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2013年12月05日(木) 旧暦 [n年日記]

[特撮] 獣電戦隊キョウリュウジャー#39と仮面ライダー鎧武#8

  獣電戦隊キョウリュウジャー #39「せいぞろい!10だいキョウリュウパワー」。マッドトリンによって傷ついた傷も言えたラミレス。だが、彼を迎えに行った鉄砕とトリンが強化されたゾーリ魔たちに襲われる。
 その頃、ダイゴのもとには友人である歌手のMeekoが海外ツアーから帰ってくると連絡が。予想外のライバルの登場に気もそぞろな弥生だが、空港で迎えに行ったMeekoは、ダイゴの目の前で突如邪悪な姿に変身する。
 かつてMeekoを利用し世界を混乱に陥れようとした獰猛の戦騎・Dが他のデーボモンスター同様大地の闇から復活し、Meekoを利用して人間もデーボス軍も滅ぼそうとしていたのだ。Meekoによって増幅させられた邪悪なメロディにより力を奪われたキョウリュウジャーたちは、Meekoを攻撃することも出来ず、窮地に陥る。

 劇場版のゲストキャラ、獰猛の戦騎DとMeekoが登場。あと、トバスピノも。話は劇場版のそのまま続きなので、見てないとわかりづらいかも。劇場版の強敵らしく、今回もDは単体でキョウリュウジャーたちを圧倒する強さ。デスレンジャーの姿にならないのは残念だけど……
 そして、復活したDに対向するため、復活したキョウリュウジャー十人勢揃い。これからクリスマス商戦だもんねえ。
 無事Meekoも解放されて、弥生もMeekoを女子同士でショッピングに誘うことでダイゴから切り離すことに成功。弥生、今回ちと腹黒くて怖い……
 次回はまさかノッさんとキャンデリラの組み合わせ? 悪と主人公側のカップルは、ゴーオンジャーであったけどそういう方向性?


  仮面ライダー鎧武 #8「バロンの新しき力、マンゴー」。新しいアームドライダー・ブラーボをスイカアームズで退けた鎧武。スイカアームは力を使い果たし方のように色をくすませ、使えなくなってしまったが、その代わりチーム鎧武はついに単独首位に。逆にチームバロンは大きくランクを落とし、四位になってしまう。ブラーボに手も足も出なかった屈辱を心に刻みつけられ、戎斗は力を渇望し、ユグドラシルのビルを睨みつける。
 ユグドラシル側も貴虎が管理していたはずのスイカアームズが鎧武の手に渡ったことで貴虎が糾弾される。焦る貴虎はシドが横流ししたんじゃないかとシドに詰め寄るが、逆に貴虎の弟の光実が盗んだんじゃないのかと言われ、弟を溺愛する彼は黙りこんでしまう。
 そして、町を歩いていた舞は、路地裏に以前見た異次元の裂け目があるのを発見。紘汰に相談しようとしたが連絡が取れず、単独で裕也の手がかりを求め、その裂け目に飛び込んでしまう。

 バロン新アームズ登場回。そしてなぜ戎斗が執拗に力を求めるのかの背景も明らかに。
 戎斗の実家はもともと小さな地方都市だった沢芽市にある町工場だった。しかしユグドラシルコーポレーションの進出に伴う大規模な都市開発計画に巻き込まれ、土地ごと工場を失ってしまった。そのため、ユグドラシルを超える力を渇望していたのだった……って、普通に考えれば土地買収だよね? 何か卑怯な手で奪われたとか? そうは見えなかったんだけど、戎斗の逆恨み?
 舞は、新たなロックシードを求めてインベスの森に来ていた戎斗と合流、その話を聞かされ、彼同様沢芽市出身の彼女は彼の気持ちがわかる、というのだが、変わる町に戸惑う人々を目にしつつ、舞の意見は戎斗と違う。戸惑いや悲しみを乗り越え生きてる人たちの生き方こそが強さで、自分たちはそれが出来ない人たちを元気づかせたい、と言う。
 戎斗はそれに反発しつつもどこか心揺さぶられてるよう。これは、ヒロイン×弐号ライダーのパターン? 前もバロンが戦ってる姿に目がハートになってたしな。
 光実も、シドにスイカロックシードを持ちだしたことを詰問されるが、逆にシドを脅しバイクを巻き上げる。シドも半ば面白がって光実の脅しに乗ってるような感じだけど、光実闇堕ちの伏線かねえ。
 一方、まったくと言っていいところがなかったのは紘汰。舞の窮地を聞いてインベスの森に飛び込むものの、崖に突っ込んで気絶したりなんだり。やたらと固いインベスに出くわしてパインアームズに変身するも、それを見てやはりバナナアームズが通じなかったバロンにマンゴーアームズとの使い分けのヒントを与えてしまうし。
 マンゴーアームズもパインと同じく重量系。パインよりパワーが強い感じか?
 元の世界に戻っては来たけど、コントロールされていないインベスが人間の世界に来ていかにも怪人的な暗躍を。ここからライダーっぽい話になるのか?


2011年12月05日(月) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ヴァンガード#47とまじ恋#9とファイブレ#10

  カードファイト!!ヴァンガード #47「もう一つのフー・ファイター」。全国大会予選最終戦、倒れたアイチを気遣いフー・ファイターの二軍「ブリリアントスター」とアイチ抜きで勝ち抜こうとするカムイ、ミサキ。しかし二軍とは言えフー・ファイターの実力者にカムイもミサキも苦戦する。

 初戦はカムイVSヒロミ。アイチと同じロイヤルパラディンデッキ使いで、入念に準備した上で圧倒的戦闘力を一気に使う戦術に、勢い任せのカムイは苦戦。しかし、アイチの戦いのパターンを思い起こし、引きの良さもあってなんとか勝利。だが続くミサキは力及ばず敗退。結局大将戦に持ち込まれるが、休んでいた医務室から抜けだしたアイチは、カムイとミサキに傲慢な言葉を吐く。アイチ、完全に力に飲まれてますな。
 鈴ヶ森レンはアイチが自分と同じ道にハマっていることを喜び、レンに認められようとアイチに敵愾心を抱く美童すら意に介してない様子だけど、このまま暗黒化したままアイチが勝って、ってパターンになるのか? アイチと正面から向かい合うと決心したカイもまだ出てないし、でもファイトの最中我を取り戻したらピンチだし。うーん。


  真剣で私に恋しなさい #10「真剣で私にカミングアウトしなさい」。声優陣はわりと豪華ではあるが内容が薄っぺらい、のはそういうものだとしても、それに浅薄な社会風刺(にすらなってない)が加わると、流し見の素材にすらなりにくくなってきますな。この展開は作者かスタッフか、誰が決めてるか知らないけど、何か思想があってやってるわけじゃなく、おそらく深みを出そうとして社会風刺ネタを取り込もうという意図なのだというのはわかるのですが、自分の額に「浅薄」と書いてまわってるようなものなのに、自分だけが気づいてない状態。まあ、痛々しいんですが、ドヤ顔でそれされるとイラッとしますわな。
 普通、この手の社会ネタ、時事ネタを取り込むのが上手い人は、元ネタとか出さず「ひょっとしたら」くらいで、批判とエンタテイメントの折り合いがきちんとついてるのだけど(島本和彦とか上手い)、これは実名出しまくりの割に的はずれなことばかりなので、もう、どうにもこうにも。
 90式が砲撃の時に砲塔と車体が違う動きをするのもまあアニメ的デフォルトと解釈できなくもないけど、その他いろいろ見てるとまともに調べも考えもしてないのに自分を偉そうに見せようとしてるのが見えるので、ちとこれはダメですわ。はっきりとダメ出しさせていただきます。


  ファイ・ブレイン #10「女王の国へようこそ」。今人気急上昇中の新進気鋭のアイドル、姫川エレナ。「頭脳派アイドル」としてパズル番組も持つほどで、カイトも一般参加者として応募しては落選を繰り返していた。ところが、アイドルとかにはまったく興味のないギャモンがゲーセンで対戦していた相手、それこそが忙しいスケジュールの隙を抜け出し、お忍びで遊びに出ていたエレンその人だった。~   エレンを探すプロダクションの人間がエレンに害意を持ってると勘違いして彼女をかばうギャモンに、「他人のために何かするなんて信じられない! 偽善者に決まってる!」とギャモンの行動を否定するエレン。ところが彼女はPOGの誇る最高クラスのギバーで、カイトを打ち倒すために彼女に次のパズル勝負の指令がやってくる。

 まめぐ、マクロスF以降もそれなりに仕事結構してますな。だんだん少しずつだけど上手くはなってきてるし。
 で、今んところノノハ一筋のギャモンに花が咲きそうな話でもある。けど、ゲーセンでパズルゲーム対戦してたエレナを「仲間だから守ろうとした」というその言葉にエレナ自身が異様に反発。支部長の支持に従いカイトにパズル勝負を挑むが、それも「仲間を犠牲にすることでパズルの難易度が下げられる」という内容。エレナ自身はギャモンたちの化けの皮を剥がすだけのつもりで、実際に危害を加える気はなかったのだけど、支部長によりシステムが書き換えられ、エレナの緊急停止も利かない状態に……
 結局、仲間を信じ続けたカイトたちが勝利するのだけど、それまでの価値観が揺るがされたエレナは、次回さらに逆襲するらしい。なんか映画・特撮パロっぽいけど。
 二回コッキリの登場とは思えないし、同世代らしいので、学園に転入してきて仲間になるんでしょうかね。学園自体が暴走しているPoGの主流派に反対するPoGの反主流派だし、その展開は十分ありうるかも。
 しかしキュービック、BLどころか単なるホモキャラになってるよな……


2010年12月05日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴセイジャー#42とオーズ#13

  ゴセイジャー #42「情熱的ハイド」。護星天使たちに運んでいたコーヒーをこぼしたデータスを「余計なことはしなくていい」しかりつけるハイド。ゴセイジャーのメンバーはハイドがデータスに辛く当たりすぎると言うのだが、そんな時にマトロイド反応が。駆けつけたゴセイジャーたちに、待ち受けていたメタルAとブレドRUNは、国際首脳会議を狙ったミサイルを見せつけ、発射をやめて欲しければデータスを渡せと迫る。世界の平和か、データスか、決められないゴセイジャーたちだが、データスが自ら取引に応じると言い出す。止めようとする皆とは別に、データスの行動をそのままにするハイド。メタルAは約束を破ってミサイルを発射し、ゴセイジャーはそれを撃墜するのだが、その隙にメタルAたちは逃げてしまう。
 マトリンティス帝国に戻ったメタルAはゴセイジャーのすべてを知るデータスを解析し、ゴセイジャーへの刺客を作ろうとするのだが、一途にゴセイジャーたちを信じるデータスと、あっさりと用済みになったデータスの廃棄を命じるロボゴーグの対比的な姿に、動揺することに。

 マトリンティス帝国のやり方に疑問を持ちだしたメタルAが、ゴセイジャーたちのもつ仲間への信頼に心を揺さぶられる一連の話の流れなのだけど、今回その対象となるのはデータスとハイド。一見データスに厳しく当たるハイドなのだけど、それもデータスのことを理解し、思いやり、仲間だと認めてるからこそ。水気に弱いデータスが海に廃棄されそうになってると知り、身体を張ってデータスを守ろうとする。
 しかし、メタルAが仲間としてみとめかけてるブレドランって、どの段階でもろくでもないヤツだったんだけどなあ。
 今回の敵、データスをコピーしたロボットであるサロゲDTの元ネタは、人間が身代わりロボットに日常生活を送らせる「サロゲート」。DTなのは、データスとかけたんだろうなぁ。


  仮面ライダーオーズ #13「シャム猫とストレスと天才外科医」。クスクシエで比奈には逆らえず、加世子にも「可哀相な子」扱いされるアンクは、そのストレスを刻一刻と溜め続けていた。
 そんな時、密かに鴻上研究所の真木と手を組んだカザリが、冷遇される天才外科女医にヤミーを憑依させる。上司にことごとく手術から外され不満を溜めていた彼女は、ヤミーの力もあり独断での一人の手術を次々と行ない、ことごとく成功させていき世間の名声を高めていく。
 彼女にヤミーが取り憑いてることを知った映司たちだったが、殺到する患者たちを前に病院は受け入れ制限を敷いていた。そこで、アンクの取り憑いた泉信吾がこの病院への通院歴があったことから、急病を装い潜入。間一髪、ヤミーにより暴走した女医が手術中止を言い渡した院長を襲おうとしてるのを止めた映司は、彼女を病院の外におびき出す。
 ところが、やはり異常な手術成功率に疑問を持った後藤がやはり病院に潜入しており、アンクを発見してどっちがヤミーを退治するかでアンクは後藤張り合う羽目に。そのいさかいで更にストレスを溜めつつ、右腕だけで映司の所へ向かうアンクだったが、映司が忠告を聞かずまたサゴーゾコンボを使うことを主張し、挙句、折角女医から分離し追い詰めたシャムネコヤミーを再び女医の身体に憑依させてしまい、取り逃がすことに。
 周囲に振り回されつづけついに切れたアンクは、自分が離れると信吾が瀕死の状態になるのも構わず、右手のまま逐電してしまう。

 クスクシエという拠点を得たものの、そこでの環境にストレスを溜め続けてついに爆発させたアンクを始めとして、自分たちの置かれた環境に「人間たちの社会に出て行く必要がある」と決心したウヴァをはじめ、細かくいろいろ動き始めてる話。
 アンクは、まあ基本自分のプライドとワガママが原因なので自業自得なのだけど、人間たちなど歯牙にもかけないグリードのはずが、怪力を持つ比奈は勿論、ただのアホと侮ってた映司や、何の力も持たない加世子にまでうだつが上がらない生活に段々ストレスを溜めていく。
 ウヴァはコアメダルをめぐって関わってるのが自分たちとオーズだけではなく、人間も関わっており、しかも自分たちは後手に回っていることを察し、自分たちも有り様を変えなければならないのではないかと考え始める。メズールとガメルは現状でそれなりに安定してるようだけど、変化に追随するのかなぁ。
 そしてグリードの中では最も積極的に変化に対応しようと打って出ているカザリ。なんと真木と手を組み、行方不明のコアメダルの手がかりを探しつつ、真木からはコアメダルの供与を、自分はグリードのやり方を見せてコアメダルを集中させる存在の判断材料を与える取引をする。
 真木は、カザリや後藤を観察しつつ、新たなメダルシステムであるベルトを開発しつつあるようなのだけど……この辺はネタバレ知ってれば二号ライダーの布石ってことはわかるよね。w
 で、今回のエピソードは女医のケイ。むしろブラックジャックのブラッククイーンなんだけど、ドクター・K? 天才的な外科手術の腕を持ちながら、上司から手術担当を外されてしまう。普通に考えれば、患者を救うよりも手術のみに興味があることをとがめた院長が彼女を手術から外した、という展開のはずなのだけど、前回の筑波とか、とんでもない展開がありうるからなぁ……
 で、彼女の欲望に取り憑いたのがシャムネコヤミー。つか、なんか格好がエロいんですが。これまでも女性型怪人は多々出てきたし、中にはボンデージ風とか、そんなのもいたんですが、今回の、どう見てもコルセット風のボディスーツに、ショーツ、ガーターベルトの下着姿なんですが……朝っぱらからこんなの出していいの?


2008年12月05日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ][その他] うわ、すっげー恥ずかしい

 「とらドラ!」、てっきり1クールだと思いこんでおりましたが、 東雲さんの崩壊日記改 見たら、「DVD予定の巻数を見ると、2クール」という情報が……うわ、普通に2クールだったんだ。恥ずかしい。ってことは金髪××も見られるのか。7巻のラストのあの痛々しいシーンに「バニラソルト」がかぶさるわけか。つか、ペース的におそらく完結巻であろう10巻相当部分までやるのだろうけど、オリジナルになるのか? 9巻で「なんだか急ぎ足でみのりと亜美周りの描写が勢いはあるけど雑に感じるなぁ」と思ったのだけど、アニメに間に合わせようと展開を急いだ? それは考え過ぎか。
 ともかく、後半は鬱っぽくなりそうですな。


2007年12月05日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] もっけ#10

  もっけ #10「カマイタチ」。東京に遊びに行った芙美の土産話で盛り上がる下校途中の静流たち。東京の良さを強調する芙美に、静流は「そんなでもない」と答えるが、「でも、町の外は見てみたいかな」と口にする。それを、丁度後ろから声をかけようとした瑞生が聞いてしまった。
 いますぐどうなるということではないが、姉との別離が予感されてもんもんとする瑞生。そんな瑞生の前に、霊獣であるカマイタチが現われる。実は瑞生とカマイタチが会うのは初めてではない。夏に一度出くわしていたのだが、カマイタチなのに物を斬ることができないカマイタチを「カゼイタチ」とからかったところ、ムキになって「冬にまた現われて俺の鎌の切れ味を見せてやる!」と言い残したのだしかし相変わらず風が吹くばかりで何も斬れないまま。それでも瑞生は威勢はよいがおっちょこちょいで、どこか人のよさげなカマイタチのことが気に入ってしまう。その後現われたカマイタチの弟分によれば、鎌が退化したのは彼だけではなくカマイタチ全体でのことで、彼は仲間たちがそれを諦めて山の中に閉じこもってしまったのに反発して、一人再び鎌を使えるようになろうとしているのだという。
 カマイタチが仲間恋しさに鎌を使えるようになろうとしてるのだと思った瑞生は、それを口にしてしまうのだが、カマイタチはその言葉に腹を立てて去ってしまう。そして、その日から瑞生の前に姿を見せなくなるのだが……

 たよりになる姉との別離を予感して、心細さと寂しさを同時に覚える瑞生。そんなときに現われたカマイタチ。カマイタチったって鎌は使えなくなってるから、ただの「イタチ」なんだけど、基本、霊獣だからなぁ。そのカマイタチの強情さ故に孤立してる姿を見て、勝手に自分に重ね合わせる瑞生だけども、それは帰ってカマイタチを怒らせてしまう。その際にイズナの名前が出てくるのが……イズナは気にしていないふうだったけど、瑞生にとっては後味の悪い別れ方だったからなぁ。で、結局カマイタチが物の怪に取り憑かれた瑞生のためにカマを使えるようになる、ってのはお約束なんだけど、カマイタチがなんで鎌を使えるようになりたかったか、ってのは、瑞生がそうしてたように自分一人の寂しさをごまかすためでも、仲間と自分は違うと思いたかったわけでもなく、自分自身のための誇りを忘れたくなかったからで、さらに仲間にもそれを思い出して欲しかったから。そのカマイタチの姿を見て、姉と離ればなれになることは決して姉とのつながりが消えるわけではないということを漠然と感じる。
 一話目はちょっと演出とか無理矢理3DCGな物の怪とかがちょっと、と思ってましたが、半分は原作の力とはいえ、結構いい感じになってますな。あとの半分は堀勝之佑で出来てますが!(おいおい)


2006年12月05日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] 出勤途中で

 なぜか駅のゴミ箱に空き瓶があるのを見つけた。ただの空き瓶だったらどうということはない。酒瓶だったとしても、そんなにおかしくも思わない。
 けど、なんでよりによってスピリタスの空き瓶が……寒くなったからどっかのロシア人が駅でラッパ飲みでもしてたんか? わけわからん。


  日本版「西遊記」に反発 中国、文化ギャップ鮮明共同 )。ん〜、正直香取版西遊記は一回見てやめたんで、非難されてもさもありなんなんですが……
原作に忠実な中国作品を世界に問うことが
……あれ?  オリジナルを尊重しないことでは人後に落ちないのでは?  ちなみに堺版西遊記は、「Monkey!」というタイトルで英国及びオーストラリアで放映され、日本では未発売のDVD-BOXまで発売されています。要は、面白いモノを作って広める方が先、って話だ。


  実刑が不服と両親殺害の少年側が控訴ニチスポ )。う〜ん、いや、弁護士の仕事は被告を弁護することだってのはわかるんですが…… 弁護側は「判決は犯行の残虐性ばかりに着目し、未熟さなど少年の特性を理解していない」って、ホントにそれで済む話? 未熟だから、両親を、というか、他人を殺しても情状酌量の余地が与えられるべきだ? ちとこの理屈は私にはわかりませんわ。


  漫画制作会社「たまくら」が所得隠しニチスポ )。流石に数人のアシが数十人に偽装してたってのは、 にわか収入があったのに税務面をいいかげんにしていたところがあったではすまんでしょう。明確な脱税意図。っつーか、アニメを作ろうってんじゃないんだから数十名のアシって一体何事よ?


  イラン人一家在留、長勢法相が特別許可与えない意向読売 )。これは、まあ仕方ないだろうなぁ、と思う。何故なら、これを許したら居留許可目的で密航、不法滞在する人間が増えるのは間違いないから。つまり不法滞在が増える一因になりうる。まあ、細かいこと言えばそれだけじゃないんだけど、違法な手段で居座ってもOKってのは、単純に納得できない。

[特撮] ライオン丸G#10

  ライオン丸G #10。先週までの戦いはさておいて、サオリの誕生日を祝おうと、コスKが獅子丸たちを巻き込んでサオリの誕生パーティを企画する。
 「飲み会で盛り上がるとサオリは脱ぐ」というコスKの嘘に釣られてカレーパーティの企画を手伝う獅子丸。でも料理がてんでだめな二人に代わって立ち上がったのが、意外なことに獅子丸につきまとうブス二人組。割烹着姿でプロ顔負けの調理を……登場させたキャラ、あますところなく使ってるなぁ。
 まあ、一応今回、獅子丸がフランキーズに絡まれて、変身もせずに相手をのしてしまったり、果心居士に選ばれし者と言われてジョーが迷ったりするんだけど、獅子丸が変身する気配に果心居士共々ホストクラブに飛び込むと、隠し芸で変身した獅子丸の姿が……ま、呆れるわな。いつもよりライオン丸が小さい(つか、ヒール分の高さがあるとは言え、サオリより小さい!)のは、多分中身に松波一喜氏が入ってたからじゃないのかな。衣装もだぶついてたし。
 登場キャラの隠し芸大会が見られたり、酔っぱらったサオリに告白されたあげくキスされて動揺して逃げる、珍しいジョーの姿といい、最終回前の休息的話っぽい。獅子丸も結局いいとこなしかと思いきや、コスKに(ほっぺに)キスされて、微妙に動揺。ライオン丸の記事で稼がせてもらってることもあってか、コスKは微妙に獅子丸に好意的だな。
 次回は初めて(にして、多分最後)の怪人、「シシトラ」が登場。豪山の手下で、獅子丸のいるホストクラブに入り込んでくるらしい。
 ところで今回のJr.の軍曹様(つか、リー・アーメイ)ネタ、パロディの中では悪くなかった。

[アニメ] おとボク#9とその他ちょっと

  おとボク #9「まりやの気持ち」。文化祭を目の前にして色めき立つ学園。そんな時、生徒会長の貴子が瑞穂に生徒の人気投票で選ばれたからと、瑞穂に生徒会主催の劇に出て欲しいと依頼してくる。貴子を敵対視するまりやは何かの罠ではと疑うが、瑞穂は考えたあげくに依頼を承諾、まりやは「好きにすればいい」と自分で言ったのに、何故か不機嫌になる。まりやは、いつも自分の後を追いかけていた瑞穂がいつの間にか自分がいなくても歩き出したことに、物寂しさと嫉妬を覚えていたのだった。
 一方貴子は、やはり人気投票で劇のヒロインを演じることになって瑞穂を意識しまくり。敵なのか友人なのか、態度のわからない瑞穂との関係をはっきりさせようとする。

 現時点でまりやと貴子の問題の話をぶつけてくるってことは、メインヒロインはこの二人にするつもりはないのかな? そうすると紫苑ってことになるのだけど、これまで存在感が薄かったからなぁ……ちと、終盤の構成が不安。
 そんなうがった見方はともかく、貴子はこれまできっちり瑞穂に対する複雑な気持ちを要所要所で描いてきたことが生きてきてますな。まりやは、伏線が足りない気もするけど、瑞穂のフォローをする姿とかは描いてきたからなぁ。
 今回はまりやがらしくなくうじうじしてるのだけど、瑞穂の今回の行動で次回はふっきれるのかな?


 で、ちとなんなのがギャラクシーエンジェる〜ん。つらい。さすがにつらい……ギャラクシーエンジェルとの落差が以前に、見所が……今回はそれが極まれり。どうも内輪ネタらしいけど、単純にネタとしてベタな割に見所も落としどころもない。いや、これまで付き合ってて言う言葉じゃないかもしれないけど、動作画はそれなりに持ちこたえてるように見えるのに、シナリオと演出がこれではなぁ……


2005年12月05日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] いかんいかん

 実感を離れて文字情報だけに依拠してしまってると碌な事を書かない。反省反省。

  記者Maiコラム:キムチ “食の安全”大切さ実感=猪飼順毎日 )。例の 感染したら逆にラッキーかも のコラムの、訂正謝罪です。まあ、気をつけてください、としか。

  日本人戸籍の売買横行 ペルーでは豊かな生活への切符朝日 )。件の事件の被疑者は日系人で間違いないようだけども、それによって日系人戸籍の売買の横行がにわかにクローズアップ。今さら感が強いのだけど(本当に今さらの話)、これによって妙な偏見とかが流布しなければいいのだけど。

  眞鍋かをり:ブログ普及委員長に就任 「アキバ系」と告白毎日 )。で、 こっちがそのサイト 。どうもniftyによるココログの普及アピールらしい。記事タイトルの「アキバ系」って言葉もいい加減なんだかなぁ、なのだけど、それはまた余談。この手のネット上での情報発信の危険性について触れてるかな? と思ったが、ほとんど触れてないみたい。裾野が広がるってのはそういうことでもあるのだけど。鶴亀鶴亀。
 12/7追記:そういえば ココログの状況にユーザーから不満が出て社長が謝罪ITmedia )なんてこともあったばかりだっけ。新規開拓より、こっちをちゃんと対応しないと逆に足元を掬われるような。

  ソニー、米映画で苦戦・ヒット作なくシェア10.4%の3位日経 )。なんだか今年は踏んだり蹴ったりのソニー。 JPモルガン、ソニー銀全株を売却・投資効果見込めず とか、 携帯音楽プレーヤー国内販売、「iPod」が再びリード とか、 ソニー、今期の最終損益100億円の赤字に とか、 ソニーBMG、不正コピー防止機能付きCDを回収へ とか。泣きっ面に蜂。こういった水物さ加減はコンテンツ商売の常であるとは言え大変だなぁ。来年は良い年になりますよう。

  スラッシュドットJP 経由で、 Thomson、カノープスを買収Impress AV watch )。国産ビデオボードと言えばカノープス、という時代があったものだがなぁ。流石にびっくり。業績内容との関係は不明だが、ここ数年影は薄くなってたからなぁ……

[マンガ] 月刊マンガ誌

 マニア向けはよく話題にするけど、一般向け少年月刊誌はほとんど取り上げたことがないなぁ。
 月刊少年ジャンプで連載していた「アストラルエンジン」が十週打ち切りのような最終回。六ヶ月だけど。絵柄があまり月ジャンっぽくなくて、でも王道のボーイ・ミーツ・ガールでちょっと注目していたのだが、これはちと残念。連載終了の事情は不明。
 新連載で黒輪ビビコ「幻燈倶楽部」。以前読みきりで載ったのの連載版か。年ふりし器物に魂が宿った「機人」の起こす怪異を、古道具屋の娘と幻燈の機人が解決していくという話、になるのかな? 絵柄はいかにも今っぽい、オタク受けも良さそうな感じのもの。月ジャンにもこういう絵柄が増えてきたのは、やはり時代の流れなんだろうなぁ。

 月刊少年チャンピオンではいわさわ正泰作「野球しようぜ!」ではパン屋の娘でライバルの日横商業のマネージャーが腹黒さを露に。ちょい腹黒かと思ったら、かなり腹黒でした。
 主人公・天は父親が失踪し実の母も亡くし、母の妹に養子として引き取られている。姉を溺愛していた養母は姉を奪い苦労させた主人公の父親が野球選手だったことから、極度の野球嫌いに。天にも愛する姉の忘れ形見であると同時に憎むべき男の息子ということで矛盾した感情を抱き、そのはけ口にするかの如く辛く当たる。で、そんな養母だが天は一途に慕いつつ、内緒で高校に入ってから野球部に入部。ところが今回ライバル校マネージャーの陰謀で野球をする天が写った写真が送りつけられる。そのことを厳しく問い詰める養母だが、天は野球を続けるため、そして養母の心中を察してそれを否定し続ける。この尋問がなかなかすごい。両手に水の入ったバケツを持たせて立たせ、五時間経っても口を割らないと見るや、首からダンベルをぶら下げさせる。DVすれすれ、っつーか、そのもの。そんな今時大映ドラマ的な展開を、結構上手く書いている。これで全般的に絵が、特に脇のサブキャラが丁寧に描かれていれば、もうちょっと化ける気もするのだけど。
 同じく月チャンに連載の大西実生子作「イゾラバ!」。女性らしいポップかつシャープな絵柄なのだけど、絵柄に似ず結構古いものが趣味なのか、テーマは「能面」。この前に描いた読み切りも、中学生彫り物師の話だったしなぁ。もっとも「能面」と言っても能がテーマではなく、祖先の能面師が起こした行き違いの恋愛のいざこざのせいで、その祖先に恋慕していた花魁の悪霊?常盤に付きまとわれるはめになってしまった高校生・以蔵が主人公。その悪霊に呪われて、代々男児は短命ということを聞かされ大ショック。密かに恋する高校の女教師に子ども扱いされるのが嫌で、早く大人になりたかったのが、これでは大人になる前に死んでしまうと慌てるが、当の呪いの主のはずの常盤はお侠(きゃん)で恋人一途な妙に可愛らしい少女。以蔵を恋人の生まれ変わりと仔犬のようにひたすらまとわりつく。能面はそこかしこにアイテムとして出てくる感じ。
 デビューは1998年で結構前だが、これが多分初連載? 週刊連載のペースが難しいとしても、もっと早くに活躍しててもよさそうなものなんだけどなぁ。もっとも、月チャンってのも微妙な位置ですが。
 月マガは……良くも悪くも安定してて、特筆して取り上げたいものが特にないので。


2002年12月05日(木) 旧暦 [n年日記]

参考文献:攻殻機動隊

  ./JP より、 参考文献「士郎正宗, 攻殻機動隊, 講談社, 1991」 。わかってるよ、アンタ!

もりさがるBGM

 なぜか急に「 必殺仕置人 」のBGMを引っ張り出してBGMにしだす。うーん、全然すかっとしないけど、内圧はたかまってきますな。 Winamp でCDをかけると、きちんと曲のタイトルが GracenoteのCDDB に参照されて出てきてくれる。いいねえ。そいでもって、おそらく仕置人のようなドラマはもう出ないだろうと思うと、ちょいと悲しい。まあ、時代を加味しても暴走気味の番組ではあったけど。
 でも、新しい良いものも出続けている……と信じたい。
 ちょっと前にテレビ局の決算が出たのだけども、軒並み業績は下がっているようである。不動の座にいると思われたテレビも、かつての新聞やラジオがそうだったように、いつまでもメディアの王座に着き続けることはできないということだろう。これが没落の始まりだとまでは思わないけども。不調の原因を考えるとき、「くだらない番組ばっか作ってるからだ」と言うのは簡単だけども、そればかりとは言えない部分がある。テレビの代わりに台頭してきたものがなにかといえば、たとえばネットであり、またネットの端末として機能する携帯電話になる。それはかなり緩やかな範囲まで含めたコミュニティ形成のツールである。以前から、「流行もの」に関して、それはそれそのものが受けるものか否かということと同等に「友人間などのコミュニティにおける共通価値の提示のための通貨」であると考えてきた(ここで言う「通貨」とは貨幣とは違う意味であることを心に留めていただきたい)。しかし、昨今その役割を果たしてきたCDやゲームなどは売上が落ちるか伸び悩んでいる。市場が飽和しているということもあるが、すなわちコミュニティを維持する通貨としてCDやゲームなどの共通話題としての価値が薄れてきている、ということではなかろうかと思う。その一つには情報が多様化・分散化してきており、従来型のマスメディアの提供する一元的な価値観にまとめられた情報に受け手側が満足できない、刺激が足りない、ということがあるだろう。ニール・スティーヴンスンの「 ダイヤモンド・エイジ 」では、こういった多価値社会を踏まえた未来像が描かれている。音楽産業やテレビ局などはほとんど本能的と言えるほどこの構造変換を端的に表す「ネット」を、一方で利用しながらも敵視しているが、むしろ構造変換に対して適応した体制を作らないと新見南吉のランプ屋のような愚を冒すことにもなるだろう。
 と、メモ的にちょいと今のメディアについての考えをまとめ。携帯などを端末としたネットワークがメインのメディアになりうるかというと、それもまたちと疑問なのだけどね。
 ようやく「 無敵看板娘 」の単行本一巻を見つける。この人、マンガは下手だよなぁ。でも面白い。こういう場合、解析が結構難しい。マンガが上手くて面白いというのは、ある意味納得しやすい。しかし、上手くないのに面白いというのはやはりなかなか矛盾しているように見える。敢えて言うならば、マンガの「様式」そのものよりも、組み立て方、見せ方がきちんとエンタテイメントしてるということなのだろう。ん? それって結局マンガが上手いってことなのか? しかし、本当にそうなのかと言われると……うむむ。
 昨日、テレビで「GO!」をやっていた。ヤングチャンピオンに連載のマンガはわりと面白いのだけど、映画のほうはどうにも空回りの目立つ作品だった。これが日本アカデミーを八部門受賞したのだそうな。もし、審査員が本当にその価値があるのだと思うのなら日本の芸能界は病んでいるし、ないと思って受賞させたのならやっぱり病んでいる。
  ひとりのゲイナーがふたりのゲイナーに♪


2001年12月05日(水) 旧暦 [n年日記]

またもや新ウィルス

 未だBadtransにひっかかったマヌケ…もとい、被害が収まらない内に新種のウィルスが海外で大発生らしい。
 名前は win32.goner.A 。コイツもOutlookExpressと、更にICQを使って広がるらしい。好い加減ユーザーも学習してくれい。頼むから。