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2010年12月03日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] イカ娘#9と俺妹#9とアマガミ#21

  侵略!イカ娘 #9「ピンポンダッシュしなイカ?/メイクしなイカ?/秘密兵器じゃなイカ?」。キャラ表に含まれてたというので、登場するとは思ってたけど、清美登場。イカ娘の同年代(外見的に?)の初めての友達。変人だらけの登場人物の中で、唯一まとも……でもないなぁ。イカ娘のアレコレを、「イカちゃんって、面白い子」で済ませてるし。原作ではピンポンダッシュは早苗オチだったけど、ニコイチだからこれでもいっか。
 メイク話は、ほぼ原作通り。いろいろ膨らませてるけどw ヤマンバメイクとか舞子とかビジュアル系とかねーよw 早苗はどんどんはじけすぎだろ、どう考えても。
 最後は、誰が最強か。あの謎の秘密兵器に興味津々で試そうとするのは、原作では栄子だったんだけど(頭の良くなる弾と言われ)、アニメではイカ娘に変更。まあ、その他は大体原作通りなんだけど。アニメは原作の弱い部分とかを適格に補ってるなぁ。
 で、エンディングでまたちょっと泣かせたり。アニメスタッフの原作理解度ハンパじゃねえ。


  俺の妹がこんなに可愛いわけがない #9「俺の妹がこんなにエロゲ三昧なわけがない」。原作者脚本によるアニメオリジナルのインターミッション話らしい。が、中学生がエロゲやってしかも濡れ場直前に風呂に入って身綺麗にするとか、いろいろまずいだろ、これ。目くじら立てることでもないのもそうだけど、褒めることもできないわなぁ。
 黒猫が家では基本地味で、左門豊作張りの苦労人っぽさをにじみ出してるのが狙いすぎw 佐織・バジーナは普段の痛すぎる容姿言動と家でのお嬢様姿のギャップで狙ってるし。ただ、桐乃も含めなんだかんだで三人がお互いのことを大事な友人として思ってるというのは良い落としどころか。
 でもやっぱり桐乃は、肉親的なかわいさはないではないが、キャラ萌えとかではないよなぁ。あと、かわいさを感じる百倍くらい逆の方向の感情を感じるだろうな、実際に接したら。


  アマガミSS #21「ハッケン」。最後のヒロイン、絢辻詞(つかさ)編に突入。これまでも「無敵で完璧な非の打ち所ない優等生委員長」として出てきてた彼女だけども……最後の最後で大豹変。水着姿でドSな表情での恐喝。これまでは見せてなかったけどどうもなんかいろいろ鬱屈のあるキャラのようで、その鬱屈は彼女の姉に起因するようなのだけど……絢辻を最後に持って来たスタッフはナイス判断。これはそりゃインパクトあるわなぁw


2009年12月03日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] DTB流ジェミ#8とささめき#9

  DTB流星の双子 #8「夏の日、太陽は揺れて…」。東京へ向かう列車の中、ロシア連邦保安局のレプーニンたちがヘイたちに接触してくる。蘇芳がかつての親友ターニャに監視された中の交渉を強要されるヘイ。蘇芳の確保と、ヘイの実力を見込んでのスカウトだったが、ヘイはその席を蹴ってしまう。レプーニンはせめて蘇芳だけでも確保しようと、ターニャに蘇芳を連れて逃げさせる。彼女を追って追いついたヘイにより蘇芳は束縛を解き、追うターニャから逃げようとするが……

 え〜っと、水着回ですか? いろいろと。
 OPの夏の海を連想させる水着姿で、ターニャやニカたちと短いロシアの夏を楽しんでいた頃を思い出す蘇芳。が、今度の追っ手はそのターニャ。監視を受けながら、「何故ロシアで自分を殺さなかったのか」とターニャから質問され、「友達だから」と答える。
 そんな蘇芳にターニャは「それは理由にならない」と、かつて自分よりニカと親しい蘇芳を疎ましく思っていたこと、ニカを好きだったことは憶えていることを告白する。が、その頃の気持ちは思い出すことができない……
 「私はニカを好きだった……私はニカを殺した……」と、今は理解できないその意味を探そうとするようにつぶやくターニャを、思わず抱きしめる蘇芳。
 一方、ヘイは酒をやめてかつての暴食ぶりが復活。w レプーニンや食堂車の給仕もただ目を丸くするばかり。「ヘイの大食は対価じゃないか」という推測も前シリーズであったけど、能力が消えてる今もあれなら、完全に元からだな。
 レプーニンは交渉途中で契約者に対する憎悪をあからさまにし、その原因が前回ヘイが殺したイリアであることを話す。彼の姪が、まだ契約者に鳴る前の快楽殺人者だった彼に殺されたのだ。って、ここでも水着?
 国家の方針に逆らえず、姪の仇の世話を見なければならない屈辱を語る彼に「それでお前は何をした?」と問い返すヘイ。イリアを憎みながら仇を打つでもなく、保身と天秤に掛け合理的な枠にはまる人間であることが、契約者とそんなに違うのか、イリアは最低な人間だったから最低の契約者になったのだと突きつけ、レプーニンのハッタリも看破し、交渉を決裂させる。
 そして追う立場と追われる立場になったかつての親友同士のターニャと蘇芳。プールに追い詰められた蘇芳は、ターニャに友達同士でどうしてこんなことをしなければならないのかと呼びかけるが、ターニャにはその声は届かない。思わず能力でライフルを呼び出すが、ターニャを照準にあわせながら、ヘイの言葉が彼女に引き金を引くことをためらわせる。
 が、蘇芳は撃ってないはずなのに、銃声が響き、ターニャの腹が半分吹き飛ぶ……丁度追いついたヘイたちは蘇芳がやったと勘違い。「自分の身を守るためなら、仕方ない」と言うが、蘇芳はかえって逆上。親友を撃ったと思われたこと、何より、ヘイが自分に撃つなと言ったのは、自分のためではなく、イザナミ=インを守るためではないかという疑念と嫉妬……
 蘇芳はヘイと離別し、まだ早朝の東京をさまよう。
 って、来週は呼ばれてもいないあいつらが登場!? って、自分で「場違い」って言うなw


  ささめきこと #9「ひまわりの君」。同級生の蒼井あずさに同好の士(百合小説好き)と誤解された純夏。同人誌即売会に誘われるが、彼女に兄の正体を知られることを恐れた汐との暗号通信に必死で、その内容には馬耳東風。
 そんなことと知らず純夏と二人で同人小説誌が書けると舞い上がったあずさは、妄想と期待に胸を膨らませて連日夜を徹して創作活動に没頭する。
 が、話の内容をろくに聞いていなかった純夏に「え? あたし何かするんだっけ?」と言われてしまい……

 まあ、あからさまにコミュニケーション上問題があるんだけど(純夏も、あずさも)、特にあずさは思い込みが激しい分、暴走しがちで今回も先走ってしまう。アバンタイトルからすると、以前も同じようなことでトラブルを起こし、友達をなくしてしまったらしい。本人的には悪意はないし、一緒に楽しみたいという気持ちが空回りしてのことなのだけど……
 純夏の方は、汐とのコンタクトに忙しくておろそかにしてしまったという感じ。まあ、そもそも特に親しいとか友達とか言う意識はなかっただろうし、こっちは仕方ないんだけど、自分が彼女の話をちゃんと聞いていなかったことで彼女を傷つけたことに落ち込む。こういう時は年上の貫禄の朋絵は「失敗したなら、取り戻せばいいさ」と……普段はバカなのになぁ。
 部屋で号泣し泣き疲れた彼女の側についていてやり、目覚めるまで待っていた純夏。純夏とあずさは仲直り(?)したけど、純夏のいるあずさの部屋を見上げる汐の表情は、微妙に暗さを帯びる。
 まあ、それに気付いていない純夏的には同人誌即売会の日付が女子部企画の合宿と重なってた方が問題みたいだけど。

 しかしこの寒い最中にどうしてどこもかしこも水着イベントなんだ。


2008年12月03日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] なんだか変じゃない?

 ってのが先日の党首討論を巡る評価。読売新聞で概要を読みまして、確かに小沢氏が勢い良くまくし立ててるというのはわかるのだけど、内容的に実のある言葉はまったくなく(「審議に協力する」とは言ってるけど、小沢氏の言質がまるであてにならないことは過去が実証済)、「二次補正予算だ」「解散しろ」としか言ってない。それに麻生氏が一応ちゃんと反論し説明してるのだけど、それに対し馬鹿の一つ覚えを繰り返すだけ。
 これってネット上の自称論客な質の低い人が取る行動で、オーディエンスに受けが良さそうなことをひたすら繰り返し、相手の反対質問は徹底的に無視し、自分が有利に討論を進めてるように見せるという、程度の低い手に見えるのだけど。
 いや、麻生氏の肩を持つ訳じゃないけど、あまりに質の低すぎるこれを「小沢氏の勝利」とマスコミとかも言ってるのって、一体何? と思ったら、やっぱ同じ事思ってる人は多いみたい。
  小沢「金融機能強化法案は通さない、中小企業がガンガン潰れれば野党有利になる」働くモノニュース )。このスレタイは煽りなので真に受けない方向で。中小企業対策を訴えるのはいいけど、一次補正予算に重要な法案を審議ストップして二次補正予算を求める理由って、何? というのはやっぱ普通に疑問に思うところだよなぁ。審議ストップする理由があるのかというと、党首討論でもちっとも触れてない。新聞、テレビのニュースも解説は見あたらない。なんだかマスコミだけ見てると世間がおかしな熱に浮かされてうわごとを言ってるように見えるのだけど、おかしく思える方が異常なのかなぁ。

 それとは関係なく、メモ的に、 トークに「ブレーキ」をかける技を身につけようITmedia )。人にものを教える機会がわりとあるのですよね。その時に、説明する内容を煮詰めて、簡潔にして説明しても、やっぱり相手の聞き入る説明ってのは難しい。こういうのを参考にして勉強しないとなぁ。


2007年12月03日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 嫌韓とかのつもりはないですが

  韓国が先発メンバー変更 紳士協定を無視 野球アジア予選産経 )。ここまで必死だと笑える。しかも、卑怯な手を使って負けてるってのがさらに。「 投手力の面で劣勢の韓国はこの日、試合前に偽装オーダーを組んで日本を翻弄(ほんろう)したが 」( 朝鮮日報 )と、恥じるところがまるでないのが実にそれらしいですね。いや、恥じてる韓国人もいるんだろうけどさ。こんなんが主要紙のコメントに平然と載るんじゃ、ねえ……

 そういや、関係ないですが、今日通勤の時に前の人が本を読んでたんでなんの気はなしに視線を移したら……レンタルマギカでした。こんなときどんな顔をしたらいいのか。

[アニメ] 簡略版:しおんの王#8とかマイユア#9とかキミキス#8とか

  しおんの王 #8。いや、話も面白いんですが、安岡おかん、かわいすぎw つか、若すぎでしょう。安岡名人、どうやって騙した!

  マイユア #9。奈々香の過去が、OPの長髪の男と結びついてきた、と思いきや、それが叔父さん? う〜ん、ミスリードの匂いぷんぷんだけど、でも、他に妥当な容疑者もいないのだよなぁ。あと、例の老人ホームのお婆ちゃんとどうつながるのかもわからないし。それはさておき、久々に金朋メガネの大人げのなさ炸裂w なんで教師の声が今まで出てもいなかった若本規夫なのか、おかしいなぁとは思ったけど、悪の首領役だったとは……アニメンジャーはいろいろアレすぎ。

  キミキス #8。どうやら原作のヒロインが出そろってきたみたいで、話もいよいよ転回点。てか、メインヒロインのはずの星乃さんが正当派すぎて、明らかに摩央ねえに負けてるのが……お互い別のパートナーが出来てやきもきしてるのが目に見えてるのが、お約束か。
 しかし二見さんの味オンチぶりはなんとかしてください。マウンテンのスパですら「おいしかったわ」と言いそうだ。


2006年12月03日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ボウケン#40とカブト#43

  ボウケンジャー #40「西のアシュ」。高丘の祖先に封印されていた西のアシュ・オウガがクエスターたちによって解放される。クエスターたちはオウガをたきつけボウケンジャーたちにぶつけてる間に、プレシャスを奪おうというハラなのだ。しかも、オウガは映士の母・ケイと因縁が深いらしい。アシュの身で人間の子を産んだケイの魂が死後も苛まれているのを救うため、オウガは映士を仕留めようとするのだが……

 どうもクエスターたちが他のネガティブシンジケートの協力もとりつけ、プレシャスを集めてでかい戦いを仕掛けようとしてるみたいだけど、まだ最終エピソードには早いよなぁ……クリスマス商戦に向けた展開かな?
 そのせいもあってか、劇場版オンリーだった合体パターン・ダイタンケン(ボウケンビークル6〜10までの合体)も登場。
 しかしオウガがいじましいのか往生際が悪いのか、なんともビミョーですな……途中からケイの魂を救うってより嫉妬がメインの動機っぽくなってるし。声が八尾一樹ってあたりも、微妙な女々しさを演出。
 しかし、案外とオウガやケイは人間くさいので、愉快犯じみたクエスターたちは別にアシュの標準って訳じゃないのか。


  カブト #43。パーフェクトゼクターの力で乃木を倒したカブト。だが、乃木は倒しきられておらず、それどころかカブトの技さえ覚えて復活してしまう。一度見た技を盗んでしまう乃木をどうすれば倒せるのか、悩む加賀美。だが天道はそれとは別に、ひよりを取り戻す手段を考え続けていた。そんなとき、サルに天道が姿を見せるのだが、俺様ぶりがまったくなく、明らかに様子がおかしい。それは実はひよりと共にいた擬態天道で、ひよりの平安のためと称し、天道を倒そうとダークカブトに変身して天道に襲いかかってくる。

 こちらは間違いなく最終エピソードに入ってきたかな? 強力な敵である乃木に加え、ダークカブトまで参戦してくる。天道はひよりのいる時空の果てに通じる道を知っているのは自分の偽者だけど、わざと倒されて加賀美にその後元の時空に戻る偽者の後を追ってひよりを取り返すように頼むのだが、加賀美は危機に陥った天道を助け、「俺が超えようとした天道は、たった一人のために自分を投げだすようなちっぽけな人間じゃない!」と叱責する。加賀美も言うようになったねえ。
 加賀美の言葉に失っていた自分を取り戻した天道はハイパーカブトになってダークカブトを圧倒。だが、とどめを刺そうとしたところにひよりが現れ、擬態天道をかばう。どういうつもりなのかわからず天道と加賀美は再び混乱することに……
 それとは別の筋で、乃木から岬を護ろうとして結局倒されてしまった神代だが、「次は勝つ」と強がる神代に、岬が「現実を見なさい」と厳しい一言を……まあ、確かに神代の現実見なさっぷりはすさまじいけど、根は悪い奴じゃないからなぁ。これで自身がワームと知ったらどうなるんだか。
 一方、シャドウに復帰する気はないかと矢車と影山に持ちかける田所。矢車は鼻にもひっかけないが、差し出されたザビーブレスに、影山は明らかな未練を見せる。ネガティブ兄弟、解散の危機?
 ところで関係ないけど、なんで田所さん、いまだに幼生態なんだろう? 組織におけるポストとはあまり関係ない?

[アニメ] ストレイン#6とオリンシス#9

  奏光のストレイン #6「安らぎに背を向けて」。なんだか世界名作劇場パターンから逸脱して貧乏お嬢様状態から早々に抜け出してしまったわけですが、ロッティが、セーラが兄の敵の身内だと知らないという爆弾を抱えてるので、緊張感は維持してますな。
 しかし、リーダー格のロッティはじめ、リーズナーたちが揃いも揃ってボンクラ揃い。ガンビー乗りたちの悲壮感漂うくらいのテンパりぶりとは正反対。まあ、ガンビー乗りは位置付け的に貧相な装甲と装備で最前線に出される、板子一枚下は地獄な生活だし、リーズナーは若干安心感があるのと自分たちが戦場の中心だという自負と責任感があるんで、そうなっちゃうのかもしれませんが。それはそうと、ボンクラ精鋭なリーズナーたちの中でも特にボンクラなのがラヴィニア。どんぐらいボンクラかと言うと、ショートでもつり目でもないのに思わず惚れてしまいそうなくらい。なんつーかすんげーダメ人間。
 作画レベル的には低い方だけど、なんだかんだで楽しんでますわ。


 作画レベル低めというと 銀色のオリンシス も最初から低空飛行気味だけど、それなりに楽しんでますな。本当にあまりそういうの気にしない性質なんだなぁ、自分。
 話の構図的にはわりとありきたりで、スケール感はさほどないんだけど、そのせいか身の丈にあった話をやってるって感じ。#9ではミスズの当て馬っぷりがツボにはまりましたわ。トキト本当に酷いな。ミスズはどうもそのせいでなんかやけっぱちな行動をとるらしい。でもミスズは裏切られたと言っても良いけど、ヴォルフは勝手に先走って自滅しただけでは……「オリンシス現象」というもので過去や未来から人間が飛ばされてくるらしくって、ちょっとまだ話のギミックが見えてこないですが、なんだか古くさくも懐かしいED含めて、結構楽しめてます。

[その他] 気持ちがすさみ気味ですなぁ

 いかんですなぁ。


  【コラム・断】給食費という高い税金産経 )。「 日本だけが類例のない制度を続けている」。へ〜。類例がないんだぁ。知らなかったな。
  「イギリスの学校給食に革命!」eikokutabi.com )。あれ? 類例がないんじゃないの? おかしいですね。生活が大変だ、というのは同情しますし、学校給食から弁当に制度を変えるべきだという意見自体はあってもいいですが、話の筋が違ってませんか? あらゆる制度がそうであるように、学校給食にもメリット、デメリットがあります。それを別の制度と比較しつつ、検討をするというのならいいでしょう。でも、これってデメリットを挙げてばかりのただの印象操作じゃん。最近ではアレルギーの子供への配慮で、アレルギーがひどい場合には給食ではなく弁当持参でもOKというところもある模様。それに非難されてるのは給食を食ってるのに対価である給食費を払わない親であって、それらの親が「給食から弁当にすべきだ」と確固たる主張を持ってるわけではない。この論調では給食費を惜しんでるだけか、給食制度自体に私怨があるように見えてしまう。
 つか、 Wikipediaでの記述 を見ると、見るたびに記述が変わってなかなか笑える。


  日本「寿司」国際認証へ…韓国人運営食堂打撃憂慮中央日報 )。ん〜、ちゃんとしたもの出せばいいだけなんじゃね? つか、一々職人が日本人か韓国人かとかで区別なんかしないし、できないでしょ。別に日本食ブームにあてこむことは構わないけど、それで日本食のブランドイメージが下がるものを出されたら困る、って話なんだから。国粋主義ってなら、「日本食」の看板を使わなければいい。それだけの話でしょ。


  『陛下のガン』も笑いのネタにした『皇室中傷』芝居産経 )。別に天皇を崇拝しようがしまいが構いませんが(個人的には日本における天皇の役割と重要性を見れば、敬意くらいは払っても罰は当たらないと思いますが)、これは単なる誹謗中傷の猿芝居でしょ。他人の病気を揶揄することが常識的にどういうことかもわからないんでしょうね、多分。


  桃太郎は反男女共同参画?北名古屋 女性の会が啓発劇収録中日 )。これも調子っ外れだなぁ。性別入れ替えれば男女平等、って、なんだそりゃ。わけわからん。逆に男の雇用が制限されてる職場ってのもあるんですが、そういうところに男が入ってもいいわけでしょうかね?
 もうちょっと考えて主張して欲しい。


  ギネス掲載の肥満女性死去 米、476キロを記録共同 )。人間の体重ちゃうやろ……つか、半tの体重でも人間って生きてられるんだなぁ、という人体の脅威が。亡くなる前は体重が激減してて180kgほどだったらしいんですが……いや、確かに激減してるんですが……寝たきりだったのは、健康のせいなのか体重のせいなのかもかなりあれで……とはいえ、亡くなられた方にあまりあれこれ言うべきではないですね。すいません。

[アニメ] 牙とマイメロちょっとだけ

 「牙」、ネオトピアのツンデレメガネが実は妹属性まで兼ね備えていたことが判明。うはっwwwwwそれなんて完璧超人?wwwwww っつっても、メガネははずしちゃってるんですけどね。ノアの「メガネのない方がいい」という言葉にたぶらかされたのか。メガネなきゃただのツンデレデコ女だし。
 てな冗談はさておき、ちょっとお人好しのケモノビトが出たり、 長島雄一(現・チョー)の指導者がセト様同様やっぱろくでもなかったりで (追記:声だけでチョー氏と思ってましたが、麻生智久氏でした。ご指摘多謝。つか、でも似てるなぁ)、なんだか展開が混迷してきたような。アミルガウルの色が赤くなってたのは、あれはなんなんでしょうね?


 マイメロは、ちと一ヶ所間違いの指摘。飲食店の前にある盛り塩は、あれは魔除けではなく、客寄せのおまじない。 参照
 塩は清め塩でもあるからまるっきり間違いでもないけど、飲食店は追い払うより招く方がメインなんだから、やっぱ違うと思う。


2005年12月03日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] はいはい、でんぱでんぱ

  BLOOD+ 。案の定電波が滲み出てるなぁ……本編の流れにはあまり関わらない程度だけど。カイとリクが知り合ったベトナムの少女、ムイ。彼女の片足を吹き飛ばしたのは「不発弾」だと説明される。ま、別にそれはいいんだけど、「地雷」についてほとんど触れない。ムイが家族のために探すのは「不発弾や地雷」とようやく触れる。
 「ベトナムの人たちが苦しめられてるのはアメリカの落とした爆弾のせい」という誘導をしたいんだろうか? と思われても仕方ない。「地雷」のことに触れないのは、地雷の出元を辿れば多くが中国に行き当たるせい?
 別に反戦を訴えたいならそれはそれで構わない。だが、アメリカが戦争をするから酷いことが起こるのではない。戦争は酷いことなのだ。そして戦争をするのはアメリカだけではない。哲学を込めるのはいいが、イデオロギーを込めてどうするんだ。スタッフは。
 こう感じるのは自分だけかもと思ったけど、 2chのBLOOD+スレ でもやはりこの辺が鼻につく人の書き込みがあった。その一部
18 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/12/03(土) 18:23:53 ID:UShELmkw















19 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/12/03(土) 18:23:55 ID:ntHArwMH
反戦プロパガンダもこうまで露骨だと逆効果だろ
普通に作品として見れるレベルにしてから仕込んでくれ

28 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/12/03(土) 18:24:40 ID:UFFtdsyI
不発弾のくどい説明云々以外は普通に面白かった。

29 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/12/03(土) 18:24:41 ID:9J3gSpk6
反米ウンヌン言う前に

感動に至るまでのストーリー構成が全然説得力無い
上っ面の感動シーン積み重ねたって全然心に響いてこない
共産党か創価の宣伝アニメ思い出した

30 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/12/03(土) 18:24:48 ID:4kvtKizg
ベトコンの残したパンジースティックとかに足やられた奴も登場させろよ

42 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/12/03(土) 18:25:31 ID:KS2f7SMV
>>29
そうそう、宣伝アニメ
しかも変な方向に説教臭いって奴
なんかなあ

69 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/12/03(土) 18:27:33 ID:/s0Tb9Rm
押し付けの反米キター!

75 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/12/03(土) 18:27:58 ID:HQRYZ96Q
種も鋼もサヨ臭がちょっときついなと思ってたけど
これに比べれば全然まともだった
やっぱ現実世界が舞台なのはヤバス

85 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2005/12/03(土) 18:28:30 ID:qS9j0Rt4
戦争博物館
沖縄はアメリカの匂い
不発弾

見事な反米をありがとうございました
つか、テンプレに
Q.でも反戦反米ネタの批判ばかりが目立つのではあんまりだ。
A.本編が面白くなれば相対的にそれらの注目度も下がるでしょう。
 内容がうすあじなうちは仕方ありません。
 むしろ製作側が重要なテーマとしている意図がある点では成功しているとも言えるでしょう。
 ダメじゃん。流石にスタッフは少しは反省した方が言いと思う。反米云々以前に、きちんと作品を練りこめてないってことなのだから。その後のムイに金属探知機とお金を渡す展開も、日本人同士のやりとり。言葉がすんなり通じるのは構わないしあまりにリアルに違いを書く必要はないけど、せっかく世界を旅させるのだから価値観の相違をちゃんと感じさせて欲しい。このままだと、小夜とカイとリクが悪の総本山のアメリカに乗り込んでラスト、みたいになってもおかしくない……


2004年12月03日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他][映画][必殺] いろいろびっくり

  「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」スペシャル・エクステンデッド・エディション、日本でのみ公開決定 。うわー、50分追加で4時間13分ですか。 地獄の黙示録・特別完全版 でさえも3時間23分だというのに。しかもサルマンの顛末といった重要シーンも今度は含まれるのを初め、劇場で見て「あ、あそこ削っちゃったのか。時間的に仕方ないのかなぁ」という場面がかなり入っている。しかし、なんで日本でのみ劇場公開なんだろう? 謎だ。

  必殺仕業人DVD-BOX下巻 が届いたので、ブックレットの解説を眺めていたら、ふと目に入ったのが「執筆:月村了衛」。
 な、なんだって〜!?(AA略)
 そういや、美少女仕置人の ノワール (微妙に間違い)も月村氏原案・構成・脚本だっけな。まあ、ご多分に漏れず必殺マニアだったのでしょうが、意外なところで意外な名前を見たんでちょっとびっくりしてしまった。

  元ミス東大主計官「災害派遣は自衛隊の仕事じゃない」zakzak )。いや、別に主計官の仕事は無駄な予算を削減し、歳出を抑えることが仕事だから、それ自体にはとやかくいいませんよ? でも言ってることがあまりにトンチンカンで……「災害派遣は自衛隊の仕事じゃない」って、ごく最近中越地震の例を見たばかりだというのに、正気なんだろうか? 他にも「昔も航空自衛隊は新田原基地(宮崎)の飛行隊を減らした。三沢(青森)の飛行隊も減らせる」「潜水艦なんて時代遅れなものは必要ないわ」……この人、実はひたすら頭の悪いことを言いまくって自衛隊に援護射撃をするのが本当の目的なんじゃないだろうか? どこぞで言われていたけど、 男女共同参画なんて何に使われてるのかわからない予算の方をさっさと削れ と言いたくもなりますわな。
  中国の対外援助、6年で4250億円 ODA見直し 外務省調査へ産経 )。前々から「ODAを出してるのに日本からODAを貰ってる」とは言われ続けていますが、対中ODA削減の議論によってようやくその辺が俎上に上ってきたようで……日本のODAもいろいろ言われてますが、中国のはそれよりもそっと露骨に自国への利益誘導。別にそんなのはある意味当たり前だからいいんですが、なんで日本がわざわざ金出して中国の利益誘導用ODAの分の予算を浮かせなきゃならんのか……しかも、「中国が武器供与、政治的な思惑などで対外援助を行っている可能性を否定できない」だそうで、平和活動家を名乗る諸氏は、なんで騒がないんでしょうかね? 即刻打ち切れってことじゃないけど、中国のお財布になってあげる必要もないんじゃないかと。
  フカヒレだけ取るのはダメ 日米欧などで乱獲禁止措置産経 )。そういや、マグロなんかもは商品価値の高いトロだけを切り取ってあとは船から捨ててることもある、という話を聞いたことがあるような。ちきしょう、赤身だって美味いんだぞ! まあ、これが乱獲の歯止めになってくれれば……これはサメの話ですが。
  米陸軍、マシンガンを装備したロボット「Talon」を2005年導入へCNET Japan )。うわ、カッコイイ! などと安易に言ってはみるものの、現在のバグダッドのような状況ってのはこういう兵器を投入したからって変わるわけではなく、米軍の押し進める無人化・機械化ってのが結局米国民の米軍兵の犠牲に対する拒否反応への対処じゃないかとか、嫌なことばかり考えてしまったり。それでも、前線の兵士の犠牲が減ること自体は歓迎ですが……

[映画] 「ブラックホークダウン」を見て

 夕べ、「ブラックホークダウン」をやっていたので途中から見る。実はこの映画はさほど好きではない。嫌いってことでもないのだけど、原作を読んだ後だと、いろいろ気になってしまう。
 なぜ好きじゃないんだろう、と思っていたが、夕べ見て理由が二点、わかった。
 一つには、米兵から見たソマリア民兵の「エイリアンぶり」は描かれているが、ソマリア住人から見た米兵の「エイリアンぶり」はほとんど描かれていないこと。原作では、流石に米軍側の記述が多いものの、それでもソマリア側の視点もかなり描かれていた。ドキュメントではなく娯楽作品なのだからそれは仕方ないのだけど、従来描かれていたような(旧日本軍もそう描かれていたような)「理解できないエイリアンorモンスターとしての敵軍」のフォーマットに収まってしまっている。
 原作を読むと強調されているのは、一方ではソマリア側にとってはヘリで飛んできて最新兵器に身を包んで降り立ち、強力な武器で交戦した後、また同じようにヘリで去っていく米兵こそが、エイリアンのように写る、ということ。米兵にとってはソマリア民兵(パートタイム民兵も含む)は理解できない、恐ろしい存在かもしれないが、ソマリア人にとっても米兵は理解できない、ID4のエイリアンということ。こう書くとなんだが、どちらも相手が怖いのだ。それだから米兵は装備に身を包み、民兵はコーヒーよりも効き目の弱いカットを噛んでせめて気分を昂揚させる。
 良い悪いではなく、そういうことがあって、それをどう思うかは個々それぞれだが、その大事な前提が欠けてるように思えた。
 そういう描写がなかったわけではないが、生理的にそういうことを訴える部分は削除されていた。娯楽作として作られた以上は仕方ないとも言えるが、ノンフィクションが原作である以上、現実との錯誤は折込済みだろう。
 もう一つの不満点は、ラストの独白の台詞。たしかにあのような台詞は原作にある。が、あれは確か本国で語った台詞だ。嘘ではないが、あのような状況で語られた台詞ではない。逆に、あのような状況の後でああいう台詞は出てくるのだろうか? 実際を知らないので断言はできないが、多分出ないと私は思う。任務について、そしてまた離れ、その間で動きつづける兵士の心境というものを無視し、やはり原作にあったニュアンスをハリウッド戦争娯楽映画の色にぬりたくってしまった。
 結局、映画化された時に(明らかに娯楽映画向きでないがゆえに)削られた部分こそ、私は気に入っていた、ってことなのだろうなぁ。なぜ娯楽映画指向になったかとかの事情はある程度は知ってはいるので理解はできるが、だからと言ってそれが気に入るかっていうと別の話。戦闘シーンとかはすごくいいのだけど。(ついでに言えば、コーヒーのシーンも映画はかなり唐突でギャグにしかなってないと思う)


2003年12月03日(水) 旧暦 [n年日記]

まだまだ青いのう

 つか、「若さ」と書いて「バカさ」と読む、とは言うけども、さして若くもないのに。ってのは誰のことかと言うと、自分の事だったりするんですが。
 いえ、とある歴史的問題に関しての2chのスレを最近眺めてて、肯定派、否定派の話をぼーっと見てたと思いねえ(ちなみに肯定派が「定説」)。で、その中に「その肯定の証拠の一部が現存してる」ってあったんで、検索して調べてみたんですよ。で、みつかったんですが……あ、ありえねえ! ぜってーありえねー! 物理的にありえねー! 肯定の証拠じゃなくって、むしろこれって否定気味の証拠だよ! まあ自分は、どっちだろーなーとか思いつつ、「全部まるっきり嘘ってこたないだろ」とか思ってたんですが、少なくともその証拠が指し示す部分では、9割方以上嘘としか思えなかったわけで。
 一部のみで全部を判断できない性質の話なんで、「他の部分もほとんど嘘」とは結論付けられないんだけど、自分が知らず知らず偏見と先入観に囚われてたなぁ、と反省することしきりでした。
 ホント、俗説のなんと恐ろしいことよ。
 と、なんの話かボかしたのは、ちょっとこの後の話もわりとアレっぽい話なんで。
 自衛隊の派遣について、私はそれ自体は「賛成」とも「反対」とも書いたことがない、という話。「行くのならば、理不尽な規約規定で不自由が起こったり生命が危険に陥ることがないように望む」という以上のことは、言ってなかったりする。なんでこんなこと書いてるかというと、別に誰かに「立場がどうこう」と言われたからじゃなくって、例のイラク大使館職員の殺害で、「出すべき」「出さないべき」という話が活発化してるんで、妙に気になって、自分の立場を考えてみようか、ってな感じ。自分の立場に触れなかったのは、触れなかったというより、立場自体がないに等しいから。
 「自衛隊派遣の代わりに国連による云々」という話は問題外。代案として並びうるものでないことは少し考えればわかる(それ以前に「国連がどう戦後処理する」という視点がまったくない戯言なんだけど)。じゃ、現状を基本に、日本がどのくらい関わるか、ということで考えると……アメリカが今後のイラク政策をどうするか、ということも大きく関係してくるけど……
 とか言ってる間に 空自来年一月先行派遣で調整朝日 )ってな話が出てて、事態はどんどん進んでるわけですが。やるんだったらやっぱりきっちりやって欲しい。あと、自衛隊員を変な「常識」で縛って、不自由だけならともかく生命の危機に陥れるようなことのないことを(どんなに準備しても最初は問題があるだろうから、出来る限り柔軟に対応して欲しい、としか……)。う〜ん、結局なんの結論にもなってないな。
  MRR 見たら、ガラゴロX(と書くとカッコイイっぽいが、不良品としてペンキで“バツ”マークを付けられたガラゴロ)が大量に……こんなにいたんか。つか、爆弾にされてますよ? ある意味人間爆弾?(人間じゃないけど) ってな割と衝撃な設定のわりに、演出がちとイマイチかも。う〜ん。まあ、やっぱガラゴロはスタッフに愛されていた、ということで。あと、やっぱり影のドンはメガネ。
  導きの星4/小川一水 読了。結構、いや、かなりかな?(その中間?)面白い部類に入るんで、感想は後日、落ち着いて。


2002年12月03日(火) 旧暦 [n年日記]

ハーブチーズ牛丼大盛!

 七……もとい、八事に すき家 が出来た。和食系ファーストフードといえば 吉野家 に支配されていた綾……名古屋市民にとっては、朗報と言えるだろう。が、 八事 といえば近所に中京大学を抱えているのをはじめとして、大学生の往来の激しい場所である。すなわち野暮ったい店構えではなぅなやんぐは振り向いてくれない。からかどうかは知らないが、今風のファーストフードっぽく、注文カウンターにテラス風のテーブルとコジャレた店内。いや、工事中通りかかったとき店の内装外装が にある店舗と違うんで「あれ?」とは思ったのだよ。くそう、私の求めていたすき家はこんなファッショナブルな店じゃないんだ! 気が付くとカウンター席でエースのジョー似の男が麻婆中華丼をかっこんでいたりする店なんだ!(もうメニューにないけど) こんな店じゃトカレフの柾も流れ星も来ねえよ、ウワーン。
 いや、結局ハーブチーズ牛丼を食ってきましたが。でも、内装云々を置いとくとしても、「セット」がないのは痛いなぁ。
 多分、あちこちで同様のコメントが出るのだろうなぁ、と思うとウケ狙い人間としてはいまいちコメントする意欲が減退するのだけど、 「千と千尋」DVD色調異常、消費者が提訴へ 。こりゃ提訴しなけりゃウソでしょ。「劇場の色調に忠実に」って、大多数の家庭では赤味が強く見えてるのだもの。大手配給会社のおごりでしかないですな。私は買ってませんが。
 韓国のロケットが打ち上げられたその一方、日本でも H2A四号機の打ち上げが14日に迫っているNASDAの実況ページ )。今度の四号機はロケット自体よりも、一度に四基の異なる衛星を打ち上げるというところが目玉。 環境観測技術衛星ADEOS−2 を筆頭に、 豪州小型衛星FedSat鯨生態観測衛星WEOS実験衛星μ−LabSat の小型衛星が一緒に打ち上げられる。この意義は実は結構大きい。というのも、これが成功すれば大型衛星を打ち上げる際のあまったペイロ−ド(搭載荷重)で、安価に小型衛星の打ち上げが出来るからだ。しかも今回は一度に四基である。商業的競争力につながるというわけだ。日本のマスコミ、世論は宇宙開発に対してかなり冷たいので(そりゃ、必ずしも暖かく支持しなければならないということもないには違いないのだけど)、是非とも百点満点に近い成功を収めるよう願うのみ。
 来年には 月探査機LUNAR−A の打ち上げも予定されているので、どーんとはずみをつけて欲しいところである。
 韓国の宇宙開発に関して冷や水ぶっかけるようなことも言ったけども、韓国は政治的な面(米国とのミサイル開発協定)のみならず、地理的な面からも宇宙開発に制約が大きい。というのも、 他国に囲まれているため、ロケットの射出方向がかなり限られている からだ(naver掲示板)。ロケットの打ち上げというのは、言うまでもなく赤道付近から、地球の自転方向である東に向かって打ち上げる方が有利。東がパレスチナに面するイスラエルはこの原則に則ることが出来ず、やむなく西側方向に向けてロケットを打ち上げたそうであるが、不利であるには違いない。こういうのを聞くと応援もしたくなるけども、技術開発に関する韓国の姿勢やら考慮したり、いまだにぬぐい切れない個人的嫌韓感情から、 「あきらめて日本に委託してつかぁさい。お安うしときまっせ」(どこの言葉だ?)とも思ってしまうのだけど……
 む、結局今日は宇宙開発関連の話題が多くなったな。


2001年12月03日(月) 旧暦 [n年日記]

著作権の現代

 とか書くと大事そうだ。でもそんな話でなく、まずは 連邦控訴裁がDVDのコピープロテクト外し公開の停止を支持をする判決 をしたという話。米国と日本の現在の法律では、コピーを防止するプロテクトがなされていた場合、そのプロテクトを解除すると個人的利用目的であっても著作権侵害とみなされる。これはコピーが個人利用目的であるかそうでないかを判別する事は大変な為、自動的にコピーそのものを違法とすると云うことである。著作物の保護と云うよりは、商品の権益保護と云う面が強い法律だ。つまり、個人が取り回しを良くする為にビデオをPCに取り込んでも、コピープロテクトを解除したら違法と云うわけだ。音楽データの孫コピーも大抵違法、それどころかDVDのリージョンプロテクト(地域によりリージョンコードが規定されていて、その地域とは違うリージョンコードのDVDは再生できない再生機がもっぱら販売されている)の解除も著作権法違反である。
 ここで大抵の人は思うはず。ちょっと待て。コピーのプロテクトはまだわからないではない。でもリージョンコードって何だ? 著作権と何の関係がある? 事実その通り。本来的な著作権でリージョンコードの正当化を行う事は難しい。例えばアメリカのDVDソフトは日本よりかなり安い。もし日本語に拘らなければ、海外から輸入して日本で視聴すればかなり安く上がる事になる。消費者が安く上げられると云う事は、売り手はその分損をすると云う事である。そう、このプロテクトに関する法律は、著作権保護そのものよりも企業の権益確保の意味が強い法律なのである。馬鹿馬鹿しい話だが、これには著作権法が実情と合わなくなっていると云う背景がある。著作権法は、法文を見れば分かるが、その基本的概念は表現物(著作物)の表現性を保護する為のものである。誰かが勝手に表現物を使ったり、改変したりと云う事がないよう、表現者の権利と表現物を保護する法律だ。だからこれ事態は別に問題があるとは云わない。しかし、その表現として著作物の保護と、商品としての著作物の保護がごっちゃになって行われてしまっている。その事が混乱を招き、著作物の「過剰保護」を招いてしまっている。現状、商品の保護を行うためには「著作物」として著作権法を用いる、と云うのがソフトを売る側の基本的戦術なのだ。この事による矛盾点は、既に多くの人が気付いてはいる。例えば Hotwiredのこの記事 では、文化の一要素としての著作物が商品としての著作物保護の為に保護されるどころかむしろその発展を妨げられている事を指摘している。無論、商品の保護も重要だ。もしどうしたって正当な商品が儲からないシステムが構築されてしまえば、誰も商品を作ろうなんて考えない。だが、現在行われている事は供給側が利益を確保する為に旧来保障されていた消費者側の権利を奪うと云う行為である。ふざけるな、だ。
 このように著作権が企業の権益保護の為の法律と化してしまっているのは、商品の保護の上手いシステムが構築されないからではある。しかし、ここらでちゃんと「著作権」と云う文化的なものを楯にとっての欺瞞的行為でなく、正面から「商品の保護」を構築する努力をしてもいいんではないだろうか?
 もう一つ、 一番最初の判決 で面白いのは、判決が「コンピューターコードは言論ではあるが表現ではない」と断定している事だ。アメリカの著作権法は知らないが、日本の著作権法の第二条一項では、著作物の定義をこう行っている。
思想又は感情を創作的に 表現 したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。
 早い話、プログラムは表現物でない、ひいては著作物ではない、と云っているのだ。この言に依るならば、コピーしようが改変しようが、著作権の保護下にはなく、違法ではない、と云う事になる。文章や絵もデジタル化してPCに取り込めば、そのデータは「コンピューターコード」である。って事はつまり…?
 ああ、こいつらホンマにアホちゃうか?