不定期日誌


google検索

日記内検索  ウェブ全体から検索

hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.9

先月 2024年04月 来月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
HNS logo

2011年10月06日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 最終回いろいろ5

  BLOOD-C #12「わすれじの」。それが自分の使命と信じ、人間を食う化物「ふるきもの」を倒し続けてきた小夜。しかしその使命も日常も全て作り物だったと知った時、すべての崩壊が始まってしまう。
 ゆるゆるグロ展開だったのが、一気に大殺戮グロ展開になったのは、結構急展開で面白かったかも。ただ、黒幕が何をしたかったのか、ホントにようわからん……本当に興味だけだったのかな? いわゆる「ふるきもの」を兵器として転用するという実利もあったみたいだけど。
 しかしこの展開に持ってくのに前振りが長すぎたような。双子と不良の本性のゲスぶりはなかなか面白かったですが。双子は売春斡旋とリンチ、それとやり過ぎて致死までやらかしちゃった、ってところでしょうかね? しかし唯一人間味を持ってるのが委員長だけとは……あの犬の正体もようわからなかったし。映画への前振りとしては、ちと長すぎたような。う〜ん。
 ところで最終回で大量虐殺をしてたふるきものって、なんか「 ケモノヅメ 」っぽい。
  バカとテストと召還獣にっ! #13「バカとテストと召還獣っ!」。召還試験システムが不調で召還獣が妖怪・モンスターになってしまった最中に三年生の常夏コンビから喧嘩を売られたことから、三年対二年のオバケ屋敷対決に。常夏コンビの手段を選ばないやり方に、二年生は次々脱落。雄二も作戦を講じるのだが、しかし、明久達を馬鹿にする常夏コンビに作戦を忘れて明久の姫路のために、明久もついに本気を出し……
 三角関係の話は最終回前にエピソード持って来て、最後は三年との対決(っつーか常夏コンビとの対決)で締め。かつて明久と雄二に痛い目に遭わされた(っつっても自業自得)二人が、復讐のために勝負を挑んでくるのだけど、この二人、到底人望なさそうなのに他の三年生よく話に乗ったなぁ……
 前のエピソードで美波と明久の間が近付き、このエピソードで姫路との間が近付いた、ってことで、三角関係のバランスを取った感じか? しかし、美波の態度で気持ちに気付かない明久って、致命的にバカのような……

[アニメ] 新番組その2

  ましろ色シンフォニー #1「ましろ色の出会い」。ギャルゲ(というかエロゲ)原作枠。まあ、美少女ばっかのところに主人公が転入し、といういつものアレです。経営難で女子校と併合することになった学校から試験的に先に編入して、ということで、合併話がなくなるかどうか、というアレはあるんでしょうが、特に代わり映えしません。イマイチキャラが立たないヒロイン群もテンプレ通りです。
 まあ、そんな感じです。

  WORKING'!! #1「ぽぷらの意地」。昨年結構穴的なヒットだったアニメの第二シーズン。佐藤順一監督と組んだりして地味にいい仕事を残した平池芳正監督から大槻敦史監督・吉岡たかを脚本に変わって、どうかと思いましたが、出だしは順調。大槻監督ってあまり気にしてませんでしたが、「かのこん」「れでぃ×ばと」「もっとTo Loveる」など、XEBEC製作のお色気系日常アニメが結構多いんですね。それなり以上に安定した出来のものばかりなので、その変は安心していいのかな? 吉岡氏は手堅さでは問題ないし。
 ひょっとしたら前期よりポップさが変わる可能性はあるのかもしれませんが、「れでぃ×ばと」のOPを見てる限りは大丈夫かなぁ、と。

  マケン姫っ! #1「天を契んだ日」。盛大にパンチラありの、ハーレム系美少女バトルもの、なんですかね。原作はエロマンガ出身の作者が一般商業誌なのに派手にヒロインのアヘ顔(性的興奮で表情が崩れてるのを指す言葉)を晒してることで有名らしいですが。
 とりあえず冴えない主人公(でもなんか血筋にいわくがありそう)と、三人のヒロイン(年上幼なじみ、遺恨を晴らそうとするロリ体型上級生、不思議ちゃん系自称許嫁)が同居、までが第一話だけど、属性が強すぎてキャラの関係が整理できてない……
 まあ、多分今期のお色気パンチラ枠ってことでいいのだと思いますが、前期が超イロモノ(のわりに意外にちゃんと時代劇のお約束を踏襲してた)「魔乳秘剣帖」だったので、太刀打ちできますかどうか……


2010年10月06日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 新番組その2

  薄桜鬼 碧血録 特別編。最初から総集編。基本、新撰組ものは京都から江戸に撤退してからはエピローグ的なのが多いんで、あまり詳しくは語られないってのはあるんですが、制作体制的にはちょっと不安……
 逆に言えば、マニアックなネタが出るかもと言う期待はあるんですが。史実では既に死んでるキャラも生きてたりするんで、そのへんの始末も含めてどうするんですかね。

  百花繚乱 サムライガール #1「はじめての忠」。墨で局所隠しってのは新しい。もっとも、それ以上ではないですが。それ以外は……うーん。史実との対応もそんなに真面目にやってないみたいだし。逆にどこまで悪のりするか、か。

  えむえむっ! #1「直滑降ファーストラブっ!」。展開早! しほり姫の正体が早々にばれてるよ! コミック版を見る限り結構面白そうなのに、シリーズ構成にちょっと不安。もっとも、砂戸太郎のブタロウぶりは非常によろしいですが。ブタロウは変態だけど実に男らしいってところが、ちゃんと描かれるのかが鍵の気がします。第二ボランティア部とか、弟・息子を(性的な意味で)溺愛する変態姉・母とか、その辺大分説明不足気味の気がするけど、大丈夫かしらん? テンポ自体は層悪くなかった。


2009年10月06日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] テガミバチ#1とあにゃまる探偵キルミンずぅ#1と夢色パティシエール#1

  テガミバチ #1「テガミとテガミバチ」。どんな危険な場所へでも手紙を運ぶ郵便配達人、通称「テガミバチ」。その一人のゴーシュは郵便物回収に向かった先で「テガミ」として倒れていた少年を見つける。その少年、ラグは何者かに攫われた母親が自分を知人の家に配達しようとしていたことを知り、心を閉ざす。そんなとき、ゴーシュたちを荒野で最も危険な存在・鎧虫が襲う。

 月ジャン→ジャンプSQに移籍したファンタジーもの。世界観とかはありがちだけども、主人公が手紙を運ぶ配達人ということと、浅田弘幸の画力で頭ひとつ飛び出てるかなぁ。
 今のところ特に言うこともないけども、肝心要の作画は良好。序盤はラグがテバミバチを目指すまでなのでひとまずそれを見てからか。あと、「穿いてない」をテレビでどうするのかが……


  あにゃまる探偵キルミンずぅ #1「キルミン・フォーゼ、しちゃった!?」。父は生物教師、母は動物専門の精神家医である御子神家の双子、リコとリムは、母親が出張で留守の間、世話を見るはずのお客さんから預かっていた猫を柵から逃がしてしまう。慌てて家の中を逃げる猫を追いかける二人だが、屋根裏部屋で不思議なコンパクトを見つける。コンパクトの声に従い、「キルミンフォーゼ!」と叫ぶと、二人は着ぐるみを着た子どものような姿になってしまう……

 なんか「河森正治、御乱心」と一部で言われたみたいだけど、こんなもの御乱心に入りません。90年代のアニメを見てきた人間なら、河森正治の本気の乱心を知ってるはず!
 御乱心かそうでないかはともかく、女児向け変身ものに真っ正面から取り組んでるのは間違いないのだけど、そこはやっぱり少しとんがっていて、どうも少し未来っぽい設定だったり、なによりOP・EDが日本語じゃない。英語でもないし中国語でもないし、でも東南アジア系の言語だよなぁ、と思ったら タイ語だったようマイコムジャーナル )。面白い試みだけど、どれだけ受け入れられるかに注目。
 OPを見ると男の子二人もキルミンフォーゼするっぽいけど、やんちゃそうな方がネズミってのが……
 話は冒頭に出てきたイケメンとゴスロリ少女(コウモリに変身?)が敵になるって展開なのかな? しばらく様子見。
 それはそうと、一番最初、 コレ かと思いました……こんなカオスなもん、テレビで流せるかい。w


  夢色パティシエール #1「あたし、パティシエールになる!」。まあ、ぶっちゃけ、パティシエールを目指しパティシエ・パティシエール養成学校に入った女の子の話なんですが。まあ、そこはお菓子の精霊とかなんとか出てアレ。
 完全な女児ものなので特に何も言うことはないのだけど、お菓子には実際のパティシエが監修に入り、そこらへんは結構本格的なよう。
 まあ、しばらく見て多分視聴中止にするとは思いますが……しかしいきなり初めてあったばかりの人間に転校を強引に薦めるってのはどうよ? 「※ただしイケメンは除く」なのか?

[その他] 権力の番組への不当介入監視?

  権力の番組への不当介入監視 日本版FCC構想で総務相朝日 )。普通なら「報道に国が介入することは極力避けるべし」という主張に納得し支持するところだけど、こないだの選挙前の報道を見てたらなぁ……
 ある程度以上の自浄能力や、報道の影響力の責任への自覚があれば多少の問題があっても報道の自由を確保すべしと思うけど、現時点、特にテレビ局にはそれがあるようには見えない。BPOがいろいろ頑張ってはいるけど、個別事案を幾つか指導するのが精一杯で、とてもではないけどテレビ局の「体質」を是正するまでには至らない。
 この記事でも「報道が根本的に腐ってた場合には誰が是正するのか」はまったく書かれていないし、実質現時点で既に野放図と言える。介入は極力抑えるべきではあるが、しかし明らかに不適切であった先の選挙前報道(ダブルスタンダードがあからさまでも恥じるところがない)を見ると、介入されても仕方ないと判断せざるを得ない。


2008年10月06日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] ゴールデンのドキュメンタリーっつっても

  お笑い番組からドキュメンタリー番組にシフトしたテレビ局痛いニュース 経由 Livedoorニュース )。私などは今の安易なバラエティばかりに辟易してゴールデンタイムにテレビを付けないでいる習慣がついてしまってるので、本当に骨のあるドキュメンタリーをやってくれるのならば歓迎なのですが……ただ、テレビ局が番組制作力を失いつつある現状で、どれだけまともなドキュメンタリーを作れるかが不安ではある。NHKや地方局など、地道な取材を行ったドキュメンタリーの良作はあるのだけど、ゴールデンで、となるとどうなんだろう? バラエティしか作ってこなかった下請けが、厳しい予算で押しつけられてまたテンプレートで作る、という構図にまたなるんじゃないかという気も。
 そういうことを考えると、痛いニュースに掲載された「7」の意見でほとんど終了してしまってる気もしないでもない。(「あやしい伝説」を是非地上波で!)

 個人的なアンテナに入れてる巡回先の spanglemaker さんのところで知ったのだけど、 ニコニコ動画 でいつの間にか 女子高生EDパロ がジャンル化してたらしい。って、二年前は一部でマニアが騒いでいたくらいで、運が悪いことにハルヒのEDが話題になっててこちらは埋もれてしまった感じなのだけど、何故か時間を経てこんな状態に……
 放送時から、作画とか演出的なところはともかく、キャラクター表現としてはこちらの方が上、と言ってたのだけど、まあ、原作があるものを梅津絵で描く、というの自体がギャグにできるんで、あれなんですけどね……
 ビジュアリストとしての梅津氏のすごさが、こんなところで出てきてる気もするなぁ。

[その他][アニメ] なんとなく思った

 黒執事とメイドガイが対決したら、余裕でメイドガイが勝ちそうじゃね?
 と、黒執事を見て思ってしまった……
#いや、アニメ第一話にアレな感想を持っているからそう思うんじゃなくって、原作はパラ見してそれなりに面白いと思ってるんですが、でも誰がどう見てもそうですよね? ね?


2007年10月06日() 旧暦 [n年日記]

[その他] SUKIYAKI WESTERN DJANGOを見に行こう

 と朝9時に家を出たはいいが、名駅前についてから、見ようと思ってたピカデリーでの興行が昨日で終わっていたことに気付く。orz
 しかたないので109シネマズの方で見ることにするが、そちらは15:30からの興行のみ。仕方ないので、まずはハンズに行って革製品洗濯用の洗剤を探す。作業用手袋の洗濯用に考えていたのだが、見つかった商品は8千円弱……正直見合わん。orz
 そっちは仕方ないので諦めて、ちょっとばかり熱田神宮へ。最寄りの駅がわからないので地下鉄で名駅→金山、そこからバスで神宮東門前に。なにやら七五三だったらしく、着飾った子供がたくさんいる。そこでの用事を済ませ、どうやって移動しようか考えながら歩いていると、地下鉄「神宮前西」駅が……そういえばありましたっけね。忘れてました。orz
 乗り換えついでに大須で降りて(土日休日限定の地下鉄市バス一日乗り放題券を購入済み)、昼飯に安くてマズイラーメンを食べる。いや、時々こういうのが食いたくなるので困る。食ってから決まって後悔するんだけど。
 その後、ちょっとぶらぶらしてから再び名駅前に。劇場でチケットを購入するが、まだ時間があまってたので、書店に行く。そこで購入したのは、
 ・死せる魔女が行く(上)(下)/キム・ハリスン
 ・ローマ人の物語 終わりの始まり(中)(下)/塩野七生:上は購入済み
 ・アーサー王大百科:友人がイラストを描いてるので
 その後、いい頃合いになったので劇場へ。で、 DJANGO 。なんつーか、全編無意味に英語だし、西部劇なのに源平合戦だし、意図的に酷い作りになってますが、それはそれで変な様式美があるのでおかしなもの。そしてアクションはかなり本格派。マズルフラッシュがCGモロバレなのが残念でしたが。そして、桃井かおりがかっこよすぎるんですが……話自体は「荒野の用心棒」っつーか「用心棒」というか「血の収穫」というか、対立する二組織を潰す流れ者の話。テーマ曲がちゃんと「続荒野の用心棒」(原題:DJANGO)のテーマ曲のアレンジっつーのが、凝ってるのかなんなのか。しかも歌うのは北島三郎。いや、こんな組み合わせ誰が考えたw
 主人公がフランコ・ネロばりの汚いオッサンじゃないのが残念ですが、でもアクションのキレとかも良かったのだよな。
 タイトルのジャンゴって誰の名前だろうと思ったら……最後、そのオチはないだろ!w
 そいでもって満足して帰宅。メシ食って一息ついてます。ふう。

[アニメ] 精霊の守り人#26

  精霊の守り人 #26「旅立ち」。ラルンガたちを退け、水の精霊の卵を無事に送り出したバルサたち。卵を宿したチャグムの命を守り、そして国をも乾きの危機から救った。そして王からチャグムが市井に心残りを作らないようにとバルサ暗殺の命を受けていたシュガも、バルサの大きさを認めた狩人たちに止められ、決意を翻す。すべてが解決したが、それはバルサとチャグムの別れの時が来たということでもあった。

 異世界ファンタジーものだけど派手なところが少なく、ぱっと見なかなかにとっつきにくいところもあったのだけど、緻密な世界観と登場人物たちの生活感、それをアニメで描ききったプロダクションI.G.の力で、ファンタジー物のテレビアニメとしては出色の出来になりましたわ。つか、NHK-BS放送のファンタジー小説原作アニメで、最後まで視聴し続けたのってこれが初めてですわ。実の父は父である前に国王だし、母とはその父に命を狙われたために離ればなれになって、バルサとチャグム、そしてタンダたちは、家族のような絆を築き、その中でチャグムも成長していく。特にタンダの嫁っぷりと来たら、もう(注意:タンダは28歳♂です。職業は薬師兼呪術師)。
 悪人とか陰謀とかがあったわけではないのに話も盛り上がった点も希有。敢えて言えば国王が悪人っぽいけど、国王も国の維持のために最適解を選択し続けただけなのだよな。父親としての情が微塵もなかったあるいは出てなかっただけで。
 なんかベタ誉めしてますが、趣味や波長が合ったとかいうことではなく客観的に見て良い作品だと思うので、11月のNHK-BS2での再放送などで見られる人は是非。

[アニメ] バンブーブレード#1と灼眼のシャナII#1とMyself;Yourself#1

  バンブーブレード #1「竹ぼうきと正義の味方」。美少女剣道マンガのアニメ化。つか、アニメでも虎侍の自分勝手ぶりがアレだw 勇次の突っ込みがなかったら救われないくらいに。でも、こんなんでもたまに指導者精神が目覚めるので憎みきれん。原作では聡莉の登場は相当後のはずなのだけど、OPではメインバリバリで出てますな……構成大丈夫なのかな?
 しかし、予告の妙なノリの良さは笑った。「竹でバンブー、刀でブレード」って……


  灼眼のシャナII #1「再びの刻」。人気ラノベ原作の第二期シリーズ。つか、流し見してたらうっかり本当にこちらの耳目からもするりと流れてしまったのでもう一度見て二度手間。登場人物紹介と状況説明を兼ねた回だったのだろうけど、出来が良かったとは言い難いなぁ……なんかゲーム版のキャラが出たりとか、ほとんどオリジナル展開になるんだろうか? 原作読んでないけど。前シリーズは一応なんとか全部見たけど、今度は途中で挫けるかも……


  Myself;Yourself #1「なつかしい場所」。ギャルゲー原作のアニメ。昔住んでいた町に再び越してきて、久しぶりに会った友だちはちょっと変わったけど昔のまま……のはずが、約一名、面影がない子が、という第一話。他が性格的にはあれだけまんまなのに、そりゃ一人だけ変わってればなぁ……主人公も両親の元を離れ単身越して来たのは訳ありっぽい描写だし。つか、元不登校?
 しかし、背はちっちゃめの巨乳眼鏡が金田朋子声ってのは、「それ、なんてアニメキャラ?」とか思わず突っ込んでしまった。いや、アニメキャラなんだけど。
 OPの映像が何気に好き。


2006年10月06日(金) 旧暦 [n年日記]

[その他] 僕、頭がヘンになっちゃったよ

 と、読んでてい言いたくなるのが 今日の朝日新聞の社説
言いたいことは、侵略や植民地支配について、今の基準で批判するのではなく、当時の目線で見よということなのだろう。
(中略)だが、それは出発点にすぎない。
 さらに一歩進んで、歴史を評価するとき、その時代の視線を尺度にしたらどうなるだろうか。
 「当時の目線で見よ」→「今の尺度で見ろ」
 ???? いや、どこをどうしたらそんなコペルニクス的大転換が起こるんですか? 普通に考えればちっともそんな話にはならないんですが。
 さらに旧日本軍をナチスやスターリンと同列に取り扱おうと必死だけど、なにを持って同列に取り扱うのか、具体例が微塵も出ていない。
 いや、当時の日本に問題点はあったのは事実だけど、ナチスやスターリンの問題とはまったく別物。それを同じに扱おうという意図がわからない(いや、ほんとはわかるけど)。きっとこれ書いた論説委員、本当に問題解決、問題の始末をすることなんてどうでもいいんだろうなぁ。
 朝日の記者でも立派な方はいるはずなんですけどね。紙面の顔たる社説でこういうこと書くからバカにされるってのがわかってるのかな。これ書いた人は。


  ちょいワルオヤジ像:英語堪能…民間アンケで浮かび上がる毎日 )。私は「ちょいワルオヤジ」なんて知りませんが、知り合いには何人か「ワルオヤジ」ならいます……あるいは「ワルガキオヤジ」か。いや、ホントにワルガキがそのままオヤジになったような人。しかも人生経験やらが半端じゃないし、バイタリティあるし、でも学歴とかそういうのじゃない部分で知的で、面白い人たちですよ。まあ、基本的に「オシャレ」とは縁のない人たちですが。「オシャレ」がどうでもいいとは申しませんが、そこばっかに目が行ってると面白い人たちとの出会いの機会を逃しますよ、ということで。


  「礼儀正しい旅行者」 タイ、香港で日本人トップnewsclip.com )。凱旋門のニュースがあったばかりでいささかこそばゆいですが、イメージがいいってのはやっぱうれしいものですな。まあ、中国の観光客は中国政府が懸念してるとおり、評判が良くないようですが……近年経済的に潤いが出て海外に旅行に行く層が増えたと思えるので、マナーやらが周知されてないってのはあるんでしょうが。でも、人によっては半端ない気がする……まあ、マナー知らずはどの国にもいるんですが。

[アニメ] スーパーロボット大戦OG#1と夜明け前より瑠璃色な#1

  スーパーロボット大戦OG ―ディバイン・ウォーズ― #1「鋼鉄の亡霊」。様々なロボットアニメのロボットが一同に介したSRPG「スーパーロボット大戦」、その中でも登場したオリジナルロボットのみのスーパーロボット大戦OGシリーズのアニメ化。なのだけど、初回だけだと評価に困るかなぁ。キャラクターの造形とか世界設定とかに古くささを感じるのは、元のゲームからそうなのだろうけど、バーチャルゲームの決勝で、決勝なのに主人公が無策で突っ込んで一方的にやられてるだけにしか見えなかったり、敵のメカをなんとなく捕まえただけに見えるのに、すごいことしたかのようにオペレーターが驚いてたり……ちと演出面での不足を感じる。
 それ以外はオーソドックス。とりあえずしばらくは見てみるけど、特に感想は書かないかも。


  夜明け前より瑠璃色な #1「お姫様がホームステイ!?」。未来の地球、月に移住した人々の作ったスフィア王国と地球で戦争が終結してしばらくのこと。友好を結んだ月から、王女であるフィーナが主人公朝霧達也の家にホームステイしに来ることに……

 まあ、美少女ゲーム原作です。設定もそのように。と言ってしまうと話が終わってしまうんですが……両親不在、妹がいる、隣には明らかに主人公に惚れてる気味な幼なじみがいる、など、なんというか……
 ってなテンプレートに頭を悩ませてたって仕方ないのでそれは置いておくと、主人公は覚えてないけどお姫様は主人公と過去あったことがあったっぽかったり、終結した戦争のことが実はまだくすぶり気味だったり、怪しげなキャラが暗躍したり、ってあたりで気を持たせてるってところでしょうか。
 そんなことより個人的には大人っぽいキャラかバカキャラを主に演じてきた生天目仁美氏が「やや天然ボケ気味清楚系ヒロイン」を演じてるってのが一番びっくりなんですが。


2005年10月06日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] 謎の氷解 政治編

 小泉純一郎首相の政策やら手腕やら、全肯定するわけではないけどなんか妙に個人的に親和性があるなぁ、と思っていたら、その疑問が氷解した。小泉首相、エンニオ・モリコーネの映画音楽のファンだったんですな。参考: エンニオ・モリコーネ/私の好きなモリコーネ・ミュージック〜小泉純一郎選曲チャリティ・アルバム
 つまり、マカロニ・ウェスタンのファンでもあるということで……要は、首相だとか国のトップになっちゃいけないタイプじゃん! とはいえ、他に誰かいるかって聞かれても答えられないのが現状。首相も消去法か。

[メモ] 多分自分宛

 批評と悪口を取り違えてはいけない。

[アニメ] 帝都は均しく、針地獄の様呈し居り候

 なんか こんなネタ まで振られてしまってるんですが 地獄少女 、友達に見せてもらってまずオープニングで大笑い。メインキャラのモノクロスチールを目まぐるしく切り替えていく手法はまさしく必殺シリーズのお家芸! *1  いきなりこんなもん見せて、必殺ファンを笑い死にさせる気ですか、スタッフは!?
 きちんと比較してはいないけど、第一弾「必殺仕掛人」もしくは第二弾「必殺仕置人」のパターンに近いだろうか? 「はらせぬ恨みをはらし」って、もろ仕掛人のOPナレーションだしねえ。最後、全員の顔アップを並べるのは仕掛人仕置人ではなく仕事人V旋風編だった気がするけど、それで正しいのだっけ? ギターメインのBGMは第七弾「必殺仕業人」っぽい。無理矢理こじつけると、ナレーションが若い女性というのは第十三弾「必殺商売人」が近いだろうか? ナレーションも声のトーンを低く抑え韻を取っているし、必殺アバンタイトルパロディの中ではかなり良くできていると思う。でもオカルト絡みだったら炎をバックに延々と九字の印を結んでいる方がいいかも(必殺ファンにしか通じない冗談)
 本編はというと、必殺というよりは恐怖マンガの一パターンかと。「スカイハイ?」って言ってるサイトもあったけど、恐らく並び方がちがくて、「スカイハイ」とこれは同じ幹から伸びてる枝。まあ、伝統的パターンに則ってるのだけど、「怖くない」というのはその手のジャンルとしてはナニかもしれません。モノとしては「コワカワイイ」と萌えてるのがいいのかも。
 番組全体を必殺のパロディと捉えてしまうと間違いで、必殺へのオマージュが部分的に埋め込まれていると考えた方がいいでしょう。サブタイトルの字が糸見渓南調じゃないし。BGMも平尾昌晃&竜崎孝路の歌謡曲調じゃないし。メインタイトルの直後にサブタイトルってのは、まあちょっと微妙なところ。OPがないのは今回だけみたいだし。
 正直今の世相は必殺のような番組は主流の娯楽にはなりにくいのかもなぁ、と思ってもいますが、しかしアニメだと「巷説百物語」(京極氏は有名な必殺オタク)、ゲームでは「天誅シリーズ」、「必殺裏稼業」と、なんかビミョーに需要があるような気もしたり。今の時代、あれを作れったって(特に初期必殺は)作れるものじゃないのはわかってるので、上手い事料理してくださいな。もしくは再放送増やせ。
 ちなみにOPの地獄絵の 河鍋暁斎関連のサイト
P.S.エンディングのスタッフロールの「筆文字  印玄 *2 」って(笑)。探せばもっとあちこちに小ネタがありそうだ。
*1: 必殺の場合は地獄絵ではなく無惨絵だけども。
*2: 「印玄」は必殺シリーズ第六弾「必殺仕置屋稼業」のメインキャラの一人。躁鬱だけど気のいい怪力乞食坊主。屋根の上に悪人を運んで突き落とすと悪人は「とめてやめて!」と連呼しながら屋根を滑り落ちていって転落死。(マジ)


2004年10月06日(水) 旧暦 [n年日記]

[読書] 涼宮ハルヒの暴走/谷川流

 涼宮ハルヒシリーズの第五弾。今回もスニーカーに掲載された二本に書き下ろし一本を加えた短編集。今までのエピソードの間を縫うように夏・秋・冬と、それぞれハルヒを中心に起こる騒動が描かれる。「夏」はハルヒの特殊能力?によって延々と夏休み最後の二週間を繰り返させられてることき気付いたSOS団が、どうやってハルヒを満足させて時間のループをやめさせるかで四苦八苦する話。「秋」はコンピューター研とのゲーム対決。「冬」は、「消失」の少し後、スキー旅行に出たSOS団が、雪山遭難して奇妙な空間の屋敷に閉じ込めらる話。
 先日「面白いのだけど不満」というような感想を書いたが、「退屈」の時と比べると確実に上手くなっており、短編一本一本でのカタルシスがきちんと得られるようになっている。これが「面白い」の部分。「不満」というのは「消失」で起こった質的転換がほとんど反映されず(それ以前のエピソードもあるからなのだけど)、それ以前のパターンを踏襲していること(「冬」はちょっと違うが)。また、割り込みエピソードを出す伏線や、その他の伏線もあざといくらいに張られており、ちょっと「シリーズの引き伸ばしだなぁ」と感じるところもマイナス。が、マイナスばかりではなく、それらの伏線の中には面白そうなものもあるので、こっちも評価に困ってしまう。その意味でも上手くなっているのかな?
 まあ、次巻はとりあえず購入します。それ以降はそれ読んでから。

[その他] 受け取り失敗

 「必殺仕業人DVD-BOX上巻」が届く予定なので急いで家に帰るが、間に合わず。orz
 結局明日以降か。
 職場で試料が足らず、その上試薬まで急速に不足気味だったのだけど、試料の交渉でうんぬんかんぬんと話をした結果、原因がわかった。多分。当人は一生懸命なだけで、別に他意はないのだと思う。けど、試薬とかは無くなってから注文してもすぐには来ないのだから、ちょっとくらいは気にして欲しかった……いつ来るのかなぁ。
 一月半ほど前から運動量をちょこっとだけ増やしてるのだけど、消化器系とかに色々変化が。でも、何故か脂肪が落ちて欲しいところは落ちず、予想外のところから肉が落ちるという現象が。オマケに言えば、体重自体はほとんど変化がない。世の中はままなりませんのう。
 友人からあれこれあり、巷でちょっとだけ噂の「 ネコミミモード 」なるものを見る(聞く)。電波度ではさほどではないが、映像の意図的エロさと、「生粋のフランス人がこの曲を作った」というところが、多分売りではないかと。いや、当の「月詠」が、原作スルー状態なのでその意味では作品自体に興味はあまりないのだけど。
 ノートPCで Firefox 1.0PRを使っていたが、どうにも不具合が出る。いろいろ質問とか検索とかしたら、 Tabbrawser Extension の現行バージョンとの組み合わせで出るバグらしい。まあ、Tabbrawser Extensionの対応が出るまで、しばらく本格Updateを見合わせますか。(いや、いろいろ便利なもので)

 ところで全く関係ない余談。相手の言ってることが意味不明でゴミにしか見えないことって、本当にあるものなのだなぁ。実際には一見文章になってるのだけど、前後の文脈から見ると結局何も言ってない、空虚で、発言者の人格の底が見えるだけなのだもの。つまりは、発言者の人格がそういうことなのだろうけど。


2003年10月06日(月) 旧暦 [n年日記]

なんか体調不良

 昨日晩飯食った後、気絶するように寝込んでしまい、その後夜中に目を醒ましはしたのだけど、どうもそれが今日まで尾を引いてた感じ。やや微熱が出てたくらいなんだが、意識が保てないくらいの眠気って……
  カレイドスター 最終回……って、ええ!? 最終回じゃないの!? そらとレイラはついに幻の大技へ。なんだかんだで改心したユーリはレイラのおとっつぁんを説得してレイラの舞台を見に来させる。そいでもってこれまでのゲスト総出演の観客席の前で、ついに幻の大技が……ちと物足りない点を挙げるなら、1クール目にあれだけ繰り返されていた「観客の目」が、終盤で希薄になってしまったこと。と言っても、まあそらの成長が急激だったので、その辺は「当然のこと」と繰り込まれたとも考えられなくもない。これまでのゲストを観客に配することで、存在感はそれなりに演出していたし。もともとこの話は「前向きな少女が努力と根性でスターの座に上っていく」という話と「大スターのレイラとの関係性」、そのバックグラウンドとして「観客」「ショービズ」というものが存在していたので、終盤の展開はちとバランス的に厳しいものはあり、半ば力技的なところはあった。が、力技ってのは腕力があるからできるんであって、カレイドスターはかろうじて力技で乗り切った、ってところか。いずれにしても、及第点は超えてる作品だったと思う……って、え? まだ続くの? レイラは再起不能だし、そらはある意味頂点を極めちゃったし、このまま続きってのはつらいんじゃ……ああ、そうか。実は左利きだったレイラがサウスポーとして復活……<新巨人の星じゃねえ
 佐藤順一つながりで、名古屋ではようやく最終回を迎えた プリンセス・チュチュ 。うわ。フィナーレとしてはごっつハイレベルですぜ。ジェッターズと比べると、個人的思い入れは圧倒的に後者だけど、最終回としてのまとまりや完成度はワンランク上かもしれない。中盤、敵役がドロッセルマイヤーと大鴉の二つにぼやけてしまい、ちとダメかなぁと思ったけども、最後に「他人に決められるのではなく、たとえちっぽけな力でも自分で運命を切り開けるかもしれない」というのを「踊り」で押し通してしまい、テーマどおりに収束させてしまった。結局 あひるは元の小さなただの鳥のアヒルに戻ってしまった けども、それも決して不幸とかってことではなく、「どんな出発点からでも自分の物語は始められる」という、製作者側のメッセージのような気すらする。「瓶詰妖精」要らんから、こっちをきちんと放映して欲しかった……
 児童誌なのにも関わらずコミックボンボンってのは少しずれてて、児童誌でこんなにメッセージぶち込んで子供はきっちり受け取ったのかしらん、と心配になってくるのが ウッディケーン3/横内なおき 。前作の「サイボーグクロちゃん」でもそうだったけど、ヘタウマっぽい絵柄とギャグな世界で、実はハードな設定を背負っているキャラが時々熱い台詞を漏らしたりする。最終巻の三巻では「お前の前には越えるべき障害があるだけだ。お前自身に問題はない」とか。むしろこれって大人が読んで、来る台詞のような気がする。あと、藤異秀明氏って、編集部でマンガ描いてたのか……
 昨日生食用のイカが安かったので買ってきて塩辛を仕込んだのだけど、まだちょっと漬かりは浅い。でも良い味には仕上がりそう。ふふん♪


2001年10月06日() 旧暦 [n年日記]

ジェンリャ兄の名前

 連杰(リンチェイ)と云うらしい。それじゃ得意技はワイヤーアクションであだ名はジェットか?
 未確認情報だが、月曜のアギトスペシャルは視聴率8%だったらしい。うーん、普段より下がってるぞ? 裏の本命、巨人VS阪神戦は39.5%とか。仕方ないとは云え、むかつくのー。0対5で巨人惨敗だったのがせめてもの慰めか。<巨人嫌い
 「パーマー・エルドリッチの三つの聖痕」は読んだはずだが覚えてない。っつーかこれに限らずゼラズニィの作品って読んでる時は最高に面白いけど、読み終わった後はさっぱり後が残らないってのが多いような。かろうじて覚えてるのは「伝道の書に捧げる薔薇」とか「光の王」くらいなものだし。好きな作家のはずなんだがなぁ。う〜む。
 友人に Grater Sound Station なるメディアプレイヤーを紹介してもらって使ってみる。フリーにしてはいいかもしれない。時々ぱたっと落ちるけど、OSを巻き込まないだけWindows Media Playerよりはマシか。
 あ、YOUNG KING キングダム最新号の大都社の広告によると、11/5発売予定の「ザブングル/伊藤明弘」は「BLUEGALE」に正式にタイトルが決定。発売日は11/13に。「表題作140Pと短編を収録」らしいけど、未収録で全年齢向けの短編って、何があったっけ? THE GOOD, THE BAD AND THE UGLYくらいしか思いつかないけど……それよかBLUEGALEはIとIIを合わせても100Pちょっとだったはずなのだけど。あとの40P弱はひょっとしてIII?
 ってなことをとりとめもなく。