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2011年10月19日(水) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ピングドラム#14

  輪るピングドラム #14「嘘つき姫」。多蕗への想いは現実逃避から生まれたものであり、晶馬への想いに気付いてしまったりんご。しかし、晶馬はその生い立ちから、その犠牲となったりんごの想いを受け止めることが出来ず、彼女を拒絶してしまう。
 想えば想うだけ晶馬を傷つけるだけ。その事実に嘆くしかないりんごだったが、そんな彼女に優しい言葉をかけたのは多蕗と結婚したゆり。かつての恋敵に傷心を打ち明けるが、ゆりも実はピングドラムを狙う勢力の一人で……

 日記を手に入れたと想っていた夏芽真砂子が実は半分しか入手しておらず、バイクで通りすがりに日記を半分引きちぎって奪ったのは誰なのか、ということだったのだけど、案の定ゆり。しかも、多蕗と同じく桃果の同級生。しかも、身体的に何か秘密があるらしく、それを知ってなお受け入れた桃果に実は異様な執着を持っていた。日記を奪ったのもそのためで、姉妹故に良く似ているりんごを桃果とみなして強引に手に入れようとする。まあ、なんかどっかやばそうだとは想ったけど。
 けど、多蕗はそのこととか身体の秘密とか、知ってるの? つか、身体の秘密ってそもそも何? フタナリとか?(じゃなくて普通にありえそうなのが実は男、だよな)
 冠葉の方も冠葉の方で、もはや帽子の力でも延命が果たせなくなった陽毬のために、眞悧の怪しげな薬の対価として大金を準備する。が、その現金の受け渡しの時に真砂子に襲撃される。
 真砂子も弟のためにピングドラムを入手しようとしており、本人がかなりのストーカー気質ということを除いてものっぴきならないやり取りになりつつあるような。


2010年10月19日(火) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] 神知る#2

  神のみぞ知るセカイ #2「あくまで妹です/アー・ユー・ア・リッチ・ガール」。前半は無理やり妹として同じクラスに転入してきたエルシィ。この前の駆け魂を回収したら終わりと思いきや、まだまだ回収しないといけなかったという……で、桂馬の両親には記憶操作でもするのかと思ったら「お父さんの隠し子です!」。それを信じる桂馬母も桂馬母だけど、一番のとばっちりは桂馬父。ほんととばっちりだ……
 で、300歳overという超年上妹の登場に「妹としての精度が足りない!」と相変わらず二次元との区別がついてない発言をしながらも、エルシィの健気さにほだされて契約が終わるまで妹として滞在することを許可。そんないい加減なことでいいのか? いいのか。
 後半は次の駆け魂の持ち主登場。超お金持ちの絵に描いたような高飛車お嬢様。いや、絵に描かれてるんだけど。しかも桂馬は「淡い髪の色でツインテールでネコ目でデコの見えてる子はこうだ!」と相変わらずギャルゲーに毒された分析を。まあ、この辺はギャルゲーだけじゃなくマンガでもパターンになってるから二重のギャグなんだけど。でも、桂馬は単純に「ガンガンアタックしていって心の鎧の隙間をこじ開ける」という作戦を取ろうとするが、どこか勝手が違う。後をつけていってみると……お嬢様のはずが、貧乏アパートに。金持ちのセレブじゃなかったの? というところで次回に続く。電気のついてないボロアパートに寂しげな「ただいま」という声がするところでサブタイトルが出てくるのが皮肉というか、なんというか。
 しかし、金髪ツインテールデコチビお嬢様の声が悠木碧ってことは、やっぱミナ・ハーカー姫とのあれなのかそうなのか?
 ED映像はWET AND MESSYで実にフェチなアレ。

[その他] 昨日の日記補足

  昨日の日記 書いた「中国人民と同レベルのアホ」というのは「中国人民の中のアホと同レベルのアホ」というふうに訂正させていただきます。具体的には こういうアホ共 を想定してのコメントでしたが、中国人民全体がこのレベルだなんて取り得る発言は、さすがにまともな中国人に失礼だ。「破壊行為を行なわないだけマシ」って言い訳もあるみたいですが、「マシ」なだけで頭の中身自体はDNAレベルを超えて同じ人種なのは理解しているのかどうなのか。この件ばかりは 上条さん に同意せざるを得ない。「なんでマスコミは報道しない」じゃないよ。まったく。


2009年10月19日(月) 旧暦 [n年日記]

[その他] この場合、「お前が言うな」でいいのだろうか……?

  人気漫画家『けいおん!』を批判「空虚だ。不気味。気持ち悪い」ロケットニュース24 )。吾妻ひでおを「人気マンガ家と言っていいのか微妙なところではある気はしますが、御大とは言ってもいい気はするのでそのへんは良しとして。
 「けいおん!」のアニメは特に主旨なく、女の子が視聴者にうけるようなかわいらしい仕草を延々繰り返すというのが唯一の主旨なので、言ってみれば「イメクラ」、バーチャルの裏やその他の要素を楽しむという「現実との接点」が拒否され、メイドカフェ的気持ち悪さというのは非常にもっともだと思う。うん、とってもわかるし、今の美少女ものの下地となるロリコンブームで大きな役割を果たした者として、というよりあの当時突き詰めてああいう形で発表していた人として、現実とのすりあわせなしに発散してその意味を自問しない態度というのにもの申したくなる(のだとと思う)のは、よくわかるのだけど……
 系譜を考えると、紆余曲折あったとは言え、間違いなく吾妻ひでおの関わった流れの系譜であり、それを思うとなんか非常に微妙な感じ……
 似たようなものとしては 小室哲哉が、「自分とつんくが今のJ-POPの安易な流れを作ってしまった」と述懐してたりあかほりさとるがラノベ業界が危機的だ と言ってたりするのと似たような「いや、もっともなんだけど、あんたが言うか……」というような感じが……もっとも吾妻氏の場合は思っても見なかった方向に自分の関わったものの結果が向かってしまっており、小室哲哉の場合、自分の行動を反省してるようにも見えるのに対し、あかほりさとるは……まあ、戦略的には非常に納得いくんですが、この人には間違いなく「お前が言うな」と言っていい気はする。

[アニメ] キルミンずぅ#3

  キルミンずぅ #3「ノラネコに恋されて」。リコ、リムに加え、姉のナギサもキルミンに。母のハルカにそのことを相談すると、ハルカはキルミンのことを知っていた。が、父や、他の人には黙っているように言われる。
 ともかく得た力を鍛えようとキルミンに変身して特訓する姉妹だったが、なんだか変なデブのオス猫にリコが見初められてしまう。
 それ以来デブ猫につきまとわれ迷惑するリコだったが、そんな彼らの学園生活を見張る怪しい影が……

 なんつーか、微妙に河森っぽい感じが……アルジュナ的な意味で。まあ、今回は監督じゃないから暴走はしないと思いますが。
 デブ猫につきまとわれるリコは「猫と人間が恋人になれるわけがない!」と言うが、カノンに「どうしてなれないの?」と聞かれ、逆に返答に詰まってしまう。ナギサに相談するが、「人間だって相手といろいろ違う。人間の場合は違ってたら相手と話すけど、猫の場合はどうする?」と言われ、キルミンになってデブ猫の説得を試みる。キルミンになっても猫の言葉はわからないのか……そんな場合は猫地蔵の首を折って(番組違い)
 結局、説得より完全に猫化したリコがまだ全然子猫の姿だったのを見て、デブ猫は生殖相手ではないと認識、あっさりリコから手を引く……って、そうじゃなかったら(猫的に)18禁展開になってたのか? いろいろきわどいな。
 で、「どうして(人と動物が)恋人になれないの?」と疑問をぶつけた彼女は、「アニマリアン」という種族の純血種で、純血の伴侶を求めて母に連れられ日本に来たとのこと。キルミンじゃなく、元々動物になれるらしい。逆にキルミンがアニマリアンの力を人工的に再現したのか?
 ケンに興味を持ったカノンを母親が「人間なんかに」といさめることから、なんかやたらと人間を格下に見てるけど、母親の目的は娘の伴侶捜し以外にもある?
 そいでもって、来週はケンとタマオがキルミン化。「誰でもキルミンになれるわけじゃない」らしいけど、アニマリアンと関係あり?

[その他] そう言えばそんなキャラがいたな

  【鳩山ぶら下がり】(2)「私の役割は指揮者」(2/5)産経 )。いや、「全然指揮できてないじゃん!」って突っ込んだのもさておき、それより引っかかったのが「 私はもともと申し上げておりますように、ある意味でのコンダクター的な役割だと思います。(中略)そして、それを全体として、ハーモニーがとれるように指揮をしていくこと。」って部分。いや、そういえば数年前の仮面ライダーで「パーフェクト・ハーモニー」って言葉をモットーにしてたキャラがいたなぁ、と思い出して。
 完璧主義で自信過剰。借り物の力を自分の指導力と勘違いして、それが失われたら腹心の部下からも見限られてあっという間に失脚。再登場時にはかつての面影の影も形もない、妬み嫉みの塊の超ネガティブキャラになってたわけですが。
 これは「リアル地獄兄弟」を拝めるという、啓示なんだろうか?


2008年10月19日() 旧暦 [n年日記]

[特撮] ゴーオンジャー#35とキバ#38

  ゴーオンジャー #35「炎神ノキズナ」。突如現れたホロンデルタールによるダメージを負った炎神たち。チャージの間もホロンデルタールは暴れ続けるが、太古からの因縁のあるキシャモスたちが自分たちが倒すと、走輔と一緒に出撃する。しかしただでも強力なホロンデルタールにヨゴシュタインが強力なネジを装備、さらにパワーアップしたホロンデルタールから伸びてきた触手にキョーレツオーが乗っ取られてしまう。ホロンデルタールと共に街を破壊しまくるキョーレツオーを止めようとする走輔だが、その走輔をヨゴシュタインが襲う。

 エンジンオーG12が登場。そいでもって炎神勢揃い名乗り長っ! キシャモスたちは「パオーン」だけど、それ除いても9体だものなぁ。
 執念の末ホロンデルタールを復活させたヨゴシュタインは自らの発明でさらにそれをパワーアップ。キシャモスたちが合体したキョーレツオーまで操り、さらに街を破壊する。ヨゴシュタインの妨害にも負けずキシャモスたちに必死に呼びかける走輔の声に、キョーレツオーも触手の支配をはねのけ、G12へ合体、の流れ。でもやっぱり名乗りがな(ry
 ゴローダーも加えてホロンデルタールを倒すけど、ホロンデルタールのパワーを蓄えたネジをヨゴシュタインが自ら装着。しかもヨゴシュタインの攻撃を受けていた走輔が金属のようになって倒れてしまう。
 この流れは、どうもヨゴシュタイン最後の戦いっぽいんですが……三大臣の一人がいなくなったら、お色気担当のケガレシアと陰が一番薄いキタネイダスしか残らないじゃん……


  キバ #38「トライアングル・キングが斬る」。「渡さんが好き」と深央に告白された渡。両思いだったことに内心では喜ぶが、大河とのことを考えると素直に喜べない。一方大河はキングとクイーンの間を阻む者である渡を始末するようにとビショップから進言されるが、人間であっても友人の渡を殺すことは考えられない。無理矢理深央との結婚話を進め、また深央にも掟を破った者に対する過酷な罰を深央に説き、二人にあきらめさせようとする。
 渡は二人がキングとクイーンであることを知らないまま、陰から深央を襲おうとしていたファンガイアと戦い、傷つき倒れる。自らの無力を痛感する渡の前に次狼が現れ、心から力を望むのならザンバットソードを抜けとキャッスルドランの中に連れて行く。深央を助ける力が欲しいと、ついにザンバットソードを引き抜く渡だが、ザンバットソードの力が渡を支配、次狼たちを襲い出す。
 22年前。恋人さながらに語り合う音也と真夜を見たゆりはその怒りをファンガイアにぶつけるが、イクサの装着限界時間を超えて気絶。逆にファンガイアに始末されそうになるが、そのゆりを救ったのはクイーンである真夜だった。「私はその女の命より大事なものを奪おうとしている。命までは取る必要はない」と……

 インチキ占い師・超能力者を襲ってた奴や前の実験体ファンガイアもそうだったけど、チェックメイトフォーって結構求心力ないなあ……わりと下っ端が逆らうよね。
 渡、大河、深央の三角関係のどろどろがしばらく続いてたけど、ザンバットソードを克服した渡がキバに変身してサガを圧倒、とどめを誘うとしたところを、深央がファンガイアに変身してかばおうとする。
 目の前で深央の変身を見てしまった渡はショックで自室呆然、その隙に攻撃を受け、変身が解けて渡も正体をさらしてしまう。大河も正体を見せ、ついに全員がお互いの正体を知る。
 どうも大河も渡=キバだから始末、とはすぐ考えないみたいで、キバと自分との因縁について知ろうとするらしい。まだ生きてた真夜が渡たちと関わり出すのか?
 過去編もそれと連動するように真夜が本格的に音也の簒奪宣言。しかしそれがキングの知るところとなり、追求を受ける。
 次回予告では大河が渡に「兄弟宣言」をしてたけど、ほんとにそういうベタな流れなのかなぁ。あと、キバでもサガでもないライダーが出てたようだけど……
 あと、どんどん矮小になってく名護さん……トゥシューズに画鋲じゃないんから、もうちょっとまっとうな方向に努力しようよ。

[読書][マンガ] マンガ物理に強くなる 力学は野球よりやさしい/関口知彦・鈴木みそ

 高校球児でエースの松山は、物理で赤点を取って夏休み中補習の危機に。久々に甲子園をねらえる逸材という彼だが、物理の担任はそんなことをまったく斟酌しない。このままでは補習で甲子園に行けないと思い悩む彼だったが、練習中に打ち上げたフライを当てて気絶させてしまった女生徒が学年一の才媛で変人の久保聡美だったことから、松山は彼女に頼みこんで物理のことを教えてもらうことになる。

 ブルーバックスでマンガ!? というのが店頭で見ての最初のインパクトで、それが「銭」の鈴木みそ作画なのでおざなりな仕事ではないだろうと思って思わず購入してしまいました。でも、2001年に化学でやはり啓蒙マンガをブルーバックスで出してたのね。
 いや、ブルーバックスを読んで科学での想像の翼を広げていた世代としては、ちょっとびっくりなのですよ。
 で、内容なのですが、「うん、そういうことだよね」であっさりスルーして読めてしまったのですが……ただ、一応曲がりなりにも物理学科出身の自分がほぼまったく違和感なく読めてしまったということは、考え方が物理のそれに沿っていて、ごまかしや間違い、おかしな比喩がない、ということではある。と思う(私が一般的な物理学科かは自信がないので)
 そいでもって、だんだん物理への理解を深めてく松山の姿は、そのまま聡美への「単に変人で秀才」という評価が変化していく、ということでもあるようなドラマの組み方をしてる(世界観を共有していく)あたりは、鈴木みその手腕。
 「物理は世界を理解する手段」という世界観を持つ聡美の対比として、「公式を覚えて機械的に問題を解いていく」という「単に要領のいい勉強の仕方」の代表として恋のライバル(?)のえいみを出したり、松山よりさらに動物的直感で生きてる増田を出したりと、「物理を理解すると世界の見方が変わる」ということをアピールしようとしてるのは、鈴木みその原作解釈力が優れてるか、あるいは自身がその体験をしたかだと思う。
 取り扱ってる範囲は力学の初歩と相対性理論のさわりまでだけど、物理の楽しさを知ってる人は読み物として、知らない人は物理の楽しさを知る啓蒙書として、良くできた本だと思います。


2006年10月19日(木) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] ブラクラ#15とデスノ#1とヤマトナデシコ七変化#3

  BLACK LAGOON #15「Swan Song at Dawn」。双子編完結編。同志の復讐のため淡々と双子を狩るホテルモスクワ。ひょんな事情から双子の片割れの逃走を手引きすることになってしまったラグーン商会。その顛末は……

 ヘンゼル(グレーテル?)の歌声といい、特別仕様EDといい、狙ってることはわかってるのに、それにうかうかはまってしまいますな。瑕疵を挙げれば、エダがヘマ踏んで教会の依頼ということでラグーン商会に逃走の手引きをすることになった描写が削られてしまったことだけど。エダが人質に取られたからって、人情で動くような連中じゃないものなぁ。それに、教会が絡んでなければホテルモスクワに落とし前着けさせられかねないし。
 獣のようにバラライカ姐御を狩ろうとするグレーテル(ヘンゼル?)を逆に狩り、冷たくその死を見届ける姐御がやっぱしびれますな。ダッジとの会話もクール。一方、双子の顛末は……やっぱ救いないなぁ。アニメだと「チャウシェスク」の名は出ませんでしたが、ルーマニアの共産政権崩壊後、「チャウシェスクの子供たち」と呼ばれるストリートチルドレンが大量発生したのは事実。ロックの視点が、まあ、我々の視点に近いのだろうな。エンタテイメントとしてはEDで救いを演出したのは正解だけど、それは慰め以上のものではないことを考えると、本当に正解だったのかはちょっと悩んでしまう。


  デスノート #1「新生」。二週間遅れでこちらでもようやく放送。第一話は夜神月がデスノートを手に入れ、リュークと会って殺人による世直しを宣言するまで。ただノートに名前を書いてるだけのシーンなのにすげー迫力。汗まで迸ってるし。演出勝ちですな。
 クォリティ的にも高レベルで、これを維持したならかなりのものになりそう。しかし番組終了後のヒロイン役声優二人による実写コーナーは、話には聞いてましたがビミョーですな……


  ヤマトナデシコ七変化 #3「ああ、懐かしの暗い青春」。突然世界旅行に出た小母さんが帰って来、レディになったスナコのお披露目パーティを開催するという。パーティ当日までにスナコをレディに仕立て上げねばならないと美少年四人はあわてるが、まぶしい生き物に弄られることに耐えられないスナコは思い詰めて一番ちょっかいを出してくる恭平を抹殺しようとする。ところが、その恭平が何者かによって掠われてしまう。

 (自分の手で抹殺するため)恭平を取り戻そうと四人+乃依と共に彼をさらったクラブに正装して向かうスナコ。思い詰めて必死なためか、人前でも怯えず立ち振る舞いもエレガントに……って、原動力は呪いですが。ネガティブだなぁ。
 で、恭平が縛り上げられて懸賞品扱いされてるのに(獲物を横取りされたと)キレたスナコがクラブを大破壊……何故かSSっぽい軍服姿に変身。いや、ドレスの下にはそれ着られないだろ(笑)。で、結局オチは小母さんつながり……すべての元凶か。
 騒ぎでまだまだレディにはほど遠いとパーティもキャンセルになって、四人はほっとするやらがっかりやら。って、ナベシン監督、謎の声とオブジェじゃなく登場したよ!
 しかし大きな屋敷とはいえ親戚でもない男四人を下宿させるって無茶だなぁと思ってたけど、つまりは小母さんの趣味(美しい物が好き)だったのか……

[その他] 銀河鉄道物語は面白いのに……

  槇原敬之に「999」盗作騒動スポニチ )。うう〜ん、これって過剰反応じゃないのかな。疑問に感じるのは、まず実際に槇原氏が意識的あるいは無意識的に松本氏のフレーズを転用したかということ。次にはそのような「フレーズ」に著作権が存在するのかということ。特に後者が成立しないと松本氏の主張に正当性がなくなる。それはそれとして、「 彼が知らないわけがなく」と言い切ってしまってるのが……御大も老いたなぁ、というのが正直な感想。


 おとといのニュースだが、 マイクロソフト、VistaでPC間の移管を制限--著作権侵害対策の一環としてCNET )。こういう提案が行われるたびに思うのだが、「同じPC」とは何を指してるんだろう? CPUが同じ? M/Bが同じ? HDDが同じ? それとも全部同じでなきゃダメ? Microsoft側としては利用者の利便性を制限して儲けたいってのはわかるが、そういうことならビジネスモデル自体を変更しないと。つまり、制限を厳しくする代わりに価格を下げるとか。でも漏れてくる情報では従来と同じかかなり高め……エディションによりますが。売りの一つだった新ファイルシステムWinFSも見送られ、かなり求心力が下がると思うんですが……XPどころか2kでもほとんど困らないものなぁ。


  メードブーム、今度はメガネ店が大人気…業界も注目zakzak )。もうメイドならなんでもええんかと小一時間(ry
 って実は格好だけじゃなくってちゃんとサービス内容でも差別化を図ってたわけですな。面白いものだなぁ。


2005年10月19日(水) 旧暦 [n年日記]

[メモ] コンバット、ローハイド

 11/5より、NHK-BS2で再放送。

[その他] 頭が痛いのは

 風邪ひきのせいです。多分そうです。
  「首相は参拝すべきでない」民主党の前原代表が東京で講演京都新聞 )。
 前原氏はA級戦犯に関して「内外で被害者を出した戦争の責任を負うけじめが必要。死後は神仏になるという考えもあるが、政治は結果責任であり、現役政治家の甘えにつながる。人生を終えても責任を取り続けるからこそ、国民の負託を受けている」と、政治家としての姿勢を訴えた。
 自分の知る限り、それは民主主義のシステムではないのだけどなぁ。死後に鞭打たれることを恐れないと責務を全うできないというなら、それはそれで「民主主義道不覚悟」 *1 じゃないかい?
 もひとつ。「靖国参拝するのは戦争責任に関する歴史認識が云々」という言説も見かけますが、ぶっちゃけ、脳みそ膿んでると思います。それは一部の人間に災厄神のごとく「戦争責任」を負わせ実際の戦争責任の分析を滞らせるだけの「負の神格化」にすぎない。戦争の原因はそんな簡単に「誰かのせい」にできるものじゃないことは調べればわかるだろうに。。

  日本の分担削減主張に理解 米国連大使共同 )。ここらへん、米本国がどう見ているかはよく知らないのだけど、要は アメリカもやった手だからかなぁ という感じもする。まあ、金は出しても口は出すなって言われるのも癪だものなぁ。 国連分担金 は調べればすぐわかるのだけど、各国の滞納率ってどうなんだろう? と思ったら ちゃんと表が前年以前の表 もありますが、日本は総じて優等生。トップの国ではアメリカが滞納してますが、これは過去の滞納金の繰り越しのため。中国は2001年からの記載ですが、 単純に2000年以前の分担金が低いだけ らしい(ブラジル以下)。

  米国防長官が訪中 「政治開放」と「透明性」求めるCNN )。ラムズフェルド国防長官、中国を分裂→内戦化させたいんかなぁ。真面目に考えるとどっちにしろ未来は暗いからやめておこう。それはさておき、
米政府は今年の中国の軍事費について、「公表されている約300億ドルの3倍に上っている可能性がある」との見方を示している。
 わりかし控えめだなぁ。(見積もりが)

  10年連続で最低を更新 喫煙者率、女性は微増Y!hl )。前にも書いた気がするけど、私はここんところずっと続いてる嫌煙風潮については胡散臭げな目で見てます。私自身は喫煙者じゃないし、煙だらけの部屋にいればそりゃいい気はしませんが、死ぬの生きるのみたいな騒ぎ方は単にマスコミに乗せられてるだけだと思うんですが。あほらし。
*1: 茶化して書いてますが、要は民主主義について理解してないし、ミスリードにより世論を誘導しようとしているんじゃない? という事。


2004年10月19日(火) 旧暦 [n年日記]

[必殺] あんたこの仇討どう思う

 必殺仕業人第七話。 DVD上巻
 いつもどおり門前で芸を披露していた剣之介夫婦は、盲目の浪人芦川と、その娘おさとと知り会う。地回りに仁義を通してなかった芦川は追い立てられるが、剣之介夫婦がそんな二人の世話を見る。浪人同士ということで胸襟を開きあう芦川と剣之介だが、芦川は何故浪々の身となったのか、その理由を決して明かそうとしない。
 その芦川はことあるごとに吉原に出かけ、清三郎という旅回りの役者の所在を聞いて回っていた。実は芦川が江戸勤めをしている間に妻のおはまが清三郎と出奔、家内不行き届きでお家はお取り潰しになり、女敵討ち(不貞を働いた妻と姦夫を手打ちにすること)の旅に出たのだ。その間に旅の苦労で失明、乞食同然に落ちぶれたが、二人を斬るための備前長船だけは手放さなかった。
 しかし、遊郭の店先で店の用心棒とすったもんだしているのを聞きつけ、奥からおさとの名を呼びつつ飛び出してきた女郎がいた。誰あろうか、それこそが芦川の妻おはまで、清三郎に騙されもてあそばれた挙句、女郎に売り飛ばされたのだ。一旦は彼女を斬り捨てようとする芦川だが、結局出来ず、せめて清三郎に一言詫びさせた上で、また親子三人やり直そうと決意をし、おはまを身請けする金を稼ぐために長船を売り払う。しかし、芦川が江戸に出てきているのを知った清三郎とその裏で糸を引いている聖天の政五郎は、手下に芦川を襲わせる。絶え入りそうな息の下で、たまたま通りかかったやいとや又右衛門におさとと金を剣之介に託して欲しいと頼み、息を引き取る……

 仇討ものだが女敵討ちで、しかも失明し娘に手を引かれながら敵を探している、という、身を寄せ合い生きる父娘が描かれる。
 乞食同然の風体だが、実際の敵討ちもこんなものだったらしい。長引けば長引くほど資金繰りも苦しくなり、また一生敵にめぐりあえないこともしばしばだった。
 愛のために身分を捨て、人殺しにまで堕ちた剣之介にとって、妻を許し、そのために姦夫のみを斬るわけにはいかないと清三郎への敵討ちも諦めた芦川に非常に近しいものを感じる。が、脅えた清三郎が聖天の政五郎を通じてやくざたちに芦川を襲わせてしまう。
 女敵討ちの話を聞いた主水が、「そんなことになりゃぁ、俺だったら喜んで新しい女と……」と言いかけ「いや、そうでもないか?」と、りつへの愛情を微妙に認めるようなセリフを吐くのも珍しい。この言い直す間にふっと灯りを吹き消し、その瞬間の表情は隠す演出は心憎い。
 中村家の新しい下宿人は、先週追い出したお澄に代わって鰯の頭を信仰する怪しい修験者の幻覚。主水を見るなり「狐がついておる!」とわめきたて主水をうんざりさせるのだが、後の話で主水をドキリとさせるようなことを言う。
 仕業人的な雰囲気はそれほど強くなく、冒頭に主水の同僚の島が道端に落ちてる棒っきれを焚き付けにと拾う、貧乏臭いところくらいか。
 あと、長船を鑑定する刀屋が、息がかからないようにちゃんとマスク(っていうのか?)をしているのは、きちんとしている。最近の時代劇じゃそういう描写すらおろそかにするからなぁ。

[その他] ご用心

 職場のLANにPCをつないでいると、必ずと言ってよいほど毎日トロイの木馬向けのアクセスがある。無論、アンチウィルスでスキャンしてるし、パーソナルファイアウォールで遮断もするので(多分)警告が出るだけで何事も起こってないのだけど、ここ最近の不正アクセス元の情報を調べたら、ちょっと気になったことがあったのでIPアドレスと共にネットワーク管理者に連絡を入れておいた。
 なにが気になったかと言うと、不正アクセスしてきた機器がことごとくネットワークHDDだったこと。ネットワークHDDは使ったことがなかったのでそういうことがあるのか良く知らないけど、OSはlinuxなりだろうから、変なセキュリティ対応をしているとウィルスやワームに感染することはあるのかもしれない。ちょっとぐぐっただけでは出ないけど。でも、1042ポートを中心に攻めてきたり、ポートスキャンかけてきたりして、まっとうな接続とは思えんよなぁ。
 「手軽な機器」ということで売り出してるネットワークHDDだけど、それだけに利用者はセキュリティをおろそかにしてるのかも。ううむ。

[アニメ] 再生産

 新作アニメの感想とかでもそうだし、別にアニメに限った話ではないけど、個人的には新しいことをやろうとしている要素があると、無条件に評価が甘い、もしくは加点したくなる傾向がある。実際に「本当に新しいこと」ってのはそんなにないので、「主流から斬り捨てられたもの」と言った方がいいか。別にそれだからと言ってそっちの方が面白いとは限らないし、主流だって面白いものを作るのが簡単だということでもない。でも、評価が甘くなる。
 ってのも理由らしきものがないわけではなく、主流のみに集中しすぎると似た傾向ばかり作られるのに加え、自己模倣するだけになり、縮小再生産をしてしまう懸念がある。それ以外のものを作る力が低下していく→だからやりやすい自己模倣、という悪循環に陥る可能性もある。
 え〜っと、ですね、こういうので一番嫌なのが、明らかに既存の作品に影響を受けている(というか既存の作品からの影響だけで構成されている)のに、ファンも製作者も無自覚っぽいものが散見されることなんすよ。なにとは言わないけど。
 まあ、組み合わせ方でオリジナリティが出るとか、既存の路線でも要所要所に新しいものを取り入れることで盛り上げるとかもあるので、単純に断定できないところもあり、難しい。


2003年10月19日() 旧暦 [n年日記]

まだまだ続く

 体調不良はまだまだ続く。大須にちょっと行ったらあたまがぐわんぐわんして、結構つらかった。波があるなぁ。
  プラネテス #3。原作ファンには賛否両論あるみたいだけど、私個人としてはよくできてると思う。タナベの愛の人っぷりも炸裂。「人間は一人で死ぬのかそうでないのか」というところを、保険の勧誘とからめての導入から、原作の展開へ。独自のテレビシリーズとして、見せる工夫がかなり上手く働いてると感じる。
  555 は、草加の攻撃を受け、傷付いた巧は間に割って入った木場にかろうじて助けられるが、満身創痍のまま、冴子に連れ去られる。巧に異常な増悪を見せる草加に、真理もさすがに不審を抱き、なじり、草加は真理を思わずはたいてしまう。草加から「乾巧は敵だ」と連絡を受けた三原と阿部は、巧が敵なのか、味方なのか判断できず意見を衝突させる。が、不意にオルフェノクに襲われた二人を救ったのは傷付いた巧だった。一方、添野刑事は連続放火事件の現場写真に写っていた男が、スマートブレインの関係者だと知り、スマートブレインに事情を聞きに行くが……
 なんてか、三原、見せ場が全然ないなぁ……猛威を振るったデルタギアもここのところ見せ場なし。ただ、巧が味方か敵か、一番ニュートラルな立場で見ることができるのは、三原なので、そういうポジションなんだろうけど。ドラゴンオルフェノクは武装を解除するとファイズのアクセルフォームも凌駕。マジで無敵ですか? 真理のフラッシュバックした記憶によると、流星塾同窓会襲撃にもいたようだけど。来週は阿部と真理がデルタギアとファイズギアを使うわ、ファイズとカイザのダブルライダーキックだわ、ブラスターフォーム(赤いファイズ)初登場だわ、てんやわんやですわ。(でも、来週はDAINA☆CON……リアルタイムで見れるのかなぁ)
 書店で 兵隊やくざ 貴三郎一代/有馬頼義イギリス人はおかしい/高尾慶子巷説百物語/京極夏彦 を購入。巷説〜は、まあアニメ見てからのミーハ−なんだけどね。ファンの友人には「さっさと読め」と言われたけど「兵隊やくざを優先させるのは人として当然」と反論したら、「ありえねー!」と。いや、そう言いつつ、今読んでるのは「イギリス人は〜」だけど。映画監督のリドリー・スコットの邸宅でハウスキーパー(日本で使われる「家政婦」の意味ではなく、使用人全体の差配をする役職)をしている日本人女性のエッセイ。妙に神経質なリドリー・スコットとの主人と使用人のやりとりやら、イギリスの因習やら、なかなかに面白い。

追加

  漁船第十八光洋丸貨物船フンア ジュピター衝突事件海難審判開始申立国土交通省 )。さて、どんな審議になるのか。亡くなった方々と遺族のためにも、きちんとした処分が下ることを希望する。


2002年10月19日() 旧暦 [n年日記]

ノモンハン

 ちょいと富山に学会で出張。でも、遊びに回る余裕はほとんどなし。おそばが大変おいしゅうございました。
 で、行き帰りで ノモンハンの夏 を読み終わる。なんと言うか、非常に徒労感の残る内容だった。筆致が、ではない。作家の技量が問題があるとか内容がつまらないではなく、司馬遼太郎が「人生の無駄」「過去から学ばない」と言った理由が非常によくわかるものだったのだ。
 端的に言って、日本軍が太平洋戦争で行った失敗が凝集されている。軍の指揮系統をまったく重んじない軍部上層部の暴走、情報不足にもかかわらず、自らの夢想のみの都合よいばかりの敵味方の戦力想定、場当たり的で統一性のない戦略の見通し、客観的観測を傍若無人な精神論により封じる傾向、輸送兵站の徹底的な軽視、そして自らの無責任を無責任と思わぬ傲慢さ。これらが凝縮された戦闘(一般に「ノモンハン事件」と呼ばれているが、「ハルハ河の戦い」と言うのが正確なところである。「戦闘」ではなく、あくまで特殊な「事件」だとするところに、すでに参考すべき判断対象となされていないことがわかる)にも関わらず、日本軍はここからなにも学ばずに繰り返している。これでは知るほどに絶望するのも無理はない。
 ハルハ側河畔の戦いは、日本軍の、というより当時の日本の問題点の凝縮された事例と言う点では疑いない。しかも、日本はそれにまったく学ばなかった(これは国民も含めてである)。かんがみて、現代はそれよりマシと言えるのか。胸襟を正す思いである。
 もう一つ、ハルハ河において数千の、太平洋戦争においてさらに数百万のうちのいくらかの生命を自省することもなく無碍に死においやった参謀辻と服部の存在には流石に慄然とした。この二人は、ガダルカナルの惨事における最大の戦犯と呼んでも良いことも付記しておく。
 余談だけども、この時期に日本全体が反英・親独に傾いていった理由の一つとして(と、いうより海軍がなのだけども)、例の「海軍メイドさん事件」があげられていた。やっぱそうなのか〜〜。
 先日に北朝鮮拉致者のことを云々と言ったのは、北朝鮮が核開発を認めたことがどう動くかの方が現時点では気になったからだった。北朝鮮が核開発をしているであろうことは大方予想がついていたし、一部事情通では公然の事実として捉えられていた。具体的に一体どういうつもりで認めたのかが不明だったのだけど、「現在の米軍には独力で二正面作戦を戦いきることはできない」という話を聞いて、合点がいったように思える。それが事実なのかどうかは不勉強な私にはわからないが、事実だとすれば、イラクと強調し、譲歩と脅迫によりアメリカをけん制する外交的手段に思える。場当たり的ではあるけども、現時点をしのぐには唯一の手段であるとも思える。どのような結末を迎えるかはわからないけども、「朝鮮人民民主主義共和国」という国が存続しての決着はないと思う。金正日が上に立ちながら現状よりの回復はありえないと思うし、また、トップがすげ替わったとしても現在よりマシになるだけの体力・民度があるとも思えない。とはいえ、もしことを構えるとなれば日本抜きでは語れないだろう。遠い地球の裏の話ではなく、国境を接する国である。どうなるのか。不安を感じずにはいられない。