、ツッコミどころの部分はあるけど、ようがんばってたと思います。エリスとシュバルツの正体が、予想の方向性はあってたけど予想外。つか、あれがああなるってのは、ちと無理がないかと……
 主人公二人の生死は不明だけど、エリスが云々ってことは、まあ無事なんでしょう。ペンダントもこっちの世界に残ってるみたいだし。
 安っぽい部分とか説明不足のガジェット投入も、バロックSFを現代風に作ってみた感じで、結構雰囲気的に好きでした。

  夜明け前より瑠璃色な #12「お姫様と……」。オリンシスと同じく、おそらく予算面からくる厳しさが伝わってくるのだけど、それなりにまとまった、というか一定のスタイルを貫いたオリンシスとの差は一体なんなんだろう……と言うにとどめておきます。はい。


2005年12月25日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ][特撮] 日曜のいつもの

  エウレカセブン 。話は唐突にレントンの姉、ダイアンのことに。何気にダイアンの顔出しは初めてか? なんつーか、いろいろ絡んでいるけど、非常に話の出し方が断片的というか。散発的に出してくるんだよなぁ。シリーズ構成にちと難が……レントンの姉とホランドが関係があることはわかってたけど、このタイミングで出されても……レントンが姉の靴を隠した時のデートの相手がホランドだったとか、ホランドがコーラリアンとの接触にこだわる理由とかがわかって面白くはあるんだけどねぇ。ホランドの家が結構いいところらしいとか、そういうのと絡めればもっとちゃんと話進められそうなのに。それに絡んでエウレカの初めてのお化粧。これまで人間性がほとんど欠如してたために戦闘での殺人にも無感動だったが、そうではなくなってきているし。顔の傷や眉毛は元に戻らないみたいだけど、化粧で元の顔に近づくのか。

  響鬼 。イブキが「斬鬼! 死亡確認!」と王大人並みのポカをやらかしたかと思いきや、ザンキはトドロキをフォローするために返魂の術を使い、動く死者と化していた。それを知ったトドロキは……一方、京介が陰陽環を使い復讐をしたのではないか、と疑う明日夢は京介を見張るが……
 「トドロキが師匠離れできないのと同様に、ザンキもまた弟子離れができない」という意見をどっかで見かけたけど、まったくその通りで。自らの身も省みずトドロキのためにすべてをなげうつザンキの姿を見て、トドロキは奮起。ついに本当に師匠離れすることに。
 京介は、腐っても鬼の弟子、ということで。「ついに人殺ししたか!」って先週の時点で書いてる人もいたけど、さすがにそれはないでしょうって……もっとも、人を助けるために、というより「人を助ける職業」にあこがれてるってところでしょうが。
 全般的にシチュエーション優先で構成や整合性に難があることは否定しませんが、それでも見せたい部分ってのがはっきりしてるつくりだと思います。良いものとは言わないし、評価はそれぞれでしょうが。
 そういや、「フィギュア王」に、未だ本編に登場してない関東の鬼四人が紹介されてたっけ。って、あれ? メインの三人に、弾鬼、裁鬼、鋭鬼、そしてその四人、って、一人足りない? 斬鬼は轟鬼に跡目を譲った形だし。あ、そういや名前だけの「凱鬼(カチドキ)」ってのがいたような。

  ゾイドG 。バイオラプターグイによる爆撃により、手ひどい被害を受けたズーリの町。復興に人々はいそしむが、再びの爆撃の影におびえる。グイ部隊をどうにかしないと、人々の安寧も対ディガルド戦も希望がない……ルージはある作戦を思いついていたが、その実行にためらいを見せていた。それを察したダ・ジンがルージにその作戦のことを訊ねるが、その作戦とは、ズーリの町を囮にすることが前提だった……
 バンブリアンかわいいよバンブリアン。手押し車ユニットを押して運ぶバンブリアンがラブリー。
 ルージはズーリの町が無事だったと見せかけ再度の爆撃を誘い、レッゲルがほとんど空になった帰還時を狙い、襲撃しようというもの。ダ・ジンの決意に応えるべく、作戦を絶対に成功させようとするルージたち。町が無事だったかに見せる偽装作業→ルージたち遊撃隊がグイ部隊の基地へ先回り→爆撃→帰還時を襲撃と、流れがとても良い。
 ゾイドGのシリーズは二次世界大戦時のエピソード等を元にしてると思われる部分が結構あるのだけど、今回発着場で動けない状態を狙う、というのもミッドウェイ海戦を連想する。ダ・ジンの決意や、新たに加わったゲリラたちの件も、これまでの話がきちんと生きてる。敵もマヌケではなく、「まさか」という作戦(流石に拠点をおとりにするなんて、普通は考えまい)だし、対応もちゃんと目はしくしている。フェルミみたいな存在に眉をしかめる軍人っぽさもよし。演出の上手さもさることながら、シリーズ構成がちゃんとできているのだな。個人的には爆撃におびえるソウタに、爆撃で燃えるズーリの町とグイ部隊を高台から睨みつけるダ・ジンがとても良かった。メカ戦も何気にランスタッグ、ソウルタイガーが久々の活躍。作画も何気に良作画の回でした。

  おねがいマイメロディ 。今回はクリスマス版。何気にいい話、に見せておいて「開け夢の扉!」で半裸のサンタを出したり、悪乗りするところはしっかり悪乗りしてる。てか、サンタが実在してても誰も驚かないのね……まあ、今更か。


2004年12月25日() 旧暦 [n年日記]

[その他][特撮][アニメ] 見返す

 おとつい(23日)のねるとんSPで半田健人%乾巧が出ていたらしい。しかも、変身ポーズ付で。何故かのりさんは本名でなく「たっくん」と呼んでいたらしいですが。いや、でもたっくんだし。
 というなんだかんだで、突発的に 仮面ライダー555(ファイズ)劇場版パラダイス・ロスト ディレクターズ・カット を見てしまう。ファイズって、舞台の大前提として人間VSオルフェノクという対立はあるけど、根幹は巧・真理・啓太郎(と草加)と木場・結花・海堂のドラマなのだなぁと。 小説版 とかも見て思ったけども。多分テレビ版を見てないとこの劇場版の意図するところは理解しきれないのだけど、それでも「映画として最低」と言い切れないところで、自分がこの映画を評する権利は失してしまっている。
 冬休み期間に入ったようで、「ながぐつ三銃士」をNHK-BS2でやっていたので、録画&鑑賞。本当は昨日シリーズ第一作「長靴をはいたネコ」もやってたのだけど、録りのがしたので。しかし、駅馬車の描写が今では記述されないところがちゃんと描かれてるのは、やっぱそういう時代なんだなぁ、と思ったけど。主に、車軸とか、サスペンションの部分とか。(STAGECOACHで google イメージ検索すれば 車体下部の構造とか、わからなくもないと思いますが。
 NHK歌壇は、今週は福島さん。多分、実際に面したら暑苦しいことこのうえないだろうけども、レギュラー評者としては一番フィーリング的にしっくり来る。小島ゆかりさんとかもテクニック的には感心するところは多いのだけど、やはり、感性的な共感では、こちらかなぁ。
 しかし、戦中を、否定するではない(肯定というわけでもない)歌が散見されるのは、何故だろう。決して消しえぬ、ある時代の事実ということに過ぎないのかもしれない。自分にそう言い切る権利があるとは思わないが。
 指先の肌荒れの酷さに、塗るバンソウコウを試してみるが、セメダインの臭いがする……多分成分とかは違うのだろうが、揮発成分は同じようなものの気が。小学校のときに怪我した指先にセメダイン塗ってるのと同じ気分に。なにか複雑。おまけに、水仕事OKってことは、有機溶媒に溶けるってことだろうし。消毒にエタノール使ってるんですけど……
 どうでもいいが、受胎告知した天使はガブリエルだそうな。本当にどうでもいい話。


2003年12月25日(木) 旧暦 [n年日記]

メールの返信が……

 年の瀬だからなのかなんなのか、メールの返信作業が妙に多い。ふむー。
 なんだか夕方に後輩のT田君とばったり会う。夕方ぐらいから気分が悪かったので「体調悪い」と言うと、「最近、体調悪いばっかやん」と言われる。どう言われようが本当に体調悪いんだからしかたないやん。折角治りかけなのに、無理してまた悪化させたくないものよ。
  雪不足に加え、市長と自衛隊の対立で雪祭りピンチBNN )。 zakzakの記事zakzak )。まあ、確かに手弁当で協力しているのに、自分達の活動が理解されてない、というか、理解を否定されたんでは、やる気も出なくなりますわな。とはいえ、政策決定側のアカウンタビリティの不足も事実。夕べ、「シリーズ安全保障」の再放送でなにげに中曽根元首相やら後藤田元官房長官やら豪華メンバーによるディスカッションがあったのだけど、皆ジジイなんだけども、今の若手よりよほど第九条肯定・否定いずれにしろ地に足のついた、説得力のある意見を出してくる。海千山千のジジイどもだから腹ン中では何を考えてるかわかったものではないのだけど、たとえ見せかけにしても「国民を説得できる」論旨を展開できるってのは重要なんじゃないだろうか。大江健三郎だけはちょっと浮いてましたが。
 あと、自衛隊派遣でちょっとショックだったのは、友人と議論してて「志願者が多くて選抜する」ってな話をしたとき、「でもそれって、志願すればその後の昇進に有利だからなんでしょ」と友人がさらっと言ったことだったりする。そりゃ、そういう要素はありえないとは言えないし、「志願する雰囲気が隊内部で出来てるんじゃない?」くらいは言うかもとは思ってたけど、打算づくみたいなのが前提で話をされるのが意外で、ショックだった。友人は悪気がなかったと思うのだけど、可能性をほのめかすのではなく、それがメインの理由という感じで切り出した辺りで、ああ、自衛隊をそういうものとしてしか見てないのだなぁと、怒るより先にがっくり来てしまった。こういうことも、アカウンタビリティの不足の一部の顕現だと思う。
 科学関連を連続で。 体細胞から幹細胞を生成する物質発見BBC )。 世界初、永久磁石で鉄球を静止岩手新聞 )。前者は、小耳にくらいははさんでたけど、それでも驚き。問題は、これがどのくらい適用可能かとかだよなぁ。全ての体細胞に可能、ってこともないと思うし。後者は、直観的に納得出来るような、納得できないような。追試が容易にできるようなので間違いないとは思うけど、電磁気学的にはどういうことになるんかなぁ。
  火星探査着陸挺、行方不明に産経 )。こないだ日本の「のぞみ」が探査断念ということになったばかりなのだけど、やはり惑星探査はまだまだ前途が長いようではある。
  ゴルディアスの結び目/小松左京 を読了。ゴルディアス、読んだことないと思ったけど読み覚えがあったり。あれ? でも、他の掲載作は読み覚えがないしなぁ……う〜ん。


2002年12月25日(水) 旧暦 [n年日記]

マジで気付いてなかったのか

  「米国はどうして好かれないのか」ワシントンで今最もホットな話題 。いや、まさか気付かずにやっていたとは。てっきりわかっていてやってるとばかり思ってました。とはいえ、日本をはじめアンケートに答えている国はパックス・アメリカーナの恩恵を少なからず受けているのも事実。単純に「嫌い」ではないのだろうなぁ、日本以外も。
  男の子の名前、「駿」がトップ 。「しゅん」であって「はやお」ではないのでそこんとこヨロシク。ってか、「はやお」で打っても出ないのに、「みやざきはやお」で打つと出るのな。>MS−IME
  1テラバイトの光ディスク評価機、早くも販売。(お値段3500万円) すごいっちゃすごいんですが。お値段も……
 え〜、右よりの産経の記事なんで、話半分にお願いします。 捕虜収容所の実在を示すフィルムが発見 。これが本物なのか、本物だとしても本当に南京の、その時代のものなのかはわからないし、それが本当でも即時処刑が行われていなかったということにはならない(一部、行われていても不思議はないとは思いますが)のですが、日本軍の悪辣ぶりばかりが尾ひれ胸びれ背びれまでついて吹聴されている史観に一石を投じる面白い資料にはなるかもしれません。
 今日はクリスマスだけども、そう言えば ラエリアン・ムーブメントがクリスマスにクローン人間を誕生させる という話はどうなったんだろう? 個人的には、人間が人間を生殖以外の方法で作る、というタブーより、クローンにより生まれてくる子供に明らかな生物的デメリットが生じる(テロメアの異常など)ということの方で、むしろ反対なんですけどね。逆に言えば、それがクリアされるなら反対は特にしない、ってことです。意見は人それぞれでしょうが。
 本屋で 月刊少年エース が出ていたので中身を見ると、貞元義行氏の「エヴァンゲリオン」でいつの間にか渚カヲルが出ている。あれ? アルミサエルと第三新東京市蒸発はもうやったんだっけ? うーん、どうにも記憶がない。そういえば、こないだコンビニに行ったら買い物客の女の子が「え〜、マンガのエヴァってまだやってたの〜?」とか話をしていた。TV放映に先駆けて連載が始まったから、もう足掛け7年にはなってるはずである。いや、8年経ってるのか? そりゃ、そんな言葉も出るよなぁ。エースがいきなり休刊とかなければ、最後まで行ってくれそうです。どういうラストになるのかは楽しみではある。個人的には、このマンガがエヴァに完全にとどめをさしてくれることを期待する。
  マガジンZ の長谷川裕一氏の「クロノアイズ グランサー」はハリー・ポッターネタ……行くところまで行ってください。
 本屋で神林長平「永久機関装置」を購入。「ローマ人の物語」と平行して読み進めよう。
 風邪は良くなってるようななってないような。さっさと寝ておこう。
  いやぁ、全話見るまで完全評価は保留にしといた方がいいと思いますぜ 。友人からビデオ回してもらいましたが、人によっては評価がわかれるかも。ってか、個人的には「面白けど、DVDまでは……」なんですが。 チュチュ は迷ってマス。(寝るんじゃなかったのか?>ワシ)


2001年12月25日(火) 旧暦 [n年日記]

クリスマスだけども…

 いえ、今更どうこう云うようなことじゃございませんがね。どーせどーせ…
 昨日から設定してた Wanderlust はどうにかinstallできたけど、設定方法がよくわからん。ついでにinstallした Mew の方がさくさくinstallできてしまった。記憶と設定方法が違うなぁとか思ってたけど、何時の間にか3.0.51なんてなっていたらしい。IMにも非依存になってたのね。
 今日は一日論文の直し。迷うところは結構あるけど、うーん。
 何もなかったわけではないけど、書くべき事は特に見当たらない。なのでこれで今日は終り。