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2010年10月26日(火) 旧暦 [n年日記]

[その他] だから言ったのに

  中国デモ 反日 徐々に 反共化東京新聞 )。「  陝西省宝鶏市の二十四日のデモは、反日スローガンのほか、「マンション価格に抗議」「(独裁ではない)多党制を採用せよ」「馬英九(台湾総統)兄さん、人民はあなたを歓迎する」との横断幕も掲げられたという。」って、完璧に日本と関係ありませんがなw
 先週も書いたけど、中国では反体制デモは許されない。何故なら勢いづいた人民が暴徒と化すことが、一番共産党政府にとって恐ろしいから。反日デモを目の仇にしてる人の中には「むしろ願ったりだ! 中共をぶっつぶせ!」って言う人もいるだろうけど、それに対する突っ込みは後述。
 そんな中で、反日は大義名分的にも政府も禁止することができない、ほぼ唯一の集団的鬱憤晴らしという意味合いもある。元々日常や経済的な不満を「何か」にぶつけたいだけ、というのがほとんどなので(往年の日本の学生運動とその意味では大して変わらん)、叫んで、暴れたいだけ、という一面もある。ただ、反日デモを野放図にしておきたくもない政府の事情もある。
 ひとつには、日本との関係悪化。日本とあまりおおぴらに仲よくして親日的と見られたくはないが、一番近くの経済大国と経済的な関係を深めることの重要性は、現胡錦濤政権はわかっている。反日を叫ぶ人間も、日本と経済的に断交してしまえば中国の会社も雇用者も困ることはわかりそうなものだが(他外国にも「進出リスクが大きい」と見なされかねない)、まあ、そこらへんが何も考えてないというか。
 もうひとつは、上のように基本的には現政権は日本との経済関係を良好に保とうとしてるので、「反日」が「現政権への攻撃」に転嫁されかねないこと。というか、実際しょっちゅうされていてその対応に苦慮している。
 前政権の江沢民政権は自分への反対勢力をかなり強引に弾圧し(江沢民の人望のなさに起因しているともいう)、それにより生じる反発を強力な反日政策により押さえ込んでいた。その江沢民政権から、一応は「あとを継いだ」胡錦濤政権だけども、人民解放軍に影響力を残し(中国は基本的に「軍閥」「地方閥」の国なので、より強力な軍隊をどちらが抑えられるかが重要)院政をしこうとした江沢民の力を巧みに殺ぎ、人民解放軍への影響力を骨抜きにして実権を完全に奪ってしまっている。その上でこれからの中国は経済開放が必要なこと、そのためには一番近くの経済大国である日本が重要であることを理解し、江沢民政権の極端な反日政策を改め、柔和にした。そのため、「親日的」といううたい文句で反胡錦濤派は結託しやすい。
 これは逆に言えば、現政権の反対勢力が実権を握ったら、その政権は反日的政権になる可能性が高い、ということ。要は、「中共政府をぶっつぶせ! 現政権を打倒しろ!」と言ってる人は、日本のすぐ近くにより過激な反日政権を打ち立てる手伝いをしてるのに他ならない。
 ホント、そういう人たちも何も考えてないよなぁ、中国で反日とわめいてる人民と同程度に。


2009年10月26日(月) 旧暦 [n年日記]

[特撮] シンケン#35とダブル#8

  シンケンジャー #35「十一折神全合体」。牛折神の車輪になっているディスク、そのディスクに全ての折神の力を集結させる可能性があることがわかる。だが、長い間歴代シンケンジャーが暴走に苦しんできた牛折神のディスク。失敗してとんでもない結果になるのではないかと、ひとまず全合体は様子見に。そんな中、流ノ介が不審な行動を見せる。流ノ介は昔の歌舞伎仲間の公演準備の様子を見に出かけていたのだが、公演実現を目の前にして姿をくらませた流ノ介のことを、かつての仲間たちはあしざまに罵る。流ノ介が姿を消したのはシンケンジャーとしての使命の為なのだが、それを伝えるわけにもいかず、歯がゆい思いをする流ノ介。そんなとき、街中で手当たり次第にものを食らうアヤカシが現れる。たまたま遭遇した流ノ介は単身シンケンジャーに変身して立ち向かおうとするが、こともあろうにショドウフォンを食べられてしまう……

 侍で歌舞伎役者って、何度聞いても違和感があるのだけど……芸能関係はどんなに高名でも基本的に身分外身分だったから、侍が歌舞伎役者になったりするときは絶縁状態じゃなきゃ無理なはずだったんだけどなぁ……
 それはそうと、流ノ介の事情を知らず逃げ出したと誤解し、彼のことをあしざまに言うかつてのライバル。流ノ介も姿を見せて弁解したいが、生真面目な流ノ介のこと、シンケンジャーの使命を軽々しく話すことも、言い訳のようなマネをすることもできない。しかし、かつてのライバルも口では裏切り者呼ばわりしながら表現に行き詰まった中、流ノ介の助言を内心は欲していた。
 それと、薄皮太夫と十臓、本格的にアクマロの用心棒的役割に。なんだかドウコクとシタリ、すっかり影が薄くなってしまったような……
 そいでもって今回の本題、十一折神合体・シンケンハオー。かつてのライバルと舞台の上で理解し合い、わだかまりを解いた流ノ介の命名だけど、流ノ介、こういう時異様にノリノリだよなぁ……
 シンケンハオーのデザインは、なんというか、小林幸子? 牛折神がせり出しの台みたいになって、余剰パーツがいろいろくっつくような形……いや、これはアリなのか? これはこれでアリな気もしないではないけど。


  仮面ライダーW #8「Cを探せ!/ダンシングヒーロー」。コックローチドーパントにルナ、トリガーのメモリーに続き、メタル、ヒートのメモリーも奪われてしまったダブル。それもこれもフィリップが途中で気を逸らしたせいと怒る翔太郎だが、フィリップはヘブンズトルネードが見られないことにショックを受けてどこ吹く風。翔太郎は仕方なしに依頼人だった弾吾に怒りをぶつける。
 弾吾の話によると、かつてたまたま知り合いパートナーとなった千鶴だったが、ある日突然姿を見せなくなり、シンクロナイズドスイミングを始めたと知り、自分とダンスが捨てられたと激昂、本当に何か起こるとは思わず腹立ち紛れに「闇の仕置人サイト」に千鶴の駆除を依頼してしまったという。しかし、その後そこに書き込んだ依頼の相手が実際に襲われたと聞き、自分のしでかしたことを後悔、鳴海探偵事務所に依頼をしてきたのだという。
 振り回された形になってしまったが、依頼を受けた以上は仕方ないと、サンタちゃんからコックローチドーパントの正体とおぼしき者が書いた、駆除の様子を書かれた同人誌を見せられる。発行人は不明だが、同人誌に書かれた風景から相手の住み家を探し出す。
 一方、フィリップは弾吾と千鶴が仲直りしないとヘブンズトルネードが見られないと、二人を仲直りさせようとまた一人で暴走し出す。

 わからないことが我慢できないフィリップの暴走ぶりがメインで、そこは面白いのだけど、同人誌のくだりとか、戦ってるダブルに合わせて突然ダンスしだす弾吾とかが強引かなぁ……
 コックローチドーパントの正体は同人漫画描きで、自分をヒーローに見立てて駆除の様子を描いた同人誌を発行していた。けど、奥付とかがなくてもいろいろ足がつかないか、それって?
 千鶴は自分を襲わせたのが弾吾だと聞き、彼との対話を徹底的に拒否するが、フィリップは二人をリボルキャリーの中に閉じ込めるという作戦を敢行。もちろんそんなことで仲直りするわけもなく、逆効果かと思われたが、フィリップが外から流した千鶴のシンクロの練習テープが、弾吾と一緒に踊っていた曲だったことから誤解が解ける。弾吾と一緒に踊り自分がどんどん上達していくことを実感してた千鶴だったが、一方で自分の技量が弾吾に及ばず、与えられるだけな事に満足できなくなり、逆に弾吾に与えられる何かを見つけようと、シンクロを始めたのだという。でも、いきなり音信不通はやりすぎだろう……
 二人の会話から、フィリップは見られなかったヘブンズトルネードの本の鍵が「二人のリズムの波」にあることに気付き、あこがれのヘブンズトルネードの検索に成功する。そして、さらに弾吾とのセッションでダブルに変身した自身がヘブンズトルネードを演じることに。いや、それは強引すぎるだろう……
 亜樹子は無邪気にヘブンズトルネードを体験できたことを喜ぶフィリップを見て、ダンスに興味を持ったと勘違いするが、フィリップはもう得てしまった知識には見向きもせず、結局落胆することに。
 それにしても霧彦さん、ダブルと戦ったのはまだ二回ほどなのに、ヘタレ化が激しすぎるような……


2007年10月26日(金) 旧暦 [n年日記]

[アニメ] マイユア#4

  Myself;Yourself #4「子供じゃないよ」。佐菜の友人、修輔はとある帰り道、同級生の男の子に嫌がらせをされている女の子を助ける。その小学生・持田雛子は修輔に一目惚れ。翌日から下校のたびに修輔の前に姿を現すのだが、修輔は子供扱いするばかり。そんな雛子が、夜のファミレスで一人きりで食事していたのを佐菜と出くわしたことがきっかけで、佐菜に恋の相談を持ちかけてきた。話に加わってしまい妙にノリノリな麻緒衣のアドバイスで、佐菜が修輔の好みのタイプを聞き出そうとするのだが、やっぱり空振り。麻緒衣のけしかけで、佐菜が呼び出した修輔に雛子が告白することになったのだが……

 wikipediaによると公式略称は「マイユア」らしいのでそのように。で、今回、ヒロイン空気w マジで一言もしゃべらなかったんで、スタッフロールにも名前なし。うぇっうぇっ。
 一方で、金朋メガネは相変わらずの活躍っぷりでした……「私の恋のバイブル」ってしたことあるんかい!w 「愛に年齢も性別も関係ない!」とか言い切るし……実は腐ってもいますか?
 雛子は、修輔が胸の大きい子がタイプと聞いて麻緒衣にアドバイスを求めたり(アドバイスでどうにかなるんか?)、お約束で料理が出来る子と聞いて紫色のカレーを作って佐菜を「イチコロ」にするし……意図的にやってるのか? ってか、金朋メガネも料理教えてたんなら止めろよw
 で、結局佐菜が修輔を水族館(海遊館?)に連れ出して、偶然を装って雛子と合流、途中ではぐれたふりをして二人きりにする、という古典的作戦に出たのだが、結果は玉砕。まあ、成就したらしたでそれは問題だが。でも、真面目な雛子の告白に、修輔も真面目に答えたので、きちんとした結果にはなったのか。そういや、告白をけしかけたのも金朋メガネだったけど、まさかそれを計算尽くで……なわけはないか。
 しかし、修輔の好みって、修理の正反対を言ってたけど、概ね金朋メガネにあてはまるな……しかしあんな面白い生き物は双子の付いてる方にはやらん!


2006年10月26日(木) 旧暦 [n年日記]

[その他] ごく一部身内向け連絡事項

 ってわけで決まりました。場所は愛知県内。

[その他] 今更なニュースばっかですが

  履修不足:「卒業できるの」「受験は?」揺れる生徒たち毎日 )。「 同校3年生の男子生徒(17)は「受験科目の勉強を優先したい。冬休みに追加授業があっても違う勉強をする」と話していた。」。う〜ん、受験生側の気持ちもわかりはするんだけどね。受験に必要のない科目を何故必須にするのか、とは思うだろうし。「学校は本来的には受験に合格させるための機関ではない」という説明が出来るといいんだけど。実情と建前が食い違って、それが顕著化した、って感じか。


  不明女児、小田原で保護…一緒にいた男性に逮捕状読売 )。この行方不明女児、メル友募集サイトで男性と知り合ったことなどが明らかになってネットではちょっとした盛り上がりを見せたが、この無職男性もなぁ……両親が届け出を出したからとばっちり、と言えなくもないが、いろいろ常識外れだろう……なんと言っても一番頭を抱えるのは当の女児だが。まあ、ご家族はこれから大変だろうから敢えてなんも言わんでおこ。


  さくらちゃん心臓移植手術 募金目標額に達する東京新聞 )。助かるに越したことはないし、示された情報を見て募金するかしないかを決めるのは個々の自由。ただ、この記事に募金者への謝意が記載されてないのが気になる。関係ない話だから聞かなかったのか、言ってたけど記事から省いたのか。いずれにしても記事の意図が「ネット上の中傷を非難する」ということなのだろうな。


  自殺した小学教諭の遺族が公務災害申請ニチスポ )。「 教員の超過勤務時間は1カ月100時間を超えており、平均睡眠時間は6時間未満だった」。いや、この点はそこまで過重労働とは思わないけど……まあ、精神的負荷と複合的なものだったのでしょうが。教職はまじめにやっておられる方は本当に大変なので。でも、まじめにやってくれないと困るんだよなぁ。書き残した遺書を見ても生真面目な方だったんでしょう。でも、「 申請は、新任教員に対する学校のサポート体制の欠如も自殺の原因になったとしている」。これってそういうことなのかな? 「タフじゃなかった」と言ってしまうと身も蓋もないけど、自身のサポート体制、友人なり家族なり、ってのは、自分で築いていかないといけない面はあると思う。責任を全部おっかぶせるわけじゃないけど、それは自分の責任でもあるし、濃い関係である家族の責任などという面もある。いじめ自殺についても同様のことは思う。
 逃げることはいけない、みたいになってるけど、人間、やっぱりちょっとした逃げ場は必要だと思う。逃げ場ってのは、気持ちが追い詰められないための逃げ場ね。気持ちが追い詰められると何も出来なくなるから。気持ちが追い詰められなければ、一度自分の身辺を考え直す余裕も出来る。これは自分の経験からなんだけど、いろいろ自分が人に助けられたと思うことが多いから、だから他人の愚痴にも出来るだけ付き合おうと思うし、自分が助けられることは助けようと思ってる。金なし権力なしの身ではそういう助け方しか出来ないけど、それでもそういう助け方は必要だと思う。そしてそういうことは周囲や社会全体で教えて行かなきゃいけないと思うんですけどね。本当は。
 まあ、この女性教師の場合は、生真面目そうだっただけに惜しいとも残念と思う。


  体重4キロ、長さ1m 新種のイセエビ、小笠原に生息朝日 )。新発見、というより、既知ではあったがこの度分類学上の位置づけがはっきりした、ということですね。
 でも刺身で食うって……イセエビって、実はさして美味しいわけじゃないんですよね。形の立派さからエビの代表格として縁起物としての意味合いが強いんですが。昔、実験で使ったイセエビを散々食いましたから……普通のサイズのイセエビでも大味なのに、ヒゲ込みとは言え一メートル級のイセエビ……刺身にして美味いのかしらん?


  ブログが就職の「落とし穴」? ググられる学生たちITmedia )。まあ、そういうものだよね。絶対の評価基準じゃないけど、微妙なライン上だと有効になるかも、って感じか。それもネガティブな方面だけじゃなくポジティブな意味合いも示唆されてるってのが面白い。面接の短い時間で人間性なんて全部はわかるわけではないからなぁ。
 そういや、最新号の「新味いちもんめ」で、ネットで独断で料理の美味い不味いを言っている人物が出てきてたけど、実際にそれと似たようなサイトは見たことがある。自分の好みでない味付けの種類は、好み云々ではなくけちょんけちょんにけなしてる、ってのを。だから、言ってることはわからなくはないのだが、「署名記事になさい」ってのは、ちょっと微妙かと思う。署名記事で書いても大丈夫な人というのは、態度もきちんとしてて物事をわきまえてるのだから、ちょっと迂闊な人というのはやっぱ注意はした方がいいと思う。あ、漏れもか。orz


 で、その「ググる」について、 Google、「ググる」の使い方を注意ITmedia )。「 「Yahoo!でググる」はダメ――「googleする(ググる)」が一般動詞になりつつあることを受け、Googleは同社が認める「google」の使い方を改めて示した」。いや、正論なんですが……なんだか微妙に大人げがなくってかわいい。(笑)

[アニメ] ブラクラ#16

  BLACK LAGOON #16「Greenback Jane」。原作ではドタバタ編に相当するのかな。偽札編の前編。マイアミのマフィアに雇われてロアナプラで偽札作りをしていたジェーン。しかし、納期も予算も大幅にオーバーしてしびれを切らせたクライアントが見せしめのつもりで世界中の仲間とつなぎを取ることのできるメンバーを殺してしまう。このままでは偽札作りもできないと逃げ出したジェーンが頼った先は、暴力教会だった……

 原作通りのジェーンのムカつくマニアっぷりが……仕事の方は出来るんだろうけど、こりゃムカつくわ。w
 ほいでもってロアナプラの流儀を知らない余所者が教会めがけてドンパチかますから……で、賞金稼ぎを集めてジェーン狩り。こいつらがホントにトンチキ揃い。以前ロックたちと仕事をしたシェンホァの姿も……ま、今回初登場ではのどが切り裂かれてて機械音声の美少女・掃除屋ソーヤーと、作品を勘違いしてるかのようなロットン・ザ・ウィザードが……ロットンはホントにステキなボンクラなんですわ。
 コメディ色が強いエピソードなので演出もそんな感じ。エダにロックと寝たのかと訊かれて調子を崩すレヴィとか、やっぱりおかしい暴力教会の面々とかも笑える。それでも締めるところは締めるエピソードなので、この分だと今回も期待できそうかな。

[特撮] ライオン丸G#3,4

  ライオン丸G #3-4。タイガー・ジョーのライオン丸に対する対抗心と、ネオ歌舞伎町の黒幕・豪山に敵対する連中が登場って感じか。全体的に悪のりだし、舞台はネオ歌舞伎町から一歩も出てなくって視覚的にスケールは小さいけど、でも面白く見られるのは主演の波岡一喜氏のキャラクターが大きいだろうな。憎めないけど好人物というわけではなく、小物で小心で自己中心的だけどどこかお人好し、ってのが。ライオン丸の力を利用して豪山とジュニアに復讐しようとする悪者に「必要だ!」と言われて、「今まで誰にも必要とされたことなんかない」と泣き出してしまう辺りが……
 でも楽しんでるのは楽しんでるとしても、一向に「本物のヒーロー」になりそうにないんですが……


2005年10月26日(水) 旧暦 [n年日記]

[その他] 参拝とか

  靖国問題で政府答弁書決定 「戦犯」は存在せず 公式参拝であっても合憲Y!hl )。う〜ん、これ自体は正しいし、中国韓国の「A級戦犯吊るし」は明らかに異常なんだけど、ここまで強気に出るのも心配ではあるなぁ。変な神格化が起こらなきゃいいけど。
 サンフランシスコ講和条約の第11条はアムネスティ条項を適用外としてる、かなり異常な条項なのだけど、極東裁判の判決による刑の執行を確実ならしめるためのもので、それも既に条項に従い各国の了承を得て赦免等が行われた今となっては役割を終えている。今になって戦犯云々と言うのは政治的意図があると見るべきなのだけど、同時にその反動も気になりはする。

  民主党の野田国対委員長「『A級戦犯』と呼ばれた人たちは戦争犯罪人ではない」産経 )。咎なし、責任なし、ということではないけど、法的な云々でというのは色々破綻しているので、民主党側からもこういう意見が出るだろうなぁ。倫理的に云々というのも、言ってる人が主張しているような論旨はおかしいのだけど。少なくともそういうこと言ってる人は現在が見えてない、自分が見えてないのだろうな。

  「日本のたばこ税は欧米より安すぎてみっともない」東京新聞 )。そういう問題か??? なんだろう。この昨今のタバコの吊るし上げは。

  客とトランプは「接待」 松山のメードカフェを指導朝日 )。いや、どーでもいーけど、なんで「メード」って表記するんだ?

[アニメ] セカイ系≒ジュヴナイル?

  ノエイン を見ていてふと思ったのだけど、いわゆる「セカイ系」ってのは、ジュヴナイルの奇形進化なんじゃないだろうか? ジュヴナイルだと子供の頃は遠景にあこがれつつも中景を把握できるだけの知識も経験もないので遠景と近景のみになりがちなのはある面必然なのだけど、それがオトナになってもそういうのを求める需要がセカイ系を支えてるのだという気もする。
 #3「オワレテ…」。「アトリ」に襲われるハルカとユウだが、カラスのおかげで九死に一生を得る。しかしそのことを話しても両親はおろか友人も信じてくれない。おまけにユウは家出がばれて、母親から本格的に監禁状態を強いられる。そんな中、ハルカは不思議な感覚に導かれ、倉庫に隠れていたカラスと再会する……
 先週がらりと変わった絵柄は一話のものに戻る。でもやっぱり入浴シーンはアリ。風呂アニメ。ミホの突然の告白とその後の立ち直りの早さが笑える。OPまでのアバンタイトルの映像は前回の使い回しではなく、毎回作り直している。第一話はTVシリーズとしては破格の1万3千枚の動画で、冒頭の戦闘シーンだけで3千枚なのだそうな。呆気に取られますわ。そのおかげで戦闘シーンは異形の戦いという感じが出てるものの、情報量が多すぎて追いきれないという部分も……でも、ひたすら密度が濃くって、前半が終わった時「まだ半分だったんだ!」とはっと気付くほど。今期の新作No.1だなぁ。
  バンダイチャンネルでの配信 で、まだ第一話、第二話を見ることが出来るので、未見の方は是非。


2004年10月26日(火) 旧暦 [n年日記]

[必殺] あんたこの役者をどう思う

 必殺仕業人第十二話。 DVD上巻
 捨三の元に女がやってきて、人を殺して欲しいと頼んでくる。なぜか女は捨三が仕業人と知っているようなのだが、捨三は白を切って追い返す。しかし、女は捨三だけではなく剣之介夫婦、やいとや又右衛門、中村主水の前にも現れて同じく殺しを頼んでいた。
 一体どこから正体が漏れたのか、突き止めようとその女・お染から話を聞き出そうとする。聞けば女は地方の庄屋の娘で、旅芸人とねんごろになったはいいが、それが原因で実は盗賊だった一座により一家は惨殺。敵を取ろうとするが返り討ちに会い、九死に一生のところを助けられ、その助けた相手に仕業人のことを聞いたのだという。
 正体を言いふらされてはたまらないが、その肝心の相手のことは頑として口を開かない。しかし十二両という普段の倍以上の依頼料に、仕業人たちはその依頼を受けることにする。

 仕業人同士のギスギスもなく、ドラマ的にも特にゲストや悪人との絡みもなく、その悪人自体さほど魅力がなく、今回ははずれかも。仕業人の正体を知ったお染を口封じするでもなく、結果的にそのまま解放しちゃってるし。ただ、仕業人の正体を知る誰かがいて、そこから足がつくかも、との怯えを覗かせるラストはちょっといい。
 見所は珍しい捨三のロマンスと(でも悲劇性が足りない)、木枯らし紋次郎を意識したと思われる主水、剣之介、やいとやの股旅姿(剣之介以外は特に必要とは思えないが……)、黙って仕置に出た剣之介が消えたことで「いつかこんな日が来るんじゃないかと……」と諦観を見せるお歌、最後に舞台の中に紛れ込んで役者五人を一気に仕留める殺陣か。
 千勢先生の隠れた趣味が発覚。好色本(エロ本)の収集という……まあ、本当はこの時代本は高価なもので貸本が中心であり、本の収集が趣味なんてのはかなり贅沢な部類だったのだけど、とりあえずそれは置いとこう。
 ううむ、今回は低調なので、あまり語ることがないな。

[その他] 風邪引いた

 らしい。昨日もそうだったが今日も指がむくんで熱が出てるっぽいが、熱計ったってどうせ今日は休めないから頭痛薬だけ飲んで家を出る。今日は蒸し暑いのもあるが、汗がダラダラ出るし、のどは痛いし、食欲のなさよりものどが腫れてる感じがするのであまり固形物が食えん。昼は茶漬けでさらっと流す。でも、茶漬けなんてのは元々ご飯の保温が出来ない時代に冷めしを食う手段として主に取られたものなんだがなぁ。まあ、料理のバリエーションの増え方なんてそんなものか。
 のどはのど飴なめてたらわりと良くなった。
  軍曹様35歳 経由で インタビュー・ウィズ・ソルジャーズ へ。沖縄在住のかたが運営するブログらしいのだけど( メインページ )、普通に友達とのトーク感覚でつづられていくインタビューってのは珍しい。新聞で在日米軍の不祥事が語られることが多いけど、そんな(場合によっては恣意的に取り上げられた)特殊な事例で米軍兵士全体に偏見を持つのではなく、一人一人個性的な顔を持った彼らを見せることが狙いの一つなのだと思う。それをさておいても、興味深いし面白い。
 昨日AYU AYU modeなるものがあるのを知り、友人連にチャットで教えたら、なんか妙に受けてるんですけど……かなりの有名サイトで紹介されていたので今更リンクを貼らないことに意味はないかもしれないけど、まあ、一応著作権的にアレなところがあるものなので、興味のある方は検索して調べてみてください。
  韓国で非武装地帯の鉄さく切断朝日 )。韓国への工作員侵入なんていまさらですが、もし工作員の仕業だとすると、なんでわざわざこんなルートを取るのかな? 可能性だけだといろいろ考えられはするけどなぁ……
 新潟の被災地はまだまだ状況は落ち着いていない模様。被災の片付けによる疲労で亡くなるかたが出たり、道路などの復旧もまだの地域もあり、また高齢化が進んでいるところもあって予想以上に大変だそうです。もっと大変なのはこれからで、家を失った人たちのための仮設住宅を施設しないといけないわけだけども、豪雪地帯なだけに神戸のときのようなプレハブだとダメだそうで。冬季の燃料のこともあるし、当然余震の恐怖もまだあるし、「震災はいまだ進行中」ってことは最低限忘れないでいたいものです。
  自衛隊が炊き出し作戦−大量動員、1日数万食サンスポ )。「 駐車場には野外で炊事できる設備を備えた車約150両や、」って、やはり 野外炊具1号 だろうか? なんせ走行中でも炊飯可能で200人分の食事を45分で炊事できるという、一部では「自衛隊最強装備」の呼び声も高い代物ですから(本気にしないように)。でも、食うことは大事ですからね。こういうときだからこそなおさら。自衛隊の糧食は缶詰やレトルトも結構美味いです。
 ちなみに自衛隊の災害救助関連では このスレ の281などは有名。


2003年10月26日() 旧暦 [n年日記]

DAINA☆CON行ってきますた

 いろいろ怪しい話やらなんやらも聞いてきたけど、疲れたので後日。みんないい具合に壊れてたなぁ……
  巷説百物語 #4。「舞首」なんだけど、原作と全然ちげー! いや、つまらないってわけではなくって、むしろ面白いんですが。しかし、ここまで全然違うと、これから原作読もうという人も、安心して読めマスネ? おまけに、何気にゲスト声優が豪華なんだよなぁ。#1は 森功至 、#2は古谷徹(&京極夏彦)、#3安原義人&大竹宏&野沢雅子、#4飯塚昭三&島本須美。なんと言っても島本須美のエロ声が聞けるのはこの番組だけ!(多分) ええ、見れない地方の人に臍かませたいだけなんですが。しかし、この和洋折衷、時代不明の美術考証は、(京極世界と結びつけようと)よく考えついたなぁ。あと、 TMS って「東京ムービー新社」だったんか。 ルパンVS複製人間 のDVDの映像特典に収録されてた、海外上映版予告編では、当時から「TMS」表記だった。やっぱ、海外戦略もにらんでの社名変更だったんだろうか?
   仮面ライダー555 。ドラゴンオルフェノクを見た真理は、それが流星塾同窓会に現われ塾生を惨殺したことを思い出す。それを聞いた草加は澤田と接触し、同窓会の真実を聞き出す。同窓会自体が実は罠で、集まった塾生の中にすでにオルフェノク化したものがいた。それを止めたのはたまたまその場を通りかかった巧だったが、巧に襲い掛かり、助かった真理と草加を殺したのはドラゴンオルフェノクだったのだ。事実を知った真理は巧に会い、またファイズとして戦うよう説得するが、ことの真偽を知っても自分がいつ澤田のように人間性を失うかと自信のない巧は、なにも答えようとしない。一方、デルタとして戦ってきた三原も、戦いに自信が持てず、おびえ、これ以上デルタとして戦うことを拒否する。そんな中、自分達を殺された敵を取ろうと、草加がドラゴンオルフェノクのところへ行ったことを知り、真理と阿部はベルトを持って加勢しようとするが……~   巧ファイズの復活と、パワーアップフォームのブラスターフォーム登場。今回の話はパワーアップとシリーズ構成上の「巧の復活」が重なってて、けっこう良かった。生きていた澤田の行動も来週、大きくかかわるらしく、ほんとにこの時期のライダーは面白いなぁ。あとは、終盤で失速しなければ文句なしなんだけど……
 NHK-BS1で世界における日本アニメの流れを紹介する番組が放映。ううん、微妙に、オタクの捉えてる感覚と、解説や番組構成がずれてる気はするのだよなぁ。とくに、フランスでは「千と千尋」にからんで宮崎駿をかなり持ち上げてるのだけど、その他の番組にはほとんど触れず終い。千と千尋が評価のターニングポイントになったのは確かだけど、「グレンダイザー」の大ヒットなど、もっと「卑近なアニメ」についても触れて欲しいのだけど。ただ、アメリカにおいて子供向けビジネスとして、放送枠の奪い合いなどを中心とした構成は、話は聞いててもそれほど出てこない話なので、結構面白いと思った。アメリカのテレビ事業の大系って日本とは違うから、こういうところがわかりにくいんだよなぁ。


2002年10月26日() 旧暦 [n年日記]

しまった! サイレントランナー見逃した!

 思わずしょぼーん。
 しかし、「プライベート・ライアン」は見忘れない。裏で「ラスト・アクション・ヒーロー」なんてやってたらしいが無視。
 久々に見ると、やはりデジタルがちょっときつい。わざとやってる部分はもちろんあるのだけど、わずか数年前の作品だというのに今は大分見やすくなっている。こういうところでも技術の進歩を感じるなぁ。
 この映画はストーリーよりも描写に尽きる。冒頭の、上陸のシーンの後自分の腕を探してうろつく兵士とか、祈りを唱えながら鐘楼から狙撃をするシーンとか、敵と鉢合わせて突撃銃を構えて撃とうと思ったらお互い弾切れでヘルメットを投げ合うシーンとか。多少は一般向けに奇麗事っぽいテーマも入ってはいるけど、どことなくブラックユーモア的なこれらのシーンに「戦争は奇麗事じゃない」というメッセージが感じられる。この映画に出てくるティーガーI(と言うより、ほとんどの映画に出てくるティーガーI)は T-34/85の改造(ってよりハリボテ)らしい のだけど、やはりそのせいか、どこか不自然ではある。と言っても、最善を尽くされているとは思うのだけど。(現物のティーガー戦車なんて、流石に撮影に使えまい……)
 本日26日はマニア向け(オタク向け)コミック誌の小ラッシュ。とは言え、以前ほどのイキオイもさすがにない。アフタヌーンも路線転向に失敗してからは縮小傾向の感は否めないし、角川系の雑誌もメディアミックスに頼った弊害で、その後の伸びはイマイチであるように思える。このところ、この分野のコミック誌が停滞気味の気がするのだよなぁ。どうも。原因は幾つか思い当たりはするけど、決定的要因と言うのはよくわからない。
  ガンダムSEED はようやく3話目から話が転がりだした。これまで従来とは違う独自の設定を幾つか出していたけど、それがイマイチどう、という話ではなかった。とは言え、演出自体は工夫がないのは確かだし、まだまだ様子見。
  東京ミュウミュウ は、作画はともかく、話は無難にまとまっている。けど、いつのまにこいつらは空を飛べるようになりましたか?
 先日、たまたま検索で T−CONにおけるゲストの招待状発送状況 を見つけてしまったのだけど……伊藤明弘氏が含まれている……え〜。くれぐれも言っておきますが、ヲイラが企画してるわけではありません(企画をやってみたくないわけではないのだけども、個人的事情で、来年以降の身分が不安定なので企画を遂行できるか未定なため、ちょいと躊躇が大きい状況)。また、「あまりにもゲスト(招待)の数が多すぎる、というのも気になる。ひょっとして全部ちゃんと企画があって招待しているのかもしれないが、そうでないとすれば、今年のSF大会で「一体何のために呼ばれたのかわからない」と言わしめた状況を再現することになりかねない危険があるのだけども……ちょいと不安。
 しまった。今日、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル」をやっていたのか。見忘れた。


2001年10月26日(金) 旧暦 [n年日記]

泣きたがり

 ま、ダメージが消え去ったわけじゃないんですが、イタイイタイとわめくくらいの元気は出てるので。いや、昨日は時間がなくて更新しなかっただけなのだけど。
 なんか、フルーツバスケットって見てるとビミョーにむかつきますワナ。いや、わざとらしい善意とかそういうところではなくって、むしろ妙に主要人物以外の人間の悪意がわざとらしくって。なんつーか、登場人物の意図はさておいといて、作品世界として作り上げられてるのは主人公コミュニティーの閉じられたパラダイスなのだよなぁ。そりゃまあ人間の行動範囲ってのは物理的行動範囲はさておき、実際に付き合える人間の範囲なんてのは多くてもたかが知れてる。それ以外のことはどうでもいいと云えば云い過ぎかもしれないが、当たらずとも遠からずだと思う。その際に、その他をどう受け取るか。大体は無関心に過ぎない。それを愚昧と受け取るか(実際そうかもしれないが)、悪意と受け取るか、それは自由なのだが、結局それは自分も誰かにとって悪意、愚昧と受け取られていると云う事の裏返しでもある。そういうものだ、と割り切るのならそれも構わないが、そうと気付かず周囲を悪意と受け取るのはそれこそ愚昧だと思う。コメディ部分は笑えるのだけどねえ。
 つか、そんなことはどうでもいいんですが(ぉぃぉぃ)、人間てのは多くが泣きたがりなんではないかと思う時がある。嬉し泣きとか感涙とかもあるけど、本来は泣くのは多くの場合、悲しい時とか辛い時とか、主にネガティブな感情が極まった時だ。なのに、上のフルーツバスケットとかもそういう作品だけど、わざわざ悲しいもの、嫌なもの、辛いものを、少なからぬ場合は泣く為に見る。他人の不幸を見て自分の立場を安心する、と云う意味もそりゃあるのだろうけど、それだけなら蔑むだけで、泣くと云う行為に出る、怒る、悲しむという感情の同調を(理解ではない)示すのは変だ。よくよく考えてみると、感極まった時、悲しい時、嬉しい時、辛い時、泣くだけのエネルギーが溜まっていれば発散が出来るのだが、それだけのエネルギーが溜まっていない時、一体どういう状態なのか自分でもわからない時、そう云う感情は未解決のまま意識の奥で鬱積してしまうのではないだろうか。それは致命的な問題は起きないが細かい不具合を抱えたままMS-Winを使うようなもので、抜本的な解決をする労働力を払うほどではない、しかしストレスは溜まる、そんな状態なのではないだろうか。溜まったストレスをどこかで発散しなければならない。だから閾値以下のストレスに上げ底をかけて外に発散してやる。そんな行為として作り事の「泣き」が求められてるのかもしれない。癒しだのなんだのと云うのも結局そう云うことかもしれない。まあ、一種の代償行為、と云えなくもないのか?
 あ、なんか巷でなんか云われてる「天使のしっぽ」見ました。多分もう二度と見ません。(^^;
 何時の間にか2chに大空のサムライ、坂井三郎氏(故人)の こんなスレッドが。
 坂井氏の言動を全肯定するわけではありませんし、ましてや戦争行為を決して肯定するわけでもありませんが、自分に欠けているもの、今の多くの日本人に欠けていものがそこに見出されるのは事実。それは決して時代錯誤なものではない。と、思う。