2012年12月20日(木) 旧暦 [n年日記]
■ [アニメ] ガルパン#10とジョジョ#11
ガールズ&パンツァー #10「クラスメイトです!」。僅差でプラウダ校を破り、決勝進出した大洗学園チーム。しかし名門黒森の誇る機甲師団の物量に頭を悩ませる。そんな時、ネトゲの戦車ゲームをしているクラスメイトの猫田が自分も参加したいと申し出るのだが、肝心の戦車が見つからない。この期に及んで新キャラ登場。まあ、補強人員の頭数合わせ的な意味合いが強そうなのだけど、見た目の個性はとりあえずやたらと強い。しかも乗る戦車が、自転車置き場に放置されてた三式中戦車……戦車兵だった司馬遼太郎がヤスリで外装を削ったらあっさりと削れたので「こんなものに載せて、兵士を殺す気か!」と怒ったという逸話のあるアレですな。その逸話が事実かどうかはわからないのだけど(司馬遼太郎は近代軍事は実はそんなに強くない)、支那方面を元々想定していた旧日本陸軍は基本的に対戦車戦を意識した戦車がなく、しかたなしに急遽強力な砲を乗っけた三式なんかを作ったのだけど、装甲技術が一朝一夕に上がったとも思えないから、わりと事実に近いかも。
一年生チームが艦底で見つけた戦車も組み上がるのだけど、出来上がったのはよりによってポルシェティーガー……いや、砲は強力なんですけどね。 砲は 。なんでこうも残念な戦車ばかりなのか……(経営難で売れるのは売り払ったからだけど)
とりあえずネトゲーマーチーム(アリクイさんチーム)と、ポルシェティーガーを担当する自動車部チーム(ライガーさんチーム)が加わって、戦力は補強したのだけど相手はホンモノティーガーやパンターといったドイツの名戦車揃い。しかもサンダーボルト校のように、弱小にあわせて戦力を調整するのも期待できないみほの姉が隊長では……
それでも学校存続のために心を一つにする戦車道選択チーム。その演出が、みんなでそろってカツを食ってるのが……どこか一チームくらい 駄菓子のソースカツ 食うところはなかったのか。それとも精肉業界のステマか?(そんなわけはない)
そして試合当日。黒森の副隊長エリカからいつもどおり嫌味を言われるのだけど、かつてみほが試合を捨ててまで助けた部員が、彼女に駆け寄り……
でも試合は早々黒森の機動作戦でピンチに。アリクイさんチームのミスで逆に即敗退は免れるのだけど、この状態で次は3月とは。水島努監督にしては制作体制崩壊は珍しいけど、それだけ力を入れてるってことではあるのだろうなぁ。
ジョジョの奇妙な冒険 #11「ゲームの達人」。「あーんスト様が死んじゃった」。放送見ながらどれだけこのコメントが流れたことかw 対吸血鬼は前哨戦に過ぎず、第二部の本当の敵がいよいよお目見え。つってもまだ石化したままだけど。吸血鬼も当時十分怖かったのだけど、「柱の男」はそれとはまた別種のおぞましさ。「根本的に人間とはまったく違う生命体」であり、「太陽光に弱い」という以外はすべてのスペックにおいて人間をはるかに上回る。そもそも石仮面を生み出し、吸血鬼を作った理由というのが……
そろそろ第二部のキャラたちが登場してくるのだけど、今回は「世界一ィィィィィィィィィィ!」で有名なシュトロハイム登場。決して善人とは言えないし、高慢で調子に乗りやすくてすぐ相手を軽く見る(そもそも最後の展開も、シュトロハイムがもうちょっと慎重だったら……)のだけど、独特の美意識があるし、後でジョセフが言うとおり「どこか憎めない」。ヒトラーに心酔してるような割には、ヒトラーの言う優生学をそのままには受け取ってないようだし(人種ではなく、相手の精神性を基準にしてるよう)。
それにしても一々台詞回しがハイテンションなんで、予告の最後、何言ってるのか最初わからなかった……(「空気供給管にィィィ!」が正解)
その他には、今回から第二部OPがお目見え。第一部は六部までの「ジョジョ」を皮切りに、第一部のストーリーのダイジェストみたいな構成だったけど、第二部もストーリーは下敷きにしてるものの(エイジャの赤石、柱の男たち、クラッカーヴォレイで失敗するジョセフ、つららロープなど)、シルエットを基本にした映像にしていて、3Dモデリングの違和感は最低限にしてる。その分背景はカラフルでヴィヴィッドなものになってるけど、コミックスでお馴染みの「JOJO」の意匠や、★マーク(一瞬「隠者の紫(ハーミット・パープル)」っぽいイバラのシルエットも?)、リサリサの場合は水面を歩いた時に出る幾何学的な波紋、シーザーの場合はバンダナの模様やシャボン玉なんかをモチーフにしてる。(ジョセフとリサリサの背景には「JOJO」の文字が出て、シーザーの時には出ないのも伏線か)
そして何より「柱の男たち」。サンタナは石化してる姿しか出てないけど、カーズ、エシディシ、ワムウははっきりした姿で出す場面はほとんどなく、それぞれの流法(モード)を繰り出してるシーンも素描風にしていて圧倒的なスペック差、絶望的な存在感が演出されてる。そもそもがほとんど波紋で倒せてないし。
なんつーか、OPスタッフの原作理解度が異様に高すぎますわ。太陽を背にして立つカーズなんかリアルで読んでた時の絶望感が彷彿としたし、その後の「ジョジョー!受け取ってくれー!」と「シィィィィザァァァァァァ!」は、狙ってるのがわかっても涙腺ゆるみますわ。
歌詞も、第一部のセリフをベースにした王道のアニソンとは違うけど、原作をちゃんと意識してて(特に「闇を欺いて/刹那をかわして/刃すりぬけ/奴らの隙を突け」の下りなんかは、トリックスターであるジョセフが主人公の第二部ならでは)、ファンとの親和性は高そう。
とりあえず第一部・第二部の省略をほとんどしてないアニメが見られるだけで御の字と思ったけど、ここまで愛を持って作ってくれると、第三部以降も見たくなるよなぁ。
2010年12月20日(月) 旧暦 [n年日記]
■ [アニメ] 夢パテSP#62とスタドラ#12
夢パテSP #62「モーニング・グローリー〜冷たい夜〜」。マリーズ・ガーデンのメインストリートの本格オープン前に、入口近くの一番良い立地に突然美夜が自分の店を割り込み勝負を挑む。これもすべて樫野を得ようとする美夜の必死の策略だったが、その金に糸目を付けない店作りに愕然とするいちごたち。しかもジョニーが美夜からの借りや自分の理想の店作りに近いからということでチームいちごから離脱し、美夜側に。しかし安堂や花房が応援に駆けつけ、資金力で圧倒的に勝る美夜たちに対抗すべく、様々な作戦を練る。主力商品の開発もでき、いざグランドオープンの直前を迎えるが、テレビや電車広告など、なりふり構わない美夜の宣伝に、圧倒されてしまういちご。案の定、宣伝で客が流れてしまい、いちごたちの店は初日から苦戦を迎えてしまう。バニラたちの案で、美夜の客の行列に試食をすることを思いつくが、それも美夜たちに牽制されてしまう。それでもスイーツ王子たちのパフォーマンスと地道な宣伝を軸に据えた宣伝で、なんとか初日の惨敗からは盛り返すのだが、美夜の店の圧倒的な宣伝力にはかなわず、勝ち目が見えない状況に陥ってしまう。
美夜のなりふり構わない必死さは、共感できないではないけど、アンリ先生のグランドオープン挨拶の映像にまで割り込むのは、流石にやりすぎだと思うけど……
ニューヨークでの失敗もあってか、行列客への対応なども対策してて、いちごたちは苦戦。様々な案を出し合い、多少は盛り返すのだけど……
起死回生の策としてオープンキッチンでのスイーツ王子のパフォーマンスを行なうのだけど、調子が出てきたところで、安堂が自分の店のトラブルのために離脱せざるを得ないことに。これはこれで強固に見世物になることを拒んでた樫野が宣伝に協力することになり、悪いことばかりでもないのだけど、それでも美夜の店の売り上げには到底及ばない。
出口が見えない迷路に陥ったようなのだけど……
ただ、電車広告とか、普通に考えて最低でも数百万レベルの話なのだよね。テレビの宣伝も含めると、おそらく宣伝費だけでも数千万はかかっているはず。初期投資として必要と言うことならいいのだけど、それを回収してあまりある十分な満足を提供し続けられるかどうかが、勝負の分かれ目だろうなぁ。
そして番組は次回最終回らしい。鬱々とした展開が多かったとは言え、もうちょっと続けて欲しかったのだけどなぁ。
STAR DRIVER〜輝きのタクト〜 #12「ガラス越しのキス」。配下のタカシとシモーヌが敗れてしまった綺羅星十字団第四隊「おとな銀行」のリーダー「頭取」であるワタナベ・カナコ。綺羅星十字団の計画に出資してる有力者たちがその結果を受け及び腰になっているのを見据え、「銀河美少年を殺してしまうかも知れない」というこれまでの懸念を振り切り、自ら対決に挑む決意をする。
前回、今回とミセス・ワタナベ大プッシュの回ですな。
人妻女子高生という設定もさることながら、大富豪の妻であり自身もマネーゲームで資産を得ていると謎の人物だったのだけど、その本性は「自分に出来ないことはない」と鼻持ちならない自負を持ち、しかも実際の自負の通りなんでも出来てしまい、そしてそんな自分を自覚してるが故に、世界平和の為に「持てる者の責務」を担おうとしている、すがすがしいまでに高慢な万能人。
すべてのサイバディの所有権を主張してるのも、私欲のためではなく、とてつもない力を持つサイバディが放たれたら世界の均衡が崩れるため、自分が管理しなくてはいけないという責任感から。夫のレオン・ワタナベとも、お互い納得づくのそこらへんの利害関係で結びついてるんだろうなぁ。
そして、そのカナコが学園から浮いている理由もそれ。常識知らずの行動や立場身分もそうなのだけど、「自分が世界を守らねば」という責任感が無責任で楽しい学園生活に、彼女を今一歩踏み出させることができなかった。
そんな中、カナコはタクトと日曜の昼下がりのデートを申し出、ほんの少し、自分の心情の核心に触れることを漏らし、タクトも無邪気にカナコにクラスメイトの一人として接する。
そして、その上での銀河美少年=タクトへの、カナコの朝鮮。シモーヌが色々目が点になってるんですけど……しかも「俺が本気になったら相手を殺してしまうかも知れない」発言を素ですするカナコをスルーせざるをえないw
そんなカナコの覚悟を感じたのか、前回タクトに助力したスガタも、今回は王の柱を使おうとしない。
カナコの殺人パンチに苦しめられるタクトだが、「すべてのサイバディを自分が管理しなくては」という彼女に対し、「すべてのサイバディを破壊する」という決意の元にタウバーンの新能力を発揮、彼女のサイバディを破壊する。
って、カナコのサイバディ、ラトラータだよね? まあ、「生まれついての強者」ということでライオン型のサイバディだったんだろうけど。
タクトとの戦いで、自分と同列の人間の存在を実感したのか、あるいは、自分が全部背負わなくてもタクトならばサイバディを全部破壊し世界の均衡を保ってくれると思ったからなのか(まあ、動機は世界平和ではなく女の子のためだけども)、最後にやんちゃな行動を。
ちょっとミセス・ワタナベ、いいキャラすぎだろうw
2009年12月20日(日) 旧暦 [n年日記]
■ [特撮] ダブルとシンケン
仮面ライダーW #15「Fの残光/強盗ライダー」。鳴海探偵事務所では地球の本棚の検索中、フィリップがまた騒動を起こす。そこで訪れた依頼人冬美の依頼は、仮面ライダーを見つけてくれというもの。「なんだ、楽勝だな」と思っていたのもつかの間、彼女は仮面ライダーのことを「悪党」と言い捨てる。話によると彼女の勤める銀行を仮面ライダーを名乗る怪人が襲撃、金を奪っていったらしい。自分たちのニセモノが悪事を働くなんて許せない! と怒りに燃える翔太郎は偽ライダーを見つけ追いかけるが、強力な武器をいくつも使う怪人を取り逃がしてしまう。
一方、亜樹子も依頼人の冬美に再度接触。というのも、彼女が本当は銀行員でないことを突き止めたからだった。冬美は本当は二人組の怪盗「ツインローズ」の片割れ。相棒のケンジがしばらく前から消息不明で一人で仕事をしていたのだが、強盗に入った銀行で先にやってきた怪人の正体こそケンジと見抜き、人を傷つけることを楽しむかのようなケンジを止めようと依頼してきたのだ。
ケンジを見つけ説得したら二人で自首することを条件に改めて依頼を受ける翔太郎。街の人たちがつけてくれた「仮面ライダー」の名を汚されてる怒りもあり、「対策を立ててからの方が良い」というフィリップの言葉も気にせず、割り出されたケンジの居場所に向かうが、実は今回の事件自体がフィリップを狙う「ミュージアム」の罠。亜樹子たちを人質に取られ、変身解除を余儀なくされる。そして逃げ出したフィリップの前にも、冴子が姿を現し……
なんだか今回劇場版で登場のメモリ「ファング」も出てるけど、劇場版でも「ビギンズ・ナイト」の夜にちょっと使われただけで後は消息不明なんだけど……つか、ファングのメモリでかいよ!
今回、偽仮面ライダーをめぐって汚名を着せられた翔太郎たちがその正体をつきとめ捉えようとするのだけど、今回の事件自体がフィリップを捕まえようとする冴子の罠。会話からすると、ガイアメモリーはどうもフィリップの「地球の本棚」の記憶から生み出されてるような。劇場版でもフィリップは最初、強力なメモリを生み出すことにしか興味がないと言ってたし。フィリップを奪われ、新しいメモリーが開発できずにそのことを琉兵衛から釘をさされた冴子が、今回の事件を裏から操っていた。
そいでもってフィリップの前に姿を現した冴子は、彼のことを「来人」と呼ぶ。フィリップは自分のことは家族の記憶はおろか名前すらも知らなかったはずだけど……
で、次回は「ファング」がテレビにもお目見えらしいけど、レギュラーで使うのかねえ、これ。タイミング的にはそろそろ最初のパワーアップ+二号ライダー登場の時期だけど。
シンケンジャー #43「最後一太刀」。アクマロの「地獄ガンドウ返し」により、このままでは地獄が現世に現れて世界は滅びてしまう。それを防ぐのにもっとも確実なのは、鍵となる十臓を倒すこと……傷つき倒れる十臓を目にした源太は絶好のチャンスと思うが、傷つき倒れたもの、その上地獄ガンドウ返しがなされなければ裏正に込められた家族の無念の魂が放できないと聞いて、結局十臓にとどめを刺すことが出来なかった。
志葉家で対策を練っているときにそのことを吐露してしまう源太。使命よりも人としての家族の情を優先させてしまった彼に、気持ちはわかるものの、それが「正しいこと」とは言えないシンケンジャーの面々。千明だけは源太を庇うが、源太は自分で自分を責めて飛びだしていってしまう。せめて自分の行動を償おうと、十臓を見つけて地獄ガンドウ返しを完成させないよう頼み込む源太だったが……
シンケンジャーは基本的に使命を絶対とするよう、家の教えを受けてきたメンバーばかりだから、「情か、使命か」ということになったら結局使命を選ぶことになってしまうのだよな。それは茉子や千明、ことはなどでもそうだったのだけど、その分の「情」を担ったキャラが源太。上手いキャラ配置だよなぁ。
他のメンバーも使命を至上とせねばならないながらも源太の「情」をうらやましくも思ってるが、源太は源太で自分が本当の侍でないから情に流されてしまうのだと思い悩んでしまう。しかしやはり非情になりきれないと、源太が選んだのは十臓に頼み込むことだった。
しかし十臓は興味なさそうに「お前は侍には向いてない」と、裏正を振り下ろす。その太刀を止めたのは流ノ介と千明。自分たちは使命を何より第一にせねばならないが、かと言って源太の情もないがしろにしたくないと、一人飛び出した源太を探して追って来ていたのだった。
が、源太の説得、シンケンジャーたちの抵抗もむなしく、十臓はアクマロの前に姿を現してしまう。ついに裏正を受け取り地獄ガンドウ返しが完成するかと思われた瞬間、裏正の刃はアクマロを切り裂く。そして十臓は、裏正の正体が無念のうちに死んだ家族から作られたと知っていたと明かし、それでもなお己の執着に突き進むのが外道に堕ちると言うことだろうと嘯く。
皮肉にも「情」を捨てきれなかった源太と反対に「情」を完全に捨て去ってしまった十臓により、地獄ガンドウ返しはふせがれるけど、同時に十臓には完全に救いがないことが確定。使命のためには迷っても結局情を捨てざるを得ないシンケンジャーに、情を捨てきれない源太、完全に外道に堕ちた十臓と、ここらへんきっぱりとしてるのは、やっぱシンケンジャーは出来がいいのだなぁ、と思う。
■ [映画][特撮] 仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010
今回はディケイド、W、そしてMOVIE大戦の三本立てで、ディケイド、WのラストがMOVIE大戦に繋がり合流するという趣向。
あ、ネタバレは全開で行きますので、見たくない人は見ないでください。
「仮面ライダーディケイド完結編」:
世界の敵として仮面ライダーたちと戦い滅ぼす存在になってしまったディケイド=士。夏海はもう帰らない彼を光写真館で待つ日々に決着をつけるため、士の持ち物を海東と共に川原で処分する。が、遠くに何かと戦う巨大な影が……それはディケイドと戦うJの姿。駆けつけた夏海はディケイドと戦い、傷ついたユウスケを見つけるが、ユウスケは士は本当の悪魔になってしまったと言う。その言葉が信じ切れない夏海だったが、最後のライダーとなったユウスケ=クウガも倒され、夏海は士を止めるためにキバーラにより仮面ライダーに変身することを決意する。
「仮面ライダーW ビギンズナイト」:
クリスマスパーティの準備で賑やかな鳴海探偵事務所で、まだ健在だった「おやっさん」鳴海荘吉の夢を見る翔太郎。亜樹子に「お父さんが帰ってくる夢でも見てた?」と聞かれるが、荘吉が死んだことを話せない翔太郎は言葉を濁すしかない。
そこにやってきた依頼人は、人気アーティストの睦月安紗美。人捜しというのだが、それが普通の人捜しではない。数年前に海難事故で亡くなった彼女の姉・恵理香を数日前に見かけた彼女は、遺体も見つからない姉の死を信じることが出来ず、姉の生存を信じて探して欲しいと頼んできた。
さっそく調査を開始する翔太郎だが、その過程で既に死んだ人が遺族や親しかった者の前に姿を現す事件が頻発していると知る。そんな中、突然取り消される依頼。安紗美に事情を聞きに押しかけようとする亜樹子を止める翔太郎の前に、探し求める恵理香が姿を見せる。彼女を追う翔太郎だが、彼女を見失った先に代わって姿を現したのは、死んだはずの鳴海荘吉だった……
「MOVIE大戦2010」:
姿を現し総力戦を挑むスーパーショッカーと戦うディケイドと、死人返り事件の犯人を追うW。二人のライダーは合流し、スーパーショッカーの復活させたネオ生命体やネオクライシス要塞を相手にバトルを繰り広げる……
まず「ディケイド」。ライダーたちをすべて倒した末に、夏海の変身した仮面ライダーキバーラと対峙するディケイド。しかし、ディケイドは自分からキバーラの刃に貫かれる。
ディケイドが死んだ後に姿を現す謎の青年=紅渡は、次々に復活していく多重世界のライダーたちの姿を見せ、「消え去るしかなかった彼らは、ディケイドと戦うことで再びその物語を紡ぎ出すことができたのです」と、ディケイドの本当の存在理由を語る。って、おい、ぶっちゃけすぎだろうw>制作側
補足するなら「(番組が終了して視聴者の記憶から)消え去るしかなかった彼ら(番組終了したライダー)は、ディケイドと戦うこと(再登場する)で再びその物語を紡ぎ出すこと(再度脚光をあびること)ができたのです」ってことですか。いや、その通りなんだけど、こうひらきなおって爽やかにリサイクル宣言されるのは、いっそすがすがしいというか……
更に、「それじゃ、士君はどうなるんですか!? 士君の物語は!?」と役目を終え消え去ってしまった士のことを問う夏海に「ディケイドの(に)物語はありません」とあっさりと……いや、確かにそういう企画モノだけど、はっきり言わなくてもw
これは制作側が完全に意図的だったらしく、雑誌インタビューで白倉氏は「比喩的表現に落とし込むだけの尺の余裕がなかったので直接言わせた」と言っている。
結局、忘れ去られるライダーに再び脚光を浴びさせるのが役目のディケイドだったけど、最後には士も復活、復活した大ショッカーあらためスーパーショッカーとのバトルでMOVIE大戦へ突入。
子どもたちおいてけぼりだけど個人的には「まあ、ディケイドってそういう番組だよね」と納得したのですが、鳴滝さんの扱いは流石にどうよw あと、タックルが出てきたのは「一番忘れられそうなタックルにも脚光を」という、ディケイドのリサイクル精神が発揮されたと言うことでよろしいのでしょうか?
あと、G-4の装備ギガントやサイドバッシャーが対J戦で見られたのは嬉しかった。
「Wビギンズナイト」。こちらはWの「エピソード0」という位置づけで、翔太郎がフィリップと出会い、荘吉と別れた晩のことが描かれる。ツッコミどころはあるものの(ファングのメモリーはどうしたとか、Wドライバーのシステムは誰が作ったとか、荘吉はどうして仮面ライダースカルになったのかとか、クレイドールが云々だから、どこに入るエピソードかよくわからんとか)、荘吉の死をようやく受け入れその魂を受け継ぐ翔太郎に、フィリップの名前の由来(ハードボイルド小説好きな翔太郎の命名かと思ったら、荘吉氏の命名でしたわ)、自分の「罪を数え」てその罪の分までも一生懸命に生きる二人が描かれ、楽しめる出来でしたわ。
自分が言いつけを守らなかったばかりにおやっさんを死なせてしまった後悔にさいなまれる翔太郎。それを敵に付け込まれ、一度は探偵引退まで決意するけども、フィリップに彼の名前の由来を聞かされ、「もう一度あの晩と同じ事を聞くよ? 悪魔と相乗りする勇気、あるかな?」という質問に、「ハードボイルドの象徴」である帽子を黙って受け取る。
結局死者を蘇らせる「デスドーパント」が引き起こすと思ってた事件は「他人の姿形をコピーする」ダミードーパントにより引き起こされており(しかも故人と合いたい有力者たちを眠りにつかせ、自分がそれに成り代わり贅沢したいというすげー俗な動機というオチ)、死者を汚されて怒り心頭のWがダミーを追うところでMOVIE大戦へ。
個人的には風都のラーメン屋台で何故か飲み友達になってる光栄次郎(石橋蓮司)と園崎琉兵衛(寺田農)のツーショットが(時代劇悪役的な意味で)非情にツボりましたわ。
「MOVIE大戦2010」。ダミードーパントを追うWはスーパーショッカーと戦うディケイドたちと合流する。あとは細かいこと抜きでのバトル、バトルの連続。
ファイナルフォームライド「ALL RIDER!」で、歴代ライダーたちが順番に前のライダーを「ちょっとくすぐったいぞ」とファイナルフォームライドしてくのはわらったw でも、乗物系のライダーはともかく、武器系のライダーはどうしたんだろう……ちょっとよく見えなかった……
スーパーショッカーのマンモスメカにハードボイルダーが無理矢理合体して「ハードマンモシャー」になったりと、全般的にサービス満載。ハードマンモシャーに壊されるネオクライシス要塞の中で、死神博士となった光栄次郎の体内から出てきたのは……「シニガミハカセ」のガイアメモリ!? そういうオチですか!? 確かに「強力なガイアメモリー」で「面白いことを起こして」はいますな。つか、そもそもそんな趣味なガイアメモリー作るなよw
最後は、ネオ生命体がダミードーパントを取り込んで変身した「アルティメットD」に対し、ディケイドがWを分割。両半身サイクロンの「サイクロン・サイクロン」と両半身ジョーカーの「ジョーカー・ジョーカー」にファイナルフォームライドさせ、ダブル(トリプルライダーキック)で〆。
異世界のライダーたちも役目を終え帰って行くけど、電王ソードフォームのモモタロスはセリフひとつにもやたらとキャラが立ってるような……
そして、翔太郎が士から渡されたライダーカードにより呼び出されたのは別世界の「仮面ライダースカル」こと鳴海荘吉。翔太郎のことを見知らぬ別世界の荘吉は「誰か知らないが、その帽子、似合ってるぜ」と言って去っていき、翔太郎ははじめておやっさんから一人前に認められたと感極まる。
ディケイドは最初から企画モノでしかもあのラストだったので取り扱いがむずかしかったけど、どうにか軟着陸。しかも「多重世界のライダー」という概念を作ったので、これからもオールライダーの登場が可能に。
Wの方は普通に綺麗にまとまり、キーキャラクターでありながら一話冒頭で死んだ荘吉と、翔太郎・フィリップが受け継いだものが描かれてて良かったですわ。その後のMOVIE大戦は何も考えずに楽しめたし。
ディケイドのラストでもやもやしてる人は見に行っても多分もやもやは解消されないけど、「物語の構造がどう」とかひねくれた見方をしてる自分みたいな人は納得できるだろうし、Wを楽しんでる人は文句なしに楽しめるので、話の種にでも見に行ってもいいかも。
あ、ネタバレは全開で行きますので、見たくない人は見ないでください。
「仮面ライダーディケイド完結編」:
世界の敵として仮面ライダーたちと戦い滅ぼす存在になってしまったディケイド=士。夏海はもう帰らない彼を光写真館で待つ日々に決着をつけるため、士の持ち物を海東と共に川原で処分する。が、遠くに何かと戦う巨大な影が……それはディケイドと戦うJの姿。駆けつけた夏海はディケイドと戦い、傷ついたユウスケを見つけるが、ユウスケは士は本当の悪魔になってしまったと言う。その言葉が信じ切れない夏海だったが、最後のライダーとなったユウスケ=クウガも倒され、夏海は士を止めるためにキバーラにより仮面ライダーに変身することを決意する。
「仮面ライダーW ビギンズナイト」:
クリスマスパーティの準備で賑やかな鳴海探偵事務所で、まだ健在だった「おやっさん」鳴海荘吉の夢を見る翔太郎。亜樹子に「お父さんが帰ってくる夢でも見てた?」と聞かれるが、荘吉が死んだことを話せない翔太郎は言葉を濁すしかない。
そこにやってきた依頼人は、人気アーティストの睦月安紗美。人捜しというのだが、それが普通の人捜しではない。数年前に海難事故で亡くなった彼女の姉・恵理香を数日前に見かけた彼女は、遺体も見つからない姉の死を信じることが出来ず、姉の生存を信じて探して欲しいと頼んできた。
さっそく調査を開始する翔太郎だが、その過程で既に死んだ人が遺族や親しかった者の前に姿を現す事件が頻発していると知る。そんな中、突然取り消される依頼。安紗美に事情を聞きに押しかけようとする亜樹子を止める翔太郎の前に、探し求める恵理香が姿を見せる。彼女を追う翔太郎だが、彼女を見失った先に代わって姿を現したのは、死んだはずの鳴海荘吉だった……
「MOVIE大戦2010」:
姿を現し総力戦を挑むスーパーショッカーと戦うディケイドと、死人返り事件の犯人を追うW。二人のライダーは合流し、スーパーショッカーの復活させたネオ生命体やネオクライシス要塞を相手にバトルを繰り広げる……
まず「ディケイド」。ライダーたちをすべて倒した末に、夏海の変身した仮面ライダーキバーラと対峙するディケイド。しかし、ディケイドは自分からキバーラの刃に貫かれる。
ディケイドが死んだ後に姿を現す謎の青年=紅渡は、次々に復活していく多重世界のライダーたちの姿を見せ、「消え去るしかなかった彼らは、ディケイドと戦うことで再びその物語を紡ぎ出すことができたのです」と、ディケイドの本当の存在理由を語る。って、おい、ぶっちゃけすぎだろうw>制作側
補足するなら「(番組が終了して視聴者の記憶から)消え去るしかなかった彼ら(番組終了したライダー)は、ディケイドと戦うこと(再登場する)で再びその物語を紡ぎ出すこと(再度脚光をあびること)ができたのです」ってことですか。いや、その通りなんだけど、こうひらきなおって爽やかにリサイクル宣言されるのは、いっそすがすがしいというか……
更に、「それじゃ、士君はどうなるんですか!? 士君の物語は!?」と役目を終え消え去ってしまった士のことを問う夏海に「ディケイドの(に)物語はありません」とあっさりと……いや、確かにそういう企画モノだけど、はっきり言わなくてもw
これは制作側が完全に意図的だったらしく、雑誌インタビューで白倉氏は「比喩的表現に落とし込むだけの尺の余裕がなかったので直接言わせた」と言っている。
結局、忘れ去られるライダーに再び脚光を浴びさせるのが役目のディケイドだったけど、最後には士も復活、復活した大ショッカーあらためスーパーショッカーとのバトルでMOVIE大戦へ突入。
子どもたちおいてけぼりだけど個人的には「まあ、ディケイドってそういう番組だよね」と納得したのですが、鳴滝さんの扱いは流石にどうよw あと、タックルが出てきたのは「一番忘れられそうなタックルにも脚光を」という、ディケイドのリサイクル精神が発揮されたと言うことでよろしいのでしょうか?
あと、G-4の装備ギガントやサイドバッシャーが対J戦で見られたのは嬉しかった。
「Wビギンズナイト」。こちらはWの「エピソード0」という位置づけで、翔太郎がフィリップと出会い、荘吉と別れた晩のことが描かれる。ツッコミどころはあるものの(ファングのメモリーはどうしたとか、Wドライバーのシステムは誰が作ったとか、荘吉はどうして仮面ライダースカルになったのかとか、クレイドールが云々だから、どこに入るエピソードかよくわからんとか)、荘吉の死をようやく受け入れその魂を受け継ぐ翔太郎に、フィリップの名前の由来(ハードボイルド小説好きな翔太郎の命名かと思ったら、荘吉氏の命名でしたわ)、自分の「罪を数え」てその罪の分までも一生懸命に生きる二人が描かれ、楽しめる出来でしたわ。
自分が言いつけを守らなかったばかりにおやっさんを死なせてしまった後悔にさいなまれる翔太郎。それを敵に付け込まれ、一度は探偵引退まで決意するけども、フィリップに彼の名前の由来を聞かされ、「もう一度あの晩と同じ事を聞くよ? 悪魔と相乗りする勇気、あるかな?」という質問に、「ハードボイルドの象徴」である帽子を黙って受け取る。
結局死者を蘇らせる「デスドーパント」が引き起こすと思ってた事件は「他人の姿形をコピーする」ダミードーパントにより引き起こされており(しかも故人と合いたい有力者たちを眠りにつかせ、自分がそれに成り代わり贅沢したいというすげー俗な動機というオチ)、死者を汚されて怒り心頭のWがダミーを追うところでMOVIE大戦へ。
個人的には風都のラーメン屋台で何故か飲み友達になってる光栄次郎(石橋蓮司)と園崎琉兵衛(寺田農)のツーショットが(時代劇悪役的な意味で)非情にツボりましたわ。
「MOVIE大戦2010」。ダミードーパントを追うWはスーパーショッカーと戦うディケイドたちと合流する。あとは細かいこと抜きでのバトル、バトルの連続。
ファイナルフォームライド「ALL RIDER!」で、歴代ライダーたちが順番に前のライダーを「ちょっとくすぐったいぞ」とファイナルフォームライドしてくのはわらったw でも、乗物系のライダーはともかく、武器系のライダーはどうしたんだろう……ちょっとよく見えなかった……
スーパーショッカーのマンモスメカにハードボイルダーが無理矢理合体して「ハードマンモシャー」になったりと、全般的にサービス満載。ハードマンモシャーに壊されるネオクライシス要塞の中で、死神博士となった光栄次郎の体内から出てきたのは……「シニガミハカセ」のガイアメモリ!? そういうオチですか!? 確かに「強力なガイアメモリー」で「面白いことを起こして」はいますな。つか、そもそもそんな趣味なガイアメモリー作るなよw
最後は、ネオ生命体がダミードーパントを取り込んで変身した「アルティメットD」に対し、ディケイドがWを分割。両半身サイクロンの「サイクロン・サイクロン」と両半身ジョーカーの「ジョーカー・ジョーカー」にファイナルフォームライドさせ、ダブル(トリプルライダーキック)で〆。
異世界のライダーたちも役目を終え帰って行くけど、電王ソードフォームのモモタロスはセリフひとつにもやたらとキャラが立ってるような……
そして、翔太郎が士から渡されたライダーカードにより呼び出されたのは別世界の「仮面ライダースカル」こと鳴海荘吉。翔太郎のことを見知らぬ別世界の荘吉は「誰か知らないが、その帽子、似合ってるぜ」と言って去っていき、翔太郎ははじめておやっさんから一人前に認められたと感極まる。
ディケイドは最初から企画モノでしかもあのラストだったので取り扱いがむずかしかったけど、どうにか軟着陸。しかも「多重世界のライダー」という概念を作ったので、これからもオールライダーの登場が可能に。
Wの方は普通に綺麗にまとまり、キーキャラクターでありながら一話冒頭で死んだ荘吉と、翔太郎・フィリップが受け継いだものが描かれてて良かったですわ。その後のMOVIE大戦は何も考えずに楽しめたし。
ディケイドのラストでもやもやしてる人は見に行っても多分もやもやは解消されないけど、「物語の構造がどう」とかひねくれた見方をしてる自分みたいな人は納得できるだろうし、Wを楽しんでる人は文句なしに楽しめるので、話の種にでも見に行ってもいいかも。
2008年12月20日(土) 旧暦 [n年日記]
■ [その他] ちょっとおもしろいw
田原総一朗のタブーに挑戦! ( JFN )。内容の要旨としてはこのままでは自民党は戦後以来初の総選挙敗北し、民主党政権が誕生するが、小沢は首相にならない。なっても二、三ヶ月くらいしか続かない。そこで山崎拓、加藤紘一、亀井静香、菅直人らが自民、民主の有志と一致して動きを起こそうとしてる、というもの。民主党が勝っても小沢は立たないか長持ちしない、って見方は、やっぱそう見てるんだぁ、という感じ。確かに政界再編した方がいいとは思うけど、顔ぶれがすごい微妙だ……ネットラジオはもっと長く話してるのだけど、マスコミ批判がかなり目立ってる。「再編が起こると解説ができないから」という理由で再編を望んでいないというあたりや、派遣社員問題を叩いているマスコミ自身が大量の派遣社員を抱えていて、正社員の給与も自身も批判してる銀行員以上だとか。一票格差是正の事情だとか、結構わかりやすく説明されてた。まあ、田原氏の意図もあるだろうけど、世襲問題で民主に若手で気概があって優秀な人が多いが党体制の締め付けが厳しく何も発言できない、というのは、納得が行くなぁ。
終盤部のマスコミに関するあれこれは特に面白い。
■ [アニメ] テレパシー少女蘭#26(最終回)
え〜、最終回なんですが……「なんかフツー」としか。最終回に人間による自然破壊批判なんですが、ありきたりすぎて……自然代表が狼ってのは、微妙すぎる。登場キャラ同士のぶつかり合いとかは面白かったんですが、背景が陳腐になってしまった。悪くはなかったけど、良くもない。次回からは「 獣の奏者エリン 」。「精霊の守人」と同じ上橋菜穂子原作だけども、異様にクォリティが高かった「精霊」の後に続くのかなぁ。
2007年12月20日(木) 旧暦 [n年日記]
■ [アニメ] もっけ#12とナイトウィザード#12
もっけ #12「マジモノ」。瑞生が登下校に通る橋に、何か物の怪が居着いてしまった。正体もわからないが、通ろうとするとあちこちに痛みが走る。瑞生はお爺ちゃんに相談するが、「自分が不便だからってだけでどかそうとしてるんじゃないか?」と言われてしまう。しかし、凧揚げ大会に出場するため、高津と笠間と練習しているうち、凧がその橋に落ちてしまう。瑞生が止めるのにもかかわらず高津と笠間が取りに行こうとして、障りに遭って凧を落としてしまう。そしてそのことがきっかけで瑞生は彼らと諍いになってしまう。マジモノは、「呪物」かな? 人一倍憑かれやすい瑞生は橋にいる物の怪をわずらわしがるが、お爺ちゃんの返事はすげない。しかし、だんだん霊感の薄い人たちにも障るようになり、原因を知ってる瑞生と高津たちのいざこざの原因に。一人で張り切ったり訳の分からないことを言ってるように聞こえるのだから、むべなるかな。
しかし、一人でもなんとかしようとする瑞生を見て高津たちもやる気を再び出し、大会目指して頑張りだしたところで、またもや凧が例の橋に。瑞生はみんなの凧のために、物の怪の障りであちこちに激痛を感じながらも、這って橋を渡りきる。このど根性が瑞生らしい。w
結局後日橋のふもとから捨てられた箱一杯の日本人形が……「お爺ちゃんは知ってたのかな? だったらなんですぐにはらわなかったんだろう?」という瑞生に、静流は「私たちだけが知ってるだけで祓ってしまったら、人形たちのことが誰にも知られないからかも」と答える。人間の都合だけじゃ物事を測らないお爺ちゃん。さすが堀勝之祐。w
ナイトウィザード #12「さよなら」。シャイマールの転生対だったエリスを撃つ追っ手としてやってきた灯を、任務を達成させることを断念させた蓮司。しかし、次なる刺客としてくれががやってくる。「世界を救うため」「他のウィザードに殺させるくらいなら」決死の覚悟で対決を求めるくれはに、一度は剣を抜きかけたかのように見える蓮司。だが、「誰も犠牲にしないためなのに、それで仲間と戦うことはできない」と剣を捨てた蓮司に、くれはも必死でかき立てていた戦意を消失する。仲間同士の対決が未遂に終わってほっとするエリスだったが、きりひとが不気味な事を言い出す。
一方、今回の件を策動した真犯人に関する推理を携え、魔王ベール・ゼファーがアンゼロットへの面会を求めて来た。
うーん、10話からこっちが本番だなぁ、この番組。
エリスの意に反して仲間同士の戦いが行われそうになる。が、それも実は黒幕の思惑のまま。シャイマールの転生体として用意されたエリスが真の覚醒を得るには、絶望と孤独こそが鍵だった。そして、その黒幕とはゲイザーであり、きりひと。出来損ないの世界を守護することに倦んだ彼は、世界をもう一度作り直すため、直接干渉できない自分に変わってシャイマールを転生させることで世界を滅びに導こうとしていたのだ。
そのことを、腹心の部下であるアンゼロットですらも知らされず、世界を守護しているはずが世界を破滅させる手助けをさせられていたことに、彼女は愕然とする。しかしベール・ゼファー、それを告げに来るのが遅すぎるんじゃ……
自分と思い描くのと異なる結末になったきりひとは、直接くれはを手にかけ、言葉でエリスを絶望に導く。シャイマールとして覚醒してしまったエリスは、手近な街から破壊していく。ああ、これでEDのイラストになってるわけか。
でも逆に、力で勝つことではなくエリスの心を助けることが鍵になったわけで、最終回はやっぱそういう展開かな?
■ [読書] 「丹下左膳 乾雲坤竜の巻」を読み終えた
通勤時に読んでいた青空文庫の林不忘著「丹下左膳 乾雲坤竜の巻」を読み終えた。痩身赤毛の大髻の、隻眼隻腕の怪剣士として有名だけど、この話では主人公ではなく、一対の名剣・乾雲丸と坤竜丸を巡ってそれを奪おうとする悪役の一人。とりあえず読み終えて一言。「正義の味方連中、邪魔w」
左膳がまだまだ暴れたりない感じのところで話の幕が下ろされ、左膳は舟の破片を寄せ集めた筏に乗って、生死不明のまま海に流されてく。てか、最後の下りの部分は急ぎすぎて何がどうなったのかよくわからん。
仕方ないのですぐさま続巻「こけ猿の巻」を読み始める。再登場した左膳は人格が丸くなってるけど「俺に人を斬らせろ」と相変わらず危ない。うむ、これでいいのだ。
2006年12月20日(水) 旧暦 [n年日記]
■ [特撮] ライオン丸G#12
ライオン丸G #12。獅子丸と錠之丞はキンサチ・ギンサチを真影に奪われ変身できないばかりか、真影がキンサチギンサチを使って変身したシシトラになすすべがない。そこへ助けに入ったのは果心居士。だが獅子丸たちも予想しなかった果心の強さにもかかわらず果心は傷を負い、またサオリも何者かにさらわれてしまう。助けに行こうとする獅子丸だが、「今は耐えて錠之丞を連れて逃げろ!」という果心の言葉に、涙をのんで傷ついた錠之丞を連れて逃げる獅子丸。果心はシシトラに追い詰められ、もはやこれまでか、と思われたところで突然シシトラが苦しみだし、変身が解ける。唐沢充、案外とあっさり退場。のみならず、真影の姿は爛れたようになっていた。真影は豪山の作り出したスカルアイの完成形「アカアオ」で操られており、豪山はこのアカアオを日本中にばらまいて日本を支配しようとしていたのだ。果心居士は豪山との直接対決を覚悟する。
一方、サオリを連れ去ったのはジュニアの手下。サオリからキンサチギンサチを横から奪ったのは父・豪山の手下と知り、また豪山から余計な手出しをするな、と言われ、自分が父から何も期待されていないことを実感し、暴走、部下を撃ち殺し、サオリを連れて豪山の元へ向かう。
クライマックス目前にして急転直下。キンサチギンサチを奪われた獅子丸とジョーは無様に逃げるしかなく、果心居士は豪山と直接対決。そしてこれまで蚊帳の外だったジュニアは、何をしても父の愛が得られないと悟って暴走して豪山を殺そうし、返り討ちに遭ってしまう。
逃亡先で落ち込むジョーを獅子丸は一生懸命おどけることではげまし、ついにジョーも獅子丸に心を開く。獅子丸はジョーに女を知らないことを打ち明けられ、童貞を切るためにソープに連れて行くことを約束する。ジョーはそのお返しに獅子丸を鍛えて強くしてやる、と言う。お互い笑い会う二人を見ると、最初の頃と比べて信じられない変化だな。
だが、悲痛な叫びをあげて殺されたジュニアに続き、果心までも豪山に打ち倒される。果心はサオリとコスKにキンサチギンサチを預けることで、獅子丸とジョーに最後の望みを託す。
豪山が獅子丸とジョーに何をさせたかったのか今までよくわからなかったけど、子飼いにしようとしてたのか。だけども獅子丸は俗物ながら根本的なところにある純粋さで、ジョーは獅子丸と出会ったことで殺人機械から人間に戻ったことで豪山にコントロール不可能と見なされたのか。しかし豪山、マスターといい意外な知り合いが多いな。そのことごとくに離反されてるのがアレだけど。
次回はついに最終回、だよな。ジョーの親の仇といい、単に豪山を倒して決着、という以上のものはあるのかな?
2005年12月20日(火) 旧暦 [n年日記]
■ [その他] 斜め上の続き
日 肉屋, 食肉用犬 収入販売しようとしたが摘発 ( 韓国Yahoo! )。ハングルだからなんて書いてあるか読めませんね? 自分も読めません。で、機械翻訳。……ええ、先日取り上げたニュースです。この記事では犯人の老人が 韓国籍 ということは(案の定都合よく)伏せられていますが。つまり、犬の肉だと知らずに食わされた被害者がいるわけで……流石にこれは同情の余地がありませんよ?18日日本 NHK放送によれば日本東京隣近カメアリギョングチァルでは “東京拘置所隣近池で切られて行った犬の頭が 30個も発見されて調査をする中隣近の一肉屋で食肉用に輸入した犬の頭をむやみに捨てたということを明かした”と発表した.(中略)初めには誰か動物を虐待したのではないかと推測して隣近改詞肉醤を探問捜査した警察はすなわち近くで肉屋を運営する年寄り(82)を逮捕したしこの犬の死体が食肉用で密かに輸入した拘肉の一部という事実が分かった.
年寄りは “中国で冷凍に処理された拘肉を持ちこんで 他の肉と交ぜて売れてしたが 頭部は拘肉というのが易しく明かされることができるから不法投げ捨てしたこと”と説明した.
P.S.よく読めば、「密かに輸入」って「密輸入」か……? おいおい。
■ [その他] ホワイトバンドのアドヴォカシー
はっきり言ってホワイトバンド運動のアドヴォカシーって、とっくに失敗してると思うけどね。商行為としてならともかく。ホワイトバンド運動が本来は政治的主張の賛同者を求める運動だというのは調べればわかることなのだが、 公式サイト では非常にその旨がわかりにくかった。紛らわしさが指摘された現在だってわかりにくい。そのため、募金活動と思い購入した人間が続出した。どうしてわかりにくくしてあったか、その真意はともかく、この時点で既に失敗である。何故なら「この主張に賛同している人がこれだけいます!」と提示する事が出来なくなったから。一体どれくらいが勘違いしていたのか、どれくらいが主張に賛同してなのか切り分ける事が事実上不可能になってしまったのだ。
まあ、これだけで話は終わってしまうのだけど、以下余談で。
「商行為としてならともかく」と含みのある言い方をしてるけど、これは細かい数字を挙げなくとも現在コンビニで棚を埋めている菓子についている玩具、いわゆる食玩の緻密さと価格 *1 をホワイトバンドのそれらと比較すれば、ホワイトバンドの利幅の得やすいことはオタクならば直感的にわかると思う。
第二に、具体的な目標が提示されていない。彼我にどれだけの影響があるのか、その概算も不可能である。それで何に同意しろってのか。
第三に、貧困の構造の分析の欠如。これも過去説明済みなので説明略。
というようなことを以前人に話して、「普通はいろいろ胡散そうだって見て感じると思うのだけどねえ」と言ったら、苦笑混じりに「うちらみたいな心の汚れた人間はね」と返されました。
どう見てもひねくれ者です。
本当にありがとうございました。
強度偽装事件で、政府の補償がらみで世論の反発がそれなりにあるそうな。それも、震災被害者への補償と比較して、というものがある。安物買いの銭失い、というのは、突き放して言ってしまえばそうではある。とは言え、放っぽりだしていいのか、という問題もある。政府の予算も無尽蔵ではないのであれもこれも、とはいかない上で、どうするかなのだけど……やはり簡単にはいかない。自己責任と住民を責められる話ではないだろうし、政府を責めればいいという話でもないだろう。
*1: 単純に比例はしないが、構造の複雑さ≒工程の手間と考えてもいいと思う。
ワールドタンクミュージアム図鑑
のオマケマンガでは、ミニチュア模型の制作・製造過程のレポートが掲載されている。部品点数や組み立て作業、塗装作業といったわかりやすいものだけではなく、複雑でシャープなディテールを追求すると金型の耐久性が落ちるといったこともあるらしい。当然それらは全てコストに跳ね返る。
2004年12月20日(月) 旧暦 [n年日記]
■ [その他][アニメ][漫画] 十二月に鬱になってみる
昔っから年末だとか年度末ってのは特にきっかけもなく鬱になってくる。調子も出ない。こんなんじゃいかんと思いつつ、「落ち込む」→「行動に支障が出る」→「さらに落ち込む」とスパイラル状態。無理矢理テンション上げると、反動(脳内麻薬物質の枯渇によるゆりもどし)が怖いし。うむー。サンデーGX は今月も微妙街道まっしぐら。執筆陣戦力のコマはそれなりに揃ってると思うのだが、誰を対象に想定してるか見えてこないぬるさが、やっぱり。マニア路線でもなく、完全なオタク路線でもなく、こういうぬるい雑誌があっても良いとは思うけど、それも存続できてこそだからなぁ……ワイルダネスとブラックラグーンが連載されてる限りは私は買いますが。
どうでもいい話だが、新連載の「こばと(仮)」の管理人「三原千歳」は、なんだかわざとらしさを感じる妙な間合いの自己紹介が気になって調べてみたら、「エンジェリックレイヤー」のいっちゃん(三原一郎)の奥さんで、「ちょびっツ」の日比谷千歳と同一人物?っぽい。その手の遊びは組み込まないで、スターシステムに徹してしまえばいいのに……
舞-HiME #11はモデルになったシスターが顔を赤らめながら美術室から出てきたが、どんなポーズをとっていたんだか。シスターの髪形について意外という言葉があちこちで出るけど、シスターってのは普通ああいう髪型(短髪)だとてっきり思い込んでいた。あれ? 何で刷り込まれたのかな? 「真昼の死闘」のシャーリー・マクレーンかな? しかし、ご多分に漏れず奈緒の告白の内容が気になる。
ファンタジック・チルドレン は実は見てます。ボツボツと。しかし、面白いんだけど(陰謀好き)話があっち行ったりこっち行ったりするんで、ちゃんと見てないと話がどういうふうに進んだのかがわからなくなってしまう……#11では、あちこちに分散してた登場人物たちがようやく集結。コミック版と違って、こっちは地球が舞台なんですな。
どうにもテンションが上がらないので、「翔べ!必殺うらごろし」のサントラをBGMにする。やる気なさげー *1 、で楽器編成も貧相で音の奥行きがまったくない、古臭くって退廃的な、でもどこか心のささくれにひっかかって染み入るサウンドが、燃え燃えサウンドより今の心境にはぴったりで、どうにか仕事ができます *2 。うう。だって基本的に主題歌かテーマ曲のアレンジがほとんどで、全部の旋律合わせると基本パターンは、多分十くらい。必殺サウンドでは珍しく平尾昌晃担当ではないのだけど、これのメインテーマの旋律、好きなのだよなぁ。
ちなみに、「翔べ!必殺うらごろし」のBGM作曲の比呂公一は植木等の実子で、主題歌「愛して」は無名時代の浜田省吾の作詞・作曲。どんな時代劇やねん。(笑
■ [その他] 自爆をながめてみる
民主代表が東南アから帰国、小泉外交批判は不発に ( 読売 )。日米同盟に傾いている、との小泉政権批判にアジア各国の同意を得たかったようですが、「 だが、会談相手からは「日米の軍事的同盟は、中国の軍事力拡張に対する一つのくさびとなる」(ハッサン・インドネシア外相)、「中国と台湾の関係をきっかけに中国と米国の関係が緊張する可能性がある」(リー・クアンユー元シンガポール首相)といった日米関係を重視する発言が目立った。」そうで。そりゃそうだ。中国周辺諸国が歴史上中国にどんなことをされたか、そして少なからぬ国がどんなことをされてるか、中国通なら知らぬわけもあるまいに。中国を押さえるため、米国の力を利用しようという考えが生まれるのは当然のこと。中華思想を甘く見ちゃいけません。また、「 党内でも、「日本人の中国への感情は悪くなっているのに、岡田代表は中国への思い入れが強すぎる」との声も出ている。」とのことで、さすがに身内からも批判が出ている模様。これも当然か。マスコミが悪意をもって報道してれば、不発どころか自爆な遊説ですな。最後の民主党内部の発言は、 「中国に親しみ」最低の37%…内閣府世論調査 ( 読売 )などを踏まえてのことと思います。好意的に解釈すれば「中国の一方的な外交が国民の反感を買っている。それにおもねるような真似はちょっと考えた方がいい」ということだろうし、悪意に解釈すれば「世論を見ろよ。浮動票の支持を失うぞ!」ってことでしょうな。まあ、確かに対中感情の悪化は(そもそもが中国側に主に原因があるにしろ)マスコミの影響は感じますが。だって中国が俺様主義なのって、昨日今日始まったわけじゃないし。
中国関連が連続で恐縮だけど 陪審員制度、来年5月導入 中国、裁判官の腐敗阻止へ ( flash24 )。あの〜、はっきり言って、中国では意味がないんでは?
李登輝前総統:中国大使館幹部、入国ビザ発給で報復示唆 ( 毎日 )。李登輝氏がどういう活動をするかにもよりけりだけど、まあ、中国ってなこういう国です。日本自体の国力は過信してないけど、日米同盟を強化してる政権下でもあり、私人として訪れるという立場上、こういう態度は逆効果だと思うのだけど……火の粉が降りかからないところから見てるなら、今の状況、結構面白いと思うのだけどなぁ……トホホ。
2002年12月20日(金) 旧暦 [n年日記]
■ サンタが街に立っていた
うちの近くにも何故かホストクラブなんてものが幾つか出来ている。需要があるんかなぁとか思うのだけど、出来るってことは多分需要があるんだろう。まあ、それはともかく、そのウチの一軒を帰り際に通りかかると、ホストがサンタの格好をして寒空の下に立っていました。お仕事ごくろうさんです。明日は キングゲイナー のDVDの発売日ということで胸をときめかせているときめきの御婦人方もいるかと思われますが、 無残にもこんな告知が 。なんじゃそりゃー! とか思うのだけど、あれ? 何故か私の手元にはその回収されたはずのキングゲイナー一巻が……(フライング販売を昼休みに抜け出して買ってきただけです)
見る限り、第一話はとくに違いはないように見えるけど……って、あれ? タイトルメニューに「先行放映バージョン」ってメニューがあるのに見ることが出来ない? どういうことよ、って感じ。うーん。ともかく、次の告知を待ちますか。もっとも、回収のアナウンスに頓着せず第一話と第二話は見てしまいましたが。キーン、キーン、キングゲーナー♪
キングゲイナーが先行販売されていたということは、当然同じメーカー、同じ発売日の「 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 」も発売している。けど、こっちはちょっと迷う。うーん、クォリティは文句ナシなのだけど、二話六千円はちょっと迷うぞ。
しかし、昨日の「 文化庁メディア芸術祭受賞作品 」でアニメ優秀賞を受賞してるのだけど、そのコメントで「押井守の」と言っているところにちょっと違和感。「士郎正宗の」じゃないんかい。(海外での知名度は圧倒的に前者だろうけどさ)
ちなみに応募して受賞したのは第二話「暴走の証明」。 A.D.POLICE の「舌を噛む男」と言い、私はこういう話が大好きである。人間は肉体性と精神性の間に境界線を引こうとするが、実は境界線などないということが、この手のテーマでは浮き彫りにされるから、ということがあるのかもしれない。うーん、やっぱり買って来ようか。
文化庁メディア芸術祭受賞作品 のマンガ部門の優秀賞に、「大使閣下の料理人」があるのがちょと意外。嬉しい意味での意外だけども。
こないだの「友子の抱き枕」に こんな続き が。ネタにはなるが、欲しいかと言われると……というせめぎあいでのチキンレースの気もしますが。まあ、申し込んだ lunarjade氏 の勇気には敬意を表します。敬意の敬は敬遠の敬。
森元首相が、「学力向上しなくていい」と発言したらしい。相変わらず愉快なおっさんだなぁ。まあ、この手の人には国民の知性レベルが上がることは致命的で恐ろしいことなのかもしれませんが(別に「学力=知性」ではないけどね)。ある意味、意地でも学力を向上させねばならないという気分にさせてくれる人ですなぁ。反面教師的に。
IEがシェア95%に 。個人的には一週間にいっぺんはパッチを当てねばならないものを使う気にはなりませんが(友達にスタイルシートなどの表示の忠実性とかの問題でIE使ってる人はいるけどね)、日記のログとか見てるとそこまでは圧倒的ではないとは思うのだけどなぁ。まあ、母集団自体に偏りがあるのかもしれませんが。
医師の暴言に傷ついたことはありませんか? 先日の医師に不信感を持つ事件のこととかもあるのだけども、やはり、医者と言えども人間だからなれて流れ作業的にことに当たってしまうとか、そういうことは起こるのだと思う。でも、怪我や病気にかかった人間は不安になりやすい。そしてもちろん人格が存在する。そういうことを忘れずに患者に対応して欲しいと願わずにはいられない。
日本が一時帰国者の滞在を延長する方針を固める前から、日本にとどまる決意を固めていた 。右の代表産経だけだとあれなので、左の代表 朝日 もついでに。下手にコメントをつけると右翼っぽく響いてしまうかもしれないけども、彼らもまた、戦っているのだと思わされた。
2001年12月20日(木) 旧暦 [n年日記]
■ まあ、なんだ
いろいろなものの中で優先順位を決め、大事なものを優先し、その他のものを切り捨てていく。切り捨てたものが大事ではないと云うことではなく、優柔不断かつ意志薄弱な私はやはり心悩まされるのだが、しかし同時にある種の爽快感も感じてしまう。だからどうしたと云う話なのだけども、せめて残したものは切り捨てたものに恥じないようにしよう。