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2012年12月24日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーバスターズ#44とウィザード#16

  ゴーバスターズ #44「聖夜・使命果たすとき」。メサイアに対する考え方の違いから、エンターを消滅させ、そのままメガゾードζをメサイアに成長させようとするエスケイプ。次々にメガゾードが転送されるが、ζの攻撃でエースとヒロムが傷ついてしまった。次々出現するメガゾードに、ヒロムは無理にも出撃しようとするが、手当も受けずに出撃するのは死ににいくのも同然。ヒロムが治療を受ける間の時間稼ぎのため、ニックは他のバスターズメンバーに頭を下げて頼み込む。

 年末前の小決戦。そして戦隊物としては最後の商戦であるクリスマス展開。ストーリー的にもクリスマスは13年前ヒロムたちの親たちが自分たちの身と引換にメサイアを亜空間へと追いやった日でもある。
 その日にメサイアの復活を目の当たりにして冷静さを欠いたヒロムだけど、ヒロムが気絶し治療されてる間、他のメンバーのみでメサイアの復活を食い止めることに。
 とりあえずバスターオー、バスターケロオー、バスターヘラクレス、バスターキングと、合体パターン全登場……って、あれ? エーススタッグカスタム出たっけ? 見落とした?
 治療の途中で気がついて現場に出ようとするヒロムだけど、思い出のオルゴールの音を聞き、自分たちが何のために戦ってるのかを思い出す。
 黒木司令も、悲劇が起きたクリスマスだからこそ、同じ悲劇は繰り返してはならない、それは死ぬために行くのではなく、勝つために行くということだと激を飛ばしヒロムを送り出す。
 最後はバスターキングでも叶わないメサイアの力に押されつつも、ついにコアを打ち砕き倒す。
 無事に孤児院の慰安も終わるのだけど、意味ありげにリュウジを見ていた保母さんは、この院の出身者。リュウジたちが初めて慰安に来たことがきっかけで、この道を目指すことになったという。
 これまで伏線があるわけじゃなかったからなんだったのかわからんかったw
 で、次回はリュウジとリカのお見合い話。別々のお見合い? それとも二人とも相手を知らないでお互いに? ついでに最後に復活したらしいエンターは?


  仮面ライダーウィザード #16「クリスマスの奇跡」。コヨミに案内されて彼女が青い魔法石を手に入れた洞窟を探す晴人。しかし、何か不思議な力が邪魔をし、辿りつけない。コヨミを誘ったのは一体何者?  そんなとき、グールに襲われる青年が……晴人はウィザードに変身して蹴散らすが、その青年・達郎は感謝どころか「俺の希望の日を邪魔するな」と言い捨て、「変なことに関わりあう暇はない」とばかりに保護された面影堂から飛び出してしまう。
 放っておくわけにもいかず、「希望の日」というのも気になり影から達郎を監視するが、達郎はひたすらにバイトの掛け持ち。いったい何のために? 首を傾げる晴人たちは達郎が配送のバイトの途中でとある孤児院の前で足を止め、じっと中を見つめたのに気づく。何かがあると感じ晴人は話しかけるが達郎は乱暴な言葉を投げつける。騒ぎを聞きつけ中から出てきた院長は、達郎と顔見知りらしく声をかけるが、達郎は顔色を変えて逃げ出してしまう。
 達郎はこの孤児院の出身。根は悪い青年ではないらしいのだが、つい周りに乱暴な言動を取りいざこざを起こし、孤児院を飛び出してしまったのだという。やはり「希望の日」というのはこの孤児院が関係してるのではないかと感じた晴人はそのまま監視を続けると……

 クリスマス番外版。つか、こっちも販促。
 こっちはまだ折り返しにも来てないので、えげつないほどガチに販促かけてきてるなぁ。いや、クリスマスなくても人は死なないと思うんですが……
 予想がつく通り、達郎は孤児院にサンタ代わりにプレゼントをしていて、希望の日というのは子どもたちにとっての希望の日という意味。いや、なんか物欲の日に聞こえたけど、達郎はプレゼントで院長や院の仲間を家族と感じられたということ。
 それを邪魔するのが噛ませ犬のフェニックスさん。サイヤ人かアヌビスのスタンド並に成長するので、フレイムドラゴンの力は通じなくなってて、出たばかりのウォータードラゴンで撃破。でもこれでまたウォータードラゴンも通じなくなったってことなので、フェニックスさんが次に出てくるのは中間フォームと最強フォームが出てきた頃かな?
 それとキャラデコクリスマスケーキのおまけをこんな風に使うなw あざといwww

[アニメ] ヴァンガードとか

  ヴァンガード アジアサーキット 。櫂とレオンの対戦。ひたすらストイックに強さの高みを目指すかのような櫂トシキだけども、自身の野望のために他のクランを消滅させたレオンには怒りを隠そうとしない。特に、サイクォリアに飲まれかけながらも立ち直り、相棒であるクランを失いながらも前向きに取り戻そうとするアイチを、レオンと対比させる。
 櫂は迷うアイチに突き放すようなことを言って常に慣れ合いを拒んでいたのだけど、その実、アイチの強さを信じ、同じ道を歩むと信じていたからこその態度。そして、今回その想いをはじめてレオンに対する怒りから口にする。
 でも、結局負けちゃうんだけどね。(^^;
 櫂の役割って、いつもコレだよなぁ。アイチを導いて、直前でラスボスに負けるという……先導者の権利が櫂にあることからレンたちも敗者として退場してしまうのだけど、レンが勝てたかというと、それも微妙。そこまでレオンとの実力差があるようでもないのだよなぁ。
 レンたちフー・ファイターズが敗退したことで、結局チームQ4との最終決戦になるのだけど……どう勝つのかがさっぱりわからないw
 そして、来期も新シリーズ継続らしいのだけど、高校に進学したアイチが同じ高校に通ってるミサキとカードゲーム部を立ち上げる展開になるらしい。ミサキ、本格的にヒロイン化? それと、カムイの立場が……

  プリズム ディアマイフューチャー 。なんかカオスすぎてなんとも言えないw 一応みあは主人公なんだけどw そのキーアイテムが弁当ってwwww でも、そのメチャクチャな展開の最後は、春音あいらの悪堕ち展開。まあ、心の迷いをシンフォニアシリーズに突かれた、ってことなんだろうけど。
 このままの展開だと、主人公の存在感示せないまま話が終わるような……


2011年12月24日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] プリズム#38とましろ色シンフォニー#12(最終回)

  プリティーリズム #38「ミラクルスノーの降る夜に」。伝説のプリズムストーンをめぐる最後の大会「ハイヒールカップ」も終わり、クリスマスのショーを最後にMARsとしての活動はしばらく中断し、個人エントリの大会のために集中するという阿世知社長の意向。というのも、天才少女久里刷かなめの背後にいるのが姿を消したかつての伝説のプリズムスターでライバルだった神崎そなたがいると知ったから。しかもその捨てた娘がりずむだったとようやく気づく。遅いよ!
 今回と次回は小休止的にクリスマスと新年ネタみたいだけど、月影先生みたいなマダム(そなたのかつてのコーチ?)の元を純が訪れ、三人の写真を置いている。ってことは、月影先生の特訓編になるのか。
 しかし先週の展開で一番びっくりしたのは、神崎そなたのこととかじゃなく、純が阿世知社長の弟だってことだったり……やたらとキャラの濃い姉弟やな。

 ましろ色シンフォニー#12。終わりだけ見ると、まあけっこうきれいにまとまったかなと。ただ、各ヒロインのエピソードをそのまんま詰め込み過ぎたのか、ストーリー構成がとっちらかってた印象はやはり変わらず、だったら最初からぬこ部を話の柱にした方が良かったんじゃないかと。みうよりキャラが立ってる紗凪が完全当て馬状態なのがやはり読後感としては良くなかったり、最初の無双ヒロインぶりの愛理が後半完全に空気になってたりとか。
 あちらを立てればこちらが立たずで難しいんだろうけど、上江州誠の卓越した構成能力を見た後だと、やっぱ無理でもないんじゃないかと思えてしまう。


2010年12月24日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] イカ娘#12とアマガミSS#24とぬら孫#24

  侵略!イカ娘 #12「ビーチバレーしなイカ?/ピンチじゃなイカ?/もっとピンチじゃなイカ?」。一本目は賞品の3Dテレビ目当てでビーチバレー大会に出場する栄子とイカ娘。フルメンバーが参加する中、イカ娘の触手で順調に勝ち進んでいく。しかし最後に決勝で当たったのは悟郎と相棒の磯崎。磯崎って今回初めて名前が出たような。普段から鍛えてるだけあって、拮抗した勝負になるが、栄子が足をもつれさせ、観客席に突っ込んでしまう。けど、その後復帰した栄子は、どう見ても千鶴……原作では触手で作った巨大ハンドで決勝点を入れたのだけど、アニメではイカ娘と千鶴の連係攻撃に。千鶴最強エピソードが入ったばかりなんで、こっちの方がまとまりがいいなぁ。レギュラーキャラ総登場になってるし。あと、トーナメント表の名前がいい加減すぎるw
 2,3本目は、触手を始めイカ機能が使えなくなってしまう話。原作では1エピソードにすぎないのだけど、それを膨らませている。ちょっと話のまとまり自体は悪いけど、イカ娘がいなくなってすっかりあかりの消えたようになってしまった「れもん」や栄子たちの姿で、いつの間にかイカ娘が彼女たちの中心になっていたことを示すシーンはなかなか良かった。
 で、3本目でイカ娘が帰ってくるのだけど、イカ機能は結局戻らず、強がりでそんなのなくても平気と語尾まで無理やり改め、触手もばっさり切ってしまう。そんな痛々しいイカ娘の姿に、みんな気遣いながら接するのだけど、耐えられなくなったタケルが、「そんなのイカ姉ちゃんじゃない!」と、無理をしてるイカ娘に「王様は裸」的な指摘をしてしまう。原作を読まないとシャチの浮き輪を投げた後の流れがわかりづらいと思うけど、原作ではあれがきっかけで生存本能でイカ機能が復活してるんですよね。でもアニメではシャチを怖がる元気もないイカ娘を見て、自分がイカ娘に追い打ちをかけてるだけだとタケルが気付いたというわけ。
 その後、原作では別エピソードのタコ娘(田辺梢。名言はされてないけども、彼女もイカ娘同様海からの使者であることが暗示されている)が登場し、「地上に出て、悪い人間どもだけでもなかったでしょう?」と言い、さらに「あなたは一人じゃない」と言い残していく。これは、原作では「地上に出た海の仲間はイカ娘一人じゃない」「侵略だけがすべてじゃない」というニュアンスが強かったけど、アニメでは栄子たちのことを指してるのかも、という含みを持ってる。そのおかげで田辺梢の立ち位置が曖昧になったけど。
 そして、栄子に訪れる危機。ベタな展開だけど、この流れはひたすらに演出の上手さ。イカ機能が復活し、「ずっと続く夏の海」もまた戻る。
 「面白くないけどイカちゃん可愛い」「チャンピオンの箸休め」と言われてた原作がアニメ化し、スタッフの手腕と原作理解度もあって(でも、変に話を転がさず、ずっと同じテンションでいろんな方向にまんべんなく話を作り続けてきた原作の素材の良さがあってこそだと思う)、これまで原作を知らなかった人や原作の味がわからなかった人まで巻き込んで、ネットではかなりの話題になり、集中連載一回目から見ている者として、個人的にはかなり嬉しいアニメ化でした。なんか本当に、ずっと転んで泣いてばかりだった近所の子が、いつの間にか高校生になり、友達がたくさんできたのを見てる気分です。


  アマガミSS #24「ヤクソク」。本性はかなり計算高く、猫かぶりだけど、一生懸命でちょっと抜けててさびしがりやで憎めない絢辻詞と純一は気持ちが通じ合ったと思った矢先、詞が彼女に反感を抱くクラスメイトに本性丸出しでやり出してしまう。彼女が孤立しかけてるのを見ていられず、創設祭成功のためにも謝って協力をお願いしては、と言う純一に、詞は「あなたまで私を否定するの!」と激昂して去ってしまう。だが、純一翌日クラスで見たのは、別人のように穏やかにクラスメイトに謝罪し、協力を請う詞だった。その姿におどろき、どうしたのかと聞く純一に、詞は穏やかな笑みを浮かべながら「あの子はもうどこにもいないの」と、謎の言葉を残す。

 絢辻詞編最終話。これまで純一にだけは見せてた腹黒い表情も一切見せず、純一は「二重人格では?」と疑問をぶつけるが、詞は「面白い話だけど」と笑いながら否定する。
 誰も嫌な想いをせず、創設祭も成功し、何も言うことはないはずなのに、純一は何かもやもやしたものを抱え続ける。そして、創設祭の終了後、無理していないかと詞に問いかけ、「前の綾辻さんも好きだ」と、口にする。
 前回の予想通り、詞は二重人格とかではなく、純一に拒否されるのが怖く、自分のプライドを曲げてまでその意に沿う行動を取ろうとしただけ。そのために「自分はもう消えた」と思い込もうとして、そう発言していた。けど、そんなのは当然無理があるわけで、自分を押さえ込んで不自然な彼女を、「どんな綾辻さんでも本当の絢辻さんが好きだ」って意味のことを言った純一に、本当の姿を見せて応える……掌底と膝蹴りでw
 純一にしてみれば理不尽だろうけど、詞にしてみれば「あなたのために無理してたのに!」ってところなんだろうなぁ。でも、元鞘どころか、二回目の十年後ENDにw
 ただ、詞の姉への反発の理由が描かれなくて、それが不完全燃焼かも。もっともキャラとしては立ちまくりでしたが。
 次回は最終回で、原作ゲームの隠しヒロインらしいのだけど……ストーカー?


  ぬらりひょんの孫 #24「月は空にある」。こっちもあと一回あるけど、それは総集編なので実質今回が最終回。なんでも第二期が決まったって噂も聞いたけど、どうなんだろ?
 隠神刑部狸玉章編の完結。斬った妖怪の妖力を吸い取る妖刀「魔王の小槌」で、部下すらも斬り殺し自分の妖力にする玉章に、リクオは一家を率いる者としての対極の姿を見せつける。
 展開を早めたり原作ではすっかり存在が消えたも同然のヒロインを立たせるために、いろいろ原作と変え、必ずしも上手い改編ではないけど、全体としては結果的にバランスは良かったかも。奇妙な話ですが。

[アニメ] 最終回いろいろ2

 イカ娘も最終回だったけど、アレは別物だから別枠。
  俺妹 #12「俺の妹の人生相談がこれで終わるわけがない」。桐乃の様子がどこかいつもと違うような気がしつつ、いつものようにエロゲの深夜販売に行かされる京介。ゲームやアニメの話が出来るオタク友達も出来たし、オタク趣味を毛嫌いしてた親友もそっちには目をつぶって付き合ってくれるようになったとは言え、けど身近の最大の理解者は自分ということもあって桐乃のワガママに付き合う京介だけども、身勝手な桐乃の言動に流石に切れる。が、実は桐乃が明日アメリカ留学に行ってしまうと聞き、混乱したまま、意地を張って「せいせいする!」と言ってしまう。
 いや、これはわかんないではないし、凡百の萌え話に落とし込むより、よっぽど出来がいいとは思うのだけど、思うのだけど……
 やっぱり肝心の桐乃がイマイチ、可愛く思えないのだよなぁ。ある意味、リアルな妹すぎて。いや、桐乃はよく見れば実は兄にデレデレ「らしい」という描写はあるのだけど、兄を汚物扱いしたりする言動が、リアルすぎて笑えん……それでも喧嘩したりなんだりして、妹は妹として可愛いとは思ってるのだけど、でもそれって萌えとかとは確実に違うものなので、萌えキャラとしての立たせ方としては明らかに間違ってるのだよね。逆に言えば、それだけ上手く「妹」を描けてるってことでもあるのだけど。
 一応、ネット配信で別EDが公開されるらしい。なんか黒猫エンドらしい。真奈美じゃないのか。

  そらおとf #12「明日に羽飛くフォルテ」。復活し暴走するカオスを止めたイカロスたち。イカロスの自動修復プログラムにより消えかけた記憶も、羽が復活したニンフによりプログラム修正され、またいつもの日常が戻ってくる……って戻りすぎw
 でも変態行為をして皆からフルボッコにされるいつもの怠惰な生活を見て腹に据えかねた会長が、智樹を拉致、イカロスたちの誰を選ぶのか迫る……ま、本命がわかりきってても誰か選んじゃったらラブコメじゃなくなりますわな……え? ラブコメ? 自分で言ってこれがラブコメだってことに始めて気がついた。へー。そうだったんだ。
 最後にはカオスまで降ってきてまさしくカオス。
 そいでもって劇場版予告は……頭大丈夫か、スタッフ? 石原都知事にひのきのぼうで挑むつもりか? ウラヌスシステムも大破してるし、どういう話にするつもりなのか。


2009年12月24日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] DTB流ジェミ#11とささめき#12

  DTB流星の双子 #11「水底は乾き、月は満ちる…」。蘇芳は自分がコピーであり、本当の蘇芳は八年前に死んでしまっていただと知ったばかりか母から拒絶されてしまう。黒(ヘイ)の言葉に落ち着きを取り戻し、二人はそれぞれなすべき事のために行動を別にする。黒は銀(イン)を、蘇芳は紫苑を追って……
 蘇芳は廃墟となっているサンシャインビルで生きていた父・パブリチェンコ博士と再会し、やはり自身がコピーであることを知らされる。だが、それと同時に紫苑の重大な秘密についても聞かされることになる。

 やはり第一話冒頭の蘇芳の記憶はニセモノ。紫苑は生まれついての契約者(能力はやはり生物のコピー)で、流星核の降ってきた現場には蘇芳は存在しなかった。しかし流星核にぶつかり紫苑が怪我をしたのは事実で、しかもその際に「自らのコピー」蘇芳を生み出していた。
 紫苑の能力は本物とはどこかが決定的に違うものになってしまうという特徴があり、生み出されたコピーは女の子だったため、パブリチェンコ博士は五歳までの娘の記憶と、紫苑が想定したそこから今までの記憶をMEで抽出して植え付け、蘇芳として育てていた。
 しかし「水族館の記憶」について、パブリチェンコは「紫苑からの贈り物」と、善意のものだと思い込んでいる。どうも紫苑が意図的に、蘇芳を苦しめるために偽の記憶を混ぜ込んだことから、紫苑は父すらも利用し、パブリチェンコも紫苑の秘密の全部を知ってるわけではないらしい。でも、死んだ蘇芳がよみがえったと本物の娘そのものの愛を向けるパブリチェンコは、ちょっとマッドだけどやはり父親だったのだなと思う。そのパブリチェンコの気持ちに蘇芳も少し救われたみたいだし。なぁに、科学者はちょっとマッドなくらいが丁度いい。
 そこを襲う三号機関とCIA。アメリカは大国復活の威信をかけて、「イザナギとイザナミ」を入手しようとしてるらしい。そしてなんだか腹に一物ありそうな鎮目の動き。つか、鎮目ショタだったの!? 「ラーブリィーちゅわーん」と呼びかけながら蘇芳を追うのが、コンクリートを身にまとった姿以前に変態過ぎて不気味だわw
 しかし逃げる途中でパブリチェンコが犠牲になり、蘇芳は導かれるままにゲート内へ。そこには、マダム・オレイユと彼女に連れられ非難してきた未咲の姿も。つか、マダムの格好、古い映画の未来人のような……あれも変な銃と同じくシュレイダー博士の製作なのか? あの変人ならありうる。マッドサイエンティストの鏡ですな。
 そして黒は耀子から聞き出した銀の居場所へ行くのだけど、そこには既に銀の姿はなく、耀子を殺したのは黒だと信じて疑わない葉月が復讐に燃えて待ち構えていた。三号機関って、なんか怪しいんだよなぁ。イザナミとイザナギを会わせないようにするためだけなら、銀を殺してしまえばいいんだし。
 あっという間に次回が最終回。銀と紫苑が出会って何が起こるのか、能力を失った黒はそれをどうするのか、猫(マオ)たちと離れて一人行動する蘇芳は……本当に後一話で決着付くのかしらん?


  ささめきこと #11「雨を見たかい」。登校日で久々に学校に出てきた純夏たち。しかし予期せぬ雨で学校に閉じ込められることに……だが、暇を潰していた図書室で謎めいた本の落書きを見てしまい、その落書きに従って宝探しをすることに……

 なんでもない雨の日の出来事……なのか? 最初は暇つぶしにと始まった宝探しだったが、段々のめり込んでいく女子部。まあ、相変わらず純夏はオヤジな妄想全開だし、朱宮君はまったく報われないのだけど。
 でも、たわいのない子どもの遊びみたいな宝探しで胸をはずませ、大事な夏休みの思い出を作ることになる。てか、肌に貼り付く濡れた体操着、ってフェチですな。
 結局、見つけたのは代々「宝探し」を達成した先輩たち手製の賞状と寄せ書き。宝そのものではなく、宝探し自体が顔も知らない先輩たちからのプレゼントだったと、賞状に名前を連ね、次は自分たちから後輩に「贈る」ことで胸をふくらませる。
 何気にあずさの気持ちの顛末と、それを見守るように聞いて笑みを浮かべる朋絵なんかも描かれてて、ちょっとした後日談。
 で、次回は最終回。純夏が田舎に帰るのか?

[アニメ] うみねこ#26(終)と11eyes#12(終)と夏のあらし〜春夏冬中!〜#12

  うみねこ #26「EpisodeIV-VIII sacrifice」。え〜っと、結局なんだったのでしょう? 要は六軒島では何度も何度も違う形で惨劇が起こり、魔法の演出はあるけど、それは基本的に気にしなくても良くって「どの惨劇でも魔法などの超常現象抜きで説明できる説明をしろ」っていうルールだったの? なんか出来事がばらばらに起こりすぎてわけわからん。最後にベアトもなんか妙にしおらしくなったり自虐的になったり。いろいろ謎(というか思わせぶり)が投げっぱなしだけど、これも第二期狙ってるのかねえ。まあ、よくわかりませんが。


  11eyes #12「闇夜の暁」。「何故か世界を滅ぼしたがる魔王」その二。先回後半の展開はほとんど主人公の見た予知で、予知されて起こるべき事が変わっちゃった、ってことでしょうか? つか、欠片とやらがないのにヒロインが能力を使ったり、いろいろ唐突な展開が多すぎて……最後まで見た自分を褒めてあげたい類のものでした。まあ、最後まで見ても得はなにもないんですが。


  夏のあらし〜春夏冬中!〜 #12「レーダーマン」。方舟で締め切りに追われ困っていたマンガ家に頼まれ、モデルを引き受けたあらし。しかし、そのモデルというのがキスシーン。「誰とあらしがキスするのか」ですったもんだが……
 つか、何を置いても小林ゆうのレーダーマンが狙いすぎw 小林ゆう→ぷっつん→戸川純、って連想か!?
 いや、話も楽しんだんだけど、やっぱこれが一番インパクトがあって。


2008年12月24日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 今年のクリスマスは

  初音ミクより、クリスマス中止のお知らせ 。きっと NORADに追いかけ回されて それどころではないでしょう。っちゅーかクリスマスなんて呪われればいいのよ!(てか、別にクリスマスにサンタは必須じゃないよなあ)

[その他] こんな市民グループらしい

 昨日の「図書館がBL小説を18歳未満貸し出し禁止にしたのを抗議して撤回させた住民グループ」ですが、 上野千鶴子関連の団体 だったようで、納得(典型的理屈の通じないリベラル&ジェンダーフリー提唱者)。さて、そんなジェンダーフリーですが、現ローマ教皇ベネディクト16世猊下は このようなことを申してAFPBB News )おります。悪人顔の猊下だけども、これには同意せざるをえない。w 無論、無意味な虐待、差別はすべきではないし是正すべきでしょう。しかし、ハードウェアとしての「男女差」が明確に存在する以上、「すべてを同じように」というのは不可能です。公平にするにはすべてを同じにするのではなく、「この面ではこちらが有利だが、別の面ではもう一方が有利」というようにしていかざるを得ません。それを、「全部を同じに」と言えばどうなるか。「ハードウェアとしての性差が明確に存在していることが前提」の社会システムに対し無用の混乱を招くだけです。これは猊下の言われている通りですね。最近では「トイレのマークを男女同じ色に」という愚策で混乱が起こったニュースが記憶に新しいでしょう。
 で、今回のニュースですが、結局の所、「公共性」という「条件の一つにすぎないもの」を絶対条件のようにわめいてごり押ししてるだけ、ということですね。間違ったジェンダーフリー論者も同様に「平等」という「条件の一つにすぎないもの」を自分の要求を通すだけの道具にします。
 冷静に考えればおかしいとわかるはずなのに、ヒステリーに陥ることで目をふさいでるのでしょうね。困ったものです。


2007年12月24日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] 謝罪は謝罪でいいのですが

  「デスノート」盗作で少年マガジン編集部謝罪Y!hl )。まあ、なんというか。デスノートだけだったらともかく、自社の「エアギア」も気付かなかったというのは、実際は難しいんだろうけど、ちと印象がアレな気が。
 パクリじゃなくってパロディにすればまだ批判は少なかったのかな?
 って、 これ は流石にどうにもフォローできんか……トレースしすぎやねん。

  江頭2:50「チ○コ、マ○コ、○○コ!」「お前にチ○コをズームイン!」 女性リポーターを襲うニチスポ )。そりゃ、エガちゃんだからなぁ……レポーターさんも大変だ。

デジタル放送番組の複製、「無制限」機の規制を検討・総務省日経 )。なんで世の中を無意味にめんどくさくしようとするのだろう? ダウンロード違法化と言い利権団体の言いなりになりすぎだよなぁ。

[アニメ] オーバン#11〜#13

  オーバン #11「沈黙のスピリット」#12「勝利への意思」#13「前進!」。予選最終リーグ、総当たりの最後の相手は不気味な影のような姿のスピリット。だが、その異様な姿に、モリーとドンは不思議な不安感を覚える。その理由が、レース当日になって明らかになる。スピリットが自らの肉体を変形させた巨大な鳥のようなシルエット。それはモリーの母が亡くなった事故のレース相手だった。モリーは復讐心と恐怖に駆られ、レースよりスピリットへの攻撃を優先してしまう。ドンも冷静さを必死に保ちながら指示をするのだが、それを振り切って暴走してしまい、勝負は自滅によるアロー2の大破という、最悪の結果に終わってしまう。だが、傷ついたモリーに歩み寄ったスピリットが見せたものは、涙だった。実はモリーの母の事故は純粋なトラブルによるもので、スピリットは彼女を助けられなかったことでずっと心を痛めていた。母の事故の真相を知ったモリーだが、やはり自分を捨てたドンへのわだかまりを捨てきれない。そんな時、ドンからレーサーだった妻を事故で亡くしたこと、それがきっかけでたった一人の娘も捨ててレースに没頭したことを明かされたリックが、モリーがその娘・エバであることに気付く。

 リックから自分の正体を看破されたモリーは、リックに「過去を乗り越えろ」と諭され、自分の正体を明かしにドンの元へ向かうが、やはりリックから「モリーにもっと優しくしろ」と言われたドンはよりによってモリーの前で娘を捨てた罪悪感から辛く当たっていたのかもしれない、と告白してしまい、逆にモリーを逆上させてしまう。一方地球チームは大破したアロー2の修理に頭を痛める。メカニックのコージとスタンは、パーツを探しに出た街で二回戦で負かした相手、フリントに絡まれてしまう。そんな中開催された最終予選のレースはバイラス星のラッシュとグルーアのトロス大佐。バイラス星はグルーアによって侵略され属国化された怨みがあった。序盤、試合を有利に進めるラッシュだったが、トロス大佐の挑発に乗ってしまい、勝負を見失い、壁にぶつけられて大けがを負ってしまう。心配して駆け寄るモリーに、ラッシュは「自分を見失うな」と激励の言葉を残して搬送されていく。

 地球チームが優勝すれば負けた自分たちの格も上がるとの打算を抱いたフリントたちの協力を受け、アロー号はより強力にパワーアップして生まれ変わった。そして最終戦、クジによって当たった相手は因縁のトロス大佐。モリーは「究極の報償」によって母を甦らすためにも勝利しようと集中。相手の手の内が判っていることと性能がアップしたアロー号を最大限利用し、トロス大佐を下す。だが、地球チームは三勝。次の試合で三勝中のアイカ王子がスピリットに負ければ、三勝で並ぶのだが、両者に負けている地球チームは格下ということになり、決勝進出は断たれる。トロスから確実に地球チームをふるい落とすためにわざと負けることを強要されていたアイカ王子だが、葛藤の末、不正を行うことはやはり潔しとせず、スピリット相手に勝利を収める。からくも得た決勝進出に湧く地球チームだが、宿舎からいつの間にかリックの姿が消えていた。モリーの見事な勝利を見届けたリックは、もはや自分がなすべき事はないと、黙って地球に戻ろうとしていた。

 一応この前の土曜は二話一挙放映で、後半の一話目になる#14も放映したのだけど、予選編までで一区切りと言うことで。
 スピリットの存在が思わせぶりだったのだけど、見た目で惑わされちゃいけない、という好例でしたな。実際はマシントラブルを起こしたモリーの母を助けようと近づいたのだけど、事故に巻き込ませまいと彼女の方から救助を拒否していた。特にコートを脱ぐと両肩から腹に大きく切れ目の入ったデザインなのだもの……それで四つんばいになってから鳥のような姿に変形するのだから、そりゃ不気味だよなぁ。しかし、実際はレースの遺児となったモリーのために涙する、心優しい存在だった。
 母の死について一つの真実を知ったモリーだけども、ドンとのわだかまりは解けない。究極の報償について知ってからは、「母を究極の報償で甦らせれば、きっと以前のように親子で暮らせるに違いない」と決意するのだが、そういう類のものではなさそうだよなぁ。
 ドンもリックに説得されてモリーに最大限の譲歩をするのだが、タイミング悪すぎるよ、このオヤジ。w
 コージとスタンは大破したアロー号の修理で、思わぬ助っ人を得るのだけど、フリントは「地球が優勝すれば自分たちが弱いということにはならない!」という打算ではあるのだけど、「どうやって礼をすればいいのか」というスタンに「ただ、見事な勝利を!」と、レーサー魂の片鱗を見せるところは、ちょっとカッコイイ。いや、弱いんだけど。w
 で、トロスとの因縁を抱えていた気のいいラッシュが、トロスの挑発で大けがをすることに。普通だったら死んでるだろうけど、頑丈だからなぁ。そのトロスに勝利しラッシュの仇と同時に雪辱をすすぐモリーだけど、アイカもまたグロックからの圧力を受けていた。当面の敵はグロックだけども、リックが自分を罠にはめた相手を探して、アルーアスのシャーマンの元で見たビジョンのことがあるし、どうもそれだけで話は終わりそうにないのだよなぁ。
 トロス大佐との因縁を残し、謎をはらんだままレースは後半戦へ。これまでは一対一のレースだったけど、これからは全チームでのレースになるらしい。複雑になりそうだなぁ。


2006年12月24日() 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 徹之進#50とコードギアス#11

  徹之進 #50「てつのしん犬魔法を受けつぐ」。ついにセト、メグ、ビクトリア、ポチ、ジョン、傷ついたハンゾウとハカセ、そして徹之進だけになってしまった犬楽園。目の前でショコラを、そしてリニアとイワンを失った徹之進はネオへの復讐心に燃え、セトに犬魔法を教えてくれと懇願する。セトはそんな徹之進の姿に危ういものを感じつつ、ポチ、ジョンと共にテスト。結局一匹だけ適正のあった徹之進に犬魔法の修行を行うのだが……

 修行がなんの意味があるのかよくわからないが、わりとスターウォーズリスペクトだということは理解した! 修行を段々こなしては行くものの、今一歩習得しきれない徹之進。セトはそれを「犬魔法にとって一番大事なものを忘れてる」からだと言う。「なら、セト様はなんで犬魔法を習い始めたの?」と聞く徹之進に、「一人前になったら教える」とはぐらかすセト。が、セトが教えたかったのは、「ネオを倒す」ためにではなく、「仲間を守る」という気持ちだった。
 まあ、徹之進の行動原理は常にそれだったし、見えてはいたんだけど、その辺は大事なポイントだよね。
 ついに犬魔法を習得し、セレブナイトの姿で居ることも三分を超えた徹之進。瞑想で力を蓄えたネオをセトと共に迎え撃つのだが、その戦いの途中、ネオから重大な事実を明かされてしまう。それは、ネオが徹之進の息子だという事実。セトすらも知らなかったその事実に、愕然とし戦意を失いつつも、共に世界を支配しようというネオの誘惑にあらがう徹之進を、「犬楽園の者はみんな自分の子供のようなものだ!」とネオを退けるセト。そしてセトは、徹之進を守るためにネオもろとも玉砕してしまう。その間際、犬魔法に入門した動機を「きまっとるじゃろ。もてたいからじゃよ」ともらすセト。セト様、やっぱりろくでもないけど、それがセト様なんだよな。
 しかし、セト様までいなくなってしまうとは……次回は最終回だけど、ちと帰省中になるんで、見るのは年明けになってしまうなぁ……残念。

  コードギアス #11「ナリタ攻防戦」。前後編なのに後編だけの感想ってのも変だけど。「日本解放戦線」の本部を攻めるブリタニア軍を、大胆な作戦で逆に追い詰める黒の騎士団。キョウトにいる大スポンサーから渡された「紅蓮二式」の力もありコーネリアの部隊を圧倒するが……

 グリグリ動くメカ戦と言い、突っ込みどころ満載ながら妙に外連味があったりと楽しい。今回はCC(シーツー)の過去の断片が示される。限りなく不死に近い身体といい、その能力といい、胡散臭いことこの上ないが、最初からそういう存在ではなかった模様。つか、こいつもツンデレか。
 しかし、相変わらずキレるのかツメがあまいのかようわからんな、ゼロ=ルルーシュ。結局CCに助けられることで窮地から抜け出したし。まあ、あのくらいの作戦で圧倒的すぎると、逆に敵をマヌケにしすぎという気もするが。紅蓮二式とランスロットが能力を互するってのは、リアルに考えればどうとは思うけども、黒の騎士団側はかなり問題抱えてるし、このくらいで丁度良いのか?
 まあ、端々で「なんなんだろなぁ」と思いつつ、楽しんではいます。はい。

[特撮] ボウケン#43とカブト#46

  ボウケン #4「3危険な贈物(クリスマスプレゼント)」。メンバーに乞われ人気店のケーキを買って帰るレッド。だが途中で空から振ってきたサンタの格好をした女の子に潰されてしまう。「イブ」と名乗るその子はそそくさと立ち去ってしまい、メンバーはレッドの話を誰も信じようとしない。だが、イブの持つプレシャスを狙ってゴードムの大神官ガジャが暗躍していた。

 恒例?のクリスマス話。しかし美少女サンタって、どっち方面狙ってます?
 そのサンタ少女イブがかっこいいロボットのおもちゃが欲しいと願った子供に、一夜で国を滅ぼしたプレシャス「ゴーレム」を渡してしまったことが発端で、レッドが巻き込まれることに。わがままなイブをなだめすかしつつ、レッドはゴーレムを見つけるのだが、ガジャに一歩送れ、ゴーレムを手にされてしまう。
 emeth(真理)の最初一字を削ってmeth(死)にするってのは元の伝承に忠実なんだけど、ゴーレムが目からビーム出したり、とかってのはわりとあれな図だな。
 イブとデートもどきな探索をするレッドにピンクが嫉妬したりして、閑話休題的な回だったけど、ガジャが再びゴードム文明のプレシャスを求めそうな雰囲気で不気味。
 次回はダークシャドウとの対決か?


  カブト #46。岬の目の前でスコルピオワームになってしまった神代。その場にカッシスワームの乃木も居合わせ、手を組もうと神代に申し出る。だが、知らなかった自分の正体に混乱した神代は乃木も加賀美も振り切って駆け出し、海へと身を沈めていく……
 神代を捜す加賀美は、乃木と出くわし戦闘状態に陥るが、そんなとき海から再び神代が姿を現す。しかし、神代は加賀美を助けるどころか乃木と共に加賀美を襲い、更に乃木に毒を打ち込み手下化、「ワームの頂点に立つ」と言いだし、「すべての人間は俺が倒す」とまで宣言した……

 神代編、完結編。これまではた迷惑ながらまっすぐに進んできた坊ちゃまの、最後の晴れ姿。つか、乃木の弱体化はげし! 一番最初の能力「フリーズ」が強かったんでないの? おまけに神代に部下にされちゃってるし。
 自分こそが姉の敵であるスコルピオワームであることにショックを受け、まるで居直ったかのようにワームを率い、説得に来た加賀美すらも人質にとってすべてのゼクターを引き渡せと天道に要求。天道はホッパー以外の全部のゼクターを引き渡してしまう。
 プレスで潰されたと思ったゼクターだが、復活して天道と加賀美の手の元へ。前回自分で鎖で縛っていたネガティブ兄弟も、「もう一度、光を目指すか」と参戦。神代+乃木×2VSカブト・ガタック・ダブルホッパーの戦いに。
 最初はサソードに変身してカブトに対抗する神代だが、変身を解かれ、スコルピオワームの姿になってカブトに向かっていく。だが、人間の姿に戻った瞬間、その手首に岬がプレゼントしようとし、加賀美が神代に渡して目を覚まさせようとしたブレスレットが輝いているのを岬は見てしまう。それで、本当は神代は自分を見失ってなどいないことを悟り、天道を止めようとするのだが、「約束を果たせ」という神代の言葉に、パーフェクトゼクターでスコルピオワームを貫く。神代の目的は、ワームたちを集め、そして自分もろとも天道たちに倒されることでワームを一掃することだった。天道はそれを知って、じいやから頼まれ、そして神代自身とも約束したことを果たした。
 最期の力を振り絞り、じいやの元に姿を現した神代。「眠っていいかな?」という神代に「じいやがいつまでもついています」と答える。じいやが神代の正体を知りつつ変わらず仕えてきたのは、その中に生き続けてる神代を信じてのことだったのだなぁ。
 神代の行為もあってワームの活動は一気にそがれるが、まだ生き延びている擬態天道が最後の活動を起こすらしい。


2005年12月24日() 旧暦 [n年日記]

[その他] イブだから

 見栄張って「更新できません」とかやろうとかちらと思わないでもなかったけど、空しすぎるのでやめました。げしょ。
 一昨日の冬至には、かぼちゃ買ってきてちゃんと煮付けたんですけどね〜。たって、かぼちゃってつい煮崩しちゃうんですが。今回は面倒だったこともあって乱切りにした後電子レンジで火を通し、作り置きのだしを薄めて煮付けたら、上手くいった。そんなに煮込まなくてももともと旨みと甘味が強いし、だしの染み方も早いんだなぁ。
 昼過ぎまで野暮用にかかりっきりだったが、それが済んでから大須に出かけ、二、三買い物をする。で、その帰りがけに書店に寄ったんですが……そこで月刊マンガ誌のコーナーでキモイ会話を聞いてしまいまして……ああ、こりゃオタクって世間から白眼視されるわけだと思いましたよ。まあ、なんつーか……

 で、今日買ってきたもの。
 ・ 絶対少年 妖精たちの都市〜横浜/浜崎 達也
 ・ 絶対少年(5)
 ・ わかったつもり 読解力がつかない本当の原因/西林 克彦

 最初の二つは、お布施。小説は、ちょっとこれを改めて買うという意味があるかは不明。基本的に元シナリオをそのまま小説にしている。コレクターアイテム的な意味か。会話だらけだった最終話は、小説の体裁になると違和感ないなぁ。
 DVDは、今回から横浜編に。キャラクターが一新し、再びテンポはゆったりテンポに。
 「わかったつもり」は こちら で薦められていて、店頭で冒頭を読んだら面白げだったので。

 そういや一応見てるけど最近日記で取り上げてないアニメ、 ARIA があったっけ……忘れてた。


2004年12月24日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他][漫画][アニメ] ぐるぐる

 やっぱり鬱。自転車を十数キロ漕ぐ元気も無いが、地下鉄は地下鉄でちと危険。ってほど実際にヤバイわけじゃないけど。しかし、いろいろ、悩みのタスクが単一でなくなると、段々ゾンビタスク化していく。悩みまでシングルタスクなのだな、ワシは。現状では、却ってありがたいけど。
  地球侵略少女Qコちゃん(2)(完結)/ウエダハジメ 。う〜ん、なんと評すればいいのか。普通の意味では、まったく終わってない。が、おそらく作者の書きたいことは書いてしまったように見える。悪辣な善意、無垢な悪意、前向きさすらも絶望。正直言って、好きなタイプの話ではないが、逆に突き抜けた明るさを感じるのはなぜだろう? 照りつける砂漠のような明るさだが。
 あと、技術的なことを言うと、一般向けとしては致命的にコマの連続性が悪い部分が散見される。設定や話自体は「こんな感じ」で通じればいいだろうが、ところどころひっかかる流れのつまづきは、「わかる人だけわかればいい」ということなのか。しかし、いずれにしてもシチュエーションが与えられるまでのところで終わってて、物語としてはひどく消化不良だなぁ。
 ちょっとしたことで、久々に見つけたので。Delta−Lloyd assuranceの2001年のCM、 Parade (IEでないとちゃんと見れないかも)。某北のお国を連想させるCM。
  プリンセスアワー を見て。なにを見せたいかはわかる。しかしその描き方が、何かをやけくそ的に、あるいは当然のようにすっとばしているようで、ひどく歪なものに思えるのは私だけなんだろうか? それは神無月の巫女でも感じたことだけども。視聴者としては「自分にわかるからいい」と、そういうものなんだろうか? 「自分」(あるいは属するコミュニティ)に相対する(あるいは包括する)世界、少なくとも(自分が属するうつろう小コミュニティを包括する)社会への立ち位置は、そこには完全に欠如している。それでもいい、というのも一つの回答だろう。数年後、数十年後、遠くは自分の死後、どう評価されるなどは関係ない、というのは、それも間違いではない。作品は所詮自分の外のものだ。しかし、それを評価する自分はどうなのか? うつろうコミュニティに乗っているだけで、自分というものはあるのか。自分がそこ以外にあり、それは所詮趣味、というならば、それもありだろう。あるいはそれが、健全な姿なのかもしれない。なにか「普遍」を求めるのが、間違いなのかもしれない。
  東京電力光通信サービスTEPCO のCM(「お宝映像満載」をクリック)をようやく見る。いや、映像より、BGMがMonty Python Flying Circus(空飛ぶモンティパイソン)のテーマ曲なのが気になって……同曲は、正確にはジョン・フィリップ・スーザ作曲の リバティ・ベル・マーチ 。あまり多くない制作費を節約するため、パイソンズが著作権の切れたものを探してきたとか……しかし、この曲が流れてると、いつ でっかい足に踏み潰される かと、わくわくしてしまいます。(オイ


2003年12月24日(水) 旧暦 [n年日記]

すっころぶ

 通勤途中、歩道をお婆さんが歩いてたのでひょいと避けたら、ビルの出入り口からおっさんがふらふらと……あわてて急ブレーキかけたら前輪ロックで一回転。巻き込むまいとしたお婆さんにちょっとひっかけてしまったみたい。でもその後謝ろうと思ったらすたすた歩いていってしまいましたが……大丈夫だったんだろうか? こっちの被害は手袋に大穴があいたのだけど、被害請求するのも大人気ないんでそのまんま出勤してしまいましたが。これから挙動不審注意リストに、子供、オバサン、老人に、「サラリーマン」を加えたいと思います。
#いや、本当はどんなときでも注意しないといけないんですけどね。
  半身/サラ・ウォーターズ 読了。ミルバンク刑務所の女囚の慰問に訪れていた貴族の老嬢マーガレットは、一人の奇妙な囚人に出会う。彼女、シライナ・ドーズは霊媒であり、ある貴族に対する詐欺と暴行の罪で投獄されたという。あまりに刑務所に不似合いな彼女の雰囲気、そして彼女のみせる霊の世界、なにより彼女自身にマーガレットはのめりこんでいくが……1060円という、文庫としてはかなり無茶苦茶な値段。カラー口絵とか無しでもこういう本はあるんですよ、H氏! ラストの展開は確かに急展開ではあるんだけど……以下、ネタバレ反転。 裏表紙の粗筋で急展開を予告されていたので、最初からそういう疑いの目で読んでしまい、残念ながらその展開は予想を大幅に越えるものではなかった。あらすじ紹介が仇になっただけではなくって、霊媒の描写が妙に物質的だったことから、協力者の存在は簡単に推測でき、それが当たってしまったので、ちょっとラストの展開は、ああ、やっぱり、という感じだった。ミステリーという先入観無しで読んだら、また違った感想であったのかも知れないけど。ただ、19世紀後半の貴族女性、囚人、侍女、看守、霊媒といった人々の描写は生々しく、見た目の華やかさや古ぼけた印象からどんどん彼女らの「肉」の感覚が暴かれていき、その意味では最初から疑いの目で見た云々を除いても、やはり面白かった。ミステリーとしては「叙述トリック」に含まれるのかもしれないけど、ネタが中盤で割れてしまった分、ラストはちょっと物足りない。
  残された祖母、孫の殺害犯情報に懸賞金神戸新聞 )。ちょっとショックではあるけども、祖母御の御心中、察するに余りあるという面もある。何かしたくとも、できることは限られている。なにより、祈るような願いが感じられるのが、切ない。
  名古屋テレビ等から百万円相当のドル札ばらまかれる毎日 )。いろいろ理屈がつけられてるけど、やっぱ単純にあぶく銭の使い道に困ったってのがあるんだろうなぁ。ちなみにばらまいた男性は、警察から注意を受けて解放されたそうです。
  ヘルシア茶、全国的に人気zakzak )。どんなものでもそうですけど、「飲んだだけ」「食べただけ」で体重が減る、なんてものはありませんので。根本的に「食わない(カロリーを摂らない)」「カロリー消費を促す」でないと、原理的に減量は無理なので、その辺、皆さんお忘れなく。
  攻殻機動隊、中京テレビでも放映Games )。一週間遅れだけど、名古屋でも無事地上波放映するようです。良かった良かった。


2002年12月24日(火) 旧暦 [n年日記]

メリー・クリスマス、ミスター・ローレンス

 クリスマスなのにそれらしいイベントはなし。食欲がないのでケーキもなし。せめてクリスマスらしいものをと思い、「戦場のメリー・クリスマス」などをかけてみる。
 職場で顔が火照ったような感じがしたので、なにげなく額に手をやると、むちゃくちゃ熱い。なんじゃそりゃ、と思い、手近のデジタル温度計のプローブを耳の中に突っ込んで計ってみると……37度7分。あたしゃこんな高熱出したのは物心ついてから記憶にございません。実際には内耳で体温をはかると、少し高めに出る。それにしても、この温度はちょっと過去にない。しかしなぜか身体の節々がちょっと痛む以外はたいしてなんともない。体調が悪いと感じることさえ出来なくなってきたのか? と思ったら、帰りがけにぐっと疲労が出てくる。うーん。さっさと治さないとな。
 体調が悪いとあまり関係ないことが気になるもので、「ディア・ハンター」とか、最近はCMとかで使われているあの曲、なんだっけな、と疑問になった。曲名を知らないのだ。 CDNOW やら CDUNIVERSE やらで検索しても、サントラには収録されてないらしい。しかたないのでgoogleで検索したら Can't Take My Eyes Off Of You らしい。まあ、わかったからってどうということもないのだけど、ちょっとはすっきりする。
  朝日新聞が新書「朝日VS読売」の記述に対して抗議 。まあ、所詮はマスコミ同士のいがみ合いなんだけど、なんだかなぁ、ですな。
  これじゃ、「ライフ・オブ・ブライアン」が上映できなくなるわけだ 。まあ、わかんないではないのだけどね。
 以前に崩落したパラオのKBブリッジに関して、 実は施工したのは韓国の会社じゃないんじゃないかというスレ 。ところが、あっという間に実際に施工をしたSocio Construction Co. が、韓国が作った現地法人らしいという証拠が……これが木っ端微塵って奴ですか? 正確には「請負、設計はドイツ。それを下請けて実際に施工したのは韓国の会社」ということらしいです。まとめとして、一応。
  小川一水氏 の「強救戦艦メデューシン」(上)を読む。まず第一感。「 『ナイチンゲール・ゲマインシャフト』かい! 」いや、実際は道具立てが似てるだけで、舞台設定的には全然違うのだけどね。今回も小川氏らしく、とてもよく勉強してそれを反映している。のだけど、妙に違和感があるのだよなぁ。それなりに面白いし、戦争が嫌い、は間違ってないのだけど、どうもそれが平時の我々が見てる「嫌い」な感じがする。軍隊といえども、しょせんは社会の縮図にすぎない一面はある。そういう感覚がイマイチ感じ取れない。まあ、最終的な評価は下巻を読んでから、ということで。
 手持ちの戦争映画DVDをありったけ突っ込んどいた方が良かったかなぁ……
 先日、 H2Aロケット四号機打ち上げ ライブ中継に関してのアンケートに答えたのだけど、そのお礼メールが今日届いた。よくある「ありがとうございました。以後の運営の参考にさせていただきます」なのだけど、その中に、打ち上げ成功のお祝いの言葉への感謝が一文添えられていた。ちょっとびっくり。確かに私は「打ち上げ成功おめでとうございます」と添えたのだけど、アンケートに答えた人全部が必ず書くわけでもあるまい。まさか担当者が一通ごとに文面を打ってるとは思わないけど、少なくとも二つの定型文章をきちんと内容に応じて出し分けているということではある。つまらない内容であっても、自分の意見が読まずに捨てられてないとわかるのは悪い気分じゃない。ちなみにピギーバック衛星を含めた四つの衛星は、無事に予定の軌道にのっているようです。あらためておめでとうございます。
 最近、ひとさまのサイトにうかつにリンクするもんじゃないと思いましただよ。特に、アクセス解析があるようなところ。(^^;(最近は大抵あるけどね) いや、リンクたどって来た方、萌えもなんにもないところなんで、ごめんなさい。


2001年12月24日(月) 旧暦 [n年日記]

波の谷間に命の花が…

 いや、不審船沈没がらみでは不謹慎なタイトルとは思ったけど、つい。
  不審船に対し射撃交戦の後沈没させる 、と云う事件は既にご承知かと思う。火器を用い相手を沈没させた事についてまたマスコミの頓珍漢な迷走が始まりそうだけど、まあそんなものはとやかく云っても仕方あるまい。相手は非武装の漁船ではなく、武装した偽装船(発表を信じるなら)である。武力を使うな、でも拿捕しろ、では無理難題もいいところだ。どちらかを選択するしかない。今回の海保の対処は、公になっている記事を見る限りは正当なものに思える。何をして正当とするかによりけりであることはわかってるけども。
 前回の不審船追走劇からの対策がその成果を見せた事になり、その意味では毅然とした対応を行った事はひとまず評価に値すると思う。乗組員は大方の予想通り北朝鮮の工作員と云われている。こらからがむしろ大変かもしれない。日本はどこまで追求するのか、追求しないのか。事件の全体の判断はそれがはっきりするまで保留と云う事になる。この一事は日本の対北朝鮮外交全体に影響するだろう。
 それとは別に、もう一つの要素がある。海保、及び海自が交戦により命の危険に晒され、相手の国も名も知らぬ乗組員が冷たい海の中で絶命したと云う事だ。ある理屈に沿えば「仕方ない」事ではある。でも、その理屈で人死にの事実が消えるわけじゃない。彼らが北朝鮮の工作員かは別にして、彼らの所属国政府がどこであれおそらく彼らの事を認めないだろう。つまり、彼らは名もない、国もない存在として、ある者は冷たい海から引き上げられる事すらなく葬られる。無論沈めた側を責めるのではない。ただ、そんな事に双方を追い込んだ状況に腹が立つ。いつかはそんな国際情勢は解消するのだろうか?

 午前中は暇を見て Cygwin とXfreeを入れてみる。入ったけど…うーむ、なんかXが妙な動作。設定がめんどくさそう。とりあえずパス。<おいおい
 その後真面目な作業の後、大須に出て人と待ち合わせ。知人のO山君が、AMD K6-2とそれ対応のM/B、メモリを殆どただ同然で譲ってくれる事になったのだ。これでPCを組むのは少し先になるけど、ありがたく使わせていただきます。
 家に帰ってからは、人心地ついたのでMeadowに Wanderlust を入れようと格闘。でもFLIMのインストールで頓挫。うー、Winでのインストールがようわからん。午前に中途半端に放り出したCygwinでmakeできるかな? 一応色々やってみよう…
 それと追加。 アギト が(ってよりG3ユニットがだけど)全日本食肉連合会より 感謝状を貰った そうです。冗談から駒。っつーか関係者が見ていたのが怖い。